JP2002349142A - アタッチメント枠の枠組構造 - Google Patents
アタッチメント枠の枠組構造Info
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- JP2002349142A JP2002349142A JP2001157779A JP2001157779A JP2002349142A JP 2002349142 A JP2002349142 A JP 2002349142A JP 2001157779 A JP2001157779 A JP 2001157779A JP 2001157779 A JP2001157779 A JP 2001157779A JP 2002349142 A JP2002349142 A JP 2002349142A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アタッチメント枠を添設したシャッター付窓
枠或いは窓枠において、全体として、意匠性および防水
性を向上させることができるアタッチメント枠の枠組構
造を提供することを目的とする。 【解決手段】 窓枠2と窓枠2の上部に組み込んだシャ
ッターボックス10とを有するシャッター付窓枠9に対
し、窓枠2の両縦枠8,8の外側に添設した寸法調整用
の左右一対のアタッチメント枠5,5を枠組みするアタ
ッチメント枠の枠組構造において、各アタッチメント枠
5は、上端部がシャッターボックス10のルーフ部材1
2の位置まで延設され見込み方向の外面を構成する外板
60を有し、且つ各外板60に、ルーフ部材12の端面
を突き当てて枠組みされていることを特徴とする。
枠或いは窓枠において、全体として、意匠性および防水
性を向上させることができるアタッチメント枠の枠組構
造を提供することを目的とする。 【解決手段】 窓枠2と窓枠2の上部に組み込んだシャ
ッターボックス10とを有するシャッター付窓枠9に対
し、窓枠2の両縦枠8,8の外側に添設した寸法調整用
の左右一対のアタッチメント枠5,5を枠組みするアタ
ッチメント枠の枠組構造において、各アタッチメント枠
5は、上端部がシャッターボックス10のルーフ部材1
2の位置まで延設され見込み方向の外面を構成する外板
60を有し、且つ各外板60に、ルーフ部材12の端面
を突き当てて枠組みされていることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外壁の目地位置を統一
する寸法調整用のアタッチメント枠に関し、特に、シャ
ッター付窓枠に対するアタッチメント枠の枠組構造に関
するものである。
する寸法調整用のアタッチメント枠に関し、特に、シャ
ッター付窓枠に対するアタッチメント枠の枠組構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ユニット住宅などの建物の開口部
にシャッター付窓枠を取り付ける際に、建物の外壁の目
地位置を等間隔に統一するべく、シャッター付窓枠の左
右側方に寸法調整用のアタッチメント枠を設けるように
している。一方、シャッター付窓枠は、左右の各縦枠間
に上枠および下枠をはめ込むようにして方形に枠組みし
た外付け或いは半外付けタイプの窓枠に、上部に載置す
るようにシャッターボックスが設けられている。シャッ
ターボックスは、上部を覆うルーフ板と、前部を覆う点
検板と、左右を覆うサイドキャップとで外殻が構成さ
れ、サイドキャップと縦枠とがそれぞれ面一になるよう
に形成されている。一方、アタッチメント枠は、窓枠と
同様に形材で形成され、縦枠に添設されその上端部はル
ーフ板の位置まで延設されている。このようなシャッタ
ー付窓枠に対し、アタッチメント枠を枠組みする場合、
各縦枠および各サイドキャップの外側に、防水テープを
介在させて、アタッチメント枠をそれぞれ添設して枠組
みし、アタッチメント枠の上端部に樹脂キャップを嵌め
込むようにしている。
にシャッター付窓枠を取り付ける際に、建物の外壁の目
地位置を等間隔に統一するべく、シャッター付窓枠の左
右側方に寸法調整用のアタッチメント枠を設けるように
している。一方、シャッター付窓枠は、左右の各縦枠間
に上枠および下枠をはめ込むようにして方形に枠組みし
た外付け或いは半外付けタイプの窓枠に、上部に載置す
るようにシャッターボックスが設けられている。シャッ
ターボックスは、上部を覆うルーフ板と、前部を覆う点
検板と、左右を覆うサイドキャップとで外殻が構成さ
れ、サイドキャップと縦枠とがそれぞれ面一になるよう
に形成されている。一方、アタッチメント枠は、窓枠と
同様に形材で形成され、縦枠に添設されその上端部はル
ーフ板の位置まで延設されている。このようなシャッタ
ー付窓枠に対し、アタッチメント枠を枠組みする場合、
各縦枠および各サイドキャップの外側に、防水テープを
介在させて、アタッチメント枠をそれぞれ添設して枠組
みし、アタッチメント枠の上端部に樹脂キャップを嵌め
込むようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のアタ
ッチメント枠の枠組構造では、枠組みした両アタッチメ
ント枠の樹脂キャップが目立つため、窓枠に対しアタッ
チメント枠が別部材であることが強調され、アタッチメ
ント枠と窓枠とに一体感を奏さず、全体として意匠性を
損なうものとなっていた。また、樹脂キャップの周辺部
分からアタッチメント枠やシャッターボックス内などに
雨水が浸入し易く、雨仕舞いの点でも問題があった。も
っとも、以上のような問題は、シャッター付窓枠に限ら
ず、アタッチメント枠を添設した一般的な窓枠に対して
も生じ得ると考えられる。
ッチメント枠の枠組構造では、枠組みした両アタッチメ
ント枠の樹脂キャップが目立つため、窓枠に対しアタッ
チメント枠が別部材であることが強調され、アタッチメ
ント枠と窓枠とに一体感を奏さず、全体として意匠性を
損なうものとなっていた。また、樹脂キャップの周辺部
分からアタッチメント枠やシャッターボックス内などに
雨水が浸入し易く、雨仕舞いの点でも問題があった。も
っとも、以上のような問題は、シャッター付窓枠に限ら
ず、アタッチメント枠を添設した一般的な窓枠に対して
も生じ得ると考えられる。
【0004】本発明は、アタッチメント枠を添設したシ
ャッター付窓枠或いは窓枠において、全体として、意匠
性および防水性を向上させることができるアタッチメン
ト枠の枠組構造を提供することをその目的としている。
ャッター付窓枠或いは窓枠において、全体として、意匠
性および防水性を向上させることができるアタッチメン
ト枠の枠組構造を提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のアタッチメント
枠の枠組構造は、窓枠と、窓枠の上部に組み込んだシャ
ッターボックスとを有するシャッター付窓枠に対し、窓
枠の両縦枠の外側に添設した寸法調整用の左右一対のア
タッチメント枠を枠組みするアタッチメント枠の枠組構
造において、各アタッチメント枠は、上端部がシャッタ
ーボックスのルーフ部材の位置まで延設され見込み方向
の外面を構成する外板を有し、且つ各外板に、ルーフ部
材の端面を突き当てて枠組みされていることを特徴とす
る。
枠の枠組構造は、窓枠と、窓枠の上部に組み込んだシャ
ッターボックスとを有するシャッター付窓枠に対し、窓
枠の両縦枠の外側に添設した寸法調整用の左右一対のア
タッチメント枠を枠組みするアタッチメント枠の枠組構
造において、各アタッチメント枠は、上端部がシャッタ
ーボックスのルーフ部材の位置まで延設され見込み方向
の外面を構成する外板を有し、且つ各外板に、ルーフ部
材の端面を突き当てて枠組みされていることを特徴とす
る。
【0006】この構成によれば、アタッチメント枠の外
板にシャッターボックスのルーフ部材の端面を突き当て
て、アタッチメント枠とルーフ部材とが枠組みされるた
め、枠組み部分がすっきりしたデザインとなり、アタッ
チメント枠とルーフ部材との一体感が強調され、且つこ
の部分の防水性を構造上強化することができる。しか
も、従来用いられていた樹脂キャップを省略することが
でき、部品点数の削減を図ることができる。
板にシャッターボックスのルーフ部材の端面を突き当て
て、アタッチメント枠とルーフ部材とが枠組みされるた
め、枠組み部分がすっきりしたデザインとなり、アタッ
チメント枠とルーフ部材との一体感が強調され、且つこ
