JP2002347610A - 移動体使用の搬送設備 - Google Patents
移動体使用の搬送設備Info
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- JP2002347610A JP2002347610A JP2001156225A JP2001156225A JP2002347610A JP 2002347610 A JP2002347610 A JP 2002347610A JP 2001156225 A JP2001156225 A JP 2001156225A JP 2001156225 A JP2001156225 A JP 2001156225A JP 2002347610 A JP2002347610 A JP 2002347610A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 共通の支持手段でありながら、被搬送物の小
さな長さ変化や形状変化に対処できる移動体使用の搬送
設備を提供する。 【解決手段】 一定経路8上で移動自在な移動体10に
被搬送物Aの支持手段30を設けた。支持手段30の支
持体41を加圧により変形自在にした。被運搬物Aを支
持手段30に載置したとき、被運搬物A側の荷重、すな
わち加圧により変形した状態で、支持体41により支持
できる。移動体10の移動によって、被運搬物Aを位置
ずれなどすることなく一定経路8上で搬送できる。支持
手段30上に載置する被運搬物Aの長さや形状が変化し
たとき、支持体41の変形量の差によって吸収できる。
たとえば少し長く変化したとき、支持体41が大きく変
形することにより吸収でき、少し短く変化したとき、支
持体41が小さく変形することにより吸収できる。
さな長さ変化や形状変化に対処できる移動体使用の搬送
設備を提供する。 【解決手段】 一定経路8上で移動自在な移動体10に
被搬送物Aの支持手段30を設けた。支持手段30の支
持体41を加圧により変形自在にした。被運搬物Aを支
持手段30に載置したとき、被運搬物A側の荷重、すな
わち加圧により変形した状態で、支持体41により支持
できる。移動体10の移動によって、被運搬物Aを位置
ずれなどすることなく一定経路8上で搬送できる。支持
手段30上に載置する被運搬物Aの長さや形状が変化し
たとき、支持体41の変形量の差によって吸収できる。
たとえば少し長く変化したとき、支持体41が大きく変
形することにより吸収でき、少し短く変化したとき、支
持体41が小さく変形することにより吸収できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば自動車製
作工場において車体を支持している移動体を走行させな
がら、この車体に対して各種の処理作業を行うときなど
に採用される移動体使用の搬送設備に関するものであ
る。
作工場において車体を支持している移動体を走行させな
がら、この車体に対して各種の処理作業を行うときなど
に採用される移動体使用の搬送設備に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の設備としては、たとえば
特開平6−227642号公報に見られる構成が提供さ
れている。この従来構成において、移動体は、上位レー
ルに支持案内されて一定経路上で移動自在に構成されて
いる。そして上位レールの下方には、下位レールに支持
案内される駆動チェーン装置が設けられ、この駆動チェ
ーン装置側の伝動体が移動体側の受動体に係合されるこ
とで、移動体に移動力が付与されている。前記移動体の
上面側の複数箇所には受け具が設けられ、これら受け具
を介して車体の支持が行われている。
特開平6−227642号公報に見られる構成が提供さ
れている。この従来構成において、移動体は、上位レー
ルに支持案内されて一定経路上で移動自在に構成されて
いる。そして上位レールの下方には、下位レールに支持
案内される駆動チェーン装置が設けられ、この駆動チェ
ーン装置側の伝動体が移動体側の受動体に係合されるこ
とで、移動体に移動力が付与されている。前記移動体の
上面側の複数箇所には受け具が設けられ、これら受け具
を介して車体の支持が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記した従来構
成によると、受け具群は移動体の上面側に固定状である
ことから、車種の変更、すなわち車長の変化に対処でき
ない。なお、車長の大きな変化に対しては、受け具を多
数設けて使い分けることにより対処しているが、車長の
小さな変化に対処すべく受け具を多数設けることは、各
移動体が高価になる。さらに、受け具どうしが近接され
て設けられることは、その配設が容易に行えないばかり
でなく、非使用の受け具の退避は容易に行えない。
成によると、受け具群は移動体の上面側に固定状である
ことから、車種の変更、すなわち車長の変化に対処でき
ない。なお、車長の大きな変化に対しては、受け具を多
数設けて使い分けることにより対処しているが、車長の
小さな変化に対処すべく受け具を多数設けることは、各
移動体が高価になる。さらに、受け具どうしが近接され
て設けられることは、その配設が容易に行えないばかり
でなく、非使用の受け具の退避は容易に行えない。
【0004】そこで本発明の請求項1記載の発明は、共
通の支持手段でありながら、被搬送物の小さな長さ変化
や形状変化に対処し得る移動体使用の搬送設備を提供す
ることを目的としたものである。
通の支持手段でありながら、被搬送物の小さな長さ変化
や形状変化に対処し得る移動体使用の搬送設備を提供す
ることを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の移動体使用の搬
送設備は、一定経路上で移動自在な移動体に被搬送物の
支持手段が設けられ、この支持手段の支持体が、加圧に
より変形自在に構成されていることを特徴としたもので
ある。
ために、本発明のうちで請求項1記載の移動体使用の搬
送設備は、一定経路上で移動自在な移動体に被搬送物の
支持手段が設けられ、この支持手段の支持体が、加圧に
より変形自在に構成されていることを特徴としたもので
ある。
【0006】したがって請求項1の発明によると、被運
搬物を支持手段上に載置させたとき、この被運搬物側の
荷重、すなわち加圧により変形した状態で、支持体によ
り支持し得る。これにより、その後の移動体の移動によ
って、被運搬物を位置ずれなどすることなく一定経路上
で搬送し得る。支持手段上に載置させる被運搬物の長さ
や形状が変化したとき、支持体の変形量の差によって吸
収し得る。つまり、たとえば少し長く変化したときに
は、支持体が大きく変形することによって吸収し得、ま
た少し短く変化したときには、支持体が小さく変形する
ことによって吸収し得る。
搬物を支持手段上に載置させたとき、この被運搬物側の
荷重、すなわち加圧により変形した状態で、支持体によ
り支持し得る。これにより、その後の移動体の移動によ
って、被運搬物を位置ずれなどすることなく一定経路上
で搬送し得る。支持手段上に載置させる被運搬物の長さ
や形状が変化したとき、支持体の変形量の差によって吸
収し得る。つまり、たとえば少し長く変化したときに
は、支持体が大きく変形することによって吸収し得、ま
た少し短く変化したときには、支持体が小さく変形する
ことによって吸収し得る。
【0007】また本発明の請求項2記載の移動体使用の
搬送設備は、上記した請求項1記載の構成において、支
持手段は、下面支持体と側面支持体とを有し、移動体の
複数箇所に設けられていることを特徴としたものであ
る。
搬送設備は、上記した請求項1記載の構成において、支
持手段は、下面支持体と側面支持体とを有し、移動体の
複数箇所に設けられていることを特徴としたものであ
る。
