JP2002342595A - 通信販売システム - Google Patents

通信販売システム

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JP2002342595A
JP2002342595A JP2001148085A JP2001148085A JP2002342595A JP 2002342595 A JP2002342595 A JP 2002342595A JP 2001148085 A JP2001148085 A JP 2001148085A JP 2001148085 A JP2001148085 A JP 2001148085A JP 2002342595 A JP2002342595 A JP 2002342595A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 店舗と通信販売業者との間で定めた商品の金
額を変更することなく、店舗側において商品の価格を変
更し、また、通信販売機に表示する価格を変更する。 【解決手段】 店舗2が備える販売端末3と通信販売業
者4が備える受注端末5との間で発注処理を行い、店舗
と通信販売業者の間であらかじめ定められた固定価格に
より決済を行う通信販売システムであり、販売端末3は
設定価格を設定自在とし、決済を行う決済手段6は店舗
から設定価格ないし固定価格を含む販売情報及び利用者
情報を入力し、利用者と店舗の間は設定価格で決済を行
い、店舗と通信販売業者との間は固定価格で決済する構
成とする。決済手段6において、利用者と店舗の間は設
定価格で決済を行い、店舗と通信販売業者との間は固定
価格で決済する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信販売システム
に関し、特に取引先である通販元と店舗との間で定める
価格と、店舗で表示する価格とを異ならせる場合の決済
を行う通信販売システムに関する。
【0002】
【従来の技術】店舗に設置される通信販売機を用いた販
売形態において、その場で商品を販売する販売形態の他
に、通信販売機で商品を選択して端末を介して通信販売
業者に注文すると共に代金を店舗に支払い、商品は追っ
て店舗あるいは利用者に送付す形態のものが提案されて
いる。
【0003】このような通信販売機を用いた販売形態で
は、通信販売機に表示画面に商品と金額を表示してい
る。商品の代金は、通信販売機が設置される店舗に支払
われる形態であるため、商品の金額は店舗と通信販売業
者との間で予め定めておき、この予め定めた金額に基づ
いて定めた価格を通信販売機の表示画面に表示する必要
がある。
【0004】利用者は、通信販売機の表示画面に表示さ
れる商品と価格を参考にして購入する商品を決定し、決
定した商品を通信販売業者に注文すると共に、代金を店
舗に支払う。店舗は、金融機関に通信販売業者に対し
て、通信販売業者との間で予め定めた金額の振替えを依
頼することによって、通信販売業者に代金を支払う。通
信販売業者は、受注した商品を店舗あるいは利用者に送
付することで商取引が完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来提案される店舗に
設置される通信販売機を用いた通信販売では、商品の価
格は店舗と通信販売業者との間で予め定めた固定的な金
額に基づいているため、店舗側において通信販売の商品
価格を任意に変更し設定することが困難であるという問
題がある。
【0006】店舗側において通信販売の商品価格を任意
に変更し設定すると、通信販売機の表示画面に表示され
る価格と、店舗と通信販売業者との間で定めた金額との
間に違いが生じることになるため、店舗側において通信
販売の商品価格を変更するには、予め通信販売業者との
間で金額の再度定める必要がある。
【0007】店舗側においては、特売日、特売品、一定
の条件を満たす利用者に対する割引等の営業上のサービ
スが行われているが、店舗に設置した通信販売機等の端
末を用いた通信販売にこのようなサービスを適用するこ
とは、変更毎に店舗と通信販売業者との間で変更毎に商
品の金額の設定処理を行う必要がありこの金額変更に時
間がかかるため実質的に困難である。
【0008】そこで、本発明は、店舗と通信販売業者と
の間で定めた商品の金額を変更することなく、店舗側に
おいて商品の価格を変更することができる通信販売シス
テムを提供することを目的する。また、店舗と通信販売
業者との間で定めた商品の金額を変更することなく、通
信販売機に表示する価格を変更することができる通信販
売システムを提供することを目的する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の通信販売システ
ムは、店舗が備える販売端末と通信販売業者が備える受
注端末との間で発注処理を行い、店舗と通信販売業者の
間であらかじめ定められた固定価格により決済を行う通
信販売システムであり、販売端末は設定価格を設定自在
とし、決済を行う決済手段は店舗から設定価格ないし固
定価格を含む販売情報及び利用者情報を入力し、利用者
と店舗の間は設定価格で決済を行い、店舗と通信販売業
者との間は固定価格で決済する構成とする。
【0010】決済手段において、利用者と店舗の間は設
定価格で決済を行い、店舗と通信販売業者との間は固定
価格で決済する構成とすることによって、店舗と通信販
売業者との間で定めた価格を変更することなく固定価格
としたままで、店舗側の通信販売の販売端末の価格を変
更することができる。
【0011】図1は本発明の通信販売システムの概略を
説明するための概略ブロック図である。通信販売システ
ム1は、店舗2が備える通信販売機の販売端末3と通信
販売業者4の受注端末5と決済手段6との間において、
通信販売による商取引を行うシステムであり、利用者7
は、店舗2の販売端末3によって受注端末5にオーダー
価格Bで商品を発注し、通信販売業者4から商品あるい
はサービスの提供を受ける。また、販売端末3は決済手
段6に固定価格Bと共に、販売端末3で任意に設定した
設定価格Aを送信する。
【0012】決済手段6は、利用者金融機関6Aと店舗
金融機関6Bとの間の決済を設定価格Aで行い、店舗金
融機関6Bと通信販売業者金融機関6Cとの間に決済を
固定価格Bで行う。これによって、設定価格と固定価格
とによる決済を可能とする。なお、ここで、固定価格は
店舗と通信販売業者との間で予め定めた価格である。
【0013】本発明の通信販売システムは、実施の形態
によって複数の態様とすることができる。本発明の通信
販売システムの第1の態様は、決済手段を金融機関とす
る。金融機関は、利用者と店舗の口座間において設定価
格に基づいて振替え処理を行い、店舗と通信販売業者の
口座間において固定価格に基づいて振替え処理を行う。
金融機関は、利用者口座から設定価格を引き落として店
舗口座に振替え、さらに、店舗口座から固定価格を店舗
口座に振替える。これによって、店舗に対しては設定価
格で決済を行い、通信販売業者に対しては固定価格で決
済を行う。第1の態様によれば、利用者と店舗と通信販
売業者が共通する金融機関である場合には、簡易な振替
え処理によって決済を行うことができる。
【0014】本発明の通信販売システムの第2の態様
は、決済手段を金融機関とし、デビットカードによる決
済処理と口座間の振替え処理を利用する。金融機関は、
利用者と店舗の間はデビットカードを用いることによっ
て設定価格に基づいて相殺し、相殺結果に基づいて決済
金融機関で決済処理を行う。また、店舗と通信販売業者
