JP2002349424A - 印刷機用ポンプ - Google Patents

印刷機用ポンプ

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JP2002349424A
JP2002349424A JP2001153553A JP2001153553A JP2002349424A JP 2002349424 A JP2002349424 A JP 2002349424A JP 2001153553 A JP2001153553 A JP 2001153553A JP 2001153553 A JP2001153553 A JP 2001153553A JP 2002349424 A JP2002349424 A JP 2002349424A
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JP
Japan
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plunger
hole
main hole
pump
ink
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Application number
JP2001153553A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Jiyoutou
吉則 上等
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Tokyo Kikai Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Kikai Seisakusho Co Ltd
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Priority to DE60224750T priority patent/DE60224750T2/de
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F31/00Inking arrangements or devices
    • B41F31/02Ducts, containers, supply or metering devices
    • B41F31/08Ducts, containers, supply or metering devices with ink ejecting means, e.g. pumps, nozzles

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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プランジャータイプの印刷機ポンプのインキ
漏出による故障をなくす。 【解決手段】 一方側が閉塞され、内周面の互いに位相
が相違した位置に開口する吸入穴と吐出穴を有する主穴
10,20と、主穴に回転かつ往復可能に嵌入され、か
つある回転位相では吸入穴と吐出穴を同時に閉塞させ、
そのほかのすべての回転位相では、吸入穴または吐出穴
のいずれか一方を閉塞させるプランジャー3と、出力軸
の回転中心線がプランジャーの回転中心線と交差して取
り付けられたモーター4と、モーターの出力軸に固定さ
れ、突出端側に球面軸受をアーム50、及び球面軸受に
遊動可能に嵌入され、かつプランジャーの後端側にこれ
の中心線に対して所定の角度で取り付けられ、アームと
プランジャーとを連結する連結部材51からなる伝動機
構5と、主穴の開口部側に主穴とプランジャーとの嵌入
部から漏出するインキをシール部材で密封する密封装置
6とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オフセット印刷
機において、プランジャーをモーターによって回転させ
ながら軸方向に往復動させてインキを供給するようにし
た印刷機用ポンプに関し、詳細には、主穴と主穴に嵌入
するプランジャーとの嵌入部からインキが漏出しないよ
うにした印刷機用ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】オフセット印刷機に用いる印刷機用ポン
プとしては、公知のものが多々あり、例えば、特許第2
