JP2002351573A - クロック切換回路及びこの回路を備えた画像形成装置 - Google Patents

クロック切換回路及びこの回路を備えた画像形成装置

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JP2002351573A
JP2002351573A JP2001155918A JP2001155918A JP2002351573A JP 2002351573 A JP2002351573 A JP 2002351573A JP 2001155918 A JP2001155918 A JP 2001155918A JP 2001155918 A JP2001155918 A JP 2001155918A JP 2002351573 A JP2002351573 A JP 2002351573A
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clock
circuit
switching
clock signal
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Takao Horiuchi
孝郎 堀内
Hironori Kai
裕基 甲斐
Jun Morimoto
潤 森本
Tamaki Mashiba
環 真柴
Akihiko Taniguchi
明彦 谷口
Junichi Kajiwara
準一 梶原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クロック切換時に懸念される高い周波数のクロ
ックまたはパルスの発生を防止できるクロック切換回路
及びその回路を備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】第1周波数の第1クロック信号における1
周期毎の所定タイミングにおける第1クロック信号に非
同期の第1切換信号のレベルに応じて、第1クロック信
号の出力可否を制御する第1クロック回路と、第2周波
数の第2クロック信号における1周期毎の所定タイミン
グにおける第2クロック信号に非同期の第2切換信号の
レベルに応じて、第2クロック信号の出力可否を制御す
る第2クロック回路と、両クロック回路の出力信号のレ
ベルに応じて、両クロック回路の出力信号のいずれか一
方、または所定レベルの信号を出力する信号切換回路
と、を備えたクロック切換回路に、少なくとも第1の時
間は第1切換信号及び第2切換信号として同じレベルの
信号を与えて、第1クロック信号及び第2クロック信号
を切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1周波数のクロ
ック信号と、第2周波数のクロック信号と、を切り換え
て出力するクロック切換回路、及びこの回路を備えた画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル複写機やプリンタなどの
画像形成装置において、状況に応じて画像処理速度を変
化させる必要がある際には、画像処理回路のクロック周
波数を変化させて、処理速度を変化させることが行われ
てきた。
【0003】画像処理回路には、多くの場合、ASI
C、FPGA、メモリなど、クロックにより制御される
集積回路が使用されている。これらのデバイスの動作周
波数には、各々のデバイスにより上限が定められてお
り、この上限周波数を超えた周波数のクロックまたはパ
ルスを入力した場合、デバイスが誤動作したり破壊され
たりする可能性がある。
【0004】このため、クロック切換に際しては、これ
ら集積回路が誤動作するような高い周波数またはパルス
を発生させないような工夫が行われてきた。例えば、第
1の方法として、画像処理回路に供給する複数の周波数
を全て1つの基本周波数の分周により発生させ、この分
周比を変化させて、周波数切換を行うようにする方法が
ある。
【0005】また、第2の方法として、クロック切換を
行う際にクロックの位相や、”H(ハイベル)”か、”
L(ロウレベル)”か、といったクロックの信号レベル
を判断し、特定の条件になった場合に、クロックを切り
換えるといった方法がある。この方法としては、例え
ば、特開平7−311630号公報に、クロック切換回
路及び本回路を有するプリンタ装置に関する技術が開示
されている。この技術においては、クロック切換選択信
号を第1のクロック信号から第2のクロック信号に切り
換えるとき、第2のクロック信号がリセット状態であ
り、かつ、第1のクロック信号がリセットレベルにある
ことを検出した後、第1のクロック信号をリセットし、
その後、少なくとも第1の所定期間だけ遅延させて前期
第2のクロック信号のリセット解除して、クロック信号
の切換を行うように構成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これら2つの方式のう
ち、第1の方法では、画像処理回路に供給する、複数の
クロックの少なくとも最小公倍数の周波数を、基本周波
数として使用する必要があり、画像処理回路の高速化を
図る際には非常に高い周波数を発生させる必要がある。
この結果、基本周波数発生回路やこの基本周波数から画
像処理回路に供給するクロックを発生させる分周回路等
に、非常に高い周波数まで動作可能なデバイスを使用す
る必要が生じ、コストアップの要因となる。
【0007】また、第2の方法では、周波数を切り換え
る際に、複数のクロックが各々”L”か、”H”か、と
