JP2002335689A - モータ駆動回路 - Google Patents

モータ駆動回路

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JP2002335689A
JP2002335689A JP2001138076A JP2001138076A JP2002335689A JP 2002335689 A JP2002335689 A JP 2002335689A JP 2001138076 A JP2001138076 A JP 2001138076A JP 2001138076 A JP2001138076 A JP 2001138076A JP 2002335689 A JP2002335689 A JP 2002335689A
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田中  荘
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幸雄 川端
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誠 石井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的簡単な回路で低騒音のモータ駆動回路を
実現し、このモータ駆動回路を用いた、低価格で高効率
なエアコン,冷蔵庫などを提供する。 【解決手段】本発明のモータ駆動回路は、モータの回転
速度に応じて複数の指令信号を発生し、これら複数の指
令信号の内の何れかをモータの磁極位置に基づいて選択
して変調波を作成する。この変調波に基づいてモータに
駆動電力を供給する電力変換装置をパルス幅変調制御し
て、モータの騒音を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの駆動回路
に関し、特に空調機(エアコン)のファンモータや冷蔵
庫の圧縮機(コンプレッサー)などのモータを低騒音で
駆動する回路に関する。
【0002】
【従来の技術】エアコンや冷蔵庫などの家電分野では、
低騒音化の要望が大きく、ファンモータや圧縮機モータ
などから発する騒音や振動の低減が求められている。
【0003】近年、商用電源を整流した整流電圧または
それに相当する直流電圧を直接インバータ駆動しブラシ
レスモータを駆動する方法が広まっている。ブラシレス
モータを駆動するには、安価なインバータ装置の提供が
望まれているので、従来技術では、回路構成が簡単で比
較的モータ効率が高い、安価な120度通電方式を用い
ている。
【0004】120度通電方式によるモータ駆動回路で
は、モータの回転子磁極位置検出器で磁極位置を検出
し、回転子と固定子の磁極が一致するようなタイミング
で、インバータ装置の各スイッチング素子をオンオフ制
御してモータを駆動する。回転子の磁極位置検出は、一
般的にホール効果を応用したホール素子、あるいはホー
ル素子に増幅器を内蔵したホールICを用いる。この検
出信号を電気角でいう180度分のうち120度分を論
理的にオンさせて電流を通流し、残りの60度分はイン
バータ出力をオフにする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、モータ電流
iのオンオフ直後は極めて高い変化量(di/dt)を持
つ電流波形となる。このdi/dtで、固定子に発生す
る電磁力が変化するのでモータ巻線が振動し、電磁音が
外部に放出される。また、電磁音の周波数は、モータ回
転数とモータ極数に比例し、モータ実使用回転域では数
Hzから数100Hzの可聴周波数範囲内であるため、
騒音になる。
【0006】また、モータ電流波形が高調波成分を多く
含むので、モータトルクに脈動が発生しやすい。モータ
トルクは、基本的にモータ固有の誘起電圧とモータ電流
の積からなるため、モータ電流波形に依存する割合が大
きい。このトルク脈動で、モータ自体が振動し、モータ
を取り付ける架台を振動させ、騒音になる。
【0007】低騒音化するための方法として、PWM
(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)制御により
モータ駆動電流を正弦波状にする方法がある。具体的に
は、モータの固定子磁極の磁束をホール素子で検出し、
