JP2002354360A - デジタル放送受信装置 - Google Patents

デジタル放送受信装置

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JP2002354360A
JP2002354360A JP2001159039A JP2001159039A JP2002354360A JP 2002354360 A JP2002354360 A JP 2002354360A JP 2001159039 A JP2001159039 A JP 2001159039A JP 2001159039 A JP2001159039 A JP 2001159039A JP 2002354360 A JP2002354360 A JP 2002354360A
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武司 川辺
Tetsuya Ogawa
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末部を含む通信手段の送信動作によっ
て放送波受信部の動作を停止して効率的に消費電力の低
減をはかること。 【解決手段】 直交周波数分割多重方式(OFDM)に
よる放送波を受信するアンテナを備えたデジタル放送受
信装置において、所望の周波数帯域を選局する選局手段
と、選局された信号をデジタル信号に変換するアナログ
ーデジタル変換回路と、デジタル変換された信号よりデ
ジタル復調するOFDM復調部と、復調された復調信号
から復号を行う復号部と、復号されたトランスポートス
トリーム信号より多重分離を行い情報を復号するデマッ
クスデコーダ部と、移動送受信又は携帯送受信のサービ
スを可能とする通信手段32と、を備え、通信手段32
からの送信信号(ローミング)22により選局部、アナ
ログーデジタル変換回路、OFDM復調部、復号部の全
部又は一部の動作を一時的に停止させること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送受信
装置が放送波受信の機能以外の機能、例えば携帯端末部
の送信部の動作時において、デジタル放送受信装置の消
費電力を低減する様にした技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】地上波放送ではデジタル化によるサービ
ス向上及びSFN(Sing1e FrequenCy
Network)、MFN(Multi Frequ
ency Network)による帯域の有効利用の実
現の為にデジタル化が行われている。これによると、6
MHzの地域を用いてHDTVなら1番組、SDTVな
ら3番組の放送が可能となる。同時に高音質な放送サー
ビスやデータ放送サービスも実現する。
【0003】一般に、デジタル放送ではコンテンツ情報
である映像/音声情報はMPEG2方式により圧縮さ
れ、データ放送はBML言語によリカルーセル伝送方式
などにより生成される。圧縮された映像、音声情報、デ
ータ放送を多重し、トランスポートストリーム(TS)
を生成する。生成されたTS信号はデジタル変調方式に
より、効率的に変調がかけられ伝送される。
【0004】地上デジタル放送の場合、日本では BS
T−OFDM(Band Segmented Tra
nsmission−Orthogonal Freq
uency Division MuItiplexi
ng)方式が採用されており、この方式は複数のキャリ
アを同時に用いたマルチキャリア伝送方式であり、それ
ぞれのキャリアは互いに直交しており、DQPSK、Q
PSK、16QAM、64QAM、で変調されている。
使用されるキャリア数は国内の地上デジタル放送では約
1400本〜5600本で、OFDM変調及びOFDM
復調にはそれぞれ逆フーリエ変換及びフーリエ変換によ
り行われる。
【0005】実際の送信機及び受信機では2Kポイント
〜8KポイントのI−DFT(lnverse−Dis
clete Fourier Transformat
ion)処理、DFT(Discrete Fouri
er Transformation)処理を用いて行
われている。
【0006】地上デジタル放送では衛星放送とは異な
り、建物や山等の障害物により反射波が発生し、ゴース
トとなリデジタル変調信号に誤りを引き起こす。このた
め、受信機では映像や音声信号の破たんを引き起こし、
著しく受信品質が劣化する。また、一般的にノイズによ
る信号の劣化は受信信号が所要C/Nを満たしていれ
ば、誤り訂正により訂正可能で受信機では誤りなく映像
/音声が再生可能である。
【0007】上記に述べたようにゴーストやマルチパス
による妨害の影響を吸収するために、OFDM方式では
緩衝領域を設けて、遅延波が存在しても情報の破たんを
引きおこさないように工夫している。この緩衝領域のこ
とをガードインターバル(G.I.)と呼ぶ。受信信号
の遅延波の遅延時間がこのガードインターバルの時間を
