JP2002340729A - 車両用衝突試験装置 - Google Patents

車両用衝突試験装置

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JP2002340729A JP2001145501A JP2001145501A JP2002340729A JP 2002340729 A JP2002340729 A JP 2002340729A JP 2001145501 A JP2001145501 A JP 2001145501A JP 2001145501 A JP2001145501 A JP 2001145501A JP 2002340729 A JP2002340729 A JP 2002340729A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 試験用車両およびウエイトを搭載して移動台
の重量を調整する車両用衝突試験装置において、移動台
の重量を容易に測定できるようにする。 【解決手段】 試験用車両およびウエイトを搭載してガ
イドレール11に沿って移動する移動台12は、その側
面の張出部47の下面にシリンダ48およびピストン5
0により昇降するロードセル52を備える。移動台12
の重量を測定するとき、ピストン50によりロードセル
52を下降させてガイドレール11の上面に当接させ、
移動台12をガイドレール11の上面に支持する上部摩
擦パッド44をガイドレール11の上面から離反させ
る。ロードセル52をガイドレール11側でなくて移動
台12側に設けたので、ガイドレール11上の任意の位
置で移動台12の重量を測定することが可能になって利
便性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試験用車両および
ウエイトを搭載して重量を調整した移動台をガイドレー
ルの上面に支持部材を介して支持し、この移動台をガイ
ドレールに沿って移動させることで衝突試験を行う車両
用衝突試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エアバッグ装置やシートベルト装置のよ
うな衝突安全装置の開発や評価に際して、それらを装備
した試験用車両に実際の正面衝突時に発生するものと同
様の負の加速度を発生させる衝突試験が行われる。かか
る衝突試験を車両を破壊せずに行うべく、試験用車両を
搭載した移動台を循環駆動される無端状ワイヤに連結し
て移動させ、その移動台をオイルバッファ装置に衝突さ
せることで車両の正面衝突をシミュレートする負の加速
度を発生させる車両用衝突試験装置が、特開平11−6
4155号公報により提案されている。
【0003】上記特開平11−64155号公報に記載
された車両用衝突試験装置は、移動台がオイルバッファ
装置に衝突した際に発生する負の加速度が予め設定した
値になるように、移動台にウエイトを搭載して試験用車
両およびウエイトを含む移動台の重量を設定重量に一致
させた状態で試験を行うようになっており、そのために
移動台の重量を測定する重量測定装置を備えている。こ
の重量測定装置は、移動台を案内するガイドレールの一
部を切断した測定レール部をロードセルにより支持し、
移動台の車輪を前記測定レール部上に位置させた状態で
ロードセルの出力から移動台の重量を測定するようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来のも
のは、移動台の重量を測定するために移動台の車輪を測
定レール部上に正確に停止させる必要があり、そのため
に特別のストッパ体が必要になるだけでなく、ガイドレ
ール上の任意の位置で移動台の重量を測定することがで
きないという問題がある。
【0005】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、試験用車両およびウエイトを搭載して移動台の重量
を調整する車両用衝突試験装置において、移動台の重量
を容易に測定できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明によれば、試験用車両お
よびウエイトを搭載して重量を調整した移動台をガイド
レールの上面に支持部材を介して支持し、この移動台を
ガイドレールに沿って移動させることで衝突試験を行う
車両用衝突試験装置において、支持部材をガイドレール
の上面から離反させた状態で、移動台に設けた荷重検出
手段をガイドレールの上面に当接させて該移動台の重量
を測定することを特徴とする車両用衝突試験装置が提案
される。
【0007】上記構成によれば、支持部材をガイドレー
ルの上面から離反させ、かつ移動台に設けた荷重検出手
段をガイドレールの上面に当接させるので、荷重検出手
