JP2002341123A - 光回折素子およびその製造方法、ならびにそれを用いた光ピックアップ装置 - Google Patents

光回折素子およびその製造方法、ならびにそれを用いた光ピックアップ装置

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JP2002341123A JP2001141936A JP2001141936A JP2002341123A JP 2002341123 A JP2002341123 A JP 2002341123A JP 2001141936 A JP2001141936 A JP 2001141936A JP 2001141936 A JP2001141936 A JP 2001141936A JP 2002341123 A JP2002341123 A JP 2002341123A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 それぞれの回折素子において最適な回折効率
比(1次回折効率:0次回折効率)が得られる光回折素
子、およびその光回折素子を1プロセスで作製する光回
折素子の製造方法、ならびにその光回折素子を用いた光
ピックアップ装置を提供する。 【解決手段】 第2の回折素子については、デューティ
が0.5になるように、かつ、第1の回折素子について
は、第2の回折素子を作製するのに最適な時間でエッチ
ングすれば、第1の回折素子が最適な回折効率比を得ら
れるようにデューティが設計されているフォトマスクを
用い、フォトリソグラフィ技術によって、同時に第1お
よび第2の回折素子を形成して光回折素子を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光回折素子および
その製造方法、ならびにその光回折素子を用いた光ディ
スクを再生する光ピックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、光ディスクは、音楽、映像、デー
タなどを記録するメディアとして一般に広く用いられて
いる。この光ディスクを記録再生する装置は数多く開発
されており、その中でも光ピックアップ装置は、その小
型化、集積化、高性能化が望まれている。
【0003】出願人らは、小型化、集積化を目指した、
図9に示すような光ピックアップ装置300を提案して
いる。光ピックアップ装置300は、ステム301と、
ステム301上に設けられた光源である半導体レーザ3
02と、ステム301を覆うキャップ303と、キャッ
プ303上に取付けられた光透過性基板304と、光透
過性基板304の上に取付けられた半波長板305と、
半波長板305の上に取付けられたビームスプリッタ3
06と、半導体レーザ302から出射される光ビームを
平行光にするコリメートレンズ307と、コリメートレ
ンズ307からの平行光を光磁気記録媒体309上に集
光する対物レンズ308と、ステム301上に配置され
ておりビームスプリッタ306で分岐された光磁気記録
媒体309からの反射光を検出する光検出器310から
構成されている。
【0004】ビームスプリッタ306は、ガラス材料か
ら成る第1の部材315と、複屈折材料から成る第2の
部材316から構成されており、第1の部材315およ
び第2の部材316の境界面には、偏光分離膜が形成さ
れている。
【0005】光透過性基板304には、第1の回折素子
312および第2の回折素子311が作製され、光回折
素子317を形成している。
【0006】半導体レーザ302から出射された光ビー
ムは、第1の回折素子312を通過して、透過光(メイ
ンビーム)と±1次回折光(サブビーム)の3本の光ビ
ームに分離され、半波長板305を通過し、ビームスプ
リッタ306の第1の面313および第2の面314で
反射され、コリメートレンズ307および対物レンズ3
08を通過して、光磁気記録媒体309上に集光され
る。
【0007】光磁気記録媒体309で反射された光ビー
ムは、ビームスプリッタ306の第2の面314で、第
1の部材315の屈折率と第2の部材316の常光およ
び異常光屈折率との比によって定められる屈折角で、常
光と異常光に分離され、その下に配置されている第2の
回折素子311にその分離された6本のビームが入射す
る。