正弦波状の信号を得る。この正弦波状の信号と搬送波発
生器の出力信号である搬送波信号とを比較器9で比較
し、PWM信号を得る。PWM信号でインバータ装置を
オンオフ制御し、モータ電流を正弦波状に制御する。し
かしこの従来技術では、PWM周期に対応した高速な演
算処理ができるマイコンなどが必要なため、120度通
電方式より、複雑かつ高価になる。
【0008】本発明の目的は、比較的簡単な回路で低騒
音のモータ駆動回路を実現することと、このモータ駆動
回路を用いた、低価格で高効率なエアコン,冷蔵庫など
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のモータ駆動回路
は、モータの回転速度に応じて複数の指令信号を発生
し、これら複数の指令信号の内の何れかをモータの磁極
位置に基づいて選択して変調波を作成する。この変調波
に基づいてモータに駆動電力を供給する電力変換装置を
パルス幅変調制御して、モータの騒音を低減する。
【0010】前記複数の指令信号には、回転速度に応じ
てそれに比例したレベルとなる直流信号を適用するの
で、変調波は、直流レベルに応じたレベルを有する波
形、例えば階段状の波形を有する。電力変換装置には、
半導体スイッチング素子のオンオフで直流電力を交流電
力に変換するインバータ等が有る。
【0011】本発明のモータ駆動回路では、低騒音でモ
ータを駆動する回路を、チップサイズをあまり大きくす
ることなく一つの半導体チップにモノリシック化でき
る。モノリシック化したモータ駆動回路は、磁極位置検
出器と共にモータの筐体内に内蔵できる。
【0012】本発明のモータ駆動回路は、モータの筐体
の外部に設置しても良いし、樹脂ケース内に収納してモ
ジュール化しても良い。また、磁極の位置を磁極位置検
出器などを用いずにセンサレスで推定しても良い。
【0013】本発明のモータ駆動回路では、モータの騒
音と振動を防止できるので、モータ架台枠とモータとの
間に入っていた防振装置などを用いずにモータとモータ
架台枠を直接固定できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面を用い
て詳細に説明する。
【0015】(実施例1)本実施例のモータ駆動回路
と、本回路とモータを含むモータ駆動システムを図1に
示す。図1において、モータ4は3相ブラシレスモータ
である。本モータは、回転子に永久磁石を有するモータ
であって、永久磁石の発生する磁束を検出して回転子磁
極位置を検出する磁極位置検出器5を備える。磁極位置
検出器には、ホール素子の出力する検出信号を論理信号
(hu,hv,hw)に変換するゼロクロス回路を内蔵
したホールICを用いる。磁極位置検出器5は、1相毎
に設けられ、各相の電気角の位相差が120度になるよ
うに設置している。
【0016】一方、モータ入力端子、即ちモータの固定
子巻線は、インバータ装置3に接続される。インバータ
装置3は、例えばパワーMOSFET,絶縁ゲート型バ
イポーラトランジスタ(IGBT)などのスイッチング
素子を6個組み合わせた回路を有する。インバータ装置
3の電源となる直流電源は、交流の商用電源1を整流器
2で整流して得る。インバータ装置3の各スイッチング
素子のオンオフを、インバータ駆動装置8で制御する。
【0017】なお、本実施例で、破線で囲まれた枠内に
おける駆動回路は、モノリシック半導体集積回路装置
(駆動回路IC)6内に形成されている。また、一点鎖
線で囲まれた枠内の駆動回路IC6と磁極位置検出器5
とは、モータ4に内蔵され、駆動回路内蔵ブラシレスモ
ータとして一体化されている。なお、半導体集積化する
部分は、破線で囲んだ枠内に限るものではなく、インバ
ータ装置3を別の部品で構成し、インバータ装置3以外
の破線で囲まれた枠内を半導体集積回路装置としてもよ
い。
【0018】以下、図1におけるインバータ装置3によ
るモータの駆動方法を、図2の動作波形図を用いて説明
する。図1のモータ4が定常回転中には、磁極の位置検
出信号群h(hu,hv,hw)は、図2における位置
検出信号hu,hv,hwのように電気角120度の位
相差を保った論理信号である。
【0019】一方、位置検出信号群hはモータの速度に
関する情報(例えばパルス信号の周期など)を有するの
で、位置検出信号hwを周波数−電圧変換器(F/V)
15で電圧に変換して、実速度に対応した直流電圧成分