864447号公報に示された、可変速モーターを用い
てシリンダー内に嵌入したプランジャーを1回転させな
がら1往復させる作動を繰り返して、インキを供給する
ようにした印刷機用ポンプが開示されている。
【0003】図8は前記従来技術の印刷機用ポンプを示
す部分断面斜視図である。
【0004】この従来技術の印刷機用ポンプは図8に示
すようになっていて、下方を開放した中空部160を有
する一体の基台(ブロック部及び支持部)101と、こ
の基台101の中空部160を挟んだ一方側に、一端を
中空部160に開口させて固定したシリンダー102
と、このシリンダー102の主穴120に回転及び往復
可能に嵌入され、一端部を基台101の中空部160に
突出させたプランジャー103と、このプランジャー1
03に対応し基台101の中空部160を挟んだ他側
に、出力軸140の回転中心線がプランジャー103の
回転中心線と所定の交差角で交わるように固定された可
変速モーター104と、可変速モーター104の出力軸
140に取り付けられ、その先端部が回転中心線から軸
直角方向に離れて基台101の中空部160に突出した
アーム150と、アーム150とプランジャー103と
を連結する連結部材151とからなっている。
【0005】そして前記シリンダー102の主穴120
の他端はプラグ123にて閉塞されており、また主穴1
20には、この主穴120の中心線と同一平面上で交わ
る直線を中心として主穴120内に開口する吸入穴12
1と吐出穴122が設けてある。
【0006】またシリンダー102に嵌入してこれの一
端を閉じるプランジャー103には、これの回転位相の
半回転相違する2個所で、シリンダー102の吸入穴1
21と吐出穴122とを同時に閉塞し、かつ他の回転位
相では吸入穴121と吐出穴122のいずれか一方の穴
のみを主穴120に通ずるようにした切欠き131が嵌
入側の先端にわたって設けてある。
【0007】連結部材151は、これの軸線がプランジ
ャー103の回転中心線及び可変速モーター104の出
力軸140の回転中心線のそれぞれと交わり、プランジ
ャー103の回転中心線との交差角が常時一定であると
ともに、出軸軸140の回転中心線との交差角が変化
し、かつプランジャー103が、吸入穴121と吐出穴
122とを同時に閉塞する2個所の回転位相にあるとき
に、軸線と出力軸140の回転中心線との交差角が最大
及び最小であるように一方端側をプランジャー103
と、また他方端側を球面軸受152を介してアーム15
0の先端部と連結されており、更に、これのいずれかの
連結部で軸線と平行に遊動可能になっている。
【0008】このように構成された印刷機用ポンプで
は、可変速モーター104の回転により、プランジャー
103が回転しながら往復動される。
【0009】すなわち、プランジャー103は、可変速
モーター104の1回転により1回転しながら1往復動
し、1往復動の両端にあるときに吸入穴121と吐出穴
122を同時に閉塞し、主穴120の他側に向かって移
動するときには切欠き131によって吸入穴121と主
穴120とを通じ、主穴120の一側に向かって移動す
るときには切欠き131によって吐出穴122を主穴1
20に通じ、この動作によって、吸入穴121を通した
主穴120への流体の吸入(吸入行程)と吐出穴122
を通した主穴120からのインキの吐出(吐出行程)が
繰り返し行われてポンプ作用がなされるようになってい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術に示さ
れる印刷機用ポンプには次のような解決すべき課題があ
った。
【0011】すなわち、印刷機用ポンプにあっては、イ
ンキの吐出行程ではインキの吐出圧力により吐出側のイ
ンキ配管での内部圧力が高くなり、またポンプを駆動す
る可変速モーターの、これの励電磁流による発熱によっ
て、ポンプ内を通るインキの粘度が低下し、インキは流
れやすくなる。
【0012】その結果、従来の技術の印刷機用ポンプで
は、インキが主穴120とプランジャー103との嵌入
部の隙間から徐々に外部へ漏出するという課題があり、
その清掃などを頻繁に行われなければならなかった。
【0013】また、主穴120とプランジャー103の
周面には、無電解ニッケルめっきによる比較的硬い表面
処理が施されるが、その嵌入部の隙間に顔料などの固形
微粒子や化学物質が混在してなるインキが入り込んで、
嵌入部分で遊動するプランジャー103と主穴120の
