JP2002342380A - 選択履歴管理情報、選択履歴情報、情報記憶媒体、及びユーザーインターフェース補助システム - Google Patents

選択履歴管理情報、選択履歴情報、情報記憶媒体、及びユーザーインターフェース補助システム

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JP2002342380A
JP2002342380A JP2001147908A JP2001147908A JP2002342380A JP 2002342380 A JP2002342380 A JP 2002342380A JP 2001147908 A JP2001147908 A JP 2001147908A JP 2001147908 A JP2001147908 A JP 2001147908A JP 2002342380 A JP2002342380 A JP 2002342380A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、ユーザーが、任意の情報間
を行き来する際に、所望する情報へ容易且つ適切に移動
できるようにすることである。 【解決手段】 構築部410は、任意のコンテンツか
ら、他のコンテンツを選択するとともに、選択したコン
テンツに遷移した際に、これらコンテンツ同士を関連付
けた選択履歴情報を構築する。検索部420は、構築さ
れた選択履歴情報が蓄積された選択履歴DB120の中
から、任意のコンテンツに関する選択履歴情報を検索す
る。そして、遷移関係生成部430は、検索結果に基づ
いて、選択履歴情報が示す、当該コンテンツと他のコン
テンツとの遷移関係を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種情報間を遷移
した際の履歴を蓄積して、ユーザーによる情報間の遷移
及び検索作業を容易に行うための情報を提供するユーザ
ーインターフェース補助システム等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、データベース化して蓄積され
た膨大な文書やデータの中から所望する情報を検索して
選択する情報検索システムが知られている。例えば、電
子百科事典に組み込まれた検索システム、等であり、様
々な検索プログラムが開発され、市販されている。
【0003】あるいは、文書中のテキスト、画像デー
タ、音声データ等を、関連する他のデータと連結させた
ハイパーテキストを利用した検索方法として、インター
ネット上のホームページ(特に検索サイトと呼ばれるペ
ージ)が知られている。この方法によれば、リンクの結
ばれたデータを選択して関連するデータを表示させ、さ
らに、リンクを辿ることによって、関連するデータを検
索できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の検索
は、検索条件と合致する、もしくは類似一致する、か否
かを判定することにより行われる。例えば、電子百科事
典に組み込まれた検索システムにおいて検索を行う際、
ユーザーは、検索条件として、知りたい内容や項目を示
す単語等を入力する。すると、検索システムは、入力さ
れた単語を検索条件として、これに一致もしくは類似一
致する単語が含まれる百科事典データを検索して表示す
る。即ち、検索において、指定された検索条件に合致す
る百科事典データのみが抽出されることとなり、その検
索条件に関連する周辺の百科事典データが抽出されるこ
とはない。
【0005】また、電子百科事典等のデータベースに蓄
積された情報量が多い場合には、検索結果が膨大なもの
となってしまう場合がある。この場合、ユーザーは、本
当に知りたい情報を、膨大な検索結果の中から選択しな
ければならない事態が生じていた。さらに、上述したハ
イパーテキスト形式で蓄積されたデータベースを用いた
場合では、データ数が増加するに従ってリンクの数も膨
大となり、検索された情報を閲覧しきれないという問題
や、どのリンクを辿れば所望する情報に辿り着くのかを
把握できないという問題があった。
【0006】本発明は、上記した従来の事情に鑑みてな
されたもので、その目的とするところは、ユーザーが、
検索や、リンクを辿る等の手段を用いて任意の情報間を
行き来する際に、互いに何等かの関係を有する情報を蓄
積することにより、ユーザーが、所望する情報へ容易且
つ適切に移動できるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、プロセッサによる演算・制
御により、コンテンツの選択履歴情報を構築するととも
に、遷移関係情報を生成することとなるシステムに対し
て、第1に選択された第1のコンテンツと、第2に選択
された第2のコンテンツとを関連づけた組情報を蓄積す
ることにより、選択履歴情報を構築する選択履歴構築手
段(例えば、図1の構築部410)と、検索対象となる
コンテンツが含まれる組情報を前記選択履歴情報の中か
ら検索する検索手段(例えば、検索部420)と、指定
コンテンツが含まれる組情報の検索を前記検索手段に行
わせるとともに、当該検索結果に基づいて、指定コンテ
ンツと、他のコンテンツとの遷移関係情報を生成する遷
移関係生成手段(例えば、遷移関係生成部430)と、
を機能させることを特徴とする選択履歴管理情報(例え
ば、選択履歴管理プログラム110)である。
【0008】また、請求項14記載の発明は、コンテン
ツの選択履歴情報を構築するとともに、遷移関係情報を
生成するユーザーインターフェース補助システムであっ
て、第1に選択された第1のコンテンツと、第2に選択
された第2のコンテンツとを関連づけた組情報を蓄積す
ることにより、選択履歴情報を構築する選択履歴構築手
段(例えば、構築部410)と、検索対象となるコンテ
ンツが含まれる組情報を前記選択履歴情報の中から検索
する検索手段(例えば、検索部420)と、指定コンテ
ンツが含まれる組情報の検索を前記検索手段に行わせる
とともに、当該検索結果に基づいて、指定コンテンツ
