JP2002346085A - 遊技機、遊技方法、及び遊技機における遊技形態の提供方法 - Google Patents

遊技機、遊技方法、及び遊技機における遊技形態の提供方法

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JP2002346085A
JP2002346085A JP2001160822A JP2001160822A JP2002346085A JP 2002346085 A JP2002346085 A JP 2002346085A JP 2001160822 A JP2001160822 A JP 2001160822A JP 2001160822 A JP2001160822 A JP 2001160822A JP 2002346085 A JP2002346085 A JP 2002346085A
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special
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Hiroshi Tomochika
宏 友近
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、大当りとなり特別遊技が展開され
る際にも遊技者の努力が入賞球の払い出しに反映される
ような期待感の持てる面白みのある遊技を提供し得る遊
技機、遊技方法、遊技機における遊技形態の提供方法を
提供することを課題とする。 【解決手段】 遊技盤上に遊技球を発射する遊技球発射
部と、発射された遊技球が入球する複数の入賞口とを具
備し、前記入賞口は、所定条件が成立したときに特別遊
技としての開放動が所定回数行われ各当該開放動の後に
閉鎖動が行われる特別入賞口と、当該特別入賞口以外の
一般入賞口とを備えた遊技機において、所定条件が成立
したときであって前記特別入賞口が閉鎖されている各前
記特別遊技のインターバル時に、前記一般入賞口へ入球
された遊技球の数に応じて、前記特別遊技の行われる回
数が追加されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機な
どの遊技機、遊技方法、遊技機における遊技形態の提供
方法に関し、特に特別遊技の形態に特徴を有する。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ遊技装置としては、次の
ようなものが広く知られている。すなわち、遊技盤上に
設けられた種々の入賞口に、遊技者のハンドル操作によ
り遊技球発射部から発射される遊技球を入球させるべく
狙いをつけ、複数の入賞口のうち始動口に遊技球が運良
く入球すると、液晶画面からなる表示部において複数の
識別情報画像としての図柄が変動し始め、同時にキャラ
クタ画像などを用いた演出画像が表示される。そして、
各識別情報画像が停止した際の組合せが例えば全く異な
る種類の組合せとなった場合にははずれ状態となり、上
述した遊技が繰り返し行われることになるが、同じ種類
の組合せとなった場合には、大当たり状態となり遊技者
にとって非常に有利な特別遊技の状態が提供されること
になる。この特別遊技としては、例えば、入賞口のうち
の特別入賞口が15秒等という長時間開放され、その間
に10個の遊技球が入球すると一旦数秒間閉鎖し、これ
を15〜16回ほど繰返すことにより、特別入賞口に入
球した遊技球の数に応じた入賞球を払い出すといったも
のである。特別入賞口は、その他の入賞口としての始動
口や一般入賞口に対して比較的大きな形状であり、しか
も、遊技盤上において遊技球が通過しやすい位置に設け
られているため、上述したように長時間開放させること
により非常に容易に遊技球が入球しやすく状態とし、こ
れを15〜16回継続させるので、特別遊技においては
大量の遊技球をいとも簡単に払い出すことになるのであ
る。また、表示部においては、特別入賞口が開放されて
いる際には、キャラクタ画像などを用いた特別遊技に関
する楽しい演出画像が表示されると同時に、特別遊技の
提供を寄与した識別情報画像を表示させたり、また、特
別入賞口に順次入球される遊技球の数をリアルタイムに
表示させ、遊技者に対して入球状況を確認させている。
さらに、表示部においては、特別入賞口の開放している
回数、すわちラウンド数を、特別入賞口を開放している
際に表示させ、遊技者に対して現在何ラウンドであり残
りのラウンド数がどの程度であるかを認識させている。
このような様々な情報を表示部に表示させることによ
り、特別遊技が遊技者に提供されていることによる優越
感や満足感を増長させているのである。
【0003】また、特別入賞口へ入球される遊技球につ
いては、当該特別入賞口内に設けられた検知センサによ
りその都度検知されており、特別入賞口が開放されてい
る際に、所定の数、例えば10個の遊技球の入球を検知
センサが検知したのを受けて、特別入賞口を閉鎖させ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した如き従来の装
置においては、特別入賞口が開放する回数や、開放して
いる際に入球し得る遊技球の数はほぼ一定しているた
め、大当たり状態において特別遊技の結果払い出される
入賞球の数に変化がほとんどない。検知センサが10個
の遊技球を検知し特別入賞口が閉鎖するまでの間に、数
個の遊技球が入球する場合があるものの、所詮、特別遊
技中に入球する遊技球の全数に対してかなり少数であ
り、払い出される入賞球の数にほとんど影響は無い。ま
た、特別遊技中における特別入賞口への遊技球の入球に
困難性がほとんど無い。このため、遊技者は自身の遊技
発射部のハンドルさばきによる遊技テクニックを使うな
ど遊技に対する努力を払ったとしても、その結果として
払い出される入賞球数にほとんど反映されないので、特
別遊技に対して熱意を持って遊技を行うことがあまり無
く、非常に遊技性の低い期待感の持てない面白みに欠け
る遊技を行っているといった状態であった。すなわち、
多くの遊技者は、単調に特別遊技が進行し所定の入賞球
が払い出されるような面白みに欠ける遊技よりも、自身
の努力により提供される入賞球数が大きく反映されるよ
うな、期待感を持てる高い遊技性を有する遊技を提供す
る遊技機の出現を要望している。
【0005】本発明は、上述した如き課題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、大当りとなり特別遊技が
展開される際にも遊技者の努力が入賞球の払い出しに反
映されるような期待感の持てる面白みのある遊技を提供
し得る遊技機、遊技方法、遊技機における遊技形態の提
供方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、特別
入賞口が開放し遊技球が容易に入球し得る状況となる特
別遊技中において、特別入賞口が閉鎖している間に、一
般入賞口に入球した遊技球の数に応じて、特別遊技中に
おける特別入賞口の開放の合計数を変更し、例えば、一
般入賞口に入球した遊技球の数が所定数を上回った場合
に、特別入賞口が開放する回数を多くし、遊技者に対し
て特別遊技中での遊技に対する努力次第で、より多くの
入賞球を提供することを可能とし、今まで以上に特別遊
技に対する意欲と期待感を持たせる遊技形態を提供する
ことを見出した。
【0007】以下に、本発明の具体的な手段について説
明する。 (1)本発明は、遊技盤上に遊技球を発射する遊技球発
射部と、発射された遊技球が入球する複数の入賞口とを
具備し、前記入賞口は、所定条件が成立したときに特別
遊技としての開放動が所定回数行われ各当該開放動の後
に閉鎖動が行われる特別入賞口と、当該特別入賞口以外
の一般入賞口とを備えた遊技機において、所定条件が成
立したときであって前記特別入賞口が閉鎖されている各
前記特別遊技のインターバル時に、前記一般入賞口へ入
球された遊技球の数に応じて、前記特別遊技の行われる
回数が追加されることを特徴とする。(1)の発明によ
れば、特別遊技のインターバル時に、前記一般入賞口へ
入球された遊技球の数に応じて、前記特別遊技の行われ
る回数が追加されるので、必ずしも特別遊技の結果とし
て払い出される入賞球の数が一定では無くなり、遊技者
の遊技の仕方によって上記入賞球の数を増やすことが可
能である、いわば遊技者の遊技テクニックが遊技結果に
介入できる遊技を提供し得、遊技者に対して単調化しや
すい特別遊技中において、特別遊技の行われる回数が追
加されることへの期待感を抱かせつつ遊技を行わせるこ
とにより、遊技全体を通じて楽しく遊技を行わせること
が可能となる。また、上述したように、大当たりなど所
定条件が成立したときに、遊技者の遊技テクニックが遊
技結果に介入できる遊技を提供することにより、次回の
所定条件の成立時における遊技において更に多くの入賞
球が払い出されるように遊技を行うという、遊技者に対
する努力目標を提供し得、更に熱意を持って遊技を行わ
せることが可能となる。 (2)本発明は、(1)に記載の遊技機であって、所定
条件が成立した直後における所定回数の各前記インター
