JP2002344377A - 携帯電話システム - Google Patents
携帯電話システムInfo
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- JP2002344377A JP2002344377A JP2001149723A JP2001149723A JP2002344377A JP 2002344377 A JP2002344377 A JP 2002344377A JP 2001149723 A JP2001149723 A JP 2001149723A JP 2001149723 A JP2001149723 A JP 2001149723A JP 2002344377 A JP2002344377 A JP 2002344377A
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- Telephone Function (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 残しておかなければならない所有者固有情報
が削除されてしまう虞がなく、かつ高価なコンピュータ
やプログラムを使用することなく、所有者固有情報のた
めの空き容量を確保する。 【解決手段】 所有者固有情報を複数保持するユーザメ
モリ110と電源用の電力を蓄積する二次電池118と
を有する携帯電話装置100と、この携帯電話装置10
0の二次電池118に該二次電池を充電するための電力
を供給する電源供給部206を有し前記携帯電話装置1
00が装着される充電台200とを備えた携帯電話シス
テムにおいて、前記充電台200は待避情報を保持する
待避データメモリ205を有し、前記携帯電話装置10
0が前記充電台200に装着された際に、前記携帯電話
装置100のユーザメモリ110に保持されている前記
所有者固有情報を前記待避情報として前記充電台200
の待避データメモリ205に待避させる。
が削除されてしまう虞がなく、かつ高価なコンピュータ
やプログラムを使用することなく、所有者固有情報のた
めの空き容量を確保する。 【解決手段】 所有者固有情報を複数保持するユーザメ
モリ110と電源用の電力を蓄積する二次電池118と
を有する携帯電話装置100と、この携帯電話装置10
0の二次電池118に該二次電池を充電するための電力
を供給する電源供給部206を有し前記携帯電話装置1
00が装着される充電台200とを備えた携帯電話シス
テムにおいて、前記充電台200は待避情報を保持する
待避データメモリ205を有し、前記携帯電話装置10
0が前記充電台200に装着された際に、前記携帯電話
装置100のユーザメモリ110に保持されている前記
所有者固有情報を前記待避情報として前記充電台200
の待避データメモリ205に待避させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話装置とそ
の充電台とを備えた携帯電話システムに関する。
の充電台とを備えた携帯電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話装置は、一般に二次電池を内蔵
しており、外部から電力が供給されなくても該二次電池
に蓄積された電力により動作する。また、二次電池に蓄
積された電力が消耗した場合でも、携帯電話装置の外部
から該二次電池に電力を供給して充電すれば、携帯電話
装置は継続的に動作可能である。この二次電池を充電す
るための電力供給には、例えば100ボルトの商用交流
電源を数ボルトの直流電源に変換するACアダプタが用
いられる。ACアダプタからの出力は、携帯電話装置へ
直接供給される場合もあれば、専用の充電台を介して携
帯電話装置に供給される場合もある。なお、特開200
0−308133号公報には、充電台に充電以外の機能
を持たせた例が示されている。
しており、外部から電力が供給されなくても該二次電池
に蓄積された電力により動作する。また、二次電池に蓄
積された電力が消耗した場合でも、携帯電話装置の外部
から該二次電池に電力を供給して充電すれば、携帯電話
装置は継続的に動作可能である。この二次電池を充電す
るための電力供給には、例えば100ボルトの商用交流
電源を数ボルトの直流電源に変換するACアダプタが用
いられる。ACアダプタからの出力は、携帯電話装置へ
直接供給される場合もあれば、専用の充電台を介して携
帯電話装置に供給される場合もある。なお、特開200
0−308133号公報には、充電台に充電以外の機能
を持たせた例が示されている。
【0003】図16は、従来の携帯電話システムの一例
として、携帯電話装置100aと、携帯電話装置100
aが装着され該携帯電話装置に内蔵された二次電池を充
電するための電力を供給する充電台200aとを模式的
に示す斜視図である。図16において、携帯電話装置1
00aは、送話用のマイク105と、受話用のスピーカ
106と、電話番号やメニューなどを表示する表示部1
13と、電話番号の入力やメニューの選択などを行うキ
ー入力部114と、基地局(図示せず)との間で電波の
授受を行うアンテナ116とを有している。充電台20
0aは、携帯電話装置100aが装着される凹状の装着
部(図示せず)と、商用交流電源を直流電源に変換する
ACアダプタ300が接続される電源端子PA(後述す
る図18参照)と、ACアダプタ300から供給される
電力を携帯電話装置100aに供給する電源端子PT
(後述する図18参照)とを有している。
として、携帯電話装置100aと、携帯電話装置100
aが装着され該携帯電話装置に内蔵された二次電池を充
電するための電力を供給する充電台200aとを模式的
に示す斜視図である。図16において、携帯電話装置1
00aは、送話用のマイク105と、受話用のスピーカ
106と、電話番号やメニューなどを表示する表示部1
13と、電話番号の入力やメニューの選択などを行うキ
ー入力部114と、基地局(図示せず)との間で電波の
授受を行うアンテナ116とを有している。充電台20
0aは、携帯電話装置100aが装着される凹状の装着
部(図示せず)と、商用交流電源を直流電源に変換する
ACアダプタ300が接続される電源端子PA(後述す
る図18参照)と、ACアダプタ300から供給される
電力を携帯電話装置100aに供給する電源端子PT
(後述する図18参照)とを有している。
【0004】図17は、上述した携帯電話装置100a
の電気的構成を示すブロック図である。図17におい
て、携帯電話装置100aは、該携帯電話装置の全体の
動作を制御するCPU(Central Processing Unit)1
01aと、CPU101aによって実行されるプログラ
ムや該プログラムの実行に必要な定数データを保持する
プログラムメモリ107aと、装置ごとに異なるシステ
ム固有情報などを保持する書き換え可能なシステムメモ
リ108と、CPU101aがプログラムを実行する際
に発生する一時的なデータなどを保持する作業メモリ1
09と、電話帳や電子メールの文などの所有者固有情報
を保持するユーザメモリ110aと、上述した表示部1
13と、上述したキー入力部114と、着信音などを出
力する着信スピーカ115と、日付や時刻情報を生成す
る日時処理部119と、外部の機器(図示せず)と通信
を行う外部通信部112と、外部通信部112と接続さ
れた通信端子DTと、上述したマイク105と、上述し
たスピーカ106と、マイク105から入力された音声
信号をデジタル化したりデジタルの音声データをアナロ
グ化する音声コーディック部104と、音声コーディッ
ク部104で処理された音声データあるいはCPU10
1aで処理されたデータを基地局(図示せず)との間で
転送するために通信方式に応じた手続き処理を行うベー
スバンド部103と、基地局(図示せず)に上述したア
ンテナ116を介して送出する信号を変調したり該基地
局からアンテナ116を介して受信した高周波信号を復
調する無線部102と、携帯電話装置100aの全体の
回路に電力を供給する電源部117と、該電力を蓄積す
る二次電池118と、電源部117に接続された電源端
子PTとを有している。
の電気的構成を示すブロック図である。図17におい
て、携帯電話装置100aは、該携帯電話装置の全体の
動作を制御するCPU(Central Processing Unit)1
01aと、CPU101aによって実行されるプログラ
ムや該プログラムの実行に必要な定数データを保持する
プログラムメモリ107aと、装置ごとに異なるシステ
ム固有情報などを保持する書き換え可能なシステムメモ
リ108と、CPU101aがプログラムを実行する際
に発生する一時的なデータなどを保持する作業メモリ1
09と、電話帳や電子メールの文などの所有者固有情報
を保持するユーザメモリ110aと、上述した表示部1
13と、上述したキー入力部114と、着信音などを出
力する着信スピーカ115と、日付や時刻情報を生成す
る日時処理部119と、外部の機器(図示せず)と通信
を行う外部通信部112と、外部通信部112と接続さ
れた通信端子DTと、上述したマイク105と、上述し
たスピーカ106と、マイク105から入力された音声
信号をデジタル化したりデジタルの音声データをアナロ
グ化する音声コーディック部104と、音声コーディッ
ク部104で処理された音声データあるいはCPU10
1aで処理されたデータを基地局(図示せず)との間で
転送するために通信方式に応じた手続き処理を行うベー
スバンド部103と、基地局(図示せず)に上述したア
ンテナ116を介して送出する信号を変調したり該基地
局からアンテナ116を介して受信した高周波信号を復
調する無線部102と、携帯電話装置100aの全体の
回路に電力を供給する電源部117と、該電力を蓄積す
る二次電池118と、電源部117に接続された電源端
子PTとを有している。
【0005】また、図18は、上述した充電台200a
の電気的構成を示すブロック図である。図18におい
て、充電台200aは、ACアダプタ300から供給さ
れる電力を受けて携帯電話装置100aに供給する電源
供給部206aと、電源供給部206aに接続された電
源端子PAと、電源供給部206aが接続された電源端
子PTとを有している。ここで、携帯電話装置100a
が充電台200aの凹状の装着部(図示せず)に装着さ
れると、携帯電話装置100aの電源端子PTと充電台
200aの電源端子PTとが接続されるようになってい
る。
の電気的構成を示すブロック図である。図18におい
て、充電台200aは、ACアダプタ300から供給さ
れる電力を受けて携帯電話装置100aに供給する電源
供給部206aと、電源供給部206aに接続された電
源端子PAと、電源供給部206aが接続された電源端
子PTとを有している。ここで、携帯電話装置100a
が充電台200aの凹状の装着部(図示せず)に装着さ
れると、携帯電話装置100aの電源端子PTと充電台
200aの電源端子PTとが接続されるようになってい
る。
【0006】ところで、特開平10−49445号公報
に示されているように、装置ごとに異なる携帯電話装置
のシステム情報を内部の記憶領域に保持しておくこと
や、特開2000−197141号公報に示されている
ように、所有者の利便性を図るために電話帳や画像、着
信音といった所有者ごとに異なる固有情報を所有者固有
情報として内部の記憶領域に保持しておくことが提案さ
れている。また、近年では電子メールのサービスも通話
