JP2002337498A - 複合保持具 - Google Patents

複合保持具

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JP2002337498A JP2001149319A JP2001149319A JP2002337498A JP 2002337498 A JP2002337498 A JP 2002337498A JP 2001149319 A JP2001149319 A JP 2001149319A JP 2001149319 A JP2001149319 A JP 2001149319A JP 2002337498 A JP2002337498 A JP 2002337498A
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Tadashi Kida
忠史 気田
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Kotobuki and Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/20Pencil-like cosmetics; Simple holders for handling stick-shaped cosmetics or shaving soap while in use
    • A45D40/205Holders for stick-shaped cosmetics whereby the stick can move axially relative to the holder
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A45D2040/207Holders for stick-shaped cosmetics whereby the stick can move axially relative to the holder the relative movement being made by an axial action, e.g. by pushing

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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複合保持具において、利用者が前軸を後軸に
対して回転しても、後軸を前軸に対して回転しても、い
ずれの場合であっても、所望の保持体の先端を、間違い
なくケーシングの先端開口から突出させることができる
ように誘導する。 【解決手段】 ケーシング16内に、複数の保持体を軸
方向に移動可能に収納し、ケーシング16を構成する前
軸12及び後軸14との間の相対回転により複数の保持
体のいずれかを選択的に前進させる複合保持具におい
て、後軸14の外表面に基準マーク14eを付して、前
軸12の外表面にそれぞれ対応した保持体を表す保持体
マーク12aを付す。突出させたい保持体を表す保持体
マーク12aと基準マーク14eとが周方向で一致する
ように前軸12及び後軸14の一方を他方に対して回転
することによって、所望の保持体の先端がケーシング1
6の先端から突出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーシング内に文
具用の媒体(例えば、筆記芯、インキ、固形糊、消しゴ
ム、修正液)、化粧用の媒体(例えば口紅、アイペンシ
ル、アイライナ、アイブローペンシル)、またはデータ
入力用の媒体(例えば、スタイラスチップ)等を保持す
る複数の保持体を収納し、ケーシングを構成する前軸と
後軸との間の相対回転により、複数の保持体のいずれか
の保持体の先端をケーシングの先端開口から突出させて
使用可能とする複合保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の複合保持具においては、
利用者が後軸を前軸に対して相対回転させることを前提
としており、例えば、後軸を前軸に対して右回りに回転
させた場合には、例えば保持体としてのシャープペンシ
ルの筆記先端がケーシングの先端開口から突出され、後
軸を前軸に対して左側に回転させた場合には、例えば保
持体としてのボールペンの筆記先端がケーシングの先端
開口から突出される。そして、その利用者の操作を円滑
に誘導するために、表示が前軸または後軸の表面に印刷
またはシール貼着等によって付されている。図7に示し
たものは、その一例であり、後軸44の前端部の表面
に、回転方向を指示する矢印と共に、保持体の種類を示
す表示が付されている。「0.5」は、0.5mm芯の
シャープペンシルを表し、「R」は赤色インキのボール
