JP2002342211A - アクセス行動分析システム - Google Patents

アクセス行動分析システム

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JP2002342211A
JP2002342211A JP2001147554A JP2001147554A JP2002342211A JP 2002342211 A JP2002342211 A JP 2002342211A JP 2001147554 A JP2001147554 A JP 2001147554A JP 2001147554 A JP2001147554 A JP 2001147554A JP 2002342211 A JP2002342211 A JP 2002342211A
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JP2001147554A
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Michihito Agawa
道仁 阿川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来調査することが困難であったホームペー
ジ内でのファイルからファイルへの移動を分析すること
により、ユーザーのアクセス行動を知ることが可能なア
クセス行動分析システムを提供する。 【解決手段】 トップページとなる親ファイルおよびこ
の親ファイルとリンク関係にある子ファイルからなるホ
ームページ31へのアクセスに関し、少なくともアクセ
ス元のドメイン名、アクセス時間およびアクセスされた
ファイル名からなるアクセス情報を記録しこれをアクセ
ス時間順に記録した第1のアクセスログ表として備える
と共に、所定期間中におけるアクセスに関しそのアクセ
ス元のドメイン名が同一であるものを同一人によるアク
セス行動と見なし、各人のアクセス行動を分析すること
が可能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
介してホームページにアクセスしてくる人のアクセス行
動を分析するアクセス行動分析システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの利用者が年々増
加している。各企業や個人は、こうした消費者(ユーザ
ー)の動向に合わせてネット上でも自社の(自己の)情
報を提供するようになってきている。すなわち、各企業
等は、自社製品を広告したりあるいは自社製品の販売を
ネット上で行うための各種のサイト(ホームページ)を
ネット上に備えるようになっている。当然ながら、これ
らのホームページは、製品等の売り上げを拡大したいと
いう企業のニーズの下で運営される。
【0003】このため、ホームページを有する各企業等
は、まず、自社のホームページへのアクセス数を増大さ
せたいという考えを持つ。また、加えて、消費者の自社
ホームページ等へのアクセス数の増加が、直接的または
間接的に自社製品の売り上げ増大に繋がるようにしたい
という考えを持つ。なお、ホームページへのアクセスを
行うと、アクセスを行った人のIPアドレスもしくは当
該IPアドレスに対応するドメイン名(以下、ドメイン
名等という)、アクセス時刻およびアクセスしたファイ
ル名等の情報がアクセスログとして記録される。そのた
め、ホームページおよびホームページを構成する各ファ
イルへのアクセス数をカウントしたり、どのようなドメ
イン名等の人がどのファイルへのアクセスをどんな時刻
にしたのかを、アクセスログから知ることができる。す
なわち、どのファイルがどのくらい閲覧されているかを
そのアクセス数で知ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常、ホームページに
は、トップページと呼ばれるファイルが存在する。この
トップページは、企業や個人のロゴや名称等が表示され
ており、当該企業等の簡単な紹介ページ的な役割を担っ
ている。加えて、このトップページには、製品紹介ペー
ジや企業概要を掲載したページや就職採用情報ページ
等、さらに詳しい情報が掲載されたファイルへリンクす
るためのリンクボタンが設けられている。ユーザーは、
このリンクボタンをクリックすることにより各ファイル
を閲覧できる。
【0005】なお、ユーザーの中には、上述したトップ
ページを見ただけで、それ以上の詳しい情報を得ずに当
該ホームページの閲覧を止めてしまう人もいる。すなわ
ち、トップページから詳細なページへのリンクをせずに
当該ホームページから立ち去るユーザーもいる。そのた
め、トップページのアクセス数そのものは、必ずしも売
り上げ増等に直接的には繋がらないということがある。
ユーザーが、いかにトップページから次のリンク先(フ
ァイル)へ移動してくれ、そのファイルを閲覧してくれ
るかに売り上げ増や求人増等が関係することとなる。
【0006】しかし、このような現状が指摘されている
にもかかわらず、インターネットでトップページにアク
セスしてきた人のその後の行動がどうなっているのかは
分析されていない。すなわち、どのファイルにどれくら
いのアクセスがあったかをカウントすることはできる
が、トップページを閲覧した人がそのまま立ち去ったの
かそれとも引き続きリンクされている他のファイルを閲
覧しに行ったのかを、アクセスログから追うことはされ
ていない。
【0007】その理由としては、ホームページに複数の
人がアクセスしてきた場合、それぞれの人のアクセスロ
グが時系列で混在し、どれがどの人のログかを判断しか
