JP2002345126A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2002345126A JP2001142287A JP2001142287A JP2002345126A JP 2002345126 A JP2002345126 A JP 2002345126A JP 2001142287 A JP2001142287 A JP 2001142287A JP 2001142287 A JP2001142287 A JP 2001142287A JP 2002345126 A JP2002345126 A JP 2002345126A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリーがエンジンルームとは別の場所に
配置されていても、バッテリーに対する給電を容易に行
うことができる電気接続箱を提供する。 【解決手段】 バッテリーは、車両のエンジンルームと
は別の場所に配置されている。また、リレーボックスは
エンジンルーム内に搭載されている。リレーボックスを
構成するケース本体2には、リレー13及びヒューズが
装着されている。ケース本体2の電気部品装着面2aに
は、ブースターケーブルが接続されるバスバー7が突設
されている。バスバー7は、バッテリーに対して電源線
41を介して電気的に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に搭載され
る電気接続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すように、車両51のエ
ンジンルーム52内には、エンジン53、電気接続箱5
4及びバッテリー55が搭載されている。電気接続箱5
4及びバッテリー55は、電源線56によって電気的に
接続されている。
【0003】ところが、エンジンルーム52内にバッテ
リー55を搭載すると、車両51の衝突時に、バッテリ
ー55が破損して電源を確保できなくなる可能性があ
る。また、近年では、エンジン53にモータを追加する
ことによって、車両51の動力源をハイブリッド化した
ものがある。この場合、モータの電源容量に対応させる
ためにバッテリー55を大型化する必要があるため、バ
ッテリー55をエンジンルーム52内に搭載することが
困難になるという問題がある。
【0004】これらの問題を解決するために、図8に示
すように、バッテリー55をエンジンルーム52とは別
の場所(トランクルーム等)に配置した車両51が開発
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、バッテリー
55があがってしまった場合には、ブースターケーブル
をバッテリー55及びエンジン53に対して接続した状
態でエンジン53を始動する。
【0006】しかし、図8に示す車両51では、バッテ
リー55とエンジン53とが互いに離れた場所に配置さ
れるため、ブースターケーブルをエンジン53に接続す
ることができても、バッテリー55に接続することがで
きない場合があった。その上、近年では、電子キーを操
作することだけでしかトランクルームを開けることがで
きないものが提案されている。この場合、バッテリー5
5がトランクルーム内に配置されていると、バッテリー
あがり時に、トランクルームさえも開けられなくなって
しまう。そのため、ブースターケーブルをバッテリー5
5に接続することがより困難になっていた。
【0007】また、ブースターケーブルをバッテリー5
5に直に接続する代わりに、ブースターケーブルを電気
接続箱54と電源線56との接続部分に接続する方法が
考えられる。しかし、電源線56との接続部分は、電気
接続箱54の電気部品装着面がある上面とは反対側に配
設されるのが一般的である。そのため、電気接続箱54
を車両51から取り外さない限りブースターケーブルを
接続することができなかった。
【0008】ゆえに、バッテリー55に対して給電を行
うことが非常に困難になってしまうという問題があっ
た。本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、
その目的は、バッテリーがエンジンルームとは別の場所
に配置されていても、バッテリーに対する給電を容易に
行うことができる電気接続箱を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、バッテリーがエンジ
ンルームとは別の場所に配置される車両の前記エンジン
ルーム内に搭載され、電気部品が装着されるケース本体
