JP2002340283A - スタンド - Google Patents

スタンド

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JP2002340283A
JP2002340283A JP2001146457A JP2001146457A JP2002340283A JP 2002340283 A JP2002340283 A JP 2002340283A JP 2001146457 A JP2001146457 A JP 2001146457A JP 2001146457 A JP2001146457 A JP 2001146457A JP 2002340283 A JP2002340283 A JP 2002340283A
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JP
Japan
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clamp
rail
stand
guide
rail guide
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JP2001146457A
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English (en)
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Akihiro Matsuda
章宏 松田
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スタンド側の固定部材を被支持体のレールの複
数の規格に対応させることにより、異なる左右レール間
の幅を持つ複数種の被支持体の固定に汎用できるスタン
ドを提供する。 【解決手段】スタンド2のレールガイド21の案内部2
11及び狭持部212の外周面を複数対の互いに平行な
側面で構成する。前記案内部211及び前記挟持部21
2のそれぞれの平行な側面間の距離を複数種の被支持体
1,3,・・・の左右のレール11,11,31,31,・
・・間の距離に対応させて異なる長さとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,スタンドに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来,自動車内等で用いられる車載機
器,例えば図5で背面を示す液晶モニター1は,スタン
ドを介して車のダッシュボード等,前記モニター1の使
用場所に固定された後,使用される。前記モニター1の
背面には,図5及び図6で示すように,2本のレール1
1,11が前記モニターの上下方向に沿って,互い平行
に設置されている。前記レール11,11は,幅aのス
リット13aを有する略U字状の板体13の,スリット
13aにより分岐した部分である。前記板体13は,前
記モニター1の背面の上下方向に沿って設けられた底面
の幅bの溝12と前記スリット13aが平行になるとと
もに,前記溝12の中央に前記スリット13aが重なる
ようにして,前記溝12を覆う形で取り付けられる。こ
こで,前記U字板13取付後の前記溝12は,少なくと
もその一端が開放された形状をしている。前記モニター
1は,前記レール11,11の間及びモニター背面の溝
12に前記スタンドのレールガイド21を差し込むこと
で取り付けられ,さらに該レールガイド21と前記スタ
ンド2の固定部材であるレールガイドノブ22によって
上記レール11,11を夾むことで,前記スタンド上に
固定される。
【0003】図7を用いて前記レールガイド21の形状
を説明する。図7で示すように,前記レールガイド21
は正方形を前面,背面に持つ直方体型の案内部211
と,正方形を前面,背面に持つ直方体型の狭持部212
で構成され,前記案内部211の前面は,前記狭持部2
12の背面の中央で接しており,さらに前記案内部21
1の背面の中央にはレールガイド取り付け軸23が取り
付けられている。前記案内部211の前面及び背面の一
辺の長さa’は前記スリット13aの幅(レール11,
11の間隔)aよりも若干短い値を取り,前記狭持部2
12の前面および背面の一般の長さb’は前記底面12
の幅bよりも若干短いとともに前記スリット13の幅a
よりも長い値を取っている。上記の形状により,前記レ
ールガイド21は前記スリット13aから抜けることな
しに,前記レール11,11の間を自由に移動できるた
めに,前記モニター1の取り付け位置を調節することが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで,前記モニタ
ー1,…の背面において前記溝12,…及びスリット1
