JP2002340090A - 防振装置 - Google Patents

防振装置

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JP2002340090A
JP2002340090A JP2001147149A JP2001147149A JP2002340090A JP 2002340090 A JP2002340090 A JP 2002340090A JP 2001147149 A JP2001147149 A JP 2001147149A JP 2001147149 A JP2001147149 A JP 2001147149A JP 2002340090 A JP2002340090 A JP 2002340090A
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rubber elastic
elastic body
mounting frame
vibration
axial direction
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Kengo Inoue
健吾 井上
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動、衝撃の吸収に方向性が少なくて振動、
衝撃を均一に吸収することができ、しかもゴム弾性体が
破断することがない防振装置を提供する。 【解決手段】 中心部に貫通孔21を有するゴム弾性体
2と、防振すべき機器を支持体に支持して前記ゴム弾性
体2を保持する取付け孔部31を有する取付けフレーム
3と、フランジ部41と芯部42とこの芯部42からそ
の軸方向に延出するねじ部43とからなるねじ部材4と
から構成された防振装置であって、前記ゴム弾性体2の
軸方向中央部の外周部側に溝部22を形成するとともに
その軸方向両側に鍔状部23を形成し、かつ前記取付け
フレーム3の取付け孔部31に前記溝部22に嵌合する
ための前記取付けフレーム3から突出した筒状の突出壁
部33を形成するとともに、この突出壁部33の遊端か
ら前記取付けフレーム3の取付け孔部形成面と平行に外
側に折曲された折曲片34を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は小型精密機器の防振
装置として好適な防振装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、小型精密機器において、本体ユニ
ットと防振すべき機器とを連結する取付けフレームに取
り付けた防振装置としては、ゴム弾性体を取付フレーム
に形成された取付け孔に嵌合する構成のものがあり、代
表例として、実開平6−32788号公報に記載された
ものが知られている。その構成を図5で説明する。図5
において、防振装置1は筒状のゴム弾性体2と取付けフ
レーム3とねじ部材4とから構成される。そして、取付
けフレーム3をそれに形成されたねじ孔32を介してこ
れを本体ユニットである支持体5にねじ止めするととも
に、前記取付けフレーム3を円形に切断して形成された
取付け孔35に前記ゴム弾性体2を嵌合し、大径のフラ
ンジ部41と前記ゴム弾性体2よりも軸方向長さが短い
芯部42と芯部42から突出したねじ部43からなるね
じ部材4を用いて、防振すべき機器であるハードディス
ク装置の例えばシャーシ部6に形成されたねじ孔61に
ねじ込み固定される。この際に前記ねじ部材4の前記フ
ランジ部41が前記ゴム弾性体2に一端側に当接し、芯
部42がゴム弾性体2に形成された貫通孔21に嵌合す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記防振装置において
は、ゴム弾性体を保持する取付フレームの取付け孔が取
付けフレームを円形に切断した切断孔であるためその切
断面とゴム弾性体との接触面積が小さくなり、この切断
孔の切断面方向においてゴム弾性体に吸収される振動及
び衝撃は軸方向に比べると少なくなって、ゴム弾性体に
よって吸収される振動などが不均一になり、ハードディ
スク装置の記録又は再生時に映像や音声の異常が発生し
たり、また、その切断面が鋭利なエッジ面となっている
ため、落下衝撃等により切断面でゴム弾性体が破断して
