JP2002342666A - 課金制御装置、課金制御方法並びに情報記録媒体及び課金制御用プログラム - Google Patents

課金制御装置、課金制御方法並びに情報記録媒体及び課金制御用プログラム

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JP2002342666A
JP2002342666A JP2001141899A JP2001141899A JP2002342666A JP 2002342666 A JP2002342666 A JP 2002342666A JP 2001141899 A JP2001141899 A JP 2001141899A JP 2001141899 A JP2001141899 A JP 2001141899A JP 2002342666 A JP2002342666 A JP 2002342666A
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charging control
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JP2001141899A
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Satoshi Odakawa
智 小田川
Takehiko Shioda
岳彦 塩田
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Pioneer Electronic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最適且つ公平な課金を行うことで電話回線等
を含むネットワークの更なる利用促進を計ることが可能
な課金制御装置等を提供する。 【解決手段】 電話回線Lを介してプロバイダ装置SP
と一又は複数の端末装置Tとの間で接続装置CNを介し
て情報の授受を行うことにより実現される情報処理を実
行する際に発生する料金の課金態様を、当該情報処理に
おける処理態様又は前記情報の授受の態様の少なくとも
いずれか一方に対応して上記プロバイダ装置SPにおい
て制御すると共に、制御された負担料金を、プロバイダ
装置SP又は端末装置Tのうち少なくともいずれか一方
に接続装置CNにより課金する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、課金制御装置、課
金制御方法並びに情報記録媒体及び課金制御用プログラ
ムの技術分野に属し、より詳細には、ネットワークを介
してサーバ装置と一又は複数の端末装置との間で情報の
授受を行うことにより実現される情報処理を実行する際
に発生する料金の課金態様を制御する課金制御装置及び
課金制御方法並びに当該課金態様を制御するための課金
制御用プログラム及び当該課金制御用プログラムが記録
された情報記録媒体の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば通常の電話を掛けて通話を
することにより発生する使用料、すなわち電話回線の使
用料については、予め設定された時間毎の積算値を、当
該使用料としてその電話を掛けた者が支払うこととされ
ている。
【0003】一方、使用料についてのこの他の課金態様
としては、特定の送信者からの通話に係る使用料のみ着
信者側が支払う態様や、予め登録されている電話番号に
電話を掛けた場合のみその使用料を送信者と着信者で折
半する態様がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような一連の課金態様では、使用料の負担は、送信者
又は着信者のいずれか一方のみの負担となるか、或いは
双方で折半する場合でもその対象となる電話番号を予め
登録しておく必要があった。
【0005】そしてこのような課金態様の選択肢しか存
在しなかったため、最適且つ公平な課金を行うことがで
きず、結果として電話回線の他の使用目的への利用促進
が計れない状態であったと言う問題点があった。
【0006】そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みて
為されたもので、その課題は、最適且つ公平な課金を行う
ことで電話回線等を含むネットワークの更なる利用促進
を計ることが可能な課金制御装置及び課金制御方法並び
に当該課金態様を制御するための課金制御用プログラム
及び当該課金制御用プログラムが記録された情報記録媒
体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、ネットワークを介して
サーバ装置と一又は複数の端末装置との間で情報の授受
を行うことにより実現される情報処理を実行する際に発
生する料金の課金態様を、前記情報処理における処理態
様又は前記情報の授受の態様の少なくともいずれか一方
に対応して制御する課金サーバ等の課金制御手段と、前
記課金制御手段により制御された負担料金を、前記サー
バ装置又は前記端末装置のうち少なくともいずれか一方
に課金する料金判定サーバ等の課金手段と、を備える。
【0008】よって、ネットワークを介した情報処理に
おける処理態様又は情報の授受の態様の少なくともいず
れか一方に対応して当該情報処理を実行する際に発生す
る料金の課金態様を制御するので、種々の情報処理の処
理態様に応じた最適且つ公平な課金を行うことができ
る。
【0009】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載の課金制御装置におい
て、前記情報の授受の態様に対応して前記課金態様を制
御する前記課金制御手段は、前記授受される情報の情報
量に基づいて前記課金態様を制御するように構成され
る。
【0010】よって、ネットワークの使用時間ではなく
情報処理において授受される情報の情報量に基づいて課
金態様が制御されるので、より適切に課金態様を制御す
ることができる。
【0011】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、請求項2に記載の課金制御装置におい
て、前記情報は、前記端末装置において出力されるべき
広告の内容を示す広告情報を少なくとも含むと共に、前
記授受される情報の情報量に基づいて前記課金態様を制
御する前記課金制御手段は、前記広告情報の情報量に対
応する前記負担料金を前記サーバ装置の負担とするよう
に構成される。
【0012】よって、端末装置において出力されるべき
広告を当該端末装置に送信するための負担料金がサーバ
装置側の負担となるので、より適切且つ公平に課金態様
を制御することができる。
【0013】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の
課金制御装置において、前記情報処理は前記サーバ装置
と前記端末装置との間で前記ネットワークを介して前記
情報を授受しつつ実行されるゲームであると共に、前記
情報処理における処理態様に対応して前記課金態様を制
御する前記課金制御手段は、前記ゲームの勝敗に基づい
て前記課金態様を制御するように構成される。
【0014】よって、ゲームの勝敗に基づいて課金態様
が制御されるので、より公平に課金態様が制御されると
共に、ゲームに対する興味がより大きくなる。
【0015】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、請求項4に記載の課金制御装置におい
て、前記課金制御手段は、前記ゲームの勝者が負担すべ
き前記料金が前記ゲームの敗者が負担すべき前記料金よ
り少なくなるように前記課金態様を制御するように構成
される。
【0016】よって、ゲームの勝者が負担すべき料金が
ゲームの敗者が負担すべき料金より少なくなるように課
金態様が制御されるので、ゲームに対する興味が更に大
きくなる。
【0017】上記の課題を解決するために、請求項6に
記載の発明は、請求項4又は5に記載の課金制御装置に
おいて、前記課金制御手段は、前記ゲームの内容に基づ
いて前記課金態様を制御するように構成される。
【0018】よって、ゲームの内容、例えば、そのゲー
ムの進行度合いによって課金態様を制御するので、ゲー
ム毎により適切に課金態様を制御することができる。
【0019】上記の課題を解決するために、請求項7に
記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の
課金制御装置において、前記情報は前記端末装置におい
て用いられるべきプログラム又はデータの少なくともい
ずれか一方であり、前記情報処理は前記サーバ装置から
前記端末装置に前記一方を伝送する伝送処理であると共
に、前記情報の授受の態様に対応して前記課金態様を制
御する前記課金制御手段は、前記一方の伝送により発生
する前記料金を前記サーバ装置側に課金するように前記
課金態様を制御するように構成される。
【0020】よって、プログラム等を端末装置に伝送す
るに際して発生する料金がサーバ装置側に課金されるの
で、当該プログラム等の端末装置への伝送を促進するこ
とができる。
【0021】上記の課題を解決するために、請求項8に
記載の発明は、請求項7に記載の課金制御装置におい
て、前記情報の授受の態様に対応して前記課金態様を制
御する前記課金制御手段は、前記一方の伝送に発生する
前記料金の一部を前記端末装置側に課金するように前記
課金態様を制御するように構成される。
【0022】よって、プログラム等の伝送処理に際して
発生する料金の一部を端末装置側に課金するので、その
プログラム等の特性に応じて課金態様を設定することが
できる。
【0023】上記の課題を解決するために、請求項9に
記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の
課金制御装置において、前記情報処理は前記サーバ装置
を介して前記端末装置の使用者に対して商品の販売を行
う販売処理であり、前記情報は当該商品の販売に際して
授受されるべき販売情報であると共に、前記課金制御手
段は、前記販売情報の授受により発生する前記料金及び
前記商品自体の代金を前記端末装置側に課金するように
前記課金態様を制御するように構成される。
【0024】よって、商品の販売に必要な販売情報の授
受により発生する料金及び商品自体の代金を端末装置側
に課金するように課金態様を制御するので、ネットワー
クを介した商品の販売に適した態様で課金を行うことが
できる。
【0025】上記の課題を解決するために、請求項10
に記載の発明は、請求項9に記載の課金制御装置におい
て、前記サーバ装置は、前記商品の販売に当たって、当
該販売を案内するカタログ情報を前記端末装置に送信す
ると共に、前記課金制御手段は、前記カタログ情報の送
信により発生する前記料金を前記サーバ装置側に課金す
るように前記課金態様を制御するように構成される。
【0026】よって、商品の販売に必要なカタログ情報
の送信に際して発生する料金をサーバ装置側に課金する
ので、当該商品の販売を促進することができる。
【0027】上記の課題を解決するために、請求項11
に記載の発明は、ネットワークを介してサーバ装置と一
又は複数の端末装置との間で情報の授受を行うことによ
り実現される情報処理を実行する際に発生する料金の課
金態様を、前記情報処理における処理態様又は前記情報
の授受の態様の少なくともいずれか一方に対応して制御
する課金制御工程と、前記課金制御工程において制御さ
れた負担料金を、前記サーバ装置又は前記端末装置のう
ち少なくともいずれか一方に課金する課金工程と、を備
える。
【0028】よって、ネットワークを介した情報処理に
おける処理態様又は情報の授受の態様の少なくともいず
れか一方に対応して当該情報処理を実行する際に発生す
る料金の課金態様を制御するので、種々の情報処理の処
理態様に応じた最適且つ公平な課金を行うことができ
る。
【0029】上記の課題を解決するために、請求項12
に記載の発明は、請求項11に記載の課金制御方法にお
いて、前記情報の授受の態様に対応して前記課金態様を
制御する前記課金制御工程においては、前記授受される
情報の情報量に基づいて前記課金態様を制御するように
構成される。
【0030】よって、ネットワークの使用時間ではなく
情報処理において授受される情報の情報量に基づいて課
金態様が制御されるので、より適切に課金態様を制御す
ることができる。
【0031】上記の課題を解決するために、請求項13
に記載の発明は、請求項12に記載の課金制御方法にお
いて、前記情報は、前記端末装置において出力されるべ
き広告の内容を示す広告情報を少なくとも含むと共に、
前記授受される情報の情報量に基づいて前記課金態様を
制御する前記課金制御工程においては、前記広告情報の
情報量に対応する前記負担料金を前記サーバ装置の負担
とするように構成される。
【0032】よって、端末装置において出力されるべき
