JP2002343985A - 光信号取出器 - Google Patents

光信号取出器

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JP2002343985A
JP2002343985A JP2001151288A JP2001151288A JP2002343985A JP 2002343985 A JP2002343985 A JP 2002343985A JP 2001151288 A JP2001151288 A JP 2001151288A JP 2001151288 A JP2001151288 A JP 2001151288A JP 2002343985 A JP2002343985 A JP 2002343985A
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optical
signal
optical signal
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connector
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JP2001151288A
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Takumi Aizu
巧 会津
Narishige Yokomatsu
得滋 横松
Tetsushi Muto
哲史 武藤
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MELCO TECHNOREX CO Ltd
Original Assignee
MELCO TECHNOREX CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光信号を遮断することなく光信号伝送線路の
中間に挿入され、リアルタイムに信号を取り出すことが
でき、小形且つ簡単な手段で検査可能な光信号取出器を
得る。 【解決手段】 データ通信用の光信号伝送線路に挿入さ
れて、光信号を遮断することなく、伝送される光信号を
電気信号に変換してリアルタイムに取り出す光信号取出
器1であって、光信号を取り込む光受信コネクタ部2
と、光信号を分岐する光分岐装置3と、分岐された一方
の光信号を出力する光送信コネクタ部4と、分岐された
他方の光信号を電気信号に変換するO/E変換部5と、
O/E変換部5に給電するための電源供給部7と、電気
信号を取り出すための信号取出しコネクタ部6とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アナログやデジ
タルの音声やデータなどの情報通信に用いられる光信号
伝送線路(たとえば、光ファイバや光通信機器による光
伝送線路)の信号を電気信号に変換して取り出すことの
できる光信号取出器に関し、特に光信号伝送線路中や線
路終端に伝送されている光信号を取り出す光信号取出器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光通信機器の敷設工事などが行わ
れた後の伝送信号の検査においては、実際に使用される
装置を用いて、その装置がある程度正常に動作すること
を確認してから、光通信線路の設置工事の正常敷設を確
認するという方法が採用されており、このような検査方
法は、いわば間接的な確認を主としたものであった。
【0003】また、光通信線路の検査を独立して行う場
合も、小形の装置でなく、大形の測定器を用いて検査す
る場合が多く、この場合、光ファイバの信号を遮断(す
なわち、通信を遮断)して検査が行われている。
【0004】したがって、いったん大形の測定器を設置
して、システムを動作させた後で、システムを止めて確
認検査を実行していた。また、検査のためのシステム停
止を防ぐために、予備の光通信線路を設置する場合もあ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の光信号取出器は
以上のように、実際に使用するシステムを稼動させて、
その初期動作をみて光伝送線路設置の良否を確認する方
法では、種々の信号で通信を確認することができないの
で、後になって別の使用条件で伝送異常が発生するとい
う問題点があった。
【0006】また、専用の検査装置が大形であることか
ら、持ち運びなどの面で不自由になるという問題点があ
った。
【0007】また、いったん稼動したシステムの検査を
行う場合には、システムを停止しなければならないの
で、その間は情報など信号伝達ができなくなるという問
題点があった。
【0008】また、複数の伝送線路を設置して、検査の
ためのシステム停止を防ぐ方法では、かなり高価なもの
になるという問題点があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、光信号を遮断することなく光信
