JP2002338667A - ポリエステル容器用ポリエチレンテレフタレート及びポリエステル容器の製法 - Google Patents

ポリエステル容器用ポリエチレンテレフタレート及びポリエステル容器の製法

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JP2002338667A
JP2002338667A JP2001143770A JP2001143770A JP2002338667A JP 2002338667 A JP2002338667 A JP 2002338667A JP 2001143770 A JP2001143770 A JP 2001143770A JP 2001143770 A JP2001143770 A JP 2001143770A JP 2002338667 A JP2002338667 A JP 2002338667A
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淳 菊地
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリエステルの結晶化温度領域が拡大された
ポリエステル容器用のポリエチレンテレフタレートを提
供するにある。 【解決手段】 環状三量体の含有量が0.37乃至0.
55重量%であり、且つ昇温結晶化温度(Tc1)が1
45℃以下で、しかも降温結晶化温度(Tc2)と昇温
結晶化温度(Tc1)との差(Tc2−Tc1)が45℃
以上であることを特徴とするポリエステル容器用ポリエ
チレンテレフタレート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリエステル容器用
のポリエチレンテレフタレートに関するもので、このポ
リエチレンテレフタレートを用いたポリエステル容器の
製法にも関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンテレフタレート(PET)
の如き熱可塑性ポリエステルの二軸延伸ブロー成形容器
は、優れた透明性や表面光沢を有すると共に、瓶に必要
な耐衝撃性、剛性、ガスバリヤー性をも有しており、各
種液体等に対するボトル、カップ等として利用されてい
る。しかしながら、ポリエステル容器は、耐熱性に劣る
という欠点があり、内容物を熱間充填する用途に対して
は、ボトルにおいては容器口部の熱変形を防止するた
め、口部を熱結晶化させ、また熱変形や容積の収縮変形
を防止するため、二軸延伸ブロー容器を成形後に熱固定
(ヒート・セット)することが行われている。一方、カ
ップにおいては、シール材をシールするフランジ部を熱
結晶化させ、また、熱変形や容積の収縮変形を防止する
ため、シートを真空成形、圧空成形、張出成形、プラグ
アシスト成形等によって成形したカップ容器を、成形後
に熱固定(ヒート・セット)することが行われている。
【0003】本出願人の提案に係る特公平6−4116
4号公報には、エチレンテレフタレート単位を主体とす
る熱可塑性ポリエステルのプリフォームを延伸吹込成形
し、且つ配向を熱固定することにより得られた首部、肩
部、胴部、及び閉塞底部から成る容器において、該容器
は、固有粘度が0.70乃至0.85dl/gで、且つ環状三量体の
含有量が0.55重量%以下のポリエステルから形成され、
該胴部の面状の部分は、内面側の厚み方向の屈折率が1.
5200以下となるように分子配向されると共に、密度法に
よる結晶化度が30%以上となるように熱固定され且つ
90%以上の光沢度 (gloss)を有することを特徴とする
容器が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ポリエチレンテレフタ
レート中の環状三量体成分(CT)は、例えば、熱固定
