JP2002340393A - 空気調和機の室内機 - Google Patents
空気調和機の室内機Info
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- JP2002340393A JP2002340393A JP2001149151A JP2001149151A JP2002340393A JP 2002340393 A JP2002340393 A JP 2002340393A JP 2001149151 A JP2001149151 A JP 2001149151A JP 2001149151 A JP2001149151 A JP 2001149151A JP 2002340393 A JP2002340393 A JP 2002340393A
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- wind direction
- air conditioner
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 室内機の送風機の運転開始時に室内機内に溜
まった塵埃が被調和室内へ拡散する虞のない空気調和機
の室内機を提供する。 【解決手段】 送風機の運転によって吸込口から吸い込
んだ室内の空気を熱交換器で調温して、再び吹出口から
室内に吹き出すようにした空気調和機の室内機におい
て、吹出口には、この吹出口に回動自在に設けられこの
吹出口から吹き出される空気の上下風向を制御するフラ
ップ部と、このフラップ部と略並列に室内機の下面に伸
縮自在に設けられた風向ガイド部とを設ける。
まった塵埃が被調和室内へ拡散する虞のない空気調和機
の室内機を提供する。 【解決手段】 送風機の運転によって吸込口から吸い込
んだ室内の空気を熱交換器で調温して、再び吹出口から
室内に吹き出すようにした空気調和機の室内機におい
て、吹出口には、この吹出口に回動自在に設けられこの
吹出口から吹き出される空気の上下風向を制御するフラ
ップ部と、このフラップ部と略並列に室内機の下面に伸
縮自在に設けられた風向ガイド部とを設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気調和機の室
内機に関し、特に室内機の吹出口の風向制御に関する。
内機に関し、特に室内機の吹出口の風向制御に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の空気調和機の室内機におけ
る風向制御の方法としては、例えば室内機の送風ケーシ
ングの下部空間にその先端より出没可能な風向ガイド部
を設けた配置が実施されていた。
る風向制御の方法としては、例えば室内機の送風ケーシ
ングの下部空間にその先端より出没可能な風向ガイド部
を設けた配置が実施されていた。
【０００３】この種の空気調和機に関して特開平８−８
６５０６号公報に記載の空気調和機が提案されていた。
６５０６号公報に記載の空気調和機が提案されていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な空気調和機の室内機における風向ガイド部の配置では
室内機の送風機の運転開始時に室内機内に溜まった塵埃
が被調和室内へ拡散する虞があった。
な空気調和機の室内機における風向ガイド部の配置では
室内機の送風機の運転開始時に室内機内に溜まった塵埃
が被調和室内へ拡散する虞があった。
【０００５】そこで、本発明は、上述の点に考慮して、
室内機における風向ガイド部の配置を改善し室内機の送
風機の運転開始時に室内機内に溜まった塵埃が被調和室
内へ拡散する虞のない空気調和機の室内機を提供するこ
とにある。
室内機における風向ガイド部の配置を改善し室内機の送
風機の運転開始時に室内機内に溜まった塵埃が被調和室
内へ拡散する虞のない空気調和機の室内機を提供するこ
とにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項１にかかる発明は、送風機の運転によって吸