【0008】図10は、光透過性基板304に第1の回
折素子312および第2の回折素子311が形成されて
いる光回折素子317の平面図である。図10に示すよ
うに、第2の回折素子311は、第1〜第3の領域31
1a〜311cに分割されており、第2の回折素子31
1に入射した6本のビームは、さらに透過光と回折光の
18本のビームに分離され、光検出器310上に集光さ
れる。
【0009】図11は、光検出器310上での集光スポ
ットを示した図である。第2の回折素子311を透過し
た6本のビームのうち、メインビームの常光成分は光検
出部310fに、メインビームの異常光成分は光検出部
310eに、サブビームの常光成分および異常光成分は
光検出部310g,310hにそれぞれ集光される。
【0010】第2の回折素子311の第1の領域311
aにより回折された6本のビームのうち、メインビーム
の常光成分および異常光成分の2本は、光検出部310
cと光検出部310dの境界上にそれぞれ集光される。
【0011】第2の回折素子311の第2の領域311
bにより回折された6本のビームのうち、メインビーム
の常光成分および異常光成分の2本は光検出部310b
にそれぞれ集光される。
【0012】第2の回折素子311の第2の領域311
cにより回折された6本のビームのうち、メインビーム
の常光成分および異常光成分の2本は、光検出部310
aにそれぞれ集光される。
【0013】光検出部310c,310dから出力され
る信号の差を演算することにより、ナイフエッジ法に基
づくフォーカス誤差信号を、光検出部310g,310
hから出力される信号の差を演算することにより、3ビ
ーム法に基づくラジアル誤差信号を、光検出部310
a,310bから出力される信号の差を演算することに
より、いわゆるプッシュ・プル信号を得ることができ
る。このプッシュ・プル信号は、光磁気記録媒体309
に蛇行して記録されているアドレス信号を検出するのに
用いられる。光磁気信号は、光検出部310e,310
fから出力される信号の差を演算することにより得られ
る。
【0014】この光ピックアップ装置300は、半導体
レーザ302から出射された光ビームが光磁気記録媒体
309に至る光路中に、ビームスプリッタ306の第1
の部材315および第1の回折素子312以外に、余分
な光分岐素子がないので、光利用効率が良い。また、光
磁気信号、フォーカス誤差信号、およびラジアル誤差信
号を全て共通の光検出器310で検出するので、ステム
301上での光検出器310の面積を縮小することがで
き、光ピックアップ装置300の小型化、低コスト化を
実現することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】一般に、光透過性基板
に回折素子を形成して光回折素子を作製する場合、リア
クティブイオンエッチング装置(以下、RIE装置とい
う)を用いる。
【0016】図12は、一般的な回折素子の断面を示し
ている。ピッチとは、回折素子の任意の凹部から隣接す
る凹部までの幅vをいい、溝幅とは、回折素子の凹部の
幅wをいい、デューティとは、ピッチに対する溝幅の比
w/vをいい、溝深さとは、凹部の深さdをいう。
【0017】また図5は、デューティを0.5に設定し
た場合の溝幅の違いによるエッチング時間とエッチング
深さの関係を示したグラフである。エッチング時間
(t)が同じであっても、溝幅(w0>w1>w2)が大
きくなるほど、よくエッチングされ、溝深さ(d0>d1
>d2)は大きく形成される。
【0018】さらに図6は、回折素子の溝深さと回折効
率の関係を示したグラフである。このグラフより、デュ
ーティw/vをある一定の値、たとえばw/v=0.5
とすると、溝深さが大きいほど0次回折効率が減少し、
1次回折効率が増加することがわかる。
【0019】一方、上述した光ピックアップ装置300
の構成部品である光回折素子317の、第1の回折素子
312および第2の回折素子311のピッチは、第2の
回折素子311に比べて、第1の回折素子312の方が
大きい。また、それぞれの回折素子のデューティは、
0.5である。したがって、それぞれの回折素子の溝幅
を比較すると、第1の回折素子312の方が大きい。ま
た、それぞれに最適な溝深さを比較すると、第1の回折
素子312の方が小さい。
【0020】したがって、RIE装置を用いて、同じ時