延伸ポリエステルボトルの製造に際して、金型表面に移
行し、蓄積して、蓄積物の模様がボトルの表面に転写さ
れることにより、ボトル表面光沢の低下、即ち肌荒れや
曇りの発生の原因となる物質であり、上記発明はこの環
状三量体の含有量をある基準以下とすることにより、ボ
トル器壁の表面光沢を向上させたものである。
【0005】しかしながら、最近にいたって本発明者ら
は、ポリエチレンテレフタレート中の環状三量体(C
T)は、ポリエチレンテレフタレートの結晶化に有効な
作用をもたらすことを見い出すに至った。
【0006】即ち、本発明の目的は、ポリエステルの結
晶化温度領域が拡大されたポリエステル容器用のポリエ
チレンテレフタレートを提供するにある。本発明の他の
目的は、ボトルにおいてはその口部或いはプリフォーム
口部の熱結晶化やボトル胴部、底部の熱固定が短時間で
可能となり、一方、カップにおいてはそのフランジ部の
結晶化や胴部、底部の熱固定が短時間で可能となるポリ
エステル容器用のポリエチレンテレフタレートを提供す
るにある。本発明の他の目的は、前記ポリエチレンテレ
フタレートを使用して、ボトル口部或いはプリフォーム
口部の熱結晶化やボトル胴部、底部の熱固定が短時間で
可能となるポリエステル容器の製法を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】1. 本発明によれば、
環状三量体の含有量が0.37乃至0.55重量%であ
り、且つ昇温結晶化温度(Tc1)が145℃以下で、
しかも降温結晶化温度(Tc2)と昇温結晶化温度(T
c1)との差(Tc2−Tc1)が45℃以上であること
を特徴とするポリエステル容器用ポリエチレンテレフタ
レートが提供される。 2. 本発明において、降温結晶化温度(Tc2)の温度
範囲が186乃至196℃であることが好ましい。 3.本発明において、上記ポリエチレンテレフタレート
が、テレフタル酸またはそのエステル形成性誘導体とエ
チレングリコールまたはそのエステル形成性誘導体とを
主体とする原料を、ゲルマニウム系触媒の存在下に液相
重合及び固相重合させることにより得られたものである
ことが好ましい。 4.本発明のポリエステル容器用ポリエチレンテレフタ
レートは、熱水処理を受けていないものであってよく、
そのため熱水処理のコストを節約することができる。 本発明によれば、ポリエチレンテレフタレートをプリフ
ォームに成形し、次いでこのプリフォームを延伸温度で
二軸延伸ブロー成形することからなるポリエステル容器
の製法において、ポリエチレンテレフタレートが上記1
乃至4の何れかに記載のポリエステル容器用ポリエチレ
ンテレフタレートであることを特徴とするポリエステル
容器の製法が提供される。本発明のポリエステル容器の
製法では、前記プリフォームの口部を、二軸延伸ブロー
成形に先だって、或いは二軸延伸ブロー成形後に熱結晶
化させるのがよく、また二軸延伸ブロー成形後のボトル
器壁を熱固定するのがよい。
【0008】
【発明の実施形態】[作用]本発明でポリエステル容器
の製造に用いるポリエチレンテレフタレートは、環状三
量体の含有量が0.37乃至0.55重量%であり、且
つ、昇温結晶化温度(Tc1)が145℃以下で、しか
も降温結晶化温度(Tc2)と昇温結晶化温度(Tc1)
との差(Tc2−Tc1)が45℃以上であることが特徴
である。
【0009】昇温結晶化度(Tc1)が145℃以下、
一層好適には130乃至145℃で、しかも降温結晶化
度(Tc2)と昇温結晶化度(Tc1)との差(Tc2−
Tc1)が45℃以上、特に45乃至60℃の範囲にあ
ることが、ポリエステルの結晶化温度領域を拡大し、耐
熱性、または耐熱圧性ボトルにおいては、その口部或い
はプリフォーム口部の熱結晶化やボトル胴部、底部の熱
