JP2010073262A - 記録再生装置及びそれに用いられる防振支持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
締結ネジで弾性部材を締結する際に摺動板を用いることにより、締結ネジの回転で弾性部材上面部が締結ネジの座面との摩擦により捻られることなく締結し、部品数を減らすことで組立工程数を軽減し、製造コストを下げる。
【解決手段】
ハードディスクユニット(3)が固定された保持板(2)をシャーシ(1)に取り付けるための締結ネジ(6)のネジ頭と、ハードディスクユニット(3)の振動を吸収するための弾性部材(4)との間に、一部に切欠きが形成されたC字状を為す摺動板(5)が挿入されている。この摺動板(5)の締結ネジ(6)が貫通する穴は切欠きを含む直線の方向に長い長円状を為しており、その短辺方向の部分で締結ネジ(6)と接触するようにした。
【選択図】図1
締結ネジで弾性部材を締結する際に摺動板を用いることにより、締結ネジの回転で弾性部材上面部が締結ネジの座面との摩擦により捻られることなく締結し、部品数を減らすことで組立工程数を軽減し、製造コストを下げる。
【解決手段】
ハードディスクユニット(3)が固定された保持板(2)をシャーシ(1)に取り付けるための締結ネジ(6)のネジ頭と、ハードディスクユニット(3)の振動を吸収するための弾性部材(4)との間に、一部に切欠きが形成されたC字状を為す摺動板(5)が挿入されている。この摺動板(5)の締結ネジ(6)が貫通する穴は切欠きを含む直線の方向に長い長円状を為しており、その短辺方向の部分で締結ネジ(6)と接触するようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、ハードディスクドライブ(Hard Disc Drive、HDD)内蔵テレビジョン受信機やDVD−HDDレコーダなどのハードディスクユニットを搭載した記録再生装置、及びそれを支持するための防振支持装置に関するものである。
HDD内蔵テレビジョン受信機やDVD−HDDレコーダなどに搭載されているハードディスクユニットは、外部からの振動や衝撃に対して弱いという問題がある。よって、従来の装置においては、下記特許文献1や特許文献2に記載されているように、ハードディスクユニットとそれを取り付けるシャーシの間に防振用の弾性部材を配置し締結ネジにより固定し、外部からの振動、衝撃を緩和している。
上記特許文献1に記載されている構成では締結ネジを締め付ける際に締結ネジの回転により、弾性部材上面部が締結ネジの頭部との摩擦により捻られることになり、圧縮、捻れを同時に受けた状態で使用すると弾性部材表面にクラックが発生し、性能劣化が発生する可能性がある。特許文献1は、かかる点についての考慮は充分にされていなかった。
上記特許文献2は上記問題を解決するために、弾性部材上面部に押圧板を配置し、締結ネジを締め付ける際に押圧板が回転しないように治具板を用いたものである。このとき、シャーシに対してハードディスクユニットや弾性部材などの部材が配置された面とは逆側から締結ネジを締め付けているため、組立性に関して従来充分に考慮されていなかった。
本発明は上記課題に鑑みて為されたものであり、締結ネジを締め付けても弾性部材が捻れることなく、組立性のよいハードディスクユニットの防振支持装置とそれを用いた記録再生装置を提供することを目的とする。また本発明は、振動に対する耐性を高めた信頼性の高い記録再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ハードディスクユニットが固定された保持板をシャーシに取り付けるための締結ネジのネジ頭と、ハードディスクユニットの振動を吸収するための弾性部材との間に、一部に切欠きが形成されたC字状を為す摺動板を挿入し、この締結ネジの、切欠きの中心を含む直線と直交する方向の寸法を、締結ネジの外径よりも小さくしたことを特徴とするものである。
本発明によれば、締結ネジの頭部と弾性部材の間に摺動板を配置することにより、締結ネジを締め付ける際に、締結ネジの頭部と弾性部材との間の摩擦により弾性部材が捻られる事なく、また、シャーシに対して一方向から全ての部品を組み立てられるため組立性を向上させることができる。また本発明によれば、振動に対する耐性を高めた信頼性の高い記録再生装置を提供できる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。なお、全図において、共通な機能を有する構成要素には同一符号を付して示す。
