JP2002339355A - グラウンドアンカーのスペーサー及びその組立て方法 - Google Patents

グラウンドアンカーのスペーサー及びその組立て方法

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JP2002339355A
JP2002339355A JP2001143790A JP2001143790A JP2002339355A JP 2002339355 A JP2002339355 A JP 2002339355A JP 2001143790 A JP2001143790 A JP 2001143790A JP 2001143790 A JP2001143790 A JP 2001143790A JP 2002339355 A JP2002339355 A JP 2002339355A
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holes
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Koichi Ochiai
紘一 落合
Teru Yokouchi
照 横内
Masayuki Takahashi
正行 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋼線を所定間隔で保持できる組立て簡易なる
グラウンドアンカーのスペーサーを得ること。 【解決手段】 グラウンドアンカーの鋼線支持用のスペ
ーサーにおいて、複数の任意形状の貫通孔1を適宜間隔
で配置して形成してなる任意形状の盤状のスペーサー2
であって、前記貫通孔1の互いに隣接する複数孔を通り
孔軸方向に複数に分割された前記スペーサー2の分割面
は互いに嵌合する凹凸形状を有して着接し、前記スペー
サー2を外周からバンドにて緊結して形成しており、分
割されたスペーサーの貫通孔の開口部に鋼線4を挿着
し、前記スペーサーに嵌合させて分割されたスペーサー
を装着して開口部に鋼線4を挿着することを所要に繰返
して、バンドで緊結して一体となしたスペーサー2を複
数個を適宜間隔をおいて配置させ、前記スペーサー2及
び鋼線4をボーリング孔9aの中に挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グラウンドアンカ
ーに用いられる鋼線の間隔を広げて支持するための鋼線
支持用のスペーサーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、グラウンドアンカーに用いる鋼線
支持用のスペーサー乃至はその取付け方法としては、実
用新案公開平6−82127と特許公開平5−1566
32が知られている。これらはスペーサーの外周面に沿
って鋼線が半分以上貫入しうる深さを有する嵌入溝部に
鋼線を嵌合させて鋼線を結束し組立てている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
の、鋼線を外周面に形成した開口部から嵌入して結束す
るスペーサーでは、スペーサーの外周面から鋼線が突出
しているので、ボーリング孔に挿入される鋼線はボーリ
ング孔壁の地盤に直接接触することとなり、鋼線と地盤
を定着するボーリング孔に注入されるセメントペースト
が均一に鋼線を包むことが困難であった。また、外周に
開口する嵌入口に鋼線を挿入するだけなので、鋼線がス
ペーサーから脱落しやすく作業が煩雑であった。更に、
鋼線を直接バンドで結束するので鋼線が捩れやズレやす
く、このため鋼線どうしが接触してしまいこのままボー
リング孔に挿入するとセメントペーストが鋼線間に回り
にくいという問題があった。
【0004】そこで本発明は、以下のグラウンドアンカ
ーのスペーサー及びその組立て方法を提供することを目
的としている。 (ア)鋼線のまわりにセメントペーストが均等に充填さ
れること。 (イ)鋼線がボーリング孔壁に直接接触しないこと。 (ウ)鋼線が捩れたりズレたりしないこと。 (エ)鋼線の組立てが容易なこと。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、グラウンドアンカーの鋼線支持用のスペ
ーサーにおいて、複数の任意形状の貫通孔を適宜間隔で
