JP2002347272A - 可逆性感熱記録媒体の記録消去装置 - Google Patents

可逆性感熱記録媒体の記録消去装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字の太さの変更や、記録・消去動作の変更
を迅速に行なうことを可能とする。 【解決手段】 レンズヘッド14からレーザ光を照射す
るレーザ光照射装置10と、レンズヘッド14から照射
されたレーザ光を、リライトカード60のY軸方向に帯
状のスキャニングミラー22によって走査する走査装置
20と、レンズヘッド14とリライトカード60とを、
X軸方向に相対的に移動する移動装置30とを備え、ス
キャニングミラー22は、表ミラー22Aと裏ミラー2
2Bとを選択的に使用することによって、反射するレー
ザ光の光束形状(光スポットの大きさ)を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、熱エネルギーの作用により、可
視情報の記録,消去が可能な可逆性感熱記録媒体に、そ
の可視情報の記録,消去を行う可逆性感熱記録媒体の記
録消去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、可逆性感熱記録媒体の一般的
構成を説明する図である。この可逆性感熱記録媒体60
は、リライトカードと称して、一部実施されており、例
えば、図10(A)に示すように、カード基材61上
に、可逆性感熱記録層62が設けられており、必要に応
じて、ICモジュール63が搭載されたり、エンボス文
字64が形成されたりしている。
【0003】この可逆性感熱記録層62は、樹脂母材
と、この樹脂母材中に分散された有機低分子物質とを主
成分とする感熱記録材料(例えば、特許第270023
4号等)を有しており、図10(B)に示すように、記
録及び消去を行っていた。
【0004】まず、感熱記録材料は、常温T0のときD
の状態(消去状態)であるとする。この感熱記録材料
は、記録したい部位の温度を、T1→T2→T3に上げ
ると、カーブに沿って、DからCさらにEへと状態が変
化する。Eの状態は、これ以上温度を上げても濃度が変
化しない状態である。このEの状態をへて、温度をT3
からT0まで下げることによって、低反射状態、すなわ
ち、Aの状態(記録状態)となる。
【0005】いま、感熱記録材料は、常温T0のとき
に、Aの状態(記録状態)であるとする。そして、この
感熱記録材料は、所望部位の温度を、T1→T2に上げ
ると、カーブに沿って、BからCへと状態が変化し、 最
大反射濃度に達する。ここで、温度をT0に下げると、
反射濃度は、そのまま保持されDの状態(消去状態)と
なる。
【0006】従って、可逆性感熱記録層62は、上記の
ような感熱記録材料の表面に、熱を選択的に印加するこ
とにより、所望の部位を加熱して、透明地に白濁の可視
情報を形成したり、白濁地に透明の可視情報を形成する
ことができ、その変化は、何回も繰り返することが可能
である。また、このような感熱記録材料の背面に着色層
を形成すれば、白地に着色層の色の可視情報又は着色層
の色の地に、白色の可視情報を形成することができる。
【0007】従来、可視情報の記録手段は、電流によっ
て発熱する微小な発熱体を直線状に配置したサーマルヘ
ッドを使用し、感熱記録媒体上を接触しながら走査し、
任意の箇所の発熱体を加熱・冷却することによって、微
小点による文字等を形成していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のサーマルヘッドは、感熱記録媒体上を接触しながら走
査するので、磨耗によって、耐久性が低下すると共に、
汚れなどに対してメンテナンスが必要である等の問題が
あった。
【0009】この問題を解決するために、集光されたレ
ーザービームを走査して描画を行うことが考えられる。
この場合に、光ビームを反射鏡にあて、反射鏡を振るこ
とにより、光ビームを走査するのが一般的である。光ビ
ームの走査手段としては、例えば、ガルバノメータスキ
ャナーやポリゴンミラー等がよく用いられている。
【0010】図11は、ガルバノメータスキャナーを使
用した走査機構の一例を示す図である。この走査機構1
