JP2001071679A - 回転繰出し式筆記具 - Google Patents
回転繰出し式筆記具Info
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
行った際に、筆記部先端が軸筒先端口から突出されたま
まの状態になってしまうことがない上、筆記部の出没を
両方向の回転操作により行うことができ、しかも、その
操作を軽い力で行うことができる回転繰出し式筆記具を
提供する。 【解決手段】 回転カム30を回転させたとき
に、スライド駒20を押上げる回転カム30の上げ側傾
斜面32bとスライド駒20を滑り下ろす同回転カム3
0の下げ側傾斜面32aとによって複数の筆記要素40
の一つを軸筒10の先端口11aより出没させるように
した回転繰出し式筆記具において、回転カム30は、先
行する筆記要素40−1に対応するスライド駒20−1
が下げ側傾斜面32a上部に移動して同筆記要素40−
1の筆記部42−1先端を軸筒10の先端口11a内に
没入させた状態で、後続する筆記要素40−2に対応す
るスライド駒20−2が上げ側傾斜面32b基部に位置
するように構成されている。
Description
ンの中芯、あるいは、ボールペンの中芯とシャープペン
シルの筆記体等、複数の筆記要素を一本の軸筒内に備
え、これら筆記要素を回転操作により順次繰出す回転繰
出し式筆記具に関するものである。
れて軸方向にスライドする複数のスライド駒と、それら
各スライド駒に接続された各筆記要素と、各スライド駒
を軸後方に付勢すべく先端部を軸筒内に係止された各ス
プリングと、山形カム部を有し軸筒内に回動可能に係合
された回転カムとを備える。
30を回転させることにより、スライド駒120−1が
山形カム部132の上げ側傾斜面132bに押上げられ
ることで軸方向先端側にスライドし、このスライド駒1
20−1が山形カム部132の頂点に設けられている係
合凹部132cに係合して、筆記部142−1の突出状
態が維持される(図3(a),(a’)参照)。そし
て、再び回転カム130を回転させることにより、前記
係合が外されて、同スライド駒120−1が山形カム部
132の下げ側傾斜面132aを滑り下ろされることで
軸方向後端側にスライドし、筆記部142−1が没入さ
れる(図3(b),(b’)参照)。また、この筆記部
142−1の出没動作と同様にして後続する筆記部14
2−2が出没動作をする。ところで、上記動作によれ
ば、筆記具の使用者により完全に筆記部142−1が没
入するまで回転カム130が回転されなかった場合、即
ち、筆記具の使用者が筆記部142−1を没入させる際
に回転カム130を極僅かしか回さなかった場合、図4
(a),(a’)に示すように、回転カム130には、
スプリングの弾発力によって、先行する筆記部142−
1に対応するスライド駒120−1が傾斜面132aに
押される力F1と、後続する筆記部142−2に対応す
るスライド駒120−2が逆側傾斜面132bに押され
る力F2との二つの力が働く。そして、これら双方の力
F1,F2のバランスと、前記先行側及び後続側の各々
におけるスライド駒120−1,120−2と傾斜面1
32a,132bとの摩擦抵抗により、先行するスライ
ド駒120−1が傾斜面132a上の頂部側に位置した
状態で回転カム130の回転が停止し、筆記部142−
1先端が軸筒先端口111aから僅かに突出されたまま
の状態になってしまうことがある。かかる停止状態のま
まで、筆記具が衣服のポケットに収納された場合には、
衣服を筆記部142−1で汚してしまう虞れがあった。
の従来例のように、回転カム130’の山形カム部13
2’を、片半部側を切落とした形状に形成することで、
先行するスライド駒120−1が下げ側傾斜面の途中で
停止することがないようにした構造が知られている(実
開平01−166578公報参照)。しかしながら、上
記第二の従来例では、山形カム部132’を片半部側を
切落とした形状に形成しているために、筆記部を出没さ
せる際の回転操作が一方向に限定されてしまい、筆記具
の使い勝手が悪くなってしまう。
来例は、先口内で筆記部同士が干渉しないようにする目
的で考案されたものであるが、図示のスライド駒の配置
構成によれば、山形カム部132”に二つのスライド駒
120−1,120−2が同時に乗り上がっている状態
がないため、上述したような力関係のバランスにより、
先行するスライド駒120−1が下げ側傾斜面132
a”の途中で停止することがない(実開昭61−560
92公報参照)。しかし、この第三の従来例では、山形
カム部132”に二つのスライド駒120−1,120
