JP2002337997A - 具入りスープ類の小分け装置 - Google Patents

具入りスープ類の小分け装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】具とスープ液とを分離しなくとも略一定量づつ
に小分けすることができると共に、フリーズドライスー
プ類等を使用する場合でも効率よく小分けすることがで
きる小分け装置を提供する。 【解決手段】具入りスープ類から略一定量の具を含有す
るスープ液に小分けする装置に於いて、該装置は、容器
内の具入りスープ類を攪拌混合する攪拌羽根を有する容
器と、該容器下端の開口に連通する開口を有する定量筒
体と、該定量筒体に摺動し得るように密嵌させた押出棒
とを具備してなり、前記押出棒の前進・後進動作を、空
気の流入・排出の無い状態を保つようにして攪拌しなが
ら小分けすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、味噌汁、カレ
ー、スープ等のスープ類を、具とスープ類とに分離する
ことなく略一定量づつに小分けすることができると共
に、フリーズドライスープ類等を使用する場合でも効率
よく小分けすることができる小分け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】外食産業、レストラン及び工場の食堂等
では、予め別の場所で調理した10リットル〜20リッ
トル程度の缶詰若しくはレトルト、冷凍食品の味噌汁、
カレー、コーンスープ、コーンチャウダー等を大きな鍋
に投入し、これを常時加熱し、客に供するときには、お
たまで撹拌しながら、容器に所定量づつ目分量ですくつ
ていた。
【0003】上記したように、スープ類は常時加熱して
いるので、焦げ付かないようにするため、頻繁に撹拌す
る必要があった。そのため、専用の作業員を必要とした
ので、人件費の点からスープ類がコスト高になる問題が
あった。そればかりか、具の混入量にバラツキが生じた
り、頻繁に撹拌するため、具が形崩れしたり、小分けの
都度蓋を開けるので、スープ類にごみや虫等が混入した
りして、極めて不衛生な問題があった。
【0004】また、常時加熱せずに、客に供する時にの
み加熱するようにしても行っていたが、この場合は、ス
ープ類が温まるまである程度の時間を要するので、直ち
に客に供することができない場合が生じる問題があっ
た。
【0005】このような問題を解決するため、本出願人
は、螺旋状の山形を形成した棒状体(スクリュー弁)を
利用して、所定量づつに小分けし、スープ液を焦げ付か
ないように攪拌する装置を開発し、先に特許出願した。
【0006】しかしながら、この装置は、前記問題点を
解決する点では極めて画期的なものであったが、装置価
格が高価となる難点があった。そればかりか、最近、粉
末に水を加えて攪拌・加熱することにより具入りスープ
類とするフリーズドライスープ類が多用されつつある
が、これは、水を少量づつ加えて攪拌しないと塊となる
が、従来のスクリュー弁を通して攪拌したのでは、充分
な攪拌ができなかった。そのため、上記装置では、この
スープ類を小分けするのに時間がかかり、小分けの作業
能率が上がらない問題があった。また、フリーズドライ
スープ類以外であっても、複数のスープ類を交換して小
分けする場合は、同様に小分け作業の能率が上がらない
問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明のうち請求項
1に記載の発明は、具とスープ液とを分離しなくとも略
一定量づつに小分けすることができると共に、フリーズ
ドライスープ類等を使用する場合でも効率よく小分けす
ることができる小分け装置を提供することを目的とす
る。
【0008】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
に記載の目的に加えて、複数種類のスープ類を支障なく
交換小分けすることができる小分け装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、具入りスー
プ類から略一定量の具を含有するスープ液に小分けする
装置に於いて、該装置は、容器内の具入りスープ類を攪
拌混合する攪拌羽根を有する容器と、該容器下端の開口
に連通する開口を有する定量筒体と、該定量筒体に摺動
し得るように密嵌させた押出棒とを具備してなり、前記
押出棒の前進・後進動作を、空気の流入・排出の無い状
態を保つようにして行うことを特徴とする。
【0010】押出棒の前進・後進動作を、空気の流入・