00は、互いに直交する軸回りに配置されたモータ10
4,105と、モータ104,105で回転駆動される
反射鏡102,103と、反射鏡102,103で反射
されたレーザビームを所定径に収束する焦点距離補正光
学系107等とを備えている。
【0011】レーザ光120は、モータ104,105
によって回転駆動される反射鏡102,103で反射さ
れ、f−θレンズなどを用いた焦点距離補正光学系10
7によって、所定径のレーザビーム110に収束された
うえで、照射対象物115に照射される。
【0012】しかし、この走査機構100は、反射鏡1
02,103によるビーム走査方式を採用しており、ビ
ームの振り角によって、反射鏡102,103の反射点
から結像させるべき位置までの距離が変わるので、フォ
ーカスエラーERが生じる。従って、この振り角による
フォーカスエラーERを補正するために、高価な焦点距
離補正光学系107が余分に必要であった。
【0013】また、焦点距離補正光学系107を用い
て、フォーカスエラーERを補正した場合であっても、
照射対象物115へ照射されるレーザビーム110のエ
ネルギーの利用効率が悪い、という問題があった。な
お、レーザプリンタ等は、セレンなどの感度のよい感光
ドラムに描画するので、エネルギーの利用効率は、あま
り問題としていない。しかし、この可逆性感熱記録媒体
は、感度をよくすると、高温の環境下(夏場に自動車内
に置き忘れた場合など)で、可視情報が消去されてしま
う恐れがある。このため、感度を悪くしてあるので、エ
ネルギーの利用効率の向上が望まれる。
【0014】本件出願人は、可逆性感熱記録媒体へ非接
触で可視情報を記録,消去できると共に、エネルギーの
利用効率がよく、しかも、簡単な構造で小型・軽量かつ
安価に製造することができる可逆性感熱記録媒体の記録
消去装置をすでに提案している。
【0015】本発明の目的は、上記提案をさらに改良し
て、文字の太さの変更や、記録・消去動作の変更を迅速
に行なうことを可能とする可逆性感熱記録媒体の記録消
去装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、熱エネルギーの作用により、可
視情報の記録及び/又は消去が可能な可逆性感熱記録媒
体に、前記可視情報の記録及び/又は消去を行う可逆性
感熱記録媒体の記録消去装置において、レーザ光照射部
からレーザ光を照射するレーザ光照射手段と、前記レー
ザ光照射部から照射されたレーザ光を、前記可逆性感熱
記録媒体の第1の方向に走査ミラーによって走査する走
査手段と、前記レーザ光照射部と前記可逆性感熱記録媒
体とを、前記第1の方向と直交する第2の方向に相対的
に移動する移動手段と、前記走査ミラーで反射するレー
ザ光の光束形状を変更する光束形状変更手段と、を備え
たことを特徴とする可逆性感熱記録媒体の記録消去装置
である。
【0017】請求項2の発明は、請求項1に記載の可逆
性感熱記録媒体の記録消去装置において、前記光束形状
変更手段は、複数の走査ミラーを選択的に使用して、光
束形状を変更することを特徴とする可逆性感熱記録媒体
の記録消去装置である。
【0018】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の可逆性感熱記録媒体の記録消去装置において、
前記複数の走査ミラーを選択する選択用アクチュエータ
を備え、前記選択用アクチュエータは、前記走査ミラー
を走査する走査用アクチュエータによって兼用されるこ
とを特徴とする可逆性感熱記録媒体の記録消去装置であ
る。
【0019】請求項4の発明は、請求項3に記載の可逆
性感熱記録媒体の記録消去装置において、前記複数の走
査ミラーは、前記選択用アクチュエータの回転軸に固定
されていることを特徴とする可逆性感熱記録媒体の記録
消去装置である。
【0020】請求項5の発明は、請求項4に記載の可逆
性感熱記録媒体の記録消去装置において、前記複数の走
査ミラーは、それらの反射面が前記選択用アクチュエー
タの回転軸の回転中心から異なる距離にあることを特徴
とする可逆性感熱記録媒体の記録消去装置である。
【0021】請求項6の発明は、請求項1に記載の可逆
性感熱記録媒体の記録消去装置において、前記複数の走
