JP2002337357A - インクカートリッジ構造 - Google Patents

インクカートリッジ構造

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JP2002337357A
JP2002337357A JP2001149431A JP2001149431A JP2002337357A JP 2002337357 A JP2002337357 A JP 2002337357A JP 2001149431 A JP2001149431 A JP 2001149431A JP 2001149431 A JP2001149431 A JP 2001149431A JP 2002337357 A JP2002337357 A JP 2002337357A
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ink cartridge
tube
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ink
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Kuninobu Yajima
邦信 矢島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクカートリッジ方式の情報出力機器にお
いて、平置き及び縦置き(壁掛け)姿勢を自由に選べる
インクカートリッジ構造を実現すること。 【解決手段】 情報出力機器のメカユニットのフレーム
と当該フレームに回転自在に取り付けられたインクカー
トリッジホルダを有する情報出力機器において、前記フ
レームに設けられた軸受部と、前記インクカートリッジ
ホルダに設けられた軸部と、前記フレームに設けられた
回転止め用の穴部と、前記インクカートリッジホルダに
設けられた位置決め用の突起部を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクカートリッ
ジ方式の情報出力機器において、設置スペースの関係か
らそれまでの平置き(横置き)から縦置きに変えたいと
か、使い勝手から壁に掛けて使いたい(縦置き)等の要
望に対し、カートリッジホルダに設けられた軸部とフレ
ームに設けられた軸受部とによって回転可能に装着され
たインクカートリッジを、フレームに設けられた軸受部
を中心にカートリッジホルダを回転させることにより常
にインクカートリッジのインク面が、情報出力機器の設
置状態に対して水平に保たれる機構としたインクカート
リッジ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、インクカートリッジ方式の情報
出力機器は、カートリッジホルダがメカユニットのフレ
ームに固定されていた為、情報出力機器の設置方向は一
方向に限定されていた。仮に設置方向が平置き(横置
き)とすると、90度回転させて縦置き若しくは壁掛け
設置にしようとした場合、情報出力機器はゴム足を新し
い底面に移動または追加して縦置きとしたり、別の金具
等を底面に付け壁に掛ける構造にする等で対応すること
が出来ても、カートリッジホルダがメカユニットに固定
されている為に中のインク面を水平に保ことが出来なか
った。その為インクカートリッジ方式の情報出力機器の
設置方向は、一方向のみであった。
【0003】図3は従来技術におけるインクカートリッ
ジ方式の情報出力機器の全体構造を示す斜視図、図4は
従来技術におけるインクカーリッジ構造を示す斜視図で
ある。
【0004】図3において、1は情報出力機器、2はカ
ートリッジカバー、3はロール紙カバー、4はカバーオ
ープンボタン、5はロール紙、6はメカフレーム、7は
カートリッジホルダ、8はインクカートリッジ、9はオ
ートカッタユニットである。
【0005】図4において、6はメカフレーム、7はカ
ートリッジホルダ、8はインクカートリッジ、9はオー
トカッタユニット、10はチューブホルダ、11はキャ
リッジ、12はチューブ、13はフラットケーブル、1
4はヘッドユニット、15はサブキャリッジ、16はキ
ャリッジ軸、17はインク供給針である。
【0006】従来技術におけるインクカートリッジ構造
は、単色または2色のインクカートリッジ8が装着され
たカートリッジホルダ7がメカフレーム6に固定されて
いた。インクカートリッジ8のインクはインク供給針1
7からチューブ12を通ってヘッドユニット14に供給
される。チューブ12はチューブホルダ10で保持さ
れ、キャリッジ軸16に沿ってヘッドユニット14の左
右の動きに合わせ、フラットケーブル13に貼り付いた
状態で同じく左右に移動する。ヘッドユニット14はキ
ャリッジ11とサブキャリッジ15で保持され、キャリ
ッジ軸16に沿って左右に移動する。又、情報出力機器
1は、インクカートリッジ8の交換時等に開閉するカー
トリッジカバー2及び、ロール紙5の交換時等に開閉さ