号伝送線路の中間に挿入され、リアルタイムに信号を取
り出すことができ、持ち運びも容易で小形且つ簡単な手
段で検査実行可能な光信号取出器を得ることを目的とす
る。
【0010】また、この発明は、光信号を取り出すこと
により減衰してしまった信号を、再び増幅させることに
より、線路の下流側への信号伝送に影響を与えることが
ない光信号取出器を得ることを目的とする。
【0011】さらに、この発明は、光信号を判定するこ
とのできる機能を具備した光信号取出器を得ることを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光信号取
出器は、アナログやデジタルのデータ通信に用いられる
光信号伝送線路の中間に挿入されて、光信号を遮断する
ことなく、光信号伝送線路中に伝送される光信号を電気
信号に変換してリアルタイムに取り出すための光信号取
出器であって、光信号を取り込む光受信コネクタ部と、
光信号を分岐する光分岐装置と、光分岐装置により分岐
された一方の光信号を出力するための光送信コネクタ部
と、光分岐装置により分岐された他方の光信号を電気信
号に変換するO/E変換部と、O/E変換部に給電する
ための電源供給部と、電気信号を取り出すための信号取
出しコネクタ部とを備えたものである。
【0013】また、この発明に係る光信号取出器は、光
分岐装置と光送信コネクタ部との間に、光増幅器を挿入
したものである。
【0014】また、この発明に係る光信号取出器の光分
岐装置は、光ファイバカプラからなるものである。
【0015】また、この発明に係る光信号取出器は、ア
ナログやデジタルのデータ通信に用いられる光信号伝送
線路の中間に挿入されて、光信号を遮断することなく、
光信号伝送線路中に伝送される光信号を電気信号に変換
してリアルタイムに取り出すための光信号取出器であっ
て、光信号を取り込む光受信コネクタ部と、光信号を電
気信号に変換するO/E変換部と、電気信号を送信用の
光信号に変換するE/O変換部と、O/E変換部および
E/O変換部に給電するための電源供給部と、送信用の
光信号を出力するための光送信コネクタ部と、電気信号
を取り出すための信号取出しコネクタ部とを備えたもの
である。
【0016】また、この発明に係る光信号取出器は、電
源供給部により給電され、電気信号を判定するための信
号判定部と、信号判定部による判定信号を出力するため
の判定信号出力装置とを備え、信号判定部は、電気信号
に基づいて、光信号伝送線路中に伝送される光信号の良
否を判定するものである。
【0017】また、この発明に係る光信号取出器は、信
号判定部に判定基準を入力するための判定信号入力コネ
クタ部を備え、信号判定部は、電気信号と判定基準との
比較結果に基づいて、判定信号を生成するものである。
【0018】また、この発明に係る光信号取出器は、信
号判定部による判定結果を表示するための判定表示部を
備えたものである。
【0019】また、この発明に係る光信号取出器の電源
供給部は、光信号取出器に内蔵されたバッテリからな
り、電源供給部をオンオフ操作するためのスイッチと、
電源供給部のオンオフ状態を表示する表示部とを備えた
ものである。
【0020】また、この発明に係る光信号取出器の光送
信コネクタ部は、光ファイバコネクタと接続されるFC
タイプのコネクタからなり、O/E変換部は、光受光素
子およびアンプを含む回路モジュールからなり、信号取
出しコネクタ部は、BNCコネクタからなるものであ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、図面を参照
しながら、この発明の実施の形態1について詳細に説明
する。図1はこの発明の実施の形態1による光信号取出
器を概略的に示すブロック構成図である。
【0022】図1において、1は光信号取出器であり、
光信号が入力される光受信コネクタ部2と、光信号を分
岐する光分岐装置3と、光信号を出力する光送信コネク
タ部4と、光信号/電気信号(以下、「O/E」と記
す)変換部5と、O/E変換部5から電気信号を出力す
る信号取出しコネクタ部6と、O/E変換部5に電源を
供給する電源供給部7とを備えている。
【0023】次に、図1に示したこの発明の実施の形態
1による光信号取出器1の動作について説明する。ま
ず、光信号取出器1は、光受信コネクタ部2に光機器
(図示せず)の送信部分を接続することにより、光信号
を取り込む。
【0024】光信号取出器1に取り込まれた光信号は、
光分岐装置3により分岐され、一方はそのまま通過して
光送信コネクタ部4に進み、他方はO/E変換部5に分
かれて進む。
【0025】光送信コネクタ部4には、光受信コネクタ
部2から取り込まれた光送信機器からの光信号がそのま
ま伝送されるので、光送信コネクタ部4に光受信機器
(図示せず)を接続すると、光送信機器から送られた光
信号をそのまま受信することができ、データ通信が可能