3a,…の幅は前記モニター1,…の種類によって異な
っており,一方,従来用いられてきた前記スタンド2で
は前記レールガイド21は1種類の前記レール11,1
1,…にしか対応していないため,前記レールガイド2
1を用いて固定できる前記モニター1,…が1つの規格
の製品に限られていた。
【0005】本発明は前記事情に鑑みてなされたもので
あり,その目的とするところは固定具への取付部分の大
きさが異なる複数の規格の被支持体に汎用可能なスタン
ドを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め,請求項1の発明は,被支持体背面に設けられた左右
二本のレールと,レールガイドと,該レールガイドとの
間に前記レールを挟んで固定する固定部材とを備え,前
記被支持体を支持するスタンドであって,前記レールガ
イドが,左右に前記レールにほぼ挟まれた状態で相対的
に前記レールに沿って移動することで前記被支持体を案
内する案内部と,該案内部から前記レールの背面側に至
るように設けられ,前記固定部材との間に前記レールを
挟む狭持部とを備え,前記案内部の外周面が互いに平行
な複数対の側面から構成され,これら互いに平行な側面
同士のそれぞれの間隔が,左右のレール間の間隔が異な
る複数種の被支持体に対応してそれぞれ異なる長さとさ
れていることを特徴とするスタンドである。
【0007】請求項2の発明は,前記狭持部の外周部
が,前記案内部の外周面に対応して互いに平行な複数対
の側面から構成され,これら互いに平行な側面同士のそ
れぞれの間隔が,左右の前記レール間の間隔が異なる複
数種の前記被支持体に対応してそれぞれ異なる長さとさ
れていることを特徴とするスタンドである。
【0008】請求項3の発明は,前記被支持体の取付位
置に固定されるベース部と,該ベース部上に設けられた
クランプ部と,基端部がほぼ球状とされるとともに前記
クランプ部に揺動自在に挟持され,先端部に前記レール
ガイドが取り付けられるネジ軸とを備え,前記固定部材
にネジ孔が設けられるとともに,前記レールガイドとの
間に前記レールを挟んで締結するように前記ネジ軸に螺
合され,前記クランプ部を緩めることにより前記ネジ軸
が揺動自在とされ,前記クランプ部を締めることにより
前記ネジ軸の方向が固定されることを特徴とするスタン
ドである。
【0009】請求項4の発明は,前記ベース部に前記ク
ランプ部を取り付ける取付部が設けられ,前記クランプ
部が,前記ネジ軸の前記基端部と前記ベース部の前記取
付部とを挟持することにより,前記ベース部にクランプ
部が固定されるとともに前記クランプ部に前記ネジ軸が
固定され,前記ベース部の前記取付部を前記クランプ部
で挟持する際に前記クランプ部の向きを左右に段階的に
決める角度決め手段が設けられていることを特徴とする
スタンドである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は,本発明の一例としてのス
タンド2を用いて,被支持体である液晶モニター1,3
を固定する様子を示している。
【0011】ここで,本発明の実施例であるスタンド2
に関する説明を簡略にするために,被支持体である液晶
モニター1の構成要素で,従来技術の項で説明したもの
については従来技術の項で用いた符号と同じ符号を適用
し,詳細な説明を省く。
【0012】前記モニター1と違う規格の被支持体であ
るモニター3の背面にはレール31,31が,前記モニ
ター3の背面に上下方向に沿って設けられた幅dの溝3
2に対して,幅cのスリット33aを有するU字板33
を,前記モニター1の場合と同じ様にして取り付けるこ
とにより設置されており,前記U字板33取付後の前記
溝32は,少なくともその一端が開放された形状をして
いる。
【0013】前記スタンド2は,図3で示すように,前
記レールガイド21,レールガイドノブ22,ネジ軸で
あるレールガイド軸23,ベース部であるスタンド台座
24,クランプ部であるレールガイドクランプ25,基
端部であるレールガイド取付球26及びレールガイドノ
ブ27等から構成される。
【0014】ネジ軸である前記レールガイド取付軸23
はほぼ円柱状の形状を有しており,その一端にはほぼ球
状の形状を有した基端部である前記レールガイド取付球
26が固定され,もう一端には後述するレールガイド2
1が,ネジ止めされ,前記レールガイド21側の部分に
はネジ山が設けられている。前記スタンド2における固
定部材である前記レールガイドノブ22は円盤状の形態
を有し,前記被支持体1,3,…の前記レール11,1
1,31,31,…に直接接する圧接部221と,前記
レールガイド取付軸23のネジ山と螺合する図示しない
ネジ孔が開けられているネジ部222の2部材からな
る。前記圧接部221には,該圧接部221と前記レー
ルガイド21とで前記レール11,11,31,31,
…を挟持した際,該レール11,11,31,31,…