振動や衝撃を緩衝できずにディスク表面に傷がつくおそ
れがある。
【0004】そこで、本発明は前記問題を解決するもの
であって、振動、衝撃の吸収に方向性が少なくて振動、
衝撃を均一に吸収することができ、しかもゴム弾性体が
破断することがない防振装置を提供することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の防振装置は、防振すべき機器の振動を吸収す
るための中心部に貫通孔を有するゴム弾性体と、前記防
振すべき機器を支持体に支持して前記ゴム弾性体を保持
する取付け孔部を有する取付けフレームと、前記ゴム弾
性体の一端側に当接させるためのフランジ部と前記ゴム
弾性体の貫通孔に嵌合するための芯部とこの芯部からそ
の軸方向に延出するねじ部とからなるねじ部材とから構
成され、前記取付けフレームに保持した前記ゴム弾性体
の一端側に前記フランジ部を当接させるとともに他端側
を前記防振すべき機器又は前記支持体のいずれか一方に
当接させてこれに前記ゴム弾性体を前記ねじ部材にて螺
着し、かつ前記取付けフレームを他方に固定する防振装
置であって、前記ゴム弾性体の軸方向中央部の外周部側
に溝部を形成するとともにその軸方向両側にそれぞれ鍔
状部を形成し、かつ前記取付けフレームの取付け孔部に
前記ゴム弾性体の溝部に嵌合するための前記取付けフレ
ームから突出した突出壁部を形成するとともに、この突
出壁部の遊端から前記取付けフレームの取付け孔部形成
面と平行に外側に折曲された折曲片を形成したことを特
徴とする。
【0006】前記構成によれば、取付け孔部にゴム弾性
体の溝部に嵌合するための取付けフレームから突出した
突出壁部を形成したので、これによって軸方向と直交す
る方向におけるゴム弾性体と取付け孔部との接触面積を
大きくすることができ、ゴム弾性体による軸方向と直交
する方向における振動、衝撃の吸収が向上し、軸方向に
おける振動、衝撃の吸収との差を少なくすることができ
る。また、突出壁部の遊端から取付けフレームの取付け
孔部形成面と平行に外側に折曲された折曲片を形成した
ので、ゴム弾性体との接触面が平面当接することにな
り、ゴム弾性体にエッジ面が当接することがなく、衝撃
などによってゴム弾性体が破断することがない。
【0007】したがって、従来の防振装置と比べると、
振動、衝撃の吸収に方向性が少なく振動、衝撃を均一に
吸収することができ、しかもゴム弾性体が破断すること
がない。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、前記構成
において、ゴム弾性体の両鍔状部の軸方向における厚み
をそれぞれ等しい寸法に形成するとともに、溝部におけ
るゴム弾性体の厚みを鍔状部の軸方向における厚みとほ
ぼ等しい寸法に形成したものである。
【0009】前記構成によれば、ゴム弾性体に吸収され
る振動、衝撃がゴム弾性体の軸方向とそれと直交する方
向とにおいて均一にすることができる。請求項3に記載
の発明は、前記構成において、取付けフレームの突出壁
部を円筒状に形成し、その遊端の円周部から外側に折曲
して環状の折曲片を形成したものである。
【0010】前記構成によれば、円筒状のゴム弾性体を
保持して、軸方向と直交する方向と軸方向とにおける振
動、衝撃の吸収の差を少なくすることができ、また、ゴ
ム弾性体が破断することがない。
【0011】請求項4に記載の発明は、前記構成におい
て、取付フレームの突出壁部を多角形に形成し、その遊
端の辺から外側に切り起こして切り起し折曲片を形成し
たことを特徴とする。
【0012】前記構成によれば、多角形のゴム弾性体を
保持して、軸方向と直交する方向と軸方向とにおける振
動、衝撃の吸収の差を少なくすることができ、また、ゴ
ム弾性体が破断することがない。さらに、円筒形に比べ
ると、折曲片を容易に形成することができる。
【0013】請求項5に記載の発明は、前記構成におい
て、ゴム弾性体を、その軸方向に圧縮する圧縮量が前記
ゴム弾性体の軸方向長さの15〜25%であり、かつ弾
性率が10〜30%であるゴム材料又はゴム弾性を有す
る樹脂材料から形成したことを特徴とする。
【0014】前記構成によれば、ゴム弾性体の圧縮量と
弾性率が適度であって、取付けフレームに形成された取
付け孔部への嵌合が容易であり、かつ振動、衝撃の吸収