れるロール紙カバー3を具備している。ロール紙カバー
3は、カバーオープンボタン4を押し下げる事によりロ
ックが解除され、ロール紙カバー3を開けることが可能
となる。情報出力機器1を壁掛けタイプ等縦置きで使用
しようとした時、インクカートリッジ方式以外の機器で
は、他の面にゴム足を移動して設置面を変えたり、底面
に金具等を付けて壁に取り付けられた別の金具に引っ掛
ける等の構造で対応できるが、インクカートリッジ方式
の情報出力機器1では、常にインクカートリッジ内のイ
ンク面が情報出力機器1の設置方向と平行に設置されて
いなければならない為、インク面の方向が変わってしま
うと機能することができない。
【0007】以上のようにカートリッジホルダ7がメカ
フレーム6に固定されている為、カートリッジホルダ7
に装着されているインクカートリッジ8は常に同一方向
に装着されている。インクカートリッジ内のインク面と
メカフレーム6が固定されている情報出力機器1の設置
方向は同一方向でなければならず、自然に情報出力機器
1の設置方向は決まっていた。
【0008】したがって情報出力機器1の設置方向を平
置き(横置き)から縦置きに変えようとしても、インク
カートリッジ8の設置方向が縦方向に変えられない為、
情報出力機器の設置方向を変えることはできなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のインクカートリ
ッジ方式の情報出力機器等に多く用いられていたカート
リッジホルダの取付構造はメカフレームおよび情報出力
機器への固定式がほとんどであった。交換可能に装着さ
れたインクカートリッジを収納するカートリッジホルダ
がメカフレームに固定され、インクカートリッジより供
給されるインクはチューブを介してヘッドユニットに接
続されており、ヘッドより吐出されたインクでロール紙
に印字される。顧客より要望の多い設置方向の変更に対
応する為には、インクカートリッジの装着方向も同時に
変更しなくてはならなかった。
【0010】しかしながら、インクカートリッジとヘッ
ドユニットを連結するチューブの接続構造が複雑であっ
た為、インクカートリッジが装着されているカートリッ
ジホルダの取付方向を変更し、情報出力機器の設置方向
を変えようとすることは大変無理があった。チューブは
高速で移動するキャリッジに連結されている為、キャリ
ッジと伴に移動するヘッドユニットにも連動した動きが
求められる。その為チューブとの連結部の抜け防止や、
屈曲動作の繰り返しによるチューブ切れ等の対策が必要
であった。
【0011】本発明の目的は、上記課題を解決するもの
であり、カートリッジホルダの装着構造をメカフレーム
への固定方式から回転移動方式に変えることである。す
なわちカートリッジホルダに軸部を設けメカフレームに
備え付けられた軸受部に挿入する。情報出力機器の設置
姿勢にあわせ、メカフレームに備え付けられた軸受部に
挿入された軸部を中心にカートリッジホルダを回転させ
ることにより、カートリッジホルダに装着されたインク
カートリッジ内のインク面を、情報出力機器の設置方向
に合わせる構造とすることである。また、カートリッジ
ホルダ底面に固定されているチューブホルダを2分割し
て、カートリッジホルダ側とメカフレーム側に分割して
固定することにより、インクカートリッジ底面のインク
供給針から供給されるインクをヘッドユニットまで送る
チューブは、カートリッジホルダの回転移動に連動して
移動を保持するホルダと、キャリッジの左右方向への移
動と連動して高速に移動するフラットケーブルに貼り付
いたチューブをメカフレームで保持するホルダとを持
つ。従来一体でカートリッジホルダに固定されていたチ
ューブホルダを分割することにより、カートリッジホル
ダが90度回転してもインク供給針部およびフラットケ
ーブル接続部は別々のホルダにより確実に連結される。
その為、ヘッドユニットとの接合部の外れおよびチュー
ブの屈曲動作の繰り返しによる切断等を防止することが
できる情報出力機器のインクカートリッジ構造を提供す
ることができる。
【0012】以上のように、インクカートリッジ方式の
情報出力機器の設置方向を自由に設定出来ることによ
り、従来一方向のみしか可能でなかった情報出力機器の
設置が、顧客の使い勝手等の要望により設置方向を変え
ることが可能となる。平置き(横置き)から縦置きおよ
び壁掛け仕様が可能となることにより、設置場所を選ば
ないインクカートリッジ方式の情報出力機器を提供する
ことができる。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであり、メカユニットのフレームと当該フレ
ームに回転自在に取り付けられたインクカートリッジホ
ルダを有する情報出力機器において、前記フレームに設
けられた軸受部と、前記インクカートリッジホルダに設
けられた軸部と、前記フレームに設けられた回転止め用
の穴部と、前記インクカートリッジホルダに設けられた
