JP2001326910A - プレビュー表示システム - Google Patents

プレビュー表示システム

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JP2001326910A
JP2001326910A JP2000145474A JP2000145474A JP2001326910A JP 2001326910 A JP2001326910 A JP 2001326910A JP 2000145474 A JP2000145474 A JP 2000145474A JP 2000145474 A JP2000145474 A JP 2000145474A JP 2001326910 A JP2001326910 A JP 2001326910A
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Application number
JP2000145474A
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Ryuichi Shiraishi
隆一 白石
Shiro Fujiwara
史朗 藤原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】チャプタよりさらに小さな単位でもディスクの
記録内容を確認でき、かつ内容確認箇所からアクセスで
きるようなプレビュー表示システムを提供する。 【解決手段】このシステムでは、ディスクから再生され
た映像の一部を構成する複数の静止画像が、所定の時間
間隔または所定のフレーム間隔でプレビュー画像として
取り込まれる。取り込まれた複数プレビュー画像のうち
2以上(たとえば6枚)が所定のプレビューメニューに
おいて同時に表示される。前記プレビューメニューによ
り表示された複数プレビュー画像のうち、ユーザにより
選択された特定の画像(映像)に対応する箇所から、再
生が開始される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はグラフィックユー
ザインターフェイス(GUI)技術に係るものであり、
DVDディスク等の情報媒体に記録された映像内容中の
複数画像をプレビュー表示できるプレビュー表示システ
ムに関する。特に、GUI操作を介してプレビュー表示
より選択された画像部分から再生開始できるように構成
されたプレビュー表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、映像、音声等のデジタルデータを
記録した光ディスクを再生する動画対応のDVD再生シ
ステムが開発され、映画ソフトや音楽ソフト(カラオケ
含む)等を再生する目的で一般普及が加速的に進んでい
る。このDVDの規格は、MPEG2システムレイヤに
従って、動画圧縮方式にMPEG2、音声にAC3オー
ディオ、MPEGオーディオ、リニアPCM等をサポー
トし、さらに字幕用としてビットマップデータをランレ
ングス圧縮した副映像データ、早送り/早戻しなどの特
殊再生用に制御データ(ナビゲーションパック)を追加
して構成されている。また、このDVD規格では、コン
ピュータでデータを読むことができるように、ISO9
660とUDFブリッジ(マイクロUDF)をサポート
している。さらに、このDVD規格では、マルチアング
ル機能(同時進行するいろいろなアングルの動画データ
を時分割で記録し、見たいアングルを1つだけを再生す
る機能)、メニュー機能(メニュー用の簡易言語:ナビ
ゲーションコマンドを追加し、メインの動画データ(主
映像)と字幕用データ(副映像)を組み合わせたメニュ
ー表示の機能)等の機能が盛り込まれ、今までにないイ
ンタラクティブな楽しみ方ができる。
【0003】ところで、DVD規格のディスクは大容量
(片面1層タイプで約4.7GB、片面2層タイプで約
8.5GB)であるため、1枚のDVDディスクに多種
多量の映像情報を記録することができる。この場合、デ
ィスクにどんな映像が記録されているのか容易に確認で
きないと(あるいは所望の映像記録箇所を容易に見つけ
出せないと)不便である。そのため、DVD規格には、
記録内容の大きな単位として「タイトル」、タイトル中
の小さな単位として「チャプタ(またはパートオブタイ
トル)」を定義し、タイトルあるいはチャプタ毎にメニ
ュー表示できる仕組みが用意されている。
【0004】具体的には、ビデオマネージャ・メニュー
ドメイン(VMGM_DOM)がタイトル・メニューを
実現し、VTSメニュー・ドメイン(VTSM_DO
M)がルートメニュー、オーディオメニュー、副映像メ
ニュー、アングルメニュー、パートオブタイトル(PT
T)メニュー(あるいはチャプタメニュー)等を実現し
ている。タイトル制作者はこれらのメニューを自由に制
作できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、チャプ
タよりさらに小さな単位(たとえば15〜20分毎程度
の時間間隔でチャプタが設けられているとすれば、10
分あるいはそれ以下の時間間隔の小さな単位)のメニュ
ーは、ディスク側で用意されていない。この場合、ユー
ザは所望のチャプタをメニュー選択してそのチャプタか
ら再生を開始したあと、さらに早送りあるいは早戻し操
作を行って所望のシーンを探し出す作業を行わねばなら
ない。
【0006】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、その目的は、チャプタよりさらに小さな単位でも記
録内容を確認でき、かつ内容確認箇所からアクセスでき
るようなプレビュー表示システムを提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明に係るプレビュー表示システムは、情報
媒体(10)から映像を含む記録情報(VTSTT_V
OBS)を再生する装置(図1)に適用される。このシ
ステムでは、前記情報媒体から再生された前記映像の一
部を構成する複数の静止画像が所定の時間間隔または所
定のフレーム間隔でプレビュー画像として取り込まれ、
取り込まれた複数プレビュー画像のうち2以上(図20
の例では6枚)が所定のプレビューメニューにおいて同
時に表示される(図19のST606〜ST620)。
前記プレビューメニューにより表示された複数プレビュ
ー画像のうち、ユーザにより選択された特定の画像(映
像)に対応する箇所から、再生が開始される(ST61
2イエス)ように構成できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施の形態に係るプレビュー表示システムを説明す
る。
【0009】図1は、この発明の一実施の形態に係るプ
レビュー表示システムが組み込まれたDVDプレーヤの
構成を説明するブロック図である。このDVDプレーヤ
(光ディスク再生装置)1は、図1に示すように、MP
U部2、MPEGデコーダ部(ビデオデコーダ部)3、
オーディオデータのD/A変換部4、DVDディスク1
0から情報読み取りを行なうディスクドライブ部5、シ
ステムプロセサ部6、ワークメモリ部7、副映像デコー
ダ(SPデコーダ)部8、オーディオデコーダ部9、ビ
デオメモリ部11、ユーザ操作の入力デバイスである操
作キーパネル(および/またはリモートコントローラ)
12、ビデオプロセサ部13、内部バス14等で構成さ
れている。このプレーヤ1の外部には、図示しないオー
ディオ増幅器(あるいはAVアンプ)を介して外部スピ
ーカ17が接続され、また図示しないビデオI/Fを介
してTVモニタ(あるいは図示しないビデオプロジェク
タ)20が接続される。
【0010】図1のMPU2内には、ユーザインターフ
ェイス作成部2A、メニュー判定部2B、OSD処理部
2L、プレビュー処理部2N等がファームウエアとして
組み込まれ、さらにデータメモリ(OSDその他の用途
のデータメモリ)2Cが設けられている。さらにまた、
MPU2内には、グラフィックリモコン画像記憶部2
H、管理情報処理部2I、多重処理部2J、半透明処理
(あるいは透かし処理)部2K等がファームウエアとし
て組み込まれている。
【0011】図示しないが、MPU2内にはその他のフ
ァームウエア(図6〜図11の処理を担当するプログラ
ム)が書き込まれたプログラムメモリも設けられてい
る。また、システムプロセサ部6内には、データ切り分
け部6AおよびメモリI/F部6Bが設けられている。
【0012】図1の構成におけるデータの基本的な流れ
は、次のようになっている。すなわち、MPU部2がデ
ィスクドライブ部5に目的のアドレスとリード命令を送
る。すると、ディスクドライブ部5は、送られたアドレ
スおよび命令に従って、ディスク10より目的の論理セ
クタデータを読み出し、図示しないデータ入力部を通し
てシステムプロセサ部6に読み出したパックデータを送
る。システムプロセサ部6内では、データ切り分け部6
Aが、送られてきたパックデータをパケットデータに切
り分け、データの内容(目的)に応じて、ビデオパケッ
トデータ(MPEGエンコードされたデータ)はビデオ
デコーダ部3へ転送し、オーディオパケットデータはオ
ーディオデコーダ部9へ転送し、副映像パケットデータ
はSPデコーダ部8へ転送する。
【0013】また、ナビゲーションパックNV_PCK
その他のパック(オーディオパックA_PCK、ビデオ
パックV_PCK、副映像パックSP_PCK等)のヘ
ッダ部は、MPU部2が適宜処理するために、メモリI
/F部6Bを介してワークメモリ部7へ転送され、そこ
に保存される。各デコーダ部に送られた各パケットデー
タは、パケットデータ内の再生タイムスタンプ(Presen
tation Time Stamp:PTS)の値に同期して再生処理
を行なう。これにより、TVモニタ20の画面上に、た
とえば英語音声+日本語字幕付きの動画(映画)を出画
させることができる。
【0014】MPU2の内部では、データメモリ2Cの
内部データを用いて、ユーザが視覚的に操作し確認する
ためのユーザインターフェイスを提供するオン・スクリ
ーン・ディスプレイ(OSD)等が生成される。この生
成はユーザインターフェイス生成部2Aというファーム
ウエアで実行され、生成されたOSDデータはビデオメ
モリ部11に保存される。また、MPU2の内部には、
ディスク10から取り出したメニューの種類(ルートメ
ニューか、タイトルメニューか等)を判定するメニュー
判定部2Bが、ファームウエアの形で設けられている。
なお、1枚のディスク10に記録される情報のデータ構
造については後述する。
【0015】図2は、この発明の一実施の形態に係るD
VDメニュー表示システムで利用されるDVDディスク
の階層データ構造を説明する図である。図示するよう
に、DVDディスク10には、内周側にリードインエリ
アが設けられ、外周側にリードアウトエリアが設けら
れ、その間にボリュームスペース28が設けられる。こ
のボリュームスペース28は、ボリューム/ファイル構
造情報エリア70、DVDビデオエリア71、その他の
記録エリア73等を含んでいる。その他の記録エリア7
3には、ビデオタイトルセットVTSで利用可能な情
報、あるいはビデオタイトルセットとは関係ない他の情
報(たとえばコンピュータ情報)を記録することができ
る。この記録エリア73は必須ではなく、使用しないな
ら削除されても良い。ボリューム/ファイル構造エリア
70は、ISO9660およびUDFブリッジに定めら
れる管理領域に相当する。このエリア70の記述に基づ
