JP2002347904A - 無人搬送車システム - Google Patents

無人搬送車システム

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JP2002347904A
JP2002347904A JP2001154402A JP2001154402A JP2002347904A JP 2002347904 A JP2002347904 A JP 2002347904A JP 2001154402 A JP2001154402 A JP 2001154402A JP 2001154402 A JP2001154402 A JP 2001154402A JP 2002347904 A JP2002347904 A JP 2002347904A
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station
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communication means
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Homare Komoto
誉 幸本
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/60Electric or hybrid propulsion means for production processes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上位のコントローラを利用せずに、ステーシ
ョンへの搬送車の進入、停止を管理することのできる搬
送車システムを提供する。 【解決手段】 ステーション10の状態を認識する認識
手段3aと、認識手段3aの認識結果out1を送信す
る地上通信手段4とをステーション10に設け、地上通
信手段4と交信するための車上通信手段5と、車上通信
手段5が受信した認識結果out1に応じて搬送車13
を制御する制御手段6とを搬送車13に設け、前記制御
手段6には、前記認識結果out1に対応した動作パタ
ーンを記憶したテーブルが記憶され、該制御手段6は認
識結果out1に応じて搬送車13の動作を制御し、軌
道12上に被検出手段8を配置し、搬送車13に検出手
段9を設け、検出手段9が被検出手段8を検出すると、
車上通信手段5から地上通信手段4へ到着信号out2
が送信されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軌道と、軌道上を
走行する無人の搬送車と、物品を移載するためのステー
ションとを備えた無人搬送車システムに関し、詳細に
は、搬送車のステーションへの進入、停止を管理する進
入管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、軌道をレールで構成し、該レ
ール上に無人の搬送車を走行させるようにした無人搬送
車システムが知られている。該無人搬送車システムは工
場等で利用され、物品を移載可能に構成された搬送車を
用いて、工作機械や倉庫間等で自動的な物品搬送作業が
行われるようにしている。
【0003】従来では、ステーションの(移載準備)状
態は、上位のコントローラにより管理されている。そし
て、ステーション等に搬送車が物品の移載のために進入
してくる場合、各ステーションで物品の移載準備が完了
していなければ、上位のコントローラは通信システムを
介して、搬送車に待機信号を送信する。また、移載準備
が完了していると、同様にして、搬送車に進入信号を送
信するようにしている。以上のようにして、上位のコン
トローラが制御して、搬送車のステーションへの進入、
停止を管理する進入管理システムを構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上位のコントローラ
は、搬送車にステーションへ移動して物品の移載を行う
よう指示する搬送指令の作成や、その他の指令の作成を
行っている。このため、従来のように、搬送車の進入、
停止管理をも上位のコントローラに行わせるようにする
と、ステーションの数が多い場合には、上位のコントロ
ーラの負荷が増大してしまい、無人搬送車システム全体
に影響が出てしまうという問題があった。そこで本発明
は、上位のコントローラを利用せずに、ステーションへ
の搬送車の進入、停止を管理することのできる搬送車シ
ステムを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、請求項1においては、軌道
と、軌道上を走行する無人の搬送車と、物品を移載する
ためのステーションとを備えた無人搬送車システムであ
って、ステーションの状態を認識する認識手段と、認識
手段の認識結果を送信する地上通信手段とをステーショ
ンに設け、地上通信手段と交信するための車上通信手段
と、車上通信手段が受信した認識結果に応じて搬送車を
