JP2002349677A - ローラクラッチ及びローラクラッチ内蔵型回転伝達装置 - Google Patents

ローラクラッチ及びローラクラッチ内蔵型回転伝達装置

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JP2002349677A
JP2002349677A JP2001162200A JP2001162200A JP2002349677A JP 2002349677 A JP2002349677 A JP 2002349677A JP 2001162200 A JP2001162200 A JP 2001162200A JP 2001162200 A JP2001162200 A JP 2001162200A JP 2002349677 A JP2002349677 A JP 2002349677A
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roller clutch
rollers
pulley
cam surface
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Nobuhiko Miyake
伸彦 三宅
Hiroshi Aida
博 相田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローラ11、11に所定の値以上のトルクが
加わった場合に、外輪9と内輪6aとを相対回転自在に
する。 【解決手段】 上記内輪6aのカム面8aを構成する各
凹部7、7同士の間部分で、これら各凹部7、7の深さ
が漸減する側寄り部分に、ローラ逃げ部24、24を設
ける。この結果、上記各ローラ11、11に上記カム面
8a並びに上記外輪9の円筒面10から所定以上のトル
クが加わった場合に、上記各ローラ11、11が上記各
凹部7、7と各ローラ逃げ部24、24との間部分を弾
性変形させつつ、これら各ローラ逃げ部24、24に移
動して、上記外輪9と内輪6aとが相対回転自在にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明のローラクラッチは、
例えばオルタネータやコンプレッサ等の自動車用補機を
回転駆動する為の、或はエンジンのクランク軸の回転力
を無端ベルトに伝達する為のプーリ装置、若しくは、エ
ンジンの始動装置、エンジンのアイドルストップ時の補
機駆動装置等に組み込む一方向クラッチとして使用す
る。
【0002】
【従来の技術】オルタネータやコンプレッサ等の自動車
用補機を駆動する為のプーリ装置に組み込む一方向クラ
ッチとして、従来からローラクラッチが知られている。
図3〜4は、この様な従来から知られたローラクラッチ
を組み込んだローラクラッチ内蔵型プーリ装置の1例を
示している。このローラクラッチ内蔵型プーリ装置1
は、図示しない回転軸に外嵌固定自在な、請求項に記載
した回転部材に相当するスリーブ2を有する。又、この
スリーブ2の周囲に、やはり請求項に記載した回転部材
に相当するプーリ3を、このスリーブ2と同心に配置し
ている。そして、これらスリーブ2の外周面とプーリ3
の内周面との間に、1対のサポート軸受4、4と、ロー
ラクラッチ5とを設けている。このうちのサポート軸受
4、4は、上記プーリ3に加わるラジアル荷重を支承し
つつ、上記スリーブ2とプーリ3との相対回転を自在と
する。又、上記ローラクラッチ5は、上記プーリ3が上
記スリーブ2に対して所定方向に相対回転する傾向とな
る場合にのみ、このプーリ3からスリーブ2への回転力
の伝達を自在とする。
【0003】上記ローラクラッチ5を構成し、上記スリ
ーブ2の中間部に外嵌固定した、請求項に記載した内側
部材に相当する内輪6の外周面には、ランプ部と呼ばれ
る複数の凹部7、7を、その深さが円周方向に関し一方
向(図4の左方向)に向かう程漸減する状態(漸次浅く
なる状態)で、且つ、円周方向に関し等間隔に形成し、
この外周面をカム面8としている。又、上記ローラクラ
ッチ5を構成し、上記プーリ3の中間部に内嵌固定し
た、請求項に記載した外側部材に相当する外輪9の内周
面は、軸方向両端部を除き、単なる円筒面10としてい