【0008】したがって請求項2の発明によると、被運
搬物を支持手段間に亘って載置させたとき、被運搬物側
の下向き荷重を主として下面支持体群により支持し得、
そして被運搬物側の横向きの位置決め荷重を主として側
面支持体により支持し得る。被運搬物を支持手段間に亘
って載置させる際に、移動体の停止誤差や移載位置誤差
などによって、支持手段群に対する被運搬物の載置位置
が少し乱れたとき、対峙した支持手段における側面支持
体の変形量の差によって吸収し得る。
搬物を支持手段間に亘って載置させたとき、被運搬物側
の下向き荷重を主として下面支持体群により支持し得、
そして被運搬物側の横向きの位置決め荷重を主として側
面支持体により支持し得る。被運搬物を支持手段間に亘
って載置させる際に、移動体の停止誤差や移載位置誤差
などによって、支持手段群に対する被運搬物の載置位置
が少し乱れたとき、対峙した支持手段における側面支持
体の変形量の差によって吸収し得る。
【0009】つまり、移動体に対する被運搬物の乱れた
側の支持手段における側面支持体が大きく変形し、他側
の支持手段における側面支持体が小さく変形することに
よって吸収し得る。また、被運搬物の長さが少し長く変
化したときには、側面支持体が大きく変形することによ
って吸収し得、そして少し短く変化したときには、側面
支持体が小さく変形することによって吸収し得る。
側の支持手段における側面支持体が大きく変形し、他側
の支持手段における側面支持体が小さく変形することに
よって吸収し得る。また、被運搬物の長さが少し長く変
化したときには、側面支持体が大きく変形することによ
って吸収し得、そして少し短く変化したときには、側面
支持体が小さく変形することによって吸収し得る。
【0010】そして本発明の請求項3記載の移動体使用
の搬送設備は、上記した請求項1または2記載の構成に
おいて、支持体が、弾力性部材を波状に配設することで
構成されていることを特徴としたものである。
の搬送設備は、上記した請求項1または2記載の構成に
おいて、支持体が、弾力性部材を波状に配設することで
構成されていることを特徴としたものである。
【0011】したがって請求項3の発明によると、被運
搬物を弾力性部材上に載置させたとき、被運搬物側の加
圧により波状が変形した状態で、弾力性部材により支持
し得る。
搬物を弾力性部材上に載置させたとき、被運搬物側の加
圧により波状が変形した状態で、弾力性部材により支持
し得る。
【0012】さらに本発明の請求項4記載の移動体使用
の搬送設備は、上記した請求項1または2記載の構成に
おいて、支持体が、外皮内に粒状物を入れることで構成
されていることを特徴としたものである。
の搬送設備は、上記した請求項1または2記載の構成に
おいて、支持体が、外皮内に粒状物を入れることで構成
されていることを特徴としたものである。
【0013】したがって請求項4の発明によると、被運
搬物を支持体上に載置させたとき、被運搬物側の加圧に
より変形した支持体を介して支持し得、その際に支持体
の変形は、外皮の撓みと、この外皮内での粒状物の流動
によって、自動的にかつ常に円滑に、しかも外皮を被運
搬物の形状に沿って密着状として行える。
搬物を支持体上に載置させたとき、被運搬物側の加圧に
より変形した支持体を介して支持し得、その際に支持体
の変形は、外皮の撓みと、この外皮内での粒状物の流動
によって、自動的にかつ常に円滑に、しかも外皮を被運
搬物の形状に沿って密着状として行える。
【0014】しかも本発明の請求項5記載の移動体使用
の搬送設備は、上記した請求項1または2記載の構成に
おいて、支持体が、ブロック状の弾力性部材で構成され
ていることを特徴としたものである。
の搬送設備は、上記した請求項1または2記載の構成に
おいて、支持体が、ブロック状の弾力性部材で構成され
ていることを特徴としたものである。
【0015】したがって請求項5の発明によると、被運
搬物を支持手段の弾力性部材上に載置させたとき、被運
搬物側の加圧により変形した弾力性部材を介して支持し
得、その際に弾力性部材の変形は自動的にかつ常に円滑
に行える。
搬物を支持手段の弾力性部材上に載置させたとき、被運
搬物側の加圧により変形した弾力性部材を介して支持し
得、その際に弾力性部材の変形は自動的にかつ常に円滑
に行える。
【0016】また本発明の請求項6記載の移動体使用の
搬送設備は、上記した請求項1〜5のいずれかに記載の
構成において、支持体が、耐熱性、耐水性、耐塗料性の
少なくとも1つの性質を有することを特徴としたもので
ある。
搬送設備は、上記した請求項1〜5のいずれかに記載の
構成において、支持体が、耐熱性、耐水性、耐塗料性の
少なくとも1つの性質を有することを特徴としたもので
ある。
【0017】したがって請求項6の発明によると、移動
体の移動によって被運搬物を一定経路上で搬送し、一定
経路中の所定箇所において被運搬物に対して各種の作業
を遂行する際に、その作業に好ましい性質を有する支持
体を採用することで、各種の作業は、支持体に悪影響を
及ぼすことなく、常に好適に行える。
体の移動によって被運搬物を一定経路上で搬送し、一定
経路中の所定箇所において被運搬物に対して各種の作業
を遂行する際に、その作業に好ましい性質を有する支持
体を採用することで、各種の作業は、支持体に悪影響を
及ぼすことなく、常に好適に行える。
【0018】そして本発明の請求項7記載の移動体使用
の搬送設備は、上記した請求項1〜6のいずれかに記載
の構成において、移動体に対して支持手段が位置変更自
在に設けられていることを特徴としたものである。
の搬送設備は、上記した請求項1〜6のいずれかに記載
の構成において、移動体に対して支持手段が位置変更自
在に設けられていることを特徴としたものである。
【0019】したがって請求項7の発明によると、支持
手段を位置変更させることで、被運搬物の変更、すなわ
ち長さの大きな変化に対処し得る。
手段を位置変更させることで、被運搬物の変更、すなわ
ち長さの大きな変化に対処し得る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第1の実施の形
態を、車体の搬送用に採用した状態として図1〜図7に
基づいて説明する。
態を、車体の搬送用に採用した状態として図1〜図7に
基づいて説明する。
【0021】図1〜図3において、床1側には、左右一
対の車輪受け部材2が敷設されるとともに、両車輪受け
部材2間に位置されて上位レ―ル5と下位レ―ル6とが
配設されている。前記車輪受け部材2や上位レ―ル5に
支持案内されて、一定経路8上で移動自在な移動体10
が設けられている。
対の車輪受け部材2が敷設されるとともに、両車輪受け
部材2間に位置されて上位レ―ル5と下位レ―ル6とが
配設されている。前記車輪受け部材2や上位レ―ル5に
支持案内されて、一定経路8上で移動自在な移動体10
が設けられている。
【0022】この移動体10は台車形式であって、平枠
状の本体11と、この本体11の4隅部分から垂設され
たブラケット12と、これらブラケット12の下端に設
けられかつ前記車輪受け部材2上で遊転自在な車輪13
と、前記本体11の前部ならびに後部でかつ幅方向の中
央部分に一端が縦ピン14を介して相対揺動自在に連結
された前後一対の連結杆15と、前部の連結杆15の前
端に設けられたフロントトロリ16と、後部の連結杆1
5の後端に設けられたリヤトロリ17などにより構成さ
れている。
状の本体11と、この本体11の4隅部分から垂設され
たブラケット12と、これらブラケット12の下端に設
けられかつ前記車輪受け部材2上で遊転自在な車輪13
と、前記本体11の前部ならびに後部でかつ幅方向の中
央部分に一端が縦ピン14を介して相対揺動自在に連結
された前後一対の連結杆15と、前部の連結杆15の前
端に設けられたフロントトロリ16と、後部の連結杆1