の部分の防水性を構造上強化することができる。しか
も、従来用いられていた樹脂キャップを省略することが
でき、部品点数の削減を図ることができる。
【0007】この場合、各縦枠は、上端部がルーフ部材
の位置まで延設されアタッチメント枠が添設される外側
板を有し、ルーフ部材は、アタッチメント枠が枠組みさ
れる上部端面と、縦枠が枠組みされる下部端面とを有
し、各アタッチメント枠は、各外板の内面にルーフ部材
の上部端面を突き当てて枠組みされ、各縦枠は、各外側
板の内面にルーフ部材の下部端面を突き当てて枠組みさ
れていることが、好ましい。
の位置まで延設されアタッチメント枠が添設される外側
板を有し、ルーフ部材は、アタッチメント枠が枠組みさ
れる上部端面と、縦枠が枠組みされる下部端面とを有
し、各アタッチメント枠は、各外板の内面にルーフ部材
の上部端面を突き当てて枠組みされ、各縦枠は、各外側
板の内面にルーフ部材の下部端面を突き当てて枠組みさ
れていることが、好ましい。
【0008】この構成によれば、ルーフ部材が、その上
部(端面)でアタッチメント枠と枠組みされ、下部(端
面)で縦枠と枠組みされるため、全体として枠組み強度
をアップさせることができると共に、枠組み部分の防水
性をより一層向上させることができる。またこのこと
は、縦枠とアタッチメント枠とを意匠的に一体化するこ
とができるばかりでなく、構造的にこれらを一体化する
ことができ、シャッターボックスの剛性を高めることが
できる。さらに、縦枠の外側板をルーフ部材の位置まで
上方に延設するようにしているため、シャッターボック
ス(巻取りドラム)を縦枠で直接支持することも可能と
なる。
部(端面)でアタッチメント枠と枠組みされ、下部(端
面)で縦枠と枠組みされるため、全体として枠組み強度
をアップさせることができると共に、枠組み部分の防水
性をより一層向上させることができる。またこのこと
は、縦枠とアタッチメント枠とを意匠的に一体化するこ
とができるばかりでなく、構造的にこれらを一体化する
ことができ、シャッターボックスの剛性を高めることが
できる。さらに、縦枠の外側板をルーフ部材の位置まで
上方に延設するようにしているため、シャッターボック
ス(巻取りドラム)を縦枠で直接支持することも可能と
なる。
【0009】この場合、縦枠は、障子側に前記外側板と
平行な内側板を有し、各縦枠は、各内側板の内面に窓枠
の上枠を突き当てて枠組みされていることが、好まし
い。
平行な内側板を有し、各縦枠は、各内側板の内面に窓枠
の上枠を突き当てて枠組みされていることが、好まし
い。
【0010】この構成によれば、窓枠の上枠が、各内側
板に挟み込まれるように枠組みされる。これにより、本
来の窓枠部分の枠組み構造を踏襲することができ、シャ
ッター付窓枠全体として、枠組み強度を格段にアップさ
せることができる。
板に挟み込まれるように枠組みされる。これにより、本
来の窓枠部分の枠組み構造を踏襲することができ、シャ
ッター付窓枠全体として、枠組み強度を格段にアップさ
せることができる。
【0011】これらの場合、ルーフ部材は、上部端面を
有する上ルーフ板と、下部端面を有する下ルーフ板とを
有し、上ルーフ板と下ルーフ板との間には、断熱吸音材
が介設されていることが、好ましい。
有する上ルーフ板と、下部端面を有する下ルーフ板とを
有し、上ルーフ板と下ルーフ板との間には、断熱吸音材
が介設されていることが、好ましい。
【0012】この構成によれば、上ルーフ板と下ルーフ
板との間に介設した断熱吸音材および断熱吸音材の充填
空間により、外気に面し太陽光を直接受けるルーフ部材
からの、熱的負荷を軽減することができると共に、雨音
に基づく騒音を減衰することができる。
板との間に介設した断熱吸音材および断熱吸音材の充填
空間により、外気に面し太陽光を直接受けるルーフ部材
からの、熱的負荷を軽減することができると共に、雨音
に基づく騒音を減衰することができる。
【0013】また、本発明の他のアタッチメント枠の枠
組構造は、建物の開口部に取り付けられる窓枠に対し、
窓枠の両縦枠の外側に添設した寸法調整用の左右一対の
アタッチメント枠を枠組みするアタッチメント枠の枠組
構造において、アタッチメント枠は、見込み方向の外面
を構成する外板を有し、窓枠の上枠は、アタッチメント
枠が枠組みされる上部端面と、縦枠が枠組みされる下部
端面とを有し、各アタッチメント枠は、各外板の内面に
上枠の上部端面を突き当てて枠組みされ、各縦枠は、内
面に上枠の下部端面を突き当てて枠組みされていること
を特徴とする。
組構造は、建物の開口部に取り付けられる窓枠に対し、
窓枠の両縦枠の外側に添設した寸法調整用の左右一対の
アタッチメント枠を枠組みするアタッチメント枠の枠組
構造において、アタッチメント枠は、見込み方向の外面
を構成する外板を有し、窓枠の上枠は、アタッチメント
枠が枠組みされる上部端面と、縦枠が枠組みされる下部
端面とを有し、各アタッチメント枠は、各外板の内面に
上枠の上部端面を突き当てて枠組みされ、各縦枠は、内
面に上枠の下部端面を突き当てて枠組みされていること
を特徴とする。
【0014】この構成によれば、上枠が、その上部(端
面)でアタッチメント枠と枠組みされ、下部(端面)で
縦枠と枠組みされるため、全体として枠組み強度をアッ
プさせることができると共に、枠組み部分の防水性を向
上させることができる。また、上枠、縦枠およびアタッ
チメント枠とを意匠的に一体化することができると共
に、これらを構造的にも一体化することができる。しか
も、従来用いられていた樹脂キャップを省略することが
でき、部品点数の削減を図ることができる。
面)でアタッチメント枠と枠組みされ、下部(端面)で
縦枠と枠組みされるため、全体として枠組み強度をアッ
プさせることができると共に、枠組み部分の防水性を向
上させることができる。また、上枠、縦枠およびアタッ
チメント枠とを意匠的に一体化することができると共
に、これらを構造的にも一体化することができる。しか
も、従来用いられていた樹脂キャップを省略することが
でき、部品点数の削減を図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の一実施形態に係るアタッチメント枠の枠組構造を、
シャッター付の引違い窓に適用した場合について説明す
る。図1の縦断面図および図2の横断面図に示すよう
に、このシャッター付の引違い窓1は、建物(外壁W)
の開口部Waに取り付けた外付けタイプの窓枠2と、窓
枠2に開閉自在に装着した障子3と、窓枠2の上部に組
み込んだ窓用シャッター4と、窓枠2および窓用シャッ
ター4の左右両側に設けた一対のアタッチメント枠5,
5とで構成されている。
明の一実施形態に係るアタッチメント枠の枠組構造を、
シャッター付の引違い窓に適用した場合について説明す
る。図1の縦断面図および図2の横断面図に示すよう
に、このシャッター付の引違い窓1は、建物(外壁W)
の開口部Waに取り付けた外付けタイプの窓枠2と、窓
枠2に開閉自在に装着した障子3と、窓枠2の上部に組
み込んだ窓用シャッター4と、窓枠2および窓用シャッ
ター4の左右両側に設けた一対のアタッチメント枠5,
5とで構成されている。
【0016】窓枠2は、アルミニウムの形材などで形成
した上枠6、下枠7および左右の縦枠8,8を方形に枠
組みして構成され、屋外側に大きく突出した状態で外壁
Wの開口部Waに固定されている。窓枠2は、縦枠8の
外側にアタッチメント枠5が一体的に添設され、縦枠8
とアタッチメント枠5とが、窓用シャッター4のルーフ
部材12の位置まで延設されている。
した上枠6、下枠7および左右の縦枠8,8を方形に枠
組みして構成され、屋外側に大きく突出した状態で外壁
Wの開口部Waに固定されている。窓枠2は、縦枠8の
外側にアタッチメント枠5が一体的に添設され、縦枠8
とアタッチメント枠5とが、窓用シャッター4のルーフ
部材12の位置まで延設されている。
【0017】一方、窓用シャッター4は、上記の上部を
覆うルーフ部材12(ルーフ板)と、前部を覆う点検板
13と、左右の縦枠8,8を除く部分を覆う一対のサイ
ドキャップ14,14とで外殻が構成されたシャッター
ボックス10を有している。また、シャッターボックス
10内には、両縦枠8,8に固定した左右一対のブラケ
ット16,16を介して回転自在に水平に支持された巻
取りドラム15と、巻取りドラム15に巻取り・繰出し