−2が同時に乗り上がっている状態になることがないた
め、山形カム部132”の上げ側傾斜面132b”で後
続するスライド駒120−2を押上げる際に、先行する
スライド駒120−1により下げ側傾斜面132a”が
押されることがない。従って、回転カム130”を回転
させる力が先行するスライド駒120−1の押圧により
補助されることがなく、筆記部を突出させるための回転
操作に大きな荷重を必要するという操作上の問題があ
る。
に鑑みてなされたものであり、その目的とする処は、筆
記部を軸筒内に収納する操作を行った際に、筆記部先端
が軸筒先端口から突出されたままの状態になってしまう
ことがない上、筆記部の出没を両方向の回転操作により
行うことができ、しかも、その操作を軽い力で行うこと
ができる回転繰出し式筆記具を提供することにある。
の本発明の技術的手段は、軸筒内に軸方向へスライド可
能に装着した複数のスライド駒と、前記各スライド駒に
接続された各筆記要素と、前記各スライド駒を軸後方に
付勢する各スプリングと、山形カム部を有し前記軸筒内
に回動可能に係合された回転カムとを備え、該回転カム
を回転させたときに、スライド駒を押上げる前記山形カ
ム部の上げ側傾斜面とスライド駒を滑り下ろす同山形カ
ム部の下げ側傾斜面とによって前記複数の筆記要素の一
つを軸筒先端口より出没させるようにした回転繰出し式
筆記具において、前記山形カム部は、先行する筆記要素
に対応するスライド駒が前記下げ側傾斜面上部に移動し
て同筆記要素の筆記部先端を軸筒先端口内に没入させた
状態で、後続する筆記要素に対応するスライド駒が前記
上げ側傾斜面基部に位置するように構成したことを特徴
とする。ここで、先行する筆記要素とは、回転カムを一
方向に回転させた際に、先行して出没動作をする任意の
筆記要素を意味し、後続する筆記要素とは、前記先行す
る筆記要素に後続して出没動作をする筆記要素を意味す
る。また、山形カム部の上げ側傾斜面とは、山形カム部
の二つの傾斜面の内、回転カムを一方向に回転させた際
に、スライド駒を押上げる一方の傾斜面を意味し、山形
カム部の下げ側傾斜面とは、同回転においてスライド駒
を滑り下ろす他方の傾斜面を意味する。尚、回転カムの
回転方向が前記と逆になった場合には、前記上げ側傾斜
面と前記下げ側傾斜面も逆になる。上記技術的手段によ
れば、先行する筆記要素の筆記部先端が軸筒先端口内に
没入してから、後続する筆記要素に対応するスライド駒
が山形カム部における上げ側傾斜面基部に位置する。従
って、筆記具の使用者により完全に筆記部が没入するま
で回転カムが回転されなかった場合でも、その回転カム
の回転は、スプリングの弾発力によって筆記部先端が軸
筒先端口内に完全に没入するまで止まることがない。し
かも、先行して没入した筆記要素に対応するスライド駒
が下げ側傾斜面上部に位置するため、再度回転カムを回
転させて後続する筆記要素を突出させる際に、前記スラ
イド駒が下げ側傾斜面を押す力により、筆記具の使用者
が回転カムを回す力が補助される。
先端口内に没入する際のスライド距離を必要最小限にす
る手段としては、上記山形カム部は、先行する筆記要素
の筆記部先端が軸筒先端口内に没入した直後に、後続す
る筆記要素に対応するスライド駒に上記上げ側傾斜面基
部が位置するように、上記双方の傾斜面がなす角度を設
定する。そして、その具体的手段としては、上記筆記要
素を3本とし、上記山形カム部の双方の傾斜面がなす角
度を45度にするのが好ましい。
に基づいて説明する。図1及び2は、本発明に係る回転
繰出し式筆記具を示す。この回転繰出し式筆記具は、軸
筒10内に、軸方向にスライドする三本のスライド駒2
0と、各スライド駒20に接続された各筆記要素40
と、回転により各スライド駒20に順次係合する回転カ
ム30と、各スライド駒20を軸後方に付勢する各スプ
リング50等を備え、クリップ60の回転操作によって
回転カム30が回転し各筆記要素40の筆記部42を順
次出没させるように構成してある。
2を出没させる先端口11aを有する先細筒状の前軸1
1後端に、筒状の後軸12を同軸に螺着してなる。後軸
12は、その内面先端側に、三つのガイド孔12d’を
有する略円板状の係止板12dが該後軸12内を前後に
仕切るようにして形成され、各ガイド孔12d’によっ
て各筆記要素40をガイドすると共に、係止板12dの
後面が各スプリング50の先端面を係止する。そして、
この後軸12の内面後端側には、回転カム30を回動可
能に係合する周溝部12bと、同回転カム30の回転角
度を制限する凸状のストッパー12cが形成されてい
る。また、この後軸12内面における前記係止板12d