いったレベル判定を行う必要がある。また、レベル判定
をした後、そのレベルが変化しない間にクロックを切り
換える必要があった。したがって、第1の方法において
述べたのと同様に、画像処理回路に供給する複数のクロ
ック周波数を高くするためには、レベル判定回路を高速
動作させる必要があった。
【0008】そこで、本発明は、これらの問題を解決す
るために創作したものであり、画像処理回路に供給す
る、クロック以上の高い周波数を使用することなく、ま
たレベル判定等の高速判定処理を必要とすることなく、
クロック切換時に懸念される、高い周波数のクロックま
たはパルスの発生を防ぐことが可能なクロック切換回路
及びこの回路を備えた画像形成装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
【0010】(1) 第1周波数の第1クロック信号と、第
2周波数の第2クロック信号と、を切り換えて出力する
クロック切換回路であって、上記第1クロック信号の1
周期毎の所定タイミングにおける上記第1クロック信号
に非同期の第1切換信号のレベルに応じて、上記第1ク
ロック信号の出力可否を制御する第1クロック回路と、
上記第2クロック信号の1周期毎の所定タイミングにお
ける上記第2クロック信号に非同期の第2切換信号のレ
ベルに応じて、上記第2クロック信号の出力可否を制御
する第2クロック回路と、上記第1クロック回路の出力
信号のレベルと、上記第2クロック回路の出力信号のレ
ベルと、に応じて、上記第1クロック回路の出力信号若
しくは上記第2クロック回路の出力信号のいずれか一
方、または所定レベルの信号を出力する信号切換回路
と、を備え、上記第1クロック信号及び上記第2クロッ
ク信号を切り換える際に、少なくとも第1の時間は、上
記第1切換信号及び上記第2切換信号として同じレベル
の信号を与えることを特徴とする。
【0011】この構成においては、第1周波数の第1ク
ロック信号における1周期毎の所定タイミングにおける
第1クロック信号に非同期の第1切換信号のレベルに応
じて、第1クロック信号の出力可否を制御する第1クロ
ック回路と、第2周波数の第2クロック信号における1
周期毎の所定タイミングにおける第2クロック信号に非
同期の第2切換信号のレベルに応じて、第2クロック信
号の出力可否を制御する第2クロック回路と、第1クロ
ック回路の出力信号のレベルと、第2クロック回路の出
力信号のレベルと、に応じて、第1クロック回路の出力
信号若しくは第2クロック回路の出力信号のいずれか一
方、または所定レベルの信号を出力する信号切換回路
と、を備え、少なくとも第1の時間は、上記第1切換信
号及び上記第2切換信号として同じレベルの信号を与え
ることで、第1クロック信号及び上記第2クロック信号
を切り換える。したがって、第1クロック信号と第2ク
ロック信号との切換に際し、各々の信号レベルがハイレ
ベルまたはロウレベルのどちらかを検出する必要がな
い。よって、クロック切換回路の構成を簡略化すること
が可能となる。また、クロック切換回路からクロック信
号を供給する回路を、第1周波数や第2周波数にて同期
動作させることとなるため、回路設計の際にタイミング
検討が容易となる。さらに、ASICやFPGAに切換
回路を搭載する場合、同期回路となるため、より高い周
波数間での周波数切換も容易となる。
【0012】(2) (1) の構成において、前記第1クロッ
ク信号の1周期毎の所定タイミングは、前記第1クロッ
ク信号の立ち上がり時または立ち下がり時で、前記第2
クロック信号の1周期毎の所定タイミングは、前記第2
クロック信号の立ち上がり時または立ち下がり時である
とすることができる。
【0013】この構成においては、クロック切換回路
は、第1クロック信号の1周期毎の所定タイミングとし
て、第1クロック信号の立ち上がり時または立ち下がり
時で、また、第2クロック信号の1周期毎の所定タイミ
ングとして、第2クロック信号の立ち上がり時または立
ち下がり時で、クロック信号の出力可否を制御する。し
たがって、立ち上がり時または立ち下がり時は、クロッ
ク信号の1周期毎の所定タイミングとしては判別が容易
であるため、簡素な回路で容易に検出することが可能と
なる。
【0014】(3) (1) の構成において、前記第1回路
は、前記第1クロック信号をクロック入力とし、前記第
1切換信号をデータ入力とし、前記第1クロック信号の
立ち上がり時または立ち下がり時における前記第1切換
信号をラッチして出力する第1のDフリップフロップ
と、該第1のDフリップフロップの出力信号及び前記第
1クロック信号を入力とする第1のNORゲートと、を
備え、前記第2回路は、前記第2クロック信号をクロッ
ク入力とし、前記第2切換信号をデータ入力とし、前記
第2クロック信号の立ち上がり時または立ち下がり時に
おける前記第2切換信号をラッチして出力する第2のD
フリップフロップと、該第2のDフリップフロップの出
力信号及び前記第2クロック信号を入力とする第2のN
ORゲートと、を備え、前記第1クロック信号及び前記
第2クロック信号を切り換える際に、少なくとも第1の
時間は前記第1切換信号及び前記第2切換信号としてハ
イレベルの信号を与えるとすることができる。
【0015】この構成において、クロック切換回路は、
前記第1クロック信号をクロック入力とし、前記第1切
換信号をデータ入力とし、前記第1クロック信号の立ち
上がり時または立ち下がり時における前記第1切換信号
をラッチして出力する第1のDフリップフロップと、該
第1のDフリップフロップの出力信号及び前記第1クロ
