JP2002349999A - 蒸発器及びこれを有する冷凍機 - Google Patents
蒸発器及びこれを有する冷凍機Info
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- F25B2339/0242—Evaporators with refrigerant in a vessel in which is situated a heat exchanger having tubular elements
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Abstract
る。 【解決手段】 蒸発器12の容器14内には、管群A〜
Dが配置されており、管群A〜Dの間には空隙20が設
けられている。管群A〜Dの下方には、液分配板18が
配置されており、この液分配板18には吹出孔18aが
配置されている。吹出孔18aは、空隙20に沿って配
置されている。このため、供給管30を介して供給され
た冷媒は、吹出孔18aから空隙20に向かって吹き出
される。このため冷媒は、空隙20を下方から上方に向
かって流れ、管群の上部にまで十分に供給され、管群の
上部における沸騰性能が向上する。
Description
する冷凍機に関し、例えば冷水、ブライン等の被冷却物
との間で熱交換を行わせて被冷却物を冷却するための蒸
発器及びこの蒸発器を具備する冷凍機に適用して有用な
ものである。本発明では蒸発器の容器の内部に備えた液
分配板に工夫をすることにより、蒸発器における沸騰性
の向上や平均伝熱性能の向上を図ると共に、キャリーオ
ーバの抑制を図るようにしたものである。
ては、冷凍機で冷却した冷水を構造物内に布設した配管
を通じて循環させ、各スペースの空気と熱交換させて冷
房を行うようになっている。
を図6に示す。同図に示すように、蒸発器は、液状の冷
媒が底面側から供給される円筒形の容器1の中に、冷水
を流通する多数の伝熱管2が千鳥状に束になって配管さ
れた構造となっている。伝熱管2は、冷水入口3に連通
する往路側の管群と、冷水出口4に連通する復路側の管
群とに分かれており、冷水入口3から流入した冷水は容
器1内を通り水室(図示略)に至って折り返し、再び容
器1内を通って冷水出口4から流出する。この過程で、
冷水は容器1に導入された冷媒との間で熱交換を行って
冷却され、冷媒は冷水に熱を奪われて沸騰して気化す
る。なお、図6は冷水の流路が一往復(2パス)の場合
の蒸発器であるが、この流路数には特別な制限はなく、
用途に応じて種々のパス数のものが製作されている。
ている。この液分配板6は、容器1の内部を底面側空間
と上面側空間とに区画する状態で配置されている。そし
て、平面図である図7に示すように、この液分配板6
は、底面側空間と上面側空間とを連通する多数の吹出孔
6aを有している。この吹出孔6aは格子状に配列され
ている。底面側空間(容器1のうち液分配板6よりも下
方に位置する空間)に供給された液状の冷媒は、液分配
板6に分散配置した各吹出孔6aを介して上面側空間
(容器1のうち液分配板6よりも上方に位置する空間)
に分散して吹き出されるため、上面側空間には略均一化
されて冷媒が供給されることになる。なお伝熱管2は、
上面側空間のうち、図6において一点鎖線で示した範囲
に配置してある。
くはその中央部から若干オフセットした位置(図6では
右側にオフセットした位置)に吸込管(図示せず)が配
設されており、蒸発器内で冷水との熱交換により蒸発し
た冷媒ガスは、吸込管を介して圧縮機(図示せず)に供
給される。そして、容器1の内部空間の前記吸込管の開
口部に至る部分には、支持枠5で支持したデミスタ7が
配設してある。圧縮機に至る吸込管は、他の機器(凝縮
器等)との配置上の関係で、上述したように、容器1の
中央部から若干オフセットした位置に配設されているた
め、デミスタ7も容器1の上面側空間に斜めに配設して
ある。このデミスタ7は蒸発器内で蒸発した冷媒ガスに
混入するミスト状の冷媒を除去するもので、メッシュ状
の部材で構成してあり、ミスト状の冷媒をメッシュ部で
