JP2002340831A - 電池式co警報器 - Google Patents
電池式co警報器Info
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
- Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
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Abstract
判定を防止することができる電池式CO警報器を提供す
ること。 【解決手段】 空気中のCO濃度を検出して、CO濃度
検出信号を出力するCOセンサ1と、COセン1サから
のCO濃度検出信号が基準CO濃度値を超えた場合にC
O濃度異常を検出するCO濃度異常検出手段3aと、電
池2の電圧が基準電圧値以下に低下した場合に電圧低下
異常を検出する電圧低下検出手段3cと、CO濃度異常
検出手段3aにより検出されたCO濃度異常及び電圧低
下検出手段3cにより検出された電圧低下異常を警報す
る警報手段4とを有する電池式CO警報器において、周
囲温度を感知する感温手段13と、周囲温度が電池式C
O警報器の使用温度範囲以下の場合に、感温手段13か
らの感温出力に応じて基準電圧値を下げるように補正す
る基準電圧値補正手段3dとを備えている。
Description
に関し、特に、電池電圧低下異常を警報する電池式CO
警報器に関する。
報する電池式CO警報器用のCOセンサとしては、一般
的に半導体式ガスセンサが用いられている。COガスを
選択的に検知するためには、センサ素子温度を100°
C以下に保つことが必要であるが、COセンサ素子は、
長時間使用すると大気中の湿度等の影響で、ベース出力
が変化する等の問題があり、定期的に400°C程度の
加熱によるクリーニングが必要である(例えば、実開平
6−86065号公報参照)。
て、定期的に加熱電力を小さくCOセンサにパルス的に
印加し、センサ出力が通常の雰囲気レベルに加熱された
場合、正確にガスを検出するための電力をCOセンサに
印加し検知するものもある(例えば、特開平10−38
832号公報参照)。
池寿命を判定する方式としては、電池電圧をある判定レ
ベルで判定し、電池寿命がCOセンサを駆動させるのに
十分な容量を持っているか否かを確認している。
えば0°C以下等の低温側で極端な電圧低下を示す特性
を有する。電池式CO警報器の使用温度範囲は、日本ガ
ス機器検査規定では0°C〜50°Cと規格化されてい
る。電池式CO警報器は、燃焼機器の不完全燃焼排ガス
を検知することが目的であり、極低温下では、発生する
ことは考えにくい。
は、使用温度範囲外に曝されるケースも考えられる。こ
のようなケースでは、使用温度範囲内では十分な電池容
量を持っていても、COが発生しておらずかつ周囲温度
が使用温度範囲以下の極低温になっている状態において
は、温度により電池電圧が低下して電池寿命警報を行っ
てしまう等の不具合が予想される。
に鑑み、使用温度範囲以下において電池電圧低下の誤判
定を防止することができる電池式CO警報器を提供する
ことを目的としている。
になされた請求項1記載の発明は、図1(a)の基本構
成図に示すように、電池2を駆動電源とし、不完全燃焼
を検知して警報する電池式CO警報器であって、空気中
のCO濃度を検出して、CO濃度検出信号を出力するC
Oセンサ1と、上記COセンサ1からのCO濃度検出信
号が基準CO濃度値を超えた場合にCO濃度異常を検出
するCO濃度異常検出手段3aと、上記電池2の電圧が
基準電圧値以下に低下した場合に電圧低下異常を検出す
る電圧低下検出手段3cと、上記CO濃度異常検出手段
3aにより検出された上記CO濃度異常及び上記電圧低
下検出手段3cにより検出された電圧低下異常を警報す
る警報手段4とを有する電池式CO警報器において、周
囲温度を感知する感温手段13と、上記周囲温度が上記
電池式CO警報器の使用温度範囲以下の場合に、上記感
温手段13からの感温出力に応じて上記基準電圧値を下
げるように補正する基準電圧値補正手段3dとを備えた
ことを特徴とする電池式CO警報器に存する。
O濃度を検出して、CO濃度検出信号を出力するCOセ