いて、ビデオマネージャVMGの内容がDVDプレーヤ
のメモリに格納される。
【0016】上記エリア70〜73は、論理セクタの境
界上で区分されている。ここで、1論理セクタは204
8バイトと定義され、1論理ブロックも2048バイト
と定義される。したがって、1論理セクタは1論理ブロ
ックと対等に定義される。DVDビデオエリア71は、
ビデオマネージャVMGという管理情報と、1以上(最
大99個)のビデオタイトルセットVTS#Nというコ
ンテンツ情報を含んでいる。
【0017】管理情報VMGのファイル74Aは、ビデ
オマネージャ情報VMGI、ビデオマネージャメニュー
用ビデオオブジェクトセットVMGM_VOBS(オプ
ション)、およびVMGIのバックアップVMGI_B
UPで構成される。VMGIは、ビデオマネージャ情報
管理テーブルVMGI_MAT(図示せず)、タイトル
サーチポインタテーブルTT_SRPT、ビデオマネー
ジャメニューPGCIユニットテーブルVMGM_PG
CI_UT(図示せず)、パレンタル管理情報テーブル
PTL_MAIT(図示せず)、ビデオタイトルセット
属性テーブルVTS_ATRT(図示せず)、テキスト
データマネージャTXTDT_MG(図示せず)、ビデ
オマネージャメニューセルアドレステーブルVMGM_
C_ADT(図示せず)、およびビデオマネージャメニ
ュービデオオブジェクトユニットアドレスマップVMG
M_VOBU_ADMAP(図示せず)を含んでいる。
【0018】VMGIに含まれるTT_SRPTは、タ
イトルサーチポインタテーブル情報TT_SRPTI
(図示せず)および1以上のタイトルサーチポインタT
T_SRPを含んでいる。各TT_SRPは、該当タイ
トルの再生形式TT_PB_TY(1つのシーケンシャ
ルなPGCのタイトルか、1つのランダムなPGCタイ
トルか、マルチPGCタイトルか等)、アングル数AG
L_Ns(図示せず)、パートオブタイトル数(チャプ
タ数)PTT_Ns(図示せず)、該当タイトルのパレ
ンタルIDフィールドTT_PTL_ID_FLD(図
示せず)、VTS番号VTSN(図示せず)、VTSタ
イトル番号VTS_TTN(図示せず)、VTSの開始
アドレスVTS_SA(図示せず)を含んでいる。上記
TT_PB_TY中に、タイムサーチ/タイムプレイの
ユーザ操作を許可するかどうか決めるユーザ操作フラグ
ビットUOP0、チャプタサーチ(PTTサーチ)/チ
ャプタ再生(PTT再生)のユーザ操作を許可するかど
うか決めるユーザ操作フラグビットUOP1が記述でき
るようになっている。
【0019】一方、個々のビデオタイトルセット(図2
ではVTS#Nで例示)のファイル74Bは、そのタイ
トルの管理情報であるビデオタイトルセット情報VTS
I、ビデオタイトルセットメニュー用ビデオオブジェク
トセットVTSM_VOBS(オプション)、ビデオタ
イトルセットタイトル用のビデオオブジェクトセットV
TSTT_VOBS(ビデオコンテンツ)、およびVT
SIのバックアップVTSI_BUPで構成される。各
VTS中のいずれのビデオオブジェクトも、その用途の
違いを除き同様な構造を有している。各ビデオタイトル
セットVTSには、MPEG規格により圧縮されたビデ
オデータ、所定の規格により圧縮された(あるいは非圧
縮の)オーディオデータ、および所定の規則によりラン
レングス圧縮された副映像データとともに、これらのデ
ータを再生するための種々な情報が格納されている。な
お、各VTSを構成するファイル74Bの数は、たとえ
ば最大12個に定められている。上記ファイル74Aお
よび74Bは、論理セクタの境界で区分されている。
【0020】各VTSの管理情報VTSIは、ビデオタ
イトルセット情報管理テーブルVTSI_MAT(図示
せず)、ビデオタイトルセットパートオブタイトルサー
チポインタテーブルVTS_PTT_SRPT(図示せ
ず)、ビデオタイトルセットプログラムチェーン情報テ
ーブルVTS_PGCIT、ビデオタイトルセットメニ
ューPGCIユニットテーブルVTSM_PGCI_U
T(図示せず)、ビデオタイトルセットタイムマップテ
ーブルVTS_TMAPT(図示せず)、ビデオタイト
ルセットメニューセルアドレステーブルVTSM_C_
ADT(図示せず)、ビデオタイトルセットメニュービ
デオオブジェクトユニットアドレスマップVTSM_V
OBU_ADMAP(図示せず)、ビデオタイトルセッ
トセルアドレステーブルVTS_C_ADT(図示せ
ず)、およびビデオタイトルセットビデオオブジェクト
ユニットアドレスマップVTS_VOBU_ADMAP
(図示せず)を含んでいる。
【0021】上記VTSM_PGCI_UTは1以上の
ビデオマネージャメニュー用プログラムチェーン情報の
サーチポインタVTSM_PGCI_SRPを含み、各
VTSM_PGCI_SRPはビデオタイトルセットメ
ニュー用プログラムチェーンのカテゴリVTSM_PG
C_CATを含んでいる。このVTSM_PGC_CA
T内に、種々なメニューを識別するメニューIDの情報
が格納されるようになっている。
【0022】上記VTS_PGCITは、ビデオタイト
ルセット情報テーブル情報VTS_PGCITI(図示
せず)、1以上のVTS_PGCIサーチポインタVT
S_PGCI_SRP(図示せず)、および1以上のビ
デオタイトルセットプログラムチェーン情報VTS_P
GCIを含んでいる。各VTS_PGCI(以下単にプ
ログラムチェーン情報PGCIとする)は、プログラム
チェーン一般情報PGC_GI、プログラムチェーンコ
マンドテーブルPGC_CMDT(図示せず)、プログ
ラムチェーンプログラムマップPGC_PGMAP(図
示せず)、セル再生情報テーブルC_PBIT(図示せ
ず)、およびセル位置情報テーブルC_POSIT(図
示せず)を含んでいる。
【0023】上記PGC_GIは、PGCのコンテンツ
PGC_CNT(図示せず)、PGC再生時間PGC_
PB_TM(図示せず)、PGCユーザ操作制御PGC
_UOP_CTL、PGCオーディオストリーム制御テ
ーブルPGC_AST_CTLT(図示せず)、PGC
副映像ストリーム制御テーブルPGC_SPST_CT
LT(図示せず)、PGCナビゲーション制御PGC_
NV_CTL(図示せず)、PGC副映像パレットPG
C_SP_PLT(図示せず)、PGC_CMDTの開
始アドレスPGC_CMDT_SA(図示せず)、PG
C_PGMAPの開始アドレスPGC_PGMAP_S
A(図示せず)、C_PBITの開始アドレスC_PB
IT_SA(図示せず)、およびC_POSITの開始
アドレスC_POSIT_SA(図示せず)を含んでい
る。上記PGC_UOP_CTL内に、PGCが再生さ
れているときのユーザ操作の可否を決めるユーザ操作フ
ラグビットUOP0〜UOP3、UOP5〜UOP24
を記述できるようになっている。
【0024】一方、各VTSのVTSTT_VOBSの
内容(ビデオコンテンツ)は、1以上のセル(C_ID
N#1〜#5、C_IDN#1〜#2、…、C_IDN
#1〜#i)を指し示すビデオオブジェクト(VOB_
IDN#1、VOB_IDN#1、…、VOB_IDN
#i)により特定され、これらのVOB_IDN#で示
されるセルの再生順序が、PGC#1、PGC#2、
…、PGC#kにより定められる。
【0025】図3は、図2のDVDディスクに記録され
るナビゲーションパックの階層データ構造を説明する図
である。セルを単位とした情報の集合であるVTSTT
_VOBSにより、1以上のプログラムチェーンPGC
の情報が記録される。つまり、1つのVTSは1以上の
PGCで構成され、1つのPGCは1以上のプログラム
で構成され、1つのプログラムは1以上のセルで構成さ
れ、1つのセルは複数のビデオオブジェクトユニットV
OBUで構成されている。各セルのデータは複数のVO
BUに切り分けられて記録される。各VOBUは、先頭
にナビゲーションパックNV_PCKを持ち、さらに様
々な種類のデータパック(オーディオパックA_PC
K、ビデオパックV_PCK、副映像パックSP_PC
K等)によって構成されている。各パックはパックヘッ
ダおよび1以上のパケットで構成されている。ここで、
パックはデータ転送処理を行う場合の最小単位である。
一方、論理上の処理を行う最小単位はセルであり、論理
上の処理(再生等)はこの単位で行われ、それによって
再生順番を変えたり、分岐等を行なうことができる。
【0026】各ナビゲーションパックNV_PCKは、
パックヘッダと、システムヘッダと、PCIパケットの
パケットヘッダと、PCIパケットのサブストリームI
Dと、再生制御情報PCIデータと、DSIパケットの
パケットヘッダと、DSIパケットのサブストリームI
Dと、データ検索情報DSIデータとで構成されてい
る。DSIデータは、DSI一般情報、シームレス再生
情報、シームレスアングル情報、VOBU検索情報、同
期情報等を含んでいる。一方、PCIデータは、PCI
一般情報、ノンシームレスアングル情報、ハイライト情
報HLI、記録情報等を含んでいる。PCI一般情報
は、ナビゲーションパックのアドレスを相対論理ブロッ
ク番号で記述したNV_PCK_LBN(図示せず)、
該当VOBUのカテゴリVOBU_CAT(図示せ
ず)、該当VOBUのユーザ操作制御VOBU_UOP
_CTL、該当VOBUの再生開始時間VOBU_S_
PTM(図示せず)、該当VOBUの再生終了時間VO
BU_E_PTM(図示せず)、該当VOBUに含まれ
るシーケンスエンドの終了時間VOBU_SE_E_P
TM(図示せず)、セル経過時間C_ELTM等を含ん
でいる。
【0027】上記VOBU_UOP_CTL内に、該当
VOBUが再生されているときのユーザ操作の可否を決
めるユーザ操作フラグビットUOP3〜UOP16、U
OP18〜UOP24を記述できるようになっている。
換言すれば、NV_PCK内にあるVOBU_UOP_
CTLのUOPビットの内容に応じて、VOBU再生中
に使用可能なキーの種類が特定される。
【0028】PCIデータ中のハイライト情報HLI
は、ハイライト一般情報、ボタンカラー情報テーブル、
およびボタン情報テーブルで構成されている。ボタン情
報テーブルは1以上のボタン情報(図示せず)を含み、
各ボタン情報は、ボタン位置情報、隣接ボタン位置情
報、およびボタンコマンドを含んでいる。ボタン位置情
報は、ボタンのカラー番号情報、ボタンの位置情報(X
−Y座標情報)、ボタンの選択/起動(アクション)状
態を示すオートアクションモード情報等を含んでいる。
【0029】例えばメニュー画面を縮小して複数メニュ
ーを1画面上に同時表示した場合において、縮小したま
まのメニューからボタン操作をする場合も考えられる。
この場合、縮小しない場合に対して実際のボタン位置
(ユーザがメニュー項目を選択する際に操作するマー
ク)がずれるため、縮小メニューに合うようにボタンの
位置データも修正する必要がある。この位置データの修
正は、画面上の縮小メニューの表示位置(たとえば縮小
メニュー表示エリアの左上隅のX−Y座標)と、縮小率
(1/2か1/4か等)と、図3のボタン位置情報とに
基づいて、行なうことができる。
【0030】なお、DVDビデオシステムでは、インタ
ラクティブ性を高めるために、ナビゲーションコマンド
と言う簡易言語が用意されている。図3のボタンコマン
ドもナビゲーションコマンドの一種であり、ボタンが起
動する(アクション)と対応するナビゲーションコマン
ドが実行されるようになっている。このナビゲーション
コマンドは、プログラムチェーンの再生前後、セルの再