広告を当該端末装置に送信するための負担料金がサーバ
装置側の負担となるので、より適切且つ公平に課金態様
を制御することができる。
【0033】上記の課題を解決するために、請求項14
に記載の発明は、請求項11から13のいずれか一項に
記載の課金制御方法において、前記情報処理は前記サー
バ装置と前記端末装置との間で前記ネットワークを介し
て前記情報を授受しつつ実行されるゲームであると共
に、前記情報処理における処理態様に対応して前記課金
態様を制御する前記課金制御工程においては、前記ゲー
ムの勝敗に基づいて前記課金態様を制御するように構成
される。
【0034】よって、ゲームの勝敗に基づいて課金態様
が制御されるので、より公平に課金態様が制御されると
共に、ゲームに対する興味がより大きくなる。
【0035】上記の課題を解決するために、請求項15
に記載の発明は、請求項14に記載の課金制御方法にお
いて、前記課金制御工程においては、前記ゲームの勝者
が負担すべき前記料金が前記ゲームの敗者が負担すべき
前記料金より少なくなるように前記課金態様を制御する
ように構成される。
【0036】よって、ゲームの勝者が負担すべき料金が
ゲームの敗者が負担すべき料金より少なくなるように課
金態様が制御されるので、ゲームに対する興味が更に大
きくなる。
【0037】上記の課題を解決するために、請求項16
に記載の発明は、請求項14又は15に記載の課金制御
方法において、前記課金制御工程においては、前記ゲー
ムの内容に基づいて前記課金態様を制御するように構成
される。
【0038】よって、ゲームの内容、例えば、そのゲー
ムの進行度合いによって課金態様を制御するので、ゲー
ム毎により適切に課金態様を制御することができる。
【0039】上記の課題を解決するために、請求項17
に記載の発明は、請求項11から13のいずれか一項に
記載の課金制御方法において、前記情報は前記端末装置
において用いられるべきプログラム又はデータの少なく
ともいずれか一方であり、前記情報処理は前記サーバ装
置から前記端末装置に前記一方を伝送する伝送処理であ
ると共に、前記情報の授受の態様に対応して前記課金態
様を制御する前記課金制御工程においては、前記一方の
伝送により発生する前記料金を前記サーバ装置側に課金
するように前記課金態様を制御するように構成される。
【0040】よって、プログラム等を端末装置に伝送す
るに際して発生する料金がサーバ装置側に課金されるの
で、当該プログラム等の端末装置への伝送を促進するこ
とができる。
【0041】上記の課題を解決するために、請求項18
に記載の発明は、請求項17に記載の課金制御方法にお
いて、前記情報の授受の態様に対応して前記課金態様を
制御する前記課金制御工程においては、前記一方の伝送
に発生する前記料金の一部を前記端末装置側に課金する
ように前記課金態様を制御するように構成される。
【0042】よって、プログラム等の伝送処理に際して
発生する料金の一部を端末装置側に課金するので、その
プログラム等の特性に応じて課金態様を設定することが
できる。
【0043】上記の課題を解決するために、請求項19
に記載の発明は、請求項11から13のいずれか一項に
記載の課金制御方法において、前記情報処理は前記サー
バ装置を介して前記端末装置の使用者に対して商品の販
売を行う販売処理であり、前記情報は当該商品の販売に
際して授受されるべき販売情報であると共に、前記課金
制御工程においては、前記販売情報の授受により発生す
る前記料金及び前記商品自体の代金を前記端末装置側に
課金するように前記課金態様を制御するように構成され
る。
【0044】よって、商品の販売に必要な販売情報の授
受により発生する料金及び商品自体の代金を端末装置側
に課金するように課金態様を制御するので、ネットワー
クを介した商品の販売に適した態様で課金を行うことが
できる。
【0045】上記の課題を解決するために、請求項20
に記載の発明は、請求項19に記載の課金制御方法にお
いて、前記商品の販売に当たって、前記サーバ装置から
当該販売を案内するカタログ情報を前記端末装置に送信
する送信工程を更に備えると共に、前記課金制御工程に
おいては、前記カタログ情報の送信により発生する前記
料金を前記サーバ装置側に課金するように前記課金態様
を制御するように構成される。
【0046】よって、商品の販売に必要なカタログ情報
の送信に際して発生する料金をサーバ装置側に課金する
ので、当該商品の販売を促進することができる。
【0047】上記の課題を解決するために、請求項21
に記載の発明は、請求項1から10のいずれか一項に記
載のネットワークにより前記サーバ装置に接続される前
記端末装置に含まれるコンピュータを、前記ネットワー
クを介した前記情報処理を実行する実行手段、及び、前
記課金手段により課金された前記負担料金を支払うため
の支払処理を行う支払手段、として機能させるための課
金制御用プログラムが前記コンピュータにより読取可能
に記録されている。
【0048】よって、ネットワークを介した情報処理に
おける処理態様又は情報の授受の態様の少なくともいず
れか一方に対応して課金された料金を端末装置側におい
て支払処理するようにコンピュータが機能するので、種
々の情報処理の処理態様に応じて最適且つ公平に端末装
置に課金することができる。
【0049】上記の課題を解決するために、請求項22
に記載の発明は、請求項1から10のいずれか一項に記
載のネットワークにより前記サーバ装置に接続される前
記端末装置に含まれるコンピュータを、前記ネットワー
クを介した前記情報処理を実行する実行手段、及び、前
記課金手段により課金された前記負担料金を支払うため
の支払処理を行う支払手段、として機能させる。
【0050】よって、ネットワークを介した情報処理に
おける処理態様又は情報の授受の態様の少なくともいず
れか一方に対応して課金された料金を端末装置側におい
て支払処理するようにコンピュータが機能するので、種
々の情報処理の処理態様に応じて最適且つ公平に端末装
置に課金することができる。
【0051】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面に基づいて説明する。
【0052】なお、以下に説明する実施の形態は、電話
回線を用いて構成されるネットワークを含むネットワー
クシステムを利用する際に発生する通信料金の課金負担
を制御する場合に本発明を適用した場合の実施の形態で
ある。
【0053】(I)第1実施形態 先ず、本発明に係る第1実施形態について、図1乃至図4
を用いて説明する。
【0054】なお、図1は第1実施形態に係るネットワ
ークシステムの概要構成を示すブロック図であり、図2
及び図3は当該ネットワークシステムを構成する構成部
材毎の細部構成を夫々示すブロック図であり、図4は当
該ネットワークシステムにおける情報の流れを示す流れ
図である。
【0055】また、以下に説明する第1実施形態では、
後述するプロバイダ装置におけるサービスデータベース
内に蓄積記憶されているゲーム用のプログラムを電話回
線を介して無料で後述する端末装置に伝送し、当該端末
装置において伝送されたプログラムを用いて当該プロバ
イダ装置との間で有料により情報(以下、単にゲーム用
データと称する。)の授受を行いつつ当該ゲームを行う
場合の実施の形態である。
【0056】図1に示すように、第1実施形態に係るネ
ットワークシステムNは、個人用の携帯型電話機又はパ
ーソナルコンピュータ等である端末装置Tと、当該端末
装置Tと後述する接続装置CNを介して接続されること
により当該端末装置Tとの間で種々のデータを授受して
第1実施形態を含む後述する各実施形態に示す処理を行
うと共にいわゆるサービスプロバイダ内に設置されてい
るプロバイダ装置SPと、端末装置Tとプロバイダ装置
SPとを電話回線Lを介して接続すると共に後述する課
金制御処理を行う上記接続装置CNと、により構成され
ている。
【0057】なお、図1に示す電話回線Lは、当該図1
に示す如く有線回線である場合と、例えば端末装置Tが
携帯型無線電話機である場合等の如く無線回線である場
合と、の双方を含んでいる。
【0058】次に、各構成部材の細部構成を説明する。
【0059】最初に、端末装置Tの細部構成について、当
該端末装置Tが携帯型無線電話機である場合について図
2(a)を用いて説明する。
【0060】図2(a)に示すように、第1実施形態の
端末装置Tは、送受信部1と、スピーカ2と、マイク3
と、操作部4と、表示部5と、メモリ7と、制御部6
と、により構成されている。
【0061】次に動作を説明する。
【0062】接続装置CNを介して無線通信により送信
されてきた情報は、アンテナATを介して送受信部1に
入力される。
【0063】そして、当該送受信部1は、入力された情
報に対して予め設定された復調処理等の受信処理を施
し、当該受信した情報のうちの音情報についてはスピー
カ2へ出力すると共に、当該受信した情報のうちの画像
情報については制御部6を介して表示部5へ出力する。
【0064】一方、マイク3を介して入力された音(音
声を含む。)は、送受信部1において予め設定された変
調処理等の送信処理が施され、アンテナAT及び電話回
線Lを介して接続装置CNへ出力される。
【0065】他方、上述した情報の送受信を行うために
必要な操作は、操作部4において実行され、当該操作部
4からは当該実行された操作に対応する操作信号が制御
部6に出力される。
【0066】これらにより、制御部6は上述した音情報
及び画像情報の送受信処理を一元的に処理する。なお、
当該処理に必要な情報は必要に応じて一時的にメモリ7
に記憶されると共に読み出され当該処理に供される。ま
た、当該処理に当たって使用者に告知すべき情報は表示
部5において表示される。
【0067】これらの処理と並行して、制御部6は、後
述する如くプロバイダ装置SPとの間で授受される情報
に基づいて、当該情報に対応する種々の情報処理を実行
する。この際にも、メモリ7における情報の一時蓄積が
並行して行われることとなる。更に、当該情報処理の実
行に当たって必要な情報は操作部4において入力される
こととなり、また同様に必要な情報は表示部5において
表示される。
【0068】次に、接続装置CNの細部構成について、
図2(b)を用いて説明する。
【0069】図2(b)に示すように、第1実施形態の
接続装置CNは、例えば電話事業者等が有する施設内に
設置されているものであり、具体的には、交換機10と、
LAN(Local Area Network)11と、課金手段とし
ての課金サーバ12と、課金データベース13と、によ
り構成されている。
【0070】次に、動作を説明する。
【0071】先ず、交換機10は、図1に示す電話回線
Lを含めた複数の電話回線上を伝送される情報の授受を
交換制御する。
【0072】これと並行して、交換機10は、後述する
如く電話回線L上を授受される課金先情報を検出し、こ
れを、LAN11を介して課金サーバ12に出力する。
【0073】これにより、課金サーバ12は、課金デー
タベース13との間で必要な情報の授受を行いつつ後述
する如き課金制御処理を行う。
【0074】更に、課金データベース13は、当該課金
制御に必要な情報(より具体的には、例えば課金対象と
なった電話番号を有している使用者に関する氏名又は住
所等の個人情報等及びプロバイダ装置SPを有する上記
サービスプロバイダの名称及び住所等を含むプロバイダ
情報等)を蓄積記憶しており、これを上述した課金制御
処理に供させるために上記課金サーバ12へ出力する。
【0075】次に、プロバイダ装置SPの細部構成につ
いて、図3を用いて説明する。
【0076】図3に示すように、第1実施形態のプロバ
イダ装置SPは、電話回線Lに接続された回線送受信部
15と、サービスサーバ16と、サービスデータベース
17と、課金制御手段としての料金判定サーバ18と、
顧客データベース19と、LAN20と、により構成さ
れている。
【0077】次に、動作を説明する。
【0078】先ず、回線送受信部15は、電話回線Lを
介して送信すべき情報をLAN20を介して受け取ると
これに対して予め設定されている変調処理等を含む送信
処理を施し、当該送信処理後の情報を電話回線L上に送
出する。一方、当該電話回線Lを介して受信すべき情報
を当該電話回線Lから受け取るとこれに対して予め設定
されている復調処理等を含む受信処理を施し、当該受信
処理後の情報をLAN20を介して必要な構成部材に送
信する。
【0079】次に、サービスデータベース17は、後述
する如き第1実施形態の処理において端末装置Tに供給
されるべき各種情報を蓄積記憶し、サービスサーバ16
からの要請に応じて当該サービスサーバ16に出力す
る。
【0080】そして、サービスサーバ16は、上述した
第1実施形態の処理を実行するために必要な情報をサー
ビスデータベース17から取得しつつ端末装置Tとの間
で当該処理を実行する。
【0081】次に、第1実施形態に係る課金制御処理に
ついて、具体的に図4を用いて説明する。