バル時に前記一般入賞口へ入球された遊技球の合計数に
応じて、前記特別遊技の行われる回数が追加されること
を特徴とする。(2)の発明によれば、所定回数の各イ
ンターバルにおいて一般入賞口へ入球された遊技球の合
計数が、追加される特別遊技の回数に影響するので、所
定条件が成立した後に特別遊技が終了するまでの間、遊
技者に対して全体を通して熱意を持ちつつより多くの入
賞球が払い出されることへの期待感を持ちながら遊技を
行わせることが可能となる。 (3)本発明は、(1)又は(2)に記載の遊技機であ
って、前記インターバル時に遊技球の入球を促すための
報知を行う報知手段を備えたことを特徴とする。(3)
の発明によれば、遊技者に対して、特別遊技が追加され
るのに必要な入球数がどの程度か、また、どの入賞口に
入球させれば良いか、あるいは遊技球を入球させた結果
として遊技者にとってどのような有利な遊技形態が提供
されるかなど、遊技者に対して遊技球の入球を促すよう
な報知が行われることにより、遊技者に更なる遊技への
意欲を掻き立てるとともに、初心者にとってもどのよう
に遊技を行えば良いのかが非常に分かりやすくなる。 (4)本発明は、(1)乃至(3)のいずれかに記載の
遊技機であって、前記報知手段は、変動表示及び停止表
示を繰り返し行う複数の識別情報画像が表示される表示
部であることを特徴とする。(4)の発明によれば、遊
技者が遊技を行う上で最も注目しやすい識別情報画像が
表示される表示部において、遊技球の入球を促すための
様々な報知が行われるので、遊技者に対して上記報知を
容易に認識させやすく遊技の変化をつかみつつ違和感な
く遊技を行わせやすい。 (5)本発明は、(3)又は(4)に記載の遊技機であ
って、前記報知手段において、前記特別遊技の行われる
回数を追加させるために必要な前記一般入賞口へ入球さ
れる遊技球の合計数を報知させることを特徴とする。
(5)の発明によれば、報知手段が特別遊技の行われる
回数を追加させるために必要な前記一般入賞口へ入球さ
れる遊技球の合計数を報知させるので、遊技者に対して
この報知内容を見せることにより、目標とする合計数と
なるように一層自身の努力で遊技を行おうとする意欲を
掻き立たせることが可能となる。 (6)本発明は、(3)乃至(5)のいずれかに記載の
遊技機前記報知手段において、前記インターバル時に前
記一般入賞口に入球され蓄積される遊技球の合計数の動
向を報知することを特徴とする。(6)の発明によれ
ば、遊技者に対して遊技球の合計数の動向を適宜確認し
つつ遊技を行わせることが可能となり、継続的に熱意を
持った遊技を行わせることが可能となる。 (7)本発明は、(1)乃至(6)のいずれかに記載の
遊技機であって、前記一般入賞口は、遊技球の入球に応
じて遊技が行われる契機となる始動口であることを特徴
とする。(7)の発明によれば、遊技中に最も遊技球の
入球の狙いをつける始動口をインターバル時の入球目標
位置とするので、インターバル時においても遊技者に対
して遊技球発射部の操作をそれまでの遊技中とほぼ同じ
ような操作状態で行わせることが可能であり、遊技者に
とって非常に遊技球発射部の操作が行いやすい。 (8)本発明は、遊技球発射部から遊技盤上に遊技球を
発射し、当該発射した遊技球を入賞口に入球させ、入球
に応じた所定個数の入賞球の払い出しを受ける遊技方法
であり、所定条件が成立したときに前記入賞口のうちの
特別入賞口に特別遊技としての開放動を所定回数行わ
せ、前記特別入賞口へ発射した遊技球を入球させ、当該
入球に応じて所定個数の入賞球の払い出しを受ける遊技
方法であって、所定条件が成立したときであって前記特
別入賞口が閉鎖されている各前記特別遊技のインターバ
ル時に、前記遊技球発射部から発射した遊技球を前記入
賞口のうち一般入賞口に入球させ、当該入球した遊技球
の数に応じて前記特別遊技の行われる回数を変更させる
ことを特徴とする。(8)の発明によれば、特別遊技の
インターバル時に、前記一般入賞口へ入球された遊技球
の数に応じて、前記特別遊技の行われる回数を追加する
ので、必ずしも特別遊技の結果として払い出される入賞
球の数を一定とせず、遊技者の遊技の仕方によって上記
入賞球の数を増やす可能のある遊技方法を提供し得る。
すなわち、遊技者の遊技テクニックが遊技結果に介入で
きる遊技方法を提供し得、遊技者に対して単調化しやす
い特別遊技中において、特別遊技の行われる回数が追加
されることへの期待感を抱かせつつ行わせる遊技方法を
提供することが可能となる。 (9)本発明は、遊技球発射部から遊技盤上に遊技球を
発射し、当該発射した遊技球を入賞口に入球させ、入球
に応じた所定個数の入賞球の払い出しを受ける遊技機に
おける遊技形態の提供方法であって、所定条件が成立し
たときに前記入賞口のうちの特別入賞口に特別遊技とし
ての開放動を所定回数行わせ、前記特別入賞口へ発射し
た遊技球を入球させ、当該入球に応じて所定個数の入賞
球の払い出しを行うステップと、所定条件が成立したと
きであって前記特別入賞口が閉鎖されている各前記特別
遊技のインターバル時に、前記遊技球発射部から発射し
た遊技球が前記入賞口のうち一般入賞口に入球された遊
技球の数に応じて、前記特別遊技の行われる回数を変更
させるステップとを備えたこと特徴とする。(9)の発
明によれば、特別遊技のインターバル時に、一般入賞口
へ入球された遊技球の数に応じて、前記特別遊技の行わ
れる回数を追加するといった遊技形態を提供するので、
遊技者の遊技テクニックが遊技結果に介入できるといっ
た遊技形態を確立し得、遊技者に対して単調化しやすい
特別遊技中においても、特別遊技の行われる回数が追加
されることへの期待感を抱かせつつ行わせる遊技機にお
ける遊技形態を提供することが可能となる。
【0008】[用語の定義] 「所定条件」液晶表示部やLED表示部において表示さ
れる複数の識別情報画像、あるいは複数の回転ドラムの
各々に付された識別情報画像が同じ種類の組合せで停止
表示される場合など、複数の識別情報画像の停止表示さ
れた組合せ結果が予め決められた内容となる条件を示
す。 「特別遊技」所定条件が成立したときに、遊技者に提供
される遊技者にとって有利な遊技を示し、所定条件が成
立したときに入賞口が比較的長い時間開放される遊技を
示す。 「入賞口」遊技盤上に設けられており、遊技球が入球す
ると、所定個数の遊技球が賞球として払い出される開口
をいう。 「特別入賞口」所定条件が成立したときに閉鎖されるイ
ンターバル時を挟んで長時間開放される入賞口を示す。 「一般入賞口」遊技盤上に設けられた入賞口のうち特別
入賞口を除く入賞口を示す。 「始動口」液晶表示部やLED表示部において表示され
る複数の識別情報画像、あるいは複数の回転ドラムの各
々に付された識別情報画像が変動表示される契機となる
べく、遊技球の入球を可能とする入賞口を示す。 「インターバル」特定条件の成立したとき、特別入賞口
が閉鎖された後、次に開放されるまでの間を示す。 「識別情報」文字、記号、絵柄又は模様(図柄)等の視
覚によって識別可能な情報をいう。 「変動表示」識別情報が順次変化する場合、例えば1つ
の識別情報である図柄「7」から他の識別情報である図
柄「8」へ変更する場合や、図柄「9」から他の図柄
「☆」へ変更して表示する場合のほか、識別情報を表示
し得る表示領域において1つの識別情報が表示されたま
まその識別情報が移動して表示するような場合、例え
ば、1つの図柄「7」が表示領域内において表示されつ
つ移動する場合を含む概念である。さらに、識別情報の
表示態様が変化する場合、例えば1つの図柄「7」が変
形して横長に表示されたり縦長に表示されたりする場合
や、図柄が拡大されて表示されたり、縮小されて表示さ
れる場合等も含む概念である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面に基づいて説明する。
【0010】本実施形態に係る遊技機の概観を示す正面
図を図1に示す。なお、以下において説明する実施態様
例においては、本発明に係る遊技機に好適な実施例とし
て、本発明をパチンコ遊技装置に適用した場合としてい
る。しかし、本発明に係る遊技機はパチンコ遊技装置に
限られず、携帯型ゲーム装置やゲームソフトをインスト
ールした汎用コンピュータや携帯端末機に適用すること
もできる。
【0011】さらに、本明細書においては、パチンコ遊
技装置10というのは後述するパチコン機をも含む概念で
ある。
【0012】図1に示すように、パチンコ遊技装置10に
は、矩形枠状の本体枠12と、同本体枠12に組み込まれた
矩形板状の遊技盤14と、同遊技盤14の前面に設けられた
本体枠12の窓枠16と、同窓枠16の下側で本体枠12の前面
に設けられた上皿20及び下皿22と、同下皿22の右側に設
けられた遊技球発射部としての発射ハンドル26とが配置
され、遊技盤14の前面には複数の障害釘(図示せず)が
打ちこまれている。
【0013】なお、釘を打ち込むような構成とせず、遊
技盤14を樹脂素材で成形し、この樹脂素材の遊技盤14に
金属製の棒状体を遊技盤14の前方向に突出するように植
設した構成の上記パチコン機にも本発明を適用すること
ができる。
【0014】さらに、発射ハンドル26は本体枠12に対し