査ミラーの少なくとも1つは、表面形状が異なることを
特徴とする可逆性感熱記録媒体の記録消去装置である。
【0022】請求項7の発明は、請求項6に記載の可逆
性感熱記録媒体の記録消去装置において、前記走査ミラ
ーの表面形状は、半円柱状,凹面,凸面又は粗面である
ことを特徴とする可逆性感熱記録媒体の記録消去装置で
ある。
【0023】請求項8の発明は、請求項1に記載の可逆
性感熱記録媒体の記録消去装置において、前記複数の走
査ミラーの少なくとも1つは、光拡散作用を有する光学
素子が設けられていることを特徴とする可逆性感熱記録
媒体の記録消去装置である。
【0024】請求項9の発明は、請求項8に記載の可逆
性感熱記録媒体の記録消去装置において、前記光学素子
は、レンチキュラーレンズ,凸状若しくは凹状のマイク
ロレンズアレイ又は拡散板であることを特徴とする可逆
性感熱記録媒体の記録消去装置である。
【0025】請求項10の発明は、請求項1から請求項
9までのいずれか1項に記載の記録消去装置において、
前記走査ミラーは、長辺に平行な回転軸をもつ帯状であ
って、その回転軸方向のサイズが、少なくとも前記可逆
性感熱記録媒体の記録領域の長手方向のサイズであるこ
とを特徴とする可逆性感熱記録媒体の記録消去装置であ
る。
【0026】請求項11の発明は、請求項1から請求項
10までのいずれか1項に記載の記録消去装置におい
て、前記走査ミラーは、前記回転軸と直交する方向のサ
イズが、前記レーザ光を受けることができる最小幅であ
ることを特徴とする可逆性感熱記録媒体の記録消去装置
である。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面などを参照しながら、
本発明の実施の形態をあげて、さらに詳しく説明する。 [第1実施形態] (基本構成)図1は、本発明による可逆性感熱記録媒体
の記録消去装置の第1実施形態を示すブロック図であ
る。図2〜図4は、第1実施形態に係る可逆性感熱記録
媒体の記録消去装置の構造を示す正面図、平面図及び側
面図である。
【0028】この実施形態の記録消去装置50は、熱エ
ネルギーの作用により、可視情報の記録・消去が可能な
リライトカード(可逆性感熱記録媒体)60に、可視情
報の記録・消去を行う装置であって、レーザ光照射装置
10と、走査装置20と、移動装置30と、搬送装置4
0等とを備えている。
【0029】レーザ光照射装置10は、レーザ光を照射
する装置であり、レーザダイオード(LD)ドライバ1
1と,レーザダイオード(LD)12と,光ファイバ1
3と、レンズヘッド(レーザ光照射部)14等とを備え
ている。
【0030】走査装置20は、レンズヘッド14から照
射されたレーザ光を、リライトカード60のY軸方向
(第1の方向)に走査する装置であり、図2〜図4に示
すように、Y軸モータ21と、Y軸モータ21の出力軸
に固定されたY軸スキャニングミラー22と、レンズヘ
ッド14からのレーザ光を、折り返してY軸スキャニン
グミラー22に導く固定折返ミラー23(図4参照)等
とを備えている。
【0031】スキャニングミラー22は、矩形で細長い
帯状のミラーであり、その回転軸方向のサイズaが、リ
ライトカード60(図10参照)の可逆性感熱記録層6
3の有効記録領域の長手方向のサイズa0 と同じサイズ
にしてある。このサイズにすれば、リライトカード60
に対して、回転軸方向には、レンズヘッド14を移動す
るだけでよく、スキャニングミラー22の移動が不要と
なるからである。
【0032】一方、回転軸と直交する方向のサイズb
が、レーザ光を受けることできる最小幅としてある。こ
のサイズにすれば、小型かつ軽量となり、小さなY軸モ
ータ21で駆動できるからである。また、可逆性感熱記
録層63の有効記録領域の短手方向のサイズb0 は、狭
い幅にすれば、スキャニングミラー22の回転角θが小
さくて済むので、従来例のように、焦点距離補正光学系
は不要である。具体的には、可逆性感熱記録層63の有
効記録領域がa0 ×b0 =60×12mmであり、スキ
ャニングミラー22の回転角θ=±11度の場合に、ス
キャニングミラー22の有効サイズは、a×b=60×
8mmとしてある。
【0033】移動装置30は、レンズヘッド14をX軸