を傷つけることなく固定できるよう,前記レールガイド
21側に表面に凸凹のあるゴム板等のすべり止め材が取
り付けられており,前記軸の半径よりも長い半径の穴が
中央に開けられている。また,前記ネジ部222の外周
面には,前記レール11,11,31,31,…挟持の
際に回転させやすいよう,前記軸23の長手方向に沿っ
た溝が周方向に多数並べられた状態で設置されている。
【0015】前記スタンドのベース部である前記スタン
ド台座24は半円よりもやや円形に近い曲線状の形状を
有し,その周縁部に数本の溝を有し,その底部に両面テ
ープを貼付することで,車のダッシュボード上などの前
記モニター1,3の使用場所に固定される。また,前記
台座24はその上面部に取付部であるクランプ取付盤2
8を備えている。該取付盤28は後述する方法によりク
ランプ部である前記レールガイド取付クランプ25を前
記台座24上に取り付けるためのもので,小円盤281
及び大円盤282により構成され,前記小円盤281の
上面部が前記大円盤282の中央部で接した形状を有
し,前記小円盤282の下面部で前記台座24の上面部
に固定されている。前記小円盤281と前記大円盤28
2のうち,いずれか一方若しくは両方の円周面の全面に
は,上下方向に歯車状の溝が形成されている。なお,前
記円盤281,282は,円盤状の形状ではなく,環状
の形状を有していてもよい。
【0016】クランプ部である前記レールガイドクラン
プ25は全体として略円筒形の形状を有しており,2個
のクランプ部材25a,25bによって形成される。こ
こで,前記部材25a,25bにおいて,前記クランプ
25を組み立てる際に互いに重なり合う面を正面とす
る。前記部材25a,25bは正面同士で重ね合って前
記クランプ25を形成するよう,略円筒形を直径方向に
沿った切断面で2分割した外観を有している。また,前
記クランプ25に前記レールガイド軸23の取り付けら
れた前記レールガイド取付球26と前記クランプ取付盤
28を挟持させるため,後述するように,前記部材25
aには窪み251a,252a,41aが,前記部材2
5bには,窪み251b,252b,41bがそれぞれ
設けられている。さらに,前記部材25a,25bは,
クランプねじ29を挿通した後に前記ねじ29に螺合さ
れたクランプノブ27を用いて締め付けることができる
よう,前記部材25aにはねじ穴253aが,前記部材
25bにはねじ穴253bがそれぞれ設けられている。
【0017】前記部材25aの正面部に設けられた前記
窪み251a,41aと,前記部材25bの正面部に設
けられた前記窪み251b,41bは,これらの窪みに
前記軸23及び前記球26を嵌めこんだ状態で,前記部
材25aの正面部と前記部材25aの正面部とを重ね合
わせることにより,前記取付球26を挟持することがで
きるとともに,前記取付球26を緩く挟持した状態で前
記軸23を窪み41a,41bにより形成された溝の範
囲内で揺動させ,前記じく23の向きを決めた後に,前
記クランプ25を締め付けることで,前記軸23を前記
クランプ25上に固定することができるよう,次に述べ
る形状,大きさ,位置に形成されている。
【0018】前記窪み251a,251bは,前記部材
25a,25bの正面上部に,前記レールガイド取付球
26よりとほぼ同じ半径を有するほぼ半球状の窪みとし
て設けられ,前記部材25a,25bの上面で開放され
ている。さらに,前記窪み25aに隣接して,窪み41
aが,前記窪み251bに隣接して窪み41bがそれぞ
れ設けられている。前記窪み42aは,前記窪み251
aの左側若しくは右側に隣接して,前記部材25aの上
面と外周面に対して開放され,底面は略平面状に形成さ
れている。前記窪み41aの底面の,前記部材25aの
正面に対する深さは前記レールガイド軸23の半径より
も長くなっている。前記窪み41bは,前記部材25
a,25bを互いの正面で重ね合わせたときに前記窪み
42aとともに前記軸23の直径よりも長い幅を有する
溝を形成することができるよう,前記窪み42aと同じ
形状に形成される。
【0019】前記部材25aの正面部に設けられた前記
窪み252aと,前記部材25bの正面部に設けられた
前記窪み252bは,これら2個の窪みに前記クランプ
取付盤28を嵌めこんだ状態で,前記部材25aの正面
部と前記部材25aの正面部とを重ね合わせることによ
り,前記取付盤28を挟持することができるとともに,
前記取付盤28を緩く挟持し,前記クランプ25の角度
を左右に段階的に決めた後に,前記クランプ25を締め
付けることで,前記クランプ25を前記台座24上に固
定することができるよう,次に述べる形状,大きさ,位
置に形成されている。
【0020】前記窪み252aは,小半円盤部42a及
び大半円盤部43aにより構成される。小半円盤部42
aは前記クランプ取付台28を構成する前記小円盤28