て回動自在に設けられており、遊技者は発射ハンドル26
を操作することにより遊技球を遊技盤14上に発射してパ
チンコ遊技を進めることができる。
【0015】前記発射ハンドル26の裏側には、発射モー
タ28が設けられており、発射ハンドル26が遊技者によっ
て時計回り方向へ回動操作されたときに、発射モータ28
に電力が供給され、上皿20に貯留された遊技球が遊技盤
14に順次発射されるようにしている。発射力の強弱は、
発射ハンドル26の時計回りへの回動角度によって決まる
ように制御されている。
【0016】発射された遊技球は、遊技盤14上に設けら
れたガイドレール30に案内されて遊技盤14の上部に移動
し、その後、上述した複数の障害釘との衝突によりその
進行方向を変えながら遊技盤14の下方に向かって落下す
る。
【0017】遊技盤14を拡大した拡大正面図を図2に示
す。なお、同図2も上述した障害釘について省略したも
のを示した。
【0018】図2に示すように、遊技盤14の前面の略中
央には、後述する表示部となる表示装置32が設けられて
おり、同表示装置32が本発明の報知手段を構成してい
る。
【0019】なお、上述した表示装置32において後述す
る演出画像を表示する部分は、液晶ディスプレイパネル
からなるものであってもブラウン管からなるものであっ
てもよい。
【0020】また、上述した例においては、表示装置32
は、遊技機であるパチンコ遊技装置10の遊技盤14の前面
の略中央に設けられている場合を示したが、遊技者が見
える位置であれば、遊技機の何処の位置に表示装置32を
設けても構わない。
【0021】また、かかる表示装置32の上方には、小型
表示装置52が近接して設けられており、これも報知手段
を兼用することができる。この小型表示装置52は、例え
ば7セグメント表示器で構成されており、普通図柄が変
動と停止とを繰り返すように可変表示される。
【0022】また、表示装置32の左右側部には、球通過
検出器55a,55bが設けられている。この球通過検出器55
a,55bは、同検出器55a,55b内、あるいはその近傍を遊技
球が通過したことを検出したときには、上述した小型表
示装置52において、普通図柄の変動表示を開始し、所定
の時間経過した後、普通図柄の変動表示を停止する。こ
の普通図柄というのは、数字や記号等からなる情報であ
り、例えば「0」〜「9」の数字や「☆」等の記号であ
る。この普通図柄が所定の図柄、例えば「7」となって
停止して表示されたときには、後述する始動口44の左右
両側に設けられている、所謂電動チューリップと呼ばれ
る可動片58a,58bを駆動するためのソレノイド57(図4
参照)に電流を供給し、前記始動口44に遊技球が入りや
すくなるように可動片58a,58bを駆動し、始動口44が開
放状態となるようにする。なお、始動口44を開放状態と
した後、所定の時間が経過したときには、可動片58a,58
bを駆動し始動口44を閉塞状態として、遊技球が入りに
くくなるようにするのである。ここで始動口44というの
は、後述する可変表示ゲームが開始されて表示装置32に
表示される複数、例えば3つの識別情報画像である図柄
を変動表示状態に移行する契機となる球検知センサ42を
備えているものであり、表示装置32の下部に設けられて
いる。
【0023】また、上述した小型表示装置52の左右両側
には、後述する4つの保留ランプ34a〜34dが設けられる
とともに、同小型表示装置52の上部には、一般入賞口50
が設けられている。
【0024】さらに、遊技盤14の下部には、大当たり入
賞装置Mが設けられている。大当たり入賞装置Mは、図
3に示すように、前カバー200と後基板201との間に装置
各部材が介設されているものであり、前カバー200に形
成された遊技球の特別入賞口としての大入賞口38には、
シャッタ40が軸202を介してソレノイド48により上下開
閉自在に作動するように設けられている。
【0025】また、開放時に上側を向くシャッタ40の裏
面にはガイド202が突設されるとともに、シャッタ40の
奥には、特定領域203を構成する球通過孔と通常領域204
を構成する球通過孔が形成され、その間、すなわちシャ
ッタ40の後方中央には、ソレノイド205により左右に傾
動するスイング板206が配設されている。
【0026】シャッタ40は、後述する可変表示ゲームに
よって大当たり状態になった場合に開放状態となるよう
に、ソレノイド48により駆動されるもので、かかるシャ
ッタ40が開放されると、遊技球が所定時間或いは所定入
賞球数に至るまで大入賞口38に入賞して所要個数の賞球
を出し、その後シャッタ40が閉塞される。
【0027】しかし、シャッタ40の開放時にそのうちの
1球がガイド202に沿って特定領域203に入球すると、シ
ャッタ40は所定時間経過或いは所定数入球後においても
次のシャッタ40の開放を約束し、これが所定限度回数
(例えば16回)まで繰り返えされ得る遊技者にとって有
利な特定遊技状態を実現する。
【0028】なお、シャッタ40の開放当時にはスイング
板206が左側へ傾動して少なくとも1個の遊技球は左側
の特定領域に入球し易いように構成されており、遊技球
が特定領域に入球すると入球を図示しない入球センサが
感知してスイング板206がソレノイド205により右側へ傾
動し、その後の遊技球は右側の通常領域に入球するよう
に構成されている。
【0029】また、上述した表示装置32の左右両側に
は、一般入賞口54a,54bが設けられるとともに、同表示
装置32の下部左右両側には、一般入賞口54c,54dが設け
られている。
【0030】さらに、遊技盤14の左右端部にも、一般入
賞口56a,56bが設けられ、前記大入賞口38の左右両側に
も、一般入賞口56c,56dが設けられている。このよう
に、本実施形態においては、遊技盤14上に複数の入賞口
が設けられており、特別入賞口である前記大入賞口38、
始動口44、一般入賞口54a〜54d、56a〜56dに遊技球が入
賞したときには、入賞口の種類に応じて予め設定されて
いる数の遊技球が賞球として前記下皿22に払い出される
ようになされている。
【0031】また、上記大入賞口38を除いて、一般入賞
口54a〜54dの左右両側には、前記始動口44同様にそれぞ
れ前述した可動片58a,58bが設けられている。尚、各入
賞口の数や配置のレイアウトについては、本実施例に限
定されるものではなく、適宜変更して構わない。
【0032】さらに、表示装置32の左右両側には、遊技
球の経路を所定の方向に誘導するための転動誘導部材60
a,60bが回転自在に設けられている。また、遊技盤14の
外側の上左側と上右側とには、装飾ランプ36a及び36bが
設けられている。
【0033】図4に、本発明の実施例であるパチンコ遊
技装置の制御回路を示す。
【0034】上述した発射ハンドル26は、制御回路60の
インターフェイス回路群62に接続され、同インターフェ
イス回路群62は、入出力バス64に接続されている。
【0035】発射ハンドル26の回動角度を示す角度信号
は、インターフェイス回路群62により所定の信号に変換
された後、入出力バス64に供給される。尚、入出力バス
64は、中央処理回路(以下、「CPU」と称する)66に
データ信号又はアドレス信号が入出力されるようになさ
れている。
【0036】また、上述したインターフェイス回路群62
には、球検知センサ42も接続されており、遊技球が始動
口44を通過したときには、球検知センサ42は検出信号を
インターフェイス回路群62に供給する。
【0037】さらに、インターフェイス回路群62には、
球通過検出器55も接続されており、球通過検出器55は遊
技球が同検出器55あるいはその近傍を通過したことを検
出したときに、検出信号をインターフェイス回路群62に
供給するようにしている。
【0038】また、上述した入出力バス64には、タイマ
ー61、カウンター63、ROM(リード・オンリー・メモ
リ)68及びRAM(ランダム・アクセス・メモリ)70も
接続されている。
【0039】タイマー61は、発射ハンドル26の発射モー
タ28に電力が供給された累積時間を計測しており、カウ
ンター63は、遊技球の入賞数の累計をカウントしてい
る。
【0040】ROM68は、パチンコ遊技装置10の遊技全
体の流れを制御する制御プログラムを記憶する。
【0041】特に、本実施形態に係るパチンコ遊技装置
10においては、上述した入賞口のいずれかを、他よりも
優位な条件を有する入賞口へと変換可能としたことに特
徴があり、そのために、変換する入賞口を抽選するプロ
グラムが記憶されている。
【0042】さらに、同ROM68は、表示装置32におい
て可変表示ゲームが実行される際に、変動表示や停止表
示される図柄の画像データ、演出画面として表示される
動体物等のキャラクタのキャラクタ画像データ、表示装
置32の背景を構成する背景画像データ、及び動画映像画
像データ、また、表示装置32において遊技者に後述する
本発明の特徴ともなる変更可能な遊技形態を報知するた
めの報知用画像データ並びに遊技に用いる音データ、制
御プログラムを実行するための初期データや、装飾ラン
プ36の点滅動作パターンを制御するプログラム等を記憶