な状態となる。
【0026】一方、O/E変換部5にも、光送信機器か
らの光信号が分岐伝送されており、O/E変換部5にお
いて光信号は電気信号に変換され、信号取出しコネクタ
部6から出力される。
【0027】信号取出しコネクタ部6においては、光送
信機器から取り出した光信号が電気信号に変換されて出
力されているので、信号取出しコネクタ部6にオシロス
コープなどの検査器(図示せず)を接続すると、光信号
線路の信号が取り出せることになる。
【0028】このように、データ通信用の光信号伝送線
路の中間に光信号取出器1を挿入することにより、光信
号を遮断することなく、リアルタイムに電気信号に変換
して取り出すことができる。
【0029】図2は図1に示した光信号取出器1の具体
的な製作例を示す平面図であり、前述(図1参照)と同
様のものについては、同一符号を付して詳述を省略す
る。図2は光ファイバ信号線路の中に設置可能に構成し
た光信号取出器1を示している。
【0030】図2において、8は電源オンオフ用のスイ
ッチ、9は電源表示用のLEDであり、これらは光信号
取出器1のケーシング外周部に設けられている。
【0031】この場合、光受信コネクタ部2および光送
信コネクタ部4としては、光ファイバのコネクタが接続
できるように、FCタイプのコネクタが用いられてい
る。また、光分岐装置3としては、光ファイバカプラが
用いられている。
【0032】また、O/E変換部5としては、光受光素
子およびアンプなどからなる回路モジュールが用いら
れ、信号取出しコネクタ部6としては、BNCコネクタ
が用いられている。
【0033】また、電源供給部7としては、外部電源不
用とするために、市販の9V角形電池が用いられてお
り、電源供給部7の未使用時においては、節電のために
電源供給を絶つことができるように、スイッチ8が設け
られている。
【0034】さらに、電源のオンオフ状態を認識し易い
ように、電源表示用のLED9が設けられている。
【0035】なお、光受信コネクタ部2および光送信コ
ネクタ部4は、FCタイプのコネクタに限らず、取り付
ける機器やファイバのコネクダ形状に応じて、他のコネ
クタを用いてもよい。
【0036】同様に、光分岐装置3は、ファイバカプラ
に限らず、プリズム形の光分岐装置を用いてもよく、信
号取出しコネクタ6は、必要に応じてBNC以外の形状
のものを取り付けてもよい。
【0037】さらに、電源供給部7は、9V角形電池に
限らず、他の種類の電池を用いてもよく、外部供給電源
を用いてもよい。
【0038】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、光分岐による光信号の減衰を考慮しなかったが、光
送信コネクタ部4の前段に光増幅器を挿入してもよい。
【0039】図3は光送信コネクタ部4の前段に光増幅
器を挿入したこの発明の実施の形態2による光信号取出
器を概略的に示すブロック構成図であり、前述(図1参
照)と同様のものについては、同一符号を付して、また
は符号の後に「A」を付して詳述を省略する。
【0040】図3において、10は光信号出力部4の前
段に挿入された光増幅器であり、電源供給部7から給電
されている。光増幅器10は、光送信コネクタ部4から
出力される光信号の光レベルを増幅して、光信号の入力
レベルによらず、送信レベルを確実に通信可能なレベル
にする。
【0041】すなわち、光信号取出器1A内の光分岐装
置3は、光信号を2つに分岐しているので、そのままで
は光送信コネクタ部4から出力される光信号が、光受信
コネクタ部2に入力された光レベルよりも必ず小さくな
る。
【0042】このとき、光受信コネクタ部2から入力さ
れる光信号レベルが充分に大きければ、何ら問題が生じ
ることなく使用することができるが、入力される光信号
レベルが受信可能なレベルの下限付近である場合には、
光信号の分岐によって信号レベルが低下して、通信異常
を起こすおそれがある。
【0043】図3の構成によれば、分岐によって減衰し
た光信号を、光増幅器10を介して十分に通信可能な光
信号レベルに再び増幅することにより、光分岐後の光信
号レベルの低下による通信異常の発生を確実に回避する
ことができる。したがって、光信号伝送線路の下流側へ
の信号伝送に影響を与えることは全くない。
【0044】実施の形態3.なお、上記実施の形態2で
は、光信号の減衰を補償するために光増幅器10を用い
たが、光分岐装置3を用いずに、O/E変換部およびE
/O変換部を組み合わせてもよい。
【0045】図4はO/E変換部およびE/O変換部を
組み合わせたこの発明の実施の形態3による光信号取出
器を概略的に示すブロック構成図であり、前述(図1、
図3参照)と同様のものについては、同一符号を付し
て、または符号の後に「B」を付して詳述を省略する。
【0046】図4において、光信号取出器1Bは、光分
岐装置3(図1、図3参照)を具備しておらず、光受信
