JP2002343153A - ワイヤーハーネスの製造装置 - Google Patents

ワイヤーハーネスの製造装置

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JP2002343153A
JP2002343153A JP2001144602A JP2001144602A JP2002343153A JP 2002343153 A JP2002343153 A JP 2002343153A JP 2001144602 A JP2001144602 A JP 2001144602A JP 2001144602 A JP2001144602 A JP 2001144602A JP 2002343153 A JP2002343153 A JP 2002343153A
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JP
Japan
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wire harness
continuity
drawing board
assembly
board
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JP2001144602A
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English (en)
Inventor
Fumiyoshi Nunohashi
史吉 布橋
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図板設置スペースを有効利用することがで
き、ワイヤーハーネスの移動の無駄を極力減少するこ
と。 【解決手段】 組立図板20で製造されるワイヤーハー
ネスの導通を検査するためにワイヤーハーネスと接続さ
れる導通検査ユニット33を設ける。この導通検査ユニ
ット33は、導通図板30に担持されている。導通図板
30は、組立図板で作業する作業者の作業スペースから
退避する退避ポジションと作業スペース内に入り込んで
上記導通検査ユニット33を導通検査に供する検査ポジ
ションとの間で変位可能に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワイヤーハーネスの
製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にワイヤーハーネスは、複数の電線
をコネクタで接続することにより、予め定められた回路
網を構成する電気配線システムである。
【0003】かかるワイヤーハーネスを製造する場合に
は、組立図板と呼称される作業台の上に端子付電線また
はワイヤーハーネスを構成するサブアッセンブリを布線
し、テーピング等によって最終的な形態に組み上げられ
る。
【0004】他方、組立作業の終了したワイヤーハーネ
スは、その回路網の良否を判別するために、導通が検査
される。組立作業の完了したワイヤーハーネスの導通を
検査する場合において、 導通図板と呼称される作業台の上に組立作業の終了
したワイヤーハーネスを載置し、この導通図板上にてワ
イヤーハーネスを構成する各電線とコネクタの結合/配
置状態を検査する。
【0005】 上記組立図板の上に導通検査装置を載
置し、同一の図板上で組立作業と導通検査とを行う。
【0006】という二種類の方法が行われている。前者
の方法は、比較的回路数の大きいワイヤーハーネスの導
通を検査する場合に採用されている。また、後者の方法
は、比較的回路数の小さいワイヤーハーネスの導通を検
査する場合に採用されている。
【0007】何れの場合にも、導通検査が終了した後
は、最後に外観検査にてワイヤーハーネスの外装部品を
検査し、不良でないものが最終の完成品となるような工
程になっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、のよ
うな方法では、大きな電線本数のワイヤーハーネスや長
いワイヤーハーネスにおいては、組立図板と導通図板の
2枚の図板が必要になり、2枚の図板を置くために、大
きなスペースが必要になる。また、組立図板の作業が終
了した後で導通を検査するために、組立図板から導通図
板へワイヤーハーネスを移動する作業が必要となる。
【0009】他方、のような方法では、組立図板上に
導通検査装置と検査対象となるワイヤーハーネスとを接
続するための検査ユニットやその接続線を配設する必要
があるため、ワイヤーハーネスが大型のものである場合
には、検査ユニットが邪魔になって組立作業性が低下す
る。またコネクタが密集した部分では、検査ユニットを
配置できないという問題点があった。
【0010】本発明は上記不具合に鑑みてなされたもの
であり、図板設置スペースを有効利用することと、ワイ
ヤーハーネスの移動の無駄を極力減少することのできる
ワイヤーハーネスの製造装置を提供することを課題とし
ている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、ワイヤーハーネスを組み立てるための組立
図板と、この組立図板で製造されるワイヤーハーネスの
導通を検査するためにワイヤーハーネスと接続される導
通検査ユニットと、この導通検査ユニットを担持する導
通図板と、この導通図板を、当該組立図板で作業する作