捕捉し、ミスト状冷媒が吸込管を介して圧縮機に混入す
るのを防止している。
群に分け、管群どうしが離間して管群の間に、上下方向
に貫通する空隙を設ける技術が開発された。この技術に
おいても、格子状に吹出孔6aが形成された液分配板6
を採用している。
係る蒸発器においては、多数の伝熱管2がひとつに束ね
られた構造となっているので、容器1の下部に位置する
伝熱管2の周囲で沸騰した冷媒が気泡となり、その上に
位置する伝熱管2の周囲をまとわり付くようにして液中
を浮かび上がるので、上部の伝熱管2の周囲に液状の冷
媒が十分に供給されない傾向にある。そのため、特に束
の中央(芯にあたる部分)および束の上部付近に配設さ
れた伝熱管2における熱伝達率が周囲に比べて低くなっ
てしまうという問題がある。
状に均一に配列しているだけであるため、管群のうち上
部に位置する伝熱管2にまで冷媒の供給を十分に行うこ
とができない恐れがあり、上部の伝熱管2での沸騰性能
が抑制されていた。また、吹出孔6aを単純に均一に格
子状配列しているため、冷媒供給位置に近い吹出孔6a
から多量の冷媒が噴出され、供給位置から離れた吹出孔
6aからの冷媒噴出量が少なくなり、冷媒噴出量が蒸発
器の長手方向の位置によって異なってくることがあり、
沸騰状態を均一化することができなかった。更に、吸込
管の近くでは冷媒ガスが多量に吸い込まれるため、ミス
ト状の冷媒が吸い込まれること(キャリーオーバが発生
すること)を防止するためには、吸込管の近くには冷媒
の噴出量を抑えることが望ましいが、従来技術ではかか
る工夫はされていなかった。
熱管での沸騰性能を向上し、長手方向の平均伝熱性能を
向上させ、キャリーオーバを抑制することができる蒸発
器及びこれを有する冷凍機を提供することを目的とす
る。
明の蒸発器の構成は、液状の冷媒が底面側から供給され
ると共に蒸発した冷媒ガスが上面側から吸い出される容
器と、前記容器の内部を底面側空間と上面側空間とに区
画する状態で前記容器の中に配置されると共に、前記底
面側空間と前記上面側空間とを連通する多数の吹出孔を
有する液分配板と、前記上面側空間内に配置されてお
り、被冷却物を流通する多数の伝熱管とを有する蒸発器
において、前記多数の伝熱管が複数の管群に分けられ、
管群どうしが離間して管群の間には上下方向に貫通する
空隙が設けられると共に、前記液分配板の吹出孔は、前
記空隙に沿って配置されていることを特徴とする。
から供給されると共に蒸発した冷媒ガスが上面側から吸
い出される容器と、前記容器の内部を底面側空間と上面
側空間とに区画する状態で前記容器の中に配置されると
共に、前記底面側空間と前記上面側空間とを連通する多
数の吹出孔を有する液分配板と、前記上面側空間内に配
置されており、被冷却物を流通する多数の伝熱管とを有
する蒸発器において、前記多数の伝熱管が複数の管群に
分けられ、管群どうしが離間して管群の間には上下方向
に貫通する空隙が設けられると共に、前記液分配板の吹
出孔は、前記空隙に沿って配置され、しかも前記冷媒ガ
スが吸い出される部分に近い位置では前記吹出孔の配列
ピッチが広く、前記冷媒ガスが吸い出される部分から離
れた位置では前記吹出孔の配列ピッチが狭いことを特徴
とする。
から供給されると共に蒸発した冷媒ガスが上面側から吸
い出される容器と、前記容器の内部を底面側空間と上面
側空間とに区画する状態で前記容器の中に配置されると
共に、前記底面側空間と前記上面側空間とを連通する多
数の吹出孔を有する液分配板と、前記上面側空間内に配
置されており、被冷却物を流通する多数の伝熱管とを有
する蒸発器において、前記多数の伝熱管が複数の管群に
分けられ、管群どうしが離間して管群の間には上下方向
に貫通する空隙が設けられると共に、前記液分配板の吹
出孔は、前記冷媒が供給される位置の直上の位置を除
き、前記空隙に沿って配置されていることを特徴とす
る。
媒を凝縮して液化する凝縮器と、液化された冷媒を減圧
する膨張弁と、凝縮された冷媒と被冷却物との間で熱交
換を行わせて該被冷却物を冷却するとともに冷媒を蒸発
させる蒸発器と、気化された冷媒を圧縮して前記凝縮器
