JP2002342053A - 印刷制御装置、印刷制御方法およびプログラム - Google Patents
印刷制御装置、印刷制御方法およびプログラムInfo
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- JP2002342053A JP2002342053A JP2001144742A JP2001144742A JP2002342053A JP 2002342053 A JP2002342053 A JP 2002342053A JP 2001144742 A JP2001144742 A JP 2001144742A JP 2001144742 A JP2001144742 A JP 2001144742A JP 2002342053 A JP2002342053 A JP 2002342053A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ネットワーク上のクライアントからの指示に
対応する処理に制限を加えることができる印刷制御装置
を提供する。 【解決手段】 ネットワークプリンタ１０５は、複数の
クライアントをそれぞれ分類するための複数のクライア
ント分類情報と、該各クライアント分類情報にそれぞれ
対応付けられている複数の時間帯情報とを保持し、イン
ターネットまたはＬＡＮ１０１を介してクライアントの
いずれかから印刷指示を受信すると、クライアント分類
情報を参照して該印刷指示の送信元であるクライアント
を分類し、分類されたクライントのクライアント分類情
報に対応付けられている時間帯情報に従い受信した指示
に対応する印刷処理の実行を制限する。
対応する処理に制限を加えることができる印刷制御装置
を提供する。 【解決手段】 ネットワークプリンタ１０５は、複数の
クライアントをそれぞれ分類するための複数のクライア
ント分類情報と、該各クライアント分類情報にそれぞれ
対応付けられている複数の時間帯情報とを保持し、イン
ターネットまたはＬＡＮ１０１を介してクライアントの
いずれかから印刷指示を受信すると、クライアント分類
情報を参照して該印刷指示の送信元であるクライアント
を分類し、分類されたクライントのクライアント分類情
報に対応付けられている時間帯情報に従い受信した指示
に対応する印刷処理の実行を制限する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続され、該ネットワークを介して複数のクライアントと
通信可能な印刷制御装置、その印刷制御方法およびプロ
グラムに関する。
続され、該ネットワークを介して複数のクライアントと
通信可能な印刷制御装置、その印刷制御方法およびプロ
グラムに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ネットワークプリンタは、通
常、イントラネットに接続され、このイントラネットに
収容されているクライアントのみからアクセス可能であ
る。これは、ネットワーク印刷プロトコルにおいて、フ
ァイアウォールを越えてプロトコルデータを送受信する
仕組みが提供されていないためである。
常、イントラネットに接続され、このイントラネットに
収容されているクライアントのみからアクセス可能であ
る。これは、ネットワーク印刷プロトコルにおいて、フ
ァイアウォールを越えてプロトコルデータを送受信する
仕組みが提供されていないためである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現在、プロキ
シサーバを経由することで、ファイアウォールを越えて
プロトコルデータを送受信することができるネットワー
ク印刷プロトコルが提案されている。例えば、IPP(Inte
rnet Printing Protocol : IETF勧告RFC2565〜2567)に
おいては、トランスポートレイヤとしてHTTP/1.1（Hype
rtext Transfer Protocol : IETF勧告RFC2616）を採用
することで、HTTP用のプロキシサーバを経由し、容易に
ファイアウォールを越えてプロトコルデータを送受信す
ることができる仕組みが提案されている。
シサーバを経由することで、ファイアウォールを越えて
プロトコルデータを送受信することができるネットワー
ク印刷プロトコルが提案されている。例えば、IPP(Inte
rnet Printing Protocol : IETF勧告RFC2565〜2567)に
おいては、トランスポートレイヤとしてHTTP/1.1（Hype
rtext Transfer Protocol : IETF勧告RFC2616）を採用
することで、HTTP用のプロキシサーバを経由し、容易に
ファイアウォールを越えてプロトコルデータを送受信す
ることができる仕組みが提案されている。
【０００４】このようなファイアウォールを越えてやり
取りされるネットワーク印刷プロトコルに対応するプリ
ンタにおいては、インターネットを経由して遠隔地のク
ライアントから印刷指示を与えられる場合がある。この
場合、夜間の時間帯など、ネットワークプリンタの管理
者が不在の時間帯に、遠隔地のクライアントホストにお
けるユーザの設定ミスや悪意の設定によって印刷用紙が
無駄に大量消費されることを防ぐ仕組みが必要とされ
る。
取りされるネットワーク印刷プロトコルに対応するプリ
ンタにおいては、インターネットを経由して遠隔地のク
ライアントから印刷指示を与えられる場合がある。この
場合、夜間の時間帯など、ネットワークプリンタの管理
者が不在の時間帯に、遠隔地のクライアントホストにお
けるユーザの設定ミスや悪意の設定によって印刷用紙が
無駄に大量消費されることを防ぐ仕組みが必要とされ
る。
【０００５】本発明の目的は、ネットワーク上のクライ
アントからの指示に対応する処理に制限を加えることが
できる印刷制御装置、印刷制御方法およびプログラムを
提供することにある。
アントからの指示に対応する処理に制限を加えることが
できる印刷制御装置、印刷制御方法およびプログラムを
提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
ネットワークに接続され、該ネットワークを介して複数
のクライアントと通信可能な印刷制御装置であって、前
記複数のクライアントをそれぞれ分類するための複数の
クライアント分類情報と、該各クライアント分類情報に
それぞれ対応付けられている複数の制限情報とを保持す
る保持手段と、前記ネットワークを介して前記クライア
ントのいずれかからの指示を受信すると、前記保持手段
に保持されているクライアント分類情報を参照して該指
示の送信元であるクライアントを分類する分類手段と、
前記分類されたクライントのクライアント分類情報に対
応付けられている制限情報に従い前記受信した指示に対
応する処理を制限する制限手段とを備えることを特徴と
する。
ネットワークに接続され、該ネットワークを介して複数
のクライアントと通信可能な印刷制御装置であって、前
記複数のクライアントをそれぞれ分類するための複数の
クライアント分類情報と、該各クライアント分類情報に
それぞれ対応付けられている複数の制限情報とを保持す
る保持手段と、前記ネットワークを介して前記クライア
ントのいずれかからの指示を受信すると、前記保持手段
に保持されているクライアント分類情報を参照して該指
示の送信元であるクライアントを分類する分類手段と、
前記分類されたクライントのクライアント分類情報に対
応付けられている制限情報に従い前記受信した指示に対
応する処理を制限する制限手段とを備えることを特徴と
する。
【０００７】請求項２記載の発明は、請求項１記載の印
刷制御装置において、前記各クライアントからの指示は
印刷指示であり、前記各クライアント分類情報にそれぞ
れ対応付けられている制限情報は時間帯情報であり、前
記分類手段は、前記クライアントのいずれかからの印刷
指示を受信した場合、前記保持手段に保持されているク
ライアント分類情報を参照して該受信した印刷指示の送
信元であるクライアントを分類し、前記制限手段は、前
記分類されたクライントのクライアント分類情報に対応
付けられている時間帯情報に従い前記受信した印刷指示
に対応する印刷処理の実行を制限することを特徴とす
る。
刷制御装置において、前記各クライアントからの指示は
印刷指示であり、前記各クライアント分類情報にそれぞ
れ対応付けられている制限情報は時間帯情報であり、前
記分類手段は、前記クライアントのいずれかからの印刷
指示を受信した場合、前記保持手段に保持されているク
ライアント分類情報を参照して該受信した印刷指示の送
信元であるクライアントを分類し、前記制限手段は、前
記分類されたクライントのクライアント分類情報に対応
付けられている時間帯情報に従い前記受信した印刷指示
に対応する印刷処理の実行を制限することを特徴とす
る。
【０００８】請求項３記載の発明は、請求項１記載の印
刷制御装置において、前記各クライアントからの指示は
能力／状態通知指示であり、前記各クライアント分類情
報にそれぞれ対応付けられている制限情報は時間帯情報
であり、前記分類手段は、前記クライアントのいずれか
からの能力／状態通知指示を受信した場合、前記保持手
段に保持されているクライアント分類情報を参照して該
受信した能力／状態通知指示の送信元であるクライアン
トを分類し、前記制限手段は、前記分類されたクライン
トのクライアント分類情報に対応付けられている時間帯
情報に従い前記受信した能力／状態通知指示に対応する
能力／状態通知処理の実行を制限することを特徴とす
る。
刷制御装置において、前記各クライアントからの指示は
能力／状態通知指示であり、前記各クライアント分類情
報にそれぞれ対応付けられている制限情報は時間帯情報
であり、前記分類手段は、前記クライアントのいずれか
からの能力／状態通知指示を受信した場合、前記保持手
段に保持されているクライアント分類情報を参照して該
受信した能力／状態通知指示の送信元であるクライアン
トを分類し、前記制限手段は、前記分類されたクライン
トのクライアント分類情報に対応付けられている時間帯
情報に従い前記受信した能力／状態通知指示に対応する
能力／状態通知処理の実行を制限することを特徴とす
る。
【０００９】請求項４記載の発明は、請求項１記載の印
刷制御装置において、前記各クライアントからの指示は
印刷指示であり、前記各クライアント分類情報のそれぞ
れに対応付けられている制限情報は能力情報であり、前
記分類手段は、前記クライアントのいずれかからの印刷
指示を受信した場合、前記保持手段に保持されているク
ライアント分類情報を参照して該受信した印刷指示の送
信元であるクライアントを分類し、前記制限手段は、前
記分類されたクライントのクライアント分類情報に対応
付けられている能力情報に従い前記受信した印刷指示に
対応する印刷処理の能力を制限することを特徴とする。
刷制御装置において、前記各クライアントからの指示は
印刷指示であり、前記各クライアント分類情報のそれぞ
れに対応付けられている制限情報は能力情報であり、前
記分類手段は、前記クライアントのいずれかからの印刷
指示を受信した場合、前記保持手段に保持されているク
ライアント分類情報を参照して該受信した印刷指示の送
信元であるクライアントを分類し、前記制限手段は、前
記分類されたクライントのクライアント分類情報に対応
付けられている能力情報に従い前記受信した印刷指示に
対応する印刷処理の能力を制限することを特徴とする。
【００１０】請求項５記載の発明は、請求項１ないし４
のいずれか１つに記載の印刷制御装置において、前記ク
ライアント分類情報は、前記ネットワークに接続されて
いるクライアントのネットワークアドレスの範囲を特定
