JP2002342898A - 車両駐車場管理装置 - Google Patents

車両駐車場管理装置

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JP2002342898A
JP2002342898A JP2001149521A JP2001149521A JP2002342898A JP 2002342898 A JP2002342898 A JP 2002342898A JP 2001149521 A JP2001149521 A JP 2001149521A JP 2001149521 A JP2001149521 A JP 2001149521A JP 2002342898 A JP2002342898 A JP 2002342898A
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vehicle
parking
parking lot
parked
warning
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JP2001149521A
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English (en)
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Taketoshi Takano
武寿 高野
Masao Niki
将雄 仁木
Sadao Degawa
定男 出川
Shigeru Matsuzaka
茂 松坂
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車資格を有する使用者にとって利用しやす
い車両駐車場管理装置を提供しようとする。 【解決手段】従来の車両駐車場管理装置にかわって、駐
車場に駐車した車両を検知する在席センサと、前記駐車
場に駐車した車両に搭載された前記車載無線装置と通信
をする無線アンテナと、前記駐車場に駐車した車両の搭
乗者に警告を通知する警告装置とを備え、車両を検知す
ると前記駐車場に駐車した車両に搭載された前記車載無
線装置から前記認識コードを入手して、前記駐車可否情
報と前記認識コードを基に前記車両が駐車許可されてい
るかどうかを判断して、駐車不可の場合は車両の搭乗者
に警告を通知するものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車場での車両の
駐車を管理する車両駐車場管理装置に係る。特に駐車許
可車両と駐車不許可車両を管理する装置に特徴のある車
両駐車場管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】駐車場での、身障者向けや契約者向けの
専用駐車区画では、路面に身障者マークや「契約車専
用」の文字等をペイントし、駐車資格のある車両向けの
専用駐車区域であることを示している。また、専用駐車
区画にゲートやフラップなどの機構を設けて駐車を禁止
しておき、隣接の端末での暗証番号投入や、鍵による解
錠で、ゲートやフラップを開き、駐車を可能とする場合
もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の専用駐車区画の
管理装置の場合、マークをペイントするだけでは、利用
者の良心まかせであり、有資格車両以外がことわりなく
駐車してしまう場合があった。また、ゲートやフラップ
を設ける場合、利用者がつまづきや転倒をしないように
十分な注意が必要であり、機構が邪魔になって車椅子な
どでの利用に支障を来すこともあった。また、暗証番号
の投入や、鍵による解錠をおこなう場合、車の乗り降り
が必要であり操作が煩雑であり、特に車椅子などでの使
用が困難であった。以上の様に、駐車資格を有する使用
者にとって利用しやすく、駐車資格のない車両を的確に
排除できないという問題があった。
【0004】本発明は以上に述べた問題点に鑑み案出さ
れたもので、従来の専用駐車区画の管理装置にかわっ
て、駐車資格を有する使用者にとって利用しやすい車両
駐車場管理装置を提供しようとする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る無線の問い掛けに応答して認識コード
を返信する車載無線装置を搭載した車両の駐車場での駐
車を、当該認識コードに対応する車両が当該駐車場に駐
車許可されているか否かを記録した駐車可否情報を基
に、管理する車両駐車場管理装置は、前記駐車場に設け