排出の無い状態を保つようにして行うには、押出棒を押
しきった状態で押出棒がスープ類と接するようにし、押
出棒を所定位置に後退させると同時に、定量筒体内に具
入りスープ類を引き込むようにすれば良い。
【0011】本発明に使用する前記具入りスープ類は、
攪拌羽根によって攪拌することにより、具が略均一に混
合されるスープ類であって、攪拌しながら小分けするの
が好ましい(請求項2)。
【0012】本発明に使用する容器の横断面は、円形若
しくは略円形であるのが好ましい(請求項3)。このよ
うな容器を使用することによって、攪拌時の具の型崩れ
を効果的に防止することができる。
【0013】本発明においては、容器下部に攪拌羽根を
配設し、該攪拌羽根は右及び左回転を交互に行うことに
よって、前記具とスープ類とを略均一に混合するように
構成するのが良い(請求項4)。
【0014】本発明の容器下端の攪拌羽根収容室には、
筒体を回動自在に嵌合させ、該筒体の外周対向面に開口
を形成し、一方の開口が前記容器内と連通すると、他方
の開口は前記定量筒体に連通するように構成するのが良
い(請求項5)。
【0015】定量筒体を有する切出弁をフレーム(サー
バー本体)36に装着し、容器下端開口と該切出弁とを
着脱し得るように連結させることによって、複数種類の
スープ類や、フリーズドライスープに水を加えて攪拌・
加熱して形成されるスープ類を支障なく小分けすること
ができる(請求項6)。
【0016】攪拌羽根を収容した容器を着脱自在とする
ため、攪拌羽根の回転軸とモータの回転軸とを、それぞ
れ嵌合凹部若しくは嵌合凸部を有する両嵌合部材を介し
て着脱し得るように構成すると良い(請求項7)。
【0017】定量筒体の開口と容器下端の開口とを合わ
せて、前記押出棒を押しきった位置から所定位置に後退
させることによって、所定容積の室内に所定量の具とス
ープ液とを収容した後、定量筒体を回転させて切出弁の
下面に形成した吐出口と、定量筒体の開口とを一致さ
せ、定量筒体に嵌合させた押出棒を前進させることによ
って、具とス−プ液とを所定の容器に取り出すように構
成すると良い(請求項8)。
【0018】要するに、請求項1に記載の発明は、押出
棒の前進・後進動作を空気の流入・排出のない状態(真
空状態)を保つようにして行うことによって、攪拌状態
でもスムーズに小分けし得るようにすると共に、攪拌羽
根を装着したのでフリーズドライスープ類等を使用する
場合でも効率よく小分けすることができるようにしたこ
とを要旨とするものである。
【0019】また請求項6に記載の発明は、スープ類を
収容した容器と該容器に連結して小分け装置を形成する
フレームとを着脱自在とすることによって、複数種類の
スープ類を能率的に交換小分けできるようにしたことを
要旨とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。
【0021】図1及び図2は、本発明の一実施例を示す
ものであり、容器1の上端には、蓋体2が冠着され、容
器1の下部には、円筒状の攪拌羽根収容室4が連設され
ている。同円筒状の攪拌羽根収容室4には、筒状の内弁
5が嵌合し、同内弁5の外周対向面には、開口6,6´
が形成されている。図2に示すように、一方の開口6が
容器1内と連通すると、他方の開口6´が定量筒体7の
開口8と連通する。尚、内弁5の開閉は、攪拌羽根収容
室4に設けた開閉弁ハンドル31を回動させることによ
り行っている。
【0022】図2に示すように、図1に示す攪拌羽根3
を収容した容器1は、定量筒体7を回動自在に内蔵した
切出弁本体(外弁)32と着脱自在に連結している。
尚、切出弁本体(外弁)32と定量筒体7とで、ロータ
リー弁(切出弁)を構成している。
【0023】スープ液は65〜100℃、好ましくは6
5〜70℃程度の適温に加熱するのが良いが、加熱手段
は特に限定されない。例えば、本装置は、容器1の外側
をインダクションヒ−タ−9で加熱すると共に、焦げ付
かないように、一定時間の間隔で攪拌羽根3によりスー
プ液を攪拌すると良い。このようにインダクションヒ−
タ−9で加熱すると、作業員が火傷をする恐れがないと
共に昇温時間が短縮されることから好ましい。図4に示
す実施例では、インダクションヒ−タ−9は、下方に先
細の円筒形に形成されて容器1の下部に外嵌し、更にそ
の外側にホッパーカバー34が外嵌するようになってい
る。
【0024】図2に示すように、スープ液を加熱する場
合は、例えば左(又は右)方向に5〜15秒位回転さ
せ、それから逆の左〈又は右〉方向に5〜15秒位回転
させると良い。このようにすることによって、具を略均