ック信号を入力とする第1のNORゲートと、を備えた
第1クロック回路と、前記第2クロック信号をクロック
入力とし、前記第2切換信号をデータ入力とし、前記第
2クロック信号の立ち上がり時または立ち下がり時にお
ける前記第2切換信号をラッチして出力する第2のDフ
リップフロップと、該第2のDフリップフロップの出力
信号及び前記第2クロック信号を入力とする第2のNO
Rゲートと、を備えた前記第2クロック回路と、を備え
ており、前記第1クロック信号及び前記第2クロック信
号を切り換える際に、少なくとも第1の時間は前記第1
切換信号及び前記第2切換信号としてハイレベルの信号
を与える。したがって、クロック切換回路の構成が簡略
化される。また、クロック切換回路からクロック信号を
供給する回路を、第1の周波数や第2の周波数にて同期
動作させることとなるため、回路設計の際にタイミング
検討が容易となる。さらに、ASICやFPGAに切換回路を搭
載する場合、同期回路となるため、より高い周波数間で
の周波数切換も容易となる。
【0016】(4) 前記第1クロック信号及び前記第2ク
ロック信号を切り換える際に、第3切換信号に応じて、
少なくとも第1の時間は前記第1切換信号及び前記第2
切換信号として、同じレベルの信号を出力する切換信号
調整回路を備えたことを特徴とする。
【0017】この構成において、クロック切換回路は切
換信号調整回路を備えており、この切換信号調整回路
は、前記第1クロック信号及び前記第2クロック信号を
切り換える際に、第3切換信号に応じて、少なくとも第
1の時間は前記第1切換信号及び前記第2切換信号とし
て、同じレベルの信号を出力する。したがって、両切換
信号の切換タイミングの時間差をハード回路で実現する
ことで、CPUのポートの使用を1つで済ませることが
可能となり、CPUのポートを節約することが可能とな
る。また、このポートの節約は、CPUの作業量削減、
回路規模の縮小などを実現可能にする。
【0018】(5) (4) の構成において、前記切換信号調
整回路は、複数のDフリップフロップを直列接続して構
成され、前記第2クロック信号を各Dフリップフロップ
のクロック入力とし、第3の切換信号を入力とするシフ
トレジスタと、前記第2クロック信号及び前記シフトレ
ジスタの出力信号を入力とする第4のNORゲートと、
を備え、前記第4のNORゲートの出力信号を前記第1
切換信号とし、前記シフトレジスタにおける所定段のD
フリップフロップの出力信号を前記第2切換信号とする
ことができる。
【0019】この構成において、前記切換信号調整回路
は、前記第2クロック信号及び前記シフトレジスタの出
力信号を入力とする、第4のNORゲートの出力信号を
前記第1切換信号とし、複数のDフリップフロップを直
列接続して構成され、前記第2クロック信号を各Dフリ
ップフロップのクロック入力とし、第3の切換信号を入
力とするシフトレジスタにおける所定段のDフリップフ
ロップの出力信号を前記第2切換信号としている。した
がって、簡素な回路構成で切換信号の調整を行うことが
可能となる。
【0020】(6) (1) または(4) に記載のクロック切換
回路を備えた画像形成装置であって、前記第1クロック
信号出力時の第1の水平同期信号と、前記第2クロック
信号出力時の第2の水平同期信号と、が共に画像無効領
域である場合に、前記第1クロック信号及び前記第2ク
ロック信号の切換を行うことを特徴とする。
【0021】この構成において、画像形成装置は(1) ま
たは(4) に記載のクロック切換回路を備えており、前記
第1クロック信号出力時の第1の水平同期信号と、前記
第2クロック信号出力時の第2の水平同期信号と、が共
に画像無効領域である場合に、前記第1クロック信号及
び前記第2クロック信号の切換を行う。したがって、ク
ロック切換に際し、切換回路から出力される周波数が一
旦停止することとなる。この際、クロックが停止するこ
とにより、このクロックが供給されている画像処理等の
各種回路が誤動作することを防ぐため、画像領域外(画
像処理を行っていない部分)であることを水平同期信号
から検出し、この画像領域外にて周波数切り換えを行
う。これにより、クロック停止に際しても、回路が誤動
作することを防ぐことが可能となる。
【0022】(7) (6) の構成において、前記第1クロッ
ク信号出力時の第1の水平同期信号と、前記第2クロッ
ク信号出力時の第2の水平同期信号と、が共に画像無効
領域である場合に、前記第1クロック信号及び前記第2
クロック信号の切換を行う水平同期信号切換回路を備え
ているとすることができる。
【0023】この構成において、画像形成装置は、水平
同期信号切換回路によって、第1クロック信号出力時の
第1の水平同期信号と、第2クロック信号出力時の第2
の水平同期信号と、が共に画像無効領域である場合に第
1クロック信号及び第2クロック信号の切換を行う。し
たがって、画像無効領域(画像領域外)において、クロ
ック信号の切換を確実に行うことが可能となる。
【0024】(8) 前記第1クロック信号を出力する第1
の発振回路と、前記第2クロック信号を出力する第2の
発振回路と、を備え、前記クロック切換回路から出力し
ていないクロック信号を出力する上記発振回路を停止す
ることを特徴とする。
【0025】この構成において、画像形成装置は、第1
クロック信号を出力する第1の発振回路と、第2クロッ
ク信号を出力する第2の発振回路と、のうち、前記クロ
ック切換回路から出力していないクロック信号を出力す
