JP2002351572A - クロック系切替回路 - Google Patents

クロック系切替回路

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JP2002351572A
JP2002351572A JP2001160679A JP2001160679A JP2002351572A JP 2002351572 A JP2002351572 A JP 2002351572A JP 2001160679 A JP2001160679 A JP 2001160679A JP 2001160679 A JP2001160679 A JP 2001160679A JP 2002351572 A JP2002351572 A JP 2002351572A
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selector
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gate
clocks
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Yuuki Igarashi
雄希 五十嵐
Ryuji Ishii
隆二 石井
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】2系統のクロックを切替えて使用するクロック
系切替回路において、クロック切替時に誤動作の原因と
なるハザードを発生させず、かつ、両方のクロックの状
態の如何や、クロック位相の関係によらず、クロック系
統の切替えをおこなうことのできるようにする。 【解決手段】双方のクロックが正常に動作しているとき
に切替えるときには、双方のクロックとのAND論理ま
たはNOR論理を取り、一方のクロックに、クロック断
がおこったときに切替えるときには、双方のクロックの
EXOR論理またはEXNOR論理を取って、2系統の
クロックを選択するためのセレクタのセレクタ信号とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロック系切替回
路に係り、切替え元のクロック断の状態、切替え元のク
ロックと切替え先のクロックの位相の関係によらず、誤
動作の原因となるハザードを発生させることなく、安定
してクロック系統の一方を選択して出力するクロック系
切替回路に関する。
【0002】
【従来の技術】通信装置等のディジタルシステムにおい
ては、クロックはシステムにおける基準信号であるた
め、クロックには高い信頼度が必要とされる。そのため
クロック系統を0系、1系の2系統にして、装置の運用
状況やクロック系故障等の状況に応じて、いずれかの系
のクロックを選択して装置内に供給することが一般的に
おこなわれている。
【0003】以下、図6ないし図8を用いて従来技術に
係るクロック系切替回路を説明する。図6は、従来技術
に係るクロック系切替回路の回路図である。図7は、従
来技術に係るクロック系切替回路のクロック断検出時の
クロック切替え動作を説明するためのタイミングチャー
トである。図8は、従来技術に係るクロック系切替回路
のクロック切替え動作の問題点を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【0004】この図に示されるように、この従来技術に
係るクロック系切替回路は、2系統の入力クロックCL
K0、CLK1と、これらのクロックに対するクロック
系選択信号CLKSELを受信し、クロックを切り替え
るセレクタ1を有する。
【0005】切替制御部4は、CLK0、CLK1それ
ぞれの断検出をおこなう断検出回路2、断検出回路3の
断検出結果や外部からのコマンド等により切替指示を受
けて、セレクタ1にクロックの系統を選択させるための
クロック系選択信号CLKSELを生成する。このクロ
ック系選択信号CLKSELはCLK0,CLK1とは
独立に制御されるため、非同期信号である。
【0006】先ず、一方のクロックに障害がおこりクロ
ック断が検出される場合について、図7を用いて説明す
る。
【0007】2系統のクロックCLK0、CLK1は、
図7に示すような位相関係にあり、時刻t1で一方のク
ロックCLK0が断するものとする。時刻t1以前では
クロック系選択信号CLKSELはLレベルであるため
CLK0選択状態にあり、セレクタ1の出力であるCL
KにはCLK0のクロックが出力されている。そして、
時刻t1でCLK0がクロック断が起こると、時刻t2
で断検出回路2によりCLK0断が検出され、断検出回
路2出力がHレベルになる。時刻t1でCLK0断が起
こってから時刻t2で断検出される間の時間は断検出回