する。ところで、上述した図柄画像データは、表示装置
32において図柄を変動表示するときや、停止表示する際
に用いるものであって、多様の表示態様、例えば、拡大
した画像、縮小した画像、変形した画像等に応じた画像
データを含むものである。
【0043】また、上述したキャラクタ画像データ、背
景画像データ及び動画映像画像データは、遊技を演出す
べく、動画像、静止画像若しくはこれらの組み合わせた
画像を画面画像として表示装置32に表示するためのもの
である。
【0044】さらに、上述したキャラクタ画像データ
は、キャラクタの動作を表示すべく動作のそれぞれに対
応した画像データを含むものであり、音データは、遊技
を演出したり、遊技者に遊技状態などを報知するための
ものであり、後述するスピーカ46から効果音等の音声を
発するために用いるものである。
【0045】一方、RAM70は、上述したプログラムで
使用するフラグや変数の値を記憶する。例えば、新たな
入力データやCPU66による演算結果や遊技の履歴を示
す累積リーチデータ、累積変動数及び累積大当たり回
数、さらには遊技球の累積入球回数などを記憶する。
【0046】制御部であるCPU66は、所定のプログラ
ムを呼び出して実行することにより演算処理を行い、こ
の演算処理の結果に基づいてキャラクタ画像データ、背
景画像データ、動画映像画像データ及び図柄画像データ
並びに音データを電子データとして伝送その他の制御を
行う。
【0047】また、CPU66は、上述した識別情報であ
る図柄の画像データを読み出し、表示装置32において図
柄が変動表示されるように制御したり、複数の識別情報
画像である図柄の相互の組み合わせ状態が表示装置32に
おいて所定のタイミングで停止表示されるように制御す
る。
【0048】さらに、入出力バス64には、インターフェ
イス回路群72も接続されている。同インターフェイス回
路群72には、表示装置32、スピーカ46、発射モータ28、
ソレノイド48、保留ランプ34及び装飾ランプ36が接続さ
れており、かかるインターフェイス回路群72は、CPU
66における演算処理の結果に応じて上述した装置のそれ
ぞれを制御すべく駆動信号や駆動電力を供給する。
【0049】また、報知手段を兼ねた表示部である表示
装置32は、変動図柄表示部と演出画面表示部と、報知画
面表示部からなり、CPU66の制御により、変動図柄表
示部と演出画面表示部との2つの表示部に表示される画
面の双方を合成して表示するとともに、報知画面表示部
において独自の図柄画像や文字を含む画像などを表示す
るようにしている。なお、表示装置32は、このような構
成に限られず、2つ以下、あるいは4つ以上の表示部を
有する構成としてもよく、これらの表示部を合成するこ
とによって、より複雑な図柄の画像や演出画像を表示装
置32に表示することとしてもよい。
【0050】このように複数の表示部に表示される画面
を表示装置32に表示することとしたことにより、1つの
表示部に表示される図柄の変動シーンと演出画面表示さ
れる演出画面とを合成することで多彩な表示形態を可能
にするのである。
【0051】また、上記ソレノイド48は、上述したシャ
ッタ40を開閉駆動するためのものである。また、保留ラ
ンプ34は、可変表示ゲームを行える回数を示すものであ
り、始動口44に遊技球が入った回数をメモリーして所定
回数(例えば4回)を限度として点灯表示するものであ
る。また、装飾ランプ36は、遊技が大当たりとなったと
きやリーチとなったときに遊技者にその旨を示すべく点
滅又は点灯するものである。
【0052】本実施形態では、上述したCPU66を含む
制御回路60により制御部が構成されるとともに、表示装
置32により報知手段が構成され、パチンコ遊技装置10か
ら遊技機が構成される。
【0053】上記構成からなる遊技機としてのパチンコ
遊技装置10において、所定条件が成立したときに、前記
複数の入賞口のうち、大入賞口38を例えば60秒間程度
という長時間開放させ、この間に遊技球が10個以上入
球し球検知センサ42がこれを検知したのを受けて閉鎖
させ、この閉鎖状態を5秒間程度継続させた後に、再び
長時間開放させる。このような大入賞口38の開放及び閉
鎖を繰り返し行うのであるが、本実施形態では大入賞口
38が閉鎖され再び開放されるまでのインターバル時に、
一般入賞口のうちの始動口44へ入球された遊技球の数に
応じて、特別遊技の行われる回数が追加される。すなわ
ち、表示装置32において複数の図柄が同じ種類の組合せ
で停止表示され大当たりとなるような所定条件が成立し
た直後における所定回数、例えば12回の各インターバ
ル時に、始動口44へ入球された遊技球の合計数に応じ
て、特別遊技の行われる回数が追加されるのである。具
体的には、例えば、12回のインターバル時に始動口44
に入球された遊技球の数が20個以上であれば、特別遊
技の行われる回数が4回追加されて合計16回の特別遊
技が行われることとし、12回のインターバル時に始動
口44に入球された遊技球の数が20個未満であれば、所
定回数のまま、合計12回となるのである。詳細につい
ては後述する。
【0054】以下においては、パチンコ遊技装置10は起
動しており、上述したCPU66において用いられる変数
は所定の値に初期化され、定常動作しているものとす
る。
【0055】上述した制御回路60において実行される遊
技球を検出するサブルーチンを図5に示す。なお、この
サブルーチンは、予め実行されているパチンコ遊技装置
10のパチンコ遊技を制御する制御プログラムから所定の
タイミングで呼び出されて実行されるものである。
【0056】図5に示すように、最初に、入賞口に遊技
球が入ったか否かを検出する(ステップS11)。この
入賞口は、図2に示した例においては、一般入賞口50、
54a〜54d及び56a〜56dである。このステップS11にお
いて、一般入賞口50、54a〜54d及び56a〜56dに遊技球が
入ったと判別したときには、入賞口の種類に応じて予め
定められた数の遊技球を払い出す処理を実行する(ステ
ップS12)。
【0057】次に、前述した入賞口のうちの始動口44に
遊技球が入ったか否かを判断する(ステップS13)。
このステップS13において、始動口44に遊技球が入っ
たと判別したときには、後述する可変表示ゲームを実行
する(ステップS14)。
【0058】さらに、球通過検出器55a,55bを、あるい
はその近傍を遊技球が通過したか否かを判断する(ステ
ップS15)。このステップS15において、球通過検
出器55a,55bを、あるいはその近傍を遊技球が通過した
と判別したときには、上述したように、小型表示装置52
において普通図柄を変動表示させる処理を実行する(ス
テップS16)。なお、上述したように、変動表示され
た普通図柄が停止したときに所定の図柄となったときに
は、前記始動口44に設けた可動片58a,58bを駆動して同
始動口44を開放状態となるようにして、始動口44に遊技
球が入りやすくなるようにするのである。
【0059】上述したステップS14において呼び出さ
れて実行される可変表示ゲーム処理を行うサブルーチン
を図6に示す。
【0060】本サブルーチンが呼び出されることによ
り、表示装置32において表示されていた固定画面を通常
画面へと切り替え、可変表示ゲームを開始するのであ
る。
【0061】なお、ここで固定画面とは、表示装置32に
おいて実行される可変表示ゲームが実行されておらず、
パチンコ遊技装置10においてパチンコ遊技のみが進行し
ている際に表示装置32に表示される画面をいう。
【0062】また、通常画面とは、表示装置32において
可変表示ゲームが開始され、表示装置32に表示される図
柄が変動表示されてから、遊技の大当たりを予告する予
告画面としてのリーチ画面及び大当たり時の大当たり演
出画面、並びに前記した報知画面を除く概念であり、可
変表示ゲームがリーチとなったり、大当たりとなったと
きに至るまでの間に表示装置32に表示される演出画面を
含む概念である。
【0063】さらに、可変表示ゲームとは、スロットマ
シンにおいてなされる遊技を模したゲームであり、複数
の識別情報となる画像(識別情報画像)である複数の図柄
を表示装置32に表示し、それぞれが変動するように表示
した後、所定のタイミングでこれらの図柄が順次停止す
るように表示し、全ての図柄が停止したときにおける図
柄の組み合わせが所定の組み合わせとなったときに、パ
チンコ遊技を遊技者に有利な状態、たとえば、前記大当
たり入賞装置Mにおける大入賞口38のシャッタ40が繰り
返し複数回開放する特定遊技状態に移行するようにした
ゲームであり、この変動表示と停止表示とを1つの行程
として実行されるゲームである。
【0064】尚、ここで識別情報とは、文字、記号、絵
柄又は模様(図柄)等の視覚によって識別可能な情報を
いう。
【0065】かかる可変表示ゲームを具体的に説明する
と、例えば、「1」、「2」、…、「12」からなる12個
の数字からなる図柄を1つの組として、これら12個の図
柄を、例えば表示装置32内において1列に3組順次表示
するとともに、その図柄が移動するように表示しつつ、
図柄自身が変化するように表示する。
【0066】例えば、表示装置32において、最初の組