る。又、これら外輪9及び上記内輪6と共に上記ローラ
クラッチ5を構成する複数個のローラ11、11は、保
持器12に、転動及び円周方向への若干の変位自在に支
持している。そして、この保持器12に設けた柱部1
3、13と上記各ローラ11、11との間に、請求項に
記載した弾性材に相当するばね14、14を設けて、こ
れら各ローラ11、11を、円周方向に関して同方向
(各凹部7、7の深さが漸減する方向で、図4の反時計
方向)に弾性的に押圧している。
【0004】これら各ローラ11、11の外径は、上記
各凹部7、7の深さが深くなった部分での、上記内輪6
の外周面と外輪9の内周面との間隔よりも小さく、上記
各凹部7、7の深さが浅くなった部分での、上記内輪6
の外周面と外輪9の内周面との間隔よりも大きい。この
為、上記各ローラ11、11は、上記各ばね14、14
により、上記各凹部7、7の深さが浅くなった側の端部
に於いて、上記内輪6の外周面と外輪9の内周面との間
にくさび状に食い込む傾向になる。従って、上記内輪6
に対して外輪9が、上記各ばね14、14が上記各ロー
ラ11、11を押圧するのと同方向に回転する場合に
は、これら各ローラ11、11が上記両周面同士の間に
食い込み、上記内輪6を外輪9と同期して回転させる
(ロック状態)。一方、上記内輪6に対して外輪9が、
上記各ばね14、14が上記各ローラ11、11を押圧
するのと反対方向に回転する場合には、これら各ローラ
11、11が上記各凹部7、7の深さが深くなった部分
に位置して当該部分で転動し、上記内輪6と外輪9との
間で回転力の伝達が行なわれない様にする(オーバラン
状態)。
【0005】上述の様に構成するローラクラッチ内蔵型
プーリ装置1は、例えば、上記プーリ3に無端ベルトを
掛け渡し、この無端ベルトの駆動によりプーリ3を駆動
し、前記ローラクラッチ5を介してスリーブ2に回転力
を伝達する。上記無端ベルトはエンジンのクランク軸等
の端部に固定された駆動プーリに掛け渡され、この駆動
プーリの回転により駆動する。又、上記スリーブ2に
は、オルタネータやコンプレッサ等の自動車用補機の回
転軸を内嵌固定する。そして、プーリ3の回転速度がス
リーブ2の回転速度と同じ場合には、上記無端ベルトか
らプーリ3に伝達される回転力をスリーブ2を介して上
記回転軸に伝達するが、このスリーブ2の回転速度が上
記プーリ3の回転速度よりも速い場合には、これら両部
材2、3同士の間で回転力の伝達を行なわない。又、上
記ローラクラッチ内蔵型プーリ装置1をエンジンのアイ
ドルストップ時の補機駆動装置に利用する場合、このロ
ーラクラッチ内蔵型プーリ装置1をクランク軸の端部に
装着して、このクランク軸が回転する場合にのみ、この
クランク軸からプーリ3に回転力を伝達する構造とす
る。そして、エンジン停止時にコンプレッサ等の補機を
電動モータにより回転駆動する際には、上記クランク軸
が回転しない様にする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に構成するロ
ーラクラッチ内蔵型プーリ装置1の場合、次の様な不都
合を生じる可能性がある。即ち、例えば上述の様にコン
プレッサやオルタネータ等の自動車用補機を回転駆動す
る場合、この補機が破損したり、この補機内に異物が進
入したりすると、この補機の回転軸の回転抵抗が過度に
大きくなる(回転軸が動かなくなる場合も含む)可能性
がある。そして、この様に回転軸の回転抵抗が過度に大
きくなった場合、上記プーリ装置1を構成するローラク
ラッチ5はロック状態を維持する為、上記無端ベルトに
大きな抵抗が加わる。この結果、この無端ベルトの回転
速度が極端に低下、若しくは空回りして、この無端ベル
トがプーリ3から脱落したり、或は切断したりする可能
性がある。
【0007】しかも、通常、自動車にはオルタネータや
コンプレッサ等、複数個の補機が組み付けられており、
これら各補機を1本の無端ベルトで回転駆動する場合が
多い。従って、何れかの補機の回転軸に上述の様な回転
抵抗が過度に大きくなる問題が生じた場合、この問題が
生じた補機以外の補機の回転軸も、この問題が生じた補
機と共に回転速度が低下乃至は停止する可能性がある。
そして、この様に各補機の回転軸が、回転速度が低下乃
至は停止すると、エンジンやエアコンディショニング装