1とほぼ同じ半径及び厚さを有した円盤を,上面部及び
下面部がほぼ半円となるように切断した形状を有してお
り,前記部材25aの下面部で開口している。前記大半
円盤部43aは前記クランプ取付台28を構成する前記
大円盤282とほぼ同じ半径及び厚さを有した円盤を,
上面部及び下面がほぼ半円となるように切断した形状を
有している。前記小円盤部42aの上面部と,前記大円
盤部43aの下面部は,前記小円盤部42aの上面部が
その一部をなしている円の中心と,前記大円盤部43a
の下面部がその一部をなしている円の中心とが重なるよ
うな位置関係で接している。前記窪み252bは,前記
窪み252aの場合と同じ形状,大きさに形成されてお
り,前記窪み252bの最下面部は前記部材25bの下
面部で開口している。なお,前記小円盤部及び前記大円
盤部のうちのいずれか一方若しくは両方の円周面の一部
若しくは全面には,前記取付盤28の円周部に設けられ
た溝と嵌合するようにして上下方向に歯車状の突起が形
成されている。
【0021】前記ねじ穴253a,253bは前記部材
25aの正面と前記部材25bの正面を接合した際に,
前記ねじ29を挿通することができる位置及び角度に空
けられ,前記ねじ29の半径より若干長いとともに,ネ
ジ頭よりも小さい半径を有する。
【0022】前記ねじ29は略円筒形の形状を有する前
記クランプ25の直径よりも長く形成されている。ま
た,前記クランプノブ27には前記ねじ29と螺合する
ネジ孔が設けられている。
【0023】前記スタンド2は次に述べる手順によって
組み立てられる。まず,ネジ軸である前記レールガイド
取付軸23に固定部材であるレールガイドノブ22のネ
ジ部222を螺合させ,次に前記軸23のネジ山側の一
端から前記圧接部221を,前記取付球26の反対側に
すべり止め材を向けるようにして挿通させ,さらに前記
軸23のネジ山側の一端に前記レールガイド21を取り
付ける。
【0024】次に,前記クランプ部材25a,25bの
前記窪み251a,251bに前記レールガイド軸23
及び前記レールガイド取付球26を嵌め込むとともに,
前記窪み252a,252bに前記クランプ取付盤28
を嵌めこんだ状態で前記部材25aの正面と前記部材2
5bの正面とを重ね合わせ,前記ねじ穴253a,25
3bに前記ねじ29を挿通した後,該ねじ29に前記レ
ールガイドノブ27螺合し,該ノブ27を回して,前記
クランプ25及び前記取付球26が回転可能な程度に前
記クランプ25を緩く締め付けて仮止めを行なう。仮止
めの後,前記スタンド台座24に対して前記レールガイ
ドクランプ25を回転させ,前記レールガイド軸23を
前記クランプ25に対して揺動させることで前記モニタ
ー1の取付方向を調整した後,前記ノブ27を堅く締め
付けることにより,前記モニター1の取付角度を決定す
る。前記モニター1取付後に取付向きを変更する場合に
は前記ノブ27用いて前記クランプを,前記クランプ2
5及び前記球26が回転可能な程度に緩めてから前記ク
ランプ25及び前記軸23の向きを調整し,再び前記ノ
ブ27を用いて前記クランプ25を締め付ければよい。
【0025】図2に示すように,前記レールガイド21
は,直方体の案内部211と直方体の狭持部212が備
えられており,前記案内部211はその前面で,前記狭
持部212の背面の中央部に固定されている。前記案内
部211の背面の中央には前記レールガイド取付軸23
がネジ止めされている。前記案内部211の外周面は2
対の互いに平行な側面,21a,21a及び21c,2
1cから構成され,前記側面21a,21a間の距離は
a’,前記側面21c,21c間の距離はc’である。
また,前記狭持部212の外周面は2対の互いに平行な
側面21b,21b及び21d,21dから構成され,
前記側面21b,21b間の距離はb’,前記側面21
d,21d間の距離はd’である。
【0026】前記レールガイド21の前記案内部211
及び前記狭持部212における外周面を構成する合わせ
て4対の互いに平行な側面21a,21a,…の間隔
a’,b’,c’,d’の値及び,これら各側面21
a,21a,…の配置は,前記レールガイド21が前記
レール11,11,31,31への着脱が可能で,前記
スリット13,33から抜けることなく前記レール1
1,11,31,31間を自在に動かすことができるよ
う,後述する手順で決定される。
【0027】前記側面21a,21a,21b,21
b,…間の距離,a’,b’,c’,d’を,前記レー
ル11,11の間隔に対応させるため,まず,前記案内
部211の互いに平行な側面21a,21a間の距離
a’は,前記スリット13aの開口部の幅aより若干短
い値に,前記狭持部212の互いに平行な側面21b,
21b間の距離b’は前記溝12の底面の幅bより若干
短いとともに,前記レール11の開口部の幅aよりも長
