JP2002347134A - タイヤの製造方法およびカーカスコードの貼付け装置 - Google Patents

タイヤの製造方法およびカーカスコードの貼付け装置

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JP2002347134A
JP2002347134A JP2001160234A JP2001160234A JP2002347134A JP 2002347134 A JP2002347134 A JP 2002347134A JP 2001160234 A JP2001160234 A JP 2001160234A JP 2001160234 A JP2001160234 A JP 2001160234A JP 2002347134 A JP2002347134 A JP 2002347134A
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carcass cord
pressing
winding
point
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JP2001160234A
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Yuichiro Ogawa
裕一郎 小川
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Bridgestone Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/08Building tyres
    • B29D30/10Building tyres on round cores, i.e. the shape of the core is approximately identical with the shape of the completed tyre
    • B29D30/16Applying the layers; Guiding or stretching the layers during application
    • B29D30/1635Applying the layers; Guiding or stretching the layers during application by feeding a continuous band and moving it back and forth (zig-zag) to form an annular element

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】カーカスコードの巻掛け作動の時間を短縮し
て、装置を高速運転するとともに、カーカスコードの折
曲げ部を長い時間にわたって押圧して、その折曲げ部分
の剥離のおそれを十分に除去することができるタイヤの
製造方法およびカーカスコードの貼付け装置を提供す
る。 【解決手段】カーカスコードSを繰り出す糸道81を直
線状に往復変位させ、千鳥状に配列した巻掛けピン21
にこれを巻掛けて、ジグザグ状のカーカスコードを形成
して、これをコアCに接近させ、巻掛けピン21をコア
Cに当接して、カーカスコード部分の折曲げ部のコア上
の位置を特定した後、押圧部22を、コアの割出し作動
と同期させて割出し変位させながら、カーカスコードの
折曲げ部をコアCに押圧して、インナライナと十分固着
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、製品タイヤの内
周面形状と対応するもしくはそれに近似する外周面形状
を有する、可撓性のまたは高剛性のコア上にカーカスを
自動的に形成するタイヤの製造方法、および、それに用
いるカーカスコードの貼付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のカーカスコード貼付け装
置としては、たとえば、特開平2000−52448号
公報に開示されたものが提案されている。
【0003】このカーカスコード貼付け装置は、全体と
してほぼドーナツ状をなすコアを周方向に割出し作動さ
せながら、その外周面上に、糸道から繰り出したカーカ
スコードをコアの子午線方向に延在させて貼着するもの
であり、たとえば、回動もしくは揺動アームとすること
ができるアームの先端に設けた糸道を、コアの外周面に
