JP2002339691A - 土留め設備およびそれを使用する開削工法 - Google Patents

土留め設備およびそれを使用する開削工法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭隘で工事占用部分が限定されている場所で
あっても、切羽部を鋼矢板などで仕切る必要がなく、切
羽を土留めしながらの開削工法による施工が可能とな
り、オープンシールド機のような大掛かりな設備が不要
で、容易に施工できる土留め設備およびそれを使用する
開削工法を得る。 【解決手段】 側部土留め板を打設して側部土留めを施
工し、土留めチャンバ11の前部に設けた前方土留め板13
で前方を土留めした後、土留めチャンバ11の上部または
上部後方に搭載した掘削機械で土留めチャンバ11前方を
掘削排土し、その後、土留めチャンバ11内に配設のジャ
ッキ14を伸長し後方に埋設のコンクリート函体4に反力
をとって土留めチャンバ11を前進させ、土留めチャンバ
11後方に新たなコンクリート函体4を布設し、次いで、
布設したコンクリート函体4の上部および側方を埋め戻
し、前記工程を繰り返して前方土留め板13を前方に移動
させながら、土留めチャンバ11の前方を掘削する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開削工法で施工す
るに際し、前方に重機などの建設機械を設置できないよ
うな場所での施工、例えば、既設水路などの構造物を取
り壊しながら水路を構築する場合などに使用する土留め
設備およびそれを使用する開削工法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、既設水路などを撤去し、ここに
新設水路などを構築する場合や、既設水路があったり、
建設機械、使用資材等を一方向からしか搬入できないよ
うな狭隘な場所での施工は、重機などの建設機械の設置
場所が限定されることから、開削工法での施工は困難で
あった。また、切羽部は鋼矢板等で前方を仕切る必要が
あるが、この部分は自然勾配で法面を構成する必要があ
る。
【0003】このため、従来は例えば、開削工法(オー
プンカット工法)とシールド工法の長所を生かした合理
性に富む工法であるオープンシールド工法が採用される
ことがある。このオープンシールド工法で使用するオー
プンシールド機1の概略は図19に示すように左右の側壁
板1aとこれら側壁板1aに連結する底板1bとからな
る前面、後面及び上面を開口したもので、前記側壁板1
aと底板1bの先端を刃口として形成し、また側壁板1
aの中央又は後端近くに推進ジャッキ2を後方に向け上
下に並べて配設する。図中3は隔壁を示す。
【0004】かかるオープンシールド機1を使用して施
工するオープンシールド工法は、図示は省略するが、発
進坑内にこのオープンシールド機1を設置して、オープ
ンシールド機1の推進ジャッキ2を伸長して発進坑内の
反力壁に反力をとってオープンシールド機1を前進さ
せ、地下構造物を形成する第1番目のコンクリート函体
4を上方から吊り降し、オープンシールド機1のテール
部1c内で縮めた推進ジャッキ2の後方にセットする。
推進ジャッキ2と反力壁の間にはストラットを配設して
適宜間隔調整をする。
【0005】また、発進坑は土留壁で構成し、オープン
シールド機1を発進させるにはこの土留壁を一部鏡切り
するが、必要に応じて薬液注入等で発進坑の前方部分に
地盤改良を施しておくこともある。
【0006】ショベル等の掘削機9でオープンシールド
機1の後方または上面から土砂を掘削しかつ排土する。
この排土工程と同時またはその後に推進ジャッキ2を伸
長してオープンシールド機1を前進させる。この前進工
程の場合、コンクリート函体4の前にはボックス鋼材又
は型鋼を用いた枠体よりなる押角8を配設する。
【0007】そして前記第1番目のコンクリート函体4
の前に第2番目のコンクリート函体4をオープンシール
ド機1のテール部1c内に吊り降す。以下、同様の排土
工程、前進工程、コンクリート函体4のセット工程を適