ンサ1と、COセン1サからのCO濃度検出信号が基準
CO濃度値を超えた場合にCO濃度異常を検出するCO
濃度異常検出手段3aと、電池2の電圧が基準電圧値以
下に低下した場合に電圧低下異常を検出する電圧低下検
出手段3cと、CO濃度異常検出手段3aにより検出さ
れたCO濃度異常及び電圧低下検出手段3cにより検出
された電圧低下異常を警報する警報手段4とを有する電
池式CO警報器において、周囲温度を感知する感温手段
13と、周囲温度が電池式CO警報器の使用温度範囲以
下の場合に、感温手段13からの感温出力に応じて基準
電圧値を下げるように補正する基準電圧値補正手段3d
とを備えている。
おいて、周囲温度の低下による電池電圧低下の誤判定が
回避され、確実な電池寿命判定が可能となる。
2記載の発明は、図1(b)の基本構成図に示すよう
に、電池2を駆動電源とし、不完全燃焼を検知して警報
する電池式CO警報器であって、空気中のCO濃度を検
出して、CO濃度検出信号を出力するCOセンサ1と、
周囲温度を感知する感温手段13と、上記感温手段13
によって検知した温度に基づいて上記CO濃度検出信号
を補正するCO濃度補正手段3bと、補正後の上記CO
濃度検出信号が基準CO濃度値を超えた場合にCO濃度
異常を検出するCO濃度異常検出手段3aと、上記電池
2の電圧が基準電圧値以下に低下した場合に電圧低下異
常を検出する電圧低下検出手段3cと、上記CO濃度異
常検出手段3aにより検出された上記CO濃度異常及び
上記電圧低下検出手段3cにより検出された電圧低下異
常を警報する警報手段4とを有する電池式CO警報器に
おいて、上記周囲温度が上記電池式CO警報器の使用温
度範囲以下の場合に、上記感温手段13からの感温出力
に応じて上記基準電圧値を下げるように補正する基準電
圧値補正手段3dを備えたことを特徴とする電池式CO
警報器に存する。
O濃度を検出して、CO濃度検出信号を出力するCOセ
ンサ1と、周囲温度を感知する感温手段13と、感温手
段13によって検知した温度に基づいてCO濃度検出信
号を補正するCO濃度補正手段3bと、補正後のCO濃
度検出信号が基準CO濃度値を超えた場合にCO濃度異
常を検出するCO濃度異常検出手段3aと、電池2の電
圧が基準電圧値以下に低下した場合に電圧低下異常を検
出する電圧低下検出手段3cと、CO濃度異常検出手段
3aにより検出されたCO濃度異常及び電圧低下検出手
段3cにより検出された電圧低下異常を警報する警報手
段4とを有する電池式CO警報器において、周囲温度が
電池式CO警報器の使用温度範囲以下の場合に、感温手
段13からの感温出力に応じて基準電圧値を下げるよう
に補正する基準電圧値補正手段3dを備えている。
おいて、周囲温度の低下による電池電圧低下の誤判定が
回避され、確実な電池寿命判定が可能となる。また、C
O濃度検出信号を温度補正するための感温手段を電池電
圧異常検出用の基準電圧値の温度補正に兼用でき、安価
に構成できる。
3記載の発明は、電池を駆動電源とし、不完全燃焼を検
知して警報する電池式CO警報器であって、空気中のC
O濃度を検出して、CO濃度検出信号を出力するCOセ
ンサと、上記COセンサからのCO濃度検出信号が基準
CO濃度値を超えた場合にCO濃度異常を検出するCO
濃度異常検出手段と、上記電池の電圧が基準電圧値以下
に低下した場合に電圧低下異常を検出する電圧低下検出
手段と、上記CO濃度異常検出手段により検出された上
記CO濃度異常及び上記電圧低下検出手段により検出さ
れた電圧低下異常を警報する警報手段とを有する電池式
CO警報器において、周囲温度を感知する感温手段と、
上記感温手段からの感温出力に基づき上記周囲温度が上
記電池式CO警報器の使用温度範囲以下であることが検
出された場合に、上記電圧低下異常の警報を禁止する禁
止手段を備えたことを特徴とする電池式CO警報器に存
する。
O濃度を検出して、CO濃度検出信号を出力するCOセ
ンサと、COセンサからのCO濃度検出信号が基準CO
濃度値を超えた場合にCO濃度異常を検出するCO濃度
異常検出手段と、電池の電圧が基準電圧値以下に低下し
た場合に電圧低下異常を検出する電圧低下検出手段と、