沿ってコア子午線方向に往復変位させる揺動繰り出し機
構を設けるとともに、糸道の往復変位の折返し部分で、
進出姿勢にあってカーカスコードの巻掛けを許容しそし
て支持するピンおよび、たとえばそのピンを取り囲んで
位置して、ピンに対する進出変位によってカーカスコー
ドの巻掛け部分、いいかえれば折曲げ部分をコアに押付
る押圧部を有し、コアの割出し作動に伴ってその割出し
方向へスイングするとともに、前記ピンの、コアからの
離隔後に、スイング前の元位置に復帰する押圧機構を設
けたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の装置では、
糸道を、コアの外周面に沿ってコア子午線方向に往復変
位させる揺動繰り出すことにより、カーカスコードを、
インナライナ層を設けたコア上に順次、貼着するが、コ
ア子午線にそった糸道の往復変位は、サイクルタイムが
長く、このため、装置全体の生産性を阻害し、また、複
雑な機構を必要とするため、短時間に糸道を往復させる
簡易な機構を実現することが課題であった。
【0005】さらに、カーカスコードの折曲げ部分を、
押圧機構の単一の押圧部をもってコアに押圧することと
しており、このときの最大押圧時間は、コアの子午線方
向の一端部分での一の折曲げ部分の形成の後から、糸道
が子午線方向の他端部分に達した後の、コアの割出し作
動の開始に至るまでの間の比較的短い時間であって、そ
の時間内に、折曲げ部分を、所定の押圧力をもってイン
ナライナ内へ押し込むこととしているため、カーカスコ
ードの貼着作業能率の向上を目的として装置をより高速
で運転する場合には、上記最大押圧時間が一層短縮され
ることによってカーカスコード折曲げ部分に対する押圧
時間が不足し、その折曲げ部分をインナライナ内へ十分
に押込み得ないことに起因して、折曲げ部分の不測の剥
離が生じるという問題があった。
【0006】この発明は、このような問題点を解決する
ことを課題とするものであり、装置を高速で運転してな
お、カーカスコードの折曲げ部分を長い時間にわたって
押圧することで、その折曲げ部分の剥離のおそれを十分
に除去することができるタイヤの製造方法およびカーカ
スコードの貼付け装置を提供することをその目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明はなされたものであり、その要旨構成なら
びに作用を以下に示す。
【0008】請求項1に記載のタイヤの製造方法は、全
体としてほぼドーナツ状をなすコアを周方向に割出し作
動させながら、その外周面上に、カーカスコードをコア
の子午線方向に延在させて貼付けてカーカスプライを形
成するタイヤの製造方法であって、カーカスコードを、
千鳥状に配列された巻掛けピンに順次、巻掛けることに
より、ジグザグ状カーカスコードを準備する工程と、相
前後する巻掛けピンの間に張り渡したカーカスコード部
分を、コアの軸心に平行に保持して、コアに接近させ、
その中央部をコアに接触させた後、その張力を保持しな
がら、これらの巻掛けピンをコアの赤道面に向かって変
位させることにより、このカーカスコード部分を、その
中央部から両側に向かって順次、コア上に貼着し、次い
で、巻掛けピンをコア上に当接させることにより,カー
カスコード部分の折曲げ部のコア上の位置を特定する工
程と、周方向に割出し移動するこの折曲げ部を、所定時
間押圧することにより、折曲げ部を貼着する工程とを有
するものである。
【0009】このタイヤの製造方法によれば、コアから
離れた位置で、カーカスコードを、千鳥状に配列された
巻掛けピンに巻きかけるので、カーカスコードを繰り出
す糸道を直線状に移動すればよく、短時間にカーカスコ
ードを巻掛けることが可能となるとともに、簡易な糸道
移動機構を実現することができる。
【0010】さらに、周方向に割出し移動する、カーカ
スコード部分の折曲げ部を、コア上のインナライナ層と
固着させるに十分な時間だけ、これをインナライナ内へ
押圧することができるので、折曲げ部の不測の剥離を防
止できる。
【0011】請求項2に記載のカーカスコードの貼付け
装置は、請求項1に記載のタイヤの製造方法に用いるカ
ーカスコードの貼付け装置であって、直線上の軌跡を往
復変位して、カーカスコードを繰り出す糸道と、この糸
道の往復変位の折返し部分に対応する各巻掛けポイント
で、カーカスコードを巻掛け支持し、カーカスコード部
分の中央部をコアに貼着するコード貼着開始ポイントか
ら、コア上に当接してカーカスコード部分の折曲げ部の