を備えた電気接続箱において、前記ケース本体における
電気部品装着面に、前記バッテリーに対して電源線を介
して電気的に接続されるブースターケーブル接続用のバ
スバーを突設したことを要旨とする。
【0010】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記バスバーの突設部分は凹凸部分
を備えていることを要旨とする。請求項3に記載の発明
では、請求項1または請求項2に記載の発明において、
前記ケース本体に、前記バスバーの突設部分を覆うカバ
ーを着脱可能に取り付けたことを要旨とする。
【0011】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、ブースターケーブ
ル接続用のバスバーは電気部品装着面に突設されてい
る。この電気部品装着面は、通常ケース本体内の整備し
やすい場所に設けられている。そのため、電気接続箱を
車両から取り外さなくても、バスバーにブースターケー
ブルを接続することができる。ゆえに、バッテリーがエ
ンジンルームとは別の場所に配置されていても、バスバ
ーに対してブースターケーブルを接続して、バッテリー
に対する給電を行うことができる。従って、バッテリー
に対する給電を容易に行うことができる。
【0012】請求項2に記載の発明によると、バスバー
の突設部分は凹凸部分を備えている。そのため、ブース
ターケーブルのクリップ部がバスバーに対して確実に係
止する。よって、クリップ部がバスバーから外れてしま
うのを防止することができる。従って、クリップ部をバ
スバーに対して確実に挟持させることができる。ゆえ
に、バッテリーに対する給電を確実に行うことができ
る。また、ブースターケーブルを接続するための機構
を、バスバーを突設させることのみによって構成するこ
とができるため、構造を簡略化させることができる。
【0013】請求項3に記載の発明によると、カバー
は、バッテリーへの給電が行われていないときにバスバ
ーの突設部分を覆うようになっている。そのため、バッ
テリーへの給電が行われていないときに、手や電気部品
等がバスバーに直接接触してしまうのを防止することが
できる。また、バスバーは、カバーと電気接続箱を構成
するアッパーカバーとによって二重に覆われるため、バ
スバーの防水性を向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した自動車
用の電気接続箱の一実施形態を図1〜図5に基づき詳細
に説明する。
【0015】本実施形態の電気接続箱としてのリレーボ
ックスは、車両のエンジンルーム内に搭載されるもので
ある。リレーボックスは、図2に示すケース本体2にア
ッパーカバー8及びロアーカバー9を取り付けることに
よって構成されている。ケース本体2は合成樹脂によっ
て形成され、略箱状をなしている。
【0016】図1〜図3に示すように、アッパーカバー
8によって覆われるケース本体2の電気部品装着面2a
には、リレー装着部11が複数箇所(本実施形態では5
箇所)に形成されている。各リレー装着部11には、図
2に示す電気部品としてのリレー13が装着されるよう
になっている。また、電気部品装着面2aには、ヒュー
ズ装着部12が複数箇所(本実施形態では6箇所)に形
成されている。各ヒューズ装着部12には、図示しない
電気部品としてのヒューズが装着されるようになってい
る。
【0017】また、図2に示すように、ケース本体2の
裏面2cにはコネクタハウジング17が形成されてい
る。コネクタハウジング17にはコネクタ43が装着さ
れるようになっている。コネクタ43には電源線41の
一端が接続されている。この電源線41の他端は、図示
しないバッテリーの+側端子に対して電気的に接続され
ている。尚、バッテリーは、車両のエンジンルームとは
別の場所(本実施形態ではトランクルーム内)に搭載さ
れている。
【0018】図1〜図5に示すように、ケース本体2に
は、バスバー保護部としてのバスバー保護壁15が合成
樹脂によって一体形成されている。バスバー保護壁15
は、ケース本体2の電気部品装着面2aから突出してい
る。バスバー保護壁15の一端は、ケース本体2の壁部
2bに接続されている。バスバー保護壁15は、電気部
品装着面2aにおいてリレー13及びヒューズが装着さ
れる場所とは離間して配設されている。つまり、バスバ
ー保護壁15は、リレー装着部11及びヒューズ装着部
12とは離間して配設されている。その結果、バスバー
保護壁15の周囲には空間が確保される。その空間は、
図5に示すブースターケーブルに設けられたクリップ部
