JP2002351972A - ネットワークを利用した監視システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを介して、ペットショップ、ペ
ットホテル等に預けたペットの状況を確認する監視シス
テムを提供する。 【解決手段】 システム制御装置１２と、システム制御
装置の端末１３と、固定カメラ１４と、スピーカー１５
と、表示端末１６と、システム制御装置１２および表示
端末１６を接続するネットワーク網１１とから構成さ
れ、システム制御装置１２は、表示端末１６からのアク
セスに応答して、固定カメラ１４によって撮影されたペ
ットの画像と管理者のコメントとを含む利用者ごとのホ
ームページを表示端末１６に送信し、表示端末１６から
送信された利用者の音声を、スピーカー１５から出力す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、個人の監視対象を
限定した、利用者へのネットワークを利用した情報提供
サービスに関し、特に、ペットショップ，ペットホテル
等に預けたペットの状況を、ネットワークを介して確認
する監視システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、ペットの愛好家にとって旅行等に
より自宅を留守にする際、ペットをペットショップ等に
預けることが行われている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、旅行先
等からペットの状況を心配することが多く、気になって
いた。すなわち、従来の方法では、ペットの状況を確認
したくても容易には確認することができないことから、
ペットの飼い主の不安感および欲求を解消することがで
きず、ペットショップ等を利用しにくいという問題があ
った。

【０００４】本発明の目的は、ネットワークを介して、
ペットショップ，ペットホテル等に預けたペットの状況
を確認する監視システムを提供することである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、ペ
ットショップ，ペットホテル等に預けた、個人のペット
の状況をインターネット網を経由して外出先や旅行先か
ら、リアルタイムな状況（映像）に加え、管理者のコメ
ント等の情報を表示端末を通じて確認できるようにし
た。

【０００６】具体的には、本発明は、ペットを撮影する
複数の撮影手段と第１の音声入力手段と第１の音声出力
手段とを有するペット監視端末と、表示手段と第２の音
声入力手段と第２の音声出力手段とを有する利用者端末
と、前記ペット監視端末と前記利用者端末とを相互に接
続するネットワークとを備えるペット監視システムであ
って、前記ペット監視端末は、少なくともペット管理者
のペットに関するコメント部と前記撮影手段によって撮
影されたペットの画像部とを含み、前記各撮影手段ごと
に設けられるホームページを格納する第１の記憶手段
と、前記利用者端末を用いた利用者からのアクセスに応
答して、前記利用者に割り当てられた撮影手段を識別
し、前記第１の記憶手段を検索して、前記識別された撮
影手段に対して設けられた前記ホームページを前記利用
者端末へ送信するホームページ送信手段と、前記識別さ
れた撮影手段によって撮影されるペットの画像を前記利
用者端末にリアルタイムに送信する画像送信手段と、前
記第１の音声入力手段から入力されたペットの音声を、
前記利用者端末へ送信し、前記第２の音声入力手段から
入力されて送信された前記利用者の音声を、前記第１の
音声出力手段からペットに対して出力する第１の音声制
御手段とを有し、前記利用者端末は、前記ペット監視端
末から送信されたペットの画像を前記表示手段に表示す
る画像表示制御手段と、前記第２の音声入力手段から入
力された前記利用者の音声を、前記ペット監視端末へ送
信し、前記第１の音声入力手段から入力されて送信され
た前記ペットの音声を、前記第２の音声出力手段から出
力する第２の音声制御手段とを有するペット監視システ
ムを含む。

【０００７】また、上記の場合において、前記利用者端
末へ送信されたホームページは、前記撮影手段を操作す
る操作指示入力部を有し、前記撮影手段は、前記操作指
示入力部に入力された操作指示に基づいて遠隔操作され
るようにすると好適である。

【０００８】さらに、これらの場合において、前記ペッ
ト監視端末は、前記利用者端末から送信された、少なく
とも録画時間の指定を含む録画予約情報に基づいて、前
記撮影手段を制御して、前記指定された録画時間にペッ
トを撮影する録画予約手段を、さらに有するようにする
と好適である。

【０００９】また、これらの場合において、前記ペット
監視端末に接続され、ペットに餌を供給する給餌装置を
さらに備え、前記ペット監視端末は、前記利用者端末か
ら送信された、少なくとも餌の種類と給餌量との指定を
含む給餌指定情報に基づいて、前記給餌装置を制御し
て、指定された餌を指定された量だけペットに供給する
給餌装置制御手段を、さらに有するペット監視システム
が本発明に含まれる。