CO濃度異常検出手段により検出されたCO濃度異常及
び電圧低下検出手段により検出された電圧低下異常を警
報する警報手段とを有する電池式CO警報器において、
周囲温度を感知する感温手段と、感温手段からの感温出
力に基づき周囲温度が電池式CO警報器の使用温度範囲
以下であることが検出された場合に、電圧低下異常の警
報を禁止する禁止手段を備えている。
おいて、周囲温度の低下による電池電圧低下の誤判定が
回避され、確実な電池寿命判定が可能となる。
4記載の発明は、電池を駆動電源とし、不完全燃焼を検
知して警報する電池式CO警報器であって、空気中のC
O濃度を検出して、CO濃度検出信号を出力するCOセ
ンサと、周囲温度を感知する感温手段と、上記感温手段
によって検知した温度に基づいて上記CO濃度検出信号
を補正するCO濃度補正手段と、補正後の上記CO濃度
検出信号が基準CO濃度値を超えた場合にCO濃度異常
を検出するCO濃度異常検出手段と、上記電池の電圧が
基準電圧値以下に低下した場合に電圧低下異常を検出す
る電圧低下検出手段と、上記CO濃度異常検出手段によ
り検出された上記CO濃度異常及び上記電圧低下検出手
段により検出された電圧低下異常を警報する警報手段と
を有する電池式CO警報器において、上記感温手段から
の感温出力に基づき上記周囲温度が上記電池式CO警報
器の使用温度範囲以下であることが検出された場合に、
上記電圧低下異常の警報を禁止する禁止手段を備えたこ
とを特徴とする電池式CO警報器に存する。
O濃度を検出して、CO濃度検出信号を出力するCOセ
ンサと、周囲温度を感知する感温手段と、感温手段によ
って検知した温度に基づいてCO濃度検出信号を補正す
るCO濃度補正手段と、補正後のCO濃度検出信号が基
準CO濃度値を超えた場合にCO濃度異常を検出するC
O濃度異常検出手段と、電池の電圧が基準電圧値以下に
低下した場合に電圧低下異常を検出する電圧低下検出手
段と、CO濃度異常検出手段により検出されたCO濃度
異常及び電圧低下検出手段により検出された電圧低下異
常を警報する警報手段とを有する電池式CO警報器にお
いて、感温手段からの感温出力に基づき周囲温度が電池
式CO警報器の使用温度範囲以下であることが検出され
た場合に、電圧低下異常の警報を禁止する禁止手段を備
えている。
おいて、周囲温度の低下による電池電圧低下の誤判定が
回避され、確実な電池寿命判定が可能となる。また、C
O濃度検出信号を温度補正するための感温手段を電池電
圧異常検出用の基準電圧値の温度補正に兼用でき、安価
に構成できる。
に基づいて説明する。図2は、本発明の電池式CO警報
器の一実施形態を示すブロック図である。
センサ1、電池2、CPU3、ブザー4aとLED(発
光ダイオード)4b,4cとを含む警報手段4、トラン
ジスタ5〜8、抵抗9〜12及びサーミスタ13から構
成される。
ジスタ5のコレクタに接続されると共に、他端が電池2
のマイナス端子に接続されている。そして、CPU3か
ら指令されてトランジスタ5がオンすると、COセンサ
1は、その出力端子からCO濃度に応じたCO濃度検出
信号を抵抗11を介してCPU3に供給する。
なるもので、COセンサ1、CPU3、ブザー4a、L
ED4bおよび4cに所定の電源を供給し、それらを駆
動させる。
統括制御するもので、電池2から電源供給を受け、CO
濃度異常検出手段3a、CO濃度補正手段3b、電圧低
下検出手段3cおよび基準電圧値補正手段3dとして働
く。また、CPU3は、COセンサ1、ブザー4a及び
LED4b,4cをそれぞれ駆動制御するトランジスタ
5〜8と、COセンサ1の出力端子に接続される。更
に、CPU3は、制御プログラムを格納するROM、及
び処理過程で発生するデータ等を格納するRAM等の記
憶部、並びに警報を一時停止させる時間をカウントする
タイマを有しており、上記制御プログラムにしたがって
後述の電圧低下検出、CO濃度異常検出、それに伴う警
報制御等を行う。
n型のトランジスタ6のコレクタとの間に接続されてい
る。そして、CPU3からのパルス信号に応じてトラン
ジスタ6がオンすると、それに伴って、ブザー4aは所
定の周波数で鳴動する。
のプラス端子とnpn型のトランジスタ7及び8の各コ