(後述するように横一列の場合は左の組)の図柄「1」
を表示装置32の上から下へスクロールするように表示し
た後、二番目の組(同様に真中の組)の図柄「2」を上
から下へスクロールするように表示し、続いて三番目
(同様に右の組)の図柄の「3」を同様に上から下へスク
ロールするように表示するのである。図柄「1」から図
柄「12」までをこのような態様で表示した後、再び図柄
の「1」をスクロールするように表示し、同様の表示を
順次繰り返すのである。表示装置32においてこのように
図柄を表示することにより、「1」から「2」へと、
「2」から「3」へと、図柄がスクロールされながら図
柄が順次変化するように「12」まで表示され、次に再び
「1」が表示されることになるのである。また、図柄が
するように表示しつつ、図柄自身が変化する態様として
は、スクロールに限らず、図柄が順番に入れ替わるよう
にして変化するものも含んでいる。このように1つの図
柄の位置を移動させつつ図柄自体が順次変化するように
図柄を表示する態様を変動表示と称する。また、ある図
柄を停止させて表示する態様を停止表示と称する。な
お、1つの組に属する図柄を表示装置32に表示する際に
おいて、表示される図柄は、組に属する1つの図柄のみ
に限られることはなく、複数、例えば2〜3個の図柄を
同時に表示することとしてもよい。例えば、図柄「5」
を表示装置32に変動表示しているときに、図柄「5」の
下方に図柄「4」の一部又は全体を変動表示し、図柄
「5」の上方に図柄「6」の一部又は全体を変動表示す
ることとしてもよい。なお、上述した図柄の組は、スロ
ットマシンにおいて用いられる1本のリールに表示され
た図柄の組に対応する概念である。
【0067】さらに、可変表示ゲームが表示装置32にお
いて実行されるときには、複数の組のそれぞれに属する
図柄を表示する。例えば、3つの組に属する図柄のそれ
ぞれを横方向に表示することとした場合には、1つの組
に属する図柄は表示装置32の左側に表示され、他の組に
属する図柄は表示装置32の中央に表示され、残りの組に
属する図柄は表示装置32の右側に表示されるのである。
このように識別情報である図柄を表示することにより、
表示部である表示装置32には複数の識別情報が表示され
ることとなるのである。例えば、1つの組に属する図柄
のうちの1つの図柄のみを常に表示するように変動表示
することとした場合には、表示装置32には3つの図柄、
即ち左側に1つの図柄が表示され、中央に1つの図柄が
表示され、右側に1つの図柄が表示されることとなるの
である。また、可変表示ゲームが実行される際における
組の数は、3つに限られることはなく、3つ以外の複数
個の組に属する図柄を表示装置32に表示することとして
もよい。
【0068】上述したように図柄を表示することによ
り、複数の図柄、即ち複数の識別情報が表示部である表
示装置32に表示されることとなるのである。さらに、上
述したように、1つの組に属する図柄について複数個の
図柄を表示することとしてもよく、例えば、1つの組に
属する2つの図柄を同時に変動表示するように表示する
こととし、3つの組について表示することとした場合に
は、表示装置32には合計6個の図柄が変動表示されるこ
ととなるのである。
【0069】複数の組に属する図柄を変動表示した後、
変動表示されていた全ての図柄を所定のタイミングで停
止表示した際に、これらの図柄の組み合わせが所定の組
み合わせに合致して停止表示されたときには、可変表示
ゲームが大当たりに当選したとしてパチンコ遊技が遊技
者に有利になるような状態、すなわち、大当たり入賞装
置Mにおける大入賞口38のシャッタ40が繰り返し複数回
開放する特定遊技状態に移行する。
【0070】例えば、3つの組に属する図柄を表示装置
32に表示するとした場合に、1つの組に属する図柄が
「7」で停止表示され、他の組に属する図柄も「7」で
停止表示され、残りの組に属する図柄も「7」で停止表
示されたときには、いわゆるゾロ目となり、図柄の組み
合わせは、予め定められた特定の組み合わせである識別
情報の「7」−「7」−「7」に合致し、可変表示ゲー
ムが大当たりに当選したとしてパチンコ遊技が遊技者に
有利になるような状態、すなわち、前述したように大当
たり入賞装置Mにおける大入賞口38のシャッタ40が繰り
返し複数回開放する特別遊技を提供する特定の遊技状態
に移行させる。
【0071】すなわち、大当たり入賞装置Mにおける大
入賞口38のシャッタ40が繰り返し複数回開放する特定遊
技状態に移行したときには、上述したソレノイド48に電
流を供給して遊技盤14の前面に設けられている大入賞口
38のシャッタ40を開放し、遊技球を大入賞口38に入り易
くするのである。
【0072】なお、前述したように、例えば3つの組に
属する図柄を表示装置32に表示するとした場合におい
て、1つの組に属する図柄が「7」で停止表示され、他
の組に属する図柄も「7」で停止表示されて、残りの組
に属する図柄の停止を待っている状態、すなわち、最後
の組に属する図柄の停止表示によっては大当たりに当選
する機会がある状態を「リーチ」と称している。
【0073】さらに、本実施例では、上記したゾロ目の
大当たりの特定遊技状態となった場合の中でも、識別情
報が特定の組み合わせとなった場合、例えば「3」と
「3」と「3」とのゾロ目や「7」と「7」と「7」と
のゾロ目の識別情報の組み合わせになった場合は再度当
該特定遊技状態へ高確率で移行させる確変状態となるよ
うにしている。ここで、「確変状態」とは、大当たりと
なる確率が通常の遊技状態より高くなるような制御状態
を指し、例えば、表示装置32や同表示装置32の上部中央
にある小型表示装置52などの可変から停止までの変動時
間が短縮され、また始動口44の開放状態の時間が延長さ
れ、また表示装置32の複数の識別情報がゾロ目になる確
率が高くなる状態を指す。
【0074】また、上述の可変表示ゲームが実行されて
いる際には、背景画像やキャラクタ画像等による演出画
面も表示装置32に表示される。
【0075】すなわち、図6に示すように、上述してき
た可変表示ゲームが開始されると、まず、CPU66の演
算処理による内部抽選処理を実行する(ステップS2
1)。この内部抽選処理は、変動表示されていた複数の
組に属する図柄を全て停止表示させて図柄が確定したと
きにおける図柄の組み合わせを予め定める処理であり、
CPU66は、後述するように、内部抽選処理により定め
られた図柄の組み合わせで図柄が停止表示されるように
図柄の変動表示と停止表示との処理を行うのである。
【0076】次に、背景画像を表示する(ステップS2
2)。かかる背景画像は適宜設定して構わないが、例え
ば、パチンコ遊技装置10に何らかのテーマを設定し、そ
のテーマに応じた背景を適宜表示することで、遊技の楽
しみを増すことができる。
【0077】次いで、識別情報である図柄を変動表示す
る(ステップS23)。例えば、図10及び図11に示
すように、表示装置32の画面中央付近でやや右上位置
に、3つの組を一塊状態で横一列に並べて表示するよう
にしており、3つのうち1つの組に属する図柄「1」
を、その一塊状態の中でも左側に表示し、他の1つの組
に属する図柄「3」を中央に表示し、残りの1つの組に
属する図柄「5」を右側に初期位置として表示するので
ある(図10(a))。そして、図10(b)に示すように、各
図柄が上方へスクロール表示されて変動する状態が表示
される。なお、本実施形態では、前記各図柄が同時にス
クロール変動するようにしており、例えば図10(b)に
おいては、「1」下に「2」が、「3」の下に「4」が、「5」の
下に「6」が見えている。なお、必ずしも3つの画像が同
時に変動する必要はなく、一つずつ順次スクロールする
ようにしてもよい。ここで、表示された各図柄「1」、
「3」、「5」、「2」、「4」及び「6」が、複数の識別情
報である。
【0078】次に、キャラクタ画像を表示する(ステッ
プS24)。本実施例では、キャラクタをネズミとネコ
としており、図10(a)においては、ネズミを示すキャ
ラクタ画像が識別情報画像に近接するように右上に位置
し、ネコを示すキャラクタ画像が左下に位置表示してい
る。
【0079】上述したステップS23及びステップS2
4の処理は、後述のステップS27において複数の組に
属する図柄の全てが停止表示されたと判別されるまで繰
り返し実行される。このように処理を繰り返し実行する
ことにより、所定の態様でスクロールするように図柄を
変動表示することができ、また、キャラクタも所定の動
作をするように表示することができる。
【0080】次に、複数、例えば3つの組のうちの1つ
の組に属する図柄を停止表示させるタイミングであるか
否かを判断する(ステップS25)。図柄を停止表示さ
せるタイミングであると判別したときには、その図柄を
停止表示させる(ステップS26)。
【0081】上述したステップS25において、図柄を
停止表示させるタイミングでないと判別したとき、又は
ステップS26の処理を実行したときには、複数の組に
属する図柄の全てが停止表示されたか否かを判断する
(ステップS27)。複数の組に属する図柄の全てが停