段に試験用車両およびウエイトを含む移動台の重量を作
用させて該移動台の重量を測定することができる。荷重
検出手段がガイドレール側でなくて移動台側に設けられ
ているので、ガイドレール上の任意の位置で移動台の重
量を測定することが可能になって利便性が向上する。
【0008】また請求項2に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、荷重検出手段を移動台に対し
て昇降させる駆動源を設けたことを特徴とする車両用衝
突試験装置が提案される。
【0009】上記構成によれば、荷重検出手段が駆動源
で移動台に対して昇降するので、荷重検出手段を下降さ
せることで、該荷重検出手段をガイドレールの上面に当
接させるとともに、支持部材をガイドレールの上面から
離反させることができる。
【0010】また請求項3に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、荷重検出手段を移動台に固定
し、支持部材を移動台に対して昇降させる駆動源を設け
たことを特徴とする車両用衝突試験装置が提案される。
【0011】上記構成によれば、支持部材が駆動源で移
動台に対して昇降するので、支持部材を上昇させること
で、移動台に固定した荷重検出手段をガイドレールの上
面に当接させるとともに、支持部材をガイドレールの上
面から離反させることができる。
【0012】また請求項4に記載された発明によれば、
請求項1〜請求項3の何れか1項の構成に加えて、支持
部材の下面に露出する電極を備え、電極とガイドレール
との電気的導通が遮断されたことで、荷重検出手段のガ
イドレールの上面への当接を検知することを特徴とする
車両用衝突試験装置が提案される。
【0013】上記構成によれば、支持部材の下面に露出
する電極を設けたので、電極とガイドレールとの電気的
導通が遮断されたことで、荷重検出手段がガイドレール
の上面に当接したことを確実に検知することができる。
【0014】また請求項5に記載された発明によれば、
請求項1〜請求項4の何れか1項の構成に加えて、支持
部材は摩擦パッドからなり、この摩擦パッドとガイドレ
ールの下面に当接可能な他の摩擦パッドとで、ガイドレ
ールの上下面を挟圧して移動台を制動することを特徴と
する車両用衝突試験装置が提案される。
【0015】上記構成によれば、移動台をガイドレール
の上面に支持する支持部材を摩擦パッドで構成し、この
摩擦パッドと他の摩擦パッドとでガイドレールの上下面
を挟圧することで移動台を制動するので、移動台をバッ
ファに衝突させることなく停止させることができる。
【0016】尚、実施例のピストン43,50は本発明
の駆動源に対応し、実施例の上部摩擦パッド44は本発
明の支持部材あるいは摩擦パッドに対応し、実施例の下
部摩擦パッド46は本発明の摩擦パッドに対応し、実施
例のロードセル52は本発明の荷重検出手段に対応す
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0018】図1〜図13は本発明の第1実施例を示す
もので、図1は車両用衝突試験装置の全体平面図、図2
は図1の2部拡大図、図3の図2の要部拡大図、図4は
図3の4−4線断面図、図5は図3の5−5線断面図、
図6は図3の6−6線断面図、図7は図2の7方向矢視
図、図8は図5の8−8線断面図、図9は図1の9部拡
大図、図10は図9の10−10線断面図、図11は図
9の要部拡大図、図12は図10の12−12線拡大断
面図、図13は図6に対応する作用説明図である。
【0019】図1に示すように、エアバッグ装置やシー
トベルト装置の機能、あるいはダミー人体の各部に加わ
る荷重等を試験すべく、試験用車両Vに正面衝突をシミ
ュレートする負の加速度(車体前方への減速度)を発生
させる車両用衝突試験装置は、前後方向に延びる一対の
ガイドレール11,11に沿って移動可能な移動台12
を備えており、車体後部が後方を向く状態で試験用車両
Vを搭載したパレット13が、前記移動台12の上面に
固定される。ガイドレール11,11の前端部にエアシ
リンダよりなる射出用駆動源14が配置されており、こ
の射出用駆動源14で移動台12を後方に向けて高速で
射出することで、移動台12にパッレット13を介して
支持した試験用車両Vに前記負の加速度を発生させる。
後方に射出された移動台12は、ガイドレール11,1
1に沿って移動する間に制動され、ガイドレール11,
11の後端部に達する手前で停止する。ガイドレール1
1,11の後端部には、ガイドレール11,11の中間
部で停止した移動台12を無端状のワイヤー15で牽引
して元の射出位置に戻すための移動台牽引装置16が設
けられる。
【0020】次に、図2〜図7に基づいて、移動台1
2、パレット13および射出用駆動源14の構造を説明
