JP2002352515A - 情報再生装置、情報再生方法及び情報記録媒体 - Google Patents
情報再生装置、情報再生方法及び情報記録媒体Info
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- JP2002352515A JP2002352515A JP2001155447A JP2001155447A JP2002352515A JP 2002352515 A JP2002352515 A JP 2002352515A JP 2001155447 A JP2001155447 A JP 2001155447A JP 2001155447 A JP2001155447 A JP 2001155447A JP 2002352515 A JP2002352515 A JP 2002352515A
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Abstract
独自に設定することを可能とし、ユーザにとっての自由
度を高め使い勝ってを向上させ得るようにした情報再生
装置、情報再生方法及び情報記録媒体を提供することを
目的とする。 【解決手段】情報再生速度を可変可能な特殊再生モード
を有する情報再生装置において、予め用意された複数種
類の情報再生速度の中から、予め定められた数の範囲内
で、所定の種類の情報再生速度を選択的に設定可能と
し、この設定された情報再生速度の中から要求された情
報再生速度での情報再生を実行する。
Description
(Digital Versatile Disc)のような光ディスク等か
ら、デジタル情報を再生する情報再生装置及び情報再生
方法の改良に関する。また、この発明は、デジタル情報
を記録する例えば光ディスクのような情報記録媒体に関
する。
スク再生装置における再生速度の種類及び数は、各再生
装置毎に一意的に決まっている。そして、ユーザが再生
速度を変更するキーを操作することにより、再生装置が
保持している再生速度が順番に切り替えられるようにな
っている。
ードとして、2倍速再生、8倍速再生及び30倍速再生
の3種類を備えていると仮定する。そして、通常再生中
に、ユーザが早送りキーを操作することにより、コンテ
ンツの再生速度が2倍速に切り替わる。
で、ユーザが再度早送りキーを操作することにより、コ
ンテンツの再生速度が8倍速に切り替わる。この状態
で、さらに、ユーザが早送りキーを操作することによ
り、コンテンツの再生速度が30倍速に切り替わる。
る間に、ユーザが再度早送りキーを操作することによ
り、コンテンツの再生速度が2倍速に切り替わる。以
後、同様に、ユーザが早送りキーを操作する毎に、再生
速度がサイクリックに切り替えられることになる。
るために、2つの手法が用いられている。1つは、デコ
ーダへの再生モードの設定であり、他の1つは、デコー
ダに入力するストリームの変更である。DVDのコンテ
ンツは、ビデオオブジェクトという単位で記録され、各
ビデオオブジェクトの再生時間は約0.5秒となってい
る。
には、デコーダに対して、MPEGストリームのIピク
チャのみの再生を行なうように設定をし、デコーダへ
は、8倍速の場合3VOBU(ビデオオブジェクトユニ
ット)毎、30倍速の場合10VOBU毎に、飛び飛び
のデータを入力させて高速再生を実現している。
PEGストリームのIピクチャとPピクチャのみを再生
する等のように、デコーダの再生モードの設定のみで対
応している場合が一般的である。
ような高速再生機能を有する従来の再生装置では、上述
したように、再生速度の種類や数が各再生装置毎に一意
的に決まっているため、ユーザが、自由に再生速度の種
類や数を変更することができず、使い勝ってが不便であ
るという問題を有している。
倍速再生の3種類の高速再生機能を持っている再生装置
に対して、3倍速再生、50倍速再生、100倍速再生
及び200倍速再生の4種類の高速再生機能を持たせる
ことは、到底不可能なことである。
されたもので、ユーザが再生速度の種類及び数を独自に
設定することを可能とし、ユーザにとっての自由度を高
め使い勝ってを向上させ得るようにした極めて良好な情
報再生装置、情報再生方法及び情報記録媒体を提供する
ことを目的とする。
装置は、情報再生速度を可変可能な特殊再生モードを有
するものを対象としている。そして、予め用意された複
数種類の情報再生速度の中から、予め定められた数の範
囲内で、所定の種類の情報再生速度を選択的に設定可能
とする設定手段と、この設定手段で設定された情報再生
速度の中から要求された情報再生速度での情報再生を実
行する制御手段とを備えるようにしたものである。
報再生速度を可変可能な特殊再生モードを有する方法を
対象としている。そして、予め用意された複数種類の情
報再生速度の中から、予め定められた数の範囲内で、所
定の種類の情報再生速度を選択的に設定する設定工程
と、この設定工程で設定された情報再生速度の中から要
求された情報再生速度での情報再生を実行する制御工程
とを有するようにしたものである。
情報再生速度を可変可能な状態で情報が記録されたもの
を対象としている。そして、ユーザ操作を制御するユー
ザ操作制御情報の中に、情報再生速度をユーザが設定す
るための情報を記録するようにしたものである。
用意された複数種類の情報再生速度の中から、予め定め
られた数の範囲内で、所定の種類の情報再生速度を選択
的に設定可能としたので、ユーザが再生速度の種類及び
数を独自に設定することを可能とし、ユーザにとっての
自由度を高め使い勝ってを向上させることが可能とな
る。
いて、図面を参照して詳細に説明する。図1は、光ディ
スク(DVD)再生装置11を示している。この光ディ
スク再生装置11は、MPU部12、MPEGデコーダ
部(ビデオデコーダ部)13、オーディオデータのD/
A変換部14、光ディスク10から情報の読み取りを行
なうディスクドライブ部15、システムプロセッサ部1
6、ワークメモリ部17、SP(副映像)デコーダ部1
8、オーディオデコーダ部19、ビデオメモリ部20、
ユーザ操作の入力デバイスである操作キーパネル(リモ
ートコントローラ等を含む)21、ビデオプロセッサ部
22、内部バス23、ユーザ設定等を記憶させておくた
めの不揮発性メモリ部24等で構成されている。
図示しないオーディオ増幅器(あるいはAV増幅器)を
介して外部スピーカ25が接続されているとともに、図