置(空気調和装置)等の自動車を構成する各種装置に悪
影響を及ぼす可能性がある為、好ましくない。
【0008】この様に何れかの補機に問題が生じた場合
でも、他の補機に悪影響を及ぼす事なくこれら他の補機
の運転を継続して行なえるプーリ装置として、例えば、
特開2000−161382号公報、実公平6−391
05号公報、ドイツ公開特許公報DE10008604
A1号等に記載されたものが知られている。ところが、
これら各公報に記載されたプーリ装置の何れもが、ロー
ラクラッチ等のクラッチ機構を有する構造ではない。例
えば上記特開2000−161382号公報に記載され
たプーリ装置15の場合には、図5に示す様に、複列玉
軸受16によりプーリ3をハウジング17等の固定の部
材に回転自在に支持すると共に、補機であるコンプレッ
サ18の回転軸19と上記プーリ3とを、この回転軸の
端部に固定したブラケット32と、ゴムや合成樹脂等の
弾性材により造られた複数個の結合部材20、20とを
介して連結している。そして、上記コンプレッサ18の
回転軸19の回転抵抗が所定の値以上になった場合に、
上記結合部材20、20が破断して、上記プーリ3を回
転自在にする。この為、上記コンプレッサ18に問題が
生じた場合に、このコンプレッサ18以外の他の補機に
悪影響を及ぼす事なく、これら他の補機の運転を継続し
て行なえる。
【0009】ところが、この様な各公報に記載されたロ
ーラクラッチ等の一方向クラッチを有しないプーリ装置
15の場合、エンジンのクランク軸の回転速度の変動に
基づく無端ベルトの走行速度の変動が、上記結合部材2
0、20を介してそのまま回転軸19に伝達される。こ
の為、上記プーリ装置15により回転駆動される補機が
例えばオルタネータであれば、上記クランク軸の回転速
度の急減速時に、慣性力で回転し続けようとするこのオ
ルタネータの回転軸もこのクランク軸と共に急減速する
為、発電効率の低下が避けられない。又、上記無端ベル
トの走行速度の変動により、この無端ベルトとプーリ3
との当接部が強く擦れ合う事も避けられず、この無端ベ
ルトの寿命が低減する可能性もある。しかも、上述の様
な各公報に記載された構造の何れもが、プーリ3と回転
軸19とを上記ブラケット32及び結合部材20で結合
している為、これらブラケット32並びに結合部材20
の取り付け作業が面倒になると共に、軸方向寸法が嵩む
事が避けられない。又、部品点数も多くなる為、部品管
理並びに組立作業が面倒になり、製造コストが嵩む事も
避けられない。この為、前述したローラクラッチ等の一
方向クラッチを有し、且つ、上述の様に補機が故障した
場合でも他の補機の運転を継続して行なえるプーリ装置
が求められている。本発明のローラクラッチ及びローラ
クラッチ内蔵型回転伝達装置は、この様な事情に鑑みて
発明したものである。
【0010】
【課題を解決する為の手段】本発明のローラクラッチ及
びローラクラッチ内蔵型回転伝達装置のうち、請求項1
に記載したローラクラッチは、前述した従来のローラク
ラッチと同様に、外側部材と、この外側部材の内径側に
この外側部材と同心に配置された内側部材と、これら外
側部材の内周面と内側部材の外周面とのうちの一方の周
面に、その深さが円周方向に関し一方向に向かう程漸減
する凹部を円周方向複数個所に形成する事により設けた
カム面と、上記外側部材の内周面と内側部材の外周面と
のうちの他方の周面に設けた円筒面と、この円筒面と上
記カム面との間の円筒状隙間内で上記各凹部と整合する
部分に配置した複数個のローラと、上記カム面を形成し
た部材に対する回転を不能として上記円筒状隙間内に支
持され、上記各ローラを保持する保持器と、この保持器
と上記各ローラとの間に設けられ、これら各ローラを上
記各凹部の深さが漸減する方向に向けて押圧する弾性材
とを備える。特に、本発明のローラクラッチに於いて
は、上記一方の周面の一部で上記カム面を構成する上記
各凹部同士の間部分のうち、これら各凹部の深さが漸減
する側寄り部分にローラ逃げ部を、これら各ローラ逃げ
部に上記各ローラが存在する場合に上記外側部材と内側
部材とが相対回転自在となる大きさで設けている。そし
て、上記カム面と円筒面との間に所定の値以上のトルク
が加わった場合に、上記各ローラが上記カム面を変形さ