【００１０】上記の場合において、前記給餌指定情報
は、給餌時間の指定をさらに含み、前記給餌装置制御手
段は、前記給餌指定情報に基づいて、前記給餌装置を制
御して、前記指定された給餌時間にペットに餌を供給す
るようにすると好適である。

【００１１】加えて、これらの場合において、前記ペッ
ト監視端末に接続され、ペットが置かれる環境の空気を
調節する空気調節装置をさらに備え、前記ペット監視端
末は、前記利用者端末から送信された、少なくとも温度
と湿度との指定を含む空気設定情報に基づいて、前記空
気調節装置の温度および湿度の設定を、前記指定された
温度と湿度とに変更する空気調節手段を、さらに有する
ペット監視システムも本発明に含まれる。

【００１２】本明細書における手段は、ハードウェア、
ソフトウェアまたはハードウェアおよびソフトウェアの
組み合わせにより実現可能である。

【００１３】また、１つの手段が有する機能が２つ以上
のハードウェア、ソフトウェアまたはハードウェアおよ
びソフトウェアの組み合わせにより実現されても、２つ
以上の手段の機能が１つのハードウェア、ソフトウェア
またはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせに
より実現されても良い。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。

【００１５】図１は、本発明の実施の形態に係るネット
ワークを利用した監視システムの構成を示すブロック図
であり、図２は、システム制御装置１２に記録された管
理情報の構成例を示す図であり、図３は、ホームページ
の構成例を示す図である。

【００１６】図１に示すように、本発明の実施の形態に
係るネットワークを利用した監視システムは、システム
制御装置１２と、システム制御装置の端末１３と、固定
カメラ１４と、スピーカー１５と、表示端末１６と、シ
ステム制御装置１２および表示端末１６を接続するイン
ターネット等のネットワーク網１１とから構成される。

【００１７】システム制御装置１２は、ワークステーシ
ョン，サーバ等の情報処理装置によって実現される。ま
た、システム制御装置１２は、ネットワーク網１１に接
続されているものとする。

【００１８】さらに、システム制御装置１２には、シス
テム制御装置の端末１３，固定カメラ１４，スピーカー
１５が接続されている。

【００１９】表示端末１６は、パーソナルコンピュー
タ，携帯端末，携帯電話等の情報処理装置によって実現
され、必要なネットワーク網１１に接続される。

【００２０】次に、図２に示されたシステム制御装置１
２に記録された管理情報の例を説明する。

【００２１】システム制御装置１２には、ネットワーク
網１１を介して接続される利用者の管理情報を保有す
る。

【００２２】この管理情報は、例えば図２に示されるよ
うに、項目として、利用者２１と、アクセスコード２２
と、パスワード２３と、開始期間（開始日時）２４と、
終了期間（終了日時）２５と、カメラ番号２６とを含
む。

【００２３】（各）利用者２１は、アクセスコード２２
とパスワード２３によって識別され（かつ認証され）、
利用開始期間２４と終了期間２５内であれば、対応する
カメラ番号２６のホームページが利用者の表示端末１６
により参照される。

【００２４】次に、図３に示された、ホームページの構
成例を説明する。

【００２５】図３に示されるように、ホームページは、
メインホームページ３１と、ログイン用ホームページ３
２と、カメラ毎のホームページ３３とを含み、メインホ
ームページ３１は、ログイン用ホームページ３２を持
つ。

【００２６】ログイン用ホームページ３２は、ログイン
情報（利用者のアクセスコード２２およびパスワード２
３）を基にカメラ毎のホームページ３３に接続する。

【００２７】（実施の形態の動作）次に、図１，図２お
よび図３を参照して、本発明の実施の形態に係るネット
ワークを利用した監視システムの動作を説明する。

【００２８】図１において、ペットの預け先は、ペット
を預かった際に予め登録してあった管理（顧客）情報に
預かり期間および使用するカメラをシステム制御装置の
端末１３から登録する。

【００２９】また、システム制御装置の端末１３から預
かり期間の食事や体調の情報等の管理者のコメントを随
時カメラ毎のホームページ３３に登録する。

【００３０】予め登録されている利用者Ａは、表示端末
１６からネットワーク網１１に接続し、預けた店のメイ
ンホームページ３１にアクセスし会員用ログインホーム
ページ３２からシステム制御装置１２に登録してあるア
クセスコード２２およびパスワード２３を入力する。