固定を、一方、カップにおいては、そのフランジ部の熱
結晶化や胴部、底部の熱固定を、短時間で可能とするた
めに重要である。また、降温結晶化度(Tc2)の温度
範囲は186乃至196℃が好ましく、前記範囲とする
ことにより、プリフォーム等の射出成形時の白化を抑制
することが可能となり、本発明の重要な要件である。
【0010】本明細書において、昇温結晶化温度(Tc
1)とは、示差走査熱量計(DSC)測定において、低
温側から10℃/minの昇温速度で昇温したとき、ポ
リエステルの結晶化に伴う発熱のピークに対応する温度
をいい、一方降温結晶化温度(Tc2)とは溶融状態か
ら10℃/minの降温速度で降温したとき、ポリエス
テルの結晶化に伴う発熱のピークに対応する温度をい
う。一般に昇温結晶化温度(Tc1)は相対的に低温側
に現れ、降温結晶化温度(Tc2)は相対的に高温側に
現れ、これらの両温度にまたがる温度領域が結晶温度域
となる。
【0011】本発明では、ポリエチレンテレフタレート
中の環状三量体(CT)の量を0.37乃至0.55重
量%、特に好ましくは0.4乃至0.5重量%の範囲と
することが、昇温結晶化温度(Tc1)及び降温結晶化
温度(Tc2)を上記範囲に維持する上で基本的に重要
である。
【0012】添付図面の図1は、ポリエチレンテレフタ
レート中の環状三量体(CT)の量と昇温結晶化温度
(Tc1)との関係をプロットしたものである。また、
図2は、ポリエチレンテレフタレート中の環状三量体
(CT)の量と降温結晶化温度(Tc2)と昇温結晶化
温度(Tc1)との差(Tc2−Tc1)との関係をプロ
ットしたものである。
【0013】これらの図を参照すると、環状三量体(C
T)の量が0.9重量%以下の比較的少ない領域では、
環状三量体の量が多くなるにつれて、昇温結晶化温度
(Tc1)が低温側に移行すると共に、降温結晶化温度
(Tc2)と昇温結晶化温度(Tc1)との差(Tc2−
Tc1)も広がっているという驚くべき事実が明らかと
なる。
【0014】本発明によれば、このようにポリエステル
の結晶化温度領域を低温側に拡大することができるの
で、ボトルの口部或いはカップのフランジ部の熱結晶化
の温度域や、ボトル或いはカップの胴部、底部の熱固定
のための温度域を拡大し、これらの熱処理を容易に行う
ことができる。また、これらの処理温度域が拡大するこ
とで、処理時間を短縮し、生産性を向上させることが可
能となる。
【0015】本発明において、ポリエチレンテレフタレ
ート中の環状三量体の量がポリエチレンテレフタレート
の結晶化温度に著しい影響を与えるという事実は、現象
として認められたものであり、その原因は未だ十分に解
明されるに至っていないが、ポリエチレンテレフタレー
ト中に含まれる環状三量体(CT)が結晶化のためのポ
リエチレンテレフタレート分子鎖の再配列を容易にして
いるものと思われる。
【0016】ポリエチレンテレフタレート中の環状三量
体(CT)の量は、結晶化温度領域の拡大という点で
は、前述した0.37重量%以上であるべきであるが、
金型への移行を少なくするという見地からは0.55重
量%以下とすべきである。ただ、本発明では、金型内で
の熱固定の時間を短くできる結果として、環状三量体の
金型表面への移行の程度を実際上かなり少なくできるこ
とが理解されるべきである。
【0017】[ポリエチレンテレフタレート]本発明に
用いるポリエチレンテレフタレート樹脂の分子量は、そ
れから製造されるボトルの強度、耐圧性、耐熱性等に重
大な影響をもたらす。すなわち、フィルムに比較してボ
トルでは、未延伸部から高延伸部まで種々の延伸の程度
の領域が存在し、しかも熱固定の程度も甘いため、高い
強度を得るためには、フィルムよりも分子量の高いもの
を用いる必要がある。このため、用いるポリエチレンテ
レフタレートは0.70dl/g以上、好ましくは0.