の間は各口座間において固定価格に基づいて振替え処理
を行う。これによって、店舗に対しては設定価格で決済
を行い、通信販売業者に対しては固定価格で決済を行
う。
【0015】第2の態様によれば、デビットカードを用
いることによって、手数料なしでキャッシュカードを用
いて利用することができるという利用者のメリットや、
代金の回収が効率的となるという店舗や通信販売業者の
メリットを得ることができる。また、利用者と店舗とが
異なる金融機関を利用する場合であっても決済を行うこ
とができる。
【0016】本発明の通信販売システムの第3の態様
は、決済手段を金融機関とし、デビットカードによる決
済処理を利用する。金融機関は、利用者と店舗の間はデ
ビットカードを用いることによって、利用者と店舗の間
は設定価格に基づいて相殺し、店舗と通信販売業者の間
は固定価格に基づいて相殺し、相殺結果に基づいて決済
金融機関で決済処理を行う。これによって、店舗に対し
ては設定価格で決済を行い、通信販売業者に対しては固
定価格で決済を行う。
【0017】第3の態様によれば、デビットカードを用
いることによって、手数料なしでキャッシュカードを用
いて利用することができるという利用者のメリットや、
代金の回収が効率的となるという店舗や通信販売業者の
メリットを得ることができる。また、利用者と店舗と通
信販売業者とが異なる金融機関を利用する場合であって
も決済を行うことができる。
【0018】本発明の通信販売システムの第4の態様
は、決済手段はポイント管理機関と金融機関とし、ポイ
ントによる決済と口座間の振替え処理を利用する。利用
者と店舗との間の決済は、ポイント管理機関によって設
定ポイントに基づいてポイント精算処理を行う。また、
店舗と通信販売業者との間の決済は、金融機関によって
店舗口座と通信販売業者口座の口座間において固定価格
に基づいて振替え処理を行う。これによって、店舗に対
しては設定価格で決済を行い、通信販売業者に対しては
固定価格で決済を行う。
【0019】第4の態様によれば、利用者はポイントに
よって通信販売の決済を行うことができる。また、通信
販売業者は、利用者がポイントを利用した場合であって
も、店舗から代金の回収を効率的に行うことができる。
【0020】本発明の通信販売システムにおいて、店舗
が備える販売端末は、設定価格を設定する設定手段と、
設定価格を記憶する記憶手段と、設定価格を表示する表
示手段とを備える構成とする。設定手段は設定価格を設
定する他に、固定価格及び設定価格を表示手段に表示す
るための表示条件及び又は表示手段上に価格を表示する
表示位置を設定する。表示手段は、表示条件に応じて記
憶手段から設定価格又は固定価格を選択して読み出し、
表示位置に表示する。
【0021】設定価格あるいは固定価格を選択する表示
条件は種々に定めることができる。例えば、月、日、曜
日、時間の少なくとも何れか一つ、あるいはこれらを任
意に組合わせて設定する。これによって、設定した月日
や曜日あるいは時間によって、販売端末に表示する表示
価格を切替えることができる。
【0022】また、利用者に特有の特定日あるいは利用
者が定める特定日とする。例えば、利用者の誕生日や利
用者自身が定める日を特定日に設定し、この特定日に固
定価格に代えて設定価格を表示する。これによって、各
利用者毎の特定日を設定することで、利用者へのサービ
スを向上させることができる。
【0023】また、表示条件は、利用者が固有に備える
利用者条件とする。利用者条件としては、例えば、店舗
の利用頻度や会員の有無によって優待者を設定し、利用
者が優待者である場合には設定価格を表示することで、
利用者へのサービスを向上させることができる。
【0024】また、設定価格は、通信販売が提供する商
品価格の他サービスについても設定することができ、さ
らに、商品やサービスどうし、あるいは商品とサービス
とを組み合わせたものとすることができる。この組み合
わせは店舗毎に任意に設定することができる。また、組
み合わせる商品やサービスは通信販売が提供する他、通
信販売が提供しない商品やサービスを含ませることがで
きる。これによって、利用者に提供する商品やサービス
の種類を増やし、利用者へのサービスを向上させること
ができる。
【0025】販売端末は、受注端末への発注処理や通信
販売業者の金融機関に振替え要求を、所定時刻あるいは
所定時間間隔ごとにを行う。これによって、通信費用や
取引き手数料を削減することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照しながら詳細に説明する。図2は本発明の通信販売
システムの第1の態様の一例を説明するための構成例で
ある。通信販売システム1では、店舗と通信販売業者と
の間では、両者間で取引きす際の商品あるいはサービス
の価格を固定価格として予め定めておく。店舗は、この
固定価格とは別に利用者に対して任意に価格を設定し、
利用者と店舗との間は設定価格によって決済を行い、店
舗と通信販売業者との間は固定価格によって決済を行
う。第1の態様は、金融機関によって利用者と店舗の口
座間において設定価格に基づいて振替え処理を行い、店
舗と通信販売業者の口座間において固定価格に基づいて
振替え処理を行うことで決済を行う。
【0027】この決済を行う構成として、通信販売シス
テム1は、店舗側が備える販売端末3と、通信販売業者
が備える受注端末4と、決済を行う金融機関6Aを備
え、販売端末3受注端末4との間で発注処理を行い、販
売端末3は設定価格を設定自在とし、金融機関6Aは店
舗から設定価格ないし固定価格を含む販売情報(振替デ
ータ)及び利用者情報(暗証番号)等を入力し、利用者
7と店舗の間は設定価格で振替えを行い、店舗と通信販
売業者4との間は固定価格で振替えを行う。
【0028】販売端末3は、決済処理を行うための各デ
ータを記憶するデータベース(DB1〜DB5)と、各
入力手段(3b,3c,3d,3e)、表示手段(3a
1,3a2,3e,3f)、決済処理に係わるデータを
作成するデータ作成手段(3i,3j,3k,3l)、
利用者の特定に用いる手段(3g)、通信に係わる手段
(3h,3m)、及び計時を行うタイマ(T1,T2)
を備え、価格の設定、、決済、及び発注等の処理を行
う。
【0029】価格の設定は、設定用入力手段3bから固
定価格を設定価格に変更するための補正値や、固定価格
あるいは設定価格を表示するための条件を入力し、設定
用画面3a1に表示すると共に、設定した補正値あるい
は設定価格、条件を設定データベースDB2に格納す
る。判定手段3eは、設定データベースDB2から条件
を読み出して条件の判定を行い、判定結果に基づいて固
定価格あるいは設定価格、及び商品説明等のデータを設
定データベースDB2から読み出し、表示制御手段3f
によって販売用画面3a2に表示する。なお、設定用画
面3a1と販売用画面3a2は別に設けることも、共通
とすることもできる。
【0030】利用者は、利用者用入力手段3cから入力
する暗証番号やカード読取り手段3dによるカードID
によって個人を特定すると共に、通信販売で購入する商
品あるいはサービス業者を選択する。個人の特定は、販
売端末側3及び金融機関6Aによって行われる。販売端
末3が行う個人の特定は、優待者や個人毎に設定した設
定価格の表示やポイント管理を行うためであり、利用者
用入力手段3cから入力した暗証番号と販売端末3が備
える利用者データベースDB1に格納した暗証番号とを
判定手段3eで比較することで行う。判定手段3eは、
利用者が優待者や特定の条件が設定されている場合に