コア上の位置を特定する折曲げ部位置決めポイントま
で、コアの赤道面に向かって変位する巻掛けピンと、押
圧開始ポイントで、巻掛けピンに対する相対変位によっ
て、この折曲げ部をコアに貼着するとともに、この貼着
姿勢で折曲げ部をコアに押圧したまま、押圧終了ポイン
トまで、コアに同期して、コア中心軸の周りを所定角度
だけ割出し作動する押圧部とを設けてなるものである。
【0012】このカーカスコードの貼付け装置によれ
ば、糸道は、直線上の軌跡を往復変位するので、短時間
にカーカスコードを巻掛けることが可能となるととも
に、簡易な糸道移動機構を実現することができる。
【0013】また、折曲げ部をコアに押圧したまま、こ
れをインナライナ層に十分固着するのに必要な時間だ
け、コアに同期して、コア中心軸の周りを割出し作動す
る押圧部を設けているので、折曲げ部分の不測の剥離を
防止できる。
【0014】請求項3に記載のカーカスコードの貼付け
装置は、請求項2に記載するところにおいて、巻掛けポ
イントから押圧終了ポイントまで変位を繰返す押えフッ
クを設け、押えフックを、押圧部と、押圧部の内に収納
可能に設けた巻掛けピンと、巻掛けピンを押圧部から膨
出させる付勢手段とを含んで構成してなるものである。
【0015】このカーカスコードの貼付け装置は、巻掛
けピンを押圧部に収納できるように設けているので、巻
掛け手段と押圧手段とを併せ持つ押えフックをコンパク
トに構成することができるとともに、一つの機構で、巻
掛けピンと押圧部の両方を、割出し変位させることがで
きる。
【0016】請求項4に記載のカーカスコードの貼付け
装置は、請求項3に記載するところにおいて、コアの赤
道面に対して、離隔、接近する向きに、揺動する揺動ア
ームの先端に、押えフックを取り付けるとともに、揺動
アームを、コアの赤道面と平行に設けた無端軌道を、コ
アに同期して割出し走行するチェーンのリンクに取り付
け、少なくとも、巻掛けポイントと、コード貼着開始ポ
イントから押圧終了ポイントまでの間のすべての割出し
ポイントとで、リンクを所定の姿勢に規制してなるもの
である。
【0017】このカーカスコードの貼付け装置によれ
ば、巻掛けピンと押圧部とを具える押えフックを、所定
の姿勢で、所定の軌道上を割出し変位させる機構を、無
端チェーンとこれに連結されて周回する揺動可能なアー
ムにより実現しているので、装置全体をコンパクトに、
そして、簡易に構成することができる。
【0018】請求項5に記載のカーカスコードの貼付け
装置は、請求項4に記載するところにおいて、揺動アー
ムを、チェーンのリンクに脱着自在に取り付けるととも
に、押圧終了ポイント以降の割出しポイントで、揺動ア
ームをリンクから取り外し、巻掛けポイント以前の割出
しポイントで、揺動アームをリンクに装着してなるもの
である。
【0019】このカーカスコードの貼付け装置では、押
圧終了ポイントを過ぎて、巻掛けポイントに至るまで
の、揺動アームを戻す区間において、チェーンのリンク
には揺動アームを設けないので、この区間を走行するチ
ェーンのリンクの数の分だけ、揺動アームならびにその
先端の押えフックの数量を削減することができる。
【0020】請求項6に記載のカーカスコードの貼付け
装置は、請求項4〜5のいずれかに記載するところにお
いて、押えフックをコア赤道面より離隔する向きに、揺
動アームを揺動する付勢手段と、少なくとも、コード貼
着開始ポイントから折曲げ部位置決めポイントまでの
間、付勢手段の作動に対抗して、揺動アームの揺動を規
制するとともに、押圧開始ポイントから押圧終了ポイン
トまでの間、押えフックの押圧部をコアに押圧するアー
ム規制バーとを設けてなるものである。
【0021】このカーカスコードの貼付け装置は、各割
出しポイントで揺動アームの揺動角を規制する手段を、
付勢機構とアーム規制バーとで構成しているので、これ
を簡易な機構で実現することができる。
【0022】請求項7に記載のカーカスコードの貼付け
装置は、請求項4〜6のいずれかに記載するところにお
いて、少なくとも、折曲げ部位置決めポイントから押圧
終了ポイントの間、揺動アームの先端部と噛合して、コ
アの回転軸の回りに、コアと同期して割出し作動する凹
みリングを設けてなるものである。
【0023】このカーカスコードの貼付け装置によれ
ば、コアと確実に同期して割出し作動し、揺動アームの
先端と噛合する凹みリングにより、コアに対して、巻掛
けピンと押圧部の位置と姿勢とを一定に保持することが
できるので、押圧作動中の、カーカスコード部分の折曲
