JP2002352605A - 歯科用照明装置 - Google Patents

歯科用照明装置

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JP2002352605A
JP2002352605A JP2001161841A JP2001161841A JP2002352605A JP 2002352605 A JP2002352605 A JP 2002352605A JP 2001161841 A JP2001161841 A JP 2001161841A JP 2001161841 A JP2001161841 A JP 2001161841A JP 2002352605 A JP2002352605 A JP 2002352605A
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JP
Japan
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light
concave mirror
color temperature
light source
dental lighting
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Pending
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JP2001161841A
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English (en)
Inventor
Kyoichi Sakugi
教一 柵木
Tetsuo Kokubo
哲夫 小久保
Masahiro Sakai
雅寛 酒井
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Iwasaki Denki KK
Original Assignee
Iwasaki Denki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はシェイドテイキング後の異なる照明
下であっても、ほとんど違って見えることがない、シェ
イドテイキング用ライトとして最適な歯科用照明装置を
提供するものである。すなわち、白熱電球のように可視
光全域にわたり連続光を放射し、相対色温度が5000
Kから7000Kの光源を選定し、小形で携帯しやす
く、患者の観察が容易で患者にとっても煩わしくなく、
汎用性のある歯科用照明装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 本発明は、底部に光源を備えた凹面鏡が
あり、該凹面鏡の前面に相対色温度が5000K〜70
00Kとなるように色温度変換フィルタを設け、また該
フィルタの前面に上下の幅より左右の幅が大きな窓部を
形成した遮光板があり、さらに該遮光板の前面に凸レン
ズを設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は歯科用照明装置に関
し、特に歯科用照明装置のうち天然歯と人工歯とを比較
する際に用いる、いわゆるシェードテイキングライトの
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、歯科用照明装置の光源として、平
均演色評価数(Ra)が87,色温度が5000K程度
である管径が約30mmの一般照明用蛍光ランプを直径
200mm程度として円弧状に形成したランプを使用
し、中央部にビューイングポートを設けた歯科用照明装
置が提案されている。該ランプの安定器は銅鉄の電磁式
の安定器が用いられる。上記した照明装置を用いて、患
者の天然歯と人工歯とを色を主として比較を行うと、蛍
光ランプは全波長域に発光していないため、異なる照明
下では、違った色に見える現象が発生する。
【0003】そこで、光源として白熱電球のような連続
光を放射し、相対色温度が5000Kから7000Kの
特性を有するランプが要求されている。可視全域にわた
る連続発光のランプであれば、患者の天然歯と人工歯と
の比較を容易に行なうことができ、その後の異なる照明
環境下でもあまり違って見えず、シェイドテイキングが
十分可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、シェイドテ
イキング後の異なる照明下であっても、ほとんど違って
見えることがない、シェイドテイキング用ライトとして
最適な歯科用照明装置を提供するものである。すなわ
ち、白熱電球のように可視光全域にわたり連続光を放射
し、相対色温度が5000Kから7000Kの光源を選
定し、小形で携帯しやすく、患者の観察が容易で患者に
