JPWO2010032324A1 - 定量吐出装置 - Google Patents

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JPWO2010032324A1
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Abstract

定量吐出装置は、先端部側に上向き凹所状の嵌合部2を有すると共に後端部側に少なくとも駆動部6が配設された支持台1と、ホッパー本体11は回転羽21を内装していると共に、その底部に連設形成された定量手段の固定外弁40が上向き凹所状の嵌合部に嵌合するように該支持台に嵌着自在に載置されるホッパーYとを備え、駆動部を備えた支持台に定量手段を有するホッパーを簡単に嵌脱自在に載置することができる。特に、ホッパーを極めて簡単かつ確実に支持台にセットすることができる。

Description

本発明は、ポテトサラダ、おから、煮物等の加工食品や化粧用クリーム、ペースト状歯磨、塗料などの流動体(半流動体も含む)を容器に定量的に吐出することができる定量吐出装置に関する。
特許文献1には、「食品の定量手段と定量された食品のほぐし手段とを備え、また、ほぐし手段が回転羽根と該回転羽根を回転させる駆動機構を備え、さらに、定量手段から排出され落下してくる食品を、ほぐし手段の回転する回転羽根によりほぐし、食品をふんわりと充填しうるように構成されていることを特徴とする定量ソフト充填装置」が開示されている。
しかし、この定量ソフト充填装置の目的は、ポテトサラダを含む惣菜をほぐし手段を介して「ふんわりと盛り付け」をすることであり、本発明のように、駆動部を備えた支持台に定量手段を有するホッパーを嵌脱自在に載置することを目的とするものではない。また、この定量ソフト充填装置は、装置全体のコンパクト化を図ることを目的としていない。さらに、ホッパー本体に投入した流動体を効率良く定量手段(外弁、内弁、押し出し棒)側に送り込むことも目的としていない。
したがって、この定量ソフト充填装置は、搬送手段として横に配設したスクリューコンベアを用い、かつ該スクリューコンベアの先端部にホッパー本体とは別体の定量手段を配設している。それ故に、定量ソフト充填装置の組み合わせや設置スペースに改良すべき問題点がある。
特許文献2に記載の発明は、本願の発明者が提案し、かつ出願人が既に実施化している。この発明はスープ類のサーバとして多くの利点を有する。例えばサーバのフレーム或いは支持台に予めセットした定量手段の仕切り弁本体(外弁)に、該仕切り弁本体とは別体のホッパーが着脱し得るように支持台に嵌め込むことができることである。
しかしながら、この発明は、定量手段及びホッパー本体を支持台に同時(いわば瞬時)に嵌脱させることができないとい問題点がある。また、ホッパー本体内の回転羽は、流動体を単に攪拌するに過ぎない。したがって、該発明も上記特許文献1と同様に改良すべき問題点があった。
なお、特許文献3には、ホッパー本体、回転羽、定量手段及び定量手段用の駆動源に関する事項が記載されているが、特許文献3のホッパー本体内の回転羽は、流動体を単に攪拌するに過ぎない。また、特許文献4には、本願発明の構成に関係する事項(駆動部側の駆動作動杆の先端部に設けられ、かつ定量手段を構成する押し出し棒の係合部分と係合可能な連結支持具等)が具体的に開示されている。
特開2007−55640号公報 特開2002−337997号公報 特開2002−112742号公報 特開2007−7505号公報
本発明の第1の目的は、駆動部を備えた支持台に定量手段を有するホッパーを簡単かつ確実に嵌脱自在に載置することができることである。第2の目的は、装置全体のコンパクト化を図り、設置スペースを節約することができることである。第3の目的は、ホッパー本体に投入した流動体を効率良く定量手段(外弁と内弁と押し出し棒)側に送り込むことができることである。第4の目的は、ホッパーの嵌着時、ホッパー側に設けた回転羽や定量手段の押し出し棒が容易に駆動部側の動力接続手段に接続可能であることである。