路の検出保護時間であり、クロック断の誤検出を回避す
るために設けられるものである。CLK0断の検出を受
けて切替制御部4ではクロック切替制御をおこない、時
刻t3でクロック系選択信号CLKSELがLレベルか
らHレベル、すなわち、CLK1選択状態に変化し、セ
レクタ1のセレクト信号に入力される。そして、セレク
タ1は、CLK1選択に切替えられ、セレクタ1出力で
あるCLKにはCLK1のクロックが出力される。
【0008】次に、両方のクロックに障害はないが、切
替制御部4にコマンドを与えて、クロックの切替えをお
こなう場合について、図8を用いて説明する。
【0009】2系統のクロックCLK0,CLK1には
図8に示すような位相関係にあり、時刻t1でコマンド
操作等によりクロック系選択信号CLKSELがLレベ
ルからHレベルに切り替わるものとし、また両系ともク
ロック断は検出されず、正常に動作しているものとす
る。このとき、時刻t1以前では、クロック系選択信号
CLKSELはLレベルであるためCLK0選択状態に
あり、セレクタ1の出力であるCLKにはCLK0のク
ロックが出力されている。時刻t1でCLKSELがL
レベルからHレベル即ちCLK1選択状態に変化し、セ
レクタ1のセレクト信号に入力される。そして、セレク
タ1はCLK1選択に切替えられ、セレクタ1出力であ
るCLKにはCLK1のクロックが出力される。
【0010】このように、両方のクロックに障害はない
場合に切替えをおこなうときに、2系統のクロックの位
相関係によっては、問題が生じることがある。すなわ
ち、CLK0がHレベルからLレベルに変化した直後で
ある時刻t1においてクロック系選択信号CLKSEL
がLレベルからHレベルに変化した場合、CLK1は未
だHレベルにあり、遅れて時刻t2でLレベルに変化す
るため、CLK出力にはおよそt2−t1のパルス幅を
もつハザードが発生する。このハザードによりクロック
の連続性が損なわれ、CLKにより動作している回路が
誤動作する恐れがある。クロック系選択信号はクロック
CLK0、CLK1に対しては非同期であるため、クロ
ック系選択信号の変化するタイミング次第ではハザード
が発生する場合がある。
【0011】このように従来技術の単純なクロック系切
替回路では、2系統のクロックが異なるレベルをとって
いる状態でクロック系切替をおこなった場合、例えば、
図8で示すようなCLK0がLレベル、CLK1がHレ
ベルのような場合にハザードが発生すると言う問題点が
ある。
【0012】上記のような問題点は、2系統のクロック
が同一レベルをとっている状態でクロック系切替をおこ
なうことで解決できる。このような考え方に基づいてハ
ザードの発生を防止する手段については、特開平4−3
24730号公報、特開平8−316797号公報によ
って開示されている。
【0013】先ず、図9ないし図11を用いて特開平4
−324730号公報のクロック系切替回路について説
明する。図9は、特開平4−324730に係るクロッ
ク系切替回路の回路図である。図10は、特開平4−3
24730に係るクロック系切替回路のクロック切替え
動作を説明するためのタイミングチャートである。
【0014】図11は、特開平4−324730に係る
クロック系切替回路のクロック切替え動作の問題点を説
明するためのタイミングチャートである。
【0015】図9に示すようにクロック系選択信号CL
KSELをANDゲート6、Dフリップ・フロップ9に
より2系統のクロックCLK0、CLK1双方がHレベ
ルのタイミングでリタイミングし、そのリタイミング後
のクロック系選択信号によりセレクタ1を切替をおこな
うことによりハザードを防止するというものである。す
なわち、図10に示されるように時刻t1のタイミング
でクロック系選択信号CLKSELが、CLK0選択の
Lレベルから、CLK1選択のHレベルに変換したと
き、一端Dフリップフロップに蓄えられたデータがQか
ら出力して、セレクタ1の入力として、CLKを切替え
るのは、ANDゲート6の立上がりの時刻t2である。
【0016】ところが、このクロック系切替回路は、一
方のクロックに断が起こって切替える場合には、問題点
がある。図11に示されるように時刻t1の段階で、C
LK0にクロック断がおこって、時刻t2で、CLKS
ELがCLK1選択に変化したとしても、ANDゲート
6の出力が、Lレベル固定状態になるため、Dフリップ
・フロップ9から出力信号が出なくなり、クロックの切
替えがおこなわれない。
【0017】次に、図12ないし図14を用いて特開平
8−316797号公報のクロック系切替回路について
説明する。図12は、特開平8−316797に係るク
ロック系切替回路の回路図である。図13は、特開平8
−316797に係るクロック系切替回路のクロック切