双方の周面の摩耗が促進され、嵌入部の隙間が徐々に拡
がり、インキの漏出が増大してしまうという課題があっ
た。
【0014】このインキ漏出に対し、基台部分の中空部
160の下方を開放しておき、外部に漏出したインキを
清掃し除去しているが、大部分のインキは、回転かつ往
復するプランジャー103に付着しながら漏出するの
で、この漏出したインキが連結部材151を経て回転す
るアーム150に絡み付きながら、可変速モーター10
4の出力軸140を伝わり流れる。そのまま放置してお
くと漏出したインキは、ついに出力軸140のベアリン
グ部を通過して可変速モーター104内部に侵入し、モ
ーターを故障させるという課題があるとともに、正常な
ポンプへの復旧に時間がかかるなどメンテナンスが容易
でないという課題があった。
【0015】また、インキを漏出させたままでポンプを
休止させておくと、シリンダー102の開口部やプラン
ジャー103に付着したインキが、空気中に暴露させた
状態となって固まってしまい、これが抵抗となってプラ
ンジャー103の回転かつ軸方向への往復が困難とな
り、ポンプの再起動を阻害するという課題があった。
【0016】更に、また主穴120とプランジャー10
3との嵌入部は、インキが漏出しにくいように極めて少
ない隙間及び前記摩耗しにくい表面であることを要求さ
れる。このために、主穴120とプランジャー103は
精密に機械加工され、それぞれの表面には高価な無電解
ニッケルめっき処理が行われ、それらのはめあい公差
は、インキが漏出しないように比較的隙間が少なくなる
ように寸法管理される。これらのことから製作コストが
嵩むという課題があった。
【0017】この発明は、前記従来の技術が抱えていた
課題を一挙に解決しようとするもので、インキの漏出を
防止し、インキの漏出によるポンプの故障をなくし、か
つメンテナンスを容易とするとともに、安価な印刷機用
ポンプを提供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明は前記目的を達
成しようとするもので、プランジャーをモーターによっ
て回転させながら軸方向に往復させてインキを供給する
印刷機用ポンプにおいて、一方側が閉塞され、内周面の
互いに位相が相違した位置に開口する吸入穴と吐出穴を
有する主穴と、主穴の開口部から回転及び往復可能に嵌
入され、かつある回転位相では吸入穴と吐出穴を同時に
閉塞させ、そのほかのすべての回転位相では、吸入穴ま
たは吐出穴のいずれか一方を閉塞させることが可能なプ
ランジャーと、出力軸の回転中心線がプランジャーの回
転中心線と所定の交差角で交わるように、主穴の開口部
との間に空間をおいて対向するように取り付けられたモ
ーターと、モーターの出力軸に固定されるとともに、こ
の出力軸の回転中心線と離隔した位置から主穴の開口部
側に突出させられ、突出端側に球面軸受を有するアー
ム、及び球面軸受の内輪穴に軸方向に往復動可能に嵌入
され、かつプランジャーの後端側にプランジャーの中心
線に対して予め定められた角度で取り付けられ、アーム
とプランジャーとを連結する連結部材からなる伝動機構
と、主穴の開口部側に設けられ、主穴とプランジャーと
の嵌入部から漏出するインキをシール部材で密封する密
封装置と、を有する構成になっている。
【0019】そしてこの発明において、主穴をブロック
部に取り付けたシリンダーに設け、この主穴の開口部を
大径にし、この開口大径部内にプランジャーの外周面に
密接するシール部材を装填した密封装置を有し、また主
穴を有する部材の主穴の開口部側に、シール部材を装填
した補助部材を取り外し可能に装着した密封装置を有す
る構成にした。
【0020】
【作 用】モーターの回転によりプランジャーが回転し
ながら往復動し、これの往復動の両死点にあるときに吸
入穴と吐出穴をその周囲で同時に閉塞し、例えば主穴の
他側に向かって移動する時は切欠きによって吸入穴を主
穴と通じ、主穴の一側に向かって移動するときは切欠き
によって吐出穴を主穴と通じる。前記プランジャーの作
動によって、吸入穴を通した主穴への流体の吸入と吐出
穴を通した主穴からの流体の吐出が繰り返される。そし
てこのプランジャーのポンプ作動時における主穴とプラ
ンジャーとの嵌入部の密封性が密封装置にて維持され
る。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。なお、図1はこの発明に係る第
1の実施の形態を示し、図7のA−A線矢視断面図、図