る上記発振回路を停止する。したがって、システムクロ
ックとして画像処理装置で使用していないクロック信号
の発振を停止することにより、電子回路から放出される
電波ノイズを低減することが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のクロック切換回
路を備えた画像形成装置の概略構成を示したブロック図
である。画像形成装置1は、クロック調整回路11、第
1の発振回路を備えた画像読取装置12、第2の発振回
路である発振回路13、画像処理装置14、プリンタコ
ントローラ15、ホストコンピュータ16を備えた構成
である。なお、クロック信号の切換が不要であった従来
の画像形成装置は、クロック調整回路11及び発振回路
13を備えておらず、画像読取装置12から出力された
信号は、画像処理装置14に直接入力されていた。
【0027】クロック調整回路11は、クロック切換回
路21、切換信号調整回路22、及び水平同期信号切換
回路23を備えている。また、画像処理装置14は、I
CU−SCN31、ICU−MAIN32、CPU3
3、ICU−IMG34、LSU35を備えている。C
PU33は、クロック調整回路11、画像読取装置1
2、及び発振回路13に制御信号を送信する。画像読取
装置12は、第1の発振回路を備えており、CPU33
からの制御信号に応じてクロック調整回路11に、画像
読取装置12から出力された第1周波数の第1クロック
信号であるクロック信号CLK(f1)、第1の水平同
期信号である水平同期信号HSYNC(f1)、画像読
取データ信号DATA(RGB)を送信する。また、発
振回路13は、CPU33からの制御信号に応じて、第
2周波数の第2クロック信号であるクロック信号CLK
(f2)、第2の水平同期信号である水平同期信号HS
YNC(f2)を送信する。クロック調整回路11は、
CPU33からの制御信号に応じて、発信回路12及び
画像読取装置12から送信されたクロック信号及び水平
同期信号を所定のタイミングで切り換えて、画像処理装
置14のICU−SCN31に出力する。また、クロッ
ク調整回路11は、画像読取装置12から送信された画
像読取データ信号DATA(RGB)を画像処理装置1
4に出力する。画像処理装置14では、クロック調整回
路11から送信されたいずれか一方のクロック信号及び
水平同期信号が、ICU−SCN31からICU−MA
IN32に送信される。そして、このクロック信号は、
画像処理装置14の各部のクロック信号として用いられ
る。すなわち、クロック信号は、ICU−MAIN32
からCPU33及びICU−IMG34に送られる。ま
た、ICU−IMG34からLSU35へクロック信号
が送られる。
【0028】図2(A)は、画像読取装置の概略の構成
図であり、図2(B)は、画像領域及び画像無効領域並
びに水平同期信号HSYNCの関係を示したタイミング
チャートである。画像読取装置12では、図2(A)に
示したように、図外の発光部(ランプ)から原稿読取部
41の原稿に光が照射され、その反射光がレンズ42を
介してCCDラインセンサ43の受光面に照射される。
そして、この光をCCDラインセンサ43が読み取るこ
とで、原稿の内容を読み取ることが可能となる。CCD
ラインセンサ43の反射光が入光する方向の両端部に
は、反射光が当たらない未使用領域が存在し、この領域
は画像形成領域外となる。また、図2(B)に示したよ
うに、この領域の画像データを読み取る際には水平同期
信号がハイレベルとすることで、この期間が画像無効領
域となり、この領域のデータを画像領域のデータとして
使用することを防止している。本発明の画像形成装置1
では、この画像無効領域でクロック信号の切換を行う。
これにより、画像形成領域外では画像処理装置は画像処
理や印字動作を行っていないため、クロックを切り換え
ても動作に支障を来さないようにすることができる。
【0029】次に、本発明の特徴であるクロック調整回
路11の詳細について説明する。まず、クロック調整回
路11を構成する回路のうち、クロック切換回路21に
ついて説明する。図3は、クロック切換回路の構成を示
した回路図である。クロック切換回路21は、第1クロ
ック回路と、第2クロック切換回路と、信号切換回路
と、を備えている。第1クロック回路は、第1のDフリ
ップフロップであるDフリップフロップ51及び第1の
NORゲートであるNORゲート52から成る。第2ク
ロック回路は、第2のDフリップフロップであるDフリ
ップフロップ53及び第2のNORゲートであるNOR
ゲート54から成る。信号切換回路は、第3のNORゲ
ートであるNORゲート55から成る。また、クロック
切換回路21は、第1クロック信号入力端子(以下、f
1端子と称する。)56、第1切換信号入力端子(以
下、SW1入力端子と称する。)57、第2クロック信
号入力端子(以下、f2端子と称する。)58、第2切
換信入力端子(以下、SW2入力端子と称する。)5
9、及びシステムクロック出力端子(以下、SYS_C
LK端子と称する。)60を備えている。
【0030】f1端子56は、Dフリップフロップ51
のクロック端子、及びNORゲート52の一方の入力端
子に接続され、SW1入力端子57はDフリップフロッ
プ51のデータ端子に接続されている。Dフリップフロ
ップ51の出力端子は、NORゲート52の他方の入力
端子に接続されている。
【0031】f2端子58は、Dフリップフロップ53
のクロック端子、及びNORゲート54の一方の入力端
子に接続され、SW2入力端子59は、Dフリップフロ
