JP2002351591A - 表示装置およびそれを備えた試料分析装置 - Google Patents

表示装置およびそれを備えた試料分析装置

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JP2002351591A
JP2002351591A JP2002017994A JP2002017994A JP2002351591A JP 2002351591 A JP2002351591 A JP 2002351591A JP 2002017994 A JP2002017994 A JP 2002017994A JP 2002017994 A JP2002017994 A JP 2002017994A JP 2002351591 A JP2002351591 A JP 2002351591A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータが言語切り替えのための操作をす
ることなく、そのオペレータが所望する言語を自動で表
示する表示装置およびそれを備えた試料分析装置を提供
する。 【解決手段】 オペレータ情報とそのオペレータが使用
する言語の種類に関する情報とを対応付けて記憶するオ
ペレータ情報記憶手段と、文字が第1の言語で記されて
いる第1の表示文字記憶手段と、文字が第2の言語で記
されている第2の表示文字記憶手段と、前記オペレータ
情報の入力を受け付ける入力部と、入力部で受け付けた
前記オペレータ情報と対応する言語の種類に関する情報
を前記オペレータ情報記憶手段から読み出し、使用する
表示文字記憶手段を選択する表示文字選択手段と、前記
文字を表示する表示手段を備える表示装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の言語による
表示が可能な表示装置に関する。さらにその装置を備え
た試料分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】血液分析装置、尿分析装置、工業用粒子
分析装置等の試料分析装置においては、一般に、操作に
必要なメッセージ、分析結果等を表示する表示部を有し
ている。オペレータは、この表示部に表示されたメッセ
ージに従って各種の操作をし、分析結果を得ることがで
きる。従って、この表示部に表示される言語はオペレー
タが理解できるものでなければならない。
【0003】近年、労働市場のボーダレス化がすすみ、
同一の分析装置を異なった国籍のオペレータが使用する
頻度が増加してきている。例えば血液分析装置において
は、多国籍医療チームが被災地等に赴いて医療にあたる
機会が増加してきており、同一の分析装置を異なった国
籍のオペレータが使用する頻度の増加が著しい。これに
伴って、複数の言語を表示可能な分析装置への要求が高
まっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の分析装
置においては、複数の言語を表示する機能を備えている
ものはあるものの、どの言語を表示するかは分析装置の
出荷時にあらかじめ分析装置のメーカーが設定するのが
一般的であり、オペレータによる変更は困難であった。
また、最近では、機械の操作盤、プリンター等におい
て、言語切り替えのための表示(例えば、言語切り替え
ボタン)を表示し、その表示に従ってオペレータが操作
することによって言語を切り替えるものもある(例え
ば、U.S.Patent No.5,828,99
2)。
【0005】言語切り替えのための表示は、その表示が
言語切り替えのための表示であることを示すために、い
ずれかの言語で表示される必要がある。しかしながら、
オペレータによっては表示されている言語を理解できな
いために、その表示が言語切り替えのための表示である
ことを理解できない可能性がある。
【0006】本発明は、上記のような事情を考慮してな
されたもので、オペレータが言語切り替えのための操作
をすることなく、そのオペレータが所望する言語を自動
で表示する表示装置およびそれを備えた試料分析装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、オペレータ
情報とそのオペレータが使用する言語の種類に関する情
報とを対応付けて記憶するオペレータ情報記憶手段と、
文字が第1の言語で記されている第1の表示文字記憶手
段と、文字が第2の言語で記されている第2の表示文字