生後、VOBUの再生後、ナビゲーションパックNV_
PCK処理中にそれぞれ実行することができる。
【0031】図4は、図2のDVDディスクに記録され
るメニュー情報の種類および図1のDVDプレーヤ1で
使用されるメニューの階層構造を説明する図である。こ
の図は、システムメニューとユーザ操作機能との対応を
説明する概念図でもある。
【0032】DVDプレーヤにおいてはタイトルメニュ
ーおよびルートメニュー(メインメニュー)は必須であ
り、タイトルメニューはビデオマネージャメニュー(V
MGM)で扱われ、ルートメニューはビデオタイトルセ
ットメニュー(VTSM)で扱われる。
【0033】図3に示すように、ビデオタイトルセット
メニューは、ルートメニューおよびその下位階層の種々
なメニューにより構成される階層構図を持っている。こ
こで、ビデオタイトルセットメニュー用プログラムチェ
ーンのカテゴリ(VTSM_PGC_CAT)は、次の
ように構成されている。すなわち、図示しないが、VT
SM_PGC_CATの下位8ビットはパレンタル識別
フィールドの下位ビットに割り当て、次の8ビットはパ
レンタル識別フィールドの上位ビットに割り当て、次の
4ビットは予約フィールドとしてとっておき、次の2ビ
ットでブロックタイプを指定し、次の2ビットでブロッ
クモードを指定し、次の4ビットでメニュー識別子(メ
ニューID)を記述し、次の3ビットは予約フィールド
としてとっておき、最後の1ビット(32ビット目)で
エントリータイプを指定するようにしている。
【0034】まず、4バイト(32ビット)の上位ビッ
トから数えて最初のエントリータイプが1b(バイナリ
の1)なら該当プログラムチェーン(PGC)がエント
リーPGCであることが示され、それが0bなら該当プ
ログラムチェーンがエントリーPGC以外のプログラム
チェーンであることが示される。
【0035】その後の4ビットメニュー識別子(メニュ
ーID)の内容は、次のように決定される。上記エント
リータイプが0bならメニューIDには0000bがエ
ンターされ、上記エントリータイプが1bのときはメニ
ューIDには以下のバイナリコードがエンターされる。
すなわち、ルートメニューなら0011bがエンターさ
れ、副映像メニューなら0100bがエンターされ、オ
ーディオメニューなら0101bがエンターされ、アン
グルメニューなら0110bがエンターされ、パートオ
ブタイトル(チャプターなど)メニューなら0111b
がエンターされる。これら以外のメニュー識別子(メニ
ューID)の4ビットバイナリコードは、その他の用途
に予約されている。
【0036】上記メニュー識別子(メニューID)に続
く2ビットのブロックモードが00bなら該当ブロック
内のプログラムチェーンではないことが示され、それが
01bなら該当ブロック内の最初のプログラムチェーン
であることが示され、それが10bなら該当ブロック中
のプログラムチェーンであることが示され、それが11
bなら該当ブロック内の最後のプログラムチェーンであ
ることが示される。続く2ビットのブロックタイプが0
0bならそれが該当ブロックの一部ではないことが示さ
れ、それが01bならパレンタルブロック(再生が特定
の条件下でのみ許されるブロック)であることが示され
る。その後の8+8ビットは、パレンタルブロックの再
生条件を判定するための情報(フラグビット列)が記載
される領域である。
【0037】図5は、図2のDVDディスクに記録され
るユーザ操作制御情報の一部を説明する図である。この
図は、図2のタイトル再生タイプTT_PB_TYでの
ユーザ操作制御(UOP0、UOP1)、図2のユーザ
操作制御PGC_UOP_CTLでのユーザ操作制御
(UOP0〜UOP24)、および図3のユーザ操作制
御VOBU_UOP_CTLでのユーザ操作制御(UO
P0〜UOP24)それぞれの制御フラグ(UOP0〜
UOP24のビット)と、それらに対応するユーザ機能
との関係を部分的に示している。24種のUOPのう
ち、UOP0はユーザによる時間再生および時間検索の
禁止/許可を指定するもので、TT_PB_TYまたは
PGC_UOP_CTLに含まれる。ここでは、UOP
ビットが”0”の場合に対応するユーザ操作が許可(図
示では○)され、UOPビットが”1”の場合に対応す
るユーザ操作が禁止(図示では×)されるものとしてい
る。
【0038】図5の例示において、UOP1はユーザに
よるパートオブタイトル再生およびパートオブタイトル
検索の禁止/許可を指定するもので、TT_PB_TY
またはPGC_UOP_CTLに含まれる。UOP2は
ユーザによるタイトル再生の禁止/許可を指定するもの
で、PGC_UOP_CTLに含まれる。UOP3はユ
ーザによる再生停止の禁止/許可を指定するもので、P
GC_UOP_CTLに含まれる。図示しないUOP4
はユーザによる各種GoUp操作(タイトルドメイン中
の数値、メニュー空間中の数値、あるいはプログラムチ
ェーン番号の数値がFFFFhであるときに、それらの
数値等を増加させる操作)の禁止/許可を指定するもの
で、VOBU_UOP_CTLに含まれる。UOP5は
ユーザによる時間検索またはパートオブタイトル検索の
禁止/許可を指定するもので、PGC_UOP_CTL
またはVOBU_UOP_CTLに含まれる。図示しな
いUOP6はユーザによる前(先行)プログラム検索ま
たは先頭プログラム検索の禁止/許可を指定するもの
で、PGC_UOP_CTLまたはVOBU_UOP_
CTLに含まれる。図示しないUOP7はユーザによる
次(後続)プログラム検索の禁止/許可を指定するもの
で、PGC_UOP_CTLまたはVOBU_UOP_
CTLに含まれる。UOP8はユーザによる前方スキャ
ン(早送り)の禁止/許可を指定するもので、PGC_
UOP_CTLまたはVOBU_UOP_CTLに含ま
れる。UOP9はユーザによる後方スキャン(早戻し)
の禁止/許可を指定するもので、PGC_UOP_CT
LまたはVOBU_UOP_CTLに含まれる。UOP
10はユーザによるタイトルメニュー呼出の禁止/許可
を指定するもので、PGC_UOP_CTLまたはVO
BU_UOP_CTLに含まれる。
【0039】UOP11はユーザによるルートメニュー
呼出の禁止/許可を指定するもので、PGC_UOP_
CTLまたはVOBU_UOP_CTLに含まれる。U
OP12はユーザによる副映像メニュー呼出の禁止/許
可を指定するもので、PGC_UOP_CTLまたはV
OBU_UOP_CTLに含まれる。UOP13はユー
ザによるオーディオ(音声)メニュー呼出の禁止/許可
を指定するもので、PGC_UOP_CTLまたはVO
BU_UOP_CTLに含まれる。UOP14はユーザ
によるアングルメニュー呼出の禁止/許可を指定するも
ので、PGC_UOP_CTLまたはVOBU_UOP
_CTLに含まれる。UOP15はユーザによるパート
オブタイトル(チャプター)メニュー呼出の禁止/許可
を指定するもので、PGC_UOP_CTLまたはVO
BU_UOP_CTLに含まれる。UOP16はユーザ
によるレジューム操作の禁止/許可を指定するもので、
PGC_UOP_CTLまたはVOBU_UOP_CT
Lに含まれる。UOP17はユーザによる各種ボタン操
作(上位ボタン選択、下位ボタン選択、左ボタン選択、
右ボタン選択、ボタン決定、またはボタン選択・決定)
の禁止/許可を指定するもので、PGC_UOP_CT
Lに含まれる。UOP18はユーザによるスチル(静止
画)オフ操作の禁止/許可を指定するもので、PGC_
UOP_CTLまたはVOBU_UOP_CTLに含ま
れる。UOP19はユーザによるポーズ(一時停止)オ
ン操作の禁止/許可を指定するもので、PGC_UOP
_CTLまたはVOBU_UOP_CTLに含まれる。
なお、UOP19はポーズオフまたはメニュー言語選択
のユーザ操作の禁止/許可を指定することに用いられる
可能性もある。UOP20はユーザによる音声ストリー
ム変更操作の禁止/許可を指定するもので、PGC_U
OP_CTLまたはVOBU_UOP_CTLに含まれ
る。UOP21はユーザによる副映像ストリーム変更操
作の禁止/許可を指定するもので、PGC_UOP_C
TLまたはVOBU_UOP_CTLに含まれる。UO
P22はユーザによるアングル変更操作の禁止/許可を
指定するもので、PGC_UOP_CTLまたはVOB
U_UOP_CTLに含まれる。なお、UOP22はパ
レンタルレベル選択またはパレンタル適用国選択のユー
ザ操作の禁止/許可を指定することに用いられる可能性
もある。図示しないUOP23はユーザによるカラオケ
音声再生モード変更操作の禁止/許可を指定するもの
で、PGC_UOP_CTLまたはVOBU_UOP_
CTLに含まれる。UOP24はユーザによるビデオ再
生モード変更操作の禁止/許可を指定するもので、PG
C_UOP_CTLまたはVOBU_UOP_CTLに
含まれる。
【0040】図1のDVDプレーヤにより図2のディス
クから記録情報を読み取る場合の動作を含めた基本的な
再生手順を、図6〜図9を参照しながら以下に説明す
る。
【0041】図6は、図1のDVDプレーヤにより図2
のディスクから記録情報を読み取る場合の初期動作(通
常再生開始前)を説明するフローチャート図である。
【0042】まず、図1のDVDプレーヤのディスクト
レイ(図示せず)にDVDディスク10がセットされ、
図1の操作キーパネル(またはリモートコントローラ)
12上の図示しないクローズボタンが押されると(また
はディスクがセットされた後停止中の状態でプレイボタ
ンが押されると)、ディスク10が回転駆動され(ステ
ップST10)、そのリードインエリアから読み取りが
開始される(ステップST12)。続いてディスク10
内のボリュームディスクリプタ(論理ブロック番号LB
N:030000H)が読み込まれ(ステップST1
4)、このディスクがDVDディスクであるかどうかの
判定が行われる。具体的には、ボリュームディスクリプ
タ内の標準識別子Standard Identifierが”CD00
1”であるかどうかで、セットされたディスクがCDな
のかDVDなのかの判定を行なうことができる。セット
されたディスクがCDであれば(ステップST16ノ
ー、ステップST18イエス)、CD再生処理へ移る。
セットされたディスクがDVDでもCDでもなければ
(ステップST16ノー、ステップST18ノー)、処
理は終了する。
【0043】セットされたディスクがDVDであれば
(ステップST16イエス)、ルートディレクトリレコ
ードを読み込み(ステップST20)、DVDビデオデ
ータの入っているディレクトリ”VIDEO_TS”を
検索する(ステップST22)。検索されたディレクト
リが”VIDEO_TS”でなければ(ステップST2
4ノー)、その他のディレクトリの検索が続行される
(ステップST26、ST22、ST24)。”VID
EO_TS”が最後まで見つからなければ(ステップS
T26ノー)、処理は終了する。ディレクトリ”VID
EO_TS”が見つかれば(ステップST24イエ
ス)、VTSサブディレクトリファイル検索を実行し
(ステップST28)、VTSサブディレクトリのレコ
ードを読み込む(ステップST30)。そのレコード中
にビデオマネージャ情報VMGIを含む”VIDEO_
TS.IFO”が見つからなければ(ステップST32
ノー、ステップST34ノー)、処理は終了する。VM
GIを含む”VIDEO_TS.IFO”が見つかれば
(ステップST32イエス)、通常のDVD再生処理へ
移行する。
【0044】図7〜図9は、図1のDVDプレーヤによ