替え動作を説明するためのタイミングチャートである。
図14は、特開平8−316797に係るクロック系切
替回路のクロック切替え動作の問題点を説明するための
タイミングチャートである。
【0018】図12に示すように、この図9の特開平8
−316797号公報のクロック系切替回路は、AND
ゲート6に代り、EX(エクスクルーシブ)NORゲー
ト30の出力をクロックとしてクロック系選択信号CL
KSELをリタイミングする回路構成となっている。
【0019】2系統のクロックCLK0、CLK1双方
が正常に動作しており、図13のような位相関係にある
場合には、EXNORゲート30の出力はクロックが両
系Lレベル、両系HレベルのときにHレベルを出力す
る。
【0020】時刻t1でクロック系選択信号CLKSE
Lが変化した場合には、両系が同一レベルのタイミング
である時刻t2であるEXNORゲート18の出力信号
の立ち上がりエッジでリタイミングされ、クロックが切
り替わるためハザードが発生しない。
【0021】また、時刻t3で一方のクロックCLK1
が断してLレベル固定となった場合には、EXNORゲ
ート30の出力にはCLK0を反転した信号が出力され
る。クロック断を受けて時刻t4でクロック系選択信号
CLKSELが変化した場合とすると、EXNORゲー
ト30出力信号の立ち上がりエッジでCLKSELがリ
タイミングされ、時刻t5でクロック系切替は正常に行
なわれる。
【0022】上記のように、このクロック系切替回路
は、一方のクロック系統が断した場合であっても、両方
のクロック系統が正常である場合であってもクロック系
の切替が正常におこなわれると言う特徴がある。
【0023】しかしながら、図14に示されるように2
系統のクロックCLK0、CLK1の位相が同相である
場合には、EXNORゲート30の出力がHレベル固定
となり、そのため、時刻t1でクロック系選択信号CL
KSELが変化しても、Dフリップ・フロップ9のQ出
力が出力されないため、クロック系切替がおこなわない
という問題点がある。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上記図6で示した従来
技術のクロック系切替回路においては、単純に他方の系
統に切替える構成であるため、図8のように両方の系統
のクロックが動作状態にあって、パルスに位相差がある
場合にハザードが発生すると言う問題点があった。この
ハザードは、2系統のクロックが異なるレベルをとって
いる状態でクロック系切替をおこなった場合に発生する
ものであるから、2系統のクロックが同一レベルをとっ
ている状態でクロック系切替をおこななうことで解決で
きる。このような考えに基づいて、図9に示した特開平
4−324730号公報、図12に示した特開平8−3
16797号の回路構成のクロック系切替回路が提案さ
れたものである。
【0025】しかしながら、上記の説明のように特開平
4−324730号公報の回路構成では、両方のクロッ
クの系統が動作している場合には、切替えは正常におこ
なわれるが、一方の系統のクロックの断が起こった場合
に、切替えがおこなえないと言う問題点があった。ま
た、特開平8−316797号の回路構成のクロック系
切替回路ているが、特開平8−316797号の回路構
成のクロック系切替回路では、一方のクロックの断が起
こった場合の切替えは、正常におこなえるが、両方のク
ロック位相が同相になっている場合には、クロック系統
の切替えがおこなえないと言う問題点があった。
【0026】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、2系統のクロックを切替え
て使用するクロック系切替回路において、クロック切替
時に誤動作の原因となるハザードを発生させず、かつ、
両方のクロックの状態の如何や、クロック位相の関係に
よらず、クロック系統の切替えをおこなうことのできる
クロック系切替回路を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】前記第一の課題であるハ
ザード発生の防止は、2系統のクロックが同一レベルを
とっている状態でクロック系切替をおこなうことで解決
できる。具体的には、ANDゲートにより両系Hレベル
のタイミングでHとなるクロックを生成し、このクロッ
クがクロック入力に接続された2段のDフリップ・フロ
ップで非同期のクロック系選択信号を同期化し、その同
期化されたクロック系選択信号によりクロック系切替を
おこなう。または、ANDゲートの代わりにNORゲー
トにより両系Lレベルのタイミングで生成されるクロッ
クを用いてクロック系選択信号を同期化した場合も同様
の作用が得られる。
【0028】前記第二の課題であるクロック断時にもク
