JP2002354368A - テレビジョン受信装置 - Google Patents

テレビジョン受信装置

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JP2002354368A JP2001159296A JP2001159296A JP2002354368A JP 2002354368 A JP2002354368 A JP 2002354368A JP 2001159296 A JP2001159296 A JP 2001159296A JP 2001159296 A JP2001159296 A JP 2001159296A JP 2002354368 A JP2002354368 A JP 2002354368A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】放送言語と音声出力形式との切り換えが単一の
操作で行えるようにすることで操作性を向上させたテレ
ビジョン受信装置を提供する。 【解決手段】受信装置1は、制御部2に言語と音声出力
形式とを対応付けた音声設定レコード21を登録した音
声出力切換テーブル20を記憶している。音声出力の切
換操作が行われる毎に、音声設定レコード21を登録さ
れている順番に選択する。また、受信装置1は、選択さ
れている音声設定レコード21に基づく言語、音声出力
形式の音声信号を出力部6から出力する。したがって、
受信しているディジタル放送の放送言語および音声出力
形式を単一の操作で切り換えることができるので、操作
性を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタル放送
を受信するテレビジョン受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル方式のテレビジョン放送(以
下、単にディジタル放送と言う。)では、映像信号とと
もに、日本語や英語等、複数の放送言語(以下、単に言
語と言う。)の音声信号を放送することができる。
【0003】従来のディジタル放送のテレビジョン受信
装置(以下、単に受信装置と言う。)は、受信している
番組(選局されたチャンネルで放送されているディジタ
ル放送)で放送されている複数の言語の中で、選択され
ている言語の音声信号を出力する構成であった。例え
ば、受信している番組が日本語、英語、スペイン語で放
送されている場合、日本語が選択されていれば、日本語
の音声信号を出力し、英語およびスペイン語の音声信号
については出力しない構成であった。また、出力させる
音声信号(言語)は、ユーザが自由に選択できる構成で
もあった。
【0004】また、ディジタル放送では、音声信号の音
声チャンネル数については特に決められていない。例え
ば、ATSC(Advanced Televisio
nStandards Commitee)方式のディ
ジタル放送では、ドルビーディジタル方式により5.1
チャンネルで放送している番組がある。また、4チャン
ネルや2チャンネルで放送している番組や、1チャンネ
ル(モノラル)で放送している番組等もある。
【0005】従来の一般的な受信装置は、ダウンミック
スまたは擬似ステレオ化により、受信しているディジタ
ル放送の音声信号を2チャンネルのステレオ音声または
1チャンネルのモノラル音声に変換する構成を備えてい
た。また、2チャンネルのステレオ音声、または1チャ
ンネルのモノラル音声のどちらかを音声出力形式として
選択する構成であった。ここで選択された音声出力形式
で音声信号を出力する。
【0006】このように、従来の受信装置は、ディジタ
ル放送を視聴する際の言語、および音声出力形式をユー
ザが選択できる構成であった。
【0007】なお、ダウンミックスにより、2チャンネ
ルを超えるステレオ信号を2チャンネルのステレオ信号
に変換する装置や、2チャンネル以上のステレオ信号を
1チャンネルのモノラル信号に変換する装置について
は、すでに提案されている(特開平5−244698
号、実公昭62−2852号)。また、擬似ステレオ化
により、モノラル信号を2チャンネルのステレオ信号に
変換する装置もすでに提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ディジタル放送の受信装置は、言語の切り替えと、ステ
レオ/モノラルの切り換え(音声出力形式の切り換え)