【0082】始めに、上述したゲーム用のプログラムを
プロバイダ装置SPから端末装置Tに伝送する(すなわ
ち、いわゆるダウンロードする)段階の処理について、
図4(a)を用いて説明する。
【0083】図4(a)に示すように、必要なプログラ
ムの伝送段階においては、始めに、端末装置Tからプロバ
イダ装置SPに対して、電話回線Lを介してプロバイダ
装置SPと端末装置Tとの間の接続を確立する旨の要求
を当該電話回線Lを介して行い(ステップS1)、更
に、当該接続確立後に必要なプログラムを伝送する旨の
要求を電話回線Lを介してプロバイダ装置SPに対して
行う(ステップS2)。
【0084】そして、当該伝送要求を受信したプロバイ
ダ装置SP内の上記サービスサーバ16と料金判定サー
バ18は、当該伝送要求を送信した端末装置Tを有する
使用者(顧客)の識別及び要求されたプログラムの特定
等の処理を行う。このとき、当該識別処理は顧客データ
ベース19と料金判定サーバ18との間での情報の授受
により行われ、一方、プログラムの特定処理はサービス
データベース17とサービスサーバ16との間での情報
の授受により行われる。
【0085】その後、当該特定等の処理の結果に基づい
て当該プログラムを端末装置Tに送信する際に発生する
通信時間に応じた通信料金(以下、通信時間に応じた通
信料金を単に通信料金と称する)の課金先を当該プロバ
イダ装置SP側とする旨の課金先情報を、接続装置CN
内の課金サーバ12へ電話回線Lを介して出力する(ス
テップS3)。これにより、課金サーバ12は、以後に
実行されるプログラムの伝送処理により発生する通信料
金の課金先がプロバイダ装置SPである旨の設定を顧客
データベース13内において行う。
【0086】最後に、プロバイダ装置SPから必要なプ
ログラムを電話回線Lを介して端末装置Tに対して伝送
し(ステップS4)、端末装置Tにおいて当該伝送が終
了したと認識したときに、現在確立されているプロバイ
ダ装置SPとの間の接続を断とする旨の回線切断要求を
電話回線Lを介してプロバイダ装置SPに送信して(ス
テップS5)一連の課金制御処理を完了する。
【0087】次に、上述のようにして伝送されたプログ
ラムを用いてプロバイダ装置SPとの間で有料により情
報の授受を行いつつ実際のゲームを行う段階の処理につ
いて、図4(b)を用いて説明する。
【0088】図4(b)に示すように、伝送されたプロ
グラムを用いたゲームの実行段階においては、始めに、端
末装置Tからプロバイダ装置SPに対して、電話回線L
を介してプロバイダ装置SPと端末装置Tとの間の接続
を再度確立する旨の要求を当該電話回線Lを介して行い
(ステップS6)、更に、当該接続確立後にゲームの開
始を要求する、すなわち、ゲーム用データを伝送する旨
の要求を電話回線Lを介してプロバイダ装置SPに対し
て行う(ステップS7)。
【0089】そして、当該伝送要求を受信したプロバイ
ダ装置SP内の上記サービスサーバ16と料金判定サー
バ18は、当該伝送要求を送信した端末装置Tを有する
使用者(顧客)の識別及び要求されたゲーム用データの
特定等の処理を行う。このとき、当該識別処理は図4
(a)に示した場合と同様に顧客データベース19と料
金判定サーバ18との間での情報の授受により行われ、
一方、ゲーム用データの特定処理はサービスデータベー
ス17とサービスサーバ16との間での情報の授受によ
り行われる。
【0090】その後、当該特定等の処理の結果に基づい
て当該ゲーム用データを端末装置Tに送信する際に発生
する通信料金の課金先を当該端末装置T側とする旨の課
金先情報を、接続装置CN内の課金サーバ12へ電話回
線Lを介して出力する(ステップS8)。これにより、
課金サーバ12は、以後に実行されるゲーム用データの
授受処理により発生する通信料金の課金先が端末装置T
である旨の設定を顧客データベース13内において行
う。
【0091】次に、端末装置Tとプロバイダ装置SPと
の間で、ゲームの進行度に対応させて実際に必要なゲー
ム用データの授受を行いつつ当該ゲームを実行し(ステ
ップS9)、そのゲームが終了したならば現在確立され
ているプロバイダ装置SPとの間の接続を断とする旨の
回線切断要求を電話回線Lを介してプロバイダ装置SP
に送信して(ステップS10)一連の課金制御処理を完
了する。
【0092】そして、この後には、上述した課金先情報
に基づき、従来の方法を用いて、接続装置CNを有する電
話事業者等からプロバイダ装置SPを有するサービスプ
ロバイダに対して当該プログラムの伝送に際して発生し
た通信料金が請求されると共に、同様に当該電話事業者
等から端末装置Tを有する使用者(すなわち、ゲーム実
施者)に対して当該ゲーム用データの伝送に際して発生
した通信料金が請求されることとなる。
【0093】以上説明したように、第1実施形態のネッ
トワークシステムNにおける課金制御処理によれば、電
話回線Lを介したプログラム又はゲーム用データの伝送
の態様に対応して当該伝送を実行する際に発生する通信
料金の課金態様を制御するので、当該伝送の態様に応じ
た最適且つ公平な課金を行うことができる。
【0094】また、プログラムを端末装置Tに伝送する
に際して発生する通信料金がプロバイダ装置SP側に課
金されるので、当該プログラム等の端末装置Tへの伝送
を促進することができる。
【0095】更に、ゲーム用データの伝送処理に際して
発生する通信料金を端末装置T側に課金するので、実行
されるゲームの特性に応じて課金態様を設定することが
できる。
【0096】(II)第2実施形態 次に、本発明に係る他の実施形態である第2実施形態に
ついて、図5を用いて説明する。なお、図5は第2実施
形態のネットワークシステムにおける情報の流れを示す
流れ図である。
【0097】上述した第1実施形態においては、プロバ
イダ装置SPからゲーム実行用のプログラム及び対応す
るゲーム用データを伝送してゲームを実行する場合の課
金制御処理について説明したが、以下に説明する第2実
施形態においては、端末装置Tにおいて実行される処理
に用いられるプログラムを更新する場合の課金制御処理
に対して本発明を適用した場合の実施の形態である。
【0098】なお、第2実施形態に係るネットワークシ
ステムの全体構成及び当該ネットワークシステムを構成
する各構成部材の細部構成は、上述した第1実施形態に
おいて図1乃至図3を用いて説明したもの全く同一であ
るので、以下に説明する第2実施形態では上記図1乃至
図3をそのまま用いると共に、当該各構成自体の細部説
明は省略する。
【0099】図5に示すように、第2実施形態のプログ
ラム更新処理においては、始めに、端末装置Tからプロバ
イダ装置SPに対して、電話回線Lを介してプロバイダ
装置SPと端末装置Tとの間の接続を確立する旨の要求
を当該電話回線Lを介して行い(ステップS11)、更
に、当該接続確立後に端末装置T内のプログラムを更新
する旨の要求を電話回線Lを介してプロバイダ装置SP
に対して行う(ステップS12)。
【0100】そして、当該更新要求を受信したプロバイ
ダ装置SP内の上記サービスサーバ16と料金判定サー
バ18は、当該更新要求を送信した端末装置Tを有する
使用者(顧客)の識別及び要求されたプログラムの更新
状況の確認等の処理を行う。このとき、当該識別処理は
顧客データベース19と料金判定サーバ18との間での
情報の授受により行われ、一方、プログラムの更新状況
の確認処理はサービスデータベース17とサービスサー
バ16との間での情報の授受により行われる。
【0101】その後、当該識別処理の結果に基づいて更
新用のプログラムを端末装置Tに送信する際に発生する
通信料金の課金先を当該端末装置T側とする旨の課金先
情報を、接続装置CN内の課金サーバ12へ電話回線L
を介して出力する(ステップS13)。これにより、課
金サーバ12は、以後に実行される更新用プログラムの
伝送処理により発生する通信料金の課金先が端末装置T
である旨の設定を顧客データベース13内において行
う。
【0102】次に、プロバイダ装置SP内のサービスサ
ーバ16は、上述した更新状況の確認処理の結果を最新
バージョン情報として電話回線L及び接続装置CNを介
して端末装置Tに伝送する(ステップS14)。
【0103】その後、当該最新バージョン情報を取得し
た端末装置Tにおいて、それに含まれている更新状況と
現在端末装置Tに備えられているプログラムのバージョ
ン情報とを比較し、更新すべきか否かを確認する。そし
て、プログラムを更新すべきと確認されたときには、プ
ロバイダ装置SPに対して当該更新用のプログラムを端
末装置Tに伝送する旨の要求を当該電話回線Lを介して
行う(ステップS15)。
【0104】次に、当該伝送要求を受信したプロバイダ
装置SP内の上記サービスサーバ16は必要な更新用の
プログラム(図5においてソフトウエアデータと示す)
を電話回線Lを介して端末装置Tに対して伝送し(ステ
ップS16)、更に、端末装置Tにおいて当該伝送が終
了したと認識したときに、現在確立されているプロバイ
ダ装置SPとの間の接続を断とする旨の回線切断要求を
電話回線Lを介してプロバイダ装置SPに送信する(ス
テップS17)。
【0105】その後は、当該伝送された更新用プログラ
ムを用いて端末装置T内のプログラムを更新して一連の
課金制御処理を完了する。
【0106】以上説明したように、第2実施形態のネッ
トワークシステムNにおける課金制御処理によれば、電
話回線Lを介した更新用のプログラムの伝送態様に対応
して課金先をプロバイダ装置SP側とするので、更新用
プログラムの伝送処理の態様に応じた最適且つ公平な課
金を行うことができる。
【0107】また、更新用のプログラムを端末装置Tに
伝送するに際して発生する通信料金が端末装置T側に課
金されるので、その更新用のプログラムの特性に応じて
課金態様を設定することができる。
【0108】更に、電話回線Lの使用時間ではなく更新
用のプログラムの取得代金に基づいて課金態様が制御さ
れるので、より適切に課金態様を制御することができ
る。
【0109】(III)第3実施形態 次に、本発明に係る他の実施形態である第3実施形態に
ついて、図6を用いて説明する。なお、図6は第3実施
形態のネットワークシステムにおける情報の流れを示す
流れ図である。
【0110】上述した第1又は第2実施形態において
は、プロバイダ装置SPからゲーム実行用のプログラム
及び対応するゲーム用データを伝送してゲームを実行す
る場合又は端末装置Tにおけるプログラムを更新する場
合の課金制御処理について説明したが、以下に説明する
第3実施形態においては、プロバイダ装置SPにおいて
提供される商品やサービス(以下、これらを纏めて商品
等と称する)を、端末装置Tを有する使用者において購
入する場合の課金制御処理に対して本発明を適用した場
合の実施の形態である。
【0111】なお、第3実施形態に係るネットワークシ
ステムの全体構成及び当該ネットワークシステムを構成
する各構成部材の細部構成は、上述した第1実施形態に
おいて図1乃至図3を用いて説明したもの全く同一であ
るので、以下に説明する第3実施形態では上記図1乃至
図3をそのまま用いると共に、当該各構成自体の細部説
明は省略する。
【0112】図6に示すように、第3実施形態の商品等
購入処理においては、始めに、端末装置Tからプロバイダ
装置SPに対して、電話回線Lを介してプロバイダ装置
SPと端末装置Tとの間の接続を確立する旨の要求を当
該電話回線Lを介して行い(ステップS20)、更に、
当該接続確立後に端末装置Tにおいて商品等を購入する
旨の要求を電話回線Lを介してプロバイダ装置SPに対
して行う(ステップS21)。
【0113】そして、当該購入要求を受信したプロバイ
ダ装置SP内の上記サービスサーバ16と料金判定サー
バ18は、当該購入要求を送信した端末装置Tを有する
使用者(顧客)の識別及び要求された購入商品等の確認
等の処理を行う。このとき、当該識別処理は顧客データ
ベース19と料金判定サーバ18との間での情報の授受
により行われ、一方、購入商品等の確認処理はサービス
データベース17とサービスサーバ16との間での情報
の授受により行われる。
【0114】その後、当該識別処理の結果に基づいて商
品等の購入のための処理に必要な情報を端末装置Tとプ
ロバイダ装置SPとの間で授受する際に発生する通信料
金の課金先を当該端末装置T側とする旨の課金先情報
を、接続装置CN内の課金サーバ12へ電話回線Lを介
して出力する(ステップS22)。これにより、課金サ
ーバ12は、以後に実行される処理により発生した通信
料金の課金先が端末装置Tである旨の設定を顧客データ
ベース13内において行う。
【0115】次に、プロバイダ装置SP内のサービスサ
ーバ16は、購入される商品等の代金の請求先を当該端
末装置T側とする旨の課金追加情報を、接続装置CN内
の課金サーバ12へ電話回線Lを介して出力する(ステ
ップS23)。これにより、課金サーバ12は、商品等
の購入に必要な代金の課金先が端末装置Tである旨の設