られ駐車場に駐車した車両を検知する在席センサと、前
記駐車場の近辺に設けられ前記駐車場に駐車した車両に
搭載された前記車載無線装置と通信をする無線アンテナ
と、前記駐車場に設けられ前記駐車場に駐車した車両の
搭乗者に警告を通知する警告装置と、前記在席センサに
より車両を検知すると、前記無線アンテナを介して前記
駐車場に駐車した車両に搭載された前記車載無線装置か
ら前記認識コードを入手して、前記駐車可否情報と前記
認識コードを基に前記車両が駐車許可されているかどう
かを判断して、駐車不可の場合は前記警告装置を介して
車両の搭乗者に警告を通知する制御装置と、を備えたも
のとした。
【0006】上記本発明の構成により、車両駐車場管理
装置が、駐車場に設けられた在席センサにより駐車場に
駐車した車両を検知して、駐車場の近辺に設けられた無
線アンテナにより前記駐車場に駐車した車両に搭載され
た車載無線装置と通信をして認識コードを入手して、認
識コードに対応する車両が当該駐車場に駐車許可されて
いるか否かを記録した駐車可否情報と認識コードを基に
前記車両が駐車許可されているかどうかを判断して、駐
車不可の場合は駐車場に設けられた警告装置を介して車
両の搭乗者に警告を通知するので、駐車場に交通の邪魔
をする特別な不可物を付けなくても、駐車を許可されて
いない車両を駐車場から除くことが出来る。
【0007】さらに、本発明に係る車両駐車場管理装置
は、前記制御装置が、前記在席センサにより車両を検知
して、前記無線アンテナを介して前記駐車場に駐車した
車両から認識コードを入手できなかったとき、当該車両
の搭乗者に警告を通知するものとした。上記本発明の構
成により、車両駐車場管理装置が、駐車場に駐車した車
両から認識コードを入手できなかったときにも、車両の
搭乗者に警告を通知するので、車載無線装置を備えてな
い車両を駐車が許可されていない車両とみなして、駐車
場から除くことが出来る。
【0008】さらに、本発明に係る車両駐車場管理装置
は、制御装置が、駐車場に駐車が予約されているか否か
を記録した駐車場予約情報を基に、前記駐車場に駐車が
予約されているか否かを判断して、予約されている場合
は警告装置を介してその旨を通知するものとした。上記
本発明の構成により、車両駐車場管理装置が、駐車場に
特定車両の駐車が予約されているか否かを記録した駐車
場予約情報を基に、駐車場が駐車予約されているかどう
かを判断して、駐車予約の場合は駐車場に設けられた警
告装置を介して車両の搭乗者に警告を通知するので、駐
車場に交通の邪魔をする特別な不可物を付けなくても、
予約されている駐車場を予約車のために空にしておくこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を、図面を参照して説明する。なお、各図において、共
通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略
する。
【0010】本発明の実施形態に係る車両駐車場管理装
置の構造を説明する。図1は、本発明の実施形態の概念
図である。図2は、本発明の実施形態のデータ構造図で
ある。図3は、本発明の実施形態のフローチャートその
1である。図4は、本発明の実施形態のフローチャート
その2である。
【0011】車両駐車場管理装置10は、無線の問い掛
けに応答して認識コードを返信する車載無線装置20を
搭載した車両1の駐車場2での駐車を、認識コードに対
応する車両1が駐車場2に駐車許可されているか否かを
記録した駐車可否情報50と当該駐車場2に特定車両の
駐車が予約されているか否かを記録した駐車予約情報6
0とを基に、管理する装置である。車両駐車場管理装置
10は、管理サーバ30から駐車可否情報50と駐車予
約情報60とを受け取り、その情報を基にして担当する
駐車場に駐車する車両の駐車を管理する。
【0012】管理サーバ30は、複数の車両駐車場管理
装置10と通信可能なサーバである。その管理サーバ3
0は、内部の記憶装置にデータベースを構築する。デー
タベースは、複数の車両についての駐車可否情報50と
駐車予約情報60とを有している。データベースは、手
動または自動により、駐車可否情報50と駐車予約情報
60とを実時間で更新し、最新の駐車可否情報50と駐
車予約情報60を常に有している。管理サーバ30は、
その駐車可否情報50と駐車予約情報60とを車両駐車
場管理装置10に送信する。
【0013】車載無線装置20は、車両1に搭載される
無線装置であり、搭載された車両に固有の認識コードを
有しており、外部からの無線指令によりその認識コード