込口から吸い込んだ室内の空気を熱交換器で調温して、
再び吹出口から室内に吹き出すようにした空気調和機の
室内機において、吹出口には、この吹出口に回動自在に
設けられこの吹出口から吹き出される空気の上下風向を
制御するフラップ部と、このフラップ部と略並列に室内
機の下面に伸縮自在に設けられた風向ガイド部とを設け
ることを特徴とする。
め、請求項１にかかる発明は、送風機の運転によって吸
込口から吸い込んだ室内の空気を熱交換器で調温して、
再び吹出口から室内に吹き出すようにした空気調和機の
室内機において、吹出口には、この吹出口に回動自在に
設けられこの吹出口から吹き出される空気の上下風向を
制御するフラップ部と、このフラップ部と略並列に室内
機の下面に伸縮自在に設けられた風向ガイド部とを設け
ることを特徴とする。
【０００７】請求項２にかかる発明は、風向ガイド部
は、その先端の断面形状が略逆への字状に上方へ折曲し
ていることを特徴とする。
は、その先端の断面形状が略逆への字状に上方へ折曲し
ていることを特徴とする。
【０００８】請求項３にかかる発明は、風向ガイド部の
駆動部は、この風向ガイド部の上面に設けられたラック
に噛み合うピニオンとこのピニオンを駆動するモータと
から成ることを特徴とする。
駆動部は、この風向ガイド部の上面に設けられたラック
に噛み合うピニオンとこのピニオンを駆動するモータと
から成ることを特徴とする。
【０００９】請求項４にかかる発明は、室内機の運転開
始時に吹出口から吹出す風を吸込口に導くように、フラ
ップ部は吸込口へ向くにように回動され、且つ風向ガイ
ド部はフラップ部の下面の風の流れを整流するように伸
展されることを特徴とする。
始時に吹出口から吹出す風を吸込口に導くように、フラ
ップ部は吸込口へ向くにように回動され、且つ風向ガイ
ド部はフラップ部の下面の風の流れを整流するように伸
展されることを特徴とする。
【００１０】請求項５にかかる発明は、室内機の停止時
に吹出口を塞ぐように、フラップ部は室内機の前面と略
同一面になるように回動され、且つ風向ガイド部は吹出
口のフラップ部後面の隙間を塞ぐように伸展されること
を特徴とする。
に吹出口を塞ぐように、フラップ部は室内機の前面と略
同一面になるように回動され、且つ風向ガイド部は吹出
口のフラップ部後面の隙間を塞ぐように伸展されること
を特徴とする。
【００１１】請求項６にかかる発明は、室内機の冷房運
転時に吹出口から吹出す風を略水平に導くように、フラ
ップ部は略水平に回動され、且つ風向ガイド部はフラッ
プ部の下面の風の流れを整流するように伸展されること
を特徴とする。
転時に吹出口から吹出す風を略水平に導くように、フラ
ップ部は略水平に回動され、且つ風向ガイド部はフラッ
プ部の下面の風の流れを整流するように伸展されること
を特徴とする。
【００１２】請求項７にかかる発明は、室内機の暖房運
転時に吹出口から吹出す風を略垂直に導くように、フラ
ップ部は略垂直に回動され、且つ風向ガイド部は室内機
の下面に収納されることを特徴とする。
転時に吹出口から吹出す風を略垂直に導くように、フラ
ップ部は略垂直に回動され、且つ風向ガイド部は室内機
の下面に収納されることを特徴とする。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図を参照して説
明する。
明する。
【００１４】図１，２において１は、本発明の実施例を
示す空気調和機の室内機で、室外機（図示せず）とユニ
ット間配管で接続されて空気調和機を構成する。
示す空気調和機の室内機で、室外機（図示せず）とユニ
ット間配管で接続されて空気調和機を構成する。
【００１５】この室内機１のケースは、前面側の前ケー
ス部２Ａと、この前ケース部２Ａの前部に設けられ室内
の空気の吸込口を備えた吸込パネル２Ｂと、背面側の後
ケース部２Ｃとで構成されている。
ス部２Ａと、この前ケース部２Ａの前部に設けられ室内
の空気の吸込口を備えた吸込パネル２Ｂと、背面側の後
ケース部２Ｃとで構成されている。
【００１６】４は、室内の空気を加熱／冷却する熱交換
器で、その配管内を冷媒が通過することにより、冷房／
