JP2002335504A - 蓄積型受信装置 - Google Patents
蓄積型受信装置Info
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- JP2002335504A JP2002335504A JP2002042723A JP2002042723A JP2002335504A JP 2002335504 A JP2002335504 A JP 2002335504A JP 2002042723 A JP2002042723 A JP 2002042723A JP 2002042723 A JP2002042723 A JP 2002042723A JP 2002335504 A JP2002335504 A JP 2002335504A
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Abstract
利便性の高い部分コンテンツ提供方式を実現する。 【手段】 受信部20は、所望のトランスポートストリ
ームを受信して復元部22に出力する。復元部22は、
トランスポートストリーム中から所望のサービスを選択
してコンテンツの復元を行う。蓄積制御部28は、使用
者の視聴指令とは別に、ペイパービューコンテンツのプ
レビューを自動的に蓄積部32に蓄積する。したがっ
て、蓄積部32には、多くのペイパービューコンテンツ
のプレビューが自動的に蓄積されていく。再生制御部3
0は、使用者の指令に従い、蓄積部32に蓄積されたプ
レビューを読み出して、復元部22に与えて復元する。
したがって、使用者は、必要なときにプレビューを視聴
することができる。また、プレビューは予め蓄積されて
いるので、意図されているプレビューを完全な形で視聴
することができる。
Description
し、特にそのプレビューなどの部分的なコンテンツの取
り扱いに関するものである。
送において、個々のコンテンツごとに視聴料金を定めて
おき、料金の支払いを条件に当該コンテンツのみを視聴
させる方式(ペイパービュー方式)がある。このペイパ
ービュー方式においては、購入の前に、コンテンツの一
部を視聴者に見せることが行われている。これを、プレ
ビューと呼ぶ。
コンテンツの雰囲気や概要を知ることができ、視聴購入
するか否かの判断材料とすることができる。これによ
り、タイトル等の情報のみで視聴購入の有無を決定する
場合に比べて、視聴購入したコンテンツの内容が予想外
であったという事態を少なくすることができる。つま
り、視聴者にとって、安心して視聴購入を行うことがで
きる。
行うことによって、結果的に視聴者からの視聴購入が増
えるという大きなメリットを受けることができる。
な問題があった。
始から所定時間(たとえば10分間)に限定すると、コ
ンテンツの他の時期(10分後からコンテンツ終了ま
で)には、視聴者はプレビューを行うことができなくな
ってしまう。このため、視聴者にとってはプレビュー可
能な機会が減少し、ひいては視聴購入も減少してしまう
おそれがある。
プレビューの開始を可能としておけば、上記のような問
題は生じない。しかし、この場合には、プレビューとし
てふさわしくないシーン(たとえばクライマックスシー
ン、クイズ番組における回答シーンなど)も、プレビュ
ーの対象となってしまうという問題を生じる。
ューの開始を可能とした場合には、さらに、次のような
問題も生じる。ペーパービューコンテンツは、繰り返し
て同じ内容のものが放送されるのが通常である。したが
って、毎回の放送ごとに、異なる部分をプレビューして
記録していけば、視聴支払をすることなく、完全なコン
テンツを記録することができてしまうという問題があ
る。
プレビューだけでなく、有料・無料コンテンツを問わ
ず、複数のコンテンツのそれぞれについて、その一部
(部分コンテンツ)をまとめて視聴したいという要請も
ある。
て、視聴者およびコンテンツ提供者にとってより利便性
の高い部分コンテンツ提供方式を実現することを目的と
する。
蓄積型受信装置は、送信装置から送信されてきたコンテ
ンツを受信する受信部と、コンテンツを蓄積するための
蓄積部と、受信部によって受信したコンテンツまたは蓄
積部に蓄積したコンテンツを、制御部の制御に従って復
元して出力する復元部と、少なくとも復元部を制御する
制御部とを備え、前記制御部は、複数のコンテンツにつ
いて、予め各コンテンツの一部のみを部分コンテンツと
して取り出して蓄積部に出力するよう復元部を制御する
蓄積制御部と、蓄積部に蓄積された部分コンテンツを所
望の時に読み出し、再生して出力する再生制御部とを備
えていることを特徴としている。
内容に拘わらず、必要に応じて部分コンテンツを再生し
て出力することができる。
御部が、使用者からの部分コンテンツ再生指令に基づい
て、蓄積された複数の部分コンテンツから所望の部分コ
ンテンツを選択して再生することを特徴としている。
ときに、蓄積しておいた部分コンテンツ中から必要な部
分コンテンツを再生することができる。
が、使用者からの部分コンテンツ再生指令によって選択
された部分コンテンツを特定するための情報を記録また
は外部に送信することを特徴としている。
がどのような部分コンテンツを再生したかの履歴を記録
しておくことができる。また、外部において利用するこ
とができる。
御部が、部分コンテンツ再生指令とは異なる指令に対す
る制御を制御部が行っている間に、蓄積された複数の部
分コンテンツから所望の部分コンテンツを選択して再生
することを特徴としている。
を待っている間を利用して、蓄積しておいた部分コンテ
ンツを積極的に再生することができる。
指令が、ジャンル検索による番組表の表示命令であり、
再生制御部が、前記指令によって検索対象となっている
ジャンルに属する部分コンテンツを所望の部分コンテン
ツとして選択して再生することを特徴としている。
索の処理中に部分コンテンツを再生し、使用者の待ち時
間中に、部分コンテンツを印象づけて再生することがで
きる。
御部が、蓄積部に蓄積された複数の部分コンテンツを、
順次、再生するよう制御することを特徴としている。
ンテンツを、次々と、視聴することができる。
が、受信部からの信号を復元部においてコンテンツに復
元して出力するよう制御する処理と平行して、複数のコ
ンテンツについて、予め各コンテンツの一部のみを部分
コンテンツとして取り出して蓄積部に出力するよう復元
部を制御することを特徴としている。
受信しつつ、部分コンテンツの蓄積を行うことができ
る。
御部が、使用者の指令した条件に合致するコンテンツの
部分コンテンツのみを蓄積部に出力するよう復元部を制
御することを特徴としている。
の部分コンテンツのみを蓄積することができる。
御部が、前記使用者による部分コンテンツ蓄積条件を記
録または外部に送信することを特徴としている。
テンツの蓄積を希望しているかを受信装置側に記録する
ことができる。また、外部において利用することができ
る。
の指令する条件が、コンテンツのジャンルであることを
特徴としている。
属するコンテンツの部分コンテンツのみを蓄積すること
ができる。
御部が、受信部からの出力に基づいて、各コンテンツが
ペイパービューコンテンツであるか否かを判断し、ペイ
パービューコンテンツであれば、当該コンテンツのプリ
ビューを部分コンテンツとして取り出して蓄積部に出力
するよう復元部を制御することを特徴としている。
プリビューを選択して蓄積することができる。これによ
り、必要に応じて蓄積したプレビューを再生することが
できる。
が、ペイパービューコンテンツに対する使用者からの購
入指令を受けると、以下の処理を行うことを特徴として
いる:当該購入指令の時において、受信部が受信して出
力している当該ペイパービューコンテンツの開始からの
経過時間よりも、蓄積部に蓄積済の当該ペイパービュー
コンテンツのプリビューの再生時間の方が長いか否かを
判断し、前記再生時間の方が長ければ、蓄積部に蓄積さ
れている当該プリビューを再生するとともに、少なくと
も前記経過時間よりも長いコンテンツを一時記憶できる
一時記憶部を用いて、当該ペイパービューコンテンツを
受信して一時記憶部に記憶しつつ、一時記憶部に記憶し
た当該ペイパービューコンテンツを再生する。
既に開始した後に、視聴購入申込を行った場合であって
も、次回の放送を待たずに、コンテンツ全体を通して視
聴することができる。
が、プリビューを視聴した使用者によるペイパービュー
コンテンツに対する購入指令を受けると、以下の処理を
行うことを特徴としている:当該購入の時において、現
在、当該ペイパービューコンテンツの放送が行われてい
るか否かを、受信した番組情報に基づいて判断し、現
在、放送が行われていなければ、当該ペイパービューコ
ンテンツの購入指令を記憶しておき、番組情報が更新さ
れるごとに、購入指令を記憶したペイパービューコンテ
ンツの放送予定があるか否かを判断し、放送予定があれ
ば、その旨の表示出力を行う。
が番組情報に掲載されておらず放送されていなくとも、
当該コンテンツが再放送された場合に、その旨を使用者
に知らせることができる。
ンツ提供者装置と通信回線を介して通信を行うための通
信部をさらに備え、制御部が、プリビューを視聴した使
用者によるペイパービューコンテンツに対する購入指令
を受けると、以下の処理を行うことを特徴としている:
当該購入の時において、現在、当該ペイパービューコン
テンツの放送が行われているか否かを、受信した番組情
報に基づいて判断し、現在、放送が行われていなけれ
ば、当該ペイパービューコンテンツの購入指令を、通信
部により、コンテンツ提供者装置に送信するよう制御す
る。
て、現在は放送を行っていないにも拘わらず視聴購入申
込のあったコンテンツを知ることができ、再放送をする
か否かの判断材料などとして用いることができる。
が、受信した番組情報を復元する際に、部分コンテンツ
を蓄積部に蓄積したコンテンツを、他のコンテンツと区
別可能に表示するように表示出力を行うことを特徴とし
ている。
その部分コンテンツを視聴可能であるか否かを容易に知
ることができる。
御部が、蓄積部に新たな部分コンテンツを蓄積できなく
なった場合、最も古く蓄積を行った部分コンテンツから
削除して、蓄積可能とすることを特徴としている。
ンツを順次蓄積していくことができる。
御部が、蓄積部に新たな部分コンテンツを蓄積できなく
なった場合、受信した番組情報に基づいて、現在放送さ
れていないコンテンツの部分コンテンツを見出し、当該
部分コンテンツを削除して、新たな部分コンテンツを蓄
積可能とすることを特徴としている。
いるコンテンツに対応する部分コンテンツを優先して蓄
積することができる。
御部が、蓄積部に新たな部分コンテンツを蓄積できなく
なった場合、既に再生された部分コンテンツを削除し
て、新たな部分コンテンツを蓄積可能とすることを特徴
としている。
ンツを優先して蓄積することができる。
御部が、蓄積部に新たな部分コンテンツを蓄積できなく
なった場合、使用者の指令に応じて既に再生されたコン
テンツに対応する部分コンテンツを削除して、新たな部
分コンテンツを蓄積可能とすることを特徴としている。
に対応する部分コンテンツを優先して蓄積することがで
きる。
が、蓄積した部分コンテンツを再生している際に、当該
部分コンテンツに対応するコンテンツが現在受信できる
か否かを判断し、受信できれば当該コンテンツを一時的
に記録することを特徴としている。
聴し、当該部分コンテンツに対応するコンテンツを購入
しようとした場合に、一時的に記録したコンテンツを用
いて、ユーザにより利便性の高いコンテンツの提供を行
うことができる。
が、蓄積した部分コンテンツを再生している際に、当該
部分コンテンツに対応するコンテンツに対しての使用者
からの購入要求を受けると、前記一時的に記録しておい
たコンテンツを用いて、受信しているコンテンツの不足
部分を補うことを特徴としている。
た場合でも、放送の最初からコンテンツを視聴させるこ
とができる。
が、さらに、蓄積した部分コンテンツも併せて用いて、
受信しているコンテンツの不足部分を補うことを特徴と
している。
とのできる可能性をより高めることができる。
