JP2002350173A - パーソナルナビゲーションシステム - Google Patents

パーソナルナビゲーションシステム

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JP2002350173A JP2001158852A JP2001158852A JP2002350173A JP 2002350173 A JP2002350173 A JP 2002350173A JP 2001158852 A JP2001158852 A JP 2001158852A JP 2001158852 A JP2001158852 A JP 2001158852A JP 2002350173 A JP2002350173 A JP 2002350173A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯端末装置の表示画面への情報の表示順序
を、既に通過した施設の情報は後になるようにするパー
ソナルナビゲーションシステムを提供すること。 【解決手段】携帯端末装置1は、互いにネットワーク化
された複数の固定局の1つとワイアレス通信部20を介
して無線通信し、固定局から受信した情報を表示部22
に表示する。前回受信した固定局の情報である前回局情
報を前回局情報記憶手段12に記憶し、その記憶した前
回局情報と今回受信している固定局の情報である今回局
情報とに基づいて、表示順序決定手段14によって表示
部22に情報を表示する順序を決定する。表示順序決定
手段14は、評価点算出手段13で算出された評価点に
基づいて表示順序を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定局と通信しつ
つ使用者が携帯して移動できる携帯端末装置の表示画面
に情報を表示する方法に関し、特に、使用者の移動によ
って情報の表示順序を変更するパーソナルナビゲーショ
ンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、使用者が携帯する携帯端末装
置と、ある程度の間隔をおいて設けられた複数の固定局
との間で無線通信を行い、携帯端末装置の表示画面に各
種の情報を表示させるものがある。例えば、テーマパー
クや動物園等のように一定の範囲内に複数の施設がある
場所では、各施設に固定局を設置することで、その施設
に関する情報を発信することができる。見学者は、携帯
端末装置を携帯して移動し、各固定局から情報を受信し
て、表示画面に表示させる。そして、複数の固定局同士
が接続されていれば、近くの固定局を通して他の施設の
情報を受信して表示させ、次の移動に関するナビゲーシ
ョンとすることもできる。
【0003】一般に、このような携帯端末装置では、携
帯性を重視して表示画面は小さいものとなっているの
で、一度に表示できる情報量はあまり多くない。そのた
め、どの情報を表示させるかを使用者が選択するための
索引なども、一度に全項目を表示できないことが多い。
そこで、表示されていない項目を選択するためには、ま
ずその項目を表示させるために表示画面をスクロール等
して、それから項目選択を入力する必要がある。そし
て、この索引の項目表示順としては、履歴順、あるい
は、距離順が一般的であった。履歴順とは、それまでに
接続した固定局を、接続した順序と逆に並べたものであ
る。つまり、直前に接続した固定局が、現在地の次に表
示されることになる。また、距離順とは、現在地からの
距離が近いものから順に並べたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、テーマパーク内を歩く使用者にとっては、直前に見
た情報や直前に通過した施設の情報はあまり重要でない
ことが多い。つまり、必ずしも最も近い位置でなくと
も、次に向かおうとする施設の情報が欲しいことが多
い。従来の携帯端末では、このような情報は項目の表示
順序が後の方になるので、表示させるために多数回のキ
ー操作が必要であるという問題があった。
【0005】そこで本発明は、上記問題点を解決するた
めになされたものであり、携帯端末装置の表示画面への
情報の表示順序を、既に通過した施設の情報は後になる