ペンを表し、「B」は黒色インキのボールペンを表して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、利用者
には、後軸を前軸に対して回転させる傾向にある人ばか
りでなく、前軸を後軸に対して回転させる傾向のある人
も存在しており、上述した従来の複合保持具の利用者が
前軸を後軸に対して回転させた場合には、後軸を前軸に
対して回転させた場合と全く逆の結果が得られる。図7
の例で説明すると、図示の表示に従って、利用者が前軸
42を後軸44に対して右方向に回転させた場合には、
シャープペンシルの筆記先端ではなくボールペンの筆記
先端がケーシングの先端開口から突出し、また、前軸4
2を後軸44に対して左方向に回転させた場合には、ボ
ールペンの筆記先端ではなくシャープペンシルの筆記先
端がケーシングの先端開口から突出することとなる。こ
のように、所望の筆記先端を利用者の意思通りにケーシ
ングより突出させることができないようでは、利用者に
とって使い勝手が悪いという問題がある。
【0004】本発明はかかる従来の課題に鑑みなされた
もので、利用者が前軸を後軸に対して回転しても、後軸
を前軸に対して回転しても、いずれの場合であっても、
常に所望の保持体の先端を、間違いなくケーシングの先
端開口から突出させることができるように誘導すること
ができる複合保持具を提供することをその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のうち請求項1記載の発明は、ケーシング内
に、異種又は同種の用途に供される媒体を夫々保持した
複数の保持体を軸方向に移動可能に収納し、ケーシング
を構成する前軸及び後軸との間の相対回転により複数の
保持体のいずれかの保持体の先端をケーシングの先端開
口から突出させるようにした複合保持具において、前軸
と後軸のいずれか一方に基準マークを、他方に前記複数
の保持体にそれぞれ対応する複数の保持体マークを、そ
れぞれ外方から視認可能なる様に設け、複数の保持体マ
ークを、それぞれの保持体マークと基準マークとが整合
された状態において、その保持体マークに対応する保持
体の先端がケーシングの先端から突出するように配置す
ることを特徴とする。
【0006】利用者が前軸を後軸に対して回転するか、
または後軸を前軸に対して回転するか、いずれの操作を
行う場合にあっても、基準マークと、所望の保持体と対
応する保持体マークとが整合するように操作すればよ
い。後軸と前軸のいずれを回転させようとも、前軸と後
軸との間の相対回転角度位置の関係と、突出する保持体
とは、対応するために、基準マークと保持体マークとに
よって、前軸と後軸との間の相対回転角度位置を表すよ
うにすることで、基準マークと整合された保持体マーク
に対応する保持体の先端がケーシングの先端から突出す
るようになる。こうして、利用者が、前軸を後軸に対し
て回転させる傾向のある場合、または後軸を前軸に対し
て回転させる傾向にある場合のいずれであっても、利用
者の意思通りに所望の保持体の先端をケーシングより突
出させることができるようになる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、相対回転自在に嵌め合わされた前軸と後軸
のうちの外周側に配される方の、少なくとも、前軸と後
軸のうちの内周側に配される他方の一部と重なり合う部
分を透明な材料で構成し、相対回転自在に嵌め合わされ
た前軸と後軸のうちの内周側に配される方の、前軸と後
軸のうちの外周側に配される他方の一部と重なり合う部
分に前記保持体マークと基準マークのいずれか一方を設
けることを特徴とする。このように、透明な軸を通し
て、基準マークと保持体マークとを整合させることもで
きる。
【0008】また、透明な軸にレンズ部または開口を設
け、このレンズ部または開口を基準マークとすることも
できる。即ち、請求項3記載の発明は、請求項1記載の
ものにおいて、後軸を前軸上に相対回転自在に嵌め合わ
せ、後軸と嵌め合わされた前軸部分の周回りに前記複数
の保持体マークを設けると共に、少なくとも、前軸と嵌
め合わされる後軸の周回り部分を透明な材料で構成し、
その透明な材料で構成した後軸部分に前記基準マークと
してレンズ部を設け、前記複数の保持体マークのいずれ
かと前記レンズ部とが整合された時に、当該いずれかの
保持体マークを前記レンズ部を介して拡大させて利用者
による視認が容易にできるようにしたことを特徴とす
る。また、請求項4記載の発明は、請求項1記載のもの
において、後軸を前軸上に相対回転自在に嵌め合わせ、
後軸と嵌め合わされた前軸部分の周回りに前記複数の保
持体マークを設けると共に、少なくとも、前軸と嵌め合
わされる後軸の周回り部分を透明な材料で構成し、その