り図2のディスクから記録内容を再生する場合の通常再
生処理を説明するフローチャート図である。
【0045】図7において、”VIDEO_TS.IF
O”のVMGIからビデオマネージャ情報管理テーブル
VMGI_MATが読み込まれる(ステップST4
0)。図示しないが、このVMGI_MAT中には、タ
イトルセットの数を示すVTS_Ns、タイトルサーチ
ポインタテーブルの開始アドレスTT_SRPT_S
A、テキストデータマネージャの開始アドレスTXTD
T_MG_SAその他が記述されている。これらの記述
に基づき、タイトルセットの数Nがセットされ、TT_
SRPTのアドレスがセットされ、TXTDT_MGの
アドレスがセットされる(ステップST42)。
【0046】続いて、VMGIの情報に従って、ビデオ
マネージャメニュー(図4のタイトルメニュー)が再生
され、モニタ画面上にタイトルメニューを表示するVM
Gメニュー処理が実行される(ステップST44)。こ
こでVMGI中のTT_SRPTが読み込まれ(ステッ
プST46)、VMGメニュー(タイトルメニュー)上
に、選択可能な複数タイトルが表示される(ディスク1
0に複数タイトルが記録されている場合)。図1のDV
Dプレーヤ1のユーザは、表示されたタイトルメニュー
から所望のタイトルを選択することができる。この選択
により、再生すべきタイトル番号M(Mは1以上N以
下)が決定される(ステップST48)。具体的には、
ステップST46で読み込まれたTT_SRPTはN個
のタイトルサーチポインタTT_SRP#1〜TT_S
RP#Nを含み、そのうちの1個(TT_SRP#M)
がステップST48で決定される。
【0047】決定されたタイトルサーチポインタTT_
SRP#Mは、選択されたタイトル(VTS#M)の開
始アドレス情報VTS_SAを含んでいる。このVTS
_SAにより目的のVTS#Mの開始アドレスを知るこ
とができる。この開始アドレスから、VTS#Mの先頭
に配置されたビデオタイトルセット情報VTSIのアド
レスをセットする(ステップST50)。次にこのVT
SI中からビデオタイトルセット情報管理情報VTSI
_MATを読み込む(ステップST52)。図示しない
が、このVTSI_MATは、ビデオ、オーディオおよ
び副映像それぞれについての、属性、ストリーム数、そ
の他の情報を含んでいる。これらの情報に基づいて、図
1のDVDプレーヤ内のビデオデコーダ、オーディオデ
コーダおよび副映像デコーダが初期設定される(ステッ
プST54)。続いて、VTSIの情報に従って、ビデ
オタイトルセットメニュー(図4のルートメニュー)が
再生され、モニタ画面上にルートメニューおよびその下
層の各種メニュー(オーディオメニュー、副映像メニュ
ー、チャプタメニュー等)を表示するVTSメニュー処
理が実行される(ステップST56)。
【0048】次に、図8において、VTSI中のパート
オブタイトルサーチポインタテーブル情報PTT_SR
PTIが読み込まれ(ステップST58)、モニタ画面
上に再生タイトルユニット(再生タイトルにおける1以
上のPTT_SRPのグループを指し、ユーザから見れ
ば1以上のチャプタ群を纏めたもの)が表示される(ス
テップST60)。このタイトルユニット番号nは、1
以上N以下(Nは該当ディスク中の合計タイトル数)と
なる。ユーザがVTSメニュー(チャプタメニュー/P
TTメニュー)から再生すべき特定のタイトルユニット
を選択すると、選択されたタイトルユニットに対応する
VTSI中のPTT_SRPTが読み込まれる(ステッ
プST62)。読み込まれたPTT_SRPTから、再
生対象のプログラムチェーン番号PGCNおよびプログ
ラム番号PGNが決定される(ステップST64)。な
お、このPTT_SRPTは、図示しないが、n個のタ
イトルユニットサーチポインタTTU_SRPを含んで
おり、各TTU_SRPが1以上のPTTサーチポイン
タを含んでいる。
【0049】次にVTSI中のビデオタイトルセットP
GC情報テーブルVTS_PGCITが読み込まれ(ス
テップST66)、このVTS_PGCITの全てのデ
ータが図1のワークメモリ部7に保存される(ステップ
ST68)。この保存されたVTS_PGCITは1以
上のサーチポインタVTS_PGCI_SRPを含み、
各VTS_PGCI_SRPはVTS_PGCのカテゴ
リ情報VTS_PGC_CATを含む。このVTS_P
GC_CATは、該当PGCブロックがパレンタルブロ
ックであるかどうかを識別するブロックタイプの情報
と、パレンタルIDフィールドの情報を含んでいる。上
記ブロックタイプがパレンタルブロックであることを示
しているときは(ステップST70イエス)、パレンタ
ルIDフィールドの情報に基づいて、パレンタルブロッ
クの内容を再生するかどうかのパレンタル処理が行われ
る(ステップST72)。このパレンタル処理は、成人
向けの内容を子供に見せないようにする目的で利用され
る。ステップST72で処理する対象がパレンタル動作
に該当する(パレンタルロックがかかっている)ときは
(ステップST74イエス)、プログラムチェーン番号
PGCNがインクリメントされ(ステップST76)、
次のPGC番号のブロックに移る。今度の該当PGCブ
ロックがパレンタル動作に該当しない(パレンタルロッ
クがかかっていない)ときは(ステップST74ノ
ー)、そのPGC番号に対応するPGCIがステップS
T68で保存したPGCITのデータ中から取り出され
る(ステップST78)。なお、ステップST70にお
いてパレンタルブロックでないと判定されたときは(ス
テップST70ノー)、上記ステップST72〜ST7
6の処理はスキップされる。
【0050】ステップST78で取り出したPGCI
は、プログラムチェーン一般情報PGC_GIを含む。
このPGC_GIは、図示しないが、図2で示したPG
C_UOP_CTLの他に、PGCオーディオストリー
ム制御テーブルPGC_AST_CTLT、PGC副映
像ストリーム制御テーブルPGC_SPST_CTL
T、PGC副映像パレットPGC_SP_PLT等を含
んでいる。これらの情報(PGC_AST_CTLT、
PGC_SPST_CTLT、PGC_SP_PLT
等)に基づいて、副映像およびオーディオの各種初期設
定(副映像のカラー表示にどの副映像パレットを使用す
るか、再生する音声チャネルを何にするか等)が行われ
る(ステップST80)。具体的には、図1のDVDプ
レーヤ1内の各デコーダに対して、再生のための初期設
定を行い、再生に使用するテーブルのアドレスをワーク
メモリ部7に保存する。
【0051】次に、図9において、VTSI中のビデオ
タイトルセットセルアドレステーブルVTS_C_AD
Tが読み込まれ(ステップST82)、VTS_C_A
DT内の全てのデータが図1のワークメモリ部7に保存
される(ステップST84)。この保存されたVTS_
C_ADTには、全てのセルの開始アドレスおよび終了
アドレスが記述され、さらにVTSTT_VOBS内の
全てのインターリーブされたユニットが記述されてい
る。具体的には、VTS_C_ADTには、1以上のビ
デオタイトルセットセルピース情報VTS_CPI(図
示せず)が記述される。各VTS_CPIは、図示しな
いが、該当ビデオタイトルセットセルピースVTS_C
Pに対するVOBのID番号VTS_VOB_IDN、
VTS_CPに対するセルID番号VTS_C_ID
N、VTS_CPの開始アドレスVTS_CP_SA、
VTS_CPの終了アドレスVTS_CP_EA等を含
んでいる。
【0052】次に、図8のステップST68においてワ
ークメモリ部7に保存されたデータから、PGCI中の
コマンドテーブルPGC_CMDTが取り出される(ス
テップST86)。このPGC_CMDTには、1以上
のプリコマンドPRE_CMD、1以上のポストコマン
ドPOST_CMD、1以上のセルコマンドC_CMD
等が含まれている。そのうちのプリコマンド(前処理コ
マンド)PRE_CMDが実行され(ステップST8
8)、コマンド処理対象のプログラム番号PGN、セル
ID番号VTS_C_IDNが図1のワークメモリ部7
に保存される(ステップST90)。次に、ステップS
T90で保存されたセルID番号に対応するセルをラン
ダムに再生するかどうか判定される。ランダムに再生す
る場合は(ステップST92イエス)、図1のMPU2
内部でランダム関数によりランダム数(乱数)Rを発生
し、このランダム数Rに対応したセルID番号のセルの
再生処理に入る(ステップST96)。ランダム再生し
ない場合は(ステップST92ノー)、ステップST9
4〜ST96の処理は行われず、VTS_C_ADT内
の1以上のVTS_CPIに対応したセル再生を行なう
処理が実行される(ステップST98)。
【0053】続いて、ナビゲーションシステムによりス
チル時間(0〜254秒あるいは無制限)が設定され
(ステップST100)、設定された時間だけスチル
(PGCスチル)が実行される(ステップST10
2)。その後、PGCI中のコマンドテーブルPGC_
CMDTに含まれるポストコマンド(後処理コマンド)
POST_CMDが実行され(ステップST104)、
PGC番号PGCNが更新されて(ステップST10
6)、更新後のPGCNが読み込まれる。更新後のPG
CNがゼロでないなら(ステップST108ノー)、図
8のステップST70から図9のステップST106ま
での処理が再実行される。更新後のPGCNがゼロなら
ば(ステップST108イエス)、次のPGCがないの
で、図7〜図9の通常再生処理は終了する。
【0054】図10は、図1のDVDプレーヤにより図
2のディスクからセルの記録内容を再生する場合の処理
を説明するフローチャート図である。
【0055】セル再生が開始されると(ステップST2
00イエス)、図1のワークメモリ部7に保存(図8の
ステップST68参照)されたPGCIの内容から、該
当セルの再生開始アドレス(論理ブロック番号LBN)
が決定される(ステップST204)。具体的には、P
GCIはセル再生情報テーブルC_PBIT(図示せ
ず)を含み、このC_PBITは1以上のセル再生情報
C_PBI(図示せず)を含む。各C_PBIは、図示
しないが、該当セルがアングルブロックであるかどうか
等を示す情報を含むセルカテゴリC_CAT、該当セル
の再生時間C_PBTM、該当セル内の先頭VOBUの
開始アドレスC_FVOBU_SA、該当セル内の先頭
インターリーブユニットの終了アドレスC_FILVU
_EA、該当セル内の最終VOBUの開始アドレスC_
LVOBU_SA、該当セル内の最終VOBUの終了ア
ドレスC_LVOBU_EA等を含んでいる。そのうち
C_FVOBU_SAにより、該当セルの再生開始アド
レスを決定することができる。こうして決定されたアド
レスに基づいて、図1のディスクドライブ部5に読み出
し命令がセットされる(ステップST206)。
【0056】読み出し命令がセットされると、ディスク
ドライブ部5は、ステップST204で決定されたアド
レスからVOBUを読み出す。すると、読み出されたV
OBUの先頭に配置されたナビゲーションパック(図3
のNV_PCK)が取り込まれ(ステップST20
8)、図1のワークメモリ部7に格納される。このNV
_PCK中のDSIデータ(図3)に含まれる同期情報
に基づいて、図1のDVDプレーヤ1の内部システムタ
イムクロックSTC(図示せず)等が設定される(ステ
ップST210)。このNV_PCKのPCIデータ
(図3)には、ハイライト情報HLIが含まれている。