自在に巻回され手動により開閉動作されるシャッター1
7とを備え、窓枠2の前面には、左右一対のシャッター
レール11,11が設けられている。シャッター17
は、多数のスラットを連結して構成され、左右の側端部
で両シャッターレール11に形成したガイド溝18に昇
降自在に案内されて、引違い窓1を開閉する。なお、シ
ャッターボックス10と窓枠2とにより、本発明のシャ
ッター付窓枠9が構成されている。
覆うルーフ部材12(ルーフ板)と、前部を覆う点検板
13と、左右の縦枠8,8を除く部分を覆う一対のサイ
ドキャップ14,14とで外殻が構成されたシャッター
ボックス10を有している。また、シャッターボックス
10内には、両縦枠8,8に固定した左右一対のブラケ
ット16,16を介して回転自在に水平に支持された巻
取りドラム15と、巻取りドラム15に巻取り・繰出し
自在に巻回され手動により開閉動作されるシャッター1
7とを備え、窓枠2の前面には、左右一対のシャッター
レール11,11が設けられている。シャッター17
は、多数のスラットを連結して構成され、左右の側端部
で両シャッターレール11に形成したガイド溝18に昇
降自在に案内されて、引違い窓1を開閉する。なお、シ
ャッターボックス10と窓枠2とにより、本発明のシャ
ッター付窓枠9が構成されている。
【0018】窓枠2の上枠6は、上枠中空部24を有す
る上枠本体20と、上枠本体20の下面に下垂した障子
3用の内外一対の上ガイドレール21,21と、上枠本
体20から前方に水平に突出したシール取付け片部22
とで一体に形成されており、後端部に形成した2つの折
曲げ部分で外壁Wおよび額縁Fにそれぞれねじ止めされ
ている。また、上枠6(上枠本体20)には、縦枠8を
ビス止めするためのビスホール23が見込み方向に3箇
所分散して形成されている。なお、シール取付け片部2
2は、上昇するシャッター17に当接してその移動を停
止させるストッパとしても機能する。
る上枠本体20と、上枠本体20の下面に下垂した障子
3用の内外一対の上ガイドレール21,21と、上枠本
体20から前方に水平に突出したシール取付け片部22
とで一体に形成されており、後端部に形成した2つの折
曲げ部分で外壁Wおよび額縁Fにそれぞれねじ止めされ
ている。また、上枠6(上枠本体20)には、縦枠8を
ビス止めするためのビスホール23が見込み方向に3箇
所分散して形成されている。なお、シール取付け片部2
2は、上昇するシャッター17に当接してその移動を停
止させるストッパとしても機能する。
【0019】同様に下枠7は、下枠中空部29を有する
下枠本体25と、下枠本体25の上面に立設した内外一
対の下ガイドレール26,26と、下枠本体25の前方
に略「L」字状に下向きに突出した水切り片部27とで
一体に形成されており、後端部に形成した2つの折曲げ
部分で外壁Wおよび額縁Fにそれぞれねじ止めされてい
る。また、下枠7(下枠本体25)には、上枠6に対応
して、縦枠8をビス止めするためのビスホール28が見
込み方向に3箇所分散して形成されている。そして、上
ガイドレール21と下ガイドレール26との間に、図示
しないが、内障子および外障子とから成る引違い形式の
障子3が装着されている。
下枠本体25と、下枠本体25の上面に立設した内外一
対の下ガイドレール26,26と、下枠本体25の前方
に略「L」字状に下向きに突出した水切り片部27とで
一体に形成されており、後端部に形成した2つの折曲げ
部分で外壁Wおよび額縁Fにそれぞれねじ止めされてい
る。また、下枠7(下枠本体25)には、上枠6に対応
して、縦枠8をビス止めするためのビスホール28が見
込み方向に3箇所分散して形成されている。そして、上
ガイドレール21と下ガイドレール26との間に、図示
しないが、内障子および外障子とから成る引違い形式の
障子3が装着されている。
【0020】各縦枠8は、図2および図3に示すよう
に、下枠7の位置からルーフ部材12の位置まで上下方
向に長く延在しており、見付け方向の外側に位置して見
込み方向の外面を構成する外側板30と、見付け方向の
内側に位置してその見込み方向の内面を構成する内側板
31とを有している。外側板30と内側板31とは、間
隙を存して平行に配設されており、外側板30および内
側板31間に渡した前後一対の連結片32,32により
方形の縦枠中空部33を構成している。
に、下枠7の位置からルーフ部材12の位置まで上下方
向に長く延在しており、見付け方向の外側に位置して見
込み方向の外面を構成する外側板30と、見付け方向の
内側に位置してその見込み方向の内面を構成する内側板
31とを有している。外側板30と内側板31とは、間
隙を存して平行に配設されており、外側板30および内
側板31間に渡した前後一対の連結片32,32により
方形の縦枠中空部33を構成している。
【0021】外側板30は、上記の縦枠中空部33を構
成する外側板本体35と、外側板本体35の後端部から
外側に屈曲して延びる外壁固定部36と、外側板本体3
5の前端部から前方に延びるシャッターレール11を取
り付けるための外取付け片部37と、外側板本体35の
前部および中間部に突設したアタッチメント枠5を取り
付けるための前後一対の枠取付け部38a、38bとを
有している。同様に内側板31は、上記の縦枠中空部3
3を構成する内側板本体40と、内側板本体40の後端
部から内側に「L」字状に屈曲して延びる額縁固定部4
1と、内側板本体40の前端部から前方に延び、上記の
外取付け片部37と対を為すシャッターレール11を取
り付けるための内取付け片部42とを有している。
成する外側板本体35と、外側板本体35の後端部から
外側に屈曲して延びる外壁固定部36と、外側板本体3
5の前端部から前方に延びるシャッターレール11を取
り付けるための外取付け片部37と、外側板本体35の
前部および中間部に突設したアタッチメント枠5を取り
付けるための前後一対の枠取付け部38a、38bとを
有している。同様に内側板31は、上記の縦枠中空部3
3を構成する内側板本体40と、内側板本体40の後端
部から内側に「L」字状に屈曲して延びる額縁固定部4
1と、内側板本体40の前端部から前方に延び、上記の
外取付け片部37と対を為すシャッターレール11を取
り付けるための内取付け片部42とを有している。
【0022】このように構成された各縦枠8は形材で一
体に形成され、その外壁固定部36で外壁Wにねじ止め
され、且つ額縁固定部41で額縁Fにねじ止めされてい
る。また、各縦枠8は、外取付け片部37がシャッター
レール11に掛止して、内取付け片部42がシャッター
レール11にねじ止めされている。さらに、縦枠8に添
設されるアタッチメント枠5は、外側板本体35の中間
部に設けた枠取付け部38aに掛け止めされた状態で、
前部に設けた枠取付け部38bにねじ止めされている。
体に形成され、その外壁固定部36で外壁Wにねじ止め
され、且つ額縁固定部41で額縁Fにねじ止めされてい
る。また、各縦枠8は、外取付け片部37がシャッター
レール11に掛止して、内取付け片部42がシャッター
レール11にねじ止めされている。さらに、縦枠8に添
設されるアタッチメント枠5は、外側板本体35の中間
部に設けた枠取付け部38aに掛け止めされた状態で、
前部に設けた枠取付け部38bにねじ止めされている。
【0023】詳細は後述するが、実施形態の縦枠8は、
その内側板31(前後の連結片32,32も含む)が、
上枠6の位置で切り欠かれており、ルーフ部材12の位
置まで延びる外側板30がこのルーフ部材12と枠組み
され、内側板31が上枠6と枠組みされる。また、外側
板30の上部には、巻取りドラム15を回転自在に支持
する左右の各ブラケット16が支持されるようになって
いる。
その内側板31(前後の連結片32,32も含む)が、
上枠6の位置で切り欠かれており、ルーフ部材12の位
置まで延びる外側板30がこのルーフ部材12と枠組み
され、内側板31が上枠6と枠組みされる。また、外側
板30の上部には、巻取りドラム15を回転自在に支持
する左右の各ブラケット16が支持されるようになって
いる。
【0024】一方、シャッターボックス10のルーフ部
材12は、アルミニウムの形材などで構成されており、
所定の排水勾配を有して前下がりに傾斜した天板部43
と、天板部43の後端から上下に延びる固定部44と、
天板部43の前端部から延びる点検板掛止部45と、天
板部43の下面に垂下した前枠組み片46および後枠組