ップ53のデータ端子に接続されている。Dフリップフ
ロップ53の出力端子は、NORゲート54の他方の入
力端子に接続されている。
【0032】NORゲート52の出力端子及びNORゲ
ート54の出力端子は、NORゲート55の2つの入力
端子に、それぞれ接続されている。NORゲート55の
出力端子は、SYS_CLK端子60に接続されてい
る。
【0033】なお、図示していないが、Dフリップフロ
ップ51及びDフリップフロップ53のプリセット端子
PRNは、共にVccにプルアップされている。また、
Dフリップフロップ51及びDフリップフロップ53の
リセット端子CLRNは、共に電源投入後、”H”レベ
ルにする。さらに、これ以降の回路図に図示したDフリ
ップフロップのプリセット端子PRN及びリセット端子
CLRNも、同様である。したがって、本発明は、従来
技術のように、Dフリップフロップをリセットするもの
ではない。
【0034】ここで、図3以降の回路図及びタイミング
チャートにおいては、一例として第1切換信号の第1ク
ロック信号の周波数を21MHz、第2クロック信号の
周波数を25MHzとした場合について図示する。
【0035】図4は、クロック入力切換回路の各入出力
信号を示したタイミングチャートである。図4(A)
は、SW1端子及びSW2端子から入力された切換信号
を同時に切り換えた場合であり、図4(B)は、SW1
端子とSW2端子から入力された切換信号の切換タイミ
ングを所定時間だけずらした場合である。なお、図4
(A)及び図4(B)には、f1端子56に入力する2
1MHzのクロック信号と、f2端子58に入力する2
5MHzのクロック信号と、SW1入力端子57に入力
する第1切換信号と、SW2入力端子59に入力する第
2切換信号と、SYS_CLK端子60から出力される
システムクロック信号と、を示している。
【0036】第1クロック回路及び第2クロック切換回
路では、クロック信号の1周期毎の所定タイミングであ
るクロック信号の立ち上がりを検出し、その際の切換信
号のレベルに応じて、クロック信号の出力可否を制御し
ている。また、信号切換回路であるNORゲート55
は、第1クロック回路の出力信号若しくは第2クロック
回路の出力信号のいずれか一方、または所定レベルの信
号を出力する。なお、クロック信号の1周期毎の所定タ
イミングとしては、クロック信号の立ち上がりに限るも
のではなく、例えば、クロック信号の立ち下がりを検出
するようにしてもよい。
【0037】SW1入力端子57から入力する第1切換
信号及びSW2入力端子59から入力する第2切換信号
の切換時間に差を設けない場合は、クロック切換回路2
1から、ASICなどの誤動作を招く可能性のある髭状
のクロックパルス(f1端子及びf2端子から入力した
2つのクロック信号よりも高い周波数のクロックパル
ス)がシステムクロック信号として出力される場合があ
る。例えば、図4(A)では、300nS〜360nS
において、髭状のクロックパルスが出力されている(丸
で囲んだ部分)。
【0038】一方、SW1入力端子57から入力する第
1切換信号及びSW2入力端子59から入力する第2切
換信号の切換タイミングをずらして、両信号が共に同じ
レベルの信号であるハイレベルの信号を与え、この期間
に両信号の切換を行うと、クロック切換回路21から髭
状のクロックは出力されない。例えば、図4(B)で
は、180nS〜300nSにおいて、f1端子及びf
2端子から入力した2つのクロック信号よりも低い周波
数のクロックパルスが出力されている(丸で囲んだ部
分)。
【0039】ここで、第1切換信号及び第2切換信号の
切換タイミングをずらして、両信号を共にハイレベルと
する期間(第1の時間)は、図4に示した条件の場合、
高い方の周波数である第2クロック信号(25MHz)
の半周期以上の時間であればよい。しかしながら、第1
切換信号及び第2切換信号を同時にハイレベルとするタ
イミングや、第1クロック信号及び第2クロック信号の
周波数差及び位相差によって、両信号を共にハイレベル
とする時間は変わるため、調整を行う必要がある。
【0040】このように、本発明のクロック切換回路で
は、従来の回路のように、第1のクロックの位相状態を
検知する必要が全くなく、シンプルな回路構成でクロッ
ク切換時に懸念される、高い周波数のクロックまたはパ
ルスの発生を防ぐことができる。
【0041】次に、クロック調整回路11を構成する切
換信号調整回路22について説明する。図3に示したク
ロック切換回路においては、上記のようにSW1入力端
子57から入力する第1切換信号と、SW2入力端子5
9から入力する第2切換信号と、を所定のタイミングで
切り換える必要がある。この場合、第1切換信号及び第
2切換信号の切換を、CPU33の2つのポートを使用
して行うことも可能である。しかし、両信号の切換タイ
ミングの時間差をハード回路で実現すれば、CPU33
のポートの使用を1つで済ませることが可能となり、C
PU33のポートを節約することができる。また、この
ポートの節約は、CPUの作業量削減、回路規模の縮小
などを実現できる。このようなメリットがあるため、本
発明では、第1切換信号と第2切換信号とを切り換える
切換信号調整回路22を設けた構成としている。
【0042】図5は、切換信号調整回路の構成を示した
回路図である。切換信号調整回路22は、シフトレジス
タ及び第4のNORゲートを備えている。すなわち、シ
フトレジスタを構成するDフリップフロップ61〜63
と、第4のNORゲートであるNORゲート64と、O