は、設定データベースDB2から固定価格に代えて設定
価格を読み出し表示する。
【0031】金融機関6Aが行う個人の特定は、通信販
売の決済を利用者口座6aを利用して行うためであり、
認証手段3gは端末通信制御手段3hを介して金融機関
6Aと接続し、IDコードや暗証番号等の識別情報によ
り特定を行う。利用者が特定された場合には、利用者が
行う通信販売の利用を許容する。利用者が通信販売によ
る商品やサービスを選択した場合には、販売画面3a2
に選択した商品やサービスを表示すると共に、取引きデ
ータ処理手段3iによって決済及び発注の処理を行う。
【0032】取引きデータ処理手段3iは、発注データ
作成手段3lで発注データを作成し、データ送受信手段
3m及び端末通信制御手段3hを介して通信販売業者4
の受注端末5に送信し発注を行う。発注データは、受注
端末5から送られた受注データと共に、発注データベー
スDB5に記録する。なお、データ送受信手段3mはタ
イマT2により所定時刻毎に発注データをまとめて送信
する。
【0033】また、取引きデータ処理手段3iは、振替
データ作成手段3kで振替データを作成し、データ送受
信手段3m及び端末通信制御手段3hを介して金融機関
6Aに送信し、利用者口座6aからの引き落とし、利用
者口座6aから店舗口座6bへの振替え、及び店舗口座
6bから通信販売業者口座6cへの振替えを依頼するこ
とで決済を行う。なお、振替データは、データ送受信手
段3mによって所定時刻毎にまとめて送信することがで
きる。
【0034】取引きデータ処理手段3iは、売上データ
作成手段3jで売上データを作成し、売上データベース
DB4に記録し、また、利用者による取引きを取引記録
データベースDB3に記録する。金融機関6Aは、利用
者口座6a,店舗口座6b,及び通信販売業者口座6c
を備え、店舗の販売端末3からの要求に応じて引き落と
し及び振替えを行って決済処理を行う。
【0035】以下、図3,4のフローチャートを用いて
通信販売システムの第1の態様の動作例について説明す
る。判定手段3eは、設定データベースDB2から設定
条件を読み出し、設定条件を判断する。図5は設定デー
タベースDB2に設定されるデータ構成の一例を示して
いる。設定データベースDB2は、各商品毎に販売用画
面3a2に表示する設定価格、店舗と通信販売業者との
間で定めた固定価格、及び販売用画面3a2上の表示位
置や商品説明(図示していない)等のデータを含む。設
定価格は、口座による決済に用いる表示価格、及びポイ
ントによる決済に用いる表示ポイントがある。表示価格
には条件に応じた設定価格が設定され、表示ポイントに
は条件に応じた設定ポイントが設定される。条件として
は、例えば、月、日、曜日、時刻等の時間に基づく条
件、優待者や会員等の人に基づく条件を設定することが
できる。
【0036】図5に示す例では、条件1,2では通常の
利用者と優待の利用者によって異なる価格を設定し、さ
らに、条件11,12,21,22では休日と平日によ
って異なる価格を設定している。また、ポイント表示に
おいても条件3,4、31,32,41,42によって
それぞれ異なるポイントを設定している。また、各条件
における設定価格や設定ポイントの表示画面上の位置を
設定している。
【0037】判定手段3eは、設定データベースDB2
から設定条件を読み出すと共に、タイマT1から時間情
報を取り込んで設定条件を判断し(ステップS1)、時
間に基づく条件を満たす設定価格を設定データベースD
B2から読み込む(ステップS2)。
【0038】表示制御手段3fは、読み込んだ設定価格
を表示位置データにしたがって販売用画面3a2に表示
する。図6は設定価格の表示例を示している。図6
(a)は通常の利用者に対する休日の設定価格の表示例
であり、図6(b)は通常の利用者に対する平日の設定
価格の表示例である。なお、表示例では、商品名,商品
説明,価格等を表示しているが、設定データベースに記
録することで任意の内容を表示することができる。ま
た、画面上に表示する表示画面は複数枚用意することが
でき、利用者の選択あるいは自動で切替えて表示するこ
とができる(ステップS3)。
【0039】ステップS3の工程で表示する設定価格
は、人に基づく条件によらない初期表示であり、利用者
が優待者である場合や、利用者毎に設定価格が設定され
ている場合には、以下のステップS4〜ステップS7の
工程によって、さらに各利用者に対応した設定価格を表
示する。
【0040】利用者用入力手段3cから暗証番号等の識
別情報が入力されると(ステップS4)、判定手段3e
は利用者データベースDB1に記録される識別情報と照
合すると共に利用者の情報を読み込み、設定データベー
スDB2に利用者による条件が設定されている場合には
(ステップS5)、この設定条件を設定データベースD
B2から読み込み(ステップS6)、利用者の情報が設
定条件を満足するか否かを判定する。図7は、利用者デ
ータベースDB1に設定されるデータ構成の一例を示し
ている。利用者データベースDB1は、各利用者毎に例
えば暗証番号、優待の有無、特定設定日、店舗の利用履
歴、店舗毎の利用ポイントの履歴等のデータを含む。特
定設定日は、利用者の誕生日の他、利用者が任意に設定
する日とすることができる。
【0041】判定手段3eは、設定条件が満たされてい
る場合には、設定データベースDB2から条件に対応す
る設定価格を読み出し、表示制御手段3fによって読み
込んだ設定価格を表示位置データにしたがって販売用画
面3a2に表示する。図8(a)は優待の利用者に対す
る休日の設定価格の表示例であり、図8(b)は優待の
利用者に対する平日の設定価格の表示例である(ステッ
プS7)。
【0042】また、設定データベースDB2に設定する
商品あるいはサービスは、単一で設定する他に組み合わ
せで設定することもできる。図9は設定データベースD
B2に設定されるデータ構成の他の例を示している。設
定データベースDB2には、商品やサービスの組合わせ
毎に、販売用画面3a2に表示する設定価格、店舗と通
信販売業者との間で定めた固定価格、及び販売用画面3
a2上の表示位置や商品説明(図示していない)等のデ
ータを記録する。図10(a)は組合わせ商品の利用者
に対する休日の設定価格の表示例であり、図10(b)
は組合わせ商品利用者に対する平日の設定価格の表示例
である。
【0043】この組み合わせ商品の設定価格の表示は、
初期画面で表示することも、あるいは特定の利用者に対
してのみ表示することもできる。特定の利用者に対して
のみ表示する場合には、優待と同様に、利用者データベ
ースDB1に利用者条件を設定する(ステップS7)。
【0044】利用者は設定価格の表示を参考にして商品
あるいはサービスの購入の有無を判断する。利用者用入
力手段3c等によって購入する商品あるいはサービスが
指定された場合には(ステップS8)、認証手段3gは
端末通信制御手段3hを介して暗証番号やカードID等
の識別情報を金融機関6Aに送り(ステップS9)、金
融機関6Aから承認情報を受け取る。取引データ処理手
段3iは、認証手段3gから承認された情報を受け取る
と(ステップS10)、振替データ作成手段3kに利用
者口座6aから設定価格の引き落とし、及び利用者口座
6aから店舗口座6bへの設定価格の振替えを依頼する
振替データの作成を指示する。振替データ作成手段3k
は振替データを作成し、作成した振替データをデータ送
受信手段3mに送る(ステップS12)。データ送受信
手段3mは、端末通信制御手段3hを介して金融機関6
Aに送って振替を依頼する(ステップS13)。なお、