する。
【0021】平面視で概略長方形に形成された移動台1
2は、左右一対のサイドメンバ17,17と、両サイド
メンバ17,17を結合する4本のクロスメンバ18…
と、サイドメンバ17,17およびクロスメンバ18…
の上面を覆う上板19と、サイドメンバ17,17およ
びクロスメンバ18…の下面を覆う下板20とを備え
る。移動台12はその下面の左右両側部にそれぞれ3個
のガイド部21…を備えており、前後方向に延びるピッ
トPの両側縁に敷設したガイドレール11,11に前記
ガイド部21…を案内されて移動する。移動台12の上
面に平面視で長方形に形成されたパレット13が載置さ
れ、その周縁部が多数のボルト22…で移動台12の左
右のサイドメンバ17,17と前後のクロスメンバ1
8,18とに固定される。そしてパレット13に立設し
た多数のステー23…を介して、車体後部を後方に向け
た試験用車両Vが支持される。
【0022】パレット13から前方にはみ出した移動台
12の前部上面にパレット拘束部材24が設けられる。
パレット拘束部材24は、移動台12の上面に重ね合わ
されてスライド板25と、スライド板25の後端に立設
されてパレット13の前端に当接する拘束板26と、ス
ライド板25に拘束板26を結合する4個の結合部材2
7…と、後述する2本のパレット拘束用ボルト28,2
8を案内する2個のボルトガイド29,29とを備え
る。スライド板25には前後方向に延びる一対の長孔2
5a,25aが形成されており、この長孔25a,25
aを貫通するボルト30,30が移動台12に締結され
る。
【0023】移動台12の上面に左右一対のボルト受け
部材31,31がそれぞれ4本のボルト32…で固定さ
れる。各々のボルト受け部材31の後面に設けた受け板
33に前記パレット拘束用ボルト28が螺合してロック
ナット34で緩み止めされる。パレット拘束用ボルト2
8は図示せぬレンチで操作される。各々のボルト受け部
材31は左右一対の押さえ板35,35を備えており、
この押さえ板35,35でパレット拘束部材24のスラ
イド板25に形成した脚部25b,25bを上方から押
さえることで、移動台12からのパレット拘束部材24
の浮き上がりが防止される。
【0024】エアシリンダから成る射出用駆動源14の
シリンダ本体36から後方に突出するピストンロッド3
7は、左右のガイドレール11,11にステー38,3
8を介して支持したガイド部材39に摺動自在に案内さ
れ、その先端の押圧面37aが移動台12の前端に設け
た被押圧部材40に当接可能に対向する。従って、ピス
トンロッド37を図示せぬ固定手段で固定した状態でシ
リンダ本体36の内部を蓄圧し、その状態から前記固定
を解除するとピストンロッド37が一気に突出して移動
台12の被押圧部材40を押圧し、パレット13および
試験用車両Vと共に移動台12を後方に射出することが
できる。
【0025】移動台12の下面の左右両側部にそれぞれ
3個ずつ設けられたガイド部21は、ガイドレール11
の上下面を挟むようにコ字状断面を有する。ガイド部2
1は、ガイドレール11の上面に対向する部分に複数個
のシリンダ41…を備えており、これらシリンダ41…
にシール部材42…を介して摺動自在に嵌合するピスト
ン43…の下面に、ガイドレール11の上面に当接可能
な上部摩擦パッド44…および電極45…が設けられ
る。またガイド部21のガイドレール11の下面に対向
する部分に、前記上部摩擦パッド44…と協働する複数
個の下部摩擦パッド46…が固定される。更に移動台1
2の左右両側部にそれぞれ3個ずつ設けられた張出部4
7の内部に、上下方向に延びるシリンダ48が形成され
る。シリンダ48にシール部材49を介して嵌合するピ
ストン50から下向きに突出するピストンロッド51の
下端に、ガイドレール11の上面に当接可能なロードセ
ル52が設けられる。
【0026】ガイド部21のシリンダ41の上部に油室
53が区画され、また張出部47のシリンダ48の上部
および下部にそれぞれ上部油室54および下部油室55
が区画される。油圧ポンプ等の油圧源58が電磁弁59
を介してシリンダ41の上部に油室53に連通するとと
もに、電磁弁60を介してシリンダ48の上部油室54
および下部油室55に連通する。従って、電磁弁59を
励磁すれば油室53に油圧が供給されてピストン43が
下降し、消磁すれば油室53がドレンに連通して移動台
12の重量によりピストン43が上昇する。また電磁弁
60を消磁すれ下部油室55に油圧が供給されてピスト
ン50が上昇し、電磁弁60を励磁すれば上部油室54
に油圧が供給されてピストン50が下降する。
【0027】図2、図5および図8に示すように、ピッ
トPの前端に近い側壁にブラケット65を介して第1ガ
イドプーリ66が回転自在に支持されており、この第1