ロック系切替がおこなえることに対しては、2系統のク
ロックの一方が断した場合にANDゲートまたはNOR
ゲートの出力が変化しなくなる場合あるため、EXOR
ゲートにより両系クロックの排他的論理和をとった信号
を生成する。一方のクロックが断してLレベル固定にな
った場合には、EXORゲート出力には他の一方のクロ
ックが見えて、Lレベル固定にはならない。ANDゲー
トまたはNORゲート出力とEXORゲート出力を選択
するセレクタを設け、クロック断未検出時にはANDゲ
ートまたはNORゲートにより生成されるクロックを選
択し、クロック断検出時にはEXORゲートにより生成
されるクロックを選択する。このセレクタ出力をDフリ
ップ・フロップのクロック入力に入力することでクロッ
ク断発生時にもスタックすることなくクロック系切替を
おこなうことが可能である。なお、このEXORゲート
の代わりに、EXNORゲートを用いても同様の作用が
得られる。
【0029】前記第三の課題であるクロック位相が同相
となった場合にも、正常にクロック系切替がおこななえ
ることについては、第一の課題を解決する手段であるA
NDゲートまたはNORゲートにより生成されたクロッ
クでクロック系選択信号を同期することであわせて解決
される。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る各実施形態
を、図1ないし図5を用いて説明する。
【0031】〔実施形態1〕以下、本発明に係る第一の
実施形態を、図1ないし図3を用いて説明する。図1
は、本発明の第一の実施形態に係るクロック系切替回路
の回路図である。図2は、本発明の第一の実施形態に係
るクロック系切替回路において、2系統のクロックが正
常に動作しているときのクロック系の切替えの動作を示
すタイミングチャートである。
【0032】図3は、本発明の第一の実施形態に係るク
ロック系切替回路において、2系統のクロックの一方に
クロック断がおこったときのクロック系の切替えの動作
を示すタイミングチャートである。
【0033】図1に示されるように、CLK0、CLK
1は、2系統の入力クロックであり、クロック系切替回
路により選択されCLKに出力される。
【0034】本実施形態のクロック系切替回路は、CL
K0、CLK1の一方をセレクタ1により選択する構成
になっている。セレクタ1にセレクト信号を入力するた
めに、クロック系選択信号CLKSELを発生するため
に、切替え制御部4が設けられている。そして、この切
替制御部4に、CLK0入力クロックの断検出をおこな
う断検出回路2と、CLK1入力クロックの断検出をお
こなう断検出回路3が接続されている。切替え制御部4
は、断検出回路2と断検出回路3の入力によりクロック
断がおこったとき、または、外部のコマンド等の指示に
より、クロック系選択信号CLKSELを変えて、クロ
ック切替えの制御をおこなう。
【0035】切替制御部4からのCLKSELは、クロ
ック系選択信号リタイミング部20によって、リタイミ
ングされて、セレクタ1にセレクト信号に入力される。
クロック系選択信号リタイミング部20は、切替制御部
4の非同期出力を同期化するためのDフリップ・フロッ
プ9、10で構成されている。
【0036】クロック系選択信号リタイミング部20に
タイミング入力をするために、セレクタ8が接続されて
いる。セレクタ8の入力は、2系統のクロックの論理積
をとるANDゲート6と、2系統のクロックの排他的論
理和をとるEXORゲート7である。そして、断検出回
路2、3の出力の論理和をとるORゲート5がセレクタ
8のセレクト端子に接続され、ORゲート5の出力がセ
レクト8のセレクト信号になる。
【0037】先ず、図1と図2を参照して、両方のクロ
ックが正常に動作しているときに、外部からのコマンド
等を切替制御部4に与えることにより、クロックの系統
を切替える場合について説明する。
【0038】2系統のクロックCLK0、CLK1は図
2に示すような位相関係にあり、時刻t1でコマンド操
作等により切替制御部4からのクロック系選択信号CL
KSELがLレベルからHレベルに切り替わるものとす
る。また、両系ともクロック断が起こっていないものと
する。この状態において断検出回路2、3の出力は、ク
ロック断未検出のため図2に示すようにLレベルであ
り、ORゲート5の出力もLレベルとなる。したがっ
て、セレクタ8は、CLK0、CLK1の論理積をとっ
たANDゲート6出力を選択し、各素子の伝搬遅延時間
分遅れてセレクタ8から図2に示す波形が出力される。
【0039】ここで、時刻t1以前の状態においては、
CLK0選択状態にあり、セレクタ1の出力であるCL
Kには、CLK0のクロックが出力されている。次に時
刻t1で切替制御部4からのクロック系選択信号CLK