間だけエッチングを行うことで、光透過性基板304に
同時に第1の回折素子312および第2の回折素子31
1を形成しようとすれば、溝幅が大きい第1の回折素子
312の方が溝深さは大きく形成されてしまうため、そ
れぞれの回折素子の最適な溝深さを両立することができ
ない。
【0021】具体的には、第2の回折素子311の溝深
さが最適になるようにエッチング時間を調整した場合、
第1の回折素子312の溝幅は第2の回折素子311の
溝幅より大きいため、第1の回折素子312の溝深さが
最適値よりも大きく形成される。したがって、第1の回
折素子312の1次回折効率が設計値よりも高くなって
しまう。すなわち、第1の回折素子312で回折された
±1次回折光の光量が設計値よりも増加し、第1の回折
素子312を透過して光ディスク309に導かれる透過
光の光量が減少する。したがって、信号対雑音比が悪化
するため、再生信号品質が悪くなる。
【0022】また、逆に、第1の回折素子312の溝深
さが最適になるようにエッチング時間を調整した場合、
第2の回折素子311の溝幅は第1の回折素子312の
溝幅より小さいため、第2の回折素子311の溝深さが
最適値よりも小さく形成される。その結果、第2の回折
素子の1次回折効率が設計値より小さくなってしまう。
すなわち、第2の回折素子311で回折された±1次回
折光の光量が設計値よりも減少し、第2の回折素子31
1を透過する光の光量が増加する。したがって、第2の
回折素子311で回折され、光検出部310a〜310
dに導かれる回折光の光量が減少するため、フォーカス
サーボ信号およびアドレス信号の品質が悪化し、安定に
フォーカシング、アドレッシングを行うことが困難にな
る。
【0023】そのため現状では、両方の回折素子31
1,312を最適な溝深さにするために、2プロセスに
よるエッチングを行っている。すなわち、同時に光透過
性基板304に回折素子311,312を形成するので
はなく、まず、第1の回折素子312のみを形成し、そ
の後、第2の回折素子311を形成することで、所望の
光回折素子317を作製している。
【0024】しかしながら、このような製造方法では、
作製工程が2倍になり、かつ第1の回折素子312およ
び第2の回折素子311の位置合わせを精密に行う必要
があるので、コストを抑え、量産性を向上させることが
困難となる。
【0025】本発明の目的は、それぞれの回折素子にお
いて最適な回折効率比(1次回折効率:0次回折効率)
が得られる光回折素子、およびその光回折素子を1プロ
セスで作製する光回折素子の製造方法、ならびにその光
回折素子を用いた光ピックアップ装置を提供することで
ある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の回折素
子および第1の回折素子よりもピッチの小さい第2の回
折素子を有する光回折素子であって、デューティは、第
2の回折素子よりも第1の回折素子のほうが小さいこと
を特徴とする光回折素子である。
【0027】本発明に従えば、それぞれの回折素子のピ
ッチに対応する最適のデューティを有するので、それぞ
れの回折素子に最適な回折効率比が得られる。
【0028】また本発明は、フォトリソグラフィ技術を
用いて、第1の回折素子および第1の回折素子よりもピ
ッチの小さい第2の回折素子を有する光回折素子を製造
する方法であって、第2の回折素子よりも第1の回折素
子のデューティが小さくなるようなフォトマスクを用い
て、第1の回折素子および第2の回折素子を同時に作製
することを特徴とする光回折素子の製造方法である。
【0029】本発明に従えば、それぞれの回折素子が最
適のデューティとなるようなフォトマスクを用いるの
で、同時に作製してもそれぞれの回折素子の溝深さが最
適となる。また、第1の回折素子および第2の回折素子
を同時に作製するので、ピッチの異なる複数の回折素子
を1プロセスで作製できる。
【0030】また本発明は、前記フォトマスクは、第1
の回折素子のデューティが0.5より小さくなるような
フォトマスクであることを特徴とする。
【0031】本発明に従えば、第1の回折素子のデュー
ティが0.5より小さくなるようなフォトマスクを用い
るので、第1の回折素子の溝深さが最適となる。
【0032】また本発明は、フォトリソグラフィ技術を