業者の作業スペースから退避する退避ポジションと上記
作業スペース内に入り込んで上記導通検査ユニットを導
通検査に供する検査ポジションとの間で変位するための
機構とを備えていることを特徴とするワイヤーハーネス
の製造装置である。
【0012】この発明によれば、組立図板上でワイヤー
ハーネスを組み立てる際には、導通図板を退避ポジショ
ンに退避させておくことにより、導通図板に妨げられる
ことなく組立作業を行うことができるとともに、組立作
業が終了した後は、導通図板を検査ポジションに変位さ
せることにより、作業スペース内にて導通ユニットを供
することが可能になる。この結果、組立作業が終了した
ワイヤーハーネスに対し、当該組立図板の作業スペース
内で導通検査を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好ましい実施形態について詳述する。
【0014】図1及び図3は本発明の実施の一形態に係
る製造装置10の要部を示す斜視図であり、図2及び図
4は図1の実施形態に係る製造装置10の側面略図であ
り、図1及び図2は導通図板が退避ポジションにある状
態を示し、図3及び図4は導通図板が検査ポジションに
ある状態をそれぞれ示している。
【0015】これらの図を参照して、図示の実施の形態
に係る製造装置10は、バス等の大型車両に係るワイヤ
ーハーネスを組み立てるための組立図板20と、この組
立図板20と併用される導通図板30とを組み付けたも
のである。
【0016】組立図板20は、構造体となるフレーム2
1と、このフレーム21に担持される図板本体22とを
有している。フレーム21は、丸パイプを樹脂製の継ぎ
手Cで連結することにより、組み付けられたものであ
り、その側部には、図板本体22の直下に配置されて、
長手方向に延びる桟24が取り付けられ、後述する導通
図板30がこの桟24に回動自在に担持されている。
【0017】図板本体22は、上記図略のワイヤーハー
ネスを組み付けるためのものであり、上記フレーム21
によって、作業者側が低くなるように傾斜した姿勢で保
持されている。図板本体22の上には、ワイヤーハーネ
スの構成要素となる調尺電線を担持するための電線保持
具26や、コネクタを受けるためのコネクタ保持具27
等が立設されている。そして、作業者は、この図板本体
22の前に立ち、調尺電線を布線し、コネクタをはじめ
とするワイヤーハーネスの部品を組み付けることによ
り、所定の回路網を構成するワイヤーハーネスを製造す
ることが可能なる。
【0018】次に、この組立図板20に組み付けられた
導通図板30について詳述する。
【0019】導通図板30は、組立図板20で組み立て
られたワイヤーハーネスの導通検査を行うためのもので
あり、それぞれ組立図板20の長手方向に間隔を隔てて
配置され、上記桟24に対し、ジョイント24aによっ
て片持ち状に回動自在に連結されているパイプで形成さ
れた回転アーム31と、この回転アーム31に担持され
ている図板本体32とを有している。上記ジョイント2
4aのスリーブ部分は、桟24周りに回転自在になって
いる。これにより、各導通図板30は、図1及び図2で
示すように、回転アーム31が鉛直方向に沿うことによ
り、組立図板20の図板本体22の下方に垂下される退
避ポジションと、図3及び図4で示すように、回転アー
ム31が水平に延びて組立図板20の作業者側に導通図
板30が略水平に突出する検査ポジションとの間で変位
することができるようになっている。
【0020】各導通図板30の図板本体32は、公知の
導通検査ユニット33を担持している。製造されたワイ
ヤーハーネスのコネクタに対応して設けられ、各コネク
タに電気的に接続可能に構成されているものである。こ
れら各導通検査ユニット33を図略の導通検査装置に接
続し、予め定められた手順で検査電流を流すことによ
り、ワイヤーハーネスの導通を検査することができるよ
うになっている。
【0021】図4に示すように、各導通検査ユニット3
3は、検査対象となるワイヤーハーネスWHのコネクタ
Cを受けるコネクタ保持部33aと、保持されたコネク
タCの導通を検査するプローブを備えた検査部33b
と、検査部33bを駆動するためのレバー33cとを有
している。図示の実施形態においてこの導通検査ユニッ
ト33は、そのレバー33cが、通常とは逆に作業者側
に倒れる姿勢になるようにレイアウトされている。これ
は、組立完了後に各コネクタCを導通検査ユニット33
に装着する際に、コネクタCの移動距離を短くし、作業
性を向上させるための工夫である。
【0022】上記導通図板30を退避ポジションと検査
ポジションとの間で変位させるために、各導通図板30
には、図2及び図4で示すようにエアシリンダ34のロ
ッド35が連結されている。このエアシリンダ34は、
フレーム21に固定されるピラー28に対し、組立図板
20の長手方向と平行なピン28aによって、途中部が
揺動可能に軸支されており、ロッド35がステー36を
介して対応する導通図板30の底面に連結されている。
したがって、エアシリンダ34がロッド35を縮長した
場合には、導通図板30は、図2で示すように桟24回
りに右回りに駆動され、組立図板20の下方に(したが
って組立図板20の作業スペースから)退避する退避ポ
ジションに変位するとともに、ロッド35を伸張した場
合には、導通図板30は、図4で示すように桟24回り
に左回りに駆動され、組立図板20の前方に(したがっ
