JP4741427B2 - ディジタルテレビジョンのチャネル制御装置及びその方法 - Google Patents

Description

本発明は、テレビジョンのチャネルの切替えをする際の所要時間を短縮し得る装置及びその方法に係るもので、詳しくは、チャネルの音声信号及び映像信号のパケット識別子（Packet Identifier；PID）をメモリに格納した後、使用者のチャネル切替え要求に従って上記の格納されたパケット識別子を抽出して、使用者が選択したチャネルに該当する映像及び音声信号を出力可能にするディジタルテレビジョンのチャネル制御装置及びその方法に関するものである。

図3は、従来のディジタルテレビジョンのチャネル制御装置を示したブロック図で、これを参照して動作を説明すると次のようである。
先ず、チューナ2は、アンテナ1から受信される残留側波帯(Vestuginal Sideband；VSB）又は横軸振幅変調（Quadrature Amplitude Modulation；QAM）信号を受信してこれを検波した後、誤りを補正してトランスポートストリーム（Transport Stream）形態に変換してこれをトランスポートパケットパーザ（Transport Packet Parser；TPパーザ）3に出力し、トランスポートパケットパーザ3は、上記トランスポートストリームが入力されて逆多重化（Demultiplexing）された映像信号、音声信号及び付加情報を出力する。

ここで、逆多重化とは、パケット識別子を検出して映像信号列、音声信号列及び付加情報信号列にそれぞれ区分する（即ち、映像信号列、音声信号列及び付加情報信号列を抽出・分離する）ことを言い、このパケット識別子は、時間的に多重化された信号を逆多重化し得る手段を提供する。即ち、トランスポートパケットパーザ3で上記のパケット識別子を検出することで、映像信号パケット、音声信号パケット及び付加情報(SI)パケットを識別することができる。トランスポートパケットパーザは上記のような機能を有するので、トランスポートパケット処理部と呼ぶこともできる。

その後、オーディオデコーダ4は上記の逆多重化された音声信号が入力されてそれをデコーディング信号に変換し、ディジタル/アナログ（D/A）コンバータ5に出力すると、D/Aコンバータ5は、上記のデコーディングされた音声信号をアナログ音声信号に変換してスピーカに出力する。
ビデオデコーダ6は、上記の逆多重化された映像信号が入力されてそれをデコーディング信号に変換し、スイッチング部7に出力する。

その後、ユーザインタフェース部9から使用者により選択されたチャネルに該当する動作信号をマイクロコンピュータ10に出力すると、マイクロコンピュータ10は、上記の動作信号が入力されて使用者により選択されたチャネルの放送信号が選局されるように、制御信号を出力する。マイクロコンピュータ10は、トランスポートパケットパーザ3から入力された付加情報を処理して、メモリ11に出力し、メモリ11は、上記の制御信号によってその付加情報を格納する。

そして、オンスクリーンディスプレー（On Screen Display；以下、OSDと略称する）12は、メモリ11から前記の動作信号に対応するオンスクリーンディスプレー情報を抽出して、オンスクリーンディスプレー映像信号を出力する。
スイッチング部7には、ビデオデコーダ6でデコーディングされた映像信号及び上記のオンスクリーンディスプレーからの映像信号が入力され、前記の制御信号により信号切替えを行って、前記デコーディングされた映像信号及び前記オンスクリーンディスプレーの映像信号を選択的に出力する。

又、NTSC エンコーダ（National Television System Committe Encoder）8は、映像信号を画面（CRT）上に表示するために、前記スイッチング部7から選択的に出力された信号が入力されて輝度信号及び色信号を出力する。
図4は、従来のディジタルテレビジョンのチャネル制御方法を示したフローチャートで、同図を参照してディジタルテレビジョンのチャネル制御方法を説明すると次のようである。

先ず、使用者がチャネル選択キーを利用して所望のチャネルを選択したことを判断する(S1)。
上記判断の結果、使用者により所望のチャネルが選択された場合、音声信号及び映像信号を一時停止させる(S2)。
その後、使用者の所望のチャネルに切替えるため、チューナに位相同期（Phase-Locked Loop）データ値（PLL値）を設定する(S3)。