記憶手段と、前記オペレータ情報の入力を受け付ける入
力部と、入力部で受け付けた前記オペレータ情報と対応
する言語の種類に関する情報を前記オペレータ情報記憶
手段から読み出し、使用する表示文字記憶手段を選択す
る表示文字選択手段と、前記文字を表示する表示手段を
備える表示装置を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の表示装置は、前記文字と
組み合わせて表示するための型を記憶する共通型記憶手
段と、前記文字と前記型を組み合わせて表示画面を作成
する表示画面作成部をさらに備えてもよい。表示文字記
憶手段は文字を含む型が記憶されていてもよい。オペレ
ータ情報はログイン名またはパスワードであってもよい
し、ログイン名およびパスワードの両方でもよい。ログ
イン名またはパスワードは言語の種類または国名を示す
単語であってもよい。オペレータ情報をバーコードまた
はICチップから読み取ってもよい。
【0009】第1の言語および第2の言語が、日本語、英
語、フランス語、ドイツ語、中国語、ロシア語、スペイ
ン語のいずれかであってもよい。上記表示装置は前記文
字を印刷用のフォーマットに変換する印刷画面作成部を
さらに備えてもよい。
【0010】上記表示装置を試料分析装置に備えてもよ
い。上記試料分析装置は試料を分析して得た測定結果と
前記文字とを組み合わせて表示してもよい。上記試料分
析装置は、試料が尿または血液であってもよい。
【0011】また、本発明の別の実施態様においては、
オペレータ情報とそのオペレータが使用する言語の種類
またはオペレータの居住国に関する情報とを対応付けて
記憶するオペレータ情報記憶手段と、測定結果の単位が
第1の単位で記されている第1の表示単位記憶手段と、
測定結果の単位が第2の単位で記されている第2の表示
単位記憶手段と、前記オペレータ情報の入力を受け付け
る入力部と、入力部で受け付けた前記オペレータ情報と
対応する言語の種類または居住国に関する情報を前記オ
ペレータ情報記憶手段から読み出し、使用する表示単位
記憶手段を選択する表示単位選択手段と、試料を分析し
て分析情報を得る分析手段と、入力部で受け付けた前記
オペレータ情報と対応する言語の種類または居住国に関
する情報に応じて分析手段で得た分析情報から測定結果
を算出する測定結果算出手段と、前記測定結果と前記単
位を組み合わせて表示画面を作成する表示画面作成手段
と、前記表示画面を表示する表示手段を備える試料分析
装置が提供される。
【0012】本発明の試料分析装置は、文字が第1の言
語で記されている第1の表示文字記憶手段と、文字が第
2の言語で記されている第2の表示文字記憶手段を備
え、前記表示画面作成部は前記測定結果と前記単位と前
記第1または第2の文字とを組み合わせて表示画面を作成
するよう構成してもよい。表示単位記憶手段には単位を
含む型が記憶されていてもよい。
【0013】また、本発明は、オペレータが所望する言
語の表示方法であって、オペレータ情報とそのオペレー
タが使用する言語の種類とを対応付けて記憶し、文字を
第1の言語および第2の言語で記憶し、前記オペレータ
情報の入力を受付け、入力された前記オペレータ情報と
対応する文字を読み出し、前記文字を表示する表示方法
を提供する。
【0014】また、本発明は、オペレータに情報を提供
する表示デバイスと、オペレータの識別情報と各オペレ
ータの識別情報と関連付けられた言語情報を記憶する識
別情報記憶手段と、オペレータの操作によりオペレータ
の識別情報を入力する入力手段と、入力手段からの識別
情報の入力に応答して、識別情報記憶手段にアクセス
し、入力された識別情報に関連付けられた言語を選択す
る選択手段と、選択された言語のユーザインターフェー
スとなるように表示デバイスを制御する制御手段を備え
るマルチ言語ユーザインターフェースを提供する。
【0015】制御手段は、複数言語に対応した複数の型
を記憶しており、選択された言語に対応する型を表示デ
バイスに表示してもよい。制御手段は、複数言語に対応
した複数言語フォントを記憶しており、選択された言語
に対応するフォントを表示デバイスに表示してもよい。
【0016】また、本発明は、オペレータ情報とそのオ
ペレータが使用する言語の種類に関する情報とを対応付
けて記憶するオペレータ情報記憶手段と、音声が第1の
言語で記されている第1の音声記憶手段と、音声が第2
の言語で記されている第2の音声記憶手段と、前記オペ
レータ情報の入力を受け付ける入力部と、入力部で受け