透明な材料で構成した後軸部分に前記基準マークとして
開口を設け、前記複数の保持体マークのいずれかと前記
開口とが整合された時に、当該いずれかの保持体マーク
を前記開口を介して利用者が視認できるようにしたこと
を特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。
【0010】図1ないし図4は、本発明の複合保持具1
0の実施形態を表す図である。
【0011】複合保持具10は、前軸12と後軸14と
を有するケーシング16を備えており、ケーシング16
内に、複数の保持体20、21、22が軸方向にほぼ重
ね合わされて収納されている。この実施形態では、3本
の保持体20、21、22が収納されている。また、ケ
ーシング16内には、複数の保持体20、21、22の
いずれかを選択的に突出させる繰出し機構24とが備え
られている。この実施形態では、保持体20、21、2
2はそれぞれ、筆記芯を保持するシャープペンシル軸2
0、色の異なるインキをそれぞれ収納する2本のボール
ペン軸21、22となっている。図1においては、その
うちの2本の保持体20、22のみが見えている。
【0012】前軸12は、前軸部材25と、スライダー
受け26との2部品から構成されており、前軸部材25
は、その後端部に形成されたネジ部25aがスライダー
受け26の先端部に形成されたネジ部26aに螺着され
ており、螺着された状態で、前軸部材25とスライダー
受け26とは一体回転するようになっている。前軸部材
25は、その後部が後軸14の先端部内に嵌め合わされ
た状態で、その前部が外部に露出しており、スライダー
受け26は、後軸14の内部でその後方まで伸びてい
る。スライダー受け26の後端には係止片26bが形成
されて、この係止片26bが後軸14の後部の内周面に
形成された係止段部14aに係止されており、これによ
り、スライダー受け26と前軸部材25とからなる前軸
12は、後軸14に対して相対回転可能に取り付けられ
る。
【0013】保持体20、21、22を選択的に前進さ
せる繰出し機構としては、任意の機構を採用することが
できるが、この実施形態の繰出し機構24の構成につい
て以下、簡単に説明する。スライダー受け26には、保
持体の個数に対応して伸びる複数のガイド溝26cが形
成されており、このガイド溝26c内に保持体20、2
1、22の後端部が軸方向移動可能に配設される。そし
て、保持体20、21、22の後端部には、スライダー
28が連結されており、このスライダー28がスライダ
ー受け26のガイド溝26cにスライド可能にはめ込ま
れている。スライダー28の外表面には、径方向に突出
したカム突起28aが形成されており、カム突起28a
の後端部には、後方に面し軸方向に傾斜したカム面が形
成されている。後軸14の内周面には、このカム突起2
8aのカム面が摺接するように前方に面したカム段面1
4bが形成されている。カム段面14bには、図4に示
したように前方方向に突出したV字形状をなすようにし
て傾斜した傾斜部と、V字形状の先端部に凹部状に形成
された係止部14cと、V字形状の傾斜部の両端を連結
する垂直面14dとが形成されている。また、スライダ
ー28の前端とスライダー受け26の前部に形成された
段部26dとの間には、スライダー28を後方へと付勢
するバネ30が介挿されている。このバネ30の付勢力
により、スライダー28のカム突起28aは、常時、後
軸14のカム段面14bに当接している。これら後軸1
4のカム段面14bと複数のスライダー28のカム突起
28aとで、保持体20、21、22を選択的に前進さ
せる繰出し機構24を構成している。
【0014】図2に示したように、後軸14の前端部の
外表面には、矢印状の基準マーク14eの表示が付され
ている。一方、前軸12の前軸部材25の後端部の表面
には、それぞれ保持体20、21、22に対応して保持
体を表す複数の保持体マーク12aの表示が付されてい
る。この例では、0.5がシャープペンシル軸20を表
し、「R」が赤色インキのボールペン軸22を表し、
「B」が黒色インキのボールペン軸21を表している。
これらの表示は、軸に印刷するか、印刷をしたシールを
軸に貼着するか、または軸に一体的に二色成形等により
成形するか、さらには、軸と別体となり表示部が形作ら
れた飾りを軸に固定すること等により、付することがで
きる。
【0015】以上の構成において保持体20、21、2
2のいずれかを選択的に前進させる場合には、前軸12
と後軸14とのいずれか一方を他方に対して相対回転さ
せる。この相対回転により、前軸12のスライダー受け
26のガイド溝26cにはめ込まれたスライダー28が
後軸14に対して回転し、スライダー28のカム突起2
8aが後軸14のカム段面14bに沿って移動する。あ
るスライダー28のカム突起28aが、カム段面14b