ガイドプーリ66に前記無端状のワイヤー15が巻き掛
けられる。移動台12の下面に固定したブラケット67
に支点ピン68を介してL字状のロックレバー69が枢
支されており、このロックレバー69の一端側に作業者
により操作される操作部69aが設けられるとともに、
他端側にワイヤー15に係合可能な凹凸を有する係合部
69bが設けられる。従ってロックレバー69が鎖線で
示すアンロック位置にあるとき、ワイヤー15は移動台
12と切り離されているが、ロックレバー69を矢印a
方向に操作して実線で示すロック位置に揺動させ、係合
部69bとブラケット67の受け部67aとの間にワイ
ヤー15を把持すると、ワイヤー15は移動台12に連
結される。ワイヤー15が矢印b方向に移動して移動台
12を牽引するとき、ワイヤー15から受ける荷重で係
合部69bがワイヤー15に食い込む方向に付勢される
ため、ワイヤー15と移動台12との連結が外れる虞は
ない。
【0028】次に、図9〜図13に基づいて移動台牽引
装置16の構造を説明する。
【0029】ピットPの後端部の一段深くなった部分に
収納した板状のベース部材70上に、水平なプーリ軸7
1により支持された第2ガイドプーリ72と、水平なプ
ーリ軸73により支持された第3ガイドプーリ74と、
鉛直なプーリ軸75により支持された第4ガイドプーリ
76と、鉛直なプーリ軸77により支持された第1テン
ショナプーリ78と、鉛直なプーリ軸79により支持さ
れた第2テンショナプーリ80と、鉛直なプーリ軸81
により支持された第5ガイドプーリ82と、水平な駆動
軸83により支持された駆動プーリ84と、水平なプー
リ軸85により支持された第6ガイドプーリ86とが設
けられており、前記第1ガイドプーリ66(図5参照)
から延びる無端状のワイヤー15は、第2ガイドプーリ
72、第3ガイドプーリ74、第4ガイドプーリ76、
第1テンショナプーリ78、第2テンショナプーリ8
0、第5ガイドプーリ82、駆動プーリ84および第6
ガイドプーリ86を経由して再び第1ガイドプーリ66
に巻き掛けられる。
【0030】モータ87の回転軸88は、減速機89、
出力軸90、継ぎ手91および駆動軸83を介して駆動
プーリ84に接続されており、モータ87で駆動プーリ
84を回転させることでワイヤー15が駆動される。こ
のとき、ワイヤー15がスリップしないように、第1テ
ンショナプーリ78および第2テンショナプーリ80に
よりワイヤー15に張力が与えられる。
【0031】第1テンショナプーリ78は装置の組立時
にワイヤー15の長さの誤差を吸収すべく、手動操作に
よりラフな張力調整を行うものである。即ち、鉛直なプ
ーリ軸79を支持するスライド板92が、ベース部材7
0に固定した固定板93の上面に載置され、スライド板
92に形成した長孔92a,92aを貫通して固定板9
3に螺入されるボルト94,94により前後方向に摺動
自在にガイドされる。そして固定板93の後端に設けた
ナット部材95に螺合した調整ボルト96の前端をスラ
イド板92の先端に突設したストッパ部材97に当接さ
せる。従って、ボルト94,94を緩めた状態で調整ボ
ルト96をナット部材95にねじ込んでスライド板92
を適当な位置まで前方に移動させ、その位置でボルト9
4,94を締結することで第1テンショナプーリ78の
前後位置を任意に調整することができる。
【0032】ベース部材70に固定したガイド部材98
にスライダ99およびばね座100が摺動自在に支持さ
れており、ガイド部材98から突出するスライダ99の
一端にプーリ軸79を介して第2テンショナプーリ80
が支持されるとともに、スライダ99の他端およびばね
座100の間にテンションスプリング101,101が
縮設される。ばね座100の中央部に設けた雌ねじ部材
102に雄ねじ部材103の一端側が螺合しており、ガ
イド部材98から突出する雄ねじ部材103の他端に従
動ギヤ104が固定される。そしてガイド部材98の上
面に支持したモータ105に設けた駆動ギヤ106が前
記従動ギヤ104に噛合する。
【0033】スライダ99に固定したステー107に第
1リミットスイッチ108aおよび第2リミットスイッ
チ108bが設けられており、これら第1、第2リミッ
トスイッチ108a,108bに当接可能なストイライ
カ109がばね座100に固定される。従って、スプリ
ング101,101の弾発力でばね座100に対してス
ライダ99がガイド部材98から押し出されることで、
スライダ99に設けた第2テンショナプーリ80でワイ
ヤー15に張力を与えることができる。
【0034】長期に亘る使用の結果ワイヤー15が伸び
ると、それに応じてスプリング101,101が伸長し
てスライダ99がばね座100から離反し、ばね座10
0側に設けたストライカ109がスライダ99側に設け