と、を別々の操作で行う構成であった。このため、ユー
ザは言語(または音声出力形式)を切り換える操作を行
ってから、音声出力形式(または言語)を切り換える操
作を行わなければならず、言語と音声出力形式との切り
換え操作が煩雑であり、操作性が良くないという問題が
あった。
【0009】この発明の目的は、放送言語と音声出力形
式との切り換えが単一の操作で行えるようにすることで
操作性を向上させたテレビジョン受信装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明のテレビジョン
受信装置は、上記課題を解決するために以下の構成を備
えている。
【0011】(1)選局されたチャンネルで放送されて
いるディジタル放送を受信するテレビジョン受信装置に
おいて、受信しているディジタル放送の放送言語に音声
出力形式を対応づけた音声設定レコードを登録した音声
出力切換テーブルを記憶する記憶手段と、上記音声出力
切換テーブルに登録されている上記音声設定レコードの
選択を切り換える音声設定レコード選択切換手段と、上
記音声設定レコード選択手段により選択された音声設定
レコードに基づいて音声信号を出力する音声信号出力手
段と、を備えている。
【0012】この構成では、受信しているディジタル放
送の放送言語に、音声出力形式(音声チャンネル数)を
対応付けた音声設定レコードを、登録した音声出力切換
テーブルが記憶手段に記憶されている。音声信号出力手
段は、選択されている音声設定レコードに基づいて、放
送言語、および音声出力形式(音声チャンネル数)の音
声信号を出力する。音声設定レコード選択切換手段で音
声出力切換テーブルに登録されている音声設定レコード
の選択が切り換えられる。
【0013】したがって、音声出力切換テーブルに登録
されている音声設定レコードの選択を切り換えるという
単一の操作で、放送言語、および音声出力形式の両方を
切り換えることができるので、操作性が向上できる。
【0014】(2)受信しているディジタル放送で使用
されている放送言語を抽出し、上記音声出力切換テーブ
ルを更新するテーブル更新手段を備えている。
【0015】この構成では、テーブル更新手段により、
音声出力切換テーブルが更新されるので、受信している
ディジタル放送に応じた音声出力切換テーブルを記憶手
段に記憶させることができる。したがって、受信してい
るディジタル放送で使用されていない放送言語が選択さ
れるのを防止できる。
【0016】音声出力切換テーブルを更新するタイミン
グ、すなわちテーブル更新手段を実行するタイミング、
としては、 装置本体のメイン電源がオンされたタイミング、 ディジタル放送の受信チャンネルが切り換えられたタ
イミング、 一定時間ごと、 等が考えられる。
【0017】(3)上記音声設定レコード選択切換手段
は、上記音声出力切換テーブルに登録されている順番に
選択する音声設定レコードを切り換える。
【0018】(4)上記音声設定レコード選択切換手段
により選択された音声設定レコードの内容を表示させる
ための映像信号を一定時間だけ出力する映像出力手段を
備えている。
【0019】この構成では、映像出力手段に接続されて
いる表示装置において切り換えた放送言語、および音声
出力形式を一定時間だけ表示する。したがって、切り換
わった放送言語、および音声出力形式をユーザに確認さ
せることができるので、放送言語、および音声出力形式
の選択ミスが防止できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態である
受信装置について詳細に説明する。この実施形態の受信
装置は、ディジタル方式のテレビジョン放送(以下、単
にディジタル放送と言う。)を受信する受信装置であ
る。
【0021】図1は、この発明の実施形態である受信装
置の構成を示すブロック図である。この実施形態の受信
装置1は、ATSC(Advanced Televi
sion Standards Commitee)方
式によるディジタル放送の受信装置である。制御部2
は、受信装置1本体の動作を制御する。受信部3は、ア
ンテナ10で受信したディジタル放送の中から、選局さ
れているチャンネルで放送されている番組の放送信号
(ディジタル放送信号)を取り出す。なお、受信部3に
は、多重化されているディジタル放送信号を分離するデ
・マルチプレクサや、圧縮されている映像信号や音声信
号をデコードするデコーダが設けられている。リモコン