に供給する圧縮機とで冷凍サイクルを構成している冷凍
機において、前述した何れか一つに記載する蒸発器を有
することを特徴とする。
に基づき詳細に説明する。
1の実施の形態に係る蒸発器12及び冷凍機を図1〜図
3に基づき説明する。
1に示す冷凍機は、冷却水と気体状の冷媒ガスとの間で
熱交換を行わせて冷媒ガスを凝縮・液化する凝縮器10
と、凝縮された冷媒を減圧する膨張弁11と、凝縮され
た冷媒と冷水(被冷却物)との間で熱交換を行わせて冷
水を冷却するとともに冷媒を蒸発・気化する蒸発器12
と、気化された冷媒ガスを圧縮したうえで凝縮器に供給
する圧縮機13とを備えている。冷凍機は、蒸発器12
で冷水を製造しビルの空調等に利用するようになってい
る。
容器14の中に冷水を流通する多数の伝熱管15が束に
なって(図1では簡略して図示)容器14の長手方向に
配管された構造となっている。伝熱管15は、冷水入口
16に連通する往路側の管と冷水出口17に連通する復
路側の管とに別れており、冷水入口16に連通する管路
と冷水出口17に連通する管路とでは冷水の流れる方向
が異なっている。なお、本例は伝熱管15による冷水の
流路の数が2パスの場合であるが、冷水入口,出口の管
路が同一である1パスも含めこれに限定するものではな
い。パスの数は任意に選択し得る設計要素である。なお
図1において、30は供給管、31は吸込管である。
発器12を概念的に示す説明図である。同図に示すよう
に、本実施例に係る蒸発器12では、冷媒が導入される
容器14の内部に配設される多数本の伝熱管15は複数
の管群A,B,C,Dに分けられている。そして各管群
A,B,C,Dどうしは離間しており、管群A,B,
C,Dの間には、上下方向に貫通する空隙20が設けら
れている。この空隙20は伝熱管15の長手方向に沿い
延びて存在している。なお、図2において、5は支持
枠、7はデミスタであり、これらは図6に示す従来技術
のものと同様である。
設けたことにより、管群A〜D内の比較的下方における
伝熱管15のまわりで発生した気泡が、空隙20を抜け
て浮かび上がる。これにより、管群A〜Dの中央および
上部付近に配設された伝熱管15に影響を与える気泡が
少なくなる。したがって、熱伝達率の低下が抑えられ
る。
管30から供給されて容器14の底面側空間に導入さ
れ、気化した冷媒ガスが容器14の上面側空間から吸込
管31を介して容器14外に吸い出される構造となって
おり、導入される冷媒は容器14内で上方に向かって流
れる傾向が強いが、管群どうしを離間させて配置したこ
とにより冷媒が流れ易くなり、冷媒と冷水との熱交換が
促進されて熱伝達率の向上を図ることができる。
は、平面図である図3に示すように、多数の吹出孔18
aが形成されている。この吹出孔18aは、容器12の
長手方向(図2では紙面に対して垂直方向)に並んでお
り、しかも、その配置位置は、空隙20に沿った位置と
なっている。
った位置に配置しているため、供給管30を介して容器
14の底面側空間に供給された冷媒は、吹出孔18aを
介して、容器14の上面側空間のうち空隙20の部分に
向かって集中して吹き出される。このため、管群A〜D
のうちの上部に位置する伝熱管15にまで冷媒を十分に
供給することができる。この結果、管群A〜Dのうちの
上部に位置する伝熱管15の伝熱性能が向上し、上部管
群での沸騰性能が向上する。
の実施の形態の要部を、図4を参照して説明する。図4
に示すように、第2の実施の形態では、液分配板18に
は、多数の吹出孔18aが、空隙20に沿った位置で、
容器14の長手方向に並んで配列されている。しかも、
配列方向に関して、吸込管31に近い位置では吹出孔1
8aの配列ピッチが広く、吸込管31から離れるにした
がって吹出孔18aの配列ピッチを狭くしている。他の
部分の構成は、図1及び図2に示す第1の実施の形態と
同様である。
いので、容器14の長手方向に沿い沸騰状況が異なって
いる。しかし本実施の形態では、吸込管31に近い位
置、即ち沸騰が激しくなる位置では吹出孔18aの配列
ピッチを広くして冷媒の吹出を抑え、吸込管31から離
れた位置、即ち沸騰が少ない位置では吹出孔18aの配