レクタとの間に接続されている。そして、CPU3から
のパルス信号に応じてトランジスタ7及び8がオンする
と、それらに伴って、LED4b及び4cは所定の周波
数で点滅する。LED4b及び4cは、本電池式CO警
報器では、それぞれ、CO濃度異常警報及び電池電圧低
下警報のために利用されるもので、それぞれ異なる色の
発光素子であり、色により両者が識別できるように設定
されている。たとえば、CO濃度異常警報用のLED4
bは赤色の発光素子、電池電圧警報用のLED4cは黄
色の発光素子が使用されている。
をそれぞれ異なる表示により区別して視覚的に警報する
ことにより、使用者は、直感的に異常の原因を認識する
ことができるようになる。したがって、警報発生の原因
を取り除くのが容易になり、早急に警報音を停止させて
騒音発生を防ぐ一助となる。
電池電圧は、上記CO濃度異常を検出する際の基準CO
濃度値に対応する電圧として利用すべくCPU3に供給
される。
抵抗12によって分圧された電池2の電圧は、周囲温度
の変化に応じてサーミスタ13の抵抗値が変化すること
により、感温電圧としてCPU3に供給される。この感
温電圧は、後述するCOセンサ1からのCO濃度検出信
号の温度依存性を補正するために使用されるものであ
り、さらに、電池電圧低下検出用基準電圧値を補正する
ために兼用される。
器の基本動作について説明すると、電源オンに基づくC
PU3からの作動開始信号がベースに供給されたことに
よるトランジスタ5のオン動作に伴い、CO濃度検出を
開始したCOセンサ1からのCO濃度検出信号は、抵抗
10を介してCPU3に供給される。
は、周囲温度の変化をサーミスタ13と抵抗12の分圧
による感温電圧の変化により検出し、この感温電圧を使
用してCO濃度検出信号の周囲温度依存性を補正する。
そして、CPU3は、温度補正後のCO濃度検出信号を
抵抗9及び10の分圧による基準CO濃度値と比較する
ことにより、検出したCO濃度値が正常範囲であるか、
異常範囲であるかを判定する。そして、この判定結果に
基づいて異常範囲である場合には、CPU3は、トラン
ジスタ6を制御してブザー4aを鳴動させたり、トラン
ジスタ7を制御してLED4bを点滅させたりする。
チェックも行っており、電池電圧を所定の基準電圧値V
oと比較することにより、これが正常範囲であるか、異
常範囲であるかを判定する。
すなわちサーミスタ13と抵抗12の分圧による感温電
圧の変化に応じて補正される。この補正は、図3に示す
ように、周囲温度が使用温度範囲以内では、基準電圧値
Voが一定の電圧に保持され、周囲温度が使用温度範囲
以下(たとえば、0°C以下)になると、基準電圧値V
oが温度の低下に比例して直線的に低下するように行わ
れる。
したときの電池2の使用時間に対する電池電圧の検知値
及び基準電圧値Voの関係を示すと、図4に示すように
なり、基準電圧値Voは、0°C以上の使用温度範囲
(たとえば、+45°C、+20°Cおよび0°Cにお
ける特性を含む)ではたとえば2Vに固定し、使用温度
範囲以下、すなわち0°C以下(たとえば、−20°C
における特性を含む)では、たとえば摂氏温度(T)に
対してVo=0.02T+2関係で直線的に変化させ
る。
線で示したように、0°C以上では2Vに固定され、0
°C以下では所定の傾きで温度の低下に比例して下がる
特性として与えられる。同図中、横軸は電池使用開始後
の時間であり、電池の使用パーセンテージ(%)は図中
矢印(70,80%)で示したように対応している。ま
た、縦軸は、例えば負荷抵抗20Ω、負荷電流120m
Aとしたときの電池2の電池電圧である。
常である場合には、CPU3はトランジスタ6を制御し
てブザー4aを鳴動させたり、トランジスタ8を制御し
てLED4cを点滅させたりする。この電池2の電圧低
下時のブザー4aの鳴動音と、CO濃度異常時のブザー
4aの鳴動音とは区別可能となるように、CPU3は、
トランジスタ6に印加する駆動パルスの周波数等を変え
る。
に、基準電圧値Voが、周囲温度が使用温度範囲内では
一定とされるが、使用温度範囲以下、たとえば0°C以
下では所定の傾きで下げられるので、使用温度範囲内の
環境では電池電圧が低下していなかった電池式CO警報