その後、プログラム関連テーブル（Program Association Table；以下、PATと略称する）/プログラムマップテーブル（Program Map Table；以下、PMTと略称する）をパーシング（Parsing）するか、又はチャネル情報が格納されたTVCT（Terrestrial Virtual Channel Table；以下、TVCTと略称する）をパーシングした後、使用者の所望のチャネルの音声信号及び映像信号のパケット識別子を抽出してトランスポートパケットパーザにその選択されたパケット識別子を設定する。即ち、トランスポートパケットパーザはその選択したパケット識別子を利用して入力信号を逆多重化した音声信号及び映像信号を出力する。(S4)。
ここで、「パーシング」とは、上記トランスポートパケットパーザによる信号処理を実行すること、即ち上記の場合はチューナにより入力されるトランスポートストリームから、その中に存在するテーブル（PAT/PMT、又はTVCT）を抽出することを意味し、その中から、使用者によって選択されたチャネルに該当する映像及び音声信号のパケット識別子を抽出して、このパケット識別子を利用して使用者によって選択されたチャネルに該当する映像及び音声信号を出力するようにする。

その後、デコーダで前記パケット識別子を利用してトランスポートパケットパーザから出力された映像信号及び音声信号をディジタル映像信号及び音声信号にデコーディングして、前記一時停止された音声信号及び映像信号を解除させる(S5)。

然るに、このような従来のディジタルテレビジョンのチャネル制御装置及びその方法においては、使用者の所望のチャネルに切り替えるとき、PATとPMT、又はTVCTをパーシングするため、チャネルの切替えに要する時間が長くなるという不都合な点があった。

例えば、現在のチャネルから他のチャネルに切替える際、前記のパーシングに要する時間が長くなるため、使用者が現在の視聴画面から他の画面に切替える時間が長くなる。
そこで、本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたもので、使用者の所望のチャネルに迅速に切替えることができるように、PAT及びPMT、又はTVCTの何れか一つを選択してパーシングし得るようにするディジタルテレビジョンのチャネル制御装置及びその方法を提供することにその目的がある。

このような目的を達成するため、本発明に係るディジタルテレビジョンのチャネル制御装置においては、
以前に選択されたチャネルの映像、音声及び付加情報のパケット識別子を予め抽出し、以前に選択されたチャネルが選択されると、前記予め抽出されたパケット識別子を利用して前記選択されたチャネルに該当する映像信号、音声信号及び付加情報を出力するトランスポートパケット処理部と、
前記予め抽出されたパケット識別子をメモリに格納し、前記以前に選択されたチャネルが選択されると、前記トランスポートパケット処理部が、前記選択されたチャネルに該当する前記メモリに格納されたパケット識別子を利用して、前記選択されたチャネルに該当する映像信号、音声信号及び付加情報を出力するように前記トランスポートパケット処理部を制御するマイクロコンピュータと、
前記予め抽出されたパケット識別子を利用して前記トランスポートパケット処理部から出力される映像信号、音声信号及び付加情報を受信し、前記受信された映像信号、音声信号及び付加情報をデコーディングするデコーダと、を備えて構成されることを特徴とする。

本発明に係るディジタルテレビジョンのチャネル制御方法においては、
以前に選択されたチャネルの映像、音声及び付加情報のパケット識別子を予め抽出し、前記予め抽出されたパケット識別子をメモリに格納しておく段階と、
前記以前に選択されたチャネルが選択されると、前記選択されたチャネルに該当する映像信号及び音声信号のパケット識別子が前記メモリに予め格納されているかどうかを判断する段階と、
前記パケット識別子が前記メモリに予め格納されている場合、前記予め格納されたパケット識別子を利用して前記選択されたチャネルに該当する映像信号及び音声信号を受信し、前記受信した映像信号及び音声信号をデコーディングする段階と、
前記映像信号及び音声信号が正常にデコーディングされたかどうかを判断する段階と、
前記映像信号及び音声信号が正常にデコーディングされていない場合、前記映像信号及び音声信号のパケット識別子を再抽出する段階と、を順次行うことを特徴とする。

以下に説明するように、本発明に係るディジタルテレビジョンのチャネル制御装置及びその方法においては、使用者の所望のチャネルに該当する音声信号及び映像信号のパケット識別子をメモリに格納した後、該格納された音声信号及び映像信号のパケット識別子を利用して音声信号及び映像信号を出力するため、チャンネルの切替えに要する時間を短縮し得るという効果がある。

例えば、使用者が現在の視聴画面から他の画面を視聴しようとして、チャネルを切替える場合、パーシングした後、音声信号及び映像信号のパケット識別子を抽出する過程を選択的に行う。即ち、メモリに格納された音声信号及び映像信号のパケット識別子を利用して音声及び映像信号を出力するため、使用者が現在の視聴画面から他の画面へのチャネル切替えに要する時間が短縮される。