42がリレー13及びヒューズに干渉してしまうのを防
止するためのものである。
【0019】また、バスバー保護壁15の上面には貫通
孔15cが設けられている。貫通孔15cの内側面に
は、ランス15dが設けられている。また、バスバー保
護壁15には、バスバー露出部15aが切欠形成されて
いる。バスバー露出部15aは、図2に示す方向から見
て略矩形状をなしている。図2、図4及び図5(a)に
示すように、バスバー保護壁15の側面15bには、係
合突起16が2箇所に突設されている。各係合突起16
は、バスバー露出部15aの端縁付近に配設されてい
る。各係合突起16は、側面15bにおいて同じ高さに
配設されている。
【0020】また、ケース本体2には、ブースターケー
ブル接続用のバスバー7が収容されている。バスバー7
は、導電性を有する金属板によって形成されている。バ
スバー7は、前記コネクタに対して電気的に接続されて
いる。バスバー7は、ランス15dに係合することによ
ってケース本体2に固定されるようになっている。ま
た、バスバー7の突設部分における両側部は、バスバー
保護壁15によって挟持されて補強される。そのため、
バスバー7は、バスバー保護壁15によって直立した状
態に保持される。バスバー7の突設部分は、電気部品装
着面2aからバスバー保護壁15が突出する方向と同一
方向に突出するようになっている。図2及び図4に示す
ように、バスバー7の突設部分における先端は、バスバ
ー保護壁15の上面よりもやや低くなっている。バスバ
ー7の板厚は、バスバー保護壁15の厚さよりも小さく
なっている。図5(b)に示すように、バスバー7は略
L字状をなし、同バスバー7の先端部には、凹凸部分と
しての折曲部7aが形成されている。図5(a)に示す
ように、折曲部7aは、ブースターケーブルのクリップ
部42をバスバー7に対して挟持可能にするためのもの
である。また、折曲部7aは、ブースターケーブルのク
リップ部42がバスバー7から外れてしまうのを防止す
るためのものである。
【0021】図4に示すように、ケース本体2には、カ
バーとしてのバスバーカバー5が着脱可能に取り付けら
れている。バスバーカバー5は合成樹脂によって形成さ
れ、バスバー7の突設部分を覆うようになっている。ま
た、バスバーカバー5は、図4に示す方向から見て断面
コ字状をなしている。つまり、バスバーカバー5の一端
は開口された状態になっている。バスバーカバー5は、
本体部5a及び一対の腕部5bを備えている。各腕部5
bは、本体部5aの両端から同一方向に延設されてい
る。一方の腕部5bの内側面には、係合凹部18が2箇
所に設けられている。各係合凹部18は、各係合突起1
6に係合することによって、バスバーカバー5をバスバ
ー保護壁15に固定するようになっている。また、各腕
部5bの先端部の内側面側にはテーパ5cが設けられて
いる。テーパ5cは、バスバーカバー5を取り付けると
きに、バスバー7またはバスバー保護壁15に当接して
バスバーカバー5を案内するためのものである。
【0022】そして、このバスバーカバー5はバスバー
保護壁15に取り付けられるようになっている。図4に
示すように、バスバー7は、前記バッテリーへの給電が
行われていないときにバスバーカバー5によって覆われ
るようになっている。図5(a)に示すように、バスバ
ー7は、バッテリーへの給電が行われているときに、バ
スバーカバー5が外れることによって露出するようにな
っている。
【0023】次に、バッテリーあがり時にバッテリーに
対して給電を行う方法を説明する。まず、リレーボック
スのアッパーカバー8を取り外す。その結果、ケース本
体2のアッパーカバー8側にある電気部品装着面2aが
露出した状態になる。次に、バスバーカバー5を取り外
すことにより、図1に示すようにバスバー7が露出した
状態になる。
【0024】この状態において、ブースターケーブルを
2本用意し、一方のブースターケーブルを別の車両のバ
ッテリーの−側端子に接続する。それとともに、そのブ
ースターケーブルのクリップ部42を、図示しないエン
ジンまたはボディに接続する。そして、他方のブースタ
ーケーブルを別の車両のバッテリーの+側端子に接続す
る。それとともに、図5(a)に示すように、そのブー
スターケーブルのクリップ部42を、バスバー7に挟持
させる。このとき、クリップ部42が、バスバー7に係
合する。その結果、バッテリーへの給電が行われて、エ
ンジンが始動可能な状態になる。
【0025】従って、本実施形態によれば以下のような
効果を得ることができる。 (1)ブースターケーブル接続用のバスバー7は電気部