み片47とで、一体に形成されている。前枠組み片46
は天板部43の中間前部に垂設され、後枠組み片47は
天板部43の中間後部に垂設されていて、いずれも上ビ
スホール48および下ビスホール49をそれぞれ有して
いる。
材12は、アルミニウムの形材などで構成されており、
所定の排水勾配を有して前下がりに傾斜した天板部43
と、天板部43の後端から上下に延びる固定部44と、
天板部43の前端部から延びる点検板掛止部45と、天
板部43の下面に垂下した前枠組み片46および後枠組
み片47とで、一体に形成されている。前枠組み片46
は天板部43の中間前部に垂設され、後枠組み片47は
天板部43の中間後部に垂設されていて、いずれも上ビ
スホール48および下ビスホール49をそれぞれ有して
いる。
【0025】この場合、前枠組み片46の下半部および
後枠組み片47の下半部は、その左右の両外端部がアタ
ッチメント枠5のほぼ幅分、切り欠かれている。すなわ
ち、天板部43、前枠組み片46の上半部および後枠組
み片47の上半部により、アタッチメント枠5が枠組み
されるルーフ部材12の上部端面50が構成され、前枠
組み片46の下半部および後枠組み片47の下半部によ
り、縦枠8が枠組みされるルーフ部材12の下部端面5
1が構成されている(詳細は後述する)。なお、ルーフ
部材12の固定部44も、縦枠8の外壁固定部36を逃
げるべく、切り欠かれている(図3参照)。
後枠組み片47の下半部は、その左右の両外端部がアタ
ッチメント枠5のほぼ幅分、切り欠かれている。すなわ
ち、天板部43、前枠組み片46の上半部および後枠組
み片47の上半部により、アタッチメント枠5が枠組み
されるルーフ部材12の上部端面50が構成され、前枠
組み片46の下半部および後枠組み片47の下半部によ
り、縦枠8が枠組みされるルーフ部材12の下部端面5
1が構成されている(詳細は後述する)。なお、ルーフ
部材12の固定部44も、縦枠8の外壁固定部36を逃
げるべく、切り欠かれている(図3参照)。
【0026】アタッチメント枠5は、アルミニウムの形
材などで構成されており、見込み方向の外面を構成する
外板60と、外板60の前後中間部から内側に延びる掛
止め片部61と、外板60の前部から内側に延びる固定
片部62とで、一体に形成されている。上述したよう
に、アタッチメント枠5の上端部は、ルーフ部材12の
上部端面50と枠組みされるようになっている。このた
め、アタッチメント枠5の上端は、ルーフ部材12の上
面に倣って切断され、下端は縦枠8の下端に倣って切断
されている。そして、アタッチメント枠5の下端および
縦枠8の下端には、これら切断端面を一体に閉塞するよ
うに、下側から端部キャップ63が装着されている(図
1参照)。
材などで構成されており、見込み方向の外面を構成する
外板60と、外板60の前後中間部から内側に延びる掛
止め片部61と、外板60の前部から内側に延びる固定
片部62とで、一体に形成されている。上述したよう
に、アタッチメント枠5の上端部は、ルーフ部材12の
上部端面50と枠組みされるようになっている。このた
め、アタッチメント枠5の上端は、ルーフ部材12の上
面に倣って切断され、下端は縦枠8の下端に倣って切断
されている。そして、アタッチメント枠5の下端および
縦枠8の下端には、これら切断端面を一体に閉塞するよ
うに、下側から端部キャップ63が装着されている(図
1参照)。
【0027】一方、外板60の外面とシャッターレール
11の見込み方向の外面とは面一にされており、この状
態でアタッチメント枠5は、その掛止め片部61を縦枠
8の一方の枠取付け部38aに掛け止めされ、且つその
固定片部62を他方の枠取付け部38bにねじ止めする
ようにして、縦枠8に添設されている。そして、この状
態では、アタッチメント枠5は、側方から縦枠8を覆っ
ており、縦枠8を上枠6や下枠7などに枠組みするため
のビスなどを隠蔽している。
11の見込み方向の外面とは面一にされており、この状
態でアタッチメント枠5は、その掛止め片部61を縦枠
8の一方の枠取付け部38aに掛け止めされ、且つその
固定片部62を他方の枠取付け部38bにねじ止めする
ようにして、縦枠8に添設されている。そして、この状
態では、アタッチメント枠5は、側方から縦枠8を覆っ
ており、縦枠8を上枠6や下枠7などに枠組みするため
のビスなどを隠蔽している。
【0028】なお、シャッターボックス10は、左右の
両側部の外殻が、前半部ではサイドキャップ14で構成
され、後半部では縦枠8およびこれに枠組み後のアタッ
チメント枠5の外板60で構成されることとなる。ま
た、左右の各シャッターレール11は、内側にガイド溝
18を有して断面「コ」字状に形成され、縦枠8および
アタッチメント枠5を枠組みした後に、これらに取り付
けられるようになっている。したがって、アタッチメン
ト枠5を縦枠8にねじ止めするビスなどは、シャッター
レール11により隠蔽される。
両側部の外殻が、前半部ではサイドキャップ14で構成
され、後半部では縦枠8およびこれに枠組み後のアタッ
チメント枠5の外板60で構成されることとなる。ま
た、左右の各シャッターレール11は、内側にガイド溝
18を有して断面「コ」字状に形成され、縦枠8および
アタッチメント枠5を枠組みした後に、これらに取り付
けられるようになっている。したがって、アタッチメン
ト枠5を縦枠8にねじ止めするビスなどは、シャッター
レール11により隠蔽される。
【0029】ここで、図3を参照して、シャッター付窓
枠9に対し、アタッチメント枠5を枠組みするアタッチ
メント枠5の枠組み構造について詳細に説明する。先
ず、窓枠2の枠組みは、いわゆる縦枠通しで枠組みさ
れ、両縦枠8,8間に上枠6および下枠7が挟み込まれ
るようにして為されている。すなわち、各縦枠8は、各
内側板本体40の上端部の内面に、上枠6の左右の端部
をそれぞれ内側から突き当てて3箇所でビス止めし、各
内側板本体40の下端部の内面に、下枠7の左右の端部
をそれぞれ内側から突き当てて3箇所でビス止めして、
枠組みされている。
枠9に対し、アタッチメント枠5を枠組みするアタッチ
メント枠5の枠組み構造について詳細に説明する。先
ず、窓枠2の枠組みは、いわゆる縦枠通しで枠組みさ
れ、両縦枠8,8間に上枠6および下枠7が挟み込まれ
るようにして為されている。すなわち、各縦枠8は、各
内側板本体40の上端部の内面に、上枠6の左右の端部
をそれぞれ内側から突き当てて3箇所でビス止めし、各
内側板本体40の下端部の内面に、下枠7の左右の端部
をそれぞれ内側から突き当てて3箇所でビス止めして、
枠組みされている。
【0030】また、各縦枠8は、ルーフ部材12の下部
端面51に対し、いわゆる縦枠通しで枠組みされてい
る。すなわち、各縦枠8は、その外側板30の上端部の
内面に、ルーフ部材12の下部端面51(前枠組み片4
6の下半部および後枠組み片47の下半部)をそれぞれ
内側から突き当てて、これら各組み片46,47の下ビ
スホール49を介して前後2箇所でビス止めして、枠組
みされている。
端面51に対し、いわゆる縦枠通しで枠組みされてい
る。すなわち、各縦枠8は、その外側板30の上端部の
内面に、ルーフ部材12の下部端面51(前枠組み片4
6の下半部および後枠組み片47の下半部)をそれぞれ
内側から突き当てて、これら各組み片46,47の下ビ
スホール49を介して前後2箇所でビス止めして、枠組
みされている。
【0031】一方、アタッチメント枠5は、縦枠8から
外側に突出したルーフ部材12の上部端面50に対し、
いわゆるアタッチメント枠通しで枠組みされている。す
なわち、各アタッチメント枠5は、各外板60の上端部
の内面に、ルーフ部材12の上部端面50(天板部4
3、前枠組み片46の上半部および後枠組み片47の上
半部)をそれぞれ内側から突き当てて、これら各組み片
46,47の上ビスホール48を介して前後2箇所でビ
ス止めして、枠組みされている。
外側に突出したルーフ部材12の上部端面50に対し、
いわゆるアタッチメント枠通しで枠組みされている。す
なわち、各アタッチメント枠5は、各外板60の上端部
の内面に、ルーフ部材12の上部端面50(天板部4
3、前枠組み片46の上半部および後枠組み片47の上
半部)をそれぞれ内側から突き当てて、これら各組み片
46,47の上ビスホール48を介して前後2箇所でビ
ス止めして、枠組みされている。
【0032】これにより、ルーフ部材12が、その上部