にも優れる。
【0015】本発明における防振装置においてゴム弾性
体として使用し得る材料としては、前記のように圧縮量
が15〜25%でかつ弾性率が10〜30%であるゴム
材料又はゴム弾性を有する樹脂材料が好ましいが、ここ
で前記弾性率は例えばJIS−K−6301に基づいて
測定される。
【0016】本発明における防振装置は、ハードディス
クレコーダー、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオ
カメラ、パソコン等の小型精密機器の防振装置として好
適に使用される。
【0017】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1における防振装置を図1、図2に基づいて
説明する。図1は本発明の防振装置の一例における取付
け状態を示す断面図、図2はその取付け前の状態を示す
断面図である。
【0018】図1、図2において、防振装置1はゴム弾
性体2と取付けフレーム3とねじ部材4とから構成さ
れ、例えば前記取付けフレーム3をパソコンなどの支持
体5にて支持して、防振すべきハードディスク装置のシ
ャーシ部6に装着される。
【0019】前記ゴム弾性体2は例えば圧縮量15〜2
5%、弾性率10〜30%のゴム材料又はゴム系樹脂材
料から円筒状に形成されており、その軸方向Xに沿って
前記ねじ部材4を挿入するための貫通孔21を有しかつ
その軸方向中央部の外周部側に溝部22が形成され、そ
の軸方向両側が鍔状部23に形成されている。
【0020】また、前記取付けフレーム3は板状体をほ
ぼ直角に折曲して形成されており、その一端側に前記ゴ
ム弾性体2を保持するための取付け孔部31が形成さ
れ、他端側にパソコンなどの支持体5に取り付けるため
のねじ孔32が形成されている。前記取付け孔部31は
取付けフレーム3から突出した円筒状の突出壁部33が
形成されるとともにその空洞部が取付け孔35になって
おり、前記円筒状の突出壁部33の遊端の円周部から前
記取付けフレーム3の取付け孔部形成面と平行に外側に
折曲して環状の折曲片34が形成されている。
【0021】さらに、前記ハードディスク装置のシャー
シ部6には前記ねじ部材4を螺着するためのねじ孔61
が形成されている。また、前記ねじ部材4は、金属製で
あって、前記ゴム弾性体2の一端側に当接させるための
フランジ部41と前記ゴム弾性体2の貫通孔21に嵌合
するための芯部42とこの芯部42からその軸方向に延
出するねじ部43とから構成されている。
【0022】そして、前記ゴム弾性体2においては、溝
部22が所定の溝幅wに形成されてその両側の両鍔状部
23の軸方向における厚みtが等しく形成され、また、
溝部22を境として分割されているゴム弾性体2とねじ
部材4のフランジ部41との当接面(又はハードディス
ク装置のシャーシ部6との当接面)の厚みは所定の寸法
h2に形成されて、そのうちの溝部22の貫通孔21ま
での厚みh1は前記厚みtとほぼ等しい寸法に形成され
ている。これによって、前記ゴム弾性体2においてその
軸方向における振動などの吸収と、それと直交する方向
における振動などの吸収がほぼ等しくなるように構成さ
れている。
【0023】また、前記ねじ部材4の芯部42の軸方向
長さL2は、ゴム弾性体2の軸方向長さL1よりも所定
寸法短く形成されていて、ねじ部材4を螺着したときに
ゴム弾性体2が所定の圧縮量で圧縮されるように構成さ
れている。
【0024】前記構成の防振装置1は次のように装着さ
れる。まず、取付けフレーム3のねじ孔32にねじをね
じ込み取付けフレーム3を支持体5に固定する。次い
で、取付けフレーム3の取付け孔部31にゴム弾性体2
を挿入し、その後ゴム弾性体2の貫通孔21にねじ部材
6を介してハードディスク装置のシャーシ部6のねじ孔
61に螺着して固定する。
【0025】ねじ部材4をねじ込むと、ゴム弾性体2が
取付フレーム3とハードディスク装置のシャーシ部6に
より軸方向に圧迫されて取付フレーム3が両側から挟み
込まれて、ゴム弾性体2を介して固定される。
【0026】以上のように、本実施の形態においては、
ゴム弾性体2の溝部22の両側に形成された鍔状部23
の軸方向における厚みtを等しく形成し、かつ、溝部2
2の貫通孔21までの厚みh1を前記厚みtとほぼ等し