サービスと同様に広く利用されているが、電子メールの
文書も所有者固有情報として同様に携帯電話装置の記憶
領域に保持しておくことができる。
に示されているように、装置ごとに異なる携帯電話装置
のシステム情報を内部の記憶領域に保持しておくこと
や、特開2000−197141号公報に示されている
ように、所有者の利便性を図るために電話帳や画像、着
信音といった所有者ごとに異なる固有情報を所有者固有
情報として内部の記憶領域に保持しておくことが提案さ
れている。また、近年では電子メールのサービスも通話
サービスと同様に広く利用されているが、電子メールの
文書も所有者固有情報として同様に携帯電話装置の記憶
領域に保持しておくことができる。
【0007】このような所有者固有情報は、上述した携
帯電話装置100aにおいては、書き換え可能で不揮発
性のユーザメモリ110aに保持され、必要に応じて作
業メモリ109に読み出される。作業メモリ109に読
み出された所有者固有情報はCPU101aが解釈し
て、目的に応じた処理を行う。
帯電話装置100aにおいては、書き換え可能で不揮発
性のユーザメモリ110aに保持され、必要に応じて作
業メモリ109に読み出される。作業メモリ109に読
み出された所有者固有情報はCPU101aが解釈し
て、目的に応じた処理を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】所有者固有情報を保持
するユーザメモリ110aは、携帯電話装置100aの
小型化やコスト抑制のために容量が制限されるが、その
一方、所有者固有情報の数は携帯電話装置100aを使
用すればするほど増えてくるものである。そして、所有
者固有情報の全情報量がユーザメモリ110aの容量ま
で達した場合、新たに所有者固有情報を追加するには、
ユーザメモリ110aに保持されている所有者固有情報
を所有者が確認しながら、不要と判断したものを削除し
なければならなかった。このような作業は所有者にとっ
て煩わしいものであり、また、本来残しておかなければ
ならない所有者固有情報を誤って削除してしまう虞もあ
った。
するユーザメモリ110aは、携帯電話装置100aの
小型化やコスト抑制のために容量が制限されるが、その
一方、所有者固有情報の数は携帯電話装置100aを使
用すればするほど増えてくるものである。そして、所有
者固有情報の全情報量がユーザメモリ110aの容量ま
で達した場合、新たに所有者固有情報を追加するには、
ユーザメモリ110aに保持されている所有者固有情報
を所有者が確認しながら、不要と判断したものを削除し
なければならなかった。このような作業は所有者にとっ
て煩わしいものであり、また、本来残しておかなければ
ならない所有者固有情報を誤って削除してしまう虞もあ
った。
【0009】あるいは、古い所有者固有情報を自動的に
削除して空き容量を確保するような携帯電話装置もある
が、この場合にも残しておかなければならない所有者固
有情報が削除されてしまう虞があった。
削除して空き容量を確保するような携帯電話装置もある
が、この場合にも残しておかなければならない所有者固
有情報が削除されてしまう虞があった。
【0010】一方、携帯電話装置に保持されている所有
者固有情報を、コンピュータを用いて管理するプログラ
ムなどが近年利用されつつある。この方法によれば、携
帯電話装置に保持されている所有者固有情報をコンピュ
ータに取り込むことによって該所有者固有情報を待避さ
せることが可能であるが、高価なコンピュータやプログ
ラムを使用しなければならないし、所有者固有情報の待
避のためにいちいち携帯電話装置とコンピュータとを接
続しなければならないという問題があった。
者固有情報を、コンピュータを用いて管理するプログラ
ムなどが近年利用されつつある。この方法によれば、携
帯電話装置に保持されている所有者固有情報をコンピュ
ータに取り込むことによって該所有者固有情報を待避さ
せることが可能であるが、高価なコンピュータやプログ
ラムを使用しなければならないし、所有者固有情報の待
避のためにいちいち携帯電話装置とコンピュータとを接
続しなければならないという問題があった。
【0011】本発明は、このような実情に鑑みて為され
たものであり、残しておかなければならない所有者固有
情報が削除されてしまう虞がなく、かつ高価なコンピュ
ータやプログラムを使用することなく、所有者固有情報
のための空き容量を確保することができるような携帯電
話システムを提供することを目的としている。
たものであり、残しておかなければならない所有者固有
情報が削除されてしまう虞がなく、かつ高価なコンピュ
ータやプログラムを使用することなく、所有者固有情報
のための空き容量を確保することができるような携帯電
話システムを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、第1に、本発明の携帯電話システムは、所有者固
有情報を複数保持する情報保持手段と電源用の電力を蓄
積する二次電池とを有する携帯電話装置と、この携帯電
話装置の二次電池に該二次電池を充電するための電力を
供給する電力供給手段を有し前記携帯電話装置が装着さ
れる充電台とを備えた携帯電話システムにおいて、前記
充電台は待避情報を保持する待避情報保持手段を有し、
前記携帯電話装置が前記充電台に装着された際に、前記
携帯電話装置の情報保持手段に保持されている前記所有
者固有情報を前記待避情報として前記充電台の待避情報
保持手段に待避させることを特徴としている。
ため、第1に、本発明の携帯電話システムは、所有者固
有情報を複数保持する情報保持手段と電源用の電力を蓄
積する二次電池とを有する携帯電話装置と、この携帯電
話装置の二次電池に該二次電池を充電するための電力を
供給する電力供給手段を有し前記携帯電話装置が装着さ
れる充電台とを備えた携帯電話システムにおいて、前記
充電台は待避情報を保持する待避情報保持手段を有し、
前記携帯電話装置が前記充電台に装着された際に、前記
携帯電話装置の情報保持手段に保持されている前記所有
者固有情報を前記待避情報として前記充電台の待避情報
保持手段に待避させることを特徴としている。
【0013】第2に、本発明の携帯電話システムは、前
記第1に記載の携帯電話システムにおいて、前記所有者
固有情報に該所有者固有情報の優先順位を決定するため
のパラメータ情報を付加して前記携帯電話装置の情報保
持手段に保持させるとともに、前記優先順位の最も低い
所有者固有情報から順に前記充電台の待避情報保持手段
に待避させることを特徴としている。
記第1に記載の携帯電話システムにおいて、前記所有者
固有情報に該所有者固有情報の優先順位を決定するため
のパラメータ情報を付加して前記携帯電話装置の情報保
持手段に保持させるとともに、前記優先順位の最も低い
所有者固有情報から順に前記充電台の待避情報保持手段
に待避させることを特徴としている。
【0014】第3に、本発明の携帯電話システムは、前
記第2に記載の携帯電話システムにおいて、前記パラメ
ータ情報は、前記所有者固有情報が最後に使用された日
時の情報を含んでいることを特徴としている。
記第2に記載の携帯電話システムにおいて、前記パラメ
ータ情報は、前記所有者固有情報が最後に使用された日
時の情報を含んでいることを特徴としている。
【0015】第4に、本発明の携帯電話システムは、前
記第3に記載の携帯電話システムにおいて、前記パラメ
ータ情報は、前記所有者固有情報が最後に使用された日
時の情報の他に、前記所有者固有情報が最初に作成され
た日時の情報と、前記所有者固有情報が作成されてから
最後に使用されるまでの間に使用された回数の情報とを
含んでいることを特徴としている。
記第3に記載の携帯電話システムにおいて、前記パラメ
ータ情報は、前記所有者固有情報が最後に使用された日
時の情報の他に、前記所有者固有情報が最初に作成され
た日時の情報と、前記所有者固有情報が作成されてから
最後に使用されるまでの間に使用された回数の情報とを
含んでいることを特徴としている。
【0016】第5に、本発明の携帯電話システムは、前
記第1ないし第4のいずれかに記載の携帯電話システム
において、前記携帯電話装置は、更に、前記情報保持手
段の空き容量値に応じて警告を発する警告手段を有して
いることを特徴としている。
記第1ないし第4のいずれかに記載の携帯電話システム
において、前記携帯電話装置は、更に、前記情報保持手
段の空き容量値に応じて警告を発する警告手段を有して
いることを特徴としている。
【0017】第6に、本発明の携帯電話システムは、前
記第5に記載の携帯電話システムにおいて、前記警告手
段は、前記情報保持手段の空き容量値を保持する空き容
量値保持手段と、所定のしきい値を保持するしきい値保
持手段と、前記空き容量値保持手段に保持されている前
記情報保持手段の空き容量値を前記しきい値保持手段に
保持されている前記所定のしきい値と比較する比較手段
とを有し、この比較手段による比較結果に応じて警告を
発することを特徴としている。
記第5に記載の携帯電話システムにおいて、前記警告手
段は、前記情報保持手段の空き容量値を保持する空き容
量値保持手段と、所定のしきい値を保持するしきい値保
持手段と、前記空き容量値保持手段に保持されている前
記情報保持手段の空き容量値を前記しきい値保持手段に
保持されている前記所定のしきい値と比較する比較手段
とを有し、この比較手段による比較結果に応じて警告を
発することを特徴としている。
【0018】第7に、本発明の携帯電話システムは、前
記第1ないし第6のいずれかに記載の携帯電話システム
において、前記携帯電話装置が前記充電台に装着された
際に、前記充電台の待避情報保持手段に待避されている
前記所有者固有情報を前記携帯電話装置の情報保持手段
に戻すことを特徴としている。
記第1ないし第6のいずれかに記載の携帯電話システム
において、前記携帯電話装置が前記充電台に装着された
際に、前記充電台の待避情報保持手段に待避されている
前記所有者固有情報を前記携帯電話装置の情報保持手段
に戻すことを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1〜図15を参照しながら詳細に説明する。
て図1〜図15を参照しながら詳細に説明する。
【0020】図1は、携帯電話装置100と充電台20
0とを備えた、本発明の実施の形態の携帯電話システム
を模式的に示す斜視図である。図1において、携帯電話
装置100は、送話用のマイク105と、受話用のスピ
ーカ106と、電話番号やメニューなどを表示する表示
部113と、電話番号の入力やメニューの選択などを行
うキー入力部114と、基地局(図示せず)との間で電
波の授受を行うアンテナ116とを有している。充電台
200は、携帯電話装置100が装着される凹状の装着
部(図示せず)と、メニューなどを表示する表示部20
8と、メニューや所有者固有情報の選択などを行うキー
入力部209と、コンピュータなどの外部の機器(図示
せず)と通信を行うための通信端子DHと、携帯電話装
置100と通信を行うための通信端子DT(後述する図
4参照)と、商用交流電源を直流電源に変換するACア
ダプタ300が接続される電源端子PA(後述する図4
参照)と、ACアダプタ300から供給される電力を携
帯電話装置100に供給する電源端子PT(後述する図
4参照)とを有している。
0とを備えた、本発明の実施の形態の携帯電話システム
を模式的に示す斜視図である。図1において、携帯電話