た第1リミットスイッチ108aを作動させると、モー
タ105が起動して駆動ギヤ106および従動ギヤ10
4を介して雄ねじ部材103を回転させる。その結果、
雄ねじ部材103に螺合する雌ねじ部材102がばね座
100を押し出し、ワイヤー15の張力が低下しないよ
うにスプリング101,101を再び圧縮する。そして
ばね座100の移動に伴ってストライカ109が第2リ
ミットスイッチ108bを作動させると、その時点でモ
ータ105が停止する。このように、ワイヤー15が一
定量だけ伸びる度にモータ105でばね座100を一定
距離だけ移動させてスプリング101,101を圧縮す
るので、ワイヤー15に常に適切な張力を与えることが
できる。
【0035】スライダ99の上面には、該スライダ99
の移動方向に沿って緑マーク110、黄マーク111お
よび赤マーク112が設けられており、ワイヤー15の
伸びに応じてガイド部材98から緑マーク110、黄マ
ーク111および赤マーク112が順次露出する。従っ
て、緑マーク110、黄マーク111および赤マーク1
12の露出状態に応じてワイヤー15の伸びの程度を知
ることができ、ワイヤー15の交換等のメンテナンスを
的確に行うことができる。
【0036】次に、上記構成を備えた本発明の実施例の
作用について説明する。
【0037】先ず、試験に先立ってパレット13および
試験用車両Vを含む移動台12の重量を、その移動台1
2の適宜位置にウエイトW(図2参照)を固定すること
で調整する。その理由は、射出用駆動源14の出力を一
定にすると、移動台12の重量が重くなると発生する負
の加速度が小さくなり、移動台12の重量が軽くなると
発生する負の加速度が大きくなるため、所望の負の加速
度を発生させるための射出用駆動源14の出力の制御が
面倒になり、しかも制御制度が低下してしまう。それに
対して、射出用駆動源14の出力を一定に保持しなが
ら、移動台12の重量を調整すれば、発生する負の加速
度を容易かつ精密に制御することができる。
【0038】ウエイトWの搭載により移動台12の重量
が設定値に一致したか否かは、次のようにして確認す
る。図6に示す通常時には、電磁弁59が消磁して油室
53…がドレンに連通しており、ガイドレール11,1
1の上面に支持される上部摩擦パッド44…を備えたピ
ストン43…は移動台12の重量でシリンダ48…の内
部を上方に退没しており、そのために下部摩擦パッド4
6…はガイドレール11,11の下面から下方に離反し
ている。また電磁弁60が消磁して油圧源58が下部油
室55…に連通し、ピストン50が上昇してロードセル
52…はガイドレール11,11の上面から離反してい
る。
【0039】この通常状態から、図13(a)に示すよ
うに、電磁弁60を励磁して油圧源58を上部油室54
…に連通させると、ピストン50が下降してロードセル
52…がガイドレール11,11の上面に当接し、移動
台12が押し上げられて上部摩擦パッド44…がガイド
レール11,11の上面から離反する。このとき、下部
摩擦パッド46…とガイドレール11,11の下面との
間には若干の隙間が残されている。従って、移動台12
が6個のロードセル52…を介してガイドレール11,
11の上面に支持された状態となり、それらロードセル
52…の出力を合計することで移動台12の重量を知る
ことができる。上部摩擦パッド44…がガイドレール1
1,11の上面から離反したことは、上部摩擦パッド4
4…に設けた電極45…とガイドレール11,11との
間の電気的導通が遮断されることにより確認される。
【0040】このように移動台12の重量を測定するロ
ードセル52…を移動台12側に設けたので、ガイドレ
ール11,11の一部を他の部分から切り離し、その位
置に移動台12を載置して重量を測定する必要がなくな
り、ガイドレール11,11上の任意の位置で重量測定
を行うことが可能になって利便性が向上する。
【0041】上述のようにして、ウエイトWにより移動
台12の重量が設定値に調整されると、電磁弁60を消
磁して油圧源58を下部油室55…に連通させ、ピスト
ン50を上昇させてロードセル52…をガイドレール1
1,11の上面から離反させ、図6に示す通常状態に復
帰させる。
【0042】続いて、移動台12をガイドレール11,
11の前端部に位置させて射出用駆動源14のピストン
ロッド37の押圧面37aを移動台12の前端の被押圧
部材40に当接させ、ピストンロッド37を固定した状
態でシリンダ本体36の内部を蓄圧し、その状態から前
記固定を解除するとピストンロッド37が一気に突出す
る。その結果、ピストンロッド37の押圧面37aに被
押圧部材40を押圧された移動台12はパレット13お
よび試験用車両Vと共にガイドレール11,11に沿っ
て後方に射出される。その瞬間に、パレット13上に支