ァを用意して、当該バッファに一時的に記録したコンテ
ンツまたは蓄積した部分コンテンツまたはその双方を一
時的に記憶し、当該バッファに記憶された内容を読み出
して再生した後、当該再生した内容を削除するととも
に、当該バッファに受信したコンテンツを追加して記憶
することによって、コンテンツの不足部分を補いつつ再
生することを特徴としている。
つ、リアルタイムにコンテンツをユーザに視聴させるこ
とができる。
ンテンツが、ペイパービューコンテンツのプレビューで
あることを特徴としている。
ペイパービューのプレビューを視聴することができる。
の蓄積制御部が、放送されてきたコンテンツのうち、プ
レビュー可能なペイパービューコンテンツを選択して、
プレビューを蓄積することを特徴としている。
プレビューだけを集中して視聴することができる。
御部が、受信したECMの内容および、ECMを鍵再生
部に送信した結果として有効な鍵が返送されてきたこと
の双方に基づいて、プレビュー可能なペイパービューコ
ンテンツであるか否かを判断することを特徴としてい
る。
することなく、プレビュー可能なペイパービューコンテ
ンツであるか否かを判断することができる。
御部が、放送を受信して、プレビュー可能なペイパービ
ューコンテンツを選択してリストを生成した後、当該リ
ストに基づいて、プレビューの蓄積を行うことを特徴と
している。
化することができる。
御部が、使用者からの蓄積要求を受けると、蓄積要求の
対象となっているコンテンツの容量と、蓄積部の残容量
とに基づいて、当該コンテンツの蓄積に支障がないかど
うかを判断し、少なくとも支障があると判断した場合に
はその旨を出力することを特徴としている。
該コンテンツの蓄積に支障がないかどうかを知ることが
できる(32)この発明の蓄積型受信装置は、蓄積制御部
が、コンテンツの単位時間当たりの送信容量情報と、当
該コンテンツの時間長とに基づいて、コンテンツ蓄積に
必要な容量を予測することを特徴としている。
を正確に予測することができる。
御部が、当該コンテンツの部分コンテンツの時間長と必
要容量、および当該コンテンツの時間長とに基づいて、
当該コンテンツ蓄積に必要な容量を予測することを特徴
としている。
位時間当たりの送信容量情報が送信されていない場合
や、取得できない場合であっても、コンテンツ蓄積に必
要な容量を予測することができる。
御部が、部分コンテンツの蓄積の際に、予め各コンテン
ツの容量を記録するようにしており、当該記録内容に基
づいて、各コンテンツの容量を取得することを特徴とし
ている。
いかどうかを迅速に判断することができる。
御部が、蓄積要求の対象となっているコンテンツの蓄積
に支障があると判断した場合、予め記録しておいた各コ
ンテンツの容量に基づいて、蓄積可能な他のコンテンツ
を蓄積候補として出力することを特徴としている。
ら蓄積可能なコンテンツを選択して蓄積させることがで
きる。
御部が、蓄積要求の対象となっているコンテンツの蓄積
に支障があると判断した場合、圧縮率を変更すれば当該
コンテンツを蓄積できるか否かをさらに判断し、蓄積可
能となる圧縮率を見いだした場合には、当該圧縮率を出
力することを特徴としている。
該コンテンツを蓄積することができる。
御部が、蓄積要求の対象となっているコンテンツの蓄積
に支障があると判断した場合、要約的蓄積を行えば当該
コンテンツを蓄積できるか否かをさらに判断し、要約的
蓄積によって蓄積が可能であると判断した場合には、そ
の旨を出力することを特徴としている。
て当該コンテンツを蓄積することができる。
一部を部分コンテンツとして視聴することのできる受信
装置であって、部分コンテンツを視聴した履歴およびコ
ンテンツを視聴した履歴を記録または外部に送信する制
御部を備えている。
テンツを視聴し、どのようなコンテンツを視聴したかを
記録することができる。また、外部において利用するこ
とができる。
たコンテンツを受信して蓄積し、蓄積したコンテンツを
復元して出力する受信装置であって、使用者の指令した
条件に合致するコンテンツの部分コンテンツを選択して
蓄積するとともに、前記使用者による部分コンテンツ蓄
積条件を記録または外部に送信するよう制御する制御部
を備えている。
ンテンツの蓄積を希望しているかを記録することができ
る。また、外部において利用することができる。
積された部分コンテンツを視聴する指令を使用者が与え
た履歴も記録または外部に送信するよう制御することを
特徴としている。
テンツを視聴したかを記録することができる。また、外
部において利用することができる。
信したコンテンツを視聴または蓄積する指令、または蓄
積されたコンテンツを視聴する指令を使用者が与えた履
歴も記録または外部に送信するよう制御することを特徴
としている。
聴・蓄積したかを記録することができる。また、外部に
おいて利用することができる。
旦、記録した履歴または条件を送信装置側に送信するこ
とを特徴としている。
または条件をまとめて送信装置側に送信できる。
表の表示方法は、プレビュー視聴が可能であるか否か
を、各有料番組に対して表示するようにしたことを特徴
としている。
可能であるか否かを判断することができる。
表の表示方法は、少なくとも前記各有料番組に対して、
蓄積に必要な容量を表示するようにしたことを特徴とし
ている。
容易に取得することができる。
信されてきたコンテンツのプレビューを予め蓄積してお
き、プレビューの再生が必要なときに、当該蓄積してお
いたプレビューを再生することを特徴としている。
内容に拘わらず、必要に応じて部分コンテンツを再生し
て出力することができる。
側は、送信側から送信されてきたコンテンツのプレビュ
ーを予め蓄積しておき、使用者が蓄積したプレビューに
基づいてコンテンツ購入を指令した時において、現在、
当該ペイパービューコンテンツの放送が行われているか
否かを、受信した番組情報に基づいて判断し、現在、放
送が行われていなければ、当該ペイパービューコンテン
ツの購入指令を、送信側に送り、送信側は、複数の受信
側からのペイパービューコンテンツの購入指令を受け、
当該購入指令の量に基づいて、当該ペイパービューコン
テンツの再放送を行うか否かを決定することを特徴とし
ている。
を行っていないにも拘わらず視聴購入申込のあったコン
テンツを知ることができ、これに基づいて再放送をする
か否かの決定を行うことができる。
信装置からのデータを受信する機能を有する装置をい
い、表示装置を持たないいわゆるセット・トップ・ボッ
クスや、表示装置を有するテレビセットの双方を含む概
念である。
されてくる信号を受信する機能を有するものをいう。実
施形態においては、チューナ44がこれに該当する。
号を受けて、画像信号や音声信号などの出力信号を生成
する機能を有するものをいう。実施形態では、TSデコ
ーダ48がこれに該当する。
を行うものをいう。実施形態では、CPU58およびプ
ログラムがこれに該当する。
のプレビュー蓄積処理がこれに対応する。
1、図32のプレビュー視聴処理がこれに対応する。
することだけでなく、蓄積することも含む概念である。
ル鍵を復元する処理を行う手段をいう。実施形態では、
ICカード66がこれに該当する。
用するためのデータまたはプログラムもしくはこれら双
方を含むものをいう。「コンテンツとしてのデータ」と
は、静止画データ、動画データ、音声データ、制御に用
いるためのデータなどを含む概念であり、たとえば、テ
レビ番組、映画、ニュース、ドラマ、ゲーム、音楽、機
器制御のためのデータなどである。「コンテンツとして
のプログラム」とは、何らかの処理を行うための手順を
記述したものであり、スクリプト、モジュール等の形式
を問わない。たとえば、双方向テレビを実現するための
プログラム、ゲーム実行のためのプログラム、機器を制
御するためのプログラムなどである。
ンツを送信することをいい、一斉放送だけでなく、送信
側と受信側が一対一にて送信する場合を含む概念であ
る。
量からみて、当該コンテンツを蓄積できない場合だけで
なく、当該コンテンツを蓄積した場合の残容量があまり
にも少なくなって十分なワークエリアを確保できなくな
る場合等を含む概念である。
プログラムを記録したROM、RAM、フレキシブルデ
ィスク、CD−ROM、メモリカード、ハードディスク
等の記録媒体をいう。また、電話回線、搬送路等の通信
媒体も含む概念である。CPUに接続されて、記録され
たプログラムが直接実行されるハードディスクのような
記録媒体だけでなく、一旦ハードディスク等にインスト
ールした後に実行されるプログラムを記録したCD−R
OM等の記録媒体を含む概念である。
行可能なプログラムだけでなく、ソース形式のプログラ
ム、圧縮処理がされたプログラム、暗号化されたプログ
ラム等を含む概念である。
体構成を示す。コンテンツ提供者は、オンラインまたは
オフラインにより、コンテンツ提供者装置4から送信装
置2にコンテンツを送る。送信装置2は、コンテンツ提
供者からのデータを1つのサービス(地上波のチャネル
に相当する番組のかたまり)とし、複数のチャネルを多
重化してトランスポートストリームとする。さらに、送
信装置2は、このような複数のトランスポートストリー
ムを放送する。受信装置8は、衛星6を介して、所望の
トランスポートストリーム、サービスを受信する。
トリームTSとサービスSVの一例を示す。この例で
は、トランスポートストリームTS1には、時分割多重
化により、複数のサービスSV11、SV12、SV1
3、SV14が含まれる。他のトランスポートストリー
ムTS2、TS3・・・においても同様である。また、
各トランスポートストリームTS1、TS2、TS3・
・・は、異なる周波数によって送信されて区別される。
テンツ受信部9は、コンテンツ提供者装置4からのコン
テンツを受信して、コンテンツ蓄積部10に渡す。な
お、コンテンツは、記録媒体等に記録してコンテンツ蓄
積部10に渡すようにしてもよい。コンテンツ蓄積部1
0には、上記各サービスSV11、SV12・・・SV
21・・・SV34・・・のコンテンツが蓄積される。
データ送信制御部12は、これらコンテンツを予め定め
られた放送予定時間に読み出して、多重化部14に与え
る。多重化部14は、与えられた複数のコンテンツをパ
ケット化して多重化する。送信部16は、生成されたト
ランスポートストリームを電波として送信する。
て生成されたデータの関係を示す。コンテンツは、音声
データES(A)、映像データES(V)とされる。図
5に示すように、1つのトランスポートストリームに
は、複数の音声データES(A)、映像データES
(V)が送出される。なお、各音声データES(A)、
各映像データES(V)は、スクランブルキーKsによ
って暗号化され、パケット化されて時分割で多重化され
ている。それぞれの音声データES(A)、映像データ
ES(V)には、異なるパケットIDが付されてパケッ
ト化される。したがって、パケットIDによって、各サ
ービスの音声データES(A)、映像データES(V)
を区別することができる。
は、各サービスごとに異なるものが送出される。制御デ
ータPMTは、対応するサービスのパケットIDを記述
している。また、制御データPMTには、暗号化された
コンテンツを複号するためのスクランブルキーKsを得
るためのデータECMのパケットIDも記述している。
したがって、所望のサービスに対応する制御データPM
Tを取得することにより、当該サービスのコンテンツを
得ることができる。
トリームごとに異なるものが送出される。制御データP
ATは、当該トランスポートストリームに含まれるサー
ビスの一覧、これに対応する制御データPMTの一覧、
そのパケットIDを記述している。したがって、制御デ
ータPATを取得すれば、当該トランスポートストリー
ムに、いずれのサービスが含まれているか、各サービス
に対応する制御データPMTのパケットIDを知ること
ができる。
トストリームにおいて共通のものが送出される。制御デ
ータNITは、各トランスポートストリームに多重化さ
れているサービスの一覧を記述している。
予定時間などを示す制御データSDT、EITなども多
重化部14によって生成されて送出される。
す。この実施形態では、受信装置8として、いわゆるセ