配置して形成してなる任意形状の盤状のスペーサーであ
って、前記貫通孔の互いに隣接する複数孔を通り孔軸方
向に複数に分割された前記スペーサーの分割面は互いに
嵌合する凹凸形状を有して着接し、前記スペーサーを外
周から緊結して形成してなることを特徴としている。
【0006】また、隣接する複数の貫通孔を通り分割さ
れたスペーサーに有する貫通孔の開口部に鋼線を挿着
し、前記スペーサーに合致する分割されたスペーサーを
前記スペーサーに嵌合させて装着し、前記スペーサーの
開口部に鋼線を挿着することを所要に繰返して貫通孔に
所要の鋼線を装着し、スペーサーの外周から緊結して一
体となしたスペーサー複数個を適宜間隔をおいて配置さ
せ、前記スペーサー及び鋼線をボーリング孔の中に挿入
したことを特徴としている。
【0007】即ち、本発明において、上記貫通孔は鋼線
と嵌合する円形がよい。また、前記貫通孔を切断する分
割面は平面がよい。また、前記分割面に設ける凸凹形状
は一方に突起があり他方には前記突起に勘合する穴を設
けるのがよい。
【0008】上記スペーサーを外周から緊結するには鋼
製バンドを用いる。このため、前記スペーサーの外周に
は前記鋼製バンドの嵌め入れる溝を設けることがよい。
また、前記スペーサーの外周には直線部を有する箇所を
設けるのがよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態を詳細に説明する。
【0010】
【実施例】図1乃至図5は本発明の実施の形態に係るグ
ラウンドアンカーのスペーサー及び組立て方法の図面を
示している。なお、本発明に係るグラウンドアンカーの
スペーサー及び組立て方法は、あらゆるタイプのグラウ
ンドアンカーのスペーサー及び組立て方法に適用可能で
あるが、この実施の形態に係るグラウンドアンカーのス
ペーサー及びその組立て方法は、オープンケーソンによ
る圧入反力として用いるグラウンドアンカーによるもの
である。
【0011】◎実施の形態 本発明の実施の形態において、図1乃至図5に示すよう
に、グラウンドアンカーの鋼線支持用のスペーサーにお
いて、複数の任意形状の貫通孔1を適宜間隔で配置して
形成してなる任意形状の盤状のスペーサー2であって、
前記貫通孔1の互いに隣接する複数孔を通り孔軸方向に
複数に分割された前記スペーサー2の分割面3は互いに
嵌合する凹凸形状を有して着接し、前記スペーサー2を
外周から緊結して形成してなることを特徴とするグラウ
ンドアンカーのスペーサー。
【0012】前記貫通孔1は鋼線4に外接する円形がよ
いが、この場合分割面3は前記貫通孔1の中心軸を通
り、前記貫通孔1を通る分割面3は並行しており、従っ
て分割面3で分割された前記貫通孔1も並行する配列と
なる。即ち本実施の形態ではスペーサー2はスペーサー
ピース5a乃至スペーサーピース5dの計4ピースで構
成されている。夫々のスペーサーピースは分割面3で凸
部6aと凹部6bで互いに嵌合する。また、スペーサー
3の外周には緊結するバンドベルト及びバンドバックル
を収納できる溝7a及び溝7bを有している。また、溝
7bは、後記する理由により、平面形がよい。
【0013】隣接する複数の貫通孔1を通り分割された
スペーサーピース5aに有する貫通孔1に形成された半
円形の開口部に鋼線4を挿着し、前記スペーサー5aに
合致する分割されたスペーサーピース5bを前記スペー
サーピース5aに嵌合させて装着し、前記スペーサーピ
ース5bの開口部に鋼線4を挿着し、同様にスペーサー
ピース5cを前記スペーサーピース5bに嵌合させて鋼
線4を装着し、スペーサーピース5dを前記スペーサー
ピース5cに嵌合させ、スペーサー2の外周から鋼製の
バンド8で緊結して一体となしたスペーサー2を複数個
適宜間隔をおいて配置させて、前記スペーサー2及び鋼
線4をボーリング孔9aの中に挿入したことを特徴とす
るグラウンドアンカーの組立て方法。
【0014】次に、この実施の形態に係る本発明の作用
を図1〜図5を用いて説明する。
【0015】図1〜図5に示すように、スペーサー2は
スペーサーピース5a乃至スペーサーピース5dによっ
て構成され、前記スペーサーピースを組立て後に鋼線4
が貫通孔1に挿通され、前記鋼線4は所定の間隔を保持
できるように作用する。また、スペーサー2は所定の間
