JP2002339056A - 摺動装置 - Google Patents

摺動装置

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JP2002339056A
JP2002339056A JP2001256094A JP2001256094A JP2002339056A JP 2002339056 A JP2002339056 A JP 2002339056A JP 2001256094 A JP2001256094 A JP 2001256094A JP 2001256094 A JP2001256094 A JP 2001256094A JP 2002339056 A JP2002339056 A JP 2002339056A
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JP
Japan
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sliding
film
nitrogen gas
atmosphere
carbon
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JP2001256094A
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English (en)
Inventor
Tokuji Umehara
徳次 梅原
Yasushi Kato
康司 加藤
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Oiles Industry Co Ltd
Original Assignee
Oiles Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DLC膜の良好な耐摩耗性を維持しながら不
活性雰囲気において乾燥摩擦条件下で充分に低い摩擦係
数を得ることができる、硬質炭素膜が形成された摺動面
を有する摺動装置を提供すること。 【解決手段】 相対向して摺動する二つの部材のうち少
なくとも一方の部材の摺動面に窒化炭素膜が形成されて
おり、該摺動面が摺動し合う摺動部が実質的に窒素ガス
雰囲気となるように構成したことを特徴とする摺動装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、摺動装置に関し、
詳しくは、摺動面に窒化炭素膜が形成されてなる摺動装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】DLC膜(ダイヤモンドライクカーボン
膜)は、工具、金型、磁気ヘッド、磁気ディスク等に耐
摩耗性を付与させる保護膜としての利用がなされてい
る。これは、DLC膜が高硬度であることに由来するも
のである。しかしながら、すべり材の表面処理、すなわ
ち潤滑膜としての利用については、潤滑油中あるいは潤
滑油が介在する条件での利用の試みがわずかに見られる
程度である。
【0003】DLC膜を潤滑膜として使用しようとした
場合、酸素の影響が大きな問題となる。すなわち、DL
C膜の炭素原子が大気中の酸素と結合しやすいため、大
気中で使用すると、徐々に酸化されてしまう。DLC膜
の摩擦係数は0.1程度という報告もあるが、実際は
0.15以下の値はなかなか得られない。この値も成膜
直後の値であり、実際に大気中で使用するとなると前述
のように酸化の問題があり、長時間の使用は無理であり
耐久性に劣る。
【0004】ここで上記問題を解決するためには、
(1)DLC膜自体を改良する、(2)使用する雰囲気
の酸素濃度を低くすることが考えられる。
【0005】(1)については、DLC膜に他の様々な
元素を添加することが考えられるが、膜の主成分は炭素
であることにはかわりなくなかなか酸化を抑えることは
できないと考えられる。また、酸化防止にとらわれて他
の元素を添加しすぎると本来DLC膜が持っている耐摩
耗性を却って悪くしてしまう可能性もあるし、摩擦係数
を上げてしまう可能性もある。したがって、(1)のみ
によってDLC膜の酸化を抑えることは困難である。
【0006】また、(2)については、真空雰囲気にす
ること、または不活性雰囲気にすることが考えられる。
真空雰囲気を作り出すのは容易なことではなく設備が大
掛かりになるので不活性雰囲気での使用が考えられる
が、従来のDLC膜では不活性雰囲気において充分な低
摩擦係数は得られていないのが実情である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の実情に
鑑みなされたもので、その目的は、DLC膜の良好な耐
摩耗性を維持しながら不活性雰囲気において乾燥摩擦条
件下で充分に低い摩擦係数を得ることができる、硬質炭