装置100は、送話用のマイク105と、受話用のスピ
ーカ106と、電話番号やメニューなどを表示する表示
部113と、電話番号の入力やメニューの選択などを行
うキー入力部114と、基地局(図示せず)との間で電
波の授受を行うアンテナ116とを有している。充電台
200は、携帯電話装置100が装着される凹状の装着
部(図示せず)と、メニューなどを表示する表示部20
8と、メニューや所有者固有情報の選択などを行うキー
入力部209と、コンピュータなどの外部の機器(図示
せず)と通信を行うための通信端子DHと、携帯電話装
置100と通信を行うための通信端子DT(後述する図
4参照)と、商用交流電源を直流電源に変換するACア
ダプタ300が接続される電源端子PA(後述する図4
参照)と、ACアダプタ300から供給される電力を携
帯電話装置100に供給する電源端子PT(後述する図
4参照)とを有している。
【0021】図2は、上述した携帯電話装置100の電
気的構成を示すブロック図である。図2において、携帯
電話装置100は、該携帯電話装置の全体の動作を制御
するCPU(Central Processing Unit)101と、C
PU101によって実行されるプログラムや該プログラ
ムの実行に必要な定数データを保持し、好ましくはマス
クROM(Read Only Memory)で構成されるプログラム
メモリ107と、装置ごとに異なるシステム固有情報な
どを保持し、好ましくは書き換え可能なEEPROM
(Electrically Erasable and Programmable ROM)で構
成されるシステムメモリ108と、CPU101がプロ
グラムを実行する際に発生する一時的なデータなどを保
持し、好ましくはDRAM(Dynamic Random Access Me
mory)で構成される作業メモリ109と、電話帳や電子
メールの文などの所有者固有情報を保持し、好ましくは
書き換え可能なEEPROMで構成される情報保持手段
であるユーザメモリ110と、ユーザメモリ110を監
視して該ユーザメモリ110の空き容量値に応じてCP
U101に割り込み処理要求を与える警告部111と、
上述した表示部113と、上述したキー入力部114
と、着信音などを出力する着信スピーカ115と、日付
や時刻情報を生成する日時処理部119と、外部の機器
(本発明の実施の形態では、充電台200)と通信を行
う外部通信部112と、外部通信部112と接続された
通信端子DTと、上述したマイク105と、上述したス
ピーカ106と、マイク105から入力された音声信号
をデジタル化したりデジタルの音声データをアナログ化
する音声コーディック部104と、音声コーディック部
104で処理された音声データあるいはCPU101で
処理されたデータを基地局(図示せず)との間で転送す
るために通信方式に応じた手続き処理を行うベースバン
ド部103と、基地局(図示せず)に上述したアンテナ
116を介して送出する信号を変調したり該基地局から
アンテナ116を介して受信した高周波信号を復調する
無線部102と、携帯電話装置100の全体の回路に電
力を供給する電源部117と、該電力を蓄積する二次電
池118と、電源部117に接続された電源端子PTと
を有している。
気的構成を示すブロック図である。図2において、携帯
電話装置100は、該携帯電話装置の全体の動作を制御
するCPU(Central Processing Unit)101と、C
PU101によって実行されるプログラムや該プログラ
ムの実行に必要な定数データを保持し、好ましくはマス
クROM(Read Only Memory)で構成されるプログラム
メモリ107と、装置ごとに異なるシステム固有情報な
どを保持し、好ましくは書き換え可能なEEPROM
(Electrically Erasable and Programmable ROM)で構
成されるシステムメモリ108と、CPU101がプロ
グラムを実行する際に発生する一時的なデータなどを保
持し、好ましくはDRAM(Dynamic Random Access Me
mory)で構成される作業メモリ109と、電話帳や電子
メールの文などの所有者固有情報を保持し、好ましくは
書き換え可能なEEPROMで構成される情報保持手段
であるユーザメモリ110と、ユーザメモリ110を監
視して該ユーザメモリ110の空き容量値に応じてCP
U101に割り込み処理要求を与える警告部111と、
上述した表示部113と、上述したキー入力部114
と、着信音などを出力する着信スピーカ115と、日付
や時刻情報を生成する日時処理部119と、外部の機器
(本発明の実施の形態では、充電台200)と通信を行
う外部通信部112と、外部通信部112と接続された
通信端子DTと、上述したマイク105と、上述したス
ピーカ106と、マイク105から入力された音声信号
をデジタル化したりデジタルの音声データをアナログ化
する音声コーディック部104と、音声コーディック部
104で処理された音声データあるいはCPU101で
処理されたデータを基地局(図示せず)との間で転送す
るために通信方式に応じた手続き処理を行うベースバン
ド部103と、基地局(図示せず)に上述したアンテナ
116を介して送出する信号を変調したり該基地局から
アンテナ116を介して受信した高周波信号を復調する
無線部102と、携帯電話装置100の全体の回路に電
力を供給する電源部117と、該電力を蓄積する二次電
池118と、電源部117に接続された電源端子PTと
を有している。
【0022】図3は、図2に示した警告部111の具体
的構成を示すブロック図である。図3において、警告部
111は、CPU101によって与えられる第1のしき
い値を保持する第1のしきい値保持部111Aと、CP
U101によって与えられる第2のしきい値を保持する
第2のしきい値保持部111Bと、ユーザメモリ110
を監視して該ユーザメモリ110の空き容量値を保持す
る空き容量値保持部111Cと、空き容量値保持部11
1Cに保持されているユーザメモリ110の空き容量値
を第1のしきい値保持部111Aに保持されている第1
のしきい値と比較して、その比較結果をCPU101に
与える第1の比較部111Dと、空き容量値保持部11
1Cに保持されているユーザメモリ110の空き容量値
を第2のしきい値保持部111Bに保持されている第2
のしきい値と比較して、その比較結果をCPU101に
与える第2の比較部111Eとを有している。
的構成を示すブロック図である。図3において、警告部
111は、CPU101によって与えられる第1のしき
い値を保持する第1のしきい値保持部111Aと、CP
U101によって与えられる第2のしきい値を保持する
第2のしきい値保持部111Bと、ユーザメモリ110
を監視して該ユーザメモリ110の空き容量値を保持す
る空き容量値保持部111Cと、空き容量値保持部11
1Cに保持されているユーザメモリ110の空き容量値
を第1のしきい値保持部111Aに保持されている第1
のしきい値と比較して、その比較結果をCPU101に
与える第1の比較部111Dと、空き容量値保持部11
1Cに保持されているユーザメモリ110の空き容量値
を第2のしきい値保持部111Bに保持されている第2
のしきい値と比較して、その比較結果をCPU101に
与える第2の比較部111Eとを有している。
【0023】後述する本発明の実施の形態の携帯電話シ
ステムの動作説明では、第1のしきい値保持部111A
にはユーザメモリ110の全容量の10%に相当する数
値が第1のしきい値として、第2のしきい値保持部11
1Bにはユーザメモリ110の全容量の7%に相当する
数値が第2のしきい値としてそれぞれCPU101によ
って与えられる場合について説明することとする。但
し、これらの値はCPU101によって与えられるた
め、プログラムによって変更可能であり、また所有者が
キー入力部114より所望の値を入力して設定すること
も可能である。
ステムの動作説明では、第1のしきい値保持部111A
にはユーザメモリ110の全容量の10%に相当する数
値が第1のしきい値として、第2のしきい値保持部11
1Bにはユーザメモリ110の全容量の7%に相当する
数値が第2のしきい値としてそれぞれCPU101によ
って与えられる場合について説明することとする。但
し、これらの値はCPU101によって与えられるた
め、プログラムによって変更可能であり、また所有者が
キー入力部114より所望の値を入力して設定すること
も可能である。
【0024】一方、空き容量値保持部111Cの値は、
所有者固有情報が新規作成または更新されてユーザメモ
リ110に書き込みが行われるごとに更新される。ま
た、第1の比較部111Dは、空き容量値保持部111
Cに保持されているユーザメモリ110の空き容量値が
第1のしきい値保持部111Aに保持されている第1の
しきい値(全容量の10%)を下回ると、CPU101
に対して割り込み処理要求を出して第一段階の警告を行
う。更に、第2の比較部111Eは、空き容量値保持部
111Cに保持されているユーザメモリ110の空き容
量値が第2のしきい値保持部111Bに保持されている
第2のしきい値(全容量の7%)を下回ると、CPU1
01に対して割り込み処理要求を出して第二段階の警告
を行う。
所有者固有情報が新規作成または更新されてユーザメモ
リ110に書き込みが行われるごとに更新される。ま
た、第1の比較部111Dは、空き容量値保持部111
Cに保持されているユーザメモリ110の空き容量値が
第1のしきい値保持部111Aに保持されている第1の
しきい値(全容量の10%)を下回ると、CPU101
に対して割り込み処理要求を出して第一段階の警告を行
う。更に、第2の比較部111Eは、空き容量値保持部
111Cに保持されているユーザメモリ110の空き容
量値が第2のしきい値保持部111Bに保持されている
第2のしきい値(全容量の7%)を下回ると、CPU1
01に対して割り込み処理要求を出して第二段階の警告
を行う。
【0025】図4は、上述した充電台200の電気的構
成を示すブロック図である。図4において、充電台20
0は、該充電台の全体の動作を制御するCPU201
と、CPU201によって実行されるプログラムや該プ
ログラムの実行に必要な定数データを保持し、好ましく
はマスクROMで構成されるプログラムメモリ204
と、携帯電話装置100から待避された所有者固有情報
を保持し、好ましくは書き換え可能なEEPROMで構
成される待避情報保持手段である待避データメモリ20
5と、CPU201がプログラムを実行する際に時に発
生する一時的なデータなどを保持し、好ましくはDRA
Mで構成される作業メモリ207と、上述した表示部2
08と、上述したキー入力部209と、携帯電話装置1
00と通信を行う携帯電話装置通信部202と、携帯電
話装置通信部202と接続された通信端子DTと、携帯
電話装置100以外の外部の機器(図示せず)と通信を
行う外部通信部203と、外部通信部203と接続され
た通信端子DHと、ACアダプタ300から供給される
電力を受けて携帯電話装置100に供給する電源供給部
206と、電源供給部206に接続された電源端子PA
と、電源供給部206が接続された電源端子PTとを有
している。ここで、携帯電話装置100が充電台200
の凹状の装着部(図示せず)に装着されると、携帯電話
装置100の通信端子DTと充電台200の通信端子D