受信部4は、図示していないリモコン装置から赤外線や
電波で送信されてきた制御信号、例えばチャンネル切換
信号や、後述する音声出力切換信号、を受信する。出力
部5は、受信部3で受信され、デコードされた映像信号
および音声信号を出力する。表示装置11は、出力部5
から出力された映像信号に基づく画面(映像)を表示す
るとともに、音声信号に基づく音声を出力する。操作部
6は、チャンネルの切換操作や、後述する音声出力切換
操作等を行う際に操作するキーを備えている。
【0022】公知のように、ディジタル放送では、映像
信号とともに、日本語や英語等、複数の放送言語(以
下、単に言語と言う。)の音声信号を放送することがで
きる。また、音声信号の音声チャンネル数については特
に決められておらず、5.1チャンネル、4チャンネ
ル、2チャンネル等のステレオ信号や、1チャンネルの
モノラル信号による放送が行われている。
【0023】この実施形態の受信装置1は、受信部3で
受信した2チャンネル以上の音声信号をダウンミックス
により2チャンネルのステレオ信号、および1チャンネ
ルのモノラル信号に変換するための回路を、出力部5に
備えている。また、受信部3で、受信した1チャンネル
の音声信号を擬似ステレオ化により2チャンネルのステ
レオ信号に変換するための回路を、出力部5に備えてい
る。この実施形態の受信装置1は、受信部3で受信した
ディジタル放送の音声信号を、出力部5から2チャンネ
ルのステレオ信号、または1チャンネルのモノラル信号
のいずれかの音声出力形式で出力する。
【0024】また、この実施形態の受信装置1は、制御
部2に図2に示す音声出力切換テーブル20を記憶して
いる。音声出力切換テーブル20は、受信している番組
(選局されているチャンネルで放送されている番組)で
放送されている音声信号の言語毎に音声出力形式を設定
した音声設定レコード21を、登録したテーブルであ
る。具体的には、言語毎に音声出力形式がステレオ(2
チャンネル)である音声設定レコード21と、音声出力
形式がモノラルである音声設定レコード21と、が登録
されたテーブルである。図2(A)は、日本語、英語、
スペイン語の3ヶ国語で放送されている番組を受信して
いるときの音声出力切換テーブル20の例であり、図2
(B)は日本語、英語、中国語、フランス語の4ヶ国語
で放送されている番組を受信しているときの音声出力切
換テーブル20の例である。
【0025】この実施形態の受信装置1は、図示するよ
うに、言語が同じ音声設定レコード21を音声出力切換
テーブル20に上下に並べて登録している。また、操作
部6に設けられている特定のキー(音声出力切換を指示
するキー)が操作されたとき、または、リモコン受信部
4において図示していないリモコン装置から送信されて
きた特定の制御信号(音声出力切換を指示する制御信
号)を受信したとき、現在選択している音声設定レコー
ド21の1つ下に登録されている音声設定レコード21
を選択する。例えば、図2(A)に示す言語がJAPA
NESE、音声出力形式がSTEREO(2チャンネ
ル)である音声設定レコード21が選択されているとき
に、音声出力の切換が指示されると、言語がJAPAN
ESE、音声出力形式がMONO(モノラル)である音
声設定レコード21を選択する。但し、現在選択してい
る音声設定レコード21の下に別の音声設定レコード2
1が登録されていなければ(現在選択している音声設定
レコード21が最下位に登録されている場合)、最上位
に登録されている音声設定レコード21を選択する。例
えば、図2(A)に示す言語がSPANISH、音声出
力形式がMONOである音声設定レコード21が選択さ
れているとき、音声出力の切換が指示されると、言語が
JAPANESE、音声出力形式がSTEREOである
音声設定レコード21を選択する。
【0026】この実施形態の受信装置1は、選択してい
る音声設定レコード21に基づいて出力部5から音声信
号を出力する。したがって、音声設定レコード21の選
択を切り換えることで、出力部5から出力する音声信号
(言語および音声出力形式)を切り換えることができ
る。
【0027】さらに、この音声出力切換テーブル20
は、 装置本体のメイン電源がオンされたタイミング、 ディジタル放送の受信チャンネルが切り換えられたタ
イミング、 一定時間ごと、 等で更新される。音声出力切換テーブル20の更新処理
については後述する。
【0028】以下、この実施形態の受信装置1の動作を