用いて、ピッチの異なる第1の回折素子および第2の回
折素子を有する光回折素子を製造する方法であって、1
枚のフォトマスクの中で、透過率が異なる2種類の光透
過部を有するフォトマスクを用いて露光することで、第
1の回折素子および第2の回折素子を同時に作製するこ
とを特徴とする光回折素子の製造方法である。
【0033】本発明に従えば、1枚のフォトマスクの中
で、透過率が異なる2種類の光透過部を有するフォトマ
スクを用いるので、それぞれの回折素子において最適な
溝深さを得ることができる。また、第1の回折素子およ
び第2の回折素子を同時に作製するので、ピッチの異な
る複数の回折素子を1プロセスで作製できる。
【0034】また本発明は、光ビームを発生する光源
と、前記光源から放射された光ビームを複数の光ビーム
に分離する第1の回折素子と、前記第1の回折素子を通
過した光ビームを光記録媒体上に集光する集光手段と、
前記第1の回折素子と前記集光手段との間に配置された
ビームスプリッタと、前記光源と同一のパッケージに配
置されている光検出器と、前記ビームスプリッタにより
導かれた前記光記録媒体からの反射光を回折させて前記
光検出器へ導く第2の回折素子とを備えた光ピックアッ
プ装置であって、前記第1の回折素子および前記第2の
回折素子が、一つの光透過性基板に形成されており、第
1および第2の回折素子のデューティが異なることを特
徴とする光ピックアップ装置である。
【0035】本発明に従えば、一つの光透過性基板に形
成されており、それぞれのデューティが異なる第1の回
折素子および第2の回折素子を備えるので、それぞれの
回折素子の溝深さおよび回折効率比が最適である。
【0036】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
ある光ピックアップ装置18の概略図である。この光ピ
ックアップ装置18は、光磁気記録媒体11上に記録さ
れている信号を読み出す装置である。
【0037】光ピックアップ装置18は、ステム8と、
ステム8の上に配置された光ビームを発生する光源1
と、ステム8を覆うキャップ19と、キャップ19上に
配置され、光透過性基板4に第1の回折素子5および第
1の回折素子5と並置して同時に作製されている第2の
回折素子6を有する光回折素子17と、光源1から放射
された光ビームを平行光にするコリメートレンズ9と、
コリメートレンズ9からの平行光を光磁気記録媒体11
上に集光する対物レンズ10と、光源1とコリメートレ
ンズ9との間に配置され、等方性材料から成る第1の部
材13と異方性材料から成る第2の部材12により構成
され、第1の部材13および第2の部材12を貼合わせ
た面14に偏光分離膜を有しているビームスプリッタ2
と、ビームスプリッタ2と光源1の間に配置された半波
長板3と、ビームスプリッタ2とコリメートレンズ9の
間に配置された半波長板16と、光源1と同一のパッケ
ージに構成されている光検出器7とを含む。
【0038】光源1から放射された光ビームは第1の回
折素子5を通過して、3本の光ビームに分離され、さら
に半波長板3を通過してs偏光に変換される。半波長板
3を通過した光ビームは、第2の面15、および第1の
面14で反射され、半波長板16を通過しp偏光に変換
され、コリメートレンズ9、対物レンズ10を通過して
光ディスク11上に集光される。光ディスク11で反射
された光ビームは、対物レンズ10、コリメートレンズ
9、半波長板16を通過し、第1の面14で2つの直交
する偏光に分離され、さらに半波長板3を通過する。半
波長板3を透過した合計6本の光ビームは、上述したよ
うに、光透過性基板4上に第1の回折素子5と並置して
作製された第2の回折素子6に入射する。
【0039】図2は、光回折素子17の平面図である。
光回折素子17は、一つの光透過性基板4に第1の回折
素子5および第2の回折素子6を形成して成る。第1の
回折素子5のピッチと第2の回折素子6のピッチを比べ
ると、第1の回折素子5の方が大きく、デューティー
は、第2の回折素子6よりも第1の回折素子5の方が小
さい。また、第2の回折素子6は、図2に示すように、
第1〜第3の領域6a〜6cに3分割されている。
【0040】光検出器7は、第2の回折素子6を透過、
回折した光を利用して信号を検出する。図3は、光検出
器7上での集光スポットを示した図である。