示しないビデオI/Fを介してTVモニタ(あるいはビ
デオプロジェクタ)26が接続されている。
ース作成部12aがファームウエアとして組み込まれ、
さらに、データメモリ(OSDその他の用途のデータメ
モリ)12bが設けられている。
は、その他のファームウエア(後述する図6〜図12の
処理を担当するプログラム)が書き込まれたプログラム
メモリも設けられている。
トラックバッファ部16a、データ切り分け部16b及
びメモリI/F部16cが設けられている。
るデータの基本的な流れは、以下のようになっている。
まず、MPU部12がディスクドライブ部15に目的の
アドレスとリード命令とを送る。
れてきたアドレス及び命令にしたがって、光ディスク1
0から目的の論理セクタデータを読み出し、その読み出
したパックデータを図示しないデータ入力部を通してシ
ステムプロセッサ部16に送る。
切り分け部16bが、トラックバッファ部16aを介して
送られてきたパックデータをパケットデータに切り分
け、データの内容(目的)に応じて、ビデオパケットデ
ータ(MPEGエンコードされたデータ)はMPEGデ
コーダ部13に転送し、オーディオパケットデータはオ
ーディオデコーダ部19に転送し、副映像パケットデー
タはSPデコーダ部18に転送する。
K、その他のパック(オーディオパックA_PCK、ビ
デオパックV_PCK、副映像パックSP_PCK等)
は、MPU部12が適宜処理するために、メモリI/F
16bを介してワークメモリ部17に転送され、そこに
保存される。
各パケットデータは、パケットデータ内の再生タイムス
タンプ(Presentation Time Stamp)の値に同期して再
生処理が行なわれる。これにより、TVモニタ26の画
面上に、例えば英語音声+日本語字幕付きの動画(映
画)を出画させることができる。
2bの内部データを用いて、ユーザが視覚的に操作し確
認するためのユーザインターフェースを提供するオン・
スクリーン・ディスプレイ(OSD等)が生成される。
この生成は、ユーザインターフェース作成部12aとい
うファームウエアで実行され、生成されたOSDデータ
は、ビデオメモリ部20に保存される。
ションパックNV_PCKから取り出したSRI情報に
より、早送り再生及び早戻し再生を行なうために、次に
再生するべきVOBUの先頭アドレスを取得し、ディス
クドライブ部15に目的のアドレスとリード命令とを設
定された速度により決定する、飛び先アドレス判定部1
2cが、ファームウエアの形で設けられている。なお、
1枚の光ディスク10に記録される情報のデータ構造に
ついては後述する。
的にOSDの言語設定や、接続しているテレビジョン画
面の形状等の、ユーザ独自の設定環境を再生装置11内
部の不揮発性メモリ部24に保持している。
上がると、不揮発性メモリ部24から設定環境情報を読
み出し、その情報に基づいて再生装置11は各種の設定
を行なっている。なお、後述するが、この実施の形態に
おいて、ユーザが設定した再生速度の設定情報は、この
不揮発性メモリ部24に記憶され保持される。
タの階層構造を示している。この光ディスク10には、
内周側にリードインエリアが設けられ、外周側にリード
アウトエリアが設けられ、これら両エリアの間にボリュ
ームスペース27が設けられている。
ム/ファイル構造情報エリア28、DVDビデオエリア
29、その他の記録エリア30等を含んでいる。その他
の記録エリア30には、ビデオタイトルセットVTSで
利用可能な情報、あるいは、ビデオタイトルセットとは
関係のない他の情報(例えばコンピュータ情報)を記録
することができる。この記録エリア30は必須ではな
く、使用しないのなら削除されても良い。
は、ISO9660及びUDFブリッジに定められる管
理領域に相当する。このエリア28の記述に基づいて、
ビデオマネージャVMGの内容が光ディスク再生装置1
1の対応するメモリ部に格納される。
界上で区分されている。ここで、1論理セクタは204
8バイトと定義され、1論理ブロックも2048バイト
と定義される。したがって、1論理セクタは1論理ブロ
ックと対等に定義される。
ジャVMGという管理情報と、1以上(最大99個)の
ビデオタイトルセットVTS#Nというコンテンツ情報
を含んでいる。
は、ビデオマネージャ情報VMGI、ビデオマネージャ
メニュー用ビデオオブジェクトセットVMGM_VOB
S、及び、ビデオマネージャ情報VMGIのバックアッ
プVMGI_BUPとで構成されている。
マネージャ情報管理テーブルVMGI_MAT(図示せ
ず)、タイトルサーチポインタテーブルTT_SRP
T、ビデオマネージャメニューPGCIユニットテーブ
ルVMGM_PGCI_UT(図示せず)、パレンタル
管理情報テーブルPTL_MAIT(図示せず)、ビデ
オタイトルセット属性テーブルVTS_ATRT(図示
せず)、テキストデータマネージャTXTDT_MG
(図示せず)、ビデオマネージャメニューセルアドレス
テーブルVMGM_C_ADT(図示せず)、及び、ビ
デオマネージャメニュービデオオブジェクトユニットア
ドレスマップVMGM_VOBU_ADMAP(図示せ
ず)とを含んでいる。
タイトルサーチポインタテーブルTT_SRPTは、タ
イトルサーチポインタテーブル情報TT_SRPTI
(図示せず)及び1以上のタイトルサーチポインタTT
_SRPを含んでいる。
は、該当タイトルの再生形式TT_PB_TY(1つの
シーケンシャルなPGCのタイトルか、1つのランダム
なPGCタイトルか、マルチPGCタイトルか等を示
す)、アングル数AGL_Ns(図示せず)、パートオ
ブタイトル数(チャプタ数)PTT_Ns(図示せ
ず)、該当タイトルのパレンタルIDフィールドTT_
PTL_ID_FLD(図示せず)、ビデオタイトルセ
ット番号VTSN(図示せず)、ビデオタイトルセット
タイトル番号VTS_TTN(図示せず)、ビデオタイ
トルセットVTSの開始アドレスVTS_SAとを含ん
でいる。
_TYには、タイムサーチ/タイムプレイのユーザ操作
を許可するかどうかを決めるユーザ操作フラグビットU
OP0、チャプタサーチ(PTTサーチ)/チャプタ再
生(PTT再生)のユーザ操作を許可するかどうかを決
めるユーザ操作フラグビットUOP1が記述できるよう
になっている。
ではVTS#Nで例示)のファイル32は、そのタイト
ルの管理情報であるビデオタイトルセット情報VTS