と周溝部12bの間には、軸方向に延びるガイド縦溝1
2aが周方向に対して等間隔に三本形成されている。
状板部22とガイド凸部23とからなる一体の部材であ
り、後軸12内において周方向に略120°毎に配置さ
れている。スライド基部21は、他のスライド駒20に
隣接する二つの平面部21a,21aと軸筒10内周面
に倣う外周面部21bとからなる横断面扇形状を呈し、
外周面部21bには突端を後方に向けた突状板部22を
一体に有する。突状板部22は、外周面が後軸12内面
に摺接する湾曲状に形成されると共に、後方側が尖形状
に形成されている。ガイド凸部23は、後軸12のガイ
ド縦溝12aに係合する縦長の突起であり、突状板部2
2の外周面に軸方向に延設されている。そして、このス
ライド駒20は、後軸12内でガイド凸部23をガイド
縦溝12aに係合させ、回転カム30の回転により軸方
向にスライドする。
に継手43を介して筆記部42(チップ)を接続してな
るボールペンのリフィールであり、各スライド駒20の
スライド基部21にインク色の異なるものを着脱可能に
嵌合してある。また、前記継手43及び筆記部42内に
は、図示しない逆流防止機構や乾燥防止機構が備えら
れ、インクの逆流に伴う筆記掠れを防止している。尚、
この筆記要素40は、ボールペンのリフィールに限定さ
れるものでなく、他の筆記具の筆記体、例えばシャープ
ペンシルやサインペンの筆記体であっても構わない。
側の山形カム部32とから一体に形成されている。ま
た、この回転カム30の後端には、筒状操作部61の外
周にクリップ本体部62を形成してなるクリップ60
が、回転カム30と一体に回転すべく嵌合してある。
溝部12bに係合する周凸部31aと、回転カム30の
回転角度を制限する係止凸部31bとが形成されてい
る。係止凸部31bは、回転カム30が一方向に回転さ
れた際に、三色の筆記要素40が順次出没された後に後
軸12のストッパー12cに一方の側面を係止すると共
に、回転カム30が他方向に回転された際には、前記三
色の筆記要素40が逆の順序で順次出没された後に後軸
12のストッパー12cに他方の側面を係止するよう
に、筒部31の外周面に凸状に形成されている。
表面を沿わせた正面視山形状を呈し、左右の傾斜面32
a,32bの交わる頂点部分に凹状の駒係止部32cが
形成され、回転カム30の回転により、一方の傾斜面3
2a又は32bがスライド駒20を押上げるようにして
軸筒10先方(図1における下方)にスライドさせ、そ
のスライド駒20を駒係止部32cで係止する。また、
他方の傾斜面32a又は32bは、前記スライド駒20
を滑り下ろすようにして軸筒10後方(図1における上
方)にスライドさせる。
する便宜上、図2に示すように、回転カム30を一方向
に回転させた際に、先行して出没動作をする任意の筆記
要素40と、この筆記要素40に対応する筆記部42及
びスライド駒20を、それぞれ筆記要素40−1、筆記
部42−1、スライド駒20−1の符号で示し、前記筆
記要素40−1に後続して出没動作をする筆記要素4
0、筆記部42、スライド駒20を、それぞれ筆記要素
40−2、筆記部42−2、スライド駒20−2の符号
で示す。また、回転カム30の前記方向の回転におい
て、スライド駒20を押上げる山形カム部32の一方の
傾斜面(図2における右側の傾斜面)を上げ側傾斜面3
2bとし、同回転においてスライド駒20を滑り下ろす
山形カム部32の他方の傾斜面(図2における左側の傾
斜面)を下げ側傾斜面32aとする。
うに、スライド駒20―1が駒係止部32cに係止され
た状態で、スライド駒20―2が上げ側傾斜面32bの
基部から寸法H2離れた筒部31の平坦面31c上に位
置すると共に、図2(b)及び(b’)に示すように、
筆記要素40−1が前記係止状態から寸法H1後退した
際に、スライド駒20−2が上げ側傾斜面32bの基部
に位置するように形成されている。尚、双方の傾斜面3
2a,32bは左右対称に形成されており、回転カム3
0を左右何れの方向に回転させた場合でも、上記H2が
確保されるようにしてある。
記要素40−1に対応するスライド駒20−1が、下げ
側傾斜面32a上部に移動し、且つ同筆記要素40−1
の筆記部42−1先端を軸筒10の先端口11a内に没
入させた状態で、後続する筆記要素40−2に対応する
スライド駒20−2が、上げ側傾斜面32bの基部に位
置するように形成されている。
に設定されており、筆記要素40−1がこの寸法H1後
退することにより、その筆記部42−1先端を先端口1
1a端面から0.7mm(図2(b)における寸法H