方向(第2の方向)に移動する装置であって、図2〜図
4に示すように、X軸モータ31と、X軸モータ31の
出力軸に設けられたプーリ32と、移動端側に設けられ
たフリーのプーリ33と、プーリ32,33にかけられ
たX軸移動用のタイミングベルト34と、レンズヘッド
14をタイミングベルト34に固定する固定具35等と
を備えている。
【0034】搬送装置40は、リライトカード60をカ
ード挿入口(不図示)から、記録・消去位置に搬送する
装置であり、コンベア41と、コンベア41を駆動する
モータを含む駆動部42等を備えている。
【0035】制御部51は、描画情報に基づいて、走査
装置20,移動装置30及び光束形状変更手段などを駆
動しながら、レンズヘッド14からレーザ光を選択的に
照射する。また、搬送装置40を駆動して、リライトカ
ード60をカード挿入口と記録・消去位置との間で搬送
する制御等を行なう。なお、制御部51には、可視情報
を入力するキーボードなどの操作部52や、その可視情
報やその他の情報等を、目視により確認するためのCR
T等の表示部53も接続されている。
【0036】(光束形状変更手段)図5は、第1実施形
態に係る可逆性感熱記録媒体の記録消去装置の光束形状
変更手段を示す図である。本実施形態では、上記構成に
加えて、スキャニングミラー22で反射するレーザ光の
光束形状(ここでは、光スポットの大きさ)を変更する
光束形状変更手段が設けられている。スキャニングミラ
ー22は、表ミラー22Aと裏ミラー22Bとからな
り、表ミラー22Aと裏ミラー22Bとを選択的に使用
することによって、光束形状を変更する。表ミラー22
Aと裏ミラー22Bは、Y軸モータ21の回転軸Oに固
定されており、各反射面がY軸モータ21の回転軸Oの
回転中心から異なる距離(異なるオフセット量)となる
ように配置されている。
【0037】Y軸モータ21は、上述したように、スキ
ャニングミラー22を所定角度回転することによってス
キャニングするモータ(走査用アクチュエータ)である
が、180度回転することによって、表ミラー22Aと
裏ミラー22Bの選択を行なうモータ(選択用アクチュ
エータ)を兼用している。
【0038】図5(a)は、図5(b)又は(c)に示
す本実施形態に係る光束形状変更手段の光学系と共役な
光学系を示した図である。ここでは、光ファイバ13と
レンズ14との距離L1=10mm、レンズ14とカー
ド60の表面までの距離L2=30mmとしてある。こ
のような場合に、レンズ14は、Aの位置で焦点を結ぶ
レンズが用いられている。光ファイバ13は、コアの径
がd1=100μmのものを用いると、レンズ14によ
って、光束が3倍に拡大されるので、Mの位置では、光
束の径がd2=約300μmの大きさとなる。このと
き、レンズ14とカード30との距離がL3=3mm縮
まったNの位置にカード60がある場合を考える。この
場合に、レンズ14上での光束の径をd3=6mmとす
ると、カード60上での光束の径d4は、幾何光学的
に、約6×3/30=0.6mm=600μmとなる。
【0039】従って、図5(b)に示すように、表ミラ
ー22Aで反射した場合には、約300μmの径の光束
によって、描画することができる。また、図5(c)に
示すように、Y軸モータ21を180度回転させて、裏
ミラー22Bで反射した場合には、約600μmの径の
光束によって、図5(b)の場合よりも太い線を描画す
ることができる。このように、表ミラー22A,裏ミラ
ー22Bを選択して、ミラー面の位置を変化させること
によって、レンズ14とカード60との光学的な距離L
2,(L2−L3)を変化させることができる。このと
き、印字位置が同じになるようにソフトで補正すればよ
い。これによって、より広い範囲を加熱することがで
き、簡単なミラーの切り替えによって、太文字での描画
が可能になる。
【0040】(記録・消去動作)図5は、本実施形態に
係る記録消去装置の描画動作を説明する図である。この
記録消去装置50は、ラスター制御によって、可視情報
の描画を行うことができる。この場合に、可逆性感熱記
録層63において、X軸モータ31を、X軸方向に駆動
して、レンズヘッド14を記録領域の1列目に移動さ
せ、Y軸モータ21を駆動して、スキャニングミラー2