超えなければ符号問干渉が生じないため、誤り訂正回路
により訂正が可能である。ガードインターバルを越える
と符号間干渉が発生して、誤りを引き起こすことにな
る。ガードインターバル長は全送信信号長の1/4、1
/8、1/16、1/32と設定し、約8マイクロ秒〜
250マイクロ秒に相当する。
【0008】一般に、地上放送における携帯受信や移動
受信ではマルチパスフェージング等によりデジタル変調
された信号は劣化し、誤りが発生してしまう。デジタル
放送に採用されたOFDM方式では連接符号を併用し、
時間インターリーブを取り入れることで、携帯受信や移
動受信に強い方式としている。
【0009】従来の受信機の構成を図5に示す。放送波
を受信するアンテナ11からの信号を選局部であるチュ
ーナー12により所望のチャンネルを選択し、出力す
る。選択出力されたIF信号はアナログーデジタル変換
を行うADC13によリデジタル信号に変換される。デ
ジタル信号に変換されたIF信号はOFDM復調部14
によりOFDM復調され、復号部15により復号し、T
S信号を出力する。
【0010】出力されたTS信号はデマックス・デコー
ダ14により多重分離され、それぞれの映像/音声/デ
ータ放送などのストリームが出力される。分離された信
号はそれぞれ情報の復号処理が行われ視聴可能な情報へ
変換される。映像はMPEG2のデコード処理等が行わ
れ、音声では主にAACデコード処理が行われる。デー
タ放送はカルーセルの処理を行い、MPEG4等が埋め
込まれた情報も処理し、静止画や簡易動画等を視聴可能
とする。
【0011】地上デジタル放送ではこの移動に強いOF
DM方式により、品質の高い移動受信や携帯受信のサー
ビスが可能となり、放送受信機が通信手段と結合したデ
ジタル放送受信装置(複合端末)等により新しいシステ
ムが構築できる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、地
上デジタル放送では移動受信や携帯受信向けのサービス
が行われたとき、デジタル放送受信装置では通常映像・
音声・データ放送などのコンテンツを視聴する事が可能
となり、通信手段との連動で双方向サービスなどの新し
い視聴形態、装置が可能となる。このようなデジタル放
送受信装置(受信端末)ではバッテリーで動作させるこ
とが多く、その消費電力の低減化が望まれている。例え
ば通信手段の送信部のローミング時の電力消費と放送波
受信部の連続動作とが重複することで瞬間的に電力消費
が大きくなり、バッテリーヘの負担増を招く。
【0013】また、デジタル放送受信装置がコンテンツ
を視聴中において、データ放送等の場合、カルーセルに
て繰り返し情報が送出されている場合、その周期にてデ
コーダ処理することで、受信されたコンテンツの情報は
すべて視聴可能である。たとえばカルーセルが15秒周
期で、3分後に更新がある場合、12回繰り返し送信さ
れる事になり、このとき1周期の情報が完全取得できれ
ば、放送波受信部の処理は同一情報を受信し続ける事に
なり、冗長的な動作を行っていることになる。
【0014】このため、デジタル放送受信装置ではコン
テンツ情報が繰り返し送信されている場合はその受信動
作を通常状態の受信動作にしておく必要はなく、動作を
完全にまたは一部停止させておくことが可能である。
【0015】このようにすることで、小型のデジタル放
送受信装置などの様に電池や電力に制限がある場合でも
電力を効率的に使用し、消費電力を低く押える事がで
き、デジタル放送受信装置の動作を安定に動作時間の延
長を可能とする。
【0016】携帯電話などの通信手段と組み合わせたデ
ジタル放送受信装置において、通信手段のローミング処
理等の送信状態により、電力が消費されており、放送波
受信部との動作が同時に起こると電池にかかる負荷は大
きなものとなり、電力消費が著しくなる。
【0017】このような課題を解決するために、本発明
の目的は、携帯端末部を含む通信手段の送信動作によっ
て放送波受信部の動作を停止して効率的に消費電力の低
減をはかるデジタル放送受信装置を提供することにあ
る。また、本発明の他の目的は、デジタル放送受信装置
の動作をデータ放送を含むコンテンツ情報の種別に応じ
て制御し、消費電力を抑えるようにすることにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は主として次のような構成を採用する。直交
周波数分割多重方式(OFDM)による放送波を受信す
るアンテナを備えたデジタル放送受信装置において、前
記アンテナにより受信した信号より所望の周波数帯域を
選局する選局手段と、前記選局手段により選局された信
号をデジタル信号に変換するアナログーデジタル変換回
路と、前記アナログーデジタル変換回路によりデジタル
変換された信号よりデジタル復調するOFDM復調部
と、前記OFDM復調部により復調された復調信号から
復号を行う復号部と、前記復号部により復号されたトラ
ンスポートストリーム信号より多重分離(デマックス)