い値にそれぞれ決定される。さらに,前記案内部211
の互いに平行な側面21c,21c間の距離c’は前記
スリットの幅cよりも若干短い値に,前記狭持部212
の互いに平行な側面21d,21d間の距離d’は前記
底面32の幅dよりも若干短いとともに,前記スリット
31aの幅cよりも長い値にそれぞれ決定される。ま
た,前記レールガイド21の外周部を構成する各側面の
配置は,該レールガイド21の1個の断面が,上辺の長
さがa’,下辺の長さがb’の凸型となるとともに,こ
れに直交するもう1個の断面が,上辺の長さがc’,下
辺の長さがd’の凸型となるように決定される。
【0028】前記モニター1の使用場所への設置は,先
述した手順で予め使用場所に組み立てられ,固定された
前記スタンド2を介して行なうものとしてもよい。ま
ず,前記モニター1背面に設置された前記レール11,
11の間に前記レールガイド21を,前記案内部211
が前記レール11,11の間の前記スリット13aの部
分に挟まり,前記狭持部212が前記レール11,11
の背面側にある前記溝12に挿入される様にして差し込
む。この際,前記レールガイド21の向きは,該レール
ガイド21の前記側面21a,21a,21b,21b
が前記レール11,11に対して平行となる方向とす
る。前記レール11,11の間に前記レールガイド21
を差し込んだ後,該レールガイド21を前記レール1
1,11間で移動させて,前記モニター1の取付位置高
さを調整する。調整後,固定部材である前記レールガイ
ドノブ22の前記ネジ部222を回転させ,前記圧接部
221を前記レール11,11に押し当てることによ
り,該レールガイドノブ22と前記狭持部212とで前
記レール11,11を挟持し,締め付けて,前記モニタ
ー1の使用場所への設置が完了する。
【0029】また,前記モニター3の使用場所への設置
は,前記レールガイド21を前記レール31,31に対
して側面21c,21c,21d,21dが平行となる
向きにして前記レール31,31の間に差し込む以外
は,前述した前記モニター1を前記スタンド2へ設置す
る場合と同様に操作することで行なうことができる。こ
のように,図1に示した実施例では,前記スタンド2を
部品の前記レールガイド21を交換することなく規格の
異なる2種類の被支持体である液晶モニター1,3の使
用場所への設置に汎用することができる。
【0030】なお,本発明は,上記実施の形態に限定さ
れるものではない。例えば,スタンド2を介して固定さ
れる被支持体は液晶モニターに限らず,前記スタンド2
はスピーカー,カーナビゲーター等のあらゆる車載機器
の固定に汎用できる。また,レールガイド21の案内部
211及び狭持部212の形状は直方体に限定されず,
前記案内部211及び前記狭持部212の外周面が,互
いに平行な複数対の側面21a,21a,…から構成さ
れ,これら互いに平行な側面同士のそれぞれの間隔が,
左右の前記レール11,11,33,33,…間の間隔
が異なる複数種の被支持体1,3,…に対応してそれぞ
れ異なる長さとなっていればよい。例えば,図3に示す
ように,レールガイド21を案内部211及び狭持部2
12を六角柱としてもよい。前記案内部211及び前記
狭持部212の外周面を構成する合わせて6対の互いに
平行な側面21a,21a,21b,21b,21c,
21c,21d,21d,21e,21e,21f,2
1fのそれぞれの平行な側面同士の間隔,a’,b’,
c’,d’,e’,f’及び各側面の配置を,図1,2
に例示したガイドレール21の場合と同様な手順で,被
支持体1,3,…の3種類のスリット13,33,…の
幅a,c,e及び溝12,32,…の底面の幅b,d,
fに対応させることで,レールの規格の異なる3種類の
前記被支持体1,3,…の固定に前記スタンド2を汎用
することができる。
【0031】加えて,図1の実施例では前記レール1
1,11,33,33,…は前記被支持体1,3,…の
背面に形成された溝を凹型板で覆うことで形成されてい
るが,前記レール11,11,31,31,…は前記被
支持体1,3,…の背面の溝に予めレールとして成形さ
れたものを設置してもよいし,前記被支持体1,3,…
と一体に成形しても,前記被支持体1,3,…の背面か
ら突出した形態で設置してもよい。また,前記スタンド
台座24の形状は円弧型以外でもよく,周縁部の溝はな
くともよく,前記被支持体1,3,…使用場所へ固定す
る手段は両面テープ以外に,接着剤や磁石等を用いても
よい。また,固定部材である前記レールガイドノブ22
と前記レールガイド21の前記狭持部212を用いて前
記レール11,11,31,31,…を締め付ける手段
はネジ構造以外のものでもよい。さらに,固定部材であ
るレールガイドノブ22は一体に形成されていてもよ
い。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば,スタンドのレールガイ