列ピッチを狭くして冷媒の吹出を多くしている。この結
果、蒸発器12の長手方向の沸騰状況の偏りを無くして
蒸発器12の平均伝熱性能を向上させることができる。
またキャリーオーバの発生を抑制することができる。
の形態の要部を、図5を参照して説明する。図5に示す
ように、第3の実施の形態では、液分配板18には、多
数の吹出孔18aが、空隙20に沿った位置で、容器1
4の長手方向に並んで配列されている。ただし、供給管
30が配置される位置(の直上の位置)には吹出孔18
aを配置していない。そして、配列方向に関して、吸込
管31に近い位置では吹出孔18aの配列ピッチが広
く、吸込管31から離れるにしたがって吹出孔18aの
配列ピッチを狭くしている。他の部分の構成は、図1及
び図2に示す第1の実施の形態と同様である。
いので、容器14の長手方向に沿い沸騰状況が異なって
いる。しかし本実施の形態では、吸込管31に近い位
置、即ち沸騰が激しくなる位置では吹出孔18aの配列
ピッチを広くして冷媒の吹出を抑え、吸込管31から離
れた位置、即ち沸騰が少ない位置では吹出孔18aの配
列ピッチを狭くして冷媒の吹出を多くしている。この結
果、蒸発器12の長手方向の沸騰状況の偏りを無くして
蒸発器12の平均伝熱性能を向上させることができる。
またキャリーオーバの発生を抑制することができる。
上の位置)には吹出孔18aを配置していない。したが
って、容器14の上面側空間の空隙20のうち、供給管
30の直上部分では他の部分に比べて供給が減少され長
手方向の冷媒供給を均一化することにより、長手方向の
性能差の発生を抑え蒸発器全体として平均的に性能を上
げることができる。
吸込管31に近い位置では吹出孔18aの配列ピッチが
広く、吸込管31から離れるにしたがって吹出孔18a
の配列ピッチを狭くしているが、配列ピッチを等しくす
ると共に、吸込管31が配置される位置(の直下の位
置)には吹出孔18aを配置しないように構成しても、
キャリーオーバの発生を抑制することができる。
は、液状の冷媒が底面側から供給されると共に蒸発した
冷媒ガスが上面側から吸い出される容器と、前記容器の
内部を底面側空間と上面側空間とに区画する状態で前記
容器の中に配置されると共に、前記底面側空間と前記上
面側空間とを連通する多数の吹出孔を有する液分配板
と、前記上面側空間内に配置されており、被冷却物を流
通する多数の伝熱管とを有する蒸発器において、前記多
数の伝熱管が複数の管群に分けられ、管群どうしが離間
して管群の間には上下方向に貫通する空隙が設けられる
と共に、前記液分配板の吹出孔は、前記空隙に沿って配
置されている構成とした。
隙に集中して冷媒を吹き込むことができ、管群のうち上
部に位置する伝熱管にまで冷媒を十分に供給することが
でき、上部の伝熱管での伝熱性能が向上し、沸騰性能が
向上する。
面側から供給されると共に蒸発した冷媒ガスが上面側か
ら吸い出される容器と、前記容器の内部を底面側空間と
上面側空間とに区画する状態で前記容器の中に配置され
ると共に、前記底面側空間と前記上面側空間とを連通す
る多数の吹出孔を有する液分配板と、前記上面側空間内
に配置されており、被冷却物を流通する多数の伝熱管と
を有する蒸発器において、前記多数の伝熱管が複数の管
群に分けられ、管群どうしが離間して管群の間には上下
方向に貫通する空隙が設けられ、しかも前記液分配板の
吹出孔は、前記空隙に沿って配置されると共に、前記冷
媒ガスが吸い出される部分に近い位置では前記吹出孔の
配列ピッチが広く、前記冷媒ガスが吸い出される部分か
ら離れた位置では前記吹出孔の配列ピッチが狭い構成と
した。
方向の沸騰状況の偏りをなくして、蒸発器の平均伝熱性
能を向上させることができる。またキャリーオーバの発
生を抑制することができる。
面側から供給されると共に蒸発した冷媒ガスが上面側か
ら吸い出される容器と、前記容器の内部を底面側空間と
上面側空間とに区画する状態で前記容器の中に配置され
ると共に、前記底面側空間と前記上面側空間とを連通す
る多数の吹出孔を有する液分配板と、前記上面側空間内
に配置されており、被冷却物を流通する多数の伝熱管と