2は図1に示す密封装置の拡大部分断面図である。また
図3は、この発明の第2の実施の形態を示し、図1と同
様に図7のA−A矢視断面図、第4図は図2と同様に、
図3の密封装置の拡大部分断面図である。図5は、この
発明に係る第3の実施の形態を示し、図1と同様に図7
のA−A矢視断面図、図6は図2と同様に、図5に示す
密封装置の拡大部分断面図である。図7は8個のポンプ
Pを一体化したインキ供給用ポンプユニットの平面図で
ある。
【0022】この発明の第1の実施の形態を図1、図2
を参照して説明する。ポンプPは、ブロック部1とモー
ター4を支持する支持部41とが中空部16を挟んで一
体的に形成されており、ブロック部1には内側に主穴2
0を有するシリンダー2が固定されている。そしてこの
主穴20にプランジャー3が、回転及び往復動可能に嵌
入されており、その一方側が中空部16に突出されてい
る。
【0023】主穴20の一方端(奥側端)はプラグ23
にて閉塞されており、またこの主穴20の途中には、主
穴20の中心を横切り、かつ上下方向に貫通する2つの
穴、すなわち吸入穴21と吐出穴22とが設けられてい
る。吸入穴21は流体通路14を介して流体供給源であ
るインキタンク(図示せず)に配管連絡され、また吐出
穴22は流体通路15を介して流体供給先である印刷機
のインキレール(図示せず)に配管連絡されている。
【0024】プランジャー3は、主穴20に嵌入されて
いる部分に、その先端30に達する切欠き31が設けら
れている。この切欠き31は、プランジャー3の回転に
従って、半回転毎に吸入穴21と吐出穴22とを交互に
主穴20に通じさせるようになっている。そしてこの切
欠き31が、吸入穴21と吐出穴22のいずれにも対向
しない回転位相では、両穴21,22はプランジャー3
によって同時に閉塞されるようになっている。
【0025】ブロック部1の中空部16を挟んだ他方側
の支持部41には、モーター4が取り付けられており、
その出力軸40の回転中心線CL1と、主穴20に嵌入
されているプランジャー3の回転中心線CL2とが所定
の交差角θで交わるようになっている。この実施の形態
におけるモーター4は、ステッピングモーターが用いら
れ、適宜な単位時間当たりの回転数に制御され、例えば
連続的に入力されるパルス信号群で一度に駆動される回
転角度、すなわち角変位を45度とし、新たなパルス信
号群が入力されるまでに停止しているように制御手段
(図示せず)によって断続的に回転するように制御され
るようになっている。
【0026】ブロック部1と支持部41との間の中間部
16には、モーター4の回転によってプランジャー3を
回転、かつ往復させる伝動機構5が設けられている。こ
の伝動機構5は、主穴20に嵌入されているプランジャ
ー3の後端部32から離れて出力軸40に固定され、か
つ出力軸40の回転中心線CL1と略平行に突出するア
ーム50と、アーム50の先端部側とプランジャー3の
後端部側とを連結する連結部材51とを有している。
【0027】更に、連結部材51は、これの軸線CL3
がプランジャー3の回転中心線CL2と常時所定角(こ
の実施の形態では直角)に交わる状態で、一方端側がプ
ランジャー3に固定され、かつ他方端側がアーム50に
設けた球面軸受52の内輪穴に軸方向に往復動可能に嵌
入され、この球面軸受52を介してアーム50に両者間
の連結角度が変化できるように連結されている。
【0028】そして、プランジャー3が吸入穴21と吐
出穴22とを同時に閉塞する回転位相にあるときに、連
結部材51の軸線CL3と出力軸40の回転中心線CL
1との交差角が吸入行程の最終段で最大角度βとなり、
吐出行程の最終行程で最小角度αとなる。
【0029】吸入穴21及び吐出穴22と切欠き31と
の関係は、モーター4の1回転によって、プランジャー
3が1回転しながら1往復し、この1往復における上死
点及び下死点の両死点にあるときは、吸入穴21と吐出
穴22の双方が閉塞されるようになっている。またプラ
ンジャー3が下死点を離れて主穴20から出る方向に移
動したときには、切欠き31によって吸入穴21が主穴
20に通じ、上死点を離れて主穴20に入り込む方向に
移動したときは、切欠き31によって吐出穴21が主穴
20と通じるようになっている。
【0030】プランジャー3が嵌入するシリンダー2の
主穴20の中空部16側の端部には、主穴20とプラン
ジャー3との嵌入部の隙間から漏出するインキを密封す