せつつ上記各凹部から上記各ローラ逃げ部に移動して、
上記外側部材と内側部材とを相対回転自在とする様に構
成している。
【0011】又、請求項2に記載したローラクラッチ内
蔵型回転伝達装置は、前述した従来のローラクラッチ内
蔵型プーリ装置と同様に、互いに同心に配置した1対の
回転部材と、これら回転部材の互いに対向する周面同士
の間の一部に設けられ、これら両回転部材同士が所定方
向に相対回転する傾向となる場合にのみ、これら回転部
材同士の間で回転力の伝達を自在とするローラクラッチ
と、これら両回転部材の互いに対向する周面同士の間で
このローラクラッチから軸方向に外れた部分に設けら
れ、これら両回転部材同士の間に加わるラジアル荷重を
支承しつつこれら両回転部材同士の相対回転を自在とす
るサポート軸受とを備える。特に、本発明のローラクラ
ッチ内蔵型回転伝達装置に於いては、上記ローラクラッ
チが請求項1に記載したローラクラッチである。
【0012】
【作用】上述の様に構成する本発明のローラクラッチ及
びローラクラッチ内蔵型回転伝達装置が、外側部材と内
側部材との間、或は、一方の回転部材と他方の回転部材
との間で、回転力の伝達を自在とする作用は、従来から
広く知られているローラクラッチ及びローラクラッチ内
蔵型回転伝達装置と同様である。特に、請求項1に記載
したローラクラッチは、上記外側部材と内側部材とのう
ちの被駆動側の部材の回転抵抗が大きくなって、カム面
と円筒面との間に過大なトルクが加わった場合に、各ロ
ーラがこのカム面を構成する各凹部とローラ逃げ部との
間部分並びに上記円筒面を変形させつつ、これら各ロー
ラ逃げ部に移動する。この結果、上記外側部材と内側部
材とが相対回転自在となって、これら外側部材と内側部
材とのうちの駆動側の部材を回転させる為に要するトル
クを低減する事ができる。
【0013】又、請求項2に記載したローラクラッチ内
蔵型回転伝達装置は、被駆動側の回転部材の回転抵抗が
過大になった場合に、上述の様にローラクラッチを構成
する各ローラが各ローラ逃げ部に移動して、上記一方の
回転部材と他方の回転部材とが相対回転自在となる。こ
の為、例えば自動車用補機を回転駆動するプーリ装置と
して使用する場合には、何れかの補機の回転軸に回転抵
抗が過度に大きくなる問題が生じても、この問題が生じ
た補機以外の補機の回転軸が、回転速度がこの問題が生
じた補機と共に低下したり、或は停止する事を防止でき
る。しかも、一方向クラッチであるローラクラッチを内
蔵している為、通常の運転時に上記補機の回転効率の向
上や無端ベルトの寿命の延長も図れる。又、前述した各
公報に記載された構造の様に、結合部材やブラケットを
必要としない為、軸方向寸法の短縮や部品点数の低減を
図れる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜2は、本発明の実施の形態
の1例を示している。スリーブ2は、全体を円筒状に形
成しており、図示しない回転軸の端部に外嵌固定して、
この回転軸と共に回転自在である。この為に図示の例で
は、上記スリーブ2の中間部内周面に雌ねじ部21を形
成し、この雌ねじ部21と上記回転軸の端部外周面に形
成した雄ねじ部とを螺合自在としている。上記スリーブ
2の端部には、上記雌ねじ部21と同心の六角孔部22
を形成し、この雌ねじ部21と上記雄ねじ部とを螺合さ
せる際に、工具を係止自在としている。この様なスリー
ブ2の材料として一般的には炭素鋼を使用するが、燒結
金属を使用すれば、上記六角孔22の加工を容易に行な
える。尚、上記回転軸とスリーブ2との相対回転を防止
する為の構造は、ねじに代えて、スプライン、或は非円
筒面同士の嵌合、キー係合等としても良い。
【0015】又、上記スリーブ2の周囲にプーリ3を、
このスリーブ2と同心に配置している。このプーリ3は
炭素鋼製であり、必要に応じてメッキ処理や黄色クロメ
ート処理、黒染め処理等を施す事により表面処理被膜を
形成し、錆の発生を防止する。又、図示の例のプーリ3
は、幅方向に関する断面形状を波型とした所謂ポリVベ
ルトを掛け渡し自在としたポリVプーリとしているが、
勿論、幅方向に関する断面形状を略V字状とした所謂V
ベルトを掛け渡し自在としたVプーリ等を使用しても良