げ部のずれを防止することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
図に示すところに基づいて説明する。図1は、この発明
に係るカーカスコードの貼付け装置の実施の形態を示す
斜視図であり、図中Cは、剛性材料からなり、製品タイ
ヤの内周面形状と対応するもしくはそれに近似する外周
面形状を有するコアを示す。
【0025】全体としてほぼドーナツ状をなすこのコア
Cは、たとえば図1に矢印Aで示す方向へ所定角度ず
つ、一回転もしくは複数回転にわたって割出し作動され
る。図1は、コアCの外周面上に巻き付けられたインナ
ライナ層Nの上に、カーカスプライ層Qを構成するカー
カスコードを、コアCの子午線方向に沿って貼着してい
る途中の状態を示している。
【0026】カーカスコード貼付け装置1は、コアCの
赤道面と平行に設けた無端軌道Tを周回する周回移動体
10と、カーカスコードを供給するコード供給装置80
と、周回移動体10の姿勢を規制するアーム規制バー9
0とを具えている。
【0027】周回移動体10は、チェーン50、このチ
ェーン50の各ピッチのそれぞれ両側に設けた揺動アー
ム70、および、揺動アーム70の先端に取り付けた押
えフック20を設けている。さらに押えフック20は、
巻掛けピン21と押付部22とにより構成されている。
また、チェーン50は、図示しないスプロケットを介し
て、コアCの割出し作動と同期して、矢印Bで示す方向
へ割出し駆動され、無端軌道Tを周回する。
【0028】コード供給装置80は、周回移動体10の
進行方向に直交して往復移動する糸道81を設けてい
る。一方、チェーン50の両側に千鳥状に配列された、
揺動アーム70の先端の巻掛けピン21は、順次、チェ
ーン50の割出し走行により、糸道81の往復変位の折
返し点に対応する巻掛けポイントP1に到達し、糸道8
1より繰り出されるカーカスコードSを巻掛け、ジグザ
グ状のカーカスコードを準備する。
【0029】ここで準備したジグザグ状のカーカスコー
ドを、チェーン50の割出し走行により、矢印Bに示す
方向に移動してゆき、コード貼着開始ポイントP2にお
いて、チェーン50の両側の相前後する巻掛けピン21
に掛け渡されたカーカスコード部分Sの中央部をコアC
に当接して、これを貼着する。
【0030】続いて、揺動アーム70の揺動角をアーム
規制バー90により規制することにより、巻掛けピン2
1をコアCの赤道面に向かって揺動させて行き、折曲げ
部位置決めポイントP3において、巻掛けピン21をコ
アCに当接して、巻掛けたカーカスコード部分の折曲げ
部のコアC上の位置を特定する。
【0031】次の押圧開始ポイントP4で、アーム規制
バー90により、押圧部22をコアCに押圧して、コー
ドの折曲げ部をコアCに貼着し、引き続き、押圧部22
を、この貼着姿勢のまま、押圧終了ポイントP5までコ
アCに押し続けながら、コアCと同期して割出し作動さ
せる。この割出し作動を必要ピッチ分行うことにより、
インナライナ層Nに、カーカスコード部分の折曲げ部
を、十分固着するのに必要な時間だけ押圧することがで
きる。
【0032】押圧部22が押圧終了ポイントP5を過ぎ
ると、揺動アーム70の先端に取り付けた押えフック2
0をコアCの赤道面より遠ざける方向に、揺動アーム7
0を揺動して、引き続き、チェーン50を割出し走行さ
せ、巻掛けポイントP1では揺動アーム70の先端の巻
掛けピン21を所定の巻掛け位置に戻し、前述の巻掛け
作動を再び開始する。
【0033】なお、図1においては、折曲げ部位置決め
ポイントP3と、押圧開始ポイントP4とは異なる割出
しポイントとして設定しているが、これらが同じ割出し
ポイントであっても構わない。
【0034】ここで、チェーン50の割出し走行によっ
て周回する周回移動体10の構成について説明する。周
回移動体10は、チェーン50の一ピッチ分を最小単位
として、これを無端状に連結して構成されているので、
説明を分かりやすくするため、このチェーンの一ピッチ
分についてのみ説明する。
【0035】図2(a)、図2(b)は、それぞれ、周
回移動体10の三ピッチ分を示す平面図と正面図であ
る。チェーン50は、ピンリンク51と、この両側に設
けたピンにそれぞれ係合して連結した両方のローラーリ
ンク56とを、交互に長手方向に連結して構成されてい
る。
【0036】ピンリンク51には、その両側のピンの最
先端に固設して取り付けたプレート部材71と、プレー