75乃至0.85dl/gの固有粘度(IV)を有して
いるのが好ましい。
【0018】本発明に用いるポリエチレンテレフタレー
トは、必ずしもこれに限定されるものではないが、テレ
フタル酸またはそのエステル形成性誘導体とエチレング
リコールまたはそのエステル形成性誘導体とを主体とす
る原料を、触媒の存在下に液相重合及び固相重合させる
ことにより得られたものであることが好ましい。
【0019】経済的なポリエチレンテレフタレートの合
成は、高純度テレフタル酸(TPA)とエチレングリコ
ール(EG)とを直接反応させてポリエチレンテレフタ
レート(PET)を合成する方法であり、通常二つの工
程に分けられており、(A)TPAとEGとを反応させ
て、ビス−β−ヒドロキシエチルテレフタレート(BH
T)オリゴマーを合成する工程、(B)BHTオリゴマ
ーからエチレングリコールを留去して重縮合を行う工程
から成っている。
【0020】BHTオリゴマーの合成はそれ自体公知の
条件で行うことができ、例えばTPAに対するEGの量
を1.1〜1.5モル倍として、EGの沸点以上、例え
ば220〜260℃の温度に加熱して、1〜5kg/c
m2 の加圧下に、水を系外に留去しながら、エステル化
を行う。この場合、TPA自体が触媒となるので、通常
触媒は必要ないが、それ自体公知のエステル化触媒を用
いることもできる。
【0021】第二段階の重縮合工程では、第一段階で得
られたBHTオリゴマーにそれ自体公知の重縮合触媒を
加えた後、反応系を260〜290℃に保ちながら徐々
に圧力を低下させ、最終的に1〜3mmHgの減圧下に
撹拌し、生成するEGを系外に留去しながら、反応を進
行させる。反応系の粘度によって分子量を検出し、所定
の値に達したら、系外に吐出させ、冷却後チップとす
る。重縮合触媒としては、ゲルマニウム化合物、チタン
化合物、アンチモン化合物等が使用されるが、二酸化ゲ
ルマニウム、ゲルマニウムテトラエトキシド、ゲルマニ
ウムテトラブトキシドなどのゲルマニウム化合物を用い
ることが、結晶化温度域を前述した範囲に保つ上で好ま
しい。
【0022】本発明に用いるエチレンテレフタレート系
熱可塑性ポリエステルは、エステル反復単位の大部分、
一般に70モル%以上、特に80モル%以上をエチレン
テレフタレート単位を占めるものが好ましく、ガラス転
移点(Tg)が50乃至90℃、特に55乃至80℃
で、融点(Tm)が200乃至275℃、特に220乃
至270℃にある熱可塑性ポリエステルが好適である。
【0023】ホモポリエチレンテレフタレートが耐熱圧
性の点で好適であるが、エチレンテレフタレート単位以
外のエステル単位の少量を含む共重合ポリエステルも使
用し得る。テレフタル酸以外の二塩基酸としては、イソ
フタル酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸等の芳香
族ジカルボン酸;シクロヘキサンジカルボン酸等の脂環
族ジカルボン酸;コハク酸、アジピン酸、セバチン酸、
ドデカンジオン酸等の脂肪族ジカルボン酸;の1種又は
2種以上の組合せが挙げられ、エチレングリコール以外
のジオール成分としては、プロピレングリコール、1,
4−ブタンジオール、ジエチレングリコール、1,6−
ヘキシレングリコール、シクロヘキサンジメタノール、
ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物等の1種
又は2種以上が挙げられる。
【0024】溶融重合で得られたPETは、一般に0.5
乃至0.8dl/g の固有粘度を有する。このPETをペレタ
イズし、このペレットをPETの結晶化温度に加熱し
て、PETの結晶化を行わせる。PETの結晶化に伴い
内部に含有されるCTは外部にはみだし、CT含有量は
減少する。この結晶化温度は、CT含有量の減少に関し
て最適範囲があり、一般に100乃至140℃、特に1
15乃至125℃の範囲が適当であり、また処理時間は
100乃至180分間、特に120乃至150分間が適
当である。PETペレットの結晶化のための熱処理は、