【0041】第2の回折素子6を透過した6本のビーム
のうち、メインビームの常光成分は光検出部7fに、メ
インビームの異常光成分は光検出部7eに、サブビーム
の常光成分および異常光成分は光検出部7g,7hに、
それぞれ集光される。
【0042】第2の回折素子6の第1の領域6cにより
回折された6本のビームのうち、メインビームの常光成
分は、光検出部7cと光検出部7dの境界上にそれぞれ
集光される。
【0043】第2の回折素子6の第2の領域6bにより
回折された6本のビームのうち、メインビームの常光成
分は、光検出部7bにそれぞれ集光される。
【0044】第2の回折素子6の第3の領域6aにより
回折された6本のビームのうち、メインビームの常光成
分は、光検出部7aにそれぞれ集光される。
【0045】光検出器7の光検出部7cと7dの差を取
ることにより、フーコー法に基づくフォーカス誤差信号
を、光検出器7の光検出部7aと7bの差を取ることに
よりアドレス信号を、光検出器7の光検出部7eと7f
の差を取ることにより光磁気信号を、光検出器7の光検
出部7gと7hの差を取ることにより3ビーム法に基づ
くラジアル誤差信号を、それぞれ検出することができ
る。
【0046】第1の回折素子5は最適なデューティを有
するので、最適な回折効率比を得ることができる。した
がって、良好な信号対雑音比が得られ、再生信号品質が
高い。また、第2の回折素子6も最適なデューティを有
するので、最適な回折効率比を得ることができる。した
がって、良好なフォーカスサーボ信号およびアドレス信
号が得られ、安定にフォーカシング、アドレッシングを
行うことができる。
【0047】このように、デューティが異なる第1の回
折素子5および第2の回折素子6を有する光回折素子1
7を光ピックアップ装置18に使用すれば、光利用効率
が良く、かつ量産性に優れ、さらに光ディスクに記録さ
れた信号を安定に再生することが可能な光ピックアップ
装置18を提供できる。
【0048】次に、光回折素子17の製造方法について
説明する。図4は、フォトリソグラフィ技術を用いて、
光透過性基板4であるガラス基板上に第1の回折素子5
および第2の回折素子6を同時に形成し、光回折素子1
7を作製する工程を示した図である。
【0049】まず工程(a)において、スピンコーター
により、ガラス基板上に感光性レジストを均一に塗布し
た後、プリベークを行う。
【0050】次に工程(b)において、それぞれの回折
素子5,6のデューティが最適化されたパターンを有す
るフォトマスクを用いて、ガラス基板上のレジストを露
光する。このフォトマスクは、第2の回折素子6につい
ては、デューティが0.5になるように設定されてい
る。また、第1の回折素子5については、第2の回折素
子6を作製するのに最適な時間でエッチングすれば、第
1の回折素子5が最適な回折効率比を得られるようにデ
ューティが設定されている。
【0051】次に工程(c)において、露光されたレジ
ストを現像し、ポストベークを行う。ここまでの工程
で、ガラス基板上には第1の回折素子5および第2の回
折素子6のレジストパターンが形成されている。
【0052】次に工程(d)において、RIE装置を用
いて、第1の回折素子5および第2の回折素子6のレジ
ストパターンが形成されているガラス基板をエッチング
する。このエッチング時間は、第2の回折素子6を形成
するのに最適なエッチング時間である。
【0053】次に工程(e)において、ガラス基板上に
残ったレジストを除去、洗浄して、第1の回折素子5お
よび第2の回折素子6を形成する。
【0054】上述した図4の工程(b)における、第1
の回折素子5のデューティを最適化する方法について以
下に説明する。
【0055】ここで、デューティ、溝幅、溝深さおよび
回折効率の関係を述べると以下のようになる。上述した
図5で示すように、同じ時間エッチングした場合、溝幅
が小さいほど、溝深さは小さく形成される。また、上述
した図6で示すように、デューティが一定、すなわち同
一の溝幅である場合には、溝深さが小さいほど0次回折
効率は上昇し、1次回折効率は減少する。さらに、同じ
く上述した図6で示すように、同じ溝深さであっても、
デューティを小さくする、すなわち溝幅を小さくすれ
ば、0次回折効率は上昇する。
【0056】したがって、このようなデューティ、溝