品装着面2aに突設されている。この電気部品装着面2
aは、通常ケース本体2内の整備しやすい場所に設けら
れている。具体的には、リレーボックスは、通常エンジ
ンルーム内においてアッパーカバー8が上側に位置する
ように取り付けられている。そのため、アッパーカバー
8を取り外すと、ケース本体2の上面(即ち電気部品装
着面2a)が露出する。そのため、リレーボックスを車
両から取り外さなくても、バスバー7にブースターケー
ブルを接続することができる。ゆえに、バッテリーがエ
ンジンルームとは別の場所に配置されていても、バスバ
ー7に対してブースターケーブルを接続して、バッテリ
ーに対する給電を行うことができる。従って、バッテリ
ーに対する給電を容易に行うことができる。
【0026】(2)バスバー7の突設部分は折曲部7a
を備えている。そのため、ブースターケーブルのクリッ
プ部42がバスバー7に対して確実に係止する。よっ
て、クリップ部42がバスバー7から外れてしまうのを
防止することができる。従って、クリップ部42をバス
バー7に対して確実に挟持させることができる。ゆえ
に、バッテリーに対する給電を確実に行うことができ
る。また、ブースターケーブルを接続するための機構
は、バスバー保護壁15にバスバー露出部15aを切欠
形成して、バスバー7を露出させることのみによって構
成される。そのため、クリップ部42を係止させるため
に、バスバー7にボルト等を設ける必要がない。よっ
て、ケース本体2の構造を簡略化させることができる。
【0027】(3)バスバーカバー5は、バッテリーへ
の給電が行われていないときにバスバー7の突設部分を
覆うようになっている。そのため、バッテリーへの給電
が行われていないときに、手、リレー13及びヒューズ
等がバスバー7に直接接触してしまうのを防止すること
ができる。また、バスバー7は、バスバーカバー5とア
ッパーカバー8とによって二重に覆われるため、バスバ
ー7の防水性を向上させることができる。さらに、バス
バーカバー5の各腕部5bの先端部の内側面側には、テ
ーパ5cが設けられている。そのため、バスバーカバー
5をバスバー保護壁15に取り付けるとき、各テーパ5
cは、バスバー7またはバスバー保護壁15に当接しな
がらバスバーカバー5を案内する。よって、バスバー7
をバスバーカバー5によって簡単に覆うことができる。
【0028】(4)バスバー7の突設部分の両側部はバ
スバー保護壁15によって挟持されて補強されるため、
バスバー7の固定強度が向上する。よって、バスバー7
に手が接触したときや、バスバー7にクリップ部42が
挟持されたとき等に、バスバー7が変形してしまうのを
防止することができる。
【0029】(5)バスバー7は、電気部品装着面2a
においてリレー13及びヒューズが装着される場所とは
離間して配設されている。よって、クリップ部42がリ
レー13及びヒューズに干渉してしまうのを防止するこ
とができる。
【0030】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・前記実施形態では、バスバー7の突設部分は、凹凸部
分としての折曲部7aを備えていた。しかし、図6
(a)及び図6(b)に示すように、バスバー7の突設
部分に、略波形状の被係合部22を凹凸部分として設け
てもよい。また、導電性を有する金属板を、厚さを変更
しながら圧延加工(段付き加工)することによってバス
バー7を形成し、それによってバスバー7に形成された
肉厚部及び肉薄部を凹凸部分として用いてもよい。さら
に、凹凸部分を設けずに、バスバー7の突設部分の板厚
自体を大きくしてもよい。例えば、導電性を有する金属
板を折り重ねることによってバスバー7を形成してもよ
い。
【0031】・前記実施形態では、バスバー7の突設部
分の両側部は、ケース本体2に設けられたバスバー保護
壁15によって挟持されていた。しかし、バスバー保護
壁15は、バスバー7の突設部分の一側部のみを挟持し
てもよいし、バスバー7を挟持しなくてもよい。
【0032】・前記実施形態では、バスバーカバー5は
合成樹脂によって形成されていた。しかし、バスバーカ
バー5を、剛性を有するゴム等の他の絶縁材料によって
形成してもよい。また、バスバーカバー5は設けられて
いなくてもよい。
【0033】・前記実施形態では、各腕部5bの先端部
の内側面側にテーパ5cが設けられていた。しかし、各
テーパ5cは設けられなくてもよい。 ・前記実施形態では、各係合突起16は、バスバー保護
壁15の側面15bに突設されていた。しかし、各係合
突起16を、バスバー保護壁15において側面15bと