例えば加熱窒素ガス等の加熱不活性ガスを用いて、流動
床または固定床で行うことができ、また真空加熱炉内で
行うこともできる。
【0025】次いで、この結晶化されたPETのペレッ
トを固相重合させる。この固相重合に際しては、溶融重
合の場合とは異なり、固有粘度の増大に伴って、CT含
有量の低下を生じる。また、一般に固相重合温度の上昇
に伴ってCT含有量が低下し、重合時間の増大に伴って
CT含有量が低下する。固相重合は、一般に160乃至
260℃の温度、特に180乃至200℃の温度で2乃
至10時間、特に4乃至6時間行うことが望ましい。固
相重合時の加熱は、温度を変更する以外は結晶化の場合
と同様であってよい。この固相重合時にもPETの結晶
化はある程度進行する。
【0026】[ポリエステル容器(ボトルの場合)の製
法]本発明において、延伸ブロー成形法に使用するプリ
フォームは、射出成形法で製造することができるし、ま
た圧縮成形法で製造することもできる。射出成形の場
合、その条件等は、特に限定されたものではないが、一
般に、260乃至300℃の射出温度、30乃至60k
g/cmの射出圧力で、有底プリフォームを成形す
ることができる。
【0027】かくして得られたプリフォームに耐熱性を
与えるためプリフォームの段階で螺合部、嵌合部、支持
リング等を有する口頸部を熱処理により結晶化し白化せ
しめる。この口頸部の熱結晶化は、前記ポリエチレンテ
レフタレートの熱結晶化温度領域、特に140乃至20
0℃の温度域で行うのがよい。勿論、2軸延伸ブロー成
形を完了したるものをボトル成形完了後、未延伸部分の
口頸部を熱処理により結晶化し、白化する場合もある。
【0028】準備されたプリフォームを延伸成形温度に
する。プリフォーム射出機のプリフォームに与えた熱即
ち余熱を利用しその温度範囲が85〜125℃の延伸温
度に調整するか或はコールドパリソンにあっては再加熱
し同じく85〜125℃の延伸温度範囲に予熱する。
【0029】延伸ブロー成形及び熱固定は、ワンモール
ド法でもツーモールド法でも行い得る。これらの何れの
場合にも、延伸操作はプリフォーム内に加圧流体を吹き
込み、延伸棒による軸方向引張延伸と周方向膨張延伸と
を行い、軸方向延伸倍率を1.3 乃至3.5 倍、特に1.5 乃
至 3倍とし、 周方向延伸倍率を 2乃至5.5 倍、特に3乃
至5倍とするのがよい。
【0030】ワンモールド法の場合、ブロー金型で2軸
延伸するに当たり、ブロー金型を前記ポリエチレンテレ
フタレートの熱結晶化温度領域、特に110〜230
℃、好ましくは120〜210℃の加熱金型とし、延伸
ブローされたプリフォームの器壁の外側が金型内面で接
触と同時に熱処理(ヒートセット)が開始される。所定
の熱処理時間後、ブロー用流体を内部冷却用流体に切換
えて、内側の冷却を開始する。熱処理時間は、ブロー成
形体の厚みや温度によっても相違するが、PETに前述
した結晶化度をもたらすものであり、一般的に言って0.
5 乃至30秒、特に1.0 乃至20秒のオーダーである。
一方冷却時間も、熱処理温度や冷却用流体の種類により
異なるが一般に1乃至30秒、特に2乃至20秒のオー
ダーである。
【0031】本発明は、ワンモールド法、比較的高温の
プリフォーム及び高温のブロー金型を用いて、高倍率延
伸及び高温熱固定を行う際に、改善の効果が特に顕著で
あり、この場合軸方向の延伸速度が3.0 倍/秒以上、特
に4.0 倍/ 秒以上、及び周方向の延伸速度が5.0 倍/秒
以上、特に6.0 倍/秒以上となるような高速延伸が有利
に用いられる。また、延伸ブロー成形時に吹き込む加圧
流体としては、プリフォーム温度よりも少なくとも10
℃高い温度の高温流体を用いるのがよい。
【0032】冷却用流体としては、冷却された各種気
体、例えば−40℃乃至室温の窒素、空気、炭酸ガス等
の他に、化学的に不活性な液化ガス、例えば液化窒素ガ
ス、液化炭酸ガス、液化トリクロロフルオロメタンガ
ス、液化ジクロロジフルオロメタンガス、他の液化脂肪