除湿運転時に冷却器として機能し、暖房運転時には加熱
器として機能するものである。
器で、その配管内を冷媒が通過することにより、冷房／
除湿運転時に冷却器として機能し、暖房運転時には加熱
器として機能するものである。
【００１７】５は送風機で、室内の空気を吸込パネル２
Ｂから吸い込み、熱交換器４で加熱／冷却して再び室内
に循環させるものである。
Ｂから吸い込み、熱交換器４で加熱／冷却して再び室内
に循環させるものである。
【００１８】６は、熱交換器４からのドレン水を溜め排
出するためのドレンパン、７は送風機５により吸引され
る室内の空気の比較的大きな塵を除塵するエアフィルタ
である。
出するためのドレンパン、７は送風機５により吸引され
る室内の空気の比較的大きな塵を除塵するエアフィルタ
である。
【００１９】９は送風機５で加速され再び室内に吹き出
される冷風／温風の吹出口、９Ａは吹出口９に回動自在
に取付られて吹出口９から吹き出す冷風／温風の上下風
向を制御するフラップ部、９Ｂは同じく左右風向を制御
するブレード部である。
される冷風／温風の吹出口、９Ａは吹出口９に回動自在
に取付られて吹出口９から吹き出す冷風／温風の上下風
向を制御するフラップ部、９Ｂは同じく左右風向を制御
するブレード部である。
【００２０】１５は送風機５の吹き出し側に設けられた
縦断面が円弧状の送風ダクトで吹出口９へなめらかに接
続されて冷風／温風を導く。
縦断面が円弧状の送風ダクトで吹出口９へなめらかに接
続されて冷風／温風を導く。
【００２１】１１はフラップ部と略並列に後ケース部２
Ｃの下面１８に設けられた風向ガイド部で、後ケース部
下面１８に設けられた凹部１８Ａに嵌合されている。そ
して後述する駆動部１７によって前後に伸縮する。この
風向ガイド部１１はその先端１１Ｂの断面形状が略逆へ
の字状に上方へ折曲している。（図２参照） １７は風向ガイド部の駆動部で、この風向ガイド部１１
の上面両端部に設けられた一対のラック１１Ａに噛み合
う一対のピニオン１７Ｂとこのピニオン１７Ｂを連結す
る連結軸１７Ｃと風向ガイド部１１の左側に設けられた
ピニオン１７Ｂを駆動するモータ１７Ａとから構成され
ている。（図２参照） ここで風向ガイド部１１の動作について説明する。
Ｃの下面１８に設けられた風向ガイド部で、後ケース部
下面１８に設けられた凹部１８Ａに嵌合されている。そ
して後述する駆動部１７によって前後に伸縮する。この
風向ガイド部１１はその先端１１Ｂの断面形状が略逆へ
の字状に上方へ折曲している。（図２参照） １７は風向ガイド部の駆動部で、この風向ガイド部１１
の上面両端部に設けられた一対のラック１１Ａに噛み合
う一対のピニオン１７Ｂとこのピニオン１７Ｂを連結す
る連結軸１７Ｃと風向ガイド部１１の左側に設けられた
ピニオン１７Ｂを駆動するモータ１７Ａとから構成され
ている。（図２参照） ここで風向ガイド部１１の動作について説明する。
【００２２】例えばユーザーがリモコンを操作すること
により空気調和機が運転を開始すると、室内機１の送風
機５が運転され同時に吹出口９に設けられたフラップ部
９Ａが吸込口へ向くにように回動され、且つ風向ガイド
部１１がフラップ部９Ａの下面の風の流れを整流するよ
うに前方へ伸展されて所定時間除塵運転される。
により空気調和機が運転を開始すると、室内機１の送風
機５が運転され同時に吹出口９に設けられたフラップ部
９Ａが吸込口へ向くにように回動され、且つ風向ガイド
部１１がフラップ部９Ａの下面の風の流れを整流するよ
うに前方へ伸展されて所定時間除塵運転される。
【００２３】このようにすることにより、室内機１内部
の熱交換器４等に付着した塵埃が運転開始時の送風機５
の風により剥離しても図２の矢印に示すようにフラップ
部９Ａと風向ガイド部１１とに導かれて再び室内機１の
吸込パネル２Ｂに吸い込まれるので被調和室内を汚さな
い快適な空調を行うことが可能となる。
の熱交換器４等に付着した塵埃が運転開始時の送風機５
の風により剥離しても図２の矢印に示すようにフラップ
部９Ａと風向ガイド部１１とに導かれて再び室内機１の
吸込パネル２Ｂに吸い込まれるので被調和室内を汚さな