付けた前記オペレータ情報と対応する言語の種類に関す
る情報を前記オペレータ情報記憶手段から読み出し、使
用する音声記憶手段を選択する音声選択手段と、音声を
発生する音声発生手段を備えるマルチ言語ユーザインタ
ーフェースを提供する。
【0017】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明
を詳述する。これによってこの発明が限定されるもので
はない。図1は、試料分析システム1の全体構成図であ
る。このシステムは、試料分析装置2と、空圧源3と、
レーザー電源4とから構成されている。試料分析装置2
は、尿分析装置(シスメックス株式会社製UF-100)から
構成される試料分析部2aと、LCDタッチスクリーンを有
する表示部2bから構成され(詳細は後述)、これら試
料分析部2aおよび表示部2bは一体化されている。な
お、試料分析部2aと表示部2bは別体に構成して、RS2
32Cなどの通信ケーブルで接続してもよい。その場合、
表示部2bにはパーソナルコンピュータが好適に用いら
れる。
【0018】図2は、本発明の試料分析装置2の内部構
成を示すブロック図である。試料分析装置2は、オペレ
ータ情報受付部9、表示文字選択部10、測定モード選
択部11、検体情報受付部12、測定結果算出部13、
表示画面作成部14、印刷画面作成部15、表示画面
(ログイン名)データベース(以下データベースをDBと
記す)19、オペレータ情報DB20、表示文字(日本
語)DB21、表示文字(英語)DB22、検体情報DB2
3、測定結果DB24、表示文字(フランス語)DB25、
表示文字(ドイツ語)DB26、表示文字(中国語)DB2
7、表示文字(ロシア語)DB28、表示文字選択DB2
9、共通型DB32を有している。これらは、CPU、ROM、
RAM、ハードディスク等から構成され、BUSで接続されて
いる。試料分析装置2は、さらに検体分析機構30と表
示パネル40を備える。検体分析機構30は、検体を吸
引するピペット、検体に希釈液、染色液等の試薬を供給
する試薬供給部、検体から蛍光量、散乱光量などの分析
情報を得るフローサイトメータからなり、測定結果算出
部13に分析情報を提供する。表示パネル40はLCDで
構成され、タッチパネル方式とすることにより、オペレ
ータからの情報を受け付ける入力部を兼ねる。
【0019】次に試料分析装置2における各DBの内容に
ついて説明する。表示画面(ログイン名)DB19はログ
イン名、パスワードを受け付けるための表示画面を格納
する。図6は、パスワードを受け付けるための表示画面
の一例を示す。
【0020】オペレータ情報DB20は図3に示すように
ログイン名、パスワード、使用言語に関する情報を対応
付けて格納する。使用言語に関する情報は記号で表して
もよいし、表示文字DB(21、22、25、26、2
7、28)のデータベース名で表してもよい。ログイン
名、パスワードはオペレータに試料分析装置の使用権限
があることを認証するために必要な情報であり、オペレ
ータが任意に設定する。使用言語に関する情報には、オ
ペレータの母国語を設定するとよい。
【0021】ログイン名、パスワードを各オペレータに
設定する必要がない場合には、図4に示すように、JAPA
NESE、ENGLISH等の言語名をログイン名、パスワードと
してもよい。ログイン名「JAPANESE」には、使用言語JA
PANESEを、ログイン名「ENGLISH」には使用言語ENGLISH
を対応付けて設定する。オペレータは、日本人の場合に
はログイン名、パスワードとして「JAPANESE」を入力
し、アメリカ人の場合はENGLISHを入力する。また、言
語名ではなく、JAPAN、AMERICA等の国名をログイン名、
パスワードとしてもよい。
【0022】表示文字(日本語)DB22は、測定モード
受付画面の型(図14)、検体情報受付画面の型(図1
5)、測定結果画面の型(図16)等の共通の型と組み
合わせるための文字であって、日本語で記されたものを
格納する。表示文字(英語)DB23は、測定モード受付
画面の型、検体情報受付画面の型、測定結果画面の型等
の共通の型と組み合わせるための文字であって、英語で
記されたものを格納する。
【0023】表示文字(フランス語)DB25、表示文字
(ドイツ語)DB26、表示文字(中国語)DB27、表示
文字(ロシア語)DB28も同様の文字であって、それぞ
れの言語で記されたものを格納する。
【0024】検体情報DB23は、検体情報受付部12が