本発明の定量吐出装置は、先端部側に上向き凹所状の嵌合部を有すると共に後端部側に少なくとも駆動部が配設された支持台と、ホッパー本体は回転羽を内装していると共に、その底部に連設形成された定量手段の固定外弁が上向き凹所状の嵌合部に嵌合するように該支持台に嵌着自在に載置されるホッパーとを備える。
上記構成に於いて、ホッパーは、一側壁に回転羽の軸端部に連設する連結軸を有する動力連結手段を備え、一方、駆動部側は、前記回転羽用の駆動モータの駆動力を前記連結軸に伝える動力接続手段を備え、ホッパーの嵌着時、前記連結軸は前記動力接続手段の水平軸に係合する(請求項2)。また、回転羽は複数であり、これらの回転羽は、ホッパー本体内の流動体を左右の羽本体の間に掻き寄せるように併設されている(請求項3)。
さらに、ホッパー本体は、把手部を有する手鍋型であると共に、その底部に嵌合部の上面に支持される左右一対の突片を有することを特徴とする(請求項4)。加えて、定量手段は、固定外弁を回動する内弁内に嵌挿されかつ後端部に係合部分を有する押し出し棒を備え、一方、駆動部側は、駆動作動杆の先端部に設けられかつ前記係合部分と係合可能な連結支持具を有し、ホッパーの嵌着時、ホッパー側の押し出し棒の係合部分は、駆動部側の連結支持具に係合する(請求項5)。
ここで、「流動体」には具入り流動体、半流動体、具入り半流動体、これに類似の押し出し可能で、かつ特定の形状を有しない有体物が含まれる。
(1)駆動部を備えた支持台に定量手段を有するホッパーを簡単に嵌脱自在に載置することができる。特に、請求項5に記載の発明は、ホッパーは手鍋形式であると共に左右一対の突片を有することから、極めて簡単かつ確実に支持台にセットすることができる。
(2)ホッパー本体の底部に定量手段(外弁、内弁、押し出し棒)を備えているので、定量手段の取り扱いや管理が容易である。また、支持台は先端部側に上向き凹所状の嵌合部を有すると共に、後端部側に少なくとも駆動部が配設され、前記上向き凹所状の嵌合部にホッパー本体の横長パイプ状の定量手段が嵌合するので、装置全体のコンパクト化を図ることができる。したがって、設置スペースを節約することができる。
(3)ホッパー本体は、底部側に併設状態の回転羽を備えているので、ホッパー本体に投入した流動体を効率良く定量手段側に送り込むことができる。特に、回転羽は流動体を掻き込む或いは引きずり込むように回転可能なので、具入りの半流動体、これに類似の押し出し可能で、かつ特定の形状を有しない有体物を定量手段側に極めて有効に送り込むことができる。
(4)ホッパーの嵌着時、ホッパーに設けた回転羽や定量手段の押し出し棒が容易に駆動部側の動力接続手段に接続可能である。
図1乃至図17は本発明の最良の実施例を示す各説明図。
本発明の実施の環境を示す概略説明図。 図1に於いて、駆動部側の構成部材の一部を示す概略説明図。 ホッパーYの右側からの概略説明図。 ホッパーYと支持台1の嵌合部2との着脱関係を示す斜視図。 ホッパーYの正面からの斜視図。 ホッパーYの背面からの斜視図。 要部(回転羽と操作手段)の説明図。 回転羽の一例を示す説明図。 回転羽と定量手段との位置関係を示す概略説明図。 要部(操作手段と回転羽と動力連結手段等)の概略説明図。 定量手段の概略説明図(止めリングも含む)。 定量手段の分解説明図。 図13(a)は内弁が流動体を受け入れる位置、図13(b)は内弁が所定量回転して流動体を吐出する位置をそれぞれ示す概略説明図。 動力接続部材7の一例を示す説明図。 動力伝達手段55側の連結支持具8と伝動筒体9のが概略説明図。 連結支持具8の説明図。 連結支持具8と押し出し棒との係合関係を示す説明図。
符号の説明