い寸法に形成し、さらに、取付けフレーム3から突出し
た円筒状の突出壁部33を形成するとともに円筒状の突
出壁部33の遊端の円周部から前記取付けフレーム3の
取付け孔部形成面と平行に外側に折曲して環状の折曲片
34を形成したので、ゴム弾性体2に吸収される軸方向
における振動、衝撃と、それと直交する方向における振
動、衝撃を均一にすることができ、しかもゴム弾性体2
が破断することもない。 (実施の形態2)次に、本発明の実施の形態2における
防振装置を図3に基づいて説明する。図3は本発明にお
ける防振装置の他例における要部分解斜視図である。
【0027】図3において、ゴム弾性体2は円筒状に形
成され、その軸方向Xに沿って前記ねじ部材4を挿入す
るための貫通孔21を有しかつその軸方向中央部の外周
部側に溝部22が形成され、その軸方向両側に円筒状の
鍔状部23がそれぞれ形成されている。
【0028】また、取付けフレーム3は板状体から形成
されており、その中央部に前記ゴム弾性体2を保持する
ための取付け孔部31が形成され、一端側にパソコンな
どの支持体5に取り付けるためのねじ孔32が形成され
ている。前記取付け孔部31は取付けフレーム3から突
出した円筒状の突出壁部33が形成されるとともにその
空洞部が取付け孔35になっており、前記円筒状の突出
壁部33の遊端の円周部から前記取付けフレーム3の取
付け孔部形成面と平行に外側に折曲して環状の折曲片3
4が形成されている。
【0029】そして、前記突出壁部33には前記溝部2
2が嵌合され、折曲片34には前面側の前記鍔状部23
が挿入されてその後部面が前記折曲片34の表面に当接
される。
【0030】本実施の形態によれば前記実施の形態1と
同様の効果を奏する。本実施の形態では環状の折曲片3
4を形成したが、折曲片34は円筒状の突出壁部33の
遊端の円周部に沿って間歇的に複数形成してもよい。 (実施の形態3)次に、本発明の実施の形態3における
防振装置を図4に基づいて説明する。図4は本発明にお
ける防振装置のさらに他の例における要部分解斜視図で
ある。
【0031】図4において、ゴム弾性体2は四角形に形
成され、その軸方向Xに沿って前記ねじ部材4を挿入す
るための貫通孔21を有しかつその軸方向中央部の外周
部側に溝部22が形成され、その軸方向両側に四角形の
鍔状部23がそれぞれ形成されている。
【0032】また、取付けフレーム3は板状体から形成
されており、その中央部に前記ゴム弾性体2を保持する
ための取付け孔部31が形成され、一端側にパソコンな
どの支持体5に取り付けるためのねじ孔32が形成され
ている。前記取付けフレーム3には四角形の取付け孔3
5が形成されており、この取付け孔35の対向する2辺
に前記溝部22の側面を保持するための一対の切り起こ
し片38が形成され、他の対向する2辺には切り起こす
とともに前記取付けフレーム3と平行に外側に折曲した
切り起こし折曲片37が形成されている。
【0033】そして、前記切り起こし片38にて溝部2
2の側面が保持され、前記折曲片37には前面側の前記
鍔状部23が挿入されてその後部面が前記折曲片37の
表面に当接される。
【0034】前記構成によれば、前記実施の形態2にお
ける効果に加えて、折曲片を容易に形成することができ
るという効果を奏する。本実施の形態では、対向する2
辺に折曲片37を形成したが、前記切り起こし片38を
削除してこの位置にさらに折曲片37を形成してもよ
い。
【0035】以上の実施の形態では、ゴム弾性体を防振
すべき機器側にゴム弾性体を装着した例を示したが、ゴ
ム弾性体を支持体側に装着してもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明の防振装置によれ
ば、振動、衝撃の吸収に方向性が少なく振動、衝撃を均
一に吸収することができ、しかもゴム弾性体が破断する
ことがない。
【0037】また、請求項2に記載の発明によれば、ゴ
ム弾性体に吸収される振動、衝撃がゴム弾性体の軸方向
とそれと直交する方向とにおいて均一にすることができ
る。また、請求項3に記載の発明によれば、円筒状のゴ
ム弾性体を保持して、軸方向と直交する方向と軸方向と
における振動、衝撃の吸収の差を少なくすることがで
き、また、ゴム弾性体が破断することがない。
【0038】また、請求項4に記載の発明によれば、多