を得る。なお、本実施例では、速度検出に位置検出信号
hwを用いたが、huまたはhv、あるいはhu,h
v,hwの内の複数の信号を用いても良い。
【0020】速度制御演算処理手段13(例えばマイク
ロコンピュータなどの演算処理装置)は、周波数−電圧
変換器15の出力である直流電圧成分すなわち速度信号
と速度制御演算処理手段13内に設定されている速度指
令とを比較し、それらの偏差を出力する。このようにし
て速度制御演算処理手段13が出力する出力信号が、直
流電圧信号であるモータの電流指令信号aである。反転
増幅器12は、電流指令信号aを入力し、電流指令信号
aの反転信号を生成し、直流電圧信号である電流指令信
号bとして出力する。また、中点発生手段20は、電流
指令信号aとbの電位の中間の大きさの電位を有する中
点信号を出力する。図2と図3とに示すように、本実施
例では中点信号の電位はグランドレベル(0レベル)で
ある。電流指令信号a,bと中点信号が信号選択手段1
1に入力される。
【0021】信号選択手段11は、アナログ信号である
電流指令信号a,bと、グランドレベルの中点信号と論
理信号である位置検出信号群hを入力し、位置検出信号
群hに応じて電流指令信号a,bと中点信号の内の何れ
かを選択して、PWM制御の変調波となる選択信号群s
(su,sv,sw)を生成し出力する。選択信号群s
のパルスのエッジは、位置検出信号群hのパルスのエッ
ジに同期している。例えば、図2において、選択信号s
uの正方向のパルス(電流指令信号aが選択されている
場合)の立上りと立下りの各エッジは、夫々、位置検出
信号huの立下りのエッジと位置検出信号hvの立下り
のエッジに同期している。さらに選択信号suの負方向
のパルス(電流指令信号bが選択されている場合)の立
上り(グランドレベルから負になる場合)と立下り(負
からグランドレベルに戻る場合)の各エッジは、夫々、
位置検出信号huの立上りのエッジと位置検出信号hv
の立上りのエッジに同期している。同様に、選択信号s
uのエッジは位置検出信号hvとhwのエッジに同期
し、svのエッジはhwとhuのエッジに同期してい
る。また、選択信号群sのハイレベルの電圧は電流指令
信号aの電圧レベルに一致し、ローレベルは電流指令信
号bの電圧レベルに一致する。なお、選択信号群sの電
圧レベルは電流指令信号a,bの電圧レベルに比例した
大きさとしても良い。
【0022】選択信号群sは、フィルタ回路10に入力
され、各選択信号の波形が滑らかになるように波形加工
が施される。波形が滑らかにされた信号が、選択信号f
u,fv,fwとしてフィルタ回路10から出力され
る。選択信号fu,fv,fwを、搬送波発生器14の
出力である搬送波信号(例えば3角波)と比較器9で、
各々比較し、PWM信号を生成する。このPWM信号を
インバータ駆動装置8に入力し、インバータ装置3の各
スイッチング素子をオンオフ制御する。
【0023】以上の構成で、速度制御演算処理手段13
の速度指令に一致するように、モータの回転速度を制御
する。即ち、モータ回転速度が速度指令値より小さい
と、電流指令信号aの大きさを上昇させる。これで、選
択信号群sの振幅が増大し、PWM信号におけるオンデ
ューティ比が増加し、インバータ装置3の出力電流が増
大してモータのトルクが増加し、モータが加速し回転速
度が速度指令値に一致する。モータ回転速度が速度指令
値よりも大きい場合は、電流指令信号aの大きさを減少
させて、上述と逆の動作でモータを減速し回転速度を速
度指令値に一致させる。
【0024】本実施例では、位置検出信号で直流電圧で
あるモータ電流指令信号を適宜選択して矩形波状の変調
波を作成しPWM制御を行うという、比較的簡単なPW
M制御によりブラシレスモータを駆動できる。従って、
駆動回路が簡単になり、ブラシレスモータの駆動装置を
小型化できる。また、回路が簡単になるので、従来は速
度制御演算処理手段(マイクロコンピュータなど)で行
っていたPWM信号の発生を、インバータ装置3が形成
されているモノリシック半導体集積回路に一体形成した
制御回路で行える。すなわち、PWM制御回路,インバ
ータ駆動装置(スイッチング素子のドライバ回路),イ
ンバータ主回路をモノリシックIC化できる。これによ
り、モータ駆動システムの各種の制御あるいは状態監視
などを行うマイクロコンピュータなどの演算処理装置の
負荷が軽減される。従って、小型あるいは安価な演算処