ット・トップ・ボックスを示したが、TVセット36を
含めて受信装置8を構成してもよい。
リームを受信して復元部22に出力する。復元部22
は、トランスポートストリーム中から所望のサービスを
選択してコンテンツの復元を行う。復元したコンテンツ
は、TVセット36に出力される。TVセット36は、
ディスプレイ(図示せず)により、コンテンツ映像の表
示と音声の出力を行う。
れた使用者(ユーザ)からの指令を受けて、上記受信部
20、復元部22を制御し、所望のサービスを取得でき
るようにする。また、制御部26は、蓄積制御部28、
再生制御部30を備えている。
別に、ペイパービューコンテンツのプレビューを自動的
に蓄積部32に蓄積する。したがって、蓄積部32に
は、多くのペイパービューコンテンツのプレビューが自
動的に蓄積されていく。再生制御部30は、使用者の指
令に従い、蓄積部32に蓄積されたプレビューを読み出
して、復元部22に与えて復元する。したがって、使用
者は、必要なときにプレビューを視聴することができ
る。また、プレビューは予め蓄積されているので、意図
されているプレビューを完全な形で視聴することができ
る。
って、コンテンツ提供者装置4との間で通信を行う。
信号を受信する信号受信部によって構成することがで
き、また、受信装置8本体に設けた操作入力ボタンによ
って構成してもよい。
この受信装置8は、チューナ42、44、デ・スクラン
ブラ45、47、トランスポートデコーダ(TSデコー
ダ)46、48、切換器50、AVデコーダ52、RO
M54、RAM56、CPU58、ハードディスク6
0、モデム62、信号受信部64を備えている。また、
コネクタによりICカード66が装着されている。
より構成される。復元部22は、デ・スクランブラ4
7、TSデコーダ48により構成される。制御部26
は、CPU58、ROM54、RAM56により構成さ
れる。蓄積部32は、ハードディスク60により構成さ
れる。操作受付部34は、信号受信部64により構成さ
れる。また、この例では、通常の視聴のためのチューナ
42、デ・スクランブラ45、TSデコーダ46と、プ
リビュー蓄積用のチューナ44、デ・スクランブラ4
7、TSデコーダ48を設けている。しかし、両者を兼
用してもよい。
ハードウエア構成を図8に示す。鍵再生装置であるIC
カード66は、CPU74、インターフェイス72、不
揮発性メモリ76、コネクタ70を備えている。不揮発
性メモリ76は、フラッシュメモリ等で構成されてお
り、使用者の受信契約内容、暗号を解くためのキーKm
などが記録される。また、鍵再生のための制御プログラ
ムも記録されている。
視聴契約について説明する。
いる放送と暗号化されていない放送とがある。暗号化さ
れていない放送は、一般に、無料放送であって、受信装
置を持っていれば誰でも視聴することができる。暗号化
されている放送は、有料放送であって、視聴料金の支払
を条件に、暗号を解くためのキーがユーザに与えられ
る。
ビューの2種類がある。一般契約放送は、当該サービス
の視聴を包括的に行うことのできる放送である。一般契
約放送の視聴契約を行うと、当該契約を行った旨が、前
述のICカード66に記録され、キーを取得することが
できる。
テンツのそれぞれについて、視聴のための料金を支払っ
て、その都度、キーを得ることができる。
いて説明する。なお、図においてA[X]は、XをキーAに
より暗号化することを示している。また、A-1[Y]は、Y
をキーAにより復号化することを示している。
のユーザの受信装置8に対してのみ、送信装置2から、
ワークキーKwをマスターキーKmで暗号化したKm[Kw]が送
信される。このKm[Kw]は、制御データEMMの中に含め
て送信される。
をICカード66に渡す。
マスターキーKmを用いて、EMMを複号化する。これに
より、ワークキーKwを得ることができる。ICカード6
6は、このワークキーKwをメモリ76に記録する。この
ようにして、ICカード66内にワークキーKwが記録保
持される。なお、送信装置2は、所定期間(1月程度)
ごとにワークキーKwを変更してEMMを送信するように
している。ICカード66は、変更があるごとに新たな
ワークキーKwを記録する。なお、EMMは、契約したユ
ーザに対してのみ与えられるので、契約を行っていない
ユーザのICカードには、ワークキーKwは記録されな
い。
ブルキーKsによって暗号化したKs[C]と、スクランブル
キーKsをワークキーKwによって暗号化したKw[Ks]を送信
する。Kw[Ks]は、制御データECMの中に含めて送信さ
れる。なお、スクランブルキーKsは、極めて短い時間で
次々と変更されて送信される。
ード66に与える。
クキーKsを用いて、与えられたECMを復号化し、スク
ランブルキーKsを得る。契約がなく、ICカード66内
にワークキーKwがない場合には、スクランブルキーKsは
得られない。
ルキーKsを受信装置8に返送する。
キーKsを用いて、Ks[C]を復号化し、コンテンツCを得
る。
て、契約者だけが視聴を行うことができるようにしてい
る。
式は上記と同様である。ただし、全てのユーザの受信装
置8に対して、EMMが送信される。これにより、事前
の包括的な契約がなくとも、視聴を可能にしている。制
御データECMの中には、ペイパービュー放送である旨
の記述がなされる。ICカード66は、ペイパービュー
用のECMを受けて、スクランブルキーKsを生成した場
合には、その旨を記録しておく。この記録は、受信装置
8によって、通信回線を介して、コンテンツ提供者装置
4(放送センター)に送信される。これにより、コンテ
ンツ提供者は、ペイパービュー放送が視聴されたことを
知り、視聴料の請求を行う。
視聴処理のためのプログラムのフローチャートを示す。
以下、このフローチャートと図7のハードウエア構成を
参照して説明する。
て指令を出すと、信号受信部64は、これを受信する。
たとえば、サービスSV12に切り換える指令が出され
たとする。CPU58は、これを受けて、TSデコーダ
48にPATのパケットIDをセットする。これによ
り、TSデコーダ48は、与えられたトランスポートス
トリーム中からPATを選択して、CPU58に返す
(ステップS11)。
ATに記述されたサービスリストに、サービスSV12
があるか否かを判断する(ステップS12)。現在、サ
ービスSV31を受信しているとすれば、このトランス
ポートストリームTS3には、サービスSV12は多重
化されていない(図2参照)。したがって、現在のトラ
ンスポートストリームTS3から取得したPATのサー
ビスリストには、サービスSV12は記述されていな
い。この場合、トランスポートストリームの切り替えな
どを行うために、ステップS13以下を実行する。
は、所望のサービスSV12がいずれのサービスに多重
化されているかを知るため、NITを取得する。すなわ
ち、CPU58は、PATに記述されたNITのパケッ
トIDを、TSデコーダ48にセットする(ステップS
13)。これにより、TSデコーダ48から、CPU4
8に対して、NITが出力される(ステップS14)。
U58は、このNITに基づいて、所望のサービスSV
12が、トランスポートストリームTS1に多重化され
ていることを知る(ステップS15)。次に、CPU5
8は、トランスポートストリームTS1の周波数f1を
受信するように、チューナ42を制御する(ステップS
16)。これにより、チューナ42から、トランスポー
トストリームTS1が出力される。
にPATのパケットIDをセットし、PATを取得する
(ステップS17)。これにより、たとえば、図12に
示すようなPATの内容を得ることができる。CPU5
8は、このPATの内容を見て、所望のサービスSV1
2のPMTのパケットID「0x0032」を知ることができ
る(ステップS18)。
上記パケットIDをセットし、PMTを取得する(ステ
ップS19)。これにより、図13に示すようなPMT
を得ることができる。CPU58は、このPMTの内容
を見て、所望のサービスの鍵情報ECMおよびコンテン
ツESのパケットIDを知ることができる(ステップS
20)。
にECMのパケットIDをセットし、ECMを取得す
る。CPU58は、取得したECMをICカード66に
送出する。これに対して、ICカード66は、スクラン
ブルキーKsをCPU58に返送する。CPU58は、
このスクランブルキーKsを、デ・スクランブラ45に
セットする(ステップS21)。したがって、デ・スク
ランブラ45は、スクランブルキーKsによって暗号化
されたコンテンツを復号化する用意が整う。
に、コンテンツESのパケットIDをセットする(ステ
ップS22)。これにより、TSデコーダ48は、デ・
スクランブラ45によって暗号の解かれたコンテンツE
Sを、AVデコーダ52に出力する。AVデコーダ52
は、ディジタルデータであるコンテンツESを、NTS
C等のアナログコンポジット信号に変換して出力する。
TVセット36は、これを受けて、映像の表示、音声の
出力を行う。
れる。ユーザからの視聴サービス変更の指令があった場
合には、上記と同様の処理を行って、所望のサービスを
出力する。
8の電源が入っている間に、自動的にプレビューを蓄積
する処理を行っている。図14に、ROM54に記録さ
れたプレビュー蓄積処理プログラムのフローチャートを
示す。
成(ステップS31)、リストに基づくプレビューの自
動蓄積(ステップS32)、プレビュー可能リストの保
守(ステップS33)の処理を行う。また、プレビュー
可能リストの保守と、リストに基づくプレビューの自動
蓄積を、自動的に繰り返し行うようにしている。
のフローチャートを示す。CPU58は、まず、TSデ
コーダ48を制御して、NITを取得する(ステップS
41)。取得したNITに基づき、図18に示すよう
な、TSリストを生成し、ハードディスク60に記録す
る(ステップS42)。
スポートストリームTS1を処理対象トランスポートス
トリームとする。このトランスポートストリームTS1
の周波数f1を受信するようにチューナ44を制御する
(ステップS43)。次に、トランスポートストリーム
TS1から、PATを取得する(ステップS44)。
て、当該トランスポートストリームTS1中のサービス
のリストを作成し、RAM56に記憶する(ステップS
45)。このサービスのリストの例を、図19に示す。
先頭のサービスSV11を処理対象サービスにする(ス
テップS46)。次に、TSデコーダ48を制御して、
当該サービスSV11のPMTを取得する(ステップS
47)。さらに、このPMTに基づいて、ECMのパケ
ットIDを取得した後、ECMを取得する(ステップS
49)。
料放送の場合)。したがって、そのECMに記述された
内容およびECMに含まれるスクランブルキーは、この
段階では、CPU58は知ることができない。
CPU58は、ICカード66に対してECMを送出す
る(ステップS50)。
を復号化し、プレビュー可能なペイパービュー番組であ
れば、スクランブルキーKsを返送する。実際のプレビ
ューを行う場合には、スクランブルキーKsが変更され
るたびに、受信装置8からICカード66にECMを送
出し、スクランブルキーKsを返送してもらうようにし
ている。ICカード66は、プレビュー可能な時間が過
ぎると、スクランブルキーKsを返送しない。したがっ
て、受信装置8の側におけるプレビューの視聴は、打ち
切られることになる。
ビュー可能な場合にのみICカード66からスクランブ
ルキーKsが返送されて来るという特性を利用して、プ
リビュー可能サービスリストを生成するようにしてい
る。
の処理を説明する。ICカード66のCPU74は、ま
ず、暗号化されたECMを復号化する(ステップS10
0)。ECMに含まれる情報を、図20に示す。番組形
態の区分には、当該ECMに対応するイベント(番組)
が、一般契約番組であるか否かが記述されている。CP
U74は、復号化したECM(図20参照)に基づい
て、当該番組が一般契約番組であるか否かを判断する
(ステップS101)。一般契約番組でなければ、ステ
ップS103に進む。ステップS103では、ECMの