X…定量吐出装置、Y…ホッパー、1…支持台、2…嵌合部、3…ケース、4…制御部、5…操作部、6…駆動部、7…動力接続部材、8…連結支持具、9…伝動筒体、11…ホッパー本体、11a…前壁、11b…後壁、11c…左右の側壁、12…把手部、13…突片、14…蓋体、15…操作手段、16(16a、16b)…従動歯車、17…動力連結手段、21…回転羽、22…軸、23…羽本体、25…嵌合筒、26…固定筒、27…操作杆、28…バネ部材、31…案内筒、32…連結軸、33…連結軸用付勢バネ、40…固定外弁、41…出口、42…螺合部、43…ノズル、44…開口(端面開口)、45…固定外弁の切欠部(上部開口)、46…内弁、47…吐出口、48…内弁の切欠部(上部開口)、51…押し出し棒、52…ピストン部、53…後端部、53a…係合部分、55…内弁用の動力伝達手段(簡略図)、56…内弁用の駆動モータ(簡略図)、60…回転羽用の動力伝達手段、61…回転羽用の駆動モータ、62…第1支持板、63…固定筒、64…ガイド筒、65…接続軸、65a…係合端部、67…従動歯車、75…第2支持板、76…弾発性部材、70…バネ部材、83…環状の止めリング。
以下、図1乃至図17に示す本発明を実施するための最良の形態により説明する。
(1)発明の実施の環境
図1及び図2は発明の実施の環境を示す概略説明図である。図1及び図2に於いて、Xは、流動体の一例である加工食品を容器に定量的に吐出する定量吐出装置を示す。この定量吐出装置Xは、大きく区分けすると、先端部側の上面に凹所状の嵌合部2を有する支持台1と、この支持台1の後端部側の上面に取り外し可能に設けられ、かつ図示しない駆動部を内装するケース3と、このケース3の後端部側に設けられた制御部4と、この制御部4と電気的に接続し、かつ制御部4の後端部側に配設されたスイッチを有する操作部5と、前記凹所状嵌合部2に着脱自在に載置され、かつケース3内に配設した図示しない駆動部からの駆動力を伝達する動力伝達手段と係脱可能なホッパーYとから成る。
(2)定量吐出装置X−本発明の特徴部分
本発明の定量吐出装置Xは、先端部側に上向き凹所状の嵌合部2を有すると共に後端部側に少なくとも駆動部6が配設された支持台1と、ホッパー本体11は回転羽21を内装していると共に、その底部に連設形成された定量手段の固定外弁40が上向き凹所状の嵌合部2に嵌合するように該支持台1に嵌着自在に載置されるホッパーYとを備える(特許請求の範囲の請求項1)。以下、本発明の特定要件について順次説明するが、内弁用のシール部材、内弁用の駆動モータ、クランク機構等の細部的な事項は図面及びその説明を割愛する。
(3)ホッパーと支持台との関係
図2は、特に、支持台1から取り外し可能なケース3内に配設され、かつホッパーY側の回転羽用動力連結手段並びにホッパーY側の内弁46・押し出し棒51とそれぞれ係脱する駆動部6側の構成部材を概略的に示している。
また、図3は、ホッパーYの固定外弁40にノズル43が螺合自在に螺着すること及び固定外弁40を回動する内弁46・内弁内を往復動する押し出し棒51に駆動部側の駆動モータ56の駆動力が動力伝達手段55を介して伝えられる旨を示している。そして、図4はホッパーYと定量吐出装置X側の支持台1との着脱関係を示す。
まず、図4を参照にしてホッパーYの構造から説明する。図4で示すように、両手鍋式のホッパーYは、ホッパー本体11の左右側壁に設けられた把手部12を介して上方に持ち上げられると、ホッパー本体11の底部に突出状態に連設形成されたパイプ状の固定外弁40が支持台1の凹所状嵌合部2からスッポリと抜け、一方、前記底部外壁に設けた左右突片13を凹所状嵌合部2の左右上面2aに載せると、前記固定外弁40が凹所状嵌合部2のU字形状の嵌合凹所2bにスッポリと嵌り込む。したがって、ホッパー本体11は支持台1の凹所状嵌合部2に着脱自在に嵌合する。
そして、ホッパー本体11は、その固定外弁40が支持台1の嵌合部2に嵌合した時に於いて、手でもって前壁11a側から駆動部6側へ押し込むと、左右一対の突片13が前記嵌合部2の左右の上面2aをスライドする。
(4)ホッパー本体11
ホッパー本体11は、不番の上端開口と底部開口を有する。前記上端開口は中央部に摘みを有する蓋体14により開閉する。つまり、ホッパー本体11の上端には蓋体14が自在に冠着する。ホッパー本体11の材質は特に問わないが、例えばステンレス製である。また、ホッパー本体11の形態は特に問わないが、実施例のように上端開口から底部開口に至るまで、やや深さのあるケース体であることが望まれる。