とっても煩わしくなく、汎用性のある歯科用照明装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、底部に光源を
備えた凹面鏡があり、該凹面鏡の前面に上下の幅より左
右の幅が大きな底部に光源を備えた凹面鏡があり、該凹
面鏡の前面に上下の幅より左右の幅が大きな窓部を形成
した遮光板があり、さらに該遮光板の前面に凸レンズを
設けたことを特徴とする。また、底部に光源を備えた凹
面鏡があり、該凹面鏡の前面に相対色温度が5000K
〜7000Kとなるようにフィルタを設けたことを特徴
とする。さらに、底部に光源を備えた凹面鏡があり、該
凹面鏡の前面に相対色温度が5000K〜7000Kと
なるようにフィルタを設け、またそのフィルタの前面に
上下の幅より左右の幅が大きな窓部を形成した遮光板が
あり、さらに該遮光板の前面に凸レンズを設けたことを
特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係る一実施例を図1に基
づき説明する。図1は歯科用照明装置の光学系を含む概
略図であり、回転楕円体の一部を内面に有する硬質硝子
製反射鏡1はその内面に酸化チタン、酸化珪素などの屈
折率の異なる薄膜を多層として形成し熱線を透過させ可
視光を反射させる、いわゆるコールドミラーといわれる
誘電体多層膜2が形成してある。反射鏡1の一次焦点近
傍にハロゲンランプ3が配置してある。該ランプは反射
鏡の底部開口部に取り付けられ、ランプ封止部4が無機
質接着剤5を介して固定されている。
【0007】また、ハロゲンランプ3を取り囲むように
した反射鏡1の前面に硝子製色温度変換フィルタ6を反
射鏡の第二焦点より手前に直交する様に配置している。
また、反射鏡の第二焦点近傍に窓部7を形成した遮光板
8を配置し、該遮光板は縦を1とすると横が約3となる
ような比率とした開口を有する窓部7を形成している。
さらに、それらの前方に投影レンズ9を光軸に対し直交
するように配置し遮光板に設けた窓部(開口部)が照射
面に結像する様に位置合わせする。つまり反射鏡1のフ
ランジ面と照射面10との距離を約40cmと想定し、
その照射面に遮光板の開口部が結像するような投影レン
ズを選択している。
【0008】このような光学系を用いて歯科用照明装置
を構成する場合、ハロゲンランプが12V75W、外径
が50mmの反射鏡であり一次焦点が10mm,二次焦
点が50mmである場合、ランプの発光部であるフィラ
メントは光学的には点光源とはいえず、かなり大きな光
源となる。例えば、遮光板を反射鏡の第二焦点位置に配
置してもその光が窓部(開口部)に集光する程度であ
る。従って開口部が照射面の位置で結像するようにして
あるため、その集光している光が開口部の形で照射面に
現われる。照射面位置を人の口の周辺とすれば、比較的
均照度のシェイドテイキング用照明ができる。遮光板の
開口部を縦横比1:3程度とする事で患者の目に光を当
てずに口腔内を充分に観察できる。
【0009】前記実施例は回転楕円体の一部を利用した
反射鏡について説明したが、放物面を有する反射鏡でも
よい。放物面反射鏡を用いる場合、反射鏡と色温度変換
フィルタとの間に、コンデンサレンズを挿入し、ある程
度遮光板に設けた窓部に集光する構成すると、前記と同
様な効果が得られる。また、回転楕円体の一部を利用し
た反射鏡の外に、球面の一部を用いた反射鏡であっても
同様である。
【0010】次に、他の実施例について説明する。ハロ
ゲンランプと誘電体膜付き反射鏡との組合せで、相対色
温度が3400Kの場合、図2に示すような色温度変換
フィルタを組み合わせて用いることにより、図3に示す
ような分光分布特性が選られ、この場合相対色温度は6
500Kとなり、きわめてさわやかな放射光が得られ
る。なお、誘電体多層膜により赤色成分をある程度透過
するように制御して、色温度変換フィルタを省略するこ
とも可能である。
【0011】図4に遮光板に形成した窓部(開口部)の
形状を示す。図4(a)は上下の幅(縦)と左右の幅
(横)の縦横比を約1:3として長方形に形成してい
る。また、図4(b),図4(c)も左右の幅(横)が
上下の幅(縦)より大きな曲線形状からなる変形例を示
している。
【0012】以上に基づき、本発明を概略すると次の通
りである。 (1)光源を備えた凹面鏡とその前面に左右の比率が異
なる窓部を形成した遮光板を配置し、更に前方に投影レ
ンズを配置して、遮光板に設けた窓部が照射面に結像す
るように光学系を配置することにより、左右比が異なる
均一な照明領域を照射面に作ることができる。その照射
面を患者の口周辺部と設定することにより患者に眩しく
なく、歯科医にはシェイドテイキングに最適な配光パタ
ーンが得られる。 (2)可視領域に連続発光特性を有する光源を備えた凹