I、ビデオタイトルセットメニュー用ビデオオブジェク
トセットVTSM_VOBS(オプション)、ビデオタ
イトルセットタイトル用のビデオオブジェクトセットV
TSTT_VOBS(ビデオコンテンツ)、及び、ビデ
オタイトルセット情報VTSIのバックアップVTSI
_BUPとで構成されている。
のビデオオブジェクトVOBも、その用途の違いを除い
ては同様な構造を有している。各ビデオタイトルセット
VTSには、MPEG規格により圧縮されたビデオデー
タ、所定の規格により圧縮された(あるいは非圧縮の)
オーディオデータ、及び、所定の規定によりランレング
ス圧縮された副映像データとともに、これらのデータを
再生するための様々な情報が格納されている。なお、ビ
デオタイトルセットVTSを構成するファイル32の数
は、例えば最大で12個に定められている。また、上記
ファイル31,32は、論理セクタの境界で区分されて
いる。
VTSIは、ビデオタイトルセット情報管理テーブルV
TSI_MAT(図示せず)、ビデオタイトルセットパ
ートオブタイトルサーチポインタテーブルVTS_PT
T_SRPT(図示せず)、ビデオタイトルセットプロ
グラムチェーン情報テーブルVTS_PGCIT、ビデ
オタイトルセットメニューPGCIユニットテーブルV
TSM_PGCI_UT(図示せず)、ビデオタイトル
セットタイムマップテーブルVTS_TMAPT(図示
せず)、ビデオタイトルセットメニューセルアドレステ
ーブルVTSM_C_ADT(図示せず)、ビデオタイ
トルセットメニュービデオオブジェクトユニットアドレ
スマップVTSM_VOBU_ADMAP(図示せ
ず)、ビデオタイトルセットセルアドレステーブルVT
S_C_ADT(図示せず)、及び、ビデオタイトルセ
ットビデオオブジェクトユニットアドレスマップVTS
_VOBU_ADMAP(図示せず)とを含んでいる。
ーン情報テーブルVTS_PGCITは、ビデオタイト
ルセットプログラムチェーン情報テーブル情報VTS_
PGCITI(図示せず)、1以上のビデオタイトルセ
ットプログラムチェーン情報サーチポインタVTS_P
GCI_SRP(図示せず)、及び、1以上のビデオタ
イトルセットプログラムチェーン情報VTS_PGCI
とを含んでいる。
ン情報VTS_PGCI(以下、プログラムチェーン情
報PGCIとする)は、プログラムチェーン一般情報P
GC_GI、プログラムチェーンコマンドテーブルPG
C_CMDT(図示せず)、プログラムチェーンプログ
ラムマップPGC_PGMAP(図示せず)、セル再生
情報テーブルC_PBIT(図示せず)、及び、セル位
置情報テーブルC_POSIT(図示せず)とを含んで
いる。
GIは、プログラムチェーンPGCのコンテンツPGC
_CNT(図示せず)、プログラムチェーン再生時間P
GC_PB_TM(図示せず)、プログラムチェーンユ
ーザ操作制御PGC_UOP_CTL、プログラムチェ
ーンオーディオストリーム制御テーブルPGC_AST
_CTLT(図示せず)、プログラムチェーン副映像ス
トリーム制御テーブルPGC_SPST_CTLT(図
示せず)、プログラムチェーンナビゲーション制御PG
C_NV_CTL(図示せず)、プログラムチェーン副
映像パレットPGC_SP_PLT(図示せず)、プロ
グラムチェーンコマンドテーブルPGC_CMDTの開
始アドレスPGC_CMDT_SA(図示せず)、プロ
グラムチェーンプログラムマップPGC_PGMAPの
開始アドレスPGC_PGMAP_SA(図示せず)、
セル再生情報テーブルC_PBITの開始アドレスC_
PBIT_SA(図示せず)、及び、セル位置情報テー
ブルC_POSITの開始アドレスC_POSIT_S
A(図示せず)とを含んでいる。
GC_UOP_CTL内には、プログラムチェーンPG
Cが再生されているときのユーザ操作の可否を決めるユ
ーザ操作フラグビットUOP0〜UOP3、UOP5〜
UOP24を記述できるようになっている。
デオタイトルセットタイトル用のビデオオブジェクトセ
ットVTSTT_VOBSの内容(コンテンツ)は、1
以上のセル(C_IDN#1〜#5、C_IDN#1〜
#2、……、C_IDN#1〜#i)を指し示すビデオ
オブジェクト(VOB_IDN#1、VOB_IDN#
2、……、VOB_IDN#j)により特定され、これ
らのビデオオブジェクトVOB_IDN#で示されるセ
ルの再生順序が、プログラムチェーンPGC#1、PG
C#2、……、PGC#kにより定められる。
録されるナビゲーションパックの階層データ構造を示し
ている。セルを単位とした情報の集合であるビデオタイ
トルセットタイトル用のビデオオブジェクトセットVT
STT_VOBSにより、1以上のプログラムチェーン
PGCの情報が記録される。
Sは1以上のプログラムチェーンPGCで構成され、1
つのプログラムチェーンPGCは1以上のプログラムで
構成され、1つのプログラムは1以上のセルで構成さ
れ、1つのセルは複数のビデオオブジェクトユニットV
OBUで構成されている。
クトユニットVOBUに切り分けられて記録される。各
ビデオオブジェクトユニットVOBUは、先頭にナビゲ
ーションパックNV_PCKを持ち、さらに様々な種類
のデータパック(オーディオパックA_PCK、ビデオ
パックV_PCK、副映像パックSP_PCK等)によ
って構成されている。
う場合の最小単位である。一方、論理上の処理を行なう
最小単位はセルであり、論理上の処理(再生等)はこの
セル単位で行なわれ、それによって再生順番を変えた
り、分岐等を行なうことができる。
Kは、パックヘッダと、システムヘッダと、PCIパケ
ットのパケットヘッダと、PCIパケットのサブストリ
ームIDと、再生制御情報PCIデータと、DSIパケ
ットのパケットヘッダと、DSIパケットのサブストリ
ームIDと、データ検索情報DSIデータとで構成され
ている。
レス再生情報、シームレスアングル情報、ビデオオブジ
ェクトユニットVOBU検索情報、及び、同期情報等を
含んでいる。PCIデータは、PCI一般情報、ノンシ
ームレスアングル情報、ハイライト情報HLT、及び、
記録情報等を含んでいる。
のアドレスを相対論理ブロック番号で記述したNV_P
CK_LBN(図示せず)、該当ビデオオブジェクトユ
ニットVOBUのカテゴリVOBU_CAT(図示せ
ず)、該当ビデオオブジェクトユニットVOBUのユー
ザ操作制御VOBU_UOP_CTL、該当ビデオオブ