を行うデマックス部と、前記デマックス部によりデマッ
クスされた信号より情報を復号するデコーダ部と、移動
送受信又は携帯送受信のサービスを可能とする通信手段
と、を備え、前記通信手段からの制御信号により前記選
局部、前記アナログーデジタル変換回路、前記OFDM
復調部、前記復号部の全部又は一部の動作を一時的に停
止させるデジタル放送受信装置。
【0019】また、前記デジタル放送受信装置におい
て、前記制御信号は、前記通信手段の送信機能が動作状
態に移行する状態を検出した信号であるデジタル放送受
信装置。
【0020】また、直交周波数分割多重方式(OFD
M)による放送波を受信するアンテナを備えたデジタル
放送受信装置において、前記アンテナにより受信した信
号より所望の周波数帯域を選局する選局手段と、前記選
局手段により選局された信号をデジタル信号に変換する
アナログーデジタル変換回路と、前記アナログーデジタ
ル変換回路によりデジタル変換された信号よりデジタル
復調するOFDM復調部と、前記OFDM復調部により
復調された復調信号から復号を行う復号部と、前記復号
部により復号されたトランスポートストリーム信号より
多重分離(デマックス)して情報を復号するデマックス
デコーダ部と、を備え、前記デマックスデコーダ部でデ
ータ放送のカルーセル取得状態を検出し、前記検出信号
により前記選局部、前記アナログーデジタル変換回路、
前記OFDM復調部、前記復号部の全部又は一部の動作
を一時的に停止させるデジタル放送受信装置。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係るデジタル
放送受信装置について図1〜図4を用いて以下説明す
る。図1は、本発明の実施形態に係る、放送波受信部の
外に携帯端末部を備えたデジタル放送受信装置の全体構
成を示す図である。図2は、本発明の他の実施形態に係
る、放送波受信部を備えたデジタル放送受信装置の電力
制御構成を示す図である。図3は携帯端末部の送信部と
放送波受信部との間の動作タイミングを示す図である。
図4は放送波受信部の動作タイミングを示す図である。
【0022】図1において、まず、デジタル放送受信装
置19は、主として、放送波を受信する放送波受信部1
8と携帯端末32(通信手段の一例)と両者の動作を制
御する制御部21とから構成されている。そして、放送
局より送出される放送波を受信用アンテナ11により受
信するデジタル放送受信装置19の放送波受信部18に
おいて、アンテナ11により受信された信号は選局用の
選局部であるチューナ12にて受信したい周波数を選局
する。選局された信号はアナログーデジタル変換器(A
DC)13によリデジタル信号に変換され、直交周波数
分割多重(OFDM)信号をデジタル復調するOFDM
復調部14により復調される。復調された信号は複号部
15により復号され、トランスポートストリーム信号
(TS信号)として出力される。
【0023】トランスポート信号はMPEG2−sys
temsの規格に定められており、映像・音声・データ
放送やSI/PSI信号が多重されている。復号部15
より出力されたトランスポート信号はデマックス・デコ
ーダ部16により多重分割処理が行われ、映像・音声・
データ放送等のコンテンツ情報や制御信号(SI・PS
I信号)に分離される(フィルタリング処理)。
【0024】分離された信号はそれぞれのコンテンツの
復号処理が行われ、視聴可能な情報へ処理される。映像
信号はMPEG2のデコード処理が行われ、音声信号は
主にAACデコード処理が行われる。データ放送はカル
ーセルの処理を行い、BMLブラウザーにより情報を表
示する。また、MPEG4等が埋め込まれた情報も処理
し、静止画や簡易動画等の視聴を可能とする。
【0025】そして、通信手段の一例である携帯端末部
32により音声や情報の送受信を行う。マイク28から
の情報はアンプ27により増幅され、変調部26及び時
分割多重部25により変調多重処理が行われ、高周波ア
ンプ24により増幅され、アンテナ23より、出力され
る(携帯端末部32の送信部における動作)。一方、ア
ンテナ23で受信された信号は高周波アンプ24により
増幅され、時分割多重25、及び復調部29により復調
処理が行われ、アンプ30にて増幅され、スピーカ31
により音声が出力される(携帯端末部32の受信部にお
ける動作)。
【0026】ここに示した携帯端末部は、現行の携帯電
話の代表的な構造を示しているが、これに制限されるこ
となく、例えば今後出てくる次世代携帯電話(IMT2
00)等であっても良い。また、送信機能を持つPDA
等でも同様の効果が期待できる。
【0027】そして、携帯端末部32では数百ms間隔
でローミングを行っており(図3参照)、この送信の為
の電力が消費される。本発明ではこのローミングの状態
を検出し、前記放送波受信部18に於けるチューナ部1
2、ADC13、OFDM復調部14、復号部15の動
作を一時的に停止させ、消費電力を低減させる。例え