即ち、チャネル切替えの所要時間が短縮されて、使用者の所望のチャネルを迅速に選択又は検索し得るという効果がある。

以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
本発明に係るディジタルテレビジョンのチャネル制御装置においては、図1に示したように、アンテナ21から受信される残留側波帯(VSB）又は横軸振幅変調（QAM）信号を受信してトランスポートストリーム状に変換して出力するチューナ22と、
上記のトランスポートストリームが入力されて逆多重化された映像信号、音声信号及び付加情報を出力し、それらに該当するパケット識別子を抽出して出力するトランスポートパケットパーザ（TPパーザ）23と、
上記の抽出された音声信号のパケット識別子を利用してトランスポートパケットパーザ23から出力された音声信号が印加されそれをディジタル音声信号にデコーディングするオーディオデコーダ24と、
上記のデコーディング信号をアナログ信号に変換するディジタル/アナログ（D/A）コンバータ25と、
前記抽出された映像信号のパケット識別子を利用してトランスポートパケットパーザ23から出力された映像信号が印加されそれをディジタル映像信号にデコーディングするビデオデコーダ26と、
使用者により選択されたチャネルに該当する動作信号を出力するユーザインタフェース29と、
予め前もって、あるいは使用者が初めて所望のチャネルを選択したときに抽出された音声信号/映像信号パケット識別子を予め格納しておくメモリ31と、
前記の動作信号が入力されて使用者により選択されたチャネルの放送信号が選局されるように、チューナ22及びトランスポートパケットパーザ23を制御するための制御信号を出力し、使用者により選択されたチャネルに該当する音声信号及び映像信号のパケット識別子が上記のメモリに格納されているかどうかを判断するマイクロコンピュータ30と、
前記の抽出された付加情報のパケット識別子が入力されてオンスクリーンディスプレー映像信号を出力するオンスクリーンディスプレー（OSD）処理部32と、
上記のマイクロコンピュータ30の制御信号によって、前記のデコーディングされた映像信号及び前記のオンスクリーンディスプレー映像信号を選択的に出力するスイッチング部27と、
映像信号を画面(CRT)に表示するために、上記スイッチング部27から出力された信号が入力されて輝度信号及び色信号を出力するNTSCエンコーダ28と、を備えて構成されている。

以下、このように構成された本発明に係るディジタルテレビジョンのチャネル制御装置の動作に対し説明する。
先ず、チューナ22は、アンテナ21から受信された残留側波帯又は横軸振幅変調信号を受信してトランスポートストリーム状に変換して出力する。
ここで、上記のトランスポートストリームとは、パケット単位に映像、音声、データ及び放送情報が時間的に多重化されたディジタル信号をいい、このようなトランスポートの詳細は、国際規格ISO/IEC13818に開示されている。

そして、トランスポートパケットパーザ23は、上記のトランスポートストリームが入力されて、該当するパケット識別子を抽出し、抽出したパケット識別子を用いて逆多重化した映像信号、音声信号及び付加情報を出力する。このとき、予め前もって、あるいは使用者が初めて所望のチャネルを選択したときに抽出された音声信号及び映像信号のパケット識別子を予めメモリ31に格納しておく。
オーディオデコーダ24は、上記の抽出された音声信号のパケット識別子を利用してトランスポートパケットパーザ23から出力された音声信号が印加され、それをディジタル音声信号にデコーディングしてディジタル/アナログ（D/A）コンバータ25に出力し、該D/Aコンバータ25では、上記の入力されたデコーディング信号をアナログ信号に変換してスピーカに出力する。

また、ビデオディコーダ26は、前記の抽出された映像信号のパケット識別子を利用してトランスポートパケットパーザ23から出力された映像信号が印加され、それをディジタル映像信号にデコーディングする。
又、ユーザインタフェース部29は、使用者により選択されたチャネルに該当する動作信号をマイクロコンピュータ30に出力し、該マイクロコンピュータ30は、上記の動作信号が入力された後、使用者により選択されたチャネルの放送信号が選局されるように、チューナ22及びトランスポートパケットパーザ23を制御するための制御信号を出力する。

このようにチャネル制御を行うために、使用者により選択されたチャネルに該当する音声信号及び映像信号のパケット識別子がメモリ31に格納されているかどうかを判断する。 上記判断の結果、前記の抽出された音声信号及び映像信号のパケット識別子がメモリ31に格納されている場合、マイクロコンピュータ30は、トランスポートパケットパーザ23に上記の格納された音声信号及び映像信号のパケット識別子を設定する、即ち、トランスポートパケットパーザ23が、上記のメモリ31に格納されているパケット識別子を利用して入力信号を逆多重化した映像信号及び音声信号を出力するようにトランスポートパケットパーザ23を制御する。