と、他のコンテンツとの遷移関係情報を生成する遷移関
係生成手段(例えば、遷移関係生成部430)と、を備
えることを特徴としたユーザーインターフェース補助シ
ステムである。
【0009】ここで、ユーザーインターフェース補助シ
ステムは、1台のコンピュータ装置によって実現される
システムであってもよいし、複数台のコンピュータ装置
等がネットワーク接続されたシステムであってもよい。
【0010】この請求項1、または14記載の発明によ
れば、選択履歴情報は、第1のコンテンツと、第2のコ
ンテンツの間の遷移の履歴であり、生成した遷移関係情
報は、任意のコンテンツ間を段階的に遷移した履歴情報
を示すこととなる。従ってユーザーは、遷移関係情報に
よって、同じ経路を辿った段階的な遷移を繰り返すこと
なく、所望するコンテンツに適切且つ容易に遷移するこ
とができる。
【0011】ここで、コンテンツ間の遷移とは、例え
ば、各種情報検索システムを用いて所望する情報を検索
する際の情報間の遷移や、リンクで結ばれた情報間を移
動する場合などが考えられる。即ち、任意に指定した指
定コンテンツと、遷移の履歴に関する相関を有するコン
テンツを得ることができる。
【0012】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の選択履歴管理情報において、前記選択移履歴構築手
段に対して、3つ以上のコンテンツが順次選択された場
合、選択された順に、鎖状に、選択前後の2つのコンテ
ンツを関連づけた組情報を蓄積する、ように機能させる
ための情報を含むことを特徴とする。
【0013】また、請求項15記載の発明は、請求項1
4記載のユーザーインターフェース補助システムにおい
て、前記選択履歴構築手段は、3つ以上のコンテンツが
順次選択された場合、選択された順に、鎖状に、選択前
後の2つのコンテンツを関連づけた組情報を蓄積するこ
とを特徴とする。
【0014】この請求項2、または15記載の発明によ
れば、3回以上連続して任意のコンテンツ間を遷移した
場合であっても、その選択履歴情報は、前後2つのコン
テンツを一組としたデータ構造とすれば良いので、デー
タ構造を単純にすることができるとともに、コンテンツ
間の遷移関係を明確に示すことができる。
【0015】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載の選択履歴管理情報において、前記遷移関係
生成手段に対して、前記検索手段による検索結果に基づ
いて、再帰的に前記検索手段に検索を行わせて、前記指
定コンテンツに関する階層的な遷移関係情報を生成す
る、ように機能させるための情報を含むことを特徴とす
る。
【0016】また、請求項16記載の発明は、請求項1
4または15記載のユーザーインターフェース補助シス
テムにおいて、前記遷移関係生成手段は、前記検索手段
による検索結果に基づいて、再帰的に前記検索手段に検
索を行わせて、前記指定コンテンツに関する階層的な遷
移関係情報を生成することを特徴とする。
【0017】この請求項3、または16記載の発明によ
れば、選択履歴情報を用いて遷移関係を生成する際に、
遷移関係生成手段を機能させる選択履歴管理情報に対し
て新たに処理を追加しなくても、再帰的に処理を繰り返
すことによって階層的な遷移関係情報を生成することが
できるので、選択履歴管理情報における命令コードを節
約することができ、遷移関係情報の生成にかかる処理時
間の短縮を図ることができる。
【0018】また、請求項4記載の発明のように、請求
項3記載の選択履歴管理情報は、前記システムに対し
て、階層数を入力する入力手段(例えば、入力部20
0)、を機能させるための情報と、前記遷移関係生成手
段に対して、前記入力手段により入力された階層数に基
づいて、階層的な遷移関係情報を生成する、ように機能
させるための情報と、を含むこととしてもよい。
【0019】この請求項4記載の発明によれば、選択し
たコンテンツの階層数を選択することができるので、必
要に応じた階層数の遷移関係情報を生成することができ
る。
【0020】また、請求項5記載の発明のように、請求
項1〜4のいずれか一つに記載の選択履歴管理情報は、
前記システムに対して、選択履歴情報を他の選択履歴情
報に変更する変更手段、を機能させるための情報と、前
記選択履歴構築手段、前記検索手段、および前記遷移関
係生成手段に対して、前記変更手段により変更された後
の選択履歴情報を機能させるための情報と、を含むこと
としてもよい。
【0021】また、請求項17記載の発明のように、請
求項14〜16のいずれか一つに記載のユーザーインタ
ーフェース補助システムにおいて、選択履歴情報を他の
選択履歴情報に変更する変更手段、を更に備え、前記選
択履歴構築手段、前記検索手段、および前記遷移関係生
成手段は、前記変更手段により変更された後の選択履歴
情報に基づいて機能することとしてもよい。
【0022】また、請求項12記載の発明は、第1に選
択された第1のコンテンツと、第2に選択された第2の
コンテンツとを関連づけた組情報が蓄積された選択履歴
情報(例えば、選択履歴DB120)であって、検索対
象となるコンテンツが含まれる組情報を前記選択履歴情
報の中から検索する検索手段と、指定コンテンツが含ま
れる組情報の検索を前記検索手段に行わせるとともに、
当該検索結果に基づいて、指定コンテンツと、他のコン
テンツとの遷移関係情報を生成する遷移関係生成手段
と、を具備するユーザーインターフェース補助システム
によって利用されることを特徴とする選択履歴情報であ
る。
【0023】この請求項5、17または12記載の発明
によれば、選択履歴情報を、必要に応じて、他の選択履
歴情報と交換することができる。また、選択履歴情報と
して、予め作成されて用意されたテンプレートを利用す
ることができる。
【0024】また、請求項6記載の発明は、請求項1〜
5のいずれか一つに記載の選択履歴管理情報において、
前記遷移関係生成手段に対して、前記指定コンテンツを
基準とした他のコンテンツの関係を、階層構造状又は/