3)没入させるようにしてある。また、寸法H2は、筆
記要素40−1が寸法H1後退した際に回転カム30が
回転する周面上の距離であり、図示例では3.4mmで
ある。また、図示例では下げ側傾斜面32aと上げ側傾
斜面32bとがなす角度αを45°に設定してある。こ
の角度αは、従来品では54°に設定していたが、図示
例では、前記従来品よりも鋭角にすることで、上記寸法
H2を確保している。
に各部の寸法を設定することで、先行する筆記要素40
−1を後退させる距離が、その筆記部42−1を先端口
11a内に没入させるための必要最小限の距離にされて
いる。従って、筆記部42−1の没入直後に、後続する
筆記要素40−2に対応するスライド駒20−2が上げ
側傾斜面32bの基部に位置する。
スライド駒20との間でインク収容管41の外周に貫挿
されており、スライド駒20を軸後方に付勢している。
尚、このスプリング50は、図示例では、スライド駒2
0が山形カム部32の駒係止部32cに係止されている
状態で、セット荷重を100gに設定してある。このセ
ット荷重は従来品が150〜200gであるのに対し低
く設定してある。従って、下げ側傾斜面32aと上げ側
傾斜面32bとがなす角度αを鋭角にしたことに伴って
回転カム30がスライド駒20を押上げる際の回転負荷
が増加されるのを、前記スプリング50のセット荷重の
低減により相殺し、回転操作が軽い力で行えるようにし
ている。
よれば、図2(a)に示すように、先行する筆記要素4
0−1が筆記部42−1を先端口11aから突出させ係
止されている状態において、後続する筆記要素40―2
に対応するスライド駒20−2は山形カム部32の上げ
側傾斜面32b基部から寸法H2離れて筒部31の平坦
面31c上に位置する。そして、回転カム30が図示さ
れるように回転されると、図2(b)に示すように、先
行する筆記要素40−1の筆記部42−1先端が先端口
11a内に没入し、後続する筆記要素40−2に対応す
るスライド駒20−2が上げ側傾斜面32b基部に位置
する。
部42−1が没入するまで回転カム30が回転されなか
った場合でも、その回転カム30の回転は、先行する筆
記要素40−1の筆記部42−1が先端口11a内に完
全に没入するまでスライド駒20−2によって止められ
ることがない。しかも、先行して没入した筆記要素40
−1に対応するスライド駒20−1が下げ側傾斜面32
a上部に位置するため、再度回転カム30を回転させて
後続する筆記要素40−2を突出させる際、前記スライ
ド駒20−1が下げ側傾斜面32aを押す力により、筆
記具の使用者が回転カム30を回す力が補助される。
す方向に回転させた場合で説明しているが、図示と逆方
向に回転させた場合についても同様に作用するのは勿論
である。また、本実施の形態においては、スライド駒2
0及び筆記要素40を三本の場合で説明したが、それ以
上の本数を具備する態様又は二本の場合であってもよ
い。さらに、本実施の形態の回転カム30を、上記第三
の従来例の公報(実開昭61−56092)に開示され
ているようなキャップ内に具備する構成としても構わな
い。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。筆
記具の使用者により完全に筆記部が没入するまで回転カ
ムが回転されなかった場合でも、先行する筆記要素の筆
記部先端が軸筒先端口内に没入するまでは、スプリング
の弾発力によって回転カムの回転が止まらないため、筆
記部先端が軸筒先端口から突出されたままの状態になっ
てしまうことがない。その上、山形カム部が二つの傾斜
面により筆記部を出没させるため、第二の従来例のよう
に回転カムの回転方向が限定されることがなく、筆記部
の出没を両方向の回転操作により行うことができる。し
かも、先行する筆記要素が没入する際にその筆記要素に
対応するスライド駒が回転カムの下げ側傾斜面を押すた
め、後続する筆記要素を突出させる回転力が補助され
る。よって、出没操作を軽い力で行える回転繰出し式筆
記具を提供できる。
す分解斜視図である。
順次示し、(a)及び(b)は先端部分の断面図、
(a’)及び(b’)は回転カムとスライド駒の位置関
係を示す拡大展開図で前記(a)及び(b)に各々対応
させて示している。
作を順次示し、(a)及び(b)は先端部分の断面図、
(a’)及び(b’)は回転カムとスライド駒の位置関
係を示す拡大展開図で前記(a)及び(b)に各々対応
させて示している。
て停止した状態を示し、(a)は先端部分の断面図、
(a’)はスライド駒と回転カムの位置関係を示す拡大
展開図である。
び(b)に回転カムを回転させた際のスライド駒の状態