Rゲート65を備えている。また、切換信号調整回路2
2は、第2クロック信号入力端子(以下、f2入力端子
と称する。)66、制御信号入力端子(以下、SW入力
端子と称する。)67、第1切換信号出力端子(以下、
SW1出力端子と称する。)68、及び第2切換信号出
力端子(以下、SW2出力端子)69を備えている。
【0043】f2入力端子66は、Dフリップフロップ
61〜63の各クロック端子に接続されている。SW入
力端子67は、Dフリップフロップ61のデータ端子及
びNORゲート64の一方の入力端子に接続されてい
る。Dフリップフロップ61の出力端子及びDフリップ
フロップ62のデータ端子、並びにDフリップフロップ
62の出力端子及びDフリップフロップ63のデータ端
子は、それぞれ接続されている。また、Dフリップフロ
ップ62の出力端子は、NOTゲート65の入力端子に
接続されている。さらに、Dフリップフロップ63の出
力端子は、NORゲート64の他方の入力端子に接続さ
れている。NORゲート64の出力端子は、SW1出力
端子68に接続されている。NOTゲート65の出力端
子は、SW2出力端子69に接続されている。
【0044】切換信号調整回路22をこのように構成し
て、SW端子67から所定のタイミングで第3切換信号
を入力することで、SW1出力端子68及びSW2出力
端子69からハイレベルの信号を、同時に出力する期間
を設けることができる。なお、第1クロック信号の周波
数と、第2クロック信号の周波数と、の差が大きい場合
は、シフトレジスタの段数をさらに増加させる必要があ
る。
【0045】図6は、図3に示したクロック切換回路2
1と、図5に示した切換信号調整回路22と、を結合さ
せた組み合わせ回路24の構成を示した回路図である。
図6に示したように、組み合わせ回路24は、切換信号
調整回路22のSW1出力端子68及びクロック切換回
路21のSW1入力端子57の間を、NOTゲート70
を介して接続している。また、切換信号調整回路22の
SW2出力端子69及びクロック切換回路21のSW2
入力端子59を直接接続している。さらに、切換信号調
整回路22のf2入力端子66を、クロック切換回路2
1のf2端子58に接続した構成である。なお、第1切
換信号及び第2切換信号を対比するために、組み合わせ
回路24においては、SW1出力端子71及びSW2出
力端子72を設けている。
【0046】図7は、組み合わせ回路24の各入出力信
号を示したタイミングチャートである。図7には、f1
端子56に入力する21MHzのクロック信号と、f2
端子58に入力する25MHzのクロック信号と、SW
入力端子67に入力する制御信号と、SYS_CLK端
子60から出力されるシステムクロック信号と、SW1
出力端子71から出力する第1切換信号と、SW2出力
端子72から入力する第2切換信号と、を示している。
【0047】図7に示したように、SYS_CLK端子
60から出力されるクロック信号は、髭状となることは
ない。なお、図7において、SW1出力端子71からの
出力信号SW_OUT1は、NORゲート70で反転す
る前の信号であるため、図7における斜線部が、第1切
換信号及び第2切換信号が共にハイレベルの期間であ
る。
【0048】次に、クロック調整回路11を構成する水
平同期信号切換回路23について説明する。本発明の画
像形成装置1では、前記のように画像無効領域でクロッ
ク信号の切換を行う。そのため、水平同期信号切換回路
23は、図8に示したような構成としている。図8は、
水平同期信号切換回路の構成を示した回路図である。水
平同期信号切換回路23は、ANDゲート81、Dフリ
ップフロップ82、NOTゲート83、ANDゲート8
4、ANDゲート85、ORゲート86を備えている。
また、第1の水平同期信号入力端子(以下、HSYNC
_f1端子と称する。)87、第2の水平同期信号入力
端子(以下、HSYNC_f2端子と称する。)88、
クロック切換信号入力端子(CLK_SW端子と称す
る。)89、制御信号出力端子(以下、SW出力端子と
称する。)90、及び水平同期信号出力端子(HSYN
C端子と称する。)91を備えている。
【0049】HSYNC_f1端子87は、ANDゲー
ト81の一方の有力端子入力端子、及びANDゲート8
5の一方の入力端子に接続されている。HSYNC_f
2端子88は、ANDゲート81の他方の入力端子、及
びANDゲート84の一方の入力端子に接続されてい
る。CLK_SW端子89は、Dフリップフロップ82
のデータ端子に接続されている。ANDゲート81の出
力端子はDフリップフロップ82のクロック端子に接続
されている。Dフリップフロップ82の出力端子は、S
W出力端子90、ANDゲート84の他方の端子、及び
NOTゲート83の入力端子に接続されている。NOT
ゲート83の出力端子は、ANDゲート85の他方の入
力端子に接続されている。ANDゲート84の出力端子
及びANDゲート85の出力端子は、それぞれORゲー
ト86の入力端子に接続されている。ORゲート86の
出力端子は、HSYNC端子91に接続されている。
【0050】上記構成の水平同期信号切換回路23を用
いることにより、図2(B)に示した画像無効領域にお
いてクロック信号を切り換えることができるとともに、
水平同期信号も切り換えることができる。
【0051】図9は、図8に示した水平同期信号切換回
路の各入出力信号波形を示したタイミングチャートであ
る。図9には、HSYNC_f1端子87に入力する第
1の水平同期信号と、HSYNC_f2端子88に入力