る密封装置6が設けられており、以下に第1の実施の形
態における第1密封装置7について図1、図2を参照し
て説明する。
【0031】前記シリンダー2の中空部16側端部の主
穴20の開口部側を主穴20より大径にし、その内面に
シール取付け穴20aが設けられ、その部分にシール部
材71が挿入されている。このシール部材71は、主穴
20とプランジャー3との嵌入部の隙間から漏出するイ
ンキを密封するために、耐摩耗性を有する合成ゴム等の
弾性体にて構成される。
【0032】シール部材71は、押さえ部材72を介し
て、例えばシール取付け穴20aに取付けられる止め輪
である固定部材73によってプランジャー3の軸方向へ
の動きが止められるようになっている。そして、シール
部材71のリップ部は、インキの漏出方向に対向するよ
うにプランジャー3の先端30側に向けて取り付けられ
る。シール部材71の内径部及び外径部は、それぞれプ
ランジャー3の外周面及びシール取付け穴20aの内周
面と密接し、その結果、主穴20と回転かつ往復可能な
プランジャー3との嵌入部の隙間から漏出するインキが
密封される。
【0033】なお、この発明に係る第1の実施の形態に
おいては、第1密封装置7がシリンダー2の主穴20内
に設けられるので、図8に示す前記従来技術のポンプP
のシリンダー102に替えて、第1密封装置7を有する
シリンダー2に組み替えることが容易であり、いわゆる
既設ポンプに対して、後述するような効果を付与して簡
単に改良することが可能となる。
【0034】この発明の第2の実施の形態を図3、図4
を参照して説明する。なお、この第2の実施の形態は、
これの密封装置6以外は第1の実施の形態と同一構成で
あるので、この同一部分を同一の符号を付し、説明を省
略する。
【0035】この第2の実施の形態における第2密封装
置8について以下に説明する。ブロック部1に固定した
シリンダー2の中空部16側先端外周部に、先端面26
側から順に案内外周面24及びおねじ部25が設けられ
る。一方、後述するシール部材81を装填した補助部材
(以下、シール取付け部材という)82は、中央部にプ
ランジャー3を貫通可能として、ねじ結合によってシリ
ンダー2の先端外周部に取り外し可能に固定されてい
る。シール取付け部材82の内径部には、シール取付け
穴83、案内内周面84、案内内周面84に設けられた
パッキン溝88、めねじ部85が設けられている。
【0036】また、シール取付け部材82をシリンダー
2の先端外周部に固定するときの軸方向に対する位置決
めは、シール取付け穴83と半径差により生じた環状の
段差面87が、シリンダー2の先端面26に密接するこ
とによって行われるようになっている。シール取付け穴
83には、耐摩耗性を有する合成ゴム等の弾性体からな
るシール部材81が挿入され、シール部材81の内径部
がプランジャー3の外周面に密接するようになってい
る。案内内周面84は、シリンダー2の先端の案内外周
面24に対し、着脱可能にはめ合わされるようになって
おり、かつ、そこに設けられたパッキン溝88には、O
リングのようなパッキン部材86が取り付けられる。案
内外周面24と案内内周円84との嵌入部における僅か
な隙間から漏出するインキは、前記パッキン部材86に
よって密封される。
【0037】また、シール取付け部材82の外周部の一
端側には、その周囲に図示しない工具を差し込んで回す
ための工具穴89が設けられ、シール取付け部材82の
工具穴89に前記工具を差し込んで回すことによって、
容易に着脱可能なように構成されている。以上の密封装
置8の構成により、シール部材81の内径部は、プラン
ジャー3の外周面に密接するとともに、パッキン部材8
6がシリンダー2の案内外周面24と密接し、その結
果、主穴20と回転及び往復可能なプランジャー3との
嵌入部の隙間から漏出するインキが密封される。
【0038】この発明の第3の実施の形態を図5、図6
を参照して説明する。なお、この第3の実施の形態は、
主穴10を兼用ブロック1aに直接設けたこと、及びこ
れの密封装置6以外は第1の実施の形態と同一構成であ
るので、この同一部分を同一符号を付し、説明を省略す
る。
【0039】この第3の実施の形態における第3密封装
置9について以下に説明する。兼用ブロック部1aに設
けた主穴10にプランジャー3が回転及び往復可能に嵌
入されている。そして兼用ブロック部1aの中空部16
側の壁面17は、主穴10に嵌入するプランジャー3の