定を顧客データベース13内において行う。
【0116】そして、プロバイダ装置SPから商品等の
購入に際して端末装置Tに送信すべき情報を購入情報と
して電話回線L及び接続装置CNを介して当該端末装置
Tに対して送信し(ステップS24)、当該購入情報を
受信した端末装置Tにおいてその購入情報を用いて必要
な商品等の購入処理等を行う。
【0117】その後、端末装置Tにおいて当該購入処理
が終了したと認識したときに、現在確立されているプロ
バイダ装置SPとの間の接続を断とする旨の回線切断要
求を電話回線Lを介してプロバイダ装置SPに送信して
(ステップS25)一連の課金制御処理を終了する。
【0118】以上説明したように、第3実施形態のネッ
トワークシステムNにおける課金制御処理によれば、電
話回線Lを介した商品等の購入処理に対応して必要な通
信料金の課金態様を制御するので、商品等の購入に当た
って最適且つ公平な課金を行うことができる。
【0119】また、電話回線Lの使用時間ではなく商品
等の購入代金に基づいて課金態様が制御されるので、よ
り適切に課金態様を制御することができる。
【0120】更に、商品等の購入に必要な情報の授受に
より発生する通信料金及び商品等自体の代金を端末装置
側に課金するように課金態様を制御するので、電話回線
Lを介した商品等の購入に適した態様で課金を行うこと
ができる。
【0121】(IV)第4実施形態 次に、本発明に係る他の実施形態である第4実施形態に
ついて、図7を用いて説明する。なお、図7は第4実施
形態のネットワークシステムにおける情報の流れを示す
流れ図である。
【0122】上述した第1乃至第3実施形態において
は、夫々の場合に、端末装置T又はプロバイダ装置SPの
いずれか一方とした課金先を示す課金先情報を接続装置
CN内の課金サーバ12に出力することで課金先を指定
して通信料金を徴収することとしていたが、以下に説明
する第4実施形態においては、端末装置Tとプロバイダ
装置SPとの間でゲーム用データの授受を行いつつゲー
ムを実行する場合に必要なプログラムを当該端末装置T
にプロバイダ装置SPから伝送する場合に、そのための
通信料金の課金先は従来と同様に端末装置T側とし、プ
ログラムの伝送後に当該プロバイダ装置SP側から端末
装置Tが支払った通信料金を当該端末装置T側に還元す
る場合の課金制御処理に対して本発明を適用した場合の
実施の形態である。
【0123】なお、第4実施形態に係るネットワークシ
ステムの全体構成及び当該ネットワークシステムを構成
する各構成部材の細部構成は、上述した第1実施形態に
おいて図1乃至図3を用いて説明したもの全く同一であ
るので、以下に説明する第4実施形態では上記図1乃至
図3をそのまま用いると共に、当該各構成自体の細部説
明は省略する。
【0124】図7に示すように、ゲームの実行に必要な
プログラムの伝送においては、始めに、端末装置Tからプ
ロバイダ装置SPに対して、電話回線Lを介してプロバ
イダ装置SPと端末装置Tとの間の接続を確立する旨の
要求を当該電話回線Lを介して行い(ステップS2
6)、更に、当該接続確立後に必要なプログラムを伝送
する旨の要求を電話回線Lを介してプロバイダ装置SP
に対して行う(ステップS27)。
【0125】そして、当該伝送要求を受信したプロバイ
ダ装置SP内の上記サービスサーバ16と料金判定サー
バ18は、当該伝送要求を送信した端末装置Tを有する
使用者(顧客)の識別及び要求されたプログラムの特定
等の処理を行う。このとき、当該識別処理は顧客データ
ベース19と料金判定サーバ18との間での情報の授受
により行われ、一方、プログラムの特定処理はサービス
データベース17とサービスサーバ16との間での情報
の授受により行われる。
【0126】その後、当該特定等の処理の結果に基づい
て当該プログラムを端末装置Tに送信する際に発生する
通信料金の額を示す課金情報をプロバイダ装置SPに伝
送する旨の要求を、接続装置CN内の課金サーバ12へ
電話回線Lを介して出力する(ステップS28)。これ
により、課金サーバ12は、以後に実行されるプログラ
ムの伝送処理により発生する通信料金の課金先を端末装
置T側とすると共にその額を課金情報としてプロバイダ
装置SPに伝送する旨の設定を顧客データベース13内
において行う。
【0127】次に、プロバイダ装置SPから必要なプロ
グラムを電話回線Lを介して端末装置Tに対して伝送し
(ステップS29)、端末装置Tにおいて等が伝送が終
了したと認識したときに、現在確立されているプロバイ
ダ装置SPとの間の接続を断とする旨の回線切断要求を
電話回線Lを介してプロバイダ装置SPに送信する(ス
テップS30)。
【0128】次に、接続装置CNは、上記ステップS2
8において受信している課金情報要求に基づいて、上記
プログラムの伝送に際して必要となった通信料金の額を
課金情報としてプロバイダ装置SP側に伝送し(ステッ
プS31)、これによりプロバイダ装置SPからは、端
末装置Tの使用者に対して還元される通信料金の額が還
元情報として伝送され(ステップS32)、一連の課金
制御処理を終了する。
【0129】この後は、当該使用者に対して還元される
べき額の金銭が上記サービスプロバイダから当該使用者
へ支払われることとなる。
【0130】以上説明したように、第4実施形態のネッ
トワークシステムNにおける課金制御処理によれば、電
話回線Lを介したプログラムの伝送の態様に対応して当
該伝送を実行する際に発生する通信料金の課金態様を制
御するので、当該伝送の態様に応じた最適且つ公平な課
金を行うことができる。
【0131】また、プログラムを端末装置Tに伝送する
に際して発生する通信料金が当該端末装置T側に課金さ
れ、その課金と同じ額がサービスプロバイダから端末装
置T側に還元されるので、当該プログラム等の端末装置
Tへの伝送を促進することができる。
【0132】(V)第5実施形態 次に、本発明に係る他の実施形態である第5実施形態に
ついて、図8を用いて説明する。なお、図8は第5実施
形態のネットワークシステムにおける情報の流れを示す
流れ図である。
【0133】上述した第4実施形態においては、プロバ
イダ装置SPからゲーム実行用のプログラムを伝送して
ゲームを実行する場合の課金制御処理について説明した
が、以下に説明する第5実施形態においては、端末装置T
において実行される処理に用いられるプログラムを更新
する場合の課金制御処理に対して本発明を適用した場合
の実施の形態である。
【0134】なお、第5実施形態に係るネットワークシ
ステムの全体構成及び当該ネットワークシステムを構成
する各構成部材の細部構成は、上述した第1実施形態に
おいて図1乃至図3を用いて説明したもの全く同一であ
るので、以下に説明する第3実施形態では上記図1乃至
図3をそのまま用いると共に、当該各構成自体の細部説
明は省略する。
【0135】図8に示すように、第5実施形態のプログ
ラム更新処理においては、始めに、端末装置Tからプロバ
イダ装置SPに対して、電話回線Lを介してプロバイダ
装置SPと端末装置Tとの間の接続を確立する旨の要求
を当該電話回線Lを介して行い(ステップS35)、更
に、当該接続確立後に端末装置T内のプログラムを更新
する旨の要求を電話回線Lを介してプロバイダ装置SP
に対して行う(ステップS36)。
【0136】そして、当該更新要求を受信したプロバイ
ダ装置SP内の上記サービスサーバ16と料金判定サー
バ18は、当該更新要求を送信した端末装置Tを有する
使用者(顧客)の識別及び要求されたプログラムの更新
状況の確認等の処理を行う。このとき、当該識別処理は
顧客データベース19と料金判定サーバ18との間での
情報の授受により行われ、一方、プログラムの更新状況
の確認処理はサービスデータベース17とサービスサー
バ16との間での情報の授受により行われる。
【0137】その後、当該識別等の処理の結果に基づい
て当該更新用のプログラムを端末装置Tに送信する際に
発生する通信料金の額を示す課金情報をプロバイダ装置
SPに伝送する旨の要求を、接続装置CN内の課金サー
バ12へ電話回線Lを介して出力する(ステップS3
7)。これにより、課金サーバ12は、以後に実行され
る更新用のプログラムの伝送処理により発生する通信料
金の課金先を端末装置T側とすると共にその額を課金情
報としてプロバイダ装置SPに伝送する旨の設定を顧客
データベース13内において行う。
【0138】次に、プロバイダ装置SP内のサービスサ
ーバ16は、上述した更新状況の確認処理の結果を最新
バージョン情報として電話回線L及び接続装置CNを介
して端末装置Tに伝送する(ステップS38)。
【0139】その後、当該最新バージョン情報を取得し
た端末装置Tにおいて、それに含まれている更新状況と
現在端末装置Tに備えられているプログラムのバージョ
ン情報とを比較し、更新すべきか否かを確認する。そし
て、プログラムを更新すべきであると確認されたときに
は、プロバイダ装置SPに対して当該更新用のプログラ
ムを端末装置Tに伝送する旨の要求を当該電話回線Lを
介して行う(ステップS39)。
【0140】次に、当該伝送要求を受信したプロバイダ
装置SP内の上記サービスサーバ16は必要な更新用の
プログラム(図8においてソフトウエアデータと示す)
を電話回線Lを介して端末装置Tに対して伝送し(ステ
ップS40)、更に、端末装置Tにおいて当該伝送が終
了したと認識したときに、現在確立されているプロバイ
ダ装置SPとの間の接続を断とする旨の回線切断要求を
電話回線Lを介してプロバイダ装置SPに送信する(ス
テップS41)。
【0141】その後は、当該伝送された更新用プログラ
ムを用いて端末装置T内のプログラムが更新されること
となる。
【0142】次に、接続装置CNは、上記ステップS3
7において受信している課金情報要求に基づいて、上記
更新用のプログラムの伝送に際して必要となった通信料
金の額を課金情報としてプロバイダ装置SP側に伝送し
(ステップS42)、これによりプロバイダ装置SPか
らは、端末装置Tの使用者に対して還元される通信料金
の額が還元情報として伝送され(ステップS43)、一
連の課金制御処理を終了する。
【0143】この後は、当該使用者に対して還元される
べき額の金銭が上記サービスプロバイダから当該使用者
へ支払われることとなる。
【0144】以上説明したように、第5実施形態のネッ
トワークシステムNにおける課金制御処理によれば、電
話回線Lを介した更新用のプログラムの伝送態様に対応
して端末装置T側に一旦課金され、その課金と同じ額が
サービスプロバイダから後ほど端末装置T側に還元され
るので、更新用プログラムの伝送処理の態様に応じた最
適且つ公平な課金を行うことができる。
【0145】更に、電話回線Lの使用時間ではなく更新
用のプログラムの取得代金に基づいて課金態様が制御さ
れるので、より適切に課金態様を制御することができ
る。
【0146】(VI)第6実施形態 次に、本発明に係る他の実施形態である第6実施形態に
ついて、図9を用いて説明する。なお、図9は第6実施
形態のネットワークシステムにおける情報の流れを示す
流れ図である。
【0147】上述した第4又は第5実施形態において
は、プロバイダ装置SPからゲーム実行用のプログラム
を伝送してゲームを実行する場合又は端末装置Tにおけ
るプログラムを更新する場合の課金制御処理について説
明したが、以下に説明する第6実施形態においては、プロ
バイダ装置SPにおいて提供される商品等を、端末装置
Tを有する使用者において購入する場合の課金制御処理
に対して本発明を適用した場合の実施の形態である。
【0148】なお、第6実施形態に係るネットワークシ
ステムの全体構成及び当該ネットワークシステムを構成
する各構成部材の細部構成は、上述した第1実施形態に
おいて図1乃至図3を用いて説明したもの全く同一であ
るので、以下に説明する第6実施形態では上記図1乃至
図3をそのまま用いると共に、当該各構成自体の細部説
明は省略する。
【0149】図9に示すように、第6実施形態の商品等
購入処理においては、始めに、端末装置Tからプロバイダ
装置SPに対して、電話回線Lを介してプロバイダ装置
SPと端末装置Tとの間の接続を確立する旨の要求を当
該電話回線Lを介して行い(ステップS45)、更に、
当該接続確立後に端末装置Tにおいて商品等を購入する
旨の要求を電話回線Lを介してプロバイダ装置SPに対
して行う(ステップS46)。
【0150】そして、当該購入要求を受信したプロバイ
ダ装置SP内の上記サービスサーバ16と料金判定サー
バ18は、当該購入要求を送信した端末装置Tを有する
使用者(顧客)の識別及び要求された購入商品等の確認
等の処理を行う。このとき、当該識別処理は顧客データ
ベース19と料金判定サーバ18との間での情報の授受
により行われ、一方、購入商品等の確認処理はサービス
データベース17とサービスサーバ16との間での情報
の授受により行われる。
【0151】その後、当該識別処理の結果に基づいて商
品等の購入のための処理に必要な情報を端末装置Tとプ