5の後端に設けられたリヤトロリ17などにより構成さ
れている。
【0023】両トロリ16,17は、そのトロリ本体1
6a,17aの両側にそれぞれ前後一対のトロリホイ―
ル16b,17bが設けられるとともに、前後一対のサ
イドガイドホイ―ル16c,17cが設けられ、これら
ホイ―ル16b,16c、17b,17cを介して左右
一対の上位レ―ル5に支持案内されるように構成されて
いる。そして前記フロントトロリ16におけるトロリ本
体16aの下部に、上下揺動自在な受動体(受動突起)
18が取り付けられている。
6a,17aの両側にそれぞれ前後一対のトロリホイ―
ル16b,17bが設けられるとともに、前後一対のサ
イドガイドホイ―ル16c,17cが設けられ、これら
ホイ―ル16b,16c、17b,17cを介して左右
一対の上位レ―ル5に支持案内されるように構成されて
いる。そして前記フロントトロリ16におけるトロリ本
体16aの下部に、上下揺動自在な受動体(受動突起)
18が取り付けられている。
【0024】前記上位レ―ル5の下方には、この上位レ
―ル5の全長または一部に沿って下位レール6が配設さ
れ、この下位レール6は左右一対で、その開放部を相対
向させている。そして両レール5,6を、レール長さ方
向の複数箇所でヨーク7により一体化している。
―ル5の全長または一部に沿って下位レール6が配設さ
れ、この下位レール6は左右一対で、その開放部を相対
向させている。そして両レール5,6を、レール長さ方
向の複数箇所でヨーク7により一体化している。
【0025】前記下位レール6に支持案内される駆動チ
ェーン装置(駆動手段の一例)20は、センターリンク
とアウターリンクとによりチェーン部21が形成されて
いる。そしてセンターリンクには、前記下位レール6に
支持案内される左右一対のローラ23がローラ軸を介し
て遊転自在に取り付けられている。また長さ方向の適所
においてアウターリンクからは、前記受動体18が係脱
自在な伝動体(伝動突起)24が一体に突設されてい
る。
ェーン装置(駆動手段の一例)20は、センターリンク
とアウターリンクとによりチェーン部21が形成されて
いる。そしてセンターリンクには、前記下位レール6に
支持案内される左右一対のローラ23がローラ軸を介し
て遊転自在に取り付けられている。また長さ方向の適所
においてアウターリンクからは、前記受動体18が係脱
自在な伝動体(伝動突起)24が一体に突設されてい
る。
【0026】図1〜図6において、前記台車10におけ
る本体11上には、車体(被搬送物の一例)Aの支持手
段30が設けられ、この支持手段30の支持体41は、
加圧により変形自在に構成されている。すなわち、支持
手段30は据え付け体31と支持体41とからなり、そ
して支持体41は、下面支持体41Aと側面支持体41
Bとにより構成されている。
る本体11上には、車体(被搬送物の一例)Aの支持手
段30が設けられ、この支持手段30の支持体41は、
加圧により変形自在に構成されている。すなわち、支持
手段30は据え付け体31と支持体41とからなり、そ
して支持体41は、下面支持体41Aと側面支持体41
Bとにより構成されている。
【0027】前記据え付け体31は、矩形板状のベース
部32と、このベース部32の中央部分から立設された
支杆部33と、この支杆部33の上端に連結されたL字
板状の装着部34と、支杆部33の補強部35などから
構成されている。ここで装着部34には、上向き装着面
34Aと内向き装着面34Bとが形成され、その際に上
向き装着面34Aは水平状に、また内向き装着面34B
は上位ほど外側の傾斜状とされている。
部32と、このベース部32の中央部分から立設された
支杆部33と、この支杆部33の上端に連結されたL字
板状の装着部34と、支杆部33の補強部35などから
構成されている。ここで装着部34には、上向き装着面
34Aと内向き装着面34Bとが形成され、その際に上
向き装着面34Aは水平状に、また内向き装着面34B
は上位ほど外側の傾斜状とされている。
【0028】前記下面支持体41Aと側面支持体41B
とはそれぞれ、その一面が上向き装着面34Aや内向き
装着面34Bに当接自在な板状の取り付け用部材42
A,42Bと、これら取り付け用部材42A,42Bの
他面上に配設された弾力性部材43A,43Bなどによ
り構成されている。ここで弾力性部材43A,43B
は、たとえばテフロン(登録商標)、フッ素ゴムからな
る帯状体であって、取り付け用部材42A,42Bの他
面上に波状に配設され、そして複数の固定具(ボルトな
ど)44A,44Bを介して取り付けられている。
とはそれぞれ、その一面が上向き装着面34Aや内向き
装着面34Bに当接自在な板状の取り付け用部材42
A,42Bと、これら取り付け用部材42A,42Bの
他面上に配設された弾力性部材43A,43Bなどによ
り構成されている。ここで弾力性部材43A,43B
は、たとえばテフロン(登録商標)、フッ素ゴムからな
る帯状体であって、取り付け用部材42A,42Bの他
面上に波状に配設され、そして複数の固定具(ボルトな
ど)44A,44Bを介して取り付けられている。
【0029】このように波状に配設され弾力性部材43
A,43Bは、加圧により波状が変形され、そして加圧
の開放により元の波状に戻されるように構成されてい
る。さらに弾力性部材43A,43Bは、たとえばテフ
ロン、フッ素ゴムからなることで、耐熱性、耐水性、耐
塗料性(シンナーなどの耐薬品を含む)の性質を有する
ことになる。なお取り付け用部材42A,42Bは、複
数の固定具(ボルトなど)45A,45Bを介して装着
部34に取り付けられる。
A,43Bは、加圧により波状が変形され、そして加圧
の開放により元の波状に戻されるように構成されてい
る。さらに弾力性部材43A,43Bは、たとえばテフ
ロン、フッ素ゴムからなることで、耐熱性、耐水性、耐
塗料性(シンナーなどの耐薬品を含む)の性質を有する
ことになる。なお取り付け用部材42A,42Bは、複
数の固定具(ボルトなど)45A,45Bを介して装着
部34に取り付けられる。
【0030】上記した支持手段30は、その据え付け体
31のベース部32を介して本体11上に載置され、そ
して複数の固定具(ボルト・ナットなど)36を介して
取り付けられている。また、支持手段30は本体11上
の複数箇所に設けられ、その際に、側面支持体41Bが
相対向される状態で前後一対として、左右に二対(単数
対または複数対)が設けられている。
31のベース部32を介して本体11上に載置され、そ
して複数の固定具(ボルト・ナットなど)36を介して
取り付けられている。また、支持手段30は本体11上
の複数箇所に設けられ、その際に、側面支持体41Bが
相対向される状態で前後一対として、左右に二対(単数
対または複数対)が設けられている。
【0031】以下に、上記した第1の実施の形態におけ
る作用を説明する。駆動装置(図示せず。)の作動によ
って駆動チェーン装置20は連続駆動されている。そし
て移動体10は、その受動体18を伝動体24に係合さ
せることで、チェーン部21の駆動力を受けて移動す
る。その際に移動体10は、車輪13群を介して床1側
の車輪受け部材2に支持案内され、そしてフロントトロ
リ16やリヤトロリ17を介して上位レール5に支持案
内されることで、一定経路8上で移動される。また駆動
チェーン装置20は、ローラ23を介して下位レール6
に支持案内される。
る作用を説明する。駆動装置(図示せず。)の作動によ
って駆動チェーン装置20は連続駆動されている。そし
て移動体10は、その受動体18を伝動体24に係合さ
せることで、チェーン部21の駆動力を受けて移動す
る。その際に移動体10は、車輪13群を介して床1側
の車輪受け部材2に支持案内され、そしてフロントトロ