宜繰返して、順次コンクリート函体4をオープンシール
ド機1の前進に伴い縦列に地中に残置し、さらにこのコ
ンクリート函体4の上面に埋戻土5を入れる。
【0008】なお、コンクリート函体4をオープンシー
ルド機1のテール部1c内に吊り降す際には、コンクリ
ートブロック等による高さ調整材7をコンクリート函体
4下に配設し、このテール部1c内でコンクリート函体
4の左右および下部の空隙にグラウト材6を充填する。
【0009】このようにして、オープンシールド機1が
到達坑まで達したならばこれを撤去して工事を完了す
る。
【0010】このようなオープンシールド工法では、前
記のごとくコンクリート函体4をオープンシールド機1
の前進に伴い縦列に地中に残置し、コンクリート函体4
は、オープンシールド機1のテール部内に吊り降され、
オープンシールド機1の前進とともに該テール部1cか
ら出て地中に残されていくものである。
【0011】コンクリート函体4は鉄筋コンクリート製
のもので、図20に示すように左側板4a,右側板4bと
上床板4cと下床板4dとからなるもので、前後面が開
口10として開放されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】既設水路などを撤去
し、ここに新設水路などを構築する場合や、既設水路が
あったり、建設機械、使用資材等を一方向からしか搬入
できないような狭隘な場所での施工を前記のようなオー
プンシールド工法で行う場合には、オープンシールド機
を必要とし、大掛かりなものとなる。
【0013】これに対して、開削工法で行えば容易に施
工できるが、施工場所が前記のように既設水路を取り壊
しながら新設水路を構築する場所であったり、建設機
械、使用資材等を一方向からしか搬入できないような狭
隘で工事占用部分が限定されている場所では、建設機
械、使用資材等の設置場所を確保することや、また、切
羽の土留めも確実に行うことが難しく、開削工法での施
工は困難であった。そして、切羽部は鋼矢板等で前方を
仕切る場合、鋼矢板のコストがかかり、オープンシール
ド機の前進に伴い鋼矢板の仕切り箇所もその都度打設位
置を前進させて移動させる必要があり、施工性がよくな
く、また、切羽部を自然勾配の法面で構成するため、前
造方への打設が困難である。
【0014】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、施工場所が、例えば既設水路を取り壊しながら新設
水路を構築する場所であったり、建設機械、使用資材等
を一方向からしか搬入できないような狭隘で工事占用部
分が限定されている場所であっても、打設位置を順次変
更する必要のある鋼矢板などで切羽部を仕切る必要がな
く、切羽を土留めしながらの開削工法による施工が可能
となり、オープンシールド機のような大掛かりな設備が
不要で、容易に施工できる土留め設備およびそれを使用
する開削工法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、設備として、前部に前方土留め板を
設け、後部を開放し、内部に前進用のジャッキを配設し
た土留めチャンバで構成することを要旨とするものであ
る。
【0016】第2に、工法として、側部土留め板を打設
して側部土留めを施工し、土留めチャンバの前部に設け
た前方土留め板で前方を土留めした後、土留めチャンバ
の上部または上部後方に搭載した掘削機械で土留めチャ
ンバ前方を掘削排土し、その後、土留めチャンバ内に配
設のジャッキを伸長し後方に埋設のコンクリート函体に
反力をとって土留めチャンバを前進させ、土留めチャン
バ後方に新たなコンクリート函体を布設し、次いで、布
設したコンクリート函体の上部および側方を埋め戻し、
前記工程を繰り返して前方土留め板を前方に移動させな
がら、土留めチャンバの前方を掘削することを要旨とす
るものである。
【0017】第3に、埋め戻し完了後に先行して打設し
た側部土留め板を引き抜くことを要旨とするものであ
る。
【0018】請求項1記載の本発明によれば、前進用の
ジャッキを使用して例えば後方のコンクリート函体に反