【００３１】システム制御装置１２は、入力されたアク
セスコード２２、パスワード２３を事前に登録してある
管理情報から検索し、合致すれば利用開始期間２４、利
用終了期間２５を利用日と比較判断し、利用期間内であ
れば、該当するカメラ番号２６に対応するカメラ毎のホ
ームページ３３を選択する。

【００３２】利用者Ａは、表示端末１６を利用して固定
カメラ１４から入力された自分のペットの状態（映像）
や管理者からのコメントをカメラ毎のホームページ３３
を通じて確認する。

【００３３】カメラ毎のホームページ３３には、カメラ
１４のズーム、パン等の機能を備えており利用者Ａが表
示端末１６上で自由に操作することができる。すなわ
ち、カメラ１４は、ホームページ３３を介して遠隔操作
が可能である。

【００３４】また、表示端末１６からの音声をスピーカ
ー１５から出力することで自分のペットに呼びかけるこ
とができる。

【００３５】（第２の実施の形態）次に、本発明の第２
の実施の形態について図面を参照して説明する。

【００３６】ここで、図４は、本発明の第２の実施の形
態に係るシステム制御装置の機能を説明する機能ブロッ
ク図である。

【００３７】図４に示されるように、本発明の第２の実
施の形態に係るシステム制御装置は、制御部５０と記憶
部６０とを含む。

【００３８】制御部５０は、ＣＰＵ等によって実現さ
れ、主制御部５１と、給餌装置制御部５２と、空気調節
部５３と、カメラ制御部５４と、音声制御部５５とを含
む。

【００３９】また、記憶部６０は、主記憶装置，補助記
憶装置等の記憶装置によって実現され、ホームページ記
憶部６１と、画像データ記憶部６２とを含む。

【００４０】そして、システム制御装置１２には、給餌
装置７１と、空気調節装置７２と、カメラ１４と、マイ
ク７３と、スピーカー１５とが接続されている。

【００４１】主制御部５１は、システム制御装置１２全
体を制御し、給餌装置制御部５２と、空気調節部５３
と、カメラ制御部５４と、音声制御部５５とを制御する
機能を有する。

【００４２】給餌装置制御部５２は、給餌装置７１を制
御し、空気調節部５３は、空気調節装置７２を制御する
機能を有する。

【００４３】また、カメラ制御部５４は、カメラ１４の
動作を制御する機能を有する。ここで、制御される動作
は、例えば撮影の開始終了，ズーム，パン，上下左右方
向の首振り等である。そして、カメラ制御部５４は、ネ
ットワークを介した表示端末１６からの指示に従って、
カメラ１４の動作を制御する機能を有する。

【００４４】そして、カメラ制御部５４は、カメラ１４
で撮影された映像を、ネットワークを介した通信に適す
る画像データに変換する画像データ変換機能を有し、変
換された画像データは、例えば主制御部５１によってス
トリーム形式でリアルタイムに表示端末１６に送信さ
れ、表示端末１６に表示される。

【００４５】さらに、カメラ制御部５４は、カメラ１４
で撮影された映像を、ネットワークを介した通信に適す
る画像データに変換して画像データ記憶部６２に格納す
る機能を有する。

【００４６】次に、音声制御部５５は、マイク７３およ
びスピーカー１５を制御する機能を有する。

【００４７】具体的には、音声制御部５５は、マイク７
３で集音された音声信号を、ネットワークを介した通信
に適する音声データに変換する音声データ変換機能を有
し、変換された音声データは、例えば主制御部５１によ
ってストリーム形式でリアルタイムに表示端末１６に送
信され、表示端末１６のスピーカーにおいて再生され
る。

【００４８】また、音声制御部５５は、マイク７３で集
音された音声信号を、ネットワークを介した通信に適す
る音声データに変換して画像データ記憶部６２に格納す
る機能を有する。

【００４９】さらに、音声制御部５５は、表示端末１６
から送信された音声データを、音声信号に変換してスピ
ーカー１５から出力させる機能を有する。

【００５０】ホームページ記憶部６１は、ネットワーク
を介した表示端末１６からのアクセスに応答して、表示
端末１６に送信されて表示される（例えば図５，図６，
図７，図８，図９および図１０に示されるような）画面
ファイルを格納する機能を有する。

