JP2002338284A - 液晶用ガラス板端材除去・製品部分分離装置および方法 - Google Patents

液晶用ガラス板端材除去・製品部分分離装置および方法

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JP2002338284A JP2001148003A JP2001148003A JP2002338284A JP 2002338284 A JP2002338284 A JP 2002338284A JP 2001148003 A JP2001148003 A JP 2001148003A JP 2001148003 A JP2001148003 A JP 2001148003A JP 2002338284 A JP2002338284 A JP 2002338284A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端材の除去と製品部分の分離とを同時にする
ことができ、動作サイクル時間の短縮することが可能と
なる液晶用ガラス板端材除去・製品部分分離装置および
方法を得る。 【解決手段】 2枚の製品部分2が各々略水平に載置さ
れる並設された2基のスライド受台10と、スライド受
台10の並設方向両端部側に設けられ、端材3が製品部
分2と略同じ高さで略水平に載置される端材受台12と
を備え、スライド受台10と端材受台12のいずれか
が、製品部分2が端材3に対して所定の高さ高くなるよ
うに鉛直方向に移動し、その後、2基のスライド受台1
0が、製品部分2の分割方向に離間するようにスライド
し、2枚の製品部分2を分離させるとともに、端部にて
端材3を押し出して端材3を端材受台12から脱落させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶用ガラス板
を切断する装置より取り出され、切断・分割工程に移動
した液晶用ガラス板に対して、端材の除去・分離をする
装置に関するものであり、特に矩形のガラス板が2短辺
部の端材が切断され残る部分がさらに2つに切断されて
2枚の製品部分となる液晶用ガラス板に関し、端材の除
去、および製品部分の分離をする液晶用ガラス板端材除
去・製品部分分離装置および方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は液晶用ガラス板の切断装置による
切断前の状態を示す図である。図6は同じく切断後の状
態を示す図である。図5に示された矩形の液晶用ガラス
板1に、図示しない切断装置によって長手方向と直角の
方向に3列の切り込み1aが入れられて4つの部分に切
断される。すなわち、図6に示されたように、矩形の液
晶用ガラス板1が、2短辺部の端材3が切り落とされ、
残る部分が短辺と平行に2つに切断されて2枚の製品部
分2となる。
【0003】図7は例えば特開平5−232423号公
報に開示された従来の端材を除去する装置の概略図であ
る。図において、4は回動機能を有した端材3を保持す
る端材受台であり、5は端材受台4に組み込まれた吸着
パッドであり、6は製品部分2を支持する受台である。
【0004】次に、図7に示した端材を除去する装置の
動作について、図8(a)〜(c)に沿って説明する。
切断・分割された液晶用ガラス板のうち、端材受台4上
に置かれた端材3を吸着パッド5が吸着固定する
(a)。その後、端材受台4が矢印A方向に回転する
(b)。そして、端材受台4の回転後、吸着パッド5の
吸着を止めることにより端材3が端材受台6より矢印B
方向に落下し、端材除去が完了する(c)。
【0005】また、図9は例えば特開平6−99296
号公報に開示された従来の製品部分2と端材3とを分離
し、端材を除去する装置の概略図である。図において、
7は端材部分を吸着パッド5にて吸着する昇降受台であ
り、8は製品部分を保持する受台であり、9は吸着パッ
ド5を有する移載部である。
【0006】次に、図9に示した端材除去する装置の動
作について、図10(a)〜(f)に沿って説明する。
まず、切断・分割された液晶用ガラス板のうち、端材受
台7上に置かれた端材3が吸着パッド5にて吸着固定さ
れる(a)。そして、移載部9が矢印C方向に下降し、