軸中心に直角に設けられ、主穴10の中心を共有するよ
うに、例えば同心円状に掘り込まれた穴18にフランジ
95を有する補助部材(以下、シール取付け部材とい
う)92が、その外径部である案内部94を案内として
嵌入され、壁面17にフランジ95を介してボルト98
によって取り外し可能に固定されている。シール取付け
部材92の内径部であるシール取付け穴93は、主穴1
0の中心を共有するように設けられ、これにシール部材
91が嵌入され、かつシール部材91の内径部が、プラ
ンジャー3の外周面と密接するようになっている。ま
た、壁面17に接するフランジ95には、パッキン溝9
7が案内部94を取り巻くように設けられ、ここにOリ
ングのようなパッキン部材96が挿入されている。そし
て、フランジ95と壁面17との間が密接されている。
その結果、主穴10と回転かつ往復可能なプランジャー
3との嵌入部の間から漏出するインキが密封される。
【0040】この発明の第1・第2・第3の実施の形態
におけるポンプPは単数または複数組み合わせて用いら
れ、複数の場合は、図7に示すようにポンプユニットP
Uとして用いられる。なお、第3の実施の形態では、図
7において図示されているシリンダー2が兼用ブロック
1aの一部であること以外は、略同一である。
【0041】次に、この発明に係る印刷機用ポンプの実
施の形態における作用を説明する。図1及び図2に示す
第1の実施の形態では、シリンダー2の主穴20は、一
方側がプラグ23によって閉塞され、開口された他方側
が回転かつ往復可能に嵌入されたプランジャー3によっ
て常時閉塞され、かつ吸入穴21及び吐出穴22が18
0度の位相を有して設けられている。ブロック部1に取
り付けられたモーター4が駆動されると、プランジャー
3は、ブロック部1の中空部16に設けられた伝動機構
5を介しX方向へ回され、モーター4の1回転によって
1回転する。そしてモーター4の回転中心線CL1とプ
ランジャー3の回転中心CL2とは、交差角θで交差し
ているので、プランジャー3は1回転するとともに軸方
向へ1往復する。主穴20に嵌入されいるプランジャー
3には、その先端30に達する切欠き31が設けられて
おり、プランジャー3の回転によってこの切欠き31
が、吸入穴21と吐出穴22とのいずれか一方のみを、
主穴20に通じさせ得るので、X方向へ回転するプラン
ジャー3の切欠き31が吸入穴21または吐出穴22に
対し、回転位相の略半回転ごとに交互に通じる。そし
て、切欠き31が吸入穴21に通じる略半回転では、プ
ランジャー3が主穴20から出るように後退してインキ
を吸入し、逆に切欠き31が吐出穴22に通じる略半回
転では、プランジャー3が主穴20の中に入るように前
進してインキを吐出する。
【0042】このようにして、ポンプPまたはポンプユ
ニットPUが運転状態になると、モーター4の駆動及び
制御に要する励磁電流によって発熱が進行しブロック部
1が昇温するので、インキの粘度が低下して常温時に比
べインキが流れ易くなってくる。更に、インキの吐出時
には、吐出圧力が主穴20内のインキに作用し、前記昇
温によって流れ易くなった主穴20内のインキが、プラ
ンジャー3の回転と軸方向への往復に伴い、その周面に
付着して引きずられ、主穴20とプランジャー3との嵌
入部の隙間を通り、プランジャー3の周面を伝わって徐
々に外部へ押し出されようとする。
【0043】これに対し、耐摩耗性を有する弾性体から
なるシール部材71を、密封作用をするリップ部をプラ
ンジャー3の先端30側に向けてプランジャー3の外周
面に密接させ、かつ中空部16側の主穴20の端部に設
けたシール取付け穴20aに設け、押さえ部材72と固
定部材73によってシール取付け穴20aに固定したの
で、シール部材71により回転し、かつ軸方向に往復す
るプランジャー3の周面に付着し漏出しようとするイン
キが掻き取られるとともに、嵌入部の隙間から漏出する
インキが密封される。
【0044】また、前記シール部材71は、半径方向へ
の弾力性によって密封しているので、プランジャー3の
嵌入部の直径が僅かに変化しても、密封性を維持するこ
とができる。すなわち、インキの固形微粒子に影響され
ないように隙間を僅かに大きく設定し得、または、主穴
20に嵌入されたプランジャー3の外周面が摩耗して
も、密封装置6によって漏出するインキが密封される。
【0045】これにより、ポンプPまたはポンプユニッ
トPUを長期に渡って使用することができるようにな