ねるという問題がある。さらに詳しく述べれば、ユーザ
ーが契約しているプロバイダ経由で接続してきた場合、
記録されたドメイン名は、当該プロバイダが個人に対し
て一時的に割り振ったものであって、個人名を表すもの
ではない。すなわち、同じプロバイダと契約している他
人が後にインターネットに接続した場合、同じドメイン
名が付されることもある。
【0008】したがって、アクセスログに記録されたド
メイン名は、個人を特定するものではないため、同一の
ドメイン名があったとしてもそれが同一人によるアクセ
スであるか否かは不明である。このような現状も加わ
り、あるドメイン名でアクセスしてきた人が、ホームペ
ージ内でどのようなアクセス行動をとったか(どのファ
イルからどのファイルへ移動したか)を、調べるという
行為はあまり行われていない。なお、アクセスログを辿
るための特別な仕組みをホームページの各ファイルに設
けれたり等すれば、アクセスしてきた人のログを調べる
ことは可能である。しかし、そのような仕組みを各ペー
ジに埋め込む作業等は大変で、しかもそのためのコスト
も生じるため、一般的にはまだあまり実用的ではない。
【0009】本発明は、上述の問題を解消するためにな
されたもので、従来調査することが難しかったホームペ
ージ内でのファイルからファイルへの移動を簡易な方法
で分析することにより、ユーザーのアクセス行動を容易
に知ることが可能なアクセス行動分析システムを提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的に鑑みて、
本発明のアクセス行動分析システムは、トップページと
なる親ファイルおよびこの親ファイルとリンク関係にあ
る子ファイルからなるホームページへのアクセスに関
し、少なくともアクセス元のドメイン名、アクセス時刻
およびアクセスされたファイル名からなるアクセス情報
を記録しこれをアクセス時刻順に記録した第1のアクセ
スログ表として備えると共に、所定期間中におけるアク
セスに関しそのアクセス元のドメイン名が同一であるも
のを同一人によるアクセス行動と見なし、各人のアクセ
ス行動を分析することを特徴としている。
【0011】そのため、ホームページにアクセスしてき
た人のホームページ内での各ファイル間の移動を容易に
知ることができる。これにより、どのファイルからどの
ファイルへの移動が多い/少ない等を分析することがで
き、ホームページを改良する際等に参考とすることがで
きる。
【0012】また、他の発明は、上述のアクセス行動分
析システムにおいて、各人毎にそのアクセス状況をアク
セス時刻順に並び替える並び替え手段を備え、この並び
替え手段によって並び替えられた第2のアクセスログ表
を元に、各人のアクセス行動を分析することを特徴とし
ている。そのため、各人毎の各ファイル間の移動を、さ
らに容易に知ることができる。
【0013】また、他の発明は、上述のアクセス行動分
析システムにおいて、第2のアクセスログ表から画像フ
ァイルへのアクセスログを除外した第3のアクセスログ
表を生成する生成手段を備えたことを特徴としている。
各ファイル間の移動を分析する場合、例えば、あるファ
イルへアクセスしたというログの次に、画像ファイルを
開いたというログがあると、統計をとる際にこの情報が
余分である場合も想定される。
【0014】例えば、テキストファイル(htmlファ
イル)に、画像を表示するためのタグが書き込まれてい
る場合、当該テキストファイルにアクセスしこのテキス
トファイルを開くだけで、このページ表示される画像デ
ータのファイル名もアクセスログとして記録される。す
なわち、単にトップページを閲覧しただけで、トップペ
ージに表示される画像データのファイル名もアクセスロ
グに残る。ファイル間移動を分析する場合、そのような
画像データのファイル名は、無視した方が効率が良い。
また、分析をする際におけるデータ量も少なく押さえる
ことができる。本発明によれば、余分な情報となる画像
ファイルへのアクセス情報は上述の第3のアクセスログ
表から除外されるため、ファイル間移動の分析がより容
易なものとなる。
【0015】また、他の発明は、上述のアクセス行動分
析システムにおいて、指定された調査期間中において、
所定のファイルを中心とし、この所定のファイルに対し
てどのファイルから移動してきたか、及び所定のファイ
ルからどのファイルへ移動していったかを、所定の様式
の数値表で示すことを可能としたことを特徴としてい
る。そのため、所定のファイルへどのファイルから移動
してきたのか、そしてこの所定のファイルからどこのフ
ァイルへ移動していくのか(このファイルへのアクセス
を最後にホームページから立ち去る場合も含む)とい
う、ユーザーのアクセス行動を、より分析しやすくな
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態の
アクセス行動分析システムについて、図面に基づいて以
下に説明する。
【0017】図1に示すように、本実施の形態のアクセ
ス行動分析システムを運用するためのアクセス行動分析
プログラム1は、本部サーバー11に組み込まれてい
る。このアクセス行動分析プログラム1が組み込まれた
本部サーバー11は、インターネット2に接続されてい
る。なお、アクセス行動分析プログラム1の具体的な構
成については、後述する。
【0018】一方、インターネット2に接続されたホー
ムページサーバー3内には、ホームページ31が配置さ
れている。以下、ホームページ31にアクセスした人の
アクセス行動を、上述のアクセス行動分析プログラム1
を用いて分析する例について説明する。