ト部材71の先端に設けた揺動ピン72とを介して、揺
動ピンの回りに揺動する揺動アーム70を設け、揺動ア
ーム70を、コアCの赤道面に対して、離隔、接近する
ことができる。
【0037】さらに、それぞれの揺動アーム70の先端
に、巻掛けピン21と押圧部22よりなる押えフック2
0を設けている。また、揺動ピン72をはさんで、押え
フック20と反対側の、揺動アーム70の先端に、付勢
手段をなす引っ張りバネ73の一端を掛合して、揺動ア
ーム先端の押えフック20を、コアCの赤道面から離隔
するよう作動している。
【0038】この引っ張りバネ73に抗して、揺動アー
ム70の揺動角を規制するストッパー74をプレート部
材71に設けている。このストッパー74は、揺動アー
ム70の先端に取り付けた、相前後する両側の巻掛けピ
ン21間の距離の最大値を特定するが、この最大値が、
コアCに貼着するカーカスコード部分の隣り合う折曲げ
部の間の長さに等しくなるように、ストッパー74の位
置を設定している。
【0039】図3(a)、図3(b)および図4
(a)、図4(b)は、チェーン50を構成するピンリ
ンク51とローラーリンク52のそれぞれを示す平面図
と正面図である。図3に示すように、ピンリンク51
は、その進行方向Bに対して平行に配置した直方体状の
センターブロック52と、この両側面にそれぞれ二本ず
つ設けた、合計四本のピン53とで構成されている。
【0040】一方、ローラーリンク56は、図4に示す
ように、ピンリンク51のピン53と、揺動自在に係合
する二個の穴57を有していて、一方の穴57は、相前
後する二つのピンリンク51の一方と係合し、他方の穴
57は、他方のピンリンク51と係合して、二つのピン
リンク51同士を揺動自在に連結している。
【0041】さらに、ピンリンク31の四本のピンのそ
れぞれの最先端には、プレート部材71の基端を固設し
ている。したがって、ピンリンク51のセンターブロッ
ク53の姿勢を、図2に示すチェーン軌道ガイド92に
よって制御することにより、プレート部材71、その先
端に設けた揺動アーム70および押えフック20を、常
に、無端軌道Tの接線に垂直な平面上に配置されるよ
う、これらの姿勢を規制することができる。
【0042】ここで、この周回移動体10の軌道T上の
各ポイントにおける形状、姿勢について、説明を加え
る。図5は、軌道Tをその軌道面に垂直な方向からみた
正面図である。チェーンリンクの中心を連ねたラインを
軌道Tにとると、軌道Tは左右両端で半円軌道を持った
トラック周回路を、コアCの近傍で、コアCを避けるよ
うに変形した形状をなしている。
【0043】前述の通り、チェーン50のピンリンク5
1に固結したプレート部材71は、チェーン軌道ガイド
92等のガイドの作用により、常に軌道の接線方向に垂
直に向いて周回する。したがって、プレート部材71の
先端に設けた、揺動アーム70の揺動中心は、軌道Tを
同心円状に、プレート部材の長さLだけトラック周回の
外に拡大した軌跡Taの上を移動する。
【0044】巻掛けポイントP1を含む、押圧終了ポイ
ントP5からコード貼着開始ポイントP2までの間は、
図2(b)に示すように、引っ張りバネ73とストッパ
ー74の作用により、揺動アーム70は、その先端に設
けた巻掛けピン21を最もコアCの赤道面から遠ざける
よう、その姿勢を保持して周回する。
【0045】そして、コード貼着開始ポイントP2に、
巻掛けピン21が到達した状態の周回移動体10を、図
6にその側面図で示す。旋回アーム70の揺動角度は、
図2に示すものと同じであるが、軌道Tが、図2に示す
状態にくらべ、コアCに接近していて、調度、相前後す
る両側の巻掛けピン21の間に張り渡したカーカスコー
ド部分Sの中央部にコアCの中央部が接する状態とな
る。
【0046】次いで、図5に示すポイントPxにおける
周回移動体10を、図7にその側面図で示す。ポイント
Pxにおいては、軌道TがコアCにより接近するととも
に、引っ張りバネ73の作用に対抗する、周回移動体1
0の側方に設けたアーム規制バー90のガイド作用によ
り、揺動アーム70を、その先端をコアCの赤道面に接
近させる方向に揺動させて、カーカスコード部分Sを、
その中央部からコアC上に貼着してゆく。
【0047】さらに、軌道TがコアCに接近して、図5
に示す折返し部位置決めポイントP3では、図8に示す
ように、アーム規制バー90により、揺動アーム70の
先端に設けた巻掛けピン21をコアC上に当接して、カ
ーカスコード部分Sの折曲げ部の位置を特定する。