い快適な空調を行うことが可能となる。
【００２４】上述した除塵運転時間は数分間とし、塵埃
が収まった後は通常の空調運転を行う。
が収まった後は通常の空調運転を行う。
【００２５】図４に示すように、冷房運転時（略水平風
向時）には、吹出口９から吹出す風を略水平に導くよう
に、フラップ部９Ａは略水平に回動され、且つ風向ガイ
ド部１１はフラップ部９Ａの下面の風の流れを整流する
ように伸展される。
向時）には、吹出口９から吹出す風を略水平に導くよう
に、フラップ部９Ａは略水平に回動され、且つ風向ガイ
ド部１１はフラップ部９Ａの下面の風の流れを整流する
ように伸展される。
【００２６】このようにすることにより、フラップ部９
Ａの下面の風の流れが図４の矢印に示すように風向ガイ
ド部１１により整流されフラップ部９Ａに添って流れ、
吹出口９から吹き出す風の流れが従来に比べて水平方向
に加速され風の到達距離も増加する。
Ａの下面の風の流れが図４の矢印に示すように風向ガイ
ド部１１により整流されフラップ部９Ａに添って流れ、
吹出口９から吹き出す風の流れが従来に比べて水平方向
に加速され風の到達距離も増加する。
【００２７】図５に示すように、冷房運転時（最大風量
時）には、吹出口９から吹出す風を略吹出口の方向（例
えば約２５゜）に導くように、フラップ部９Ａは下向き
に回動され、且つ風向ガイド部１１はフラップ部９Ａの
下面の風の流れを整流するように伸展される。
時）には、吹出口９から吹出す風を略吹出口の方向（例
えば約２５゜）に導くように、フラップ部９Ａは下向き
に回動され、且つ風向ガイド部１１はフラップ部９Ａの
下面の風の流れを整流するように伸展される。
【００２８】このようにすることにより、フラップ部９
Ａの下面の風の流れが図５の矢印に示すように風向ガイ
ド部１１により整流されフラップ部９Ａに添って流れ、
吹出口９から吹き出す風の流れが従来に比べて略吹出口
の方向に加速され風の到達距離も増加する。
Ａの下面の風の流れが図５の矢印に示すように風向ガイ
ド部１１により整流されフラップ部９Ａに添って流れ、
吹出口９から吹き出す風の流れが従来に比べて略吹出口
の方向に加速され風の到達距離も増加する。
【００２９】図６に示すように、暖房運転時（略垂直風
向時）には、吹出口９から吹出す風を略垂直の方向に導
くように、フラップ部９Ａは略垂直に回動され、且つ風
向ガイド部１１はフラップ部９Ａの下面の風の流れを邪
魔しないように室内機の下面に収納される。
向時）には、吹出口９から吹出す風を略垂直の方向に導
くように、フラップ部９Ａは略垂直に回動され、且つ風
向ガイド部１１はフラップ部９Ａの下面の風の流れを邪
魔しないように室内機の下面に収納される。
【００３０】このようにすることにより、フラップ部９
Ａの下面の風の流れが図６の矢印に示すように風向ガイ
ド部１１により邪魔されず吹出口９から吹出す風を略垂
直の方向に導く。
Ａの下面の風の流れが図６の矢印に示すように風向ガイ
ド部１１により邪魔されず吹出口９から吹出す風を略垂
直の方向に導く。
【００３１】又、室内機１の停止時には図３に示すよう
に、吹出口９を塞ぐように、フラップ部９Ａは前ケース
部２Ａと略同一面に回動され、且つ風向ガイド部１１は
フラップ部９Ａ後面の隙間を塞ぐように伸展される。
に、吹出口９を塞ぐように、フラップ部９Ａは前ケース
部２Ａと略同一面に回動され、且つ風向ガイド部１１は
フラップ部９Ａ後面の隙間を塞ぐように伸展される。
【００３２】このように室内機１の停止時に吹出口９を
塞ぐことにより、室内機１内部の空気の対流が減少し室
内機１内部が汚れにくくなると共に停止時の外観も綺麗
になる。
塞ぐことにより、室内機１内部の空気の対流が減少し室
内機１内部が汚れにくくなると共に停止時の外観も綺麗
になる。
【００３３】又、上述したように、風向ガイド部１１は
その先端の断面形状が略逆への字状に上方へ折曲してい
るので平板よりも剛性が増すと共に上述した風向制御に
も適した形状となっている。
その先端の断面形状が略逆への字状に上方へ折曲してい
るので平板よりも剛性が増すと共に上述した風向制御に