金融機関6Aから承認が得られない場合には(ステップ
S10)、非承認である旨を表示する(ステップS1
1)。
【0045】取引データ処理手段3iは金融機関6Aか
ら振替結果を受け取り(ステップS14)、振替が完了
した場合には取引記録データベースDB3に記録し(ス
テップS17)、売上データ作成手段3jに売上データ
の作成を指示し、作成した売上データを売上データベー
スDB4に記録する(ステップS18)。また、発注デ
ータ作成手段3lに発注データの作成を指示し、作成し
た発注データを発注データベースDB5に記録すると共
に、データ送受信手段3mに送る(ステップS19)。
なお、金融機関6Aから振替不可である通知が来た場合
には(ステップS10)、振替不可である旨を表示する
(ステップS16)。
【0046】データ送受信手段3mは、タイマT2によ
って発注時刻が知らされると(ステップS20)、発注
データ作成手段3lで作成しておいた発注データを通信
販売業者4の受注端末5に送信する。発注データを所定
時刻毎に送信することで、送信に要する費用を低減する
ことができる(ステップS21)。取引データ処理手段
3iは受注端末5から受注データを受信すると(ステッ
プS22)、受注を確認し(ステップS23)、取引記
録データベースDB3に記録すると共に、発注データベ
ースDB5に記録する(ステップS24)。
【0047】次に、取引データ処理手段3iは、振替デ
ータ作成手段3kに通信販売業者への振替を依頼する振
替データを作成させ(ステップS25)、データ送受信
手段3mから所定の送信時刻に(ステップS26)送信
させる。振替データを所定時刻に送信することで、送信
に要する費用を低減することができる(ステップS2
7)。取引データ処理手段3iは金融機関6Aから振替
結果を受信すると(ステップS28)、振替結果を確認
し(ステップS29)、取引記録データベースDB3に
記録する(ステップS30)。
【0048】図11は取引記録データベース及び売上デ
ータベースのデータ構成の例を示し、図12は発注デー
タベースのデータ構成の例を示している。図11(a)
に示す取引記録データベース例には、取引された商品
名、数量、固定価格、設定価格、利用者、及び利用者の
カード発行金融機関等のデータが記録され、図11
(b)に示す売上データベース例には、取引された商品
名、数量、売上、合計売上、通信販売業者に対する支払
い額等のデータが記録される。また、図12に示す受注
データベース例には、発注番号、取引された商品名、数
量、発注記録、受注番号等のデータが記録される。な
お、これらのデータは一例であり、任意のデータ構成と
することができる。
【0049】図13は、本発明の通信販売システムの第
1の態様において、決済動作を説明する動作状態図であ
る。なお、以下の( )で示される番号は図13中の番
号に対応している。
【0050】店舗において、利用者は利用者の金融機関
に対して暗証番号等の識別情報を送信し(1)、金融機
関はこの識別情報に基づいて利用者口座を確認する
(2)。店舗は、金融機関が利用者口座を確認したこと
を受けて、利用者口座から設定価格Aに対応する金額を
引き落とし、店舗口座に振替えるよう依頼する(3)。
金融機関は、店舗からの依頼に応じて利用者口座から設
定価格Aに対応する金額を引き落とし(4)、店舗口座
に振替えを行い(5)、店舗の口座に入金する。なお、
店舗の口座には、設定価格Aから手数料を差し引いた額
が入金される(6)。
【0051】一方、店舗は通信販売業者に対して利用者
が選択した商品あるいはサービスを発注する(7)。通
信販売業者はこの発注を受注し(8)、受注したことを
店舗に知らせると共に(9)、利用者あるいは店舗に発
送する(10)。店舗は、金融機関に店舗口座から通信
販売業者口座に固定価格Bの金額の振替えを依頼する
(11)。金融機関は、店舗口座から固定価格Bに手数
料を加えた額を引き落とし(12)、通信販売業者口座
に固定価格Bに対応する金額を振替える(13)。
【0052】上記動作によって、利用者と店舗と通信販
売業者の間において、利用者と店舗の間では設定価格で
決済を行い、店舗と通信販売業者の間では固定価格で決
済を行うことができる。
【0053】次に、第2,3,4の態様によって他の決
済処理による例を説明する。なお、第2,3,4の態様
は決済処理のみ相違し、価格の設定については第1の態
様と同様に行うことができるため、以下では主に決済処
理について説明し、価格設定処理等の第1の態様と共通
する部分については説明を省略する。
【0054】なお、第2,3の態様はデビットカードを
用いた決済処理の例であり、第4の態様はポイントを用
いた決済処理の例である。デビットカードシステムは、
カード発行金融機関が発行するキャッシュカードを利用
して支払を行うシステムである。
【0055】第2の態様は、決済手段を金融機関とし、
デビットカードによる決済処理と口座間の振替え処理を
利用する。金融機関は、利用者と店舗の間はデビットカ
ードを用いることによって設定価格に基づいて相殺し、
相殺結果に基づいて決済金融機関で決済処理を行う。ま
た、店舗と通信販売業者の間は各口座間において固定価
格に基づいて振替え処理を行う。これによって、店舗に
対しては設定価格で決済を行い、通信販売業者に対して
は固定価格で決済を行う。
【0056】この決済を行う構成として、第2の態様の
通信販売システム1は、第1の態様と同様の構成の販売
端末3及び受注手段5を備える一方、第1の態様が備え
る金融機関6Aに代えて決済手段としてデビットカード
システム60を備える。
【0057】図14は本発明の通信販売システムの第2
の態様の一例を説明するための構成例である。図14に
おいて、デビットカードシステム60は、店舗と利用者
のカード発行金融機関とを結ぶオンライン接続システム
60aと、店舗金融機関60bと、利用者が使用するカ
ードの発行金融機関60dと、店舗及び金融機関におけ
る総取引金額を一元的に一括して精算するクリアリング
センター60eと、クリアリングセンター60eで精算
した決済尻データに基づいて金融機関間の資金決済を行
う決済金融機関60fを備える。
【0058】なお、第2の態様は、利用者と店舗との間
の決済をデビットカードシステムを用いて行い、店舗と
通信販売業者との間の決済はデビットカードシステムを
用いずに金融機関間の振替で行う態様である。そのた
め、通信販売業者の金融機関6Cはデビットカードシス
テム60の外に設置されている。
【0059】デビットカードシステム60では、オンラ
イン接続システム60aは店舗と利用者のカード発行金
融機関とを結ぶ処理を行う。これによって、利用者のカ
ード発行金融機関に店舗の口座がない場合であっても利
用者と店舗との間で決済を行うことができる。店舗は、
カード発行金融機関に対して暗証番号等の識別情報によ
って口座を確認すると共に、振替データによって代金の
引き落とし及び振替えを依頼する。クリアリングセンタ
ー60eは、決済を集計して金融機関間の相殺処理を行
い決済尻データを決済金融機関60fに送る。決済金融
機関60fは決済尻データに基づいてカード発行金融機
関60dと店舗金融機関60bとの間の資金決済を行
い、これによって利用者と店舗との間において設定価格
で決済を行う。なお、上記したデビットカードシステム
は一例であり、この構成に限定されるものではない。
【0060】この後、店舗から店舗金融機関60bに対
して通信販売業者金融機関6Cへの振替を依頼すること
で、店舗と通信販売業者の間において固定価格で決済を
行う。