及び網状に表した遷移関係情報を生成する、ように機能
させるための情報を含むことを特徴とする。
【0025】また、請求項18記載の発明は、請求項1
4〜17のいずれか一つに記載のユーザーインターフェ
ース補助システムにおいて、前記遷移関係生成手段は、
前記指定コンテンツを基準とした他のコンテンツの関係
を、階層構造状又は/及び網状に表した遷移関係情報を
生成することを特徴とする。
【0026】この請求項6、または18記載の発明によ
れば、上述したように、前後2つのコンテンツ間の関係
式を蓄積した選択履歴情報を用いて、複雑な階層構造状
又は/及び網状の遷移関係情報を生成することができ
る。従って、ユーザーに対して、分かり易い遷移関係情
報を提供することができる。例えば、ツリー構造の様な
階層構造や、表形式の階層構造、シナプス状の網状とい
った図表である。
【0027】請求項7記載の発明は、請求項6記載の選
択履歴管理情報において、前記システムに対して、前記
遷移関係情報を表示する表示手段(例えば、300)、
を機能させるための情報を含むことを特徴とする。
【0028】さらにこの場合、請求項8記載の発明のよ
うに、請求項7記載の選択履歴管理情報は、前記システ
ムに対して、前記表示手段によって表示された遷移関係
情報の中からコンテンツを選択可能とする手段、を機能
させるための情報を含むこととしてもよい。
【0029】また、請求項19記載の発明のように、請
求項18記載のユーザーインターフェース補助システム
は、前記遷移関係情報を表示する表示手段と、前記表示
手段によって表示された遷移関係情報の中からコンテン
ツを選択可能とする手段と、を備えることとしてもよ
い。
【0030】この請求項7、8、または19記載の発明
によれば、ユーザーに対して、前記指定コンテンツに関
する前記遷移関係情報が視覚的に提供される。ユーザー
は、選択コンテンツとの間に相互に遷移関係を有するコ
ンテンツについて階層的に知ることができるので、各コ
ンテンツのつながりを知ることができる。また、前記表
示手段によって表示された前記遷移関係情報の中から各
コンテンツを選択することができるので、選択履歴情報
から選択コンテンツと関係のあるコンテンツに容易に遷
移することができる。
【0031】また、請求項9記載の発明は、請求項1〜
8のいずれか一つに記載の選択履歴管理情報において、
前記各コンテンツには、識別情報が対応付けられ、或い
は、識別情報が具備されており、前記選択履歴構築手段
に対して、第1のコンテンツの識別情報と、第2のコン
テンツの識別情報とに基づいた組情報を蓄積する、よう
に機能させるための情報と、前記検索手段に対して、検
索対象となるコンテンツの識別情報に基づいて検索を行
う、ように機能させるための情報と、前記遷移関係生成
手段に対して、前記指定コンテンツの識別情報と、他の
コンテンツの識別情報との遷移関係情報を生成する、よ
うに機能させるための情報と、を含むことを特徴とす
る。
【0032】また、請求項10記載の発明は、請求項9
記載の選択履歴管理情報において、前記組情報は、少な
くとも、第1のコンテンツの識別情報と、第2のコンテ
ンツの識別情報とが順に列挙された情報であることを特
徴とする。
【0033】この請求項9、または10記載の発明によ
れば、各コンテンツを特定することのできる識別情報に
よって選択履歴情報を構築するので、前記遷移履歴情報
をより単純なものとすることができる。
【0034】請求項11記載の発明は、請求項1〜10
のいずれか一つに記載の選択履歴管理情報において、前
記選択履歴情報はテキストデータであることを特徴とす
る。
【0035】この請求項11記載の発明によれば、選択
履歴情報がテキストデータで構成されているので、前記
検索手段による選択履歴情報の読み込み時間の短縮を図
ることができる。また、ユーザーにより、自由に書き換
える、もしくは追加するなどの編集が容易となる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下実施の形態の一例として、本
発明であるユーザーインターフェース補助システム(以
下、UI補助システムという。)を、電子百科事典に具
備される検索システム(以下、百科事典検索システムと
いう。)に応用した場合について、図を参照して説明す
る。
【0037】ここで、百科事典検索システムは、百科事
典データを対象とした検索システムであり、ユーザーの
入力した検索条件に該当する百科事典データを検索する
条件検索や、五十音順に用意された索引による索引検索
等の検索方法を提供し、ユーザーが所望する百科事典デ
ータを検索・抽出し、検索結果を提供するものである。
本実施の形態におけるUI補助システムは、百科事典検
索システムの一機能として用いられ、主に二つの役割を
果たす。一つは、ユーザーが百科事典検索システムを利
用した際、その利用履歴を蓄積することである。もう一
つは、蓄積した利用履歴に基づいて、ユーザーの検索作
業を補助することである。即ち、ユーザーが百科事典検
索システムを利用した際、百科事典データ同士の遷移関
係を生成し、表示することで、ユーザーの検索作業を補
助する情報を提供する。尚、以下の説明において、本発
明を一台のパーソナル・コンピュータに適用した場合に
ついて説明するが、本発明が適用できるものはこれに限
らない。
【0038】図1は、本発明の機能ブロック図の一例を
示した図であり、ここに示すUI補助システム1は、記
憶部100と、入力部200と、表示部300と、処理
部400とからなる。
【0039】記憶部100は、ハードディスク装置、メ
モリ等の各種記憶装置により構成され、処理部400で
実行されるOS(オペレーティングシステム)等のシス
テムプログラムや、各種アプリケーションプログラム、
各種データが格納される。特に本発明を実現するため
に、選択履歴管理プログラム110と、選択履歴データ
ベース120と、百科事典データベース130(以下、
データベースをDBという。)とを備える。また、記憶
部100には、図示しない百科事典データ検索プログラ