端材受台7が矢印D方向に下降することにより製品部分
2と端材3とが分離する(b)。この後、先ず、製品部
分2に移載部9を下降させ吸着パッド5にて吸着固定
し、製品部分2を矢印Eに示すように取り出す(c)。
次に、端材受台7を矢印F方向に上昇させ、初期の位置
に戻し(d)、製品部分2の取り出しと同様に端材3を
移載部9にて吸着して矢印Gに示すように取り出すこと
により、端材3の分離と除去が完了する(e,f)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の従来
の例えば図7に示す装置では、端材3が製品部分2と確
実に分離されていることが検出できない為、誤って端材
3が未切断のまま、端材除去動作させると、端材受台4
とガラス板との吸着が外れ、端材受台4にてガラス板を
破損させてしまうといった問題があった。
【0008】一方、図9で示す機構では、端材3の分離
後に、製品部分2と端材3のそれぞれを別々に移載しな
ければならず、1サイクルの時間が長くなるという問題
が生じていた。
【0009】また、両方の装置共に、製品部分2が2分
割されている場合に製品部分2の分離に対応することが
困難であった。
【0010】この発明は上述のような課題を解決する為
になされたもので、矩形のガラス板が2短辺部の端材が
切断され残る部分がさらに2つに切断されて2枚の製品
部分となる液晶用ガラス板に関し、端材の除去と製品部
分の分離とを同時にすることができ、動作サイクル時間
の短縮することが可能となる液晶用ガラス板端材除去・
製品部分分離装置および方法を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る液晶用ガ
ラス板端材除去・製品部分分離装置は、矩形のガラス板
が、2短辺部の端材が切断され、残る部分がさらに短辺
と平行に2つに切断されて2枚の製品部分となる液晶用
ガラス板に関し、各々の切断箇所を切断する切断工程を
経た液晶用ガラス板が、製品部分と端材とに切断される
前の位置に保たれたまま載置され、端材が除去され、2
枚の製品部分が分離される液晶用ガラス板端材除去・製
品部分分離装置であって、2枚の製品部分が各々略水平
に載置される並設された2基のスライド受台と、スライ
ド受台の並設方向両端部側に設けられ、端材が製品部分
と略同じ高さで略水平に載置される端材受台とを備え、
スライド受台と端材受台のいずれかが、製品部分が端材
に対して所定の高さ高くなるように鉛直方向に移動し、
その後、2基のスライド受台が、製品部分の分割方向に
離間するようにスライドし、2枚の製品部分を分離させ
るとともに、端部にて端材を押し出して端材を端材受台
から脱落させる。
【0012】また、端材受台の上面に設けられ、スライ
ド受台と端材受台のいずれかが、製品部分が端材に対し
て所定の高さ高くなるように鉛直方向に移動した際に、
端材受台上に端材が載置されたままか否かを確認する端
材除去確認手段をさらに備えている。
【0013】また、2分割される製品部分の分割箇所に
設けられ、2枚の製品部分が分離するか否かを確認する
製品部分分離確認手段をさらに備えている。
【0014】また、分離された製品部分に対し、四辺方
向から水平に押圧し、製品部分を所定の位置に位置決め
する位置決め手段をさらに備えている。
【0015】また、他の発明に係る液晶用ガラス板端材
除去・製品部分分離方法は、矩形のガラス板が、2短辺
部の端材が切断され、残る部分がさらに短辺と平行に2
つに切断されて2枚の製品部分となる液晶用ガラス板に
関し、各々の切断箇所を切断する切断工程を経た液晶用
ガラス板が、製品部分と端材とが切断される前の位置に
保たれたまま載置された状態から、端材を除去し、さら
に2枚の製品部分を分離する液晶用ガラス板端材除去・
製品部分分離方法であって、2枚の製品部分が各々略水
平に載置される並設された2基のスライド受台と、スラ
イド受台の並設方向両端部側に設けられ、端材が製品部
分と略同じ高さで略水平に載置される端材受台とを用
い、スライド受台と端材受台のいずれかを鉛直方向に移
動させて、製品部分が端材に対して所定の高さ高くなる
ようにして製品部分から端材を除去する端材除去工程
と、2基のスライド受台を、製品部分の分割方向に離間