のV字形状の傾斜部を摺接して、カム段面14bの先端
の係止部14cにまで達すると、カム突起28aが係止
部14cに係止される。これにより、そのスライダー2
8に連結された保持体は、前進した状態を維持する。他
方、他のスライダー28のカム突起28aは、カム段面
14bの後方の垂直面14dに達して、そのスライダー
28に連結された保持体は、後退した状態を維持する。
こうして、係止部14cに係止されたカム突起28aの
スライダー28に連結された保持体だけが、その筆記先
端が前軸12の先端開口より突出して、使用に供され
る。
【0016】この操作を行う際に、利用者は、後軸14
の基準マーク14eを所望の突出させたい保持体を表す
保持体マーク12aに周方向の位置で一致させるよう
に、或いは所望の突出させたい保持体を表す保持体マー
ク12aを基準マーク14eに整合させるように、操作
する。即ち、後軸14を前軸12に対して回転する場
合、または前軸12を後軸14に対して回転する場合、
或いは前軸12と後軸14とを相互に回転させる場合の
いずれであっても、この基準マーク14eと保持体マー
ク12aとが接近して一直線上にくるように回転するこ
とにより、後軸14と前軸12とが、その保持体マーク
12aに対応する保持体を突出させるのに適した相対回
転角度位置関係となり、所望の保持体の先端が突出する
ことになる(図2(a)及び(b)参照)。
【0017】従って、これにより利用者は、常に所望の
保持体の先端をケーシング16から突出させることがで
きるようになり、使い勝手が良いものとなる。
【0018】図5及び図6は、第2実施形態を表すもの
である。第1実施形態と対応する部品には、同一の符号
を付し、その詳細説明を省略する。この実施形態では、
後軸14と前軸12のスライダー受け26とが重なり合
う部分において、後軸14の少なくともその重なり合う
部分が透明な材料で構成されると共に、後軸14の前端
部の外表面に、基準マーク14eの表示が付されてい
る。ここで、基準マーク14eは、第1実施形態のよう
に印刷またはシール貼着により付した矢印状のマークと
することもできるが、図示の例では、透明な材料で構成
された後軸14の一部を肉厚にして、その肉厚部分に曲
率を付けるなどしてレンズ効果を持たせたレンズ部とし
ている。一方、前軸12のスライダー受け26の外表面
には、それぞれの保持体を表す複数の保持体マーク12
aの表示が付されている。複数の保持体マーク12a
は、透明な後軸14を通して透視することができる。
【0019】このように構成した場合においても、利用
者は、後軸14または前軸12を回転させて、後軸14
の基準マーク14eと、透明な後軸14を通して見える
スライダー受け26の外表面の、所望の保持体に対応す
る保持体マーク12aとを接近させ、レンズ部となった
基準マーク14eの下方に所望の保持体に対応する保持
体マーク12aを移動させて、レンズ部を通して拡大し
て透視させる。このときに、その拡大された保持体マー
ク12aに対応する所望の保持体が突出される。
【0020】図7及び図8は、第3実施形態を表してい
る。この実施形態では、第2実施形態のレンズ部を基準
マークとして構成する代わりに、透明な材料で構成され
た後軸14部分の周壁に開口14fを基準マークとして
設けている。この場合には、保持体マーク12aと開口
14fが整合された時に、その開口14fを介して、利
用者は、開口14fと整合している保持体マーク12a
を容易に視認することができ、その開口14fを介して
視認できる保持体マーク12aに対応する保持体が突出
される。尚、開口14fの縁部を目立つ色の塗料等で縁
取りするように構成することもでき、これにより利用者
は開口14fを明確に視認できるようになる。
【0021】尚、以上の実施形態では、後軸に基準マー
ク、前軸に保持体マークを付すこととしたが、後軸に保
持体マーク、前軸に基準マークを付すようにしても同じ
作用・効果が得られることは言うまでもない。また、第
2及び第3実施形態において、後軸14の少なくとも一
部を透明な材料で構成したが、前軸12と後軸14との
重なり合う部分において、外周側に前軸12が配される
場合には、前軸12の少なくとも重なり合う部分を透明
な材料で構成するとよい。また、外周側に配される前軸
12または後軸14の重なり合わない部分は、不透明な
材料で構成することも可能である。透明な材料からなる
部分と不透明な材料からなる部分とは二色成形により一
体に構成してもよく、または他の部品を組み付けたもの
から構成してもよい。また、外周側に配される前軸また
は後軸に付されるマークは、必ずしも透明な材料からな
る部分に付さなくともよい。また、前軸及び/または後
軸は、それぞれ一部品でも多数の部品を組み付けたもの