受信数をカウントする。ECM(すなわちスクランブル
キーKs)は、非常に短い時間で変更される。プレビュ
ーを行っている間は、スクランブルキーKsが変更され
るたびに、受信装置8からECMが送られてくる。した
がって、このECMの受信回数をカウントすることによ
り、ユーザがプレビューを行った時間を知ることができ
る。プレビュー開始時は、カウント数は1となる。
プレビュー可能期限を過ぎていないか否かを判断する。
たとえば、プレビュー期限が当該番組開始から30分と
記述されており、記述された現在時刻が番組開始から3
0分経過していなければ、ステップS105に進む。
におけるECMのカウント数が、ECMに記述されたプ
レビュー可能長(ECM数)よりも小さいか否かを判断
する。ここで、ECMのカウント数は1であるから、プ
レビュー可能長が設定されていれば(つまりプレビュー
可能な番組であれば)、ステップS106に進むことに
なる。
記述された暗号化されたスクランブルキーKw[Ks]を、メ
モリ76に記録しているワークキーKsによって復号化す
る。これにより、スクランブルキーKsを得て、受信装置
8に返送する(ステップS106)。このように、プレ
ビュー可能な番組であれば、ICカード66からスクラ
ンブルキーKsが返送されてくる(ECMの記述内容も
あわせて返送される)。
に記述されたプレビュー可能長が0であれば(つまりプ
レビュー不可能な番組であれば)、スクランブルキーK
sの生成、返送を行わない。
S101からステップS102に進み、ユーザが契約し
ているかどうかを判断する。契約していれば、スクラン
ブルキーKsを返送し、そうでなければスクランブルキ
ーKsを返送しない。
ICカード66にECMを送信し、スクランブルキーK
sが返送されてくるか否かによって、以下のように判断
することができる。すなわち、スクランブルキーKsが
返送されてきた場合には、i)当該番組が一般契約番組で
あってユーザが契約している場合かあるいは、ii)当該
番組がペイパービュー番組であってプレビュー可能であ
る場合であると判断できる。
たECMの記述内容(図20参照)に基づいて、当該番
組が一般契約番組であるか否かを判断する(ステップS
51)。ここでは、ペイパービュー番組のプレビューだ
けを蓄積するようにしている。したがって、当該番組が
一般契約番組であれば、プレビューを取得する必要はな
いので、ステップS54、S55(図17)に進み、サ
ービスリストの次のサービスを処理対象サービスとして
上記ステップS47以下の処理を繰り返す。
基づき、当該番組が一般契約番組でない(すなわち、プ
レビュー可能なペイパービュー番組である)と判断でき
れば、ステップS52(図17)に進む。この場合、C
PU58は、当該番組を、図21に示すプレビュー可能
リストに登録する。プレビュー可能リストは、ハードデ
ィスク60に記録される。
レビュー可能である場合、当該サービスの他の番組も、
同様にプレビュー可能である場合がほとんどである。し
たがって、この実施形態では、上記のように、当該サー
ビス全体がプレビュー可能であると判断している。な
お、他の実施形態では、番組ごとにプレビューの可否を
判断するようにしてもよい。
ビスリスト(図19)に基づいて、当該リストの全ての
サービスについて処理を行ったか否かを判断する(ステ
ップS54)。まだであれば、サービスリストの次のサ
ービスを処理対象サービスとして(ステップS55)、
ステップS47以下を実行する。
の処理を終了すれば、CPU58は、記憶しておいたT
Sリスト(図18)に基づいて、当該リストの全てのト
ランスポートストリームについて処理を行ったか否かを
判断する(ステップS56)。まだであれば、TSリス
トの次のトランスポートストリームを処理対象トランス
ポートストリームとして、ステップS43以下を実行す
る。
の処理を終了すれば、図21に示すようなプレビュー可
能リストが生成される。続いて、CPU58は、EIT
を取得して、リストアップした各サービスに含まれる番
組のタイトル、シリーズ名、開始時刻、放送時間(コン
テンツの長さ)などを得て、プレビュー可能リストに記
述する。このようにして得られたプレビュー可能リスト
を、図22に示す。
の一覧とその開始時刻を得ることができる。
組であっても、たまたまプレビュー可能期限を過ぎてい
た場合には、CPU58は、プレビュー不可能であると
判断することになる(ステップS104参照)。したが
って、所定時間経過後に、このプレビュー可能リスト生
成処理を行って完全なものとする。
積 次に、図14のステップS32に示すリストに基づくプ
レビューの自動蓄積処理について説明する。図23〜図
26に、リストに基づくプレビュー自動蓄積処理のフロ
ーチャートを示す。
スト(図22)の中から、現在の時刻から最も近く放送
が開始される番組(イベント)を1つ選択する(ステッ
プS201)。この条件に合致する番組が2以上存在す
る場合(2以上の番組が同時に放送開始される場合)に
は、任意の1つを選択する。図22においては、たとえ
ば、サービスSV11の「Tom & Jet」が選択される。
ディスク60に蓄積済であるか否かを判断する(ステッ
プS202)。CPU58は、ハードディスク60の記
録内容を調べ、同じタイトル「Tom & Jet」が既に記録
されていないかどうかを判断する。蓄積済であれば、ス
テップS201に戻って、この番組を除いた他の番組の
中から、最も近く放送が開始される番組を選択する。
御して、現在受信中のトランスポートストリームからP
ATを取得する(ステップS203)。次に、CPU5
8は、PATに基づいて、現在受信中のトランスポート
ストリームに、選択した番組を放送するサービス(上記
例ではSV11)が含まれているか否かを判断する(ス
テップS204)。
テップS205)、処理対象サービスが含まれるトラン
スポートストリームを認識した後(ステップS20
6)、PATを取得する(ステップS207)。その
後、ステップS208を実行する。
を放送するサービスSV11が含まれていれば、直接、
ステップS208に進む。このようにして、当該番組を
取得するために、番組が放送されるトランスポートスト
リームTS1を受信した状態となる。
は、プレビュー可能リストに基づいて、当該番組の開始
時間「9:00」になったか否かを判断する。なお、現
在時刻は、いずれかの放送中に含まれる時間情報によっ
て知ることができる。まだであれば、当該番組の開始時
間になるまで待機する。
9に進み、当該番組「Tom & Jet」が放送されるサービ
スSV11のPMT、EIT、SDTを取得する(ステ
ップS209)。続いて、蓄積のために必要な制御デー
タSITを生成する(ステップS210)。
リームES(映像・音声のパケット化データ)、このE
Sに関係するPMT、PAT、EITなどを記録すれば
よく、他の番組に関する情報は不要である。この実施形
態においては、当該番組に関する情報を選択したトラン
スポートストリーム(パーシャル・トランスポートスト
リームという)を生成して記録するようにしている。こ
のようなパーシャル化は、後のステップS215にて行
う。このステップS210においては、予め、EIT、
NITなどの情報から当該番組のタイトルなどの必要な
情報を抜き出して、新たに制御データSITを生成して
いる。このSITは、パーシャルトランスポートストリ
ームの一部を形成するものとして、ハードディスクに記
録される。
トIDを取得する(ステップS211)。CPU58
は、取得したECM、ESのパケットIDをトランスポ
ートデコーダ48にセットし、ECM、ESを取得する
(ステップS212)。通常の受信処理では、CPU5
8は、トランスポートデコーダ48に対し、分離したE
SをAVデコーダ52に出力するように制御する。しか
し、この蓄積処理において、CPU58は、トランスポ
ートデコーダ48に対し、分離したESをパケットのま
まで、CPU58に返すように制御する。
ICカード66に送出する(図25、ステップS21
3)。これを受けて、ICカード66は、スクランブル
キーKsを返送してくる(ステップS106)。CPU
58は、このスクランブルキーKsが返送されてくると
(ステップS214)、パーシャル・トランスポートス
トリームを生成し、ハードディスク60に記録する(ス
テップS215)。この際、ストリーム情報テーブルも
生成して記録する。
パーシャル・トランスポートストリームの主要構造を示
す。当該番組のコンテンツES、当該ESのパケットI
Dなどを記述するためのPMT、当該PMTのパケット
IDや番組情報などを記述したSITを備えている。
選択して送られてきたものを用いることができる。この
実施形態においては、ESは、スクランブルキーKsに
よって暗号を解いたものを記録するようにしている。ま
た、PMTは、本来のPMTから不要な情報を削除し
て、新たなPMTを生成して用いることができる。たと
えば、本来のPMTには、スクランブルキーKsを得る
ためのECMのパケットIDが記述されている。しか
し、上記のように、暗号化を解いたパケットの状態でE
Sを記録するので、ECMのパケットIDに関する記述
は不要である。さらに、SITは、ステップS210に
おいて生成しておいたものを用いる。
るプレビューの記録形式を示す。パーシャル・トランス
ポートストリームの記録領域102は、プレビューのパ
ーシャル・トランスポートストリームを記録するための
領域である。この領域102には、多くのプレビューが
蓄積される。なお、CPU58は、各パーシャル・トラ
ンスポートストリームを識別するためのストリームID
を付して記録する。また、この実施形態においては、領
域102には、プレビューだけでなく、ハイライト(番
組のハイライトシーンなどを抜き出したもの)、ノーマ
ルコンテンツ(番組全体蓄積などの通常のコンテンツ蓄
積)なども併せて記録される。
ランスポートストリームを管理するため、CPU58
は、領域100にストリーム情報テーブルを記録する。
ストリーム情報テーブルは、各プレビューごとに、図2
9に示すようなデータを記述している。ユーザが当該プ
レビューを視聴したか否かの情報110、蓄積されてい
るコンテンツが、プレビューであるか、ハイライトであ
るか、ノーマルであるかの種類情報112、パーシャル
・トランスポートストリームのストリームID、スポー
ツ、映画などの番組のジャンル情報116、未成年者へ
の視聴を禁止するか否かのパレンタル情報118、番組
のタイトル122などが、ストリーム情報テーブルに含
まれる。
なデータ形式にて、プレビューのパーシャル・トランス
ポートストリームをハードディスク60に記録する処理
を開始する。次に、CPU58は、新たなバージョンの
ECMが送られてきたかどうか監視する(ステップS2
16)。送信装置側からは、スクランブルキーKsを変
更する少し前のタイミングで、新たなECMを送信して
くる。CPU58は、トランスポートデコーダ48を制
御して、この新たなECMを取得する。取得したECM
は、ICカード60に送出する(図25、ステップS2
13)。
ンブルキーKsを送り返す(ステップS106)。した
がって、受信装置8は、暗号を解いてコンテンツの蓄積
を継続することができる。ICカード60は、ECMの
カウント数がECMに記述された上限(図20)を越え
ると、受信装置8に対するスクランブルキーKsの返送
を行わない(ステップS105)。
キーKsが返送されてこない場合、プレビュー時間が経
過したと判断し、当該番組の蓄積処理を終了する。ま
た、プレビュー可能リストの記録フラグ(図示せず)
を、記録済にする。
み、記録済でなく、最も開始時間の近い番組を選択し、
上記と同様にしてプレビューの蓄積を行う。この処理を
繰り返し、プレビュー可能リストに記述された全てのタ
イトルの番組を、ハードディスク60に蓄積し終える
と、リストに基づく自動蓄積処理を終了する。
8は、図14のステップS33を実行する。CPU58
は、常に、EITなどの番組情報を取得しており、その
内容に変更や追加が生じたら、プレビュー可能リストの