ジェクトユニットVOBUの再生開始時間VOBU_S
_PTM(図示せず)、該当ビデオオブジェクトユニッ
トVOBUの再生終了時間VOBU_E_PTS(図示
せず)、該当ビデオオブジェクトユニットVOBUに含
まれるシーケンスエンドの終了時間VOBU_SE_E
_PTS(図示せず)、セル経過時間C_ELTM等を
含んでいる。
のユーザ操作制御VOBU_UOP_CTL内には、該
当ビデオオブジェクトユニットVOBUが再生されてい
るときのユーザ操作の可否を決めるユーザ操作フラグビ
ットUOP3〜UOP16、UOP18〜UOP24を
記述できるようになっている。
PCK内にあるビデオオブジェクトユニットVOBUの
ユーザ操作制御VOBU_UOP_CTLのビットの内
容に応じて、ビデオオブジェクトユニットVOBU再生
中に使用可能なキーの種類が特定される。
録されているナビゲーションパックNV_PCKの中の
一部を示している。この図4に示す情報は、図3に示し
たナビゲーションパックNV_PCK内の、DSIデー
タの中に含まれている情報であり、現在再生中の再生開
始時刻の前後0.5×n秒に再生されるビデオオブジェ
クトユニットVOBUの先頭アドレスが複数記録された
情報VOBU_SRI(ビデオオブジェクトユニットサ
ーチ情報)である。
が早送りもしくは早戻し機能を実行させるキーの操作、
あるいは、それに相当するユーザインターフェースを実
行した場合、上記DSI内のビデオオブジェクトユニッ
トサーチ情報VOBU_SRIの中から、設定された速
度に応じたビデオオブジェクトユニットVOBUの飛び
越しアドレスを取得し、そのアドレスをディスクドライ
ブ部15に目的のアドレスとしてリード命令と共に発行
することにより、再生するべきデータが各デコーダ部1
3,18,19に入力されて、早送り再生もしくは早戻
し再生が可能となる。
録されるユーザ操作制御情報の一部を示している。この
図5では、図2に示したタイトル再生タイプTT_PG
_TYでのユーザ操作制御(UOP0、UOP1)、図
2に示したユーザ操作制御PGC_UOP_CTLでの
ユーザ操作制御(UOP0〜UOP24)、及び、図3
に示したユーザ操作制御VOBU_UOP_CTLでの
ユーザ操作制御(UOP0〜UOP24)それぞれの制
御フラグ(UOP0〜UOP24のビット)と、それら
に対応するユーザ機能との関係を部分的に示している。
による時間再生及び時間検索の禁止/許可を指定するも
ので、タイトル再生タイプTT_PG_TYまたはユー
ザ操作制御PGC_UOP_CTLに含まれる。
対応するユーザ操作が許可(図示では○)され、UOP
ビットが“1”の場合に対応するユーザ操作が禁止(図
示では×)されるものとしている。
によるパートオブタイトル再生及びパートオブタイトル
検索の禁止/許可を指定するもので、TT_PG_TY
またはPGC_UOP_CTLに含まれる。
禁止/許可を指定するもので、PGC_UOP_CTL
に含まれる。UOP3は、ユーザによる再生停止の禁止
/許可を指定するもので、PGC_UOP_CTLに含
まれる。
GoUp操作(タイトルドメイン中の数値、メニュー空
間中の数値、あるいは、プログラムチェーン番号の数値
がFFFFhであるときに、それらの数値等を増加させ
る操作)の禁止/許可を指定するもので、VOBU_U
OP_CTLに含まれる。
パートオブタイトル検索の禁止/許可を指定するもの
で、PGC_UOP_CTLまたはVOBU_UOP_
CTLに含まれる。
(先行)プログラム検索または先頭プログラム検索の禁
止/許可を指定するもので、PGC_UOP_CTLま
たはVOBU_UOP_CTLに含まれる。
(後続)プログラム検索または先頭プログラム検索の禁
止/許可を指定するもので、PGC_UOP_CTLま
たはVOBU_UOP_CTLに含まれる。
(早送り)の禁止/許可を指定するもので、PGC_U
OP_CTLまたはVOBU_UOP_CTLに含まれ
る。UOP9は、ユーザによる後方スキャン(早戻し)
の禁止/許可を指定するもので、PGC_UOP_CT
LまたはVOBU_UOP_CTLに含まれる。
ルメニュー呼び出しの禁止/許可を指定するもので、P
GC_UOP_CTLまたはVOBU_UOP_CTL
に含まれる。
ー呼び出しの禁止/許可を指定するもので、PGC_U
OP_CTLまたはVOBU_UOP_CTLに含まれ
る。UOP12は、ユーザによる副映像呼び出しの禁止
/許可を指定するもので、PGC_UOP_CTLまた
はVOBU_UOP_CTLに含まれる。
(音声)メニュー呼び出しの禁止/許可を指定するもの
で、PGC_UOP_CTLまたはVOBU_UOP_
CTLに含まれる。UOP14は、ユーザによるアング
ルメニュー呼び出しの禁止/許可を指定するもので、P
GC_UOP_CTLまたはVOBU_UOP_CTL
に含まれる。
イトル(チャプタ)メニュー呼び出しの禁止/許可を指
定するもので、PGC_UOP_CTLまたはVOBU
_UOP_CTLに含まれる。UOP16は、ユーザに
よるレジューム操作の禁止/許可を指定するもので、P
GC_UOP_CTLまたはVOBU_UOP_CTL
に含まれる。
方選択キー、下方選択キー、左方選択キー、右方選択キ
ー、決定キーまたは選択決定キー)操作の禁止/許可を
指定するもので、PGC_UOP_CTLに含まれる。
UOP18は、ユーザによるスチル(静止画)オフ操作
の禁止/許可を指定するもので、PGC_UOP_CT
LまたはVOBU_UOP_CTLに含まれる。
言語選択のユーザ操作の禁止/許可を指定するもので、
PGC_UOP_CTLまたはVOBU_UOP_CT
Lに含まれる。UOP20は、ユーザによる音声ストリ
ーム変更操作の禁止/許可を指定するもので、PGC_
UOP_CTLまたはVOBU_UOP_CTLに含ま
れる。
像ストリーム変更操作の禁止/許可を指定するもので、
PGC_UOP_CTLまたはVOBU_UOP_CT
Lに含まれる。
替え操作の禁止/許可を指定するもので、PGC_UO
P_CTLまたはVOBU_UOP_CTLに含まれ
る。なお、このUOP22は、パレンタルレベル選択ま
たはパレンタル適用国選択のユーザ操作の禁止/許可を
指定することに用いられる可能性もある。
ラオケ音声再生モード変更操作の禁止/許可を指定する
もので、PGC_UOP_CTLまたはVOBU_UO
P_CTLに含まれる。UOP24は、ユーザによるビ
デオ再生モード変更操作の禁止/許可を指定するもの