するようにスライドさせ、2枚の製品部分を分離させる
とともに、スライド受台の端部にて端材を押し出すこと
により端材を端材受台から脱落させる製品部分分離工程
とを備えている。
【0016】また、端材除去工程においては、端材受台
の上面に設けられた端材除去確認手段を用いて、スライ
ド受台と端材受台のいずれかが、製品部分が端材に対し
て所定の高さ高くなるように鉛直方向に移動した際に、
端材受台上に端材が載置されたままか否かを確認する。
【0017】また、製品部分分離工程においては、2分
割される製品部分の分割箇所に設けられた製品部分分離
確認手段を用いて、2枚の製品部分が分離するか否かを
確認する。
【0018】さらに、分離された製品部分に対し、四辺
方向から水平に押圧し、製品部分を所定の位置に位置決
めする位置決め工程をさらに備えている。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の液
晶用ガラス板端材除去・製品部分分離装置の上面図であ
る。また、図2は液晶用ガラス板端材除去・製品部分分
離装置の正面図であり、図3は液晶用ガラス板端材除去
・製品部分分離装置の側面図である。図1から図3に示
す液晶用ガラス板端材除去・製品部分分離装置は、初期
状態を示している。
【0020】液晶用ガラス板端材除去・製品部分分離装
置は、2枚の製品部分2が各々水平に載置される2基の
スライド受台10と、スライド受台10の両側に設けら
れ、2つの端材3が、それぞれ製品部分2と略同じ高さ
で水平に載置される2基の端材受台12とを備えてい
る。
【0021】液晶用ガラス板は、図示しない切断装置に
よって所定の部分を切断されて、2短辺部の端材3が切
断され、残る部分が短辺と平行に2つに切断されて2枚
の製品部分2とされているが、このように切断された液
晶用ガラス板は、図示しない切断装置から、ロボットの
アーム等に吸着され、本実施の形態の液晶用ガラス板端
材除去・製品部分分離装置に移送され、製品部分2と端
材3は、切断される前の位置に保たれたまま装置に載置
される。
【0022】そして、図1に破線で示すように、製品部
分2は、スライド受台10上に載置され、端材3は端材
受台12上に載置される。なお、図1に示すように、2
つの製品部分2が分割される方向をX軸方向、分割され
る為に入れられた切り込みの延びる方向をY軸方向、図
1の紙面に垂直な方向をZ軸方向とする。
【0023】並設された2基のスライド受台10の各々
外方の2角部には、それぞれ端材除去ローラ11が設け
られている。端材除去ローラ11は、製品部分2が載置
される高さより、一定の高さ低い位置に設けられてい
る。また、2枚の製品部分2を分割するために入れられ
た切り込み箇所の下方に、位置決め手段としての昇降位
置決めローラ13が設けられ、さらにその一端側に、製
品部分分離確認手段としての製品部分切断確認用光セン
サー15が設けられている。さらに、端材受台12の上
面には、端材除去確認手段としての端材切断確認用光セ
ンサー14が設けられている。
【0024】また、載置された製品部分2の周囲には、
製品部分2と同じ高さに、位置決め手段としてのX軸方
向スライド位置決めローラ16とY軸方向位置決めロー
ラ17が設けられている。
【0025】次に、本実施の形態の動作について、図4
(a)〜(f)に沿って説明する。先ず、各々の切断箇
所を切断する切断工程を経た液晶用ガラス板が、製品部
分2と端材3とに切断される前の位置に保たれたまま本
実施の形態の装置に載置され(a)、その後、2枚の製
品部分2を保持している2基のスライド受台10がZ軸
方向(矢印J方向)に所定の高さ上昇し、製品部分2と
端材3とを分離させる((b):端材除去工程)。この
とき、端材3と製品部分2が正常に切断されている場
合、端材3は端材受台12上に残るが、一方、正常に切
断されていない場合、すなわち、未切断の場合、端材3
は製品部分2と一緒に上昇する。そのため、端材受台1
2上には端材3が無くなる。この状態を端材受台12上
に設けられた端材切断確認用光センサー14にて検出す
ることにより、端材3の切断確認を行うことができる。
端材3が、正常に切断されていないことが検出される
と、装置はアラームを出し、この状態で止まる。