制御する制御手段とを搬送車に設けるものである。
【0006】請求項2においては、前記制御手段には、
前記認識結果に対応した動作パターンを記憶したテーブ
ルが記憶され、該制御手段は認識結果に応じて搬送車の
動作を制御するものである。
【0007】請求項3においては、軌道上に被検出手段
を配置し、搬送車に検出手段を設け、検出手段が被検出
手段を検出すると、車上通信手段から地上通信手段へ到
着信号が送信されるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例の無人搬送車シ
ステムについて、図1を参照しながら説明する。図1は
無人搬送車システム1を示す全体斜視図である。無人搬
送車システム1は、搬送車13・13・・・と、軌道1
2と、非接触給電システムとを備えている。搬送車13
は無人で物品を搬送可能に構成されており、軌道12の
側部には、物品を移載するためのステーション10・1
0・・・が配置され、搬送車13がステーション10・
10・・・間を移動して一方のステーション10から他
方のステーション10へ物品を搬送できるようにしてい
る。
【0009】非接触給電システムは、電磁誘導を利用し
て、非接触にて搬送車13・13・・・に電力を供給す
るシステムである。給電装置11と図示せぬ給電線等か
ら成る一次側回路と、搬送車のモータ15等が接続され
る図示せぬ二次側回路とが非接触の状態に設けられて、
非接触給電システムが構成される。給電線は軌道12に
沿って敷設され、給電装置から給電線に、交流電流が供
給されている。そして、前記一次側回路から搬送車13
の二次側回路へ、電磁作用により電力が供給される。搬
送車13は二次側回路に供給された電力を利用し、モー
タ15を駆動させて軌道12上を移動する。
【0010】次に、進入管理システム2について、図2
を用いて説明する。図2は進入管理システム2の構成を
示すブロック図である。進入管理システム2とは、軌道
12を走行する搬送車13が、ステーション10に進入
する際に、ステーション10側における移載準備(後
述)が完了したかどうかを確認して、該搬送車13がス
テーション10へ進入するか待機するかを制御するシス
テムである。このシステムの構成、作用について、以下
で説明する。
【0011】ステーション10には、搬送車13へ物品
を移載するための移載機構14が備えられている。ま
た、ステーション10には管理手段3が設けられてお
り、該管理手段3により、該移載機構14による物品の
移載作業が管理されるようにしている。また、管理手段
3内には認識手段3aが設けられている。該認識手段3
aは、ステーション10での移載準備(後述)が完了し
たか、完了していないかを認識する手段である。物品の
移載作業とは、次のようなものである。移載機構14
が、例えば、ステーション10に付設される倉庫より物
品を搬出し、搬送車13がステーション10で停止した
ならば、該搬送車13へ物品を移載する。あるいは逆
に、移載機構14が、ステーション10で停止した搬送
車13より物品を受け取り、該物品を前記倉庫へ搬入し
たりする。
【0012】搬送車13とステーション10との間で
(新たな)移載作業を行うためには、移載作業が一旦終
了しておく必要がある。例えば、ステーション10に既
に搬送車13が停止して移載作業を行っている間は、新
たな搬送車13は、該ステーション10へ進入して移載
作業を行うことはできない。また、ステーション10に
搬送車13が停止していなくても、移載機構14による
前記倉庫からの物品の搬出、あるいは搬入が終了してい
ないと、新たな移載作業を行うことはできない。前記認
識手段3aは、移載機構14の駆動状態を監視して、ス
テーション10の移載作業状態を把握している。ここ
で、移載作業が一旦終了してステーション10が待機し
ている状態を、移載準備が完了した状態とする。そし
て、認識手段3aによる認識結果は、移載準備が終了し
たか否か、のどちらか一方として与えられるものとす
る。また、管理手段3は、前記認識結果を出力可能に構
成されている。また、ステーション10には、搬送車1
3へ信号を送受信可能とする地上通信手段4が設けられ
ており、該地上通信手段4は管理手段3と信号伝達可能
に接続されている。そして、前記認識結果が、地上通信
手段4を介して、搬送車13側へ送信可能とされてい
る。
【0013】一方、搬送車13には、前記地上通信手段
4と交信するための車上通信手段5が設けられている。
また、搬送車13には、搬送車13の駆動を制御する制
御手段6が設けられており、前記車上通信手段5と制御
手段6とが信号伝達可能に接続されている。そして、車
上通信手段5が受信した前記認識結果が、制御手段6へ
伝達可能とされている。
【0014】制御手段6のメモリには、図3に示すよう
な動作テーブルが記憶されている。図3は動作テーブル
の構成図である。動作テーブルは、搬送車13の動作パ
ターンの一覧であり、前記認識結果の内容に対応して異
なる動作パターンが用意されている。認識結果の内容