ここで、ホッパー本体11の側壁に便宜上符号を付す。11aは前壁、11bは後壁、11cは左右の側壁である。前記前壁11aはホッパー本体11の一側壁に相当し、この一側壁11aの底部寄りの部位には、図6で示す回転羽21の軸端と嵌合する軸支承部材の支承関係を解く操作手段15が複数個設けられている。
図5で示すように、操作手段15の数は、回転羽21のそれに対応している。この操作手段15の数に関して、実施例では、回転羽21がホッパー本体11内の底部側に取り外し可能に2個水平状態に併設されていることから、前壁11aの底部寄りの部位に2個水平状態に併設されている。
一方、図6で示すように、前壁11aと対向する後壁11bには、一対の従動歯車16が一方の従動歯車16a側に設けられた動力連結手段17を介して左右に配設されている。左右一対の従動歯車16は、例えば2個であり、これらの従動歯車16(16a、16b)は互いに噛合している。また、動力連結手段17は回転羽21の軸部22の後端(例えば角軸部)に係合する連結軸(作動軸)32を含み、駆動部からの駆動力を受ける。動力連結手段17の構成については後述する。
さらに、前記左右の側壁11cは、それぞれ船の側壁形状のように底部が斜め方向に折り曲げ形成され、前述したように上部側には左右一対の把手部12が突設され、また底部側には左右一対の突片13が設けられている。そして、前記底部開口に横長の切欠部が臨むように外弁、内弁等が設けられている。
(5)回転羽21
回転羽21は、図9で示すように、ホッパー本体11内の底部側に水平方向に隣り合うように併設されている。すなわち、本実施例では、加工食品が比較的粘性の高い物も含まれることを考慮して、複数(例えば2個)の回転羽21を隣り合うように左右に配設している。
しかして、回転羽21は、図8で示すように、軸22と、該軸22から放射状に延在する複数枚の長板状の羽本体23とから成り、隣り合う左右の回転羽21は、互いの羽本体23、23の長手方向の端部(縁部)が若干重なり合うようにセットされ、しかも、ホッパー本体11内のポテトサラダ、おから、煮物、カレー、スープ類等加工食品や化粧用クリーム、ペースト状歯磨、塗料などの流動体(半流動体、具入り流動体、具入り半流動体も含む)を左右の羽本体23、23の間(ホッパー本体の底部内中央部)に掻き寄せるように回転可能である。
(6)操作手段15
また、回転羽21はホッパー本体11の前壁11aから突出する操作手段15並びに後壁11b側の動力連結手段17を介して取り外し可能に軸支されている。図10を参照にして、操作手段15及び動力連結手段17の構成を説明する。
まず、前壁11a側の操作手段15は、例えばホッパー本体11の前壁11aに水平移動可能に設けられた嵌合筒(嵌合軸)25を有する。嵌合筒25は、内端部に回転羽21の軸22の円柱状先端部22aが嵌入する円形開口の不番の筒状部と、この筒状部の外端部に形成され不番の鍔部とから成る。したがって、嵌合筒25は、回転羽21の一端部を支承する軸受け部材である。
また、操作手段15は、例えば前壁11aの固定筒26に設けられた操作杆27を有している。操作杆27の挿入先端部は前記嵌合筒25の鍔部に固定されて、一方、摘み部分27aは固定筒26の垂直外面から水平方向に突出している。さらに、操作手段15は、固定筒26に内装されていると共に、操作杆27に巻装されたバネ部材28を有している。本実施例では、回転羽21をホッパー本体11から取り外す時、操作杆27の摘み部分27aを手前(前壁11aの外方向)に引く。そうすると、操作杆27はバネ部材28のバネ力に抗して外方向へスライドすることから、嵌合筒25の筒状部が回転羽21の一端部22aから外れる。
(7)動力連結手段17
ところで、本実施例では、回転羽21をホッパー本体11から簡単に取り外すことができるように、動力連結手段17の方にも工夫を加えている。前述したように、動力連結手段17は、ホッパー本体11の後壁11bに配設されている。図10を参照にして説明すると、符号16aは一方の従動歯車である。従動歯車16aに噛合する他方の従動歯車16bは水平方向に位置している。