で、PGC_UOP_CTLまたはVOBU_UOP_
CTLに含まれる。
が光ディスク10からその記録情報を読み取る場合の初
期動作(通常再生開始前)をまとめたフローチャートを
示している。
いディスクトレイに光ディスク10がセットされ、操作
キーパネル21上の図示しないクローズキーが操作され
ると(または光ディスク10がセットされた後、停止中
の状態で再生キーが操作されると)、光ディスク10が
回転駆動され(ステップST10)、そのリードインエ
リアから読み取りが開始される(ステップST12)。
ィスクリプタ(論理ブロック番号LBN:030000
h)が読み込まれ(ステップST14)、この光ディス
ク10がDVDであるか否かの判定が行なわれる。具体
的には、ボリュームディスクリプタ内の標準識別子(st
andard identifier)が“CD001”であるか否か
で、セットされた光ディスク10がCDかDVDかの判
定を行なうことができる。
ば(ステップST16ノー、ステップST18イエ
ス)、CD再生処理に移る。セットされたディスクがD
VDでもCDでもなければ(ステップST16ノー、ス
テップST18ノー)、処理は終了する。
れば(ステップST16イエス)、ルートディレクトリ
レコードを読み込み(ステップST20)、DVDビデ
オデータの入っているサブディレクトリ“VIDEO_
TS”を検索する(ステップST22)。
“VIDEO_TS”でなければ(ステップST24ノ
ー)、その他のサブディレクトリの検索が続行される
(ステップST26、ST22、ST24)。“VID
EO_TS”が最後まで見つからなければ(ステップS
T26ノー)、処理は終了する。
見つかれば(ステップST24イエス)、VTSサブデ
ィレクトリファイル検索を実行し(ステップST2
8)、VTSサブディレクトリのレコードを読み込む
(ステップST30)。
ャ情報VMGIを含む“VIDEO_TS.IFO”が
見つからなければ(ステップST32ノー)、そのディ
レクトリの最後のファイルに達するまで“VIDEO_
TS.IFO”の検索が続行される(ステップST3
4、ST30、ST32)。“VIDEO_TS.IF
O”が最後まで見つからなければ(ステップST34イ
エス)、処理は終了する。
IDEO_TS.IFO”が見つかれば(ステップST
32イエス)、通常の再生動作に移行する。
光ディスク10からその記録情報を読み取る場合の通常
再生動作をまとめたフローチャートを示している。
O”のVMGIからビデオマネージャ情報管理テーブル
VMGI_MATが読み込まれる(ステップST4
0)。図示しないが、このVMGI_MAT中には、タ
イトルセットの数を示すVTS_Ns、タイトルサーチ
ポインタテーブルの開始アドレスTT_SRPT_S
A、テキストデータマネージャの開始アドレスTXTD
T_MG_SA、その他が記述されている。
数Nがセットされ、TT_SRPTのアドレスがセット
され、TXTDT_MGのアドレスがセットされる(ス
テップST42)。
示しないがビデオマネージャメニューが再生され、モニ
タ画面中にタイトルメニューを表示するVMGメニュー
処理が実行される(ステップST44)。
み込まれ(ステップST46)、VMGメニューが表示
される。光ディスク再生装置11のユーザは、表示され
たタイトルメニューから所望のタイトルを選択すること
により、再生するべきタイトル番号M(Mは1以上N以
下)が決定される(ステップST48)。
れたTT_SRPTは、N個のタイトルサーチポインタ
TT_SRP#1〜TT_SRP#Nを含み、そのうち
の1個(TT_SRP#M)がステップST48で決定
される。
SRP#Mは、選択されたタイトル(VTS#M)の開
始アドレス情報VTS_SAを含んでいる。このVTS
_SAにより目的のVTS#Mの開始アドレスを知るこ
とができる。この開始アドレスから、VTS#Mの先頭
に配置されたビデオタイトルセット情報VTSIのアド
レスをセットする(ステップST50)。
ルセット情報管理情報VTSI_MATを読み込む(ス
テップST52)。図示しないが、このVTSI_MA
Tは、ビデオ、オーディオ及び副映像それぞれに基づい
て、光ディスク再生装置11内のビデオデコーダ部1
3、オーディオデコーダ部19及び副映像デコーダ部1
8を初期設定する(ステップST54)。
デオタイトルセットメニュー(ルートメニュー)が再生
され、モニタ画面上にルートメニュー及びその下位置の
各種メニュー(オーディオメニュー、副映像メニュー、
チャプタメニュー等)を表示するVTSメニューが実行
される(ステップST56)。
オブタイトルサーチポインタテーブル情報PTT_SR
PTIが読み込まれ(ステップST58)、モニタ画面
上に再生タイトルユニット(再生タイトルにおける1以
上のPTT_SRPのグループを指し、ユーザから見れ
ば1以上のチャプタ群をまとめたものが表示される(ス
テップST60)。このタイトルユニット番号nは、1
以上N以下(Nは該当光ディスク10中の合計タイトル
数)となる。
ー/PTTメニュー)から再生すべき特定のタイトルユ
ニットを選択すると、選択されたタイトルユニットに対
応するVTSI中のPTT_SRPTが読み込まれる
(ステップST62)。
象のプログラムチェーン番号PGCN及びプログラム番
号PGNが決定される(ステップST64)。なお、こ
のPTT_SRPTは、図示しないが、n個のタイトル
ユニットサーチポインタTTU_SRPを含んでおり、
各TTU_SRPが1以上のPTTサーチポインタを含
んでいる。
PGC情報テーブルVTS_PGCITが読み込まれ
(ステップST66)、このVTS_PGCITの全て
のデータがワークメモリ部17に保存される(ステップ
ST68)。
以上のサーチポインタVTS_PGCI_SRPを含
み、各VTS_PGCI_SRPはVTS_PGCのカ
テゴリ情報VTS_PGC_CATを含む。
Cブロックがパレンタルブロックであるか否かを識別す
るブロックタイプの情報と、パレンタルIDフィールド
の情報に基づいて、パレンタルブロックの内容を再生す
るか否かのパレンタル処理を行なう(ステップST7
2)。
子供に見せないようにする目的で利用される。ステップ
ST72で処理する対象がパレンタル動作に該当する
(パレンタルロックがかかっている)ときは(ステップ
ST74イエス)、プログラムチェーン番号PGCNが