ムが格納され、上述の百科事典検索システムを実現す
る。
【0040】選択履歴管理プログラム110は、特に、
構築プログラム112と、検索プログラム114と、遷
移関係生成プログラム116とを含み、UI補助システ
ム1の本質的な部分を実現する。即ち、UI補助システ
ム1は、百科事典検索システム下で稼動するソフトウエ
アとして構成される。選択履歴管理プログラム110の
実行による詳細な動作については後述するが、構築プロ
グラム112は、選択履歴DB120を構築するための
プログラムであり、また、検索プログラム114は、選
択履歴DB120内を検索するプログラムである。そし
て、遷移関係生成プログラム116は、検索プログラム
114による検索結果に基づいて、遷移関係を生成する
プログラムである。
【0041】選択履歴DB120は、構築プログラム1
12により生成された選択履歴情報が蓄積されたDBで
あり、新たに選択履歴情報が生成された際には、構築部
410により随時追加して書き込まれ、更新される。選
択履歴情報とは、ユーザーが一の百科事典データから他
の百科事典データに遷移した際の、選択手順に係る遷移
の履歴情報であり、遷移元を示すデータ、遷移先を示す
データをこの順に列挙して一組にしたデータ構造を有す
る。
【0042】図2に、選択履歴情報の蓄積形式の一例を
示す。尚、蓄積形式はこれに限るものではない。
【0043】図2に示すように、選択履歴情報は例え
ば、CSV(Comma Separated Value)形式で蓄積さ
れ、カンマで区切られた左側が遷移元の百科事典データ
の識別情報であり、右側が遷移先の百科事典データの識
別情報である。遷移元及び遷移先の識別情報を列挙する
ことにより、遷移元と、遷移先の百科事典データ間の関
係式を示している。
【0044】例えば、選択履歴DB120に蓄積され
た、識別情報「ソムリエ」と、識別情報「ワイン」がカ
ンマで区切られたレコードL10は、識別情報「ソムリ
エ」が示す百科事典データから、識別情報「ワイン」が
示す百科事典データに遷移した、ということを示してい
る。言い換えると、「ソムリエ」という単語と「ワイ
ン」という単語の間に何等かの相関があることを示し、
選択履歴情報は、ユーザーの興味や関心、思いつきな
ど、何等かの理由で結びついた百科事典データの関係式
を示す。
【0045】百科事典DB130は、動画を含む画像
や、音声等を盛り込んだ、あらゆる科目にわたる書籍デ
ータを、1つの科目につき1つの百科事典データとして
電子化して蓄積したDBである。但し、本発明の趣旨
は、百科事典DB130の構成に束縛されるものではな
く、百科事典DBの構成は、公知の何れの形態のもので
もよい。
【0046】図3に、百科事典DB130の蓄積形式の
一例を示す。尚、蓄積形式はこれに限るものではない。
図3に示すように各百科事典データは、識別情報と、詳
細情報とから成る。
【0047】識別情報は、上述したように、各百科事典
データを識別するための情報である。具体的には、例え
ば、レコードL210の百科事典データである、「パソ
コン」のように、各百科事典データの見出し語となる単
語を識別情報としている。また、例えば、レコードL2
20の百科事典データのように、静止画データのみで構
成される百科事典データの場合には、該静止画データと
対応付けられた図番号「0001」を識別情報としてい
る。即ち、識別番号は、百科事典データを特定できる情
報であればよい。
【0048】詳細情報は、例えば、各百科事典データを
説明するための文字データ、音声データ、画像データか
ら構成される。文字データは、文字列が格納されたテキ
ストデータであり、音声データは、例えばWAVデータ
やMIDI(musical instrument digital interface)
データ等のサウンドファイルであり、画像データは例え
ばJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式
により圧縮された静止画ファイルや、MPEG(Moving
Picture Experts Group)方式により圧縮された動画フ
ァイルである。
【0049】例えば、レコードL212の識別情報「ハ
ムスター」に対応する詳細情報は、ハムスターを説明す
るテキスト、動作を収録した動画ファイル、及び泣き声
を収録した音声ファイルによって、構成される。
【0050】入力部200は、キーボードやマウス等の
入力装置で構成され、ユーザーは、これらの入力装置を
利用して、百科事典DB130から所望する百科事典デ
ータを検索するための検索条件の入力や、表示情報の選
択等を行う。
【0051】表示部300は、各種表示装置に相当し、
上述した検索条件に基づいた検索の結果や、後述する遷
移関係図を表示する。
【0052】処理部400は、記憶部100に格納され
たOS等のシステムプログラムや各種アプリケーション
プログラム及び各種データに従い、入力に応じて処理を
実行し、処理結果を一時的に格納するとともに表示画面
上に表示させ、さらに、処理結果の一部あるいは全てを
記憶装置へ格納する処理を行う。そして、選択遷移管理
プログラム110に従って処理を行い、本発明であるU
I補助システムを実現する。特に、構築部410と、検
索部420と、遷移関係生成部430とを備える。構築
部410は、構築プログラム112に従って処理を実行
し、上述した、ユーザーが百科事典検索システムを利用
した際の利用の履歴として選択履歴情報を蓄積する機能
を実現する。検索部420と、遷移関係生成部430
は、検索プログラム114と遷移関係生成プログラム1
16に従って処理を実行し、蓄積された上記の利用の履
歴を用いてユーザーの検索作業を補助する情報を提供す
る機能を実現する。また、処理部400は、図示しない
百科事典データ検索部を含む。
【0053】百科事典データ検索部は、記憶部100に
格納された図示しない百科事典データ検索プログラムに
従って処理を実行する。即ち、百科事典DB130に格
納された百科事典データの中から、ユーザーにより入力