するための先頭アドレスと末尾アドレスであることを特
徴とする。
のいずれか１つに記載の印刷制御装置において、前記ク
ライアント分類情報は、前記ネットワークに接続されて
いるクライアントのネットワークアドレスの範囲を特定
するための先頭アドレスと末尾アドレスであることを特
徴とする。
【００１１】請求項６記載の発明は、請求項２記載の印
刷制御装置において、前記時間帯情報は、前記印刷処理
の実行を制限する時間帯情報であることを特徴とする。
刷制御装置において、前記時間帯情報は、前記印刷処理
の実行を制限する時間帯情報であることを特徴とする。
【００１２】請求項７記載の発明は、請求項３記載の印
刷制御装置において、前記時間帯情報は、前記能力／状
態通知処理の実行を制限する時間帯情報であることを特
徴とする。
刷制御装置において、前記時間帯情報は、前記能力／状
態通知処理の実行を制限する時間帯情報であることを特
徴とする。
【００１３】請求項８記載の発明は、請求項４記載の印
刷制御装置において、前記能力情報は、設定可能な排紙
先、設定可能な最大印刷部数、処理可能な最大ページ数
を含むことを特徴とする。
刷制御装置において、前記能力情報は、設定可能な排紙
先、設定可能な最大印刷部数、処理可能な最大ページ数
を含むことを特徴とする。
【００１４】請求項９記載の発明は、ネットワークに接
続され、該ネットワークを介して複数のクライアントと
通信可能な印刷制御装置の印刷制御方法であって、前記
ネットワークを介して前記クライアントのいずれかから
前記指示を受信すると、前記複数のクライアントをそれ
ぞれ分類するための複数のクライアント分類情報を参照
して該指示の送信元であるクライアントを分類する工程
と、前記分類されたクライントのクライアント分類情報
に対応付けられている制限情報に従い前記受信した指示
に対応する処理を制限する工程とを有することを特徴と
する。
続され、該ネットワークを介して複数のクライアントと
通信可能な印刷制御装置の印刷制御方法であって、前記
ネットワークを介して前記クライアントのいずれかから
前記指示を受信すると、前記複数のクライアントをそれ
ぞれ分類するための複数のクライアント分類情報を参照
して該指示の送信元であるクライアントを分類する工程
と、前記分類されたクライントのクライアント分類情報
に対応付けられている制限情報に従い前記受信した指示
に対応する処理を制限する工程とを有することを特徴と
する。
【００１５】請求項１０記載の発明は、請求項９記載の
印刷制御方法において、前記各クライアントの指示は印
刷指示であり、前記各クライアント分類情報にそれぞれ
対応付けられている制限情報は時間帯情報であり、前記
クライアントのいずれかからの印刷指示を受信した場
合、前記各クライアント分類情報を参照して該受信した
印刷指示の送信元であるクライアントを分類し、該分類
されたクライントのクライアント分類情報に対応付けら
れている時間帯情報に従い前記受信した印刷指示に対応
する印刷処理の実行を制限することを特徴とする。
印刷制御方法において、前記各クライアントの指示は印
刷指示であり、前記各クライアント分類情報にそれぞれ
対応付けられている制限情報は時間帯情報であり、前記
クライアントのいずれかからの印刷指示を受信した場
合、前記各クライアント分類情報を参照して該受信した
印刷指示の送信元であるクライアントを分類し、該分類
されたクライントのクライアント分類情報に対応付けら
れている時間帯情報に従い前記受信した印刷指示に対応
する印刷処理の実行を制限することを特徴とする。
【００１６】請求項１１記載の発明は、請求項９記載の
印刷制御方法において、前記各クライアントの指示は能
力／状態通知指示であり、前記各クライアント分類情報
にそれぞれ対応付けられている制限情報は時間帯情報で
あり、前記クライアントのいずれかからの能力／状態通
知指示を受信した場合、前記各クライアント分類情報を
参照して該受信した能力／状態通知指示の送信元である
クライアントを分類し、前記分類されたクライントのク
ライアント分類情報に対応付けられた時間帯情報に従い
前記受信した能力／状態通知指示に対応する能力／状態
通知処理の実行を制限することを特徴とする。
印刷制御方法において、前記各クライアントの指示は能
力／状態通知指示であり、前記各クライアント分類情報
にそれぞれ対応付けられている制限情報は時間帯情報で
あり、前記クライアントのいずれかからの能力／状態通
知指示を受信した場合、前記各クライアント分類情報を
参照して該受信した能力／状態通知指示の送信元である
クライアントを分類し、前記分類されたクライントのク
ライアント分類情報に対応付けられた時間帯情報に従い
前記受信した能力／状態通知指示に対応する能力／状態
通知処理の実行を制限することを特徴とする。
【００１７】請求項１２記載の発明は、請求項９記載の
印刷制御方法において、前記各クライアントの指示は印
刷指示であり、前記各クライアント分類情報にそれぞれ
対応付けられている制限情報は能力情報であり、前記ク
ライアントのいずれかからの印刷指示を受信した場合、
前記各クライアント分類情報を参照して該受信した印刷
指示の送信元であるクライアントを分類し、該分類され
たクライントのクライアント分類情報に対応付けられて
いる能力情報に従い前記受信した印刷指示に対応する印
刷処理の能力を制限することを特徴とする。
印刷制御方法において、前記各クライアントの指示は印
刷指示であり、前記各クライアント分類情報にそれぞれ
対応付けられている制限情報は能力情報であり、前記ク
ライアントのいずれかからの印刷指示を受信した場合、
前記各クライアント分類情報を参照して該受信した印刷
指示の送信元であるクライアントを分類し、該分類され
たクライントのクライアント分類情報に対応付けられて
いる能力情報に従い前記受信した印刷指示に対応する印
刷処理の能力を制限することを特徴とする。
【００１８】請求項１３記載の発明は、請求項９ないし
１２のいずれか１つに記載の印刷制御方法において、前
記クライアント分類情報は、前記ネットワークに接続さ
れているクライアントのネットワークアドレスの範囲を
特定するための先頭アドレスと末尾アドレスであること
を特徴とする。
１２のいずれか１つに記載の印刷制御方法において、前
記クライアント分類情報は、前記ネットワークに接続さ
れているクライアントのネットワークアドレスの範囲を
特定するための先頭アドレスと末尾アドレスであること
を特徴とする。
【００１９】請求項１４記載の発明は、請求項１０記載
の印刷制御方法において、前記時間帯情報は、前記印刷
処理の実行を制限する時間帯情報であることを特徴とす
る。
の印刷制御方法において、前記時間帯情報は、前記印刷
処理の実行を制限する時間帯情報であることを特徴とす
る。
【００２０】請求項１５記載の発明は、請求項１１記載
の印刷制御方法において、前記時間帯情報は、前記能力
／状態通知処理の実行を制限する時間帯情報であること
を特徴とする。
の印刷制御方法において、前記時間帯情報は、前記能力
／状態通知処理の実行を制限する時間帯情報であること
を特徴とする。
【００２１】請求項１６記載の発明は、請求項１２記載
の印刷制御方法において、前記能力情報は、設定可能な
排紙先、設定可能な最大印刷部数、処理可能な最大ペー
ジ数を含むことを特徴とする。
の印刷制御方法において、前記能力情報は、設定可能な
排紙先、設定可能な最大印刷部数、処理可能な最大ペー
ジ数を含むことを特徴とする。
【００２２】請求項１７記載の発明は、ネットワークに
接続され、該ネットワークを介して複数のクライアント
と通信可能な印刷制御装置に用いられるプログラムであ
って、前記複数のクライアントをそれぞれ分類するため
の複数のクライアント分類情報と、該クライアント分類
情報にそれぞれ対応付けられている複数の制限情報とを
記憶手段に保持するための保持モジュールと、前記ネッ
トワークを介して前記クライアントのいずれかから指示
を受信すると、前記記憶手段に保持されている各クライ
アント分類情報を参照して該指示の送信元であるクライ
アントを分類する分類モジュールと、前記分類されたク
ライントのクライアント分類情報に対応付けられている
制限情報に従い前記受信した指示に対応する処理を制限
する制限モジュールとを有することを特徴とする。
接続され、該ネットワークを介して複数のクライアント
と通信可能な印刷制御装置に用いられるプログラムであ
って、前記複数のクライアントをそれぞれ分類するため
の複数のクライアント分類情報と、該クライアント分類
情報にそれぞれ対応付けられている複数の制限情報とを
記憶手段に保持するための保持モジュールと、前記ネッ
トワークを介して前記クライアントのいずれかから指示
を受信すると、前記記憶手段に保持されている各クライ
アント分類情報を参照して該指示の送信元であるクライ
アントを分類する分類モジュールと、前記分類されたク
ライントのクライアント分類情報に対応付けられている
制限情報に従い前記受信した指示に対応する処理を制限
する制限モジュールとを有することを特徴とする。
【００２３】請求項１８記載の発明は、請求項１７記載
のプログラムにおいて、前記各クライアントの指示は印
刷指示であり、前記各クライアント分類情報のそれぞれ
に対応付けられている制限情報は時間帯情報であり、前
記分類モジュールは、前記クライアントのいずれかから
の印刷指示を受信した場合、前記記憶手段に保持されて
いる各クライアント分類情報を参照して該受信した印刷
指示の送信元であるクライアントを分類し、前記制限モ
ジュールは、前記分類されたクライントのクライアント
分類情報に対応付けられた時間帯情報に従い前記受信し
た印刷指示に対応する印刷処理の実行を制限することを
特徴とする。
のプログラムにおいて、前記各クライアントの指示は印
刷指示であり、前記各クライアント分類情報のそれぞれ
に対応付けられている制限情報は時間帯情報であり、前
記分類モジュールは、前記クライアントのいずれかから
の印刷指示を受信した場合、前記記憶手段に保持されて
いる各クライアント分類情報を参照して該受信した印刷
指示の送信元であるクライアントを分類し、前記制限モ
ジュールは、前記分類されたクライントのクライアント
分類情報に対応付けられた時間帯情報に従い前記受信し
た印刷指示に対応する印刷処理の実行を制限することを
特徴とする。
【００２４】請求項１９記載の発明は、請求項１７記載
のプログラムにおいて、前記クライアントの指示は能力
／状態通知指示であり、前記各クライアント分類情報に
それぞれに対応付けられている制限情報は時間帯情報で
あり、前記分類モジュールは、前記クライアントのいず
れかからの能力／状態通知指示を受信した場合、前記記
憶手段に保持されているクライアント分類情報を参照し
て該受信した能力／状態通知指示の送信元であるクライ
アントを分類し、前記制限モジュールは、前記分類され
たクライントのクライアント分類情報に対応付けられて
いる時間帯情報に従い前記受信した能力／状態通知指示
に対応する能力／状態通知処理の実行を制限することを
特徴とする。
のプログラムにおいて、前記クライアントの指示は能力
／状態通知指示であり、前記各クライアント分類情報に
それぞれに対応付けられている制限情報は時間帯情報で
あり、前記分類モジュールは、前記クライアントのいず
れかからの能力／状態通知指示を受信した場合、前記記
憶手段に保持されているクライアント分類情報を参照し
て該受信した能力／状態通知指示の送信元であるクライ
アントを分類し、前記制限モジュールは、前記分類され
たクライントのクライアント分類情報に対応付けられて
いる時間帯情報に従い前記受信した能力／状態通知指示
に対応する能力／状態通知処理の実行を制限することを
特徴とする。
【００２５】請求項２０記載の発明は、請求項１７記載