力をとって前方土留め板を前進させることができるか
ら、掘削の進行に伴い前方土留め板を自走式に前進させ
ることができ、前方土留め板を所定位置に設置するため
に別途格別の設備やスペースを必要としない。また、土
留め設備の上部に掘削機械を設置できるから、土留めを
行いながら掘削できる。よって、切羽の土留めを必要と
し、かつ、掘削機械の設置場所を確保することが困難な
場所での開削工法での施工が可能となる。
【0019】請求項2記載の本発明によれば、請求項1
と同様に、前進用のジャッキを使用して後方のコンクリ
ート函体に反力をとって前方土留め板を前進させること
ができるから、掘削の進行に伴い前方土留め板を自走式
に前進させることができる。また、土留めチャンバ後方
に新たなコンクリート函体を布設した後は、布設したコ
ンクリート函体の上部および側方を直ちに埋め戻すか
ら、この上や土留めチャンバの上に掘削機械を搭載でき
る。このように、土留めチャンバを自走式に前進させ土
留めしながら掘削でき、順次コンクリート函体を布設し
直ちに埋戻しを行えるから、施工に要する工事占用部分
が限定されている場所での開削工法による施工が可能と
なる。
【0020】請求項3記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、埋め戻し完了後に先行して打設した側部土留
め板を引き抜くことにより、側部土留め板として使用し
た鋼矢板などの資材の再利用ができる。なお、施工場所
が民家近接箇所であったり、引き抜きの際の騒音、振動
などの影響が発生する場所では、側部土留め板は埋め殺
しとすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明の土留め設備お
よびそれを使用する開削工法の第1実施形態を示す平面
図、図2は同上縦断側面図で、建設機械、使用資材等を
一方向からしか搬入できない等、狭隘で工事占用部分が
限定される場所での施工として、既設水路12を取り壊し
ながら新設水路を構築する場合を例にとって説明する。
【0022】図中11は、切羽の土留め設備としての土留
めチャンバを示し、該土留めチャンバ11は左右の側板11
a、底板11bおよび上板11cにより後方を開放部とした
本体を形成し、該本体の前部に前方土留め板13を配設
し、該前方土留め板13の後部に後方に伸長する前進用の
ジャッキ14を配設した。このジャッキ14は例えばピンジ
ャッキを使用する。また、左右の側板11aの長さは収縮
状態のジャッキ14の側方を覆う長さに設定する。
【0023】次に、この土留めチャンバ11を使用して、
既設水路12を取り壊しながら新設水路20を開削工法で構
築する方法を図3から図8について、および図9のフロ
ーについて説明する。まず、図3に示すように、第1工
程として側方の土留め板として鋼矢板15をラフテレーン
クレーン16などの重機で吊り上げ、鋼矢板圧入機17で既
設水路12の側方に打設する。この鋼矢板15の打設は、新
設水路20の構築場所にセットした土留めチャンバ11の左
右に位置することになるが、土留めチャンバ11の前方で
必要最小限の長さとして、切羽部の自然勾配による法面
の側部に前後約3m程度打設する。
【0024】鋼矢板15の打設後、第2工程として図4に
示すように、土留めチャンバ11の上部に設置したバック
ホー18などの掘削機械で打設した左右の鋼矢板15の内側
の既設水路12と地山とを上方から掘削排土し、排土はバ
ックホー18のさらに後方に配置のダンプトラック19など
の搬送車で搬出する。この場合、土留めチャンバ11は自
立して設置されるものとする。
【0025】このバックホー18による掘削の際、掘削と
並行して土留めチャンバ11内に配設のジャッキ14を随時
伸長し、後方の既設のコンクリート函体4から反力をと
って土留めチャンバ11を前進させ、前方土留め板13で切
羽を土留めすると同時に、圧密する。これにより、切羽
の安定を図る。
【0026】土留めチャンバ11の前進後、第3工程とし
て図5に示すように、土留めチャンバ11の後方に形成さ