Tとが、また携帯電話装置100の電源端子PTと充電
台200の電源端子PTとがそれぞれ接続されるように
なっている。
成を示すブロック図である。図4において、充電台20
0は、該充電台の全体の動作を制御するCPU201
と、CPU201によって実行されるプログラムや該プ
ログラムの実行に必要な定数データを保持し、好ましく
はマスクROMで構成されるプログラムメモリ204
と、携帯電話装置100から待避された所有者固有情報
を保持し、好ましくは書き換え可能なEEPROMで構
成される待避情報保持手段である待避データメモリ20
5と、CPU201がプログラムを実行する際に時に発
生する一時的なデータなどを保持し、好ましくはDRA
Mで構成される作業メモリ207と、上述した表示部2
08と、上述したキー入力部209と、携帯電話装置1
00と通信を行う携帯電話装置通信部202と、携帯電
話装置通信部202と接続された通信端子DTと、携帯
電話装置100以外の外部の機器(図示せず)と通信を
行う外部通信部203と、外部通信部203と接続され
た通信端子DHと、ACアダプタ300から供給される
電力を受けて携帯電話装置100に供給する電源供給部
206と、電源供給部206に接続された電源端子PA
と、電源供給部206が接続された電源端子PTとを有
している。ここで、携帯電話装置100が充電台200
の凹状の装着部(図示せず)に装着されると、携帯電話
装置100の通信端子DTと充電台200の通信端子D
Tとが、また携帯電話装置100の電源端子PTと充電
台200の電源端子PTとがそれぞれ接続されるように
なっている。
【0026】上述した携帯電話装置100のユーザメモ
リ110には、図5に示すように、電話帳の個人情報、
電子メールの文、画像、着信音などの所有者固有情報
が、管理用のパラメータ情報が付加された形のデータブ
ロックDBとして保持される。
リ110には、図5に示すように、電話帳の個人情報、
電子メールの文、画像、着信音などの所有者固有情報
が、管理用のパラメータ情報が付加された形のデータブ
ロックDBとして保持される。
【0027】また、各データブロックDBは、図6に示
すように、パラメータ領域PMと所有者固有情報領域U
Dによって構成されている。所有者固有情報領域UD
は、電話帳の一個人情報、一電子メールの文、一画像、
一着信音などに相当する所有者固有情報を保持するため
の領域である。パラメータ領域PMは、所有者固有情報
領域UDを管理するための領域である。
すように、パラメータ領域PMと所有者固有情報領域U
Dによって構成されている。所有者固有情報領域UD
は、電話帳の一個人情報、一電子メールの文、一画像、
一着信音などに相当する所有者固有情報を保持するため
の領域である。パラメータ領域PMは、所有者固有情報
領域UDを管理するための領域である。
【0028】更に、パラメータ領域PMは、図7に示す
ように、データ種領域TP、作成日時領域CD、最終使
用日時領域LD、使用回数領域NB、優先度レベル領域
PR、移動マーク領域MVの6つの領域によって構成さ
れている。データ種領域TPは、所有者固有情報の種類
を示す数値を保持するための領域である。所有者固有情
報の種類としては、電話帳の個人情報、電子メールの
文、画像、着信音などがある。作成日時領域CDは、デ
ータブロックDBが最初に作成された日付、時刻の情報
を保持するための領域である。最終使用日時領域LD
は、データブロックDBが最後に使用された日付、時刻
の情報を保持するための領域である。使用回数領域NB
は、データブロックDBが作成されてから最後に使用さ
れるまでの間に使用された回数を保持するための領域で
ある。
ように、データ種領域TP、作成日時領域CD、最終使
用日時領域LD、使用回数領域NB、優先度レベル領域
PR、移動マーク領域MVの6つの領域によって構成さ
れている。データ種領域TPは、所有者固有情報の種類
を示す数値を保持するための領域である。所有者固有情
報の種類としては、電話帳の個人情報、電子メールの
文、画像、着信音などがある。作成日時領域CDは、デ
ータブロックDBが最初に作成された日付、時刻の情報
を保持するための領域である。最終使用日時領域LD
は、データブロックDBが最後に使用された日付、時刻
の情報を保持するための領域である。使用回数領域NB
は、データブロックDBが作成されてから最後に使用さ
れるまでの間に使用された回数を保持するための領域で
ある。
【0029】優先度レベル領域PRは、データブロック
DBの優先度レベルを保持するための領域である。本発
明の実施の形態では、データブロックDBの優先度レベ
ルは、該データブロックが最後に使用された日時によっ
て以下のように分類されている。優先度レベル「1」:
最終使用日時が現在日時から1週間未満のデータブロッ
ク優先度レベル「2」:最終使用日時が現在日時から1
週間以上3ヶ月未満のデータブロック優先度レベル
「3」:最終使用日時が現在日時から3ヶ月以上のデー
タブロック優先度レベル「4」:空き容量不足時削除可
能なデータブロックなお、データブロックの優先度レベ
ルを「4」にする設定は、携帯電話装置100の所有者
による手動設定でのみ可能である。
DBの優先度レベルを保持するための領域である。本発
明の実施の形態では、データブロックDBの優先度レベ
ルは、該データブロックが最後に使用された日時によっ
て以下のように分類されている。優先度レベル「1」:
最終使用日時が現在日時から1週間未満のデータブロッ
ク優先度レベル「2」:最終使用日時が現在日時から1
週間以上3ヶ月未満のデータブロック優先度レベル
「3」:最終使用日時が現在日時から3ヶ月以上のデー
タブロック優先度レベル「4」:空き容量不足時削除可
能なデータブロックなお、データブロックの優先度レベ
ルを「4」にする設定は、携帯電話装置100の所有者
による手動設定でのみ可能である。
【0030】移動マーク領域MVは、ユーザメモリ11
0の空き容量値が少なくなったときに充電台200に待
避すなわち移動させるデータブロックを識別するのに利
用する数値を保持するための領域である。本発明の実施
の形態では、移動マークの数値は、以下のように分類さ
れている。 0:移動不可 1:条件によっては移動可能 2:強制移動
0の空き容量値が少なくなったときに充電台200に待
避すなわち移動させるデータブロックを識別するのに利
用する数値を保持するための領域である。本発明の実施
の形態では、移動マークの数値は、以下のように分類さ
れている。 0:移動不可 1:条件によっては移動可能 2:強制移動
【0031】次に、上述したような構成を有する本発明
の実施の形態の携帯電話システムの動作について図8〜
図15に示すフローチャートを参照しながら説明する。
なお、図8〜図12および図14に示す動作はプログラ
ムとして携帯電話装置100のプログラムメモリ107
に保持されてCPU101により実行されるものであ
り、図13および図15に示す動作はプログラムとして
充電台200のプログラムメモリ204に保持されてC
PU201により実行されるものである。
の実施の形態の携帯電話システムの動作について図8〜
図15に示すフローチャートを参照しながら説明する。
なお、図8〜図12および図14に示す動作はプログラ
ムとして携帯電話装置100のプログラムメモリ107
に保持されてCPU101により実行されるものであ
り、図13および図15に示す動作はプログラムとして
充電台200のプログラムメモリ204に保持されてC
PU201により実行されるものである。
【0032】図8は、携帯電話装置100のユーザメモ
リ110にデータブロックDBを新規に作成する場合の
動作を示すフローチャートである。所有者が携帯電話装
置100のキー入力部114を操作することによって短
縮電話番号や電子メールの文といった所有者固有情報の
入力を行うと一旦作業メモリ109に仮保存されるが、
入力操作が完了すると仮保存された所有者固有情報は後
述するパラメータ情報と組み合わせられデータブロック
DBとしてユーザメモリ110に保存される。
リ110にデータブロックDBを新規に作成する場合の
動作を示すフローチャートである。所有者が携帯電話装
置100のキー入力部114を操作することによって短
縮電話番号や電子メールの文といった所有者固有情報の
入力を行うと一旦作業メモリ109に仮保存されるが、
入力操作が完了すると仮保存された所有者固有情報は後
述するパラメータ情報と組み合わせられデータブロック
DBとしてユーザメモリ110に保存される。
【0033】すなわち、図8において、キー入力部11
4からの所有者固有情報の入力が完了すると、データブ
ロックDBを新規に作成する処理が起動される。まず、
CPU101は、ユーザメモリ110に新たなデータブ
ロックを保存できるだけの十分な空き容量があるかどう
かを確認する(ステップS101)。ここで、十分な空
き容量があれば、今回作成するデータブロックのパラメ
ータ領域PMの作成日時領域CDに保存する情報すなわ
ち現在の日時情報を日時処理部119から得る(ステッ
プS102)。次に、パラメータ領域PMの最終使用日
時領域LDに保存する情報を作成日時領域CDに保存す
る情報すなわち現在の日時情報と同じにする(ステップ
S103)。次に、パラメータ領域PMの使用回数領域
NBに保存する値を「1」とする(ステップS10
4)。次に、パラメータ領域PMの優先度レベル領域P
Rに保存する値を「1」とする(ステップS105)。
次に、パラメータ領域PMの移動マーク領域MVに保存
する値を「1」とする(ステップS106)。次に、ス
テップS102〜S106で得られた作成日時領域C
D、最終使用日時領域LD、使用回数領域NB、優先度
レベル領域PR、移動マーク領域MVの各値をパラメー
タ情報として、キー入力部114から入力された所有者
固有情報に付加してデータブロックDBとする(ステッ
プS107)。次に、このデータブロックDBをユーザ
メモリ110の空き容量に保存する(ステップS10
8)。
4からの所有者固有情報の入力が完了すると、データブ
ロックDBを新規に作成する処理が起動される。まず、
CPU101は、ユーザメモリ110に新たなデータブ
ロックを保存できるだけの十分な空き容量があるかどう
かを確認する(ステップS101)。ここで、十分な空
き容量があれば、今回作成するデータブロックのパラメ
ータ領域PMの作成日時領域CDに保存する情報すなわ
ち現在の日時情報を日時処理部119から得る(ステッ
プS102)。次に、パラメータ領域PMの最終使用日
時領域LDに保存する情報を作成日時領域CDに保存す
る情報すなわち現在の日時情報と同じにする(ステップ
S103)。次に、パラメータ領域PMの使用回数領域
NBに保存する値を「1」とする(ステップS10
4)。次に、パラメータ領域PMの優先度レベル領域P
Rに保存する値を「1」とする(ステップS105)。
次に、パラメータ領域PMの移動マーク領域MVに保存
する値を「1」とする(ステップS106)。次に、ス
テップS102〜S106で得られた作成日時領域C
D、最終使用日時領域LD、使用回数領域NB、優先度
レベル領域PR、移動マーク領域MVの各値をパラメー
タ情報として、キー入力部114から入力された所有者
固有情報に付加してデータブロックDBとする(ステッ
プS107)。次に、このデータブロックDBをユーザ
メモリ110の空き容量に保存する(ステップS10
8)。
【0034】一方、ステップS101で、ユーザメモリ