ようにするパーソナルナビゲーションシステムを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のパーソナルナビ
ゲーションシステムは、ネットワーク化された複数の固
定局と、前記固定局と無線通信可能であり、前記固定局
から受信した情報を表示する表示画面を有する携帯端末
装置とを備えたパーソナルナビゲーションシステムにお
いて、前回受信した前記固定局に関する情報である前回
局情報を記憶する前回局情報記憶手段と、前記固定局の
情報を前記表示画面へ表示する順序を決定する表示順序
決定手段と、を備え、前記表示順序決定手段が、今回受
信した前記固定局に関する情報である今回局情報と、前
記前回局情報とに基づいて前記順序を決定することを特
徴とする。
【0007】従って、本発明のパーソナルナビゲーショ
ンシステムによれば、表示順序決定手段が、前回受信し
た固定局の前回局情報と、今回受信した固定局の今回局
情報とに基づいて表示順序を決定するので、どの固定局
を経由して今の位置にきたかによって、表示順序が決定
される。そのため、前回受信したばかりの固定局の情報
は、表示順序を後回しにすることができ、使用者にとっ
て、知りたい情報を少ないキー操作で表示させることが
できる。
【0008】また、本発明のパーソナルナビゲーション
システムは、請求項1に記載のパーソナルナビゲーショ
ンシステムにおいて、前記表示順序決定手段が、前記前
回局情報に含まれる前回受信した前記固定局と他の前記
固定局との距離である前回局間距離と、前記今回局情報
に含まれる今回受信した前記固定局と他の前記固定局と
の距離である今回局間距離とに基づいて、前記今回局間
距離に前記今回局間距離と前記前回局間距離との差分を
加えて前記順序の決定のための評価点とすることを特徴
とする。
【0009】従って、本発明のパーソナルナビゲーショ
ンシステムによれば、今回局間距離と前回局間距離との
差分を算出し、この差分を今回局間距離に加えて、評価
点を決定しているので、前回局間距離の小さい固定局は
評価点が大きくなる。この方法によれば、簡単な計算で
評価点が算出でき、その評価点は、前回は遠くて今回は
近い固定局ほど小さくなる。従って、前回通信した固定
局やその近くの固定局の情報は、表示順序を後にするこ
とができるので、使用者によって使い勝手のよいシステ
ムとなる。
【0010】また、本発明のパーソナルナビゲーション
システムは、請求項1又は請求項2に記載のパーソナル
ナビゲーションシステムにおいて、前記固定局から前記
携帯端末装置への無線通信可能な距離範囲は、互いに独
立していることを特徴とする。
【0011】従って、本発明のパーソナルナビゲーショ
ンシステムによれば、各固定局からの無線通信可能な距
離範囲は、互いに重ならず独立しているので、1つの携
帯端末装置が同時に2局以上の固定局と通信することは
できない。従って、各携帯端末装置の現在位置は1ヶ所
に決定される。
【0012】また、本発明の携帯端末装置は、請求項1
乃至請求項3のいずれか1つに記載のパーソナルナビゲ
ーションシステムに使用されることを特徴とする。
【0013】従って、本発明の携帯端末装置によれば、
本発明のパーソナルナビゲーションシステムを実現でき
る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るパーソナルナ
ビゲーションシステムの一実施の形態について図面を参
照して説明する。図1は、本実施の形態の携帯端末装置
の概略構成を示したブロック図であり、図2は、本実施
の形態の固定局の概略構成を示したブロック図である。
本実施の形態のパーソナルナビゲーションシステムは、
図2に示す固定局2が、ネットワーク化されて複数局設
けられた範囲内で、使用者は、図1に示す携帯端末装置
1を携帯して、移動しつつ情報を得るものである。
【0015】携帯端末装置1は、使用者が携帯するもの
であり、図1に示すように、演算部10、ワイアレス通
信部20、入力部21、表示部22を備えている。演算
部10には、この携帯端末装置1の全体の処理を行う携
帯端末処理部11、前回受信した固定局2からの情報を
記憶する前回局情報記憶手段12、後述する算出方法に
よって評価点を算出する評価点算出手段13、情報の表
示順序を評価点が小さい順に決定する表示順序決定手段