本実施例では、一方の従動歯車16aは、駆動部6を構成する一つの駆動モータの駆動力を、連結軸32を介して受け、この駆動力を他方の従動歯車16bに対して伝達する伝動歯車の役割を果している。
すなわち、図10を参照にして、一方の従動歯車16a側の動力連結手段17の構成を説明すると、31は後壁11bに回転自在に設けられた案内筒で、この案内筒31は内周面に軸方向に不番の複数の係合溝を有している。32は案内筒31に水平方向に摺動自在に設けられた連結軸で、この連結軸32の内端係合部32aは、案内筒31の係合溝に係合すると共に、回転羽21の軸22の角軸状後端部22bに接触或は係脱可能である。一方、内端係合部32aから外方向に延在する外端係合部32bは、簡略図の進退動係合軸を有する回転羽用の動力伝達手段(図14に示す動力接続部材7も含む)60に係脱可能である。動力伝達手段60は簡略図で示した回転羽用の駆動モータ61の駆動力を、動力接続部材7を介して前記連結軸32に伝える。
ところで、後壁11b側の動力連結手段17は、案内筒31内に連結軸32を回転羽21の軸22に係合する方向に付勢する連結軸用付勢バネ33を有している。したがって、回転羽21を操作手段15の嵌合筒25及び動力連結手段17の案内筒31内に同時に水平状態に嵌合(セット)した状態では、動力連結手段17の連結軸32は付勢バネ33に付勢された状態で回転羽21の角軸状後端部22bに接触している。そして、動力連結手段17の案内筒31には、ピン等の固定手段を介して一方の従動歯車16aが固定されている。
したがって、本実施例では、制御部4で制御され得る一つの駆動モータ61の駆動力が動力伝達手段60の動力接続部材7を介して連結軸32に伝えられると、連結軸32と共働回転する案内筒31及び一方の従動歯車16aが同方向に回転し、一方、一つの従動歯車16aと直接噛合する他方の従動歯車16bは、一つの従動歯車16aとは反対方向に回転する。
左右一対の従動歯車16a、16bは、お互いに同時に反対方向に回転するとは言っても、本実施例では、隣り合う左右の回転羽21は、互いの羽本体23、23の端部が若干重なり合うようにセットされ、しかも、ホッパー本体11内の流動体乃至半流動体を左右の羽本体23、23の間に掻き寄せる、或いは引きずり込むように回転可能である。なお、他の従動歯車16b側の回転羽用の動力連結手段も同様に構成されている。
(8)固定外弁40と回動内弁46
固定外弁40は、回転羽21の下方に位置し、かつホッパー本体11の底部にパイプ状に連設形成されている。例えば固定外弁40は定量筒体であり、図9、図12で示すように、その先端部の先端面の偏心部位(下部中央)に出口41を有し、この出口41の一部を形成する筒状の螺合部42には供給用ノズル43が螺着自在である。前記ノズル43は、本実施例では注射針のように先端部が斜めにカットされたパイプ体であるが、大きさや形状は任意に設計変更可能である。また、ノズル43は前記筒状の螺合部42に螺合する不番の螺合部を有する限り、異なる形状のノズル43を選択的に取付けることも可能である。
さて、先端部に偏心出口41を有する横長パイプ状の固定外弁40は、その後端部に開口(端面開口)44を有している。また、固定外弁40は周胴部の上部側に横長の切欠部(上部開口)45が形成され、この切欠部45はホッパー本体11の内部空間と連通し、かつ回転羽21の下方に位置している。
一方、横長筒状の内弁46は、固定外弁40に回動自在に組み込まれ、その先端部の先端面の偏心部位(上部中央)に固定外弁40の出口41と連通可能な吐出口47を有する。また、固定外弁40と同様に周胴部の上部側に横長の切欠部(上部開口)48を有している。そして、内弁46内には、押し出し棒51が嵌挿されている。
ところで、本実施例の内弁46は、その先端部の内周面に偏心吐出口47に至る傾斜状の誘導面49を有している(図11)。誘導面49は、例えば具入り半流動体をスムースに偏心吐出口47へと案内する。