【0026】次に、2基のスライド受台10がそれぞれ
X軸方向外側(矢印K方向)へ離れるようにスライドす
る。この動作により、2枚の製品部分2が分離され、同
時に、端材除去ローラ11にて端材3が端材受台12よ
り外側へ押し出され、端材3は矢印Lに示すように落下
し除去される((c):製品部分分離工程)。このと
き、製品部分2が正常に2枚に切断されている場合、製
品部分2の間に隙間ができる、しかし、未切断の場合、
隙間はできない。そして、この隙間の有無を製品部分切
断確認用光センサー15にて検出することにより、製品
部分2が正常に切断されているか否かの切断確認を行う
ことができる。製品部分2が、正常に切断されていない
ことが検出されると、装置はアラームを出し、この状態
で止まる。
【0027】次に、昇降位置決めローラ13が2枚の製
品部分2の間に矢印Mで示すように上昇し(d,e)、
その後、X軸方向スライド位置決めローラ16、及びY
軸方向位置決めローラ17がそれぞれ内側(矢印O方
向、及び矢印N方向)に移動することより、製品部分2
の四辺から押され、製品部分2が位置決めされる
(f)。そして、全ての動作が完了する。
【0028】なお、本実施の形態においては、スライド
受台10のが端材受台12に対して、Z軸方向に上昇し
たが、端材受台12がスライド受台10に対して、Z軸
方向に下降してもよい。すなわち、端材受台12がZ軸
方向に所定の高さ下降し、これを確認した後、2基のス
ライド受台10がそれぞれX軸方向外側へ離れるように
スライドしても良い。このような動作によっても、2枚
の製品部分2が分離されるのと同時に、端材3を除去す
ることが可能である。
【0029】また、製品部分分離確認手段や端材除去確
認手段は、必ずしも、製品部分切断確認用光センサー1
5及び端材切断確認用光センサー14に限られるもので
はなく、例えば近接スイッチ等でも実現可能である。
【0030】
【発明の効果】この発明に係る液晶用ガラス板端材除去
・製品部分分離装置は、矩形のガラス板が、2短辺部の
端材が切断され、残る部分がさらに短辺と平行に2つに
切断されて2枚の製品部分となる液晶用ガラス板に関
し、各々の切断箇所を切断する切断工程を経た液晶用ガ
ラス板が、製品部分と端材とに切断される前の位置に保
たれたまま載置され、端材が除去され、2枚の製品部分
が分離される液晶用ガラス板端材除去・製品部分分離装
置であって、2枚の製品部分が各々略水平に載置される
並設された2基のスライド受台と、スライド受台の並設
方向両端部側に設けられ、端材が製品部分と略同じ高さ
で略水平に載置される端材受台とを備え、スライド受台
と端材受台のいずれかが、製品部分が端材に対して所定
の高さ高くなるように鉛直方向に移動し、その後、2基
のスライド受台が、製品部分の分割方向に離間するよう
にスライドし、2枚の製品部分を分離させるとともに、
端部にて端材を押し出して端材を端材受台から脱落させ
る。そのため、端材の除去と製品部分の分離とを同時に
することができ、動作サイクル時間の短縮することが可
能となる。
【0031】また、端材受台の上面に設けられ、スライ
ド受台と端材受台のいずれかが、製品部分が端材に対し
て所定の高さ高くなるように鉛直方向に移動した際に、
端材受台上に端材が載置されたままか否かを確認する端
材除去確認手段をさらに備えている。そのため、端材が
確実に切断されているか確認することができ装置の信頼
性が向上する。
【0032】また、2分割される製品部分の分割箇所に
設けられ、2枚の製品部分が分離するか否かを確認する
製品部分分離確認手段をさらに備えている。そのため、
製品部分が分離するか否かを確認することができ装置の
信頼性が向上する。
【0033】また、分離された製品部分に対し、四辺方
向から水平に押圧し、製品部分を所定の位置に位置決め
する位置決め手段をさらに備えている。そのため、製品
部分の位置決め手段を設けたことにより、同じ装置内で
製品部分の位置決めも可能となる。
【0034】また、他の発明に係る液晶用ガラス板端材
除去・製品部分分離方法は、矩形のガラス板が、2短辺
部の端材が切断され、残る部分がさらに短辺と平行に2
つに切断されて2枚の製品部分となる液晶用ガラス板に
関し、各々の切断箇所を切断する切断工程を経た液晶用