オペレータから受け付けた検体番号、検体の種類等の情
報を格納する。
【0025】測定結果DB24は、測定結果算出部13で
算出された測定結果を格納する。表示文字選択DB29は
図13に示すように、使用言語に関する情報と使用する
表示文字DB(21、22、25、26、27、28)と
を対応付けて格納する。なお、オペレータ情報DB20に
おける使用言語に関する情報として、表示文字DB(2
1、22、25、26、27、28)のデータベース名
を格納すれば、表示文字選択DB29は省略することがで
きる。
【0026】共通型DB32は図14に示す測定モード受
付画面の型、図15に示す検体情報受付画面の型、図1
6に示す測定結果画面の型等のすべての言語に共通して
使用される型を格納する。型としては、図14〜16に
示すような外枠のほか、背景色や模様などの種々のもの
が挙げられる。また、型にあらかじめ文字を含めておい
てもよい。
【0027】次に、試料分析システム1の動作を電源投
入から測定結果の表示までを例にとり、図5に示すフロ
ーチャートおよび図6〜図12に示す表示画面等を参照
して説明する。 1.オペレータにより、試料分析システム1の電源が投入
される(S1)。 2.オペレータ情報受付部9は、表示画面(ログイン名)
DB19からログイン名受付画面、パスワード受付画面
(図6)を読み出して表示パネル40に表示させる。 3.オペレータ情報受付部9は、オペレータからログイン
名、パスワードをログイン名受付画面、パスワード受付
画面で受け付ける(S2,S3)。なお、ログイン名、パス
ワードの受付は、画面での受付の他、バーコードやICチ
ップ等のオペレータ識別媒体を読み取ることによって受
け付けてもよい。 4.オペレータ情報受付部9は、受け付けたログイン名、
パスワードがオペレータ情報DB20(図3又は図4)に
格納されているかを判断する。格納されていなければロ
グイン名受付画面を再び表示させる(S4)。 5.受け付けたログイン名、パスワードがオペレータ情報
DB20に格納されていれば、表示文字選択部10は、そ
のログイン名、パスワードに対応して格納されている使
用言語に関する情報をオペレータ情報DB20から読み出
す。そして、表示文字選択DB29(このDBの内容は図1
3に示されている)を参照して、使用する表示文字DB
(21、22、25、26、27、28)を決定する
(S5)。
【0028】以下、読み出された言語に関する情報が英
語の場合について説明する。 1.測定モード選択部11および表示画面作成部14は、
共通型DB32から図14に示す測定モード受付画面の型
を、表示文字(英語)DB22から文字(英語)を読み出
し、読み出した型と文字を組み合わせて測定モード受付
画面(図7)を作成し、表示パネル40に表示させる
(S6)。マニュアルモードとは、検体を1つ1つ吸引ピ
ペットから吸引させるモードであり、サンプラモードと
は、検体の攪拌、吸引、測定を自動で行うモードであ
る。測定モード受付画面には2つの指令ボタンが表示さ
れており、このボタンをオペレータが選択するとマニュ
アルモードまたはサンプラモードへと移行するように構
成されている。 2.例えば、オペレータによってマニュアルモードが選択
されると、検体情報受付部12および表示画面作成部1
4は、共通型DB32から図15に示す検体情報受付画面
の型を、表示文字(英語)DB22から文字(英語)を読
み出し、読み出した型と文字を組み合わせて検体情報受
付画面(図8)を作成し、表示パネル40に表示させる
(S7)。 3.オペレータによって検体番号、被験者の性別、採尿時
刻、尿の種類、尿の色、尿の濁度などの検体情報が検体
情報受付画面から入力されると、検体情報受付部12
は、それらの情報を検体情報DB23に格納する(S8)。 4.検体分析機構30は、検体をピペットから吸引し、検
体を希釈、染色し、フローサイトメータで蛍光量、散乱
光量などの分析情報を取得し、デジタル変換し、測定結
果算出部13に分析情報を提供する(S9)。 5.測定結果算出部13は、検体分析機構30から提供さ
れた分析情報と検体情報DB23に格納されている検体情
報から測定結果を算出し、測定結果DB24に格納する
(S10)。 6.表示画面作成部14は、共通型DB32から図16に示
す測定結果画面の型を、表示文字(英語)DB22から文
字(英語)を、測定結果DB24から測定結果を読み出
し、読み出した型と文字と測定結果を組み合わせて測定
結果画面(図9)を作成し、表示パネル40に表示させ