また、押し出し棒51は、ピストン部52に連設し、かつ内弁46から突出する棒状後端部53に駆動部からの駆動力を伝達する動力伝達手段(係脱可能な連結支持具8を含む)55と係脱可能な傘状の係合部分53aを有している(図15乃至図17)。また、内弁の後端部は前記動力伝達手段55側の伝動筒体9と係脱可能である。したがって、本実施例のホッパーYは、定量吐出装置Xの動力伝達手段に対しても簡単にセット可能である。
(9)定量吐出装置Xの駆動部との関係
定量吐出装置Xのケース3に内装され、かつ複数個の駆動モータ及びクランク機構を含む動力伝達手段55を備えた駆動部6の具体的構成は、本発明の限定要件ではないので、その詳細は割愛する(例えば公知の一例として特許公開2002−112742号、特開2007−7505号)。
ここでは、図2、図3及び図10を参照にして内弁46及び押し出し棒51に対する駆動力に関して簡単に説明する。内弁46はケース3内の内弁用或は兼用の駆動モータ(簡略図)56の駆動力及び動力伝達手段(簡略図)55を介して所定量(例えば180度)回転することにより、(a)固定外弁40の一つの切欠部45に対して内弁46の一つ切欠部48が連通し、この時、内弁46は回転羽21を介して落下した加工食品等の流動体を受け取り、(b)その後に所定量(例えば180度)回転することにより、内弁46の偏心吐出口47が固定外弁40の偏心出口41に連通し、(c)偏心吐出口47と偏心出口41が連通したならば、押し出し棒用の駆動源(例えば前記駆動モータ)56の駆動力及び動力伝達手段55を介して内弁46に嵌挿された押し出し棒51が所定位置まで前進する。
これにより、ノズル43から所定量の流動体、例えば加工食品が図示しないコップ等の容器に供給され得る。なお、内弁46及び押し出し棒51は、定量吐出装置X側の制御部4の制御信号により、間欠的に作動し得る(内弁46は回転、押し出し棒51は往復動)。
(10)動力伝達手段60側の動力接続部材7
図14に動力伝達手段60を構成する動力接続部材7の一例を示す。この動力接続部材7は、図2で示すように、支持台1の略中央部の上方に位置するように支持台の上面に直接又は間接的に固定された第1支持板62を介して固定的に横設されている。
しかして、図14で示すように、動力接続部材7は、第1支持板62の上面62aに固定された固定筒63と、この固定筒63に嵌挿されたガイド筒64と、このガイド筒64に内装された図示しない付勢バネにより横向き凹所状の係合部66を有する係合端部65aが前記ガイド筒64の先端面から常時突出するように付勢された接続軸65と、この接続軸65の前記ガイド筒64の後端部から突出する後端部65bに固定された従動歯車67とを有し、前記従動歯車67は動力伝達手段(駆動歯車)60に噛合している。
したがって、本実施例のホッパーYは、一側壁に回転羽21の軸端部に連設する連結軸32を有する動力伝達手段17を備え、一方、駆動部6側は、前記回転羽21用の駆動モータ61の駆動力を前記連結軸32に伝える連結軸65を有する動力接続手段7を備え、ホッパーYの嵌着時、前記連結軸32は前記動力接続手段7の接続軸65の係合端部65aに係脱自在に係合する。
(11)動力伝達手段55側の連結支持具8と伝動筒体9
連結支持具8は、バネ部材70で常時所定方向に付勢された状態で駆動部6側の動力伝達手段55を構成する駆動作動杆55aに横軸71を介して片手式に軸支されている。
しかして、該連結支持具8は、取付け用枢支板部の先端部に連設する垂直板部8aと、該垂直板部8aの前面に突出状態に連設する断面釣り針形状の係止部8bとから成る。付言すると、連結支持具8の係止部8bの上面に押し出し棒(従動作動杆)51の後端部53の係合部分53aが係脱する係合凹所72が形成されている。また、連結支持具8を枢支する横軸71は、取付け用枢支板部8aの上端部に位置し、一方、連結支持具8を水平状態の位置へ付勢するバネ部材70は、連結支持具の下部側に位置している。