110に十分な空き容量がなければ、ユーザメモリ11
0の中に削除可能なデータブロックがあるかどうかを確
認する(ステップS109)。ここで、ユーザメモリ1
10の中に削除可能なデータブロックがなければ、新た
なデータブロックを保存できるだけの空き容量がないこ
とを所有者に警告する(ステップS110)。この警告
は、表示部113に警告情報を表示させるとともに、着
信スピーカ115に警告音を出力させることにより行わ
れる。
110に十分な空き容量がなければ、ユーザメモリ11
0の中に削除可能なデータブロックがあるかどうかを確
認する(ステップS109)。ここで、ユーザメモリ1
10の中に削除可能なデータブロックがなければ、新た
なデータブロックを保存できるだけの空き容量がないこ
とを所有者に警告する(ステップS110)。この警告
は、表示部113に警告情報を表示させるとともに、着
信スピーカ115に警告音を出力させることにより行わ
れる。
【0035】一方、ステップS109で、ユーザメモリ
110の中に削除可能なデータブロックあれば、該削除
可能なデータブロックを削除し(ステップS111)、
ステップS101に戻る。
110の中に削除可能なデータブロックあれば、該削除
可能なデータブロックを削除し(ステップS111)、
ステップS101に戻る。
【0036】図9は、携帯電話装置100のユーザメモ
リ110に保存されている既存のデータブロックを所有
者が参照した場合の動作を示すフローチャートである。
この場合、まず、CPU101は、日時処理部119か
ら現在の日時情報を得てパラメータ領域PMの最終使用
日時領域LDに保存する新たな情報とする(ステップS
201)。次に、パラメータ領域PMの使用回数領域N
Bの値に「1」を加えた値を使用回数領域NBに保存す
る新たな値とする(ステップS202)。次に、データ
ブロックの優先度レベルに変更があったかどうかを確認
する(ステップS203)。ここで、優先度レベルに変
更があった場合には、変更された値をパラメータ領域P
Mの優先度レベル領域PRに保存する新たな値とする
(ステップS204)。次に、ステップS201〜S2
04で得られた最終使用日時領域LD、使用回数領域N
B、優先度レベル領域PRの各値によりパラメータ情報
を更新してユーザメモリ110に保存する(ステップS
205)。なお、ステップS203で、優先度レベルに
変更がなかった場合には、ステップS204をスキップ
してステップS205を実行する。
リ110に保存されている既存のデータブロックを所有
者が参照した場合の動作を示すフローチャートである。
この場合、まず、CPU101は、日時処理部119か
ら現在の日時情報を得てパラメータ領域PMの最終使用
日時領域LDに保存する新たな情報とする(ステップS
201)。次に、パラメータ領域PMの使用回数領域N
Bの値に「1」を加えた値を使用回数領域NBに保存す
る新たな値とする(ステップS202)。次に、データ
ブロックの優先度レベルに変更があったかどうかを確認
する(ステップS203)。ここで、優先度レベルに変
更があった場合には、変更された値をパラメータ領域P
Mの優先度レベル領域PRに保存する新たな値とする
(ステップS204)。次に、ステップS201〜S2
04で得られた最終使用日時領域LD、使用回数領域N
B、優先度レベル領域PRの各値によりパラメータ情報
を更新してユーザメモリ110に保存する(ステップS
205)。なお、ステップS203で、優先度レベルに
変更がなかった場合には、ステップS204をスキップ
してステップS205を実行する。
【0037】図10は、携帯電話装置100のユーザメ
モリ110の空き容量が少なくなった場合の動作を示す
フローチャートである。この動作は、ユーザメモリ11
0の空き容量が少なくなったときに第1の比較部111
Dあるいは第2の比較部111EからCPU101に対
して割り込み要求が出され(図3参照)、この割り込み
要求に対する処理として起動される。なお、本発明の実
施の形態では2段階の警告レベルが設けられている。す
なわち、第一段階の警告はユーザメモリ110の空き容
量が全容量の10%を切った場合に行われ、第二段階の
警告はユーザメモリ110の空き容量が全容量の7%を
切った場合に行われる。
モリ110の空き容量が少なくなった場合の動作を示す
フローチャートである。この動作は、ユーザメモリ11
0の空き容量が少なくなったときに第1の比較部111
Dあるいは第2の比較部111EからCPU101に対
して割り込み要求が出され(図3参照)、この割り込み
要求に対する処理として起動される。なお、本発明の実
施の形態では2段階の警告レベルが設けられている。す
なわち、第一段階の警告はユーザメモリ110の空き容
量が全容量の10%を切った場合に行われ、第二段階の
警告はユーザメモリ110の空き容量が全容量の7%を
切った場合に行われる。
【0038】図10において、まず、CPU101は、
警告レベルがどちらであるかを確認する(ステップS3
01)。警告レベルが第一段階の場合、すなわちユーザ
メモリ110の空き容量が全容量の10%を切った場合
にはステップS302に進み、警告レベルが第二段階の
場合、すなわちユーザメモリ110の空き容量が全容量
の7%を切った場合にはステップS308に進む。
警告レベルがどちらであるかを確認する(ステップS3
01)。警告レベルが第一段階の場合、すなわちユーザ
メモリ110の空き容量が全容量の10%を切った場合
にはステップS302に進み、警告レベルが第二段階の
場合、すなわちユーザメモリ110の空き容量が全容量
の7%を切った場合にはステップS308に進む。
【0039】まず、第一段階の警告における処理につい
て説明する。ユーザメモリ110の空き容量が全容量の
10%を切ると、その旨を所有者に警告するために、C
PU101は表示部113に警告情報を表示させるとと
もに、着信スピーカ115に警告音を出力させる(ステ
ップS302)。次に、パラメータ領域PMの移動マー
ク領域MVの値が「2」となって強制移動が要求されて
いるデータブロックの調査を行う(ステップS30
3)。強制移動が要求されているデータブロックがある
場合、該データブロックを移動することによって得られ
るユーザメモリ110の空き容量を算出して全容量の1
5%以上になるかどうかを確認する(ステップS30
4)。ここで、十分な空き容量が確保できる場合には処
理を終了するが、十分な空き容量が確保できない場合に
は優先度レベルが「3」のデータブロックの調査を行う
(ステップS305)。ここでは、最終使用日時領域L
Dに保持されている日時情報が古いものを優先順位の低
いものとして、優先順位の最も低いデータブロックを移
動対象とし、該データブロックの移動マーク領域MVの
値を「2」とする。この結果移動対象となったデータブ
ロックを移動することによって得られるユーザメモリ1
10の空き容量を算出して全容量の15%以上になるか
どうかを確認する(ステップS306)。ここで、十分
な空き容量が確保できる場合には処理を終了する。十分
な空き容量が確保できない場合には、優先度レベルが
「3」の移動対象となっていないデータブロックが残っ
ていればステップS305に戻るが、残っていなければ
処理を終了する(ステップS307)。
て説明する。ユーザメモリ110の空き容量が全容量の
10%を切ると、その旨を所有者に警告するために、C
PU101は表示部113に警告情報を表示させるとと
もに、着信スピーカ115に警告音を出力させる(ステ
ップS302)。次に、パラメータ領域PMの移動マー
ク領域MVの値が「2」となって強制移動が要求されて
いるデータブロックの調査を行う(ステップS30
3)。強制移動が要求されているデータブロックがある
場合、該データブロックを移動することによって得られ
るユーザメモリ110の空き容量を算出して全容量の1
5%以上になるかどうかを確認する(ステップS30
4)。ここで、十分な空き容量が確保できる場合には処
理を終了するが、十分な空き容量が確保できない場合に
は優先度レベルが「3」のデータブロックの調査を行う
(ステップS305)。ここでは、最終使用日時領域L
Dに保持されている日時情報が古いものを優先順位の低
いものとして、優先順位の最も低いデータブロックを移
動対象とし、該データブロックの移動マーク領域MVの
値を「2」とする。この結果移動対象となったデータブ
ロックを移動することによって得られるユーザメモリ1
10の空き容量を算出して全容量の15%以上になるか
どうかを確認する(ステップS306)。ここで、十分
な空き容量が確保できる場合には処理を終了する。十分
な空き容量が確保できない場合には、優先度レベルが
「3」の移動対象となっていないデータブロックが残っ
ていればステップS305に戻るが、残っていなければ
処理を終了する(ステップS307)。
【0040】次に、第二段階の警告における処理につい
て説明する。ユーザメモリ110の空き容量が全容量の
7%を切ると、その旨を所有者に警告するために、CP
U101は表示部113に警告情報を表示させるととも
に、着信スピーカ115に警告音を出力させる(ステッ
プS308)。この場合、第一段階の警告とは異なる警
告情報や警告音が望ましい。次に、パラメータ領域PM
の移動マーク領域MVの値が「2」となって強制移動が
要求されているデータブロックの調査を行う(ステップ
S309)。強制移動が要求されているデータブロック
がある場合、該データブロックを移動することによって
得られるユーザメモリ110の空き容量を算出して全容
量の15%以上になるかどうかを確認する(ステップS
310)。ここで、十分な空き容量が確保できる場合に
は処理を終了するが、十分な空き容量が確保できない場
合には優先度レベルが「3」のデータブロックの調査を
行う(ステップS311)。ここでは、最終使用日時領
域LDに保持されている日時情報が古いものを優先順位
の低いものとして、優先順位の最も低いデータブロック
を移動対象とし、該データブロックの移動マーク領域M
Vの値を「2」とする。この結果移動対象となったデー
タブロックを移動することによって得られるユーザメモ
リ110の空き容量を算出して全容量の15%以上にな
るかどうかを確認する(ステップS312)。ここで、
十分な空き容量が確保できる場合には処理を終了する。
十分な空き容量が確保できない場合には、優先度レベル
が「3」の移動対象となっていないデータブロックが残
っているかどうかを確認する(ステップS313)。こ
こで、優先度レベルが「3」の移動対象となっていない
データブロックが残っている場合には、ステップS31
1に戻る。優先度レベルが「3」の移動対象となってい
ないデータブロックが残っていない場合には、優先度レ
ベルが「2」のデータブロックの調査を行う(ステップ
S314)。ここでは、 使用頻度=(使用回数領域NBの値)÷(最終使用日時
領域LDの値−作成日時領域CDの値) の式で得られる使用頻度を算出し、使用頻度の最も低い
データブロックを移動対象とし、該データブロックの移
動マーク領域MVの値を「2」とする。この結果移動対
象となったデータブロックを移動することによって得ら
れるユーザメモリ110の空き容量を算出して全容量の
10%以上になるかどうかを確認する(ステップS31
5)。ここで、十分な空き容量が確保できる場合には、
処理を終了する。十分な空き容量が確保できない場合に
は、優先度レベルが「2」の移動対象となっていないデ