を順次示す。
(e)に回転カムを回転させた際のスライド駒の状態を
順次示す。
斜面 32b:上げ側傾斜面 32c:駒係止部 40:筆記要素(リフィール) 42:筆記部(チ
ップ) 50:スプリング
Claims (3)
- 【請求項1】 軸筒内に軸方向へスライド可能に装着し
た複数のスライド駒と、前記各スライド駒に接続された
各筆記要素と、前記各スライド駒を軸後方に付勢する各
スプリングと、山形カム部を有し前記軸筒内に回動可能
に係合された回転カムとを備え、該回転カムを回転させ
たときに、スライド駒を押上げる前記山形カム部の上げ
側傾斜面とスライド駒を滑り下ろす同山形カム部の下げ
側傾斜面とによって前記複数の筆記要素の一つを軸筒先
端口より出没させるようにした回転繰出し式筆記具にお
いて、 前記山形カム部は、先行する筆記要素に対応するスライ
ド駒が前記下げ側傾斜面上部に移動して同筆記要素の筆
記部先端を軸筒先端口内に没入させた状態で、後続する
筆記要素に対応するスライド駒が前記上げ側傾斜面基部
に位置するように構成したことを特徴とする回転繰出し
式筆記具。 - 【請求項2】 上記山形カム部は、先行する筆記要素の
筆記部先端が軸筒先端口内に没入した直後に、後続する
筆記要素に対応するスライド駒に上記上げ側傾斜面基部
が位置するように、上記双方の傾斜面がなす角度を設定
していることを特徴とする請求項1記載の回転繰出し式
筆記具。 - 【請求項3】 上記筆記要素が3本であり、上記山形カ
ム部の双方の傾斜面がなす角度が45度である請求項2
記載の回転繰出し式筆記具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24666399A JP4456204B2 (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 回転繰出し式筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24666399A JP4456204B2 (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 回転繰出し式筆記具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001071679A true JP2001071679A (ja) | 2001-03-21 |
JP4456204B2 JP4456204B2 (ja) | 2010-04-28 |
Family
ID=17151772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24666399A Expired - Lifetime JP4456204B2 (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 回転繰出し式筆記具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4456204B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006272666A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Kotobuki & Co Ltd | 回転繰出し式筆記具 |
JP2015116778A (ja) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | ゼブラ株式会社 | 複数出没式筆記具 |
-
1999
- 1999-08-31 JP JP24666399A patent/JP4456204B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006272666A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Kotobuki & Co Ltd | 回転繰出し式筆記具 |
JP2015116778A (ja) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | ゼブラ株式会社 | 複数出没式筆記具 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4456204B2 (ja) | 2010-04-28 |
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