【0019】図2に示すように、ホームページ31は、
トップページとなる親ファイル(以下、トップページフ
ァイルという)32と、この親ファイル32とリンク関
係にある2つの子ファイル33,34(以下、それぞれ
ファイル33を製品紹介ファイル、ファイル34を会社
概要ファイルという)と、各ファイル32,33,34
に添付された画像ファイル32a,32b,32c,3
3a,33b,33c,34a,34b,34cと、か
ら構成されている。なお、図2は、各ファイル32,3
3,34が、それぞれ表示画面に表示された状態を横に
並べて示したものとなっている。
【0020】本実施の形態では、トップページファイル
32に「accent_top.html」というファ
イル名が付されている。このトップページファイル32
には、製品紹介ファイル33を立ち上げるための情報及
び会社概要ファイル34を立ち上げるための情報がそれ
ぞれ書き込まれている。そのため、このトップページフ
ァイル32をブラウザー(ホームページ閲覧用のソフト
ウエア)上で閲覧すると、図2に示すように、製品紹介
ファイル33を立ち上げるためのリンクボタン32b
と、会社概要ファイル34を立ち上げるためのリンクボ
タン32cが表示される。
【0021】また、このトップページファイル32に
は、ブラウザー上に表示させた際に当該ホームページ3
1のイメージ画像をトップページの画面上の所定の位置
に表示するための情報が書き込まれている。そのため、
トップページファイル32をブラウザー上で閲覧する
と、図2に示すように、ホームページサーバー3(図1
参照)内に格納された画像ファイル(図示省略)の内容
が、画像32a(この画像が格納されたファイルには
「photo_image.gif」というファイル名
が付されている)としてトップページの所定の位置に表
示される。なお、トップページ上でこの画像32aの部
位をクリックすると、この画像32aの拡大画像(この
画像が格納されたファイルには「photo_imag
e_kakudai.gif」というファイル名が付さ
れている)がブラウザー上に表示されるように構成され
る場合もある。
【0022】なお、本実施の形態では、後述するよう
に、アクセスログの分析をする際に、画像ファイルへの
アクセスは除外するように構成される。そのため、トッ
プページを閲覧したユーザーが、画面上をクリックして
イメージ写真の拡大を行ったという情報が、アクセスロ
グの分析結果に反映されない。しかし、この情報を分析
結果に反映させたい場合は、拡大画像を表示させるため
の情報(「photo_image_kakudai.
gif」で示される画像ファイルを開くという情報)
を、テキストファイル(htmlファイル)中に書き込
んでおき、このテキストファイルへのアクセスログが記
録されるようにすれば可能である。
【0023】また、製品紹介ファイル33には、「se
ihin.html」というファイル名が付されてい
る。この製品紹介ファイル33には、トップページファ
イル32を立ち上げるための情報及び会社概要ファイル
34を立ち上げるための情報がそれぞれ書き込まれてい
る。そのため、この製品紹介ファイル33をブラウザー
上で閲覧すると、図2に示すように、トップページファ
イル32へ戻るためのリンクボタン33bと、会社概要
ファイル34を立ち上げるためのリンクボタン33cが
表示される。なお、このリンクボタン33cの画像ファ
イルは、上述したトップページ上の会社概要ファイル3
4を立ち上げるためのリンクボタン32cの画像ファイ
ルと同一である。
【0024】また、この製品紹介ファイル33には、ブ
ラウザー上に表示させた際に製品写真の画像を製品紹介
ページの画面上の所定の位置に表示するための情報が書
き込まれている。そのため、製品紹介ファイル33をブ
ラウザー上で閲覧すると、図2に示すように、ホームペ
ージサーバー3内に格納された画像ファイルの内容が、
画像33a(このファイルには「photo_seih
in.jpeg」というファイル名が付されている)と
して製品紹介ページの所定の位置に表示される。なお、
製品紹介ページ上でこの画像33aの部位をクリックす
ると、画像33aの拡大画像(この画像が格納されたフ
ァイルには「photo_seihin_kakuda
i.gif」というファイル名が付されている)がブラ
ウザー上に表示されるように構成される場合もある。画
像33aをクリックしたという情報を、アクセスログの
分析結果に含めたい場合は、上述した画像32aをクリ
ックした情報をアクセスログの分析結果に反映させる場
合と同様にすればよい。
【0025】さらに、会社概要ファイル34には、「g
aiyou.html」というファイル名が付されてい
る。この会社概要ファイル34には、トップページ32
を立ち上げるための情報及び製品紹介ファイル33を立
ち上げるための情報がそれぞれ書き込まれている。その
ため、この会社概要ファイル34をブラウザー上で閲覧
すると、図2に示すように、トップページファイル32
へ戻るためのリンクボタン34bと、製品紹介ファイル
33を立ち上げるためのリンクボタン34cが表示され
る。なお、リンクボタン34bの画像ファイルは、上述
した製品紹介ページ上のトップページファイル32へ戻
るためのリンクボタン33cの画像ファイルと同一であ
る。また、リンクボタン34cの画像ファイルは、上述
したトップページ上の製品紹介ファイル33を立ち上げ
るためのリンクボタン32bの画像ファイルと同一であ
る。
【0026】また、この会社概要ファイル34には、ブ
ラウザー上に表示させた際に会社外観の写真の画像を会