する第2の水平同期信号と、CLK_SW端子89に入
力するクロック切換信号と、SW出力端子90から出力
する制御信号と、HSYNC端子91から出力する水平
同期信号と、を示している。
【0052】図9に示したように、HSYNC_f1端
子87から第1の水平同期信号を入力し、HSYNC_
f2端子88から第2の水平同期信号入力し、CLK_
SW端子89から入力した信号を所定のタイミングでハ
イレベルにすることで、第1の水平同期信号及び第2の
水平同期信号が共にハイレベルとなったタイミングで、
SW出力端子90からハイレベルの信号が出力される。
またこの時、第1の水平同期信号及び第2の水平同期信
号が切り換えられて、HSYNC端子91から切り換え
られた水平同期信号が出力される。
【0053】図10は、クロック調整回路の構成を示し
た回路図である。クロック調整回路11は、図6に示し
た組み合わせ回路24と、図8に示した水平同期信号切
換回路23と、を組み合わせて構成されている。すなわ
ち、水平同期信号切換回路23のSW1出力端子90
は、組み合わせ回路24のSW入力端子67に接続され
ている。
【0054】図10に示したクロック調整回路11にお
いては、図9に基づいて説明したように、第1の水平同
期信号及び第2の水平同期信号が共にハイレベルとなっ
たタイミングでSW1出力端子からハイレベルの信号が
出力され、組み合わせ回路24のSW入力端子67に信
号が入力される。そして、第1周波数(21メガヘル
ツ)の第1クロック信号と、第2周波数(25メガヘル
ツ)の第2クロック信号と、の切換が行われて、SYS
_CLK端子60から切り換えられたクロック信号が出
力される。このクロック調整回路11からは、入力する
2つのクロック信号よりも周波数の高い髭状のクロック
信号が出力されないことは、言うまでもない。
【0055】なお、クロック調整回路11を構成する各
回路の構成は、飽くまで1例でありこの構成に限るもの
ではない。例えば、図3に示したクロック切換回路21
においては、NORゲート52及びNORゲート54を
ORゲートに置き換え、かつ、NORゲート55をAN
Dゲートに置き換えることで、クロック切換回路21と
同様の動作を行う。
【0056】また、画像形成装置1において、頻繁にク
ロック信号の切換を行わない場合などは、発振回路13
及び画像読取装置12が出力しているクロック信号のう
ち、クロック調整回路11が選択していない方のクロッ
ク信号を、停止するように構成してもよい。クロック信
号の発振を停止することにより、電子回路から放出され
る電波ノイズを低減することができる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果が得られ
る。
【0058】(1) 第1周波数の第1クロック信号におけ
る1周期毎の所定タイミングにおける第1クロック信号
に非同期の第1切換信号のレベルに応じて、第1クロッ
ク信号の出力可否を制御する第1クロック回路と、第2
周波数の第2クロック信号における1周期毎の所定タイ
ミングにおける第2クロック信号に非同期の第2切換信
号のレベルに応じて、第2クロック信号の出力可否を制
御する第2クロック回路と、第1クロック回路の出力信
号のレベルと、第2クロック回路の出力信号のレベル
と、に応じて、第1クロック回路の出力信号若しくは第
2クロック回路の出力信号のいずれか一方、または所定
レベルの信号を出力する信号切換回路と、を備え、少な
くとも第1の時間は、上記第1切換信号及び上記第2切
換信号として同じレベルの信号を与えることで、第1ク
ロック信号及び上記第2クロック信号を切り換えるの
で、第1クロック信号と第2クロック信号との切換に際
し、各々の信号レベルがハイレベルまたはロウレベルの
どちらかを検出する必要がなく、クロック切換回路の構
成を簡略化することができる。また、クロック切換回路
からクロック信号を供給する回路を、第1周波数や第2
周波数にて同期動作させることとなるため、回路設計の
際にタイミング検討が容易にできる。さらに、ASICやFP
GAに切換回路を搭載する場合、同期回路となるため、よ
り高い周波数間での周波数切換も容易にできる。
【0059】(2) クロック切換回路は切換信号調整回路
を備えており、この切換信号調整回路は、前記第1クロ
ック信号及び前記第2クロック信号を切り換える際に、
第3切換信号に応じて、少なくとも第1の時間は、前記
第1切換信号及び前記第2切換信号として同じレベルの
信号を出力するため、両切換信号の切換タイミングの時
間差をハード回路で実現することで、CPUのポートの
使用を1つで済ませることが可能となり、CPUのポー
トを節約することができる。また、このポートの節約
は、CPUの作業量削減、回路規模の縮小などを実現で
きる。
【0060】(3) 画像形成装置は(1) または(2) に記載
のクロック切換回路を備えており、前記第1クロック信
号出力時の第1の水平同期信号と、前記第2クロック信
号出力時の第2の水平同期信号と、が共に画像無効領域
である場合に、前記第1クロック信号及び前記第2クロ
ック信号の切換を行うので、クロック停止に際しても、
回路が誤動作することを防ぐことができる。
【0061】(4) 画像形成装置は、第1クロック信号を
出力する第1の発振回路と、第2クロック信号を出力す
る第2の発振回路と、のうち、前記クロック切換回路か
ら出力していないクロック信号を出力する上記発振回路
を停止するので、システムクロックとして画像処理装置