14、表示部22によって表示される内容を記憶する表
示メモリ15が含まれる。ここで、前回局情報記憶手段
12に記憶される前回局情報には、請求項2に記載の前
回局間距離が含まれる。また、請求項1及び請求項2に
記載の今回局情報と今回局間距離とは、ワイアレス通信
部20を介して携帯端末装置1に入力され、携帯端末処
理部11に内蔵されるワークメモリに一時的に保管され
る。
【0016】そして、ワイアレス通信部20は、図2に
示す固定局2のワイアレス通信部40と無線通信を行う
ための通信装置を含む。入力部21は、使用者が入力す
るためのもので、携帯性を良好にするためにカーソルキ
ー程度の少数のキーが設けられる。表示部22は、表示
メモリ15に記憶された内容を、表示画面50(図3参
照)に表示するためのもので、表示画面50は、携帯性
を良好にするために、表示行が10行程度の比較的小さ
なものが使用される。
【0017】一方、固定局2は、例えば、各施設に設け
られて、その施設の情報や他の固定局からの情報を管理
し、携帯端末装置1に送信するためのものであり、図2
に示すように、演算部30、ワイアレス通信部40、入
力部41を備えている。演算部30は、この固定局2の
全体の処理を行う固定局処理部31、自局に関する情報
を管理する自局情報管理部32、他局に関する情報を管
理する他局情報管理部33、他の固定局2と通信する局
間通信部34が含まれる。
【0018】そして、ワイアレス通信部40は、図1に
示す携帯端末装置1のワイアレス通信部20と無線通信
を行う通信装置を含む。入力部41は、自局情報を更新
するために、施設の管理者あるいは管理用コンピュータ
等によって入力される入力装置を含む。また、局間通信
部34は、固定局2同士の通信である局間通信を行う局
間通信装置を含む。この局間通信は、携帯端末装置1と
の通信方法とは別の方法で行われ、例えば、LAN、モ
デム等が用いられる。
【0019】これらの携帯端末装置1と固定局2とは、
互いにワイアレス通信部20とワイアレス通信部40と
によって無線通信による送受信可能である。固定局2の
ワイアレス通信部40の通信可能距離は10m程度まで
に設定され、他の施設に設けられた他の固定局2のワイ
アレス通信部40の通信可能範囲と重ならないようにさ
れている。従って、携帯端末装置1のワイアレス通信部
20は、同時に2つ以上の固定局2と通信することはな
い。通常、ワイアレス通信部20は受信状態、ワイアレ
ス通信部40は送信状態となっていて、互いに、通信可
能な範囲に通信相手があるかどうかを判定している。
【0020】そして、携帯端末装置1を携帯した使用者
が、ある固定局2の通信可能範囲内に入ると、携帯端末
装置1は、固定局2から自局情報管理部32が管理して
いる自局情報を受信する。ここで、自局情報には、自局
の識別符号、自局の施設に関する使用者向けの情報、自
局を基準とした各他局までの局間距離等が含まれる。こ
の自局情報は、入力部41からの入力によって更新さ
れ、常時最新の情報となっている。
【0021】固定局2の自局情報を受信した携帯端末装
置1は、その情報を表示部22によって、例えば、図3
に示すように、表示画面50に表示する。図3では、題
目と現在位置51、自局の施設情報52、検索項目5
3、指示情報54を適宜間隔を開けて表示している。使
用者は、カーソル55を操作することで、次に表示させ
る情報を選択できる。ここでは、B理髪店に設置された
固定局2と通信して、その施設情報52を表示し、他の
固定局2の情報を表示させたいときは検索項目53から
選択できるようになっている。
【0022】そして、使用者が、カーソル55によって
他の固定局2の情報として、C屋台の情報を選択する
と、その選択指示が固定局2へ送信される。選択指示を
受信した固定局2は、他局情報管理部33が管理してい
る他局情報から、C屋台の情報を選択して携帯端末装置
1へ送信する。このやりとりによって、携帯端末装置1
の表示画面50の表示は、図4に示すように変更され
る。すなわち、自局(B理髪店)の施設情報52が他局
(C屋台)の施設情報52に変更され、それに応じて検
索項目53も変更されている。固定局2の他局情報管理
部33が管理する他局情報は、局間通信部34によって
他局の情報を受信することによって、自局情報と同様に