のプログラムにおいて、前記各クライアントの指示は印
刷指示であり、前記各クライアント分類情報にそれぞれ
対応付けられている制限情報は能力情報であり、前記分
類モジュールは、前記クライアントのいずれかからの印
刷指示を受信した場合、前記記憶手段に保持されている
クライアント分類情報を参照して該受信した印刷指示の
送信元であるクライアントを分類し、前記制限モジュー
ルは、前記分類されたクライントのクライアント分類情
報に対応付けられた能力情報に従い前記受信した印刷指
示に対応する印刷処理の能力を制限することを特徴とす
る。
のプログラムにおいて、前記各クライアントの指示は印
刷指示であり、前記各クライアント分類情報にそれぞれ
対応付けられている制限情報は能力情報であり、前記分
類モジュールは、前記クライアントのいずれかからの印
刷指示を受信した場合、前記記憶手段に保持されている
クライアント分類情報を参照して該受信した印刷指示の
送信元であるクライアントを分類し、前記制限モジュー
ルは、前記分類されたクライントのクライアント分類情
報に対応付けられた能力情報に従い前記受信した印刷指
示に対応する印刷処理の能力を制限することを特徴とす
る。
【００２６】請求項２１記載の発明は、請求項１７ない
し２０のいずれか１つに記載のプログラムにおいて、前
記クライアント分類情報は、前記ネットワークに接続さ
れているクライアントのネットワークアドレスの範囲を
特定するための先頭アドレスと末尾アドレスであること
を特徴とする。
し２０のいずれか１つに記載のプログラムにおいて、前
記クライアント分類情報は、前記ネットワークに接続さ
れているクライアントのネットワークアドレスの範囲を
特定するための先頭アドレスと末尾アドレスであること
を特徴とする。
【００２７】請求項２２記載の発明は、請求項１８記載
のプログラムにおいて、前記時間帯情報は、前記印刷処
理の実行を制限する時間帯情報であることを特徴とす
る。
のプログラムにおいて、前記時間帯情報は、前記印刷処
理の実行を制限する時間帯情報であることを特徴とす
る。
【００２８】請求項２３記載の発明は、請求項１９記載
のプログラムにおいて、前記時間帯情報は、前記能力／
状態通知処理の実行を制限する時間帯情報であることを
特徴とする。
のプログラムにおいて、前記時間帯情報は、前記能力／
状態通知処理の実行を制限する時間帯情報であることを
特徴とする。
【００２９】請求項２４記載の発明は、請求項２０記載
のプログラムにおいて、前記能力情報は、設定可能な排
紙先、設定可能な最大印刷部数、処理可能な最大ページ
数を含むことを特徴とする。
のプログラムにおいて、前記能力情報は、設定可能な排
紙先、設定可能な最大印刷部数、処理可能な最大ページ
数を含むことを特徴とする。
【００３０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
て図面を参照しながら説明する。
【００３１】（実施の第１形態）図１は本発明の実施の
第１形態に係る印刷制御装置を搭載したネットワークプ
リンタが接続されるネットワークの一例を示す構成図で
ある。
第１形態に係る印刷制御装置を搭載したネットワークプ
リンタが接続されるネットワークの一例を示す構成図で
ある。
【００３２】ネットワークプリンタ１０５は、図１に示
すように、イーサネット（登録商標）で構築されたＬＡ
Ｎ（Local Area Network）１０１に接続され、このＬＡ
Ｎ０１には、ゲートウェイホスト１０２、各クライアン
トホスト１０３，１０４が接続される。
すように、イーサネット（登録商標）で構築されたＬＡ
Ｎ（Local Area Network）１０１に接続され、このＬＡ
Ｎ０１には、ゲートウェイホスト１０２、各クライアン
トホスト１０３，１０４が接続される。
【００３３】ゲートウェイホスト１０２には、２つのネ
ットワークインタフェイスが設けられ、一方はＬＡＮ１
０１に、他方はインターネット１０７にそれぞれ接続さ
れる。ゲートウェイホスト１０２は、ＬＡＮ１０１とイ
ンターネット１０７間におけるネットワークパケットの
流れを制限することによってファイアウォールを構成す
る。また、ゲートウェイホスト１０２は、HTTPプロキシ
サーバを動作させ、インターネット０７に接続されてい
るクライアントホスト１０６からのHTTPデータをＬＡＮ
１０１内のHTTPサーバに転送し、その応答をクライアン
トホスト１０６に転送する。
ットワークインタフェイスが設けられ、一方はＬＡＮ１
０１に、他方はインターネット１０７にそれぞれ接続さ
れる。ゲートウェイホスト１０２は、ＬＡＮ１０１とイ
ンターネット１０７間におけるネットワークパケットの
流れを制限することによってファイアウォールを構成す
る。また、ゲートウェイホスト１０２は、HTTPプロキシ
サーバを動作させ、インターネット０７に接続されてい
るクライアントホスト１０６からのHTTPデータをＬＡＮ
１０１内のHTTPサーバに転送し、その応答をクライアン
トホスト１０６に転送する。
【００３４】ネットワークプリンタ１０５は、 HTTP/1.
1に準拠するHTTPサーバ機能を有するとともに、HTTPを
トランスポートレイヤとしたIPP(Internet Printing Pr
otocol)を処理するIPPプリンタ(RFC2566 - 1.1. Simpli
fied Printing Model参照)の機能を有する。
1に準拠するHTTPサーバ機能を有するとともに、HTTPを
トランスポートレイヤとしたIPP(Internet Printing Pr
otocol)を処理するIPPプリンタ(RFC2566 - 1.1. Simpli
fied Printing Model参照)の機能を有する。
【００３５】このようなネットワーク構成において、ネ
ットワークプリンタ１０５は、同一のＬＡＮ１０１に接
続されたクライアントホスト１０３およびクライアント
ホスト１０４との間でIPPデータ(RFC2565参照)を直接送
受信し、インターネット１０７に接続されたクライアン
トホスト１０６との間では、ゲートウェイホスト１０２
上で動作するHTTPプロキシサーバを経由してIPPデータ
を送受信する。
ットワークプリンタ１０５は、同一のＬＡＮ１０１に接
続されたクライアントホスト１０３およびクライアント
ホスト１０４との間でIPPデータ(RFC2565参照)を直接送
受信し、インターネット１０７に接続されたクライアン
トホスト１０６との間では、ゲートウェイホスト１０２
上で動作するHTTPプロキシサーバを経由してIPPデータ
を送受信する。
【００３６】次に、ネットワークプリンタ１０５の基本
的な構成について図２を参照しながら説明する。図２は
図１のネットワークプリンタ１０５の基本的な構成を示
すブロック図である。
的な構成について図２を参照しながら説明する。図２は
図１のネットワークプリンタ１０５の基本的な構成を示
すブロック図である。
【００３７】ネットワークプリンタ１０２は、図２に示
すように、ＣＰＵ２０１、ＲＯＭ２０２、ＲＡＭ２０
３、外部記憶装置２０４、表示部２０５、操作部２０
６、ネットワークＩ／Ｆ２０７およびプリンタＩ／Ｆ２
０８を有し、各ブロックはシステムバス２０９を介して
相互に接続されている。
すように、ＣＰＵ２０１、ＲＯＭ２０２、ＲＡＭ２０
３、外部記憶装置２０４、表示部２０５、操作部２０
６、ネットワークＩ／Ｆ２０７およびプリンタＩ／Ｆ２
０８を有し、各ブロックはシステムバス２０９を介して
相互に接続されている。
【００３８】ＣＰＵ２０１は、ＲＯＭ２０２に格納され
ている各種プログラムを実行し、装置全体の制御および
演算処理等を行う。また、ＣＰＵ２０１は、リアルタイ
ムクロック回路を内蔵し、現在時刻を管理する。
ている各種プログラムを実行し、装置全体の制御および
演算処理等を行う。また、ＣＰＵ２０１は、リアルタイ
ムクロック回路を内蔵し、現在時刻を管理する。
【００３９】ＲＯＭ２０２は、IPPプリンタの機能や、
プリンタデバイスの制御、ＰＤＬデータの解釈および画
像への展開処理、通信制御、ユーザインタフェイスなど
を司る各種プログラム、および、文字データなどを記憶
する。
プリンタデバイスの制御、ＰＤＬデータの解釈および画
像への展開処理、通信制御、ユーザインタフェイスなど
を司る各種プログラム、および、文字データなどを記憶
する。
【００４０】ＣＰＵ２０１の作業領域は、ＲＡＭ２０３
により提供される。ＲＡＭ２０３は、ＰＤＬデータの画
像への展開処理などに際して一時的に画像データを格納
し、様々な処理毎に制御データを格納するのに用いる。
により提供される。ＲＡＭ２０３は、ＰＤＬデータの画
像への展開処理などに際して一時的に画像データを格納
し、様々な処理毎に制御データを格納するのに用いる。
【００４１】外部記憶装置２０４は、例えばハードディ
スクからなり、長期間保存する必要がある画像データを
格納したり、解釈前のPDLデータをスプールしたりする
ために使用される。
スクからなり、長期間保存する必要がある画像データを
格納したり、解釈前のPDLデータをスプールしたりする
ために使用される。
【００４２】表示部２０５は、液晶ディスプレイなどか
ら構成され、ネットワークプリンタ１０５の操作メニュ
ーや、設定状態、動作状態などの表示に使用される。
ら構成され、ネットワークプリンタ１０５の操作メニュ
ーや、設定状態、動作状態などの表示に使用される。
【００４３】操作部２０６は、ネットワークプリンタ１
０５の操作メニューの選択や設定値などの操作者の入力
を受け付けるために使用される。
０５の操作メニューの選択や設定値などの操作者の入力
を受け付けるために使用される。
【００４４】ネットワークインタフェイス２０７は、Ｌ
ＡＮ１０１の物理層であるイーサネット（登録商標）な
どへのインタフェイスであり、このインタフェイスを介
して、IPPの各種リクエストデータ(RFC2565 - 3 Encodi
ng of Operation Layerおよび、RFC2566 - 3. IPP Oper
ationを参照)を受信し、対応するレスポンスデータを送
信する。
ＡＮ１０１の物理層であるイーサネット（登録商標）な
どへのインタフェイスであり、このインタフェイスを介
して、IPPの各種リクエストデータ(RFC2565 - 3 Encodi
ng of Operation Layerおよび、RFC2566 - 3. IPP Oper
ationを参照)を受信し、対応するレスポンスデータを送
信する。
【００４５】プリンタインタフェイス２０８は、プリン
タデバイスへの制御コマンドや画像データの出力、およ
び、デバイスからのステータスの入力に用いる。
タデバイスへの制御コマンドや画像データの出力、およ
び、デバイスからのステータスの入力に用いる。
【００４６】システムバス２０９は、上述の各ブロック
間のデータ、制御信号の通路となるものである。
間のデータ、制御信号の通路となるものである。
【００４７】次に、ＣＰＵ２０１がＲＯＭ２０２に格納
されているプログラムを実行することによって構成され
る機能について図３を参照しながら説明する。図３は図
２のＣＰＵ２０１がＲＯＭ２０２に格納されているプロ
グラムを実行することによって構成される機能を模式的
に示す図である。
されているプログラムを実行することによって構成され
る機能について図３を参照しながら説明する。図３は図
２のＣＰＵ２０１がＲＯＭ２０２に格納されているプロ
グラムを実行することによって構成される機能を模式的
に示す図である。
【００４８】ＣＰＵ２０１がＲＯＭ２０２に格納されて
いるプログラムを実行することによって構成される機能
は、図３に示すように、システム制御機能３０１、ＵＩ
機能３０２、ＩＰＰプリンタ機能３０３、スプール機能
３０４、印刷機能３０５がある。システム制御機能３０