ロバイダ装置SPとの間で授受する際に発生する通信料
金及び当該商品等の代金そのものの支払を、サービスプ
ロバイダに代わって接続装置CNを有する電話事業者に
おいて行う旨の要求を当該接続装置CNに送信する(ス
テップS47)。なお、この要求には商品等の額を示す
情報も含まれている。これにより、課金サーバ12は、
以後に実行される処理により発生した通信料金及び商品
等の代金を代行回収すべき旨の設定を顧客データベース
13内において行う。
【0152】次に、プロバイダ装置SPから商品等の購
入に際して端末装置Tに送信すべき情報を購入情報とし
て電話回線L及び接続装置CNを介して当該端末装置T
に対して送信し(ステップS48)、当該購入情報を受
信した端末装置Tにおいてその購入情報を用いて必要な
商品等の購入処理等を行う。
【0153】その後、端末装置Tにおいて当該購入処理
が終了したと認識したときに、現在確立されているプロ
バイダ装置SPとの間の接続を断とする旨の回線切断要
求を電話回線Lを介してプロバイダ装置SPに送信する
(ステップS49)。
【0154】次に、他の回線確立後に、接続装置CNから
端末装置Tに対して、電話事業者が代行回収すべき額
(すなわち、電話事業者に対して支払われるべき電話回
線Lの使用料とプロバイダ装置SPに対して支払われる
べき商品等の代金の合計額)を示す情報が料金代行回収
情報として送信される(ステップS50)。そして、そ
の料金代行回収情報に対応する情報として、端末装置T
を有する使用者が当該料金代行回収情報に含まれている
額の金銭を支払った旨を示す料金支払情報が当該端末装
置Tから接続装置CNに送信されると(ステップS5
1)、当該接続装置CNは、当該料金支払情報のうちプ
ロバイダ装置SPを有するサービスプロバイダに支払わ
れるべき商品等の代金を示す料金支払情報をプロバイダ
装置SPに送信する(ステップS52)。これにより、
当該サービスプロバイダは自己が販売した商品等の代金
が支払われたことを認識することとなる。
【0155】以上説明したように、第6実施形態のネッ
トワークシステムNにおける課金制御処理によれば、電
話回線Lを介した商品等の購入処理に対応して必要な通
信料金の課金態様を制御するので、商品等の購入に当た
って最適且つ公平な課金を行うことができる。
【0156】また、電話回線Lの使用時間ではなく商品
等の購入代金に基づいて課金態様が制御されるので、よ
り適切に課金態様を制御することができる。
【0157】更に、商品等の購入に必要な情報の授受に
より発生する通信料金及び商品等自体の代金を端末装置
T側に対して電話事業者が代行回収するように課金態様
を制御するので、電話回線Lを介した商品等の購入に適
した態様で課金を行うことができる。
【0158】(VII)第7実施形態 次に、本発明に係る他の実施形態である第7実施形態に
ついて、図10を用いて説明する。なお、図10は第7
実施形態のネットワークシステムにおける情報の流れを
示す流れ図である。
【0159】上述した第1乃至第6実施形態において
は、種々の情報処理において、課金先を端末装置T側又は
プロバイダ装置SP側のいずれか一方のみとして課金制
御処理を行う場合について説明したが、以下に説明する
第7実施形態においては、端末装置Tとプロバイダ装置
SPとの間でプログラム及びゲーム用データの授受を行
いつつ当該ゲームを実行する場合に、一定の課金割合を
もって端末装置T側とプロバイダ装置SP側の双方に課
金する場合の課金制御処理に対して本発明を適用した場
合の実施の形態である。
【0160】なお、第7実施形態に係るネットワークシ
ステムの全体構成及び当該ネットワークシステムを構成
する各構成部材の細部構成は、上述した第1実施形態に
おいて図1乃至図3を用いて説明したもの全く同一であ
るので、以下に説明する第7実施形態では上記図1乃至
図3をそのまま用いると共に、当該各構成自体の細部説
明は省略する。
【0161】始めに、図4(a)で示した第1実施形態
の如く、ゲーム用のプログラムをプロバイダ装置SPか
ら端末装置Tに伝送する段階の処理について、図10
(a)を用いて説明する。
【0162】図10(a)に示すように、必要なプログ
ラムの伝送段階においては、始めに、端末装置Tからプロ
バイダ装置SPに対して、電話回線Lを介してプロバイ
ダ装置SPと端末装置Tとの間の接続を確立する旨の要
求を当該電話回線Lを介して行い(ステップS55)、
更に、当該接続確立後に必要なプログラムを伝送する旨
の要求を電話回線Lを介してプロバイダ装置SPに対し
て行う(ステップS56)。
【0163】そして、当該伝送要求を受信したプロバイ
ダ装置SP内の上記サービスサーバ16と料金判定サー
バ18は、当該伝送要求を送信した端末装置Tを有する
使用者(顧客)の識別及び要求されたプログラムの特定
等の処理を行う。このとき、当該識別処理は顧客データ
ベース19と料金判定サーバ18との間での情報の授受
により行われ、一方、プログラムの特定処理はサービス
データベース17とサービスサーバ16との間での情報
の授受により行われる。
【0164】その後、当該特定等の処理の結果に基づい
て当該プログラムを端末装置Tに送信する際に発生する
通信料金の課金先について、当該通信料金のうちの一部
(図10(a)においては「XX%」と示している)を
当該プロバイダ装置SP側とすると共に、当該通信料金
のうちの他の一部(図10(a)においては「(100
−XX)%」と示している)を当該端末装置T側とする
旨の課金先情報を、接続装置CN内の課金サーバ12へ
電話回線Lを介して出力する(ステップS57)。これ
により、課金サーバ12は、以後に実行されるプログラ
ムの伝送処理により発生する通信料金の課金先が、その
一部(XX%)についてはプロバイダ装置SPであり他
の一部((100−XX)%)については端末装置Tで
ある旨の設定を顧客データベース13内において行う。
【0165】最後に、プロバイダ装置SPから必要なプ
ログラムを電話回線Lを介して端末装置Tに対して伝送
し(ステップS58)、端末装置Tにおいて等が伝送が
終了したと認識したときに、現在確立されているプロバ
イダ装置SPとの間の接続を断とする旨の回線切断要求
を電話回線Lを介してプロバイダ装置SPに送信して
(ステップS59)一連の課金制御処理を完了する。
【0166】次に、上述のようにして伝送されたプログ
ラムを用いてプロバイダ装置SPとの間で有料により情
報の授受を行いつつ実際のゲームを行う段階の処理につ
いて、図10(b)を用いて説明する。
【0167】図10(b)に示すように、伝送されたプ
ログラムを用いたゲームの実行段階においては、始めに、
端末装置Tからプロバイダ装置SPに対して、電話回線
Lを介してプロバイダ装置SPと端末装置Tとの間の接
続を再度確立する旨の要求を当該電話回線Lを介して行
い(ステップS60)、更に、当該接続確立後にゲーム
の開始を要求する、すなわち、ゲーム用データを伝送す
る旨の要求を電話回線Lを介してプロバイダ装置SPに
対して行う(ステップS61)。
【0168】そして、当該伝送要求を受信したプロバイ
ダ装置SP内の上記サービスサーバ16と料金判定サー
バ18は、当該伝送要求を送信した端末装置Tを有する
使用者(顧客)の識別及び要求されたゲーム用データの
特定等の処理を行う。このとき、当該識別処理は図10
(a)に示した場合と同様に顧客データベース19と料
金判定サーバ18との間での情報の授受により行われ、
一方、ゲーム用データの特定処理はサービスデータベー
ス17とサービスサーバ16との間での情報の授受によ
り行われる。
【0169】その後、当該特定等の処理の結果に基づい
て当該ゲーム用データを端末装置Tに送信する際に発生
する通信料金の課金先について、当該通信料金のうちの
一部(図10(b)においては「YY%」と示してい
る)を当該プロバイダ装置SP側とすると共に、当該通
信料金のうちの他の一部(図10(b)においては
「(100−YY)%」と示している)を当該端末装置
T側とする旨の課金先情報を、接続装置CN内の課金サ
ーバ12へ電話回線Lを介して出力する(ステップS6
2)。これにより、課金サーバ12は、以後に実行され
るゲーム用データの授受処理により発生する通信料金の
課金先が、その一部(YY%)についてはプロバイダ装
置SPであり他の一部((100−YY)%)について
は端末装置Tである旨の設定を顧客データベース13内
において行う。
【0170】次に、端末装置Tとプロバイダ装置SPと
の間で、ゲームの進行度に対応させて実際に必要なゲー
ム用データの授受を行いつつ当該ゲームを実行し(ステ
ップS63)、そのゲームが終了したならば現在確立さ
れているプロバイダ装置SPとの間の接続を断とする旨
の回線切断要求を電話回線Lを介してプロバイダ装置S
Pに送信して(ステップS64)一連の課金制御処理を
完了する。
【0171】そして、この後には、上述した課金先情報
に基づき、従来の方法を用いて、接続装置CNを有する電
話事業者等からプロバイダ装置SPを有するサービスプ
ロバイダ及び端末装置Tを有する使用者に対して夫々の
課金割合に対応する額の通信料金が請求されることとな
る。
【0172】以上説明したように、第7実施形態のネッ
トワークシステムNにおける課金制御処理によれば、電
話回線Lを介したプログラム又はゲーム用データの伝送
の態様に対応して当該伝送を実行する際に発生する通信
料金の課金態様を制御するので、当該伝送の態様に応じ
た最適且つ公平な課金を行うことができる。
【0173】また、プログラムを端末装置Tに伝送する
に際して発生する通信料金及びゲーム用データの伝送処
理に際して発生する通信料金が一定の課金割合に基づい
てプロバイダ装置SP側と端末装置T側に課金されるの
で、当該プログラム等の利用を促進することができる。
【0174】(VIII)第8実施形態 次に、本発明に係る他の実施形態である第8実施形態に
ついて、図11を用いて説明する。なお、図11は第8
実施形態のネットワークシステムにおける情報の流れを
示す流れ図である。
【0175】上述した第7実施形態においては、端末装
置Tとプロバイダ装置SPとの間でデータの授受を行い
つつゲームを実行する場合において、ゲーム用プログラ
ムの伝送段階と実際のゲームの実行段階との間に電話回
線Lを断とする処理が入る場合の課金制御処理について
説明したが、以下に説明する第8実施形態は、当該伝送段
階と当該実行段階とを一連の流れとして実行する場合の
課金制御処理に対して本発明を適用した場合の実施の形
態である。
【0176】なお、第8実施形態に係るネットワークシ
ステムの全体構成及び当該ネットワークシステムを構成
する各構成部材の細部構成は、上述した第1実施形態に
おいて図1乃至図3を用いて説明したもの全く同一であ
るので、以下に説明する第8実施形態では上記図1乃至
図3をそのまま用いると共に、当該各構成自体の細部説
明は省略する。
【0177】第8実施形態の課金制御処理においては、
図11に示すように、先ず、端末装置Tからプロバイダ装
置SPに対して、電話回線Lを介してプロバイダ装置S
Pと端末装置Tとの間の接続を確立する旨の要求を当該
電話回線Lを介して行い(ステップS65)、更に、当
該接続確立後に必要なプログラムを伝送する旨の要求を
電話回線Lを介してプロバイダ装置SPに対して行う
(ステップS66)。
【0178】そして、当該伝送要求を受信したプロバイ
ダ装置SP内の上記サービスサーバ16と料金判定サー
バ18は、当該伝送要求を送信した端末装置Tを有する
使用者(顧客)の識別及び要求されたプログラムの特定
等の処理を行う。このとき、当該識別処理は顧客データ
ベース19と料金判定サーバ18との間での情報の授受
により行われ、一方、プログラムの特定処理はサービス
データベース17とサービスサーバ16との間での情報
の授受により行われる。
【0179】その後、当該特定等の処理の結果に基づい
て当該プログラムを端末装置Tに送信する際に発生する
通信料金の課金先を当該プロバイダ装置SP側とする旨
の課金先情報を、接続装置CN内の課金サーバ12へ電
話回線Lを介して出力する(ステップS67)。これに
より、課金サーバ12は、以後に実行されるプログラム
の伝送処理により発生する通信料金のみの課金先がプロ
バイダ装置SPである旨の設定を顧客データベース13
内において行う。
【0180】次に、プロバイダ装置SPから必要なプロ
グラムを電話回線Lを介して端末装置Tに対して伝送し
(ステップS68)、端末装置Tにおいて当該伝送が終
了したと認識した後に当該端末装置Tからゲームの開始
を要求する、すなわち、ゲーム用データを伝送する旨の
要求を電話回線Lを介してプロバイダ装置SPに対して
行う(ステップS69)。
【0181】そして、当該伝送要求を受信したプロバイ
ダ装置SP内の上記サービスサーバ16と料金判定サー
バ18は、当該伝送要求を送信した端末装置Tを有する
使用者(顧客)の識別及び要求されたゲーム用データの