ータブロックが残っているかどうかを確認する(ステッ
プS316)。ここで、優先度レベルが「2」の移動対
象となっていないデータブロックが残っている場合に
は、ステップS314に戻る。優先度レベルが「2」の
移動対象となっていないデータブロックが残っていない
場合には、所有者に対してユーザメモリ110の空き容
量が確保できない旨を警告するために、表示部113に
警告情報を表示させるとともに、着信スピーカ115に
警告音を出力させて(ステップS317)、処理を終了
する。
て説明する。ユーザメモリ110の空き容量が全容量の
7%を切ると、その旨を所有者に警告するために、CP
U101は表示部113に警告情報を表示させるととも
に、着信スピーカ115に警告音を出力させる(ステッ
プS308)。この場合、第一段階の警告とは異なる警
告情報や警告音が望ましい。次に、パラメータ領域PM
の移動マーク領域MVの値が「2」となって強制移動が
要求されているデータブロックの調査を行う(ステップ
S309)。強制移動が要求されているデータブロック
がある場合、該データブロックを移動することによって
得られるユーザメモリ110の空き容量を算出して全容
量の15%以上になるかどうかを確認する(ステップS
310)。ここで、十分な空き容量が確保できる場合に
は処理を終了するが、十分な空き容量が確保できない場
合には優先度レベルが「3」のデータブロックの調査を
行う(ステップS311)。ここでは、最終使用日時領
域LDに保持されている日時情報が古いものを優先順位
の低いものとして、優先順位の最も低いデータブロック
を移動対象とし、該データブロックの移動マーク領域M
Vの値を「2」とする。この結果移動対象となったデー
タブロックを移動することによって得られるユーザメモ
リ110の空き容量を算出して全容量の15%以上にな
るかどうかを確認する(ステップS312)。ここで、
十分な空き容量が確保できる場合には処理を終了する。
十分な空き容量が確保できない場合には、優先度レベル
が「3」の移動対象となっていないデータブロックが残
っているかどうかを確認する(ステップS313)。こ
こで、優先度レベルが「3」の移動対象となっていない
データブロックが残っている場合には、ステップS31
1に戻る。優先度レベルが「3」の移動対象となってい
ないデータブロックが残っていない場合には、優先度レ
ベルが「2」のデータブロックの調査を行う(ステップ
S314)。ここでは、 使用頻度=(使用回数領域NBの値)÷(最終使用日時
領域LDの値−作成日時領域CDの値) の式で得られる使用頻度を算出し、使用頻度の最も低い
データブロックを移動対象とし、該データブロックの移
動マーク領域MVの値を「2」とする。この結果移動対
象となったデータブロックを移動することによって得ら
れるユーザメモリ110の空き容量を算出して全容量の
10%以上になるかどうかを確認する(ステップS31
5)。ここで、十分な空き容量が確保できる場合には、
処理を終了する。十分な空き容量が確保できない場合に
は、優先度レベルが「2」の移動対象となっていないデ
ータブロックが残っているかどうかを確認する(ステッ
プS316)。ここで、優先度レベルが「2」の移動対
象となっていないデータブロックが残っている場合に
は、ステップS314に戻る。優先度レベルが「2」の
移動対象となっていないデータブロックが残っていない
場合には、所有者に対してユーザメモリ110の空き容
量が確保できない旨を警告するために、表示部113に
警告情報を表示させるとともに、着信スピーカ115に
警告音を出力させて(ステップS317)、処理を終了
する。
【0041】ところで、上述した優先順位の決定方法は
一例にすぎない。本発明の実施の形態では優先度レベル
は4つとしているが、更に細分化してもよい。また、警
告のしきい値はユーザメモリ110の全容量の10%と
7%としているが、他の値にしてもよい。更に、この値
は携帯電話装置100の所有者が自由に選択できるよう
にしてもよい。
一例にすぎない。本発明の実施の形態では優先度レベル
は4つとしているが、更に細分化してもよい。また、警
告のしきい値はユーザメモリ110の全容量の10%と
7%としているが、他の値にしてもよい。更に、この値
は携帯電話装置100の所有者が自由に選択できるよう
にしてもよい。
【0042】図11は、携帯電話装置100の所有者が
強制的にデータブロックの優先度レベルや移動マークの
値を変更したい場合の動作を示すフローチャートであ
る。この動作は、所有者がキー入力部114を操作し本
処理を選択した場合にCPU101によって起動され
る。まず、CPU101は、キー入力部114から所有
者が変更したいデータブロックの情報を得る(ステップ
S401)。次に、この情報に基づき所有者が変更した
いデータブロックをユーザメモリ110から読み出す
(ステップS402)。次に、キー入力部114から所
有者が変更したい優先度レベルあるいは移動マークの情
報を得る(ステップS403)。次に、キー入力部11
4から入力された情報に基づく所有者が変更した値を該
データブロックの新たなパラメータとしてパラメータ領
域PMに書き込み(ステップS404)、処理を終了す
る。
強制的にデータブロックの優先度レベルや移動マークの
値を変更したい場合の動作を示すフローチャートであ
る。この動作は、所有者がキー入力部114を操作し本
処理を選択した場合にCPU101によって起動され
る。まず、CPU101は、キー入力部114から所有
者が変更したいデータブロックの情報を得る(ステップ
S401)。次に、この情報に基づき所有者が変更した
いデータブロックをユーザメモリ110から読み出す
(ステップS402)。次に、キー入力部114から所
有者が変更したい優先度レベルあるいは移動マークの情
報を得る(ステップS403)。次に、キー入力部11
4から入力された情報に基づく所有者が変更した値を該
データブロックの新たなパラメータとしてパラメータ領
域PMに書き込み(ステップS404)、処理を終了す
る。
【0043】図12は、携帯電話装置100のユーザメ
モリ110に保持され待避対象となったデータブロック
を充電台200の待避データメモリ205に待避させる
場合の携帯電話装置100側の動作を示すフローチャー
トである。この動作は、携帯電話装置100と充電台2
00とが接続されたときに、それを検知した外部通信部
112が発する割り込み要求に対する割り込み処理とし
てCPU101によって起動される。
モリ110に保持され待避対象となったデータブロック
を充電台200の待避データメモリ205に待避させる
場合の携帯電話装置100側の動作を示すフローチャー
トである。この動作は、携帯電話装置100と充電台2
00とが接続されたときに、それを検知した外部通信部
112が発する割り込み要求に対する割り込み処理とし
てCPU101によって起動される。
【0044】図12において、まず、CPU101は、
外部通信部112の初期化を行う(ステップS50
1)。次に、充電台200から発せられる待避対象のデ
ータブロックがあるかどうかの問い合わせを外部通信部
112を介して受ける(ステップS502)。次に、待
避が必要なデータブロックがあるかどうかを確認する
(ステップS503)。ここで、待避が必要なデータブ
ロックがない場合には、その旨を外部通信部112を介
して充電台200に通知して(ステップS510)、処
理を終了する。一方、待避が必要なデータブロックがあ
る場合には、その旨を外部通信部112を介して充電台
200に通知する(ステップS504)。次に、充電台
200の待避データメモリ205の空き容量が十分にあ
るかどうかを外部通信部112を介して充電台200に
問い合わせて確認する(ステップS505)。ここで、
充電台200から待避データメモリ205の空き容量が
十分にある旨の応答が外部通信部112を介して帰って
きたときには、移動マーク領域MVの値が「2」となっ
て移動対象となっているデータブロックを1個、外部通
信部112を介して充電台200に転送する(ステップ
S506)。なお、データブロックは、以下の順序で転
送する。 1)優先度レベルが「3」のデータブロックの中で最終
使用日時が最も古いものから転送する。 2)優先度レベルが「2」のデータブロックの中で前述
のように算出して得られた使用頻度が最も低いものから
転送する。
外部通信部112の初期化を行う(ステップS50
1)。次に、充電台200から発せられる待避対象のデ
ータブロックがあるかどうかの問い合わせを外部通信部
112を介して受ける(ステップS502)。次に、待
避が必要なデータブロックがあるかどうかを確認する
(ステップS503)。ここで、待避が必要なデータブ
ロックがない場合には、その旨を外部通信部112を介
して充電台200に通知して(ステップS510)、処
理を終了する。一方、待避が必要なデータブロックがあ
る場合には、その旨を外部通信部112を介して充電台
200に通知する(ステップS504)。次に、充電台
200の待避データメモリ205の空き容量が十分にあ
るかどうかを外部通信部112を介して充電台200に
問い合わせて確認する(ステップS505)。ここで、
充電台200から待避データメモリ205の空き容量が
十分にある旨の応答が外部通信部112を介して帰って
きたときには、移動マーク領域MVの値が「2」となっ
て移動対象となっているデータブロックを1個、外部通
信部112を介して充電台200に転送する(ステップ
S506)。なお、データブロックは、以下の順序で転
送する。 1)優先度レベルが「3」のデータブロックの中で最終
使用日時が最も古いものから転送する。 2)優先度レベルが「2」のデータブロックの中で前述
のように算出して得られた使用頻度が最も低いものから
転送する。
【0045】次に、転送済みのデータブロックをユーザ
メモリ110から削除する(ステップS507)。次
に、移動マーク領域MVの値が「2」となっているデー
タブロックが残っているかどうかを確認する(ステップ
S508)。ここで、データブロックが残っている場合
にはステップS505に戻って転送処理を繰り返すが、
残っていない場合には処理を終了する。一方、ステップ
S505で、充電台200から待避データメモリ205
の空き容量が十分にない旨の応答が外部通信部112を
介して帰ってきたときには、待避対象となっているデー
タブロックの待避ができなかった旨を表示部113に表
示させて処理を終了する(ステップS509)。
メモリ110から削除する(ステップS507)。次
に、移動マーク領域MVの値が「2」となっているデー
タブロックが残っているかどうかを確認する(ステップ
S508)。ここで、データブロックが残っている場合
にはステップS505に戻って転送処理を繰り返すが、
残っていない場合には処理を終了する。一方、ステップ
S505で、充電台200から待避データメモリ205
の空き容量が十分にない旨の応答が外部通信部112を
介して帰ってきたときには、待避対象となっているデー
タブロックの待避ができなかった旨を表示部113に表
示させて処理を終了する(ステップS509)。
【0046】図13は、携帯電話装置100のユーザメ
モリ110に保持され待避対象となったデータブロック
を充電台200の待避データメモリ205に待避させる
場合の充電台200側の動作を示すフローチャートであ
る。この動作は、携帯電話装置100と充電台200と