る(S11)。 7.測定結果画面の印刷が必要な場合には、印刷画面作成
部15が共通型DB32に格納されている測定結果画面の
型と表示文字(英語)DB22に格納されている文字(英
語)と測定結果DB24に格納されている測定結果を組み
合わせて印刷画面を作成する(S12)。
【0029】以下、S5で読み出された言語に関する情報
が日本の場合について説明する。 1.測定モード選択部11および表示画面作成部14は、
共通型DB32から図14に示す測定モード受付画面の型
を、表示文字(日本語)DB21から文字(日本語)を読
み出し、読み出した型と文字を組み合わせて測定モード
受付画面(図10)を作成し、表示パネル40に表示さ
せる(S20)。 2.例えば、オペレータによってマニュアルモードが選択
されると、検体情報受付部12および表示画面作成部1
4は、共通型DB32から図15に示す検体情報受付画面
の型を、表示文字(日本語)DB21から文字(日本語)
を読み出し、読み出した型と文字を組み合わせて検体情
報受付画面(図11)を作成し、表示パネル40に表示
させる(S21)。 3.オペレータによって検体番号、被験者の性別、採尿時
刻、尿の種類、尿の色、尿の濁度などの検体情報が検体
情報受付画面から入力されると、検体情報受付部12
は、それらの情報を検体情報DB23に格納する(S2
2)。 4.検体分析機構30は、検体をピペットから吸引し、検
体を希釈、染色し、フローサイトメータで蛍光量、散乱
光量などの分析情報を取得し、デジタル変換し、測定結
果算出部13に分析情報を提供する(S23)。 5.測定結果算出部13は、検体分析機構30から提供さ
れた分析情報と検体情報DB23に格納されている検体情
報から測定結果を算出し、測定結果DB24に格納する
(S24)。 6.表示画面作成部14は、共通型DB32から図16に示
す測定結果画面の型を、表示文字(日本語)DB21から
文字(日本語)を、測定結果DB24から測定結果を読み
出し、読み出した型と文字と測定結果を組み合わせて測
定結果画面(図12)を作成し、表示パネル40に表示
させる(S25)。 7.測定結果画面の印刷が必要な場合には、印刷画面作成
部15が共通型DB32に格納されている測定結果画面の
型と表示文字(日本語)DB21に格納されている文字
(日本語)と測定結果DB24に格納されている測定結果
を組み合わせて印刷画面を作成する(S26)。
【0030】S5で読み出された言語に関する情報がフラ
ンス語、ドイツ語等の場合も表示文字(フランス語)DB
25、表示文字(ドイツ語)DB26等を使用することに
より英語、日本語の場合と同様に実現できる。
【0031】ところで、測定結果の単位は、国によって
異なって表示されることがある。例えばヘモグロビンの
測定結果は、日本では通常g/dLで表示されるが、英
語圏ではg/Lで表示されることが多い。これに対応す
るため、表示文字DB(21、22、25、26、2
7、28)に格納されている文字のうち単位を示すもの
を表示文字DB(21、22、25、26、27、2
8)ごとに設定してもよい。この場合、測定結果算出部
13での測定結果算出方法を選択した表示文字DB(2
1、22、25、26、27、28)に応じて変更す
る。
【0032】上記の試料分析システムによれば、オペレ
ータが言語切り替えのための操作をすることなく、その
オペレータが所望する言語が自動で表示される。
【0033】上記の実施例においては、ユーザーインタ
ーフェースとして、表示パネル40に可視的に情報表示
し、それに触れることによりコマンドを入力するものを
示したが、本発明は、これに限定されるものではない。
たとえば、音声による情報表示と、音声認識によるコマ
ンド入力を行うようなユーザーインターフェースにおい
ても応用可能である。音声形式のユーザーインターフェ
ースの場合には、表示文字DB(21,22,25,26,
27,28)には、各言語の音声認識ユニットと、音声
発生ユニットが含まれる。さらにまた、本発明は、可視
的な表示と音声による表示の両方を備えるユーザーイン
ターフェースにも適用できる。
【0034】上記の例においては、本発明の適用される
一実施例として、試料分析システムを例示したが、これ
に限定されるものではなく、複数の言語に対応する機能
を備えた機械装置に適用可能である。たとえば、工作機
械の操作盤、プリンター、複写機、パーソナルコンピュ
ータ、ATM等にも適用可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、オペレータが言語切り