を送信する。また、車載無線装置20は、いわゆるIC
カードを挿入可能であり、外部からの無線指令によりI
Cカードの認識コードを送信することもできる。
【0014】車両駐車場管理装置10は、在席センサ1
1と無線アンテナ12と警告装置13と制御装置14と
を備える。在席センサ11は、車両1が駐車場2に存在
するか否かを検知するセンサであり、駐車場2の路面に
設けられる。その在席センサ11は、ループコイルや光
電センサを有する。
【0015】無線アンテナ12は、駐車場に進入した車
両に搭載された車載無線装置20と通信する装置であ
り、駐車場の近傍に設けられる。その無線アンテナ12
は、狭指向性で短距離レンジの無線アンテナ12であ
り、例えば、DSRC等が用いられる。無線アンテナ1
2の通信可能領域は、無線アンテナ12が駐車場2に駐
車した車両1に搭載された車載無線装置20とのみ通信
を出来るように、調整される。無線アンテナ12と車載
無線装置20とは相互に通信を行う。無線アンテナ12
の問い合わせに応答して、車載無線装置20が無線アン
テナ12に認識コードを送信する。認識コードは、車載
無線装置に固有の認識コード、またはその車載無線装置
に挿入されたICカード等に固有の認識コードである。
【0016】警告装置13は、駐車が許可されていない
車両が駐車場に進入した場合等にその車両の運転手に警
告を与える装置であり、駐車場に設けられる。その警告
装置13は、音声で警告を与えるスピーカや、文字や記
号で警告を与えるための電光掲示板を有する。
【0017】制御装置14は、管理サーバ30から送ら
れてきた駐車可否情報50と駐車予約情報60を基に車
両の駐車場への駐車を管理する制御装置である。制御装
置は、通信機能と制御機能を有する。通信機能は、公衆
通信網(例えば、インターネット)を介して管理サーバ
30と通信し、例えば、個別駐車可否情報52と個別駐
車予約情報62を受け取る機能である。制御機能は、ソ
フトウェアの形で組み込まれた制御プログラムに従い、
在席センサ11と無線アンテナ12と警告装置13とを
駆動する機能である。
【0018】次に、管理サーバ30と制御装置14とが
取り扱う駐車可否情報50と駐車予約情報60とについ
て説明する。駐車可否情報50は、全体駐車可否情報5
1と個別駐車可否情報52とを有する。駐車予約情報6
0は全体駐車予約情報61と個別駐車予約情報62とを
有する。全体駐車可否情報51は、車両毎の駐車場での
駐車を許可するか否かについての情報であり、管理サー
バ30のデータベース内に蓄えられる。全体駐車可否情
報51は、車両IDと駐車場IDと駐車時間帯とを関連
づけ、車両IDにより整理する。車両IDは、車両の識
別コードであり、車両毎に一義的に定められるコードで
ある。駐車場IDは、駐車場の識別コードであり、駐車
場毎に一義的に定められるコードである。駐車時間帯と
は、車両が、駐車場に駐車を許される時間帯である。車
両IDに対応する車両が、駐車時間帯に対応する時刻の
間、駐車場IDに対応する駐車場に駐車を許可される。
【0019】全体駐車予約情報61は、車両毎の駐車場
での駐車を予約するか否かについての情報であり、管理
サーバ30のデータベース内に蓄えられる。全体駐車予
約情報61は、車両IDと駐車場IDと駐車時間帯とを
関連づけ、車両IDにより整理する。車両IDとは、車
両の識別コードであり、車両毎に一義的に定められるコ
ードである。駐車場IDは、駐車場の識別コードであ
り、駐車場毎に一義的に定められるコードである。駐車
時間帯とは、車両が、駐車場に駐車を予約する時間帯で
ある。車両IDに対応する車両が、駐車時間帯に対応す
る時刻の間、駐車場IDに対応する駐車場に駐車を予約
する。
【0020】個別駐車可否情報52は、駐車場毎の車両
の駐車を許可するか否かについての情報であり、駐車場
毎に備え付けられた制御装置14のデータベース内に蓄
えられる。個別駐車可否情報52は、車両IDと駐車場
IDと駐車時間帯とを関連づけ、制御装置が管理する駐
車場に対応する駐車場ID群で整理する。車両IDと
は、車両の識別コードであり、車両毎に一義的に定めら
れるコードである。駐車場IDは、駐車場の識別コード
であり、駐車場毎に一義的に定められるコードである。
駐車時間帯とは、車両が、駐車場に駐車を許される時間
帯である。車両IDに対応する車両が、駐車時間帯に対
応する時刻の間、駐車場IDに対応する駐車場に駐車を
許可される。
【0021】個別駐車予約情報62は、駐車場毎の車両
の駐車を予約するか否かについての情報であり、駐車場