い。そして、これらスリーブ2の外周面とプーリ3の内
周面との間に、それぞれがラジアル玉軸受である1対の
サポート軸受4、4とローラクラッチ5aとを設けてい
る。
【0016】このうちの各サポート軸受4、4は、内輪
を上記スリーブ2の両端部外周面に形成した小径段部2
3、23に外嵌すると共に、外輪を上記プーリ3の両端
部内周面に内嵌している。そして、上記内輪の外周面と
上記外輪の内周面との間に複数個の転動体を保持器によ
り保持した状態で転動自在に設け、上記外輪を上記内輪
に対して相対回転自在に支持している。この様に構成さ
れるこれらサポート軸受4、4により、上記プーリ3に
加わるラジアル荷重を支承しつつ、上記スリーブ2とプ
ーリ3との相対回転を自在とする。尚、上記内輪を上記
小径段部23、23のローラクラッチ5a側の段差面に
突き当てる事により、上記各サポート軸受4、4の軸方
向の位置決めを図っている。従って、上記小径段部2
3、23の軸方向寸法は、上記サポート軸受4、4を構
成する内輪の幅寸法により規制する。又、上記サポート
軸受4、4の軸方向両端部にはシールリングを設けてい
る為、上記各サポート軸受4、4を潤滑するグリースだ
けでなく、前記ローラクラッチ5aを潤滑するグリース
の漏洩を防止すると共に、このローラクラッチ5a内に
異物が侵入する事を防止できる。又、上記各サポート軸
受4、4とローラクラッチ5aとに、それぞれ最適のグ
リースを封入できる。
【0017】一方、上記ローラクラッチ5aを構成する
内輪6aは、上記スリーブ2の中間部外周面に締まり嵌
めにより外嵌固定している。この内輪6aは、SCM4
15等の浸炭鋼又はAISI1012等の炭素鋼の板材
にプレス加工を施す事により全体を円筒状に形成してい
る。そして、この内輪6aの外周面に複数の凹部7、7
を、円周方向に関し等間隔に、且つ、その深さが円周方
向に関し一方向(図2の左方向)に向かう程漸減する状
態(漸次浅くなる状態)で形成し、この外周面をカム面
8aとしている。尚、この内輪6aの表面硬さはHv
(ビッカース硬さ)680以上と、十分な硬度を有する
ものとする。又、この内輪6aを、プレス成形に代え
て、焼結材を焼結成形する事により造っても良い。
【0018】又、本例の場合、上記カム面8aと及び外
輪9の内周面である円筒面10との間に過大なトルクが
加わった場合に、上記内輪6aと外輪9とが相対回転自
在となる様にしている。この為に、上記カム面8aを構
成する上記各凹部7、7同士の間部分でこれら各凹部
7、7の深さが漸減する側寄り部分に、ローラ逃げ部2
4、24を設けている。これら各ローラ逃げ部24、2
4は、上記内輪6aの外周面(カム面8a)から径方向
内方に凹入した状態で、断面略円弧状で、それぞれ上記
内輪6aの中心軸と平行に形成している。そして、上記
各ローラ11、11がこれら各ローラ逃げ部24、24
に存在する場合に、上記外輪9と内輪6aとを相対回転
自在にすべく、これら各ローラ逃げ部24、24の曲率
半径を上記各ローラ11、11の半径以上とすると共
に、少なくともその最も深くなった部分と上記円筒面1
0との距離を、上記各ローラ11、11の外径よりも大
きくしている。
【0019】そして、上記カム面8aと円筒面10との
間に所定の値以上のトルクが加わった場合に、上記各ロ
ーラ11、11が、上記凹部7、7の深さが漸減する部
分、これら各凹部7、7と上記各ローラ逃げ部24、2
4との間部分、並びに上記円筒面10を弾性変形させつ
つ、上記各ローラ逃げ部24、24に移動して、上記外
輪9と内輪6aとの相対回転を自在にする。尚、上記各
ローラ11、11が上記ローラ逃げ部24、24に移動
する際の、即ち、上記間部分を乗り越える為に要する、
これら各ローラ11、11と上記内輪6aとの間に加わ
るトルクの大きさは、上記各凹部7、7とローラ逃げ部
24、24との間部分の形状やこの間部分の径方向の高
さh(円筒面10に当接したローラ11の内径側端部か
ら上記間部分の外周面までの径方向距離)を調節する事
により、所望の値に規制できる。即ち、小さいトルクで
上記各ローラ11、11を上記各ローラ逃げ部24、2
4に移動させる場合には、上記高さhを小さくし、逆に
大きいトルクで上記各ローラ11、11を上記ローラ逃
げ部24、24に移動させる場合には、上記高さhを大