リ16やリヤトロリ17を介して上位レール5に支持案
内されることで、一定経路8上で移動される。また駆動
チェーン装置20は、ローラ23を介して下位レール6
に支持案内される。
【0032】このような作動中において、たとえば一定
経路8上の所定箇所において、受動体18を伝動体24
から離脱させるとともに、ストッパー手段(図示せ
ず。)を本体11に作用させることより、移動体10を
停止し得る。そして、適宜の移載手段によって車体Aを
支持手段30間に亘って載置させる。
経路8上の所定箇所において、受動体18を伝動体24
から離脱させるとともに、ストッパー手段(図示せ
ず。)を本体11に作用させることより、移動体10を
停止し得る。そして、適宜の移載手段によって車体Aを
支持手段30間に亘って載置させる。
【0033】これにより車体Aは、図7の実線に示され
るように、車体A側の加圧により波状が変形された状態
で、弾力性部材43A,43B群により支持される。す
なわち、車体A側の下向き荷重は主として弾力性部材4
3A群により支持され、そして車体A側の前後の位置決
め荷重は主として弾力性部材43B群により支持され
る。
るように、車体A側の加圧により波状が変形された状態
で、弾力性部材43A,43B群により支持される。す
なわち、車体A側の下向き荷重は主として弾力性部材4
3A群により支持され、そして車体A側の前後の位置決
め荷重は主として弾力性部材43B群により支持され
る。
【0034】したがって、その後の移動体10の移動に
よって、車体Aを一定経路8上で搬送し得、その際に弾
力性部材43A,43B群による荷重の支持によって、
車体Aは位置ずれなどすることなく搬送し得る。そし
て、一定経路8中の所定箇所において、車体Aに対して
各種の作業が遂行される。
よって、車体Aを一定経路8上で搬送し得、その際に弾
力性部材43A,43B群による荷重の支持によって、
車体Aは位置ずれなどすることなく搬送し得る。そし
て、一定経路8中の所定箇所において、車体Aに対して
各種の作業が遂行される。
【0035】なお各種の作業とは、車体Aに対する電着
作業(塗装作業)、炉内での車体Aに対する乾燥作業な
どである。その際に弾力性部材43A,43Bが耐水
性、耐塗料性であることから、電着作業は弾力性部材4
3A,43Bに悪影響を及ぼすことなく常に好適に行
え、また弾力性部材43A,43Bが耐熱性であること
から、炉内での加熱による乾燥作業は弾力性部材43
A,43Bに悪影響を及ぼすことなく常に好適に行え
る。
作業(塗装作業)、炉内での車体Aに対する乾燥作業な
どである。その際に弾力性部材43A,43Bが耐水
性、耐塗料性であることから、電着作業は弾力性部材4
3A,43Bに悪影響を及ぼすことなく常に好適に行
え、また弾力性部材43A,43Bが耐熱性であること
から、炉内での加熱による乾燥作業は弾力性部材43
A,43Bに悪影響を及ぼすことなく常に好適に行え
る。
【0036】前述したように、移載手段によって車体A
を支持手段30間に亘って載置させる際に、移動体10
の停止誤差や移載手段による移載位置誤差などによっ
て、支持手段30群に対する車体Aの載置位置が少し乱
れたとき、前後で対峙した支持手段30における弾力性
部材43Bの変形量の差によって吸収し得る。つまり、
たとえば移動体10に対して車体Aが前方に乱れていた
とき、前部側の支持手段30における弾力性部材43B
が大きく変形し、後部側の支持手段30における弾力性
部材43Bが小さく変形することによって吸収し得る。
を支持手段30間に亘って載置させる際に、移動体10
の停止誤差や移載手段による移載位置誤差などによっ
て、支持手段30群に対する車体Aの載置位置が少し乱
れたとき、前後で対峙した支持手段30における弾力性
部材43Bの変形量の差によって吸収し得る。つまり、
たとえば移動体10に対して車体Aが前方に乱れていた
とき、前部側の支持手段30における弾力性部材43B
が大きく変形し、後部側の支持手段30における弾力性
部材43Bが小さく変形することによって吸収し得る。
【0037】また、車種が異なり車長が小さく変化した
ときにも、同様に弾力性部材43Bの変形量の差によっ
て吸収し得る。つまり、たとえば車長が少し長く変化し
たときには、図7の仮想線イに示されるように、弾力性
部材43Bが大きく変形することによって吸収し得、ま
た車長が少し短く変化したときには、図7の仮想線ロに
示されるように、弾力性部材43Bが小さく変形するこ
とによって吸収し得る。このように、共通の支持手段3
0を使用する安価な構成でありながら、車体Aの小さな
長さ変化に対処して、常に好適に支持し得る。
ときにも、同様に弾力性部材43Bの変形量の差によっ
て吸収し得る。つまり、たとえば車長が少し長く変化し
たときには、図7の仮想線イに示されるように、弾力性
部材43Bが大きく変形することによって吸収し得、ま
た車長が少し短く変化したときには、図7の仮想線ロに
示されるように、弾力性部材43Bが小さく変形するこ
とによって吸収し得る。このように、共通の支持手段3
0を使用する安価な構成でありながら、車体Aの小さな
長さ変化に対処して、常に好適に支持し得る。
【0038】さらに、車種が異なることによる形状変
化、すなわち被受け面の位置や形状が異なる場合にも、
同様に、共通の支持手段30を使用する安価な構成であ
りながら、常に好適に支持し得る。
化、すなわち被受け面の位置や形状が異なる場合にも、
同様に、共通の支持手段30を使用する安価な構成であ
りながら、常に好適に支持し得る。
【0039】次に、本発明の第2の実施の形態を、図
8、図9に基づいて説明する。すなわち、支持体51
は、下面支持体51Aと側面支持体51Bとにより構成
されている。そして下面支持体51Aと側面支持体51
Bとはそれぞれ、その一面が上向き装着面34Aや内向
き装着面34Bに当接自在な板状の取り付け用部材52
A,52Bと、これら取り付け用部材52A,52Bの
他面上に配設された外皮53A,53Bと、これら外皮
53A,53B内に入れた粒状物54A,54Bなどに
より構成されている。
8、図9に基づいて説明する。すなわち、支持体51
は、下面支持体51Aと側面支持体51Bとにより構成
されている。そして下面支持体51Aと側面支持体51
Bとはそれぞれ、その一面が上向き装着面34Aや内向
き装着面34Bに当接自在な板状の取り付け用部材52
A,52Bと、これら取り付け用部材52A,52Bの
他面上に配設された外皮53A,53Bと、これら外皮
53A,53B内に入れた粒状物54A,54Bなどに
より構成されている。
【0040】ここで外皮53A,53Bは、たとえばパ
ラ系ポリアミド繊維などからなる袋状体であって、取り
付け用部材52A,52Bの他面上に配設され、そして
押え部材55A,55Bと複数の固定具(ボルトなど)
56A,56Bを介して取り付けられている。また粒状
物54A,54Bは、たとえばセラミックス製の球(た
とえば、5mmの球)からなる。
ラ系ポリアミド繊維などからなる袋状体であって、取り
付け用部材52A,52Bの他面上に配設され、そして
押え部材55A,55Bと複数の固定具(ボルトなど)
56A,56Bを介して取り付けられている。また粒状
物54A,54Bは、たとえばセラミックス製の球(た
とえば、5mmの球)からなる。
【0041】このように、外皮53A,53B内に粒状
物54A,54Bを入れることで構成された支持体51
A,51Bは、加圧により変形され、そして加圧の開放
により元に戻されるように構成されている。さらに、外
皮53A,53Bは、たとえばパラ系ポリアミド繊維な
どからなり、また粒状物54A,54Bは、たとえばセ
ラミックス製であることで、下面支持体51Aと側面支
持体51Bとは耐熱性、耐水性、耐塗料性の性質を有す
ることになる。