適宜更新されている。
【0023】ところで、図3、図4に示すように、この
表示画面50の表示行数は多くないので、検索項目53
として多数の項目を表示することはできない。そのた
め、検索項目53の表示順序が重要となる。この検索項
目53の表示順序が、表示順序決定手段14によって決
定される。そして、表示順序決定手段14が表示順序を
決定するための指標が、評価点算出手段13によって算
出される評価点である。
【0024】次に、この評価点の算出方法について説明
する。前記したように、自局情報には自局を基準とした
各他局までの局間距離が含まれる。例えば、自局が先に
示した例のB理髪店であれば、B理髪店から、C屋台や
Dキオスクまでの距離の情報である。携帯端末装置1
は、固定局2と通信した後、その通信可能範囲内から外
れたとき、固定局2から受信した自局情報に含まれてい
た局間距離等を前回局情報として前回局情報記憶手段1
2に記憶する。
【0025】その後、使用者の移動によって新たな固定
局2の通信可能範囲内に入ったとき、新たな固定局2の
自局情報を受信する。この新たに受信した自局情報が今
回局情報となる。そして、評価点算出手段13は、今回
局情報の局間距離と前回局情報の局間距離とに基づい
て、今回の局間距離に、今回の局間距離と前回の局間距
離との差分を加えて、評価点を算出する。表示順序決定
手段14は、この算出された評価点の小さいものから順
に、表示する順序として決定する。
【0026】ここで、簡単な例を使用して、評価点算出
方法を具体的に説明する。図5に示すようなA,B,
C,D,E,Fの6店舗が設けられた区域内で、このパ
ーソナルナビゲーションシステムを使用する場合、各固
定局2は、各店舗に付属して設けられる。これらの固定
局2を、ここでは店舗と同じ符号(A〜F)で表す。図
5で、各店舗を結ぶ矢印はその店舗間を直接移動可能で
あることを示し、矢印に付記した数字はその移動に要す
る距離を示している。往復で距離に差のないものは両方
向矢印で示した。また、店舗間を結ぶ矢印のないところ
は、直接移動するルートがないことを示す。
【0027】図5に示した6つの固定局2の間の局間距
離をまとめて表1に示す。直接移動するルートがない局
間の場合は、合計が最も短距離となるルートを採用して
いる。また、表1で、横1行分がその左端に示した各固
定局2を基準とした他の固定局2までの距離であり、そ
の固定局2に関する局間距離である。
【0028】
【表1】
【0029】ここで、使用者が、A固定局2と通信した
後で、B固定局2と通信した場合、A固定局2からの局
間距離が前回局情報、B固定局2からの局間距離が今回
局情報となる。そして、各固定局2の評価点は、{評価
点=今回局間距離+(今回局間距離−前回局間距離)}
で算出されるので、表2に示すようになる。
【0030】
【表2】
【0031】表2に示すように、前回通信したA固定局
2は評価点が大きくなり、C固定局2やD固定局2の方
が評価点が小さい。この評価点が小さい順に表示順序と
なるので、図3に示したように、B固定局2(現在位
置)の情報が施設情報52に表示され、以降の検索項目
53の順序は、C固定局2、D固定局2の順となる。こ
こで、C固定局2とD固定局2のように、評価点が等し
い場合は、今回局間距離が小さい方を優先する。
【0032】次に、この評価点算出手段13や表示順序
決定手段14によって、携帯端末装置1が、検索項目5
3の表示順序を決定する処理を図6のフローチャートを
使用して説明する。この処理は、携帯端末装置1の演算
部10によって行われるものである。
【0033】実行が開始されるとまず、ワイアレス通信
部20によって通信可能な範囲内に固定局2があるかど
うかが判断される(S101)。まだ固定局2と通信し
たことがなく、通信可能範囲内に固定局2がない場合
は、表示画面に通信不可能であることを表示する(S1
04)。
【0034】この状態で、使用者が携帯端末装置1を携
帯して移動することで、1つの固定局2の通信可能範囲
内にはいると、ワイアレス通信部20が感知する(S1
01でYES)。そして、同時に固定局2のワイアレス
通信部40も、通信可能範囲内に携帯端末装置1がある
ことを感知するので、固定局処理部31は自局情報管理
部32に管理されている自局情報を携帯端末装置1へ送