１は、他の全ての機能と情報をやり取りしてシステム全
体を制御する。また、システム制御機能３０１は、プリ
ンタの解像度やフィニッシング機能などのプリンタの能
力や、後述の設定状態、動作状態、クライアント分類情
報と時間帯情報の対応テーブルなどを保持管理する。
いるプログラムを実行することによって構成される機能
は、図３に示すように、システム制御機能３０１、ＵＩ
機能３０２、ＩＰＰプリンタ機能３０３、スプール機能
３０４、印刷機能３０５がある。システム制御機能３０
１は、他の全ての機能と情報をやり取りしてシステム全
体を制御する。また、システム制御機能３０１は、プリ
ンタの解像度やフィニッシング機能などのプリンタの能
力や、後述の設定状態、動作状態、クライアント分類情
報と時間帯情報の対応テーブルなどを保持管理する。
【００４９】ＵＩ機能３０２は、表示部２０５と操作部
２０６を制御してユーザインタフェイスを司る。具体的
には、設定状態や動作状態などをシステム制御機能３０
１から取得して表示部２０５に表示し、操作部２０６か
ら設定値が入力されたときにその設定値をシステム制御
機能３０１に伝える。
２０６を制御してユーザインタフェイスを司る。具体的
には、設定状態や動作状態などをシステム制御機能３０
１から取得して表示部２０５に表示し、操作部２０６か
ら設定値が入力されたときにその設定値をシステム制御
機能３０１に伝える。
【００５０】ＩＰＰプリンタ機能３０３は、ネットワー
クＩ／Ｆ２０７から入力されるＩＰＰリクエストデータ
を処理し、対応するＩＰＰレスポンスデータをネットワ
ークＩ／Ｆ２０７から出力する。入力されたＩＰＰリク
エストデータのIPPオペレーションが、Print-Job（印刷
指示）である場合には、ＩＰＰプリンタ機能３０３は、
copies(印刷部数)やfinishings(ステープルや表紙など
の指定)などの属性(RFC2566 - 3.2.1.1 Print-Job Requ
estを参照)からジョブ設定値を決め、このジョブ設定値
を印刷データとともにスプール機能３０４に渡す。
クＩ／Ｆ２０７から入力されるＩＰＰリクエストデータ
を処理し、対応するＩＰＰレスポンスデータをネットワ
ークＩ／Ｆ２０７から出力する。入力されたＩＰＰリク
エストデータのIPPオペレーションが、Print-Job（印刷
指示）である場合には、ＩＰＰプリンタ機能３０３は、
copies(印刷部数)やfinishings(ステープルや表紙など
の指定)などの属性(RFC2566 - 3.2.1.1 Print-Job Requ
estを参照)からジョブ設定値を決め、このジョブ設定値
を印刷データとともにスプール機能３０４に渡す。
【００５１】スプール機能３０４は、ＩＰＰプリンタ機
能３０３から渡されたジョブ設定値と印刷データを１つ
のジョブデータとして外部記憶装置２０４に保存する。
スプール機能３０４は、システム制御機能３０１から指
示されると、保存の順番とジョブの優先順位を考慮して
ジョブデータを選択し、それを印刷機能３０５へ渡す。
また、スプール機能３０４は、スプールしているジョブ
データの処理状態に変化があると、それをシステム制御
機能３０１に通知する。
能３０３から渡されたジョブ設定値と印刷データを１つ
のジョブデータとして外部記憶装置２０４に保存する。
スプール機能３０４は、システム制御機能３０１から指
示されると、保存の順番とジョブの優先順位を考慮して
ジョブデータを選択し、それを印刷機能３０５へ渡す。
また、スプール機能３０４は、スプールしているジョブ
データの処理状態に変化があると、それをシステム制御
機能３０１に通知する。
【００５２】印刷機能３０５は、プリンタＩ／Ｆ２０８
を介してプリンタデバイスを制御する。印刷機能３０５
は、システム制御機能３０１の指示を受けてスプール機
能３０４からジョブデータを受け取ると、ジョブ設定値
に基づいてプリンタデバイスを制御し、印刷データに基
づいて生成した画像データをプリンタデバイスへ出力し
て印刷させる。また、印刷機能３０５は、ジョブデータ
の処理の経過や、プリンタデバイスで発生したエラーな
どをシステム制御機能３０１へ通知する。
を介してプリンタデバイスを制御する。印刷機能３０５
は、システム制御機能３０１の指示を受けてスプール機
能３０４からジョブデータを受け取ると、ジョブ設定値
に基づいてプリンタデバイスを制御し、印刷データに基
づいて生成した画像データをプリンタデバイスへ出力し
て印刷させる。また、印刷機能３０５は、ジョブデータ
の処理の経過や、プリンタデバイスで発生したエラーな
どをシステム制御機能３０１へ通知する。
【００５３】次に、ＩＰＰプリンタ機能３０３の処理に
ついて図４を参照しながら説明する。図４は図３のＩＰ
Ｐプリンタ機能３０３の処理を模式的に示す図である。
ついて図４を参照しながら説明する。図４は図３のＩＰ
Ｐプリンタ機能３０３の処理を模式的に示す図である。
【００５４】ＩＰＰプリンタ機能３０３を含むプログラ
ムは、全てマルチタスクＯＳ上で動作する。ここで、Ｉ
ＰＰプリンタ機能３０３においては、図４に示すよう
に、セッション開始タスク４０１および複数存在するセ
ッションタスク４０２が、それぞれ独自のタスクコンテ
キスト（スタック、ＣＰＵレジスタなど）を有し、グロ
ーバル変数領域（あるいは、自由記憶領域）に存在する
セッション管理データ４０３を共有して動作する。ま
た、ＩＰＰプリンタ機能３０３の各タスクは、使用する
マルチタスクＯＳ上で動作するBSD互換のソケットライ
ブラリを使用する。
ムは、全てマルチタスクＯＳ上で動作する。ここで、Ｉ
ＰＰプリンタ機能３０３においては、図４に示すよう
に、セッション開始タスク４０１および複数存在するセ
ッションタスク４０２が、それぞれ独自のタスクコンテ
キスト（スタック、ＣＰＵレジスタなど）を有し、グロ
ーバル変数領域（あるいは、自由記憶領域）に存在する
セッション管理データ４０３を共有して動作する。ま
た、ＩＰＰプリンタ機能３０３の各タスクは、使用する
マルチタスクＯＳ上で動作するBSD互換のソケットライ
ブラリを使用する。
【００５５】セッション開始タスク４０１は、まず、IA
NA(Internet Assigned Numbers Authority)によってIPP
用に割り当てられている631番ポート、または、通常のH
TTP用の80番ポートでTCP/IPセッションの開始を待つ。
セッションが開始されると、セッション開始タスク４０
１は、セッション管理データ４０３を調べて動作してい
ない１つのセッションタスク４０２を選び、そのセッシ
ョンタスク４０２が動作中であることをセッション管理
データ４０３に書き込む。そして、選んだセッションタ
スク４０２に、ソケットディスクリプタを渡し、それ以
降の処理を全て任せる。セッションが開始されたときに
動作していないセッションタスク４０２が無い場合に
は、セッション開始タスク４０１が自らエラーを通知す
るためにHTTP、および、IPPのセッションを処理する。
セッションタスク４０２への処理の移譲、または、エラ
ーの通知が終了すると新しいTCP/IPセッションの開始を
待って、それ以降、上記処理を繰り返す。
NA(Internet Assigned Numbers Authority)によってIPP
用に割り当てられている631番ポート、または、通常のH
TTP用の80番ポートでTCP/IPセッションの開始を待つ。
セッションが開始されると、セッション開始タスク４０
１は、セッション管理データ４０３を調べて動作してい
ない１つのセッションタスク４０２を選び、そのセッシ
ョンタスク４０２が動作中であることをセッション管理
データ４０３に書き込む。そして、選んだセッションタ
スク４０２に、ソケットディスクリプタを渡し、それ以
降の処理を全て任せる。セッションが開始されたときに
動作していないセッションタスク４０２が無い場合に
は、セッション開始タスク４０１が自らエラーを通知す
るためにHTTP、および、IPPのセッションを処理する。
セッションタスク４０２への処理の移譲、または、エラ
ーの通知が終了すると新しいTCP/IPセッションの開始を
待って、それ以降、上記処理を繰り返す。
【００５６】セッションタスク４０２は、セッション開
始タスク４０１から処理を移譲されると、HTTP、およ
び、IPPのセッションを処理し、セッションが終了する
とセッション管理データ４０３へ動作していないことを
書き込む。HTTP、および、IPPのセッションにおいて
は、HTTPのリクエストメッセージ（RFC2616 - 4 HTTP M
essage以降を参照）を受信し、その中のメッセージボデ
ィーをIPPリクエストデータ（RFC2565 - 3 Encoding of
Operation Layer、および、RFC2566 - 3. IPP Operati
onを参照）として取り出して処理する。処理の結果とし
てIPPレスポンスデータを作成し、それをHTTPのレスポ
ンスメッセージの中のメッセージボディーとして送信す
る。
始タスク４０１から処理を移譲されると、HTTP、およ
び、IPPのセッションを処理し、セッションが終了する
とセッション管理データ４０３へ動作していないことを
書き込む。HTTP、および、IPPのセッションにおいて
は、HTTPのリクエストメッセージ（RFC2616 - 4 HTTP M
essage以降を参照）を受信し、その中のメッセージボデ
ィーをIPPリクエストデータ（RFC2565 - 3 Encoding of
Operation Layer、および、RFC2566 - 3. IPP Operati
onを参照）として取り出して処理する。処理の結果とし
てIPPレスポンスデータを作成し、それをHTTPのレスポ
ンスメッセージの中のメッセージボディーとして送信す
る。
【００５７】次に、システム制御機能３０１が保持する
クライアント分類情報と時間帯情報について図５を参照
しながら説明する。図５は図３のシステム制御機能３０
１が保持する、クライアント分類情報と時間帯情報との
対応テーブルの一例を示す図である。
クライアント分類情報と時間帯情報について図５を参照
しながら説明する。図５は図３のシステム制御機能３０
１が保持する、クライアント分類情報と時間帯情報との
対応テーブルの一例を示す図である。
【００５８】システム制御機能３０１には、図５に示す
ように、複数のクライアント分類情報とそれぞれに対応
付けられている時間帯情報とがテーブル形式で保持され
ている。各クライアント分類情報は、クライアントのネ
ットワークアドレスの範囲を特定する先頭アドレスと末
尾アドレスからなり、各時間帯情報は、印刷処理をクラ
イアントに許可しない時間帯を示す印刷制限時間帯と、
プリンタの能力や設定状態、動作状態の問い合わせを許
可しない時間帯を示す能力／状態通知制限時間帯とを含
む。このクライアント分類情報と時間帯情報は、ＵＩ機
能３０２を介して操作者により入力され、セッションタ
スク４０２の処理において参照される。
ように、複数のクライアント分類情報とそれぞれに対応
付けられている時間帯情報とがテーブル形式で保持され
ている。各クライアント分類情報は、クライアントのネ
ットワークアドレスの範囲を特定する先頭アドレスと末
尾アドレスからなり、各時間帯情報は、印刷処理をクラ
イアントに許可しない時間帯を示す印刷制限時間帯と、
プリンタの能力や設定状態、動作状態の問い合わせを許
可しない時間帯を示す能力／状態通知制限時間帯とを含
む。このクライアント分類情報と時間帯情報は、ＵＩ機
能３０２を介して操作者により入力され、セッションタ
スク４０２の処理において参照される。
【００５９】例えば図中におけるクライアント分類情報
５０１は、HTTPプロキシサーバを分類するものであり、
先頭アドレスと末尾アドレスが同一の値（172.20.50.