説明する。まず最初に、この実施形態の受信装置1にお
けるディジタル放送の受信処理について簡単に説明す
る。
【0029】この実施形態の受信装置1は、受信部3で
選局されているチャンネルで放送されている番組(ディ
ジタル放送信号)を受信する。受信部3は、多重化され
ている映像信号や音声信号を分離するとともに、圧縮さ
れている映像信号や音声信号をデコードする。
【0030】受信装置1は選択されている音声設定レコ
ード21に基づく言語、音声出力形式(2チャンネルの
ステレオ、1チャンネルのモノラル)の音声信号を出力
部5から出力する。なお、受信部3で受信している番組
の音声信号の音声チャンネル数と、選択されている音声
設定レコード21の音声出力形式とが異なっている場
合、出力部5でダウンミックスまたは擬似ステレオ化を
行い、選択されている音声設定レコード21に基づく音
声出力形式の音声信号に変換して出力する。また、出力
部5は映像信号も出力する。
【0031】表示装置11では、出力部5から出力され
た音声信号に基づく音声が出力されるとともに、映像信
号に基づく画面(映像)が表示される。したがって、ユ
ーザは選局されているチャンネルで放送されている番組
を、選択している音声設定レコード21に基づく言語、
音声出力形式の音声で視聴できる。
【0032】受信装置1は、上記ディジタル放送の受信
処理を行いながら、操作部6においてチャンネルの切換
操作や、音声出力の切換操作等の入力操作が行われる
と、操作部6において行われた入力操作に応じた処理を
実行する。また、図示していないリモコン装置から送信
されてきた、チャンネル切換信号や音声出力切換信号等
の制御信号をリモコン受信部4で受信したときも、受信
した制御信号に応じた処理を実行する。
【0033】まず、チャンネル切換処理について説明す
る。受信装置1は、操作部6においてチャンネルの切換
操作が行われた場合、またはリモコン受信部4でチャン
ネル切換信号を受信した場合、このチャンネル切換処理
を実行する。
【0034】図3(A)は、この実施形態の受信装置に
おけるチャンネル切換処理を示すフローチャートであ
る。受信装置1は、受信部3で受信するディジタル放送
のチャンネルを指示されたチャンネルに切り換える選局
処理を行う(s1)。指示されたチャンネルの選局が完
了すると、図3(B)に示す音声出力切換テーブル更新
処理を実行する(s2)。
【0035】図3(B)を参照しながら音声出力切換テ
ーブル更新処理を説明する。s1で選局したチャンネル
で放送されている番組の言語を全て抽出する(s5)。
s5で抽出した各言語について、音声出力形式をステレ
オ、モノラルとした2つの音声設定レコード21を生成
する(s6)。音声出力切換テーブル20をクリアし
(s7)、音声出力切換テーブル20にs6で生成した
音声設定レコード21を全て登録する(s8)。s8で
は、言語が同じ音声設定レコード21が上下に並ぶよう
に(ステレオ、モノラルの順)、音声出力切換テーブル
20に登録する。
【0036】上記図3(B)に示した音声出力切換テー
ブル更新処理により、s1で選局したチャンネルに応じ
た音声出力切換テーブル20が生成できる。受信装置1
は、この音声出力切換テーブル20を制御部2に記憶す
る。
【0037】受信装置1は、上記音声出力切換テーブル
更新処理で生成された音声出力切換テーブル20におい
て最上位に登録した音声設定レコード21を選択し(s
3)、本処理を終了する。あるいは、前回ユーザが選択
したものと同じ音声設定レコード21が音声出力切換テ
ーブル20に含まれている場合はそれを選択してもよ
い。この後、受信装置1は、s3で選択した音声設定レ
コード21に基づく言語、音声出力形式の音声信号を出
力部5から出力するとともに、映像信号を出力する上述
の受信処理を開始する。
【0038】これにより、ユーザはs1で切り換えたチ
ャンネルで放送されている番組を視聴できる。
【0039】次に、音声出力切換処理について説明す
る。受信装置1は、操作部6において音声出力の切換操
作が行われた場合、またはリモコン受信部4で音声出力
切換信号を受信した場合(音声出力切換指示がある
と)、この音声出力切換処理を実行する。
【0040】図4は音声出力切換処理を示すフローチャ
ートである。受信装置1は、音声出力切換テーブル20
において、現在選択されている音声設定レコード21の
1つ下に登録されている音声設定レコード21を選択す