きくする。
【0020】尚、上記各ローラ11、11が上記間部分
を乗り越える際のトルクを調節する為、上記高さhを変
える事は、これら各ローラ11、11の外径を変える事
でも行なえる。この場合に、上記各凹部7、7の径方向
に関する断面形状をスパイラル(うず巻き)状とすれ
ば、この様に各ローラ11、11の外径を変更しても、
後述するロック状態でのくさび角θを一定にする事がで
きる。又、前記各サポート軸受4、4のラジアル隙間の
大きさに基づいて、上記ロック状態の際の各ローラ1
1、11と上記各凹部7、7との接触位置が変わる可能
性がある。この為、これに伴って、上記高さhの値、更
には、この高さhによって規制した上記各ローラ11、
11が上記間部分を乗り越える際のトルクの値も変わる
可能性がある。従って、このトルクの値が実用上問題が
ある程変わるのを防止すべく、上記各サポート軸受4、
4のラジアル隙間は、0.030mm(より好ましくは
0.010mm)以下にする。
【0021】一方、前記プーリ3の中間部内周面に、前
記外輪9を内嵌固定している。この外輪9は、SCM4
15等の浸炭鋼又はAISI1012等の炭素鋼若しく
は軸受鋼等(SUJ2等)の硬質金属製の板材にプレス
加工若しくは旋削加工を施す事により全体を円筒状に形
成し、内周面を円筒面10としている。尚、この外輪9
の表面硬さもHv680以上と、十分な硬度を有するも
のとする。又、上記外輪9の軸方向両端縁には、それぞ
れ内向フランジ状の鍔部25a、25bを形成してい
る。これら両鍔部25a、25bのうち、一方(図1の
右方)の鍔部25aは、他の構成各部材と組み合わせる
以前に形成する為、上記外輪9の本体部分と同等の厚さ
寸法を有する。これに対して、他方(図1の左方)の鍔
部25bは、他の構成各部材と組み合わせた後に形成す
る為、薄肉にしている。
【0022】上記内輪6aのカム面8aと上記外輪9の
円筒面10との間の円筒状隙間内には、複数個のローラ
11、11と保持器12及びばね14とを設けている。
このうちの保持器12は、合成樹脂{例えば、ポリアミ
ド46、ポリアミド66、ポリフェニレンサルファイド
(PPS)等の合成樹脂、或はこの様な合成樹脂にガラ
ス繊維を混入したもの}により籠型円筒状に一体形成し
たもので、それぞれが円環状である1対のリム部26、
26と、これら両リム部26、26の内側面同士を連結
する柱部13とを備える。この様な保持器12は、上記
両リム部26、26の内周面に形成した各突片27、2
7を、上記カム面8aを構成する各凹部7、7に係合さ
せる事により、上記内輪6aに対する相対回転を不能に
している。又、これと共に、軸方向端部(図1の右端
部)内周面に形成した凸部28を、上記スリーブ2の大
径部の端部に全周に亙り形成した外向フランジ状の鍔部
29と上記内輪6aとの間で挟持する事により、軸方向
に関する位置決めを図っている。
【0023】又、上記保持器12は、円周方向に隣り合
う上記各柱部13と上記両リム部26、26とにより四
方を囲まれる部分を、それぞれポケット30、30と
し、これら各ポケット30、30内に上記各ローラ1
1、11を、転動並びに円周方向に関する若干の変位自
在に設けている。この状態でこれら各ローラ11、11
は、上記外輪9の円筒面10と上記内輪6aのカム面8
aとの間の円筒状隙間31内で、上記各凹部7、7と整
合する部分に位置する。そして、これら各ローラ11、
11と上記各柱部13との間に、請求項に記載した弾性
材に相当するばね14を設けて、これら各ローラ11、
11を、円周方向に関して同方向に、且つ、上記凹部
7、7の深さが漸減する方向に、弾性的に押圧してい
る。尚、上記ローラ11は、SUJ2等の軸受鋼製とし
ている。又、上記各ばね14は、例えばSUS304等
のステンレス鋼製の板材(弾性金属板)をU字形若しく
はム字形に折り曲げ形成したものや、コイルばね、或は
上記各柱部13に一体に成形した合成樹脂ばね等が使用
可能である。又、これら各ばね14は、ばね用鋼帯(好
ましくはステンレス鋼帯)に調質又は焼入れ、焼戻し等
の熱処理を施したものとしても良い。
【0024】上述の様に構成するローラクラッチ内蔵型
プーリ装置1aの作用は、次の通りである。先ず、前記