された検索条件と一致または類似一致する百科事典デー
タを検索及び抽出するとともに、その結果を項目名など
として一覧表示し、さらに、ユーザーにより特定の百科
事典データが選択された際には、その詳細情報を百科事
典DB130から読み出して表示部300に出力する。
【0054】図4に、百科事典検索システムの画面の一
例を示す。百科事典検索システムを起動すると、図4に
示す画面が表示装置の画面上に表示される。ユーザー
が、「検索語」ボックス132に検索条件として、例え
ば“パソコン”を入力し、「検索」ボタン134を押下
すると、“パソコン”に合致する百科事典データの識別
情報が、一覧表示部131aに一覧表示される。そし
て、ユーザーが一覧の中から“パソコン”を選択する
と、その詳細情報が詳細表示部131b表示される。
【0055】本実施の形態におけるUI補助システム1
は、上記した百科事典検索システムを用いた、百科事典
データの検索作業を補助するためのものであるため、当
該百科事典検索システムが作動中であることが使用の前
提となる。百科事典検索システムを起動すると、処理部
400はUI補助システム1を起動して選択履歴管理プ
ログラム110を実行し、選択履歴情報の構築、もし
くは遷移関係生成が要求されるまで待機する。
【0056】先ず、選択履歴情報の構築が要求された際
の、構築部410の動作について説明する。
【0057】例えば、図4に示すように、百科事典デー
タとして“パソコン”が選択され、その詳細情報が表示
されている状態で、ユーザーが、詳細表示部131bに
表示されているテキストデータの内“マルチメディア”
130aをマウスを用いてクリックすると、処理部40
0は、“マルチメディア”を新たな検索条件として設定
し、該当する百科事典データの検索・抽出を行い、“マ
ルチメディア”が示す百科事典データに遷移する。ここ
で、“マルチメディア”を選択したユーザーのきっかけ
は何でもよく、例えば、興味が移った、意味が分からな
かった、等の理由が考えられる。上述のように、百科事
典データ間を選択・遷移した際、選択履歴情報の構築要
求が生じたと判定して、構築部410は、“パソコン”
及び“マルチメディア”の二つの文字列をカンマ区切り
で列挙した、選択履歴情報を構築する。そして、構築さ
れた選択履歴情報を選択履歴DB120に追加する。即
ち、選択履歴DB120の最下段に、レコードL11を
追加する。
【0058】次に、遷移関係生成が要求された際の、検
索部420と遷移関係生成部430の動作について説明
する。ユーザーにより、図3に示す「遷移関係図表示」
ボタン136が押下されると、遷移関係の生成処理を開
始し、生成結果を図として表示する。ここで、「遷移関
係図表示」ボタン136は、ある任意の百科事典データ
が選択されてその詳細情報が表示された際に押下可能と
なる。また、ユーザーは、「階層数選択」ボックス13
8を用いて、遷移関係の階層数を選択できるが、デフォ
ルトとして例えば階層数3が設定されている。検索部4
20と遷移関係生成部430は、選択された階層数に基
づいて遷移関係を生成し、グラフ化して表示装置に表示
出力する。図5に示すフローチャートを用いて遷移関係
生成の処理フローについて説明する。
【0059】先ず、選択された階層数が1か否かを判定
(ステップS1)し、1が選択されたと判定した場合は
本処理を終了する。1以外の階層数が選択されたと判定
した場合は、選択されている百科事典データの識別情報
に関する選択履歴情報を、検索プログラム114に従っ
て検索部420が検索・抽出する(ステップS2)。
【0060】具体的には先ず、選択履歴情報のうちの、
遷移元を示す識別情報、即ち、図2に示す、カンマを挟
んで左側のデータが、当該識別情報と一致する選択履歴
情報を検索し、検索された選択履歴情報を往情報として
保持する。この際、検索された選択履歴情報の数を1と
して保持し、同様の選択履歴情報が検索された場合に
は、該選択履歴情報の数の情報を更新する。
【0061】次いで、選択履歴情報の遷移先を示す識別
情報、即ち、図2に示す、カンマを挟んで右側のデータ
が当該識別情報と一致する選択履歴情報を検索し、検索
された選択履歴情報を復情報として保持する。また、選
択履歴情報の数を保持するとともに、必要に応じて更新
する。
【0062】次いで、遷移関係生成部430が検索結果
の判定を行う(ステップS3)。即ち、該当する選択履
歴情報が検索された場合は、遷移関係生成プログラム1
16に従って、遷移関係生成部430が遷移関係を生成
する(ステップS4)。
【0063】具体的には先ず、上述の往情報が示す関係
式によって、百科事典データから遷移したことを示
す、”行った”情報を生成する。次いで、復情報が示す
関係式によって、当該百科事典データに遷移したことを
示す、”来た”情報を生成する。
【0064】そして、ステップS2〜S4の処理を指定
された全ての階層について繰り返し行う(ステップS
5)。例えば、階層数として”3”が指定された場合に
ついて説明すると、次の様な処理となる。即ち、初めに
選択・指定された識別情報に基づいて、ステップS2〜
S4の処理を実行する。これが階層1及び階層2に対す
る処理である。次に、直前に実行したステップS2の検
索結果に基づいて、ステップS2〜S4の処理を実行す
る。より具体的には、ステップS2の検索結果として抽
出された識別情報を基に、更にステップS2〜S4の処
理を実行する。これが、階層3についての処理である。
尚、階層数が4以上の場合は、この階層3についてのス
テップS2の検索結果に基づいて、ステップS2〜S4
の処理を実行する。これが階層4に対する処理となる。
このように、ステップS2〜S4の処理を再帰的に実行
することにより、指定された全ての階層についての遷移
関係を生成し、本処理を終了する。
【0065】以上のように生成された遷移関係は、例え
ばグラフ化して表示させ、ユーザーの検索を補助するた
めの情報として提供される。
【0066】図6に、階層数3を選択した場合に生成・
表示される遷移関係図の一例を示す。図6に示すよう