特定等の処理を行う。このとき、当該識別処理は図10
(a)に示した場合と同様に顧客データベース19と料
金判定サーバ18との間での情報の授受により行われ、
一方、ゲーム用データの特定処理はサービスデータベー
ス17とサービスサーバ16との間での情報の授受によ
り行われる。
【0182】その後、当該特定等の処理の結果に基づい
て当該ゲーム用データを端末装置Tに送信する際に発生
する通信料金のみの課金先を当該端末装置T側とする旨
の課金先情報を、接続装置CN内の課金サーバ12へ電
話回線Lを介して出力する(ステップS70)。これに
より、課金サーバ12は、以後に実行されるゲーム用デ
ータの授受処理により発生する通信料金の課金先が端末
装置Tである旨の設定を顧客データベース13内におい
て行う。
【0183】次に、端末装置Tとプロバイダ装置SPと
の間で、ゲームの進行度に対応させて実際に必要なゲー
ム用データの授受を行いつつ当該ゲームを実行し(ステ
ップS71)、そのゲームが終了したならば現在確立さ
れているプロバイダ装置SPとの間の接続を断とする旨
の回線切断要求を電話回線Lを介してプロバイダ装置S
Pに送信して(ステップS72)一連の課金制御処理を
完了する。
【0184】そして、この後には、上述した課金先情報
に基づき、従来の方法を用いて、接続装置CNを有する電
話事業者等からプロバイダ装置SPを有するサービスプ
ロバイダに対して当該プログラムの伝送に際して発生し
た通信料金が請求されると共に、同様に当該電話事業者
等から端末装置Tを有する使用者に対して当該ゲーム用
データの伝送に際して発生した通信料金が請求されるこ
ととなる。
【0185】以上説明したように、第8実施形態のネッ
トワークシステムNにおける課金制御処理によれば、電
話回線Lを介したプログラム又はゲーム用データの伝送
の態様に対応して当該伝送を実行する際に発生する通信
料金の課金態様を制御するので、当該伝送の態様に応じ
た最適且つ公平な課金を行うことができる。
【0186】また、プログラムを端末装置Tに伝送する
に際して発生する通信料金をプロバイダ装置SP側とす
ると共にゲーム用データの伝送処理に際して発生する通
信料金を端末装置T側として連続的に課金制御するの
で、当該プログラム等の利用を促進することができる。
【0187】更に、プログラムの伝送段階及びゲームの
実行段階等、そのゲームの進行度合いによって課金態様
を制御するので、ゲーム毎により適切に課金態様を制御
することができる。
【0188】(IX)第9実施形態 最後に、本発明に係る他の実施形態である第9実施形態
について、図12及び図13を用いて説明する。なお、
図12は第9実施形態に係るネットワークシステムの全
体構成を示すブロック図であり、図13は第9実施形態
のネットワークシステムにおける情報の流れを示す流れ
図である。
【0189】上述した第6又は第7実施形態において
は、一の端末装置Tとプロバイダ装置SPとの間でデー
タの授受を行いつつゲームを実行する場合について夫々
説明したが、以下に説明する第9実施形態は、二つの端末
装置を夫々に接続装置CNを介してプロバイダ装置SP
に接続し、当該二つの端末装置間で対戦型のゲーム(以
下、本実施形態において単にゲームと称する)を実行す
る場合の課金制御処理に本発明を適用した場合の実施の
形態である。
【0190】先ず、第9実施形態に係るネットワークシ
ステムの構成について、図12を用いて説明する。
【0191】図12に示すように、第9実施形態のネッ
トワークシステムNNは、上述してきた第1乃至第8実
施形態の夫々におけるネットワークシステムNの構成に
おける端末装置Tと同一の構成を夫々に有する端末装置
T1及びT2と、当該ネットワークシステムNの構成に
おける場合と同様の構成を有する接続装置CN及びプロ
バイダ装置SPと、これらの各構成部材間を接続する電
話回線Lと、から構成されている。
【0192】このとき、端末装置T1とT2とでは、全
く同様に接続装置CN及び電話回線Lを介したプロバイ
ダ装置SPとの情報の授受が可能とされている。
【0193】次に、当該ネットワークシステムNNにお
いて実行されるゲームに係る情報の授受の態様につい
て、具体的に図13を用いて説明する。なお、図13に
おいては、単一の接続装置CNについて、説明の便宜
上、端末装置T1向けに機能する部分と端末装置T2向
けに機能する部分とを夫々別個に記載している。
【0194】また、以下に説明する第9実施形態におい
ては、ゲームにおいて、端末装置T1を有する使用者が
そのゲームに勝った場合であって、その端末装置T1の
使用者に課金すべき通信料金を負けた端末装置T2を有
する使用者側に負担させる場合について説明する。
【0195】図13に示すように、第9実施形態の課金
制御処理によれば、始めに、端末装置T1からプロバイダ
装置SPに対して、電話回線Lを介してプロバイダ装置
SPと端末装置Tとの間の接続を確立する旨の要求を当
該電話回線Lを介して行い(ステップS75)、更に、
当該接続確立後にプロバイダ装置SPに対して第9実施
形態のゲームに参加する旨の要求を当該電話回線Lを介
して行う(ステップS76)。
【0196】これにより、当該各要求を受信したプロバ
イダ装置SP内の上記サービスサーバ16と料金判定サ
ーバ18は、当該各要求を送信した端末装置T1を有す
る使用者(顧客)の識別及び要求された対戦型のプログ
ラムの特定等の処理を行う。このとき、当該識別処理は
顧客データベース19と料金判定サーバ18との間での
情報の授受により行われ、一方、プログラムの特定処理
はサービスデータベース17とサービスサーバ16との
間での情報の授受により行われる。
【0197】その後、当該特定等の処理の結果に基づい
て当該ゲームを実行する際に端末装置T1との間の情報
の授受により発生する通信料金の課金先を当該端末装置
T1側とする旨の課金先情報を、接続装置CN内の課金
サーバ12へ電話回線Lを介して出力する(ステップS
77)。これにより、課金サーバ12は、以後に実行さ
れるゲームにおいて端末装置T1との情報の授受により
発生する通信料金の課金先が当該端末装置T1である旨
の設定を顧客データベース13内において行う。
【0198】次に、端末装置T2からプロバイダ装置S
Pに対して、電話回線Lを介してプロバイダ装置SPと
端末装置T2との間の接続を確立する旨の要求を当該電
話回線Lを介して行い(ステップS78)、更に、当該
接続確立後にプロバイダ装置SPに対して第9実施形態
のゲームに参加する旨の要求を当該電話回線Lを介して
行う(ステップS79)。
【0199】これにより、当該各要求を受信したプロバ
イダ装置SP内の上記サービスサーバ16と料金判定サ
ーバ18は、端末装置T1からの各要求を受信した場合
と同様に、使用者の識別及び要求されたゲームプログラ
ムの特定等の処理を行う。
【0200】その後、当該特定等の処理の結果に基づい
て当該ゲームを実行する際に端末装置T2との間の情報
の授受により発生する通信料金の課金先を当該端末装置
T2側とする旨の課金先情報を、接続装置CN内の課金
サーバ12へ電話回線Lを介して出力する(ステップS
80)。これにより、課金サーバ12は、以後に実行さ
れるゲームにおいて端末装置T2との情報の授受により
発生する通信料金の課金先が当該端末装置T2である旨
の設定を顧客データベース13内において行う。
【0201】次に、ゲームを実行するために必要な対戦
者が二名揃ったところで各端末装置T1及びT2に対し
てゲーム参加許可情報をプロバイダ装置SPから夫々伝
送する(ステップS81及びS82)。
【0202】そして、各端末装置T1及びT2において
当該ゲーム参加許可情報を受け取った後に当該各端末装
置T1及びT2からゲームの開始を要求する、すなわ
ち、ゲーム用データを伝送する旨の要求を電話回線Lを
介して夫々プロバイダ装置SPに対して行う(ステップ
S83及びS84)。
【0203】次に、当該参加要求がプロバイダ装置SP
において夫々認識された後、各端末装置T1及びT2と
プロバイダ装置SPとの間で、ゲームの進行度に対応さ
せて実際に必要なゲーム用データの授受を接続装置CN
を介して行いつつ当該ゲームを実行する(ステップS8
5、S86)。
【0204】そして、当該ゲームの実行中に授受される
情報の内容に基づいて、プロバイダ装置SPは、端末装
置T1を有する使用者と端末装置T2を有する使用者と
でいずれが勝ったかを判定する。なお、以下の説明で
は、端末装置T1を有する使用者の方が当該ゲームにお
いて勝ったとして説明する。
【0205】その後、ゲームが終了して端末装置T1を
有する使用者が勝ったことが認識されると、次に、プロバ
イダ装置SPは、ゲームの実行中に当該プロバイダ装置
SPと端末装置T1との間で情報を授受する際に必要と
なった通信料金を、端末装置T2を有する使用者に対す
る課金額に加算することを示す課金先情報を接続装置C
Nに対して送信する(ステップS87)。これにより、
接続装置CN内の課金サーバ12は、端末装置T2に対
する課金額に当該通信料金を加算する旨の設定を顧客デ
ータベース13内において行う。
【0206】次に、同じくゲームが終了して端末装置T
1を有する使用者が勝ったことが認識されると、プロバ
イダ装置SPは、ゲームの実行中に当該プロバイダ装置
SPと端末装置T1との間で情報を授受する際に必要と
なった上記通信料金を、端末装置T2を有する使用者に
対する課金額から差し引くことを示す課金先情報を接続
装置CNに対して送信する(ステップS88)。これに
より、接続装置CN内の課金サーバ12は、端末装置T
1に対する課金額から当該通信料金を差し引く旨の設定
を顧客データベース13内において行う。
【0207】その後、プロバイダ装置SPは、上記ステ
ップS87において設定されている課金額を示す課金情
報を端末装置T2に送信する(ステップS89)と共
に、上記ステップS88において設定されている課金額
を示す課金情報を端末装置T1に送信する(ステップS
90)。
【0208】そして、夫々の端末装置T1及びT2に対
して引き続きゲームを続行するか否かを確認する旨の情
報を送信する(ステップS91及びS92)。
【0209】これ以後は、当該確認のための情報に対し
て夫々の端末装置T1又はT2から継続する旨の情報が
送信されてきたときは、再び上記ステップS83又はS
84に戻って以後上述した処理を繰り返す。
【0210】一方、当該確認のための情報に対して端末
装置T1又はT2の少なくともいずれか一方から継続し
ない旨の情報が送信されてきたときは、最早ゲームの接
続が不可能である旨の情報を各端末装置T1及びT2に
送信し、プロバイダ装置SPと各端末装置T1及びT2
との回線接続が断とされて一連のゲーム及びそれに伴う
課金制御処理が終了する。
【0211】以上説明したように、第9実施形態のネッ
トワークシステムNNにおける課金制御処理によれば、
電話回線Lを介したゲームの実行の態様に対応して当該
伝送を実行する際に発生する通信料金の課金態様を制御
するので、当該伝送の態様に応じた最適且つ公平な課金
を行うことができる。
【0212】また、ゲームの勝敗に基づいて課金態様が
制御されるので、より公平に課金態様が制御されると共
に、ゲームに対する興味がより大きくなる。
【0213】更に、ゲームの勝者が負担すべき通信料金
がゲームの敗者が負担すべき通信料金より少なくなるよ
うに課金態様が制御されるので、ゲームに対する興味が
更に大きくなる。
【0214】なお、上述した第9実施形態においては、
ゲームの実行に必要な通信料金が端末装置T1を有する
使用者又は端末装置T2を有する使用者のいずれか一方
に課金される場合について説明したが、これ以外に、上
述した第7実施形態の如く、各使用者に課金する通信料
金の一部を夫々サービスプロバイダに課金させるように
構成することも可能である。この場合は、上記ステップ
S77及びS80において夫々にプロバイダ装置SPに
負担させるべき割合を接続装置CNに通知することとな
る。
【0215】(X)変形形態 次に、本発明に係る変形形態について説明する。
【0216】先ず、第1の変形形態として、これまでの
各実施形態においては、通信時間に対応した通信料金の
課金を端末装置T、端末装置T1及びT2間又はプロバ
イダ装置SPの間で分担する場合について説明したが、
これ以外に、通信時間に対応した通信料金ではなく、実
際に授受される情報の量に応じた通信料金を課金の対象
として各実施形態の如く課金制御を行うように構成する
こともできる。
【0217】この場合には、電話回線Lの使用時間では
なく授受される情報の情報量に基づいて課金態様が制御
されるので、より適切に課金態様を制御することができ
る。
【0218】次に、第2の変形形態として、サービスプ
ロバイダが広告を含む情報を提供し、各端末装置Tにお
いてこれを受信する場合において、広告以外の情報に相
当する料金は端末装置T側に課金し、提供する広告につ
いてはプロバイダ装置SP側に課金するように構成する
こともできる。