【0061】図15は、本発明の通信販売システムの第
2の態様において、決済動作を説明する動作状態図であ
る。なお、以下の( )で示される番号は図15中の番
号に対応している。
【0062】店舗において、利用者がオンライン接続シ
ステム60aに暗証番号等の識別情報を送信すると
(1)、オンライン接続システム60aは利用者のカー
ド発行金融機関に接続し、暗証番号等の識別情報を仲介
する(2)。
【0063】カード発行金融機関60dは、この識別情
報に基づいて利用者口座を確認する(3)。店舗は、カ
ード発行金融機関60dが利用者口座を確認したことを
受けて、利用者口座から設定価格Aに対応する金額の引
き落し、店舗口座への振替えを依頼する(4)。カード
発行金融機関60dは、店舗からの依頼に応じて利用者
口座から設定価格Aに対応する金額を引き落とす
(5)。また、クリアリングセンター60eは、振替デ
ータを集計して、カード発行金融機関60dと店舗金融
機関60bとの間の相殺を行って(6)、決済尻データ
を作成する(7)。
【0064】決済金融機関60fは決済尻データに基づ
いて資金決済を行う(8)。この資金決済によって、カ
ード発行金融機関60dから決済金融機関60fに設定
価格Aに手数料を加えた金額が決済され(9)、決済金
融機関60fから店舗金融機関60bに設定価格Aから
手数料が差し引かれた金額が決済され(10)、店舗金
融機関60bに入金される(11)。これによって、デ
ビットカードシステムによる決済が行われる。
【0065】他方、店舗と通信販売業者との間では、商
品あるいはサービスが発注及び受注が行われ(12,1
3)、店舗は受注を確認すると共に通信販売業者は商品
の発送あるいはサービスを実施する(14,15)。
【0066】店舗は、店舗金融機関2Bbに対して固定
価格に対応する金額を通信販売業者金融機関数2Cに振
替えるよう依頼する(16)。店舗金融機関2Bbは、
この振替依頼に基づいて固定価格に対応する金額を通信
販売業者金融機関数2Cに振替える。この振替えでは、
店舗金融機関60bから固定価格Bに手数料を加えた金
額が引き落とされ(17)、店舗金融機関60bから通
信販売業者金融機関6Cに振替えられ(18)、通信販
売業者金融機関6Cの口座に固定価格に対応する金額が
入金される(19)。
【0067】上記動作によって、利用者と店舗と通信販
売業者の間において、利用者と店舗の間では設定価格で
決済を行い、店舗と通信販売業者の間では固定価格で決
済を行うことができる。なお、通信販売システムの第2
の態様の動作例を説明するフローチャートは、図3,4
で示した第1の態様のフローチャートと同様とすること
ができるため、ここでの説明は省略する。
【0068】第3の態様は、決済手段を金融機関とし、
デビットカードによる決済処理を利用する。金融機関
は、利用者と店舗の間はデビットカードを用いることに
よって、利用者と店舗の間は設定価格に基づいて相殺
し、店舗と通信販売業者の間は固定価格に基づいて相殺
し、相殺結果に基づいて決済金融機関で決済処理を行
う。これによって、店舗に対しては設定価格で決済を行
い、通信販売業者に対しては固定価格で決済を行う。
【0069】この決済を行う構成として、第3の態様の
通信販売システム1は、第1,2の態様と同様の構成の
販売端末3及び受注手段5を備える一方、第1の態様が
備える金融機関6Aに代えて決済手段としてデビットカ
ードシステム60を備える。
【0070】図16は本発明の通信販売システムの第3
の態様の一例を説明するための構成例である。図16に
おいて、デビットカードシステム60は、第2の態様と
同様に、店舗と利用者のカード発行金融機関とを結ぶオ
ンライン接続システム60aと、店舗金融機関60b
と、利用者が使用するカードの発行金融機関60dと、
店舗及び金融機関における総取引金額を一元的に一括し
て精算するクリアリングセンター60eと、クリアリン
グセンター60eで精算した決済尻データに基づいて金
融機関間の資金決済を行う決済金融機関60fを備え、
さらに、通信販売業者金融機関60cを備える。
【0071】第3の態様は、利用者と店舗との間及び店
舗と通信販売業者との間の決済をデビットカードシステ
ムを用いて行う態様である。そのため、通信販売業者の
金融機関60cもデビットカードシステム60内に設置
されている。
【0072】デビットカードシステム60では、オンラ
イン接続システム60aは店舗と利用者のカード発行金
融機関とを結ぶ処理を行う。これによって、利用者のカ
ード発行金融機関に店舗の口座がない場合であっても利
用者と店舗との間で決済を行うことができる。店舗は、
カード発行金融機関に対して暗証番号等の識別情報によ
って口座を確認すると共に、振替データによって代金の
引き落とし及びカード発行金融機関から店舗金融機関へ
の設定価格に対応する金額の振替、店舗金融機関から通
信販売業者金融機関への固定価格に対応する金額の振替
えを依頼する振替データをオンライン接続システム60
aに送る。
【0073】クリアリングセンター60eは、この振替
データに基づいて決済を集計し、金融機関間の相殺処理
を行って決済尻データを形成し、決済金融機関60fに
送る。決済金融機関60fは決済尻データに基づいてカ
ード発行金融機関60dと店舗金融機関60bとの間の
資金決済、及び店舗金融機関60bと通信販売業者金融
機関60cとの間の資金決済を行い、これによって利用
者と店舗との間において設定価格で決済を行う。なお、
上記したデビットカードシステムは一例であり、この構
成に限定されるものではない。
【0074】デビットカードシステムを利用すること
で、利用者と店舗との間は設定価格で決済を行い、店舗
と通信販売業者の間は固定価格で決済を行うことができ
る。通信販売システムの第3の態様の動作例を説明する
フローチャートは、第1の態様で示したフローチャート
においてステップS1からステップS19までは共通と
することができる。なお、第3の態様では、ステップS
12からステップS16の振替データの処理工程におい
て、デビットカードシステムを利用することで、利用者
から店舗への固定価格による振替処理に加えて店舗から
通信販売業者への設定価格による振替処理も行う。
【0075】以下、図17のフローチャートを用いて第
3の態様の動作例において、ステップS19以降の工程
を説明する。データ送受信手段3mは、タイマT2によ
って発注時刻が知らされると(ステップS40)、発注
データ作成手段3lで作成しておいた発注データを通信
販売業者4の受注端末5に送信する。発注データを所定
時刻毎に送信することで、送信に要する費用を低減する
ことができる(ステップS41)。取引データ処理手段
3iは受注端末5から受注データを受信すると(ステッ
プS42)、受注を確認し(ステップS43)、取引記
録データベースDB3に記録すると共に、発注データベ
ースDB5に記録する(ステップS44)。
【0076】図18は、本発明の通信販売システムの第
3の態様において、決済動作を説明する動作状態図であ
る。なお、以下の( )で示される番号は図18中の番
号に対応している。
【0077】店舗において、利用者がオンライン接続シ
ステム60aに暗証番号等の識別情報を送信すると
(1)、オンライン接続システム60aは利用者のカー
ド発行金融機関に接続し、暗証番号等の識別情報を仲介
する(2)。
【0078】カード発行金融機関60dは、この識別情
報に基づいて利用者口座を確認する(3)。店舗は、カ
ード発行金融機関60dが利用者口座を確認したことを
受けて、利用者口座から設定価格Aに対応する金額の引