理装置を適用できる。また、駆動回路IC6内に速度指
令値設定回路と上述した電流指令信号aを作成する機能
を有する回路を内蔵すれば、速度制御演算処理手段13
が不要になる。
【0025】本実施例では、選択信号群sの波形をフィ
ルタ回路10を用いて平滑したが、フィルタ回路10を
用いずに、選択信号群sを直接変調波に用いても、従来
技術の120度通電方式よりモータ電流波形が滑らかに
なる。これは、本実施例では、120度通電方式におけ
る電気角60度分のインバータ出力オフ期間では、イン
バータ出力がオフでなく、デューティ比50%のPWM
制御行っているので、この期間モータに電流が流れ、電
流波形が滑らかになるためである。なお、フィルタ回路
は、電流波形をさらに滑らかにする効果があるので、モ
ータの騒音がより低減する。
【0026】図3を用いて、電流指令信号の選択方法を
具体的に説明する。図3において、論理信号である位置
検出信号hu,hv,hwを、信号分配回路31で分配
し、アナログスイッチ32の駆動信号ut,um,u
b,vt,vm,vb,wt,wm,wbとして出力す
る。分配信号を図4に示す。図2における選択信号su
のハイレベル,中点(グランド)レベル,ローレベルに
対応して、夫々ut,um,ubがハイレベルとなる。
ut,um,ubがハイレベルのとき、夫々、電流指令
信号a,中点(グランド)電位,電流指令bに接続され
たスイッチがオンする。その結果、図2に示した波形の
選択信号suが作成される。他の選択信号sv,swも
同様である。このように、信号分配回路31の出力信号
で、アナログスイッチ32を駆動する。アナログスイッ
チの動作で、モータ電流指令信号を選択し、増幅器33
に入力して選択信号を生成する。増幅器33の出力信号
をフィルタ回路10を介して、比較器9に入力する。比
較器9は、搬送波信号(本実施例では三角波)と比較
し、PWM信号を作成する。
【0027】(実施例2)図5を用いて本実施例を説明
する。図示は省略するが、本実施例の駆動システムの構
成は実施例1と同様であり、選択する電流指令信号のレ
ベルを実施例1の3レベル(a,グランド,b)から4
レベル(a,c,d,b)に増やした点が異なる。
【0028】実施例1では、1相当たりの選択信号が、
60度+120度の切り替え信号で、選択信号が形成さ
れるのに対し、本実施例では、60度毎に選択信号を細
分化する。まず、モータ電流指令aを4つの直流レベル
a,b,c,dに変換して得られる4レベルの電流指令
信号と位置検出信号群hにより、選択信号群sを生成す
る。図6に、具体的に選択信号を生成する回路構成を示
す。電流指令信号a,b,c,dは(数1)式から(数
3)式のように生成する。
【0029】 b=−a …(数1) d=a/z …(数2) c=−d …(数3) ここで、zは増幅率を示す。増幅率zは、モータの誘起
電圧波形レベルに相当するように調整する。例えば図5
の選択信号を正弦波を比較する。レベルcは、レベルa
を1とすると、sin 波の30度の位置が平均的な位置に
ある。従って、増幅率zは、sin30°=0.5と求めら
れる。なお、0.5 という値に限らず、選択信号の波形
を平滑にするために、0.5から0.3程度に調整するこ
とも可能である。
【0030】図6の信号分配回路31は、図7に示す論
理構成を有する。論理構成は、実施例1の図4と大略同
様である。図5の選択信号suが最も高いレベルから順
次低くなる4レベルに対応して、信号分配出力ut,u
h,ul,ubが夫々ハイレベルとなる。ut,uh,
ul,ubのハイレベルに応じて、夫々電流指令信号
a,c,d,bに接続したスイッチが導通し、図5のs
uが作成される。他の選択信号sv,swについても同
様である。このようにして、分配回路の出力信号をアナ
ログスイッチ群32に与え、直流信号a,b,c,dを
選択する。選択した信号を増幅器33に入力し、増幅器
33の出力信号をフィルタ回路10へ入力する。
【0031】本実施例では、選択信号の分解能が向上す
るので、低騒音の低下が大きい。なお、本実施例で、フ
ィルタ回路を用いずに選択信号群sを搬送波と直接比較
しても、モータ電流は滑らかになるので、フィルタ回路
を無くして、フィルタ回路の時定数の影響が無くし、回
転数の広い範囲で騒音にすることもできる。
【0032】図7の論理構成は、位置検出信号から自動
