JP2002346291A - 介護用昇降物干し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 物干し竿に洗濯物をかけ、その物干し竿の
片側に三又なる棒で引っ掛けて竿受けにのせ、反対側に
も同じやり方で所定の位置にのせる方法。この方法だと
お年寄りや車椅子に乗っている身障者にとって、非常に
手間がかかるばかりか、難しく危険を伴うこととにもな
る。一人暮らしのお年寄りや車椅子の身障者にとって、
洗濯物を干すという作業は、マンションとか団地生活を
含めて大変厄介な仕事のひとつ 【解決手段】 洗濯物を掛けやすい、低い位置に竿があ
って洗濯物を掛け終わったら、手回しハンドル又はモー
ターを介して、簡単に所定の高さにまであげる。同様に
洗濯物を取り込むときも簡単な操作によって、低い位置
でおこなえる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、洗濯物を低い位
置で物干し竿に掛け、手回しハンドル又はモーターによ
って任意の高さまであげることのできる装置に関する

【０００２】

【従来の技術】従来は、物干し竿に洗濯物をかけ、その
物干し竿の片側に三又なる棒で引っ掛けて竿受けにの
せ、反対側にも同じやり方で所定の位置にのせる方法。
この方法だとお年寄りや車椅子に乗っている身障者にと
って、非常に手間がかかるばかりか、難しく危険を伴う
こととにもなる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】一人暮らしのお年寄り
や車椅子の身障者にとって、洗濯物を干すという作業
は、マンションとか団地生活を含めて大変厄介な仕事の
ひとつ

【０００４】

【課題を解決するための手段】洗濯物を掛けやすい、低
い位置に竿があって洗濯物を掛け終わったら、手回しハ
ンドル又はモーターを介して、簡単に任意の高さにまで
あげる。同様に洗濯物を取り込むときも簡単な操作によ
って、低い位置でおこなえる。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の介護用昇降物干し
装置について、図面に基ずいて説明する。図１、に示す
様に、スタンド７の上面に取り付けた軸受５に、竿１を
竿受け金具６にセットし、その金具をシャフト４に組み
込む。そのシャフト４にウォームホイール３をセット
し、ハンドル２またはモーターの回転を利用してシャフ
ト４をある角度範囲を回転させる。その角度範囲の中で
洗濯物を干しやすい低い位置と、干す為の高い位置を設
定してある。又この装置の設置については，屋外では、
ただおくだけで、ベランダ等に取り付ける場合

【図４】に示す様に、手すり等を利用して金具８にて固
定する。

【０００６】使用法について説明する。先ずお年寄りや
車椅子の身障者が洗濯物を干すとき、ハンドル２または
モーター９により低い位置

【図３】に竿１を移動させる

【図３】。そこで洗濯物を竿１に掛け、再びハンドル２
またはモーター９にて任意の高さまで洗濯物を掛けた竿
１をあげる

【図２】。

【０００７】又、洗濯物が乾いて取り込む場合、干す場
合と同様ハンドル２とモーター９にて低い位置におろ
し、簡単に取り込める・

【０００８】駆動部を具体的に図３にもとずいて説明す
る。スタンド７の上面に軸受５を２ヶセットし、シャフ
ト４を受けるが、その中間に竿受け金具６を取り付けシ
ャフト４に固定する・又そのシャフト４、の一端にウォ
ームホイール３を固定し、それにウォームギヤー１０を
かませたシャフト１１を軸受１２で支え、そのシャフト
１１の一端にハンドル２、又はモーター９をカップリン
グ１２を介して固定する・

【０００９】

【発明の効果】この発明はお年寄りや車椅子の生活をさ
れている方々が、洗濯物を干す場合、低い位置でそれら
の洗濯物をかけ、手回しハンドルまたはモーター等を介
して簡単に任意の位置に上げることが可能。又洗濯物が
乾いたら同様に手回しハンドルまたはモーターを介して
所定の低い位置に下げ、簡単に取り込むことが可能。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明にかかる昇降物干し装置の正面図

【図２】本発明にかかる昇降物干し装置の側面図

【図３】物干し竿を低い位置に下ろしたときの側面図

【図４】ベランダ等に設置したときの固定金具の図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】物干し竿（１）を低い位置から、ハンドル
   （２）をまわして任意の高さまであげることのできる装
   置
2. 【請求項２】「請求項１」の装置の手回しハンドルにか
   えて、モーターで昇降させる装置