位置決め用の突起部を有することを特徴とするインクカ
ートリッジ構造である。
【0014】当該インクカートリッジ構造において、前
記メカフレーム及び前記インクカートリッジホルダは各
々軸及び軸受けからなり、インクカートリッジホルダを
回転させると前記フレームに設けられた回転止め用の穴
部に前記インクカートリッジホルダの突起部が納まりイ
ンクカートリッジホルダの回転角度を保持することが出
来る。
【0015】また、本発明はインクカートリッジのイン
クをヘッドユニットに供給するチューブを保持している
ホルダが、カートリッジホルダ側とフレーム側に分割さ
れていることを特徴とするインクカートリッジ構造であ
る。
【0016】当該インクカートリッジ構造において、前
記チューブは前記情報出力機器のカートリッジホルダの
みに固定されるのではなく、カートリッジホルダ側とメ
カフレーム側の2つに分割されることにより、回転自在
に取り付けられたカートリッジホルダと連動してチュー
ブを保持するホルダと、カートリッジホルダの移動に関
係なくフラットケーブルとの連結部を保持するメカフレ
ームに固定されたホルダを持つことを特徴とする。
【0017】これにより、カートリッジホルダの姿勢を
変えた時インクカートリッジのインクをヘッドに供給し
ているチューブとの結合部に負担がかからず、屈曲動作
の繰り返しによるチューブの切断やインクカートリッジ
との結合部が外れる等を防止することも可能となった。
【0018】
【作用】インクカートリッジのインクをヘッドユニット
に供給しているチューブは、インクカートリッジが交換
可能に装着されたカートリッジホルダに保持された状態
で構成されているチューブAと、一端をメカフレームに
保持されヘッドユニットの左右方向への移動と連動しな
がら移動しているチューブBと、チューブAとチューブ
BとをつなぐチューブCより構成されている。
【0019】チューブAはカートリッジホルダに設けら
れたインク供給針と連結されており、インクカートリッ
ジが装填されるとそのインク供給針がインクカートリッ
ジ内に挿入されインクがインク供給針の細い管を通りチ
ューブA内に流れ出す。チューブAはカートリッジホル
ダに固定されたチューブホルダAに保持されており、カ
ートリッジホルダの回転移動に合わせて回転する為カー
トリッジホルダに設けられたインク供給針に連結される
チューブAに負担が係らない構造となっている。
【0020】一方インクカートリッジ内のインクをヘッ
ドユニットまで送るチューブBの構造は、一端をメカフ
レームに固定されたチューブホルダBによって保持され
ている。ヘッドユニットの左右方向への早い繰り返し移
動と連動して移動させる必要がある為、同じくヘッドユ
ニットと連動して左右方向に繰り返し移動しているフラ
ットケーブルに貼り付けられている。その為チューブB
はフラットケーブルの自在な屈曲運動と共同して屈曲す
るよう、屈曲性の高い材料が求められ選ばれている。
【0021】前記カートリッジホルダに固定されたチュ
ーブAと、フラットケーブルに貼り付けられたチューブ
Bを連結するチューブCは、より屈曲性が高く柔らかい
材料にて連結されている。この連結チューブCを使うこ
とにより、回転可能なカートリッジホルダ部と左右方向
へ繰り返し移動するフラットケーブルとの間で、チュー
ブ抜けや屈曲動作の繰り返しによるキズ及びカートリッ
ジホルダの回転時に想定される捻じれ等に対応可能とな
る効果が期待できる。
【0022】以上により顧客が設置場所及び使い勝手等
から、インクカートリッジ方式の情報出力機器の設置方
向を例えば平置き(横置き)から縦置きおよび壁掛け仕
様に変更したいと考えた時、カートリッジホルダを回転
させて情報出力機器の設置面と同一方向とする事によ
り、情報出力機器の設置方向を変える事が出来る。した
がって、顧客の使い勝手に合った設置状態を構築する事
が出来、より使い易い情報出力機器を提供することがで
きる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を用いて
本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例に
おける情報出力機器(一例としてプリンタ)のインクカ
ートリッジ部の構造を示す斜視図である。本発明である
カートリッジ部の回転構造を立体的に示すこととする。
【0024】本図において、6はメカフレーム、7はカ
ートリッジホルダ、8はインクカートリッジ、10Aは
チューブホルダA、10BはチューブホルダB、11は
キャリッジ、12はチューブ、13はフラットケーブ
ル、14はヘッドユニット、15はサブキャリッジ、1
6はキャリッジ軸、17はインク供給針、18は回転支
持軸受、19は回転軸、20は回転ストッパー穴部、2
1は回転ストッパー突起部、22は回転用バネである。
【0025】図1のように、カートリッジホルダ7はメ
カフレーム6に対して90度回転移動した状態で装着さ