は反対側の面(側面21)に突設してもよいし、側面1
5b及び側面21の両方に突設してもよい。また、各係
合突起16を省略して、バスバーカバー5を摩擦力によ
ってバスバー保護壁15に固定するようにしてもよい。
【0034】次に、上記実施形態及び別例によって把握
される技術的思想を以下に列挙する。 (1)請求項1〜3のいずれか一項において、前記バス
バーの突設部分の両側部は、前記ケース本体に設けられ
たバスバー保護部によって挟持されることを特徴とする
電気接続箱。よって、技術的思想(1)によれば、バス
バーが変形してしまうのを防止することができる。
【0035】(2)請求項1〜3、技術的思想(1)の
いずれか一項において、前記バスバーは、前記電気部品
装着面において前記電気部品が装着される場所とは離間
して配設されることを特徴とする電気接続箱。よって、
技術的思想(2)によれば、クリップ部が電気部品に干
渉してしまうのを防止することができる。
【0036】(3)請求項3において、前記カバーは、
合成樹脂によって断面略コ字状に形成されるとともに、
先端部の内側面側にテーパが設けられることを特徴とす
る電気接続箱。よって、技術的思想(3)によれば、バ
スバーをカバーによって簡単に覆うことができる。
【0037】(4)車両に搭載され、電気部品が装着さ
れるケース本体を備えた電気接続箱において、前記ケー
ス本体における電気部品装着面に、バッテリーに対して
電源線を介して電気的に接続されるブースターケーブル
接続用のバスバーを突設したことを特徴とする電気接続
箱。
【0038】(5)バッテリーがエンジンルームとは別
の場所に配置される車両の前記エンジンルーム内に搭載
され、電気部品が装着されるケース本体を備えた電気接
続箱を利用したバッテリーの給電方法において、前記ケ
ース本体における電気部品装着面に突設され、前記バッ
テリーに対して電源線を介して電気的に接続されたバス
バーに、ブースターケーブルに設けられたクリップ部を
挟持させることによって前記バッテリーに対しての給電
を行うことを特徴とするバッテリーの給電方法。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、バッテリーに対する給電を容易に行うこ
とができる。
【0040】請求項2に記載の発明によれば、バッテリ
ーに対する給電を確実に行うことができる。また、構造
を簡略化させることができる。請求項3に記載の発明に
よれば、バッテリーへの給電が行われていないときに、
手や電気部品等がバスバーに直接接触してしまうのを防
止することができる。また、バスバーの防水性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態におけるケース本体の上面図。
【図2】 図1のA−A線における概略断面図。
【図3】 ケース本体の要部斜視図。
【図4】 カバーが取り付けられた状態におけるケース
本体の要部断面図。
【図5】 (a)は、ケース本体の要部断面図、(b)
は、バスバーの断面図。
【図6】 (a)は、別例におけるケース本体の要部断
面図、(b)は、別例におけるバスバーの断面図。
【図7】 従来技術におけるバッテリーの配置を示す概
略図。
【図8】 従来技術におけるバッテリーの配置を示す概
略図。
【符号の説明】
2…ケース本体、2a…電気部品装着面、5…カバーと
してのバスバーカバー、7…バスバー、7a…凹凸部分
としての折曲部、13…電気部品としてのリレー、41
…電源線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッテリーがエンジンルームとは別の場所
    に配置される車両の前記エンジンルーム内に搭載され、
    電気部品が装着されるケース本体を備えた電気接続箱に
    おいて、 前記ケース本体における電気部品装着面に、前記バッテ
    リーに対して電源線を介して電気的に接続されるブース
    ターケーブル接続用のバスバーを突設したことを特徴と
    する電気接続箱。
  2. 【請求項2】前記バスバーの突設部分は凹凸部分を備え
    ていることを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 【請求項3】前記ケース本体に、前記バスバーの突設部
    分を覆うカバーを着脱可能に取り付けたことを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の電気接続箱。
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