面鏡と、その前面に5000Kから7000Kの相対色
温度が得られる色温度変換フィルタを設けることによ
り、患者の天然歯と人工歯との比較が充分に行なえ、後
に異なる照明環境下でもほぼ同じ見え方の特性を有する
シェイドテイキング用の歯科用照明装置が得られる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る歯科
用照明装置は、ハロゲンランプなどの可視域に連続発光
する光源と凹面鏡とを組合せ、光源が点灯される際に、
5000Kから7000Kとなる色温度変換フィルタを
その前面に設ける。また、患者に眩しさを与えないよう
な照度分布となるように窓部を形成した遮光板をそれら
の前面に設け、遮光板に設けた窓部が結像するように投
影レンズを設けるように構成する。これにより、従来の
シェイドテイキングライトと比較して、太陽光に近似し
た光が得られる。又、小形、軽量であり歯科医、衛生士
等に持ちやすく、患者にも眩しくもなく、シェイドテイ
キングを容易に行なうことができる歯科用照明装置が得
られるとの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のハロゲンランプと光学
系とを示す概略説明図である。
【図2】同じく色温度変換フィルタの透過率を示す特性
図である。
【図3】同じく図2の色温度変換フィルタを用いた場合
(相対色温度6500K)の発光分布を示す特性図であ
る。
【図4】図4の(a),(b),(c)は遮光板に形成
した窓部の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 反射鏡 2 誘電体多層膜 3 ハロゲンランプ 4 ランプ封止部 5 無機質接着剤 6 色温度変換フィルタ 7 窓部(開口部) 8 遮光板 9 投影レンズ 10 照射面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年6月1日(2001.6.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、底部に光源を
備えた凹面鏡があり、該凹面鏡の前面に上下の幅より左
右の幅が大きな窓部を形成した遮光板があり、さらに該
遮光板の前面に凸レンズを設けたことを特徴とする。ま
た、底部に光源を備えた凹面鏡があり、該凹面鏡の前面
に相対色温度が5000K〜7000Kとなるようにフ
ィルタを設けたことを特徴とする。さらに、底部に光源
を備えた凹面鏡があり、該凹面鏡の前面に相対色温度が
5000K〜7000Kとなるようにフィルタを設け、
またそのフィルタの前面に上下の幅より左右の幅が大き
な窓部を形成した遮光板があり、さらに該遮光板の前面
に凸レンズを設けたことを特徴とする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F21Y 101:00 Fターム(参考) 3K042 AA05 AB03 AC07 BA08 BB05 BC01 BD04 CD02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に光源を備えた凹面鏡があり、該凹
    面鏡の前面に上下の幅より左右の幅が大きな窓部を形成
    した遮光板があり、さらに該遮光板の前面に凸レンズを
    設けたことを特徴とする歯科用照明装置。
  2. 【請求項2】 底部に光源を備えた凹面鏡があり、該凹
    面鏡の前面に相対色温度が5000K〜7000Kとな
    るようにフィルタを設けたことを特徴とする歯科用照明
    装置。
  3. 【請求項3】 底部に光源を備えた凹面鏡があり、該凹
    面鏡の前面に相対色温度が5000K〜7000Kとな
    るようにフィルタを設け、またそのフィルタの前面に上
    下の幅より左右の幅が大きな窓部を形成した遮光板があ
    り、さらに該遮光板の前面に凸レンズを設けたことを特
    徴とする歯科用照明装置。
JP2001161841A 2001-05-30 2001-05-30 歯科用照明装置 Pending JP2002352605A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009503767A (ja) * 2005-07-20 2009-01-29 オプティマス サーヴィシーズ リミテッド ライアビリティ カンパニー インシーリングフォーカスが配置された外科用照明
CN108050477A (zh) * 2017-12-26 2018-05-18 广州市浩洋电子股份有限公司 一种色温补偿图案片及其色温补偿系统和色温补偿方法

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