コネクタ部2には、O/E変換部5Bが接続されてい
る。11はO/E変換部5Bと光送信コネクタ部4との
間に挿入されたE/O変換部であり、電源供給部7から
給電されている。
【0047】図4の構成によれば、光受信コネクタ部2
に入力された光信号は、O/E変換部5Bにおいて電気
信号に変換された後、信号取出しコネクタ部6から出力
される。また、O/E変換部5Bから出力された電気信
号は、E/O変換部11において光信号に戻された後、
光送信コネクタ4から出力される。
【0048】この場合も、光ファイバ線路の間に挿入し
て、簡単に電気信号がとりだせる小形のO/E変換部5
Bを使用することができ、光ファイバ線路で光信号のや
りとりをしながら、リアルタイムに電気信号(オンライ
ン信号)を取り出すことができる。
【0049】さらに、この場合、O/E変換部5Bおよ
びE/O変換部11を介した光信号のレベルが減衰する
ことはないので、信号レベルの低下による通信異常の発
生を回避することができる。
【0050】実施の形態4.なお、上記実施の形態1〜
3では、光信号の判定機能について考慮しなかったが、
光信号取出器に光信号の良否を判定するための判定機能
を追加してもよい。
【0051】図5は判定機能を追加したこの発明の実施
の形態4による光信号取出器を概略的に示すブロック構
成図であり、前述(図1、図3、図4参照)と同様のも
のについては、同一符号を付して、または符号の後に
「C」を付して詳述を省略する。
【0052】図5において、光信号取出器1Cは、信号
判定部13および判定信号出力装置14を有している。
信号判定部13は、電源供給部7から給電され、O/E
変換部5からの電気信号に基づいて、光信号伝送線路
(光ファイバ線路)から入力された光信号の良否を判定
し、判定信号出力装置14から判定信号を出力する。
【0053】なお、光信号の判定方法としては、あらか
じめ決められた信号形態で光信号が送信されている場合
には、その信号形態に整合した判定アルゴリズム回路を
設置すればよい。
【0054】また、ここでは、前述(図1参照)の光分
岐装置3を用いた光信号取出器1Cを示しているが、他
(図3または図4参照)の光信号取出器に信号判定部1
3を設けてもよい。
【0055】図5のように、電気信号を判定する信号判
定部13を設けることにより、前述の作用効果に加え
て、光信号取出器1Cが挿入された伝送線路位置(光信
号伝送線路の中間または終点)で、光信号が正常に届い
ているか否かを評価判定し、良否判定結果を必要に応じ
て判定信号出力装置14から出力させることができる。
【0056】この場合、大掛かりな検査装置も使用する
必要もなく、安価に信号検査が可能となるので、光信号
線路工事後の線路動作チェックに用いることができる。
また、線路敷設時に中間に設置しておき、光線路保守時
の信号チェックに利用すことができるうえ、その他の用
途での光信号線路においても、容易に信号取出しおよび
信号検査が容易にできるので、多大な効果をもたらすこ
とは言うまでもない。
【0057】また、このとき、良否検査のために光信号
の伝達不良が発生することもない。さらに、光ファイバ
線路から取り出された光信号のレベルのみならず、他の
光信号のレベルを検査することができる。
【0058】実施の形態5.なお、上記実施の形態4で
は、信号判定部13があらかじめ決められた光信号判定
アルゴリズム回路を有するものとして説明したが、外部
から判定基準信号を入力するように構成してもよい。
【0059】図6は判定基準信号を外部入力可能にした
この発明の実施の形態5による光信号取出器を概略的に
示すブロック構成図であり、前述(図5参照)と同様の
ものについては、同一符号を付して、または符号の後に
「D」を付して詳述を省略する。
【0060】図6において、光信号取出器1Dは判定基
準信号入力コネクタ部15を有し、判定基準信号入力コ
ネクタ部15は、外部から設定された判定基準信号を信
号判定部13Dに入力する。
【0061】これにより、信号判定部13Dは、電気信
号と判定基準との比較結果に基づいて、種々の状況およ
び要求に応じた正確な判定信号を生成することができ
る。
【0062】また、判定信号出力装置14に任意の表示
手段(図示せず)を設けることにより、LED点灯によ
る合否表示、文字および数字表示用のLEDなどによる
状態表示、または、判定結果の電気信号表示など、任意
の必要情報を表示させることができる。
【0063】さらに、光信号分岐装置3と光信号判定部
13Dとを選択的に接続可能な構成とすることにより、
光信号の合否判定が必要なときのみに、信号判定部13
Dを接続して判定することができる。
【0064】なお、この場合の光信号判定方法として
は、信号源として判定基準信号を入力し、この判定基準
に対する比較結果が用いられるので、光信号(通信状
態)の良否を正確に判定することができる。
【0065】また、上記各実施の形態1〜5では、双方