【0219】この場合には、端末装置Tにおいて出力さ
れるべき広告を当該端末装置Tに送信するための通信料
金がプロバイダ装置SP側の負担となるので、より適切
且つ公平に課金態様を制御することができる。
【0220】更に、第3の変形形態として、電話回線Lを
用いたゲームの行う場合であって通信料金の他にゲーム
自体の利用料金が課金される場合に、当該ゲームの進行
の度合い(より具体的には、得た得点の高低又は通過し
たゲーム場面の数等)に基づいて当該使用者に対する課
金を減免し、その減免分をサービスプロバイダ側が負担
するように構成することもできる。
【0221】この場合には、ゲームの進行度合いによっ
て課金態様を制御するので、ゲーム毎により適切に課金
態様を制御することができると共に、端末装置Tの使用
者の当該ゲームへの参加意欲を向上させることができ
る。
【0222】更にまた、第4の変形形態として、プロバ
イダ装置SPから音楽情報又は画像情報を端末装置Tに
提供する場合に、音楽情報又は画像情報の伝送のための
通信料金は端末装置T側の課金とするが、特定の音楽情
報又は画像情報(より具体的には、発売前の宣伝中のも
の又は販売促進イベントに関連して配信しているもの
等)は、サービスプロバイダ側がその通信料金の一部を
負担し、残りを端末装置T側に課金しても良い。
【0223】また、第5の変形形態として、プロバイダ
装置SPにおいて商品等の内容及び価格等を含むカタロ
グ情報を端末装置Tに配信し当該端末装置Tを有する使
用者においてそのカタログ情報の中から所望する商品等
を選択して購入処理を行う場合に、当該使用者がカタロ
グ情報の配信を受けているときに必要な通信料金はサー
ビスプロバイダ側に全額又は一定の割合で課金するが、
そのカタログ情報を見た結果商品等を購入する場合に必
要な通信料金は端末装置T側に全額課金するように構成
しても良い。
【0224】この場合は、商品等の販売に必要な販売情
報、特にカタログ情報の授受により発生する料金はプロ
バイダ装置SP側に主として課金し、一方、商品等自体
の代金を端末装置T側に課金するように課金態様を制御
するので、電話回線Lを介した商品等の販売に適した態
様で課金を行うことができることとなる。
【0225】更に、第6の変形形態として、プロバイダ
装置SPにおいて商品等の内容及び価格等を含むカタロ
グ情報を端末装置Tに配信し当該端末装置Tを有する使
用者においてそのカタログ情報の中から所望する商品等
を選択して購入処理を行う場合に、当該使用者がカタロ
グ情報の配信を受けているときに必要な通信料金を一時
的に端末装置T側に課金し、そのカタログ情報を見た結
果商品等を購入する場合に必要な通信料金は端末装置T
側に全額課金し、更にその購入代金から上記カタログ情
報の配信に要した通信料金を差し引いて請求するように
構成しても良い。
【0226】更にまた、第7の変形形態として、プロバ
イダ装置SPにおいて商品等の内容及び価格等を含むカ
タログ情報を端末装置Tに配信し当該端末装置Tを有す
る使用者においてそのカタログ情報の中から所望する商
品等を選択して購入処理を行う場合に、当該使用者がカ
タログ情報の配信を要求する旨の情報をプロバイダ装置
SPに送信する際に必要な通信料金は端末装置T側に課
金し、一方、プロバイダ装置SPから当該カタログ情報を
実際に配信する際に必要な通信料金はサービスプロバイ
ダに課金するように構成することもできる。
【0227】この場合は、伝送すべき情報量が多くなる
カタログ情報の実際の配信の際に発生する通信料金をサ
ービスプロバイダ側とするので、より実際の商品等の販
売に適した態様で課金を行うことができる。
【0228】また、第8の変形形態として、サービスプ
ロバイダがいわゆるチャットサービスを電話回線Lを介
して行う場合において当該チャットサービスを利用する
際に発生する通信料金を、端末装置Tを夫々に有する複
数の使用者に対して課金するとき、その課金割合につい
て、男性たる当該使用者の課金割合を女性たる当該使用
者の課金割合より高く設定することで、当該チャットサ
ービスの利用促進を図るように構成することができる。
【0229】最後に、第9の変形形態として、サービスプ
ロバイダが掲示板サービスを電話回線Lを介して行う場
合に、当該掲示板上に公開する情報量が多いほど、すな
わち、文字だけでなく写真や自己の電子メールアドレス
まで公開した場合には、その情報公開量に応じて当該使
用者への課金割合を低減するように構成すれば、その掲
示板サービスの利用を促進することができる。
【0230】なお、上記した図4乃至図11及び図13
に示す流れ図に対応するプログラムを、接続装置CN
用、端末装置T用及びプロバイダ装置SP用として夫々
別個に例えばフレキシブルディスク又はハードディスク
に記録しておき、これを、当該接続装置CNにおける課
金サーバ12、端末装置Tにおける制御部6又はプロバ
イダ装置SPにおけるサービスサーバ16において読み
出して実行させることにより、上述した各実施形態及び
変形形態と同一の課金制御処理を実行させるように構成
することもできる。
【0231】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、ネットワークを介した情報処理における
処理態様又は情報の授受の態様の少なくともいずれか一
方に対応して当該情報処理を実行する際に発生する料金
の課金態様を制御するので、種々の情報処理の処理態様
に応じた最適且つ公平な課金を行うことができる。
【0232】従って、当該最適且つ公平な課金を行うこ
とで、上記ネットワークを介した情報処理の利用を促進
することができる。
【0233】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、ネットワークの使用時間
ではなく情報処理において授受される情報の情報量に基
づいて課金態様が制御されるので、より適切に課金態様
を制御することができる。
【0234】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の効果に加えて、端末装置において
出力されるべき広告を当該端末装置に送信するための負
担料金がサーバ装置側の負担となるので、より適切且つ
公平に課金態様を制御することができる。
【0235】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
から3のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、ゲ
ームの勝敗に基づいて課金態様が制御されるので、より
公平に課金態様が制御されると共に、ゲームに対する興
味がより大きくなる。
【0236】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
に記載の発明の効果に加えて、ゲームの勝者が負担すべ
き料金がゲームの敗者が負担すべき料金より少なくなる
ように課金態様が制御されるので、ゲームに対する興味
が更に大きくなる。
【0237】請求項6に記載の発明によれば、請求項4
又は5に記載の発明の効果に加えて、ゲームの内容、例
えば、そのゲームの進行度合いによって課金態様を制御
するので、ゲーム毎により適切に課金態様を制御するこ
とができる。
【0238】請求項7に記載の発明によれば、請求項1
から3のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、プ
ログラム等を端末装置に伝送するに際して発生する料金
がサーバ装置側に課金されるので、当該プログラム等の
端末装置への伝送を促進することができる。
【0239】請求項8に記載の発明によれば、請求項7
に記載の発明の効果に加えて、プログラム等の伝送処理
に際して発生する料金の一部を端末装置側に課金するの
で、そのプログラム等の特性に応じて課金態様を設定す
ることができる。
【0240】請求項9に記載の発明によれば、請求項1
から3のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、商
品の販売に必要な販売情報の授受により発生する料金及
び商品自体の代金を端末装置側に課金するように課金態
様を制御するので、ネットワークを介した商品の販売に
適した態様で課金を行うことができる。
【0241】請求項10に記載の発明によれば、請求項
9に記載の発明の効果に加えて、商品の販売に必要なカ
タログ情報の送信に際して発生する料金をサーバ装置側
に課金するので、当該商品の販売を促進することができ
る。
【0242】請求項11に記載の発明によれば、ネット
ワークを介した情報処理における処理態様又は情報の授
受の態様の少なくともいずれか一方に対応して当該情報
処理を実行する際に発生する料金の課金態様を制御する
ので、種々の情報処理の処理態様に応じた最適且つ公平
な課金を行うことができる。
【0243】従って、当該最適且つ公平な課金を行うこ
とで、上記ネットワークを介した情報処理の利用を促進
することができる。
【0244】請求項12に記載の発明によれば、請求項
11に記載の発明の効果に加えて、ネットワークの使用
時間ではなく情報処理において授受される情報の情報量
に基づいて課金態様が制御されるので、より適切に課金
態様を制御することができる。
【0245】請求項13に記載の発明によれば、請求項
12に記載の発明の効果に加えて、端末装置において出
力されるべき広告を当該端末装置に送信するための負担
料金がサーバ装置側の負担となるので、より適切且つ公
平に課金態様を制御することができる。
【0246】請求項14に記載の発明によれば、請求項
11から13のいずれか一項に記載の発明の効果に加え
て、ゲームの勝敗に基づいて課金態様が制御されるの
で、より公平に課金態様が制御されると共に、ゲームに
対する興味がより大きくなる。
【0247】請求項15に記載の発明によれば、請求項
14に記載の発明の効果に加えて、ゲームの勝者が負担
すべき料金がゲームの敗者が負担すべき料金より少なく
なるように課金態様が制御されるので、ゲームに対する
興味が更に大きくなる。
【0248】請求項16に記載の発明によれば、請求項
14又は15に記載の発明の効果に加えて、ゲームの内
容、例えば、そのゲームの進行度合いによって課金態様
を制御するので、ゲーム毎により適切に課金態様を制御
することができる。
【0249】請求項17に記載の発明によれば、請求項
11から13のいずれか一項に記載の発明の効果に加え
て、プログラム等を端末装置に伝送するに際して発生す
る料金がサーバ装置側に課金されるので、当該プログラ
ム等の端末装置への伝送を促進することができる。
【0250】請求項18に記載の発明によれば、請求項
17に記載の発明の効果に加えて、プログラム等の伝送
処理に際して発生する料金の一部を端末装置側に課金す
るので、そのプログラム等の特性に応じて課金態様を設
定することができる。
【0251】請求項19に記載の発明によれば、請求項
11から13のいずれか一項に記載の発明の効果に加え
て、商品の販売に必要な販売情報の授受により発生する
料金及び商品自体の代金を端末装置側に課金するように
課金態様を制御するので、ネットワークを介した商品の
販売に適した態様で課金を行うことができる。
【0252】請求項20に記載の発明によれば、請求項
19に記載の発明の効果に加えて、商品の販売に必要な
カタログ情報の送信に際して発生する料金をサーバ装置
側に課金するので、当該商品の販売を促進することがで
きる。
【0253】請求項21に記載の発明によれば、ネット
ワークを介した情報処理における処理態様又は情報の授
受の態様の少なくともいずれか一方に対応して課金され
た料金を端末装置側において支払処理するようにコンピ
ュータが機能するので、種々の情報処理の処理態様に応
じて最適且つ公平に端末装置に課金することができる。
【0254】従って、当該最適且つ公平な課金を行うこ
とで、上記ネットワークを介した情報処理の利用を促進
することができる。
【0255】請求項22に記載の発明によれば、ネット
ワークを介した情報処理における処理態様又は情報の授
受の態様の少なくともいずれか一方に対応して課金され
た料金を端末装置側において支払処理するようにコンピ
ュータが機能するので、種々の情報処理の処理態様に応
じて最適且つ公平に端末装置に課金することができる。
【0256】従って、当該最適且つ公平な課金を行うこ
とで、上記ネットワークを介した情報処理の利用を促進
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のネットワークシステムの全体構
成を示すブロック図である。
【図2】ネットワーク内の各構成部材の細部構成を夫々
に示すブロック図であり、(a)は端末装置の細部構成
を示すブロック図であり、(b)は接続装置の細部構成
を示すブロック図であり、
【図3】第1実施形態のプロバイダ装置の細部構成を示
すブロック図である。
【図4】第1実施形態のネットワークにおける課金制御