2の表ミラー22A又は裏ミラー22Bを選択した後
に、Y軸方向にスキャニングし、描画情報に基づく描画
すべき位置で、LD12をオンする。この位置を、○印
で示している。そして、1列目の描画が終わった後に、
Y軸モータ31を駆動して、レンズヘッド14をY軸方
向に移動し、次の列の描画を、前述と同様にして行い、
所望の文字を描画する。移動装置30は、記録領域に複
数行の文字列を描く場合であっても、レンズヘッド14
を記録領域の長手方向に1回移動するだけで、記録を行
なうことができる。この移動装置30は、複数回往復さ
せると、バックラッシュなどにより、位置精度が悪くな
り、簡単な構造では実現できなくなるからである。
【0041】次に、消去動作について説明する。消去に
必要なエネルギーは、LD12の出力が波長800nm
であって、0.7wのものの場合には、記録のときの約
70%である。例えば、直径約300μm又は600μ
m程度の光スポットS1によって軌跡を描いて、文字を
記録したときに、レンズヘッド14の光学系の焦点を移
動して、記録時の光スポットS1よりも、広い光スポッ
トS2により、同一の軌跡を描いて、その文字を消去す
ることができる。光スポットS2は、光スポットS1よ
りもエネルギーが70%となるような大きさに設定して
おけば、出力の制御をする必要がない。また、消去時の
スポットS2が、記録時の光スポットS1よりも広いの
で、位置ずれを起こしたとしても、確実に消去すること
ができる。
【0042】(変形例)図7は、第1実施形態の変形例
を示した図である。図7(a)に示すように、モータ2
1の回転軸にそれぞれオフセット量の異なる第1〜第3
のミラー22A,22B,22Cを設けるようにしても
よい。このようにすれば、各々のミラー22A,22
B,22Cを選択して、細字,中字,太字等を描画する
ことができる。また、普通字用、太字用、消去用などに
分けて使用してもよい。なお、スキャニングミラー22
は、3面の例で説明したが、4面以上であってもよい。
【0043】図7(b)に示すように、表ミラー22A
は、平面鏡であり、裏ミラー22Dは、凹面鏡を用いる
ようにして、カード面での光束の径を変化させるように
してもよい。なお、凹面鏡の他にも、いずれか1つを凸
面鏡にしてもよいし、カマボコ状や粗面のミラーを用い
てもよい。
【0044】(効果)以上説明したように、本実施形態
によれば、以下のような効果がある。 (1) 従来の接触式サーマルヘッドによる構造との比
較 (a) 本実施形態は、リライトカード60の感熱記録
層62にレーザ光を照射する非接触方式であるので、記
録・消去を繰返しても、感熱記録層62にストレスがか
からず、記録・消去の耐久性が桁違いに向上する。
【0045】(b) 本実施形態は、手油によるリライ
トカード60の汚れ、リライトカード60の平滑性不良
(エンボスによって生じるカールなど)があっても、印
字不良が生じないので、メンテナンスが非常に楽であ
る。これに対して、サーマルヘッド方式は、カード面に
手油があったり、感熱記録層62の記録面とサーマルヘ
ッドとの密着性が悪いと、印字品質が著しく低下してし
まう。
【0046】(c) サーマルヘッド方式では、感熱記
録層62の記録面の手油や塵がサーマルヘッドに付着す
るので、メンテナンスが必要だったり、塵などにより、
ヘッド面に傷が付くなどの問題があり、ヘッド本来の寿
命前に交換することが多かったが、本実施形態のレーザ
ー方式は、上記のようなことがなく、メンテナンスが楽
である。
【0047】(d) 本実施形態は、非接触であるの
で、リライトカード60にエンボス64の領域があって
も、対応が可能である。 (e) 本実施形態は、リライトカード60の端部まで
印字が可能である。サーマルヘッド方式では、サーマル
ヘッドを上下動させて、感熱記録層62の記録面にサー
マルヘッドをセットするので、カード端部は、デッドス
ペースとなり、記録することができない。
【0048】(2) 本実施形態は、矩形で細長い帯状
のスキャニングミラー22をただ一枚用いて、記録面の
短手方向(Y軸方向)にスキャンさせるので、フォーカ
ス誤差も少なく、補正の必要がない。つまり、Fθレン
ズが不要であるので、構造が簡単となり、小型・軽量で