からでも構成することができる。また、上記実施形態で
は、3本の保持体を持った複合保持体の例について説明
したが、2本または4本以上の保持体を持った複合保持
具に対しても同様に適用できることは言うまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
利用者が、前軸を後軸に対して回転させる傾向のある場
合、または後軸を前軸に対して回転させる傾向にある場
合のいずれであっても、利用者の意思通りに所望の保持
体の先端をケーシングより突出させることができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合保持具の実施形態を表す図3の1
−1線に沿って見た縦断面図である。
【図2】図1の複合保持具の正面図であり、(b)は
(a)の状態から前軸を後軸に対して回転させた状態を
表している。
【図3】図2(a)の3−3線に沿って見た横断面図で
ある。
【図4】図1の複合保持具の分解斜視図である。
【図5】本発明の複合保持具の第2実施形態を表す図1
相当図である。
【図6】図5の複合保持具の正面図である。
【図7】本発明の複合保持具の第3実施形態を表す図1
相当図である。
【図8】図7の複合保持具の正面図である。
【図9】従来の複合保持具の正面図である。
【符号の説明】
12 前軸 12a 保持体マーク 14 後軸 14e 基準マーク 14f 開口(基準マーク) 16 ケーシング 20,21,22 保持体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に、異種又は同種の用途に
    供される媒体を夫々保持した複数の保持体を軸方向に移
    動可能に収納し、ケーシングを構成する前軸及び後軸と
    の間の相対回転により複数の保持体のいずれかの保持体
    の先端をケーシングの先端開口から突出させるようにし
    た複合保持具において、 前軸と後軸のいずれか一方に基準マークを、他方に前記
    複数の保持体にそれぞれ対応する複数の保持体マーク
    を、それぞれ外方から視認可能なる様に設け、複数の保
    持体マークを、それぞれの保持体マークと基準マークと
    が整合された状態において、その保持体マークに対応す
    る保持体の先端がケーシングの先端から突出するように
    配置することを特徴とする複合保持具。
  2. 【請求項2】 相対回転自在に嵌め合わされた前軸と後
    軸のうちの外周側に配される方の、少なくとも、前軸と
    後軸のうちの内周側に配される他方の一部と重なり合う
    部分を透明な材料で構成し、相対回転自在に嵌め合わさ
    れた前軸と後軸のうちの内周側に配される方の、前軸と
    後軸のうちの外周側に配される他方の一部と重なり合う
    部分に前記保持体マークと基準マークのいずれか一方を
    設けることを特徴とする請求項1記載の複合保持具。
  3. 【請求項3】 後軸を前軸上に相対回転自在に嵌め合わ
    せ、後軸と嵌め合わされた前軸部分の周回りに前記複数
    の保持体マークを設けると共に、少なくとも、前軸と嵌
    め合わされる後軸の周回り部分を透明な材料で構成し、
    その透明な材料で構成した後軸部分に前記基準マークと
    してレンズ部を設け、前記複数の保持体マークのいずれ
    かと前記レンズ部とが整合された時に、当該いずれかの
    保持体マークを前記レンズ部を介して拡大させて利用者
    による視認が容易にできるようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の複合保持具。
  4. 【請求項4】 後軸を前軸上に相対回転自在に嵌め合わ
    せ、後軸と嵌め合わされた前軸部分の周回りに前記複数
    の保持体マークを設けると共に、少なくとも、前軸と嵌
    め合わされる後軸の周回り部分を透明な材料で構成し、
    その透明な材料で構成した後軸部分に前記基準マークと
    して開口を設け、前記複数の保持体マークのいずれかと
    前記開口とが整合された時に、当該いずれかの保持体マ
    ークを前記開口を介して利用者が視認できるようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の複合保持具。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1864826A1 (fr) 2006-06-10 2007-12-12 Alfred Dunhill Limited Instrument à écrire multifonction
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