【００５１】画像データ記憶部６２は、カメラ制御部５
４によって変換された画像データを格納する機能を有す
る。

【００５２】次に、給餌装置７１は、複数種の餌を備え
ており、給餌装置制御部５２の制御に従って、指定され
た餌を指定された量だけ、指定された時間にペットに供
給する機能を有する。

【００５３】空気調節装置７２は、空気調節部５３の制
御に従って、ペットが保管されている室内の温度および
湿度を調節する機能を有する。

【００５４】カメラ１４は、例えばズーム，パン，上下
左右方向の首振り機能等を備えており、カメラ制御部５
４の制御に従ってペットを撮影し、ペットの映像をカメ
ラ制御部５４に送信する機能を有する。

【００５５】マイク７３は、音声制御部５５の制御に従
って、ペットの音声を集音し、音声信号を音声制御部５
５に送信する機能を有する。

【００５６】スピーカー１５は、音声制御部５５の制御
に従って、音声制御部５５から送られた音声信号に基づ
いて音声を出力する機能を有する。

【００５７】（第２の実施の形態の動作）次に、本発明
の第２の実施の形態の動作について図面を参照して説明
する。ここで、図５は、カメラ毎のホームページの画面
構成例を示す図であり、図６は、リアルタイム画像の画
面構成例を示す図であり、図７は、管理者コメントの画
面構成例を示す図であり、図８は、給餌画面の構成例を
示す図であり、図９は、録画予約画面の構成例を示す図
であり、図１０は、録画データ一覧の画面構成例を示す
図である。

【００５８】まず、利用者が、表示端末１６を用いてネ
ットワークを介してシステム制御装置１２にアクセス
し、アクセスコードおよびパスワードを入力すると、主
制御部５１は、利用者の認証を行い、図５に示されるよ
うなカメラ毎（利用者毎）のホームページを、ホームペ
ージ記憶部６１から取り出して表示端末１６に送信す
る。

【００５９】次に、利用者が図５中の「現在の様子を確
認する」を選択すると、図６に示されるようなリアルタ
イム画像の画面が、ホームページ記憶部６１から取り出
されて送信され、表示端末１６に表示される。同時に、
主制御部５１は、カメラ制御部５４で変換された画像デ
ータを表示端末１６へ送る。これにより、例えば、カメ
ラ１４で撮影された映像が画像データに変換されてリア
ルタイムに表示端末１６へ送信される。

【００６０】また、主制御部５１は、音声制御部５５で
変換された音声データを表示端末１６へ送る。これによ
り、例えば、マイク７３で集音された音声信号が音声デ
ータに変換されてリアルタイムに表示端末１６に送られ
る。

【００６１】利用者は、図６中のカーソルキー，ズーム
ボタン等を操作することにより、主制御部５１およびカ
メラ制御部５４を介してカメラ１４を操作し、所望の画
像を得る。

【００６２】また、リアルタイム画像の画面は、例えば
現在の温度および湿度の情報欄と、温度および湿度の設
定欄とを含む。利用者は、ペットの様子を観察し、必要
に応じて画面内の設定温度および設定湿度を変更するこ
とにより、主制御部５１および空気調節部５３を介して
空気調節装置７２の設定を変更する。

【００６３】さらに、利用者は、表示端末１６に備えら
れた（図示しない）マイクを用いて音声を入力し、シス
テム制御装置１２に音声データを送信すると、利用者の
声が主制御部５１および音声制御部５５を介してスピー
カー１５に出力される。これにより、利用者はペットに
話しかけることができる。

【００６４】次に、利用者が図５中の「コメントを確認
する」を選択すると、図７に示されるような管理者コメ
ントの画面が、ホームページ記憶部６１から取り出され
て送信され、表示端末１６に表示される。管理者コメン
トの画面は、管理者によって作成され、ホームページ記
憶部６１に保存されているものである。

【００６５】また、管理者コメントの画面には、図７に
示されるように、例えば所定の時刻のペットの画像，与
えた餌の画像および内容等ペットの状態に関する任意の
情報を含むことができる。

【００６６】これにより、利用者は、ペットの状態に関
する管理者のコメントをいつでも確認することができ
る。

【００６７】（自動給餌）次に、餌の自動給餌について
説明する。利用者が図６中の「給餌」を選択すると、図
８に示されるような給餌画面が、ホームページ記憶部６
１から取り出されて送信され、表示端末１６に表示され
る。