一に混合し、焦げ付きを効果的に防止することができ
る。それから5〜15秒位攪拌を中止し、これを一サイ
クルとし同様にしてこのサイクルを繰り返すと良い。
尚、小分けする場合は、攪拌を中止することなく、上記
右又は左回転を交互に所定時間行いながら小分けするの
が良い。
【0025】上記実施例では、容器1の形状は、円筒体
の下端に円錐体を連結した形状に形成されている。これ
は必ずしもこのようでなくとも良いが、容器1の横断面
が円形となる容器(例えば、円筒形、円錐形)とするこ
とによって、攪拌時の具の型崩れを効果的に防止するこ
とができることが実験により確認されている。
【0026】図3及び図4に示すように、攪拌羽根の回
転軸とモータ17の回転軸とには、それぞれ円錐状の嵌
合凸部材10若しくは嵌合凹部材11が固定され、両嵌
合部材10,11はコイルスプリング(攪拌羽根圧着ス
プリング)12によって付勢されて、弾性当接してい
る。
【0027】上記実施例では、嵌合凸部材10はゴムで
形成されているので、滑らないようになっているが、公
知の嵌合手段によって、空回りしないように嵌合させて
も勿論良い。
【0028】上記両嵌合部材10,11が、攪拌中離れ
ないように、U字形のクラッチ13を回転軸に遊嵌さ
せ、嵌合凹部材11の後方への移動を防止している。ク
ラッチ13のレバー14を下方に押し下げてクラッチ1
3を起立させ、レバー14を上方に持ち上げてクラッチ
13を倒すようになっている。このストッパー手段とし
ては、勿論他の公知の手段を使用しても差し支えない。
尚、図3及び図4中、符号33は、攪拌器シールカバー
である。
【0029】図1に示す容器1は、交換可能なカートリ
ッジ鍋を構成した例を示すものであり、図2に示すよう
に、切出弁本体32の上端開口15に着脱し得るように
嵌合している。従って、クラッチ13を倒した状態で、
嵌合凹部材11を後方へ押して移動させることによっ
て、容器1を取り外すことができるようになっている。
【0030】切出弁本体32の上端と下端には、それぞ
れ開口15,16が形成され、上端開口15は、容器1
下端開口と連通し、下端開口(吐出口)16及び上端開
口15は、定量筒体7の開口8と連通し得るようになっ
ている。
【0031】定量筒体7には、押出棒19が両方向に回
転するピストン制御モータ18によって、自在に進退し
得るように密嵌している。押出棒19は、ロッド20の
先端にピストン部を連結することにより構成されてい
る。
【0032】ロッド20の後端は、円筒状の凸起21に
形成され、同凸起21は、ピストン制御モータ18によ
って進退するロッド22のカップ状接続クラッチ23に
嵌合している。
【0033】図3に示すように、定量筒体7後端の切り
欠きに筒状切出弁クラッチ24の凸部が嵌合し、同切出
弁クラッチ24内面に形成されたキーのメス穴(図示せ
ず)が、歯車27を有する部材28に嵌合した筒体35
のオスキー〈凸条〉39にスライド自在に嵌合するよう
になっている。
【0034】切出弁クラッチ24と歯車27を有する部
材28とには、クラッチスプリング〈コイルスプリン
グ〉29が介装されている。従って、切出弁クラッチ2
4は、定量筒体7後端に付勢されると共にコイルスプリ
ング29の力に抗して後方に移動し、ロッド20とカッ
プ状接続クラッチ23とから分離し得るようになってい
る。図4は、切出弁クラッチ24を後方に押して、スト
ッパーで係止した状態を示すものである。
【0035】上記のように構成されているので、切出弁
制御モータ25を回転させることによって、切出弁制御
モータ25の回転軸に固定した歯車26、該歯車26に
歯合する歯車27を有する部材28及び切出弁クラッチ
28を介して、定量筒体7は、回転するようになってい
る。尚、図中30は、容量センサであり、予め設定した
小分け容量に応じて、押出棒19の後退位置を制御する
ものである。
【0036】フリーズドライスープからスープを作るに
は、図2に示す状態で、粉末フリーズドライスープを容
器1中に投入し、水を少量加えて攪拌し、攪拌しながら
更に水を少量ずつ添加し、所定の水を添加し終わった
ら、ヒータで所定温度に加熱し、これをそのまま小分け
するか、或いは図1に示す状態とし、スペアーとして適
当な容器に保持させておくと良い。
【0037】図4において、サーバー本体36の開口部
37は、攪拌羽根を備えた容器1の収容室であり、この
容器1の下方に、切出弁本体32が容器1と着脱し得る
ように配設されている。
【0038】次に、上記本発明の装置の使用方法を説明
する。
【0039】図2に示す状態で、攪拌羽根3を10秒間