1）に設定されている。このクライアント分類情報５０
１に対応する時間帯情報においては、印刷制限時間帯と
能力／状態通知制限時間帯の両方が１７：００から翌日
の０９：００までに設定されており、ネットワークプリ
ンタ１０５の管理者が不在になる時間帯に、HTTPプロキ
シサーバを経由するインターネット上のクライアントが
このネットワークプリンタ１０５に全くアクセスするこ
とができないように設定している。
５０１は、HTTPプロキシサーバを分類するものであり、
先頭アドレスと末尾アドレスが同一の値（172.20.50.
1）に設定されている。このクライアント分類情報５０
１に対応する時間帯情報においては、印刷制限時間帯と
能力／状態通知制限時間帯の両方が１７：００から翌日
の０９：００までに設定されており、ネットワークプリ
ンタ１０５の管理者が不在になる時間帯に、HTTPプロキ
シサーバを経由するインターネット上のクライアントが
このネットワークプリンタ１０５に全くアクセスするこ
とができないように設定している。
【００６０】クライアント分類情報５０２は、ファイア
ウォール内ではあるがネットワークプリンタから物理的
に離れた所にある別のネットワークセグメントに接続さ
れるクライアントホストを分類するもので、印刷制限時
間帯はクライアント分類情報５０１と同様に設定されて
いるが、能力/状態通知制限時間帯は００：００から０
０：００までに設定され、能力や状態の問い合わせに関
しては時間帯による制限を全く行わないように設定して
いる。
ウォール内ではあるがネットワークプリンタから物理的
に離れた所にある別のネットワークセグメントに接続さ
れるクライアントホストを分類するもので、印刷制限時
間帯はクライアント分類情報５０１と同様に設定されて
いるが、能力/状態通知制限時間帯は００：００から０
０：００までに設定され、能力や状態の問い合わせに関
しては時間帯による制限を全く行わないように設定して
いる。
【００６１】クライアント分類情報５０３は、ネットワ
ークプリンタ１０５と同一のネットワークセグメントに
接続されるクライアントホストを分類するもので、印刷
制限時間帯と能力／状態通知制限時間帯の両方が００：
００から００：００までに設定され、時間帯によるアク
セス制限を全く行わないように設定している。
ークプリンタ１０５と同一のネットワークセグメントに
接続されるクライアントホストを分類するもので、印刷
制限時間帯と能力／状態通知制限時間帯の両方が００：
００から００：００までに設定され、時間帯によるアク
セス制限を全く行わないように設定している。
【００６２】次に、上記IPPリクエストデータのIPPオペ
レーションがPrint-Job (operation-id = 0x0002) であ
る場合のセッションタスク４０２の処理について図６を
参照しながら説明する。図６はIPPリクエストデータのI
PPオペレーションがPrint-Job (operation-id = 0x000
2) である場合のセッションタスク４０２の処理を示す
フローチャートである。
レーションがPrint-Job (operation-id = 0x0002) であ
る場合のセッションタスク４０２の処理について図６を
参照しながら説明する。図６はIPPリクエストデータのI
PPオペレーションがPrint-Job (operation-id = 0x000
2) である場合のセッションタスク４０２の処理を示す
フローチャートである。
【００６３】セッションタスク４０２では、図６に示す
ように、まずステップＳ６０１において、セッション開
始タスク４０１から渡されて通信に使用しているソケッ
トディスクリプタからクライアントホストのIPアドレス
を取得する。続いて、ステップＳ６０２で、取得したIP
アドレスに基づきクライアントホストを分類する。ここ
で、このクライアントの分類では、図５に示す複数のク
ライアント分類情報をシステム制御機能３０１から取得
し、クライアントホストのIPアドレスを含む先頭アドレ
スと末尾アドレスの範囲内のクライアント分類情報があ
れば、このクライアント分類情報によりクライアントの
分類が決まることになる。
ように、まずステップＳ６０１において、セッション開
始タスク４０１から渡されて通信に使用しているソケッ
トディスクリプタからクライアントホストのIPアドレス
を取得する。続いて、ステップＳ６０２で、取得したIP
アドレスに基づきクライアントホストを分類する。ここ
で、このクライアントの分類では、図５に示す複数のク
ライアント分類情報をシステム制御機能３０１から取得
し、クライアントホストのIPアドレスを含む先頭アドレ
スと末尾アドレスの範囲内のクライアント分類情報があ
れば、このクライアント分類情報によりクライアントの
分類が決まることになる。
【００６４】次いで、ステップＳ６０３に進み、クライ
アントホストの分類結果に対応する時間帯情報内の印刷
制限時間帯をシステム制御機能３０１から取得し、続く
ステップＳ６０４において、現在の時刻が上記ステップ
Ｓ６０３で取得した印刷制限時間帯であるか否かを判定
する。現在の時刻が印刷制限時間帯であるときには、ス
テップＳ６０７に進み、ステータスコードがServer Err
or（RFC 2566 - 13.Status Codes and Suggested Statu
s Code Messages 参照）であるIPPレスポンスデータを
生成してクライアントホストに送信し、セッションを終
了する。
アントホストの分類結果に対応する時間帯情報内の印刷
制限時間帯をシステム制御機能３０１から取得し、続く
ステップＳ６０４において、現在の時刻が上記ステップ
Ｓ６０３で取得した印刷制限時間帯であるか否かを判定
する。現在の時刻が印刷制限時間帯であるときには、ス
テップＳ６０７に進み、ステータスコードがServer Err
or（RFC 2566 - 13.Status Codes and Suggested Statu
s Code Messages 参照）であるIPPレスポンスデータを
生成してクライアントホストに送信し、セッションを終
了する。
【００６５】これに対し、現在の時刻が印刷制限時間帯
でないときには、ステップＳ６０５に進み、IPPリクエ
ストデータから属性（Operation Attributes, Job Teml
ate Attributes, Document Content）を読み出してジョ
ブ設定値を決定し、続くステップＳ６０６において、上
記ステップＳ６０５で確定したジョブ設定値とIPPリク
エストデータ内の印刷データをスプール機能３０３へ渡
す。そして、ステップ６０７に進み、ステータスコード
がSuccessful（RFC 2566 -13.Status Codes and Sugges
ted Status Code Messages 参照）であるIPPレスポンス
データを生成してクライアントホストに送信し、セッシ
ョンを終了する。
でないときには、ステップＳ６０５に進み、IPPリクエ
ストデータから属性（Operation Attributes, Job Teml
ate Attributes, Document Content）を読み出してジョ
ブ設定値を決定し、続くステップＳ６０６において、上
記ステップＳ６０５で確定したジョブ設定値とIPPリク
エストデータ内の印刷データをスプール機能３０３へ渡
す。そして、ステップ６０７に進み、ステータスコード
がSuccessful（RFC 2566 -13.Status Codes and Sugges
ted Status Code Messages 参照）であるIPPレスポンス
データを生成してクライアントホストに送信し、セッシ
ョンを終了する。
【００６６】上記IPPリクエストデータのIPPオペレーシ
ョンがGet-Printer-Attributes (operation-id = 0x000
B)、または、Get-Job-Attributes(operation-id = 0x00
09)である場合のセッションタスク４０２の処理につい
て図７を参照しながら説明する。図７はIPPリクエスト
データのIPPオペレーションがGet-Printer-Attributes
(operation-id=0x000B)、または、Get-Job-Attributes
(operation-id = 0x0009)である場合のセッションタス
ク４０２の処理を示すフローチャートである。
ョンがGet-Printer-Attributes (operation-id = 0x000
B)、または、Get-Job-Attributes(operation-id = 0x00
09)である場合のセッションタスク４０２の処理につい
て図７を参照しながら説明する。図７はIPPリクエスト
データのIPPオペレーションがGet-Printer-Attributes
(operation-id=0x000B)、または、Get-Job-Attributes
(operation-id = 0x0009)である場合のセッションタス
ク４０２の処理を示すフローチャートである。
【００６７】上記IPPリクエストデータのIPPオペレーシ
ョンがGet-Printer-Attributes (operation-id = 0x000
B)、または、Get-Job-Attributes(operation-id = 0x00
09)である場合、セッションタスク４０２では、図７に
示すように、まずステップＳ７０１において、セッショ
ン開始タスク４０１から渡されて通信に使用しているソ
ケットディスクリプタからクライアントホストのIPアド
レスを取得し、続くステップＳ７０２で、取得したIPア
ドレスに基づきクライアントホストを分類する。そし
て、ステップＳ７０３において、クライアントホストの
分類結果に対応する時間帯情報内の能力／状態通知制限
時間帯をシステム制御機能３０１から取得する。
ョンがGet-Printer-Attributes (operation-id = 0x000
B)、または、Get-Job-Attributes(operation-id = 0x00
09)である場合、セッションタスク４０２では、図７に
示すように、まずステップＳ７０１において、セッショ
ン開始タスク４０１から渡されて通信に使用しているソ
ケットディスクリプタからクライアントホストのIPアド
レスを取得し、続くステップＳ７０２で、取得したIPア
ドレスに基づきクライアントホストを分類する。そし
て、ステップＳ７０３において、クライアントホストの
分類結果に対応する時間帯情報内の能力／状態通知制限
時間帯をシステム制御機能３０１から取得する。
【００６８】次いで、ステップＳ７０４に進み、現在の
時刻が上記ステップＳ７０３で取得した能力／状態通知
制限時間帯にあるか否かを判定する。ここで、現在の時
刻が能力／状態通知制限時間帯にあるときには、ステッ
プＳ７０６に進み、ステータスコードがServer Error
（RFC 2566-13.Status Codes and Suggested Status Co
de Messages参照）であるIPPレスポンスデータを生成し
てクライアントホストに送信し、セッションを終了す
る。これに対し、現在の時刻が印刷制限時間帯にないと
きには、ステップＳ７０５に進み、IPPリクエストデー
タで指定されている能力情報、または、設定状態、動作
状態などの情報をシステム制御機能３０１から取得し、
そして、ステップＳ７０６において、ステータスコード
がSuccessful（RFC 2566 - 13.Status Codes and Sugge
sted Status Code Messages 参照）であるIPPレスポン
スデータに上記ステップＳ７０５で取得した情報を付加