毎に備え付けられた制御装置14のデータベース内に蓄
えられる。個別駐車予約情報62は、車両IDと駐車場
IDと駐車時間帯を関連づけ、制御装置が管理する駐車
場に対応する駐車場ID群で整理する。車両IDとは、
車両の識別コードであり、車両毎に一義的に定められる
コードである。駐車場IDは、駐車場の識別コードであ
り、駐車場毎に一義的に定められるコードである。駐車
時間帯とは、車両が、駐車場に駐車を許される時間帯で
ある。車両IDに対応する車両が、駐車時間帯に対応す
る時刻の間、駐車場IDに対応する駐車場に駐車を予約
する。
【0022】次に、制御装置14に組み込まれた制御ア
ルゴリズムを、制御フローチャートを参照して説明す
る。制御アルゴリズムは、駐車可否管理アルゴリズムS
100と駐車予約管理アルゴリズムS200とを有す
る。駐車可否管理アルゴリズムS100は、個別駐車可
否情報52に基づき、車両1の駐車場2への駐車を管理
するアルゴリズムである。駐車予約管理アルゴリズムS
200は、個別駐車予約情報62に基づき、車両1の駐
車場2への駐車を管理するアルゴリズムである。
【0023】最初に、駐車可否管理アルゴリズムS10
0を説明する。 (ステップS101)在席センサ11を介して、駐車場
2に駐車する車両1を検知する。座席センサが車両を検
知すると、ステップS102に移る。 (ステップS102)無線センサを介して、車載無線装
置20へ、車両IDの送信を要求し、ステップS103
へ移る。 (ステップS103)応答があったら、車両IDを受信
し、ステップS104へ移る。応答がない場合、ステッ
プS106へ移る。 (ステップS104)個別駐車可否情報52を参照し、
駐車場IDに車両IDが関連づけられているか確認す
る。車両IDが関連づけられている場合、ステップS1
05へ移る。車両IDが関連づけられていない場合、ス
テップS106へ移る。 (ステップS105)現在の時刻が車両IDに関連づけ
られた駐車時間帯に含まれているかを確認する。現在の
時刻が駐車時間帯に含まれている場合、なにもしない。
現在の時刻が駐車時間帯に含まれていない場合、ステッ
プS106へ移る。 (ステップS106)警告装置13を介して、疑似音声
で警告を発し、表示パネルに「駐車禁止区域であるので
移動してほい」旨のメッセージを表示する。
【0024】次に、駐車予約管理アルゴリズムS200
を説明する。 (ステップS201)個別駐車予約情報62を参照し、
駐車場IDに車両IDが関連づけられているか確認す
る。車両IDが関連づけられている場合、ステップS2
02へ移る。 (ステップS202)現在の時刻が車両IDに関連づけ
られた駐車予約時間帯に含まれているかを確認する。現
在の時刻が駐車許可時間帯に含まれている場合、ステッ
プS203へ移る。 (ステップS203)警告装置13を介して、表示パネ
ルに「予約車両以外の駐車をご遠慮ください」という旨
のメッセージを表示する。
【0025】次に、本発明の実施形態の第一の運用を、
図を基に、説明する。図5は、本発明の実施形態の運用
形態その1である。車両駐車場管理装置が2つの駐車場
を管理している例で説明する。 (A)管理サーバ30が、全体駐車可否情報51から個
別駐車可否情報52を生成し、該当する駐車場2の制御
装置14へ個別駐車可否情報52を送る。制御装置14
は、その個別駐車可否情報52をデータベース内に格納
する。2つの駐車場のうち1つが身障者車両用専用に登
録されている。制御装置14の個別駐車可否情報52に
は、身障者車両の車両IDが登録されている。2つの駐
車場所の両方が空車のとき、何も生じない。 (B)身障者車両が身障者車車両専用駐車場に駐車す
る。制御装置14は、在席センサ11を介して車両が駐
車したことを検知し、無線アンテナ12を介して、身障
者車両の車載無線装置20に車両IDの送信を要求す
る。無線アンテナ12が車両IDを受信すると、制御装
置14は車両IDが個別駐車可否情報52に関連づけら
れていることを確認する。非登録車両が他方の駐車場に
進入する。制御装置14は、在席センサ11を介して車
両が駐車したことを検知する。制御装置14は、その駐
車場が駐車制限をしていないので、何もしない。 (c)非登録車両が身障者車車両専用駐車場に駐車す
る。制御装置14は、在席センサ11を介して車両が駐
車したことを検知し、無線アンテナ12を介して、身障
者車両の車載無線装置20の車両IDの送信を要求す
る。無線アンテナ12が車両IDを受信すると、制御装
置14は車両IDが個別駐車可否情報52に関連づけら
れていないことを確認する。制御装置14は、警告装置