インクリメントされ(ステップST76)、次のPGC
番号のブロックに移る。
作に該当しない(パレンタルロックがかかっていない)
ときは(ステップST74ノー)、そのPGC番号に対
応するPGCIがステップST68で保存したPGCI
Tのデータ中から取り出される(ステップST78)。
タルブロックでないと判定されたときは(ステップST
70ノー)、上記ステップST72〜ST76の処理は
スキップされる。
Iは、プログラムチェーン一般情報をPGC_GIを含
む。このPGC_GIは、図示しないが、図2で示した
PGC_UOP_CTLの他に、PGCオーディオスト
リーム制御テーブルPGC_AST_CTLT、PGC
副映像ストリーム制御テーブルPGC_SPST_CT
LT、PGC副映像パレットPGC_SP_PLT等を
含んでいる。
T、PGC_SPST_CTLT、PGC_SP_PL
T等)に基づいて、副映像及びオーディオの各種初期設
定(副映像のカラー表示にどの副映像パレットを使用す
るか、再生する音声チャンネルを何にするか等)が行な
われる(ステップST80)。
各デコーダ部13,18,19に対して、再生のための
初期設定を行ない、再生に使用するテーブルのアドレス
をワークメモリ部17に保存する。
タイトルセットセルアドレステーブルVTS_C_AD
Tが読み込まれ(ステップST82)、VTS_C_A
DT内の全てのデータがワークメモリ部17に保存され
る(ステップST84)。この保存されたVTS_C_
ADTには、全てのセルの開始アドレス及び終了アドレ
スが記述され、さらに、VTSTT_VOBU内の全て
のインターリーブされたユニットが記述されている。
以上のビデオタイトルセットセルピース情報VTS_C
PI(図示せず)が記述される。各VTS_CPIは、
図示しないが、該当ビデオタイトルセットセルピースV
TS_CPに対するVOBのID番号VTS_VOB_
IDN、VTS_CS_CP_SA、VTS_CPの終
了アドレスVTS_CP_EA等を含んでいる。
ークメモリ部17に保存されたデータから、PGCI中
のコマンドテーブルPGC_CMDTが取り出される
(ステップST86)。このPGC_CMDTには、1
以上のプリコマンドPRE_CMD、1以上のポストコ
マンドPOST_CMD、1以上のセルコマンドC_C
MD等が含まれている。
ド)PRE_CMDが実行され(ステップST88)、
コマンド処理対象のプログラム番号PGN、セルID番
号VTS_C_IDNがワークメモリ部17に保存され
る(ステップST90)。
ID番号に対応するセルをランダムに再生するか否かが
判定される。ランダムに再生する場合には(ステップS
T92イエス)、MPU部12内部でランダム関数によ
りランダム数(乱数)Rを発生し(ステップST9
4)、このランダム数Rに対応したセルID番号のセル
の再生処理に入る(ステップST96)。
T92ノー)、ステップST94〜ST96の処理は行
なわれず、VTS_C_ADT内の1以上のVTS_C
PIに対応したセル再生を行なう処理が実行される(ス
テップST98)。
チル時間(0〜254秒あるいは無制限)が設定され
(ステップST100)、設定された時間だけスチル
(PGCスチル)が実行される(ステップST10
2)。
GC_CMDTに含まれるポストコマンド(後処理コマ
ンド)POST_CMDTが実行され(ステップST1
04)、PGC番号PGCNが更新されて(ステップS
T106)、更新後のPGCNが読み込まれる。
テップST108ノー)、図8のステップST70から
図9のステップST106までの処理が再実行される。
更新後のPGCNがゼロならば(ステップST108イ
エス)、次のPGCがないので、図7〜図9の通常再生
処理は終了される。
光ディスク10からセルの記録内容を再生する動作をま
とめたフローチャートを示している。
00イエス)、ワークメモリ部17に保存(図8のステ
ップST68参照)されたPGCIの内容に基づいて、
該当セルの再生開始アドレス(論理ブロック番号LB
N)が決定される(ステップST204)。
ブルC_PBIT(図示せず)を含み、このC_PBI
T1以上のセル再生情報C_PBI(図示せず)を含
む。各C_PBIは、図示しないが、該当セルがアング
ロブロックであるか否かを示す情報を含むセルカテゴリ
C_CAT、該当セルの再生時間C_PBTM、該当セ
ル内の先頭VOBUの開始アドレスC_FVOBU_S
A、該当セル内の先頭インターリーブユニットの終了ア
ドレスC_FILVU_EA、該当セル内の最終VOB
Uの開始アドレスC_LVOBU_SA、該当セル内の
最終VOBU終了アドレスC_LVOBU_EA等を含
んでいる。
当セルの再生開始アドレスを決定することができる。こ
のようにして決定されたアドレスに基づいて、ディスク
ドライブ部15に読み出し命令がセットされる(ステッ
プST206)。
ドライブ部15は、ステップST204で決定されたア
ドレスからVOBUを読み出す。すると、読み出された
VOBUの先頭に配置されたナビゲーションパックNV
_PCKが取り込まれ(ステップST208)、ワーク
メモリ部17に格納される。
に含まれる同期情報に基づいて、光ディスク再生装置1
1の内部システムタイムクロックSTC(図示せず)等
が設定される(ステップST210)。
には、ハイライト情報HLIが含まれている。このHL
I等を用いて、メニューのハイライト処理を含むナビゲ
ーションパック処理が実行される(ステップST21
2)。
は(ステップST214イエス)、該当VOBUの再生
終了まで待ち(ステップST216)、VOBUスチル
処理に入る(ステップST218)。このVOBUスチ
ルのスチル時間は無制限であり、VOBUスチルが実行
されないときは(ステップST214ノー)、ステップ
ST216〜ST218の処理はスキップされる。
212)の後、あるいは、VOBUスチル(ステップS
T218)の解除後、この時点での再生対象が該当セル
の最後でない場合は(ステップST220ノー)、ステ
ップST210〜ST218の処理が反復される。
最後である場合は(ステップST220イエス)、該当
VOBUの再生終了まで待ち(ステップST224)、
セルスチル処理(設定された時間のスチル再生)に入る
(ステップST226)。
合は(ステップST228イエス)、セルコマンド処理
がなされ(ステップST230)、その他の処理ルーチ