してクライアントホストに送信し、セッションを終了す
る。
時刻が上記ステップＳ７０３で取得した能力／状態通知
制限時間帯にあるか否かを判定する。ここで、現在の時
刻が能力／状態通知制限時間帯にあるときには、ステッ
プＳ７０６に進み、ステータスコードがServer Error
（RFC 2566-13.Status Codes and Suggested Status Co
de Messages参照）であるIPPレスポンスデータを生成し
てクライアントホストに送信し、セッションを終了す
る。これに対し、現在の時刻が印刷制限時間帯にないと
きには、ステップＳ７０５に進み、IPPリクエストデー
タで指定されている能力情報、または、設定状態、動作
状態などの情報をシステム制御機能３０１から取得し、
そして、ステップＳ７０６において、ステータスコード
がSuccessful（RFC 2566 - 13.Status Codes and Sugge
sted Status Code Messages 参照）であるIPPレスポン
スデータに上記ステップＳ７０５で取得した情報を付加
してクライアントホストに送信し、セッションを終了す
る。
【００６９】このように、本実施の形態によれば、ネッ
トワークプリンタ１０５と同一のＬＡＮ１０１に接続さ
れている信頼し得るクライアントホスト以外に対して
は、使用可能なネットワークプリンタによる印刷処理を
時間帯によって制限することで、夜間の時間帯など、ネ
ットワークプリンタの管理者が不在の時間帯に、遠隔地
のクライアントホストにおけるユーザの設定ミスや悪意
の設定によって印刷用紙が無駄に大量消費させらること
を未然に防止することができる。
トワークプリンタ１０５と同一のＬＡＮ１０１に接続さ
れている信頼し得るクライアントホスト以外に対して
は、使用可能なネットワークプリンタによる印刷処理を
時間帯によって制限することで、夜間の時間帯など、ネ
ットワークプリンタの管理者が不在の時間帯に、遠隔地
のクライアントホストにおけるユーザの設定ミスや悪意
の設定によって印刷用紙が無駄に大量消費させらること
を未然に防止することができる。
【００７０】（実施の第２形態）次に、本発明の実施の
第２形態について図８および図９を参照しながら説明す
る。図８は本発明の実施の第２形態に係る印刷制御装置
のシステム制御機能が保持する、クライアント分類情報
と時間帯情報との対応テーブルの一例を示す図、図９は
本発明の実施の第２形態に係る印刷制御装置によるIPP
リクエストデータのIPPオペレーションがPrint-Job (op
eration-id = 0x0002) である場合のセッションタスク
の処理を示すフローチャートである。本実施の形態は、
上述の実施の第１形態と同じ構成を有し、その構成のつ
いての説明は省略する。また、本実施の形態において
は、上述の実施の第１形態と同じ符号を用いて説明す
る。
第２形態について図８および図９を参照しながら説明す
る。図８は本発明の実施の第２形態に係る印刷制御装置
のシステム制御機能が保持する、クライアント分類情報
と時間帯情報との対応テーブルの一例を示す図、図９は
本発明の実施の第２形態に係る印刷制御装置によるIPP
リクエストデータのIPPオペレーションがPrint-Job (op
eration-id = 0x0002) である場合のセッションタスク
の処理を示すフローチャートである。本実施の形態は、
上述の実施の第１形態と同じ構成を有し、その構成のつ
いての説明は省略する。また、本実施の形態において
は、上述の実施の第１形態と同じ符号を用いて説明す
る。
【００７１】本実施の形態は、上述の実施の第１形態に
対し、能力情報に応じて印刷処理の能力を制限する点で
異なる。
対し、能力情報に応じて印刷処理の能力を制限する点で
異なる。
【００７２】具体的には、システム制御機能３０１に
は、図８に示すように、複数のクライアント分類情報と
それぞれに対応付けられている能力情報とがテーブル形
式で保持されている。クライアント分類情報は、上述の
実施の第１形態と同様に、クライアントのネットワーク
アドレスの範囲を特定する先頭アドレスと末尾アドレス
からなる。能力情報は、設定可能な排紙先のビン、設定
可能な最大部数、処理可能な最大ページ数などを含む。
このクライアント分類情報と能力情報は、ＵＩ機能３０
２を介して操作者により入力され、セッションタスク４
０２の処理において参照される。
は、図８に示すように、複数のクライアント分類情報と
それぞれに対応付けられている能力情報とがテーブル形
式で保持されている。クライアント分類情報は、上述の
実施の第１形態と同様に、クライアントのネットワーク
アドレスの範囲を特定する先頭アドレスと末尾アドレス
からなる。能力情報は、設定可能な排紙先のビン、設定
可能な最大部数、処理可能な最大ページ数などを含む。
このクライアント分類情報と能力情報は、ＵＩ機能３０
２を介して操作者により入力され、セッションタスク４
０２の処理において参照される。
【００７３】例えば図中におけるクライアント分類情報
８０１は、HTTPプロキシサーバを分類するものであり、
先頭アドレスと末尾アドレスが同一の値（172.20.50.
1）に設定されている。このクライアント分類情報８０
１に対応する能力情報においては、出力用紙を排出可能
なビンが第２ビンに設定され、最大部数が１部に、最大
ページ数が１００ページに設定されている。これによ
り、ライアント分類情報８０１に分類されるクライアン
トから依頼されたプリントジョブに対し、その印刷処理
に関する能力を制限することが可能になる。
８０１は、HTTPプロキシサーバを分類するものであり、
先頭アドレスと末尾アドレスが同一の値（172.20.50.
1）に設定されている。このクライアント分類情報８０
１に対応する能力情報においては、出力用紙を排出可能
なビンが第２ビンに設定され、最大部数が１部に、最大
ページ数が１００ページに設定されている。これによ
り、ライアント分類情報８０１に分類されるクライアン
トから依頼されたプリントジョブに対し、その印刷処理
に関する能力を制限することが可能になる。
【００７４】クライアント分類情報８０２は、ファイア
ウォール内ではあるがネットワークプリンタから物理的
に離れた所にある別のネットワークセグメントに接続さ
れるクライアントホストを分類するもので、能力情報は
クライアント分類情報８０１と同様に設定されている。
ウォール内ではあるがネットワークプリンタから物理的
に離れた所にある別のネットワークセグメントに接続さ
れるクライアントホストを分類するもので、能力情報は
クライアント分類情報８０１と同様に設定されている。
【００７５】クライアント分類情報８０３は、ネットワ
ークプリンタ１０５と同一のネットワークセグメントに
接続されるクライアントホストを分類するもので、これ
に対応付けられている能力情報は、ネットワークプリン
タ１０５の最大能力と同じ値が設定されている。
ークプリンタ１０５と同一のネットワークセグメントに
接続されるクライアントホストを分類するもので、これ
に対応付けられている能力情報は、ネットワークプリン
タ１０５の最大能力と同じ値が設定されている。
【００７６】次に、IPPリクエストデータのIPPオペレー
ションがPrint-Job (operation-id= 0x0002) である場
合のセッションタスク４０２の処理について図９を参照
しながら説明する。
ションがPrint-Job (operation-id= 0x0002) である場
合のセッションタスク４０２の処理について図９を参照
しながら説明する。
【００７７】セッションタスク４０２では、図９に示す
ように、まずステップＳ９０１において、セッション開
始タスク４０１から渡されて通信に使用しているソケッ
トディスクリプタからクライアントホストのIPアドレス
を取得する。続いて、ステップＳ９０２で、取得したIP
アドレスに基づきクライアントホストを分類する。そし
て、ステップＳ９０３において、クライアントホストの
分類結果に対応する能力情報をシステム制御機能３０１
から取得する。
ように、まずステップＳ９０１において、セッション開
始タスク４０１から渡されて通信に使用しているソケッ
トディスクリプタからクライアントホストのIPアドレス
を取得する。続いて、ステップＳ９０２で、取得したIP
アドレスに基づきクライアントホストを分類する。そし
て、ステップＳ９０３において、クライアントホストの
分類結果に対応する能力情報をシステム制御機能３０１
から取得する。
【００７８】次いで、ステップＳ９０４に進み、IPPリ
クエストデータから属性（OperationAttributes, Job T
emplate Attributes, Document Content）を読み出して
ジョブ設定値を決定する。このとき、上記ステップＳ９
０３で取得した能力情報を参照し、この能力情報で示さ
れる設定可能な値の範囲を超えている設定値を能力情報
の値に設定する。これらの設定値に従い印刷機能３０５
が印刷ジョブを処理することになる。続いて、ステップ
Ｓ９０５において、上記ステップＳ６０４で確定したジ
ョブ設定値とIPPリクエストデータ内の印刷データをス
プール機能３０３に渡す。そして、ステップＳ９０６に
おいて、IPPレスポンスデータを生成してクライアント
ホストに送信し、セッションを終了する。
クエストデータから属性（OperationAttributes, Job T
emplate Attributes, Document Content）を読み出して
ジョブ設定値を決定する。このとき、上記ステップＳ９
０３で取得した能力情報を参照し、この能力情報で示さ
れる設定可能な値の範囲を超えている設定値を能力情報
の値に設定する。これらの設定値に従い印刷機能３０５
が印刷ジョブを処理することになる。続いて、ステップ
Ｓ９０５において、上記ステップＳ６０４で確定したジ
ョブ設定値とIPPリクエストデータ内の印刷データをス
プール機能３０３に渡す。そして、ステップＳ９０６に
おいて、IPPレスポンスデータを生成してクライアント
ホストに送信し、セッションを終了する。
【００７９】このように、本実施の形態では、、ネット
ワークプリンタ１０５と同一のＬＡＮ１０１に接続され
ている信頼し得るクライアントホストに対しては、ネッ
トワークプリンタ１０５の最大の能力を使用可能にし、
インターネット１０７を経由するクライアントホスト例
えばクライアントホスト１０６に対しては、ネットワー
クプリンタ１０５の能力を制限するので、ネットワーク
プリンタ１０５と同一のＬＡＮ１０１に接続されている
クライアントホストからの印刷指示による出力用紙と、
インターネット１０７を経由する遠隔地のクライアント
ホストからの印刷指示による出力用紙を容易に区別して
出力することが可能になるとともに、遠隔地のクライア
ントホストにおけるユーザの設定ミスや悪意の設定によ
って印刷用紙が無駄に大量消費させらることを未然に防
止することができる。
ワークプリンタ１０５と同一のＬＡＮ１０１に接続され
ている信頼し得るクライアントホストに対しては、ネッ
トワークプリンタ１０５の最大の能力を使用可能にし、
インターネット１０７を経由するクライアントホスト例
えばクライアントホスト１０６に対しては、ネットワー
クプリンタ１０５の能力を制限するので、ネットワーク
プリンタ１０５と同一のＬＡＮ１０１に接続されている
クライアントホストからの印刷指示による出力用紙と、
インターネット１０７を経由する遠隔地のクライアント
ホストからの印刷指示による出力用紙を容易に区別して
出力することが可能になるとともに、遠隔地のクライア
ントホストにおけるユーザの設定ミスや悪意の設定によ
って印刷用紙が無駄に大量消費させらることを未然に防
止することができる。