訂正を行う。このようにプレビュー可能リストの訂正を
行った場合には、再び、ステップS32の自動蓄積処理
を実行する。したがって、番組情報が更新されると同時
に、新たな番組のプレビューが蓄積していくことができ
る。
ディスク60の容量が不足することとなる。そこで、こ
の実施形態では、蓄積したコンテンツが所定の容量に達
した後は、CPU58は、新たなプレビューを蓄積する
ごとに古いプレビューを削除するようにしている。
に削除することができる。また、次のようにして削除す
る優先順位を決めてもよい。たとえば、既にユーザによ
って視聴されたプレビュー、ユーザに視聴されていない
プレビューの順に、削除するようにしてもよい。また、
これらと記録日時とを組み合わせて、削除の優先順位を
決定してもよい。
のプレビューを最も優先して削除するようにしてもよ
い。この場合、図9のプレビュー視聴済の判定の他に、
本編視聴済のフラグを設ける必要がある。
る際の処理について説明する。CPU58は、プレビュ
ー決定画面として、図33Aに示す画面をTVセット3
6に出力し、ユーザからの操作入力を待つ。ユーザは、
この画面にしたがって、リモコン(図示せず)等を用い
てカーソルを移動し、「自動プレビュー」「指定プレビ
ュー」のいずれかを選択した後、決定ボタンを押す。
れたものとして説明を進める。「自動プレビュー」は、
受信装置8が蓄積しておいたプリビューを、次々と表示
して行くモードである。
押されると、CPU58は、図33Bに示すような、ジ
ャンル選択画面を出力するよう制御する。ユーザは、こ
れに応じて、全ジャンルのプレビューを表示するか、特
定のジャンルを選択してプレビューを表示するかを選択
することができる。ここでは、全ジャンルボタン304
を押したものとして話を進める。
理のフローチャートを示す。まず、CPU58は、ハー
ドディスク60からストリーム情報テーブルを読み出す
(ステップS301)。記録されたストリームテーブル
の例を図30に示す。CPU58は、読み出したストリ
ーム情報テーブルから、最初のプレビューを選択し、処
理対象プレビューとする。ここでは、「pay them bac
k」のプレビューが選択される。
「0001」を読み出し、プレビューのパーシャル・ト
ランスポートストリームを読み出す(ステップS30
2)。このパーシャル・トランスポートストリームをT
Sデコーダ48に与える。続いて、CPU58は、PA
TのパケットIDをTSデコーダ48にセットし、PA
Tを取得する。さらに、取得したPATから、PMT、
SITのパケットIDを得て、これをTSデコーダ48
にセットし、PMT、SITを取得する。このようにし
て、パーシャル・トランスポートストリームから、PA
T、PMT、SITを取得する(ステップS303)。
う(ステップS304)。このキャッシュ処理は、ユー
ザがプレビューを見て番組を購入する場合に備えて、事
前に番組の蓄積を開始するものである。このキャッシュ
処理については、後で詳述する。
み出したパーシャル・トランスポートストリームをトラ
ンスポートデコーダ48に与える。さらに、PMTに基
づいて得たプレビューのESのパケットIDをトランス
ポートデコーダ48にセットする。これにより、トラン
スポートデコーダ48は、パーシャルトランスポートス
トリームの中から、「pay them back」のESを選択し
て、AVデコーダ52に出力する。したがって、TVセ
ット36に、「pay them back」のプリビューが出力さ
れる。
ーブルにおいて、「pay them back」の視聴済判定の欄
に「済」を記録する(ステップS306)。この間、C
PU58は、ユーザからの操作入力を待っている(ステ
ップS307)。ユーザからの入力がなければ、記録し
た当該プレビューが終了するまで出力を続ける(ステッ
プS308)。
U58は、ストリーム情報テーブル中の次のプレビュー
を処理対象とし(ステップS309)、ステップS30
2以下を実行する。これにより、次のプレビュー「jung
le park」が出力される。このようにして、次々と、ス
トリーム情報テーブル中のプレビューが出力されてい
く。
ルを指定した場合には、CPU58は、当該ジャンルの
プレビューのみをストリーム情報テーブルから選び出し
て出力する。
レビューを選択した場合には、CPU58は、ストリー
ム情報テーブルのタイトルとジャンルの項目を読み出し
て、図33のように表示する。ユーザは、このリストの
中から特定のタイトルのプレビューを選んで決定する。
これにより、CPU58は、当該タイトルのプレビュー
のみをTVセット36に出力する。図33Cの状態にお
いて決定ボタンが押されると、「リングル」のプレビュ
ーが表示される。
該番組が購入される場合を想定して、番組の蓄積を開始
するようにしている(図31、ステップS304)。図
34、図35に、購入を予測したキャッシュ処理のフロ
ーチャートを示す。まず、CPU58は、プレビュー再
生開始時に、パーシャルトランスポートストリームを読
み出して、TSデコーダ48により、PAT、PMT、
SITを得る(図31、ステップS303)。
から全てのサービスのservice_idを取得する(図34、
ステップS351)。ここで、service_idとは、サービ
スを特定するIDである。
よって特定されるサービスを処理対象サービスとして以
下の処理を行う。CPU58は、そのservice_idによっ
て特定される処理対象サービスのEITを、TSデコー
ダ46によって取得する(ステップS352)。なお、
処理時間に余裕があれば、再生処理を行っているTSデ
コーダ48にこの処理を行わせてもよい。EITには、
当該サービスにおいて現在放送している番組(タイト
ル)が記述されている、CPU58は、このEITに基
づいて、プレビュー再生中の当該番組がそのサービスに
おいて現在放送されているか否かを判断する(ステップ
S353)。
合には、次のサービスを処理対象サービスとし(ステッ
プS356)、ステップS352以下を再び実行する。
と、CPU58は、当該番組が開始から何分経過してい
るか(開始からの経過時間)を、サービスと対応付けて
RAM54に記録する(ステップS354)。
当該番組が、いずれかのサービスにおいて現在放送中で
あったか否かを判断する(図35、ステップS35
7)。いずれかのサービスにおいて現在放送中であれ
ば、RAM54に記憶しておいた開始からの経過時間が
最も短いサービスを選択する(ステップS359)。
ven days」であり、図36のように複数のサービスSV
51、SV52、SV53において時間をずらせて放送
されているものとする。蓄積されているプレビューの再
生を時刻tに開始したとすると、開始からの経過時間
は、図37のようにRAM54に記憶される。したがっ
て、CPU58は、この場合、サービスSV53を選択
する。開始からの経過時間が最も短いものを選択するの
は、可能な限り完全なコンテンツを得ることのでいる可
能性を高めるためである。
て、選択したサービスSV53のESを取得し、パーシ
ャルトランスポートストリームとして、ハードディスク
60に蓄積する(ステップS360)。この場合、IC
カード60からは、プレビュー時間経過までの間スクラ
ンブルキーKsが返送されてくるので、暗号を解くこと
ができる。多くのペイパービュー番組は、繰り返し放送
の各回において、一定のプレビュー時間を許容している
からである。このようにして、購入を予測したキャッシ
ュ蓄積が開始される。
組がいずれのサービスにおいても現在放送中でなけれ
ば、EITを参照して、当該番組の放送開始予定時刻を
記憶しておく(ステップS358)。このようにして記
憶された開始予定時刻の例を、図38に示す。
当該番組が現在放送中であれば、その番組内容のキャッ
シュ蓄積が開始される。なお、次の番組のプレビューが
開始されると、前の番組のキャッシュ蓄積は消去され
る。
理を行った場合について説明する。図32のステップS
307において、ユーザが購入の入力を行った場合であ
る。この場合、CPU58は、ステップS311を実行
する。
ーザは、リモコン等によって、購入ボタン250、録画
ボタン252、予約ボタン254を選択して決定する。
の視聴が開始される。図39に、購入処理のフローチャ
ートを示す。CPU58は、購入された番組が、キャッ
シュ蓄積されているか否かを判断する(ステップS40
1)。プレビュー再生中に購入処理を行った場合であっ
て、現在放送中の番組である場合には、キャッシュ蓄積
されていることになる。しかし、プレビュー再生中でな
い時に購入処理を行った場合には、キャッシュ蓄積はさ
れていないことになる。
ッシュ蓄積が番組の開始部分から記録されているか否か
を判断する(ステップS402)。番組の開始部分から
記録されていれば、CPU58は、キャッシュ蓄積され
たパーシャル・トランスポートストリームを読み出し
て、TSデコーダ46に与える(図40、ステップS4
13)。さらに、CPU58は、TSデコーダ46を制
御して、ESのパケットIDを取得し、これをTSデコ
ーダ46にセットする(ステップS414)。したがっ
て、TSデコーダ46は、ESをAVデコーダ52に出
力する。これにより、TVセット36からは、当該番組
の映像音声が出力される。また、購入ボタンを押した時
点において、番組開始から時間が経過していても、番組
の最初から視聴することができる。
ーダ48を制御し、当該番組のESを取得する。ただ
し、CPU58は、購入処理を行った旨をICカード6
6に送信する。これにより、ICカード66は、当該番
組が終わるまで、スクランブルキーKsを送り返す。な
お、ICカード66に記録された購入処理を行った旨の
情報は、CPU58の制御により、モデム62を介して
コンテンツ提供者装置に送信される。
らパーシャル・トランスポートストリームを生成し、ハ
ードディスク60のキャッシュ蓄積部に追加する(ステ
ップS415)。また、既に再生した部分を破棄する。
このようにして、キャッシュ蓄積部を用いて、蓄積と再
生を並行して実行していく。番組が終了すると、処理を
終了する(ステップS416)。
ッシュ蓄積が番組の開始部分から記録されていない場合
には、ステップS403を実行する。ステップS403
においては、プレビュー蓄積によって記録した部分と、
キャッシュ蓄積によって記録した部分とに、重複部分が
あるか否かを判断する。
ビューが番組の最初t0から、時刻t2まで記録されて
いたとする。なお、図において、tは蓄積プレビューの
番組開始からの経過時刻を示し、t'は現在の放送にお
ける番組開始からの経過時刻を示している。また、蓄積
しておいたプレビューのプレビュー開始時刻t0におい
て、現在の番組放送は、番組開始よりt'1時間経過し
ていたものとする。この場合、キャッシュは時刻t'1
から開始される。プレビュー開始の後、時刻t4におい
て、ユーザが購入申込をしたものとする。
積における記録内容を比較するための図を示す。上記の
場合には、蓄積プレビューとキャッシュ蓄積に重複部分
(時刻t''1〜t2)がある。したがって、CPU58
は、ステップS404に進み、プレビュー済の最後の部
分t4は、キャッシュ蓄積されているか否かを判断す
る。ここでは、図43に示すように蓄積されているの
で、再生ポインタをプレビュー済の最後の部分t4に設
定する(ステップS405)。
れた番組を、時刻t4に該当する部分から読み出して再
生するとともに、受信した番組をキャッシュ蓄積部に蓄
積する(ステップS413〜S415)。番組が終了
し、キャッシュ蓄積に記録したものを全て再生し終われ
ば、購入処理を終える(ステップS416)。以上のよ
うに、購入申込t4の時点で、既に番組が進行していて
も、プリビュー視聴から途切れることなく、連続して番
組を視聴することができる。
てみる。図42に比べると、番組開始から多くの時間が
経過した後に、キャッシュ蓄積の開始がなされている。
しかし、この場合においても、プレビュー蓄積とキャッ
シュ蓄積とは重複した部分があるので、ステップS40
3からS404に進む。ステップS404においては、
プレビュー済の最後の部分t4が、キャッシュ蓄積され