が、ステーション10側で移載準備が完了したことを意
味する場合は、制御手段6は前記モータ15を駆動し
て、該ステーション10へ搬送車13を進入させる。ま
た、認識結果の内容が、ステーション10側で移載準備
が完了していないことを意味する場合は、制御手段6は
モータ15の駆動を停止して、搬送車13を停止させる
のである。つまり、前述した異なる動作パターンとは、
本実施例では、搬送車13をステーション10へ進入さ
せる、搬送車13を停止させる、の二つである。なお、
本実施例の動作テーブルには、到着確認信号に応じた対
応も記憶されているが、これは本発明で必須とする構成
要素ではない。後述するように、本実施例では、地上通
信手段4および車上通信手段5を光通信装置としたため
に、到着確認信号を必要としているだけである。
【0015】認識結果は本実施例では1バイトの信号と
しており、0または1が択一式に選択される。ステーシ
ョン10側で移載準備が完了している場合は、認識結果
out1=0としている。また、ステーション10側で
移載準備が完了していない場合は、認識結果out1=
1である。
【0016】軌道12上には、被検出手段8・8・・・
が配置されており、該被検出手段8が搬送車13側で検
出されると、搬送車13はステーション10の(移載作
業の)状態を確認するための通信を開始する。被検出手
段8は、各ステーション10毎に設けられており、対応
するステーション10から適宜離間した位置に配置され
ている。被検出手段8は、搬送車13のステーション1
0への進入方向で、搬送車13の手前側に配置されてい
る。したがって、搬送車13が前後進可能に無人搬送車
システム1が構成されている場合は、一つのステーショ
ン10毎に二つの被検出手段8・8が設けられ、該被検
出手段8・8は、軌道12上で前記ステーション10の
進行方向両側に配置される。搬送車13には、被検出手
段8を検出するための検出手段9が設けられている。そ
して、検出手段9が被検出手段8を検出すると、前記車
上通信手段5より地上通信手段4に向けて、到着信号が
送信される。該到着信号を地上通信手段4が受信する
と、前記管理手段3は、搬送車13がステーション10
に接近していることを認識する。また、ステーション1
0側が故障等により送信できない状況を除いては、管理
手段3は搬送車13の車上通信手段5へ向けて、前記到
着信号に対する返信として、到着確認信号を送信する。
【0017】被検出手段8は、搬送車13の走行方向に
沿って、一定の長さだけ形成されている。後述するが、
被検出手段8の前記走行方向における長さは、被検出手
段8の検出時間を設定するものである。検出手段9の検
出方向は、例えば、搬送車13の走行方向に垂直となる
方向に設定されている。そして検出手段9は搬送車13
の走行に伴い、前記検出方向上に被検出手段8が存在す
る間だけ、被検出手段8を検出する。また、検出手段9
が被検出手段8を検出する間は、前記到着信号がステー
ション10側より搬送車13側へ向けて送信される。ス
テーション10側より搬送車13側へ向けて送信される
信号は、到着確認信号および前記認識結果である。これ
らのステーション10側より送信される信号は、到着信
号と異なり、所定時間(本実施例では1秒間)だけ送信
される。これらの送信時間の設定は、進入管理システム
の機構を容易化、単純化するためである。搬送車13側
では、被検出手段8を検出する間だけ到着信号の送信を
行うようにし、ステーション10側では、所定時間だけ
送信を行うように設定することで、他の制御機構を設け
る必要を無くすることができる。
【0018】前記到着信号は本実施例では1バイトの信
号としており、0または1を択一式に選択可能である。
搬送車13の制御手段6は、前記被検出手段8が検出さ
れると、到着信号out2=1として、該到着信号ou
t2をステーション10へ送信する。搬送車13側より
到着信号が送信されない状態は、ステーション10の管
理手段3は到着信号out2=0と判断し、搬送車13
が接近していない、と判断する。また、前記到着確認信
号も本実施例では1バイトの信号としており、0または
1を択一式に選択可能である。ステーション10の管理
手段3は、到着信号が地上通信手段4で受信されると、
到着確認信号out3=1として、該到着確認信号ou
t3を搬送車13へ返信する。同時に、認識結果out
1も送信する。ステーション10側が故障等により送信
不能の場合は、到着確認信号out3および認識結果o
ut1は、当然送信されない。この場合は、搬送車13
の管理手段3は、到着確認信号out3=0かつ、認識
結果out1=0と認識して、ステーション10に支障
があると認識し、搬送車13を停止させる。
【0019】以上を整理すると、図3に示すようなもの
となる。ステーション10に支障が無く、移載準備が終
了し、搬送車13がステーション10へ進入しても良い
ときは、ステーション10より搬送車13へ向けて、認
識結果out1=0かつ到着確認信号out3=1とさ
れて、これらの信号の送信が行われる。ステーション1