信する。従って、携帯端末装置1は、この自局情報を受
信する(S105)。
【0035】その後、携帯端末装置1の携帯端末処理部
11は、前回局情報記憶手段12に既に記憶された情報
があるかどうかを判断する(S106)。つまり、既に
他の固定局2と通信していれば、前回局情報として記憶
されているが、前回局情報がなく、初めての通信であれ
ば、その固定局2からの距離が近い順に、情報の表示順
とすればよい(S107)。
【0036】初めての通信でなければ、読み出した前回
局情報から、前回局の識別符号(局ID)を調べる(S
108)。S108において、局IDが変化していない
場合は、前回と同じ固定局2にもう一度通信しているこ
ととなるので、評価点も不変であり、改めて算出する必
要はない。しかし、S108において、局IDが変化し
ている場合は、前回とは異なる固定局2と通信している
ので、前回局情報と今回の自局情報とを用いて、前述し
た方法で評価点算出手段13が評価点を算出する(S1
09)。
【0037】そして、算出された評価点から、表示順序
決定手段14が表示順位を決定する(S110)。さら
に、表示順位が最上位である局ID(現在位置の固定局
2)を、表示するための表示局IDとしてセットする
(S111)。
【0038】続いて、表示局IDに関する局情報が既に
取得されているかどうかを調べ(S112)、まだ取得
されていない場合は、ワイアレス通信部20を介して取
得する(S113)。そして、表示局IDの情報を表示
画面50に表示する(S114)。この状態で、使用者
によるキー入力があるか(S115)、あるいは、固定
局2の通信可能範囲外へ出るか(S101)のいずれか
が発生するまで待つ。
【0039】使用者によってキー入力がなされた場合は
(S115でYES)、そのキー入力によって選択され
た局IDを表示局IDとして(S116)、局情報を取
得し(S113)、表示画面50に表示する(S11
4)。また、あるいは、固定局2の通信可能範囲外に出
た場合は(S101でNO)、通信していた固定局2の
自局情報を前回局情報として記憶し(S103)、表示
画面50には、通信不可能であることを表示して(S1
04)、次の固定局2の通信可能範囲内に入るまで待機
する。
【0040】よって、こうした本実施の形態のパーソナ
ルナビゲーションシステムの携帯端末装置1によれば、
前回受信した固定局2の局情報が前回局情報記憶手段1
2に記憶され、評価点算出手段13による評価点の算出
に使用される。従って、どの固定局を経由して今の位置
にきたかによって、表示順序が決定される。それによ
り、前回受信したばかりの固定局2の情報は、表示順序
を後回しにすることができ、使用者にとって、知りたい
情報を少ないキー操作で表示させることができる。
【0041】さらに、本実施の形態のパーソナルナビゲ
ーションシステムによれば、評価点算出手段13が、今
回の固定局2の局間距離と、前回局情報のうちの前回局
間距離との差分を、今回局間距離に加えて評価点を算出
するので、前回局間距離の小さい固定局2は評価点が大
きくなる。つまり、前回通信した固定局2やそれに近い
固定局2の評価点は大きくなる。これにより、簡単な計
算で評価点が算出でき、前回通信した固定局2やその近
くの固定局2の情報は、表示順序を後にすることができ
るので、使用者によって使い勝手のよいシステムとな
る。
【0042】さらに、本実施の形態のパーソナルナビゲ
ーションシステムによれば、各固定局2からの無線通信
可能な距離範囲は、互いに重ならず独立しているので、
1つの携帯端末装置1が同時に2局以上の固定局2と通
信することはできない。従って、各携帯端末装置1の現
在位置は1ヶ所に決定される。
【0043】なお本発明は、前記実施形態のものに限定
されるわけではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々
な変更が可能である。前記実施の形態では、各固定局2
の局間距離情報は、固定局2から携帯端末装置1へ送信
するように構成したが、表1に相当するデータを予め携
帯端末装置1に記憶させて、局IDのみを記憶するよう
にしてもよい。また、前記実施の形態では、携帯端末装
置1には識別符号を設けていないが、携帯端末装置1に