止表示されていないと判別したときには、処理をステッ
プS23に戻す。一方、複数の組に属する図柄の全てが
停止表示されたと判別したときには、本サブルーチンを
終了する。
【0082】前述したように、全ての図柄がゾロ目の組
み合わせで停止した場合には(図6におけるステップS
27)、図7に示す大当たり処理ルーチンを実行する。
図7は、図6におけるステップS27で図柄が停止して
ゾロ目になり大当たりの特定の遊技状態になった後のル
ーチンに関するものであり、次のような順序で処理され
る。なお、「通常の特定の遊技状態たる大当たり」と
「確変状態での特定の遊技状態たる大当たり」で異なる
点がほとんどないため、区別しないで説明する。
【0083】まず、大当たりによる特定の遊技状態にな
ると、表示装置32の表示停止から所定時間が経過したか
を判断する(ステップS28−1)。なお、1回のシャ
ッタ40の開放時に大入賞口38へ入球した遊技球の通算の
個数を示す入賞個数(m’)は初期値である「0」に設
定される。
【0084】次に、大入賞口38の開放回数Nがn回(例
えば、12回)に設定される(ステップS28−2)。
なお、後述するが、本発明においては開放回数n回が終
了した後に、開放回数n’が追加される場合がある。
【0085】そして、大当たり入賞装置Mのシャッタ40
が手前側に倒れ込んで、大入賞口38を開放し、遊技球の
入賞を可能とする(ステップS28−3)。大当たり入
賞装置Mのシャッタ40は、通常は、直立した状態(図3
中、中央部に図示した状態)を維持していることから、
大入賞口38に遊技球が入球することはない。しかし、シ
ャッタ40が手前側に倒れ込んだ状態(図3中、右下部に
図示した状態)となり、大入賞口38を開放することによ
り、それまでは入球不可能であった大入賞口38に、初め
て遊技球が入球可能になる。このように、シャッタ40が
手前側に倒れ込むことにより、シャッタ40の裏面が遊技
球を誘導し遊技球が大入賞口38に入球し易くなるが、遊
技盤14を流下する遊技球は釘によりその流下方向に様々
な変化が与えられることから、遊技盤14の頂部めがけて
発射された遊技球の全てが、大入賞口38に入球するとは
限らない。この点は他の入賞口と同様である。
【0086】次に、大入賞口38に遊技球が入球(入賞)
したか否かを判断する(ステップS28−4)。
【0087】そして、ステップS28−4で大入賞口38
に遊技球が入球したと判断した場合には、1回のシャッ
タ40の開放時に大入賞口38へ入球した遊技球の通算の個
数を示す入賞個数(m’)に「1」を加算し(ステップ
S28−5)、その後、表示装置32に入賞個数(m’)
に対応した画像を表示する(ステップS28−6)。な
お、大入賞口38に遊技球が入賞すると、一個当たり所定
数の賞球が上皿に払い出される。一方、上記ステップS
28−4で大入賞口38に遊技球が入球していないと判断
した場合には、次のステップS28−7に進む。
【0088】次に、大入賞口38に遊技球が所定個数
(m)(例えば、10個)以上入賞したか否かを判断す
る(ステップS28−7)。大入賞口38に所定個数
(m)以上入賞した場合には、大入賞口38を閉塞するス
テップであるステップS28−9に進む。一方、大入賞
口38に所定個数(m)以下しか入賞していない場合に
は、次のステップS28−8に進む。
【0089】さらに、大入賞口38の開放時間が所定時間
に達したか否かを判断する(ステップS28−8)。開
放時間が所定時間に達していないと判断した場合には、
前記ステップS28−4に戻る。一方、開放時間が所定
時間に達したと判定された場合には、次のステップS2
8−9に進む。
【0090】次に、以前のステップ(ステップS28−
7)で入賞した遊技球の個数が予め定められた最多個数
に達したと判断された場合、及び前のステップ(ステッ
プS28−8)で開放時間が所定時間に達したと判断さ
れた場合には、手前側に倒れ込んでいたシャッタ40を元
の状態に戻すことによって大入賞口38を閉塞し、大入賞
口38への遊技球の入賞を不可能な状態として、大入賞口
38が開放する特別遊技を終了し、次に大入賞口38が開放
するまでのインターバルに突入する(ステップS28−
9)。
【0091】上記のルーチンは、シャッタ40の1回の開
放についての流れを説明したものであるが、この流れを
網羅的に説明すると、開放したシャッタ40は、所定の開
放時間に達するか、又は入賞球が所定個数に達したかの
いずれかの条件のうち、早く達成された条件に従い閉塞
する。したがって、シャッタ40の開放から所定時間が経
過していなくとも、大入賞口38に遊技球が所定個数入賞
すればシャッタ40は閉塞するし、大入賞口38に入賞した
遊技球が所定個数に達していなくとも、シャッタ40の開
放から所定時間が経過すれば、シャッタ40が閉塞するよ
うに制御されている。
【0092】次に、図8に示すように、以前のステップ
(ステップS28−2)で設定した大入賞口38の開放回
数N(n回)から「1回」を減算する(ステップS28
−11a)。すなわち、この処理は、先に説明した「入
賞口の開放〜入賞口の閉塞」までの動作をもって大入賞
口38の1回の開放とカウントし、予め設定された最大開
放可能な回数から実際に開放した回数を減算することを
意味している(n=(n−1))。
【0093】また、本実施形態では、開放回数Nがn回
と設定されているときに、大入賞口38が閉鎖されたイン
ターバル時に、表示装置32において遊技者に対して始動
口44へ遊技球の入球を促すために、図12に示すよう
に、「チャンス」なる文字情報と入球するべく始動口44
の位置を矢印で表示が行われる(ステップS28−12
a)。また、この表示装置32においては始動口44に入球
した遊技球の数xをカウントしこれを入球する毎に例え
ば図12中における「3球」のように逐次表示される
(ステップS28−12b)。そして、遊技球の数x
は、所定条件が成立したときである大当り時であって大
入賞口38が閉鎖されている各特別遊技のインターバル時
に、累積的に合計数X(X=X+x)としてカウントさ
れる(ステップS28−12c)。
【0094】次に、先に説明した「入賞口の開放〜入賞
口の閉塞」の動作中に、大入賞口38に入賞した遊技球の
うち、特定領域203を通過した遊技球が有ったか否かを
判断する(ステップS28−13)。
【0095】そして、特定領域203を通過した遊技球が
有った場合には、次のステップ(ステップS28−14
a)に進み、このステップS28−14aで、特定領域
203を通過した遊技球が有ったと判断した場合には、以
前のステップ(ステップS28−11a)で行われた最
大開放可能な回数から実際の開放した回数を減算した結
果(n)が「0」であるか否かを判断する(ステップS
28−14a)。
【0096】ステップS28−14aで減算の結果が
「0」でないと判断した場合には、以前に説明したステ
ップS28−3(図7の)まで戻る。一方、減算の結
果が「0」であると判断した場合、すなわち、シャッタ
40の開放回数が最大開放可能回数に達した場合には、次
のステップ(ステップS28−15)へ進む。また、ス
テップS28−13において、特定領域203を通過した
遊技球が無かったと判定された場合(通常領域のみを遊
技球が通過したと判定された場合)についても、ステッ
プS28−15へ進む。
【0097】そして、ステップS28−15において、
各インターバル時に始動口44に入球した遊技球の合計数
Xが、予め決められた数Y(例えば20)よりも大きい
か小さいか(X>Y)が判別される。すなわち、遊技者
が各インターバル時に表示装置32の入球を促す表示に基
づいて何球始動口44に遊技球を20以上入球することが
できたかが判別されるのである。この判別において、遊
技球の合計数Xが予め決められた数Y(例えば20)よ
りも大きいと判別されたときには、図9に示すサブルー
チンへ進み、大入賞口38の開放回数を更にn’回(例え
ば4回)にセットし(ステップS28−16)、特定の
遊技時における大入賞口38の開放回数を4回追加し、そ
の合計回数をn+n’(例えば16回(=12+4))
とした後に、次のステップ(ステップS28−17)へ
進む。また、遊技球の合計数Xが予め決められた数Y
(例えば20)よりも小さいと判別されたときには、大
当たりの特定遊技状態を終了し、通常遊技に戻る。次
に、大入賞口38の開放回数がn’にセットされ、その合
計回数が追加されたときについて説明するが、図9に示
すステップS28−17からステップS28−23まで
については、図7に示すステップS28−3からステッ
プS28−9までとほぼ同じであるので説明を省略し、
ステップS28−11bから説明する。まず、以前のス
テップ(ステップS28−16)で設定した大入賞口38
の開放回数N(n’回)から「1回」を減算する(ステ
ップS28−11b)。すなわち、この処理は、先に説
明した「入賞口の開放〜入賞口の閉塞」までの動作をも
って大入賞口38の1回の開放とカウントし、予め設定さ
れた最大開放可能な回数から実際に開放した回数を減算
することを意味している(n’=(n’−1))。
【0098】次に、先に説明した「入賞口の開放〜入賞