内輪6aを嵌合固定した前記スリーブ2に対して、前記
外輪9を嵌合固定した前記プーリ3が、上記各ばね14
による上記各ローラ11、11の押圧方向と同方向(図
2の反時計方向)に回転する場合には、前記円筒面10
から上記各ローラ11、11に、上記押圧方向と同方向
の力が作用する。この結果、上記各ローラ11、11が
上記円筒面10と上記カム面8aとの間の径方向に関す
る幅の狭い部分(各凹部7、7の深さが漸減する部分)
に向け変位し、当該部分にくさび状に食い込む。この結
果、上記プーリ3と上記スリーブ2との間で回転力の伝
達が自在(ロック状態)となり、これら両部材2、3が
同期して回転する様になる。
【0025】一方、上記スリーブ2に対して上記プーリ
3が上記押圧方向と反対方向(図2の時計方向)に回転
する場合には、上記円筒面10から上記各ローラ11、
11に、上記押圧方向と反対方向の力が作用する。この
結果、上記各ローラ11、11が、上記各ばね14の弾
力に抗して、上記円筒面10と上記カム面8aとの間の
径方向に関する幅の広い部分(各凹部7、7の深さが深
くなった部分)に向け変位する傾向となる。そして、上
述の様に幅の広い部分に向け変位した各ローラ11、1
1は、当該部分で転動自在となる。この結果、上記プー
リ3と上記スリーブ2との間で回転力の伝達が不能(オ
ーバラン状態)となり、これら両部材2、3が相対回転
する様になる。
【0026】更に、本例の場合、上記ロック状態で上記
各ローラ11、11に上記円筒面10から過大なトルク
が加わると、上記内輪6aと外輪9とを相対回転自在に
する。即ち、上記各ローラ11、11に所定の値以上の
トルクが加わると、これら各ローラ11、11は、上記
凹部7、7の深さが漸減する部分並びにこれら各凹部
7、7と前記ローラ逃げ部24、24との間部分を径方
向内方に、上記円筒面10を径方向外方に変形させつ
つ、上記ローラ逃げ部24、24に移動する。そして、
これら各ローラ11、11が上記各ローラ逃げ部24、
24で転動自在となって、上記内輪6aと外輪9との相
対回転を自在とする。
【0027】上述の様に、本発明のローラクラッチ内蔵
型プーリ装置1aを構成するローラクラッチ5aは、上
記カム面8aを設けた上記内輪6aの回転抵抗が大きく
なって、上記各ローラ11、11にこのカム面8a及び
上記円筒面10から過大なトルクが加わった場合に、こ
れら各ローラ11、11が、上記各凹部7、7の深さが
漸減した部分、これら各凹部7、7とローラ逃げ部2
4、24との間部分、並びに上記円筒面10を変形させ
つつ、これら各ローラ逃げ部24、24に移動する。こ
の結果、上記内輪6aと外輪9が相対回転自在となっ
て、上記カム面8a及び円筒面10、上記各ローラ1
1、11に加わる上記過大なトルクを開放できる。
【0028】言い換えれば、上記プーリ装置1aを構成
する上記スリーブ2の回転抵抗が過大になった場合に、
上述の様にローラクラッチ5aを構成する各ローラ1
1、11が上記各ローラ逃げ部24、24に移動して、
上記スリーブ2とプーリ3との相対回転が自在となる。
この為、例えば自動車用補機を回転駆動するプーリ装置
1aとして使用する場合に、何れかの補機の回転軸の回
転抵抗が過度に大きくなる問題が生じても、この問題が
生じた補機以外の補機の回転軸の回転速度がこの問題が
生じた補機と共に低下したり、この回転軸が停止する事
を防止できる。しかも、一方向クラッチである上記ロー
ラクラッチ5aを内蔵している為、通常の運転時に上記
補機の回転効率の向上や無端ベルトの寿命の延長も図れ
る。又、前述の図5に示した構造を初めとする各公報に
記載された構造の様に、結合部材20やブラケット32
を必要としない為、軸方向寸法の短縮や部品点数の低減
を図れる。
【0029】尚、上述の様なローラクラッチ5aを構成
する場合、各ローラ11、11と当接する円筒面10及
びカム面8aは、それぞれプーリ3の内周面及びスリー
ブ2の外周面に直接形成する場合もある。又、上記円筒
面10と上記カム面8aとの径方向に関する配置は、上
述した構造と逆にする場合もある。何れの場合にも、前
記ローラ逃げ部24、24は、上記カム面8aに形成す
る。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上に述べた通り構成され作