て組立図板20の作業スペース内へ)突出して、導通検
査ユニット33を導通検査に供する検査ポジションに変
位することになる。
【0023】上記エアシリンダ34は、例えばフットス
イッチ等のような操作手段で加圧空気の供給を制御する
ことにより操作することができる。
【0024】以上の構成によれば、ワイヤーハーネスを
製造する場合には、図1及び図2で示すように導通図板
30を退避ポジションに退避させておくことにより、導
通検査ユニット33等に妨げられることなくワイヤーハ
ーネスの組立作業を行うことができる。
【0025】さらに、ワイヤーハーネスの組立作業が終
了した後は、図3及び図4で示すように、導通図板30
を検査ポジションに変位させ、ワイヤーハーネスの各コ
ネクタを対応する導通検査ユニット33に接続すること
により、ワイヤーハーネスを組立図板20の上に載置し
たままの状態で導通検査をも行うことが可能になる。
【0026】このように本実施形態によれば、組立作業
が終了したワイヤーハーネスに対し、当該組立図板20
の作業スペース内で導通検査を行うことができるので、
同一の作業スペースで組立作業と導通検査(さらには外
観検査)を行うことが可能になる。また、同一の作業ス
ペースで組立作業と導通検査を行うことができるので、
製造したワイヤーハーネスを移動させる必要もない。し
たがって本実施形態によれば、図板設置スペースを有効
利用することができ、ワイヤーハーネスの移動の無駄を
極力減少することができるという顕著な効果を奏する。
【0027】また、図示の実施形態では、組立図板20
と導通図板30がそれぞれ独立して設けられているた
め、各図板20、30の仕様変更も容易に行うことがで
きるという利点がある。
【0028】上述した実施の形態は本発明の好ましい具
体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施の
形態に限定されない。本発明の特許請求の範囲内で種々
の設計変更が可能であることはいうまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
組立作業が終了したワイヤーハーネスに対し、当該組立
図板の作業スペース内で導通検査を行うことができるの
で、同一の作業スペースで組立作業と導通検査(さらに
は外観検査)を行うことが可能になる。また、同一の作
業スペースで組立作業と導通検査を行うことができるの
で、製造したワイヤーハーネスを移動させる必要もな
い。したがって本発明によれば、図板設置スペースを有
効利用することができ、ワイヤーハーネスの移動の無駄
を極力減少することができるという顕著な効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態に係るワイヤーハーネ
スの製造装置の導通図板が退避ポジションにある状態に
おける要部を示す斜視図である。
【図2】 図1の実施形態に係るワイヤーハーネスの製
造装置の導通図板が退避ポジションにある状態における
側面略図である。
【図3】 本発明の実施の一形態に係るワイヤーハーネ
スの製造装置の導通図板が検査ポジションにある状態に
おける要部を示す斜視図である。
【図4】 図1の実施形態に係るワイヤーハーネスの製
造装置の導通図板が検査ポジションにある状態における
側面略図である。
【符号の説明】
10 ワイヤーハーネスの製造装置 20 組立図板 24 桟 30 導通図板 31 回転アーム 33 導通検査ユニット 34 エアシリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤーハーネスを組み立てるための組
    立図板と、 この組立図板で製造されるワイヤーハーネスの導通を検
    査するためにワイヤーハーネスと接続される導通検査ユ
    ニットと、 この導通検査ユニットを担持する導通図板と、 この導通図板を、当該組立図板で作業する作業者の作業
    スペースから退避する退避ポジションと上記作業スペー
    ス内に入り込んで上記導通検査ユニットを導通検査に供
    する検査ポジションとの間で変位するための機構とを備
    えていることを特徴とするワイヤーハーネスの製造装
    置。
JP2001144602A 2001-05-15 2001-05-15 ワイヤーハーネスの製造装置 Abandoned JP2002343153A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103474178A (zh) * 2013-09-27 2013-12-25 天津长城精益汽车零部件有限公司 一种线束的制作方法及其装置
CN105119127A (zh) * 2015-08-28 2015-12-02 芜湖天海电装有限公司 一种线束装配的防错位方法

Cited By (3)

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CN103474178A (zh) * 2013-09-27 2013-12-25 天津长城精益汽车零部件有限公司 一种线束的制作方法及其装置
CN103474178B (zh) * 2013-09-27 2016-03-02 天津长城精益汽车零部件有限公司 一种线束的制作方法
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