物54A,54Bを入れることで構成された支持体51
A,51Bは、加圧により変形され、そして加圧の開放
により元に戻されるように構成されている。さらに、外
皮53A,53Bは、たとえばパラ系ポリアミド繊維な
どからなり、また粒状物54A,54Bは、たとえばセ
ラミックス製であることで、下面支持体51Aと側面支
持体51Bとは耐熱性、耐水性、耐塗料性の性質を有す
ることになる。
【0042】以下に、上記した第2の実施の形態におけ
る作用を説明する。支持手段30間に亘って載置させた
車体Aは、図9に示されるように、車体A側の加圧によ
り変形された支持体51A,51B群により支持され
る。すなわち、車体A側の下向き荷重は主として下面支
持体51A群により支持され、そして車体A側の前後の
位置決め荷重は主として側面支持体51B群により支持
される。その際に支持体51A,51B群の変形は、可
撓性の外皮53A,53Bの撓みと、この外皮53A,
53B内での粒状物54A,54Bの流動によって、自
動的にかつ常に円滑に、しかも外皮53A,53Bを車
体Aの形状に沿って密着状として行われる。
る作用を説明する。支持手段30間に亘って載置させた
車体Aは、図9に示されるように、車体A側の加圧によ
り変形された支持体51A,51B群により支持され
る。すなわち、車体A側の下向き荷重は主として下面支
持体51A群により支持され、そして車体A側の前後の
位置決め荷重は主として側面支持体51B群により支持
される。その際に支持体51A,51B群の変形は、可
撓性の外皮53A,53Bの撓みと、この外皮53A,
53B内での粒状物54A,54Bの流動によって、自
動的にかつ常に円滑に、しかも外皮53A,53Bを車
体Aの形状に沿って密着状として行われる。
【0043】そして、支持手段30群に対する車体Aの
載置位置が少し乱れたとき、また車種が異なり車長が小
さく変化したときにも、上述した第1の実施の形態と同
様に、側面支持体51Bの変形量の差によって吸収し得
る。このように、共通の支持手段30を使用する安価な
構成でありながら、車体Aの小さな長さ変化に対処し
て、常に好適に支持し得る。
載置位置が少し乱れたとき、また車種が異なり車長が小
さく変化したときにも、上述した第1の実施の形態と同
様に、側面支持体51Bの変形量の差によって吸収し得
る。このように、共通の支持手段30を使用する安価な
構成でありながら、車体Aの小さな長さ変化に対処し
て、常に好適に支持し得る。
【0044】次に、本発明の第3の実施の形態を、図1
0、図11に基づいて説明する。すなわち、支持体61
は、下面支持体61Aと側面支持体61Bとにより構成
されている。そして下面支持体61Aと側面支持体61
Bとはそれぞれ、その一面が上向き装着面34Aや内向
き装着面34Bに当接自在な板状の取り付け用部材62
A,62Bと、これら取り付け用部材62A,62Bの
他面上に配設されたブロック状(方形状や円盤状などの
一体固まり状)の弾力性部材63A,63Bなどにより
構成されている。
0、図11に基づいて説明する。すなわち、支持体61
は、下面支持体61Aと側面支持体61Bとにより構成
されている。そして下面支持体61Aと側面支持体61
Bとはそれぞれ、その一面が上向き装着面34Aや内向
き装着面34Bに当接自在な板状の取り付け用部材62
A,62Bと、これら取り付け用部材62A,62Bの
他面上に配設されたブロック状(方形状や円盤状などの
一体固まり状)の弾力性部材63A,63Bなどにより
構成されている。
【0045】ここで弾力性部材63A,63Bは、たと
えば発砲樹脂体などからなるスポンジ状のものであっ
て、取り付け用部材62A,62Bの他面上に配設さ
れ、そして押え部材64A,64Bと複数の固定具(ボ
ルトなど)65A,65Bを介して取り付けられてい
る。
えば発砲樹脂体などからなるスポンジ状のものであっ
て、取り付け用部材62A,62Bの他面上に配設さ
れ、そして押え部材64A,64Bと複数の固定具(ボ
ルトなど)65A,65Bを介して取り付けられてい
る。
【0046】このように、ブロック状の弾力性部材63
A,63Bなどにより構成された支持体61A,61B
は、加圧により変形され、そして加圧の開放により元に
戻されるように構成されている。さらに、弾力性部材6
3A,63Bは、たとえば発砲樹脂体などからなるスポ
ンジ状などからなることで、耐熱性、耐水性、耐塗料性
の性質を有することになる。
A,63Bなどにより構成された支持体61A,61B
は、加圧により変形され、そして加圧の開放により元に
戻されるように構成されている。さらに、弾力性部材6
3A,63Bは、たとえば発砲樹脂体などからなるスポ
ンジ状などからなることで、耐熱性、耐水性、耐塗料性
の性質を有することになる。
【0047】以下に、上記した第3の実施の形態におけ
る作用を説明する。支持手段30間に亘って載置させた
車体Aは、図11に示されるように、車体A側の加圧に
より変形された弾力性部材63A,63Bを介して支持
体61A,61B群により支持される。すなわち、車体
A側の下向き荷重は主として下面支持体61A群の弾力
性部材63Aにより支持され、そして車体A側の前後の
位置決め荷重は主として側面支持体61B群の弾力性部
材63Bにより支持される。その際に弾力性部材63
A,63B群の変形は、自動的にかつ常に円滑に行われ
る。
る作用を説明する。支持手段30間に亘って載置させた
車体Aは、図11に示されるように、車体A側の加圧に
より変形された弾力性部材63A,63Bを介して支持
体61A,61B群により支持される。すなわち、車体
A側の下向き荷重は主として下面支持体61A群の弾力
性部材63Aにより支持され、そして車体A側の前後の
位置決め荷重は主として側面支持体61B群の弾力性部
材63Bにより支持される。その際に弾力性部材63
A,63B群の変形は、自動的にかつ常に円滑に行われ
る。
【0048】そして、支持手段30群に対する車体Aの
載置位置が少し乱れたとき、また車種が異なり車長が小
さく変化したときにも、上述した第1の実施の形態と同
様に、側面支持体61B群の弾力性部材63Bの変形量
の差によって吸収し得る。このように、共通の支持手段
30を使用する安価な構成でありながら、車体Aの小さ
な長さ変化に対処して、常に好適に支持し得る。
載置位置が少し乱れたとき、また車種が異なり車長が小
さく変化したときにも、上述した第1の実施の形態と同
様に、側面支持体61B群の弾力性部材63Bの変形量
の差によって吸収し得る。このように、共通の支持手段
30を使用する安価な構成でありながら、車体Aの小さ
な長さ変化に対処して、常に好適に支持し得る。
【0049】次に、本発明の第4の実施の形態を、図1
2、図13に基づいて説明する。すなわち支持体71
は、下面支持体71Aと側面支持体71Bとにより構成
されている。そして下面支持体71Aと側面支持体71
Bとはそれぞれ、その一面が上向き装着面34Aや内向
き装着面34Bに当接自在な板状の取り付け用部材72
A,72Bと、これら取り付け用部材72A,72Bの
他面上に配設されたホース状の弾力性部材73A,73
B群などにより構成されている。そして弾力性部材73
A,73Bは、可撓性でかつ両端が閉じられたホース体
74A,74Bと、これらホース体74A,74B内に
入れた粒状物75A,75Bなどにより構成されてい
る。
2、図13に基づいて説明する。すなわち支持体71
は、下面支持体71Aと側面支持体71Bとにより構成
されている。そして下面支持体71Aと側面支持体71
Bとはそれぞれ、その一面が上向き装着面34Aや内向
き装着面34Bに当接自在な板状の取り付け用部材72
A,72Bと、これら取り付け用部材72A,72Bの
他面上に配設されたホース状の弾力性部材73A,73
B群などにより構成されている。そして弾力性部材73