かつ安価に製造することができる。
【0049】(3) 本実施形態は、光ファイバ13の
レンズヘッド14を、スキャニングミラー22の長手方
向(X軸)に沿って、一定方向へ順次移動させるだけで
あるので、絶対的な位置精度は要求されない。従って、
ベルトドライブ程度の簡単な移動装置30で足りるの
で、構造が簡単となり、小型・軽量でかつ安価に製造す
ることができる。
【0050】(4) 一方、本実施形態によれば、複数
の走査ミラーを選択して使用するので、レーザ光照射装
置10の出力を調整することなく、文字の太さの変更
や、描画と消去動作の変更を簡単に行うことができ、処
理速度が著しく向上する。また、複数のミラーは、Y軸
モータ21にオフセット量を異ならせて取り付けるだけ
であるので、構造がコンパクトである。さらに、ミラー
の選択は、Y軸モータ21で兼用するので、コストアッ
プにならない。
【0051】[第2実施形態]図5は、本発明による可
逆性感熱記録媒体の記録消去装置の第2実施形態を示す
ブロック図である。なお、以下に示す実施形態では、前
述した第1実施形態と同様な機能を果たす部分には、同
一の符号又は末尾に共通した符号を付して、重複する図
面や説明を適宜省略する。
【0052】第2実施形態では、スキャニングミラー2
2−4は、図8(a)に示すように、回転軸Oからミラ
ー面までの距離が等しい表ミラー22Aと裏ミラー22
Dを備えており、裏ミラー22Dには、レンチキュラー
レンズ24などの光拡散作用のある光学素子が設けられ
ている。このレンチキュラーレンズ24は、図8(b)
に示すように、Y軸モータ22の軸方向に、各単位レン
ズがカマボコ状の断面を持っている。
【0053】裏ミラー22Dを使用すると、レンチキュ
ラーレンズ24によって、直進するはずの光束は、当た
るレンズ面によって様々な方向に拡散(向きを変えられ
る)させられる。これによって、カード面に到達する光
束は、1方向の結像が乱されるため、楕円状となる。最
適な単位レンズの曲率は、光線追跡によって求めること
ができる。レンズの形状を適切に選択すれば、例えば長
軸が1mmの楕円の光スポットS3が得られる。これに
より、図8(c)に示すように、広い領域を1度で効率
的に消去することが可能となる。なお、レンチキュラー
レンズは、フレネルレンズやバイナリ−レンズなどの光
学素子であってもよい。
【0054】(変形例)図9は、第2実施形態による可
逆性感熱記録媒体の記録消去装置の変形例を示す図であ
る。図9(a)は、光学素子として、マイクロレンズア
レイ24−2を用いた例である。マイクロレンズアレイ
24−2は、エッチングで製造した型を用いて、樹脂を
モールドすることにより成形する。
【0055】裏ミラー22Dを使用すると、マイクロレ
ンズアレイ24−2によって、直進するはずの光束は、
当たるレンズ面によって様々な方向に拡散させられる。
これによって、カード面に到達する光束は、1方向の結
像が乱されるため、焦点がぼやける。
【0056】図9(b)は、図9(a)と同様な方法に
よって、小さな凹部が多数形成された型を作製して、マ
イクロ凹面アレイ24−3を成形する。このマイクロ凹
面アレイ24−3は、裏面にアルミニウムを蒸着するこ
とによって裏ミラー22Dを形成してある。裏ミラー2
2Dを使用すると、ミラーのあたる場所によって、光の
向きがそれぞれ少しだけ変えられるため、焦点がぼけ
て、光束の径が大きくなる。
【0057】図9(c)は、平面ミラーに、拡散板24
−4を貼り付けることによって、焦点をぼかして、光束
の径を大きくするようにしてある。
【0058】(変形形態)以上説明した実施形態に限定
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。 (1) 移動装置20は、光ファイバ13をタイミング
ベルト34でX軸方向に移動させる例で説明したが、ネ
ジ方式で移動させるようにしてもよい。例えば、雌ねじ
部に光ファイバ13を固定し、雄ねじ部をモータで回転
させて、光ファイバ13をX軸方向に移動させるように
すればよい。
【0059】(2) 移動装置20によって光ファイバ
13を移動する例で説明したが、光ファイバ13を停止
(固定)して、搬送装置40により、リライトカード6