このHLI等を用いて、メニューのハイライト処理等を
含むナビゲーションパック処理が実行される(ステップ
ST212)。その後、VOBUスチルが実行されると
きは(ステップST214イエス)、該当VOBUの再
生終了まで待ち(ステップST216)、VOBUスチ
ル処理に入る(ステップST218)。このVOBUス
チルのスチル時間は無制限であり、たとえばユーザが再
生キー操作をするまで、このVOBUスチルは継続され
る。VOBUスチルが実行されないときは(ステップS
T214ノー)、ステップST216〜ST218はス
キップされる。
【0057】ナビゲーションパック処理(ステップST
212)後、あるいはVOBUスチル(ステップST2
18)解除後、その時点での再生対象が該当セルの最後
でない場合は(ステップST220ノー)、ステップS
T210〜ST218の処理が反復される。その時点で
の再生対象が該当セルの最後である場合は(ステップS
T220イエス)、該当VOBUの再生終了まで待ち
(ステップST224)、セルスチル処理(設定された
時間のスチル再生)に入る(ステップST226)。セ
ルスチル処理後、セルコマンドがある場合(ステップS
T228イエス)はセルコマンド処理がなされ(ステッ
プST230)、その他の処理ルーチンにリターンす
る。セルコマンドがない場合(ステップST228ノ
ー)は、セルコマンド処理はなされずに、その他の処理
ルーチンにリターンする。
【0058】図11は、図1のDVDプレーヤにより図
2のディスクからユーザ操作禁止情報(図5のUOP0
〜UOP24の一部または全て)を読み取る処理を示
す。このUOP0〜UOP24の一部または全ては、図
1のワークメモリ部7に保存される。
【0059】この発明の一実施の形態に係る装置におい
ては、順次操作ガイドを行なう機能が付加されている。
【0060】図12には、遠隔操作を行うためのリモー
トコントローラを示している。このリモートコントロー
ラ500には、各種の操作キーが設けられている。50
1は、電源ボタンであり、これを操作することで電源の
オンオフを行うことができる。502は、ディスク選択
ボタンであり、これを操作することでプレーヤに装填さ
れているディスク1あるいはディスク2を選択すること
ができる。
【0061】503は、ナビゲーションボタン(ナビボ
タンと略称することもある)であり、これを操作する
と、ナビゲーションメニューが表示される。このナビゲ
ーションメニューは、例えば図13に示すように表示装
置(たとえば図1の20)の画面上に現れるようになっ
ている。このナビゲーションメニューの画像情報は、図
1のデータメモリ2Cに格納されている。
【0062】ナビゲーションメニューとして、例えば
“V−Remote”、“AngleViewer”、
“Zoom”、“Strobe Viewer”、“P
review”、“DNR”、“Capure”、“T
itle”、“Chapt.:”“Audio:”、
“Subtitle”、“Angle:”、“BitR
ate:”等の項目の表示が現れる。この発明の一実施
の形態に係る装置では、このナビゲーションメニューに
より、リモートコントローラを操作して、所望の項目に
カーソルを合わせて、リモートコントローラでエンター
操作を行うと、それぞれの項目のさらに下層のメニュー
が現れるようになっている。
【0063】図12に戻ってリモートコントローラ50
0のボタンについて説明する。504はセットアップボ
タンであり、これを操作すると、画面上に各種のセット
アップを行うためのアイコンが現れる。アイコンとして
は、ピクチャ実行セッティング、サウンド出力セッティ
ング、言語セッティング、ディスプレイセッティング、
オペレーショナルセッティング、イニシャルセッティン
グがある。
【0064】ピクチャ実行セッティングとしては、表示
装置のアスペクト比(4:3か16:9か)に応じたア
スペクト比の設定、黒レベルの調整、画質の調整等があ
る。表示装置としてプログレッシブテレビが接続されて
いるときは、その画質調整等の他に、DVDディスクに
記録されている画像が4:3のアスペクトであるときの
ビデオ出力の選択、そのときの出力信号の方式選択など
がある。
【0065】サウンド出力セッティングとしては、接続
されているオーディオ機器に応じてオーディオの出力方
式の選択、ダイナミックレンジの制御、カラオケ用のデ
ィスクが再生されるときの音声のオンオフ選択、オーデ
ィオCDが再生されるときの減衰の設定がある。
【0066】また、言語セッティングとしては、画面に
表示する言語の設定、メニュー表示における言語の設
定、音声の言語の設定、副映像の言語の設定がある。
【0067】ディスプレイセッティングとしては、表示
装置の画面に、動作状態を示す表示を行うかどうかのセ
ッティング、バックグラウンドの色や絵の選択、スクリ
ーンセーバーをオンにするかどうかの選択がある。
【0068】また、オペレーショナルセッティングとし
ては、ポーズ時のスチル画の解像度(フィールド又はフ
レームレベル)の選択、パレンタルロック機能のオンオ
フ、リモコンのコマンドを受けたときにピーというよう
な音を出すかどうかの選択、タイトル再生が終わったあ
と、自動的に停止するかどうか、ビデオCDを再生する
ときにメニュースクリーンを出すかどうかの設定などが
ある。また初期設定としては、スクリーン上の言語、T
V形式、オーディオ選択などがある。
【0069】リモートコントローラ500は、クイック
ボタン505を備えている。このクイックボタン505
を押すと、“メモリ”、“メモリリスト”、“リピー
ト”、“ランダム”、“ビットレート”、“テキス
ト”、“ディスクセレクト”、“Exit(クイック処
理から抜け出す終了指示)”などの操作項目のメニュー
画像が表示される。
【0070】再生停止期間中に“メモリ”を選択する
と、メモリリストが現れる。メモリリストには、“ディ
スク番号”、“タイトル番号”、“チャプター番号ある
いはトラック番号”の項目が現れる。ここでユーザは、
各項目の位置にカーソルを移動させて、希望の番号ボタ
ン(テンキー操作)を押すことで、再生するディスク、
タイトル、チャプター等を指定することができる。そし
て、エンターボタンを押して指定した内容を決定し、プ
レイボタンを押せば、指定したタイトル、チャプタ等を
再生することができる。つまり、再生する順序をプログ
ラムすることができる。
【0071】“リピート”を選択すると、“A−Bリピ
ート”、“チャプタリピート”、“タイトルリピー
ト”、“トラックリピート”、“ディスクリピート”、
“オールリピート”などの項目が表示される。希望のリ
ピート体系を選択し、リピートの開始点/終了点を指定
し、プレイボタンを操作すると、選択/指定された内容
のリピートが実行される。
【0072】“ランダム”を選択すると、“チャプター
ランダム”、“タイトルランダム”、“トラックランダ
ム”、“オールランダム”、“ランダムオフ”などの項
目が表示される。ここで希望の項目の指定を行ってプレ
イボタンを押すと、選択した項目に基くランダム再生が
実行される。“ビットレート”を選択すると伝送される
ビットレートが表示される。“テキスト”が選択される
とディスクに記録されているテキストが表示される。例
えば製作者のコメントなどである。
【0073】リモートコントローラ500の506は、
オーディオボタンである。これを再生中に操作すると、
現在のオーディオ出力の言語、記録方式、チャンネルが
表示される。また、先のセッティングを行っているとき
にこのボタンを押すと、オーディオ出力の言語選択メニ
ュー、記録方式の設定メニュー、などが表示され、ユー
ザは任意に選択することができる。ただし、記録方式が
ない場合には、再生時には自動的に記録されている方式
に設定される。なおメニューの各項目の選択は、本シス
テムでは、オンスクリーンディスプレイにより表示され
たリモコン画面上にカーソルを移動させて選択し、次に
リモートコントローラ500のエンターボタンを押すこ
とにより、希望のメニュー項目を特定することもでき
る。
【0074】再生中にオーディオボタン506を押す
と、現在のオーディオ出力の言語、記録方式、チャンネ
ルが表示されるが、これを変更したい場合には、オーデ
ィオボタン506をさらに押せばよい。すると、ディス
クに記録されている言語の種類が切り替わって表示さ
れ、また同時のその記録方式、チャンネルなども合わせ
て表示される。例えば“ENG PCM 2CH”の表
示から“SPA PCM2CH”のように表示が切り替
わる。ENGは英語の簡略形、SPAはスペイン語の簡
略形、PCMはパルスコードモジュレーションを意味
し、2CHは例えばステレオをのことを意味する。
【0075】リモートコントローラ500の507は、
サブタイトルボタンである。これを再生中に操作する
と、現在選択されている字幕などの言語がどのような言
語であるのかが画面上に表示される。例えば現在サブタ
イトルとして英語が選択されているとすると“ENG”
というふうに画面の一部に表示される。フランス語の場
合は、“FRE”、スペイン語の場合は“SPA”、日
本語の場合は“JN”といふうに簡略された文字が表示
される。サブタイトルを次々と押すと、その都度、選択
する言語が切り替わることになる。
【0076】リモートコントローラ500の508は、
アングルボタンであり、このボタンを押すと現在再生中
のアングルが例えば1/5というように表示される。こ
れはディスクに記録されている映像のアングルストリー
ムとして5つあるが、そのうちの1番目のストリームで
あることを意味する。アングルを切り替えたい場合に
は、さらにアングルボタン508を押せばよい。する
と、次々とアングルストリームを切り替えることができ
る。
【0077】リモートコントローラ500の509は、
メニューボタンである。このボタン509を押すと、デ
ィスクに記録されているメニュー画像を利用することが
できる。これは、先の図4で説明したようにディスクに
記録されているメニュー画面にエンターすることができ
る。リモートコントローラ500の511はトップメニ
ューボタンであり、これを押すと、各タイトルのチャプ
ターの先頭画像がメニューとして現れる。このメニュー
画像も予めディスクに記録されているものが利用され
る。タイトル及びチャプターが複数ある場合は、複数の
先頭画像が現れる。希望の画像にカーソルを合わせてエ
ンターボタンを操作すれば、当該画像に対応したタイト
ルあるいはチャプターの再生が開始される。
【0078】リモートコントローラ500の510は、
ビデオリモートコントロールボタンである。このボタン
を再生中に押すと、画面上にグラフィックリモートコン
トロール画像が現れる。
【0079】この画像では、再生中のタイトル番号、チ
ャプター番号、ストリーム選択状況、再生方向及びスピ
ード選択用グラフが現れる。
【0080】図14(A)は、上記のグラフィックリモ
ートコントロール画像の一例を示している。
【0081】600は、表示装置の全体画面であり、こ
の画面の一部に表示されたグラフィックリモートコント
ロール画像(以下略してGRC画面と略する)は、再生
中のタイトル番号及びチャプター番号を示す第1画面6
01と、操作及び選択に使用する第2画面602とを含
む。さらに第2画像602の中には、ストリーム選択画
像611と、スピード選択画像612がある。
【0082】上記のGRC画像は、再生中の映像が完全
にブラインドとならないように、半透明な状態(あるい
は透かした状態)で映しだされる。再生中の映像は、動