に、遷移関係は、階層1である”パソコン”を中央に示
し、識別情報「パソコン」が示す百科事典データの遷移
関係をシナプス状に示している。尚、遷移関係の表示形
式は、これに限られるものではなく、また、表形式で表
示するものとしてもよい。
【0067】ここで、図7の(a)と(b)に、識別情
報「パソコン」を階層1として上述のように生成した遷
移関係を各階層毎に示す。図7(a)は、階層1の識別
情報と、階層2の識別情報を示しており、階層1である
識別情報「パソコン」と、例えば「ネットワーク」、
「コンピュータ」、「マルチメディア」等の識別情報と
は、直接つながった(直接連接した)階層であることが
わかる。そして、図7(b)は、階層2の識別情報と、
階層3の識別情報を、それぞれ対応させて示しており、
上述した、階層2に位置する識別情報と、例えば「マル
チメディア」、「デジタル」、「コンピュータ」等の識
別情報とは、直接つながった(直接連接した)階層であ
ることがわかる。図6は、以上のような識別情報「パソ
コン」に関する遷移関係をグラフ化したものである。
【0068】また、図6に示す例では、前記“行った”
情報を実線で、“来た”情報を破線で示している。ま
た、上述した遷移履歴の数の情報を各百科事典データを
つなぐ線の太さで示し、百科事典データ間のつながりの
強さを示している。
【0069】ところで、図3のレコードL210に示す
ように、識別情報「パソコン」に対応する詳細情報のテ
キストには、“マルチメディア”130a、“コンピュ
ータ”130b、“ネットワーク”130cの各文字列
が含まれる。そして、図6によれば、ユーザーが、識別
情報「パソコン」が示す百科事典データを選択してその
詳細情報を閲覧等した後、その詳細情報に含まれる上記
の各文字列を選択し、選択した文字列が示す百科事典デ
ータに遷移したことがわかる。さらに、識別情報「ネッ
トワーク」の詳細情報から、”マルチメディア”の単語
を選択し、これが示す百科事典データに遷移したことが
わかる。このことから、“パソコン”と“マルチメディ
ア”が相関を有するとともに、“マルチメディア”と
“ネットワーク”も相関を有することがわかる。即ち、
“マルチメディア”と“パソコン”は、互いに相関を有
するとともに、“ネットワーク”を介した相関をも有す
ることがわかる。
【0070】以上のことから、続いて関連する百科事典
データを検索する際の、検索作業を助けることができ
る。また、上述のような理由で選択遷移した履歴に基づ
いて生成した遷移関係図は、ユーザーの脳内で思い付い
た興味の遷移を表現しているので、以後に、過去に検索
したという意識を伴うような検索を行う際に、その検索
作業を助けることができる。
【0071】また、ユーザーは、グラフ表示された遷移
関係図から、新たに検索したい百科事典データを選択す
ることができる。具体的には、例えば、図6において、
“メモリ”を選択して検索条件として設定し、該当する
百科事典データに遷移することができる。
【0072】また、この際の履歴を選択履歴情報として
蓄積することとしてもよい。この場合、例えば、図6に
示す遷移関係図から、「メモリ」を選択して、検索を行
うと、選択履歴情報に、「パソコン」と、「メモリ」を
列挙したレコードが追加される。
【0073】以上、説明したように、遷移関係生成部4
30は、選択履歴DB120に蓄積された選択履歴情報
に従って遷移関係図を生成し、表示する。このため、選
択履歴DB120をテンプレートとして複数用意し、使
用する選択履歴DB120を適宜選択することとしても
よい。具体的には、例えば、コンピュータに詳しいユー
ザーが使用した結果、構築された選択履歴DB120を
テンプレートとして用意する。この場合、コンピュータ
に関する知識の少ないユーザーが、このテンプレート
(選択履歴DB120)を使用することにより、コンピ
ュータに詳しい人が用いた遷移関係の情報を得ることが
でき、コンピュータに詳しい人の観点からの遷移関係図
を表示させることができる。従って、情報検索における
利便性を向上させることができる。
【0074】また、上述したように、生成した遷移関係
図から任意の百科事典データを選択することができると
ともに、テンプレート用に予め作成された選択履歴DB
120を利用することができるので、選択履歴DB12
0は、百科事典DB130のインデックス情報として用
いることができる。これによれば、マルチメディアの通
信の増加に伴い主流になりつつある、画像データや音声
データなどのメディアデータや、XML形式のデータ等
のデータの効率的な検索が望める。
【0075】以上述べたように、遷移関係図を用いて任
意の百科事典データと相関をもつ他の百科事典データを
迅速に参照することができ、百科事典データを容易且つ
適切に検索し、遷移することができる。
【0076】尚、以上説明した本実施の形態において、
選択履歴DB120は、上述したように、遷移元を示す
百科事典データ、遷移先を示す百科事典データにより構
成されているものとして説明したが、例えば、選択遷移
の数の情報を追加したデータ構造とすることとしてもよ
い。そして、新たな選択履歴情報を追加する際に、すで
に同様の選択履歴情報が存在した場合には、選択履歴情
報を追加せずに、前記遷移の数の情報を更新する。そし
て、遷移関係を生成する際には、該当するレコードの遷
移の数の情報を参照する。
【0077】本実施の形態においては、百科事典検索シ
ステムに本発明を適用したが、本発明の適用可能なもの
はこれに限られるものではなく、コンテンツ間を遷移す
る動作を行うものであれば、何れのものに対しても適用
可能である。例えば、各種検索エンジンに本発明を適用
してもよい。様々な分野の専門家によってその経験的知
識に基づいた検索志向が登録された選択履歴情報をテン
プレートとしてユーザーに提供することにより、ユーザ
ーは、検索の幅を広げるとともに、インターネット上の
膨大な情報の中から必要な情報を探す際の時間を短縮す
ることができる。また、検索サイトの管理者は、利用者