このとき、オーディオデコーダ24は、上記の格納されている音声信号パケット識別子を利用してトランスポートパケットパーザ23から出力された音声信号が入力されてそれをディジタル音声信号にデコーディングした後、マイクロコンピュータ30にフィードバックする。
ビデオデコーダ26は、上記の格納されている映像信号パケット識別子を利用してトランスポートパケットパーザ23から出力された映像信号が入力され、それをディジタル映像信号にデコーディングした後、マイクロコンピュータ30にフィードバックする。

その後、マイクロコンピュータ30は、前記のフィードバックされたデコーディング信号が正常にデコーディングされたかどうかを判断する。この判断の結果、前記のデコーディングされフィードバックされた信号が正常にデコーディングされていない場合、マイクロコンピュータ30は、前記の音声信号及び映像信号のパケット識別子を再び抽出するようトランスポートパケットパーザ23を制御する。

その後、スイッチング部27は、ビデオディコーダ26でデコーディングされた映像信号及び前記のオンスクリーンディスプレイー映像信号が入力されて、マイクロコンピュータ30の制御信号により前記のデコーディングされた映像信号及び前記のオンスクリーンディスプレー映像信号を選択的に出力するように切替え動作を行う。

エンコーダ28は、映像信号を画面(CRT)に表示するために、スイッチング部27から選択的に出力された信号が入力されて輝度信号及び色信号を出力する。
以下、本発明に係るディジタルテレビジョンのチャネル制御方法に対し、図2を用いて説明する。
先ず、使用者がチャネル選択キーを利用して所望のチャネルを選択したことを判断する(S11)。

この判断の結果、使用者の所望のチャネルが選択された場合、音声信号及び映像信号を一時停止させる(S12)。
その後、使用者の所望のチャネルに切替えるべく、チューナに位相同期データ値（PLL値）を設定する(S13)。
その後、上記のチューナを経て切替えられたチャネルの映像信号及び音声信号のパケット識別子（PID）がメモリに格納されているかどうかを判断する(S14)。

この判断の結果、上記の切替えられたチャネルの映像信号及び音声信号のパケット識別子が上記のメモリに格納されている場合、トランスポートパケットパーザ（TPパーザ）23に上記の映像信号及び音声信号のパケット識別子を設定する(S15)。
そして、この設定された映像信号及び音声信号のパケット識別子を利用して映像及び音声信号をデコーディングした後、このデコーディングが終了したかどうかを判断する(S16)。

一方、上記の判断の結果(S14)、前記の切替えられたチャネルの映像信号及び音声信号のパケット識別子が前記のメモリに格納されていない場合、前記のトランスポートパケットパーザを制御して、上記の切替えられたチャネルに該当するプログラム関連テーブル（PAT）及びプログラムマップテーブル（PMT）、又はTVCTの何れかを選択してパーシング（Parsing）する（S17）。

その後、このパーシングした映像信号及び音声信号のパケット識別子を上記のトランスポートパケットパーザ23に設定した後、メモリに格納する(S18)。
一方、上記の判断の結果(S16)、前記のデコーディングが終了していない場合、前記のトランスポートパケットパーザ23を制御して前記の切替えられたチャネルに該当するプログラム関連テーブル（PAT）及びプログラムマップテーブル(PMT)、又はTVCTの何れかを選択してパーシングした後、メモリに格納する過程を繰り返して行う（S17），(S18)。

前記の判断の結果(S16)、デコーディングが終了した場合、前記の一時停止された音声信号及び映像信号を解除させる(S19)。

本発明に係るディジタルテレビジョンのチャネル制御装置のブロック図を示す図である。 本発明に係るディジタルテレビジョンのチャネル制御方法のフローチャートを示す図である。 従来のディジタルテレビジョンのチャネル制御装置のブロック図を示す図である。 従来のディジタルテレビジョンのチャネル制御方法のフローチャートを示す図である。

符号の説明

２１ アンテナ
２２ チューナ
２３ トランスポートパケットパーザ
２４ オーディオデコーダ
２５ D/Aコンバータ
２６ ビデオデコーダ
２７ スイッチング部
２８ NTSCエンコーダ
２９ ユーザインタフェース
３０ マイクロコンピュータ
３１ メモリ
３２ OSD処理部

Claims (6)