ているか否かを判断する。図45は、図44における蓄
積プレビューとキャッシュ蓄積とを比較するための図で
ある。図45に示すように、プレビュー済の最後の部分
t4は、キャッシュ蓄積されていないので、ステップS
406に進む。
タをプレビュー済の最後の部分t4に設定する。さら
に、ステップS407において、当該部分t4から蓄積
プレビューの再生を行う。すなわち、CPU58はプレ
ビューの続きを再生する。さらに、CPU58は、再生
部分が、キャッシュ蓄積の先頭部分t'1に到達したか
否かを判断する(ステップS408)。到達していなけ
れば、ステップS407に戻って、蓄積プレビューの再
生を行う。
れば、キャッシュ蓄積によって記録したものの再生を開
始する。以後は、キャッシュ蓄積を用いて番組の再生を
行っていく(ステップS413〜S415)。番組が終
了し、キャッシュ蓄積に記録したものを全て再生し終わ
れば、購入処理を終える(ステップS416)。
てみる。この場合には、番組開始からさらに多くの時間
が経過した後に、キャッシュ蓄積の開始がなされてい
る。したがって、蓄積プレビューとキャッシュ蓄積の重
複部分がない(図47参照)。CPU58は、完全な番
組の再生をあきらめ、キャッシュ蓄積の先頭部分から再
生を開始する(ステップS403、S413)。以後
は、キャッシュ蓄積を用いて番組の再生を行っていく
(ステップS413〜S415)。番組が終了し、キャ
ッシュ蓄積に記録したものを全て再生し終われば、購入
処理を終える(ステップS416)。
に、購入申込t4の時点で、蓄積プレビューの再生を中
止し、キャッシュ蓄積の先頭部分t'1を読み出して再
生するようにしている。しかし、蓄積プレビューをt2
まで再生した後に、キャッシュ蓄積をt'1から再生す
るようにしてもよい。
て、当該番組のキャッシュ蓄積がある場合について説明
した。キャッシュ蓄積がない場合には、ステップS40
1からS410に進む。ステップS410、S411で
は、CPU58は、TSデコーダを制御して、購入指定
された番組のESをAVデコーダ52に出力させる。こ
れにより、現在放送されている番組をTV36セットに
て見ることができる。番組が終了すれば、購入処理を終
了する(ステップS412)。
画処理を行った場合について説明する。この場合、CP
U58は、ステップS312またはS313を実行す
る。
タン252を押すと、CPU58は、図41Bに示すよ
うな録画メニューを表示する。アナログ録画を選択する
と、AVデコーダ52のアナログ出力が、ビデオレコー
ダ(図示せず)などにアナログ方式にて録画される。こ
の場合の処理は、図39、図40と同様である。
選択した場合には、ユーザは当該番組の視聴を行いつつ
録画を行うことができる。したがって、図39、図40
の処理に加えて、生成したパーシャル・トランスポート
ストリームを、ハードディスク60に記録していく処理
を行う。記録形式は、図28、図29に示すとおりであ
る。なお、途中からしか記録できなかった場合には、次
回の放送において、不足している部分を追加記録する。
た場合には、CPU58は、図48、図49に示す処理
を行う。CPU58は、まず、当該番組のキャッシュ蓄
積があるか否かを判断する(ステップS501)。キャ
ッシュ蓄積があれば、既に蓄積済のキャッシュ蓄積を本
記録にして、記録を続行する(ステップS502)。記
録の形式は、図28、図29に示すとおりである。これ
を番組終了まで続ける(ステップS503)。
先頭から完全な記録ができたか否かを判断する(ステッ
プS504)。完全な記録ができていれば、処理を終了
する。記録できていない部分があれば、プレビュー蓄積
を結合して、完全な記録にできるかどうかを判断する
(ステップS505)。完全な記録を生成できる場合
(図43、図45などのケース)には、プレビュー蓄積
を結合して完全な記録を完成させる(ステップS50
6)。
記録が得られない場合には、次回放送をにおいて、未記
録部分の記録を行う(ステップS507)。これによ
り、完全な記録を生成することができる。
シュ蓄積がない場合にはパーシャルTSを生成し、ハー
ドディスク60への記録を行う(ステップS510)。
番組が終了すれば、上記と同様に、ステップS504以
下を実行する。
シュ蓄積、プレビュー蓄積を録画の際に利用しているの
で、番組の完全な記録を行うことができる可能性を高く
している。また、次回の放送において完全な記録を完成
させる場合においても、迅速に録画処理を完了すること
ができる。
約ボタンを押した場合について説明する。この場合、C
PU58は、予約処理(ステップS314)を実行す
る。予約処理のフローチャートを、図50、図51に示
す。
組が、現在放送中であるか否かを判断する(ステップS
601)。現在放送中であれば、図41Cに示す画面を
表示し、視聴するか予約するかの選択をユーザに促す
(ステップS602)。視聴が選択されれば、図39、
図40の視聴処理を行う(ステップS603)。
358にて記録しておいた放送開始予定(図38)を参
照して、放送開始予定があるか否かを判断する(ステッ
プS604)。あれば放送開始予定をTVセット36の
画面に出力し(ステップS605)、当該番組を予約登
録する(ステップS606)。
なければ、CPU58は、モデム62を制御してコンテ
ンツ提供者装置にアクセスする(ステップS607)。
アクセスの後、ユーザが予約しようとした番組のタイト
ルを送信する(ステップS608)。これにより、コン
テンツ提供者は、番組に対するリクエストを収集するこ
とが可能となり、これを反映した番組スケジュールを組
むことができる。
が放送予定に入っていないか否かをウオッチングする
(ステップS609)。放送予定に新たに追加されれ
ば、CPU58は、その旨をTVセット36の画面に出
力する。
した時に、当該番組の放送予定がない場合にも、上記の
ようにしてコンテンツ提供者装置にリクエストを送るよ
うにしてもよい。
リストを生成している。したがって、図52に示すよう
に、電子番組表(EPG)を表示する際に、当該番組が
プレビュー可能である旨の表示500を行うことができ
る。これにより、ユーザは、容易にプレビュー可能であ
るか否かを知ることができる。
るようにしているが、予めユーザが蓄積したいジャンル
を指定して、プレビューを蓄積するようにしてもよい。
ューの表示を指令することによりプレビューを表示する
ようにしている。しかし、ジャンル検索などの時間を要
する処理の実行中に、蓄積済のプレビューを適宜表示す
るようにしてもよい。また、ジャンル検索であれば、ユ
ーザが検索しようとしているジャンルのプレビューを表
示するようにしてもよい。
ー番組のプレビューを蓄積するようにしている。しか
し、一般の無料番組、ユーザが契約済の番組等を含め
て、ユーザが予め指定した番組の先頭部分のみを蓄積す
るようにしてもよい。ユーザは、これを見て、希望する
複数の番組の先頭部分のダイジェストを効率よく見るこ
とができる。
するようにしているが、番組の他の一部分(ハイライト
シーンなど)を抜き出して記録するようにしてもよい。
中に購入等の申し込みが行われた場合に、キャッシュ蓄
積したものを用いて、放送開始のタイミングと購入決定
のタイミングとがずれた場合であっても、番組の最初か
らの視聴や蓄積ができるようにしている。
にもかかわらず、ユーザは、実際に放送されてきている
当該番組のプレビューを視聴し、購入等の申し込みを行
う場合もある。たとえば、図53に示すように、放送開
始から時刻Tsにプレビューを開始したとすれば、時刻
T0から時刻Tsの内容をユーザは見ることができな
い。この場合に、開始時刻T0から購入申込の時刻Td
までの経過時間が、蓄積プレビューの再生時間(t0か
らt2までの時間)よりも短ければ、蓄積プレビューを
バッファとして用いて(バッファにコピーして)、番組
の最初からの内容をユーザに視聴させることができる。
部を含んでいる場合について説明した。しかし、蓄積部
は、受信装置と別体となっていてもよい。
形態」の欄やその他の部分において記述する他の実施形
態は、第1の実施形態にも適用することができるもので
ある。
令を出して蓄積を始めた後、コンテンツの蓄積途中にハ
ードディスク60の容量がなくなってしまうおそれがあ
る。特にコンテンツが有料である場合には、このような
事態は、使用者にとって許容しがたいものとなる。
うな問題に鑑みて、購入指令(蓄積指令)を受けた際
に、当該コンテンツが蓄積可能かどうかを予め示すよう
にしている。
履歴や蓄積条件などを記録しておき、コンテンツ提供者
装置に送信するようにしている。これにより、コンテン
ツ提供者は、使用者の嗜好などを知ることができ、コン
テンツ製作や放送スケジュール作成などに生かすことが
できる。
体構成は、図1と同様である。また、送信装置の基本的
な構成、受信装置の基本的な構成、ハードウエア構成等
も、第1の実施形態と同様である(図3、図6、図7参
照)。さらに、プレビュー蓄積処理、プレビュー視聴処
理なども、基本的な部分は第1の実施形態と同様であ
る。
ュー蓄積処理、プレビュー視聴処理について、第1の実
施形態と異なる点に焦点を絞って説明を行う。
6に示すフローチャートと基本的部分において同様であ
る。
プレビューなどを蓄積する際に、インデックスとして併
せて記録するストリーム情報テーブル(図26のステッ
プS215、図29参照)の内容が異なっている。図5
4に、この実施形態におけるストリーム情報テーブルの
構造例を示す。また、図55に、データ例を示す。
は、視聴済か否かだけでなく、視聴回数も記録するよう
にしている。購入欄123は、当該プレビューに対応す
るコンテンツが購入されたか否かを示すフラグである。
「−」であれば実購入、「済」であれば購入済である。
プレビュー容量欄124は、当該プレビューを蓄積する
ために要した容量(メガバイト)である。
際には、上記のようにプレビュー蓄積容量をストリーム
情報テーブルに記録するようにしている(図26、ステ
ップS215参照)。なお、記録したプレビュー蓄積容
量は、後の処理において、コンテンツ全体の蓄積容量を
予想するために用いる。
5、図39、図40、図48〜図51と基本部分におい
て同様である。
うに、ステップS302の前に、コンテンツ蓄積に必要
な容量を予測する処理(ステップS3105)を行うよ
うにしている。また、図54の視聴済判定欄110に対
応して、ステップS306においては、視聴回数を記録
するようにしている。
予測処理の詳細を示す。CPU58は、図22のプレビ
ュー可能リストから、対象となっているプレビューに対
応するコンテンツ全体の放送時間を取得する(ステップ
S701)。なお、EITから直接、当該コンテンツ全
体の放送時間を取得するようにしてもよい。次に、CP
U58は、当該コンテンツ(あるいは当該コンテンツが
放送されるサービスにおける他のコンテンツ)のエレメ
ンタリーストリームを受信するよう制御する。さらに、
CPU58は、このエレメンタリーストリームのヘッダ
領域に、単位時間当たりの送信容量であるBRV(Bit R
ate Value)が記述されているか否かを判断する(ステッ
プS702、S703)。ここで、BRVは、1秒あた
りに送信されるビットを示している。
U58は、コンテンツ全体の放送時間とビットレートと
に基づいて、必要容量を予測する(ステップS703、
S704)。つまり、下式によって必要容量の予測を行
う。
ている。したがって、必要容量をバイトにて算出するた
めに、8で除してバイト数を得ている。
ーを蓄積した際の必要容量pv、プレビューの時間pt、コ
ンテンツ全体の時間htに基づいて、コンテンツ全体に対
する必要容量hvを推測する。すなわち、下式に基づいて
必要容量hvを推測する(ステップS703、S70
5)。
って、ディジタル録画が入力された場合、CPU58
は、上記にて予測した必要容量が、ハードディスクの残
容量よりも大きいか否かを判断する(ステップS32
1)。必要容量が残容量を越えていれば、CPU58
は、図59に示すような中止選択画面(警告画面)を出
力する(ステップS322)。