でアタッチメント枠5と枠組みされ、下部で縦枠8と枠
組みされるため、これらルーフ部材12、縦枠8および
アタッチメント枠5を意匠的に一体化することに加え、
全体として枠組み強度をアップさせることができる。ま
た、これら枠組み部分の防水性を向上させることができ
る。
でアタッチメント枠5と枠組みされ、下部で縦枠8と枠
組みされるため、これらルーフ部材12、縦枠8および
アタッチメント枠5を意匠的に一体化することに加え、
全体として枠組み強度をアップさせることができる。ま
た、これら枠組み部分の防水性を向上させることができ
る。
【0033】このようにしてアタッチメント枠5を枠組
みしたシャッター付窓枠9は、上方では、ルーフ部材1
2に掛け止めされた点検板13の両サイドを覆うサイド
キャップ14の外面が、アタッチメント枠5の外面と連
続するようにして、且つサイドキャップ14の上端とア
タッチメント枠5の上端とがほぼ面一になっている。一
方、下方では、縦枠8に取付け後のシャッターレール1
1の外面がアタッチメント枠5の外面と面一になり、統
一感のあるデザインに仕上がるようになっている。また
同時に、外観視、アタッチメント枠5とルーフ部材12
と枠組みするための前後2箇所のビスを除いて、他のビ
スなどが隠蔽されるようになっている。
みしたシャッター付窓枠9は、上方では、ルーフ部材1
2に掛け止めされた点検板13の両サイドを覆うサイド
キャップ14の外面が、アタッチメント枠5の外面と連
続するようにして、且つサイドキャップ14の上端とア
タッチメント枠5の上端とがほぼ面一になっている。一
方、下方では、縦枠8に取付け後のシャッターレール1
1の外面がアタッチメント枠5の外面と面一になり、統
一感のあるデザインに仕上がるようになっている。また
同時に、外観視、アタッチメント枠5とルーフ部材12
と枠組みするための前後2箇所のビスを除いて、他のビ
スなどが隠蔽されるようになっている。
【0034】次に、図4を参照して、ルーフ部材の第2
実施形態について説明する。本実施形態のルーフ部材6
5は、中空部70を有して構成されている。この中空部
70は、前下がりに傾斜した天板部71と、天板部71
の下側に位置し水平な水平板部72と、天板部71およ
び水平板部72間にこれらに一体に渡した前後一対の連
結板73,73とで構成されている。天板部71は、後
端から上方に延びる固定部74と、前端部から延びる点
検板掛止部75とが形成され、中間部の下面には、前後
一対の上ビスホール76,76が形成されている。水平
板部72は、前端から「L」字状に内側に屈曲して延び
る第1板部77と、後端から「L」字状に内側に屈曲し
て延びる外壁突当て部78とが形成されていると共に、
中間部の下面には、一対の上ビスホール76,76に対
応して一対の下ビスホール79,79が形成されてい
る。
実施形態について説明する。本実施形態のルーフ部材6
5は、中空部70を有して構成されている。この中空部
70は、前下がりに傾斜した天板部71と、天板部71
の下側に位置し水平な水平板部72と、天板部71およ
び水平板部72間にこれらに一体に渡した前後一対の連
結板73,73とで構成されている。天板部71は、後
端から上方に延びる固定部74と、前端部から延びる点
検板掛止部75とが形成され、中間部の下面には、前後
一対の上ビスホール76,76が形成されている。水平
板部72は、前端から「L」字状に内側に屈曲して延び
る第1板部77と、後端から「L」字状に内側に屈曲し
て延びる外壁突当て部78とが形成されていると共に、
中間部の下面には、一対の上ビスホール76,76に対
応して一対の下ビスホール79,79が形成されてい
る。
【0035】この場合、ルーフ部材65の下半部は、左
右の両外端部がアタッチメント枠5のほぼ幅分、切り欠
かれている。すなわち、連結板73の下部近傍からの下
側部分が切り欠かれており、天板部71および連結板7
3により、アタッチメント枠5が枠組みされるためのル
ーフ部材65の上部端面50が構成され、水平板部72
と第1板部77と外壁突当て部78とにより、縦枠8が
枠組みされるためのルーフ部材65の下部端面51が構
成されている。そして、第1実施例と同様に、ルーフ部
材65の下部端面51には、縦枠8(外側板本体35)
の内面が突き当てられて、下ビスホール79を介して前
後2箇所でビス止めされている。また、ルーフ部材65
の上部端面50には、アタッチメント枠5(外板60)
の内面が突き当てられて、上ビスホール76を介して前
後2箇所でビス止めされている。なお、第1実施形態と
同様に、ルーフ部材65は、縦枠8の外壁固定部36を
逃げるべく、切りかかれている。
右の両外端部がアタッチメント枠5のほぼ幅分、切り欠
かれている。すなわち、連結板73の下部近傍からの下
側部分が切り欠かれており、天板部71および連結板7
3により、アタッチメント枠5が枠組みされるためのル
ーフ部材65の上部端面50が構成され、水平板部72
と第1板部77と外壁突当て部78とにより、縦枠8が
枠組みされるためのルーフ部材65の下部端面51が構
成されている。そして、第1実施例と同様に、ルーフ部
材65の下部端面51には、縦枠8(外側板本体35)
の内面が突き当てられて、下ビスホール79を介して前
後2箇所でビス止めされている。また、ルーフ部材65
の上部端面50には、アタッチメント枠5(外板60)
の内面が突き当てられて、上ビスホール76を介して前
後2箇所でビス止めされている。なお、第1実施形態と
同様に、ルーフ部材65は、縦枠8の外壁固定部36を
逃げるべく、切りかかれている。
【0036】これにより、同様に、ルーフ部材65、縦
枠8およびアタッチメント枠5が一体化されるため、ア
タッチメント枠5とシャッター付窓枠9とを意匠的に一
体化することができる。この場合、ルーフ部材65が中
空部70を有して構成されているため、ルーフ部材65
の強度を向上させることができ、シャッター付窓枠9全
体としての枠組み強度を向上させることができる。な
お、ルーフ部材65の中空部70に、断熱吸音材を充填
することが好ましい。これにより、太陽光からの伝熱に
よる熱的負荷を軽減することができると共に、雨音によ
る騒音を減衰することもできる。
枠8およびアタッチメント枠5が一体化されるため、ア
タッチメント枠5とシャッター付窓枠9とを意匠的に一
体化することができる。この場合、ルーフ部材65が中
空部70を有して構成されているため、ルーフ部材65
の強度を向上させることができ、シャッター付窓枠9全
体としての枠組み強度を向上させることができる。な
お、ルーフ部材65の中空部70に、断熱吸音材を充填
することが好ましい。これにより、太陽光からの伝熱に
よる熱的負荷を軽減することができると共に、雨音によ
る騒音を減衰することもできる。
【0037】次に、図5および図6を参照して、第3実
施形態に係るルーフ部材について説明する。本実施形態
のルーフ部材66は、上下2部材で構成されており、上
部端面50を構成する上ルーフ板80と、これより短く
形成され下部端面51を構成する下ルーフ板90とで構
成されている。また、上ルーフ板80と下ルーフ板90
との間には、断熱吸音材87が介設されている。上ルー
フ板80は、所定の排水勾配を有して前下がりに傾斜し
た天板部81と、天板部81の後端から略「コ」字状に
屈曲して延び下ルーフ板90に係止する係止溝部82
と、天板部81の前端から垂直に延びると共に前方に水
平に延びる段付部83と、段付部83の前端から延びる
点検板掛止部84と、で一体に形成されている。上ルー
フ板80は、下ルーフ板90よりも見付け方向に長く延
在し、天板部81の下面には、アタッチメント枠5の上
部内面が突き当てられてビス止めされるための上ビスホ
ール85,85が前後一対に形成されている。
施形態に係るルーフ部材について説明する。本実施形態
のルーフ部材66は、上下2部材で構成されており、上
部端面50を構成する上ルーフ板80と、これより短く
形成され下部端面51を構成する下ルーフ板90とで構
成されている。また、上ルーフ板80と下ルーフ板90
との間には、断熱吸音材87が介設されている。上ルー
フ板80は、所定の排水勾配を有して前下がりに傾斜し
た天板部81と、天板部81の後端から略「コ」字状に
屈曲して延び下ルーフ板90に係止する係止溝部82
と、天板部81の前端から垂直に延びると共に前方に水