13の電光表示板に「駐車禁止です移動してください」
というメッセージを表示する。
【0026】次に、本発明の実施形態の第二の運用を、
図を基に、説明する。図6は、本発明の実施形態の運用
形態その2である。車両駐車場管理装置が2つの駐車場
を管理している例で説明する。 (D)2つの駐車場にはなにも駐車していない。ユーザ
は、携帯電話40を使用して、管理サーバ40に駐車予
約をする。駐車を予約したい駐車場と駐車時間を連絡す
る。 (E)管理サーバ30は、データベース内の全体駐車予
約情報61に該当する車両IDと要求のあった駐車場に
関連づけられた駐車場IDと駐車時間帯とを記録する。
管理サーバ30は、全体駐車予約情報61を、駐車場I
Dにより整理し、個別駐車予約情報62を作る。管理サ
ーバ30は、更新の必要な駐車場を管理する制御装置1
4に個別駐車予約情報62を送信する。制御装置14
は、個別駐車予約情報62のなかで、関連づけられた車
両IDと予約時間帯を抽出し、現在時刻が予約時間帯に
含まれたら、警告装置13の電光表示板に、「予約車両
以外駐車ご遠慮ください」というメッセージを表示す
る。 (F)予約車両が予約された駐車場に駐車する。制御装
置14は、在席センサ11を介して車両が駐車したこと
を検知し、無線アンテナ12を介して、車載無線装置2
0に車両IDの送信を要求する。無線アンテナ12が車
両IDを受信すると、制御装置14は車両IDが個別駐
車可否情報52の中で駐車時間帯に関連づけられている
ことを確認する。非登録車両が他方の駐車場に駐車す
る。制御装置14は、在席センサ11を介して車両が駐
車したことを検知し、無線アンテナ12を介して、車載
無線装置20の車両IDの送信を要求する。無線アンテ
ナ12が車両IDを受信すると、制御装置14は車両I
Dが個別駐車可否情報52に関連づけられていないこと
を確認する。制御装置14は、警告装置13の電光表示
板に「駐車禁止です移動してください」というメッセー
ジを表示する。
【0027】上述の実施形態の車両駐車場管理装置を用
いれば、登録されていない車両が駐車場に駐車すると、
音声によるメッセージと電光掲示板による文字の表示に
より、駐車をことわるので、登録されていない車両が駐
車するのを防ぐことが出来る。また、車載無線装置を搭
載していない車両が駐車場に駐車すると、その車両を駐
車が許可されていない車両とみなして、音声によるメッ
セージと電光掲示板による文字の表示により、駐車をこ
とわるので、登録されていない車両が駐車するのを防ぐ
ことが出来る。また、駐車場が事前に駐車予約されてい
るとき、予約された駐車場の電光掲示板に予約されてい
る旨の表示をするので、予約されている駐車場に他の車
両が駐車することを防止できる。また、駐車場の路面に
は通行の障害となるものが設けられていないので、身体
にハンデキャップをおった人が障害なく使用することが
できる。また、無線により登録されていない車両の駐車
を即座に見つけることができ。さらに、登録されていな
い車の持ち主にその旨をつたえることができる。
【0028】本発明は以上に述べた実施形態に限られる
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変
更が可能である。制御装置は、個別駐車可否情報52や
個別駐車予約情報62を基に、駐車の可否や予約の存在
を確認したがこれに限定されず、例えば、必要なときに
管理サーバに問い合わせる方式でも良い。駐車可否情報
50や駐車予約情報60のデータ構造を、車両IDと駐
車場IDと駐車時間帯との組み合わせで説明したが、こ
れに限定されず、管理の要求により各種のデータをつく
ることができる。全体駐車可否情報51や全体駐車予約
情報61を管理サーバのデータベースとして蓄積する方
法を説明したがこれに限定されず、例えば、車載無線装
置に挿入するICカードに必要な管理データを記録し、
これを無線アンテナにより受信してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の無線の問い
掛けに応答して認識コードを返信する車載無線装置を搭
載した車両の駐車場での駐車を、当該認識コードに対応
する車両が当該駐車場に駐車許可されているか否かを記
録した駐車可否情報を基に、管理する車両駐車場管理装
置は、その構成により、以下の効果を有する。車両駐車
場管理装置が、駐車場に設けられた在席センサにより駐
車場に駐車した車両を検知して、駐車場の近辺に設けら
れた無線アンテナにより前記駐車場に駐車した車両に搭
載された車載無線装置と通信をして認識コードを入手し