族炭化水素ガス等も使用される。この冷却用流体には、
水等の気化熱の大きい液体ミストを共存させることもで
きる。上述した冷却用流体を使用することにより、著し
く大きい冷却速度を得ることができる。
【0033】ツーモールド法の場合、高温に加熱された
ブロー金型を用いて、延伸ブロー成形された中空体を冷
却することなく、外部に取出し、この中空体を第二の金
型に入れ、この金型内で形状を整えるためにブローする
方法等が使用される。延伸ブロー条件や熱処理条件はワ
ンモールド法に準ずることができる。
【0034】他の延伸ブロー成形方法としては、本願の
出願人に係わる特許第2917851号公報に例示され
るように、前記プリフォームを、一次二軸延伸ブロー金
型を用いて最終ブロー成形体よりも大きい寸法の一次ブ
ロー成形体とし、次いでこの一次ブロー成形体を加熱収
縮させた後、二次金型を用いて二軸延伸ブロー成形を行
って最終ブロー成形体とする二段ブロー成形を採用して
も良い。このブロー成形体の製造方法によれば、ブロー
成形体の底部が十分に延伸薄肉化され、熱間充填、加熱
滅菌時の底部の変形、耐衝撃性に優れたブロー成形体を
得ることができる。
【0035】
【実施例】本発明のポリエステル容器用ポリエチレンテ
レフタレートの特性値の評価、測定方法は次の方法によ
る。
【0036】(1)固有粘度 後述する射出成形品からサンプルとして200mgを精秤
し、フェノール・テトラクロルエタン混合溶媒(重量比
1:1)20mlに120℃で20分間撹拌下で溶解す
る。この溶液を30℃の恒温水槽中でウベローデ型粘度
計により溶液粘度を測定し、これにより、固有粘度を算
出する。 t :溶液の落下時間(sec) tO :溶媒の落下時間(sec) 比粘度 ηSP=ηrel−1
【0037】(2)環状三量体(CT)の含有量 後述する射出成形品からサンプルとして約10mgを精
秤し、ヘキサフルオロイソプロパノール約1.0 mlに溶解
する(室温×16時間)。テトラヒドロフランを少しず
つ混合してゆき、ポリマー分を再沈させ、濾過して全量
を25mlに希釈後、ゲルパーミュエーションクロマトグ
ラフィー(GPC)測定を行う。 (CT100%の時のピーク面積値を基準として、含有
量を算出する。) GPC測定条件 装 置:東洋曹達工業・HLC-8020 カラム:東洋曹達工業・G2000H8+G1000H8 検出器:示差屈折計 溶出液:テトラヒドロフラン
【0038】(3)射出成形品の成形条件 乾燥温度:ペレットを150℃6hで乾燥。 ホッパードライヤー温度:150℃ 射出成形:射出30秒・冷却20秒・取り出し7.4秒
(サイクル57.4秒)ノズル275℃・RCノズル2
80℃・ 前部280℃・中間部280℃・後部270℃ 射出成形品形状:4mの射出板
【0039】(4)昇温結晶化温度(Tc1)及び降温
結晶化温度(Tc2) 昇温結晶化温度(Tc1)の測定 上記射出成形品を約10mg重量にカットし、DSC測
定機(PERKIN−ELMER社製)を用いて10℃
ずつ昇温して測定した。 降温結晶化温度(Tc2)の測定 同様にして、上記射出成形品を約10mg重量にカット
し、DSC測定機(PERKIN−ELMER社製)を
用い、300℃で5分間保持した後、10℃ずつ降温し
て降温結晶化温度Tc2を測定した。
【0040】(5)結晶化度 n−ヘプタン−四塩化炭素系密度勾配管(株式会社 池
田理化)を作成し、20℃の条件下でボトルサンプルに
おける口部先端部の密度を求めた。これにより、以下の
式に従い、結晶化度を算出した。 ρ :測定密度(g/cm) ρam:非晶密度(1.335g/cm) ρC:結晶密度(1.455g/cm
【0041】(6)光沢度 第1図におけるボトル胴部のパネル部を切り出し、外表
面の光沢度を60度鏡面で測定する。 (JIS Z 8741) 装置:スガ試験・デジタル変角光沢計(UGV−5K)
【0042】[実施例1]ポリエチレンテレフタレート
の結晶化ペレットを用いて射出成形されたプリフォーム
(重量32g)を、口部結晶化した後、遠赤外線ヒータ