A,73Bは、可撓性でかつ両端が閉じられたホース体
74A,74Bと、これらホース体74A,74B内に
入れた粒状物75A,75Bなどにより構成されてい
る。
【0050】ここでホース体74A,74Bは、たとえ
ばパラ系ポリアミド繊維などからなり、取り付け用部材
72A,72Bの他面上に、その長さ方向を左右方向と
して前後方向または上下方向に複数本が配設され、そし
て取り付け部材や複数の固定具などを介して取り付けら
れている。また粒状物75A,75Bは、たとえば砂か
らなる。
ばパラ系ポリアミド繊維などからなり、取り付け用部材
72A,72Bの他面上に、その長さ方向を左右方向と
して前後方向または上下方向に複数本が配設され、そし
て取り付け部材や複数の固定具などを介して取り付けら
れている。また粒状物75A,75Bは、たとえば砂か
らなる。
【0051】このように、ホース体74A,74B内に
粒状物75A,75Bを入れることで構成された弾力性
部材73A,73Bは、加圧により変形され、そして加
圧の開放により元に戻されるように構成されている。さ
らに、ホース体74A,74Bは、たとえばパラ系ポリ
アミド繊維などからなり、また粒状物75A,75B
は、たとえば砂であることで、両弾力性部材73A,7
3Bは耐熱性、耐水性、耐塗料性の性質を有することに
なる。
粒状物75A,75Bを入れることで構成された弾力性
部材73A,73Bは、加圧により変形され、そして加
圧の開放により元に戻されるように構成されている。さ
らに、ホース体74A,74Bは、たとえばパラ系ポリ
アミド繊維などからなり、また粒状物75A,75B
は、たとえば砂であることで、両弾力性部材73A,7
3Bは耐熱性、耐水性、耐塗料性の性質を有することに
なる。
【0052】以下に、上記した第4の実施の形態におけ
る作用を説明する。支持手段30間に亘って載置させた
車体Aは、図13に示されるように、車体A側の加圧に
より変形された弾力性部材73A,73Bを介して支持
体71A,71B群により支持される。すなわち、車体
A側の下向き荷重は主として下面支持体71A群の弾力
性部材73Aにより支持され、そして車体A側の前後の
位置決め荷重は主として側面支持体71B群の弾力性部
材73Bにより支持される。その際に弾力性部材73
A,73B群の変形は、可撓性のホース体74A,74
Bの撓みと、このホース体74A,74B内での粒状物
75A,75Bの流動によって、自動的にかつ常に円滑
に、しかもホース体74A,74B群を車体Aの形状に
沿って密着状として行われる。
る作用を説明する。支持手段30間に亘って載置させた
車体Aは、図13に示されるように、車体A側の加圧に
より変形された弾力性部材73A,73Bを介して支持
体71A,71B群により支持される。すなわち、車体
A側の下向き荷重は主として下面支持体71A群の弾力
性部材73Aにより支持され、そして車体A側の前後の
位置決め荷重は主として側面支持体71B群の弾力性部
材73Bにより支持される。その際に弾力性部材73
A,73B群の変形は、可撓性のホース体74A,74
Bの撓みと、このホース体74A,74B内での粒状物
75A,75Bの流動によって、自動的にかつ常に円滑
に、しかもホース体74A,74B群を車体Aの形状に
沿って密着状として行われる。
【0053】そして、支持手段30群に対する車体Aの
載置位置が少し乱れたとき、また車種が異なり車長が小
さく変化したときにも、上述した第1の実施の形態と同
様に、側面支持体71B群の弾力性部材73Bの変形量
の差によって吸収し得る。このように、共通の支持手段
30を使用する安価な構成でありながら、車体Aの小さ
な長さ変化に対処して、常に好適に支持し得る。
載置位置が少し乱れたとき、また車種が異なり車長が小
さく変化したときにも、上述した第1の実施の形態と同
様に、側面支持体71B群の弾力性部材73Bの変形量
の差によって吸収し得る。このように、共通の支持手段
30を使用する安価な構成でありながら、車体Aの小さ
な長さ変化に対処して、常に好適に支持し得る。
【0054】次に、本発明の第5の実施の形態を、図1
4、図15に基づいて説明する。すなわち、前述した第
1の実施の形態の変形例であって、支持手段30の据え
付け体81が、矩形板状のベース部82と、このベース
部82上に溶接などで固定された一対の支え板部83
と、これら支え板部83の下位部分間に連結された上向
き装着部84Aと、両支え板部83の上位部分間に連結
された横向き装着部84Bなどから構成されている。こ
こで支え板部83の中間部分には並列方向への折れ曲が
り部分83aが形成され、以て上向き装着部84Aと横
向き装着部84Bとが左右方向でずれた構成とされてい
る。前記上向き装着部84Aにより上向き装着面85A
が形成され、そして横向き装着部84Bにより内向き装
着面85Bが形成されている。
4、図15に基づいて説明する。すなわち、前述した第
1の実施の形態の変形例であって、支持手段30の据え
付け体81が、矩形板状のベース部82と、このベース
部82上に溶接などで固定された一対の支え板部83
と、これら支え板部83の下位部分間に連結された上向
き装着部84Aと、両支え板部83の上位部分間に連結
された横向き装着部84Bなどから構成されている。こ
こで支え板部83の中間部分には並列方向への折れ曲が
り部分83aが形成され、以て上向き装着部84Aと横
向き装着部84Bとが左右方向でずれた構成とされてい
る。前記上向き装着部84Aにより上向き装着面85A
が形成され、そして横向き装着部84Bにより内向き装
着面85Bが形成されている。
【0055】この第5の実施の形態によると、下面支持
体41Aと側面支持体41Bとを左右方向でずれて配置
し得ることで、車体Aの形状に伴う被支持箇所の変化に
対して容易に対処し得る。
体41Aと側面支持体41Bとを左右方向でずれて配置
し得ることで、車体Aの形状に伴う被支持箇所の変化に
対して容易に対処し得る。
【0056】次に、本発明の第6の実施の形態を、図1
6に基づいて説明する。すなわち、移動体10の本体1
1に対して前後の支持手段30のうち少なくとも一方が
位置変更自在に設けられている。この位置変更は、固定
具36によりベース部32を本体11上に取り付ける際
に、その取り付けを複数箇所とすることで可能となる。
6に基づいて説明する。すなわち、移動体10の本体1
1に対して前後の支持手段30のうち少なくとも一方が
位置変更自在に設けられている。この位置変更は、固定
具36によりベース部32を本体11上に取り付ける際
に、その取り付けを複数箇所とすることで可能となる。
【0057】この第6の実施の形態によると、たとえば
支持手段30の位置のみをロボットなどで変えることに
より、車種の変更、すなわち車長の大きな変化に対して
容易に対処し得る。
支持手段30の位置のみをロボットなどで変えることに
より、車種の変更、すなわち車長の大きな変化に対して
容易に対処し得る。
【0058】上記した実施の形態では、床1側で移動自
在な台車形式の移動体10が示されているが、これは天
井側を移動自在なキャリヤ形式の移動体などであっても
よい。
在な台車形式の移動体10が示されているが、これは天
井側を移動自在なキャリヤ形式の移動体などであっても
よい。
【0059】上記した実施の形態では、移動体10に駆
動チェーン装置20を作用させることで移動力が付与さ
れているが、これは移動体10側の受動面に駆動回転体
を当接させて、摩擦伝動により移動力が付与される形式
などであってもよい。また移動体は、床側や天井側で自
動走行される形式などであってもよい。
動チェーン装置20を作用させることで移動力が付与さ
れているが、これは移動体10側の受動面に駆動回転体
を当接させて、摩擦伝動により移動力が付与される形式