SELがLレベルからHレベルに切り替わると、Dフリ
ップ・フロップ9は、CLKSELをセレクタ8出力の
立ち上がりエッジで取り込み、Dフリップ・フロップの
伝搬遅延時間分遅れて、図2のD−FF9Q出力波形に
示されるように時刻t2でHレベルをQ出力に出力す
る。
【0040】次にDフリップ・フロップ10は、Dフリ
ップ・フロップ9のQ出力をセレクタ8出力の立ち上が
りエッジで取り込み、Dフリップ・フロップ伝搬遅延時
間分遅れて図2のD−FF10Q出力波形に示されるよ
うに時刻t3でHレベルをQ出力に出力する。このよう
にDフリップ・フロップ9、10により切替制御部4か
らの非同期のクロック系選択信号CLKSELが両系H
レベルのタイミングに同期化される。Dフリップ・フロ
ップ10のQ出力がLレベルからHレベルに変化するこ
とによりセレクタ1のセレクト入力はLレベルからHレ
ベルに変化し、セレクタ1の出力すなわちCLK出力は
CLK0からCLK1に切り替わる。その際のCLK出
力波形は図2に示すものとなる。
【0041】なお、ここでクロック系選択信号リタイミ
ング20を、Dフリップ・フロップ9、 Dフリップ・
フロップ10の二段階で構成して、2回のタイミングで
リタイミングがおこなわれるようにしたのは、一段階の
Dフリップ・フロップにしたときには、D入力とタイミ
ング入力されるときの時間の関係により生じ得る動作が
不安定になる、いわゆる、メタステープル状態でクロッ
ク系選択信号CLKSELが出力されるのを避けるため
である。
【0042】以上の説明のように、2系統のクロックが
両系Hレベルのタイミングに同期化した系切替信号を使
用してセレクタ1を切り替えることによってハザードを
発生させることなくクロック系切替をおこなうことが可
能となる。
【0043】また、このクロック系切替回路は、CLK
0とCLK1とのクロック位相の関係によらず正常に切
替えをおこなうことができる。すなわち、図2に示すよ
うに両者のクロックに位相差がある場合であっても、同
相の場合であっても、ANDゲート6出力の両者のパル
ス波形に相違はあるが、セレクタ8がそれぞれの波形を
出力して、クロック系選択信号リタイミング20のタイ
ミング入力に入力するので、問題なく切替えをおこなう
ことができる。
【0044】次に、図1と図3を参照して図1のクロッ
ク系切替回路のクロック断時のクロック系切替動作を説
明する。
【0045】先ず、図1と図3を参照して、片方のクロ
ックにクロック断が発生し、それを検知して他方のクロ
ック系統に切替える場合について説明する。
【0046】2系統のクロックCLK0,CLK1は、
図3に示すような位相関係にあり、時刻t1で一方のク
ロックCLK0のクロック断が発生するものとする。時
刻t1以前においては、クロック断検出回路2、3の出
力は、クロック断未検出のため図2に示すようにLレベ
ルであり、ORゲート5の出力もLレベルとなる。した
がって、セレクタ8は、CLK0、CLK1の論理積を
とったANDゲート6出力を選択し、各素子の伝搬遅延
時間分遅れてセレクタ8から出力されており、セレクタ
8の出力波形は図2で示される波形となる。また、時刻
t1以前の状態においてはCLK0選択状態にあり、セ
レクタ1の出力であるCLKにはCLK0のクロックが
出力されている。
【0047】ここで、時刻t1でCLK0のクロック断
が発生し、時刻t2で断検出回路2の出力がHレベルに
なる。時刻t1でCLK0のクロック断が発生してか
ら、時刻t2でクロック断が検出される間の時間は、断
検出回路の検出保護時間であり、クロック断の誤検出を
回避するために設けられるものである。断検出回路2の
出力がHレベルに変化したのを受けてORゲート7出力
もHレベルに変化し、セレクタ8はCLK0,CLK1
の排他的論理和をとったEXORゲート7出力を選択
し、各素子の伝搬遅延時間の遅延をもってセレクタ8か
ら出力される。EXORゲート7に入力されているCL
K0は、クロック断によりLレベル固定になるため、E
XORゲート7の出力には、クロック断以降、図3に示
すように他の一方の入力であるCLK1の波形が見え
る。セレクタ8は、EXORゲート7出力を選択してい
るので、セレクタ8出力にもCLK1波形が見える。
【0048】一方、CLK0断検出を受けて切替制御部
4からのクロック系選択信号CLKSELがLレベルか
らHレベルに切り替わる。Dフリップ・フロップ9は、
CLKSELをセレクタ8出力の立ち上がりエッジで取
り込み、Dフリップ・フロップ伝搬遅延時間分遅れて図
3のD−FF9Q出力波形に示されるように時刻t3で
HレベルをQ出力に出力する。次にDフリップ・フロッ
プ10はDフリップ・フロップ9のQ出力をセレクタ8
出力の立ち上がりエッジで取り込み、Dフリップ・フロ