器を、何かの理由で使用温度範囲以下の環境にさらし、
電池2の電圧が温度の低下により下がっても、電圧低下
異常の警報は発生せず、誤警報を防ぐことができる。
に関わる処理手順について説明する。図5は、図2の実
施形態に関わる処理手順を示すフローチャートである。
度値を検出し(ステップS1)、次いで、サーミスタ1
3と抵抗12の分圧電圧に基づいて感温電圧を確認し
(ステップS2)、次いで、感温電圧に応じてCOセン
サ1で検出したCO濃度値を温度補正する(ステップS
3)。
ち、温度補正後のCO濃度検出値が基準C0濃度値以上
か否かを判定する(ステップS4)。その答がイエスな
らば、ステップS5に進み、CPU3は、トランジスタ
6及び7を制御して、ブザー4aを鳴動させると共にL
ED4bを点滅させて、CO濃度異常の警報動作を行わ
せ、次いで、ステップS6に進む。一方、その答がノー
ならば、次いで直接ステップS6に進む。
いる電池2の電圧値を確認し、次いで、ステップS2で
確認した感温電圧値に基づいて周囲温度が使用温度範囲
以下(たとえば、0°C以下)か否かを判定する(ステ
ップS7)。その答がイエスならば、ステップS8に進
み、電池電圧低下検出用の基準電圧値を感温電圧値に応
じて所定の傾きで下げる方向に補正し、次いでステップ
S9に進む。一方、その答がノーならば、直接ステップ
S9に進む。
基準電圧値Vo以下になっているか否かを判定する(ス
テップS8)。その答がノーならば、ステップS1に戻
る。
10に進み、CPU3はトランジスタ6を制御してブザ
ー4aを鳴動させると共に、トランジスタ8を制御して
LED4cを点滅させることにより、電池電圧低下異常
の警報を行う。
oが、使用温度範囲以下、たとえば0°C以下では所定
の傾きで下げられるので、使用温度範囲内の環境では電
池電圧が低下していなかった電池式CO警報器を、何か
の理由で使用温度範囲以下の環境にさらし、電池2の電
圧が温度の低下により下がっても、電圧低下異常の警報
は発生しない。しかし、使用温度範囲内では、上述のよ
うに電池電圧が基準電圧値以下になると、電池電圧低下
警報が発生する。
停止させ(ステップS11)、次いで処理を終了する。
説明したが、本発明はこれに限らず、種々の変形、応用
が可能である。
圧により、周囲温度が使用温度範囲以下であることが検
出された場合、基準電圧値を下げるように補正している
が、これに代えて、CPU3が、周囲温度が使用温度範
囲内の場合は、電池電圧が基準電圧値Vo以下になった
とき、トランジスタ6及び8をオンさせて電池電圧低下
異常の警報を発生させるが、使用温度範囲以下であるこ
とが検出された場合には、トランジスタ6および8をオ
フに維持して、電池電圧低下異常の警報を発生させない
ように構成しても良い。すなわち、この場合は、CPU
3は、電池電圧低下異常の警報を禁止する禁止手段とし
て働く。
範囲以下の低温下において、周囲温度の低下による電池
電圧低下の誤判定が回避され、確実な電池寿命判定が可
能となる。
囲以下の低温下において、周囲温度の低下による電池電
圧低下の誤判定が回避され、確実な電池寿命判定が可能
となる。また、CO濃度検出信号を温度補正するための
感温手段を電池電圧異常検出用の基準電圧値の温度補正
に兼用でき、安価に構成できる。
囲以下の低温下において、周囲温度の低下による電池電
圧低下の誤判定が回避され、確実な電池寿命判定が可能
となる。
囲以下の低温下において、周囲温度の低下による電池電
圧低下の誤判定が回避され、確実な電池寿命判定が可能
となる。また、CO濃度検出信号を温度補正するための
感温手段を電池電圧異常検出用の基準電圧値の温度補正
に兼用でき、安価に構成できる。
すブロック図である。
示す回路図である。
を示すグラフである。
値の関係を示すグラフである。
ャートである。
正手段3b、電圧低下検出手段3c、基準電圧値補正手
段3d、禁止手段) 4 警報手段 4a ブザー 4b LED 4c LED 13 サーミスタ(感温手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 電池を駆動電源とし、不完全燃焼を検知