持された試験用車両Vに、正面衝突時に発生するものと
同じ方向の負の加速度が作用するため、実際に衝突を発
生させて試験用車両Vを破壊することなくエアバッグ装
置やシートベルト装置の機能を試験することができる。
【0043】移動台12を射出した直後に電磁弁59を
励磁して油圧源58を油室53…に連通させると、図1
3(b)に示すように、シリンダ41…内をピストン4
3…が下降して上部摩擦パッド44…がガイドレール1
1,11の上面に圧接される。上部摩擦パッド44…が
ガイドレール11,11から受ける反作用で移動台12
が持ち上げられると、下部摩擦パッド46…がガイドレ
ール11,11の下面に圧接されるため、上部摩擦パッ
ド44…および下部摩擦パッド46…がガイドレール1
1,11の上下面を挟圧して移動台12に強い制動力が
作用し、移動台牽引装置16の手前で移動台12を停止
させることができる。
【0044】このように、上部摩擦パッド44…および
下部摩擦パッド46…で移動台12を制動して停止させ
るので、移動台12をバッファに衝突させて停止させる
必要がなくなり、移動台12が受ける衝撃を軽減して耐
久性を高めることが可能となる。
【0045】再度試験を行うべく移動台12をガイドレ
ール11,11の前端部に戻すには、電磁弁59を消磁
して油室53…をドレンに連通させることで、図6に示
す通常状態に戻して移動台12の制動を解除した後、図
8に示すロックレバー69を矢印a方向に操作して実線
で示すロック位置に揺動させ、移動台12をワイヤー1
5に結合する。そして移動台牽引装置16のモータ87
を駆動して駆動プーリ84を回転させることでワイヤー
15を矢印b方向に駆動し、そのワイヤー15に連結さ
れた移動台12ガイドレール11,11の前端部に戻す
ことができる。移動台12ガイドレール11,11の前
端部に戻ると、ロックレバー69を図8に鎖線で示すア
ンロック位置に揺動させ、移動台12をワイヤー15か
ら切り離すことで、次の試験に備えることができる。
【0046】ところで、パレット13は多数のボルト2
2…で移動台12に固定されているが、ボルト22…と
パレット13のボルト孔13a…(図6参照)との間に
は若干の隙間が存在するため、移動台12を射出した瞬
間に、慣性で元位置に止まろうとするパレット13が移
動台12に対してボルト22…の周囲の隙間分だけ相対
的に前方に移動する場合がある。このように、射出の瞬
間に移動台12に対してパレット13が相対的に前方に
移動すると、パレット13に支持した試験用車両Vに予
め設定した値の負の加速度が発生しなくなり、高精度の
試験を行うことができなくなる。
【0047】しかしながら、本実施例では移動台12の
前部に前後移動可能に設けたパレット拘束部材24,2
4の拘束板26,26を、パレット拘束用ボルト28,
28で後方に付勢してパレット13の前端に強く押し付
けることで、移動台12の射出時にパレット13が前方
に相対移動するのを確実に防止することができる。この
ようにパレット拘束用ボルト28,28でパレット13
の相対移動を防止できるので、パレット13を固定する
ボルト22…とボルト孔13a…との間のガタを詰める
ための面倒な移動台12の慣らし打ち作業が不要にな
り、慣らし打ち作業の時間および労力を節減することが
できる。
【0048】射出された移動台12を元位置に戻すため
の移動台牽引装置16は、左右のガイドレール11,1
1間に形成したピットPの後部に収納されているため、
移動台牽引装置16がガイドレール11,11の後端か
ら後方に突出することがなくなり、車両用衝突試験装置
の全長を減少させることができ、しかも移動台12が移
動台牽引装置16と干渉するのを防止することができ
る。またピットP内の移動台牽引装置16は第1、第2
テンショナプーリ78,80を備えているため、車両用
衝突試験装置を大型化することなくワイヤー15にテン
ションを与えることができる。
【0049】次に、図14および図15に基づいて本発
明の第2実施例を説明する。
【0050】第1実施例では、上部摩擦パッド44…が
ガイド部21…のシリンダ41…に摺動自在に嵌合する
ピストン43…に支持されているが、第2実施例では、
上部摩擦パッド44…がガイド部21…に固定され、下
部摩擦パッド46…がシリンダ41′…に摺動自在に嵌
合するピストン43′…に支持されている。
【0051】図14に示す通常時には、電磁弁59′が
消磁して油室53′…がドレンに連通しており、ガイド
レール11,11の下面に対向する下部摩擦パッド46
…を備えたピストン43′…は自己の重量でシリンダ4
1′…の内部を下方に退没しており、従って下部摩擦パ
ッド46…はガイドレール11,11の下面から離反し
ている。また電磁弁60が消磁して油圧源58が下部油