ップ伝搬遅延時間分遅れて図3のD−FF10Q出力波
形に示されるように時刻t4でHレベルをQ出力に出力
する。Dフリップ・フロップ10のQ出力がLレベルか
らHレベルに変化することにより、セレクタ1のセレク
ト入力はLレベルからHレベルに変化し、セレクタ1の
出力、すなわち、CLK出力はCLK0からCLK1に
切り替わる。その際、CLK出力波形は図3に示すもの
となり、1系統のクロックが断してもスタックすること
なく、正常にクロック系切替がおこなわれる。
【0049】〔実施形態2〕以下、本発明に係る第二の
実施形態を、図4を用いて説明する。図4は、本発明の
第二の実施形態に係るクロック系切替回路の回路図であ
る。
【0050】本実施形態は、第一の実施形態と同様のア
イデアに基づくものであるが、クロック系選択信号のリ
タイミングのための入力回路の一部を変更したものであ
る。
【0051】すなわち、本実施形態のクロック系切替回
路では、第一の実施形態のANDゲート6の代わりに、
2系統のクロックの否定論理和をとるNORゲート11
に、第一の実施形態のEXORゲート7の代わりに、2
系統のクロックの否定排他的論理和をとるEXNORゲ
ート12に置換えたものである。
【0052】実施形態1では、ANDゲートで2系統の
クロックが両系HレベルのときにHレベルとなるクロッ
クを生成し、そのクロックにより切替制御部4からの非
同期のクロック系選択信号CLKSELを両系Hレベル
のタイミングで同期化して、同期化されたクロック系選
択信号でセレクタ1を切り替えることによってクロック
系切替をおこなうものであった。
【0053】それに対して、本実施形態では、NORゲ
ートで2系統のクロックが両系LレベルのときにHレベ
ルとなるクロックを生成する。そして、そのクロックに
より切替制御部4からの非同期のクロック系選択信号C
LKSELを両系Lレベルのタイミングで同期化して、
同期化されたクロック系選択信号でセレクタ1を切り替
えることによってクロック系切替をおこなうものであ
る。
【0054】これにより、実施形態1と同様に、従来例
で発生していたハザードを発生させることなくクロック
系切替をおこなうことができる。
【0055】また、実施形態1では、クロックの断がお
こったときには、クロック系選択信号CLKSELを、
排他的論理和のEXORゲートで同期化して、クロック
の同期化されたクロック系選択信号でセレクタ1を切り
替えていたが、これを否定排他的論理和のEXNORゲ
ート12でおこなっても良い。この場合には、図3のE
XORゲート7出力の波形が反転したものになるだけで
あり、切替えは正常におこなわれる。
【0056】なお、実施形態1では、ANDゲート、E
XORゲート、実施形態2では、NORゲート、EXN
ORゲートの例を説明したが、その他のANDゲート、
EXNORゲートとNORゲート、EXORゲートの組
み合わせでも、クロック系切替回路としてなんら支障な
く正常に切替えがおこなわれる。
【0057】〔クロック系統が多系統になる場合の本発
明の適用〕以上の第一の実施形態と第二の実施形態で
は、クロックの系統が二つである場合について取り挙げ
てきた。
【0058】しかしながら、本発明のクロック系切替回
路は、系統が二以上になる場合でも有効に適用できる。
【0059】すなわち、現用のクロックと切替え先のク
ロックが共に、正常に動作している場合には、両者のA
ND論理またはNOR論理をとって、このゲートの出力
により、クロック系選択信号をリタイミングして、選択
するようにする。このようにすると、上述の実施形態で
見たようにハザードが発生することがなく、位相の状態
によらず、正常に切替えがおこなわれる。
【0060】また、現用のクロックにクロック断がおこ
ったときには、現用のクロックと切替え先のクロックの
EXOR論理またはEXNOR論理をとって、このゲー
トの出力により、クロック系選択信号をリタイミングし
て、選択するようにする。このようにすると、上述の実
施形態で見たように、クロック断が発生しても、切替え
先のクロックがリタイミング信号を発生させ、正常に切
替えがおこなわれる。
【0061】〔本発明のクロック系切替回路の適用例〕
次に、図5を用いて本発明に係るクロック系切替回路の
適用例について説明する。図5は、本発明に係るクロッ
ク系切替回路を適用した伝送装置のブロック図である。
【0062】図5は、装置内のクロック分配を示してお
り、局内のDCS(ディジタルクロック供給装置)19
から供給される低速のクロックを、伝送装置13内の架
内クロック供給部0系14−0、架内クロック供給部1
系14−1に供給し、装置内基準クロックCLK0、C
LK1を生成する。生成された2系統のクロックCLK
0、CLK1は主信号処理部15へ入力され、上記第一