を有する蒸発器において、前記多数の伝熱管が複数の管
群に分けられ、管群どうしが離間して管群の間には上下
方向に貫通する空隙が設けられると共に、前記液分配板
の吹出孔は、前記冷媒が供給される位置の直上の位置を
除き、前記空隙に沿って配置されている構成とした。
して均一に冷媒が吹き出され、蒸発器の平均伝熱性能を
向上させることができる。
凝縮して液化する凝縮器と、液化された冷媒を減圧する
膨張弁と、凝縮された冷媒と被冷却物との間で熱交換を
行わせて該被冷却物を冷却するとともに冷媒を蒸発させ
る蒸発器と、気化された冷媒を圧縮して前記凝縮器に供
給する圧縮機とで冷凍サイクルを構成している冷凍機に
おいて、前述した何れか一つに記載する蒸発器を有する
構成とした。
高く、キャリーオーバが抑制された蒸発器を用いていく
ため、冷凍性能の高い冷凍機を実現することができる。
す概略構成図。
示す平面図。
示す平面図。
示す平面図。
Claims (4)
- 【請求項1】 液状の冷媒が底面側から供給されると共
に蒸発した冷媒ガスが上面側から吸い出される容器と、 前記容器の内部を底面側空間と上面側空間とに区画する
状態で前記容器の中に配置されると共に、前記底面側空
間と前記上面側空間とを連通する多数の吹出孔を有する
液分配板と、 前記上面側空間内に配置されており、被冷却物を流通す
る多数の伝熱管とを有する蒸発器において、 前記多数の伝熱管が複数の管群に分けられ、管群どうし
が離間して管群の間には上下方向に貫通する空隙が設け
られると共に、 前記液分配板の吹出孔は、前記空隙に沿って配置されて
いることを特徴とする蒸発器。 - 【請求項2】 液状の冷媒が底面側から供給されると共
に蒸発した冷媒ガスが上面側から吸い出される容器と、 前記容器の内部を底面側空間と上面側空間とに区画する
状態で前記容器の中に配置されると共に、前記底面側空
間と前記上面側空間とを連通する多数の吹出孔を有する
液分配板と、 前記上面側空間内に配置されており、被冷却物を流通す
る多数の伝熱管とを有する蒸発器において、 前記多数の伝熱管が複数の管群に分けられ、管群どうし
が離間して管群の間には上下方向に貫通する空隙が設け
られると共に、 前記液分配板の吹出孔は、前記空隙に沿って配置され、
しかも前記冷媒ガスが吸い出される部分に近い位置では
前記吹出孔の配列ピッチが広く、前記冷媒ガスが吸い出
される部分から離れた位置では前記吹出孔の配列ピッチ
が狭いことを特徴とする蒸発器。 - 【請求項3】 液状の冷媒が底面側から供給されると共
に蒸発した冷媒ガスが上面側から吸い出される容器と、 前記容器の内部を底面側空間と上面側空間とに区画する
状態で前記容器の中に配置されると共に、前記底面側空
間と前記上面側空間とを連通する多数の吹出孔を有する
液分配板と、 前記上面側空間内に配置されており、被冷却物を流通す
る多数の伝熱管とを有する蒸発器において、 前記多数の伝熱管が複数の管群に分けられ、管群どうし
が離間して管群の間には上下方向に貫通する空隙が設け
られると共に、 前記液分配板の吹出孔は、前記冷媒が供給される位置の
直上の位置を除き、前記空隙に沿って配置されているこ
とを特徴とする蒸発器。 - 【請求項4】 気体状の冷媒を凝縮して液化する凝縮器
と、液化された冷媒を減圧する膨張弁と、凝縮された冷
媒と被冷却物との間で熱交換を行わせて該被冷却物を冷
却するとともに冷媒を蒸発させる蒸発器と、気化された
冷媒を圧縮して前記凝縮器に供給する圧縮機とで冷凍サ
イクルを構成している冷凍機において、 請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載する蒸発器を
有することを特徴とする冷凍機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001152001A JP4451998B2 (ja) | 2001-05-22 | 2001-05-22 | 蒸発器及びこれを有する冷凍機 |
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