社概要ページの画面上の所定位置に表示するための情報
が書き込まれている。そのため、会社概要ファイル34
をブラウザー上で閲覧すると、図2に示すように、ホー
ムページサーバー3内に格納された画像ファイルの内容
が、画像34a(このファイルには「photo_ga
ikan.jpeg」というファイル名が付されてい
る)として会社概要ページの所定の位置に表示される。
なお、会社概要ページ上でこの画像34aの部位をクリ
ックすると、画像34aの拡大画像(この画像が格納さ
れたファイルには「photo_gaikan_kak
udai.gif」というファイル名が付されている)
がブラウザー上に表示されるように構成される場合もあ
る。画像34aをクリックしたという情報を、アクセス
ログの分析結果に含めたい場合は、上述した画像32a
や画像33aをクリックした情報をアクセスログの分析
結果に反映させる場合と同様にすればよい。
【0027】図1のホームページサーバー3内には、ホ
ームページ31へのアクセスがあった場合に、アクセス
元のドメイン名、アクセス時刻およびアクセスされたフ
ァイル名からなるアクセス情報をアクセス時刻順に記録
したアクセスログ表がホームページ31に生成される。
なお、アクセスしてきたユーザーのIPアドレスに対し
て、ドメイン名への振り替えがなされてない場合もあ
る。この場合は、アクセスログにIPアドレスが記録さ
れることとなるが、本実施の形態の説明においては、以
下、IPアドレスで記録されている場合もドメイン名と
して説明する。加えて、請求項1におけるドメイン名に
関しては、このIPアドレスで記録されているアクセス
ログも含むものとする
【0028】図3は、ホームページ31に対するアクセ
スを記録したアクセスログ表である。なお、ホームペー
ジサーバー3に、複数の異なる団体等のホームページが
格納されている場合もある。このような場合は、複数の
ホームページのアクセスログ(アクセスの記録)が混在
することとなる。この場合は、まず、複数のホームペー
ジのアクセスログが混在したアクセスログ表から、所望
のホームページのアクセスログを抽出してアクセスログ
表を作成し(図3に示すアクセスログ表と同様のものと
なる)、これに基づいて、後述する第2および第3のア
クセスログ表を生成するようにすれば良い。
【0029】図3によれば、ドメイン名「p535.○
○○.ne.jp」が、2000年7月20日の13時
53分30秒に、画像ファイル33aである「phot
o_seihin.jpeg」にアクセスした記録がア
クセスログとして保存されている。次に、ドメイン名
「00345.△△△.ne.jp」が、2000年7
月20日の13時54分32秒に、トップページファイ
ル32である「accent_top.html」にア
クセスした記録がアクセスログとして保存されている。
【0030】また、3番目に、ドメイン名「0034
5.△△△.ne.jp」が、2000年7月20日の
13時54分32秒に、本ホームページ31のイメージ
画像である画像ファイル32aである「photo_i
mage.gif」にアクセスした記録がアクセスログ
として保存されている。そして、4番目に、ドメイン名
「ykh2−p22.□□□.ne.jp」が、200
0年7月20日の13時54分33秒に、製品紹介ペー
ジを立ち上げるためのリンクボタンを表す画像ファイル
にアクセスした記録として「button_produ
cts.gif」という記録がアクセスログとして保存
されている。
【0031】なお、この4番目のアクセスに関するアク
セスログにおいては、どのページに設けられたリンクボ
タンのログかは特定できない。しかし、上述した1番目
のアクセスログよりさらに前に記録されている「ykh
2−p22.□□□.ne.jp」に関するアクセスロ
グを見ることによって、どのページに設けられたもので
あるかは特定できる。
【0032】なお、この図3に示したアクセスログ表
は、ホームページ31に対するアクセスのほんの一部を
示したものであり、数字や記号等で示した部位の上方お
よび下方にも同様のホームページ31に対するアクセス
ログが時系列で連なっている。また、この図3に示すよ
うに、アクセスログ表は、複数のドメイン名のアクセス
ログ(情報)が、アクセス時刻順に混在した状態で記録
されている。
【0033】すなわち、図3のアクセスログ表において
表の一番左の欄に仮のアクセス順として付した順番によ
れば、「1」、「6」、「9」、「12」、「14」
が、ドメイン名「p535.○○○.jp」のアクセス
に基づいて記録されたアクセスログである。また、
「2」、「3」、「5」、「7」、「8」、「10」、
「13」、「15」、「17」が、ドメイン名「003
45.△△△.ne.jp」のアクセスに基づいて記録
されたアクセスログである。さらに、「4」、「1
1」、「16」、「18」が、ドメイン名「ykh2−
p22.□□□.ne.jp」のアクセスに基づいて記
録されたアクセスログである。
【0034】上述したように、当該ホームページ31
は、本部サーバー11に格納されたアクセス行動分析プ
ログラム1によってアクセス行動を分析するようになっ
ている。その具体的な方法及びアクセス行動分析プログ
ラム1の具体的な構成について、以下に説明する。
【0035】図1および図4に示すように、本部サーバ
ー11内のアクセス行動分析プログラム1は、アクセス
ログ表をインターネット2を介してホームページサーバ
ー3から受け取る。すなわち、ホームページ31のユー
ザー(管理者)が、インターネット2経由でアクセス行
動分析プログラム1にアクセスし、所定の操作によって