が接続されたときに、それを検知した携帯電話装置通信
部202が発する割り込み要求に対する割り込み処理と
してCPU201によって起動される。
モリ110に保持され待避対象となったデータブロック
を充電台200の待避データメモリ205に待避させる
場合の充電台200側の動作を示すフローチャートであ
る。この動作は、携帯電話装置100と充電台200と
が接続されたときに、それを検知した携帯電話装置通信
部202が発する割り込み要求に対する割り込み処理と
してCPU201によって起動される。
【0047】図13において、まず、CPU201は、
携帯電話装置通信部202の初期化を行う(ステップ6
01)。次に、待避が必要なデータブロックがあるかど
うかを、携帯電話装置通信部202を介して携帯電話装
置100に問い合わせる(ステップS602)。次に、
問い合わせの結果を受け取り(ステップS603)、待
避が必要なデータブロックがあるかどうかを確認する
(ステップS604)。ここで、携帯電話装置100に
待避が必要なデータブロックがない場合には、その旨を
表示部208に表示させ(ステップS612)、処理を
終了する。一方、携帯電話装置100に待避が必要なデ
ータブロックがある場合には、待避データメモリ205
の空き容量を調べ(ステップS605)、空き容量があ
るかどうかを確認する(ステップS606)。ここで、
待避データメモリ205に空き容量がある場合には、携
帯電話装置100から携帯電話装置通信部202を介し
て転送されたデータブロックを受け取る(ステップS6
07)。次に、受け取ったデータブロックを待避データ
メモリ205に保存する(ステップS608)。次に、
待避が必要なデータブロックが残っているかどうかを、
携帯電話装置通信部202を介して携帯電話装置100
に問い合わせる(ステップS609)。ここで、データ
ブロックが残っている場合にはステップS605に戻る
が、データブロックが残っていない場合には処理を終了
する。一方、ステップS606で、待避データメモリ2
05に空き容量がない場合には、その旨を携帯電話装置
通信部202を介して携帯電話装置100に通知し(ス
テップS610)、データブロックの待避ができなかっ
た旨を表示部208に表示させ(ステップS611)、
処理を終了する。
携帯電話装置通信部202の初期化を行う(ステップ6
01)。次に、待避が必要なデータブロックがあるかど
うかを、携帯電話装置通信部202を介して携帯電話装
置100に問い合わせる(ステップS602)。次に、
問い合わせの結果を受け取り(ステップS603)、待
避が必要なデータブロックがあるかどうかを確認する
(ステップS604)。ここで、携帯電話装置100に
待避が必要なデータブロックがない場合には、その旨を
表示部208に表示させ(ステップS612)、処理を
終了する。一方、携帯電話装置100に待避が必要なデ
ータブロックがある場合には、待避データメモリ205
の空き容量を調べ(ステップS605)、空き容量があ
るかどうかを確認する(ステップS606)。ここで、
待避データメモリ205に空き容量がある場合には、携
帯電話装置100から携帯電話装置通信部202を介し
て転送されたデータブロックを受け取る(ステップS6
07)。次に、受け取ったデータブロックを待避データ
メモリ205に保存する(ステップS608)。次に、
待避が必要なデータブロックが残っているかどうかを、
携帯電話装置通信部202を介して携帯電話装置100
に問い合わせる(ステップS609)。ここで、データ
ブロックが残っている場合にはステップS605に戻る
が、データブロックが残っていない場合には処理を終了
する。一方、ステップS606で、待避データメモリ2
05に空き容量がない場合には、その旨を携帯電話装置
通信部202を介して携帯電話装置100に通知し(ス
テップS610)、データブロックの待避ができなかっ
た旨を表示部208に表示させ(ステップS611)、
処理を終了する。
【0048】次に、充電台200の待避データメモリ2
05に待避されたデータブロックを携帯電話装置100
のユーザメモリ110に戻す動作について図14および
図15を参照しながら説明する。なお、本発明の実施の
形態においては、この動作が、充電台200において
は、キー入力部209に対して特定のキー操作があった
場合に起動され、携帯電話装置100においては、外部
通信部112へ充電台200から通信信号が与えられた
ときに割り込み処理として起動される例について説明す
るが、これとは別に携帯電話装置100側からの操作に
よって動作を起動させることも可能である。
05に待避されたデータブロックを携帯電話装置100
のユーザメモリ110に戻す動作について図14および
図15を参照しながら説明する。なお、本発明の実施の
形態においては、この動作が、充電台200において
は、キー入力部209に対して特定のキー操作があった
場合に起動され、携帯電話装置100においては、外部
通信部112へ充電台200から通信信号が与えられた
ときに割り込み処理として起動される例について説明す
るが、これとは別に携帯電話装置100側からの操作に
よって動作を起動させることも可能である。
【0049】図14は、充電台200の待避データメモ
リ205に待避されたデータブロックを携帯電話装置1
00のユーザメモリ110に戻す場合の携帯電話装置1
00側の動作を示すフローチャートである。ここで、携
帯電話装置100は充電台200に接続されているとき
にはその外部通信部112が常に通信状態を監視してお
り、外部通信部112が通信要求を検知するとCPU1
01に対して割り込み要求を発する。CPU101は、
この割り込み要求に応答して図14のフローチャートに
示す動作を開始する。
リ205に待避されたデータブロックを携帯電話装置1
00のユーザメモリ110に戻す場合の携帯電話装置1
00側の動作を示すフローチャートである。ここで、携
帯電話装置100は充電台200に接続されているとき
にはその外部通信部112が常に通信状態を監視してお
り、外部通信部112が通信要求を検知するとCPU1
01に対して割り込み要求を発する。CPU101は、
この割り込み要求に応答して図14のフローチャートに
示す動作を開始する。
【0050】すなわち、まず、CPU101は、外部通
信部112による割り込み要求がデータ転送要求に基づ
くものかどうかを判断する(ステップS701)。ここ
で、データ転送要求に基づくものでない場合には処理を
終了するが、データ転送要求に基づくものである場合に
は、外部通信部112を介して充電台200から転送さ
れるデータブロックの大きさ(データ量)の情報を受け
取る(ステップS702)。次に、この情報に基づきユ
ーザメモリ110の空き容量を調べ(ステップS70
3)、十分な空き容量があるかどうかを確認する(ステ
ップS704)。ここで、十分な空き容量がある場合に
は、外部通信部112を介して充電台200に転送指示
を出す(ステップS705)。次に、充電台200から
送られたデータブロックを外部通信部112を介して受
け取る(ステップS706)。次に、受け取ったデータ
ブロックをユーザメモリ110に保存する(ステップS
707)。次に、転送データブロックが残っているかど
うかを確認する(ステップS708)。ここで、転送デ
ータブロックが残っている場合にはステップS702に
戻り転送処理を繰り返すが、転送データブロックが残っ
ていない場合には処理を終了する。一方、ステップS7
04で、ユーザメモリ110に十分な空き容量がない場
合には、その旨を外部通信部112を介して充電台20
0に通知し(ステップS709)、処理を終了する。
信部112による割り込み要求がデータ転送要求に基づ
くものかどうかを判断する(ステップS701)。ここ
で、データ転送要求に基づくものでない場合には処理を
終了するが、データ転送要求に基づくものである場合に
は、外部通信部112を介して充電台200から転送さ
れるデータブロックの大きさ(データ量)の情報を受け
取る(ステップS702)。次に、この情報に基づきユ
ーザメモリ110の空き容量を調べ(ステップS70
3)、十分な空き容量があるかどうかを確認する(ステ
ップS704)。ここで、十分な空き容量がある場合に
は、外部通信部112を介して充電台200に転送指示
を出す(ステップS705)。次に、充電台200から
送られたデータブロックを外部通信部112を介して受
け取る(ステップS706)。次に、受け取ったデータ
ブロックをユーザメモリ110に保存する(ステップS
707)。次に、転送データブロックが残っているかど
うかを確認する(ステップS708)。ここで、転送デ
ータブロックが残っている場合にはステップS702に
戻り転送処理を繰り返すが、転送データブロックが残っ
ていない場合には処理を終了する。一方、ステップS7
04で、ユーザメモリ110に十分な空き容量がない場
合には、その旨を外部通信部112を介して充電台20
0に通知し(ステップS709)、処理を終了する。
【0051】図15は、充電台200の待避データメモ
リ205に待避されたデータブロックを携帯電話装置1
00のユーザメモリ110に戻す場合の充電台200側
の動作を示すフローチャートである。ここで、充電台2
00において、キー入力部209に対して特定のキー操
作があった場合、図15のフローチャートに示す動作が
開始される。
リ205に待避されたデータブロックを携帯電話装置1
00のユーザメモリ110に戻す場合の充電台200側
の動作を示すフローチャートである。ここで、充電台2
00において、キー入力部209に対して特定のキー操
作があった場合、図15のフローチャートに示す動作が
開始される。
【0052】すなわち、まず、CPU201は、携帯電
話装置100の所有者がキー入力部209を操作するこ
とにより得られた転送するデータブロックの情報に基づ
き、対応するデータブロックを待避データメモリ205
から読み出す(ステップS801)。次に、携帯電話装
置通信部202を介して携帯電話装置100にデータブ
ロック転送要求と転送するデータブロックの大きさ(デ
ータ量)を通知する(ステップS802)。この結果と
して、携帯電話装置100から応答を受け取り(ステッ
プS803)、携帯電話装置100のユーザメモリ11
0に空き容量があるかどうかを確認する(ステップS8
04)。ここで、空き容量がある場合には、携帯電話装
置通信部202を介してデータブロックを携帯電話装置
100に転送する(ステップS805)。次に、転送済
みのデータブロックを待避データメモリ205から削除
する(ステップS806)。次に、転送するデータブロ
ックが残っているかどうかを確認する(ステップS80
7)。ここで、転送するデータブロックが残っている場
合にはステップS801に戻り転送処理を繰り返すが、
転送するデータブロックが残っていない場合には処理を
終了する。一方、ステップS804で、ユーザメモリ1
10に空き容量がない場合には、その旨を表示部208
に表示させて(ステップS808)、処理を終了する。
話装置100の所有者がキー入力部209を操作するこ
とにより得られた転送するデータブロックの情報に基づ
き、対応するデータブロックを待避データメモリ205
から読み出す(ステップS801)。次に、携帯電話装
置通信部202を介して携帯電話装置100にデータブ
ロック転送要求と転送するデータブロックの大きさ(デ
ータ量)を通知する(ステップS802)。この結果と