幅、溝深さおよび回折効率の関係に基づいて、最適な回
折効率比を得るために、第1の回折素子5のデューティ
を0.5よりも小さく設定する。
【0057】図7は、ピッチがv0である回折素子のデ
ューティが0.5である場合(a)と、デューティを調
整し、0.5未満とした場合(b)に、同じ時間だけエ
ッチングしたときの各回折素子の断面図である。回折素
子のデューティを変え、溝幅をw0からw1に小さくする
と、エッチング時間tで形成される溝深さは、d0から
1へ小さくなる。
【0058】このとき、図6に示されるような、デュー
ティが小さくなることによる0次回折効率の上昇と、溝
深さが小さくなることによる0次回折効率の上昇との相
乗効果によって、デューティを0.5未満に調整した回
折素子は、デューティが0.5である回折素子と比べ
て、0次回折効率は上昇、1次回折効率は低下すること
になる。
【0059】図8(a)は、図2の光回折素子17が有
する第1の回折素子5の断面図(−´)であり、図
8(b)は、図2の光回折素子17が有する第2の回折
素子6の断面図(−´)である。第1の回折素子5
のピッチはv3、第2の回折素子6のピッチはv4であ
る。
【0060】第2の回折素子6の溝幅をw4とし、デュ
ーティw4/v4を0.5と設定する。一方、第1の回折
素子5については、第2の回折素子6を作製するのに最
適な時間だけエッチングを行った場合に、第1の回折素
子5が最適な回折効率比を得られるように、上述したよ
うな関係に基づいてデューティを調整する。この調整に
従って、第1の回折素子5の溝幅をw3とし、デューテ
ィw3/v3を0.5より小さく設定する。
【0061】このように第2の回折素子のデューティよ
りも、第1の回折素子のデューティを小さく設定し、こ
れに基づいて作製されたフォトマスクを用いて、フォト
リソグラフィ技術により第1の回折素子5および第2の
回折素子6を同時に形成する。形成された第1の回折素
子5の溝深さはd3、第2の回折素子6の溝深さはd4
なる。第1の回折素子5の溝深さd3は、従来の方法に
よって得られる溝深さと比べて、小さくなっている。
【0062】以上のように、第1の回折素子5のデュー
ティを適切に設定し、図6で示されるような、溝幅を小
さくしたことによる0次回折効率の上昇と、その溝幅を
小さくしたことによって溝深さが小さくなったことによ
る0次回折効率の上昇との相乗効果を用いることで、回
折効率比がともに所定の値であり、ピッチの異なる第1
の回折素子5および第2の回折素子6を1プロセスで製
造できる。
【0063】(実施例)本発明の製造方法によって、ガ
ラス基板上に第1の回折素子と、第1の回折素子と比べ
ピッチの小さい第2の回折素子を作製した。
【0064】第1の回折素子のピッチは20μm、第2
の回折素子のピッチは5μmとし、デューティはそれぞ
れ0.45および0.5となるようにフォトマスクを作
製した。ガラス基板上にスピンコーターによってレジス
トを塗布し、このフォトマスクを用いて密着露光し、現
像し、ベークした後、エッチングを行った。このように
して、1回のプロセスで作製した第1および第2の回折
素子の平均の溝深さを測定したところ、第1の回折素子
は0.259μm、第2の回折素子は0.254μmで
あった。また、それぞれの回折効率を測定し、回折効率
比を算出すると、第1の回折素子は1:10.5、第2
の回折素子は1:9.9であり、ともに最適な回折効率
比が得られた。
【0065】(比較例)従来の方法によって、ガラス基
板上に第1の回折素子と、第1の回折素子と比べピッチ
の小さい第2の回折素子を作製した。
【0066】第1の回折素子のピッチは20μm、第2
の回折素子のピッチは5μmとし、デューティはそれぞ
れ0.5となるようにフォトマスクを作製した。実施例
と同様に、回折素子を作製し、かかる回折素子の溝深さ
を測定したところ、第1の回折素子は0.261μm、
第2の回折素子は0.254μmであった。また、それ
ぞれの回折効率を測定し、回折効率比を算出したとこ
ろ、第1の回折素子は1:8.2、第2の回折素子は
1:9.9であり、第2の回折素子は最適な回折効率比
が得られたが、第1の回折素子は最適な回折効率比が得
られなかった。
【0067】上述した方法では、第1の回折素子のデュ
ーティを変更することで、第2の回折素子を作製するの