る(s11)。ただし、現在選択されている音声設定レ
コード21が最下位に登録されているレコードであれ
ば、最上位に登録されている音声設定レコード21を選
択する。
【0041】受信装置1は、出力部5からs11で選択
した音声設定レコード21に基づく言語、音声出力形式
の音声信号の出力を開始する(s12)。また、s12
で出力を開始した言語、音声出力形式を示す映像信号を
出力部5から出力する(s13)。
【0042】s13では、受信部3で受信している番組
の映像の右上に言語、および音声出力形式(ステレオ、
またはモノラル)を表示させる映像信号を出力する。具
体的には、表示装置11において図5に示す画面を表示
させる映像信号を出力する。図5(A)は、言語がEN
GLISH、音声出力形式がSTEREOである音声設
定レコード21が選択されたときの例であり、図5
(B)は、言語がJAPANESE、、音声出力形式が
MONOである音声設定レコード21が選択されたとき
の例である。なお、表示装置11では受信している番組
の映像も表示される。
【0043】受信装置1はs13の処理完了後、一定時
間経過するか、再度音声出力切換指示があるのを待つ
(s14、s15)。
【0044】受信装置1は、s14で一定時間経過した
ことを検出すると、s13で開始した言語、音声出力形
式を示す映像信号の出力を停止し(s16)、本処理を
終了する。この後、受信装置1は、上記受信処理を行
う。このとき、受信装置1は、上記音声出力切換処理で
選択された音声設定レコード21に基づく、言語、音声
出力形式の音声信号を出力する。
【0045】一方、一定時間経過する前に、操作部6ま
たはリモコン装置において音声出力の切換操作が行わ
れ、再度音声出力切換指示があると、s17でs13で
開始した言語、音声出力形式を示す映像信号の出力を停
止し、上記s11に戻る。s17の処理とs16の処理
とは同じ処理である。
【0046】このように、この実施形態の受信装置1で
は、操作部6またはリモコン装置において音声出力の切
換操作を繰り返し行うことで、音声出力切換テーブル2
0に登録されている音声設定レコード21を登録されて
いる順番に選択できる。したがって、ユーザは自分の好
みにあった言語、音声出力形式の音声設定レコード21
を選択することができる。よって、好みにあった言語、
音声出力形式で番組を視聴することができる。
【0047】また、言語と音声出力形式とを切り換える
操作が上記のように単一の操作で行えるので、言語およ
び音声出力形式の切換が簡単に行え、操作性を向上でき
る。
【0048】また、チャンネルの切換時に、音声出力切
換テーブル20を更新するようにしたので、受信部3で
受信している番組に応じた音声出力切換テーブル20を
本体に記憶させることができる。したがって、受信して
いる番組で使用されていない放送言語が選択されるのを
防止できる。
【0049】なお、図3(B)に示した音声出力切換テ
ーブルの更新処理は、チャンネルの切換時だけでなく、
本体の動作電源のオン時や、一定時間毎に実行させても
よい。これにより、受信部3で受信している番組に応じ
た音声出力切換テーブル20を一層確実に記憶させるこ
とができる。
【0050】また、音声設定レコード21の選択が切り
換えられる毎に、表示装置11の画面上に選択された言
語、および出力形式を表示するので、言語、および音声
出力形式の選択操作が、現在選択されている言語、およ
び音声出力形式を確認しながら行える。したがって、音
声設定レコード21の選択ミスが防止でき、操作性を一
層向上できる。
【0051】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、受信
しているディジタル放送の放送言語および音声出力形式
を単一の操作で切り換えることができるので、操作性を
向上できる。
【0052】また、音声出力切換テーブルを更新するよ
うにしたので、受信しているディジタル放送で使用され
ていない放送言語が選択されるのを防止できる。
【0053】さらに、放送言語、および音声出力形式の
選択操作が、現在選択されている放送言語、および音声
出力形式を確認しながら行えるので、音声設定レコード
の選択ミスも防止でき、操作性を一層向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である受信装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】この発明の実施形態である受信装置の音声出力