用するので、ローラクラッチを構成する外側部材、内側
部材、各ローラに所定の値以上のトルクが加わった場合
に、これら外側部材と内側部材とを相対回転自在にでき
る。この為、例えば自動車用補機を回転駆動するプーリ
装置として使用する場合に、何れかの補機の回転軸の回
転抵抗が過度に大きくなる問題が生じても、この問題が
生じた補機以外の補機の回転軸の回転速度がこの問題が
生じた補機と共に低下したり、この回転軸が停止する事
を防止できる。この結果、問題が生じてない補機の運転
をそのまま継続できて、エンジンやエアコンディショニ
ング装置(空気調和装置)等に悪影響が及ぶ事を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を示す断面図。
【図2】一部を省略して示す、図1の拡大A−A断面
図。
【図3】従来のプーリ装置の第1例を示す断面図。
【図4】一部を省略して示す、図3の拡大B−B断面
図。
【図5】従来のプーリ装置の第2例を示す断面図。
【符号の説明】
1 ローラクラッチ内蔵型プーリ 2 スリーブ 3 プーリ 4 サポート軸受 5、5a ローラクラッチ 6、6a 内輪 7 凹部 8、8a カム面 9 外輪 10 円筒面 11 ローラ 12 保持器 13 柱部 14 ばね 15 プーリ装置 16 複列玉軸受 17 ハウジング 18 コンプレッサ 19 回転軸 20 結合部材 21 雌ねじ部 22 六角孔部 23 小径段部 24 ローラ逃げ部 25a、25b 鍔部 26 リム部 27 突片 28 凸部 29 鍔部 30 ポケット 31 円筒状隙間 32 ブラケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側部材と、この外側部材の内径側にこ
    の外側部材と同心に配置された内側部材と、これら外側
    部材の内周面と内側部材の外周面とのうちの一方の周面
    に、その深さが円周方向に関し一方向に向かう程漸減す
    る凹部を円周方向複数個所に形成する事により設けたカ
    ム面と、上記外側部材の内周面と内側部材の外周面との
    うちの他方の周面に設けた円筒面と、この円筒面と上記
    カム面との間の円筒状隙間内で上記各凹部と整合する部
    分に配置した複数個のローラと、上記カム面を形成した
    部材に対する回転を不能として上記円筒状隙間内に支持
    され、上記各ローラを保持する保持器と、この保持器と
    上記各ローラとの間に設けられ、これら各ローラを上記
    各凹部の深さが漸減する方向に向けて押圧する弾性材と
    を備えたローラクラッチに於いて、上記一方の周面の一
    部で上記カム面を構成する上記各凹部同士の間部分のう
    ち、これら各凹部の深さが漸減する側寄り部分にローラ
    逃げ部を、これら各ローラ逃げ部に上記各ローラが存在
    する場合に上記外側部材と内側部材とが相対回転自在と
    なる大きさで設け、上記カム面と円筒面との間に所定の
    値以上のトルクが加わった場合に、上記各ローラが上記
    各凹部から上記各ローラ逃げ部に移動して、上記外側部
    材と内側部材とを相対回転自在とする事を特徴とするロ
    ーラクラッチ。
  2. 【請求項2】 互いに同心に配置した1対の回転部材
    と、これら回転部材の互いに対向する周面同士の間の一
    部に設けられ、これら両回転部材同士が所定方向に相対
    回転する傾向となる場合にのみ、これら回転部材同士の
    間で回転力の伝達を自在とするローラクラッチと、これ
    ら両回転部材の互いに対向する周面同士の間でこのロー
    ラクラッチから軸方向に外れた部分に設けられ、これら
    両回転部材同士の間に加わるラジアル荷重を支承しつつ
    これら両回転部材同士の相対回転を自在とするサポート
    軸受とを備えたローラクラッチ内蔵型回転伝達装置に於
    いて、上記ローラクラッチが請求項1に記載したローラ
    クラッチである事を特徴とするローラクラッチ内蔵型回
    転伝達装置。
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