的に生成できるが、位置検出信号と選択信号の位相関係
を論理的手段で、ずらすこともできる。本実施例では6
0度刻みであるが、極端に回転数が異なる2点の動作点
間において、位置検出の位相差が著しく異なるような場
合には、信号分配回路の論理構成を変更することが容易
にできる。
【0033】なお、前記図3に示すフィルタ回路10
は、単純に抵抗とコンデンサを基本とした一次遅れ回路
を構成しているが、これを複雑なフィルタ回路構成、例
えば多段CRフィルタにしてもよい。
【0034】(実施例3)図8に、モータ駆動回路を有
するモノリシック半導体集積回路を内蔵するモータの実
施例を示す。インバータ装置をモノリシック化して駆動
回路IC6とする利点は次の通りである。 (1)インバータ装置が小型になるので、モータに内蔵
できる。 (2)インバータ装置がモータ内蔵にできるので、位置
検出信号をモータの外に引き出す必要がなくなり、引き
出し配線が省略できる。 (3)位置検出回路とインバータ装置の距離が短く、ま
た、位置検出信号が論理信号であるため、インバータ装
置の出力電圧のdv/dtノイズに対してノイズ耐量を
高めることができる。 (4)インバータ装置のモノリシック化で、モータ電流
指令を反転する反転器等の増幅率の精度が向上する。 (5)モータ負荷の増大で、モータ電流位相が遅れ位相
となりモータの効率が低下し、インバータ出力電流の増
加でインバータ装置7が加熱するそこで、フィルタ回路
の抵抗器の温度特性を負特性とするか、コンデンサの温
度特性を負特性にして、温度上昇に伴いフィルタ時定数
が小さくなるように設定するし、インバータ装置の過熱
で電流位相が進相するように働き、モータ効率を低下さ
せないように温度補償できる。 (6)モータの電流指令が1つの直流電圧信号で制御で
きるため、モータの引き出し配線を簡略化できる。 (7)モータの回転数が上がると、モータ効率が最大と
なる電流位相より位相が進む傾向にあるので、回転数が
高くなればフィルタ回路で電流位相が遅れる特性を持た
せてモータ効率低下を補償できる。
【0035】図8で、モータの筐体51にモータ巻線か
らなる固定子52をはめ込み、固定子52には固定子側
入力端子58を設置する。永久磁石回転子53を、固定
子52に触れないよう適切なギャップを設けて、固定子
内部に設置する。回転子53の上部に、本発明のインバ
ータ装置内蔵のモノリシック半導体集積回路(駆動回路
IC6)と回転子の磁極位置検出器5(ホールIC)
と、周辺回路とを回路基板54上に設置する。なお、図
8では、位置検出器5を便宜上上向きに示したが、実際
は基板の裏側に設置し、回転子の磁極を検出しやすい様
にする。ここで、固定子側の固定子側入力端子58と回
路基板側インバータ出力端子57を絶縁された配線56
で接続する。また、回路基板54からインバータ駆動用
の配線59が引き出される。モータの駆動に最低限必要
な配線数は、モータ駆動用の高圧電源+側,−側(グラ
ンド),モノリシック集積回路用制御電源+側,モータ
電流制御用入力信号,モータ回転出力信号の計5つであ
る。従って、モータ駆動回路をモータ筐体の外部に設け
る場合に配線数が大幅に減る。
【0036】フィルタ回路10は固定された時定数に応
じた周波数で、階段状信号を滑らかにするので、特定の
モータ回転数のモータ電流が滑らかになる。さらに、回
転数に応じてフィルタ回路10の時定数を変化させれ
ば、使用回転数が広いモータでも、騒音が低下しても、
モータ効率が低下しない。
【0037】図9は、本発明のモータ駆動回路が形成さ
れるモノリシック半導体集積回路の断面を示す。本集積
回路は、誘電体分離基板に形成される。誘電体(絶縁
体)であるシリコン酸化膜(SiO2)42で覆われた単
結晶島44の中に、図1においてインバータ装置3を構
成する半導体スイッチング素子(IGBT)や高速ダイ
オード,インバータ駆動装置8やPWM信号を発生する
ための他の回路などを構成する電気素子が形成される。
素子間はアルミニウム配線43で結線される。各単結晶
島44は、シリコン酸化膜42で電気的に絶縁分離され
るとともに、単結晶島44とシリコン酸化膜42の外側
を覆う多結晶シリコンにより支持される。
【0038】図10は、図9のモノリシック半導体集積
回路の平面パターンを示す。6個の高速ダイオード46
が隣接して設けられる領域と、6個のIGBT47が隣