0をX軸方向に移動させるようにしてもよい
【0060】(3) 図5の場合には、記録領域の幅方
向に1文字描いた例で説明したが、幅方向に複数行の文
字列があってもよい。 (4) 搬送装置は、1方向に移動する例で説明した
が、2方向に移動するようにしてもよい。
【0061】(5) カードの例で説明したが、平面形
状や厚みの異なるタグのようなものでもよい。 (6) スキャニングミラー22の長手方向のサイズを
小さくして軽量化にし、移動装置20によって、走査装
置30全体を移動させてもよい。また、Y軸モータ21
は固定であって、その出力軸の断面を矩形にしておき、
ミラーを出力軸に対して角孔でスライド可能に嵌合させ
るようにしてもよい。
【0062】(7) スキャニングミラー22は、その
長辺のサイズを、JISやISOの規格で定められたカ
ードの長辺(85.6mm)がカバーできるサイズにし
ておけば、あらゆるサイズの記録領域をもつカードに対
応することができる。
【0063】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、安価で簡単な構成により、可逆性感熱記録媒体へ
非接触で可視情報の記録,消去を行うことができる。ま
た、高速かつ高精度で、しかも、エネルギーの利用効率
がよい省電力型の装置を、簡単な構造により、小型・軽
量でかつ安価に製造することができる。このとき、複数
の走査ミラーを選択的に使用する等して、光束の形状を
変更するので、文字の太さの変更や、記録と消去の変更
など容易に行なうことができ、処理速度が速くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による可逆性感熱記録媒体の記録消去装
置の第1実施形態を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態に係る記録消去装置を示す正面図
である。
【図3】第1実施形態に係る記録消去装置を示す平面図
である。
【図4】第1実施形態に係る記録消去装置を示す側面図
である。
【図5】第1実施形態に係る記録消去装置の光束形状変
更手段を示す図である。
【図6】本実施形態に係る記録消去装置の描画動作を説
明する図である。
【図7】第1実施形態に係る記録消去装置の変形例を示
す図である。
【図8】本発明による可逆性感熱記録媒体の記録消去装
置の第2実施形態を示す図である。
【図9】第2実施形態に係る記録消去装置の変形例を示
す図である。
【図10】可逆性感熱記録媒体の一般的構成を説明する
図である。
【図11】ガルバノメータスキャナーを使用した走査機
構の一例を示す図である。
【符号の説明】
50 記録消去装置 10 レーザ光照射装置 11 LDドライバ 12 半導体レーザ 13 光ファイバ 14 レンズヘッド 20 走査装置 21 Y軸モータ 22 スキャニングミラー 22A 表面ミラー 22B 裏面ミラー 23 固定折返ミラー 24 レンチキュラーレンズ 30 移動装置 31 X軸モータ 32,33 プーリ 34 タイミングベルト 35 固定具 40 搬送装置 41 搬送コンベア 42 駆動部 51 制御部 52 操作部 53 表示部 60 リライトカード 62 可逆性感熱記録層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 正 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 杉山 茂樹 埼玉県日高市下高萩新田17−2 シグマ光 機株式会社内 Fターム(参考) 2C065 AA01 AF01 CA03 CA07 2C362 AA36 BA17 BA83 2H045 AB03 AB62

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱エネルギーの作用により、可視情報の
    記録及び/又は消去が可能な可逆性感熱記録媒体に、前
    記可視情報の記録及び/又は消去を行う可逆性感熱記録
    媒体の記録消去装置において、 レーザ光照射部からレーザ光を照射するレーザ光照射手
    段と、 前記レーザ光照射部から照射されたレーザ光を、前記可