【００８０】なお、本発明は、前述した各実施形態の機
能（図６、図７および図９に示すフロー）を実現するソ
フトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、
システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは
装置のコンピュータ（ＣＰＵやＭＰＵ）が記憶媒体に格
納されたプログラムコードを読み出し実行することによ
っても達成され得る。
能（図６、図７および図９に示すフロー）を実現するソ
フトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、
システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは
装置のコンピュータ（ＣＰＵやＭＰＵ）が記憶媒体に格
納されたプログラムコードを読み出し実行することによ
っても達成され得る。
【００８１】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【００８２】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー（登録商標）ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、Ｃ
Ｄ−ＲＯＭ、ＣＤ−Ｒ、ＤＶＤ−ＲＯＭ、磁気テープ、
不揮発性のメモリカード、ＲＯＭなどを用いることがで
きる。
体としては、例えば、フロッピー（登録商標）ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、Ｃ
Ｄ−ＲＯＭ、ＣＤ−Ｒ、ＤＶＤ−ＲＯＭ、磁気テープ、
不揮発性のメモリカード、ＲＯＭなどを用いることがで
きる。
【００８３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のクライアントをそれぞれ分類するための複数のク
ライアント分類情報と、該各クライアント分類情報にそ
れぞれ対応付けられている複数の制限情報とを保持し、
ネットワークを介してクライアントのいずれかからの指
示を受信すると、クライアント分類情報を参照して該指
示の送信元であるクライアントを分類し、分類されたク
ライントのクライアント分類情報に対応付けられている
制限情報に従い受信した指示に対応する処理を制限する
ので、ネットワーク上のクライアントからの指示に対応
する処理に制限を加えることができる。
複数のクライアントをそれぞれ分類するための複数のク
ライアント分類情報と、該各クライアント分類情報にそ
れぞれ対応付けられている複数の制限情報とを保持し、
ネットワークを介してクライアントのいずれかからの指
示を受信すると、クライアント分類情報を参照して該指
示の送信元であるクライアントを分類し、分類されたク
ライントのクライアント分類情報に対応付けられている
制限情報に従い受信した指示に対応する処理を制限する
ので、ネットワーク上のクライアントからの指示に対応
する処理に制限を加えることができる。
【００８４】また、各クライアントからの指示は印刷指
示であり、各クライアント分類情報にそれぞれ対応付け
られている制限情報は時間帯情報であり、クライアント
のいずれかからの印刷指示を受信した場合、クライアン
ト分類情報を参照して該受信した印刷指示の送信元であ
るクライアントを分類し、分類されたクライントのクラ
イアント分類情報に対応付けられている時間帯情報に従
い受信した印刷指示に対応する印刷処理の実行を制限す
るので、クライアントの分類結果と時間帯とによって、
クライアントからの印刷指示に対応する印刷処理の実行
に制限を加えることができる。
示であり、各クライアント分類情報にそれぞれ対応付け
られている制限情報は時間帯情報であり、クライアント
のいずれかからの印刷指示を受信した場合、クライアン
ト分類情報を参照して該受信した印刷指示の送信元であ
るクライアントを分類し、分類されたクライントのクラ
イアント分類情報に対応付けられている時間帯情報に従
い受信した印刷指示に対応する印刷処理の実行を制限す
るので、クライアントの分類結果と時間帯とによって、
クライアントからの印刷指示に対応する印刷処理の実行
に制限を加えることができる。
【００８５】また、各クライアントからの指示は能力／
状態通知指示であり、各クライアント分類情報にそれぞ
れ対応付けられている制限情報は時間帯情報であり、ク
ライアントのいずれかからの能力／状態通知指示を受信
した場合、クライアント分類情報を参照して該受信した
能力／状態通知指示の送信元であるクライアントを分類
し、分類されたクライントのクライアント分類情報に対
応付けられている時間帯情報に従い受信した能力／状態
通知指示に対応する能力／状態通知処理の実行を制限す
るので、クライアントの分類結果と時間帯とによって、
クライアントからの能力／状態通知指示に対応する能力
／状態通知処理の実行に制限を加えることができる。
状態通知指示であり、各クライアント分類情報にそれぞ
れ対応付けられている制限情報は時間帯情報であり、ク
ライアントのいずれかからの能力／状態通知指示を受信
した場合、クライアント分類情報を参照して該受信した
能力／状態通知指示の送信元であるクライアントを分類
し、分類されたクライントのクライアント分類情報に対
応付けられている時間帯情報に従い受信した能力／状態
通知指示に対応する能力／状態通知処理の実行を制限す
るので、クライアントの分類結果と時間帯とによって、
クライアントからの能力／状態通知指示に対応する能力
／状態通知処理の実行に制限を加えることができる。
【００８６】また、各クライアントからの指示は印刷指
示であり、各クライアント分類情報のそれぞれに対応付
けられている制限情報は能力情報であり、クライアント
のいずれかからの印刷指示を受信した場合、クライアン
ト分類情報を参照して該受信した印刷指示の送信元であ
るクライアントを分類し、分類されたクライントのクラ
イアント分類情報に対応付けられている能力情報に従い
受信した印刷指示に対応する印刷処理の能力を制限する
ので、クライアントの分類結果と能力情報とによって、
クライアントからの印刷指示に対応する印刷処理の能力
に制限を加えることができる。
示であり、各クライアント分類情報のそれぞれに対応付
けられている制限情報は能力情報であり、クライアント
のいずれかからの印刷指示を受信した場合、クライアン
ト分類情報を参照して該受信した印刷指示の送信元であ
るクライアントを分類し、分類されたクライントのクラ
イアント分類情報に対応付けられている能力情報に従い
受信した印刷指示に対応する印刷処理の能力を制限する
ので、クライアントの分類結果と能力情報とによって、
クライアントからの印刷指示に対応する印刷処理の能力
に制限を加えることができる。
【図１】本発明の実施の第１形態に係る印刷制御装置を
搭載したネットワークプリンタが接続されるネットワー
クの一例を示す構成図である。
搭載したネットワークプリンタが接続されるネットワー
クの一例を示す構成図である。
【図２】図１のネットワークプリンタ１０５の基本的な
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図３】図２のＣＰＵ２０１がＲＯＭ２０２に格納され
ているプログラムを実行することによって構成される機
能を模式的に示す図である。
ているプログラムを実行することによって構成される機
能を模式的に示す図である。
【図４】図３のＩＰＰプリンタ機能３０３の処理を模式
的に示す図である。
的に示す図である。
【図５】図３のシステム制御機能３０１が保持する、ク
ライアント分類情報と時間帯情報との対応テーブルの一
例を示す図である。
ライアント分類情報と時間帯情報との対応テーブルの一
例を示す図である。
【図６】IPPリクエストデータのIPPオペレーションがPr
int-Job (operation-id = 0x0002) である場合のセッシ
ョンタスク４０２の処理を示すフローチャートである。
int-Job (operation-id = 0x0002) である場合のセッシ
ョンタスク４０２の処理を示すフローチャートである。
【図７】IPPリクエストデータのIPPオペレーションがGe
t-Printer-Attributes(operation-id=0x000B)、また
は、Get-Job-Attributes(operation-id = 0x0009)であ
る場合のセッションタスク４０２の処理を示すフローチ
ャートである。
t-Printer-Attributes(operation-id=0x000B)、また
は、Get-Job-Attributes(operation-id = 0x0009)であ
る場合のセッションタスク４０２の処理を示すフローチ
ャートである。
【図８】本発明の実施の第２形態に係る印刷制御装置の
システム制御機能が保持する、クライアント分類情報と
時間帯情報との対応テーブルの一例を示す図である。
システム制御機能が保持する、クライアント分類情報と
時間帯情報との対応テーブルの一例を示す図である。
【図９】本発明の実施の第２形態に係る印刷制御装置に
よるIPPリクエストデータのIPPオペレーションがPrint-
Job (operation-id = 0x0002) である場合のセッション
タスクの処理を示すフローチャートである。
よるIPPリクエストデータのIPPオペレーションがPrint-
Job (operation-id = 0x0002) である場合のセッション
タスクの処理を示すフローチャートである。
１０１ ＬＡＮ １０２ ゲートウェイホスト １０３，１０４，１０６ クライアントホスト １０５ ネットワークプリンタ １０７ インターネット ２０１ ＣＰＵ ２０２ ＲＯＭ ２０３ ＲＡＭ ２０４ 外部記憶装置 ２０５ 表示部 ２０６ 操作部 ２０７ ネットワークＩ／Ｆ ２０８ プリンタＩ／Ｆ ２０９ システムバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2C061 AP01 HJ07 HK07 HK19 HL01 HN16 HN27 HP08 HQ05 HQ17 5B021 AA01 EE01 5B089 GA19 GA21 GB02 HA10 JA35 JB15 KA17 5C062 AA05 AA35 AB22 AB38 AB53 AE16 AF01 AF06 BA00
Claims (24)
- 【請求項１】 ネットワークに接続され、該ネットワー
クを介して複数のクライアントと通信可能な印刷制御装
置であって、 前記複数のクライアントをそれぞれ分類するための複数
のクライアント分類情報と、該各クライアント分類情報
にそれぞれ対応付けられている複数の制限情報とを保持
する保持手段と、 前記ネットワークを介して前記クライアントのいずれか
からの指示を受信すると、前記保持手段に保持されてい
るクライアント分類情報を参照して該指示の送信元であ
るクライアントを分類する分類手段と、 前記分類されたクライントのクライアント分類情報に対
応付けられている制限情報に従い前記受信した指示に対
応する処理を制限する制限手段とを備えることを特徴と
する印刷制御装置。 - 【請求項２】 前記各クライアントからの指示は印刷指
示であり、前記各クライアント分類情報にそれぞれ対応
付けられている制限情報は時間帯情報であり、前記分類
手段は、前記クライアントのいずれかからの印刷指示を
受信した場合、前記保持手段に保持されているクライア
ント分類情報を参照して該受信した印刷指示の送信元で
あるクライアントを分類し、前記制限手段は、前記分類
されたクライントのクライアント分類情報に対応付けら