処理の態様を示す流れ図であり、(a)はプログラムの
伝送段階における課金制御処理の態様を示す流れ図であ
り、(b)はゲーム用データの伝送段階における課金制
御処理の態様を示す流れ図である。
【図5】第2実施形態のネットワークにおける課金制御
処理の態様を示す流れ図である。
【図6】第3実施形態のネットワークにおける課金制御
処理の態様を示す流れ図である。
【図7】第4実施形態のネットワークにおける課金制御
処理の態様を示す流れ図である。
【図8】第5実施形態のネットワークにおける課金制御
処理の態様を示す流れ図である。
【図9】第6実施形態のネットワークにおける課金制御
処理の態様を示す流れ図である。
【図10】第7実施形態のネットワークにおける課金制
御処理の態様を示す流れ図であり、(a)はプログラム
の伝送段階における課金制御処理の態様を示す流れ図で
あり、(b)はゲーム用データの伝送段階における課金
制御処理の態様を示す流れ図である。
【図11】第8実施形態のネットワークにおける課金制
御処理の態様を示す流れ図である。
【図12】第9実施形態のネットワークシステムの全体
構成を示すブロック図である。
【図13】第9実施形態のネットワークにおける課金制
御処理の態様を示す流れ図である。
【符号の説明】
1…送受信部 2…スピーカ 3…マイク 4…操作部 5…表示部 7…メモリ 6…制御部 10…交換機 11、20…LAN 12…課金サーバ 13…課金データベース 15…回線送受信部 16…サービスサーバ 17…サービスデータベース 18…料金判定サーバ 19…顧客データベース N、NN…ネットワークシステム T、T1、T2…端末装置 CN…接続装置 SP…プロバイダ装置 L…電話回線 AT…アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C001 CB08 5K025 BB10 GG10 5K030 GA11 HA08 HB08 HC01 JA10 KA05 KA07

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介してサーバ装置と一又
    は複数の端末装置との間で情報の授受を行うことにより
    実現される情報処理を実行する際に発生する料金の課金
    態様を、前記情報処理における処理態様又は前記情報の
    授受の態様の少なくともいずれか一方に対応して制御す
    る課金制御手段と、 前記課金制御手段により制御された負担料金を、前記サ
    ーバ装置又は前記端末装置のうち少なくともいずれか一
    方に課金する課金手段と、 を備えることを特徴とする課金制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の課金制御装置におい
    て、 前記情報の授受の態様に対応して前記課金態様を制御す
    る前記課金制御手段は、前記授受される情報の情報量に
    基づいて前記課金態様を制御することを特徴とする課金
    制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の課金制御装置におい
    て、 前記情報は、前記端末装置において出力されるべき広告
    の内容を示す広告情報を少なくとも含むと共に、前記授
    受される情報の情報量に基づいて前記課金態様を制御す
    る前記課金制御手段は、前記広告情報の情報量に対応す
    る前記負担料金を前記サーバ装置の負担とすることを特
    徴とする課金制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一項に記載の
    課金制御装置において、 前記情報処理は前記サーバ装置と前記端末装置との間で
    前記ネットワークを介して前記情報を授受しつつ実行さ
    れるゲームであると共に、 前記情報処理における処理態様に対応して前記課金態様
    を制御する前記課金制御手段は、前記ゲームの勝敗に基
    づいて前記課金態様を制御することを特徴とする課金制
    御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の課金制御装置におい
    て、 前記課金制御手段は、前記ゲームの勝者が負担すべき前
    記料金が前記ゲームの敗者が負担すべき前記料金より少
    なくなるように前記課金態様を制御することを特徴とす
    る課金制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載の課金制御装置に
    おいて、 前記課金制御手段は、前記ゲームの内容に基づいて前記
    課金態様を制御することを特徴とする課金制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から3のいずれか一項に記載の
    課金制御装置において、 前記情報は前記端末装置において用いられるべきプログ
    ラム又はデータの少なくともいずれか一方であり、前記
    情報処理は前記サーバ装置から前記端末装置に前記一方
    を伝送する伝送処理であると共に、 前記情報の授受の態様に対応して前記課金態様を制御す
    る前記課金制御手段は、前記一方の伝送により発生する
    前記料金を前記サーバ装置側に課金するように前記課金
    態様を制御することを特徴とする課金制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の課金制御装置におい
    て、 前記情報の授受の態様に対応して前記課金態様を制御す
    る前記課金制御手段は、前記一方の伝送に発生する前記
    料金の一部を前記端末装置側に課金するように前記課金
    態様を制御することを特徴とする課金制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から3のいずれか一項に記載の
    課金制御装置において、 前記情報処理は前記サーバ装置を介して前記端末装置の
    使用者に対して商品の販売を行う販売処理であり、前記
    情報は当該商品の販売に際して授受されるべき販売情報
    であると共に、 前記課金制御手段は、前記販売情報の授受により発生す
    る前記料金及び前記商品自体の代金を前記端末装置側に
    課金するように前記課金態様を制御することを特徴とす
    る課金制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の課金制御装置におい
    て、 前記サーバ装置は、前記商品の販売に当たって、当該販
    売を案内するカタログ情報を前記端末装置に送信すると
    共に、 前記課金制御手段は、前記カタログ情報の送信により発
    生する前記料金を前記サーバ装置側に課金するように前
    記課金態様を制御することを特徴とする課金制御装置。
  11. 【請求項11】 ネットワークを介してサーバ装置と一
    又は複数の端末装置との間で情報の授受を行うことによ
    り実現される情報処理を実行する際に発生する料金の課
    金態様を、前記情報処理における処理態様又は前記情報
    の授受の態様の少なくともいずれか一方に対応して制御
    する課金制御工程と、 前記課金制御工程において制御された負担料金を、前記
    サーバ装置又は前記端末装置のうち少なくともいずれか
    一方に課金する課金工程と、 を備えることを特徴とする課金制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の課金制御方法にお
    いて、 前記情報の授受の態様に対応して前記課金態様を制御す
    る前記課金制御工程においては、前記授受される情報の
    情報量に基づいて前記課金態様を制御することを特徴と
    する課金制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の課金制御方法にお
    いて、 前記情報は、前記端末装置において出力されるべき広告
    の内容を示す広告情報を少なくとも含むと共に、 前記授受される情報の情報量に基づいて前記課金態様を
    制御する前記課金制御工程においては、前記広告情報の
    情報量に対応する前記負担料金を前記サーバ装置の負担
    とすることを特徴とする課金制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項11から13のいずれか一項に
    記載の課金制御方法において、 前記情報処理は前記サーバ装置と前記端末装置との間で
    前記ネットワークを介して前記情報を授受しつつ実行さ
    れるゲームであると共に、 前記情報処理における処理態様に対応して前記課金態様
    を制御する前記課金制御工程においては、前記ゲームの
    勝敗に基づいて前記課金態様を制御することを特徴とす
    る課金制御方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の課金制御方法にお
    いて、 前記課金制御工程においては、前記ゲームの勝者が負担
    すべき前記料金が前記ゲームの敗者が負担すべき前記料
    金より少なくなるように前記課金態様を制御することを
    特徴とする課金制御方法。
  16. 【請求項16】 請求項14又は15に記載の課金制御
    方法において、 前記課金制御工程においては、前記ゲームの内容に基づ
    いて前記課金態様を制御することを特徴とする課金制御
    方法。
  17. 【請求項17】 請求項11から13のいずれか一項に
    記載の課金制御方法において、 前記情報は前記端末装置において用いられるべきプログ
    ラム又はデータの少なくともいずれか一方であり、前記
    情報処理は前記サーバ装置から前記端末装置に前記一方
    を伝送する伝送処理であると共に、 前記情報の授受の態様に対応して前記課金態様を制御す
    る前記課金制御工程においては、前記一方の伝送により
    発生する前記料金を前記サーバ装置側に課金するように
    前記課金態様を制御することを特徴とする課金制御方
    法。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の課金制御方法にお
    いて、 前記情報の授受の態様に対応して前記課金態様を制御す
    る前記課金制御工程においては、前記一方の伝送に発生
    する前記料金の一部を前記端末装置側に課金するように
    前記課金態様を制御することを特徴とする課金制御方
    法。
  19. 【請求項19】 請求項11から13のいずれか一項に
    記載の課金制御方法において、 前記情報処理は前記サーバ装置を介して前記端末装置の
    使用者に対して商品の販売を行う販売処理であり、前記
    情報は当該商品の販売に際して授受されるべき販売情報
    であると共に、 前記課金制御工程においては、前記販売情報の授受によ
    り発生する前記料金及び前記商品自体の代金を前記端末
    装置側に課金するように前記課金態様を制御することを
    特徴とする課金制御方法。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の課金制御方法にお
    いて、 前記商品の販売に当たって、前記サーバ装置から当該販
    売を案内するカタログ情報を前記端末装置に送信する送
    信工程を更に備えると共に、 前記課金制御工程においては、前記カタログ情報の送信
    により発生する前記料金を前記サーバ装置側に課金する
    ように前記課金態様を制御することを特徴とする課金制
    御方法。
  21. 【請求項21】 請求項1から10のいずれか一項に記
    載のネットワークにより前記サーバ装置に接続される前
    記端末装置に含まれるコンピュータを、 前記ネットワークを介した前記情報処理を実行する実行
    手段、及び、 前記課金手段により課金された前記負担料金を支払うた
    めの支払処理を行う支払手段、 として機能させることを特徴とする課金制御用プログラ
    ムが前記コンピュータにより読取可能に記録された情報
    記録媒体。
  22. 【請求項22】 請求項1から10のいずれか一項に記
    載のネットワークにより前記サーバ装置に接続される前
    記端末装置に含まれるコンピュータを、 前記ネットワークを介した前記情報処理を実行する実行
    手段、及び、 前記課金手段により課金された前記負担料金を支払うた
    めの支払処理を行う支払手段、 として機能させることを特徴とする課金制御用プログラ
    ム。
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