口の閉塞」の動作中に、大入賞口38に入賞した遊技球の
うち、特定領域203を通過した遊技球が有ったか否かを
判断し(ステップS28−24)、特定領域203を通過
した遊技球が有った場合には、次のステップ(ステップ
S28−14b)に進み、このステップS28−14b
で、特定領域203を通過した遊技球が有ったと判断した
場合には、以前のステップ(ステップS28−11b)
で行われた最大開放可能な回数から実際の開放した回数
を減算した結果(n’)が「0」であるか否かを判断す
る(ステップS28−14b)。
【0099】ステップS28−14bで減算の結果が
「0」でないと判断した場合には、以前に説明したステ
ップ(ステップS28−17)まで再び戻る。一方、減
算の結果が「0」であると判断した場合には、大当たり
の特定遊技状態を終了し、通常遊技に戻る。上記ステッ
プS28−24で特定領域203を通過した遊技球が無か
った場合も、同様に通常遊技に戻る。
【0100】以上のように、特別入賞口としての大入賞
口38が複数回に亘って長時間繰り返し開放される特別遊
技において、大入賞口38が一旦閉鎖されるインターバル
時に、始動口44へ入球された遊技球の数に応じて、上記
特別遊技、すなわち大入賞口38の開放の行われる回数が
所定回数追加されるので、必ずしも特別遊技の結果とし
て払い出される入賞球の数が一定では無くなる。これに
より、遊技者の遊技の仕方によって上記入賞球の数を増
やすことが可能となるのである。すなわち、この遊技機
においては、遊技者の遊技テクニックが遊技結果に介入
できる遊技を提供し得ることになり、遊技者に対して単
調化しやすい特別遊技中において、特別遊技の行われる
回数が追加されることへの期待感を抱かせつつ遊技を行
わせることにより、遊技全体を通じて楽しく遊技を行わ
せることが可能となる。また、上述したように、大当た
りなど所定条件が成立したときに、遊技者の遊技テクニ
ックが遊技結果に介入できる遊技を提供することによ
り、次回の所定条件の成立時における遊技において更に
多くの入賞球が払い出されるように遊技を行うという、
遊技者に対する努力目標を提供し得、更に熱意を持って
遊技を行わせることが可能となるのである。
【0101】また、本実施形態における遊技機において
は、所定回数の各インターバルにおいて一般入賞口とし
ての始動口44へ入球された遊技球の合計数が、追加され
る特別遊技の回数に影響するので、大当たり後に特別遊
技が終了するまでの間、遊技者に対して全体を通して熱
意を持ちつつより多くの入賞球が払い出されることへの
期待感を持ちながら遊技を行わせることが可能となる。
【0102】さらに、本実施形態にける遊技機において
は、遊技者に対して、特別遊技が追加されるのに必要な
入球数がどの程度か、また、どの入賞口に入球させれば
良いか、あるいは遊技球を入球させた結果として遊技者
にとってどのような有利な遊技形態が提供されるかな
ど、遊技者に対して遊技球の入球を促すような報知が行
われることにより、遊技者に更なる遊技への意欲を掻き
立てるとともに、初心者にとってもどのように遊技を行
えば良いのかが非常に分かりやすくなる。
【0103】加えて、本実施形態の遊技機では、遊技者
が遊技を行う上で最も注目しやすい識別情報画像が表示
される表示部としての表示装置32において、遊技球の入
球を促すための様々な報知が行われるので、遊技者に対
して上記報知を容易に認識させやすく遊技の変化をつか
みつつ違和感なく遊技を行わせやすい。
【0104】また、本実施形態における遊技機では、報
知手段としての表示装置32が特別遊技の行われる回数を
追加させるために必要な一般入賞口へ入球される遊技球
の合計数を報知させるので、遊技者に対してこの報知内
容を見せることにより、目標とする合計数となるように
一層自身の努力で遊技を行おうとする意欲を掻き立たせ
ることが可能となるとともに、遊技者に対して遊技球の
合計数の動向を適宜確認しつつ遊技を行わせることが可
能となり、継続的に熱意を持った遊技を行わせることが
可能となる。
【0105】さらに、本実施形態の遊技機では、遊技中
に最も遊技球の入球の狙いをつける始動口44をインター
バル時の入球目標位置とするので、インターバル時にお
いても遊技者に対して遊技球発射部の操作をそれまでの
遊技中とほぼ同じような操作状態で行わせることが可能
であり、遊技者にとって非常に遊技球発射部の操作が行
いやすい。なお、上記の説明は、シャッタ40が一回の大
当たりで、最大何回開放するのかについての説明である
が、この流れを網羅的に説明すると、1回の大当たり
で、最大n回のシャッタ40の開放が可能であるが、1回
の開放が終了した後に再びシャッタ40が開放するために
は、シャッタ40が閉塞する前に大入賞口38に入球した遊
技球のうちいずれかの遊技球が、大入賞口38の特定領域
203を通過する必要がある。
【0106】従って、シャッタ40の開放は、一回の大当
たりにつき、最大n回可能であるが、シャッタ40が開放
している間に、大入賞口38内の特定領域203を遊技球が
通過しない限り、次回のシャッタ40の開放は行われな
い。すなわち、シャッタ40が最大開放回数だけ開放する
か否かは、大入賞口38の特定領域203に遊技球が入球す
るか否かにかかっている。
【0107】本実施形態の遊技機においては、各インタ
ーバル時の入球の合計数に応じて、特別遊技の行われる
回数が追加されるが、これに限定されるものでなく、例
えば、識別情報画像としての図柄が複数同じ種類で停止
表示されるといった所定の組み合わせで停止表示されて
所定条件が成立し、大当たりなどの特定の遊技が行われ
るとき、各インターバルのうち指定されたインターバル
時に入球された遊技球の合計数に応じて特別遊技の行わ
れる回数が追加されるようにしてもよい。例えば、奇数
回目のインターバル時や最初の10回のインターバル時
に入球された遊技球の合計数に応じて特別遊技の行われ
る回数が追加されるようにしたり、表示装置などの報知
手段を用いてインターバル直前に遊技球が入球されるこ
とが特別遊技の行われる回数の追加に影響することを報
知するようにしてもよい。このようにすれば、毎回のイ
ンターバル時ではなく、決められたインターバル時に合
わせて遊技球を一般入賞口へ入球させるといった、遊技
者に対して遊技の単調感を与えにくく、自身の遊技に対
する工夫により特別遊技の行われる回数が追加されると
いった満足感を提供しやすくなる。
【0108】また、本実施形態では、報知手段として識
別情報画像が表示されている表示装置を用いたが、これ
に限定されるものでなく、上記表示装置以外に別途設け
た液晶表示装置やLED表示装置による文字や記号など
の表示や、スピーカなどを通じた音声や音楽を用いた
り、また、LED表示器の点灯表示により、インターバ
ル時に遊技球の入球を促すための報知を行わせることも
可能である。この場合には、識別情報画像やキャラクタ
画像を用いた演出画像など遊技を行う上で非常に重要で
注目される表示内容を表示装置に大きく専門的に表示さ
せ、その他の上記遊技球の入球についての情報を他の報
知手段で報知させることが可能となる。
【0109】さらに、本実施形態では、一般入賞口とし
て始動口へ入球された遊技球の合計数に応じて、特別遊
技の行われる回数が追加されるようにしているが、例え
ば、特別入賞口以外の一般入賞口であれば始動口を含め
てどの一般入賞口でも入球のカウントに入れることも可
能であり、この場合には初心者である遊技者にとっても
容易に対応することが可能であり多くの遊技者が非常に
楽しく遊技を行え、また、各インターバル毎に有効な一
般入賞口を変えることも可能であり、このようにすれ
ば、インターバル毎に変わる入球すべく一般入賞口にそ
の都度狙いをつけて遊技球を入球する必要があり、遊技
者にとっては自身の遊技の仕方如何によって特別遊技が
行われる回数が追加され、ひいては払い出される入賞球
の数を多くすることが可能となり、遊技に対する意欲を
増幅させ遊技性を高めることが可能となる。
【0110】加えて、本実施形態においては、一般入賞
口に入球され蓄積される遊技球の合計数の動向を報知手
段によって、球数をデジタル的に報知させているが、こ
れに限定されるものでなく、例えば、レベルメータのよ
うな画像を用いてアナログ的に球数の変化を表示させ報
知したり、音声により入球の都度現在の球数をアナウン
スしたり、あるいは遊技球の入球の合計数に応じて各々
設置されたLED表示器を用い、現在の入球の合計数に
該当するLED表示器を点灯や点滅させることにより報
知することも可能であり、遊技者にとってわかりやすく
遊技の行いやすくまた遊技の意欲をさらに掻き立てるよ
うな報知を行えばよりよい。
【0111】また、上述してきた実施形態では、パチン
コ遊技を制御するプログラムや、図5に示した遊技球を
検出するためのプログラムや、図6に示した可変表示ゲ
ームを実行するプログラムや、図7乃至図9に示した大
当たり状態での処理を実行するプログラムがパチンコ遊
技装置10のROM68やRAM70に記憶されている場合を
示したが、図13に示すように、インターネットやロー
カルエリアネットワーク(LAN)等の電気通信回線網
Nを介してサーバSに通信可能に接続された端末機Cを