れている時間帯情報に従い前記受信した印刷指示に対応
する印刷処理の実行を制限することを特徴とする請求項
１記載の印刷制御装置。 - 【請求項３】 前記各クライアントからの指示は能力／
状態通知指示であり、前記各クライアント分類情報にそ
れぞれ対応付けられている制限情報は時間帯情報であ
り、前記分類手段は、前記クライアントのいずれかから
の能力／状態通知指示を受信した場合、前記保持手段に
保持されているクライアント分類情報を参照して該受信
した能力／状態通知指示の送信元であるクライアントを
分類し、前記制限手段は、前記分類されたクライントの
クライアント分類情報に対応付けられている時間帯情報
に従い前記受信した能力／状態通知指示に対応する能力
／状態通知処理の実行を制限することを特徴とする請求
項１記載の印刷制御装置。 - 【請求項４】 前記各クライアントからの指示は印刷指
示であり、前記各クライアント分類情報のそれぞれに対
応付けられている制限情報は能力情報であり、前記分類
手段は、前記クライアントのいずれかからの印刷指示を
受信した場合、前記保持手段に保持されているクライア
ント分類情報を参照して該受信した印刷指示の送信元で
あるクライアントを分類し、前記制限手段は、前記分類
されたクライントのクライアント分類情報に対応付けら
れている能力情報に従い前記受信した印刷指示に対応す
る印刷処理の能力を制限することを特徴とする請求項１
記載の印刷制御装置。 - 【請求項５】 前記クライアント分類情報は、前記ネッ
トワークに接続されているクライアントのネットワーク
アドレスの範囲を特定するための先頭アドレスと末尾ア
ドレスであることを特徴とする請求項１ないし４のいず
れか１つに記載の印刷制御装置。 - 【請求項６】 前記時間帯情報は、前記印刷処理の実行
を制限する時間帯情報であることを特徴とする請求項２
記載の印刷制御装置。 - 【請求項７】 前記時間帯情報は、前記能力／状態通知
処理の実行を制限する時間帯情報であることを特徴とす
る請求項３記載の印刷制御装置。 - 【請求項８】 前記能力情報は、設定可能な排紙先、設
定可能な最大印刷部数、処理可能な最大ページ数を含む
ことを特徴とする請求項４記載の印刷制御装置。 - 【請求項９】 ネットワークに接続され、該ネットワー
クを介して複数のクライアントと通信可能な印刷制御装
置の印刷制御方法であって、 前記ネットワークを介して前記クライアントのいずれか
から前記指示を受信すると、前記複数のクライアントを
それぞれ分類するための複数のクライアント分類情報を
参照して該指示の送信元であるクライアントを分類する
工程と、 前記分類されたクライントのクライアント分類情報に対
応付けられている制限情報に従い前記受信した指示に対
応する処理を制限する工程とを有することを特徴とする
印刷制御方法。 - 【請求項１０】 前記各クライアントの指示は印刷指示
であり、前記各クライアント分類情報にそれぞれ対応付
けられている制限情報は時間帯情報であり、前記クライ
アントのいずれかからの印刷指示を受信した場合、前記
各クライアント分類情報を参照して該受信した印刷指示
の送信元であるクライアントを分類し、該分類されたク
ライントのクライアント分類情報に対応付けられている
時間帯情報に従い前記受信した印刷指示に対応する印刷
処理の実行を制限することを特徴とする請求項９記載の
印刷制御方法。 - 【請求項１１】 前記各クライアントの指示は能力／状
態通知指示であり、前記各クライアント分類情報にそれ
ぞれ対応付けられている制限情報は時間帯情報であり、
前記クライアントのいずれかからの能力／状態通知指示
を受信した場合、前記各クライアント分類情報を参照し
て該受信した能力／状態通知指示の送信元であるクライ
アントを分類し、前記分類されたクライントのクライア
ント分類情報に対応付けられた時間帯情報に従い前記受
信した能力／状態通知指示に対応する能力／状態通知処
理の実行を制限することを特徴とする請求項９記載の印
刷制御方法。 - 【請求項１２】 前記各クライアントの指示は印刷指示
であり、前記各クライアント分類情報にそれぞれ対応付
けられている制限情報は能力情報であり、前記クライア
ントのいずれかからの印刷指示を受信した場合、前記各
クライアント分類情報を参照して該受信した印刷指示の
送信元であるクライアントを分類し、該分類されたクラ
イントのクライアント分類情報に対応付けられている能
力情報に従い前記受信した印刷指示に対応する印刷処理
の能力を制限することを特徴とする請求項９記載の印刷
制御方法。 - 【請求項１３】 前記クライアント分類情報は、前記ネ
ットワークに接続されているクライアントのネットワー
クアドレスの範囲を特定するための先頭アドレスと末尾
アドレスであることを特徴とする請求項９ないし１２の
いずれか１つに記載の印刷制御方法。 - 【請求項１４】 前記時間帯情報は、前記印刷処理の実
行を制限する時間帯情報であることを特徴とする請求項
１０記載の印刷制御方法。 - 【請求項１５】 前記時間帯情報は、前記能力／状態通
知処理の実行を制限する時間帯情報であることを特徴と
する請求項１１記載の印刷制御方法。 - 【請求項１６】 前記能力情報は、設定可能な排紙先、
設定可能な最大印刷部数、処理可能な最大ページ数を含
むことを特徴とする請求項１２記載の印刷制御方法。 - 【請求項１７】 ネットワークに接続され、該ネットワ
ークを介して複数のクライアントと通信可能な印刷制御
装置に用いられるプログラムであって、 前記複数のクライアントをそれぞれ分類するための複数
のクライアント分類情報と、該クライアント分類情報に
それぞれ対応付けられている複数の制限情報とを記憶手
段に保持するための保持モジュールと、 前記ネットワークを介して前記クライアントのいずれか
から指示を受信すると、前記記憶手段に保持されている
各クライアント分類情報を参照して該指示の送信元であ
るクライアントを分類する分類モジュールと、 前記分類されたクライントのクライアント分類情報に対
応付けられている制限情報に従い前記受信した指示に対
応する処理を制限する制限モジュールとを有することを
特徴とするプログラム。 - 【請求項１８】 前記各クライアントの指示は印刷指示
であり、前記各クライアント分類情報のそれぞれに対応
付けられている制限情報は時間帯情報であり、前記分類
モジュールは、前記クライアントのいずれかからの印刷
指示を受信した場合、前記記憶手段に保持されている各
クライアント分類情報を参照して該受信した印刷指示の
送信元であるクライアントを分類し、前記制限モジュー
ルは、前記分類されたクライントのクライアント分類情
報に対応付けられた時間帯情報に従い前記受信した印刷
指示に対応する印刷処理の実行を制限することを特徴と
する請求項１７記載のプログラム。 - 【請求項１９】 前記クライアントの指示は能力／状態
通知指示であり、前記各クライアント分類情報にそれぞ
れに対応付けられている制限情報は時間帯情報であり、
前記分類モジュールは、前記クライアントのいずれかか
らの能力／状態通知指示を受信した場合、前記記憶手段
に保持されているクライアント分類情報を参照して該受
信した能力／状態通知指示の送信元であるクライアント
を分類し、前記制限モジュールは、前記分類されたクラ
イントのクライアント分類情報に対応付けられている時
間帯情報に従い前記受信した能力／状態通知指示に対応
する能力／状態通知処理の実行を制限することを特徴と
する請求項１７記載のプログラム。 - 【請求項２０】 前記各クライアントの指示は印刷指示
であり、前記各クライアント分類情報にそれぞれ対応付
けられている制限情報は能力情報であり、前記分類モジ
ュールは、前記クライアントのいずれかからの印刷指示
を受信した場合、前記記憶手段に保持されているクライ
アント分類情報を参照して該受信した印刷指示の送信元
であるクライアントを分類し、前記制限モジュールは、
前記分類されたクライントのクライアント分類情報に対
応付けられた能力情報に従い前記受信した印刷指示に対
応する印刷処理の能力を制限することを特徴とする請求
項１７記載のプログラム。 - 【請求項２１】 前記クライアント分類情報は、前記ネ
ットワークに接続されているクライアントのネットワー
クアドレスの範囲を特定するための先頭アドレスと末尾
アドレスであることを特徴とする請求項１７ないし２０
のいずれか１つに記載のプログラム。 - 【請求項２２】 前記時間帯情報は、前記印刷処理の実
行を制限する時間帯情報であることを特徴とする請求項
１８記載のプログラム。 - 【請求項２３】 前記時間帯情報は、前記能力／状態通
知処理の実行を制限する時間帯情報であることを特徴と
する請求項１９記載のプログラム。 - 【請求項２４】 前記能力情報は、設定可能な排紙先、
設定可能な最大印刷部数、処理可能な最大ページ数を含
むことを特徴とする請求項２０記載のプログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001144742A JP2002342053A (ja) | 2001-05-15 | 2001-05-15 | 印刷制御装置、印刷制御方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001144742A JP2002342053A (ja) | 2001-05-15 | 2001-05-15 | 印刷制御装置、印刷制御方法およびプログラム |
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Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007140933A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Fuji Xerox Co Ltd | デバイス設定装置および方法並びにプログラム |
| JP2010092149A (ja) * | 2008-10-06 | 2010-04-22 | Nec Software Hokuriku Ltd | 印刷時間制御機器、方法、及び、プログラム |
| JP2011077854A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Brother Industries Ltd | 画像処理装置、プログラムおよび画像処理システム |
| US8621469B2 (en) | 2006-12-04 | 2013-12-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing job control system with access control ticket including function restriction based on user, time of request and upper limit on exceptional output count |
| JP2021089750A (ja) * | 2019-09-18 | 2021-06-10 | キヤノン株式会社 | 通信装置、制御方法およびプログラム |
-
2001
- 2001-05-15 JP JP2001144742A patent/JP2002342053A/ja active Pending
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| JP7328266B2 (ja) | 2019-09-18 | 2023-08-16 | キヤノン株式会社 | 通信装置、制御方法およびプログラム |
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