切換テーブルを示す図である。
【図3】この発明の実施形態である受信装置におけるチ
ャンネル切換処理を示すフローチャートである。
【図4】この発明の実施形態である受信装置における音
声出力切換処理を示すフローチャートである。
【図5】この発明の実施形態である受信装置に接続され
た表示装置で表示される映像の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1−受信装置 2−制御部 3−受信部 4−リモコン受信部 5−出力部 6−操作部 10アンテナ 11−表示装置 20−音声出力切換テーブル 21−音声設定レコード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/60 H04N 5/60 Z 7/08 7/08 Z 7/081 (72)発明者 西田 雄介 大阪府大東市中垣内7丁目7番1号 船井 電機株式会社内 Fターム(参考) 5C025 AA29 BA18 BA25 BA27 BA28 BA30 CA09 CB01 DA01 DA10 5C026 DA13 DA14 5C063 AA20 AB03 AB05 CA20 CA23 DA01 DA05 5K068 AA11 BA01 BA06 BB01 BC02 BC04 CB01 CB22 CB23

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選局されたチャンネルで放送されている
    ディジタル放送を受信するテレビジョン受信装置におい
    て、 受信しているディジタル放送の放送言語に音声出力形式
    を対応づけた音声設定レコードを登録した音声出力切換
    テーブルを記憶する記憶手段と、 受信しているディジタル放送のチャンネルが切り換えら
    れたとき、受信しているディジタル放送の放送言語を抽
    出し、上記音声出力切換テーブルを更新するテーブル更
    新手段と、 上記音声出力切換テーブルに登録されている順番に上記
    音声設定レコードの選択を切り換える音声設定レコード
    選択切換手段と、 上記音声設定レコード選択手段により選択された音声設
    定レコードに基づいて音声信号を出力する音声信号出力
    手段と、 上記音声設定レコード選択切換手段により選択された音
    声設定レコードの内容を表示させるための映像信号を一
    定時間だけ出力する出力手段と、を備えたテレビジョン
    受信装置。
  2. 【請求項2】 選局されたチャンネルで放送されている
    ディジタル放送を受信するテレビジョン受信装置におい
    て、 受信しているディジタル放送の放送言語に音声出力形式
    を対応づけた音声設定レコードを登録した音声出力切換
    テーブルを記憶する記憶手段と、 上記音声出力切換テーブルに登録されている上記音声設
    定レコードの選択を切り換える音声設定レコード選択切
    換手段と、 上記音声設定レコード選択手段により選択された音声設
    定レコードに基づいて音声信号を出力する音声信号出力
    手段と、を備えたテレビジョン受信装置。
  3. 【請求項3】 受信しているディジタル放送の放送言語
    を抽出し、上記音声出力切換テーブルを更新するテーブ
    ル更新手段を備えた請求項2に記載のテレビジョン受信
    装置。
  4. 【請求項4】 上記テーブル更新手段は、受信している
    ディジタル放送のチャンネルが切り換えられたとき、上
    記音声出力切換テーブルの更新を実行する請求項3に記
    載のテレビジョン受信装置。
  5. 【請求項5】 上記音声設定レコード選択切換手段は、
    上記音声出力切換テーブルに登録されている順番に選択
    する音声設定レコードを切り換える請求項2〜4のいず
    れかに記載のテレビジョン受信装置。
  6. 【請求項6】 上記音声設定レコード選択切換手段によ
    り選択された音声設定レコードの内容を表示させるため
    の映像信号を一定時間だけ出力する映像出力手段を備え
    た請求項2〜5のいずれかに記載のテレビジョン受信装
    置。
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