室55…に連通し、ピストン50…が上昇してロードセ
ル52…はガイドレール11,11の上面から離反して
いる。
【0052】この通常状態から、図15(a)に示すよ
うに、電磁弁60を励磁して油圧源58を上部油室54
…に連通させると、ピストン50…が下降してロードセ
ル52…がガイドレール11,11の上面に当接し、移
動台12が押し上げられて上部摩擦パッド44…がガイ
ドレール11,11の上面から離反する。このとき、下
部摩擦パッド46…とガイドレール11,11の下面と
の間には若干の隙間が残されている。従って、移動台1
2が6個のロードセル52…を介してガイドレール1
1,11の上面に支持された状態となり、それらロード
セル52…の出力を合計することで移動台12の重量を
知ることができる。上部摩擦パッド44…がガイドレー
ル11,11の上面から離反したことは、上部摩擦パッ
ド44…に設けた電極45…とガイドレール11,11
との間の電気的導通が遮断されることにより確認され
る。
【0053】図14に示す通常状態において、移動台1
2をパレット13および試験用車両Vと共にガイドレー
ル11,11に沿って後方に射出した直後に、電磁弁5
9′を励磁して油圧源58を油室53′…に連通させる
と、図15(b)に示すように、シリンダ41′…内を
ピストン43′…が上昇して下部摩擦パッド46…がガ
イドレール11,11の下面に圧接される。これによ
り、上部摩擦パッド44…および下部摩擦パッド46…
がガイドレール11,11の上下面を挟圧して移動台1
2に強い制動力が作用し、移動台牽引装置16の手前で
移動台12を停止させることができる。
【0054】次に、図16および図17に基づいて本発
明の第3実施例を説明する。
【0055】第1実施例では、上部摩擦パッド44…だ
けがガイド部21…のシリンダ41…に摺動自在に嵌合
するピストン43…に支持されているが、第3実施例で
は、下部摩擦パッド46…もシリンダ41′…に摺動自
在に嵌合するピストン43′…に支持されており、シリ
ンダ41′…の油室53′…は電磁弁59′を介して油
圧源58に連通する。そしてロードセル52…は昇降不
能に張出部47…に固定される。
【0056】図16に示す通常時には、電磁弁59が消
磁して油室53…が油圧源58に連通することで、ガイ
ドレール11,11の上面に対向する上部摩擦パッド4
4…を備えたピストン43…がシリンダ41…の内部を
下方に突出し、かつ電磁弁59′が消磁して油室53′
…がドレンに連通することで、ガイドレール11,11
の下面に対向する下部摩擦パッド46…を備えたピスト
ン43′…がシリンダ41′…の内部を下方に退没して
いる。この状態では、上部摩擦パッド44…がガイドレ
ール11,11の上面に支持されて下部摩擦パッド46
…がガイドレール11,11の下面から離反し、かつロ
ードセル52…がガイドレール11,11の上面から離
反している。
【0057】この通常状態から、図17(a)に示すよ
うに、電磁弁59を励磁して油室53…をドレンに連通
させると、ピストン43…が上降して移動台12が下降
し、ロードセル52…がガイドレール11,11の上面
に当接して移動台12の重量測定が可能になる。このと
き、下部摩擦パッド46…とガイドレール11,11の
下面との間には若干の隙間が残されている。
【0058】図16に示す通常状態において、移動台1
2をパレット13および試験用車両Vと共にガイドレー
ル11,11に沿って後方に射出した直後に、電磁弁5
9′を励磁して油圧源58を油室53′…に連通させる
と、図17(b)に示すように、シリンダ41′…内を
ピストン43′…が上昇して下部摩擦パッド46…がガ
イドレール11,11の下面に圧接される。これによ
り、上部摩擦パッド44…および下部摩擦パッド46…
がガイドレール11,11の上下面を挟圧して移動台1
2に強い制動力が作用し、移動台牽引装置16の手前で
移動台12を停止させることができる。
【0059】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0060】例えば、実施例では移動台12を射出した
瞬間に負の加速度を発生させる車両用衝突試験装置を例
示したが、本発明は移動する移動台がバッファに衝突し
た瞬間に負の加速度を発生させる車両用衝突試験装置に
対しても適用することができる。また実施例の移動台1
2は上部摩擦パッド44…でガイドレール11,11上
を滑るスレッドであるが、車輪でガイドレール11,1
1上を走行する台車であっても良い。
【0061】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、支持部材をガイドレールの上面から離反さ
せ、かつ移動台に設けた荷重検出手段をガイドレールの