ば、携帯端末部32内の送信制御部22の送信状態によ
り制御部21を介して、放送波受信部18の電力制御部
20により前記チューナ部12、ADC13、OFDM
復調部14、復号部15の動作を一時的に停止させ、電
力消費を抑制する。
【0028】また、動作を停止させるのはADC13、
OFDM復調部14、復号部15のみであっても良い。
また、OFDM復調部14、復号部15のみの動作を停
止させても良い。また、復号部15のみの動作を停止さ
せても良い。上記放送波受信部18の停止に合わせて、
放送波受信部以降のデコーダ部の動作も合わせて停止さ
せても良い。
【0029】OFDM復調部14、復号部15の動作を
停止する場合、放送波受信部18の同期動作に連続性を
持たせ、受信動作が回復したときに素早い動作回復を可
能にすることもできる。
【0030】放送波受信部18における代表的動作を示
すタイミング図を図3に示す。ここでは携帯端末部32
がローミングなどの為に640ms程度の間隔で送信を
行っているとすると、その状態を送信制御部22から制
御部21を介して電力制御部20に送り、携帯端末部3
2が送信状態の時、放送波受信部18の受信動作を間欠
的に停止させる。電力制御部20の制御信号に基づい
て、前記チューナ部12、ADC13、OFDM復調部
14、復号部15の動作を一時的に又は部分的に停止さ
せ、電力消費を抑制する。
【0031】携帯端末部32のローミングのタイミング
を送信制御部22からの情報を基づいて、制御部21に
おくり、電力制御部20と同期をとり、ローミングの為
の送信タイミングを制御し、その送信タイミングと放送
波受信部動作が排他的に行われ、消費電力を押えること
ができる。また、通信事業者への回答のための送信時に
おいても、上述と同様にして、放送波受信部の動作を一
時的に又は部分的に停止させるようにしても良い。
【0032】次に、図2に本発明の他の実施形態の代表
的なブロック図を示す。放送波を受信するアンテナ11
からの信号は選局用のチューナー2により希望する周波
数を1波取りだしてIF信号を出力する。出力されたI
F信号はアナログーデジタル変換器(ADC)13によ
リデジタル信号に変換され、直交周波数分割多重(OF
DM)信号をデジタル復調するOFDM復調部14によ
り復調される。復調された信号は複号部15により復号
され、トランスポートストリーム信号(TS信号)とし
て出力される。トランスポート信号はMPEG2−sy
stemsの規格に定められており、映像・音声・デー
タ放送やSI/PSI信号が多重されている。
【0033】復号部15で復号されたトランスポート信
号はデマックス・デコーダ部16により多重分割処理が
行われ、前記コンテンツ情報(映像・音声・データ放
送)や制御信号(SI・PSI信号)に分けられる(フ
ィルタリング処理)。デマックスされた信号はデコーダ
16によリコンテンツ情報の複号が行われ、映像信号、
音声信号、データ放送が出力される。
【0034】デジタル放送の内でデータ放送はカルーセ
ルデータ伝送方式がとられており、周期的に同一の情報
が送られる。本発明のデジタル放送受信装置では、デー
タ放送情報を一度取得してしまうと、情報の更新がある
までデータを受信する必要はなくなるため、受信動作を
一時的に停止させる。デマックス・デコーダ部16のカ
ルーセル取得状態を放送制御部35にて検出し、電力制
御部20に制御信号を送り、この電力制御部20がチュ
ーナ12、ADC13、OFDM復調部14、復号部1
5の動作を一時的に又は部分的に停止させ、電力消費を
抑制する。
【0035】図4はデータ放送における電力制御動作を
示すタイミング図を示している。本発明ではデジタル放
送受信動作をあらかじめ決められた期間(インターバ
ル)だけ停止させることで放送波の受信に伴う電力消費
を押えている。この時前記インターバルは可変であり、
また、放送波におけるデータ放送のカルーセルデータの
取得が終了したら、受信機動作を停止することでさらに
省電力化がはかれる。
【0036】以上説明したように、本発明の実施形態に
ついて動作説明を概説すると、携帯端末部のローミング
時には、携帯端末部の送信部と同期して放送波受信部の
動作を停止し、また、通信事業者への回答のための送信
時に放送波受信部の動作を停止し、また、データ放送の
受信時にはカルーセル取得後に放送波受信部の動作停止
とインターバルをおいた動作開始をするものである。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、放送波受信部と送信部
を有する携帯端末部とが装備された受信装置において、
送信部の送信状態を検出して、放送波受信部の受信動作
を停止させることで消費電力の低減をはかることができ
る。
【0038】また、データ放送等の受信状態を検出し
て、カルーセル取得後には放送波受信部の動作の全て又
は一部を停止させ、インターバルをおいて再度、動作さ
せることで、消費電力を抑えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る、放送波受信部の外に