も適した形状となっている。
【００３４】このように室内機１下面に風向ガイド部１
１を設けることにより送風機５の運転開始時に被調和室
内の空気の汚れを防いで快適な空調を行うと共に、空気
調和機の通常運転（冷房／暖房）時の風向制御について
も上述したような改善をすることが出来る。
１を設けることにより送風機５の運転開始時に被調和室
内の空気の汚れを防いで快適な空調を行うと共に、空気
調和機の通常運転（冷房／暖房）時の風向制御について
も上述したような改善をすることが出来る。
【００３５】なお、本発明は上述した実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であ
る。
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であ
る。
【００３６】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１にかかる
発明によれば、送風機の運転によって吸込口から吸い込
んだ室内の空気を熱交換器で調温して、再び吹出口から
室内に吹き出すようにした空気調和機の室内機におい
て、吹出口には、この吹出口に回動自在に設けられこの
吹出口から吹き出される空気の上下風向を制御するフラ
ップ部と、このフラップ部と略並列に室内機の下面に伸
縮自在に設けられた風向ガイド部とを設けることによ
り、室内機の送風機の運転開始時に室内機内に溜まった
塵埃が被調和室内へ拡散する虞のない空気調和機の室内
機を提供することができる。
発明によれば、送風機の運転によって吸込口から吸い込
んだ室内の空気を熱交換器で調温して、再び吹出口から
室内に吹き出すようにした空気調和機の室内機におい
て、吹出口には、この吹出口に回動自在に設けられこの
吹出口から吹き出される空気の上下風向を制御するフラ
ップ部と、このフラップ部と略並列に室内機の下面に伸
縮自在に設けられた風向ガイド部とを設けることによ
り、室内機の送風機の運転開始時に室内機内に溜まった
塵埃が被調和室内へ拡散する虞のない空気調和機の室内
機を提供することができる。
【００３７】請求項２にかかる発明によれば、風向ガイ
ド部は、その先端の断面形状が略逆への字状に上方へ折
曲していることにより、室内機の送風機の運転開始時に
室内機内に溜まった塵埃が被調和室内へ拡散する虞のな
い空気調和機の室内機を提供することができる。
ド部は、その先端の断面形状が略逆への字状に上方へ折
曲していることにより、室内機の送風機の運転開始時に
室内機内に溜まった塵埃が被調和室内へ拡散する虞のな
い空気調和機の室内機を提供することができる。
【００３８】請求項３にかかる発明によれば、風向ガイ
ド部の駆動部は、この風向ガイド部の上面に設けられた
ラックに噛み合うピニオンとこのピニオンを駆動するモ
ータとから成ることにより、室内機の送風機の運転開始
時に室内機内に溜まった塵埃が被調和室内へ拡散する虞
のない空気調和機の室内機を提供することができる。
ド部の駆動部は、この風向ガイド部の上面に設けられた
ラックに噛み合うピニオンとこのピニオンを駆動するモ
ータとから成ることにより、室内機の送風機の運転開始
時に室内機内に溜まった塵埃が被調和室内へ拡散する虞
のない空気調和機の室内機を提供することができる。
【００３９】請求項４にかかる発明によれば、室内機の
運転開始時に吹出口から吹出す風を吸込口に導くよう
に、フラップ部は吸込口へ向くにように回動され、且つ
風向ガイド部はフラップ部の下面の風の流れを整流する
ように伸展されることにより、室内機の送風機の運転開
始時に室内機内に溜まった塵埃が被調和室内へ拡散する
虞のない空気調和機の室内機を提供することができる。
運転開始時に吹出口から吹出す風を吸込口に導くよう
に、フラップ部は吸込口へ向くにように回動され、且つ
風向ガイド部はフラップ部の下面の風の流れを整流する
ように伸展されることにより、室内機の送風機の運転開
始時に室内機内に溜まった塵埃が被調和室内へ拡散する
虞のない空気調和機の室内機を提供することができる。
【００４０】請求項５にかかる発明によれば、室内機の