接して設けられる領域があり、これらの半導体素子によ
りインバータ装置が構成される。IGBTが設けられる
領域に隣接して、これらのIGBTをオンオフ制御する
ためのインバータ駆動装置やPWM信号を発生するIG
BT駆動回路領域と論理回路領域48に形成される。上
記の実施例は、この領域48の回路に適用される。この
ため、領域48は、インバータ駆動装置とPWM信号を
発生する回路を含むにもかかわらず、比較的簡単な回路
構成になるために領域48の面積を低減できる。従っ
て、小さなチップサイズで、インバータ装置,インバー
タ駆動装置とPWM信号を発生するための回路をモノリ
シック化できる。
【0039】(実施例4)図11に、本実施例のエアコ
ン室内機の概略構造を示す。エアコン室内機は、熱交換
機72と、熱交換機72で発生した熱(または冷熱)を
外部に排出する環流ファン77と、環流ファン77によ
り発生した風向きを制御する風向板78と、環流ファン
77を回転させるファンモータ76と、ファンモータ7
6を固定するモータ支持台75と、ファンモータ76を
駆動するための電源回路とモータ駆動回路74を備えた
電気品ボックス73とを有し、これらが化粧パネル71
で覆われる。なお化粧パネル71は、室内機の全面を覆
っているが、図11では内部構造がわかるように、便宜
上、一部の化粧パネル71を省略してある。
【0040】ファンモータ76は、図8に示した駆動回
路内蔵モータであって、電気品ボックス73から供給さ
れる配線が、モータ駆動電源のプラス側とマイナス側の
電源配線と、モータ回転数を制御する信号線、回転数を
モニタする回転数信号線、とモータ内蔵の駆動回路を駆
動する電源線からなる。
【0041】これらで、モータ磁極位置信号線が不用で
あるため、配線コストが低減されると共にノイズに対す
る信頼性が向上する。
【0042】本実施例ではファンモータ76を、モータ
支持台75に直接固定した。従来技術ではモータからの
振動を緩和するために、ゴム製の振動防止装置を取り付
けていたが本実施例ではこれを必要としない。本実施例
空調機の室内機はモータの駆動回路の工夫でモータ振動
が低減したので、振動防止装置が不要となった。このた
めエアコンの製造コストが削減できる。なお、ファンモ
ータは、駆動回路外付けでもよい。
【0043】図12に、本実施例のエアコン室外機の概
略構造を示す。エアコン室外機は、熱交換機72と、熱
交換機72で発生した熱(または冷熱)を排出する室外
ファン79と、室外ファン79を回転させるファンモー
タ76と、ファンモータ76を固定するモータ支持台7
5と、ファンモータ76を駆動するための電源回路とモ
ータ駆動回路84を備えた電気品ボックス73とを有
し、これらが化粧パネル71で覆われる。なお化粧パネ
ル71は、室内機の全面を覆っているが、図12では内
部構造がわかるように、便宜上、一部化粧パネル71を
省略してある。
【0044】本実施例ではファンモータ76が、図8に
示した駆動回路を内蔵しており、電気品ボックス73に
内蔵されたプリント基板83上に搭載した駆動回路84
から、モータ配線85で電力供給される。該モータ配線
は、モータ駆動電源のプラス側とマイナス側の電源配線
と、モータ回転数を制御する信号線、回転数をモニタす
る回転数信号線、とモータ内蔵の駆動回路を駆動する電
源線からなる。このように、電気品ボックスからモータ
に接続されるモータ磁極位置信号線が不用になるので、
配線コストが低減されると共にノイズに対する信頼性が
向上する。
【0045】図13に、エアコン室外機のファン79と
ファンモータ76と、ファンモータ76とモータ支持台
75とを固定する概略構造を示す。ファンモータ76
を、モータ支持台75にあけたモータ取付孔82(図1
2参照)に、ネジ86,ナット87,ワッシャ88、な
どで固定する。ファン79は、モータのシャフト89に
ワッシャ88を介してナット87で固定される。ファン
モータ76は、モータ支持台75に直接固定してある。
従来技術ではモータの振動を緩和するために、ゴム製の
振動防止装置を取り付けていたが本実施例ではこれを必
要としない。なお、ファンモータは、駆動回路を外付け
したものでもよい。
【0046】(実施例5)図14に、本発明の冷蔵庫の
構造の概略を示す。本実施例の冷蔵庫は、機械室100
内に、圧縮機支持台98で固定された圧縮機99を備
え、電気ボックス95内に収めたモータ駆動回路96