向の信号伝送について特に言及しなかったが、1本の線
路で双方向の光信号伝送を行う線路に挿入する場合に
は、たとえば、前述(図1、図3参照)の光信号取出器
1、1Aを反対向きに2個並列接続して使用すればよ
い。
【0066】または、光分岐装置3およびO/E変換部
5を2個ずつ配置して使用するか、光分岐装置3として
双方向伝送に対応したものを使用して、両方の信号取り
出し側にそれぞれO/E変換部5を配置すればよい。
【0067】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、アナ
ログやデジタルのデータ通信に用いられる光信号伝送線
路の中間に挿入されて、光信号を遮断することなく、光
信号伝送線路中に伝送される光信号を電気信号に変換し
てリアルタイムに取り出すための光信号取出器であっ
て、光信号を取り込む光受信コネクタ部と、光信号を分
岐する光分岐装置と、光分岐装置により分岐された一方
の光信号を出力するための光送信コネクタ部と、光分岐
装置により分岐された他方の光信号を電気信号に変換す
るO/E変換部と、O/E変換部に給電するための電源
供給部と、電気信号を取り出すための信号取出しコネク
タ部とを備えたので、光信号を遮断することなく光信号
伝送線路の中間に挿入され、リアルタイムに信号を取り
出すことができ、持ち運びも容易で小形且つ簡単な手段
で検査可能な光信号取出器が得られる効果がある。
【0068】また、この発明によれば、光分岐装置と光
送信コネクタ部との間に、光増幅器を挿入したので、光
信号の取出時に減衰した信号を、再び増幅させることが
でき、線路の下流側への信号伝送に影響を与えることが
ない光信号取出器が得られる効果がある。
【0069】また、この発明によれば、光分岐装置が光
ファイバカプラからなるので、光ファイバのコネクタへ
の接続が可能な光信号取出器が得られる効果がある。
【0070】また、この発明によれば、アナログやデジ
タルのデータ通信に用いられる光信号伝送線路の中間に
挿入されて、光信号を遮断することなく、光信号伝送線
路中に伝送される光信号を電気信号に変換してリアルタ
イムに取り出すための光信号取出器であって、光信号を
取り込む光受信コネクタ部と、光信号を電気信号に変換
するO/E変換部と、電気信号を送信用の光信号に変換
するE/O変換部と、O/E変換部およびE/O変換部
に給電するための電源供給部と、送信用の光信号を出力
するための光送信コネクタ部と、電気信号を取り出すた
めの信号取出しコネクタ部とを備えたので、光信号の減
衰を防止して線路の下流側への信号伝送に影響を与える
ことがない光信号取出器が得られる効果がある。
【0071】また、この発明によれば、電源供給部によ
り給電され、電気信号を判定するための信号判定部と、
信号判定部による判定信号を出力するための判定信号出
力装置とを備え、信号判定部は、電気信号に基づいて、
光信号伝送線路中に伝送される光信号の良否を判定する
ようにしたので、光信号の通信状態を評価することので
きる光信号取出器が得られる効果がある。
【0072】また、この発明によれば、信号判定部に判
定基準を入力するための判定信号入力コネクタ部を備
え、信号判定部は、電気信号と判定基準との比較結果に
基づいて、判定信号を生成するようにしたので、光信号
の通信状態を正確に評価することのできる光信号取出器
が得られる効果がある。
【0073】また、この発明によれば、信号判定部によ
る判定結果を表示するための判定表示部を備えたので、
光信号の通信状態を容易に認識することのできる光信号
取出器が得られる効果がある。
【0074】また、この発明によれば、電源供給部は、
光信号取出器に内蔵されたバッテリからなり、電源供給
部をオンオフ操作するためのスイッチと、電源供給部の
オンオフ状態を表示する表示部とを備えたので、簡単な
構成で節電機能を具備させた光信号取出器が得られる効
果がある。
【0075】また、この発明によれば、光送信コネクタ
部は、光ファイバコネクタと接続されるFCタイプのコ
ネクタからなり、O/E変換部は、光受光素子およびア
ンプを含む回路モジュールからなり、信号取出しコネク
タ部は、BNCコネクタからなるようにしたので、光フ
ァイバのコネクタへの接続が可能な光信号取出器が得ら
れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すブロック構成
図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による外観配置状態
を示す平面図である。
【図3】 この発明の実施の形態2を示すブロック構成
図である。
【図4】 この発明の実施の形態3を示すブロック構成
図である。
【図5】 この発明の実施の形態4を示すブロック構成
図である。
【図6】 この発明の実施の形態5を示すブロック構成
図である。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C、1D 光信号取出器、2 光受