れている。カートリッジホルダ7は、左右に備えられた
回転軸19および回転ストッパー突起部21を具備して
いる。またカートリッジホルダ7はメカフレーム6の左
側に設けられた回転用バネ22によって回転を保持され
ている。回転軸19はメカフレーム6に備えられた左右
の回転軸支持受18に挿入され、カートリッジホルダ7
を左側に押しながら、回転ストッパー突起部21が回転
ストッパー穴部20を0度から90度の範囲内で回転す
る。一方カーリッジホルダ7を回転させると、カートリ
ッジホルダ7に装着されたインクカートリッジ8もカー
トリッジホルダ7の移動に合わせ回転する。カートリッ
ジホルダ7が回転されたことにより、情報出力機器1の
設置方向も変えることが可能となる。
【0026】一方インク供給針17を備えたチューブホ
ルダ10は、カートリッジホルダ7に固定されたチュー
ブホルダA10Aと、メカフレーム6に固定されたチュ
ーブホルダB10Bとに分けられている。インクカート
リッジ8内のインクは、インク供給針17よりチューブ
12の中を通り、ヘッドユニット14に供給されロール
紙5に印字される。チューブ12は、インク供給針17
からフラットケーブル13に貼り付けられた状態で接続
され、キャリッジ11およびサブキャリッジ15を通っ
てヘッドユニット14に連結される。
【0027】チューブ12は、カートリッジホルダ7の
回転移動を考慮してインク供給針17からチューブホル
ダA10A間の連結およびチューブホルダA10Aから
チューブホルダB10Bまでの連結およびチューブホル
ダB10Bからヘッドユニット14までの連結に分けら
れる。
【0028】チューブ12はカートリッジホルダ7が固
定式の場合、チューブホルダ10はそのままカートリッ
ジホルダ7の底面即ちメカフレーム6の底面に保持され
ていることとなり、キャリッジ11およびヘッドユニッ
ト14の左右方向の動きに対応できる位置となる。
【0029】しかしながらカートリッジホルダ7を回転
させるとチューブホルダ10はメカフレーム6から離れ
た位置に移動してしまい、キャリッジ11およびヘッド
ユニット14の左右方向への移動に対応が出来なくなっ
てしまう。その為チューブホルダ10を2つに分け、カ
ートリッジホルダ7側をチューブホルダA10Aとしメ
カフレーム6側のチューブホルダB10Bとに分割し
た。この構造にすることにより、チューブ12はカート
リッジホルダ7が回転する前の設置状態および回転後の
設置状態ともに、カートリッジホルダ7側のインク供給
針17への連結保持およびメカフレーム6側のフラット
ケーブル13への連結保持が可能となる。もちろんカー
トリッジホルダ7の回転軌跡に合わせ、チューブホルダ
A10AとチューブホルダB10Bの接続間のチューブ
12は必要分の長さを確保している。
【0030】インクカートリッジ8より供給針17によ
って供給されたインクはチューブ12に送り出される。
カートリッジホルダ7の回転軌跡を考慮した長さのチュ
ーブ12は、チューブホルダA10Aおよびチューブホ
ルダB10Bによりインク供給針17との連結およびフ
ラットケーブル13との連結を各々カートリッジホルダ
7およびメカフレーム6にて保持する。
【0031】またキャリッジ11およびサブキャリッジ
15はヘッドユニット14を装着しキャリッジ軸16に
ガイドされて左右方向に高速に移動する。チューブ12
はヘッドユニット14までインクを供給しなくてはなら
ない。ヘッドユニット14にインクが供給されることに
より、ヘッドからインクが噴射されロール紙5に印字さ
れる。即ちチューブ12はキャリッジ11の左右方向へ
の高速移動に対応して共同した動きが求められる。これ
は、キャリッジ11およびヘッドユニット14との連結
部に負担を掛けチューブ抜けを防止する一方、キャリッ
ジ11の左右方向への高速移動によるチューブ12の屈
曲動作の繰り返しによるチューブ切れおよび、チューブ
12が左右方向に引っ張られることによりメカフレーム
6の端面に擦れチューブ切れを起こしたり、メカフレー
ム6をはじめモーター部および他のコネクタまたはケー
ブル類に引っかかる、若しくは絡み付く等によるチュー
ブ詰まりまたはチューブ切れ等を防止する必要がある。
【0032】その為チューブ12は左右方向に高速移動
するキャリッジ11に伴って同じく左右方向に移動する
フラットケーブル13の動きとに共同した動きが求めら
れる。そこで、チューブ12をフラットケーブル13に
接着しフラットケーブル13と共同した動きが可能とな
る構造とした。もちろんフラットケーブル13と同レベ
ルの屈曲性能が必要であることは言うまでもない。
【0033】図2は、本発明の一実施例における情報出
力機器(一例としてプリンタ)の設置方向を変えた壁掛
け仕様の斜視図である。
【0034】図2において、1は情報出力機器、2はカ
ートリッジカバー、3はロール紙カバー、4はカバーオ
ープンボタン、5はロール紙、6はメカフレーム、7は