自己のホームページ31のアクセスログの分析を指示す
ると、このアクセスに応じて本部サーバー11が、ホー
ムページサーバー3へホームページ31のアクセスログ
表を取得しにいく。なお、当該アクセスログ表は、ホー
ムページサーバー3からアクセス行動分析プログラム1
側へ、定期的あるいは不定期に予め転送されるように構
成されていても良い。このようにして取得したアクセス
ログ表は、アクセス行動分析プログラム1の保存手段1
3に格納される。
【0036】また、アクセス行動分析プログラム1は、
保存手段13に格納されたアクセスログ表を並び替えて
これを第2のアクセスログ表(図5参照)とするための
並び替え手段14と、第2のアクセスログ表からさらに
画像ファイルへのアクセスログを除外した第3のアクセ
スログ表を生成する生成手段15を備えている。さら
に、アクセス行動分析プログラム1は、指定された調査
期間中において所定のファイルを中心とし、この所定フ
ァイルに対してどのファイルから移動してきたか、及び
所定のファイルからどのファイルへ移動していったか
を、所定の様式の数値表で表示画面(図示省略)に表示
させるための表示手段16を備えている。
【0037】まず、アクセス行動分析プログラム1は、
ホームページサーバー3からアクセスログ表を受け取
り、これを第1のアクセスログ表として保存手段13に
保存する。なお、本実施の形態では、上述したように、
ホームページ31の管理者のアクセスに基づき、アクセ
ス行動分析プログラム1がホームページサーバー3へア
クセスログ表を取得しにいくので、この取得したアクセ
スログ表はその時点で最新のものとなっている。
【0038】また、アクセス行動分析プログラム1は、
並び替え手段14を用いて、保存手段13に保存された
第1のアクセスログ表中の情報を、アクセスしてきたド
メイン名毎にアクセス時刻順に並び替える。上述した図
3に示すような第1のアクセスログ表を、この並び替え
手段14を用いて並び替えると図5に示した第2のアク
セスログ表となる。
【0039】すなわち、図5に示した第2のアクセスロ
グ表は、図3に示した第1のアクセスログ表の各アクセ
スログをドメイン名毎にまとめてアクセス時刻順に並び
替えたものである。すなわち、図5の第2のアクセスロ
グ表において表の一番左の欄に仮のアクセス順として付
した順番によれば、「1」〜「9」が、ドメイン名「0
0345.△△△.ne.jp」のアクセスに基づいて
記録されたアクセスログである。また、「10」〜「1
4」が、ドメイン名「p535.○○○.ne.jp」
のアクセスに基づいて記録されたアクセスログである。
さらに、「15」〜「18」が、ドメイン名「ykh2
−p22.□□□.ne.jp」のアクセスに基づいて
記録されたアクセスログである。
【0040】なお、ドメイン名「00345.△△△.
ne.jp」は、「00345」の部分がプロバイダー
がインターネット2を利用する際にユーザーに割り当て
た符号であって、「△△△.ne.jp」の部分がドメ
イン名となっている。したがって、この図5における
「1」〜「9」に対応するアクセスログが、同じドメイ
ン名であるからといって、全てが同一人によるアクセス
であるとは必ずしも言えない。また、「p535.○○
○.ne.jp」は「p535」の部分が、「ykh2
−p22.□□□.ne.jp」は「ykh2−p2
2」の部分が、やはりプロバイダがユーザーに対して割
り当てた符号であり、「10」〜「14」および「1
5」〜「18」も必ずしも全てが同一人によるアクセス
であるとは言えない。
【0041】しかし、本実施の形態では、以下に述べる
理由により、上述の各アクセスをそれぞれ同一人と推定
する。すなわち、あるユーザーがインターネット2への
接続を切った後、短時間の間にプロバイダが他のユーザ
ーに再び同じ番号を割り当て、なおかつ、その割り当て
られた他のユーザーが前のユーザーと同じホームページ
にアクセスする可能性は非常に低く、現実的には、考え
にくい。
【0042】したがって、当該アクセス行動分析プログ
ラム1は、図3に示した第1のアクセスログ表を図5に
示した第2のアクセスログ表へ並び替える際に、同じド
メイン名は同一人によるアクセスであると定義する。す
なわち、設定された所定期間(時間)中にアクセスして
きたユーザーに関しては、ドメイン名が同じ場合同一人
によるアクセスであるとする。これにより、第2のアク
セスログ表における「1」〜「9」、「10」〜「1
4」、「15」〜「18」は、それぞれ同一人によるア
クセス行動と定義付けられる。なお、上述の所定期間
(時間)は、アクセスログの分析の対象となるホームペ
ージのアクセス状況に応じて適宜設定されるが、通常、
30分から24時間(1日)のうちのいずれかの期間で
設定するのが好ましい。
【0043】このようにして生成された第2のアクセス
ログ表の「1」〜「9」の部分からドメイン名「003
45.△△△.ne.jp」が付されたユーザーのアク
セス行動を実際の具体的なページ名(各ファイル32,
33,34等には適当なページ名が付されている)で表
してみると、「1」=トップページ及び「2」=イメー
ジ写真、「3」=製品紹介ボタン、「4」=会社概要ボ
タン、「5」=製品紹介ページ及び「6」=製品写真、
「7」=戻るボタン、「8」=会社概要ページ及び
「9」=外観写真の順に、各ファイルにアクセスしてい
る。
【0044】なお、上述の閲覧順についてさらに説明す
る。「1」=トップページ32に接続しこれを閲覧する
場合、当該トップページ32上に表示される各画像ファ
イル32a,32b,32cにもアクセスされる。すな