き落し、利用者口座から店舗口座への振替え、及び店舗
口座から通信販売業者口座への固定価格Bに対応する金
額の振替えを依頼する(4)。カード発行金融機関60
dは、店舗からの依頼に応じて利用者口座から設定価格
Aに対応する金額を引き落とす(5)。また、クリアリ
ングセンター60eは、振替データを集計して、カード
発行金融機関60dと店舗金融機関60bと通信販売業
者金融機関60cの間の相殺を行って(6)、決済尻デ
ータを作成する(7)。
【0079】決済金融機関60fは決済尻データに基づ
いて資金決済を行う(8)。この資金決済によって、カ
ード発行金融機関60dから決済金融機関60fに設定
価格Aに手数料を加えた金額が決済され(9)、決済金
融機関60fから店舗金融機関60bに設定価格Aから
固定価格B及び手数料が差し引かれた金額が決済されて
(10)店舗金融機関60bに入金され(11)、ま
た、決済金融機関60fから通信販売業者金融機関60
cに固定価格Bの金額が決済されて(12)通信販売業
者金融機関60cに入金される(13)。これによっ
て、デビットカードシステムによる決済が行われる。
【0080】他方、店舗と通信販売業者との間では、商
品あるいはサービスが発注及び受注が行われ(14,1
5)、店舗は受注を確認すると共に通信販売業者は商品
の発送あるいはサービスを実施する(16,17)。
【0081】上記動作によって、利用者と店舗と通信販
売業者の間において、利用者と店舗の間では設定価格で
決済を行い、店舗と通信販売業者の間では固定価格で決
済を行うことができる。
【0082】第4の態様は、決済手段はポイント管理機
関と金融機関とし、ポイントによる決済と口座間の振替
え処理を利用する。利用者と店舗との間の決済は、ポイ
ント管理機関によって設定ポイントに基づいてポイント
精算処理を行う。また、店舗と通信販売業者との間の決
済は、金融機関によって店舗口座と通信販売業者口座の
口座間において固定価格に基づいて振替え処理を行う。
これによって、店舗に対しては設定価格で決済を行い、
通信販売業者に対しては固定価格で決済を行う。
【0083】この決済を行う構成として、第4の態様の
通信販売システム1は、第1の態様と同様の構成の販売
端末3及び受注手段5の他に、ポイント処理を行うポイ
ントデータ作成手段3nを備える。また、金融機関6A
に加えて代えて決済手段としてポイント管理手段61を
備える。ポイント管理手段61は、販売端末3と別に設
ける構成とすることも、あるいは販売端末3内に設ける
構成とすることもできる。販売端末3外に設ける構成で
は、例えば、インターネットのサーバ上に設けることが
でき、この構成によれば、多数の販売端末によって利用
することができる。また、販売端末3内に設ける構成で
は、店舗毎に固有のポイントで決済することになる。図
19に示す構成は、ポイント管理手段61を販売端末3
外に設ける構成例を示している。
【0084】図19は本発明の通信販売システムの第4
の態様の一例を説明するための構成例である。図19に
おいて、ポイント管理手段61は、利用者毎のポイント
の発生及び使用を管理するポイント制御手段61a、販
売端末3との間でポイントデータの送受信を行う通信制
御手段61b、及びポイントデータを記録するポイント
データベースDB6、利用者情報を記録する利用者デー
タベースDB7を備える。
【0085】ポイント管理手段61では、利用者のポイ
ントを管理すると共に、通信販売の支払いをポイントに
よって決済する処理を行う。この決済では、設定データ
ベースDB2から設定ポイントを読み出して販売用画面
3a2に表示し、この設定ポイントを参照して通信販売
の支払いをポイントによって行う。
【0086】店舗は、ポイント管理手段61に対して暗
証番号等の識別情報によって利用者を確認すると共に、
ポイントデータによってポイント処理を依頼する。通信
制御手段61bは、送信された識別情報を利用者データ
ベースDB7のデータと照合することで利用者を確認す
る。また、ポイント制御手段61aは、ポイントデータ
ベースDB6から利用者が保持するポイントを確認する
と共に、通信販売で使用するポイント数を記録し、持ち
ポイント数を更新し、これによってポイントによる決済
を行う。このポイントによる決済は、店舗と通信販売業
者との間で定めた固定価格に関係なく、店舗が任意に設
定する設定ポイントで行うことができる。なお、上記し
たポイント管理手段は一例であり、この構成に限定され
るものではない。
【0087】この後、店舗から金融機関6Aに対して、
店舗口座6bから通信販売業者口座6cへの振替を依頼
することで、店舗と通信販売業者の間において固定価格
で決済を行う。
【0088】以下、図20,21のフローチャートを用
いて通信販売システムの第4の態様の動作例について説
明する。判定手段3eは、設定データベースDB2から
設定条件を読み出し、設定条件を判断する。ポイント決
済する際の設定条件は、前記図5で説明したように設定
データベースDB2に設定される。ここでは、ポイント
の設定条件の説明は省略する。
【0089】判定手段3eは、設定データベースDB2
からポイントの設定条件を読み出すと共に、タイマT1
から時間情報を取り込んで設定条件を判断し(ステップ
S51)、時間に基づく条件を満たす設定ポイントを設
定データベースDB2から読み込む(ステップS5
2)。表示制御手段3fは、読み込んだ設定ポイントを
表示位置データにしたがって販売用画面3a2に表示す
る(ステップS53)。
【0090】ステップS53の工程で表示する設定ポイ
ントは、人に基づく条件によらない初期表示であり、利
用者が優待者である場合や、利用者毎に設定ポイントが
設定されている場合には、以下のステップS54〜ステ
ップS57の工程によって、さらに各利用者に対応した
設定ポイントを表示する。
【0091】利用者用入力手段3cから暗証番号等の識
別情報が入力され(ステップS54)、また、ポイント
による決済が選択された場合には(ステップS55)、
判定手段3eは利用者データベースDB1に記録される
識別情報と照合すると共に利用者の情報を読み込み、設
定データベースDB2に利用者による条件が設定されて
いる場合には(ステップS56)、この設定条件を設定
データベースDB2から読み込み(ステップS57)、
利用者の情報が設定条件を満足するか否かを判定する。
利用者データベースDB1は図7に示したデータ構成を
適用することができる。
【0092】判定手段3eは、利用者の設定条件が満た
されている場合には(ステップS59)、設定データベ
ースDB2から利用者の設定条件に対応する設定ポイン
トを読み出し、表示制御手段3fによって読み込んだ設
定ポイントを表示位置データにしたがって販売用画面3
a2に表示する(ステップS60)。また、設定条件が
満たされていない場合には、設定データベースDB2か
ら通常の設定ポイントを読み出し、表示制御手段3fに
よって読み込んだ設定ポイントを表示位置データにした
がって販売用画面3a2に表示する(ステップS5
8)。
【0093】利用者は設定ポイントの表示を参考にして
商品あるいはサービスの購入の有無を判断する。利用者
用入力手段3c等によって購入する商品あるいはサービ
スが指定された場合には(ステップS61)、認証手段
3gは端末通信制御手段3hを介して暗証番号やカード
ID等の識別情報をポイント管理手段61に送り(ステ
ップS62)、ポイント管理手段61から承認情報を受
け取る。取引データ処理手段3iは、認証手段3gから
承認された情報を受け取ると(ステップS63)、ポイ