の実施形態または第二の実施形態で構成されるクロック
系切替回路16で一方を選択する。選択されたクロック
CLKは主信号処理回路17各部に分配され、内部はC
LKをもとに動作する。架内クロック供給部0系14−
0、架内クロック供給部1系14−1の出力クロックC
LK0、CLK1は部品特性ばらつきや環境等のため、
ある範囲前述の位相差を生ずるが、クロック系切替実行
時にハザードが発生せず、クロック断検出時の系切替も
実行でき、また2系統のクロックが同相の場合において
もクロック系切替がおこなえるため、信頼度の高い装置
が構成できる。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、2系統のクロックを切
替えて使用するクロック系切替回路において、クロック
切替時に誤動作の原因となるハザードを発生させず、か
つ、両方のクロックの状態の如何や、クロック位相の関
係によらず、クロック系統の切替えをおこなうことので
きるクロック系切替回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係るクロック系切替
回路の回路図である。
【図2】本発明の第一の実施形態に係るクロック系切替
回路において、2系統のクロックが正常に動作している
ときのクロック系の切替えの動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図3】本発明の第一の実施形態に係るクロック系切替
回路において、2系統のクロックの一方にクロック断が
おこったときのクロック系の切替えの動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図4】本発明の第二の実施形態に係るクロック系切替
回路の回路図である。
【図5】本発明に係るクロック系切替回路を適用した伝
送装置のブロック図である。
【図6】従来技術に係るクロック系切替回路の回路図で
ある。
【図7】従来技術に係るクロック系切替回路のクロック
断検出時のクロック切替え動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【図8】従来技術に係るクロック系切替回路のクロック
切替え動作の問題点を説明するためのタイミングチャー
トである。
【図9】特開平4−324730に係るクロック系切替
回路の回路図である。
【図10】特開平4−324730に係るクロック系切
替回路のクロック切替え動作を説明するためのタイミン
グチャートである。
【図11】特開平4−324730に係るクロック系切
替回路のクロック切替え動作の問題点を説明するための
タイミングチャートである。
【図12】特開平8−316797に係るクロック系切
替回路の回路図である。
【図13】特開平8−316797に係るクロック系切
替回路のクロック切替え動作を説明するためのタイミン
グチャートである。
【図14】特開平8−316797に係るクロック系切
替回路のクロック切替え動作の問題点を説明するための
タイミングチャートである。
【符号の説明】
1,8…セレクタ 2,3…断検出回路 4…切替制御部 5…ORゲート 6…ANDゲート 7…EXORゲート 9,10…Dフリップフロップ 11…NORゲート 12…EXNORゲート 20…クロック系選択信号リタイミング部 30…EXNORゲート 13…伝送装置 14−0…架内クロック供給部 0系 14−1…架内クロック供給部 1系 15−0…主信号処理部 0系 15−1…主信号処理部 1系 16…クロック切替回路 17…主信号処理回路 19…DCS(ディジタルクロック供給装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J055 AX21 AX59 AX66 BX02 CX05 CX24 EX03 EX25 EZ25 EZ26 EZ31 FX13 FX18 FX31 GX01 GX04 5K047 AA12 GG07 KK18 MM28 MM53

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n(nは、2以上の整数)系統のクロッ
    クの一つを選択して出力するクロック系切替回路におい
    て、 前記n系統のクロックを選択するためのセレクタと、 セレクタ信号発生部と、 セレクタ信号リタイミング部とを有し、 現在動作している現用系クロックが正常に動作している
    ときに切替えるときには、 前記現用系クロックと切替え先のクロックとのAND論
    理またはNOR論理を取り、 現在動作している現用系クロックに、クロック断がおこ
    ったときに切替えるときには、 前記現用系クロックと切替え先のクロックとのEXOR