に最適な時間でエッチングした場合でも、第1の回折素
子の回折効率比が最適になるようにフォトマスクを設計
しているが、第1の回折素子の露光にハーフトーンフォ
トマスクを用い、第2の回折素子の露光には通常のフォ
トマスクを用いることで、それぞれの回折素子が最適な
回折効率比を有するように作製することもできる。
【0068】ガラス基板上に形成されたフォトレジスト
を露光する際、第2の回折素子には光透過部の透過率が
100%である通常のフォトマスクを、第1の回折素子
には光透過部の透過率が100%よりも小さいフォトマ
スクを用いる。このようなフォトマスクを用いて露光
し、その後現像すれば、第2の回折素子の露光された部
分のフォトレジストは全て剥離されるが、第1の回折素
子の露光された部分のフォトレジストは全て剥離され
ず、残存する。この状態で、第1の回折素子および第2
の回折素子のパターンがフォトレジストに転写された光
透過性基板をエッチングすると、残存しているフォトレ
ジストにより、第1の回折素子の溝深さは、通常のフォ
トマスクを用いて露光し、エッチングしたときの溝深さ
よりも小さくなる。
【0069】したがって、それぞれのフォトレジストの
エッチングレートと基板のエッチングレートを予め測定
しておき、それらのレートから第1の回折素子の露光に
使用するフォトマスクの光透過部の透過率を100%よ
り小さく設定する。このように光透過部の透過率を10
0%より小さく設定したフォトマスクを、第1の回折素
子の作製に用いれば、第2の回折素子に最適な溝深さを
与える時間でエッチングを行っても、第1の回折素子の
溝深さは最適値となり、回折効率比も所定の値にするこ
とができる。
【0070】上述したハーフトーンフォトマスクを用い
た光回折素子の製造方法によって、第1の回折素子およ
び第2の回折素子を作製すれば、ガラス基板上に、最適
な回折効率比を有する複数の回折素子を1プロセスで作
製することが可能となる。
【0071】なお、透過型の光回折素子を例にとり、本
発明の光回折素子の製造方法を説明したが、反射型の光
回折素子にも適用できる。
【0072】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、それぞれ
の回折素子のピッチに対応する最適のデューティを有す
るので、それぞれに最適な回折効率比が得られる光回折
素子を提供できる。
【0073】また本発明によれば、それぞれの回折素子
のピッチに対応する最適のデューティとなるようなフォ
トマスクを用いるので、それぞれの回折素子の溝深さが
最適となる。したがって、最適な回折効率比が得られ
る。また、第1の回折素子および第2の回折素子を同時
に作製するので、ピッチの異なる複数の回折素子を1プ
ロセスで作製できる。したがって、精度よく、かつ安価
に複数の回折素子を作製できる。
【0074】また本発明によれば、第1の回折素子のデ
ューティが0.5より小さくなるようなフォトマスクを
用いるので、第1の回折素子の溝深さが最適となる。し
たがって、第1の回折素子において最適な回折効率比が
得られる。
【0075】また本発明によれば、1枚のフォトマスク
の中で、透過率が異なる2種類の光透過部を有するフォ
トマスクを用いるので、それぞれの回折素子に最適な溝
深さを得ることができる。したがって、それぞれに最適
な回折効率比を有する回折素子を得ることができる。ま
た、第1の回折素子および第2の回折素子を同時に作製
するので、ピッチの異なる複数の回折素子を1プロセス
で作製できる。したがって、精度よく、かつ安価に複数
の回折素子を作製できる。
【0076】また本発明によれば、一つの光透過性基板
に形成されており、それぞれのデューティが異なる前記
第1の回折素子および前記第2の回折素子を備えるの
で、それぞれの回折素子の溝深さおよび回折効率比が最
適である。したがって、光の利用効率がよく、かつ光デ
ィスクに記録された信号を安定に再生することができる
光ピックアップ装置を提供できる。また、1プロセスで
第1および第2の回折素子を作製できるので、量産性に
優れ、安価な光ピックアップ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である光ピックアップ装
置18の構成を示す図である。
【図2】光回折素子17の平面図である。
【図3】本発明の実施の一形態である光ピックアップ装