携帯端末部を備えたデジタル放送受信装置の全体構成を
示す図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係る、放送波受信部を
備えたデジタル放送受信装置の電力制御構成を示す図で
ある。
【図3】携帯端末部の送信部と放送波受信部との間の動
作タイミングを示す図である。
【図4】放送波受信部の動作タイミングを示す図であ
る。
【図5】従来技術におけるデジタル放送受信装置の全体
構成を示す図である。
【符号の説明】
11 放送波受信用アンテナ 12 チューナ 13 ADC 14 OFDM復調部 15 復号部 16 デマックス・デコーダ 17 出力端子 18 放送波受信部 19 デジタル放送受信装置 20 電力制御部 21 制御部 22 送信制御部 23 送受信アンテナ 24 高周波アンプ 25 時分割多重 26 変調部 27 アンプ 28 マイク 29 復調部 30 アンプ 31 スピーカ 32 携帯端末部 40 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 BA25 BA26 BA30 DA01 DA07 DA10 5C026 EA07 5K022 DD01 DD33

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直交周波数分割多重方式(OFDM)に
    よる放送波を受信するアンテナを備えたデジタル放送受
    信装置において、 前記アンテナにより受信した信号より所望の周波数帯域
    を選局する選局手段と、 前記選局手段により選局された信号をデジタル信号に変
    換するアナログーデジタル変換回路と、 前記アナログーデジタル変換回路によりデジタル変換さ
    れた信号よりデジタル復調するOFDM復調部と、 前記OFDM復調部により復調された復調信号から復号
    を行う復号部と、 前記復号部により復号されたトランスポートストリーム
    信号より多重分離(デマックス)を行うデマックス部
    と、 前記デマックス部によりデマックスされた信号より情報
    を復号するデコーダ部と、 移動送受信又は携帯送受信のサービスを可能とする通信
    手段と、を備え、 前記通信手段からの制御信号により前記選局部、前記ア
    ナログーデジタル変換回路、前記OFDM復調部、前記
    復号部の全部又は一部の動作を一時的に停止させること
    を特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデジタル放送受信装置
    において、 前記制御信号は、前記通信手段の送信機能が動作状態に
    移行する状態を検出した信号であることを特徴とするデ
    ジタル放送受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデジタル放送受信装置
    において、 前記通信手段の送信機能が動作状態に移行する状態を検
    出する検出部を有し、前記選局部、前記アナログーデジ
    タル変換回路、前記OFDM復調部、前記復号部の全部
    又は一部の動作を一時的に停止させる電力制御部を有
    し、 前記検出部からの送信タイミングと前記電力制御部によ
    る動作の一時的停止とを同期させる制御部を具備するこ
    とを特徴とするデジタル放送受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のデジタル放送受信装置
    において、 前記制御信号は、携帯端末部のローミングのためのタイ
    ミング信号であることを特徴とするデジタル放送受信装
    置。
  5. 【請求項5】 直交周波数分割多重方式(OFDM)に
    よる放送波を受信するアンテナを備えたデジタル放送受
    信装置において、 前記アンテナにより受信した信号より所望の周波数帯域
    を選局する選局手段と、 前記選局手段により選局された信号をデジタル信号に変
    換するアナログーデジタル変換回路と、 前記アナログーデジタル変換回路によりデジタル変換さ
    れた信号よりデジタル復調するOFDM復調部と、 前記OFDM復調部により復調された復調信号から復号
    を行う復号部と、 前記復号部により復号されたトランスポートストリーム
    信号より多重分離(デマックス)して情報を復号するデ
    マックスデコーダ部と、を備え、 前記デマックスデコーダ部でデータ放送のカルーセル取
    得状態を検出し、前記検出信号により前記選局部、前記
    アナログーデジタル変換回路、前記OFDM復調部、前
    記復号部の全部又は一部の動作を一時的に停止させるこ
    とを特徴とするデジタル放送受信装置。
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