て、認識コードに対応する車両が当該駐車場に駐車許可
されているか否かを記録した駐車可否情報と認識コード
を基に前記車両が駐車許可されているかどうかを判断し
て、駐車不可の場合は駐車場に設けられた警告装置を介
して車両の搭乗者に警告を通知するので、駐車場に交通
の邪魔をする特別な不可物を付けなくても、駐車を許可
されていない車両を駐車場から除くことが出来る。ま
た、車両駐車場管理装置が、駐車場に駐車した車両から
認識コードを入手できなかったときにも、車両の搭乗者
に警告を通知するので、車載無線装置を備えてない車両
を駐車が許可されていない車両とみなして、駐車場から
除くことが出来る。また、車両駐車場管理装置が、駐車
場に特定車両の駐車が予約されているか否かを記録した
駐車場予約情報を基に、駐車場が駐車予約されているか
どうかを判断して、駐車予約の場合は駐車場に設けられ
た警告装置を介して車両の搭乗者に警告を通知するの
で、駐車場に交通の邪魔をする特別な不可物を付けなく
ても、予約されている駐車場を予約車のために空にして
おくことができる。従って、駐車資格を有する使用者に
とって利用しやすい車両駐車場管理装置を提供できる。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の概念図である。
【図2】本発明の実施形態のデータ構造図である。
【図3】本発明の実施形態のフローチャートその1であ
る。
【図4】本発明の実施形態のフローチャートその2であ
る。
【図5】本発明の実施形態の運用形態その1である。
【図6】本発明の実施形態の運用形態その2である。
【符号の説明】
1 車両 2 駐車場 10 車両駐車場管理装置 11 在席センサ 12 無線アンテナ 13 警告装置 14 制御装置 20 車載無線装置 30 管理サーバ 40 携帯電話 50 駐車可否情報 51 全体駐車可否情報 52 個別駐車可否情報 60 駐車予約情報 61 全体駐車予約情報 62 個別駐車予約情報
フロントページの続き (72)発明者 出川 定男 東京都江東区豊洲3丁目2番16号 石川島 播磨重工業株式会社東京エンジニアリング センター内 (72)発明者 松坂 茂 東京都江東区豊洲3丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東京エンジニアリング センター内 Fターム(参考) 2D064 AA01 EA25 FA01 GA01 JA02 5H180 AA01 BB04 BB15 CC01 CC12 CC18 KK01 KK08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線の問い掛けに応答して認識コードを返
    信する車載無線装置を搭載した車両の駐車場での駐車
    を、当該認識コードに対応する車両が当該駐車場に駐車
    許可されているか否かを記録した駐車可否情報を基に、
    管理する車両駐車場管理装置であって、前記駐車場に設
    けられ駐車場に駐車した車両を検知する在席センサと、
    前記駐車場の近辺に設けられ前記駐車場に駐車した車両
    に搭載された前記車載無線装置と通信をする無線アンテ
    ナと、前記駐車場に設けられ前記駐車場に駐車した車両
    の搭乗者に警告を通知する警告装置と、前記在席センサ
    により車両を検知すると、前記無線アンテナを介して前
    記駐車場に駐車した車両に搭載された前記車載無線装置
    から前記認識コードを入手して、前記駐車可否情報と前
    記認識コードを基に前記車両が駐車許可されているかど
    うかを判断して、駐車不可の場合は前記警告装置を介し
    て車両の搭乗者に警告を通知する制御装置と、を備えた
    ことを特徴とする車両駐車場管理装置
  2. 【請求項2】前記制御装置が、前記在席センサにより車
    両を検知して、前記無線アンテナを介して前記駐車場に
    駐車した車両から認識コードを入手できなかったとき、
    当該車両の搭乗者に警告を通知することを特徴とする請
    求項1に記載の車両駐車場管理装置
  3. 【請求項3】制御装置が、駐車場に駐車が予約されてい
    るか否かを記録した駐車予約情報を基に、前記駐車場に
    駐車が予約されているか否かを判断して、予約されてい
    る場合は警告装置を介してその旨を通知することを特徴
    とする請求項1又は請求項2の一つに記載の車両駐車場
    管理装置
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