角形のゴム弾性体を保持して、軸方向と直交する方向と
軸方向とにおける振動、衝撃の吸収の差を少なくするこ
とができ、また、ゴム弾性体が破断することがない。さ
らに、円筒形に比べると、折曲片を容易に形成すること
ができる。
【0039】さらに、請求項5に記載の発明によれば、
ゴム弾性体の圧縮量と弾性率が適度であって、取付けフ
レームに形成された取付け孔部への嵌合が容易であり、
かつ振動、衝撃の吸収にも優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防振装置の一例における取付け状態を
示す断面図である。
【図2】同上の取付け前の状態を示す断面図である。
【図3】本発明における防振装置の他例における要部分
解斜視図である。
【図4】本発明における防振装置のさらに他の例におけ
る要部分解斜視図である。
【図5】従来の防振装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 防振装置 2 ゴム弾性体 3 取付フレーム 4 ねじ部材 5 支持体 6 ハードディスクのシャーシ部 21 貫通孔 22 溝部 23 鍔状部 31 取付け孔部 32 ねじ孔 33 突出壁部 34 折曲片 35 取付け孔 37 切り起こし折曲片 38 切り起こし片

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防振すべき機器の振動を吸収するための
    中心部に貫通孔を有するゴム弾性体と、前記防振すべき
    機器を支持体に支持して前記ゴム弾性体を保持する取付
    け孔部を有する取付けフレームと、前記ゴム弾性体の一
    端側に当接させるためのフランジ部と前記ゴム弾性体の
    貫通孔に嵌合するための芯部とこの芯部からその軸方向
    に延出するねじ部とからなるねじ部材とから構成され、
    前記取付けフレームに保持した前記ゴム弾性体の一端側
    に前記フランジ部を当接させるとともに他端側を前記防
    振すべき機器又は前記支持体のいずれか一方に当接させ
    てこれに前記ゴム弾性体を前記ねじ部材にて螺着し、か
    つ前記取付けフレームを他方に固定する防振装置であっ
    て、 前記ゴム弾性体の軸方向中央部の外周部側に溝部を形成
    するとともにその軸方向両側にそれぞれ鍔状部を形成
    し、かつ前記取付けフレームの取付け孔部に前記ゴム弾
    性体の溝部に嵌合するための前記取付けフレームから突
    出した突出壁部を形成するとともに、この突出壁部の遊
    端から前記取付けフレームの取付け孔部形成面と平行に
    外側に折曲された折曲片を形成したことを特徴とする防
    振装置。
  2. 【請求項2】 前記ゴム弾性体の前記両鍔状部の軸方向
    における厚みをそれぞれ等しい寸法に形成するととも
    に、前記溝部における前記ゴム弾性体の厚みを前記鍔状
    部の軸方向における厚みとほぼ等しい寸法に形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の防振装置。
  3. 【請求項3】 前記取付けフレームの突出壁部を円筒状
    に形成し、その遊端の円周部から外側に折曲して環状の
    折曲片を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載
    の防振装置。
  4. 【請求項4】 前記取付フレームの突出壁部を多角形に
    形成し、その遊端の辺から外側に切り起こして切り起し
    折曲片を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載
    の防振装置。
  5. 【請求項5】 前記ゴム弾性体を、その軸方向に圧縮す
    る圧縮量が前記ゴム弾性体の軸方向長さの15〜25%
    であり、かつ弾性率が10〜30%であるゴム材料又は
    ゴム弾性を有する樹脂材料から形成したことを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の防振装置。
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