(番組)が全て蓄積できないおそれがある旨の警告が表
示される。その上で、購入ボタン700、中止ボタン7
02、戻るボタン704を表示して、使用者が何れかを
選択可能にしている。中止ボタン702が選択された場
合には、当該コンテンツの蓄積を中止して、次のコンテ
ンツのプレビュー視聴に移る。購入ボタン700が選択
された場合には、デジタル録画の処理が実行される(ス
テップS313)。
量よりも残容量の方が大きければ、CPU58は、ディ
ジタル録が処理を実行する(ステップS313)。
れから蓄積しようとするコンテンツが蓄積できるかどう
かを判定し、蓄積できない場合には、その旨を警告とし
て表示するようにしている。
ように、カーソルによって選択されているプレビューに
ついて、そのコンテンツ全体の再生時間、必要容量およ
び当該コンテンツを蓄積した後のハードディスクの残容
量を表示するようにしている。これにより、使用者は、
容易にコンテンツの再生時間等の概要を知ることができ
る。
イド(EPG)において、カーソルによって選択されて
いるコンテンツの、プレビュー再生時間(図では60
秒)、コンテンツ全体の再生時間(図では60分)、プ
レビュー記録に必要な容量(図では30MB)、コンテ
ンツ全体の必要容量(図では18GB)、当該コンテン
ツを蓄積した場合のハードディスクの残容量(図では3
2GB)、ハードディスクの全容量(図では60GB)
を表示するようにしている。これにより、プレビューが
可能か否かだけでなく、コンテンツの再生時間等を容易
に知ることができる。
したいプレビューをジャンルなどによって指定すること
ができるようにしている。図62に、その指定画面を示
す。図62Aの画面において、使用者のリモコン操作に
より、全コンテンツのボタン800が選択されて決定さ
れると、CPU58は、図63に示すハードディスク6
0内の蓄積条件記録テーブルに、当該条件を記録する。
ジャンル指定ボタン802が選択されて決定されると、
CPU58は、図62Bに示す選択画面を表示する。使
用者によって、邦画ボタン806が選択決定されると、
CPU58は、図63に示すように、蓄積条件記録テー
ブルに邦画を記録する。
に、この蓄積条件記録テーブルを参照し、プレビュー可
能なコンテンツの内、条件に合致するコンテンツを選択
してプレビューの蓄積を行う。図63のように蓄積条件
が記録されている場合には、邦画のコンテンツについて
そのプレビューが蓄積されることになる。
たコンテンツの履歴を、ハードディスク60内の視聴履
歴テーブルに記録するようにしている。図64に、視聴
履歴テーブルを示す。チャネル番号(サービス番号)、
ジャンル、放送日時(放送された日時)、視聴日時(視
聴した日時)、視聴時間、プレビューか否かのフラグな
どが、視聴時に記録される。この実施形態では、蓄積し
たものを再生して視聴した場合も、受信して直ちに視聴
した場合も、区別せずに記録するようにしている。これ
は、放送日時と視聴日時とが同じ場合には受信して視聴
したものとして、放送日時と視聴日時が異なる場合には
蓄積したものを再生して視聴したものとして判断するこ
とができるからである。
レビュー、「0」が通常のコンテンツを示している。し
たがって、この記録により、プレビューを視聴してか
ら、これに対応するコンテンツを視聴したか、いきなり
コンテンツを視聴したかなどを知ることができる。
されると(たとえば、10個ごと)、CPU58は、モ
デム62を制御して、コンテンツ提供者装置4に、この
視聴履歴を送信する。この際、併せて、蓄積条件記録テ
ーブルの内容も送信する。さらに、ストリーム情報テー
ブルの内容(特に、コンテンツ購入の有無)も送信す
る。加えて、ICカード66内に記述されている個人情
報も付加して送信する。ただし、プライバシーに配慮す
べく、使用者の同意がない限り、性別、年齢等の情報に
とどめることが好ましい。一方、氏名や住所等の送信許
可を行った使用者に対しては、料金割引等の特典を与え
るようにしてもよい。
送信するようにしてもよい。また、所定期間ごと(たと
えば毎夜)に送信するようにしてもよい。
これらのデータに基づいて、使用者の嗜好等を取得する
ことができる。特に、この実施形態では、使用者がどの
ような条件にてプレビュー蓄積を希望しているか、どの
ようなコンテンツのプレビューを視聴したか、どのよう
なコンテンツを視聴したか、という3段階での判断が可
能となっている。また、プレビュー視聴と対応するコン
テンツ視聴との関連性を把握することもできる。
の必要容量を予想するようにしている。しかし、図26
のステップS215において、必要容量を算出してお
き、図65、図66に示すようなストリーム情報テーブ
ルを記録するようにしてもよい。このようにすれば、複
数のコンテンツに対する蓄積指令が与えられた場合であ
っても、蓄積可能かどうかを容易に判定することができ
る。また、図60、図61のような表示を容易に行うこ
とができる。
積ができないと予想される場合に、その旨を警告として
表示している。しかし、記録時のデータ圧縮率を上げて
(画像や音声の品質を落として)蓄積が可能となる場合
には、その旨を表示するようにしてもよい。また、この
ような圧縮率を上げた蓄積を実行するためのボタン(ア
イコン)を表示するようにしてもよい。
いて蓄積すれば蓄積可能である旨を表示するようにして
もよい。さらに、既に蓄積されているコンテンツを消去
すれば蓄積可能となる場合、その旨を表示するようにし
てもよい。あるいは、当該記録対象となっているコンテ
ンツに代えて、記録可能な他のコンテンツを提示するよ
うにしてもよい。
がプレビューコンテンツである場合について説明した。
しかし、ハイライトシーン、バイオレンスシーン、性的
シーン、特定のタレントが出場するシーンなどを部分コ
ンテンツとすることができる。
欄やその他の部分において記述した他の実施形態は、第
2の実施形態にも適用することができるものである。
全体構成を示す図である。
びサービスを示す図である。
る。
る。
る。
図である。
ートを示す図である。
ートを示す図である。
ートを示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
造を示す図である。
ードディスクへの記録形式を示す図である。
る。
る。
ある。
ある。
ある。
ある。
係を示す図である。
である。
示す図である。
示す図である。
示す図である。
示す図である。
示す図である。
示す図である。
図である。
図である。
ンテンツとの関係を示す図である。
ルの構造を示す図である。
である
る。
である。
ある。
の表示を示す図である。
示す図である。
る。
の構造を示す図である。
の例を示す図である。
Claims (46)
- 【請求項1】送信装置から送信されてきたコンテンツを
受信する受信部と、 コンテンツを蓄積するための蓄積部と、 受信部によって受信したコンテンツまたは蓄積部に蓄積
したコンテンツを、制御部の制御に従って復元して出力
する復元部と、 少なくとも復元部を制御する制御部と、 を備えた蓄積型受信装置であって、 前記制御部は、 複数のコンテンツについて、予め各コンテンツの一部の
みを部分コンテンツとして取り出して蓄積部に出力する
よう復元部を制御する蓄積制御部と、 蓄積部に蓄積された部分コンテンツを読み出し、再生し
て出力する再生制御部と、 を備えていることを特徴とする蓄積型受信装置。 - 【請求項2】受信部によって受信されたコンテンツを蓄
積部に蓄積するよう制御し、蓄積部に蓄積されたコンテ
ンツを読み出して復元する制御を行う蓄積制御装置であ
って、 複数のコンテンツについて、予め各コンテンツの一部の
みを部分コンテンツとして取り出して蓄積部に出力する
よう復元部を制御する蓄積制御部と、蓄積部に蓄積され
た部分コンテンツを所望の時に読み出し、再生して出力
する再生制御部とを備えた制御部、 を備えていることを特徴とする蓄積制御装置。 - 【請求項3】送信されてきたコンテンツを受信して蓄積
し、蓄積したコンテンツを復元して出力する受信装置を
制御するためのプログラムであって、 複数のコンテンツについて、予め各コンテンツの一部の
みを部分コンテンツとして取り出して蓄積するよう制御
する蓄積制御部と、蓄積された部分コンテンツを読み出
し、再生して出力する再生制御部とを備えた制御部とし
ての機能を実現するためのプログラム。 - 【請求項4】請求項3のプログラムを記録した記録媒
体。 - 【請求項5】請求項1〜4のいずれかの装置、プログラ
ムまたは記録媒体において、 前記再生制御部は、使用者からの部分コンテンツ再生指
令に基づいて、蓄積された複数の部分コンテンツから所
望の部分コンテンツを選択して再生することを特徴とす
るもの。 - 【請求項6】請求項5の装置、プログラムまたは記録媒
体において、 前記制御部は、使用者からの部分コンテンツ再生指令に
よって選択された部分コンテンツを特定するための情報
を記録または外部に送信することを特徴とするもの。 - 【請求項7】請求項1〜6のいずれかの装置、プログラ
ムまたは記録媒体において、 前記再生制御部は、部分コンテンツ再生指令とは異なる
指令に対する制御を制御部が行っている間に、蓄積され
た複数の部分コンテンツから所望の部分コンテンツを選
択して再生することを特徴とするもの。 - 【請求項8】請求項7の装置、プログラムまたは記録媒
体において、 前記異なる指令は、ジャンル検索による番組表の表示命
令であり、 前記再生制御部は、前記指令によって検索対象となって
いるジャンルに属する部分コンテンツを所望の部分コン
テンツとして選択して再生することを特徴とするもの。 - 【請求項9】請求項1〜8のいずれかの装置、プログラ
ムまたは記録媒体において、 前記再生制御部は、蓄積部に蓄積された複数の部分コン
テンツを、順次、再生するよう制御することを特徴とす
るもの。 - 【請求項10】請求項1〜9のいずれかの装置、プログ
ラムまたは記録媒体において、 前記制御部は、受信部からの信号を復元部においてコン
テンツに復元して出力するよう制御する処理と平行し
て、複数のコンテンツについて、予め各コンテンツの一
部のみを部分コンテンツとして取り出して蓄積部に出力
するよう復元部を制御することを特徴とするもの。 - 【請求項11】請求項1〜10のいずれかの装置、プロ
グラムまたは記録媒体において、 前記蓄積制御部は、使用者の指令した条件に合致するコ
ンテンツの部分コンテンツのみを蓄積部に出力するよう
制御することを特徴とするもの。 - 【請求項12】請求項11の装置、プログラムまたは記
録媒体において、 前記蓄積制御部は、前記使用者による部分コンテンツ蓄
積条件を記録または外部に送信することを特徴とするも
の。 - 【請求項13】請求項12の装置、プログラムまたは記
録媒体において、 前記部分コンテンツ蓄積条件は、コンテンツのジャンル
であることを特徴とするもの。 - 【請求項14】請求項1〜13のいずれかの装置、プロ
グラムまたは記録媒体において、 前記蓄積制御部は、受信部からの出力に基づいて、各コ
ンテンツがペイパービューコンテンツであるか否かを判
断し、ペイパービューコンテンツであれば、当該コンテ
ンツのプレビューを部分コンテンツとして取り出して蓄
積部に出力するよう復元部を制御することを特徴とする
もの。 - 【請求項15】請求項14の装置、プログラムまたは記
録媒体において、 前記制御部は、ペイパービューコンテンツに対する使用
者からの購入指令を受けると、以下の処理を行うことを
特徴とするもの:当該購入指令の時において、受信部が
受信して出力している当該ペイパービューコンテンツの
開始からの経過時間よりも、蓄積部に蓄積済の当該ペイ
パービューコンテンツのプレビューの再生時間の方が長
いか否かを判断し、 前記再生時間の方が長ければ、蓄積部に蓄積されている
当該プレビューを再生するとともに、少なくとも前記経
過時間よりも長いコンテンツを一時記憶できる一時記憶
部を用いて、当該ペイパービューコンテンツを受信して
一時記憶部に記憶しつつ、一時記憶部に記憶した当該ペ
イパービューコンテンツを再生する。 - 【請求項16】請求項1〜15のいずれかの装置、プロ