【００６８】この給餌画面は、例えば複数種類の餌の特
徴（餌の画像，餌のカロリー，餌の原材料等），給餌量
設定欄，給餌時刻設定欄等を含む。

【００６９】利用者は、餌の特徴に基づいて、所望の餌
を画面上で選択し、給餌量を設定して「給餌」ボタンを
選択することにより、主制御部５１および給餌装置制御
部５２を介して給餌装置７１に給餌指示が行われ、給餌
装置７１が、選択された餌を設定された量だけペットに
供給する。

【００７０】また、利用者は、表示端末１６に備えられ
たマイクを用いて、ペットに話しかけながら餌を与える
ことができ、遠隔地にいながらにしてペットの世話をす
ることができる。

【００７１】また、利用者が画面上で給餌時刻を設定す
ることにより、主制御部５１および給餌装置制御部５２
を介して給餌装置７１に給餌予約が行われ、給餌装置７
１は、指定された時刻に、選択された餌を設定された量
だけペットに供給する。

【００７２】このようにすることにより、利用者は、ペ
ットの様子を確認した上で適切な餌の種類および量を選
択することができる。また、状況に応じて必要な時間に
いつでも給餌を行うことができる。

【００７３】（録画予約）次に、録画予約について説明
する。利用者が図６中の「録画予約」を選択すると、図
９に示されるような録画予約画面が、ホームページ記憶
部６１から取り出されて送信され、表示端末１６に表示
される。

【００７４】この録画予約画面は、例えば録画開始日時
設定欄，録画終了日時設定欄，静止画または動画の選択
欄等を含む。

【００７５】利用者は、所望の録画日時を設定し、録画
形式（静止画または動画）を選択することにより、主制
御部５１が、設定された録画日時に従ってカメラ制御部
５４に指示を送り、カメラ制御部５４がカメラ１４を制
御してペットの映像を撮影し、画像データに変換して画
像データ記憶部６２に格納する。

【００７６】同時に、主制御部５１が、設定された録画
日時に従って音声制御部５５に指示を送り、音声制御部
５５がマイク７３を制御してペットの音声を集音し、音
声データに変換して画像データ記憶部６２に格納する。

【００７７】ここで、カメラ制御部５４は、画像データ
を画像データ記憶部６２に格納する際には、例えば、録
画開始日時および開始時の画像等のインデックスを作成
し、これらのインデックスを含む録画データ一覧のファ
イルを作成してホームページ記憶部６１に格納する。

【００７８】なお、図９においては、予約する録画回数
が１回分である構成としたが、複数回を予約するように
することもできる。

【００７９】そして、利用者が図５中の「録画データを
確認する」を選択すると、図１０に示されるような録画
データ一覧の画面が、ホームページ記憶部６１から取り
出されて送信され、表示端末１６に表示される。

【００８０】利用者は、録画データ一覧の画面内の所望
のインデックスを選択することにより、選択されたイン
デックスの画像データが（音声データを伴って）、主制
御部５１によって画像データ記憶部６２から取り出され
て送信され、表示端末１６に表示される。

【００８１】このようにすることにより、利用者は、所
望の時間に撮影されたペットの画像を後から確認するこ
とができるので、ペットの様子を観察する時間が拘束さ
れず、利用者の時間的な負担を軽減することができる。

【００８２】また、予約した給餌時刻と録画時刻とを合
わせることができるので、ペットが餌を食べる様子を録
画することができ、容易にペットの体調を把握すること
ができる。

【００８３】

【発明の効果】以上説明したように、本発明を利用する
ことで、預けたペットの状況を時間、場所を選ばずに確
認することができるというメリットがある。またぺット
ショップやペットホテルにとって付加価値サービスとし
てビジネス展開できるというメリットがある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態に係るネットワークを利用
した監視システムの構成を示すブロック図である。