信コネクタ部、3 光分岐装置、4 光送信コネクタ
部、5、5B O/E変換部、6 信号取出しコネクタ
部、7 電源供給部、8 スイッチ、9 LED、10
光増幅器、11E/O変換部、13、13D 信号判
定部、14 判定信号出力装置、15判定基準信号入力
コネクタ部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/13 10/135 10/14 (72)発明者 武藤 哲史 静岡県小笠郡大東町浜川新田1933−1番地 株式会社メルコテクノレックス内 Fターム(参考) 5F088 BA20 BB01 JA11 JA14 JA20 5G355 AA10 BA01 BA11 5G375 AA18 CA02 CA19 CC10 DB16 5K002 AA03 BA04 BA33 CA13 EA05 FA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログやデジタルのデータ通信に用い
    られる光信号伝送線路の中間に挿入されて、前記光信号
    を遮断することなく、前記光信号伝送線路中に伝送され
    る光信号を電気信号に変換してリアルタイムに取り出す
    ための光信号取出器であって、 前記光信号を取り込む光受信コネクタ部と、 前記光信号を分岐する光分岐装置と、 前記光分岐装置により分岐された一方の光信号を出力す
    るための光送信コネクタ部と、 前記光分岐装置により分岐された他方の光信号を前記電
    気信号に変換するO/E変換部と、 前記O/E変換部に給電するための電源供給部と、 前記電気信号を取り出すための信号取出しコネクタ部と
    を備えたことを特徴とする光信号取出器。
  2. 【請求項2】 前記光分岐装置と前記光送信コネクタ部
    との間に、光増幅器を挿入したことを特徴とする請求項
    1に記載の光信号取出器。
  3. 【請求項3】 前記光分岐装置は、光ファイバカプラか
    らなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の光信号取出器。
  4. 【請求項4】 アナログやデジタルのデータ通信に用い
    られる光信号伝送線路の中間に挿入されて、前記光信号
    を遮断することなく、前記光信号伝送線路中に伝送され
    る光信号を電気信号に変換してリアルタイムに取り出す
    ための光信号取出器であって、 前記光信号を取り込む光受信コネクタ部と、 前記光信号を前記電気信号に変換するO/E変換部と、 前記電気信号を送信用の光信号に変換するE/O変換部
    と、 前記O/E変換部および前記E/O変換部に給電するた
    めの電源供給部と、 前記送信用の光信号を出力するための光送信コネクタ部
    と、 前記電気信号を取り出すための信号取出しコネクタ部と
    を備えたことを特徴とする光信号取出器。
  5. 【請求項5】 前記電源供給部により給電され、前記電
    気信号を判定するための信号判定部と、 前記信号判定部による判定信号を出力するための判定信
    号出力装置とを備え、 前記信号判定部は、前記電気信号に基づいて、前記光信
    号伝送線路中に伝送される前記光信号の良否を判定する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか
    に記載の光信号取出器。
  6. 【請求項6】 前記信号判定部に判定基準を入力するた
    めの判定信号入力コネクタ部を備え、 前記信号判定部は、前記電気信号と前記判定基準との比
    較結果に基づいて、前記判定信号を生成することを特徴
    とする請求項5に記載の光信号取出器。
  7. 【請求項7】 前記信号判定部による判定結果を表示す
    るための判定表示部を備えたことを特徴とする請求項5
    または請求項6に記載の光信号取出器。
  8. 【請求項8】 前記電源供給部は、前記光信号取出器に
    内蔵されたバッテリからなり、 前記電源供給部をオンオフ操作するためのスイッチと、 前記電源供給部のオンオフ状態を表示する表示部とを備
    えたことを特徴とする請求項1から請求項7までのいず
    れかに記載の光信号取出器。
  9. 【請求項9】 前記光送信コネクタ部は、光ファイバコ
    ネクタと接続されるFCタイプのコネクタからなり、 前記O/E変換部は、光受光素子およびアンプを含む回
    路モジュールからなり、 前記信号取出しコネクタ部は、BNCコネクタからなる
    ことを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか
    に記載の光信号取出器。
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