【0048】そして、押圧開始ポイントP4では、アー
ム規制バー90をさらにコアCに接近して配置し、押圧
部22をコアCに押圧し、押圧終了ポイントP5まで、
押圧し続ける。
【0049】また、折返し部位置決めポイントP3から
押圧終了ポイントP5までの間は、揺動アーム70の先
端の押えフック20とコアCとの位置関係を維持させて
周回移動体10を割出し周回させる必要があるから、軌
道Tを、コアCの回転軸を中心とする軌道を描くようこ
れを設ける。
【0050】また、この区間、押えフック20の割出し
位置決めが不充分な場合は、図1に示すように、コアの
回転軸の回りに回転する凹みリング91を設けて、これ
を揺動アームの先端に噛合させて、コアCの割出し作動
に同期させると好適である。凹みリング91により、折
曲げ部の位置決め、押圧中のずれを確実に防止できるか
らである。
【0051】押圧終了ポイントP5を過ぎた割出しポイ
ントで、揺動アーム70を、その先端の押えフック20
をコアの赤道面から遠ざけるように揺動しながら、巻掛
けポイントP1に戻って、軌道Tに一周分の周回を完了
する。
【0052】図5に示す周回移動体10は、全軌道に亘
って、旋回アーム70を等ピッチで連結して、これを構
成しているが、例えば、ロボットを用いて、押圧終了ポ
イントP5を過ぎた割出しポイントで、旋回アーム70
をプレート部材74より取り外し、巻掛けポイントP1
の直前で、これを、プレート部材74に、再び取り付け
ても構わない。この別の構成によると、軌道Tが長い場
合には、旋回アーム70の数を大幅に低減することがで
き、好適となる。
【0053】また、図1に示す実施形態では、巻掛けポ
イントP1からコード貼着開始ポイントP2の間、相前
後する両側の巻掛けピン21の間の距離を一定にして、
揺動アーム70を移動させているが、アーム規制バー9
0を、コード貼着開始ポイントP2より巻掛けポイント
P1まで延長して、巻掛けポイントP1では、相前後す
る巻掛けピン21の間隔を狭く設定しておき、これらが
コード貼着開始ポイントP2に移動するに従って、カー
カスコードを巻掛けピン21のまわりに滑らせながら、
巻掛けピン21の間隔を徐々に広げ、コード貼着開始ポ
イントP2で、この間隔を、コア上のカーカスコード部
分の前後する両側の折曲げ部の間の長さと同じくするよ
うにしてもよい。この別の構成によると、巻掛けポイン
トP1での糸道81の往復ストロークを小さくすること
ができ、糸道81の往復変位に要するタクトタイムがボ
トルネックとなる場合は、好適な構成となる。
【0054】次に、巻掛けポイントP1における巻掛け
ピンの作動について、説明する。図9は、カーカスコー
ドを巻掛けピンに巻き掛ける状態を示す斜視図である。
コード供給装置80は、固定して設けられたコード供給
フィーダ82と、往復変位して、コード供給フィーダ8
2からのカーカスコードSを繰り出して巻掛けピン21
A、21Bに巻掛ける糸道81とを具えている。千鳥状
に配置された、左右二列の巻掛けピン21A、21B
を、糸道81の往復変位の軌道に垂直の方向に割出し変
位させ、糸道81の往復変位のそれぞれの折返し点に対
応する巻掛けポイントP1A、P1Bに、交互に到達さ
せる。
【0055】例えば、図9に示すように、糸道81と一
方の列の巻掛けピン21Aとの間に掛け渡されたカーカ
スコードSを横切って他方の列の巻掛けピン21Bを、
巻掛けポイントP1Bに達させる。その後、糸道81
を、他方の列の巻掛けピン21Aの巻掛けポイントP1
Aの外側の折返し点に移動する。次いで、巻掛けピン2
1A、21Bを一ピッチ分変位させて、巻掛けピン21
Aを、カーカスコードSを横切らせる。このプロセスを
繰り返すことによりジグザグ状のカーカスコードを形成
することができる。
【0056】図1において、巻掛けポイントP1は、糸
道81を水平な姿勢で配置したいため、糸道81と巻掛
けピン21の干渉を避けて、巻掛けピン21が垂直に割
出し変位する部分、すなわち、軌道Tの立ち上り部分に
巻掛けポイントP1を設けたが、糸道81を垂直な姿勢
で配置する場合は、軌道Tの水平部分に巻掛けポイント
P1を設けるのがよい。また、糸道81の姿勢を軌道T
と平行にする場合は、糸道81と巻掛けピン21をわず
か離隔して往復変位させ、糸道81が巻掛けピン21と
干渉しない、その折り返し点で、糸道の姿勢を軌道Tに
垂直にすることにより、糸道81と巻掛けピン21の干
渉を避けて、カーカスコードSを巻掛けピン21に巻掛
けることができる。