れた空間の底部に基礎砕石22を敷設し、さらにその上に
ドライコンクリート23を打設して函体基礎を築造する。
【0027】次に第4工程として図6に示すように、土
留めチャンバ11の後方上部から、ラフテレーンクレーン
16などの重機で吊り上げたコンクリート函体4を、土留
めチャンバ11の後方の空間内に吊り下ろし、ここに据え
付けて布設し、布設したコンクリート函体4を後方の既
設のコンクリート函体4と緊結結合する。
【0028】コンクリート函体4の布設後、第5工程と
して図7に示すように、布設したコンクリート函体4の
側部および上部を掘削土、もしくは山砂、砕石などによ
って直ちに埋め戻し、埋戻し24を行う。
【0029】コンクリート函体4の布設、埋め戻しが完
了した部分の鋼矢板15は、第6工程として図8に示すよ
うにラフテレーンクレーン16、鋼矢板圧入機17を使用し
て直ちに引き抜く。引き抜いた鋼矢板15は再利用する。
なお、施工現場が民家近接箇所など、引抜きの際に騒
音、振動の影響のある箇所では、鋼矢板15は引き抜かず
に埋殺しとして残置する。
【0030】このようにして鋼矢板15を打設することで
側部土留めを施工し、土留めチャンバ11を前進させて前
方の切羽を土留めしながら、土留めチャンバ11の上方か
ら順次掘削し、コンクリート函体4の布設後は直ちに埋
め戻す。よって、施工に伴う工事占用部分と既設水路12
の仮締切りが常に移動し、占用分の開放も早期に順次な
されるから、建設機械などを一方向からしか搬入できな
い等、狭隘で、工事占用部分の限られた場所での開削工
法での施工が可能となる。
【0031】図10〜図16は第2実施形態を示し、基本構
成は第1実施形態と同様であるが、この第2実施形態は
土留めチャンバ11の自立が困難な場合で、土留めチャン
バ11やその後方の掘削部の上部に横桟を掛け渡して支保
工25を施工し、この支保工25の上部に上載板26を設置
し、この上載板26の上にバックホー18、ダンプトラック
19などの搬送車を設置する。これにより、バックホー18
やダンプトラック19などの荷重を上載板26を介して支保
工25で支持することができ、土留めチャンバ11に過剰な
荷重がかかることがない。
【0032】なお、図11に示す第1工程として側方の土
留め板として鋼矢板15をラフテレーンクレーン16などの
重機で吊り上げ、鋼矢板圧入機17で既設水路12の側方に
打設するとき、また、図14に示す土留めチャンバ11の後
方上部から、ラフテレーンクレーン16などの重機で吊り
上げたコンクリート函体4を、土留めチャンバ11の後方
の空間内に吊り下ろし、ここに据え付けて布設し、布設
したコンクリート函体4を後方の既設のコンクリート函
体4と緊結結合する第4工程以降の工程では、支保工25
および上載板26は土留めチャンバ11の上部にのみ配設す
る。
【0033】図17、図18は第3実施形態を示し、第2実
施形態と同様、土留めチャンバ11の自立が困難な場合
で、土留めチャンバ11の左右の側板11a長さを伸長状態
のジャッキ14の側方を覆う長さに設定する。そして、側
方の土留めとして打設した鋼矢板15と土留めチャンバ11
との間の隙間を、土留めチャンバ11の前進と並行して同
時に埋戻し27する。
【0034】これにより、土留めチャンバ11は側方を鋼
矢板15との間に投入した埋戻し27の土により自立を助け
られる。この場合、土留めチャンバ11の左右の側板11a
長さは伸長状態のジャッキ14の側方を覆う長さに設定し
てあるから、土留めチャンバ11の内部に埋戻し27の土が
入り込むことはなく、ジャッキ14の伸縮に支障をきたす
こともない。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明の土留め設備お
よびそれを使用する開削工法は、施工場所が、例えば既
設水路を取り壊しながら新設水路を構築する場所であっ
たり、建設機械、使用資材等を一方向からしか搬入でき
ないような狭隘で工事占用部分が限定されている場所で
あっても、側方の土留めは必要最小限行いながら、前方
の土留め板はこれを前進させながら同時に掘削し、コン