などであってもよい。また移動体は、床側や天井側で自
動走行される形式などであってもよい。
【0060】上記した実施の形態では、支持手段30が
複数箇所に設けられているが、これは移動体10の1箇
所に設けられた形式などであってもよい。上記した実施
の形態では、下面支持体と側面支持体とからなる支持手
段30が示されているが、これは下面支持体のみ設けら
れた形式であってもよく、また下部の支持が通常の支持
具で行われ、そして側面支持体のみ設けられた形式など
であってもよい。
複数箇所に設けられているが、これは移動体10の1箇
所に設けられた形式などであってもよい。上記した実施
の形態では、下面支持体と側面支持体とからなる支持手
段30が示されているが、これは下面支持体のみ設けら
れた形式であってもよく、また下部の支持が通常の支持
具で行われ、そして側面支持体のみ設けられた形式など
であってもよい。
【0061】上記した第2実施の形態では、外皮53
A,53B内にセラミックス製の粒状物54A,54B
を入れた支持体51A,51Bが示され、また上記した
第4実施の形態では、ホース体74A,74B内に砂な
どからなる粒状物75A,75Bを入れた弾力性部材7
3A,73Bが示されているが、これら粒状物54A,
54B、75A,75Bとしては、鋼球や鉄球などの金
属製の球など、耐熱性の物であってもよい。また、粒状
物54A,54B、75A,75Bに代えて、流動物
(粘性のある液状物、水など)や粉状物などを入れても
構成してもよい。
A,53B内にセラミックス製の粒状物54A,54B
を入れた支持体51A,51Bが示され、また上記した
第4実施の形態では、ホース体74A,74B内に砂な
どからなる粒状物75A,75Bを入れた弾力性部材7
3A,73Bが示されているが、これら粒状物54A,
54B、75A,75Bとしては、鋼球や鉄球などの金
属製の球など、耐熱性の物であってもよい。また、粒状
物54A,54B、75A,75Bに代えて、流動物
(粘性のある液状物、水など)や粉状物などを入れても
構成してもよい。
【0062】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、被
運搬物を支持手段上に載置させたとき、この被運搬物側
の荷重、すなわち加圧により変形した状態で、支持体に
より支持できる。これにより、その後の移動体の移動に
よって、被運搬物を位置ずれなどすることなく一定経路
上で搬送できる。支持手段上に載置させる被運搬物の長
さや形状が変化したとき、支持体の変形量の差によって
吸収できる。つまり、たとえば少し長く変化したときに
は、支持体が大きく変形することによって吸収でき、ま
た少し短く変化したときには、支持体が小さく変形する
ことによって吸収できる。このように、共通の支持手段
を使用する安価な構成でありながら、被運搬物の小さな
長さ変化や形状変化に対処でき、常に好適に支持でき
る。
運搬物を支持手段上に載置させたとき、この被運搬物側
の荷重、すなわち加圧により変形した状態で、支持体に
より支持できる。これにより、その後の移動体の移動に
よって、被運搬物を位置ずれなどすることなく一定経路
上で搬送できる。支持手段上に載置させる被運搬物の長
さや形状が変化したとき、支持体の変形量の差によって
吸収できる。つまり、たとえば少し長く変化したときに
は、支持体が大きく変形することによって吸収でき、ま
た少し短く変化したときには、支持体が小さく変形する
ことによって吸収できる。このように、共通の支持手段
を使用する安価な構成でありながら、被運搬物の小さな
長さ変化や形状変化に対処でき、常に好適に支持でき
る。
【0063】また上記した本発明の請求項2によると、
被運搬物を支持手段間に亘って載置させたとき、被運搬
物側の下向き荷重を主として下面支持体群により支持で
き、そして被運搬物側の横向きの位置決め荷重を主とし
て側面支持体により支持できる。被運搬物を支持手段間
に亘って載置させる際に、移動体の停止誤差や移載位置
誤差などによって、支持手段群に対する被運搬物の載置
位置が少し乱れたとき、対峙した支持手段における側面
支持体の変形量の差によって吸収できる。
被運搬物を支持手段間に亘って載置させたとき、被運搬
物側の下向き荷重を主として下面支持体群により支持で
き、そして被運搬物側の横向きの位置決め荷重を主とし
て側面支持体により支持できる。被運搬物を支持手段間
に亘って載置させる際に、移動体の停止誤差や移載位置
誤差などによって、支持手段群に対する被運搬物の載置
位置が少し乱れたとき、対峙した支持手段における側面
支持体の変形量の差によって吸収できる。
【0064】つまり、移動体に対する被運搬物の乱れた
側の支持手段における側面支持体が大きく変形し、他側
の支持手段における側面支持体が小さく変形することに
よって吸収できる。また、被運搬物の長さが少し長く変
化したときには、側面支持体が大きく変形することによ
って吸収でき、そして少し短く変化したときには、側面
支持体が小さく変形することによって吸収できる。
側の支持手段における側面支持体が大きく変形し、他側
の支持手段における側面支持体が小さく変形することに
よって吸収できる。また、被運搬物の長さが少し長く変
化したときには、側面支持体が大きく変形することによ
って吸収でき、そして少し短く変化したときには、側面
支持体が小さく変形することによって吸収できる。
【0065】そして上記した本発明の請求項3による
と、被運搬物を弾力性部材上に載置させたとき、被運搬
物側の加圧により波状が変形した状態で、弾力性部材に
より支持できる。
と、被運搬物を弾力性部材上に載置させたとき、被運搬
物側の加圧により波状が変形した状態で、弾力性部材に
より支持できる。
【0066】さらに上記した本発明の請求項4による
と、被運搬物を支持体上に載置させたとき、被運搬物側
の加圧により変形した支持体を介して支持でき、その際
に支持体の変形は、外皮の撓みと、この外皮内での粒状
物の流動によって、自動的にかつ常に円滑に、しかも外
皮を被運搬物の形状に沿って密着状として行うことがで
きる。
と、被運搬物を支持体上に載置させたとき、被運搬物側
の加圧により変形した支持体を介して支持でき、その際
に支持体の変形は、外皮の撓みと、この外皮内での粒状
物の流動によって、自動的にかつ常に円滑に、しかも外
皮を被運搬物の形状に沿って密着状として行うことがで
きる。
【0067】しかも上記した本発明の請求項5による
と、被運搬物を支持手段の弾力性部材上に載置させたと
き、被運搬物側の加圧により変形した弾力性部材を介し
て支持でき、その際に弾力性部材の変形は自動的にかつ
常に円滑に行うことができる。
と、被運搬物を支持手段の弾力性部材上に載置させたと
き、被運搬物側の加圧により変形した弾力性部材を介し
て支持でき、その際に弾力性部材の変形は自動的にかつ
常に円滑に行うことができる。
【0068】また上記した本発明の請求項6によると、
移動体の移動によって被運搬物を一定経路上で搬送し、
一定経路中の所定箇所において被運搬物に対して各種の
作業を遂行する際に、その作業に好ましい性質を有する
支持体を採用することで、各種の作業は、支持体に悪影
響を及ぼすことなく、常に好適に行うことができる。さ
らに、複数の性質を有する支持体を採用することで、被
運搬物を一定経路上で搬送しながら複数種の作業を遂行
できる。
移動体の移動によって被運搬物を一定経路上で搬送し、
一定経路中の所定箇所において被運搬物に対して各種の
作業を遂行する際に、その作業に好ましい性質を有する
支持体を採用することで、各種の作業は、支持体に悪影
響を及ぼすことなく、常に好適に行うことができる。さ
らに、複数の性質を有する支持体を採用することで、被
運搬物を一定経路上で搬送しながら複数種の作業を遂行
できる。