識別符号を設けて、固定局2と通信する際に、固定局2
に送信するようにすれば呼出装置や迷子札としても使用
できる。
【0044】
【発明の効果】本発明のパーソナルナビゲーションシス
テムによれば、前回受信した固定局の情報は、表示順序
が後回しにされるので、既に通過した施設の情報は表示
順序が後になり、使用者にとって使い勝手のよいものと
なった。
【0045】また、本発明のパーソナルナビゲーション
システムによれば、今回局間距離に、今回局間距離と前
回局間距離との差分を加えて評価点とするので、前回受
信した固定局や、その近くの固定局は、評価点が大きく
なる。従って、前回通過した施設やその近くの施設の情
報は表示順序が後になり、使用者にとってさらに使い勝
手のよいものとなった。
【0046】また、本発明のパーソナルナビゲーション
システムによれば、携帯端末装置は、同時に2つの固定
局2とは通信できないので、現在位置を誤ることがない
ので、使用者にとってさらに使い勝手のよいものとなっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯端末装置の一実施の形態を示
したブロック図である。
【図2】本発明に係る固定局の一実施の形態を示したブ
ロック図である。
【図3】表示画面の例を示す図である。
【図4】表示画面の例を示す図である。
【図5】本実施の形態のパーソナルナビゲーションシス
テムを適用した例を示す説明図である。
【図6】携帯端末装置によるパーソナルナビゲーション
システムの処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯端末装置 2 固定局 12 前回局情報記憶手段 14 表示順序決定手段 50 表示画面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク化された複数の固定局と、
    前記固定局と無線通信可能であり、前記固定局から受信
    した情報を表示する表示画面を有する携帯端末装置とを
    備えたパーソナルナビゲーションシステムにおいて、 前回受信した前記固定局に関する情報である前回局情報
    を記憶する前回局情報記憶手段と、 前記固定局の情報を前記表示画面へ表示する順序を決定
    する表示順序決定手段と、を備え、 前記表示順序決定手段が、 今回受信した前記固定局に関する情報である今回局情報
    と、前記前回局情報とに基づいて前記順序を決定するこ
    とを特徴とするパーソナルナビゲーションシステム。
  2. 【請求項2】 前記表示順序決定手段が、 前記前回局情報に含まれる前回受信した前記固定局と他
    の前記固定局との距離である前回局間距離と、 前記今回局情報に含まれる今回受信した前記固定局と他
    の前記固定局との距離である今回局間距離とに基づい
    て、 前記今回局間距離に前記今回局間距離と前記前回局間距
    離との差分を加えて前記順序の決定のための評価点とす
    ることを特徴とする請求項1に記載のパーソナルナビゲ
    ーションシステム。
  3. 【請求項3】 前記固定局から前記携帯端末装置への無
    線通信可能な距離範囲は、互いに独立していることを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載のパーソナルナビ
    ゲーションシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1つに
    記載のパーソナルナビゲーションシステムに使用される
    携帯端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008059382A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Ricoh Elemex Corp 喫煙許容場所又はタバコ販売場所の位置情報提供システム
JP2016103730A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 アズビル株式会社 無線機器評価装置および方法

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