ガラス板が、製品部分と端材とが切断される前の位置に
保たれたまま載置された状態から、端材を除去し、さら
に2枚の製品部分を分離する液晶用ガラス板端材除去・
製品部分分離方法であって、2枚の製品部分が各々略水
平に載置される並設された2基のスライド受台と、スラ
イド受台の並設方向両端部側に設けられ、端材が製品部
分と略同じ高さで略水平に載置される端材受台とを用
い、スライド受台と端材受台のいずれかを鉛直方向に移
動させて、製品部分が端材に対して所定の高さ高くなる
ようにして製品部分から端材を除去する端材除去工程
と、2基のスライド受台を、製品部分の分割方向に離間
するようにスライドさせ、2枚の製品部分を分離させる
とともに、スライド受台の端部にて端材を押し出すこと
により端材を端材受台から脱落させる製品部分分離工程
とを備えている。そのため、端材の除去と製品部分の分
離とを同時にすることができ、端材除去・製品部分分離
の作業時間の短縮をすることが可能となる。
【0035】また、端材除去工程においては、端材受台
の上面に設けられた端材除去確認手段を用いて、スライ
ド受台と端材受台のいずれかが、製品部分が端材に対し
て所定の高さ高くなるように鉛直方向に移動した際に、
端材受台上に端材が載置されたままか否かを確認する。
そのため、端材が確実に切断されているか確認すること
ができ作業の確実性が向上する。
【0036】また、製品部分分離工程においては、2分
割される製品部分の分割箇所に設けられた製品部分分離
確認手段を用いて、2枚の製品部分が分離するか否かを
確認する。そのため、製品部分が分離するか否かを確認
することができ作業の確実性が向上する。
【0037】さらに、分離された製品部分に対し、四辺
方向から水平に押圧し、製品部分を所定の位置に位置決
めする位置決め工程をさらに備えている。そのため、製
品部分の位置決め工程をさらに設けたことにより、同じ
装置内で製品部分の位置決めが可能となり、作業スペー
スが少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の液晶用ガラス板端材除去・製品部分
分離装置の上面図である。
【図2】 本発明の液晶用ガラス板端材除去・製品部分
分離装置の正面図である。
【図3】 本発明の液晶用ガラス板端材除去・製品部分
分離装置の側面図である。
【図4】 2箇所の端材を除去し2枚の製品部分を分離
する手順を示す工程図である。
【図5】 液晶用ガラス板の切断装置による切断前の状
態を示す正面図である。
【図6】 液晶用ガラス板の切断装置による切断後の状
態を示す正面図である。
【図7】 従来の端材を除去する装置の概略図である。
【図8】 図7の装置により2箇所の端材を除去する手
順を示す工程図である。
【図9】 従来の製品部分と端材とを分離し端材を除去
する装置の概略図である。
【図10】 図9の装置により製品部分と端材とを分離
し端材を除去する手順を示す工程図である。
【符号の説明】 1 液晶用ガラス板、2 製品部分、3 端材、10
スライド受台、11端材除去ローラ、12 端材受台、
13 昇降位置決めローラ(位置決め手段)、14 端
材切断確認用光センサー(端材除去確認手段)、15
製品部分切断確認用光センサー(製品部分分離確認手
段)、16 X軸方向スライド位置決めローラ(位置決
め手段)、17 Y軸方向スライド位置決めローラ(位
置決め手段)。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形のガラス板が、2短辺部の端材が切
    断され、残る部分がさらに該短辺と平行に2つに切断さ
    れて2枚の製品部分となる液晶用ガラス板に関し、 上記各々の切断箇所を切断する切断工程を経た上記液晶
    用ガラス板が、上記製品部分と上記端材とに切断される
    前の位置に保たれたまま載置され、上記端材が除去さ
    れ、上記2枚の製品部分が分離される液晶用ガラス板端
    材除去・製品部分分離装置であって、 上記2枚の製品部分が各々略水平に載置される並設され
    た2基のスライド受台と、 上記スライド受台の並設方向両端部側に設けられ、上記
    端材が上記製品部分と略同じ高さで略水平に載置される