わち、図5によれば、トップページ32を表示画面上に
立ち上げ、「1」=トップページ、「2」=イメージ写
真、「3」=製品紹介ボタン、「4」=会社概要ボタン
の各ファイルにアクセスしている。
【0045】次に、このユーザーは、トップページ上の
製品紹介ボタン32b(図2参照)をクリックして、
「5」=製品紹介ページ(製品紹介ファイル33)にア
クセスしていると考えられる。この製品紹介ページへの
アクセスにより、当該製品紹介ページ上に表示される各
画像ファイル33a,33bにもアクセスされることと
なる。図5によれば、製品紹介ファイル33にアクセス
し製品紹介ページを画面上に表示させると、「5」=製
品紹介ページ、「6」=製品写真、「7」=戻るボタン
の各ファイルにアクセスしたアクセスログが記録される
が、会社概要ファイル34を立ち上げるためのリンクボ
タン33cの画像ファイルへアクセスしたアクセスは記
録されないこともある。すなわち、ホームページサーバ
ー3やユーザーの使用しているブラウザーの仕様等によ
り、トップページへのアクセス時に既にアクセス済みの
リンクボタン33cの画像ファイルへの再アクセスを、
記録しない場合があるためである。
【0046】次に、このユーザーは、会社概要ファイル
34を立ち上げるためのリンクボタン33cを画面上で
クリックして、「8」=会社概要ページにアクセスして
いると考えられる。この会社概要ページへのアクセスに
より、当該会社概要ページ上に表示される画像ファイル
34aにもアクセスされることとなる。図5によれば、
会社概要ファイル34にアクセスし会社概要ページを画
面上に表示させると、「8」=会社概要ページ、「9」
=外観写真の各ファイルにアクセスしたアクセスログが
記録されるが、トップページへ戻るためのリンクボタン
34bの画像ファイルおよび製品紹介ファイル33を立
ち上げるためのリンクボタン34cの画像ファイルへア
クセスしたアクセスは記録されないこともある。 すな
わち、ホームページサーバー3やユーザーの使用してい
るブラウザーの仕様等により、トップページへのアクセ
ス時および製品紹介ページへのアクセス時に既にアクセ
ス済みのリンクボタン34cの画像ファイルへの再アク
セスを、記録しない場合があるためである。
【0047】なお、当該ユーザーが「1」=トップペー
ジから「5」=製品紹介ページへ移動した後、当該
「5」=製品紹介ページから「8」=会社概要ページへ
直接的に移動したか否かは不明である。すなわち、
「5」=製品紹介ページから、一旦、「1」=トップペ
ージへ戻り、その後に「1」=トップページから「8」
=会社概要ページへ移動したかも知れない。その場合
も、ホームページサーバー3やユーザーの使用している
ブラウザーの仕様等により、アクセスログに「1」=ト
ップページへの戻りが記録されないこともある。しか
し、本実施の形態では、一旦、「1」=トップページへ
戻ってから「8」=会社概要ページへ移動した場合の、
「1」=トップページへの戻り動作をそれほど重要視し
ていない。トップページを目次としてのみ利用するため
に、ユーザーが一旦戻る動作をしていると考えることも
出来るからである。なお、このようなトップページへの
戻りの動作等、一旦表示させたページ等の再表示もアク
セスログとして記録するような設定としても良い。
【0048】なお、アクセス行動分析プログラム1は、
上述したように第2のアクセスログ表からアクセス行動
を分析する上で不要となる画像ファイルへのアクセスロ
グを除外し第3のアクセスログ表を生成する生成手段1
5を備えている。図6は、この生成手段15によって生
成された第3のアクセスログ表である。
【0049】この第3のアクセスログ表によれば、第2
アクセスログ表における「1」、「5」、「8」部分を
残し、「2」〜「4」、「6」、「7」、「9」が除外
されている。したがって、この第3のアクセスログ表に
基づき、ドメイン名「00345.△△△.ne.j
p」が付されたユーザーのアクセス行動は、「1」=ト
ップページ、「5」=製品紹介ページ、「8」=会社概
要ページの順に閲覧したということとなる。なお、この
第3のアクセスログ表によれば、ドメイン名「p53
5.○○○.ne.jp」が付されたユーザーのアクセ
ス行動は、「12」=会社概要ページ、「14」=製品
紹介ページの順に閲覧したということとなる。また、
「ykh2−p22.□□□.ne.jp」が付された
ユーザーのアクセス行動は、「17」=製品紹介ペー
ジ、「18」=会社概要ページの順に閲覧したというこ
ととなる。
【0050】このように、画像ファイルに対するアクセ
スを第2のアクセスログ表から除外した第3のアクセス
ログ表を、各ユーザーのアクセス行動の分析に用いる
と、余分な情報が無く、合理的にアクセス行動の分析が
行える。
【0051】なお、本実施の形態では、並び替え手段1
4によってアクセスログをドメイン名毎に並び替えて第
2のアクセスログ表を作成し、さらにそこから生成手段
15を用いて画像ファイルを除外した第3のアクセスロ
グ表を作成している。しかし、膨大なデータの並び替え
作業は、サーバーに負担がかかることも懸念されるた
め、この順序を逆にしても良い。すなわち、最初に、生
成手段15を用いて、画像ファイルを除外したアクセス
ログ表を、上述の第1のアクセスログ表を元に作成し、
その後、並び替え手段14で並び替えを行うようにして
も良い。
【0052】本実施の形態では、上述したようにアクセ
ス行動分析プログラム1には、分析結果を表示画面(図
示省略)に表示させるための表示手段16が設けられて
いる。この表示手段16は、アクセス行動分析を行うた