ンにリターンする。セルコマンドがない場合は(ステッ
プST228ノー)、セルコマンド処理はなされず、そ
の他の処理ルーチンにリターンする。
光ディスク10からユーザ操作禁止情報VOBU_UO
P_CTLを読み取る動作をまとめたフローチャートを
示している。
モリ部17に保存する処理(ステップST250)は、
図10のステップST212におけるナビゲーション処
理の一環としてなされる。
光ディスク10から早送り再生及び早戻し再生を行なう
処理動作をまとめたフローチャートを示している。
る。まず、ユーザが操作キーパネル21の早送りキー
(図示せず)を操作したとする。これにより、ユーザか
らの早送り再生要求が出される(ステップST30
0)。
て、早送り再生操作が禁止(図5のUOP8=1;ステ
ップST302イエス)されているときには、図12の
処理は終了し、その他の処理ルーチンにリターンする。
(ステップST302ノー)、図4のVOBU_SRI
をワークメモリ部17から読み出す(ステップST30
4)。さらに、現在再生されている速度を元に、次に再
生するべき速度をMPU部12で決定する(ステップS
T306)。
装置11は、複数の早送り再生モード(早送り再生モー
ドの数をFF_MOD_NSとする)を持ち、それぞれ
のモードには、早送り再生の速度が設定されている。例
えば、早送り再生モードが3種類用意され、それぞれを
FF_MOD#1、FF_MOD#2、FF_MOD#
3とする。
MOD#2には30倍速再生、FF_MOD#3には1
00倍速再生が割り当てられているとする。ユーザが早
送りキーを操作する毎に、早送り再生モードがFF_M
OD#1、FF_MOD#2、FF_MOD#3、FF
_MOD#1、……とサイクリックに切り替わる。
再生装置11は、再生中に、ナビゲーションパックNV
_PCKが取り込まれた際に、ワークメモリ部17に格
納している。
DSIデータ(図3)には、同期情報VOBU_SRI
が含まれている。このVOBU_SRIには、現在再生
されているVOBUの再生開始時刻の前後0.5×n秒
に再生されるVOBUの先頭アドレスが記述されている
(図4)。
には、3VOBU先の先頭アドレスのデータを、このテ
ーブルから参照し(ステップST308)、各デコーダ
部13,18,19に対して再生モード(MPEGの場
合、Iピクチャのみの再生等)をセットし(ステップS
T310)、さらに、ディスクドライブ部15に対し、
読み出し命令をセットする(ステップST312)。
と、そのVOBU内のNV_PCKが取り込まれるた
め、この取り込まれたNV_PCKに含まれているVO
BU_SRT情報から、さらに3VOBU先の先頭アド
レスのデータを、このテーブルから参照し、ディスクド
ライブ部15に対し、読み出し命令をセットするという
動作を繰り返すことにより、8倍速の早送り再生が実現
される。
ネル21の早送りキーを操作した場合には、早送り再生
モードがFF_MOD#2に切り替わり、NV_PCK
のDSIに含まれるVOBU_SRIのテーブルの中か
ら、10VOBU先の先頭アドレスのデータをテーブル
から参照し、ディスクドライブ部15に対し、読み出し
命令をセットすることにより、早送り再生速度が切り替
わる。
の早戻し再生モード(早戻し再生モードの数をFR_M
OD_NSとする)を持ち、それぞれのモードには、早
戻し再生の速度が設定されている。例えば、早戻し再生
モードが3種類用意され、それぞれをFR_MOD#
1、FR_MOD#2、FR_MOD#3とする。
MOD#2には30倍速再生、FR_MOD#3には1
00倍速再生が割り当てられているとする。ユーザが早
戻しキーを操作する毎に、早戻し再生モードがFR_M
OD#1、FR_MOD#2、FR_MOD#3、FR
_MOD#1、……とサイクリックに切り替わる。
ゲーションパック(図3のNV_PCK)が取り込まれ
た際に、それをワークメモリ部17に格納する。このN
V_PCKのDSIデータ(図3参照)には、同期情報
VOBU_SRIが含まれている。
ているVOBUの再生開始時刻の前後0.5秒×n秒に
再生されるVOBUの先頭アドレスが記述されている
(図4参照)。
には、3VOBU後ろの先頭アドレスのデータを、この
テーブルから参照し、ディスクドライブ部15に対し、
読み出し命令をセットする。
ると、そのVOBU内のNV_PCKが取り込まれるた
め、この取り込まれたNV_PCKに含まれているVO
BU_SRI情報から、さらに3VOBU後ろの先頭ア
ドレスのデータを、このテーブルから参照し、ディスク
ドライブ部15に対し、読み出し命令をセットすること
により、8倍速の早戻し再生が実現される。
ネル21の早戻しキーを操作した場合には、早戻し再生
モードがFR_MOD#2に切り替わり、NV_PCK
のDSIに含まれるVOBU_SRIのテーブルの中か
ら、10VOBU後ろの先頭アドレスのデータをテーブ
ルから参照し、ディスクドライブ部15に対し、読み出
し命令をセットすることにより、早戻し再生速度が切り
替わる。
11が複数の早送り再生モード(5種類)と複数の早戻
し再生モード(5種類)とを持つ場合に、その特殊再生
の速度をユーザが選択できるようにしたユーザインター
フェースを示している。
可能な早送りモード[図13(c)]と、早戻しモード
[図13(d)]と、それぞれの設定速度で早送りもし
くは早戻し再生を行なうために必要なVOBU_SRI
情報から取得するための情報の一覧表(図14)と、光
ディスク再生装置11が再生可能でユーザが設定可能な
早送り再生モードの一覧表[図13(a)]と、早戻し
再生モード[図13(b)]とを例示している。
できる早送りまたは早戻しモードの範囲内で、光ディス
ク再生装置11が設定することが可能な早送りまたは早
戻し設定速度の一覧表の中から、選択決定する。
4内に設定値として保持しておくことにより、電源が切
れ、光ディスク再生装置11を再度立ち上げた際にも、
その設定を読み込むことにより、ユーザは、再度早送
り、早戻しの設定を行なう必要がない。
りキーを操作した際に、設定されている早送りもしくは
早戻し設定値から、該当するVOBU先頭の飛び先アド
レスを、VOBU_SRIのテーブルから取得し、ディ
スクドライブ部15に対し、読み出し命令をセットす
る。
により、再生速度を変更する場合だけでなく、例えば、
前記トラックバッファ部16aに対するデータの書き込