替えのための操作をすることなく、そのオペレータが所
望する言語を自動で表示する表示装置およびそれを備え
た試料分析装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示装置を備える試料分析装置の全体
構成図。
【図2】本発明の試料分析装置2の内部構成を示すブロ
ック図。
【図3】本発明の試料分析装置に格納される情報を示す
説明図。
【図4】本発明の試料分析装置に格納される情報を示す
説明図。
【図5】本発明の試料分析システム1の動作を示すフロ
ーチャート。
【図6】本発明の試料分析装置が表示するパスワード受
付画面。
【図7】本発明の試料分析装置が表示する測定モード受
付画面(英語)。
【図8】本発明の試料分析装置が表示する検体情報受付
画面(英語)。
【図9】本発明の試料分析装置が表示する測定結果画面
(英語)。
【図10】本発明の試料分析装置が表示する測定モード
受付画面(日本語)。
【図11】本発明の試料分析装置が表示する検体情報受
付画面(日本語)。
【図12】本発明の試料分析装置が表示する測定結果画
面(日本語)。
【図13】本発明の試料分析装置に格納される情報を示
す説明図。
【図14】本発明の試料分析装置に格納される情報を示
す説明図。
【図15】本発明の試料分析装置に格納される情報を示
す説明図。
【図16】本発明の試料分析装置に格納される情報を示
す説明図。
【符号の説明】
1 試料分析システム 2 試料分析装置 3 空圧源 4 レーザ電源 9 オペレータ情報受付部 10 表示文字選択部 11 測定モード選択部 12 検体情報受付部 13 測定結果算出部 14 表示画面作成部 15 印刷画面作成部 19 表示画面(ログイン名)DB 20 オペレータ情報DB 21 表示文字(日本語)DB 22 表示文字(英語)DB 23 検体情報DB 24 測定結果DB 25 表示文字(フランス語)DB 26 表示文字(ドイツ語)DB 27 表示文字(中国語)DB 28 表示文字(ロシア語)DB 29 表示文字選択DB 30 共通型DB

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オペレータ情報とそのオペレータが使用す
    る言語の種類に関する情報とを対応付けて記憶するオペ
    レータ情報記憶手段と、文字が第1の言語で記されてい
    る第1の表示文字記憶手段と、文字が第2の言語で記さ
    れている第2の表示文字記憶手段と、前記オペレータ情
    報の入力を受け付ける入力部と、入力部で受け付けた前
    記オペレータ情報と対応する言語の種類に関する情報を
    前記オペレータ情報記憶手段から読み出し、使用する表
    示文字記憶手段を選択する表示文字選択手段と、前記文
    字を表示する表示手段を備える表示装置。
  2. 【請求項2】 前記文字と組み合わせて表示するための
    型を記憶する共通型記憶手段と、前記文字と前記型を組
    み合わせて表示画面を作成する表示画面作成部をさらに
    備える請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 オペレータ情報とそのオペレータが使用
    する言語の種類またはオペレータの居住国に関する情報
    とを対応付けて記憶するオペレータ情報記憶手段と、測
    定結果の単位が第1の単位で記されている第1の表示単
    位記憶手段と、測定結果の単位が第2の単位で記されて
    いる第2の表示単位記憶手段と、前記オペレータ情報の
    入力を受け付ける入力部と、入力部で受け付けた前記オ
    ペレータ情報と対応する言語の種類または居住国に関す
    る情報を前記オペレータ情報記憶手段から読み出し、使
    用する表示単位記憶手段を選択する表示単位選択手段
    と、試料を分析して分析情報を得る分析手段と、入力部
    で受け付けた前記オペレータ情報と対応する言語の種類
    または居住国に関する情報に応じて分析手段で得た分析
    情報から測定結果を算出する測定結果算出手段と、前記
    測定結果と前記単位を組み合わせて表示画面を作成する
    表示画面作成手段と、前記表示画面を表示する表示手段
    を備える試料分析装置。
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