ーで加熱後延伸ブローし、150℃で熱固定(ヒート・
セット)して内容量約500mlの第1図に示された形
状の容器(胴部平均肉厚0.32mm)を作成した。用
いたペレットを明細書記載の方法にて測定すると、固有
粘度0.75dl/g、環状三量体の含有量0.37重
量%、昇温結晶化温度(Tc1)と降温結晶化温度(T
c2)の差は45℃であった。口部結晶化時の口部寸法
を評価し、ボトル口部及びパネル部の結晶化度を明細書
記載の方法にて測定した。また、この時の10000本
目に延伸ブロー成形されたボトルについての胴部パネル
部の外面側における光沢度の測定、評価を行った。
【0043】[実施例2]上記実施例1において、環状
三量体の含有量を0.40重量%とし、昇温結晶化温度
(Tc1)と降温結晶化温度(Tc2)の差を47.3
℃とした以外は、同様の方法で各測定、評価を行った。
【0044】[実施例3]上記実施例1において、環状
三量体の含有量を0.47重量%とし、昇温結晶化温度
(Tc1)と降温結晶化温度(Tc2)の差を49.5
℃とした以外は、同様の方法で各測定、評価を行った。
【0045】[実施例4]上記実施例1において、環状
三量体の含有量を0.55重量%とし、昇温結晶化温度
(Tc1)と降温結晶化温度(Tc2)の差を59.7
℃とした以外は、同様の方法で各測定、評価を行った。
【0046】[比較例1]上記実施例1において、環状
三量体の含有量を0.30重量%とし、昇温結晶化温度
(Tc1)と降温結晶化温度(Tc2)の差を42.6
℃とした以外は、同様の方法で各測定、評価を行った。
【0047】[比較例2]上記実施例1において、環状
三量体の含有量を0.36重量%とし、昇温結晶化温度
(Tc1)と降温結晶化温度(Tc2)の差を44.6
℃とした以外は、同様の方法で各測定、評価を行った。
【0048】[比較例3]上記実施例1において、環状
三量体の含有量を0.32重量%とし、昇温結晶化温度
(Tc1)と降温結晶化温度(Tc2)の差を43.9
℃とした以外は、同様の方法で各測定、評価を行った。
【0049】[比較例4]上記実施例1において、環状
三量体の含有量を0.60重量%とし、昇温結晶化温度
(Tc1)と降温結晶化温度(Tc2)の差を62.3
℃とした以外は、同様の方法で各測定、評価を行った。
【0050】[比較例5]上記実施例1において、環状
三量体の含有量を0.84重量%とし、昇温結晶化温度
(Tc1)と降温結晶化温度(Tc2)の差を70.0
℃とした以外は、同様の方法で各測定、評価を行った。
【0051】
【表1】
【0052】この結果、本発明のように、適正な環状三
量体の含有量、昇温結晶化温度(Tc1)と降温結晶化
温度(Tc2)の差を保持したポリエチレンテレフタレ
ートを使用することにより、ボトルとした場合には、そ
の強度(落下等)、光沢度、二軸延伸ブロー成形性、金
型汚れの防止、プリフォーム成形性、ボトル口部の結晶
化性に優れた効果を得ることができる。
【0053】尚、本発明のポリエステル容器用ポリエチ
レンテレフタレートは、実施例及び比較例においてはボ
トルを例示したが、シートを真空成形、圧空成形、張出
成形、プラグアシスト成形等によって成形したカップ状
容器等にも適用できるものである。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、環状三量体の含有量が
0.37乃至0.55重量%であり、且つ昇温結晶化温
度(Tc1 )が145℃以下で、しかも降温結晶化温度
(Tc2 )と昇温結晶化温度(Tc1 )との差(Tc2
−Tc1 )が45℃以上であるポリエチレンテレフタレ
ートをポリエステル容器の製造に用いることにより、ポ
リエステルの結晶化温度領域を顕著に拡大することがで
きる。また、ボトルにおいては、その口部或いはプリフ
ォーム口部の熱結晶化やボトル胴部、底部の熱固定を、
また、カップにおいてはそのフランジ部の熱結晶化や胴
部、底部の熱固定を短時間で可能とし、ポリエステル容