0に支障は無いが、移載準備は終了しておらず、搬送車
13がステーション10へ進入しては駄目な場合は、ス
テーション10より搬送車13へ向けて、認識結果ou
t1=1かつ到着確認信号out3=1とされて、これ
らの信号の送信が行われる。また、ステーション10に
支障があって、信号が搬送車13側へ送信されない場合
は、前記管理手段3は、認識結果out1=0かつ到着
確認信号out3=0と判断して、搬送車13を停止さ
せる。
【0020】前記地上通信手段4および前記車上通信手
段5は、本実施例では、光通信装置に構成されている。
これらの光通信装置は、発光することで前記の各信号を
1とし、発光しない場合で0を示している。このため、
地上通信手段4より認識結果の信号のみ送信したので
は、発光しない場合と、故障等により発光できない場合
とが、区別できない。したがって、到着確認信号をも認
識結果と共に、地上通信手段4より車上通信手段へ送信
することで、搬送車13がステーション10が進入して
よい場合(認識結果out1=0かつ到着確認信号ou
t3=1)と、ステーション10に支障がある場合(認
識結果out1=0かつ到着確認信号out3=0)と
が、区別されるようにしている。地上通信手段4および
車上通信手段5はそれぞれ、互いに区別される二種類の
発光手段と、該発光手段それぞれに対応する受光手段と
を備えている。そして、認識結果と到着確認信号とが区
別されるようにしている。
【0021】次に、搬送車13がステーション10に接
近するに伴って、前述した進入管理システム2がどのよ
うに作用するかを、順を追って説明する。搬送車13が
ステーション10に接近すると、いずれかの時点で、搬
送車13の検出手段9が、軌道12上の被検出手段8の
検出を開始する。前述したように、被検出手段8は搬送
車13の走行方向に沿って一定長さ設けられているの
で、まず、搬送車13手前側の(被検出手段8の)端部
が検出される。そして、ステーション10側の端部が検
出されるまでは、被検出手段8が検出されている状態が
継続する。被検出手段8が検出されると、搬送車13の
制御手段6は車上通信手段5を制御して、該車上通信手
段5に到着信号を送信させる。具体的には、光通信装置
である車上通信手段5はこのとき発光するのであり、到
着信号out2=1である。
【0022】ステーション10の地上通信手段4が到着
信号を受信すると、管理手段3の認識手段3aの認識結
果および到着確認信号が、地上通信手段4より送信され
る。認識手段3aはステーション10での移載作業の状
態を認識しており、移載準備が完了していれば認識結果
out1=0であり、移載準備が完了していないと認識
結果out1=1である。また、ステーション10側で
故障等が生じて地上通信手段4より送信不能となる場合
を除き、到着確認信号out3=1である。送信不能の
場合は、到着確認信号out3=0である。
【0023】制御手段6が車上通信手段5を介して、認
識結果out1=0かつ到着確認信号out3=1を確
認すると、搬送車13はステーション10へ進入する。
認識結果out1=1かつ到着確認信号out3=1を
確認すると、搬送車13は停止する。また、認識結果o
ut1=0かつ到着確認信号out3=0を確認した場
合も、搬送車13は停止する。前述したように、第三の
場合は、ステーション10側で故障等が発生して、地上
通信装置4が送信不能となった場合である。
【0024】搬送車13側での到着信号の送信は、前述
したように、搬送車13の走行により、被検出手段8が
検出されるだけの間である。また、ステーション10側
での認識結果および到着確認信号の送信は、前述したよ
うに、所定時間の間だけとしている。そして、被検出手
段8の検出中に、認識結果out1=1かつ到着確認信
号out3=1か、認識結果out1=0かつ到着確認
信号out3=0かを制御手段6が確認すると、搬送車
13は停止する。また、搬送車13がステーション10
の手前で一旦停止していても、該ステーション10側で
移載準備が終了した場合は、認識結果out1=0かつ
到着確認信号out3=1とした信号が、地上通信装置
4より送信され、搬送車13はステーション10へ進入
する。
【0025】前記実施例では、ステーション10に停止
予定の搬送車13以外の搬送車13に誤動作が生じない
ように、停止予定の搬送車13が停止した後、ステーシ
ョン10側の準備が完了した時点で、地上通信装置4か
ら停止予定の搬送車13へ、所定時間の間だけ、進入可
能とする信号が送信されるが、以下のようにしてもよ
い。搬送車13は、ステーション10に停止可能なクリ
ープ速度で接近する。そして、搬送車13は、検出手段
9で被検出手段8を検出すると、車上通信手段5から到
着信号を送信する。この到着信号を受信した地上通信手
段4は、管理手段3の認識手段3aでの認識結果及び到
着確認信号を送信する。ステーション10の移載準備が
完了している場合(認識結果out1=0かつ到着確認
信号out3=1)、搬送車13はクリープ速度を維持