み及び読み出し速度の設定や、各デコーダ部13,1
8,19の設定を変更することにより、再生速度を変更
することも考えられる。
れぞれの再生モードの一覧表に記録することにより実現
可能となる。このようにすることで、早送りもしくは早
戻しだけではなく、順方向のスロー再生、逆方向のスロ
ー再生についても、上記と同様の手法により設定するこ
とが可能となる。
定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施することができる。
ユーザが再生速度の種類及び数を独自に設定することを
可能とし、ユーザにとっての自由度を高め使い勝ってを
向上させ得るようにした極めて良好な情報再生装置、情
報再生方法及び情報記録媒体を提供することができる。
ク再生装置を説明するために示すブロック構成図。
データの階層構造を説明するために示す図。
ナビゲーションパックの階層構造を説明するために示す
図。
ナビゲーションパックの中の一部を説明するために示す
図。
ユーザ操作制御情報の一部を説明するために示す図。
情報を読み取る場合の初期動作を説明するために示すフ
ローチャート。
情報を読み取る場合の通常再生動作を説明するために示
すフローチャート。
情報を読み取る場合の通常再生動作を説明するために示
すフローチャート。
情報を読み取る場合の通常再生動作を説明するために示
すフローチャート。
記録内容を再生する動作を説明するために示すフローチ
ャート。
操作禁止情報を読み取る動作を説明するために示すフロ
ーチャート。
再生を行なう処理動作を説明するために示すフローチャ
ート。
ザが選択できるようにしたユーザインターフェースを説
明するために示す図。
ザが選択できるようにしたユーザインターフェースを説
明するために示す図。
Claims (9)
- 【請求項1】 情報再生速度を可変可能な特殊再生モー
ドを有する情報再生装置において、 予め用意された複数種類の情報再生速度の中から、予め
定められた数の範囲内で、所定の種類の情報再生速度を
選択的に設定可能とする設定手段と、 この設定手段で設定された情報再生速度の中から要求さ
れた情報再生速度での情報再生を実行する制御手段とを
具備したことを特徴とする情報再生装置。 - 【請求項2】 前記設定手段は、予め用意された複数種
類の情報再生速度のそれぞれに対応させて、前記制御手
段が情報再生を実行する際に必要な情報を記録したテー
ブルを有していることを特徴とする請求項1記載の情報
再生装置。 - 【請求項3】 前記設定手段は、予め定められた数の特
殊再生モードのそれぞれに対応させて、情報再生速度が
設定されているか未設定かを示すテーブルを表示するこ
とを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。 - 【請求項4】 前記設定手段は、表示されている前記テ
ーブル上で情報再生速度が未設定となっている特殊再生
モードが選択された状態で、その特殊再生モードに対し
て選択的に設定可能な複数種類の情報再生速度の一覧を
表示することを特徴とする請求項3記載の情報再生装
置。 - 【請求項5】 情報再生速度を可変可能な特殊再生モー
ドを有する情報再生方法において、 予め用意された複数種類の情報再生速度の中から、予め
定められた数の範囲内で、所定の種類の情報再生速度を
選択的に設定する設定工程と、 この設定工程で設定された情報再生速度の中から要求さ
れた情報再生速度での情報再生を実行する制御工程とを
有することを特徴とする情報再生方法。 - 【請求項6】 前記設定工程は、予め用意された複数種
類の情報再生速度のそれぞれに対応させて、前記制御工
程が情報再生を実行する際に必要な情報を記録したテー
ブルを有していることを特徴とする請求項5記載の情報
再生方法。 - 【請求項7】 前記設定工程は、予め定められた数の特
殊再生モードのそれぞれに対応させて、情報再生速度が
設定されているか未設定かを示すテーブルを表示するこ
とを特徴とする請求項5記載の情報再生方法。 - 【請求項8】 前記設定工程は、表示されている前記テ
ーブル上で情報再生速度が未設定となっている特殊再生
モードが選択された状態で、その特殊再生モードに対し
て選択的に設定可能な複数種類の情報再生速度の一覧を
表示することを特徴とする請求項7記載の情報再生方
法。 - 【請求項9】 情報再生速度を可変可能な状態で情報が
記録された情報記録媒体において、 ユーザ操作を制御するユーザ操作制御情報の中に、情報
再生速度をユーザが設定するための情報が記録されてい
ることを特徴とする情報記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001155447A JP3914003B2 (ja) | 2001-05-24 | 2001-05-24 | 情報再生装置及び情報再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001155447A JP3914003B2 (ja) | 2001-05-24 | 2001-05-24 | 情報再生装置及び情報再生方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002352515A true JP2002352515A (ja) | 2002-12-06 |
JP3914003B2 JP3914003B2 (ja) | 2007-05-16 |
Family
ID=18999637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001155447A Expired - Fee Related JP3914003B2 (ja) | 2001-05-24 | 2001-05-24 | 情報再生装置及び情報再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3914003B2 (ja) |
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- 2001-05-24 JP JP2001155447A patent/JP3914003B2/ja not_active Expired - Fee Related
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