左回転(又は右回転)させ、それから10秒間右回転
(又は左回転)させた後、10秒間攪拌を停止させる。
このサイクルを繰り返す。容器1内の温度が所定温度
(例えば約80℃)に達したら、ヒ−タをオフとし、ス
−プ類の温度が所定温度(例えば約65℃)に低下した
ら、ヒ−タがオンするように構成すると良い。
【0040】ついで、攪拌羽根3を10秒間左回転(又
は右回転)させ、それから10秒間右回転(又は左回
転)させるサイクルを繰り返しながら、定量筒体7を、
図3に示す状態、即ち容器下端の開口と定量筒体の開口
8とを一致させ押出棒19を押しきった状態から、押出
棒19を後方の所定位置(小分けする容量によって決め
られる)に引くと、具とスープ液は、定量筒体7内に引
き込まれる。このようにスープ類は攪拌され具は均一に
分散された状態で小分けするので、具を略均一に含有す
るスープ液に小分けされる。
【0041】定量筒体7の室内が満杯になったら、定量
筒体7を図2及び図3に示す状態から180°回転させ
ると、容器下端の開口は閉じられ、具とスープ液とは、
定量筒体7の開口と連通する切出弁本体32の吐出口1
6から、取出しカップ受台38上の小分けする容器内に
落下する。同時に押出棒19を前進させるので、定量筒
体7内の具とスープ液とは全て吐出させることができ
る。
【0042】それから定量筒体7を180°回転させ
て、図2及び図3に示す状態に戻して、1サイクルが完
了する。この1サイクル内では、ロータリー弁内には、
空気の流入が無く、押出棒19の前進、後進動作におい
ては、真空状態が保たれる。
【0043】本発明の装置は、味噌汁、カレー、スープ
等の具の混入しているスープ類を一人前づつに小分けす
る目的であるなら、全て支障なく適用することができ
る。特に複数種類のスープ類を交換して小分けしたり、
フリーズドライスープから作ったスープを小分けするの
に適している。
【0044】本発明の装置は、主として一人前づつに小
分けして客に供する目的に使用されるが、自動販売機等
で販売する瓶若しくは缶に所定量づつに充填小分けする
目的に使用することもできる。要するに、スープ類を小
分けする目的であるなら、どのような用途に使用するこ
ともできる。
【0045】本発明は、攪拌して略均一に具が混入した
状態のものを空気の流入・排出のない状態で小分けする
ものであるので、具を計量するスクリュー弁を使用する
必要が無くなるから、本発明の装置を簡略化でき、極め
て安価に形成することができる。
【0046】また、スープ類を収容した容器と該容器に
連結して小分けする装置を形成する切出弁を装着したフ
レームとを着脱自在としているので、どのようなスープ
類であっても能率的に交換小分けすることができる。
【0047】
【発明の効果】本発明のうち請求項1に記載の発明によ
れば、スクリュー弁を使用すること無く、攪拌羽根を左
右に回転させて、攪拌混合させることによって、具のス
ープ類への分布量を略一定とすることができるので、装
置が極めて簡略化されることと、メンテナンスコストを
低減させることができることから、装置を極めて低コス
トで供給することができる。
【0048】また、攪拌羽根を装着しているので、フリ
ーズドライスープから作ったスープ類を支障なく小分け
できると共に、空気の流入のない密閉状態で小分けする
ものであるので、虫やごみ等がスープに混入する恐れが
無くなるから、極めて衛生的であると共に、攪拌状態で
も支障なく小分けすることができる。
【0049】また、請求項6に記載の発明によれば、上
記効果に加えて、サーバー本体一台で数台の容器が使用
できるから、複数種類のスープ類を小分けする場合で
も、極めて効率的に小分けすることができる。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の攪拌羽根を装着した容器の一例を示す
断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す概略断面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す概略断面図である。
【図4】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 容器 2 蓋体 3 攪拌羽根 4 攪拌羽根収容室 5 内弁 7 定量筒体 9 インダクションヒーター 19 押出棒 32 切出弁本体〈外弁〉 36 フレーム(サーバー本
体)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年10月24日(2001.10.