    論理またはEXNOR論理を取って、前記セレクタ信号
    リタイミング部のタイミング入力信号とし、 前記セレクタ信号発生部により発生されたセレクト信号
    を、前記セレクタ信号リタイミング部に入力し、前記タ
    イミング入力信号によるタイミングによって、出力信号
    として出力し、 そのリタイミングされた出力信号を前記セレクタに入力
    するためのセレクト信号として、クロックを切替えるこ
    とを特徴とするクロック系切替回路。
  2. 【請求項2】 2系統のクロックの一方を選択して出力
    するクロック系切替回路において、 前記2系統のクロックを選択するためのセレクタと、 セレクタ信号発生部と、 セレクタ信号リタイミング部とを有し、 切替え元のクロックが正常に動作しているときに切替え
    るときには、 前記切替え元の切替え先のクロックとのAND論理また
    はNOR論理を取り、 切替え元のクロックに、クロック断がおこったときに切
    替えるときには、 前記切替え元のクロックと切替え先のクロックとのEX
    OR論理またはEXNOR論理を取って、前記セレクタ
    信号リタイミング部のタイミング入力信号とし、 前記セレクタ信号発生部により発生されたセレクト信号
    を、前記セレクタ信号リタイミング部に入力し、前記タ
    イミング入力信号によるタイミングによって、出力信号
    として出力し、 そのリタイミングされた出力信号を前記セレクタに入力
    するためのセレクト信号として、クロックを切替えるこ
    とを特徴とするクロック系切替回路。
  3. 【請求項3】 2系統のクロックの一方を選択して出力
    するクロック系切替回路において、 2系統のクロックの一方を選択して出力する第一のセレ
    クタと、 2系統のクロックの一方のクロック断検出をおこなう第
    一の断検出回路と、 他の一方のクロック断検出をおこなう第二の断検出回路
    と、 前記第一の断検出回路、第二の断検出回路の出力および
    外部からのコマンドにしたがって2系統のクロックのク
    ロックセレクト信号を発生する切替制御部と、 ANDゲートまたはNORゲートと、 EXORゲートまたはEXNORゲートと、 第一の断検出回路、第二の断検出回路の出力を入力とす
    るORゲートと、 前記ANDゲートまたはNORゲートの出力と、前記E
    XORゲートまたはEXNORゲートの出力の一方を選
    択して出力する第二のセレクタと、 第一のDフリップ・フロップと第二のDフリップ・フロ
    ップとを有し、 しかも、前記第一のDフリップ・フロップのQ出力が、
    前記第二のDフリップ・フロップのD入力として接続さ
    れていて、 前記2系統のクロックの一方は、前記ANDゲートまた
    はNORゲートの入力であって、 前記2系統のクロックの他の一方は、前記EXORゲー
    トまたはEXNORゲートの入力であって、 前記第二のセレクタは、 前記ORゲートの出力がセレクト信号であって、 前記2系統のクロックいずれもクロック断を検出してい
    ないときには、前記ANDゲートまたはNORゲートの
    出力を選択し、 2系統のクロックいずれか一方でもクロック断が検出さ
    れたときには、 前記EXORゲートまたはEXNORゲート出力を選択
    して出力信号を発生し、 この第二のセレクタの出力信号を、前記第一のDフリッ
    プ・フロップと前記第二のタイミング信号として入力
    し、 前記切替制御部が発生するクロックセレクト信号を、 前記第一のDフリップ・フロップのD入力に入力し、 前記第二のDフリップ・フロップのQ出力からの出力信
    号を、前記第一のセレクタのセレクト信号として、クロ
    ックを切替えることを特徴とするクロック系切替回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1426312A1 (en) 2002-12-03 2004-06-09 Sanki Engineering Co. Ltd Sorting conveyor
JP2010268215A (ja) * 2009-05-14 2010-11-25 Mitsubishi Electric Corp 誤り訂正装置
US8350600B2 (en) * 2004-11-12 2013-01-08 Qualcomm Incorporated Glitchless clock multiplexer controlled by an asynchronous select signal

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