停止時に吹出口を塞ぐように、フラップ部は室内機の前
面と略同一面になるように回動され、且つ風向ガイド部
は吹出口のフラップ部後面の隙間を塞ぐように伸展され
ることにより、室内機の停止時に室内機内に塵埃が入り
にくい空気調和機の室内機を提供することができる。
停止時に吹出口を塞ぐように、フラップ部は室内機の前
面と略同一面になるように回動され、且つ風向ガイド部
は吹出口のフラップ部後面の隙間を塞ぐように伸展され
ることにより、室内機の停止時に室内機内に塵埃が入り
にくい空気調和機の室内機を提供することができる。
【００４１】請求項６にかかる発明によれば、室内機の
冷房運転時に吹出口から吹出す風を略水平に導くよう
に、フラップ部は略水平に回動され、且つ風向ガイド部
はフラップ部の下面の風の流れを整流するように伸展さ
れることにより、室内機の冷房運転時にユーザーが冷風
感を感じることの少ない空気調和機の室内機を提供する
ことができる。
冷房運転時に吹出口から吹出す風を略水平に導くよう
に、フラップ部は略水平に回動され、且つ風向ガイド部
はフラップ部の下面の風の流れを整流するように伸展さ
れることにより、室内機の冷房運転時にユーザーが冷風
感を感じることの少ない空気調和機の室内機を提供する
ことができる。
【００４２】請求項７にかかる発明によれば、室内機の
暖房運転時に吹出口から吹出す風を略垂直に導くよう
に、フラップ部は略垂直に回動され、且つ風向ガイド部
は室内機の下面に収納されることにより、室内機の暖房
運転時に室内の上下温度差の少ない空気調和機の室内機
を提供することができる。
暖房運転時に吹出口から吹出す風を略垂直に導くよう
に、フラップ部は略垂直に回動され、且つ風向ガイド部
は室内機の下面に収納されることにより、室内機の暖房
運転時に室内の上下温度差の少ない空気調和機の室内機
を提供することができる。
【図１】本発明の実施例を示す室内機の正面説明図であ
る。
る。
【図２】本発明の実施例を示す室内機の運転開始時の縦
断面説明図である。
断面説明図である。
【図３】本発明の実施例を示す室内機の停止時の要部説
明図である。
明図である。
【図４】本発明の実施例を示す室内機の冷房運転時（略
水平風向時）の要部説明図である。
水平風向時）の要部説明図である。
【図５】本発明の実施例を示す室内機の冷房運転時（最
大風量時）の要部説明図である。
大風量時）の要部説明図である。
【図６】本発明の実施例を示す室内機の暖房運転時（略
垂直風向時）の要部説明図である。
垂直風向時）の要部説明図である。
１ 室内機 ２Ｃ 後ケース部 ５ 送風機 ９ 吹出口 ９Ａ フラップ部 ９Ｂ ブレード部 １１ 風向ガイド部 １１Ａ ラック １７ 駆動部 １７Ａ モータ １７Ｂ ピニオン １７Ｃ 連結軸 １８ 下面 １８Ａ 凹部
フロントページの続き (72)発明者 斎藤 直人 栃木県足利市大月町１番地 三洋電機空調 株式会社内 (72)発明者 広瀬 浩 栃木県足利市大月町１番地 三洋電機空調 株式会社内 Ｆターム(参考） 3L081 AA02 AB05 EA03
Claims (7)
- 【請求項１】 送風機の運転によって吸込口から吸い込
んだ室内の空気を熱交換器で調温して、再び吹出口から
室内に吹き出すようにした空気調和機の室内機におい
て、 前記吹出口には、この吹出口に回動自在に設けられこの
吹出口から吹き出される空気の上下風向を制御するフラ
ップ部と、このフラップ部と略並列に前記室内機の下面
に伸縮自在に設けられた風向ガイド部とを設けることを
特徴とする空気調和機の室内機。 - 【請求項２】 前記風向ガイド部は、その先端の断面形
状が略逆への字状に上方へ折曲していることを特徴とす
る請求項１記載の空気調和機の室内機。 - 【請求項３】 前記風向ガイド部の駆動部は、この風向
ガイド部の上面に設けられたラックに噛み合うピニオン
とこのピニオンを駆動するモータとから成ることを特徴
とする請求項１又は２記載の空気調和機の室内機。 - 【請求項４】 前記室内機の運転開始時に前記吹出口か
ら吹出す風を前記吸込口に導くように、前記フラップ部