まず、本発明が適用される記録再生装置について図8を参照しつつ説明する。図8は、本実施例に係る記録再生装置のハードウェア構成の一例を示すものであり、ここではハードディスクユニットを内蔵したテレビジョン受像機を例として示している。
本実施形態の記録再生装置100では、外部入力(1,2,…,N)10またはアナログチューナ11からの映像・音声をスイッチ20を介して、選択的にMPEGエンコーダ30に導き、映像・音声ストリームデータを生成する。そして、MPEGエンコーダ30、または、デジタルチューナ12からの映像・音声ストリームデータを、他のスイッチ21を介して、選択的に、例えばRAMで構成される35に一時的に格納される。このバッファメモリ35は、例えば4Mバイト程度の記憶容量を有している。そしてバッファメモリ35は、HDD制御部50からのコマンドによって所定サイズ単位(例えば1.5Mバイト)で読み出されてハードディスクユニットに搭載されたHDD(ハードディスクドライブ)60に、ファイルとして記録される。HDD60は、録画再生装置100に内蔵されたものでもよいし、カートリッジタイプのリムーバブルHDDでもよい。RAM70は、制御部40と接続され、制御部40で使用されるデータやプログラムを保持する。このRAM70は、上記のバッファメモリ35と一体化させてもよい(すなわち、一つのRAMで、バッファメモリ35の機能とRAM70の機能を兼用させてもよい)。ROM71は、制御部40と接続され、制御部40で使用されるファームウェアや制御プログラムなどのプログラムを記憶する読み出し専用の記憶装置である。
一方、HDD60へ記録された映像・音声ストリームデータのファイルを再生するときには、HDD制御部50の制御によって、HDD60から映像・音声ストリームデータを読み出して一旦バッファメモリ35に格納する。そしてHDD制御部50の制御によって、所定サイズのデータ(例えば30または60フレーム分のデータ)がバッファメモリ35から読み出され、MPEGデコーダ31において復号化され、所定のフォーマットに変換された後、その表示部80に出力されて表示される。表示部80は、例えば、フラットパネルディスプレイ(FPD)であり、液晶ディスプレイ(LCD)パネルまたはプラズマディスプレイパネル(PDP)を用いて構成される。
なお、これらHDD制御部50は、CPUにより構成される制御部40により制御される。また、ユーザが録画・再生、また、ファイルの削除を指示するときには、リモコン90または図示していない装置本体のフロントパネルのボタンを押下することによりおこなう。
このような構成の記録再生装置に適用される、本実施例に係るハードディスクユニットの防振支持装置に係る実施例について以下に説明する。
図1は本発明の一実施例に係る防振支持装置の分解組立図である。1はシャーシ、2は保持板、3はハードディスクユニット、4は弾性部材、5は摺動板、6は締結ネジである。ハードディスクユニット3は保持板2に図示しないネジなどにより固定されている。保持板2には取り付け穴2aが4箇所設けられており、シャーシ1においては、取り付け穴2aに対応する位置に締結用ネジ穴1aが設けられている。
図2は図1の分解組立図に示す防振支持装置の組立後のA−A矢視断面図である。説明のため、図中左側の締結ネジ6部においては、締結ネジ6を締め付ける前の状態を示す。締結ネジを締め付けた後の状態は、図中右側の締結ネジ6部と同様になる。
弾性部材4は、外部からの振動(例えばTVにおいてはスピーカからの低音出力に伴う振動)をハードディスクユニット3に伝わらないように、当該振動を吸収するための弾性体で構成されており、その中心に貫通穴4bを有し、また、中央部近傍に括れ4aを持った略円筒形の形状である。該弾性部材4を図に示すように保持板2の取り付け穴2aに嵌挿する。このとき、弾性部材4の外径が取り付け穴2aより大きいが、弾性部材4には貫通穴4bが設けてあり、さらに弾性体で構成されているため、当該弾性部材4を変形させることで取り付け穴2aに弾性部材4を嵌挿することが出来る。締結ネジ6は、ネジ山がないストレート部である円筒部6aと、ネジ山が形成された完全ネジ部6bおよびネジ頭部6cからなる。すなわち、本実施例に係る締結ネジ6は、その一端がネジ頭部6c、他端が完全ネジ部6b、該ネジ頭部6cと完全ネジ部6bとの間が円筒部6aと為っている。図に示すように円筒部6a部に摺動板5を装着し、この状態で、締結ネジ6を弾性部材4の貫通穴4bに挿入し、これをドライバーなどによりシャーシ1の取り付け穴2aに締め付けることで、ハードディスクユニット3が、弾性部材4を介してシャーシ1に固定保持される。