めのホームページを立ち上げるためのプログラムで構成
されており、インターネット2を介して外部より所定の
指令を行うことにより、所望の調査結果を所定の様式の
ホームページに表示する手段となっている。
【0053】この表示手段16により表示させたアクセ
ス行動分析用のホームページは、例えば、図7に示すよ
うなものとなっている。上述したホームページ31に関
するアクセス行動の分析をしたい場合、図7における所
定の位置に対象となるホームページ31のHPアドレ
スと対象調査期間を入力し、「調査する」をクリック
する。これにより、まず、図8に示すように、対象とな
るホームページ31に関する調査期間における各種デー
タが表示される。なお、各種データとは、対象(となる
ホームページアドレス)、調査期間、総アクセス人数、
総アクセスページ、総アクセス時間、(ユーザー1人当
たりの)最小アクセスページ数、(ユーザー1人当たり
の)最大アクセスページ数、(ユーザー1人当たりの)
平均アクセスページ数、(ユーザー1人当たりの)平均
アクセス時間から構成されている。
【0054】このように構成されたアクセス行動分析用
のホームページには、様々な調査方法を提示したページ
が用意されている。例えば、対象のホームページ31に
アクセスしてきたドメイン名を1つ指定することによ
り、そのドメイン名によってアクセスしてきた人のホー
ムページ31内でのアクセス行動、すなわちどのページ
からどのページへ移動していったかの足跡を調査するこ
とができる。また、例えば、調査期間中における所定番
目にアクセスしてきたユーザーの対象ホームページ31
内での足跡を調査するというような指定もできる。
【0055】さらに、調査期間中において、所定ページ
数以上閲覧したユーザーは何人居るかというような指定
もできる。また、さらに所定番目にどのページへアクセ
スするかというランキングを表示させたり、所定ページ
数以上閲覧したユーザーは、何ページ目にどのページに
アクセスするかというようなランキングを表示させるこ
とも可能である。さらに、ある特定のファイルを指定
し、このファイルを閲覧した人は、所定番前にはどのペ
ージを閲覧するかというランキング等も表示させること
が可能である。
【0056】なお、上述したアクセス行動分析用のホー
ムページでは、種々のタイプの調査を行うことが可能で
あるが、その調査結果の一例を図9に示す。
【0057】図9は、指定された調査期間中において、
製品紹介ファイル33を中心とし、この製品紹介ファイ
ル33に対してどのファイルから移動してきたか、及び
製品紹介ファイル33からどのファイルへ移動していっ
たかを、表した分析表である。
【0058】この図9によれば、指定された調査期間中
において製品紹介ファイル33へのアクセスを82人が
行っている。その内訳は、トップページファイル32か
ら移動してきた人が48人、当該ホームページ31の他
のファイル(1)から移動してきた人が15人、製品紹
介ページにリンクしている他のファイル(2)から移動
してきた人が5人、製品紹介ファイル33へのアクセス
を当該ホームページ31へのアクセスのスタートとした
人、すなわち製品紹介ページから当該ホームページ31
へアクセスを開始した人が5人、製品紹介ページへリン
クしている他のファイルの一つである会社概要ページ
(会社概要ファイル34)から移動してきた人が3人、
製品紹介ページへリンクしている他のファイル(3)か
ら移動してきた人が2人、製品紹介ページへリンクして
いる他のファイル(4)、(5)、(6)、(7)から
移動してきた人がそれぞれ1人ずつとなっている。
【0059】また、製品紹介ページへアクセスした82
人のうち、製品紹介ページファイル33へのアクセスを
最後に当該ホームページ31から立ち去った人(エン
ド)が43人、リンクボタン33bの利用等によりトッ
プページへ戻った人が21人、製品紹介ページから会社
概要ページ(ファイル34)へ移動した人が15人、製
品紹介ページとリンク関係にある他のファイル(1)へ
移動した人が2人、製品紹介ページとリンク関係にある
他のファイル(2)、(3)へ移動した人がそれぞれ1
人ずつとなっている。
【0060】なお、図9には、製品紹介ページファイル
33を中心として、このファイルへどのファイルから移
動してきたか、及びこのファイルからどのファイルへ移
動していったかを表示した例を示したが、ホームページ
31を構成する他のファイル(トップページファイル3
2や会社概要ファイル34を含む)を中心としてその前
後のアクセスページを表示することもできる。このよう
に、あるファイルを中心とし、そのファイルへはどのフ
ァイルから移動してくるのか、またそのファイルからど
のファイルへ移動していくのかを統計的に表すことがで
きると、各ファイル間のつながりや特色を把握し易くな
り、ホームページを効率的にビジネスに結びつけること
ができる。
【0061】以上の通り、本発明の実施の形態について
説明したが、本発明はこれに限らず、種々の変形、応用
が可能である。
【0062】例えば、上述の実施の形態では、アクセス
行動分析システムを運用するためのアクセス行動分析プ
ログラム1を本部サーバー11側へ格納しておき、この
本部サーバー11内でアクセス行動分析を行うようにし
たが、アクセス行動分析プログラム1は本部サーバー1
1以外に設置されていても良い。例えば、ホームページ
31のアクセスログの分析を行うアクセス行動分析プロ
グラム1を、当該ホームページ31が格納されたホーム
ページサーバー3内に設けるようにしても良い。さらに
は、アクセス行動分析プログラム1を、サーバーではな