【0069】そして上記した本発明の請求項7による
と、支持手段を位置変更させることで、被運搬物の変
更、すなわち長さの大きな変化に対して容易に対処でき
る。
と、支持手段を位置変更させることで、被運搬物の変
更、すなわち長さの大きな変化に対して容易に対処でき
る。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示し、移動体使用
の搬送設備の一部切り欠き側面図である。
の搬送設備の一部切り欠き側面図である。
【図2】同移動体使用の搬送設備の一部切り欠き平面図
である。
である。
【図3】同移動体使用の搬送設備の一部切り欠き正面図
である。
である。
【図4】同移動体使用の搬送設備における支持手段部分
の斜視図である。
の斜視図である。
【図5】同移動体使用の搬送設備における支持手段部分
の正面図である。
の正面図である。
【図6】同移動体使用の搬送設備における支持手段部分
の非支持状態での側面図である。
の非支持状態での側面図である。
【図7】同移動体使用の搬送設備における支持手段部分
の支持状態での側面図である。
の支持状態での側面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態を示し、移動体使用
の搬送設備における支持手段部分の斜視図である。
の搬送設備における支持手段部分の斜視図である。
【図9】同移動体使用の搬送設備における支持手段部分
の一部切り欠き側面図である。
の一部切り欠き側面図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態を示し、移動体使
用の搬送設備における支持手段部分の斜視図である。
用の搬送設備における支持手段部分の斜視図である。
【図11】同移動体使用の搬送設備における支持手段部
分の一部切り欠き側面図である。
分の一部切り欠き側面図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態を示し、移動体使
用の搬送設備における支持手段部分の斜視図である。
用の搬送設備における支持手段部分の斜視図である。
【図13】同移動体使用の搬送設備における支持手段部
分の一部切り欠き側面図である。
分の一部切り欠き側面図である。
【図14】本発明の第5の実施の形態を示し、移動体使
用の搬送設備における支持手段部分の斜視図である。
用の搬送設備における支持手段部分の斜視図である。
【図15】同移動体使用の搬送設備における支持手段部
分の一部切り欠き側面図である。
分の一部切り欠き側面図である。
【図16】本発明の第6の実施の形態を示し、移動体使
用の搬送設備の一部切り欠き側面図である。
用の搬送設備の一部切り欠き側面図である。
1 床 2 車輪受け部材 5 上位レ―ル 6 下位レール 8 一定経路 10 移動体 11 本体 13 車輪 15 連結杆 16 フロントトロリ 17 リヤトロリ 18 受動体(受動突起) 20 駆動チェーン装置(駆動手段) 21 チェーン部 23 ローラ 24 伝動体(伝動突起) 30 支持手段 31 据え付け体 34 装着部 34A 上向き装着面 34B 内向き装着面 41 支持体 41A 下面支持体 41B 側面支持体 42A 取り付け用部材 42B 取り付け用部材 43A 弾力性部材 43B 弾力性部材 51 支持体 51A 下面支持体 51B 側面支持体 52A 取り付け用部材 52B 取り付け用部材 53A 外皮 53B 外皮 54A 粒状物 54B 粒状物 61 支持体 61A 下面支持体 61B 側面支持体 62A 取り付け用部材 62B 取り付け用部材 63A 弾力性部材 63B 弾力性部材 71 支持体 71A 下面支持体 71B 側面支持体 72A 取り付け用部材 72B 取り付け用部材 73A 弾力性部材 73B 弾力性部材 74A ホース体 74B ホース体 75A 粒状物 75B 粒状物 81 据え付け体 82 ベース部 83 支え板部 84A 上向き装着部 84B 横向き装着部 85A 上向き装着面 85B 内向き装着面 A 車体(被搬送物)
Claims (7)
- 【請求項1】 一定経路上で移動自在な移動体に被搬送
物の支持手段が設けられ、この支持手段の支持体が、加
圧により変形自在に構成されていることを特徴とする移
動体使用の搬送設備。 - 【請求項2】 支持手段は、下面支持体と側面支持体と
を有し、移動体の複数箇所に設けられていることを特徴
とする請求項1記載の移動体使用の搬送設備。 - 【請求項3】 支持体が、弾力性部材を波状に配設する
ことで構成されていることを特徴とする請求項1または
2記載の移動体使用の搬送設備。 - 【請求項4】 支持体が、外皮内に粒状物を入れること
で構成されていることを特徴とする請求項1または2記
載の移動体使用の搬送設備。 - 【請求項5】 支持体が、ブロック状の弾力性部材で構
成されていることを特徴とする請求項1または2記載の
移動体使用の搬送設備。 - 【請求項6】 支持体が、耐熱性、耐水性、耐塗料性の
少なくとも1つの性質を有することを特徴とする請求項
1〜5のいずれかに記載の移動体使用の搬送設備。 - 【請求項7】 移動体に対して支持手段が位置変更自在
に設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいず
れかに記載の移動体使用の搬送設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001156225A JP2002347610A (ja) | 2001-05-25 | 2001-05-25 | 移動体使用の搬送設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001156225A JP2002347610A (ja) | 2001-05-25 | 2001-05-25 | 移動体使用の搬送設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002347610A true JP2002347610A (ja) | 2002-12-04 |
Family
ID=19000259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001156225A Pending JP2002347610A (ja) | 2001-05-25 | 2001-05-25 | 移動体使用の搬送設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002347610A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018007110A1 (de) * | 2016-07-05 | 2018-01-11 | Eisenmann Se | Transportsystem |
-
2001
- 2001-05-25 JP JP2001156225A patent/JP2002347610A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018007110A1 (de) * | 2016-07-05 | 2018-01-11 | Eisenmann Se | Transportsystem |
CN109415067A (zh) * | 2016-07-05 | 2019-03-01 | 艾森曼欧洲公司 | 运输系统 |
US10919591B2 (en) | 2016-07-05 | 2021-02-16 | Eisenmann Se | Transport system |
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