図3は弾性部材4の側面図である。弾性部材4は、例えばブチルゴムで構成され、弾性を持った部材である。形状は上記したように中心に締結ネジ6が貫通される貫通穴4bを有し、中央部近傍に括れ4aを持った略円筒形である。かかる貫通穴4bは、例えば外径D41は10mm、貫通穴4bの内径D42は5.3mm、高さL44は6mm、括れ4a部の径D43は8.3mmであり、その幅L45は1mmである。一方、保持板2の厚さは1mm、取り付け穴2aは径8.3mmの丸穴であり、それぞれ弾性部材4の括れ4b部の長さL42、径D43と同一とすることにより、ちょうど弾性部材4の括れ4aが保持板2の取り付け穴2aに係合するようにしている。
次に、摺動板5、締結ネジ6の詳細形状について説明する。
図4は摺動板5の上面図である。摺動板5の材質は、例えばポリエステルであり、締結ネジ6などの金属に対しての摩擦係数は低い。厚さは0.19mmであり、容易に変形できるようにしている。摺動板5の形状は、図4に示すように外径(D54)が10mmの円形であり、中心部に長辺(L51)5mm、短辺(L52)4.45mmの寸法を有する締結ネジ6が貫通される長丸穴5aが空いている。長丸穴5aの短辺の片側には切欠き部5bが設けられており、C字状に形成される。その切欠き部5bの幅L53は1.5mmである。すなわち、摺動板5に形成された長丸穴5aは、切欠き部5bの中心及び長丸穴5aの中心を通る直線Laの方向の寸法L51に比べ、その直線Laと直交する直線Lb方向の寸法が小さくされている。ここで、摺動板5の外径(D54)は、弾性部材4の外径(D41)に合わせている。
図5は締結ネジ6の側面図を示している。締結ネジ6は、上記したようにネジ山がない円筒部6aと完全ネジ部6bおよびネジ頭部6cからなる。円筒部6aの外径(D61)は4.5mmであり、その長さ(L63)は5.6mmである。また完全ネジ部6bはM3で長さ(L64)は5.5mmである。頭部6cの外径は10mmである。
円筒部6aの外径(D61)は弾性部材4の貫通穴4bの内径(D42)より小さくしている。これは、締結ネジ6を締め付ける際に、円筒部6aと貫通穴4bが接触して、摩擦により弾性部材4が回転しないようにするためである。
また、円筒部6aの長さ(L63)は、弾性部材4の高さ(L44)と摺動板4の厚さの合計よりも小さくしている。
次に、摺動板5の長丸穴5aと締結ネジ6の関係を詳細に説明する。
本実施例においては、摺動板5の長丸穴5aの短辺L52と、締結ネジ6の円筒部6aの外径D61とは、下記式1の関係を満たしている。
L52<D61 ・・・(式1)
すなわち、本実施例では、摺動板5が締結ネジ6に嵌め込まれたときに、摺動板5は、切欠き部5bの中心切欠き部5bの中心及び長丸穴5aの中心を通る直線Laと直交する直線Lbの方向の部分において、締結ネジ6の円筒部6aと接触している。当該部分以外では、摺動板5は締結ネジ6の円筒部6aと接触しないようにされている。これにより、摺動板5の長穴5aに締結ネジ6を挿入した場合、摺動板5が少し広げられ、この摺動板5が元に形状に戻ろうとする力で、締結ネジ6の円筒部6aを締め付けるため、容易に摺動板5が外れることはない。
すなわち、本実施例では、摺動板5が締結ネジ6に嵌め込まれたときに、摺動板5は、切欠き部5bの中心切欠き部5bの中心及び長丸穴5aの中心を通る直線Laと直交する直線Lbの方向の部分において、締結ネジ6の円筒部6aと接触している。当該部分以外では、摺動板5は締結ネジ6の円筒部6aと接触しないようにされている。これにより、摺動板5の長穴5aに締結ネジ6を挿入した場合、摺動板5が少し広げられ、この摺動板5が元に形状に戻ろうとする力で、締結ネジ6の円筒部6aを締め付けるため、容易に摺動板5が外れることはない。