【0057】次に、押えフック20について説明を加え
る。図10(a)は、押えフック20の例を示す斜視図
である。この図に示すように、円筒状の押圧部22に、
カーカスコードSを巻掛ける、プレート状の巻掛けピン
21を収納可能に設けて、押えフック20を構成してい
る。
【0058】図10(b)、図10(c)は、この押え
フックの非押圧状態、押圧状態を、それぞれ示す断面図
である。非押圧状態においては、巻掛けピン21は、イ
ンナライナNから離隔していて、押圧部22内に設けた
スリットに内蔵されたスプリング23により、押圧部2
2から突き出され、カーカスコードSを巻掛けている。
続いて、押圧部22をインナライナNに近づけて、巻掛
けピン21をインナライナNに当接させ、これを押しこ
んで、図10(c)に示すように、スプリング23を圧
縮させて、巻掛けピン21をスリット内に収納する。そ
して、カーカスコードSを押圧部22によりインナライ
ナNに押圧する。
【0059】図11は、他の押えフック20の例を示す
斜視図である。図11(a)に示す押えフック20は、
円筒状押圧部22に、円筒状の巻掛けピン21を出入り
自在に設けたものである。また、図11(b)に示す押
えフック20は、円筒状の押圧部22に揺動ピンを設
け、このピンの回りに、図示しないゼンマイ型のバネを
配置し、さらに、鉤状の巻掛けピン21を、揺動ピンの
回りに揺動自在に取り付けたものである。押圧部22を
押しこむと、バネの力に抗して、鉤状巻掛けピン21を
揺動させて、押圧部22に切り欠いて設けたスリット内
にこれを収納することができる。
【0060】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明によれば、直線上を往復変位する糸道からカーカ
スコードを繰り出し、千鳥状に配列した巻掛けピンにこ
れを巻掛けて、ジグザグ状のカーカスコードを形成する
ことにより、巻掛け時間を大幅に短縮したので、装置を
高速で運転することができ、併せて、糸道の変位機構を
簡素化することができる。さらに、押圧部を、コアの割
出し作動と同期させて割出し変位させながら、カーカス
コードの折曲げ部をインナライナと固着するに十分な時
間だけ、コアに押圧することができるので、その折曲げ
部分の剥離の恐れを十分に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るカーカスコードの貼付け装置の
実施形態を示す斜視図である。
【図2】 周回移動体を示す平面図と正面図である。
【図3】 ピンリンクを示す平面図と正面図である。
【図4】 ローラーリンクを示す平面図と正面図であ
る。
【図5】 周回移動体の姿勢を示す正面図である。
【図6】 周回移動体の姿勢を示す側面図である。
【図7】 周回移動体の別の姿勢を示す側面図である。
【図8】 周回移動体の別の姿勢を示す側面図である。
【図9】 巻掛けピンの巻掛け作動を説明する斜視図で
ある。
【図10】 押えフックの構成を示す斜視図と断面図で
ある。
【図11】 押えフックの別の構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 カーカスコード貼付け装置 10 周回移動体 20 押えフック 21、21A、21B 巻掛けピン 22 押圧部 50 チェーン 51 ピンリンク 52 ピンリンクのセンターブロック 53 ピンリンクのピン 56 ローラーリンク 57 ローラーリンクの穴 70 揺動アーム 71 プレート部材 72 揺動ピン 73 引っ張りバネ 74 ストッパー 80 コード供給装置 81 糸道 82 コード供給フィーダ 90 アーム規制バー 91 凹みリング 92 チェーン軌道ガイド A コアの割出し方向 B 軌道の割出し方向 C コア N インナライナ層 P1、P1A、P1B 巻掛けポイント P2 コード貼着開始ポイント P3 折曲げ部位置決めポイント P4 押圧開始ポイント P5 押圧終了ポイント Q カーカスプライ層 S カーカスコード T 軌道

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体としてほぼドーナツ状をなすコアを
    周方向に割出し作動させながら、その外周面上に、カー
    カスコードをコアの子午線方向に延在させて貼付けてカ
    ーカスプライを形成するタイヤの製造方法であって、 カーカスコードを、千鳥状に配列された巻掛けピンに順
    次、巻掛けることにより、ジグザグ状カーカスコードを