上面に当接させるので、荷重検出手段に試験用車両およ
びウエイトを含む移動台の重量を作用させて該移動台の
重量を測定することができる。荷重検出手段がガイドレ
ール側でなくて移動台側に設けられているので、ガイド
レール上の任意の位置で移動台の重量を測定することが
可能になって利便性が向上する。
【0062】また請求項2に記載された発明によれば、
荷重検出手段が駆動源で移動台に対して昇降するので、
荷重検出手段を下降させることで、該荷重検出手段をガ
イドレールの上面に当接させるとともに、支持部材をガ
イドレールの上面から離反させることができる。
【0063】また請求項3に記載された発明によれば、
支持部材が駆動源で移動台に対して昇降するので、支持
部材を上昇させることで、移動台に固定した荷重検出手
段をガイドレールの上面に当接させるとともに、支持部
材をガイドレールの上面から離反させることができる。
【0064】また請求項4に記載された発明によれば、
支持部材の下面に露出する電極を設けたので、電極とガ
イドレールとの電気的導通が遮断されたことで、荷重検
出手段がガイドレールの上面に当接したことを確実に検
知することができる。
【0065】また請求項5に記載された発明によれば、
移動台をガイドレールの上面に支持する支持部材を摩擦
パッドで構成し、この摩擦パッドと他の摩擦パッドとで
ガイドレールの上下面を挟圧することで移動台を制動す
るので、移動台をバッファに衝突させることなく停止さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用衝突試験装置の全体平面図
【図2】図1の2部拡大図
【図3】図2の要部拡大図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】図3の5−5線断面図
【図6】図3の6−6線断面図
【図7】図2の7方向矢視図
【図8】図5の8−8線断面図
【図9】図1の9部拡大図
【図10】図9の10−10線断面図
【図11】図9の要部拡大図
【図12】図10の12−12線拡大断面図
【図13】図6に対応する作用説明図
【図14】本発明の第2実施例に係る、前記図6に対応
する図
【図15】図14に対応する作用説明図
【図16】本発明の第3実施例に係る、前記図6に対応
する図
【図17】図16に対応する作用説明図
【符号の説明】
11 ガイドレール 12 移動台 43 ピストン(駆動源) 44 上部摩擦パッド(支持部材、摩擦パッド) 45 電極 46 上部摩擦パッド(摩擦パッド) 50 ピストン(駆動源) 52 ロードセル(荷重検出手段) V 試験用車両 W ウエイト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試験用車両(V)およびウエイト(W)
    を搭載して重量を調整した移動台(12)をガイドレー
    ル(11)の上面に支持部材(44)を介して支持し、
    この移動台(12)をガイドレール(11)に沿って移
    動させることで衝突試験を行う車両用衝突試験装置にお
    いて、 支持部材(44)をガイドレール(11)の上面から離
    反させた状態で、移動台(12)に設けた荷重検出手段
    (52)をガイドレール(11)の上面に当接させて該
    移動台(12)の重量を測定することを特徴とする車両
    用衝突試験装置。
  2. 【請求項2】 荷重検出手段(52)を移動台(12)
    に対して昇降させる駆動源(50)を設けたことを特徴
    とする、請求項1に記載の車両用衝突試験装置。
  3. 【請求項3】 荷重検出手段(52)を移動台(12)
    に固定し、支持部材(44)を移動台(12)に対して
    昇降させる駆動源(43)を設けたことを特徴とする、
    請求項1に記載の車両用衝突試験装置。
  4. 【請求項4】 支持部材(44)の下面に露出する電極
    (45)を備え、電極(45)とガイドレール(11)
    との電気的導通が遮断されたことで、荷重検出手段(5
    2)のガイドレール(11)の上面への当接を検知する
    ことを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に
    記載の車両用衝突試験装置。
  5. 【請求項5】 支持部材(44)は摩擦パッドからな
    り、この摩擦パッドとガイドレール(11)の下面に当
    接可能な他の摩擦パッド(46)とで、ガイドレール
    (11)の上下面を挟圧して移動台(12)を制動する
    ことを特徴とする、請求項1〜請求項4の何れか1項に
    記載の車両用衝突試験装置。
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