ントデータ作成手段3nに設定ポイントを精算するため
のポイントデータの作成を指示する。ポイントデータ作
成手段3nはポイントデータを作成し、作成したポイン
トデータをデータ送受信手段3mに送る(ステップS6
5)。データ送受信手段3mは、端末通信制御手段3h
を介してポイント管理手段61に送ってポイントによる
決済を依頼する(ステップS66)。なお、ポイント管
理手段61から承認が得られない場合には(ステップS
63)、非承認である旨を表示する(ステップS6
4)。
【0094】取引データ処理手段3iはポイント管理手
段61から承認結果を受け取りとると、ポイントデータ
作成手段3nに利用者が選択した商品あるいはサービス
のポイント数に関するデータを送ってポイントデータの
作成を指示する(ステップS65)。端末通信制御手段
3hはポイントデータをポイント管理手段61に送信す
る(ステップS66)。ポイント管理手段61はポイン
トデータベースDB6,利用者データベースDB7に基
づいて要求するポイント処理を判定し、ポイントによる
決済が可能な否かを判定する。
【0095】取引データ処理手段3iは、ポイント判定
結果を受け取り(ステップS67)、ポイントによる決
済が可能な場合には(ステップS68)取引記録データ
ベースDB3に記録し(ステップS70)、売上データ
作成手段3jに売上データの作成を指示し、作成した売
上データを売上データベースDB4に記録する(ステッ
プS71)。また、発注データ作成手段3lに発注デー
タの作成を指示し、作成した発注データを発注データベ
ースDB5に記録すると共に、データ送受信手段3mに
送る(ステップS72)。なお、ポイント管理手段61
からポイントによる決済が不可である通知が来た場合に
は(ステップS68)、ポイント処理不可である旨を表
示する(ステップS69)。
【0096】データ送受信手段3mは、タイマT2によ
って発注時刻が知らされると(ステップS73)、発注
データ作成手段3lで作成しておいた発注データを通信
販売業者4の受注端末5に送信する。発注データを所定
時刻毎に送信することで、送信に要する費用を低減する
ことができる(ステップS74)。取引データ処理手段
3iは受注端末5から受注データを受信すると(ステッ
プS75)、受注を確認し(ステップS76)、取引記
録データベースDB3に記録すると共に、発注データベ
ースDB5に記録する(ステップS77)。
【0097】次に、取引データ処理手段3iは、振替デ
ータ作成手段3kに通信販売業者への振替を依頼する振
替データを作成させ(ステップS78)、データ送受信
手段3mから所定の送信時刻に(ステップS79)送信
させる。振替データを所定時刻に送信することで、送信
に要する費用を低減することができる(ステップS8
0)。取引データ処理手段3iは金融機関6Aから振替
結果を受信すると(ステップS81)、振替結果を確認
し(ステップS82)、取引記録データベースDB3に
記録する(ステップS83)。
【0098】図22は、本発明の通信販売システムの第
4の態様において、決済動作を説明する動作状態図であ
る。なお、以下の( )で示される番号は図22中の番
号に対応している。
【0099】店舗において、利用者がポイント管理手段
61に暗証番号等の識別情報を送信すると(1)、ポイ
ント管理手段61はこの識別情報に基づいて利用者のポ
イントを確認する(2)。店舗は、ポイント管理手段6
1が利用者のポイントを確認したことを受けて、ポイン
ト処理を要求する(3)。ポイント管理手段61は、要
求に応じて利用者のポイントから設定ポイントPAにを
清算し(4)、ポイント処理結果を通知する(5)。こ
れによって、ポイントによる決済が行われる。
【0100】他方、店舗と通信販売業者との間では、商
品あるいはサービスが発注及び受注が行われ(6,
7)、店舗は受注を確認すると共に通信販売業者は商品
の発送あるいはサービスを実施する(8,9)。
【0101】店舗は、金融機関6Aに対して固定価格B
に対応する金額を店舗口座6bから通信販売業者口座6
cに振替えるよう依頼する(10)。金融機関6Aは、
この振替依頼に基づいて固定価格Bに対応する金額を通
信販売業者口座6cに振替える。この振替えでは、店舗
口座6bから固定価格Bに手数料を加えた金額が引き落
とされ(11)、店舗口座6bから通信販売業者口座6
cに振替えられ、通信販売業者口座6cに固定価格Bに
対応する金額が入金される(12)。
【0102】上記動作によって、利用者と店舗と通信販
売業者の間において、利用者と店舗の間では設定ポイン
トで決済を行い、店舗と通信販売業者の間では固定価格
で決済を行うことができる。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の通信販売
システムによれば、店舗と通信販売業者との間で定めた
商品の金額を変更することなく、店舗側において商品の
価格を変更することができ、また、通信販売機に表示す
る価格を変更することができる。
【0104】第1の態様によれば、利用者と店舗と通信
販売業者が共通する金融機関である場合に簡易な振替え
処理によって決済を行うことができる。
【0105】第2の態様によれば、デビットカードを用
いることによって、手数料なしでキャッシュカードを用
いて利用することができるという利用者のメリットや、
代金の回収が効率的となるという店舗や通信販売業者の
メリットを得ることができる。また、利用者と店舗とが
異なる金融機関を利用する場合であっても決済を行うこ
とができる。
【0106】第3の態様によれば、デビットカードを用
いることによって、手数料なしでキャッシュカードを用
いて利用することができるという利用者のメリットや、
代金の回収が効率的となるという店舗や通信販売業者の
メリットを得ることができる。また、利用者と店舗と通
信販売業者とが異なる金融機関を利用する場合であって
も決済を行うことができる。
【0107】第4の態様によれば、利用者はポイントに
よって通信販売の決済を行うことができる。また、通信
販売業者は、利用者がポイントを利用した場合であって
も、店舗から代金の回収を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信販売システムの概略を説明するた
めの概略ブロック図である。
【図2】本発明の通信販売システムの第1の態様の一例
を説明するための構成図である。
【図3】本発明の通信販売システムの第1の態様の動作
例を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の通信販売システムの第1の態様の動作
例を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の通信販売システムが備える設定データ
ベースのデータ構成の一例である。
【図6】本発明の通常の設定価格の表示例を示す図であ
る。
【図7】本発明の通信販売システムが備える利用者デー
タベースのデータ構成の一例である。
【図8】本発明の優待用の設定価格の表示例を示す図で
ある。
【図9】本発明の通信販売システムが備える設定データ
ベースのデータ構成の他の例である。
【図10】本発明の組合せ商品の設定価格の表示例を示
す図である。
【図11】本発明の通信販売システムが備える取引記録
データベース及び売上データベースのデータ構成の一例
である。
【図12】本発明の通信販売システムが備える発注デー
タベースのデータ構成の一例である。
【図13】本発明の通信販売システムの第1の態様にお