器の生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポリエチレンテレフタレート中の環状三量体
(CT)の量と昇温結晶化温度(Tc1 )との関係をプ
ロットしたグラフである。
【図2】ポリエチレンテレフタレート中の環状三量体
(CT)の量と降温結晶化温度(Tc2 )と昇温結晶化
温度(Tc1 )との差(Tc2 −Tc1 )との関係をプ
ロットしたグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08J 5/00 CFD B29K 67:00 // B29K 67:00 B29L 22:00 B29L 22:00 C08L 67:02 C08L 67:02 B65D 1/00 A C Fターム(参考) 3E033 AA02 AA20 BA18 CA07 CA20 FA02 FA03 GA02 4F071 AA46 AA81 AA84 AA86 AA87 AA88 AA89 AC04 AE22 AF23 AF32 AF43 AG28 AH05 BA01 BB05 BB06 BB08 BC03 BC04 BC07 4F208 AA24 AG07 AH55 LA04 LH08 LW07 4J029 AA03 AB01 AB04 AC01 AD01 AD06 AD07 AD08 AE01 BA02 BA03 BA04 BA05 BD07A BF23 CA02 CA04 CA06 CB05A CB06A CB10A CD03 HA01 HB01 HB02 JA091 JB131 JF251 JF361 JF471 KB14 KC02 KD02 KD06 KD07 KD09 KE02 KE09 KE12 KF02 KF07 KF09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状三量体の含有量が0.37乃至0.
    55重量%であり、且つ昇温結晶化温度(Tc1)が1
    45℃以下で、しかも降温結晶化温度(Tc2)と昇温
    結晶化温度(Tc1)との差(Tc2−Tc1)が45℃
    以上であることを特徴とするポリエステル容器用ポリエ
    チレンテレフタレート。
  2. 【請求項2】 降温結晶化温度(Tc2)の温度範囲が
    186乃至196℃であることを特徴とする請求項1に
    記載のポリエステル容器用ポリエチレンテレフタレー
    ト。
  3. 【請求項3】 ポリエチレンテレフタレートが、テレフ
    タル酸またはそのエステル形成性誘導体とエチレングリ
    コールまたはそのエステル形成性誘導体とを主体とする
    原料を、ゲルマニウム系触媒の存在下に液相重合及び固
    相重合させることにより得られたものであることを特徴
    とする請求項1または2に記載のポリエステル容器用ポ
    リエチレンテレフタレート。
  4. 【請求項4】 ポリエチレンテレフタレートが熱水処理
    を受けていないものであることを特徴とする請求項1乃
    至3の何れかに記載のポリエステル容器用ポリエチレン
    テレフタレート。
  5. 【請求項5】 ポリエチレンテレフタレートをプリフォ
    ームに成形し、次いでこのプリフォームを延伸温度で二
    軸延伸ブロー成形することからなるポリエステル容器の
    製法において、ポリエチレンテレフタレートが請求項1
    乃至4の何れかに記載のポリエチレンテレフタレートで
    あることを特徴とするポリエステル容器の製法。
  6. 【請求項6】 前記プリフォームの口部を、二軸延伸ブ
    ロー成形に先だって、或いは二軸延伸ブロー成形後に熱
    結晶化させることを特徴とする請求項5記載のポリエス
    テル容器の製法。
  7. 【請求項7】 二軸延伸ブロー成形後のボトル器壁を熱
    固定することを特徴とする請求項5または6に記載のポ
    リエステル容器の製法。
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