して警報する電池式CO警報器であって、空気中のCO
濃度を検出して、CO濃度検出信号を出力するCOセン
サと、上記COセンサ1からのCO濃度検出信号が基準
CO濃度値を超えた場合にCO濃度異常を検出するCO
濃度異常検出手段と、上記電池の電圧が基準電圧値以下
に低下した場合に電圧低下異常を検出する電圧低下検出
手段と、上記CO濃度異常検出手段により検出された上
記CO濃度異常及び上記電圧低下検出手段により検出さ
れた電圧低下異常を警報する警報手段とを有する電池式
CO警報器において、 周囲温度を感知する感温手段と、 上記周囲温度が上記電池式CO警報器の使用温度範囲以
下の場合に、上記感温手段からの感温出力に応じて上記
基準電圧値を下げるように補正する基準電圧値補正手段
と、 を備えたことを特徴とする電池式CO警報器。 - 【請求項2】 電池を駆動電源とし、不完全燃焼を検知
して警報する電池式CO警報器であって、空気中のCO
濃度を検出して、CO濃度検出信号を出力するCOセン
サと、周囲温度を感知する感温手段と、上記感温手段に
よって検知した温度に基づいて上記CO濃度検出信号を
補正するCO濃度補正手段と、補正後の上記CO濃度検
出信号が基準CO濃度値を超えた場合にCO濃度異常を
検出するCO濃度異常検出手段と、上記電池の電圧が基
準電圧値以下に低下した場合に電圧低下異常を検出する
電圧低下検出手段と、上記CO濃度異常検出手段により
検出された上記CO濃度異常及び上記電圧低下検出手段
により検出された電圧低下異常を警報する警報手段とを
有する電池式CO警報器において、 上記周囲温度が上記電池式CO警報器の使用温度範囲以
下の場合に、上記感温手段からの感温出力に応じて上記
基準電圧値を下げるように補正する基準電圧値補正手段
を備えたことを特徴とする電池式CO警報器。 - 【請求項3】 電池を駆動電源とし、不完全燃焼を検知
して警報する電池式CO警報器であって、空気中のCO
濃度を検出して、CO濃度検出信号を出力するCOセン
サと、上記COセンサからのCO濃度検出信号が基準C
O濃度値を超えた場合にCO濃度異常を検出するCO濃
度異常検出手段と、上記電池の電圧が基準電圧値以下に
低下した場合に電圧低下異常を検出する電圧低下検出手
段と、上記CO濃度異常検出手段により検出された上記
CO濃度異常及び上記電圧低下検出手段により検出され
た電圧低下異常を警報する警報手段とを有する電池式C
O警報器において、 周囲温度を感知する感温手段と、 上記感温手段からの感温出力に基づき上記周囲温度が上
記電池式CO警報器の使用温度範囲以下であることが検
出された場合に、上記電圧低下異常の警報を禁止する禁
止手段を備えたことを特徴とする電池式CO警報器。 - 【請求項4】 電池を駆動電源とし、不完全燃焼を検知
して警報する電池式CO警報器であって、空気中のCO
濃度を検出して、CO濃度検出信号を出力するCOセン
サと、周囲温度を感知する感温手段と、上記感温手段に
よって検知した温度に基づいて上記CO濃度検出信号を
補正するCO濃度補正手段と、補正後の上記CO濃度検
出信号が基準CO濃度値を超えた場合にCO濃度異常を
検出するCO濃度異常検出手段と、上記電池の電圧が基
準電圧値以下に低下した場合に電圧低下異常を検出する
電圧低下検出手段と、上記CO濃度異常検出手段により
検出された上記CO濃度異常及び上記電圧低下検出手段
により検出された電圧低下異常を警報する警報手段とを
有する電池式CO警報器において、 上記感温手段からの感温出力に基づき上記周囲温度が上
記電池式CO警報器の使用温度範囲以下であることが検
出された場合に、上記電圧低下異常の警報を禁止する禁
止手段を備えたことを特徴とする電池式CO警報器。
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JP2019176633A (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | 横河電機株式会社 | 電子機器、電池寿命判定方法、及び電池寿命判定プログラム |
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