は前記吸込口へ向くにように回動され、且つ前記風向ガ
イド部は前記フラップ部の下面の風の流れを整流するよ
うに伸展されることを特徴とする請求項１乃至３記載の
空気調和機の室内機。 - 【請求項５】 前記室内機の停止時に前記吹出口を塞ぐ
ように、前記フラップ部は室内機の前面と略同一面にな
るように回動され、且つ前記風向ガイド部は前記吹出口
の前記フラップ部後面の隙間を塞ぐように伸展されるこ
とを特徴とする請求項１乃至４記載の空気調和機の室内
機。 - 【請求項６】 前記室内機の冷房運転時に前記吹出口か
ら吹出す風を略水平に導くように、前記フラップ部は略
水平に回動され、且つ前記風向ガイド部は前記フラップ
部の下面の風の流れを整流するように伸展されることを
特徴とする請求項１乃至５記載の空気調和機の室内機。 - 【請求項７】 前記室内機の暖房運転時に前記吹出口か
ら吹出す風を略垂直に導くように、前記フラップ部は略
垂直に回動され、且つ前記風向ガイド部は前記室内機の
下面に収納されることを特徴とする請求項１乃至６記載
の空気調和機の室内機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001149151A JP2002340393A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 空気調和機の室内機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001149151A JP2002340393A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 空気調和機の室内機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002340393A true JP2002340393A (ja) | 2002-11-27 |
Family
ID=18994355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001149151A Pending JP2002340393A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 空気調和機の室内機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002340393A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013031306A1 (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-07 | ダイキン工業株式会社 | 空調室内機 |
| JP2013050282A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-14 | Daikin Industries Ltd | 空調室内機 |
-
2001
- 2001-05-18 JP JP2001149151A patent/JP2002340393A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013031306A1 (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-07 | ダイキン工業株式会社 | 空調室内機 |
| JP2013050282A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-14 | Daikin Industries Ltd | 空調室内機 |
| JP2013050281A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-14 | Daikin Industries Ltd | 空調室内機 |
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