操作者が操作することによりパチンコ遊技を行うことが
できるように構成することもでき、その場合において
は、上述したプログラムやこれらのプログラムで用いる
データをサーバSや端末機Cが有することとしてもよ
い。
【0112】このようにサーバSと端末機Cとからなる
構成とした場合には、サーバSは、パチンコ遊技を制御
するプログラムや、図5に示した遊技球を検出するため
のプログラムや、図6に示した可変表示ゲームを実行す
るプログラムや、図7乃至図9に示した大当たり状態で
の処理を実行するプログラムを予め記憶しておき、所定
のタイミングでこれらのプログラムを端末機に送信する
のである。
【0113】一方、端末機Cは、これらの送信されたプ
ログラムを一旦記憶し、記憶したプログラムを適宜読み
出して実行することによりパチンコ遊技を進行させるの
である。
【0114】また、パチンコ遊技を制御するプログラム
や、図5に示した遊技球を検出するためのプログラム
や、図6に示した可変表示ゲームを実行するプログラム
や、図7乃至図9に示した大当たり状態での処理を実行
するプログラムをサーバS側で実行し、その実行結果に
応じて生成した命令を制御信号や制御情報として端末機
Cに送信することとしてもよい。この場合には、端末機
Cは、送信された制御信号や制御情報にしたがってパチ
ンコ遊技を行うための画像を選択したり生成したり、そ
の画像を表示部に表示するのである。
【0115】
【発明の効果】本発明によれば、必ずしも特別遊技の結
果として払い出される入賞球の数が一定では無くなり、
遊技者の遊技の仕方によって入賞球の数を増やすことが
可能である、いわば遊技者の遊技テクニックが遊技結果
に介入できる遊技を提供し得、遊技者に対して単調化し
やすい特別遊技中において、特別遊技の行われる回数が
追加されることへの期待感を抱かせつつ遊技を行わせる
ことにより、遊技全体を通じて楽しく遊技を行わせるこ
とが可能となるとともに、次回の所定条件の成立時にお
ける遊技において更に多くの入賞球が払い出されるよう
に遊技を行うという、遊技者に対する努力目標を提供し
得、更に熱意を持って遊技を行わせることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパチンコ遊技装置の概観を示す正
面図である。
【図2】本発明によるパチンコ遊技装置の遊技盤面の拡
大正面図である。
【図3】パチンコ遊技装置における変動入賞装置の分解
説明図である。
【図4】本発明の実施例であるパチンコ遊技装置の制御
回路を示すブロック図である。
【図5】パチンコ遊技装置において実行される遊技球を
検出する処理のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図6】図5に示したフローチャートのステップS14
において呼び出されて実行される可変表示ゲーム処理の
サブルーチンを示すフローチャートである。
【図7】図6に示す可変表示ゲーム処理のサブルーチン
において、大当たりとなった後の処理のサブルーチンを
示すフローチャートである。
【図8】図6に示す可変表示ゲーム処理のサブルーチン
において、大当たりとなった後の処理のサブルーチンを
示すフローチャートである。
【図9】大入賞口の開放回数が追加されたときの処理の
サブルーチンを示すフローチャートである。
【図10】可変表示ゲームにおいて表示装置に表れる画
面画像を具体的に示す説明図である。
【図11】可変表示ゲームにおける識別情報画像の変動
表示の態様を具体的に示す説明図である。
【図12】遊技形態変換処理が行われている遊技盤の説
明図である。
【図13】インターネットやローカルエリアネットワー
ク(LAN)等の電気通信回線網を介して通信可能に接
続されたサーバと端末機とを示す説明図である。
【符号の説明】
10 パチンコ遊技装置(遊技機) 14 遊技盤 26 発射ハンドル(遊技球発射部) 32 表示装置(報知手段) 38 大入賞口(特別入賞口) 44 始動口(一般入賞口) 54a〜54d 一般入賞口

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤上に遊技球を発射する遊技球発射
    部と、発射された遊技球が入球する複数の入賞口とを具
    備し、前記入賞口は、所定条件が成立したときに特別遊
    技としての開放動が所定回数行われ各当該開放動の後に
    閉鎖動が行われる特別入賞口と、当該特別入賞口以外の
    一般入賞口とを備えた遊技機において、 所定条件が成立したときであって前記特別入賞口が閉鎖
    されている各前記特別遊技のインターバル時に、前記一
    般入賞口へ入球された遊技球の数に応じて、前記特別遊
    技の行われる回数が追加されることを特徴とする遊技
    機。
  2. 【請求項2】 所定条件が成立した直後における所定回
    数の各前記インターバル時に前記一般入賞口へ入球され
    た遊技球の合計数に応じて、前記特別遊技の行われる回
    数が追加されることを特徴とする請求項1に記載の遊技
    機。
  3. 【請求項3】 前記インターバル時に遊技球の入球を促
    すための報知を行う報知手段を備えたことを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記報知手段は、変動表示及び停止表示
    を繰り返し行う複数の識別情報画像が表示される表示部
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    かに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記報知手段において、前記特別遊技の
    行われる回数を追加させるために必要な前記一般入賞口
    へ入球される遊技球の合計数を報知させることを特徴と
    する請求項3又は請求項4に記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記報知手段において、前記インターバ
    ル時に前記一般入賞口に入球され蓄積される遊技球の合
    計数の動向を報知することを特徴とする請求項3乃至請
    求項5のいずれかに記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記一般入賞口は、遊技球の入球に応じ
    て遊技が行われる契機となる始動口であることを特徴と
    する請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 遊技球発射部から遊技盤上に遊技球を発
    射し、当該発射した遊技球を入賞口に入球させ、入球に
    応じた所定個数の入賞球の払い出しを受ける遊技方法で
    あり、所定条件が成立したときに前記入賞口のうちの特
    別入賞口に特別遊技としての開放動を所定回数行わせ、
    前記特別入賞口へ発射した遊技球を入球させ、当該入球
    に応じて所定個数の入賞球の払い出しを受ける遊技方法
    であって、 所定条件が成立したときであって前記特別入賞口が閉鎖
    されている各前記特別遊技のインターバル時に、前記遊
    技球発射部から発射した遊技球を前記入賞口のうち一般
    入賞口に入球させ、当該入球した遊技球の数に応じて前
    記特別遊技の行われる回数を変更させることを特徴とす
    る遊技方法。
  9. 【請求項9】 遊技球発射部から遊技盤上に遊技球を発
    射し、当該発射した遊技球を入賞口に入球させ、入球に
    応じた所定個数の入賞球の払い出しを受ける遊技機にお
    ける遊技形態の提供方法であって、 所定条件が成立したときに前記入賞口のうちの特別入賞
    口に特別遊技としての開放動を所定回数行わせ、前記特
    別入賞口へ発射した遊技球を入球させ、当該入球に応じ
    て所定個数の入賞球の払い出しを行うステップと、 所定条件が成立したときであって前記特別入賞口が閉鎖
    されている各前記特別遊技のインターバル時に、前記遊
    技球発射部から発射した遊技球が前記入賞口のうち一般
    入賞口に入球された遊技球の数に応じて、前記特別遊技
    の行われる回数を変更させるステップとを備えたこと特
    徴とする遊技機における遊技形態の提供方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009154005A (ja) * 2009-04-13 2009-07-16 Toyomaru Industry Co Ltd 遊技機
JP2009154004A (ja) * 2009-04-13 2009-07-16 Toyomaru Industry Co Ltd 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009154005A (ja) * 2009-04-13 2009-07-16 Toyomaru Industry Co Ltd 遊技機
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