隔で鋼線4の軸方向に配置されるので鋼線4の捩れのな
いように作用する。また、スペーサー2で組立てられた
鋼線4はボーリング孔9aに挿入され、セメントペース
トを前記ボーリング孔9aに充填して前記鋼線4を地盤
中に固定する。このため、前記ボーリング孔9aに挿入
された鋼線4は、スペーサー2がボーリング孔壁9bに
接触するので、前記鋼線4は直接前記ボーリング孔壁9
bに接触せず所定の間隔を保つように作用する。また、
溝7bは平面形となっており、スペーサー2を組立てる
場合転倒しないように作用する。
【0016】従って、この実施例に係るグラウンドアン
カーのスペーサー及び組立て方法によれば、鋼線4のま
わりにセメントペーストが均等に充填されること、鋼線
4がボーリング孔壁に直接接触しないこと、鋼線4が捩
れたりズレたりしないこと、及び鋼線4の組立てが容易
なことが可能となる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下の記載されているような効果を奏す
る。
【0018】(ア)鋼線のまわりにセメントペーストが
均等に充填されること。 (イ)鋼線がボーリング孔壁に直接接触しないこと。 (ウ)鋼線が捩れたりズレたりしないこと。 (エ)鋼線の組立てが容易なこと。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグラウンドアンカーのスペーサーの一
実施形態を示す斜視図。
【図2】本発明のグラウンドアンカーのスペーサーの一
実施形態を示す平面図。
【図3】(a)図2のスペーサーの一部分を示す図3
(b)のB−B矢視図。 (b)図3(a)の側面図。 (c)図3(b)のA−A矢視図。
【図4】(a)図2のスペーサーの一部分を示す図4
(b)のD−D矢視図。 (b)図4(a)の側面図。 (c)図4(b)のC−C矢視図。
【図5】本発明のグラウンドアンカーのスペーサー組立
てを示す斜視図。
【符号の説明】
1…貫通孔 2…スペーサー 3…分割面 4…鋼線 5a…スペーサーピース 5b…スペーサーピース 5c…スペーサーピース 5d…スペーサーピース 6a…凸部 6b…凹部 7a…溝 7b…溝 8…バンド 9a…ボーリング孔 9b…ボーリング孔壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 正行 埼玉県所沢市西所沢2丁目8番5号 Fターム(参考) 2D041 GA01 GB01 GC07 GD02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラウンドアンカーの鋼線支持用のスペ
    ーサーにおいて、複数の任意形状の貫通孔を適宜間隔で
    配置して形成してなる任意形状の盤状のスペーサーであ
    って、前記貫通孔の互いに隣接する複数孔を通り孔軸方
    向に複数に分割された前記スペーサーの分割面は互いに
    嵌合する凹凸形状を有して着接し、前記スペーサーを外
    周から緊結して形成してなることを特徴とするグラウン
    ドアンカーのスペーサー。
  2. 【請求項2】 隣接する複数の貫通孔を通り分割された
    スペーサーに有する貫通孔の開口部に鋼線を挿着し、前
    記スペーサーに合致する分割されたスペーサーを前記ス
    ペーサーに嵌合させて装着し、前記スペーサーの開口部
    に鋼線を挿着することを所要に繰返して貫通孔に所要の
    鋼線を装着し、スペーサーの外周から緊結して一体とな
    したスペーサー複数個を適宜間隔をおいて配置させ、前
    記スペーサー及び前記鋼線をボーリング孔の中に挿入し
    たことを特徴とするグラウンドアンカーの組立て方法。
JP2001143790A 2001-05-14 2001-05-14 グラウンドアンカーのスペーサー及びその組立て方法 Pending JP2002339355A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101385169B1 (ko) * 2013-08-28 2014-04-14 세원산업개발 주식회사 분할앵커

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