画であり、ユーザが再生中の映像を確認しながら、装置
の操作を行えるようにしたためであり、この点は、この
システムの特徴でもある。
【0083】さらに上記のストリーム選択画像610に
は、オーディオ選択画像611、サブタイトル選択画像
612、アングル選択画像613が含まれている。また
上記のスピード選択画像612には、ナビゲーション選
択画像621、正方向高速再生選択画像622、逆方向
高速再生選択画像623、正方向スキップ再生選択画像
624、逆方向スキップ再生選択画像625、正方向ス
ロー再生選択画像626、逆方向スロー再生選択画像6
27、ポーズ選択画像628、通常再生選択画像629
が含まれている。
【0084】ユーザはリモートコントロール装置500
を操作して、カーソルを移動させ、希望の操作項目の位
置へカーソルを移動させることができる。そしてリモー
トコントローラ500のエンターキーを押すと、選択し
た項目のさらに下位の階層のメニュー画像が現れるよう
になっている。あるいは、そのまま操作内容に対応した
再生が実現されるようになっている。
【0085】リモートコントローラ500の512は、
カーソル制御ボタンである(図14(B)、図12参
照)。カーソル制御ボタン512は、例えばドーナツ形
であり、このボタン512を押しつける位置(角度)に
応じて、カーソルの移動方向(上下、左右、斜め方向)
を制御することができる。このカーソル制御ボタン51
2の中央にはエンターボタン513が配置されている。
このエンターボタン513を押し付けることにより、カ
ーソルが移動した個所の項目を確定することができる。
【0086】図12に戻って説明する。リモートコント
ローラ500の514は、ジョグコントロールボタンで
あり、通常再生中にこれを回転させると、回転方向に応
じて正方向高速再生、あるいは逆方向高速再生状態に制
御することができる。
【0087】リモートコントローラ500の515は、
リターンボタンであり、このボタン515を操作する
と、メニュー画像を現在の画像の前のメニュー画像に戻
すことができる。
【0088】リモートコントローラ500の516は、
クリアボタンである。例えば、メニュー画像で再生した
いタイトル番号やチャプター番号をテンキーで入力して
いるときに、このクリアボタン516を操作すると、番
号がクリアされ、再度入力しなおすことができる。
【0089】リモートコントローラ500の517は、
スキップボタン517である。再生中に次の正方向のチ
ャプターやトラックにスキップしたいときに、このスキ
ップボタン517が押される。518もスキップボタン
である。再生中に逆方向のチャプターやトラックにスキ
ップしたいときにこのスキップボタン518が押され
る。
【0090】リモートコントローラ500の519、5
20は、スローモーションで映像を見たいときに使用さ
れるもので、それぞれは正方向スロー再生ボタン、逆方
向スロー再生ボタンである。
【0091】リモートコントローラ500の521はプ
レイボタンである。また522はストップボタン、また
523はポーズボタンである。
【0092】リモートコントローラ500の524、5
25、526はズームボタンである。ボタン524を押
すと、ズームモードとなり、ボタン526を押すと倍率
が大きくなり、ボタン525を押すと倍率が小さくな
る。ズームポイントは、クリアボタン516を押すと、
画面中央に戻すことができる。ズームポイントを移動さ
せるためには、カーソル制御ボタン512を操作して移
動させることができる。ボタン524を繰り返し押す
と、ズームオフが表示され、ズームモードがオフとな
り、通常再生モードとなる。
【0093】リモートコントローラ500のボタン52
7は、デジタルノイズリダクション(DNR)設定ボタ
ンであり、このボタンを繰り返し押すことにより、デジ
タルノイズリダクション効果の程度(オフ、弱、強)を
切り替えることになる。
【0094】リモートコントローラ500のボタン52
8は、カラーストリーム選択ボタンである。DVDにお
いては、プログレッシブ入出力、インターリーブ入出力
があるので、表示装置や記録再生装置(例えばVTR
等)に応じて、いずれかを選択する場合が生じる。そこ
でこのボタン528を操作することにより選択切換えを
行うことができる。
【0095】リモートコントローラ500のボタン52
9は、装置の表示部における輝度を変化させるためのボ
タンである。リモートコントローラ500のボタン53
0は、例えばタイトルやチャプターなどの文字画面に表
示された状態で、この表示を消したい場合に押される。
リモートコントローラ500の531はテンキーであ
る。
【0096】リモートコントローラ500のボタン53
3はリピートボタンである。このボタンを押すたびに動
作モードは、チャプターリピート、タイトルリピート
(トラックリピート)、ディスクリピート、オールリピ
ート、リピートオフの各モードに切り替わる。ボタン5
32は、ポイントAからポイントBの範囲のリピートを
設定することができるもので、このボタン532を押す
と、ポイントA、ポイントBを設定するための動作モー
ドとなる。
【0097】ボタン534は、メモリボタンであり、こ
のボタンを装置が停止しているときに押すと、メモリす
るためのリスト画像が画面に現れる。この画像は、ディ
ス番号、タイトル番号、チャプター番号という項目を表
示している。そこでユーザは、各項目に対応するスペー
ス位置にカーソルを移動させ、テンキーを用いてディス
ク番号やタイトル番号、チャプター番号を数字入力する
ことができる。次にプレイボタンを押すと、このメモリ
リストに記入した番号のタイトルやチャプターが再生さ
れる。例えば、特定のチャプター番号キャンセルしたい
場合には、メモリリストを表示して、カーソルを移動さ
せ、当該番号の表示位置に合わせ、クリアボタンを押せ
ばよい。
【0098】リモートコントローラ500のボタン53
5はランダム再生ボタンである。このボタンを押すたび
に、チャプターをランダム再生する、タイトルランダム
再生する、トラックをランダム再生する、オールランダ
ム再生する、ランダムオフなどのアイテムが繰り返し表
示される。ユーザは、希望のアイテムが表示されたとき
に、プレイボタンを押すと、当該アイテムの内容でラン
ダム再生されることになる。
【0099】リモートコントローラ500の540は蓋
であり、この蓋540の表側には、図12(B)に示す
ようにテレビジョン操作キー部541が設けられてい
る。
【0100】図15は、この発明の特徴を成すグラフィ
ックリモートコントロール画像を表示し、再生装置を操
作する場合の動作を示すフローチャートである。
【0101】ビデオコントロールボタン510(図12
参照)が押されると、図14で説明したようなグラフィ
ックリモートコントロール画像が表示される。このグラ
フィックリモートコントロール画像に関する処理及び再
生装置の動作モードの制御がおこなわれるときは、図1
に示したグラフィックリモコン画像処理部2H、管理情
報処理部2I、多重処理部2J、半透明処理部2K、さ
らにユーザインターフェイス作成部2A、メニュー判定
部2B、OSDメモリ2Cと、リモートコントロール操
作情報が関連して動作する。
【0102】ビデオコントロールボタンが押されると
(ステップC1、C2)、グラフィックリモートコント
ロール画像の情報が、OSDメモリ2Cから読み出され
(ステップC3)、グラフィックリモコン画像処理部2
Hに一旦格納される。そして、管理情報処理部2Iに格
納されている再生中のタイトル番号、チャプター番号な
どが多重される(ステップC4)。また、現在選択され
ているオーディオストリームの言語の簡略表記情報、サ
ブタイトルの言語の簡略表記情報、アングルの番号など
が多重される。図14の例では、オーディオ言語の簡略
表記は“EN”(英語を意味する)、サブタイトルの言
語の簡略表記は“JN”(日本語を意味する)、アング
ルの番号は“1/5”(5つのアングルのうち第1番目
のアングルを意味する)となっている。
【0103】次に、メイン画像の情報に対して、グラフ
ィックリモートコントロール画像の情報を重ねあわせ
る。この場合、再生中の映像が完全にブラインドとなら
ないように、半透明な状態(あるいは透かした状態)で
映しだすための処理が行われる(ステップC5)。これ
は半透明処理部2Kにおいて、メイン映像に対するグラ
フィックリモートコントロール画像の輝度レベルの制御
によって達成される。なお、半透明な状態(あるいは透
かした状態)で映しだすための処理として、その他にグ
ラフィックリモートコントロール画像のデータを時間軸
方向へ間引き処理を行ってもよい。
【0104】上記のように処理されたグラフィックリモ
ートコントロール画像の情報が、メイン映像の情報に重
ね合わせられて表示装置の画面に表示される(ステップ
C6)。次に、図14(B)に示したようなカーソル制
御ボタン512が操作されたかどうかを判定し、操作さ
れた場合は操作に応じてカーソルを移動する処理を行う
(ステップC7、C8)。カーソル移動処理は、通常行
われている技術で達成できる。
【0105】次にエンターボタン513が押されたかど
うかを判定(ステップC9)し、押されたことが分かる
と、カーソルで指定されている操作ボタンに対応するコ
マンドを決定(ステップC10)し、当該コマンドを動
作モード切替部へ送る(動作モード切替部は図示してい
ないが、図1のMPU2内に設けられている)(ステッ
プC11)。動作モードとしては、例えば図14で説明
したように、ナビゲーション選択画像621、正方向高
速再生選択画像622、逆方向高速再生選択画像62
3、正方向スキップ再生選択画像624、逆方向スキッ
プ再生選択画像625、正方向スロー再生選択画像62
6、逆方向スロー再生選択画像627、ポーズ選択画像
628、通常再生選択画像629に対応する動作モード
がある。
【0106】次に、動作モードを切り替えてから一定時
間経過したかどうか、あるいは消去ボタンが操作された
かどうかの判定が行われる(ステップC12)。消去ボ
タンについては、図12において示していないが、例え
ばビデオリモートコントロールボタンをダブルクリッ
ク、あるいは所定時間以上押しつづけることにより等価
な機能を得ることができる。
【0107】グラフィックリモートコントロール画像が
画面上から消える場合には、当該グラフィックリモート
コントロール画像の情報がメモリ(例えばグラフィック
リモコン画像処理部に確保されているエリア)に蓄積さ
れ、表示出力がオフされる(ステップC13)。
【0108】次に、上記と同一ディスクを再生している
途中でビデオコントロールボタンが押された場合には、
当該メモリに格納されているグラフィックリモートコン
トロール画像の情報が最初に読み出される。
【0109】図16は、ステップC10の内容におい
て、特にストリーム選択画像610内のオーディオ選択
画像611、サブタイトル選択画像612、アングル選
択画像613の項目が指定された場合の動作を詳しく示
している。
【0110】また、図17は、この発明の一実施の形態
に係る装置で用いられる管理情報のうち、オーディオ属
性情報およびサブピクチャ属性情報を例示している。
【0111】エンターボタン513が押されたとき、カ
ーソルにより指定されている画像は、オーディオ選択画
像611か、サブタイトル選択画像612か、アングル
選択画像613かの判定が行われる(ステップD1、D
2、D3)。
【0112】今、オーディオ選択画像611がカーソル
により指定されていたとすると、再生中のディスクの管