1. ディジタルテレビジョンのチャネルを制御して映像及び音声を出力する装置において、
   以前に選択されたチャネルの映像、音声及び付加情報のパケット識別子を予め抽出し、以前に選択されたチャネルが選択されると、前記予め抽出されたパケット識別子を利用して前記選択されたチャネルに該当する映像信号、音声信号及び付加情報を出力するトランスポートパケット処理部と、
   前記予め抽出されたパケット識別子をメモリに格納し、前記以前に選択されたチャネルが選択されると、前記トランスポートパケット処理部が、前記選択されたチャネルに該当する前記メモリに格納されたパケット識別子を利用して、前記選択されたチャネルに該当する映像信号、音声信号及び付加情報を出力するように前記トランスポートパケット処理部を制御するマイクロコンピュータと、
   前記予め抽出されたパケット識別子を利用して前記トランスポートパケット処理部から出力される映像信号、音声信号及び付加情報を受信し、前記受信された映像信号、音声信号及び付加情報をデコーディングするデコーダとを備えて構成され、
   前記マイクロコンピュータは、前記映像信号及び音声信号が正常にデコーディングされたかどうかを判断するために前記デコーディングされた映像信号及び音声信号を前記デコーダから受信し、前記映像信号及び音声信号が正常にデコーディングされていない場合、前記映像信号及び音声信号のパケット識別子が再抽出されるように前記トランスポートパケット処理部を制御することを特徴とするディジタルテレビジョンのチャネル制御装置。
2. 前記マイクロコンピュータは、前記パケット識別子が前記メモリに格納されているかどうかを判断して、前記パケット識別子が前記メモリに格納されている場合、前記メモリに格納されたパケット識別子を利用して前記デコーダからの前記デコーディングされた映像信号及び音声信号の出力のフィードバック信号を受信し、前記デコーディングされた映像信号及び音声信号のデコーディングが終了したかどうかを判断することを特徴とする請求項１に記載のディジタルテレビジョンのチャネル制御装置。
3. 前記マイクロコンピュータは、前記パケット識別子が前記メモリに格納されていない場合、前記トランスポートパケット処理部で前記選択されたチャネルに該当する、逆多重化された映像信号及び音声信号のプログラム関連テーブル（ＰＡＴ）及びプログラムマップテーブル（ＰＭＴ）、又はＴＶＣＴの何れか一つから、前記パケット識別子を抽出して前記メモリに格納することを特徴とする請求項２に記載のディジタルテレビジョンのチャネル制御装置。
4. ディジタルテレビジョンのチャネルを制御して映像及び音声を出力する方法において、
   以前に選択されたチャネルの映像、音声及び付加情報のパケット識別子を予め抽出し、前記予め抽出されたパケット識別子をメモリに格納しておく段階と、
   前記以前に選択されたチャネルが選択されると、前記選択されたチャネルに該当する映像信号及び音声信号のパケット識別子が前記メモリに予め格納されているかどうかを判断する段階と、
   前記パケット識別子が前記メモリに予め格納されている場合、前記予め格納されたパケット識別子を利用して前記選択されたチャネルに該当する映像信号及び音声信号を受信し、前記受信した映像信号及び音声信号をデコーディングする段階と、
   前記映像信号及び音声信号が正常にデコーディングされたかどうかを判断する段階と、
   前記映像信号及び音声信号が正常にデコーディングされていない場合、前記映像信号及び音声信号のパケット識別子を再抽出する段階と
   を含むことを特徴とするディジタルテレビジョンのチャネル制御方法。
5. 前記映像信号及び音声信号が正常にデコーディングされたかどうかを判断する段階は、
   前記パケット識別子が前記メモリに格納されている場合、前記メモリに格納されたパケット識別子を利用して前記デコーディングされた映像信号及び音声信号の出力のフィードバック信号を受信し、前記デコーディングされた映像信号及び音声信号のデコーディングが終了したかどうかを判断する段階を含むことを特徴とする請求項４に記載のディジタルテレビジョンのチャネル制御方法。
6. 前記映像信号及び音声信号が正常にデコーディングされたかどうかを判断する段階は、
   前記パケット識別子が前記メモリに格納されていない場合、前記トランスポートパケット処理部で前記選択されたチャネルに該当する、逆多重化された映像信号及び音声信号のプログラム関連テーブル（ＰＡＴ）及びプログラムマップテーブル（ＰＭＴ）、又はＴＶＣＴの何れか一つから、前記パケット識別子を抽出して前記メモリに格納する段階をさらに含むことを特徴とする請求項５に記載のディジタルテレビジョンのチャネル制御方法。

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