いて、決済動作を説明する動作状態図である。
【図14】本発明の通信販売システムの第2の態様の一
例を説明するための構成図である。
【図15】本発明の通信販売システムの第2の態様にお
いて、決済動作を説明する動作状態図である。
【図16】本発明の通信販売システムの第3の態様の一
例を説明するための構成図である。
【図17】本発明の通信販売システムの第3の態様の動
作例を説明するためのフローチャートである。
【図18】本発明の通信販売システムの第3の態様にお
いて、決済動作を説明する動作状態図である。
【図19】本発明の通信販売システムの第4の態様の一
例を説明するための構成図である。
【図20】本発明の通信販売システムの第4の態様の動
作例を説明するためのフローチャートである。
【図21】本発明の通信販売システムの第4の態様の動
作例を説明するためのフローチャートである。
【図22】本発明の通信販売システムの第4の態様にお
いて、決済動作を説明する動作状態図である。
【符号の説明】
1 通信販売システム 2 店舗 3 販売端末 3a1 販売用画面 3a2 設定用画面 3b 設定用入力手段 3c 利用者用入力手段 3d カード読取手段 3e 判定手段 3f 表示制御手段 3g 認証手段 3h 端末通信制御手段 3i 取引データ処理手段 3j 売上データ作成手段 3k 振替データ作成手段 3l 発注データ作成手段 3m データ送受信手段 3n ポイントデータ作成手段 4 通信販売業者 5 受注端末 6 決済手段 6A 利用者金融機関 6B 店舗金融機関 6C 通信販売金融機関 6a 利用者口座 6b 店舗口座 6c 通信販売業者口座 60a オンライン接続システム 60b 店舗金融機関 60d カード発行金融機関 60e クリアリングセンター 60f 決済金融機関 61a ポイント制御手段 61b 通信制御手段 7 利用者 DB1 利用者データベース DB2 設定データベース DB3 取引記録データベース DB4 売上データベース DB5 発注データベース DB6 ポイントデータベース DB7 利用者データベース T1,T2 タイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 420 G06F 17/60 420 426 426 ZEC ZEC (72)発明者 富士本 淳 東京都江東区有明3丁目1番地25 有明フ ロンティアビル

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 店舗が備える販売端末と通信販売業者が
    備える受注端末との間で発注処理を行い、店舗と通信販
    売業者の間であらかじめ定められた固定価格により決済
    を行う通信販売システムにおいて、前記販売端末は設定
    価格を設定自在とし、前記決済を行う決済手段は、店舗
    から前記設定価格ないし前記固定価格を含む販売情報及
    び利用者情報を入力し、利用者と店舗の間は前記設定価
    格で決済を行い、店舗と通信販売業者との間は前記固定
    価格で決済することを特徴とする、通信販売システム。
  2. 【請求項2】 前記決済手段は金融機関であり、当該金
    融機関は利用者と店舗の口座間において設定価格に基づ
    いて振替え処理を行い、店舗と通信販売業者の口座間に
    おいて固定価格に基づいて振替え処理を行うことを特徴
    とする、請求項1記載の通信販売システム。
  3. 【請求項3】 前記決済手段は金融機関であり、当該金
    融機関は、利用者と店舗の間はデビットカードを用いる
    ことによって設定価格に基づいて相殺し、相殺結果に基
    づいて決済金融機関で決済処理を行い、店舗と通信販売
    業者の間は各口座間において固定価格に基づいて振替え
    処理を行うことを特徴とする、請求項1記載の通信販売
    システム。
  4. 【請求項4】 前記決済手段は金融機関であり、当該金
    融機関はデビットカードを用いることによって、利用者
    と店舗の間は設定価格に基づいて相殺し、店舗と通信販
    売業者の間は固定価格に基づいて相殺し、相殺結果に基
    づいて決済金融機関で決済処理を行うことを特徴とす
    る、請求項1記載の通信販売システム。
  5. 【請求項5】 前記決済手段はポイント管理機関を含
    み、当該ポイント管理機関は、利用者と店舗との間は設
    定ポイントに基づいてポイント精算処理を行い、店舗と
    通信販売業者との間は、店舗口座と通信販売業者口座の
    口座間において固定価格に基づいて振替え処理を行うこ
    とを特徴とする、請求項1記載の通信販売システム。
  6. 【請求項6】 前記販売端末は、設定価格を設定する設
    定手段と、前記設定価格を記憶する記憶手段と、前記設
    定価格を表示する表示手段とを備えることを特徴とす
    る、請求項1乃至請求項5の何れか一つに記載の通信販
    売システム。
  7. 【請求項7】 前記設定手段は設定価格を設定する他
    に、固定価格及び設定価格を表示手段に表示するための
    表示条件及び又は表示手段上に価格を表示する表示位置
    を設定し、前記表示手段は、前記表示条件に応じて前記
    記憶手段から設定価格又は固定価格を選択して読み出し
    前記表示位置に表示することを特徴とする、請求項6記
    載の通信販売システム。
  8. 【請求項8】 前記表示条件は、月、日、曜日、時間の
    少なくとも何れか一つ、あるいは任意の組合わせである
    ことを特徴とする、請求項7記載の通信販売システム。
  9. 【請求項9】 前記表示条件は、利用者に特有の特定日
    あるいは利用者が定める特定日であることを特徴とす
    る、請求項7記載の通信販売システム。
  10. 【請求項10】 前記表示条件は、利用者が固有に備え
    る利用者条件であることを特徴とする、請求項7記載の
    通信販売システム。
  11. 【請求項11】 前記設定価格は、商品又はサービスの
    何れか一方の設定価格、あるいは商品及び又はサービス
    の任意の組合わせの設定価格であることを特徴とする、
    請求項7記載の通信販売システム。
  12. 【請求項12】 前記販売端末は、所定時刻あるいは所
    定時間間隔ごとに受注端末に発注処理を行うことを特徴
    とする、請求項1記載の通信販売システム。
  13. 【請求項13】 前記販売端末は、所定時刻あるいは所
    定時間間隔ごとに、通信販売業者の金融機関に振替え要
    求を行うことを特徴とする、請求項3、又は5記載の通
    信販売システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008243112A (ja) * 2007-03-29 2008-10-09 Thk Co Ltd 業務管理サーバ
JP2008250384A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Mobi Techno:Kk 電子決済システム、電子決済サーバ、移動体通信端末、並びに電子決済方法
JP2019512790A (ja) * 2016-03-11 2019-05-16 マスターカード インターナシヨナル インコーポレーテツド 二点間(ポイントツーポイント)トランザクションを処理するための方法及びシステム

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