平に延びる段付部83と、段付部83の前端から延びる
点検板掛止部84と、で一体に形成されている。上ルー
フ板80は、下ルーフ板90よりも見付け方向に長く延
在し、天板部81の下面には、アタッチメント枠5の上
部内面が突き当てられてビス止めされるための上ビスホ
ール85,85が前後一対に形成されている。
【0038】下ルーフ板90は、天板部81に倣って傾
斜した基板部91と、基板部91の前端部から延びほぼ
直交する上片97と下片98とから成ると共に上ルーフ
板80の段付部83に屋内側から突き当たる当接部92
と、基板部91の後端から下側に折り曲げられて延びる
外壁突当て部93と、基板部91の後端から上側に延び
る固定部94と、固定部94から前方に延び上ルーフ板
80の係止溝部82に係止される係止部95と、で一体
に形成されている。基板部91の下面には、縦枠8の外
側板30の上部内面が突き当てられてビス止めされるた
めの下ビスホール96,96が前後一対に形成されてい
る。断熱吸音材87は、組合せた上ルーフ板80と下ル
ーフ板90との間に形成された充填空間に、下ルーフ板
90の基板部91上に載置されるようにして収容されて
いる。
斜した基板部91と、基板部91の前端部から延びほぼ
直交する上片97と下片98とから成ると共に上ルーフ
板80の段付部83に屋内側から突き当たる当接部92
と、基板部91の後端から下側に折り曲げられて延びる
外壁突当て部93と、基板部91の後端から上側に延び
る固定部94と、固定部94から前方に延び上ルーフ板
80の係止溝部82に係止される係止部95と、で一体
に形成されている。基板部91の下面には、縦枠8の外
側板30の上部内面が突き当てられてビス止めされるた
めの下ビスホール96,96が前後一対に形成されてい
る。断熱吸音材87は、組合せた上ルーフ板80と下ル
ーフ板90との間に形成された充填空間に、下ルーフ板
90の基板部91上に載置されるようにして収容されて
いる。
【0039】そして、縦枠8は、下ルーフ板90に対し
いわゆる縦枠通しで枠組みされ、アタッチメント枠5
は、上ルーフ板80に対しいわゆるアタッチメント枠通
しで枠組みされている。すなわち、各縦枠8は、各外側
板本体35の上部内面に、下ルーフ板90の左右の各端
面を突き当てて、2個の下ビスホール96,96を介し
てビス止めしていると共に、各アタッチメント枠5は、
各外板60の上端部の内面に、上ルーフ板80の左右の
各端面を突き当てて、2個の上ビスホール85,85を
介してビス止めして、枠組みされている。
いわゆる縦枠通しで枠組みされ、アタッチメント枠5
は、上ルーフ板80に対しいわゆるアタッチメント枠通
しで枠組みされている。すなわち、各縦枠8は、各外側
板本体35の上部内面に、下ルーフ板90の左右の各端
面を突き当てて、2個の下ビスホール96,96を介し
てビス止めしていると共に、各アタッチメント枠5は、
各外板60の上端部の内面に、上ルーフ板80の左右の
各端面を突き当てて、2個の上ビスホール85,85を
介してビス止めして、枠組みされている。
【0040】次に、図7および図8を参照して、本発明
の第4実施形態に係るアタッチメント枠の枠組構造につ
いて説明する。本実施形態では、以上の実施形態のシャ
ッター付の引違い窓に適用したものと異なり、建物の開
口部に取り付けられる、一般的な引違い窓に適用したも
のである。この引違い窓101は、建物(外壁W)の開
口部Waに取り付けた外付けタイプの窓枠102と、窓
枠102に開閉自在に装着した障子103と、窓枠10
2の左右両側に設けた一対のアタッチメント枠104,
104とで構成されている。
の第4実施形態に係るアタッチメント枠の枠組構造につ
いて説明する。本実施形態では、以上の実施形態のシャ
ッター付の引違い窓に適用したものと異なり、建物の開
口部に取り付けられる、一般的な引違い窓に適用したも
のである。この引違い窓101は、建物(外壁W)の開
口部Waに取り付けた外付けタイプの窓枠102と、窓
枠102に開閉自在に装着した障子103と、窓枠10
2の左右両側に設けた一対のアタッチメント枠104,
104とで構成されている。
【0041】窓枠102は、アルミニウムの形材などで
形成した上枠105、下枠106および両縦枠107,
107を方形に枠組みして構成されており、屋外側に大
きく突出した状態で外壁Wの開口部Waに固定されてい
る。一方、一対のアタッチメント枠104,104は、
両縦枠107,107の外側でこれに一体的に添設され
ている。
形成した上枠105、下枠106および両縦枠107,
107を方形に枠組みして構成されており、屋外側に大
きく突出した状態で外壁Wの開口部Waに固定されてい
る。一方、一対のアタッチメント枠104,104は、
両縦枠107,107の外側でこれに一体的に添設され
ている。
【0042】窓枠102の上枠105は、排水勾配を有
して前下がりに傾斜した庇板部110と、庇板部110
の下側に間隙を存して位置する水平な中間板部111と
を有し、庇板部110と中間板部111とは、庇板部1
10の前端から下方に「L」字状に屈曲して延びる前連
結板113と、庇板部110の後端から下方に水平に延
びる後連結板114とにより上中空部115を構成して
いる。また、上枠105は、中間板部111の下側に間
隙を存して位置し屋内側に延びる水平板部112を有
し、水平板部112と中間板部111とは、前連結板1
13と後連結板114とにより下中空部116を構成し
ている。
して前下がりに傾斜した庇板部110と、庇板部110
の下側に間隙を存して位置する水平な中間板部111と
を有し、庇板部110と中間板部111とは、庇板部1
10の前端から下方に「L」字状に屈曲して延びる前連
結板113と、庇板部110の後端から下方に水平に延
びる後連結板114とにより上中空部115を構成して
いる。また、上枠105は、中間板部111の下側に間
隙を存して位置し屋内側に延びる水平板部112を有
し、水平板部112と中間板部111とは、前連結板1
13と後連結板114とにより下中空部116を構成し
ている。
【0043】このように構成された上枠105は、形材
で一体に形成され、庇板部110の後端から上方向に延
びる固定部120により外壁Wにねじ止めされ、水平板
部112の後端から「L」字状に屈曲して延びる額縁固
定部121により額縁Fにねじ止めされている。
で一体に形成され、庇板部110の後端から上方向に延
びる固定部120により外壁Wにねじ止めされ、水平板
部112の後端から「L」字状に屈曲して延びる額縁固
定部121により額縁Fにねじ止めされている。
【0044】庇板部110には、アタッチメント枠10
4をビス止めするための上ビスホール122が前部下面
に形成されている。同様に、中間板部111には、上ビ
スホール122に対応して、縦枠107をビス止めする
ための下ビスホール123が前部下面に形成されてい
る。また、水平板部112には、縦枠107をビス止め
するための縦ビスホール124が中間部上面に形成され
ていると共に、下面に障子103用の内外一対の上ガイ
ドレール125,125が垂設されている。
4をビス止めするための上ビスホール122が前部下面
に形成されている。同様に、中間板部111には、上ビ
スホール122に対応して、縦枠107をビス止めする
ための下ビスホール123が前部下面に形成されてい
る。また、水平板部112には、縦枠107をビス止め
するための縦ビスホール124が中間部上面に形成され
ていると共に、下面に障子103用の内外一対の上ガイ
ドレール125,125が垂設されている。
【0045】この場合、上枠105の下半部は、その左
右の両外端部がアタッチメント枠104のほぼ幅分、切
り欠かれている。すなわち、庇板部110、前連結板1
13の上半部および後連結板114の上半部により、ア
タッチメント枠104が枠組みされるための上枠105
の上部端面108が構成され、中間板部111、前連結
板113の下半部および後連結板114の下半部によ
り、縦枠107が枠組みされるための上枠105の下部
端面109が構成されている。
右の両外端部がアタッチメント枠104のほぼ幅分、切
り欠かれている。すなわち、庇板部110、前連結板1
13の上半部および後連結板114の上半部により、ア
タッチメント枠104が枠組みされるための上枠105
の上部端面108が構成され、中間板部111、前連結