素膜が形成された摺動面を有する摺動装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成すべく鋭意検討を重ねた結果、窒素を含む炭素膜を
摺動面に形成した部材が、窒素ガス雰囲気において乾燥
摩擦条件下で優れた摺動特性を有することを見出した。
【0009】本発明は、上記知見に基づき完成されたも
のであり、その要旨は、相対向して摺動する二つの部材
のうち少なくとも一方の部材の摺動面に窒化炭素膜が形
成されており、該摺動面が摺動し合う摺動部が実質的に
窒素ガス雰囲気となるように構成したことを特徴とする
摺動装置に存する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の窒化炭素膜の形成方法を
図1を参照しながら説明する。真空容器(図示省略)内
に、窒化炭素膜を形成する摺動面を有する部材を構成す
る基体Sを保持するホルダ1が設けられており、それに
向けて蒸発源2およびイオン源4が配置されている。
【0011】前記装置を用いて窒化炭素膜を形成するに
は、基体Sをホルダ1に保持させた後、真空容器内を所
定の真空度にし、次いで、基体Sに向けて蒸発源2から
炭素3を蒸着させ、それと同時にイオン源4より窒素イ
オン5を蒸着面に照射して窒化炭素膜を形成する。
【0012】前記操作において、炭素の基体への蒸着
は、炭素を電子ビーム、抵抗、レーザ、高周波等により
加熱して蒸着させる真空蒸着法や、炭素をイオンビー
ム、マグネトロン、高周波等の手段によりスパッタする
スパッタ蒸着法により行なうことができる。
【0013】前記イオン照射において、イオン加速エネ
ルギは0.1KeV〜10KeVが好ましい。イオン加
速エネルギーが0.1KeVより小さい場合は窒化が不
充分となり、10KeVより大きい場合は蒸着膜に損傷
を与えることになる。
【0014】前記蒸着により基体上には窒化炭素膜が形
成されるが、この窒化炭素膜中の窒素/炭素組成比は
0.1〜0.4であるのが好ましい。窒素/炭素組成比
が0.1より小さい場合は窒化による効果が発揮され
ず、0.4より大きい場合は膜の強度が低下してしま
う。この組成比は炭素の蒸着条件とイオン照射の条件と
の兼ね合いで制御される。
【0015】窒化炭素膜が形成される基体の材質として
は、成膜が可能なものであれば特に限定されない。これ
ら窒化炭素膜が形成される基体の表面は、表面粗さRy
が0.5μm以下、より好ましくは0.001〜0.5
μmであることが好ましい。
【0016】窒化炭素膜は相対向して摺動する二つの部
材のうち少なくとも一方の部材の摺動面に形成すればよ
いが、両方の部材の摺動面に形成することによりさらに
良好な摺動特性を得ることができる。
【0017】次に、摺動部が実質的に窒素ガス雰囲気と
なるようにする方法について説明する。実質的に窒素ガ
ス雰囲気であるとは酸素濃度が所定の濃度以下、例えば
窒化炭素膜の酸化が問題にならない程度に酸素濃度が低
くなればよい。これには摺動部に積極的に窒素ガスが供
給される状態にすればよい。このような方法としては、
摺動部全体を収容する容器を設けこの容器内を窒素ガス
で満たす方法や摺動面に窒素ガスを供給するための孔を
設ける方法等が考えられる。具体的には、図2に示すよ
うに、相対向して摺動する二つの部材11、12のうち
一方の部材11に窒素ガス13を供給する孔14を直接
摺動部20に開口させるように構成する方法、一方の部
材11に凹溝15を設けそこに窒素ガス13の供給孔1
4を開口するように構成する方法等が挙げられる。図中
30は窒化炭素膜である。また、単に摺動部に向かって
窒素ガスを吹きつけるノズルを別体で設けてもよい。
【0018】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実施例
に限定されるものではない。
【0019】<実施例>直径50mm、表面粗さRyが
0.003μmのシリコンウェハをホルダ1に保持させ
た後、真空容器内を1×10−7Torr以下の真空度
とし、その後窒素ガスを導入して1×10−5Torr
に調整してスパッタリングにより成膜を行なった。ター
ゲットとしては純度99.9999%の炭素を用いた。
スパッタリングと同時にイオン源3から加速エネルギー
0.5KeVで窒素イオンをシリコンウェハに向けて照
射した。成膜時間は90分間である。このようにして、
シリコンウェハ上にN/C組成比が0.2、厚さ100
nmの窒化炭素膜を形成した。
【0020】実施例で得られた表面に窒化炭素膜が形成
されたシリコンウェハを試験片として、まず不活性ガス
の種類を変化させて摺動性能の違いを調べた。試験は真
空容器内に設けられたピンオンディスク試験機により、
下記条件で評価を行なった。
【0021】
【表1】<ピンオンディスク試験1> 相手材:半径4mmの窒化珪素球(表面粗さ0.03μ
mRy) すべり速度:0.26m/s 荷重:200mN(最大面圧400MPa) 雰囲気:アルゴンガス、ヘリウムガス、窒素ガス すべり距離:850m 潤滑:無潤滑