で、モータ配線97を介して圧縮機99に内蔵されたモ
ータに電力を供給し、圧縮機99で圧縮した冷媒を冷媒
配管94を介して熱交換機91で熱交換し、さらに冷媒
配管94を介し、庫内冷却ファン93で冷気を庫内に送
風する。
【0047】圧縮機99は、圧縮支持台98に直接固定
してある。従来技術ではモータの振動を緩和するため
に、ゴム製の振動防止装置を取り付けていたが本実施例
ではこれを必要としない。本実施例の冷蔵庫ではモータ
の駆動回路の工夫でモータ振動を低減したので、振動防
止装置が不要となった。なお、圧縮機のモータは、駆動
回路を内蔵していても外付けであってもよい。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、簡単なモータ駆動回路
で低騒音のモータ駆動ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のモータ駆動回路およびモータ駆動シ
ステムの説明図である。
【図2】実施例1のモータ駆動回路の動作波形の説明図
である。
【図3】実施例1の電流指令信号の選択方法を示す説明
図である。
【図4】実施例1の分配信号の説明図である。
【図5】実施例2のモータ駆動回路の動作波形の説明図
である。
【図6】実施例2の電流指令信号の選択方法を示す説明
図である。
【図7】実施例2の分配信号の説明図である。
【図8】実施例3のモータ駆動回路ICを内蔵したモー
タの説明図である。
【図9】実施例3のモータ駆動回路ICの誘電体分離基
板の断面である。
【図10】実施例3のモータ駆動回路ICの平面パター
ンの説明図である。
【図11】実施例4のエアコン室内機の内部構造を表わ
す模式図である。
【図12】実施例4のエアコン室外機の内部構造を表わ
す模式図である。
【図13】実施例4のエアコン室外機のファンとファン
モータの取り付け構造の説明図である。
【図14】実施例5の冷蔵庫の内部構造の説明図であ
る。
【符号の説明】
1…商用電源、2…整流器、3…インバータ装置、4…
モータ、5…磁極位置検出器、6…モノリシック半導体
集積回路(駆動回路IC)、7…インバータ装置とモー
タ磁極位置検出器内蔵モータ、8…インバータ駆動装
置、9…比較器、10…フィルタ回路、11…信号選択
手段、12…反転増幅器、13…速度制御演算処理手段
(マイクロコンピュータ)、14…搬送波発生器、15
…周波数−電圧変換器(F/V)、16…ゼロクロス回
路、17…直流電圧源、20…中点発生手段、25…ホ
ール素子(アナログ出力)、31…信号分配回路、32
…アナログスイッチ、33…増幅器(バッファ)、41
…多結晶シリコン基板、42…シリコン酸化膜(Si
2)、43…アルミニウム配線、44…単結晶島、4
5…モノリシック集積回路チップ、46…高速ダイオー
ド、47…インバータ出力IGBT領域、48…IGB
T駆動回路と論理回路領域、51…モータ筐体、52…
固定子、53…回転子、54…回路基板、55…モータ
筐体、56…配線、57…回路基板側インバータ出力端
子、58…固定子側入力端子、59…インバータ駆動用
配線、71…化粧パネル、72…熱交換機、73…電気
品ボックス、74…モータ駆動回路、75…モータ支持
台、76…ファンモータ、77…環流ファン、78…風
向板、79…室外ファン、80…圧縮機、82…モータ
取付孔、83…プリント基板、84…駆動回路、85…
モータ用配線、86…ネジ、87…ナット、88…ワッ
シャ、89…シャフト、90…冷蔵庫筐体、91…熱交
換器、92…冷蔵庫内、93…庫内冷却ファン、94…
冷媒配管、95…電気品ボックス、96…モータ駆動回
路、97…モータ配線、98…圧縮機支持台、99…圧
縮機、100…機械室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 荘 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立事業所内 (72)発明者 川端 幸雄 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 石井 誠 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所冷熱事業部内 Fターム(参考) 3L045 AA02 AA07 BA01 CA02 DA02 EA01 LA10 PA01 PA04 PA06 3L050 BA02 5H560 AA01 AA02 BB12 DA02 EB01 RR01 SS07 TT07 TT08 TT10 XA12