板113の下半部および後連結板114の下半部によ
り、縦枠107が枠組みされるための上枠105の下部
端面109が構成されている。
【0046】下枠106は、下枠中空部134を有する
下枠本体130と、下枠本体130の上面に立設した内
外一対の下ガイドレール131,131と、下枠本体1
30の前方に略「L」字状に下向きに突出した水切り片
部132とで一体に形成されており、中間部に形成した
折曲げ部分で外壁Wにねじ止めされ、後端部に形成した
折曲げ部分で額縁Fにねじ止めされている。また、下枠
106(下枠本体130)には、上枠105の下半部に
対応した見付け方向の長さを有し、縦枠107をビス止
めするための底ビスホール133が前後2箇所に形成さ
れている。そして、上ガイドレール125と下ガイドレ
ール131との間に、図示しないが、内障子および外障
子とから成る引違い式の障子103が装着されている。
下枠本体130と、下枠本体130の上面に立設した内
外一対の下ガイドレール131,131と、下枠本体1
30の前方に略「L」字状に下向きに突出した水切り片
部132とで一体に形成されており、中間部に形成した
折曲げ部分で外壁Wにねじ止めされ、後端部に形成した
折曲げ部分で額縁Fにねじ止めされている。また、下枠
106(下枠本体130)には、上枠105の下半部に
対応した見付け方向の長さを有し、縦枠107をビス止
めするための底ビスホール133が前後2箇所に形成さ
れている。そして、上ガイドレール125と下ガイドレ
ール131との間に、図示しないが、内障子および外障
子とから成る引違い式の障子103が装着されている。
【0047】各縦枠107は、下枠106の位置から上
枠105の中間板部111の近傍位置まで延在し見込み
方向の内面を構成する縦枠本体140と、縦枠本体14
0の前端から外側に屈曲して延びアタッチメント枠10
4の内面に当接する当接部141と、縦枠本体140の
中間部から外側に延びる外壁固定部142と、縦枠本体
140の後端部から内側に「L」字状に屈曲して延びる
額縁固定部143と、で一体に形成されている。各縦枠
107は、外壁固定部142で外壁Wにねじ止めされ、
且つ額縁固定部143で額縁Fにねじ止めされている。
そして、縦枠本体140の外面を前方および側方から覆
うようにアタッチメント枠104が添設される。
枠105の中間板部111の近傍位置まで延在し見込み
方向の内面を構成する縦枠本体140と、縦枠本体14
0の前端から外側に屈曲して延びアタッチメント枠10
4の内面に当接する当接部141と、縦枠本体140の
中間部から外側に延びる外壁固定部142と、縦枠本体
140の後端部から内側に「L」字状に屈曲して延びる
額縁固定部143と、で一体に形成されている。各縦枠
107は、外壁固定部142で外壁Wにねじ止めされ、
且つ額縁固定部143で額縁Fにねじ止めされている。
そして、縦枠本体140の外面を前方および側方から覆
うようにアタッチメント枠104が添設される。
【0048】アタッチメント枠104は、アルミニウム
の形材などで構成されて下枠106の位置から上枠10
5の庇板部110の位置まで延在しており、見込み方向
および見付け方向の外面を構成する略「L」字状の外板
150と、外板150の一方の端部から前側(屋内側)
に延び縦枠107にねじ止めされる取付部151と、で
一体に形成されている。アタッチメント枠104は、外
板150が縦枠本体140を覆うように添設され、縦枠
107に対し、前端内面を当接部141に突き当てた状
態で、前端部においてねじ止めされて一体的に枠組みさ
れる。なお、図8に示す符号152は、シール部材であ
り、アタッチメント枠104と縦枠107との気密性お
よび水密性を保持している。
の形材などで構成されて下枠106の位置から上枠10
5の庇板部110の位置まで延在しており、見込み方向
および見付け方向の外面を構成する略「L」字状の外板
150と、外板150の一方の端部から前側(屋内側)
に延び縦枠107にねじ止めされる取付部151と、で
一体に形成されている。アタッチメント枠104は、外
板150が縦枠本体140を覆うように添設され、縦枠
107に対し、前端内面を当接部141に突き当てた状
態で、前端部においてねじ止めされて一体的に枠組みさ
れる。なお、図8に示す符号152は、シール部材であ
り、アタッチメント枠104と縦枠107との気密性お
よび水密性を保持している。
【0049】ここで、窓枠102、および窓枠102に
対するアタッチメント枠104の枠組み構造について説
明する。先ず、窓枠102の枠組みは、いわゆる縦枠通
しで枠組みされ、両縦枠107,107間に上枠105
および下枠106が方形に挟み込まれるようにして為さ
れている。すなわち、各縦枠107は、縦枠本体140
の上端部の内面に、上枠105の下部端面109の左右
をそれぞれ内側から突き当てて、下ビスホール123お
よび縦ビスホール124を介してビス止めし、また縦枠
本体140の下端部の内面に、下枠106の左右の端部
をそれぞれ内側から突き当てて、底ビスホール133を
介してビス止めして、枠組みされている。
対するアタッチメント枠104の枠組み構造について説
明する。先ず、窓枠102の枠組みは、いわゆる縦枠通
しで枠組みされ、両縦枠107,107間に上枠105
および下枠106が方形に挟み込まれるようにして為さ
れている。すなわち、各縦枠107は、縦枠本体140
の上端部の内面に、上枠105の下部端面109の左右
をそれぞれ内側から突き当てて、下ビスホール123お
よび縦ビスホール124を介してビス止めし、また縦枠
本体140の下端部の内面に、下枠106の左右の端部
をそれぞれ内側から突き当てて、底ビスホール133を
介してビス止めして、枠組みされている。
【0050】アタッチメント枠104は、上枠105の
上部端面108に対し、いわゆるアタッチメント枠通し
で枠組みされている。すなわち、各アタッチメント枠1
04は、各外板150の上端部の内面に、上枠105の
上部端面の左右をそれぞれ内側から突き当てて、上ビス
ホール122を介してビス止めして、枠組みされてい
る。これにより、上枠105が、その上部でアタッチメ
ント枠104と枠組みされ、下部で縦枠107と枠組み
されるため、これら上枠105、縦枠107およびアタ
ッチメント枠104を意匠的に一体化することに加え、
全体として枠組み強度をアップさせ、枠組み部分の防水
性を向上させている。
上部端面108に対し、いわゆるアタッチメント枠通し
で枠組みされている。すなわち、各アタッチメント枠1
04は、各外板150の上端部の内面に、上枠105の
上部端面の左右をそれぞれ内側から突き当てて、上ビス
ホール122を介してビス止めして、枠組みされてい
る。これにより、上枠105が、その上部でアタッチメ
ント枠104と枠組みされ、下部で縦枠107と枠組み
されるため、これら上枠105、縦枠107およびアタ
ッチメント枠104を意匠的に一体化することに加え、
全体として枠組み強度をアップさせ、枠組み部分の防水
性を向上させている。
【0051】以上のように、本実施形態のアタッチメン
ト枠の枠組構造によれば、上枠105、縦枠107およ
びアタッチメント枠104が一体化されるため、アタッ
チメント枠104と窓枠102とを意匠的に一体化する
ことができる。すなわち、上枠105が、その上部では
アタッチメント枠104と枠組みされ、下部では縦枠1
07と枠組みされるため、特に枠組み部分が端整なデザ
インとなり、アタッチメント枠104と窓枠102との
一体感が強調される。しかも、構造上、枠組み部分の枠
組み強度を向上させることができると共に、枠組み部分
の防水性を向上させることができ、窓枠102全体とし
ての枠組み強度および雨仕舞の点でも格段に向上させる
ことができる。
ト枠の枠組構造によれば、上枠105、縦枠107およ
びアタッチメント枠104が一体化されるため、アタッ
チメント枠104と窓枠102とを意匠的に一体化する
ことができる。すなわち、上枠105が、その上部では
アタッチメント枠104と枠組みされ、下部では縦枠1
07と枠組みされるため、特に枠組み部分が端整なデザ
インとなり、アタッチメント枠104と窓枠102との
一体感が強調される。しかも、構造上、枠組み部分の枠
組み強度を向上させることができると共に、枠組み部分
の防水性を向上させることができ、窓枠102全体とし
ての枠組み強度および雨仕舞の点でも格段に向上させる