カートリッジホルダ、8はインクカートリッジ、9はオ
ートカッタユニット、23は壁掛け金具、24は壁掛け
ホルダである。
【0035】情報出力機器1の設置姿勢をそれまでの平
置き姿勢から壁掛け姿勢(縦置き)に変更しようとした
時は、最初にカートリッジカバー2を手前側に開ける。
次にカートリッジホルダ7とメカフレーム6の左側に装
着された回転用バネ22のバネ力を利用し、カートリッ
ジホルダ7を左側に寄せ、回転ストッパー突起部21を
回転ストッパー穴部20より開放させる。そしてカート
リッジホルダ7を手前方向に90度回転させ、回転スト
ッパー突起部21は、90度回転した回転ストッパー穴
部20に保持される。カートリッジホルダ7の姿勢を9
0度変えることにより、情報出力機器1を縦置き姿勢に
した時カートリッジホルダ7に装填されているインクカ
ートリッジ8のインク面と情報出力機器1の設置方向が
一致し、縦置き姿勢への準備が整う。
【0036】一方情報出力機器1の底面に、壁掛け金具
23を固定する。他方壁掛けホルダ24は、設置したい
壁面に固定する。情報出力機器1の底面に固定された壁
掛け金具23を、壁面に固定された壁掛けホルダ24に
挿入することにより、情報出力機器1を壁掛け仕様とし
て使うことが可能となる。
【0037】以上のように、本実施例によれば、カート
リッジホルダ7を90度回転させることにより、インク
カートリッジ8のインク液面と情報出力機器1の設置方
向を一致させることが可能となり、平置き姿勢から壁掛
け(縦置き)姿勢に変更することが出来た。その結果、
インクカートリッジ方式の情報出力機器も他の印字方法
による情報出力機器と同様設置姿勢を変えることが可能
となり、お客様の設置方向に拘らない要望に十分応えら
れる。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、カー
トリッジホルダを90度回転させることにより、情報出
力機器の平置きから縦置きに変えた姿勢とインク面を同
一に保つことができた。そしてインクカートリッジ方式
の情報出力機器も他の印字方法による情報出力機器と同
様、顧客が設置方向を自由に設定できることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における情報出力機器(一例
としてプリンタ)のインクカートリッジ部の構造を示す
斜視図である。
【図2】本発明の一実施例における情報出力機器(一例
としてプリンタ)の設置方向を変えた壁掛け仕様の斜視
図である。
【図3】従来技術におけるインクカートリッジ方式の情
報出力機器の全体構造を示す斜視図である。
【図4】従来技術におけるインクカーリッジ構造を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 情報出力機器 2 カートリッジカバー 3 ロール紙カバー 4 カバーオープンボタン 5 ロール紙 6 メカフレーム 7 カートリッジホルダ 8 インクカートリッジ 9 オートカッタユニット 10 チューブホルダ 10A チューブホルダA 10B チューブホルダB 11 キャリッジ 12 チューブ 13 フラットケーブル 14 ヘッドユニット 15 サブキャリッジ 16 キャリッジ軸 17 インク供給針 18 回転支持軸受 19 回転軸 20 回転ストッパー穴部 21 回転ストッパー突起部 22 回転用バネ 23 壁掛け金具 24 壁掛けホルダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メカユニットのフレームと当該フレーム
    に回転自在に取り付けられたインクカートリッジホルダ
    を有する情報出力機器において、 前記フレームに設けられた軸受部と、 前記インクカートリッジホルダに設けられた軸部と、 前記フレームに設けられた回転止め用の穴部と、前記イ
    ンクカートリッジホルダに設けられた位置決め用の突起
    部を有することを特徴とするインクカートリッジ構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインクカートリッジ構造
    においてインクカートリッジのインクをヘッドユニット
    に供給するチューブを保持しているホルダが、カートリ
    ッジホルダ側とフレーム側に分割されていることを特徴
    とするインクカートリッジ構造。
JP2001149431A 2001-05-18 2001-05-18 インクカートリッジ構造 Withdrawn JP2002337357A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107718902A (zh) * 2017-09-28 2018-02-23 湖州天骊正隆电子科技有限公司 一种挂壁式打印机的自动接送纸装置

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