置18の光検出器7上での集光スポットを示した図であ
る。
【図4】光回折素子17の作製工程を示した図である。
【図5】回折素子の溝幅の違いによるエッチング時間と
エッチング深さの関係を示したグラフである。
【図6】回折素子の溝深さと回折効率の関係を示したグ
ラフである。
【図7】回折素子のデューティ調整前後の断面を示した
図である。
【図8】光回折素子17に形成されている第1の回折素
子5および第2の回折素子6の断面図である。
【図9】従来の光ピックアップ装置300の構成を示す
図である。
【図10】従来の光ピックアップ装置300が有する光
回折素子317の平面図である。
【図11】従来の光ピックアップ装置300の光検出器
310上での集光スポットを示した図である。
【図12】一般的な回折素子の断面図である。
【符号の説明】
1 光源 2 ビームスプリッタ 3 半波長板 4 光透過性基板 5 第1の回折素子 6 第2の回折素子 7 光検出器 8 ステム 9 コリメートレンズ 10 対物レンズ 11 光磁気記録媒体 12 第2の部材 13 第1の部材 14 第1の部材と第2の部材の接合面 15 反射面 16 半波長板 17 光回折素子 18 光ピックアップ装置 19 キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H049 AA03 AA13 AA31 AA33 AA37 AA45 AA57 AA66 5D118 AA14 BA01 CD01 CF08 CF16 CG04 CG24 CG33 CG44 5D119 AA38 BA01 BB05 EC41 JA13 NA05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の回折素子、および第1の回折素子
    よりもピッチの小さい第2の回折素子を有する光回折素
    子であって、 デューティは、第2の回折素子よりも第1の回折素子の
    ほうが小さいことを特徴とする光回折素子。
  2. 【請求項2】 フォトリソグラフィ技術によって、第1
    の回折素子および第1の回折素子よりもピッチの小さい
    第2の回折素子を有する光回折素子を製造する方法であ
    って、 第2の回折素子よりも第1の回折素子のデューティが小
    さくなるようなフォトマスクを用いて、第1の回折素子
    および第2の回折素子を同時に作製することを特徴とす
    る光回折素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記フォトマスクは、第1の回折素子の
    デューティが0.5より小さくなるようなフォトマスク
    であることを特徴とする請求項2記載の光回折素子の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 フォトリソグラフィ技術によって、ピッ
    チの異なる第1の回折素子および第2の回折素子を有す
    る光回折素子を製造する方法であって、 1枚のフォトマスクの中で、透過率が異なる2種類の光
    透過部を有するフォトマスクを用いて露光することで、
    第1の回折素子および第2の回折素子を同時に作製する
    ことを特徴とする光回折素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 光ビームを発生する光源と、 前記光源から放射された光ビームを複数の光ビームに分
    離する第1の回折素子と、 前記第1の回折素子を通過した光ビームを光記録媒体上
    に集光する集光手段と、 前記第1の回折素子と前記集光手段との間に配置された
    ビームスプリッタと、 前記光源と同一のパッケージに配置されている光検出器
    と、 前記ビームスプリッタにより導かれた前記光記録媒体か
    らの反射光を回折させて前記光検出器へ導く第2の回折
    素子とを備えた光ピックアップ装置であって、 前記第1の回折素子および前記第2の回折素子が、一つ
    の光透過性基板に形成されており、第1および第2の回
    折素子のデューティが異なることを特徴とする光ピック
    アップ装置。
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