して、携帯電話装置100から応答を受け取り(ステッ
プS803)、携帯電話装置100のユーザメモリ11
0に空き容量があるかどうかを確認する(ステップS8
04)。ここで、空き容量がある場合には、携帯電話装
置通信部202を介してデータブロックを携帯電話装置
100に転送する(ステップS805)。次に、転送済
みのデータブロックを待避データメモリ205から削除
する(ステップS806)。次に、転送するデータブロ
ックが残っているかどうかを確認する(ステップS80
7)。ここで、転送するデータブロックが残っている場
合にはステップS801に戻り転送処理を繰り返すが、
転送するデータブロックが残っていない場合には処理を
終了する。一方、ステップS804で、ユーザメモリ1
10に空き容量がない場合には、その旨を表示部208
に表示させて(ステップS808)、処理を終了する。
【0053】
【発明の効果】上述した説明から明らかなように、本発
明の携帯電話システムによれば、所有者固有情報を充電
台の待避情報保持手段に待避させるようにしているた
め、残しておかなければならない所有者固有情報が削除
されてしまう虞がなく、かつ高価なコンピュータやプロ
グラムを使用することなく、所有者固有情報のための空
き容量を確保することができる。
明の携帯電話システムによれば、所有者固有情報を充電
台の待避情報保持手段に待避させるようにしているた
め、残しておかなければならない所有者固有情報が削除
されてしまう虞がなく、かつ高価なコンピュータやプロ
グラムを使用することなく、所有者固有情報のための空
き容量を確保することができる。
【図1】本発明の実施の形態の携帯電話システムを模式
的に示す斜視図である。
的に示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態の携帯電話システムにおけ
る携帯電話装置の電気的構成を示すブロック図である。
る携帯電話装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る携帯電話装置におけ
る警告部の具体的構成を示すブロック図である。
る警告部の具体的構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態の携帯電話システムにおけ
る充電台の電気的構成を示すブロック図である。
る充電台の電気的構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る携帯電話装置におけ
るユーザメモリの構成を示す図である。
るユーザメモリの構成を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るデータブロックの構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るパラメータ領域の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る携帯電話装置のユー
ザメモリにデータブロックを新規に作成する場合の動作
を示すフローチャートである。
ザメモリにデータブロックを新規に作成する場合の動作
を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態に係る携帯電話装置のユー
ザメモリに保存されている既存のデータブロックを所有
者が参照した場合の動作を示すフローチャートである。
ザメモリに保存されている既存のデータブロックを所有
者が参照した場合の動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態に係る携帯電話装置のユ
ーザメモリの空き容量が少なくなった場合の動作を示す
フローチャートである。
ーザメモリの空き容量が少なくなった場合の動作を示す
フローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態に係る携帯電話装置の所
有者が強制的にデータブロックの優先度レベルや移動マ
ークの値を変更したい場合の動作を示すフローチャート
である。
有者が強制的にデータブロックの優先度レベルや移動マ
ークの値を変更したい場合の動作を示すフローチャート
である。
【図12】本発明の実施の形態に係る携帯電話装置のユ
ーザメモリに保持され待避対象となったデータブロック
を充電台の待避データメモリに待避させる場合の携帯電
話装置側の動作を示すフローチャートである。
ーザメモリに保持され待避対象となったデータブロック
を充電台の待避データメモリに待避させる場合の携帯電
話装置側の動作を示すフローチャートである。
【図13】本発明の実施の形態に係る携帯電話装置のユ
ーザメモリに保持され待避対象となったデータブロック
を充電台の待避データメモリに待避させる場合の充電台
側の動作を示すフローチャートである。
ーザメモリに保持され待避対象となったデータブロック
を充電台の待避データメモリに待避させる場合の充電台
側の動作を示すフローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態に係る充電台の待避デー
タメモリに待避されたデータブロックを携帯電話装置の
ユーザメモリに戻す場合の携帯電話装置側の動作を示す
フローチャートである。
タメモリに待避されたデータブロックを携帯電話装置の
ユーザメモリに戻す場合の携帯電話装置側の動作を示す
フローチャートである。
【図15】本発明の実施の形態に係る充電台の待避デー
タメモリに待避されたデータブロックを携帯電話装置の
ユーザメモリに戻す場合の充電台側の動作を示すフロー
チャートである。
タメモリに待避されたデータブロックを携帯電話装置の
ユーザメモリに戻す場合の充電台側の動作を示すフロー
チャートである。
【図16】従来の携帯電話システムの一例を模式的に示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図17】従来の携帯電話システムにおける携帯電話装
置の電気的構成を示すブロック図である。
置の電気的構成を示すブロック図である。
【図18】従来の携帯電話システムにおける充電台の電
気的構成を示すブロック図である。
気的構成を示すブロック図である。
100 携帯電話装置 101 CPU 110 ユーザメモリ 111 警告部 111A、111B しきい値保持部 111C 空き容量値保持部 111D、111E 比較部 113 表示部 115 着信スピーカ 118 二次電池 200 充電台 201 CPU 205 待避データメモリ 206 電源供給部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/725 H04B 7/26 L
Claims (7)
- 【請求項1】 所有者固有情報を複数保持する情報保持
手段と電源用の電力を蓄積する二次電池とを有する携帯
電話装置と、 この携帯電話装置の二次電池に該二次電池を充電するた
めの電力を供給する電力供給手段を有し前記携帯電話装
置が装着される充電台とを備えた携帯電話システムにお
いて、 前記充電台は待避情報を保持する待避情報保持手段を有
し、前記携帯電話装置が前記充電台に装着された際に、
前記携帯電話装置の情報保持手段に保持されている前記
所有者固有情報を前記待避情報として前記充電台の待避
情報保持手段に待避させることを特徴とする携帯電話シ
ステム。 - 【請求項2】 前記所有者固有情報に該所有者固有情報
の優先順位を決定するためのパラメータ情報を付加して
前記携帯電話装置の情報保持手段に保持させるととも
に、前記優先順位の最も低い所有者固有情報から順に前
記充電台の待避情報保持手段に待避させることを特徴と
する請求項1に記載の携帯電話システム。 - 【請求項3】 前記パラメータ情報は、前記所有者固有
情報が最後に使用された日時の情報を含んでいることを
特徴とする請求項2に記載の携帯電話システム。 - 【請求項4】 前記パラメータ情報は、前記所有者固有
情報が最後に使用された日時の情報の他に、前記所有者
固有情報が最初に作成された日時の情報と、前記所有者
固有情報が作成されてから最後に使用されるまでの間に
使用された回数の情報とを含んでいることを特徴とする
請求項3に記載の携帯電話システム。 - 【請求項5】 前記携帯電話装置は、更に、前記情報保
持手段の空き容量値に応じて警告を発する警告手段を有
していることを特徴とする請求項1ないし請求項4のい
ずれかに記載の携帯電話システム。 - 【請求項6】 前記警告手段は、前記情報保持手段の空
き容量値を保持する空き容量値保持手段と、所定のしき
い値を保持するしきい値保持手段と、前記空き容量値保
持手段に保持されている前記情報保持手段の空き容量値
を前記しきい値保持手段に保持されている前記所定のし
きい値と比較する比較手段とを有し、この比較手段によ
る比較結果に応じて警告を発することを特徴とする請求
項5に記載の携帯電話システム。 - 【請求項7】 前記携帯電話装置が前記充電台に装着さ
れた際に、前記充電台の待避情報保持手段に待避されて
いる前記所有者固有情報を前記携帯電話装置の情報保持
手段に戻すことを特徴とする請求項1ないし請求項6の
いずれかに記載の携帯電話システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001149723A JP2002344377A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 携帯電話システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001149723A JP2002344377A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 携帯電話システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002344377A true JP2002344377A (ja) | 2002-11-29 |
Family
ID=18994853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001149723A Pending JP2002344377A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 携帯電話システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002344377A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US8630088B2 (en) | 2009-03-27 | 2014-01-14 | Qualcomm Incorporated | Portable docking station for a portable computing device |
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-
2001
- 2001-05-18 JP JP2001149723A patent/JP2002344377A/ja active Pending
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