    準備する工程と、 相前後する巻掛けピンの間に張り渡したカーカスコード
    部分を、コアの軸心に平行に保持して、コアに接近さ
    せ、その中央部をコアに接触させた後、その張力を保持
    しながら、これらの巻掛けピンをコアの赤道面に向かっ
    て変位させることにより、このカーカスコード部分を、
    その中央部から両側に向かって順次、コア上に貼着し、
    次いで、巻掛けピンをコア上に当接させることにより,
    カーカスコード部分の折曲げ部のコア上の位置を特定す
    る工程と、 周方向に割出し移動するこの折曲げ部を、所定時間押圧
    することにより、折曲げ部を貼着する工程とを有するタ
    イヤの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のタイヤの製造方法に用
    いるカーカスコードの貼付け装置であって、 直線上の軌跡を往復変位して、カーカスコードを繰り出
    す糸道と、 この糸道の往復変位の折返し部分に対応する各巻掛けポ
    イントで、カーカスコードを巻掛け支持し、カーカスコ
    ード部分の中央部をコアに貼着するコード貼着開始ポイ
    ントから、コア上に当接してカーカスコード部分の折曲
    げ部のコア上の位置を特定する折曲げ部位置決めポイン
    トまで、コアの赤道面に向かって変位する巻掛けピン
    と、 押圧開始ポイントで、巻掛けピンに対する相対変位によ
    って、この折曲げ部をコアに貼着するとともに、この貼
    着姿勢で折曲げ部をコアに押圧したまま、押圧終了ポイ
    ントまで、コアに同期して、コア中心軸の周りを所定角
    度だけ割出し作動する押圧部とを設けてなるカーカスコ
    ードの貼付け装置。
  3. 【請求項3】 巻掛けポイントから押圧終了ポイントま
    で変位を繰返す押えフックを設け、押えフックを、押圧
    部と、押圧部の内に収納可能に設けた巻掛けピンと、巻
    掛けピンを押圧部から膨出させる付勢手段とを含んで構
    成してなる請求項2に記載のカーカスコードの貼付け装
    置。
  4. 【請求項4】 コアの赤道面に対して、離隔、接近する
    向きに、揺動する揺動アームの先端に、押えフックを取
    り付けるとともに、 揺動アームを、コアの赤道面と平行に設けた無端軌道
    を、コアに同期して割出し走行するチェーンのリンクに
    取り付け、少なくとも、巻掛けポイントと、コード貼着
    開始ポイントから押圧終了ポイントまでの間のすべての
    割出しポイントとで、リンクを所定の姿勢に規制してな
    る請求項3に記載のカーカスコードの貼付け装置。
  5. 【請求項5】 揺動アームを、チェーンのリンクに脱着
    自在に取り付けるとともに、押圧終了ポイント以降の割
    出しポイントで、揺動アームをリンクから取り外し、巻
    掛けポイント以前の割出しポイントで、揺動アームをリ
    ンクに装着してなる請求項4に記載のカーカスコードの
    貼付け装置。
  6. 【請求項6】 押えフックをコア赤道面より離隔する向
    きに、揺動アームを揺動する付勢手段と、 少なくとも、コード貼着開始ポイントから折曲げ部位置
    決めポイントまでの間、付勢手段の作動に対抗して、揺
    動アームの揺動を規制するとともに、押圧開始ポイント
    から押圧終了ポイントまでの間、押えフックの押圧部を
    コアに押圧するアーム規制バーとを設けてなる請求項4
    〜5のいずれかに記載のカーカスコードの貼付け装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも、折曲げ部位置決めポイント
    から押圧終了ポイントの間、揺動アームの先端部と噛合
    して、コアの回転軸の回りに、コアと同期して割出し作
    動する凹みリングを設けてなる請求項4〜6のいずれか
    に記載のカーカスコードの貼付け装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004243770A (ja) * 2003-02-11 2004-09-02 Goodyear Tire & Rubber Co:The 改良された、タイヤ用のカーカスプライを製造する方法および装置
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