すなわち、保持板2の取り付け穴2aに係合した弾性部材4に、摺動板5を取り付けた状態の締結ネジ6を弾性部材4の貫通穴4bに挿入して締め付ける際に、図2のように、締結ネジ6の完全ネジ部6bを下に向けても、摺動板5の自重により脱落することがない。
以上のように構成された防振支持装置における作用、機能について以下に説明をする。締結ネジ6と摺動板5を係合し、シャーシ1に対して保持板2と係合した弾性部材4を介して締め付けを行うと、弾性部材4は締結ネジ6の円筒部6aの長さ(L63)5.6mmまで圧縮され、結果、弾性部材4は外部からの衝撃や振動を吸収することができる。
また、締結ネジ6と摺動板5を係合すると摺動板5の元の形状に戻ろうとする力が働き、取り付けの際に締結ネジ6から脱落することが無くなり、また最終締め付けの段階で締結ネジ6の回転でネジ頭部6cと摺動板5が滑るため、弾性部材4の上面部が締結ネジ6の頭部6cとの摩擦により捻りを加えることなく弾性部材を圧縮のみさせて、保持板2とシャーシ1を締結することができる。さらに組立時に治具等を必要とせず、また、全ての部品を一方向から組み立てられることから、組立性を向上させることができる。
図6は締結ネジ6の円筒部6aと摺動板5の係合状態の断面図である。摺動板5は締結ネジ6の円筒部6aが接触部分5c、5dと接触しており常に矢印5g、5hの力が働いている為、脱落することが無い。また非接触部分5e、5fは締結ネジ6の円筒部6aと接触させない形状とし、摺動の妨げにならないようにしている。
このように本実施例によれば、ハードディスクユニットを取り付ける際に作業性が向上することができ、コスト低減の効果を奏することもできる。また、本実施例では、ハードディスクユニットを取り付ける際に、締結ネジ6の締め付けによって弾性部材4がその円周方向に捻られて変形されることが防止できるため、ハードディスクユニットの取り付け後における弾性部材4の経時的劣化を抑制し、弾性部材4の弾性を比較的長時間維持することができる。よって、本実施例に係るハードディスクユニットの取り付け構造を適用した記録再生装置は、振動に対する耐性が向上され、信頼性を高めることが可能となる。
図7は本発明の第2の実施例に係る防振支持装置の分解組立図である。
上記第1の実施例と同じ機能、作用を有する部品には同じ番号を付し、説明は省略する。7はハードディスクホルダ、8はリムーバブルハードディスクユニットである。
リムーバブルハードディスク8はハードディスクドライブを内部に配置し、接続コネクタ(図示せず)を外部に露出させたものである。ハードディスクホルダ7には、挿入口7aが設けられており、挿入口7aから矢印方向に前記リムーバブルハードディスク8を挿入し、ハードディスクホルダ7の所定位置に装着されるようになっている。このとき、ハードディスクホルダ7の内部に設けた接続コネクタ(図示せず)と前記リムーバブルハードディスク8の接続コネクタが係合され、リムーバブルハードディスク8内のハードディスクドライブが使用可能となる。このとき、リムーバブルハードディスク8はハードディスクホルダ7に固定保持されるようになっている。
ハードディスクホルダ7は、保持板2に図示しないネジなどにより固定されており、保持板2は弾性部材4を介してシャーシ1に固定保持している。保持部材2をシャーシ1に取り付ける構成については、実施例1と同じであるため、説明は省略する。
上記構成とすることにより、脱着可能なリムーバブルハードディスク8においても、実施例1と同様の効果を得ることができる。
また、以上の説明では摺動板5の外形は円形としているが弾性部材の弾性部材上面部の一部もしくはすべてを覆う大きさであれば多角形状でも同様な効果を得ることができる。
また、以上の説明では摺動板5の切欠き部5cの幅は、ネジ円筒部の径より小さければよく、上述した実施例の数値に限定されるものではなく、その他の寸法についても同様である。
また、以上の説明では摺動板5の長丸穴5aの短辺(L52)は締結ネジ6の円筒部6aの外径(D61)に対して0〜10%小さい形状であれば同様の効果を得る。
また、以上の説明では摺動板5の材質をポリエステル、厚さを0.19mmとしているが締結ネジとの摩擦係数が小さく、塑性変形を起こさない厚みの材質であれば同様の効果を得られることは言うまでもない。