グラムまたは記録媒体において、 前記制御部は、プレビューを視聴した使用者によるペイ
パービューコンテンツに対する購入指令を受けると、以
下の処理を行うことを特徴とするもの:当該購入の時に
おいて、現在、当該ペイパービューコンテンツの送信が
行われているか否かを、受信した番組情報に基づいて判
断し、 現在、送信が行われていなければ、当該ペイパービュー
コンテンツの購入指令を記憶しておき、 番組情報が更新されるごとに、購入指令を記憶したペイ
パービューコンテンツの送信予定があるか否かを判断
し、送信予定があれば、その旨の表示出力を行う。 - 【請求項17】請求項1〜16のいずれかの装置、プロ
グラムまたは記録媒体において、 コンテンツ提供者装置と通信回線を介して通信を行うた
めの通信部をさらに備え、 前記制御部は、プレビューを視聴した使用者によるペイ
パービューコンテンツに対する購入指令を受けると、以
下の処理を行うことを特徴とするもの:当該購入の時に
おいて、現在、当該ペイパービューコンテンツの送信が
行われているか否かを、受信した番組情報に基づいて判
断し、 現在、送信が行われていなければ、当該ペイパービュー
コンテンツの購入指令を、通信部により、コンテンツ提
供者装置に送信するよう制御する。 - 【請求項18】請求項1〜17のいずれかの装置、プロ
グラムまたは記録媒体において、 前記制御部は、受信した番組情報を復元する際に、部分
コンテンツを蓄積部に蓄積したコンテンツを、他のコン
テンツと区別可能に表示するように表示出力を行うこと
を特徴とするもの。 - 【請求項19】請求項1〜18のいずれかの装置、プロ
グラムまたは記録媒体において、 前記蓄積制御部は、蓄積部に新たな部分コンテンツを蓄
積できなくなった場合、最も古く蓄積を行った部分コン
テンツから削除して、蓄積可能とすることを特徴とする
もの。 - 【請求項20】請求項1〜18のいずれかの装置、プロ
グラムまたは記録媒体において、 前記蓄積制御部は、蓄積部に新たな部分コンテンツを蓄
積できなくなった場合、受信した番組情報に基づいて、
現在送信されていないコンテンツの部分コンテンツを見
出し、当該部分コンテンツを削除して、新たな部分コン
テンツを蓄積可能とすることを特徴とするもの。 - 【請求項21】請求項1〜18のいずれかの装置、プロ
グラムまたは記録媒体において、 前記蓄積制御部は、蓄積部に新たな部分コンテンツを蓄
積できなくなった場合、既に再生された部分コンテンツ
を削除して、新たな部分コンテンツを蓄積可能とするこ
とを特徴とするもの。 - 【請求項22】請求項1〜18のいずれかの装置、プロ
グラムまたは記録媒体において、 前記蓄積制御部は、蓄積部に新たな部分コンテンツを蓄
積できなくなった場合、使用者の指令に応じて既に再生
されたコンテンツに対応する部分コンテンツを削除し
て、新たな部分コンテンツを蓄積可能とすることを特徴
とするもの。 - 【請求項23】請求項1〜22のいずれかの装置、プロ
グラムまたは記録媒体において、 前記制御部は、蓄積した部分コンテンツを再生している
際に、当該部分コンテンツに対応するコンテンツが現在
受信できるか否かを判断し、受信できれば当該コンテン
ツを一時的に記録することを特徴とするもの。 - 【請求項24】請求項23の装置、プログラムまたは記
録媒体において、 前記制御部は、蓄積した部分コンテンツを再生している
際に、当該部分コンテンツに対応するコンテンツに対し
ての使用者からの購入要求を受けると、前記一時的に記
録しておいたコンテンツを用いて、受信しているコンテ
ンツの不足部分を補うことを特徴とするもの。 - 【請求項25】請求項24の装置、プログラムまたは記
録媒体において、 前記制御部は、さらに、蓄積した部分コンテンツも併せ
て用いて、受信しているコンテンツの不足部分を補うこ
とを特徴とするもの。 - 【請求項26】請求項24または25の装置、プログラ
ムまたは記録媒体において、 バッファを用意して、当該バッファに一時的に記録した
コンテンツまたは蓄積した部分コンテンツまたはその双
方を一時的に記憶し、 当該バッファに記憶された内容を読み出して再生した
後、当該再生した内容を削除するとともに、当該バッフ
ァに受信したコンテンツを追加して記憶することによっ
て、コンテンツの不足部分を補いつつ再生することを特
徴とするもの。 - 【請求項27】請求項1〜26のいずれかの装置、プロ
グラムまたは記録媒体において、 前記部分コンテンツは、ペイパービューコンテンツのプ
レビューであることを特徴とするもの。 - 【請求項28】請求項27の装置、プログラムまたは記
録媒体において、 前記制御部の蓄積制御部は、送信されてきたコンテンツ
のうち、プレビュー可能なペイパービューコンテンツを
選択して、プレビューを蓄積することを特徴とするも
の。 - 【請求項29】請求項28の装置、プログラムまたは記
録媒体において、 前記蓄積制御部は、受信したECMの内容および、EC
Mを鍵再生部に送信した結果として有効な鍵が返送され
てきたことの双方に基づいて、プレビュー可能なペイパ
ービューコンテンツであるか否かを判断することを特徴
とするもの。 - 【請求項30】請求項28または29の装置、プログラ
ムまたは記録媒体において、 前記蓄積制御部は、プレビュー可能なペイパービューコ
ンテンツを選択してリストを生成した後、当該リストに
基づいて、プレビューの蓄積を行うことを特徴とするも
の。 - 【請求項31】請求項1〜30のいずれかの装置、プロ
グラムまたは記録媒体において、 前記蓄積制御部は、使用者からの蓄積要求を受けると、
蓄積要求の対象となっているコンテンツの容量と、蓄積
部の残容量とに基づいて、当該コンテンツの蓄積に支障
がないかどうかを判断し、少なくとも支障があると判断
した場合にはその旨を出力することを特徴とするもの。 - 【請求項32】請求項31の装置、プログラムまたは記
録媒体において、 前記蓄積制御部は、コンテンツの単位時間当たりの送信
容量情報と、当該コンテンツの時間長とに基づいて、コ
ンテンツ蓄積に必要な容量を予測することを特徴とする
もの。 - 【請求項33】請求項31の装置、プログラムまたは記
録媒体において、 前記蓄積制御部は、当該コンテンツの部分コンテンツの
時間長と必要容量、および当該コンテンツの時間長とに
基づいて、当該コンテンツ蓄積に必要な容量を予測する
ことを特徴とするもの。 - 【請求項34】請求項31〜33のいずれかの装置、プ
ログラム、または記録媒体において、 前記蓄積制御部は、前記部分コンテンツの蓄積の際に、
予め各コンテンツの容量を記録するようにしており、当
該記録内容に基づいて、各コンテンツの容量を取得する
ことを特徴とするもの。 - 【請求項35】請求項34の装置、プログラム、または
記録媒体において、 前記蓄積制御部は、蓄積要求の対象となっているコンテ
ンツの蓄積に支障があると判断した場合、予め記録して
おいた各コンテンツの容量に基づいて、蓄積可能な他の
コンテンツを蓄積候補として出力することを特徴とする
もの。 - 【請求項36】請求項31〜35のいずれかの装置、プ
ログラムまたは記録媒体において、 前記蓄積制御部は、蓄積要求の対象となっているコンテ
ンツの蓄積に支障があると判断した場合、圧縮率を変更
すれば当該コンテンツを蓄積できるか否かをさらに判断
し、蓄積可能となる圧縮率を見いだした場合には、当該
圧縮率を出力することを特徴とするもの。 - 【請求項37】請求項31〜35のいすれかの装置、プ
ログラムまたは記録媒体において、 前記蓄積制御部は、蓄積要求の対象となっているコンテ
ンツの蓄積に支障があると判断した場合、要約的蓄積を
行えば当該コンテンツを蓄積できるか否かをさらに判断
し、要約的蓄積によって蓄積が可能であると判断した場
合には、その旨を出力することを特徴とするもの。 - 【請求項38】コンテンツの一部を部分コンテンツとし
て視聴することのできる受信装置であって、 部分コンテンツを視聴した履歴およびコンテンツを視聴
した履歴を記録または外部に送信する制御部を備えた受
信装置。 - 【請求項39】送信されてきたコンテンツを受信して蓄
積し、蓄積したコンテンツを復元して出力する受信装置
であって、 使用者の指令した条件に合致するコンテンツの部分コン
テンツを選択して蓄積するとともに、前記使用者による
部分コンテンツ蓄積条件を記録または外部に送信するよ
う制御する制御部を備えた受信装置。 - 【請求項40】請求項39の受信装置において、 前記制御部は、蓄積された部分コンテンツを視聴する指
令を使用者が与えた履歴も記録または外部に送信するよ
う制御することを特徴とするもの。 - 【請求項41】請求項39または40の受信装置におい
て、 前記制御部は、受信したコンテンツを視聴または蓄積す
る指令、または蓄積されたコンテンツを視聴する指令を
使用者が与えた履歴も記録または外部に送信するよう制
御することを特徴とするもの。 - 【請求項42】請求項38〜41のいずれかの受信装置
において、 前記制御部は、一旦記録した履歴または条件を送信装置
側に送信することを特徴とするもの。 - 【請求項43】受信装置における電子番組表の表示方法
であって、 プレビュー視聴が可能であるか否かを、各有料番組に対
して表示するようにしたことを特徴とする電子番組の表
示方法。 - 【請求項44】請求項43の電子番組表の表示方法であ
って、 少なくとも前記各有料番組に対して、蓄積に必要な容量
を表示するようにしたことを特徴とするもの。 - 【請求項45】受信側は、送信側から送信されてきたコ
ンテンツのプレビューを予め蓄積しておき、 プレビューの再生が必要なときに、当該蓄積しておいた
プレビューを再生することを特徴とする受信方法。 - 【請求項46】受信側は、送信側から送信されてきたコ
ンテンツのプレビューを予め蓄積しておき、 使用者が蓄積したプレビューに基づいてコンテンツ購入
を指令した時において、現在、当該ペイパービューコン
テンツの放送が行われているか否かを、受信した番組情
報に基づいて判断し、 現在、放送が行われていなければ、当該ペイパービュー
コンテンツの購入指令を、送信側に送り、 送信側は、複数の受信側からのペイパービューコンテン
ツの購入指令を受け、当該購入指令の量に基づいて、当
該ペイパービューコンテンツの再放送を行うか否かを決
定することを特徴とするコンテンツ放送管理方法。
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JP2004248284A (ja) * | 2003-02-12 | 2004-09-02 | Irdeto Access Bv | 複数のプログラムトランスポートストリームのデスクランブリングを制御する方法、受信器システム、および、携帯用安全装置 |
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JP2006514500A (ja) * | 2003-04-07 | 2006-04-27 | エスケーテレコム カンパニー リミテッド | マルチメディアコンテンツの製作伝送方法及びそのシステム |
US7904928B2 (en) | 2003-05-09 | 2011-03-08 | Sony Corporation | Content delivery system, content delivery apparatus, content recording and reproduction apparatus and content recording and reproduction method, and computer program |
JP2011055210A (ja) * | 2009-09-01 | 2011-03-17 | Fujitsu Ltd | 受信装置、及びその使用方法 |
-
2002
- 2002-02-20 JP JP2002042723A patent/JP4203940B2/ja not_active Expired - Fee Related
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