理情報を記憶している部分から管理情報が読み出され、
オーディオストリームに関する属性情報が参照される
(ステップD4)。オーディオストリームに関する属性
情報は、図17に例示するように、VTSIにビデオタ
イトルセットオーディオストリーム属性テーブル(VT
S_AST_ATRT)として記録されており、この属
性テーブルに、オーディオの各ストリームの言語がどの
ような言語であるかを示す情報が記述されている。
【0113】そこでこの発明の一実施の形態に係る装置
では、この属性テーブルを参照しながら、デフォルトさ
れている言語からストリームの番号順に、言語の簡略表
記文字を表示させる(ステップD5、D7)。表示位置
は、図14で示した個所である。切換え時点は、エンタ
ーボタンが操作されずに一定時間過ぎたとき、あるいは
カーソルボタンの所定位置を押したときである。ユーザ
の希望の言語の簡略表示文字が現れたときは、当該言語
のオーディオストリームが選択されることであるから、
エンターキーが押される(ステップD6)。
【0114】また、今、サブタイトルストリーム選択画
像612がカーソルにより指定され、エンターキーが押
されたとする。すると、再生中のディスクの管理情報を
記憶している部分から管理情報が読み出され、サブタイ
トルストリームに関する属性情報が参照される(ステッ
プD8)。サブタイトルストリームに関する属性情報
も、VTSIにビデオタイトルセットサブピクチャスト
リーム属性テーブル(VTS_SPST_ATRT)と
して記録されており、この属性テーブルに、サブタイト
ルの各ストリームの言語がどのような言語であるかを示
す情報が記述されている。
【0115】そこでこの発明の一実施の形態に係る装置
では、この属性テーブルを参照しながら、デフォルトさ
れている言語からストリームの番号順(ステップD9、
D11)に、言語の簡略表記文字を表示させる。表示位
置は、図14で示した個所である。切換え時点は、エン
ターボタンが操作されずに一定時間過ぎたとき、あるい
はカーソルボタンの所定位置を押したときである。ユー
ザの希望の言語の簡略表示文字が現れたときは、当該言
語のサブタイトルストリームが選択されることであるか
ら、エンターキーが押される(ステップD10)。
【0116】また、今、アングル選択画像613がカー
ソルにより指定され、エンターキーが押されたとする。
すると、再生中のディスクの管理情報を記憶している部
分から管理情報が読み出され、アングルに関する属性情
報が参照される。アングルに関する属性情報は、図3の
PCIやDSI内のアングル情報に記述されている。例
えばDVDの場合9つのアングルのストリームを分割し
て記録することができる。分割の単位はインターリーブ
ユニットと称され、このインターリーブユニットがイン
ターリーブされて記録されている。アングル情報は、各
ストリームの次の自己のインターリブユニットの次のア
ドレスと、ユニットのサイズとを記述されている。した
がって、このアングル情報を参照することにより、アン
グルのストリームが幾つ記録されているかを認識するこ
とができる。
【0117】そこでこの発明の一実施の形態に係る装置
では、アングル情報を参照して、現在選択されているア
ングルが第何番目のストリームのアングルであるかを把
握することができる。この把握にもとづいて、図14に
示したようにアングル1/5のような表示を得ることが
できる(ステップD13)。アングル選択画像613が
カーソルにより指定され、エンターキーが押されると、
現在選択しているアングルを示す表示を切換え可能とな
る。ここで例えばカーソル制御ボタンの所定の位置を押
すと、次のアングルを示す表示が得られる。例えば2/
5のように得られる。このように次々とアングルを切り
替えることができる(ステップD15)。アングル表示
が切り替わると、当然再生されている映像ストリームも
指定したアングルに切り替わる。そこでユーザは、希望
のアングルのストリームが得られたときにエンターキー
を押すことになる(ステップD14)。
【0118】図18には、先に述べたVTSIに記述さ
れているビデオタイトルセットオーディオストリーム属
性テーブル(VTS_AST_ATRT)の記述内容
と、ビデオタイトルセットサブピクチャストリーム属性
テーブル(VTS_SPST_ATRT)の記述内容を
さらに詳しく示している。
【0119】図19は、この発明の一実施の形態に係る
装置におけるプレビュー表示システムの処理内容を説明
するフローチャートである。また、図20は、図19の
処理により得られる画像表示例を示す図である。
【0120】図12に示したリモートコントローラ50
0は、ナビゲーションボタン(ナビボタン)503を備
えている。このナビゲーションボタン503が押される
と(ステップST600イエス)、ナビゲーションメニ
ューの画像情報が図1のデータメモリ2Cから取り出さ
れ、図1のTV(表示装置)20の画面上に、図13に
例示するようなナビゲーションメニューが表示される
(ステップST602)。このナビゲーションメニュー
は、図13に示すように、“V−Remote”、“A
ngle Viewer”、“Zoom”、“Stro
be Viewer”、“Preview”、“DN
R”、“Capure”等の項目を含んでいる。
【0121】リモートコントローラ500のカーソル制
御ボタン512の操作(カーソルキー操作)によりこの
ナビゲーションメニューから“Preview”が選択
され、リモートコントローラ500のエンターボタン5
13が押されると(ステップST604イエス)、図2
0(A)に例示するような、複数(ここでは1度に6
枚)の縮小画像(サムネールピクチャ)を含むプレビュ
ーメニューの画面が表示される(ステップST60
6)。
【0122】なお、このプレビューメニュー画面は、適
宜、図1の半透明処理部2Kにより半透明処理し、DV
Dディスク10の再生画像に重畳して表示されてもよ
い。
【0123】次に、ユーザは、ディスク10からの再生
画像を見ながら、リモートコントローラ500のカーソ
ル操作で所望の縮小画像の番号(図20(A)または
(B)では「1」〜「6」)を選択することができる。
【0124】もし、現在のメニュー画面上に所望の縮小
画像が見当たらないときは、図20(A)または(B)
のメニュー画面中央下段に示すページ送り「>>」アイ
コン(または「<<」アイコン)をカーソル操作で選択
し、エンターキー操作で「>>」アイコン(または「<
<」アイコン)をクリックする。そうすると、1回クリ
ックする毎に、6枚単位で縮小画像の表示ページが切り
替わる。
【0125】たとえば、図20(A)の表示状態におい
て「>>」アイコンを1度クリックすると、図示しない
が、番号「7」〜「12」の縮小画像がプレビューメニ
ューに現れる。同様に、図20(A)の表示状態におい
て「>>」アイコンを2度クリックすると、図示しない
が、番号「13」〜「18」の縮小画像がプレビューメ
ニューに現れる。逆に、番号「7」〜「12」の縮小画
像が表示されている状態で「<<」アイコンが1度クリ
ックされると、番号「1」〜「6」の縮小画像がプレビ
ューメニューに現れる。
【0126】ここで、ユーザが図20(A)または
(B)の右下に示す「Navi」アイコンを選択しクリ
ックすると(ステップST608イエス)、プレビュー
メニュー(図20)からナビゲーションメニュー(図1
3)に戻る。
【0127】また、ユーザが図20(A)または(B)
の右下に示す「Exit」アイコンを選択しクリックす
ると(ステップST610イエス)、プレビューメニュ
ー(図20)およびナビゲーションメニューを抜けて、
プレビュー処理に入る前の処理(たとえば図1の装置の
再生ストップ状態)に戻る。
【0128】いま、ユーザが、リモートコントローラ5
00のカーソル操作により番号「2」の縮小画像を選択
し、エンターキー操作(クリック)により番号「2」の
縮小画像選択を決定したとする(ステップST612イ
エス)。すると、番号「2」の縮小画像に対応する箇所
からスタートする再生処理へ移行する。
【0129】図20(A)は複数チャプタの縮小画像が
表示されたプレビューメニュー画面を例示している。ユ
ーザがチャプタとは別の(より細かな)間隔でディスク
から取り出した縮小画像をプレビュー表示したいと欲し
たときは、まず図20(A)左下側の「Interva
l」アイコンが選択される。そしてリモートコントロー
ラ500のエンターキーが押されると(ステップST6
14イエス)、図20(B)に例示するような、プレビ
ューメニュー画面に切り替わる(ステップST61
6)。
【0130】図20(B)は、番号「1」の画像フレー
ムを起点として、一定時間間隔毎に連続して取り込まれ
た複数の縮小画像(ここでは6枚)を例示している。こ
の取込の「一定時間間隔」が小さい(たとえば1秒)と
きは、一連の動作(図20(B)では腕時計を見ながら
走るビジネスマンの動き)が、ストロボモーションのよ
うになって取り込まれる。一方、この取込の「一定時間
間隔」が比較的大きい(たとえば10分)ときは、図2
0(A)のように各画面間に連続性のない縮小画面のプ
レビューメニュー表示となる。
【0131】上記「一定時間間隔」は、図1の装置側で
予めデフォルト設定(たとえば10分間隔にデフォルト
設定)しておくことができるが、ユーザが自由に設定変
更することもできる。たとえば、図12のリモートコン
トローラ500のセットアップボタン504およびテン
キー531等の操作により、秒または分単位もしくは映
像フレーム単位で、ユーザが上記「一定時間間隔」を自
由に変更できるようになっている。
【0132】ユーザがプレビュー表示のインターバル変
更を行なう場合は(ステップST618イエス)、たと
えばセットアップボタンおよびテンキー操作により、秒
または分単位もしくは映像フレーム単位で、前記「一定
時間間隔」が変更される。この変更が完了すると、変更
後の時間間隔データが、図1のワークメモリ部7あるい
はMPU2内のパラメータメモリ(図示せず)に格納さ
れる(ステップST620)。こうして「一定時間間
隔」が変更されると、変更後の時間間隔で複数の縮小画
像がディスク10から取り込まれ、図20(B)のプレ
ビューメニュー画面に表示されるようになる。
【0133】そのあとの処理は、ステップST606〜
ST612と同様に行われる。たとえばユーザが図20
(B)の番号「6」の縮小画像を選択し、エンターキー
を押せば、番号「6」の縮小画像に対応する箇所から再
生が開始される。
【0134】図20(A)に例示するようなプレビュー
メニュー上の複数縮小画面表示において、縮小表示画像
の時間間隔があまり短くない(数秒以上の間隔、あるい
はシームレスなアングル切替が可能な程度の時間間隔以
上)ときは、図1の装置内では、たとえば次のような処
理を行なうことができる。すなわち、プレビューメニュ
ーの表示方法の現選択状態に応じて、各「タイトル」、
各「チャプタ」、あるいは各「インターバル」の先頭が
サーチされる。そして、サーチされた映像情報の先頭画
面(Iピクチャ)が1画面分デコードされ、それが図2
0のプレビューメニュー上で縮小表示される。このサー
チ/デコード/縮小表示のスタート/ストップが、プレ
ビューメニュー表示の各ページ上で、6画面以内でルー
プ状に反復される。この方法を採用するときは、6画面
分の縮小画像データを予め装置メモリ内に記憶しておか
なくてもよいので、図1のワークメモリ部7の容量を節
約できる。
【0135】図20(B)に例示するようなプレビュー