24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、具入りスー
プ類から略一定量の具を含有するスープ液に小分けする
装置に於いて、該装置は、容器内の具入りスープ類を攪
拌混合する攪拌羽根を有する容器と、該容器下端の開口
に連通する開口を有する定量筒体と、該定量筒体に摺動
し得るように密嵌させた押出棒とを具備してなり、前記
押出棒の前進・後進動作を、空気の流入・排出の無い状
態を保つようにして攪拌しながら小分けすることを特徴
とする。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】具入りスープ類から略一定量の具を含有す
    るスープ液に小分けする装置に於いて、該装置は、容器
    内の具入りスープ類を攪拌混合する攪拌羽根を有する容
    器と、該容器下端の開口に連通する開口を有する定量筒
    体と、該定量筒体に摺動し得るように密嵌させた押出棒
    とを具備してなり、該押出棒の前進・後進動作を、空気
    の流入・排出の無い状態を保つようにして行うことを特
    徴とする具入りスープ類の小分け装置。
  2. 【請求項2】前記具入りスープ類が、前記攪拌羽根によ
    って攪拌することによって、具が略均一に混合されるス
    ープ類であり、攪拌しながら小分けする請求項1記載の
    小分け装置。
  3. 【請求項3】前記容器の横断面は、円形若しくは略円形
    である請求項1又は2記載の小分け装置。
  4. 【請求項4】前記容器下部に攪拌羽根を配設し、該攪拌
    羽根は右及び左回転を交互に行うことによって、前記具
    とスープ類とを略均一に混合するように構成してなる請
    求項1〜3のいずれか1項記載の小分け装置。
  5. 【請求項5】前記容器下部の攪拌羽根収容室に筒体を回
    動自在に嵌合させ、該筒体の外周対向面に開口を形成
    し、一方の該開口が前記容器内と連通すると、他方の該
    開口は前記定量筒体に連通するように構成してなる請求
    項4記載の小分け装置。
  6. 【請求項6】前記定量筒体を有する切出弁をフレームに
    装着し、前記容器下端開口と該切出弁とを着脱し得るよ
    うに連結してなる請求項5記載の小分け装置。
  7. 【請求項7】前記攪拌羽根の回転軸とモータの回転軸と
    を、それぞれ嵌合凹部若しくは嵌合凸部を有する両嵌合
    部材を介して着脱し得るように弾性当接させてなる請求
    項1〜6のいずれか1項記載の小分け装置。
  8. 【請求項8】前記定量筒体の開口と前記容器下端の開口
    とを合わせて、前記押出棒を押しきった位置から所定位
    置に後退させることによって、所定容積の室内に所定量
    の具とスープ液とを収容した後、前記定量筒体を回転さ
    せて定量筒体を内蔵する外弁の下面に形成した吐出口
    と、前記定量筒体の開口とを一致させ、前記定量筒体に
    嵌合させた前記押出棒を前進させることによって、具と
    ス−プ液とを所定の容器に取り出すように構成してなる
    請求項1〜7のいずれか1項記載の小分け装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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