【0022】試験結果を図4に示す。窒素ガス雰囲気に
おいては試験開始後すぐに摩擦係数が0.02以下に下
がり、最終的には0.01という非常に低い値を示し
た。これに対して、アルゴンガス雰囲気では0.3前
後、ヘリウムガス雰囲気では0.2前後と非常に高い値
を示した。この結果より、窒化炭素膜は窒素ガス雰囲気
においてのみ非常に低い摩擦係数を示すことがわかる。
【0023】次に酸素の影響を調べるために実施例の試
験片を用いて下記条件にて評価を行なった。試験機は前
述のピンオンディスク試験機を用いた。
【0024】
【表2】<ピンオンディスク試験2> 相手材:半径4mmの窒化珪素球(表面粗さ0.03μ
mRy) すべり速度:0.07m/s 荷重:100mN(最大面圧201MPa) 雰囲気:大気、酸素ガス、窒素ガス サイクル数:240サイクル 潤滑:無潤滑
【0025】試験結果を図5に示す。図より、窒素ガス
雰囲気においては試験開始時の摩擦係数は0.15であ
るがすぐに0.05以下に落ちて最終的に摩擦係数が
0.009という非常に低い値を示している。これに対
して、酸素ガス雰囲気においては摩擦係数は安定するこ
となく上がり続けて、最終的には0.36という非常に
大きな値を示した。大気雰囲気においては、大きな変化
はなく最終的に0.16という値を示したが、酸素ガス
雰囲気の結果より、長期的にはかなり摩擦係数が上がっ
ていくものと思われる。
【0026】次に比較例として実施例において窒素イオ
ン照射を行なわず、他の条件は同様にして、シリコンウ
ェハ上にDLC膜が形成された試験片を作製した。実施
例と比較例の試験片について、真空中と窒素ガス雰囲気
における摩擦挙動の違いを調べるために下記条件にて評
価を行なった。
【0027】
【表3】<ピンオンディスク試験3> 相手材:半径4mmの窒化珪素球(表面粗さ0.03μ
mRy) すべり速度:0.0042m/s 荷重:100mN(最大面圧201MPa) 雰囲気:真空中、窒素ガス雰囲気 サイクル数:240サイクル 潤滑:無潤滑
【0028】試験結果を表4に示す。値は安定したとき
の摩擦係数である。
【0029】
【表4】
【0030】本発明の窒化炭素膜は、真空中においては
DLC膜に比べ高い摩擦係数を示すが、窒素ガス雰囲気
ではDLC膜の1/3程度の低い摩擦係数を示した。D
LC膜は真空中、窒素ガス雰囲気で摩擦係数の変化はみ
られなかった。
【0031】これまで全体を窒素ガス雰囲気にした場合
の評価をしてきたが、もっと簡便に摺動部を窒素ガス雰
囲気にするために、実施例の試験片を用いて摺動部に窒
素ガスを吹き付けた場合の性能評価を行なった。評価は
下記条件にて行なった。
【0032】
【表5】<ピンオンディスク試験4> 相手材:半径4mmの窒化珪素球(表面粗さ0.03μ
mRy) すべり速度:0.26m/s 荷重:200mN(最大面圧400MPa) 雰囲気:大気中においてノズルより1400Torrの
窒素ガスを摺動面に吹き付けた。 すべり距離:850m 潤滑:無潤滑
【0033】試験の結果、摩擦係数は試験開始直後は高
い値を示したが、すぐに0.03以下に下がり最終的に
は0.01以下の値を示した。試験開始直後は摺動部は
まだ充分に窒素ガス雰囲気になっていないので高い摩擦
係数を示したものと思われる。大気中であるにもかかわ
らず、摺動面に窒素ガスを吹き付けるだけで低い摩擦係
数を得るには充分であることがわかる。
【0034】次に摺動面の表面粗さの影響を調べるため
に、相手材である窒化珪素球の表面粗さを変えて下記条
件にて評価を行なった。
【0035】
【表6】<ピンオンディスク試験5> 相手材:半径4mmの窒化珪素球 表面粗さRyが0.03μm、0.15μm、0.3μ
m、0.6μmの4種類 すべり速度:0.26m/s 荷重:1N、2N 雰囲気:窒素ガス雰囲気 サイクル数:15000サイクル 潤滑:無潤滑
【0036】試験結果を表7に示す。値は5000サイ
クルから15000サイクルの間の摩擦係数の変動幅を
示す。
【0037】
【表7】 * 9000サイクルで摩擦係数が0.3を超えてしま
ったので試験を中止した。
【0038】試験の結果、荷重1Nの場合はいずれの表
面粗さにおいても試験終了時には摩擦係数が0.03以
下となり、低い摩擦係数を示した。荷重2Nの場合は、
荷重1Nの場合に比べて摩擦係数は高くなるが、表面粗
さが0.6μmRyの場合を除いて0.1以下という低
い摩擦係数を示した。表面粗さが0.6μmRyの場合
は9000サイクルで摩擦係数が上昇してしまった。5
000サイクルから試験がストップするまでの摩擦係数
は0.15〜0.13と0.1を超える値であった。
【0039】次に窒化炭素膜を形成したもの同士の摩擦
挙動を調べるために下記条件にて評価を行なった。評価
は、これまでのピンオンディスクと違い、より実際の使
用形態に近い平面と円筒端面の組合せによるスラスト摩
擦試験により行なった。条件は下記のとおりである。試