ことができる。
【0052】なお、本実施形態の上枠105に対し、第
1および第3実施形態に係るルーフ部材の構造を適用し
てもよい。すなわち、上枠105を、上中空部115ま
たは/および下中空部116を有しない構成としてもよ
いし、あるいは上下2部材で構成してもよい。
1および第3実施形態に係るルーフ部材の構造を適用し
てもよい。すなわち、上枠105を、上中空部115ま
たは/および下中空部116を有しない構成としてもよ
いし、あるいは上下2部材で構成してもよい。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明のアタッチメント枠
の枠組構造によれば、ルーフ部材(或いは上枠)が、そ
の上部ではアタッチメント枠と枠組みされ、下部では縦
枠と枠組みされるため、特に枠組み部分が端整なデザイ
ンとなり、アタッチメント枠とシャッター付窓枠(或い
は窓枠)との一体感が強調されると共に、構造上、枠組
み部分の枠組み強度を向上させることができ、且つ枠組
み部分の防水性を向上させることができる。したがっ
て、シャッター付窓枠(或いは窓枠)全体としての枠組
み強度および雨仕舞の点でも格段に向上させることがで
きる。
の枠組構造によれば、ルーフ部材(或いは上枠)が、そ
の上部ではアタッチメント枠と枠組みされ、下部では縦
枠と枠組みされるため、特に枠組み部分が端整なデザイ
ンとなり、アタッチメント枠とシャッター付窓枠(或い
は窓枠)との一体感が強調されると共に、構造上、枠組
み部分の枠組み強度を向上させることができ、且つ枠組
み部分の防水性を向上させることができる。したがっ
て、シャッター付窓枠(或いは窓枠)全体としての枠組
み強度および雨仕舞の点でも格段に向上させることがで
きる。
【図1】本発明の一実施形態に係るアタッチメント枠の
枠組み構造を適用したシャッター付の引違い窓の縦断面
図である。
枠組み構造を適用したシャッター付の引違い窓の縦断面
図である。
【図2】アタッチメント枠の枠組み構造を適用したシャ
ッター付の引違い窓の横断面図である。
ッター付の引違い窓の横断面図である。
【図3】シャッター付窓枠の枠組み構造を示す分解斜視
図である。
図である。
【図4】第2実施形態に係るアタッチメント枠の枠組み
構造を適用したシャッター付の引違い窓の縦断面図であ
る。
構造を適用したシャッター付の引違い窓の縦断面図であ
る。
【図5】第3実施形態に係るアタッチメント枠の枠組み
構造を適用したシャッター付の引違い窓の縦断面図であ
る。
構造を適用したシャッター付の引違い窓の縦断面図であ
る。
【図6】第3実施形態に係るシャッター付窓枠の枠組み
構造を示す分解斜視図である。
構造を示す分解斜視図である。
【図7】第4実施形態にアタッチメント枠の枠組み構造
を適用した引違い窓の縦断面図である。
を適用した引違い窓の縦断面図である。
【図8】第4実施形態に係るアタッチメント枠の枠組み
構造を適用した引違い窓の横断面図である。
構造を適用した引違い窓の横断面図である。
1 引違い窓、2 窓枠、3 障子、5 アタッチメン
ト枠、6 上枠、8縦枠、9 シャッター付窓枠、10
シャッターボックス、12 ルーフ部材、30 外側
板、31 内側板、50 上部端面、51 下部端面、
60 外板、80 上ルーフ板、87 断熱吸音材、9
0 下ルーフ板
ト枠、6 上枠、8縦枠、9 シャッター付窓枠、10
シャッターボックス、12 ルーフ部材、30 外側
板、31 内側板、50 上部端面、51 下部端面、
60 外板、80 上ルーフ板、87 断熱吸音材、9
0 下ルーフ板
Claims (5)
- 【請求項1】 窓枠と、当該窓枠の上部に組み込んだシ
ャッターボックスとを有するシャッター付窓枠に対し、 前記窓枠の両縦枠の外側に添設した寸法調整用の左右一
対のアタッチメント枠を枠組みするアタッチメント枠の
枠組構造において、 前記各アタッチメント枠は、上端部が前記シャッターボ
ックスのルーフ部材の位置まで延設され見込み方向の外
面を構成する外板を有し、 且つ前記各外板に、前記ルーフ部材の端面を突き当てて
枠組みされていることを特徴とするアタッチメント枠の
枠組構造。 - 【請求項2】 前記各縦枠は、上端部が前記ルーフ部材
の位置まで延設され前記アタッチメント枠が添設される
外側板を有し、 前記ルーフ部材は、前記アタッチメント枠が枠組みされ
る上部端面と、前記縦枠が枠組みされる下部端面とを有
し、 前記各アタッチメント枠は、前記各外板の内面に前記ル
ーフ部材の上部端面を突き当てて枠組みされ、 前記各縦枠は、前記各外側板の内面に前記ルーフ部材の
下部端面を突き当てて枠組みされていることを特徴とす
る請求項1に記載のアタッチメント枠の枠組構造。 - 【請求項3】 前記縦枠は、障子側に前記外側板と平行
な内側板を有し、 前記各縦枠は、前記各内側板の内面に前記窓枠の上枠を
突き当てて枠組みされていることを特徴とする請求項2
に記載のアタッチメント枠の枠組構造。 - 【請求項4】 前記ルーフ部材は、前記上部端面を有す
る上ルーフ板と、前記下部端面を有する下ルーフ板とを
有し、 前記上ルーフ板と前記下ルーフ板との間には、断熱吸音
材が介設されていることを特徴とする請求項2または3
に記載のアタッチメント枠の枠組構造。 - 【請求項5】 建物の開口部に取り付けられる窓枠に対
し、当該窓枠の両縦枠の外側に添設した寸法調整用の左
右一対のアタッチメント枠を枠組みするアタッチメント
枠の枠組構造において、 前記アタッチメント枠は、見込み方向の外面を構成する
外板を有し、 前記窓枠の上枠は、前記アタッチメント枠が枠組みされ
る上部端面と、前記縦枠が枠組みされる下部端面とを有
し、 前記各アタッチメント枠は、前記各外板の内面に前記上
枠の上部端面を突き当てて枠組みされ、 前記各縦枠は、内面に前記上枠の前記下部端面を突き当
てて枠組みされていることを特徴とするアタッチメント
枠の枠組構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001157779A JP2002349142A (ja) | 2001-05-25 | 2001-05-25 | アタッチメント枠の枠組構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001157779A JP2002349142A (ja) | 2001-05-25 | 2001-05-25 | アタッチメント枠の枠組構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002349142A true JP2002349142A (ja) | 2002-12-04 |
Family
ID=19001592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001157779A Pending JP2002349142A (ja) | 2001-05-25 | 2001-05-25 | アタッチメント枠の枠組構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002349142A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007205070A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Asahi Kasei Homes Kk | 雨垂れ音の低減構造 |
-
2001
- 2001-05-25 JP JP2001157779A patent/JP2002349142A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007205070A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Asahi Kasei Homes Kk | 雨垂れ音の低減構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040419 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040427 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040907 |