以上説明した本実施形態に係る防振支持装置は、HDD内蔵型のテレビジョン受像機や、HDDレコーダ、HDD−DVDレコーダ等の記録再生装置に適用されるものである。すなわち、本実施形態に係る防振支持装置を記録再生装置に適用することにより、防振性に優れた信頼性の高い記録再生装置を提供することができる。
1…シャーシ、1a…締結用ネジ穴、2…保持板、2a…取り付け穴、3…ハードディスクユニット、4…弾性部材、4a…括れ部、4b…貫通穴、5…摺動板、5a…長丸穴、5b…切欠き部、5c、5d…接触部分、5e、5f…非接触部分、5g…押し付け方向、5h…押し付け方向、6…締結ネジ、6a…円筒部、6b…完全ネジ部、6c…ネジ頭部、7…ハードディスクホルダ、7a…挿入口、8…リムーバブルハードディスク。
Claims (7)
- ハードディスクユニットが固定された保持板を、振動を吸収するための弾性部材を介して締結ネジによりシャーシに取り付けるように為された記録再生装置において、
前記締結ネジのネジ頭と前記弾性部材との間に、前記締結ネジが貫通するための穴が形成された摺動板が挿入されており、
前記摺動板は、その一部に切欠きが形成されたC字状を為しており、前記摺動板に挿入された締結ネジが、前記切欠きの中心を含む直線と直交する方向において、前記摺動板と接触されることを特徴とする記録再生装置。 - 前記摺動板の穴は、前記切欠きの中心を含む直線の方向を長辺方向とし、該直線と直交する方向を転辺方向とした長円状を為すことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
- 前記弾性部材は、前記保持板が嵌め込まれるための括れ部を有することを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
- 前記締結ネジの端部が、ネジ山が形成されたネジ部とされており、該ネジ部と前記ネジ頭との間はネジ山が形成されない円筒部とされており、
前記摺動板は、前記締結の円筒部と接触することを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。 - ハードディスクユニットの防振支持装置において、
締結ネジと、
前記ハードディスクユニットが固定され、取り付け穴が形成された保持板と、
前記保持板の取り付け穴と対応する位置に設けられ、前記締結ネジが挿入されるネジ穴が設けられたシャーシと、
前記保持板の前記取り付け穴に嵌め込まれる括れ部を有し、前記締結ネジが貫通する貫通穴が設けられた円筒状の弾性部材と、
一部に切欠きが形成されるとともに前記締結ネジが貫通するための穴が形成されたC字状の摺動板を備え、
前記締結ネジを、前記摺動板の穴、及び前記保持板の取り付け穴に嵌め込まれた前記弾性部材の貫通穴を通して前記シャーシのネジ穴に締め付けることにより前記保持板が前記シャーシに取り付けられ、
前記摺動板の穴の、前記切欠きの中心を含む直線と直交する方向の寸法が、前記締結ネジの外径よりも小さいことを特徴とする防振支持装置。 - 前記摺動板の穴は、前記切欠きの中心を含む直線の方向を長手方向とし、該直線と直交する方向を短手方向とした長円状を為すことを特徴とする請求項5に記載の防振支持装置。
- 前記締結ネジの一端がネジ頭、他端がネジ山を有するネジ部とされており、該ネジ部と前記ネジ頭との間はネジ山が形成されない円筒部とされており、
前記摺動板の穴の、前記切欠きの中心を含む直線と直交する方向の寸法が、前記締結ネジの前記円筒部の外径よりも小さいことを特徴とする請求項5に記載の防振支持装置。
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JP2008240198A JP2010073262A (ja) | 2008-09-19 | 2008-09-19 | 記録再生装置及びそれに用いられる防振支持装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014228098A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | キヤノン株式会社 | 駆動ユニットの締結装置、シート搬送装置及び画像形成装置 |
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