によって蓄積された選択履歴情報によって、あるサイト
から、最終的に辿り着いたサイトまでの一般的な経路を
分析できるとともに、その経路を提供できる。
【0078】また、蓄積された選択履歴情報を、学習指
導に利用してもよい。例えば、上記百科事典検索システ
ムを用いて生徒に学習作業をさせた際に生成された選択
履歴情報によって、各生徒の学習パターンを分析すると
ともに、学習効果の高い生徒の検索志向と、その他の生
徒の検索志向によって、学習パターンの違いを認識する
ことにより、効果的な指導方法が考案できる。また、学
習パターンの認識を、例えば、入学試験や、入社試験等
に応用し、予め定められた募集要項に従って、その適性
を評価することができる。
【0079】また、販売時点情報管理データ(POS)
に組み合わせることとすれば、消費者の購買パターン
や、他の商品との組み合わせを蓄積し、仕入れを行う商
品の傾向を分析した販売促進が可能となり、さらには、
この情報を、マーチャンダイジング、商品開発等に活用
することができる。さらに、複数のMO、CD−ROM
等の記憶媒体に記憶されているデータを検索する場合に
適用してもよい。例えば、過去の新聞や雑誌等に掲載さ
れた記事を検索するシステムにおいて、年数毎に分けて
保管されている記憶媒体(記事データ)は、各記憶媒体
毎に選択履歴情報が蓄積され得る。そこで、過去数年分
の記事を検索する際に、選択履歴情報を連係させること
により、検索条件に合致する記事をまとめて検索すると
いったことができる。また、利用者が質問に答えること
により、特定分野の専門家が持つ知識を得ることができ
る、例えば、健康診断や、占いや、渋滞予測等を行うな
どの各種エキスパートシステム等に適用した場合も同様
に、結果に辿り着いた経過あるいは予め作成されたテン
プレートを用いて、適切且つ容易に情報を提供すること
ができる。
【0080】最後に、選択履歴DB120の構造につい
て付記する。現代社会において、コンピュータの性能向
上は目覚しく、俗にドッグイヤーと呼ばれる程その進展
は飛躍的である。CPUの処理性能然り、RAM等のメ
モリ容量然りである。一方DBの設計は、システム設計
時の他、DBの運用開始後においても、再設計されるの
が一般的である。そこで、この際、DBの構造をよりシ
ンプルなものとし、データ量の増加に伴う処理速度低下
といった問題は、ハードウェアの性能向上に任せること
としたのが、本実施の形態における選択履歴DB120
である。選択履歴DB120を実際にテキストデータと
して構築し、数百ギガバイトのオーダのデータ量として
実験を行ったが、検索遅延を生じることなく、遷移関係
図を迅速に生成、表示することができた。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、選択履歴情報を蓄積す
ることで、過去に同じ経路を辿った段階的な選択・遷移
を繰り返すことなく、所望する百科事典データに適切に
遷移することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の機能ブロックの一例を示す図で
ある。
【図2】本実施の形態の選択履歴情報の蓄積形式の一例
を示す図である。
【図3】本実施の形態の百科事典データの蓄積形式の一
例を示す図である。
【図4】本実施の形態の百科事典検索システムの画面の
一例を示す図である。
【図5】本実施の形態の処理の一例を示すフローチャー
トである。
【図6】「パソコン」に関する遷移関係図の一例を示す
図である。
【図7】図4に示す、「パソコン」に関する遷移関係を
説明する図である。
【符号の説明】
1 UI補助システム 110 選択履歴管理プログラム(選択履歴管理情
報) 200 入力部(入力手段) 300 表示部(表示手段) 410 構築部(選択遷移履歴構築部) 420 検索部(選択遷移履歴検索部) 430 遷移関係生成部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロセッサによる演算・制御により、コン
    テンツの選択履歴情報を構築するとともに、遷移関係情
    報を生成することとなるシステムに対して、 第1に選択された第1のコンテンツと、第2に選択され
    た第2のコンテンツとを関連づけた組情報を蓄積するこ
    とにより、選択履歴情報を構築する選択履歴構築手段
    と、 検索対象となるコンテンツが含まれる組情報を前記選択
    履歴情報の中から検索する検索手段と、 指定コンテンツが含まれる組情報の検索を前記検索手段
    に行わせるとともに、当該検索結果に基づいて、指定コ
    ンテンツと、他のコンテンツとの遷移関係情報を生成す
    る遷移関係生成手段と、 を機能させるための選択履歴管理情報。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記選択履歴構築手段に対して、3つ以上のコンテンツ
    が順次選択された場合、選択された順に、鎖状に、選択
    前後の2つのコンテンツを関連づけた組情報を蓄積す
    る、ように機能させるための情報を含むことを特徴とす
    る選択履歴管理情報。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、 前記遷移関係生成手段に対して、前記検索手段による検
    索結果に基づいて、再帰的に前記検索手段に検索を行わ
    せて、前記指定コンテンツに関する階層的な遷移関係情
    報を生成する、ように機能させるための情報を含むこと
    を特徴とする選択履歴管理情報。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記システムに対して、階層数を入力する入力手段、を
    機能させるための情報と、 前記遷移関係生成手段に対して、前記入力手段により入
    力された階層数に基づいて、階層的な遷移関係情報を生