クリート函体の布設後は直ちに埋め戻すようにしたの
で、切羽を土留めしながらの開削工法による施工が可能
となり、オープンシールド機のような大掛かりな設備を
要せずに、容易に短期間で施工できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の土留め設備およびそれを使用する開削
工法の第1実施形態を示す平面図である。
【図2】本発明の土留め設備およびそれを使用する開削
工法の第1実施形態を示す縦断側面図である。
【図3】本発明の開削工法の第1実施形態の第1工程を
示す縦断側面図である。
【図4】本発明の開削工法の第1実施形態の第2工程を
示す縦断側面図である。
【図5】本発明の開削工法の第1実施形態の第3工程を
示す縦断側面図である。
【図6】本発明の開削工法の第1実施形態の第4工程を
示す縦断側面図である。
【図7】本発明の開削工法の第1実施形態の第5工程を
示す縦断側面図である。
【図8】本発明の開削工法の第1実施形態の第6工程を
示す縦断側面図である。
【図9】本発明の開削工法の工程を示すフロー図であ
る。
【図10】本発明の土留め設備およびそれを使用する開
削工法の第2実施形態を示す縦断側面図である。
【図11】本発明の開削工法の第2実施形態の第1工程
を示す縦断側面図である。
【図12】本発明の開削工法の第2実施形態の第2工程
を示す縦断側面図である。
【図13】本発明の開削工法の第2実施形態の第3工程
を示す縦断側面図である。
【図14】本発明の開削工法の第2実施形態の第4工程
を示す縦断側面図である。
【図15】本発明の開削工法の第2実施形態の第5工程
を示す縦断側面図である。
【図16】本発明の開削工法の第2実施形態の第6工程
を示す縦断側面図である。
【図17】本発明の土留め設備およびそれを使用する開
削工法の第3実施形態を示す平面図である。
【図18】本発明の土留め設備およびそれを使用する開
削工法の第3実施形態を示す縦断側面図である。
【図19】オープンシールド工法の概要を示す縦断側面
図である。
【図20】コンクリート函体の斜視図である。
【符号の説明】
1…オープンシールド機 1a…側壁板 1b…底板 1c…テール部 2…推進ジャッキ 1d…フロント部 3…隔壁 4…コンクリート
函体 4a…左側板 4b…右側板 4c…上床板 4d…下床板 5…埋戻土 6…グラウト材 7…高さ調整材 8…押角 9…掘削機 10…開口 11…土留めチャンバ 11a…側板 11b…底板 11c…上板 12…既設水路 13…前方土留め板 14…ジャッキ 15…鋼矢板 16…ラフテレーンクレーン 17…鋼矢板圧入機 18…バックホー 19…ダンプトラッ
ク 20…新設水路 22…基礎砕石 23…ドライコンク
リート 24…埋戻し 25…支保工 26…上載板 27…埋戻し

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部に前方土留め板を設け、後部を開放
    し、内部に前進用のジャッキを配設した土留めチャンバ
    で構成することを特徴とする土留め設備。
  2. 【請求項2】 側部土留め板を打設して側部土留めを施
    工し、土留めチャンバの前部に設けた前方土留め板で前
    方を土留めした後、土留めチャンバの上部または上部後
    方に搭載した掘削機械で土留めチャンバ前方を掘削排土
    し、その後、土留めチャンバ内に配設のジャッキを伸長
    し後方に埋設のコンクリート函体に反力をとって土留め
    チャンバを前進させ、土留めチャンバ後方に新たなコン
    クリート函体を布設し、次いで、布設したコンクリート
    函体の上部および側方を埋め戻し、前記工程を繰り返し
    て前方土留め板を前方に移動させながら、土留めチャン
    バの前方を掘削することを特徴とする開削工法。
  3. 【請求項3】 埋め戻し完了後に先行して打設した側部
    土留め板を引き抜く請求項2記載の開削工法。
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