く、インターネット2に接続された任意のクライアント
端末に組み込んでも良い。また、ホームページサーバー
3のアクセスログが取得可能であるならば、特にインタ
ーネットに接続された環境下のコンピュータでなくとも
良い。
【0063】また、上述の実施の形態では、生成手段1
5によって画像ファイル32a,32b,32c,33
a,33a,33b,33c,34a,34b,34c
へのアクセスを除外した第3のアクセスログ表を作成す
るようにしたが、第3のアクセスログ表は生成せず、第
2のアクセスログ表でアクセス行動を分析するようにし
ても良い。すなわち、画像データに関するファイルを含
めた状態でアクセスログの分析を行うようにしても良
い。
【0064】また、第2のアクセスログ表を生成せず、
最初に記録された第1のアクセスログ表を元にして、同
一ドメイン名毎のアクセス行動を分析するようにしても
良い。すなわち、並び替えを行った第2のアクセスログ
表を作成するのではなく、同一ドメイン名毎に抽出され
た表をドメイン名毎に作成する。そして、それら各表か
ら同一ドメイン名で記録されたアクセスに関するアクセ
ス行動をそれぞれ分析するようにしても良い。
【0065】
【発明の効果】本発明に係るアクセス行動分析システム
によれば、ホームページへのアクセスに関し、アクセス
元のドメイン名、アクセス時間およびアクセスされたフ
ァイル名からなるアクセス情報を記録しこれをアクセス
時間順に記録した第1のアクセスログ表として備えると
共に、所定期間中におけるアクセスに関しそのアクセス
元のドメイン名が同一であるものを同一人によるアクセ
ス行動と見なし、各人のアクセス行動を分析する。その
ため、ホームページにアクセスしてきた人のホームペー
ジ内での各ファイル間の移動を容易に知ることができ
る。これにより、どのファイルからどのファイルへの移
動が多い/少ない等を分析することができ、ホームペー
ジを改良する際等に参考とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるアクセス行動分析
システム全体を示した模式図である。
【図2】図1のアクセス行動分析システムにおいて、所
定のホームページの構成の具体例を説明するため図であ
る。
【図3】図1のアクセス行動分析システムにおいて、ホ
ームページサーバー側で記録される第1のアクセスログ
表の具体例を示した図である。
【図4】図1の本部サーバー内のアクセス行動分析プロ
グラムの具体的な構成を説明するための装置概要図であ
る。
【図5】図4のアクセス行動分析プログラムで作成した
第2のアクセスログ表を示す図である。
【図6】図4のアクセス行動分析プログラムの生成手段
によって作成した第3のアクセスログ表を示す図であ
る。
【図7】図1のアクセス行動分析システムを用いて所定
のホームページの分析を行う際に、必要な情報となるH
Pアドレスおよび調査期間を入力するための入力画面の
一例を示した図である。
【図8】図7の入力画面に所定の情報を入力後のスター
ト画面であって、当該ホームページの各種データが示さ
れた画面の一例を示した図である。
【図9】製品紹介ファイルを中心とし、このファイルへ
どのファイルから移動してきたか、およびこのファイル
からどのファイルへ移動していったかを示した分析画面
の一例を示した図である。
【符号の説明】
1 アクセス行動分析プログラム 2 インターネット 3 ホームページサーバー 11 本部サーバー 31,41,51 ホームページ 32 トップページファイル(親ファイル) 32a 画像 32b,32c リンクボタン 33 製品紹介ファイル(子ファイル) 33a 画像 33b,33c リンクボタン 34 会社概要ファイル(子ファイル) 34a 画像 34b,34c リンクボタン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トップページとなる親ファイルおよびこ
    の親ファイルとリンク関係にある子ファイルからなるホ
    ームページへのアクセスに関し、少なくともアクセス元
    のドメイン名、アクセス時刻およびアクセスされたファ
    イル名からなるアクセス情報を記録しこれをアクセス時
    刻順に記録した第1のアクセスログ表として備えると共
    に、所定期間中におけるアクセスに関しそのアクセス元
    のドメイン名が同一であるものを同一人によるアクセス
    行動と見なし、各人のアクセス行動を分析することを特
    徴とするアクセス行動分析システム。
  2. 【請求項2】 前記各人毎にそのアクセス状況をアクセ
    ス時刻順に並び替える並び替え手段を備え、この並び替
    え手段によって並び替えられた第2のアクセスログ表を
    元に、前記各人のアクセス行動を分析することを特徴と
    する請求項1記載のアクセス行動分析システム。
  3. 【請求項3】 前記第2のアクセスログ表から画像ファ
    イルへのアクセスログを除外した第3のアクセスログ表
    を生成する生成手段を備えたことを特徴とする請求項2
    記載のアクセス行動分析システム。
  4. 【請求項4】 指定された調査期間中において、所定の
    ファイルを中心とし、この所定のファイルに対してどの
    ファイルから移動してきたか、及び所定のファイルから
    どのファイルへ移動していったかを、所定の様式の数値
    表で示すことを可能としたことを特徴とする請求項1,
    2または3記載のアクセス行動分析システム。
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