る。また、主穴20の内周面及びプランジャー3の外周
面の硬さを徒に硬くする必要がなくなる。
【0046】次に、前記第1の実施の形態と同様に、こ
の発明に係る印刷機用ポンプの第2の実施の形態は、図
3及び図4に示すとおりである。また、第3の実施の形
態は、図5及び図6に示すとおりである。これらの実施
の形態による作用は、それぞれシール部材81、シール
部材91によって行われ、前記第1の実施の形態のシー
ル部材71による作用と同じであり、重複するので説明
を省略する。
【0047】以上記載の各構成によれば、主穴20(1
0)及びプランジャー3との嵌入部の隙間が僅かに拡げ
られた場合、または僅かに拡がった場合にも、密封性を
維持させることができる。これによってインキの漏出が
解消してインキ汚れがなくなり、清掃などのメンテナン
スが不要となる。また、この発明に係る印刷機用ポンプ
の性能を左右する主穴20(10)とプランジャー3と
のはめあい公差を隙間が拡がる方向に大きくさせ得るの
で、寸法管理が容易となる。更にインキの固形微粒子に
よる摩耗に影響されないように隙間を僅かに大きく設定
しても、シール部材71(81,91)の前記リップ部
が、その半径方向への弾力性によってプランジャー3の
外周面と密接するように作用する密封装置6(7、8、
9)によって、漏出するインキが密封される。また、プ
ランジャー3の外周面が僅かに摩耗してきても、前記半
径方向への弾力性によってプランジャー3の外周面と密
接するように作用する密封装置6によって、漏出するイ
ンキが密封されるので、前記主穴20(10)及びプラ
ンジャー3の往復動面の硬さを徒に硬くする必要がな
い。
【0048】
【発明の効果】以上記載のとおり、この発明に係る印刷
機用ポンプを用いることにより、前記従来技術が有して
いた課題を解決し、下記のような効果を得ることができ
た。
【0049】プランジャーが回転及び往復可能に嵌入す
る主穴の開口部側に密封装置を設け、または、主穴の開
口部側に補助部材を取り外し可能とした密封装置を設け
たことによって、主穴とプランジャーとの嵌入部の隙間
から漏出するインキを密封することができた。詳細には
下記のとおりである。
【0050】(1)嵌入部から漏出するインキの密封が
達成されインキ汚れが解消し、ポンプの定期的な清掃が
不要となった。 (2)漏出インキによる伝動機構やモーター内へのイン
キの侵入が解消し、モーターの故障がなくなった。 (3)主穴の開口部や露出したプランジャーへのインキ
蓄積によるこびりつきがなくなり、ポンプの起動がスム
ーズとなった。 (4)耐摩耗性を有する弾性体からなるシール部材の適
度な弾力性によって、主穴内径やプランジャーのはめあ
い公差を僅かに大きくさせ得るとともに、主穴内径やプ
ランジャー外径の僅かな変化に対して、シール部材のリ
ップ部が密接して追随して密封性が維持され、ポンプの
性能向上及び性能維持が図られ、ポンプを長期にわたり
使用することが可能となった。 (5)主穴とプランジャーとのはめあい公差を大きくさ
せ得ることから、それら周面への高価な硬質表面処理が
不要となり、製作コストの低減が図られた。 (6)請求項2の発明によれば、密封装置をシリンダー
に設けた主穴内に設けるようにしたので、インキ漏出の
ない簡素な構成の印刷機用ポンプを得ることが可能であ
るとともに、前記従来技術のポンプ、いわゆる既設ポン
プのシリンダーを、この発明に係る密封装置を内装した
シリンダーに組み替えることが容易なので、前記効果
(1),(2),(3),(4)及び(5)を既設ポン
プに付与して改良することができるようになった。 (7)請求項3の発明によれば、主穴の開口部側にシー
ル部材を装填した補助部材を取り外し可能に装着したの
で、密封装置の着脱が簡単となり、ポンプのメンテナン
スが極めて容易となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る第1の実施の形態を示し、図7
のA−A矢視断面図である。
【図2】この発明に係る第1の実施の形態を示し、図1
に示す密封装置の拡大部分断面図である。
【図3】この発明に係る第2の実施の形態を示し、図7
のA−A矢視断面における図1と同様な断面図である。
【図4】図2と同様な部分断面図であり、図3に示す密
封装置の拡大部分断面説明図である。
【図5】この発明に係る第3の実施の形態を示し、図7
のA−A矢視断面における図1と同様な断面図である。
【図6】図2と同様な部分断面図であり、図5に示す密