    成する、ように機能させるための情報と、 を含むことを特徴とする選択履歴管理情報。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記システムに対して、選択履歴情報を他の選択履歴情
    報に変更する変更手段、を機能させるための情報と、 前記選択履歴構築手段、前記検索手段、および前記遷移
    関係生成手段に対して、前記変更手段により変更された
    後の選択履歴情報に基づいて機能させるための情報と、 を含むことを特徴とする選択履歴管理情報。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかにおいて、 前記遷移関係生成手段に対して、前記指定コンテンツを
    基準とした他のコンテンツの関係を、階層構造状又は/
    及び網状に表した遷移関係情報を生成する、ように機能
    させるための情報を含むことを特徴とする選択履歴管理
    情報。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記システムに対して、前記遷移関係情報を表示する表
    示手段、を機能させるための情報を含むことを特徴とす
    る選択履歴管理情報。
  8. 【請求項8】請求項7において、 前記システムに対して、前記表示手段によって表示され
    た遷移関係情報の中からコンテンツを選択可能とする手
    段、を機能させるための情報を含むことを特徴とする選
    択履歴管理情報。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれかにおいて、 前記各コンテンツには、識別情報が対応付けられ、或い
    は、識別情報が具備されており、 前記選択履歴構築手段に対して、第1のコンテンツの識
    別情報と、第2のコンテンツの識別情報とに基づいた組
    情報を蓄積する、ように機能させるための情報と、 前記検索手段に対して、検索対象となるコンテンツの識
    別情報に基づいて検索を行う、ように機能させるための
    情報と、 前記遷移関係生成手段に対して、前記指定コンテンツの
    識別情報と、他のコンテンツの識別情報との遷移関係情
    報を生成する、ように機能させるための情報と、 を含むことを特徴とする選択履歴管理情報。
  10. 【請求項10】請求項9において、 前記組情報は、少なくとも、第1のコンテンツの識別情
    報と、第2のコンテンツの識別情報とが順に列挙された
    情報であることを特徴とする選択履歴管理情報。
  11. 【請求項11】請求項1〜10のいずれかにおいて、 前記選択履歴情報はテキストデータであることを特徴と
    する選択履歴管理情報。
  12. 【請求項12】第1に選択された第1のコンテンツと、
    第2に選択された第2のコンテンツとを関連づけた組情
    報が蓄積された選択履歴情報であって、 検索対象となるコンテンツが含まれる組情報を当該選択
    履歴情報の中から検索する検索手段と、 指定コンテンツが含まれる組情報の検索を前記検索手段
    に行わせるとともに、当該検索結果に基づいて、指定コ
    ンテンツと、他のコンテンツとの遷移関係情報を生成す
    る遷移関係生成手段と、 を具備するユーザーインターフェース補助システムによ
    って利用される選択履歴情報。
  13. 【請求項13】請求項1〜11のいずれかに記載の選択
    履歴管理情報を記憶する情報記憶媒体。
  14. 【請求項14】コンテンツの選択履歴情報を構築すると
    ともに、遷移関係情報を生成するユーザーインターフェ
    ース補助システムであって、 第1に選択された第1のコンテンツと、第2に選択され
    た第2のコンテンツとを関連づけた組情報を蓄積するこ
    とにより、選択履歴情報を構築する選択履歴構築手段
    と、 検索対象となるコンテンツが含まれる組情報を前記選択
    履歴情報の中から検索する検索手段と、 指定コンテンツが含まれる組情報の検索を前記検索手段
    に行わせるとともに、当該検索結果に基づいて、指定コ
    ンテンツと、他のコンテンツとの遷移関係情報を生成す
    る遷移関係生成手段と、 を備えるユーザーインターフェース補助システム。
  15. 【請求項15】請求項14において、 前記選択履歴構築手段は、3つ以上のコンテンツが順次
    選択された場合、選択された順に、鎖状に、選択前後の
    2つのコンテンツを関連づけた組情報を蓄積する、こと
    を特徴とするユーザーインターフェース補助システム。
  16. 【請求項16】請求項14または15において、 前記遷移関係生成手段は、前記検索手段による検索結果
    に基づいて、再帰的に前記検索手段に検索を行わせて、
    前記指定コンテンツに関する階層的な遷移関係情報を生
    成する、ことを特徴とするユーザーインターフェース補
    助システム。
  17. 【請求項17】請求項14〜16のいずれかにおいて、 選択履歴情報を他の選択履歴情報に変更する変更手段、
    を更に備え、 前記選択履歴構築手段、前記検索手段、および前記遷移
    関係生成手段は、前記変更手段により変更された後の選
    択履歴情報に基づいて機能する、ことを特徴とするユー
    ザーインターフェース補助システム。
  18. 【請求項18】請求項14〜17のいずれかにおいて、 前記遷移関係生成手段は、前記指定コンテンツを基準と
    した他のコンテンツの関係を、階層構造状又は/及び網
    状に表した遷移関係情報を生成する、ことを特徴とする
    ユーザーインターフェース補助システム。
  19. 【請求項19】請求項18において、 前記遷移関係情報を表示する表示手段と、 前記表示手段によって表示された遷移関係情報の中から
    コンテンツを選択可能とする手段と、 を備えることを特徴とするユーザーインターフェース補
    助システム。
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