験片としては実施例で得た試験片を用いた。
【0040】
【表8】<スラスト摩擦試験> 相手材:表面粗さRyが0.5μmのステンレス鋼表面
に試験片と同様の窒化炭素膜を形成したもの すべり速度:0.025m/s 荷重: 20kgf/cm(1.96MPa) 雰囲気:窒素ガス雰囲気 試験時間:1時間 潤滑:無潤滑
【0041】試験の結果、より実際の使用形態に近い条
件においても0.01以下という低い摩擦係数が得られ
た。
【0042】試験後の摺動面の観察により、最表面のグ
ラファイト化が生じていることが確認された。このこと
から、窒素ガス分子が摺動面に対してどのように作用し
ているかは定かではないが、窒素ガス分子の何らかの作
用により、良好ななじみ、それに伴う表面の平滑化が生
じるともに、最表面のグラファイト化が促進されて、本
発明の窒化炭素膜は窒素ガス雰囲気において非常に低い
摩擦係数を示したものと推察される。
【0043】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、DLC膜
の良好な耐摩耗性を維持しながら不活性雰囲気において
乾燥摩擦条件下で充分に低い摩擦係数を得ることができ
る、硬質炭素膜が形成された摺動面を有する摺動装置が
提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 成膜装置の一例を示す概略図である。
【図2】 本発明の摺動装置の一例を示す図である。
【図3】 本発明の摺動装置の他の例を示す図である。
【図4】 摩擦係数に及ぼす雰囲気ガスの影響を表わす
グラフである。
【図5】 摩擦係数に及ぼす雰囲気ガスの影響を表わす
グラフである。
【符号の説明】
S 基体 2 蒸発源 4 イオン源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 5/84 G11B 5/84 B 33/12 313 33/12 313U Fターム(参考) 4K029 AA06 AA24 BA58 BD04 CA05 CA08 DC02 5D006 AA03 AA04 CB07 5D112 AA02 AA07 BA09 BC05 BC08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向して摺動する二つの部材のうち少
    なくとも一方の部材の摺動面に窒化炭素膜が形成されて
    おり、該摺動面が摺動し合う摺動部が実質的に窒素ガス
    雰囲気となるように構成したことを特徴とする摺動装
    置。
  2. 【請求項2】 窒化炭素膜は、摺動面への炭素の蒸着と
    窒素イオンの照射とを行なうことによって形成されたも
    のである請求項1に記載の摺動装置。
  3. 【請求項3】 窒化炭素膜中の窒素/炭素組成比が0.
    1〜0.4である請求項1または2に記載の摺動装置。
  4. 【請求項4】 摺動面の表面粗さRyが0.5μm以下
    である請求項1〜3のいずれか一項に記載の摺動装置。
JP2001256094A 2001-03-16 2001-08-27 摺動装置 Pending JP2002339056A (ja)

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JP2001-76110 2001-03-16
JP2001076110 2001-03-16
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009013192A (ja) * 2007-06-29 2009-01-22 Toyota Motor Corp 複合硬質炭素膜及びその製造方法並びに摺動部材
WO2010021285A1 (ja) 2008-08-19 2010-02-25 株式会社神戸製鋼所 窒素含有非晶質炭素系皮膜、非晶質炭素系積層皮膜および摺動部材
DE102012208979A1 (de) 2011-05-30 2012-12-06 Denso Corp. Gleitvorrichtung und Gleitsystem, das diese nutzt
WO2014126080A1 (ja) 2013-02-12 2014-08-21 カヤバ工業株式会社 摺動部材

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WO2010021285A1 (ja) 2008-08-19 2010-02-25 株式会社神戸製鋼所 窒素含有非晶質炭素系皮膜、非晶質炭素系積層皮膜および摺動部材
DE102012208979A1 (de) 2011-05-30 2012-12-06 Denso Corp. Gleitvorrichtung und Gleitsystem, das diese nutzt
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