封装置の拡大部分断面説明図である。
【図7】この発明に係る第1の実施の形態ないし第2の
実施の形態に共通な平面図であり、8個のポンプを一体
化したインキ供給用ポンプユニットの平面図である。な
お第3の実施の形態においても略同様である。
【図8】従来技術のポンプの部分断面斜視図である。
【符号の説明】
1…ブロック部、1a…兼用ブロック部 10…主穴、14,15…流体通路、16…中空部、1
7…壁面、18…穴2…シリンダー 20…主穴、20a…シール取付け穴、21…吸入穴、
22…吐出穴、23…プラグ、24…案内外周面、25
…おねじ部、26…先端面 3…プランジャー 30…先端、31…切欠き、32…後端部 4…モーター(可変速モーター、ステッピングモータ
ー) 40…出力軸、41…支持部 5…伝動機構、50…アーム、51…連結部材、52…
球面軸受 6…密封装置 7…第1密封装置 71…シール部材、72…押さえ部材、73…固定部材 8…第2密封装置 81…シール部材、82…シール取付け部材(補助部
材)、83…シール取付け穴、84…案内内周面、85
…めねじ部、86…パッキン部材、87…段差面、88
…パッキン溝、89…工具穴 9…第3密封装置 91…シール部材、92…シール取付け部材(補助部
材)、93…シール取付け穴、94…案内部、95…フ
ランジ、96…パッキン部材、97…パッキン溝、98
…ボルト 101…基台(ブロック部及び支持部)、102…シリ
ンダー、103…プランジャー、104…可変速モータ
ー、120…主穴、121…吸入穴、122…吐出穴、
123…プラグ、131…切欠き、140…出力軸、1
50…アーム、151…連結部材、152…球面軸受、
160…中空部 CL1…回転中心線(出力軸の)、CL2…回転中心線
(プランジャーの)、CL3…軸線(連結部材の)、P
…ポンプ、PU…ポンプユニット、θ…交差角、α、β
…交差角
フロントページの続き Fターム(参考) 2C250 DB14 3H070 AA07 BB07 BB14 CC21 CC29 DD12 DD24 DD42 DD74 DD78 3H071 AA05 BB01 CC11 CC28 DD01 DD06 DD52 3H075 AA07 BB03 CC16 CC25 DA03 DA04 DB03 DB29

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プランジャーをモーターによって回転さ
    せながら軸方向に往復させてインキを供給する印刷機用
    ポンプにおいて、 一方側が閉塞され、内周面の互いに位相が相違した位置
    に開口する吸入穴と吐出穴を有する主穴と、 主穴の開口部から回転及び往復可能に嵌入され、かつあ
    る回転位相では吸入穴と吐出穴を同時に閉塞させ、その
    ほかのすべての回転位相では、吸入穴または吐出穴のい
    ずれか一方を閉塞させることが可能なプランジャーと、 出力軸の回転中心線がプランジャーの回転中心線と所定
    の交差角で交わるように、主穴の開口部との間に空間を
    おいて対向するように取り付けられたモーターと、 モーターの出力軸に固定されるとともに、この出力軸の
    回転中心線と離隔した位置から主穴の開口部側に突出さ
    せられ、突出端側に球面軸受を有するアーム、及び球面
    軸受の内輪穴に軸方向に往復動可能に嵌入され、かつプ
    ランジャーの後端側にプランジャーの中心線に対して予
    め定められた角度で取り付けられ、アームとプランジャ
    ーとを連結する連結部材からなる伝動機構と、 主穴の開口部側に設けられ、主穴とプランジャーとの嵌
    入部から漏出するインキをシール部材で密封する密封装
    置と、を有することを特徴とする印刷機用ポンプ。
  2. 【請求項2】 主穴をブロック部に取り付けたシリンダ
    ーに設け、この主穴の開口部を大径にし、この開口大径
    部内にプランジャーの外周面に密接するシール部材を装
    填した密封装置を有する請求項1に記載の印刷機用ポン
    プ。
  3. 【請求項3】 主穴を有する部材の主穴の開口部側に、
    シール部材を装填した補助部材を取り外し可能に装着し
    た密封装置を有する請求項1または請求項2に記載の印
    刷機用ポンプ。
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