メニュー上の複数縮小画面表示において、表示の時間間
隔が短い(数秒以下の間隔、あるいはシームレスなアン
グル切替ができない程度の短い時間間隔)ときは、上記
方法で6画面分の縮小画像を同時表示することは難し
い。そのようなときは、プレビューメニュー表示に利用
したい部分をAーBリピート操作などで再生して内容確
認を行い、その再生区間から6枚のデコード後の画像を
ワークメモリ部7に取り込み、メモリに取り込んだ画像
から6枚あるいはそれ以上の縮小画像を順次読み出し
て、プレビュー表示に利用する方法がある。
【0136】なお、図示しないが、DVD−RTR(ビ
デオレコーダ、ストリーマなど)においてエントリポイ
ントが設定された箇所の縮小画像(サムネール)を、図
20のプレビュー表示に利用することも可能である。ま
た、図19のステップST614において例えば図20
(A)の「タイトル」が選択された場合、縮小表示され
る6枚以内の画像のうち現時点で選択された状態にある
縮小画像が「一定時間間隔でループ再生される動画」を
含んでいてもよい。
【0137】さらに、図20のメニュー画面(あるいは
図示しないがアングルビューアという名称の別画面)に
「Angle」というアイコンを追加しておけば、次の
ようなことが可能となる。
【0138】すなわち、ディスク10にマルチアングル
シーンが記録されており、このマルチアングルシーンが
記録された箇所の再生に入ると、図5で示したUOP2
2が「アングル切替のユーザ操作=許可」となる。そう
すると上記「Angle」アイコンが操作可能な状態
(操作不可能なときは「Angle」アイコンに例えば
網掛け処理が施されている)となり、クリアなアイコン
となる。このクリアな「Angle」アイコンがクリッ
クされると、現在再生中のアングルブロックから各アン
グルが順にデコードされ、デコードされたアングル映像
が図20の縮小画面「1」〜「6」に表示される(その
アングルブロックに記録されたアングル数がたとえば4
つなら、図20の縮小画面には4つの縮小アングル映像
が表示される)。
【0139】
【発明の効果】上記の構成により、チャプタよりさらに
小さな単位(装置デフォルトまたはユーザが自由に決定
できるような、時間間隔単位あるいはフレーム単位)で
記録内容を確認でき、かつ内容確認箇所からディスクに
アクセスできるようなプレビュー表示システムが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係るDVDメニュー
表示システムが組み込まれたDVDプレーヤの構成を説
明するブロック図。
【図2】この発明の一実施の形態に係るDVDメニュー
表示システムで利用されるDVDディスクの階層データ
構造を説明する図。
【図3】図2のDVDディスクに記録されるナビゲーシ
ョンパックの階層データ構造を説明する図。
【図4】図2のDVDディスクに記録されるメニュー情
報の種類およびメニューの階層構造を例示する図。
【図5】図2のDVDディスクに記録されるユーザ操作
制御情報の一部を説明する図。
【図6】図1のDVDプレーヤにより図2のディスクか
ら記録情報を読み取る場合の初期動作(通常再生開始
前)を説明するフローチャート図。
【図7】図1のDVDプレーヤにより図2のディスクか
ら記録内容を再生する場合の処理(その1)を説明する
フローチャート図。
【図8】図1のDVDプレーヤにより図2のディスクか
ら記録内容を再生する場合の処理(その2)を説明する
フローチャート図。
【図9】図1のDVDプレーヤにより図2のディスクか
ら記録内容を再生する場合の処理(その3)を説明する
フローチャート図。
【図10】図1のDVDプレーヤにより図2のディスク
からセルの記録内容を再生する場合の処理を説明するフ
ローチャート図。
【図11】図1のDVDプレーヤにより図2のディスク
からユーザ操作禁止情報を読み取る処理を説明するフロ
ーチャート図。
【図12】この発明の一実施の形態に係るリモートコン
トロール装置を例示する概観図。
【図13】この発明の一実施の形態に係る装置において
ナビゲーション画像が表示された場合を例示する図。
【図14】この発明の一実施の形態に係る装置において
グラフィックリモートコントロール画像が表示された例
を示す図。
【図15】この発明の一実施の形態に係る装置における
グラフィックリモートコントロール画像を用いた動作例
を説明するフローチャート図。
【図16】図15のフローチャートの一部をさらに詳し
く説明するフローチャート図。
【図17】この発明の一実施の形態に係る装置で用いら
れる管理情報のうち、オーディオ属性情報およびサブピ
クチャ属性情報を例にとって説明する図。
【図18】この発明の一実施の形態に係る装置で用いら
れる管理情報のうち、シームレスアングル情報の内容を
さらに詳しく示す図。
【図19】この発明の一実施の形態に係る装置における
プレビュー表示システムの処理内容を説明するフローチ
ャート図。
【図20】図19の処理にともなう画面表示例を示す
図。
【符号の説明】
1…DVDプレーヤ;2…MPU;2A…ユーザインタ
ーフェイス作成部;2B…メニュー判定部;2C…デー
タメモリ(OSD用その他のデータメモリ);2L…O
SD処理部;2N…プレビュー処理部;3…MPEGデ
コーダ部;4…D/A変換部;5…ディスクドライブ
部;6…システムプロセサ部;6A…データ切分部;6
B…メモリI/F部;7…ワークメモリ部;8…SP
(副映像)デコーダ部;9…オーディオデコーダ部;1
0…DVDビデオディスク(情報記憶媒体);11…ビ
デオメモリ部;12…操作キーパネル(リモートコント
ローラ);13…ビデオプロセサ部;14…バス;17
…スピーカ;20…TVモニタ装置;20A〜20E…
モニタ画面;21…ルートメニュー画面;22…タイト
ルメニュー画面;23…オンスクリーンディスプレイ
(OSD)を利用したメニュー画面選択ポインタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/36 510 G11B 27/00 D 5D110 G11B 27/00 27/34 P 5E501 27/34 H04N 5/76 B H04N 5/76 5/93 Z 5/92 5/92 H Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CE08 CH01 CH12 DA16 DB02 DB06 DB09 5C052 AA02 AB03 AB04 AB05 AC02 AC04 AC05 AC08 CC06 CC11 DD06 DD08 EE03 5C053 FA05 FA06 FA24 GB02 GB06 GB11 GB12 GB38 HA23 HA24 HA25 HA30 JA12 JA21 JA23 KA01 KA08 KA19 KA24 LA06 5C082 AA37 BA12 BA41 BB15 BB25 CA64 CB01 CB05 DA51 MM09 MM10 5D077 AA23 BA08 BA11 HD04 5D110 AA15 AA27 AA29 DA02 DA15 DB05 DC06 FA02 5E501 AA20 AC16 AC33 CB02 CC02 EA01 EA03 EA05 EA10 EA33 EB01 EB05 FA01 FA02 FA03 FA04 FA05 FA15 FA22 FA42 FA45 FB04 FB29

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報媒体から映像を含む記録情報を再生す
    る装置に適用されるものであって、前記情報媒体から再
    生された前記映像の一部を構成する複数の静止画像を所
    定の時間間隔でプレビュー画像として取り込んで、取り
    込んだ複数プレビュー画像のうち2以上を所定のプレビ
    ューメニューにおいて同時に表示するプレビューメニュ
    ー表示手段を備えたことを特徴とするプレビュー表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記所定の時間間隔が、秒または分単位
    で表現できる時間間隔であることを特徴とする請求項1
    に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の時間間隔が、前記映像のフレ
    ーム単位に対応して表現されることを特徴とする請求項
    1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の時間間隔が、装置ユーザによ
    り任意に設定可能に構成されたことを特徴とする請求項
    1ないし請求項3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記記録情報に含まれる映像はチャプタ
    と呼ばれる複数の映像群を含み、 前記プレビューメニュー表示手段が、前記チャプタを代
    表する静止画像を前記プレビュー画像として表示できる
    ように構成されたことを特徴とする請求項1ないし請求
    項4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記記録情報に含まれる映像はタイトル
    と呼ばれる1以上の映像群を含み、 前記プレビューメニュー表示手段が、前記タイトルを代
    表する映像を前記プレビュー画像としてさらに表示でき
    るように構成されたことを特徴とする請求項1ないし請
    求項5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記プレビューメニュー表示手段により
    表示された複数プレビュー画像のうち、選択された特定
    の画像に対応する箇所から再生が開始されるように構成
    されたことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいず
    れか1項に記載の装置。
  8. 【請求項8】情報媒体から映像を含む記録情報を再生す
    る装置に適用されるものであって、 前記情報媒体から再生された前記映像の一部を構成する
    複数の静止画像を所定の時間間隔または所定のフレーム
    間隔でプレビュー画像として取り込んで、取り込んだ複
    数プレビュー画像のうち2以上を所定のプレビューメニ
    ューにおいて同時に表示し、 前記プレビューメニューにより表示された複数プレビュ
    ー画像のうち、ユーザにより選択された特定の画像に対
    応する箇所から再生が開始されるように構成されたこと
    を特徴とするプレビュー表示システム。
  9. 【請求項9】情報媒体から映像を含む記録情報を再生す
    る装置に適用されるものであって、前記情報媒体から再
    生された前記映像の一部を構成する複数画像を所定の時
    間間隔または所定のフレーム間隔でプレビュー画像とし
    て取り込んで、取り込んだ複数プレビュー画像のうち2
    以上を所定のプレビューメニューにおいて同時に表示す
    ることを特徴とするプレビュー表示方法。
  10. 【請求項10】 前記プレビューメニューにより表示さ
    れた複数プレビュー画像のうち、ユーザにより選択され
    た特定の画像に対応する箇所から再生が開始されること
    を特徴とする請求項9に記載の方法。
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