で使用していないクロック信号の発振を停止することに
より、電子回路から放出される電波ノイズを低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクロック切換回路を備えた画像形成装
置の概略構成を示したブロック図である。
【図2】(A)は、画像読取装置の概略の構成図であ
り、(B)は、画像領域及び画像無効領域並びに水平同
期信号(HSYNC)の関係を示したタイミングチャー
トである。
【図3】クロック切換回路の構成を示した回路図であ
る。
【図4】クロック入力切換回路の各入出力信号を示した
タイミングチャートである。(A)は、SW1端子及び
SW2端子から入力された切換信号を同時に切り換えた
場合であり、(B)は、SW1端子とSW2端子から入
力された切換信号の切換タイミングを所定時間だけずら
した場合である。
【図5】切換信号調整回路の構成を示した回路図であ
る。
【図6】組み合わせ回路24の構成を示した回路図であ
る。
【図7】組み合わせ回路24の各入出力信号を示したタ
イミングチャートである。
【図8】水平同期信号切換回路の構成を示した回路図で
ある
【図9】水平同期信号切換回路の各入出力信号波形を示
したタイミングチャートである。
【図10】クロック調整回路の構成を示した回路図であ
る。
【符号の説明】 1−画像形成装置 11−クロック調整回路 12−画像読取装置 13ー発振回路 14−画像処理装置 21−クロック切換回路 22−切換信号調整回路 23−水平同期信号切換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 潤 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 真柴 環 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 谷口 明彦 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 梶原 準一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5B079 BA02 BB04 BC03 DD20 5C062 AA05 AB46 AB47 AC13 BA00 5C074 AA01 DD13 EE05 EE06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1周波数の第1クロック信号と、第2
    周波数の第2クロック信号と、を切り換えて出力するク
    ロック切換回路であって、 上記第1クロック信号の1周期毎の所定タイミングにお
    ける上記第1クロック信号に非同期の第1切換信号のレ
    ベルに応じて、上記第1クロック信号の出力可否を制御
    する第1クロック回路と、 上記第2クロック信号の1周期毎の所定タイミングにお
    ける上記第2クロック信号に非同期の第2切換信号のレ
    ベルに応じて、上記第2クロック信号の出力可否を制御
    する第2クロック回路と、 上記第1クロック回路の出力信号のレベルと、上記第2
    クロック回路の出力信号のレベルと、に応じて、上記第
    1クロック回路の出力信号若しくは上記第2クロック回
    路の出力信号のいずれか一方、または所定レベルの信号
    を出力する信号切換回路と、を備え、 上記第1クロック信号及び上記第2クロック信号を切り
    換える際に、少なくとも第1の時間は、上記第1切換信
    号及び上記第2切換信号として同じレベルの信号を与え
    ることを特徴とするクロック切換回路。
  2. 【請求項2】 前記第1クロック信号及び前記第2クロ
    ック信号を切り換える際に、第3切換信号に応じて、少
    なくとも第1の時間は前記第1切換信号及び前記第2切
    換信号として、同じレベルの信号を出力する切換信号調
    整回路を備えたことを特徴とする請求項1に記載のクロ
    ック切換回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のクロック切換
    回路を備えた画像形成装置であって、 前記第1クロック信号出力時の第1の水平同期信号と、
    前記第2クロック信号出力時の第2の水平同期信号と、
    が共に画像無効領域である場合に、前記第1クロック信
    号及び前記第2クロック信号の切換を行うことを特徴と
    する画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第1クロック信号を出力する第1の
    発振回路と、前記第2クロック信号を出力する第2の発
    振回路と、を備え、 前記クロック切換回路から出力していないクロック信号
    を出力する上記発振回路を停止することを特徴とする請
    求項3に記載の画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016060054A (ja) * 2014-09-16 2016-04-25 株式会社リコー 画像形成装置

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JP2016060054A (ja) * 2014-09-16 2016-04-25 株式会社リコー 画像形成装置

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