    端材受台とを備え、 上記スライド受台と上記端材受台のいずれかが、上記製
    品部分が上記端材に対して所定の高さ高くなるように鉛
    直方向に移動し、その後、上記2基のスライド受台が、
    上記製品部分の分割方向に離間するようにスライドし、
    上記2枚の製品部分を分離させるとともに、端部にて上
    記端材を押し出して上記端材を上記端材受台から脱落さ
    せることを特徴とする液晶用ガラス板端材除去・製品部
    分分離装置。
  2. 【請求項2】 上記端材受台の上面に設けられ、上記ス
    ライド受台と上記端材受台のいずれかが、上記製品部分
    が上記端材に対して所定の高さ高くなるように鉛直方向
    に移動した際に、上記端材受台上に上記端材が載置され
    たままか否かを確認する端材除去確認手段をさらに備え
    たことを特徴とする請求項1に記載の液晶用ガラス板端
    材除去・製品部分分離装置。
  3. 【請求項3】 2分割される上記製品部分の分割箇所に
    設けられ、上記2枚の製品部分が分離するか否かを確認
    する製品部分分離確認手段をさらに備えたことを特徴と
    する請求項1または2に記載の液晶用ガラス板端材除去
    ・製品部分分離装置。
  4. 【請求項4】 分離された上記製品部分に対し、四辺方
    向から水平に押圧し、該製品部分を所定の位置に位置決
    めする位置決め手段をさらに備えたことを特徴とする請
    求項1から3のいずれかに記載の液晶用ガラス板端材除
    去・製品部分分離装置。
  5. 【請求項5】 矩形のガラス板が、2短辺部の端材が切
    断され、残る部分がさらに該短辺と平行に2つに切断さ
    れて2枚の製品部分となる液晶用ガラス板に関し、 上記各々の切断箇所を切断する切断工程を経た上記液晶
    用ガラス板が、上記製品部分と上記端材とが切断される
    前の位置に保たれたまま載置された状態から、上記端材
    を除去し、さらに上記2枚の製品部分を分離する液晶用
    ガラス板端材除去・製品部分分離方法であって、 上記2枚の製品部分が各々略水平に載置される並設され
    た2基のスライド受台と、 上記スライド受台の並設方向両端部側に設けられ、上記
    端材が上記製品部分と略同じ高さで略水平に載置される
    端材受台とを用い、 上記スライド受台と上記端材受台のいずれかを鉛直方向
    に移動させて、上記製品部分が上記端材に対して所定の
    高さ高くなるようにして上記製品部分から上記端材を除
    去する端材除去工程と、 上記2基のスライド受台を、上記製品部分の分割方向に
    離間するようにスライドさせ、上記2枚の製品部分を分
    離させるとともに、上記スライド受台の端部にて上記端
    材を押し出すことにより上記端材を上記端材受台から脱
    落させる製品部分分離工程とを備えたことを特徴とする
    液晶用ガラス板端材除去・製品部分分離方法。
  6. 【請求項6】 上記端材除去工程においては、上記端材
    受台の上面に設けられた端材除去確認手段を用いて、上
    記スライド受台と上記端材受台のいずれかが、上記製品
    部分が上記端材に対して所定の高さ高くなるように鉛直
    方向に移動した際に、上記端材受台上に上記端材が載置
    されたままか否かを確認することを特徴とする請求項5
    に記載の液晶用ガラス板端材除去・製品部分分離方法。
  7. 【請求項7】 製品部分分離工程においては、2分割さ
    れる上記製品部分の分割箇所に設けられた製品部分分離
    確認手段を用いて、上記2枚の製品部分が分離するか否
    かを確認することを特徴とする請求項5または6に記載
    の液晶用ガラス板端材除去・製品部分分離方法。
  8. 【請求項8】 分離された上記製品部分に対し、四辺方
    向から水平に押圧し、該製品部分を所定の位置に位置決
    めする位置決め工程をさらに備えたことを特徴とする請
    求項5から7のいずれかに記載の液晶用ガラス板端材除
    去・製品部分分離方法。
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