    逆性感熱記録媒体の第1の方向に走査ミラーによって走
    査する走査手段と、 前記レーザ光照射部と前記可逆性感熱記録媒体とを、前
    記第1の方向と直交する第2の方向に相対的に移動する
    移動手段と、 前記走査ミラーで反射するレーザ光の光束形状を変更す
    る光束形状変更手段と、を備えたことを特徴とする可逆
    性感熱記録媒体の記録消去装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の可逆性感熱記録媒体の
    記録消去装置において、 前記光束形状変更手段は、複数の走査ミラーを選択的に
    使用して、光束形状を変更することを特徴とする可逆性
    感熱記録媒体の記録消去装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の可逆性感
    熱記録媒体の記録消去装置において、 前記複数の走査ミラーを選択する選択用アクチュエータ
    を備え、 前記選択用アクチュエータは、前記走査ミラーを走査す
    る走査用アクチュエータによって兼用されることを特徴
    とする可逆性感熱記録媒体の記録消去装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の可逆性感熱記録媒体の
    記録消去装置において、 前記複数の走査ミラーは、前記選択用アクチュエータの
    回転軸に固定されていることを特徴とする可逆性感熱記
    録媒体の記録消去装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の可逆性感熱記録媒体の
    記録消去装置において、 前記複数の走査ミラーは、それらの反射面が前記選択用
    アクチュエータの回転軸の回転中心から異なる距離にあ
    ることを特徴とする可逆性感熱記録媒体の記録消去装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の可逆性感熱記録媒体の
    記録消去装置において、 前記複数の走査ミラーの少なくとも1つは、表面形状が
    異なることを特徴とする可逆性感熱記録媒体の記録消去
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の可逆性感熱記録媒体の
    記録消去装置において、 前記走査ミラーの表面形状は、半円柱状,凹面,凸面又
    は粗面であることを特徴とする可逆性感熱記録媒体の記
    録消去装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の可逆性感熱記録媒体の
    記録消去装置において、 前記複数の走査ミラーの少なくとも1つは、光拡散作用
    を有する光学素子が設けられていることを特徴とする可
    逆性感熱記録媒体の記録消去装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の可逆性感熱記録媒体の
    記録消去装置において、 前記光学素子は、レンチキュラーレンズ,凸状若しくは
    凹状のマイクロレンズアレイ又は拡散板であることを特
    徴とする可逆性感熱記録媒体の記録消去装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9までのいずれか
    1項に記載の記録消去装置において、 前記走査ミラーは、長辺に平行な回転軸をもつ帯状であ
    って、その回転軸方向のサイズが、少なくとも前記可逆
    性感熱記録媒体の記録領域の長手方向のサイズであるこ
    とを特徴とする可逆性感熱記録媒体の記録消去装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項10までのいずれ
    か1項に記載の記録消去装置において、 前記走査ミラーは、前記回転軸と直交する方向のサイズ
    が、前記レーザ光を受けることができる最小幅であるこ
    とを特徴とする可逆性感熱記録媒体の記録消去装置。
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