ドの案内部及び狭持部の外周部を複数対の互いに平行な
側面によって構成し,これら互いに平行な側面同士の間
隔を左右のレールの間隔が異なる複数種の被支持体に対
応してそれぞれ異なる長さにすることで,前記スタンド
は複数種の被支持体の固定に汎用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したスタンド2の1例における液
晶モニター1,3の取り付け部分を示した斜視図であ
る。
【図2】図1におけるレールガイド21の拡大図であ
る。
【図3】図1におけるスタンド2の分解斜視図である。
【図4】本発明の図1に示した以外の実施例におけるレ
ールガイド21の拡大斜視図である。
【図5】従来用いられてきたスタンドにおける液晶モニ
ター1の取り付け部分を示した要部斜視図である。
【図6】図5における液晶モニター1の断面図である。
【図7】図5におけるレールガイド21の拡大斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 液晶モニター(被支持体) 2 スタンド 3 液晶モニター1と違う規格の液晶モニター(被支持
体) 11,11 レール 21 レールガイド 22 レールガイドノブ(固定部材) 23 レールガイド取付軸(ネジ軸) 24 スタンド台座(ベース部) 31,31 レール11,11と違う規格のレール 22 レールガイドノブ(固定部材) 23 レールガイド軸(ネジ軸) 24 スタンド台座(ベース部) 25 レールガイドクランプ(クランプ部) 26 レールガイド取付球(基端部) 28 レールガイド取付盤(取付部) 211 レールガイド案内部 212 レールガイド狭持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/64 581 H04N 5/64 581E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被支持体に設けられた左右二本のレールに
    係合するレールガイドと,該レールガイドとの間に前記
    レールを挟んで固定する固定部材とを備え,前記被支持
    体を支持するスタンドであって,前記レールガイドが,
    左右の前記レールにほぼ挟まれた状態で相対的に前記レ
    ールに沿って移動することで前記被支持体を案内する案
    内部と,前記案内部から前記レールの背面側に至るよう
    に設けられ,前記固定部材との間に前記レールを挟む挟
    持部とを備え,前記案内部の外周面が互いに平行な複数
    対の側面から構成され,これら複数対の互いに平行な側
    面同士のそれぞれの間隔が,左右の前記レール間の間隔
    が異なる複数種の被支持体に対応してそれぞれ異なる長
    さとされていることを特徴とするスタンド。
  2. 【請求項2】請求項1記載のスタンドであって,前記挟
    持部の外周面が,前記案内部の外周面に対応して互いに
    平行な複数対の側面から構成され,これら複数対の互い
    に平行な側面同士のそれぞれの間隔が左右の前記レール
    の間隔が異なる複数種の前記被支持体に対応してそれぞ
    れ異なる長さとされていることを特徴とするスタンド。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のスタンドであっ
    て,前記被支持体の取付位置に固定されるベース部と,
    該ベース部上に設けられたクランプ部と,基端部がほぼ
    球状とされるとともに前記クランプ部に挟持され,先端
    部に前記レールガイドが取り付けられるネジ軸とを備
    え,前記固定部材にネジ孔が設けられるとともに,前記
    レールガイドとの間に前記レールを挟んで締結するよう
    に前記ネジ軸に螺合され,前記クランプ部を緩めること
    により前記ネジ軸が揺動自在とされ,前記クランプ部を
    締めることにより前記ネジ軸の方向が固定されることを
    特徴とするスタンド。
  4. 【請求項4】請求項3記載のスタンドであって,前記ベ
    ース部に前記クランプ部を取り付ける取付部が設けら
    れ,前記クランプ部が,前記ネジ軸の基端部とベース部
    の取付部とを挟持することにより,ベース部にクランプ
    部が固定されるとともにクランプ部にネジ軸が固定さ
    れ,ベース部の取付部をクランプ部で挟持する際にクラ
    ンプ部の向きを左右に段階的に決める角度決め手段が設
    けられていることを特徴とするスタンド。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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