したままステーション10に進入する。搬送車13はク
リープ速度から増速させてステーション10に進入させ
ても良い。ステーション10の移載準備が完了していな
い場合(認識結果out1=1かつ到着確認信号out
3=1)、搬送車13は即座に停止する。停止した位置
は、検出手段9で被検出手段8を検出可能な位置であ
る。つまり、停止した場合には、定期的に搬送車13と
ステーション10とが交信することで、断続的に搬送車
13とステーション10との間で、ステーション10の
状況(認識結果)を逐次更新できるようになっている。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の如く、軌道と、軌道上を
走行する無人の搬送車と、物品を移載するためのステー
ションとを備えた無人搬送車システムであって、ステー
ションの状態を認識する認識手段と、認識手段の認識結
果を送信する地上通信手段とをステーションに設け、地
上通信手段と交信するための車上通信手段と、車上通信
手段が受信した認識結果に応じて搬送車を制御する制御
手段とを搬送車に設けるので、ステーションおよび搬送
車間のみで、搬送車のステーションへの進入、停止を管
理するシステムを構成することができ、上位のコントロ
ーラを負担させる必要が無い。このため、上位のコント
ローラの負担を軽減でき、ステーション数が増大して
も、上位のコントローラがダウンすることを防止でき、
無人搬送車システム全体に影響が及ぶことを防止でき
る。
【0027】請求項2記載の如く、前記制御手段には、
前記認識結果に対応した動作パターンを記憶したテーブ
ルが記憶され、該制御手段は認識結果に応じて搬送車の
動作を制御するので、制御手段が搬送車を制御するため
の指令を択一式とすることができ、容易に搬送車を制御
することができる。
【0028】請求項3記載の如く、軌道上に被検出手段
を配置し、搬送車に検出手段を設け、検出手段が被検出
手段を検出すると、車上通信手段から地上通信手段へ到
着信号が送信されるので、搬送車のステーションへの進
入、停止確認のタイミングを、搬送車が走行により自動
的に検出可能としている。このため、搬送車とステーシ
ョンとの間で通信を行って、進入、停止確認のタイミン
グを検出する必要が無い。そして、無用な通信を無くす
ることで、進入、停止を管理するシステムの誤作動を抑
えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無人搬送車システム1を示す全体斜視図であ
る。
【図2】進入管理システム2の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】動作テーブルの構成図である。
【符号の説明】
1 無人搬送車システム 2 進入管理システム 3 管理手段 3a 認識手段 4 地上通信手段 5 車上通信手段 6 制御手段 8 被検出手段 9 検出手段 10 ステーション 12 軌道 13 搬送車
フロントページの続き Fターム(参考) 3C100 AA48 BB24 DD07 DD12 DD22 DD33 3F022 AA15 JJ11 LL07 MM08 NN32 NN40 NN50 NN51 NN56 5H301 AA02 AA09 BB08 CC03 CC06 DD01 DD07 DD16 EE02 EE12 FF01 FF11 GG07 MM01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道と、軌道上を走行する無人の搬送車
    と、物品を移載するためのステーションとを備えた無人
    搬送車システムであって、ステーションの状態を認識す
    る認識手段と、認識手段の認識結果を送信する地上通信
    手段とをステーションに設け、地上通信手段と交信する
    ための車上通信手段と、車上通信手段が受信した認識結
    果に応じて搬送車を制御する制御手段とを搬送車に設け
    ることを特徴とする無人搬送車システム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段には、前記認識結果に対応
    した動作パターンを記憶したテーブルが記憶され、該制
    御手段は認識結果に応じて搬送車の動作を制御すること
    を特徴とする請求項1記載の無人搬送車システム。
  3. 【請求項3】 軌道上に被検出手段を配置し、搬送車に
    検出手段を設け、検出手段が被検出手段を検出すると、
    車上通信手段から地上通信手段へ到着信号が送信される
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の無人搬
    送車システム。
JP2001154402A 2001-05-23 2001-05-23 無人搬送車システム Pending JP2002347904A (ja)

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