【図２】システム制御装置１２に記録された管理情報の
構成例を示す図である。

【図３】ホームページの構成例を示す図である。

【図４】本発明の第２の実施の形態に係るシステム制御
装置の機能を説明する機能ブロック図である。

【図５】カメラ毎のホームページの画面構成例を示す図
である。

【図６】リアルタイム画像の画面構成例を示す図であ
る。

【図７】管理者コメントの画面構成例を示す図である。

【図８】給餌画面の構成例を示す図である。

【図９】録画予約画面の構成例を示す図である。

【図１０】録画データ一覧の画面構成例を示す図であ
る。

【符号の説明】

１１ ネットワーク網 １２ システム制御装置 １３ システム制御装置の端末 １４ 固定カメラ １５ スピーカー １６ 表示端末 ３１ メインホームページ ３２ ログイン用ホームページ ３３ カメラ毎のホームページ ５０ 制御部 ５１ 主制御部 ５２ 給餌装置制御部 ５３ 空気調節部 ５４ カメラ制御部 ５５ 音声制御部 ６０ 記憶部 ６１ ホームページ記憶部 ６２ 画像データ記憶部 ７１ 給餌装置 ７２ 空気調節装置 ７３ マイク

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ペットを撮影する複数の撮影手段と第１の
   音声入力手段と第１の音声出力手段とを有するペット監
   視端末と、表示手段と第２の音声入力手段と第２の音声
   出力手段とを有する利用者端末と、前記ペット監視端末
   と前記利用者端末とを相互に接続するネットワークとを
   備えるペット監視システムであって、 前記ペット監視端末は、 少なくともペット管理者のペットに関するコメント部と
   前記撮影手段によって撮影されたペットの画像部とを含
   み、前記各撮影手段ごとに設けられるホームページを格
   納する第１の記憶手段と、 前記利用者端末を用いた利用者からのアクセスに応答し
   て、前記利用者に割り当てられた撮影手段を識別し、前
   記第１の記憶手段を検索して、前記識別された撮影手段
   に対して設けられた前記ホームページを前記利用者端末
   へ送信するホームページ送信手段と、 前記識別された撮影手段によって撮影されるペットの画
   像を前記利用者端末にリアルタイムに送信する画像送信
   手段と、 前記第１の音声入力手段から入力されたペットの音声
   を、前記利用者端末へ送信し、前記第２の音声入力手段
   から入力されて送信された前記利用者の音声を、前記第
   １の音声出力手段からペットに対して出力する第１の音
   声制御手段とを有し、 前記利用者端末は、 前記ペット監視端末から送信されたペットの画像を前記
   表示手段に表示する画像表示制御手段と、 前記第２の音声入力手段から入力された前記利用者の音
   声を、前記ペット監視端末へ送信し、前記第１の音声入
   力手段から入力されて送信された前記ペットの音声を、
   前記第２の音声出力手段から出力する第２の音声制御手
   段とを有するペット監視システム。
2. 【請求項２】前記利用者端末へ送信されたホームページ
   は、前記撮影手段を操作する操作指示入力部を有し、 前記撮影手段は、前記操作指示入力部に入力された操作
   指示に基づいて遠隔操作される請求項１に記載のペット
   監視システム。
3. 【請求項３】前記ペット監視端末は、前記利用者端末か
   ら送信された、少なくとも録画時間の指定を含む録画予
   約情報に基づいて、前記撮影手段を制御して、前記指定
   された録画時間にペットを撮影する録画予約手段を、さ
   らに有する請求項１または２に記載のペット監視システ
   ム。
4. 【請求項４】前記ペット監視端末に接続され、ペットに
   餌を供給する給餌装置をさらに備え、 前記ペット監視端末は、前記利用者端末から送信され
   た、少なくとも餌の種類と給餌量との指定を含む給餌指
   定情報に基づいて、前記給餌装置を制御して、指定され
   た餌を指定された量だけペットに供給する給餌装置制御
   手段を、さらに有する請求項１〜３のいずれかに記載の
   ペット監視システム。
5. 【請求項５】前記給餌指定情報は、給餌時間の指定をさ
   らに含み、 前記給餌装置制御手段は、前記給餌指定情報に基づい
   て、前記給餌装置を制御して、前記指定された給餌時間
   にペットに餌を供給する請求項４に記載のペット監視シ
   ステム。
6. 【請求項６】前記ペット監視端末に接続され、ペットが
   置かれる環境の空気を調節する空気調節装置をさらに備
   え、 前記ペット監視端末は、前記利用者端末から送信され
   た、少なくとも温度と湿度との指定を含む空気設定情報
   に基づいて、前記空気調節装置の温度および湿度の設定
   を、前記指定された温度と湿度とに変更する空気調節手
   段を、さらに有する請求項１〜５のいずれかに記載のペ
   ット監視システム。