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パルス幅変調制御され、モータに駆動電力
    を供給する電力変換装置と、前記モータの回転速度に応
    じた複数の指令信号を発生する手段と、前記モータの磁
    極位置に基づいて、前記複数の指令信号のうちの何れか
    を選択して変調波を作成する手段と、前記変調波に基づ
    いて前記電力変換装置をパルス幅変調制御する手段と、
    を備えることを特徴とするモータ駆動回路。
  2. 【請求項2】請求項1において、複数の前記指令信号が
    複数の直流レベルを有し、前記変調波が前記直流レベル
    に応じたレベルを有することを特徴とするモータ駆動回
    路。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記変調波の波形を平
    滑にするフィルタ回路を備えることを特徴とするモータ
    駆動回路。
  4. 【請求項4】半導体チップと、前記半導体チップに形成
    される、パルス幅変調制御によりオンオフされる、モー
    タに電力を供給するための半導体スイッチング素子と、
    前記モータの回転速度信号に応じた複数の指令信号を発
    生する手段と、前記モータの磁極位置検出信号に基づい
    て、前記複数の指令信号のうちの何れかを選択して変調
    波を作成する手段と、前記変調波に基づいて前記半導体
    スイッチング素子をパルス幅変調制御する手段と、を備
    えることを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】モータと、パルス幅変調制御され、前記モ
    ータに駆動電力を供給する電力変換装置と、前記モータ
    の磁極の位置を検出する磁極位置検出器と、前記磁極位
    置検出器の出力信号に基づいてモータの回転速度を検出
    する速度検出手段と、前記速度検出手段の出力信号に応
    じた複数の指令信号を発生する手段と、前記速度検出手
    段の前記出力信号に基づいて、前記複数の指令信号のう
    ちの何れかを選択して変調波を作成する手段と、前記変
    調波に基づいて電力変換装置をパルス幅変調制御する手
    段と、を備えることを特徴とするモータ駆動システム。
  6. 【請求項6】回転子と固定子を収納する筐体を有し、請
    求項1に記載のモータ駆動回路で電力が供給されるモー
    タであって、前記磁極の位置を検出するための磁極位置
    検出器と、前記モータ駆動回路と、を筐体内に内蔵する
    ことを特徴とするモータ。
  7. 【請求項7】回転子と固定子を収納する筐体を有し、請
    求項4に記載の半導体集積回路で電力が供給されるモー
    タであって、磁極位置検出信号を出力する磁極位置検出
    器と、前記半導体集積回路モータ駆動回路と、を筐体内
    に内蔵することを特徴とするモータ。
  8. 【請求項8】請求項6ないし7の何れかに記載のモータ
    を用いて、室内機ファンモータとモータ支持台とを直接
    固定することを特徴とする空調機。
  9. 【請求項9】請求項6ないし7の何れかに記載のモータ
    を用いて、室外機ファンモータとモータ支持台とを直接
    固定することを特徴とする空調機。
  10. 【請求項10】請求項6ないし7の何れかに記載のモー
    タを用いて、冷蔵庫圧縮機駆動用モータとモータ支持台
    とを直接固定することを特徴とする冷蔵庫。
  11. 【請求項11】パルス幅変調制御される電力変換装置で
    モータを駆動するモータ駆動方法であって、前記モータ
    の回転速度に応じた複数の指令信号を作成し、前記モー
    タの磁極位置に基づいて、前記複数の指令信号の内の何
    れかを選択して変調波を作成し、前記変調波に基づいて
    前記電力変換装置をパルス幅変調制御することを特徴と
    するモータ駆動方法。
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