上記構成に於いて、ホッパーYの押し出し棒51を駆動部6側の連結支持具8に連結係合させる場合には、まず、ホッパーYの固定外弁40が支持台1の上向き凹所状の嵌合部2に嵌合するように該支持台1に載置する。次に、ホッパーYを駆動部6側にスライドさせる。そうすると、押し出し棒51は、連結支持具8の係止部8bのテーパー73を押し込むことから、連結支持具8はバネ部材70のバネ力に抗して横軸71を支点に若干反時計方向に回転する。そして、押し出し棒51の係合部分53aが係止部8bのテーパー73を乗り越えると、図17で示すように、前記係合部分53aは係止部8bの係合凹所72に係合する。
次に、ホッパーYの長筒状内弁46は、ホッパーYを支持台1の嵌合部2にセットするとき、動力伝達手段55側の伝動筒体9に連結する。
図15に伝動筒体9の一例を示しているが、この伝動筒体9も特許文献4(特開2007−7505号公報)と同様に構成されている。したがって、詳細な説明を割愛するが、先端部に係合部を有する伝動筒体9は、支持台1の上面中央部に固定された第2支持板75の前面に配設された弾発性部材76により常にホッパーYの内弁46の後端部に係合する方向に付勢されている。
発明の実施の形態で示した一例に於いて、内弁46及び押し出し棒51は、固定外弁40の後端部から取り外し可能に組み込まれている。この欄では、図11及び図12を参照にして、内弁46等の取り外し構造を簡単に説明する。
図11及び図12に於いて、81は固定外弁40の後端部に形成したメネジ、82はメネジに螺合する固定手段(オネジ)、83は前記固定手段82が貫通する不番の貫通孔を有する環状の止めリングである。環状止めリング83は、その後端面に内弁46の後端部を止める環状のストッパー部分83aを有する。そして、前記固定外弁40の後端部に外嵌合し、かつ固定手段82を介して固定外弁40に取り外し可能に固定される。
したがって、各構成部材の洗浄の際に、まず、固定手段82を外し、次に、環状止めリング83を外し、次に、内弁46を引き抜き、そして、内弁46から押し出し棒51を引き抜くと、定量手段を構成する各部材を簡単に分解することができる。
また、発明の実施の形態で示した一例に於いて、半流動体も含む流動体には、ポテトサラダ、トマトケキャップ、マヨネーズ、スープ類、豆乳、アイスクリーム等の加工食品、塗料等の建築材料、ペースト状歯磨などの歯磨き、化粧用クリーム等の化粧材料が含まれる。もちろん、スープ類には具を入れても良い。
本発明は、主に本発明は、主にポンプ業界で製造され、例えばスープ類、を小分けしてお客に提供する食品サービス業の業界で利用される。

Claims (5)

  1. 先端部側に上向き凹所状の嵌合部を有すると共に後端部側に少なくとも駆動部が配設された支持台と、ホッパー本体は回転羽を内装していると共に、その底部に連設形成された定量手段の固定外弁が上向き凹所状の嵌合部に嵌合するように該支持台に嵌着自在に載置されるホッパーとを備える定量吐出装置。
  2. 請求項1に於いて、ホッパーは、一側壁に回転羽の軸端部に連設する連結軸を有する動力連結手段を備え、一方、駆動部側は、前記回転羽用の駆動モータの駆動力を前記連結軸に伝える動力接続手段7を備え、ホッパーの嵌着時、前記連結軸は前記動力接続手段7の係合端部に係合することを特徴とする定量吐出装置。
  3. 請求項1に於いて、回転羽は複数であり、これらの回転羽は、ホッパー本体内の流動体を左右の羽本体の間に掻き寄せるように併設されていることを特徴とする定量吐出装置。
  4. 請求項1に於いて、ホッパー本体は、把手部を有する手鍋型であると共に、その底部に嵌合部の上面に支持される左右一対の突片を有することを特徴とする定量吐出装置。
  5. 請求項1に於いて、定量手段は、固定外弁を回動する内弁内に嵌挿されかつ後端部に係合部分を有する押し出し棒を備え、一方、駆動部側は、駆動作動杆の先端部に設けられかつ前記係合部分と係合可能な連結支持具を有し、ホッパーの嵌着時、ホッパー側の押し出し棒の係合部分は、駆動部側の連結支持具に係合することを特徴とする定量吐出装置。
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